JP2002503314A - 燃料噴射弁 - Google Patents

燃料噴射弁

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ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、燃料噴射弁であって、弁座(27)の下流側に渦流円板(30)が設けられており、該渦流円板(30)が、少なくとも1つの金属製の材料から成っていて、渦流室(68)に開口する少なくとも2つの渦流通路(66)を有しており、すべての層(60,61,62)が、電気メッキによる金属堆積(多層電気メッキ)を用いて互いに直接堅固に固定されて連続的に形成されていることを特徴とする。そして渦流円板(30)は、その面垂線が弁長手方向軸線(8)に対して0°から偏倚する角度をもって斜めに傾けられて延びており、その結果渦流円板(30)の方向付けによって弁長手方向軸線(8)に対して噴流角度γが得られるように、弁に組み込まれている。本発明による燃料噴射弁は特に、混合気圧縮型火花点火式内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射するために適している。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料噴射弁 従来技術 本発明は請求項1の上位概念部に記載の形式の燃料噴射弁に関する。 ドイツ連邦共和国特許第3943005号明細書に既に開示された電磁作動式 の燃料噴射弁では、弁座領域に複数の円板状のエレメントが配置されている。電 磁回路の励磁時に、扁平可動子として機能するフラットな弁プレートは、該弁プ レートと共働しかつ該弁プレートに向かい合って位置していて弁プレートと一緒 にプレート弁部分を形成する弁座プレートから持ち上げられる。弁座プレートの 上流には渦流エレメントが配置されており、この渦流エレメントは弁座に向かっ て流れる燃料に円形の回転運動を加える。弁座プレートとは反対側における弁プ レートの軸方向運動距離は、ストッパプレートによって制限されている。弁プレ ートは大きな遊びをもって渦流エレメントによって取り囲まれており、したがっ て弁プレートのある程度の案内は渦流エレメントが引き受けている。渦流エレメ ントにはその下側の端面に、接線方向に延びる複数の溝が設けられており、これ らの溝は外周部から中央の渦流室にまで達している。渦流エレメントがその下側 の端面で弁座プレートに接触していることによって、溝は渦流通路として働く。 国際公開第96/11335号明細書に基づいて公知の燃料噴射弁では、その 下流側の端部に、複数の円板から成っていて渦流形成機能を備えた霧化アダプタ (Zerstaeubungsvorsatz)が配置されている。この霧化アダプタは、弁座保持体 に取り付けられた円板状のガイドエレメント及び弁座の下流側において、同様に 弁座保持体に設けられており、この場合付加的な支持エレメントは霧化アダプタ を規定のポジションに保つ。霧化アダプタは2つもしくは4つの円板から形成さ れており、この場合個々の円板はステンレス鋼又はシリコンから製造されている 。相応に円板における開口ジオメトリの製造時には、浸食(Erodieren)、打抜き 又はエッチングのような汎用の加工方法が使用される。霧化アダプタの個々の円 板は、別々に製造され、個々に製造された後で所望の円板数に相応して、同じ大 きさのすべての円板が、完全な霧化アダプタを形成するために互いに積み重ねら れる。霧化アダプタは弁長手方向軸線に対して垂直に延びており、つまりこの場 合霧化アダプタは水平であり、その結果噴射は弁長手方向軸線に沿って行われる 。 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19607288号明細書には、特に燃料噴 射弁において使用するのに適した孔付円板を製造するための多層電気メッキにつ いて記載されている。この場合の円板製造の製造原理では、異なった構造体(St ruktur)を複数回の電気メッキによる金属析出もしくは金属堆積によって形成し て、一体の円板を設けるようになっている。この場合に行われる複数の平面もし くは層におけるマイクロ電気メッキによる金属堆積は、ここで使用されかつ本発 明に基づいて取り付けられる霧化円板を製造するためにも使用される。 発明の利点 請求項1の特徴部分に記載のように構成された本発明による燃料噴射弁には、 次のような利点がある。すなわち本発明による燃料噴射弁によって、噴射される 燃料の極めて高い霧化品質と、その都度の必要性(例えば組付け条件、エンジン 構成、シリンダ形状、点火プラグ位置)に合わせられた極めて可変に形成可能な 噴流形状もしくはスプレ形状とが得られる。その結果、燃料噴射弁内に斜めに組 み付けられた霧化円板を使用することによって、特に、相応な燃料噴射弁を備え た内燃機関の排ガス放出が減じられ、さらに燃料消費の低減が達成される。 霧化円板を斜めに組み付けることによって、例えば特別な例えばエンジン固有 の噴流パターン及びスプレ形状を生ぜしめることが可能であり、このことは、内 燃機関のシリンダ内に直接噴射する燃料噴射弁の使用時に、特に有利である。弁 長手方向軸線に対して角度 γをもって傾けられたスプレ又は噴流(中空円錐又は中実円錐のパターン、全周 にわたって多くの又はわずかな垂れ下がり部分(Straehnenanteil)を有するパタ ーン、全周にわたって均一配分又は不均一配分を有するパターン、調節可能な垂 れ下がり成分(Straehnenkomponent)を備えた非回転対称的な(扁平)噴流パタ ーン)を簡単に形成することは、本発明による燃料噴射弁の極めて重要な利点で ある。 請求項1に記載の燃料噴射弁の別の有利な構成は、請求項2以下に記載されて いる。 本発明の特に有利な構成では、霧化円板が渦流円板の形で形成されている。こ の場合渦流円板が多層電気メッキを用いて製造されていると、特に有利である。 渦流円板が金属製であることに基づいて、渦流円板は、破損を確実に防止されて 、良好に組付け可能である。多層電気メッキを使用することによって、極めて大 きな構成の自由度が得られる。それというのはこの場合、渦流円板における開口 領域(流入領域、渦流通路、渦流室、流出開口)の輪郭が自由に選択可能だから である。このフレキシブルな形状付与は特に、結晶軸線に基づいて得られる輪郭 が厳密に所定されている(円錐台形)シリコン円板に比べて、極めて有利である 。 金属の析出もしくは堆積は、特にシリコン円板の製造に比べて、材料の多様性 が極めて大きいという利点 を有している。種々異なった磁気特性及び硬度を備えた様々な金属を、渦流円板 の製造のために使用されるマイクロ電気メッキの際に使用することができる。様 々な金属の種々異なった硬度は、特に有利な形式で、シール作用のある材料領域 が得られるように利用することができる。 金属堆積のために3回の電気メッキステップを行うことによって、3つの層か ら成る渦流円板を構成すると、特に有利である。この場合上流側の層はカバー層 であり、このカバー層は、真ん中の渦流形成層の渦流室を完全に覆っている。渦 流形成層は単数又は複数の材料領域から形成され、この材料領域はその輪郭付与 及びジオメトリ的な相対位置に基づいて、渦流室及び渦流通路の輪郭を所定する 。電気メッキプロセスによって個々の層は分割箇所又は接合箇所なしに連続的に 形成され、その結果個々の層は連続的に均一な材料から形成される。この場合「 層」というのは仮想の補助手段と理解される。 有利には、渦流円板には2つ、3つ、4つ又は6つの渦流通路が設けられてい る。材料領域は渦流通路の所望の輪郭付与に応じて、極めて様々な形状、例えば ウェブ状又は渦巻き形状を有することができる。有利な形式で、渦流室、カバー 層及び流出開口の輪郭もフレキシブルに形成可能である。 静的な流量の調節が、特定の開口ジオメトリの選択 により渦流円板によって行われるのに対して、本来の噴流もしくはスプレの開口 角度は、渦流円板の斜めの組付けによって、斜め噴射を得るための弁長手方向軸 線に対するスプレ角度γと支持エレメントとによって、調節される。 一般的にガソリン直接噴射の場合にはエンジン運転時に、燃焼室に突入してい る燃料噴射弁の下流側の先端がガソリンの沈積によってコークス化するという問 題が生じる。燃焼室に突入している従来公知の噴射弁ではしたがって、その耐用 寿命にわたって、スプレパラメータ(例えば静的な流量、噴流角度)に対して不 都合な影響が与えられるおそれが存在しており、これは噴射弁の故障の原因とな り得る。多層電気メッキによる霧化円板を、ニッケル又はニッケル-コバルト製 の燃料噴射弁の下流側端部に挿入することによって、この領域におけるコークス 化が効果的に阻止される。適宜な材料としては、酸化コバルト、酸化ニッケル及 びこれらの金属の合金の酸化物が挙げられる。このような材料から霧化円板を構 成することによって、煤粒子が触媒反応して完全燃焼し、炭素粒子の沈積が回避 される。触媒反応は、貴金属Ru、Rh、Pd、Os、Ir及びPtもしくはこ れらの金属の合金又はその他の金属によっても生ぜしめられる。 傾斜組付けは、特に、複数の金属薄板から成る霧化円板特に渦流円板のために 適している。 その他の利点については、実施例の記載においてさらに詳しく述べる。 図面 次に図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。 第1図は、本発明による燃料噴射弁を示す断面図、 第2図は、燃料噴射弁内に斜めに組み込まれる多層電気メッキ渦流円板を上か ら見た平面図、 第3図は、下流側の弁端部の第1実施例を示す図であって、第2図のIII− III線に沿った断面図、 第4図は、下流側の弁端部の第2実施例を示す図であって、第2図のIV−I V線に沿った断面図、 第5図は、下流側の弁端部の第3実施例を示す図でであって、第2図のV−V 線に沿った断面図、 第6図は、下流側の弁端部の第4実施例を示す図、 第7図は、下流側の弁端部の第5実施例を示す図、 第8図は、下流側の弁端部の第6実施例を示す図、 第9図は、下流側の弁端部の第7実施例を示す図である。 実施例の記載 第1図に例示された、混合気圧縮型火花点火式内燃機関の燃料噴射装置用の噴 射弁の形をした電磁作動式の弁は、マグネットコイル1によって少なくとも部分 的に取り囲まれていて磁気回路の内極として働く管状の、ほぼ中空円筒形のコア 2を有している。燃料噴射 弁は、内燃機関の燃焼室内に燃料を直接噴射する高圧噴射弁として特に適してい る。 プラスチック製の例えば段付けされたコイル体3は、マグネットコイル1の巻 成体を受容しており、コア2と、マグネットコイル1によって部分的に取り囲ま れていてL字形横断面を有する非磁性のリング状の中間部分4との関連において 、マグネットコイル1の領域における噴射弁の特にコンパクトで短い構造を可能 にしている。 コア2には、弁長手方向軸線8に沿って延在する連続した長手方向開口7が設 けられている。磁気回路のコア2はまた燃料流入管片としても働き、この場合長 手方向開口7は燃料供給通路を形成している。マグネットコイル1の上において コア2には、金属製(例えばフェライト製)の外側のケーシング部分14が堅固 に結合されており、このケーシング部分14は外極もしくは外側のガイドエレメ ントとして磁気回路を閉鎖し、かつマグネットコイル1を少なくとも周方向にお いて完全に取り囲んでいる。コア2の長手方向開口7には流入側に燃料フィルタ 15が設けられており、この燃料フィルタ15は、寸法に基づいて噴射弁内にお ける閉塞又は損傷の原因となり得るような燃料成分をフィルタ除去するために、 働く。燃料フィルタ15は例えばプレス嵌めによってコア2内に固定されている 。 コア2はケーシング部分14と共に、燃料噴射弁の流入側端部を形成しており 、この場合上側のケーシング部分14は例えば軸方向で下流に向かって真っ直ぐ にさらにマグネットコイル1を越えて延びている。上側のケーシング部分14に は、密にかつ堅固に、下側の管状のケーシング部分18が接続されており、この ケーシング部分18は例えば、可動子19と棒状の弁ニードル20とから成る軸 方向可動な弁部分と、長く延びる弁座保持体21とを取り囲んでいるもしくは受 容している。可動の弁部分はしかしながら例えば、可動子を組み込まれた平らな 円板の形を有していてもよい。両方のケーシング部分14,18は例えば環状の 溶接シームによって互いに堅固に結合されている。 第1図に示された実施例では、下側のケーシング部分18とほぼ管状の弁座保 持体21とは螺合によって互いに堅固に結合されている。しかしながらまた接合 方法として、溶接、ろう接又は縁曲げを使用することも同様に可能である。ケー シング部分18と弁座保持体21との間におけるシールは、例えばシールリング 22を用いて行われる。弁座保持体21はその全軸方向長さにわたって、内部に 貫通開口24を有しており、この貫通開口24は弁長手方向軸線8に対して同心 的に延びている。 燃料噴射弁全体の下流側における閉鎖部をも同時に形成している下端部25で 、弁座保持体21は、貫通 開口24内にプレス嵌めされた円板状の弁座エレメント26を取り囲んでおり、 この弁座エレメント26は、下流に向かって円錐台形状に先細になる弁座面27 を有している。貫通開口24には、例えばほぼ円形横断面を有する棒状の弁ニー ドル20が配置されており、この弁ニードル20はその下流側端部に弁閉鎖区分 28を有している。例えば円錐形に先細になるこの弁閉鎖区分28は公知の形式 で、弁座エレメント26に設けられた弁座面27と共働する。 弁座面27の下流には、弁座エレメント26の凹設部54内に、本発明に基づ いて斜めに組み付けられた霧化円板(Zerstaeuberscheibe)30が続き、この霧 化円板は図示の実施例ではそのジオメトリ及びその特殊な作用形式に基づいて渦 流円板と呼ばれている。斜めに組み付けるという表現は次のことを意味している 。すなわちこの場合霧化円板30は、弁長手方向軸線8に対して0°の変位角で 延びている垂線面もしくは基準面(Flaechennormale)を有しているので、霧化 円板30の方向付けによって弁長手方向軸線8に対して噴流角度γが得られる。 渦流円板30は例えば多層電気メッキ(Multilayergalvanik)を用いて製造さ れており、例えば連続的に析出もしくは堆積(abscheiden)された3つの金属層 を有している。凹設部54にはさらに、渦流円板30に後置された別の支持エレ メント31が設けられてい る。 噴射弁の操作は例えば公知のように電磁式に行われる。弁ニードル20の軸方 向運動のため、ひいては、コア2の長手方向開口7内に配置された戻しばね33 のばね力に抗した、噴射弁の開放もしくは閉鎖のために、マグネットコイル1と コア2とケーシング部分14,18と可動子19とを備えた電磁回路が働く。可 動子19は、弁ニードル20の、弁閉鎖区分28とは反対側の端部と例えば溶接 シームによって結合されていて、コア2に向けられている。弁ニードル20をそ の軸方向運動中に弁長手方向軸線8に沿って可動子19と共に案内するために、 弁座保持体21の、可動子19に向けられた端部に設けられた案内開口34と、 弁座エレメント26の上流側に配置されていて寸法正確な案内開口36を備えた 円板状のガイドエレメント35とが働く。可動子19はその軸方向運動中に中間 部材4によって取り囲まれている。 電磁回路の代わりに、例えばピエゾスタック(Piezostack)のような励磁可能 な他のアクチュエータを、比較可能な燃料噴射弁において使用することも可能で あり、もしくは軸方向可動の弁部分の操作を液圧又はサーボ圧によって行うこと も可能である。 コア2の長手方向開口7に押し込まれた、プレス嵌めされた又はねじ込まれた 調節スリーブ38は、センタリング部材39を介してその上流側で調節スリーブ 38に接触している戻しばね33のばねプレロード(Federvorspannung)を調節す るために働く。戻しばね33は反対側で可動子19に支持されている。可動子1 9には、単数又は複数の孔に似た流れ通路40が設けられており、このもしくは これらの流れ通路40を通って燃料は、コア2における長手方向開口7から、流 れ通路40の下流において弁座保持体21の案内開口34の近傍に形成された接 続通路41を介して、貫通開口24内にまで達することができる。 弁ニードル20の行程は弁座エレメント26の組付け位置によって所定される 。弁ニードル20の一方の終端位置は、マグネットコイル1の消磁時に、弁座エ レメント26の弁座面27における弁閉鎖区分28の接触によって決定されてお り、これに対して弁ニードル20の他方の終端位置は、マグネットコイル1の励 磁時に、コア2の下流側の端面における可動子19の接触によって生ぜしめられ る。後者のストッパ領域における構成部材の表面は例えばクロームメッキされて いる。 マグネットコイル1の電気的な接触接続ひいてはマグネットコイルの励磁は、 コンタクトエレメント43を介して行われ、このコンタクトエレメント43はさ らにコイル体3の外側に、該コンタクトエレメント43を取り囲むプラスチック 射出成形部44を備えている。プラスチック射出成形部44は燃料噴射弁の別の 構成部材(例えばケーシング部分14,18)にわたって延在していてもよい。 プラスチック射出成形部44からは電気的な接続ケーブル45が延びており、こ の接続ケーブル45を介してマグネットコイル1への給電が行われる。プラスチ ック射出成形部44は、この領域において中断された上側のケーシング部分を貫 いて延びている。 案内開口34の下流において弁座保持体21の貫通開口24は、例えば2度段 付けされて構成されている。第1の段部49は、例えばコイルばねである圧縮ば ね50のための支持面として働く。第2の段部51によって、2つの円板状のエ レメント35,26のための増大された組付け室が得られる。弁ニードル20を 取り囲む圧縮ばね50は、ガイドエレメント35を弁座保持体21において緊締 している。それというのは圧縮ばね50は、段部49とは反対の側でガイドエレ メント35を押圧するからである。弁座面27の下流側において弁座エレメント 26には流出開口53が設けられており、この流出開口53を通って、弁開放時 に弁座面27に沿って流れる燃料が貫流し、これによって燃料は次いで渦流円板 30及び支持エレメント31に流入することができる。支持エレメント31が例 えば溶接又は接着を用いて弁座エレメント26と堅固に結合されているのに対し て、渦流円板30は凹設部54内において緊締もしくはクランプされている。そ れというのは支持エレメント31が渦流円板30を下から支持するからである。 第1図に示された渦流円板30の固定形態は単に簡略化されて示されており、種 々様々な固定可能性のうちの1つに過ぎず、その他の固定可能性の例は第3図〜 第9図に示されている。支持エレメント31には、中央の流出開口56が形成さ れており、この流出開口56を通って、今や渦流をもつ(drallbehaftet)燃料が 燃料噴射弁から噴射される。 第2図には、無数に可能なジオメトリのうちの1つのジオメトリをもつ渦流円 板30が1例として平面図で示されている。このような渦流円板30は一体的な 構成部材である。それというのは個々の層は極めて連続的に堆積されるものであ り、後で初めて積み重ねるものではないからである。渦流円板30の層は次々と 電気メッキによって析出もしくは堆積されるので、後続層は電気メッキによる固 着(galvanische Haftung)に基づいて、その下に位置する層と堅固に結合され る。 渦流円板30は電気メッキによって連続的に堆積される3つの平面もしくは層 から形成されるので、これらの平面もしくは層は、組み込まれた状態において流 れ方向に連続している。渦流円板30のこれら3つの層は以下においてその機能 に相応して、カバー層60、渦流形成層61及び底部層62と呼ぶ。上側のカバ ー層60は、下側の底部層62よりも小さな外径を備えて形成されている。この ように構成されていることによって、燃料はカバー層60の外側を通過して流れ 、そして妨げられることなく、中央の渦流形成層61における例えば4つの渦流 通路66の外側の流入領域65に流入することが保証される。渦流円板30は、 3つよりも多数の層をもって形成されることも可能であり、この場合上に述べた 層60,61,62の構造はこのような場合でも比較可能な形式の外観を有して いるが、しかしながら例えばカバー層60の上にさらに第4の構造層(図示せず )が成長させられており、この第4の構造層は特定の組付け条件のため及び擦過 流に基づく理由から有利な場合がある。 上側のカバー層60は閉鎖された金属層であり、この金属層は貫流のための開 口領域を有していない。渦流形成層61にはそれに対して複雑な開口輪郭が設け られており、この開口輪郭はこの層61の全軸方向厚さにわたって延びている。 この中央の層61の開口輪郭は、内側の例えば円形の渦流室68と、該渦流室6 8に開口する複数の渦流通路66とから形成される。渦流通路66が渦流室68 に接線方向で開口することによって、燃料には回転インパルスが強く加えられ、 この回転インパルスは、下側の底部層62の中央における円形の流出開口69に おいても維持される。流出開口69の直径は例えば、その直ぐ上に位置している 渦流室68の開口幅よりも著しく小さい。これによって渦流室68において生じ た渦流強さはさら強められる。そして遠心力によって燃料は中空円錐形状に噴射 される。 渦流室68及び渦流通路66の輪郭は、渦流形成層61の材料領域61’によ って所定される。材料領域61’はそれぞれウェブ状にかつ渦流円板30の外縁 部から間隔をおいて形成されている。4つの材料領域61’はそれぞれ隣接配置 された材料領域61’に対してほぼ垂直に位置しており、かつ互いに規定の間隔 をおいて、カバー層60によって覆われる渦流通路66を形成している。渦流室 68を半径方向において制限する、材料領域61’の端部70は、例えばスコッ プ形(schaufelfoermig)に丸く面取りされており、その結果既に材料領域61’ の輪郭が噴射される燃料の渦流形成のために働き、円形の渦流室68が形成され ている。材料領域61’の、内側端部70とは反対側の端部71は、例えばその 外輪郭において同様に丸く面取りされ、かつまた例えば拡大されている。これに よって接合直径(Fuegedurchmesser)が所定され、この接合直径によって渦流円 板30は簡単な形式で、例えば凹設部54に挿入可能及び固定可能である(第3 図〜第5図参照)。 渦流円板は複数の金属層において電気メッキによる析出もしくは堆積によって 形成される(多層電気メッ キ)。ディープリソグラフィ(Tiefenlithographie)による電気メッキ技術的な 製造に基づいて、輪郭付与において特別な特徴が得られる。以下においてはその うちの幾つかを短く列挙する: −円板面にわたってコンスタントな厚さを備えた層、 −ディープリソグラフィによる構造形成によって得られる、層におけるほぼ垂直 な切り込み、これらの切り込みはそれぞれ貫流される中空室を形成する(最適に 垂直な壁に対して製造技術的な条件により約3°の偏差の生じることがある)、 −個々に構造形成された金属層の多層構造による、所望のアンダカット及び切り 込みのオーバラップ、 −ほぼ軸平行な壁を有する任意の横断面形状を備えた切り込み、 −個々の金属堆積が連続的に行われることに基づく、渦流円板の一体的な構成。 以下の段落においては、渦流円板30の製造方法について簡単に述べる。孔付 円板を製造するための電気メッキによる金属堆積(galvanische Metallabscheid ung)の方法ステップ全体は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第1960728 8号明細書に記載されている。フォトリソグラフィ式のステップ(UVを使った ディープリソグラフィ)と後続のマイクロ電気メッキ(Mikrogalvanik)とを順次 使用する方法にとって特徴的なことは、大面積の尺度においても構造形成の高い 精 度が保証されていることであり、その結果この方法は、極めて多くの個数の大量 生産(高いバッチ性能)のために理想的に使用することができる。1つの使用又 はウェハにおいて多数の渦流円板を同時に製造することが可能である。 方法の出発点は、例えば金属(チタン、鋼)、シリコーン、ガラス又はセラミ ックスから成る平らで安定性の基板である。基板には任意にまず初めに少なくと も1つの補助層が被着される。この補助層は、例えば、後で行われるマイクロ電 気メッキのための導電のために必要になる電気メッキスタート層(例えばTiC uTi、CrCuCr、Ni)である。補助層の被着は、例えばスパッタリング 又は無電流の金属堆積によって行われる。基板に対するこの前処理の後で、補助 層にはフォトレジスト(フォトラック)が全面的に、例えばローラ又は遠心力を 用いて塗布される。 フォトレジストの厚さはこの場合、後で行われる電気メッキプロセスにおいて 実現されるべき金属層の厚さに相当していることが望ましく、つまり渦流円板3 0の下側の底部層62の厚さに相当していることが望ましい。レジスト層はフォ ト構造形成可能(fotostrukturierbar)なシート又は液体レジスト(ポリイミド 、フォトラック)の単数又は複数の層から成っていることができる。任意に1つ の犠牲層が、後に生ぜしめられるラック構造体(Lackstrucktur)に電気メッキさ れることが望まれている場合には、フォトレジストの厚さは犠牲層の厚さだけ増 大されねばならない。実現される金属構造体はフォトリソグラフのマスクを用い てフォトレジストにおいて逆に伝達されることが望ましい。フォトレジストを直 接マスクを介してUV露光(プリント配線板露光機(Leiterplattenbelichter) 又は半導体露光機(Halbleiterbelichter))を用いて露光することが可能であり (UVを使ったディープリソグラフィ)、次いで成長させることができる。 最後にフォトレジストにおいて存在する、渦流円板30の後の層62のための ネガティブ構造(Negativstruktur)は、電気メッキによって金属(例えばNi 、NiCo、NiFe、NiW、Cu)を満たされる(金属堆積)。金属は電気 メッキによってネガティブ構造の輪郭に緊密に接触し、その結果所与の輪郭が形 状そのままに金属において再現される。渦流円板30の構造を実現するために、 ステップは補助層の任意の被着後に、所望の層の数に相応して繰り返す必要があ り、その結果3層の渦流円板30では3つの電気メッキステップが行われる。渦 流円板30の層のために、異なった金属を使用することも可能であり、これらは 金属はしかしながら、その都度新たな電気メッキステップにおいてしか使用する ことができない。 渦流円板30のカバー層60の製造時に金属は、導電性の材料領域61’と、 渦流通路66及び渦流室6 8の領域における非導電性のフォトレジストとに堆積される。そのためにスター ト層金属が、先行する中央の層61のレジストに被着される。上側のカバー層6 0の堆積後に残っているフォトレジストは金属構造体から、湿式化学的な除去( nasschemisches Strippen)によって剥離される。不活性化された(passiviert )滑らかな基板では、渦流円板30は基板から解離されて個別化される。渦流円 板30との間に良好な固着性を有する基板では、犠牲層が選択的にエッチング除 去されて基板と渦流円板30とが形成され、これによって渦流円板30は基板か ら持ち上げられ、かつ個別化されることができる。 第3図〜第9図には本発明のように構成された、斜めに取り付けられた渦流円 板30を備えた弁端部の7つの異なった実施例が示されており、この場合弁端部 の基本的な構造は、第1図に示された下流側の弁端部に相当している。 弁長手方向軸線8に対して斜めに傾けられて設けられかつ段付けされて形成さ れた、弁座エレメント26の凹設部54内には、渦流円板39と支持エレメント 31とが配置されており、この場合支持エレメント31は第3図の実施例ではそ の下側端面80が、弁座エレメント26の下側端面81と同一平面に位置してお り、これによってまた弁座保持体21と一緒に、燃料噴射弁全体の下流側の閉鎖 部が形成されている。支持 エレメント31と弁座エレメント26との堅固な結合は例えば、レーザを用いて 生ぜしめられるリング状に環状の溶接シーム82によって実現される。 渦流円板30は支持エレメント31の、弁座面27に向けられた上側の端面8 3に載設されており、この場合渦流円板30は他方ではその下側の底部層62で 、凹設部54の段部86において不動の状態にもたらされている。凹設部54が 段部86の上側領域において、渦流円板30の材料領域61’の接合直径に相当 する直径を有していることによって、渦流円板30は凹設部54にぴったりと挿 入可能である。渦流円板30の滑ることを阻止するために、支持エレメント31 は渦流円板30を弁座面27に向かって凹設部54の段部86に押圧している。 支持エレメント31は、凹設部54の開口直径にほぼ相当する外径を有している 。凹設部54は例えば、穿孔、切削、浸食(Erodieren)又は圧刻(Praegen)に よって形成される。 流出開口56の直径は例えば、渦流円板30の流出開口69の直径よりもわず かしか大きくない。静的な流量は渦流円板30の流出開口69によって決定され るのに対して、流出開口56の直径は特に、噴射されるスプレの拡開角度に影響 を与える。 ガソリン直接噴射(Benzindirekteinspritzung)のためには例えば、燃料室に 直接取り付けられる特定の取付け条件に基づいて、弁長手方向軸線8に対して斜 めに傾けられたスプレを噴射する噴射弁が有利である。この場合例えば、中空円 錐全周にわたって均一な分布形式を備えていて可能な限り回転対称的な、渦流を もつ中空円錐スプレが、生ぜしめられると有利である。このような構成を実現す るための可能な変化実施例は、第3図〜第9図に示されている。すべての実施例 において共通なことは次のことである。すなわち第3図〜第9図に示された実施 例では、渦流円板30は弁長手方向軸線に対して斜めに傾けられて取り付けられ ており、その結果流出開口69は斜めの噴射方向を与え、この斜めの噴射方向は 、支持エレメント31の同様に斜めに傾けられて延びる流出開口56においても 維持される。したがって流出開口56は、下側の端面において中心から外れた箇 所において終わっており、この場合流出開口56の傾斜が弁長手方向軸線8に対 する全スプレの噴流角度を規定する。噴流の方向付けは矢印及びγで示されてお り、この場合γは弁長手方向軸線8に対するスプレの角度を意味する。 第4図以下に示された別の実施例においても、第3図に示された実施例と同一 もしくは同じ作用を有する部材には同一符号が付けられており、このような部材 に対する説明は省く。以下においては個々の実施例における相違点及び特殊性に ついて詳しく説明する。 第4図に示された弁端部は主として別の支持エレメント31によって特徴付け られている。この場合円筒 形に形成された支持エレメント31は下流側において凹設部54から、弁座エレ メント26の下側端面81を越えて突出している。溶接シーム82は支持エレメ ント31の傾斜に基づいて支持エレメント31の周囲に、一度端面80から端面 83の近傍まで延び、そして戻っており、全体として楕円形に延びている。 第5図には短縮されて形成された支持エレメント31が示されており、この支 持エレメント31は下流側に向かって円錐形に拡大する流出開口56を有してい る。支持エレメント31は完全に凹設部54内に設けられている。支持エレメン ト31は一部の領域においてしか弁座エレメント26の下側端面81のところま で延びていない。円形に述べる溶接シーム82を設けるために、凹設部54は端 面81に向かって切欠き87を備えた大きな全周領域にわたってより大きく形成 されている。溶接シーム82は端面81に沿って延びているのではなく、凹設部 54もしくは支持エレメント31の傾斜に相応してリング状に存在している。燃 焼室の条件に関連して組込み可能性は選択され、この場合可能な限り弁先端のコ ークス化(Verkokung)の回避されることが望ましい。 第6図及び第7図に示された別の取付け原理では、弁端部に付加的な受容エレ メント89が使用されている。弁座エレメント26は流出開口53の下流側に凹 設部54を有していない。そして弁座エレメント26 自体が、受容エレメント89における内部の開口90内に、シールリング91を 用いて密につまりシール作用をもって挿入されており、かつ例えばレーザ溶接、 プレス嵌め、締まり嵌め(Einschrumpfen)、硬ろうろう接、拡散ろう接又はマ グネット変形(Magnetumformen)を用いて固定されており、この場合弁座エレメ ント26はその下側端面81で段部92に支持されている。下流方向で見て開口 90は段部92に達するまで円筒形にかつ弁長手方向軸線8に対して回転対称的 に延びており、これに対して開口90は段部92の下流側において弁長手方向軸 線8に対して斜めに傾けられて延びている。開口90のこの下側区分は、渦流円 板30を受容するために働く。既に述べた実施例と異なり、この渦流円板30は 、両方の下側の層61,62が渦流円板30の外側の接合直径を所定するように 形成されており、その結果両下側層61,62は受容エレメント89の開口90 内にぴったりと接触する。受容エレメント89と弁座保持体21とは例えば環状 の溶接シーム94を用いて堅固に結合されている。弁座エレメント26は弁座ニ ードル20を案内する働きをも有しているので、ガイドエレメント35を省くこ とができる。 両実施例において受容エレメント89は、弁長手方向軸線8に対して斜めに傾 けられた下側端面95を有している。この端面95と、支持エレメント31の下 側端面80とは同一平面に位置しており、この場合固定は端面80,95の領域 において溶接シーム82を用いて行われる(第6図)。第7図に示された実施例 では支持エレメント31が省かれている。例えば円錐形の流出開口56はこの場 合受容エレメント89に直接設けられている。開口90の傾けられた下側の区分 には段部92の後ろに別の段部96が形成されており、この段部96に渦流円板 30が載設され、これによって下からの支持が省かれている。しかしながら弁座 エレメント26の下側端面81と、渦流円板30、特に真ん中の層61の外側制 限部との間には、管状のスペーサスリーブ98が挿入されており、これによって 渦流円板30が正確に位置決めされている。第6図の実施例では渦流円板30が 下から挿入されるのに対して、第7図の実施例では上からの組付けが行われる。 第8図に示された実施例では、渦流円板30は弁座27の下流に設けられた球 形部材100の開口99内に配置されている。球形部材100のためには例えば 、ボールベアリング製造された金属球を使用することができ、この金属球は中心 を穿孔されている。開口99はこの場合、渦流円板30が載せられる段部102 が形成されるように、成形されている。次に組付け経過について簡単に述べると 、まず初め流入側において球は平面研削される。平面研削された平面103の面 垂線(Flaechennormale)つまり平面103に対して垂 直な面は、球形部材100に形成された開口99の軸線に対して角度γだけ傾け られている。球形部材100は円板状の支持エレメント31内に挿入され、この 支持エレメント31は、下流側に向かって円錐形に先細になる受容開口104を 有している。球形部分100と受容開口104を備えた支持エレメント31との 公差(Toleranz)は、平面研削された平面103が球形部材100にまでプレス 嵌めされていない場合にわずかに支持エレメント31から突出するように、設計 されている。 支持エレメント31は挿入された球形部材100と一緒に、弁座保持体21内 に押し込まれる。この際に球形部材100の平面103は、下方から平らに弁座 エレメント26の下側端面81に向かって押圧される。弁座エレメント26に向 かって支持エレメント31を軸方向で押圧することによって球形部材100は、 平らな平面103と弁座エレメント26側の支持エレメント31と正確に同一平 面を成すように、受容開口104内に押し込まれる。弁座エレメント26と支持 エレメント31との間には、必要なシール性を得るために例えば扁平パッキンが 挿入されるか又は接着剤が塗布される。支持エレメント31と弁座保持体21と の堅固の結合は、リング状の溶接シーム82によって達成される。 第9図には、斜めに組み込まれた渦流円板30と備 えた弁端部の第7実施例が示されており、この実施例は特に、渦流円板30に流 出開口56を備えた付加的な構成部材が後置されていないことによって特徴付け られている。そしてこの実施例では燃焼室への直接噴射は渦流円板30によって 行われる。そのために渦流円板は4層に構成されており、この場合渦流円板30 の厚さの主要部分は、下側の底部層62’によって生ぜしめられており、この底 部層62’は下流方向においてさらに流出開口69を備えた底部層62に接続さ れている。下側の底部層62’はある程度噴射孔円板もしくは既に述べた支持エ レメント31の働きを引き受けている。それというのは、噴射孔状に形成された 流出開口56がさらに渦流円板30の下側の底部層62’に設けられているから である。固定形式に関してこの実施例は第6図に示された実施例と比較可能であ り、この場合渦流円板30の固定は、ここでは同様に傾けられた下側の端面10 5を有する弁座保持体21に直接的に行うことができる。 上に詳しく述べた特に有利な渦流円板30の他に、霧化円板の他の構成を使用 することも可能であり、例えば流入部と流出部とがずらされていてこれによって いわゆるS字形の流れ(S-Schlag)を生ぜしめるような霧化円板であって、金属 製の多層電気メッキ円板として又は金属薄板積層円板として製造された円板や又 はシリコンから製造された円板が可能であり、さらに また、弁長手方向軸線8に対して斜めに傾けられて燃料噴射弁内に打ち抜かれた 噴射孔円板を使用することも可能である。さらに既に述べた多層の霧化円板の他 に、単層の孔付円板も燃料噴射弁における斜めの組付けのために適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー コーチック ドイツ連邦共和国 D―96049 バンベル ク ミットレラー カウルベルク 42 (72)発明者 ギュンター ダンテス ドイツ連邦共和国 D―71735 エーバー ディンゲン カールシュトラーセ 20 (72)発明者 デトレフ ノヴァク ドイツ連邦共和国 D―74199 ウンター グルッペンバッハ カピスハルデ 16 (72)発明者 イェルク ハイゼ ドイツ連邦共和国 D―71706 マルクグ レーニンゲン アイヒェンヴェーク 15 (72)発明者 アルベルト シュターッケ ドイツ連邦共和国 D―71711 シュタイ ンハイム ホーフシュタットヴェーク 46 (72)発明者 ミヒャエル クラスキー ドイツ連邦共和国 D―71723 グロスボ ットヴァー グレーナーシュトラーセ 16

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 内燃機関の燃料噴射装置用の燃料噴射弁、特に内燃機関の燃焼室内に燃料を 直接噴射するための燃料噴射弁であって、弁長手方向軸線(8)と、弁の開閉の ために、弁座エレメント(26)に形成された固定の弁座(27)と共働する可 動の弁部分(20)を操作するためのアクチュエータ(1,2,14,18,1 9)と、さらに弁座(27)の下流側に配置された霧化円板(30)とが設けら れている形式のものにおいて、霧化円板(30)が、弁長手方向軸線(8)に対 して0°から偏倚する角度をもって斜めに傾けられて延びる面垂線を有しており 、その結果霧化円板(30)の方向付けによって弁長手方向軸線(8)に対して 噴流角度γが得られることを特徴とする燃料噴射弁。 2. 霧化円板が、1つの渦流室(68)と該渦流室に開口する少なくとも2つの 渦流通路(66)とを備えた渦流円板(30)として形成されている、請求項1 記載の燃料噴射弁。 3. 霧化円板が、流入部(65)と流出部(69)とがずらされたS字型円板と して形成されている、請求項1記載の燃料噴射弁。 4. 霧化円板(30)が多層であり、霧化円板(30)の層が、電気メッキによ る金属堆積(多層電気メ ッキ)を用いて互いに直接堅固に固定されて連続的に形成されている、請求項1 から請求項3までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。 5. 霧化円板(30)が、少なくとも2つの金属薄板層が連続的に形成されてい ることによって、多層に構成されている、請求項1から4までのいずれか1項記 載の燃料噴射弁。 6. 霧化円板(30)が弁座エレメント(26)の凹設部(54)内に配置され ている、請求項1から5までのいずれか1項記載の燃料噴射弁。 7. 霧化円板(30)が支持エレメント(31)を用いて凹設部(54)に固定 されている、請求項6記載の燃料噴射弁。 8. 霧化円板(30)が弁座エレメント(26)の下流側において受容エレメン ト(89)の開口(90)内に配置されている、請求項1から5までのいずれか 1項記載の燃料噴射弁。 9. 霧化円板(30)が支持エレメント(31)又はスペーサスリーブ(98) を用いて開口(90)内に固定されている、請求項8記載の燃料噴射弁。 10.霧化円板(30)が、弁座エレメント(26)の下流側において球形部材( 100)の開口(99)内に配置されている、請求項1から5までのいずれか1 項記載の燃料噴射弁。 11.球形部材(100)が、支持エレメント(31) の円錐形の受容開口(104)内にプレス嵌めされている、請求項10記載の燃 料噴射弁。 12.霧化円板が、噴射孔円板(62’)と組み合わせられて渦流円板(30)と して構成されている、請求項2記載の燃料噴射弁。 13.弁座エレメント(26)が、レーザ溶接、プレス嵌め、締まり嵌め、硬ろう ろう接、拡散ろう接、接着又はマグネット変形を用いて、受容エレメント(21 ,89)内に固定されている、請求項1から12までのいずれか1項記載の燃料 噴射弁。
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