JP2002502106A - 高パルス速度発火源 - Google Patents

高パルス速度発火源

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JP2002502106A
JP2002502106A JP2000514058A JP2000514058A JP2002502106A JP 2002502106 A JP2002502106 A JP 2002502106A JP 2000514058 A JP2000514058 A JP 2000514058A JP 2000514058 A JP2000514058 A JP 2000514058A JP 2002502106 A JP2002502106 A JP 2002502106A
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ラポポート,ウィリアム・ロス
パパネスター,ポール・アレグザンダー
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Abstract

(57)【要約】 1kHzを超えるパルス速度で作動する高パルス速度点火装置は、ガスタービン・エンジン内で混合燃料を点火させる。この装置は、駆動エレクトロニクスと、磁気媒体として強磁性非晶質金属細片を利用する環状巻コア・コイルアセンブリとを備える。それにより誘導蓄積装置が作成され、この蓄積装置により急速な電圧上昇、高ピーク電流、パルス速度を、従来の発火源をはるかに超えて上昇させる急速な帯電、および放電周期が可能となる。このような特性により、装置は汚れのひどいスパークプラグを容易に駆動できるようになる。エレクトロニクスおよびコア・コイルは、従来の点火装置に比べ、大幅に製造コストが削減される。点火はほぼ瞬時に行われる。この装置はコスト的に有利にディーゼルエンジンにおいてグロープラグに代わって使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 1.発明の分野 本発明は、ディーゼル、天然ガスまたはその代替燃料で作動するガスタービン
・エンジン、および立上げ発火源を要するディーゼルエンジン用の火花点火装置
に関する。
【0002】 2.従来技術の説明 現在、ハイブリッド電気自動車、発電で使用されるような動力生成用ガスター
ビン・エンジンでは、点火困難な低揮発性燃料が使われており、そのため非常に
高いエネルギー火花点火装置が必要とされる。一般的な高エネルギー点火装置と
しては、アビオニクス産業において、補助動力装置(APU)用に使われる装置
が挙げられる。これら装置の中には、厳しい排出物質浄化要件を有するものがあ
る。これら要件を満たすことができるのは、排気装置を通して過度の未燃燃料が
放出される前に、エンジンをスタートさせるための非常に高いエネルギー発火源
が提供されたときのみである。ディーゼルエンジンでは、燃焼を開始するため、
グロープラグが必要である。この場合、グロープラグ先端が、一般に大量の電流
(各プラグ毎−8アンペア)を消費し、起動時間の長い温度>2000°Fに加 熱される。
【0003】 エンジン点火不良が起きると、有害な排気物質が増える。燃焼室において、ス
パークプラグ・インシュレータが十分に加熱されず、コールドスタートが多数行
われる場合、インシュレータ付着の原因となり、点火不良となってしまう。導電
性すすが存在すると、点火で利用できる電圧上昇が減少する。電圧を極めて急速
に上昇する火花点火変圧器を使えば、すす付着による点火不良を最小限に止める
ことが可能となる。
【0004】 点火に必要な火花点火性能を達成し、同時にスパークプラグすす付着によるエ
ンジン点火不良が起きるのを減少するため、火花点火変圧器では、そのコア材が
、所定の特性を有する必要がある。このようなコア材は、高い透磁率を有し、作
動中に磁気飽和を起こすことなく、磁気損失も低いものでなくてはならない。こ
れら必要な特性が組み合わさり、利用できる適当なコア材が大幅に制限されてし
まう。コア材として使用可能なものには、ケイ素鋼、フェライト、鉄系非晶質金
属が含まれる。ユーティリティ変圧器コアで通常使われる従来のケイ素鋼は、安
価であるが、その磁気損失が高すぎる。磁気損失がより低く、厚さがより薄いゲ
ージシリコン鋼では、コスト高になりすぎる。フェライトも安価であるが、その
飽和誘導は通常0.5Tより低く、コアの磁気誘導が0に近づくキュリー温度は
、ほぼ200℃である。この温度は、火花点火変圧器の上作動温度が、一般に1
80℃程度であるため、低すぎる。鉄系非晶質金属の場合、磁気損失は低いが、
飽和誘導は高く、1.5Tを超える。だが、透磁率に関しては、比較的高い率を
示す。火花点火変圧器に適切なレベルの透磁率を達成可能な鉄系非晶質金属が、
必要である。この材を使うことにより、出力仕様、および物理的寸法の要件を満
たす環状デザインコイルを構成することが可能である。現在の自動車点火装置に
おいて、スパークプラグに対して、十分なエネルギーが生成され、供給されては
いない。これらの装置では、電圧上昇時間が遅すぎ、また出力インピーダンスが
高すぎるため、プラグが汚れ、点火装置の負荷が低下してしまう。これら点火装
置におけるパルス速度は、コイルの帯電、放電に限られる。一般に、およそ11
0Hzの最大パルス速度において、帯電時間は5.5ミリ秒、放電時間は4.5
ミリ秒である。一般的自動車点火装置からのピークスパーク電流は、約100ミ
リアンペアである。この電流値は、ほとんどの自動車に適用する場合十分である
が、起動用に適用する場合、その強度スパークが弱くなってしまう。自動車点火
コイルの高出力インピーダンス、および実線抵抗のため、バッテリ生成のエネル
ギーの多くが、実際のスパークにではなく、コイル、スパークプラグ内に投入さ
れる。一般的ソレノイドE、またはCコア巻線の二次インダクタンスは非常に高
く、高い実線抵抗と共に、ピーク電力供給を減少させる。代替技術として、容量
性放電方式(CD)等があるが、コンデンサを400〜600Vの値まで帯電す
るには、DC−DC電圧コンバータに頼らなければならない。このコンデンサで
は、スパークにエネルギーを供給するパルス変圧器型コイルを通して、放電が行
われる。高パルス速度点火装置を作動させるに十分な電力を有するDC−DCコ
ンバータを設置するには、相当なコストがかかる。アビオニクス点火装置等のハ
イブリッド型装置では、スパーク内に非常に高いエネルギー(500ミリジュー
ル)が投入可能であるが、一般に、電力消費の問題のため10Hz以下で作動し
、またDC−DCコンバータも含む。
【0005】 発明の要約 本発明によると、磁気コア・コイルアセンブリ(およびエレクトロニクス)が
提供される。この磁気コア・コイルアセンブリは、電圧を急速に上昇させ(20
0〜500ナノ秒)、低出力インピーダンス(30〜100オーム)を有し、高
(>25kV)開路電圧を生成し、スパーク(0.4〜1.5アンペア)を通し て流れる高ピーク電流を供給し、帯電時間が急速で(12V源を使い―100マ
イクロ秒)、放電時間が急速で(―150マイクロ秒)、また一般にパルス毎6
〜12ミリジュールのスパークでエネルギーを供給するものである。12Vバッ
テリ源からの作動は、単一ショットでのレートが4Khzの範囲までの簡単なエ
レクトロニクスを使用し、容易に達成される。コア・コイルアセンブリは、実際
には、5Vを超えるものであれば、いかなる電圧を使っても作動可能である。こ
のような代替電圧でのコア・コイルアセンブリでは、利用できる電圧源に応じ、
帯電時間の延長・短縮が行われる。この形態のエレクトロニクス装置出力は、表 面ギャッププラグ(アビオニクス火花点火装置では一般的)、従来のJギャップ
・スパークプラグ、またはデリバティブを通して供給され、その結果局部加熱能
力を有する高電力点火源が生じる。高パルス速度・アークが、本質的に瞬時の局 部加熱源として作用し、ある適用ではグロープラグに代わって使用できる費用効
果のあるものである。
【0006】 一般に、前記のように、磁気コア・コイルは、強磁性非晶質金属合金よりなる
磁気コアを備える。コア・コイルアセンブリには、低電圧励起用単一一次コイル
と、高電圧出力用二次コイルが設置される。また、アセンブリには、複数のコア
サブアセンブリよりなる二次コイルも設置される。この複数のコアサブアセンブ
リは、一次コイル内で電流が流れ、コア材内の磁界にエネルギーが蓄積される時
間に、共通の一次コイルを介し同時に通電される。コイルサブアセンブリは、通
電されると、二次電圧を生成するよう構成される。すなはち、サブアセンブリが
通電される期間に、一次電流が急速に遮断され、コア内で磁界崩壊を引き起こす
。したがって、二次電圧は、二次巻線を横切って誘導される。これら二次電圧は
、追加的なものであり、スパークプラグに送られる。磁気コア・コイルアセンブ リは、強磁性非晶質金属合金製の磁気コアを備える。この磁気コアでは、コア材
の透磁率のため、一次、二次巻線数がより少なく、磁気損失も低くなる。このよ
うに構成されるコア・コイルアセンブリでは、二次コイルの励起に続く短い期間
内に、その二次コイルで高電圧を生成する能力が与えられる。
【0007】 より詳細には、コアは、低コア損失、および約100〜500範囲の透磁率を
示す非晶質強磁性材よりなる。このような磁気特性は、特にプラグの急速点火に
適している。すす付着による点火不良も最小に止められる。さらに、コイルから
プラグへのエネルギー転送は、効率よく実行され、その結果排出後コア内に残る
エネルギーは極わずかである。環状デザインの低二次抵抗(<100オーム)に より、エネルギーの大部分が、二次線でなく、スパーク内で消散されるようにな
る。多重環状アセンブリが構成され、これにより、サブアセンブリのインダクタ
ンス、およびその磁気特性により規制される共通一次コイルを介し、サブアセン
ブリでのエネルギー蓄積が可能となる。急速に上昇する二次電圧は、一次電流が
急速に低下するとき誘導される。サブアセンブリ環状部を横切る個々の二次電圧
は、装置の総磁束変化に基づき、サブアセンブリごとに上昇、合算される。その
結果、数種のサブアセンブリ・ユニットが組み合わされ、融通性を有する構成が
提供される。サブアセンブリ・ユニットは、既存の環状コイル巻上げ技術を使い
巻かれ、物理的寸法が重大な要素となる場合、優れた性能を発揮する単一アセン
ブリが作成される。好適実施例では、前記より小さなコア・コイルアセンブリの
多重スタック構成と同様の出力特徴を有する単一の、より大きい環状巻コア・コ
イルが使用される。各ユニットは、前記の方法で作動する。
【0008】 駆動エレクトロニクスは、電源(一般にバッテリ)、ピーク電流供給器として
の低等価直列抵抗(ESR)コンデンサ、統合ゲートバイポーラ・トランジスタ
(IGBT)等のスイッチよりなる。IGBT等のスイッチは、一次コイルを通
って電流が流れるようONされ(短絡状態)、その後OFFとなり(開放状態)
、それにより出力を生成する二次巻線上への電圧を含め、コア内での磁界崩壊の
原因となる一次コイルを通る電流フローが急速に減少する。適当な時間にスイッ
チのON・OFFを行うには、ドライバが必要であり、またパルス速度の設定に
は発振器が必要である。磁界確立後いつスイッチを開放すべきかの決定には、タ
イミング回路が必要である。
【0009】 好ましい実施例の説明 図1において、電源バッテリ52から、点火エレクトロニクス51に電力が供
給される。ワイヤ53により、コア・コイルアセンブリ54に低電圧信号が搬送
される。ワイヤ対53は、同軸状のワイヤセットとすることもできる。コア・コ
イルアセンブリ54は、図4に示す実施例であるが、図3に示す実施例とするこ
ともできる。コア・コイルアセンブリ54は、次の2ヶ所のいずれかに配置可能
である。点火エレクトロニクス51等との中間点。この場合、ワイヤ53により
、スパークプラグ55に高電圧信号が搬送できる。別のコア・コイルアセンブリ
位置は、点火エレクトロニクス51とスパークプラグ55間である。この位置で
は、ワイヤ53は、点火エレクトロニクス51側には低電圧を、スパークプラグ
55側には高電圧を搬送する役割を果たす。図1に示すスパークプラグ55は、
Jギャップであるが、表面ギャッププラグ、またはJギャップデリバティブとし
てもよい。点火領域は、容器56に封入され、ガスタービン・エンジン用ディー
ゼルシリンダ、または一般的燃焼器ケースを表す。図1は、本発明が利用される
方法を説明するものである。
【0010】 図3において、コア・コイルアセンブリ60は、絶縁カップ55内に収容され
、強磁性非晶質金属合金よりなる磁気コア10を備える。環状体には、100〜
400回巻かれた二次巻線50と共に、3〜10本の一次巻線36が巻回される
。高電圧出力を考慮し、一次、二次巻線間には十分なスペースが与えられる。一
般に、二次巻線は、スパークプラグの中心電極に供給される電圧が負となるよう
配置される。一次巻線36は、スイッチが閉じられると、一次巻線36を通る電
流から生じる低電圧励起を有する。これにより、エネルギーを蓄積する強磁性非
晶質金属合金10内に、磁界が発生する。スイッチを開放すると、強磁性非晶質
金属合金10内磁界が崩壊し、それにより二次巻線50を横切り高電圧が誘発さ
れる。図2において、エネルギー蓄積コンデンサが、一般に、12Vバッテリに
より、電圧Vccに帯電される。発振器、タイミング回路は、次の制御を行う。
(i)IGBTスイッチが閉じられる時間長、(ii)スイッチをいつ閉じるべ
き か、(iii)装置のパルス速度。タイミング信号でIGBTドライバがONに
なり 、次にIGBTスイッチが閉じられる。これにより、電流が、コンデンサからコ
ア・コイルアセンブリを通り、またIGBTを通って流れることが許される。コ
ア・コイルアセンブリを通って流れる電流により、エネルギーを蓄積する強磁性
非晶質金属環状体内に磁界が誘発される。一般に、一次巻線を通る電流値は、5
0〜150マイクロ秒あたり、20〜50アンペアの範囲である。次に、タイミ
ング回路は、IGBTドライバを通してIGBTを開放し、電流が急速に低下す
る(一般に<1マイクロ秒)。この急速な電流低下により、コア・コイルの二次 巻線上の高電圧を含め、コア・コイル内に磁界崩壊が起きる。電圧上昇率は、一
般に、二次巻線を横切り2、3百ナノ秒である。磁気コア10は、鉄系合金を含
み、高磁気誘導を有する非晶質金属をベースとしている。2つの基本的コア10
形態が、使用に適している。これらば、ギャップ付き、ギャップ無しの形態であ
り、それぞれコア10と称する。図4aに示すギャップ付きコアは、磁気連続経
路に不連続磁気部を有する。ギャップ付きコア10の一例として、通常空隙とし
て知られる小さなスリットを有する環状形磁気コアが挙げられる。ギャップ付き
構成は、必要な透磁性が、巻回されたときのコア自身の透磁性よりかなり低いと
き好適である。磁気経路の空隙部により、全体の透磁性が減少する。図4bに示
すギャップ無しコアは、空隙コアと同様の透磁性を有するが、物理的に連続して
おり、一般に環状磁気コアで見出されるのと同様の構造を有する。内部に均一分
散される空隙が明らかに存在するギャップ無しコア10は、「分散ギャップコア
」と称される。ギャップ付き、ギャップ無しデザインの両方とも、図4に示す該
コア・コイルアセンブリ34デザイン、および図3のコア・コイルアセンブリ6
0内で機能し、有効透磁性が必要範囲内であれば相互交換可能である。ギャップ
無しコア10は、例示目的で選んだが、本発明は、ここに記載するモジュラーデ
ザインで実施されるように、ギャップ無しコア材を使うことに限定されるわけで
なない。
【0011】 コア・コイルアセンブリの別の実施例では、コア・コイルアセンブリが前記図
2に示すのとほぼ同様のドライバエレクトロニクスにより駆動されるものである
。このアセンブリは、本明細書で参照として引用する同時継続米国出願08−6
39498で開示されたものである。
【0012】 図4において、磁気コア・コイルアセンブリ34は、強磁性非晶質金属合金製
の磁気コア10を備える。このコア・コイルアセンブリ34は、単一一次コイル
36と二次コイル20を有する。一次コイル36は、低電圧励起用であり、二次
コイル20は、高電圧出力用の直列連結コアサブアセンブリ22、18、16の
二次コイルよりなる。コア・コイルアセンブリ34の形成で採用されるコア・コ
イルサブアセンブリ22、18、16は、共通の一次コイル36を介し同時に通
電される。コア・コイルサブアセンブリ32は、通電されると、スパークプラグ
に送られる追加の二次電圧を生成するよう構成される。前記のように構成される
コア・コイルアセンブリ34では、二次コイル20の励起に続く短時間で、二次
コイル20(複数の直列ワイヤ接続コア・コイルアセンブリ32を有する組合せ
二次巻線14よりなる)内に高電圧を生成する能力を与えられる。一般に、二次
コイルは、スパークプラグの中心電極に供給される電圧が負となるよう配置され
る。
【0013】 磁気コア10は、鉄系合金を含み、高磁気誘導を有する非晶質金属をベースと
する。2つの基本的形態のコア10が、本発明の使用では適している。これらは
、ギャップ付き、ギャップ無しの形態であり、ここではそれぞれコア10と称す
る。図4aに示すギャップ付きコアは、磁気連続経路内に不連続磁気部を有する
。このようなコア10の一例としては、通常空隙として知られる小さなスリット
を有する環状形磁気コアが挙げられる。ギャップ付き構成は、必要な透磁性が、
巻回されるときのコア自身の透磁性よりかなり低い場合好適である。磁気経路の
空隙部により、全体の透磁性が減少する。図4bに示すギャップ無しコアは、空
隙付きコアと同様の透磁性を有するが、物理的に連続しており、一般に環状磁気
コア内で見出されるのと同様の構造を有する。内部に均一分散される空隙が明ら
かに存在するギャップ無しコア10は、「分散ギャップコア」と称する。ギャッ
プ付き、ギャップ無しデザインは両方とも、図4のコア・コイルアセンブリ34
、図3のコア・コイルアセンブリ内で機能し、有効透磁性が必要範囲内であれば
相互交換可能である。ギャップ無しコア10は、例示目的で選んだが、本発明は
、ここで記載するモジュラーデザインで実施するように、ギャップ無しコア材に
限られるわけでない。
【0014】 ギャップ無しコア10は、鉄合金系非晶質金属製であり、コア透磁性が、およ
そ1kHzの周波数で測定されるような100〜800間になるように処理され
る。うず電流損失の減少によりギャップ無しコアの効率を向上するため、より短
いシリンダが巻かれ、処理され、端から端までスタックされ、それにより区分化
コアと称する所望量の磁気コアが得られる。分散ギャップコアからの漏れ磁束が
、ギャップ付きコアからの漏れ磁束よりずっと少なく、周囲への好ましくない無
線周波数干渉がより少なくなる。さらに、ギャップ無しコア連携の閉磁気経路の
ため、信号対騒音比が、ギャップ付きコアより大きくなる。これにより、ギャッ
プ無しコアは、低電磁干渉(EMI)放出が重要となる場合、特に好適である。
火花点火用としての、10kVより大きい二次巻線20での出力電圧は、一次巻
線36のアンペア回数が60以下であり、二次巻線20では110〜160の回
数であるギャップ無しコア10により達成される。ここで使用するように、用語
「アンペア回数」は、一次巻線をなす回数により乗算されるアンペアにおける電
流値を意味する。前記60アンペア回数等の値は、4回数一次巻線で、電流が一
次巻線で干渉を受ける時、一次巻線には15アンペアの電流が流れることを意味
する。一般に、一次巻線干渉でのOFF時間は、1マイクロ秒程度である。
【0015】 図3に示す形態のデザインは、<120アンペア回数で得られる25kV超の 開路出力を有する。前記例示のコアは、直角シリンダ内に巻かれる非晶質金属リ
ボンを備えていた。この直角シリンダは、0.54のID、1.06のODを有
し、高さが1.0、重量がおよそ55gである。本発明の実施を成功させるには
、この例での特定寸法に直接準じることは必要条件ではない。入出力要件に応じ
、存在するデザインスペースは大きく変わる。
【0016】 最終構築後、直角シリンダにより、環状体のコアが形成された。コアとワイヤ
間の絶縁は、環状体の巻を容易にする巻形態も兼ねる高温抵抗成形可能プラスチ
ックの使用を通して達成された。微細ゲージワイヤ(およそ36ゲージ)を使い
、所請二次巻回数100〜400で巻回が行われた。コイルの出力電圧は2kV
を超え、つまり二次巻回数300に対して、80V範囲内の巻回ごとの電圧のた
め、重大となる程度までワイヤは重複することはなかった。最良の性能を発揮す
るコイルは、環状体のおよそ300°にまたがり均一間隔に配置されたワイヤを
有していた。残りの60°は、一次巻線で使われた。
【0017】 図4に示す別の構成は、図3の元の構成をより小さな構成要素レベルの構造に
分解したものである。この構造では、既存のコイル巻取機を使い、構成要素を機
械的に巻くことができる。原則的には、図4の構成では、処理可能なサイズの同
じ非晶質金属合金材でコア部を作成し、利用される。これは、絶縁体カップ12
を形成することにより達成される。絶縁体カップ12により、コア10のカップ
内挿入が可能となり、サブアセンブリ30が、環状体32に形態で巻かれるコア
として処理される。必要な二次巻線回数は、もとのデザインと同じである。最終
的アセンブリ34は、所望の出力特徴を達成するため、十分な数(1つ以上)の
前記構造32有するスタックを備える。他の各環状ユニット32は、サブアセン
ブリ間の電気接続を容易にするため、対向巻とする必要がある。これにより、出
力電圧の追加が可能となる。
【0018】 図4に示す実施例の一般的構造34は、1本の出力ワイヤが最終コイルアセン
ブリ34出力として作用する、反時計回り(ccw)巻の第1環状ユニット16
を備える。第2環状ユニット18は、時計回り(cw)に巻かれ、十分な絶縁を
提供するためのスペーサ28を介し、第1環状ユニット16上にスタックされる
。第2環状ユニット18の底部リード42は、第1環状ユニット16の上部リー
ド40(残りのリード)に取り付けらられる。次の環状ユニット22は、ccw
に巻かれ、絶縁用スペーサ28を介し、前記2つの環状ユニット16、18上に
スタックされる。第3環状ユニットの下部リード46は、第2環状ユニットの上
部リード44に接続される。環状ユニット32の総数は、デザイン判断規準、お
よび物理的サイズ要件により決定される。最終上部リード26により、コア・コ
イルアセンブリ34の他出力が形成される。一般に、リード24は、スパークプ
ラグの中心電極に接続され、リード26により、構造34の電流帰路が提供され
る間、負電位に設定される。構造34のリード24端は、一般に、スパークプラ
グ上に配置され、スパークプラグの中心電極に接続されるため、ここでは底部と
称する。構造34のリード26端は、一次ワイヤ36が接近できる場所に配置さ
れるため、構造上部と称する。これら環状ユニット32の二次巻線14は、環状
体の360°全体のおよそ300°が覆われるよう、個々に巻かれる。環状ユニ
ット32は、各勘定ユニット32の開60°が垂直整合されるよう、スタックさ
れる。共通一次巻線36は、このコア・コイルアセンブリ34を通して巻かれる
。この構成は、ここではスタッカ構成を称する。
【0019】 元のコイルデザイン回りにおける電圧分配は、1回目が0電圧、最終回が全電
圧となる種類に類似している。この電圧分配は、実際にはコイル構造の全高にま
たがっている。一次巻線二次巻線から分離され、巻かれた環状体の60°自由領
域の中央に配置される。これらの線は、一次巻線上における低電圧駆動条件によ
り、本質的に低電位に設定される。最も高い電圧応力は、高電圧出力と一次巻線
、二次巻線から二次巻線、二次巻線からコアにおける最も接近した点で起きる。
最高電界応力点は、環状体内部の長さ下方に位置し、コイル内側上部、低部で電
界が強化される。スタッカ構成の電圧分配は、少し異なる。各個別のコア・コイ
ル環状ユニット32は、同種形態の分配だが、コア・コイルアセンブリのスタッ
ク分配は、個別の環状ユニット32数により分割される。コア・コイルアセンブ
リ34スタックに環状ユニット32が3つある場合、低部環状ユニット16につ
いては、Vリード24〜2/3Vリード40の範囲であり、電圧変化は、リード
24のVからリード40の2/3Vまでの二次巻線にまたがりほぼ直線となる。
第2環状ユニット18については、2/3Vリード42〜1/3Vリード44の
範囲であり、電圧変化は、リード42の2/3Vからリード44の1/3Vまで
の二次巻線にまたがりほぼ直線である。上部環状ユニットについては、1/3V
リード46〜0Vリード26の範囲であり、電圧変化は、リード26の0Vが規
準となるリード46の1/3Vからリード26の0Vまでの二次巻線にまたがり
ほぼ直線である。この構成により、高電圧応力領域が減少し、Vは、一般に負と
なる。これは、1サブアセンブリから次のサブアセンブリへの段階的電圧分配と
称する。
【0020】 出力電圧波形は、端パルス成分(一般に、立上り時間100〜500nsで、
1〜3マイクロ秒持続)と、ずっと長い低レベル出力成分(一般に、100〜1
50マイクロ秒持続)を有する。スタッカ構成での電圧分配は異なり、より高い
電圧部を、接地構成に応じ、コア・コイルアセンブリ34上部、または低部に配
置することができる。スタッカ構成の利点は、高電圧部のスパークプラグへの配
置において、そのスパークプラグ奥深くに適切に設置可能となることである。コ
ア・コイルアセンブリ34上部での電圧は、3スタックユニットに対してほんの
1/3Vで最大となる。
【0021】 鉄系非晶質金属よりなる磁気コアを作成した。この金属は、鋳造状態で1・5
Tを超える飽和誘導を有する。コアは、シリンダ高が約15.6mm、外径、内
径がそれぞれ約17mm、12mmの円筒形とした。これらのコアに対して、外
部電界をなんら加えることなく熱処理を行った。図4は、3つのスタック式コア
・コイルアセンブリ34ユニットの構成を示す、手順ガイドライン図である。コ ア10を、高温プラスチック絶縁体カップ12内に挿入した。ユニット30のい
くつかは、二次巻線14を形成する銅線を110〜160回巻く環状巻取機を使
い、cw機械巻とした。いくつかは、ccwであった。第1環状ユニット16(
低部)については、装置出力リードとして作用する下部リード24を使い、cc
w巻とした。第2環状ユニット18については、cw巻とし、その下部リード2
4は、下部環状ユニット16の上部リード40に接続した。第3環状リード22
については、ccw巻とし、その下部リード46は、第2環状リード18の上部
リード44に接続した。第3環状ユニット22の上部リード26は、接地リード
の役割を果たした。環状ユニット16、18、22間のプラスチックスペーサ2
8は、電圧離隔絶縁器の役割を果たした。環状ユニット32の巻無し領域は、垂
直整合とした。共通一次巻線36については、空領域でのコア・コイルアセンブ
リ34スタックを通して巻かれた。このコア・コイルアセンブリ34は、リード
用孔を有する高温プラスチックハウジングに収容された。次に、該アセンブリに
対して、孔電圧誘電統一性のため、許容ポッティング化合物での真空鋳造を行っ
た。
【0022】 ポッティング材としては、他多くの種類がある。ポッティング化合物の基本的
要件は、次の通りである。十分な絶縁耐力を有すること、構造内の他全ての材に
よく固着すること、循環、温度、衝撃、振動の厳しい環境要件に耐える能力があ
ることである。また、ポッティング化合物が、低誘電率、低損失タンジェントを
有することが望ましい。ハウジング材は、射出成形可能、かつ低廉であり、低誘
電率、低タンジェントを有し、ポッティング化合物と同じ環境条件に耐えるもの
でなければならない。
【0023】 一次コイル36に電流を供給すると、約25〜100マイクロ秒内で、最大(
限定するわけではないが)60アンペアまで急速に上昇した。図5は、一次電流
が、所定のピークアンペア回数で急速に遮断されるとき達成された出力を示す図
である。変化時間は、一般に、一次交換機上の電圧が12Vで<120マイクロ 秒であった。この時点で、一次巻線36を通る電流フローが干渉を受け、その結
果、サブアセンブリ組合せ二次巻線32を横切り、電圧が急速に上昇した。多く
のサブアセンブリは、直列にワイヤ接続され、有効二次巻線20が形成された。
そして、この二次巻線20を横切り、総電圧が現れた。出力電圧は、約1.5マ
イクロ秒FWHMの一般的短い出力パルス持続時間と、ほぼ100マイクロ秒続
く長い低レベルテールを有していた。したがって、磁気コア・コイルアセンブリ
34において、10kVを超える高電圧が、150マイクロ秒以下の時間間隔で
繰返し生成された。この特徴は、前記急速な多重スパーク作動を達成するのに必
要であった。さらに、二次巻線で生成された急速な電圧上昇により、すす付着が
起こすエンジン点火不良が減少した。
【0024】 より完全に本発明を理解するため、次の例を付記する。本発明の原理、実施を
例示するため設定した特定の技術条件、材料、比率、および記録データは、単に
例であり、本発明の範囲を制限するものではない。 例 幅約1.0、厚さ約20μmの非晶質鉄系リボンを、機械加工ステンレス鋼マ
ンドレル上で巻き、公差を維持するため1D,0Dでスポット溶接を行った。内
径を0.54、外径を1.06とした。完成した円筒コアの重量は、55gであ
った。コアに対して、430〜450℃範囲の窒素雰囲気中でアニーリングを行
った。その際のソーキング時間は2〜16時間であった。アニーリング後、コア
を絶縁器カップ内に置き、環状巻取機で巻かれた。巻取機において、二次巻線と
して薄いゲージ絶縁銅線を300回巻き、一次巻線ではより厚いワイヤを6回巻
いた。図3に示す形態のデザインでは、<120アンペア回数で>25kVの開路
電圧が生成された。この例で使われる寸法に直接準じる必要はない。デザインス
ペースについては、入出力要件に応じ、大きなバラツキがある。最終的に構成さ
れた直角シリンダにより、伸長化環状体のコアが形成された。コアとワイヤ間の
絶縁は、環状体の巻取りを容易にする巻形態も兼ねる高温抵抗成形可能プラスチ
ックを使い達成された。
【0025】 幅約15.6mm、厚さ約20μmの非晶質鉄系リボンを、機械加工ステンレ
ス鋼マンンドレル上で巻き、公差を維持するため、1D、0Dでスポット溶接を
行った。マンドレルにより内径を12mm、外径を17mmに設定した。完成し
た円筒コアの重量は、約10gであった。このコアに対して、430〜450℃
範囲の窒素雰囲気中でアニーリングを行った。その際のソーキング時間は、2〜
16時間である。アニーリング後、コアを絶縁器カップ内に置き、環状巻取機上
で巻取りを行った。この巻取機では、二次巻線として薄いゲージ絶縁銅線を14
0回巻いた。ユニットccw、cwの両方とも、巻かれた。ユニットccwは、
基部および上部ユニットとして使い、一方ユニットcwは、中間ユニットとして
使用した。絶縁器スペーサを、ユニット間に加えた。一次巻線を形成する4回数
の下部ゲージワイヤは、二次巻線が存在しない領域で、環状サブアセンブリ上に
巻かれた。中間、下部ユニットのリードどうしを接続し、また中間、上部ユニッ
トのリードどうしも接続した。アセンブリを高温プラスチックハウジング内に置
き、ポッティングを行った。この構成で、図5に示すように、二次電圧は、一次
電流と一次巻回数の関数として測定された。
【0026】 ドライバエレクトロニクスは、図2に示すものと同じである。つまり、電圧源
は、12Vのバッテリであり、IGBTスイッチが、−100マイクロ秒閉じら
れ、次に急速に開放される。図4に示す形態のデザインでは、前記条件下、<1 75アンペア回数で>25kVの開路電圧が生成された。図6は、オシロスコー プ写真を示す図であり、第1の写真が、垂直スケールで20アンペア/単位目盛
り、水平スケールで20マイクロ秒/単位目盛りにおける、一次コア・コイル電
流の一般的帯電波形(下部トレース)を示す。電流が急速に減少するとき、アセ
ンブリの出力電圧は、急速に上昇する。プローブを使い、この信号の測定も行っ
たが、5kV/単位目盛りの垂直スケール上で、第1写真の上部トレースとして
表示されている。第2写真では、1マイクロ秒/単位目盛りの水平時間スケール
、5kV/単位目盛りの垂直スケールにおける、二次巻線を横切る初期電圧上昇
の時間拡大が示されている。電圧が急速に上昇しているのが分かる。この場合、
出力電圧は負であり、そのように示されている。図7は、コイルのアンペア回数
と、コア・コイル二次巻線を横切って置かれる校正抵抗との関数としての出力電
圧を示すグラフである。この方法により、大幅に汚れ程度が上がった汚れスパー
クプラグをシミュレートする二次巻線が有効に負荷された。出力については、開
路(不可なし)と、1メグオーム、100キロオーム、20キロオームの分路抵
抗条件でグラフ表示された。これら分路抵抗は、汚れたスパークプラグをシミュ
レートしたものであり、100キロオーム負荷は、極めて高い汚れ程度を表して
いる。グラフから、無負荷電圧のかなりの割合が、二次巻線を横切りまだ達成可
能であることが分かる。
【0027】 以上本発明を極めて詳細に記述したが、本発明は、これら詳細事項に必ずしも
限定されるわけでなく、当業者であれば分かる通り、さらなる修正、変更が可能
であり、その際添付請求項に記載する発明の範囲に、全て入るものである。
【図面の簡単な説明】
本発明は、次に詳細に記載する好適な実施例および添付図面を参照する時、よ
り完全に理解でき、またその他利点も明白となるであろう。
【図1】 スパークプラグ頂部に位置するコイルアセンブリ、コントローラ電子ボックス
を示す、エンジン燃焼の略図である。
【図2】 本発明のコア・コイルアセンブリでの使用に適した電子ドライバの回路図であ
る。
【図3】 コア・コイルアセンブリ製造で使用されるアセンブリ方法、接続を示す、アセ
ンブリ手順ガイドライン図である。
【図4】 本発明別の実施例によるスタック構成、コイルアセンブリの製造で使用される
アセンブリ方法、接続を示す、アセンブリ手順ガイドライン図である。
【図5】 図4に示すアセンブリの一次コイル上でのアンペア回数のための、二次コイル
を横切る出力電圧を示すグラフである。
【図6】 図4のコア・コイルアセンブリのオシロスコープによる一般的電圧、電流トレ
ース図である。
【図7】 汚れたスパークプラグ状態をシミュレートするため、抵抗をプローブと平行に
配置することにより測定されるような開路電圧の電圧減少を示すグラフである。
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月8日(2000.12.8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U Z,VN,YU,ZW (72)発明者 パパネスター,ポール・アレグザンダー アメリカ合衆国ペンシルバニア州18337, ミルフォード,アール・アール 1,ボッ クス 1569 Fターム(参考) 3G019 KC02 KC04

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスタービンおよびディーゼルエンジンを点火させるスパー
    クを生成するため、表面ギャップ、JギャップスパークプラグまたはJギャップ
    デリバティブに、所定のパルス速度で高電圧励起パルスを生成し且つ送出す磁気
    コア・アセンブリおよび駆動エレクトロニクスであって、 前記磁気コア・アセンブリおよび駆動エレクトロニクスが、 a.強磁性非晶質金属合金製の磁気コアを有するコア・コイルユニットとを備
    え、ここで前記コア・コイルユニットの前記コアが、低電圧励起用の一次コイル
    および高電圧出力用の二次コイルを有し、 b.強磁性非晶質金属合金製の磁気コアを有するコア・コイルアセンブリとを
    備え、ここで前記コア・コイルアセンブリの前記コアが、低電圧励起用の一次コ
    イルおよび高電圧出力用の二次コイルを有し、 c.前記コア・コイルアセンブリが、複数のコア・コイルサブアセンブリを備
    え、前記複数のコア・コイルサブアセンブリは、前記コア・コイルアセンブリの
    前記一次コイルを介し同時に通電され、それによりそれらコア内にエネルギーを
    蓄積する磁界が生成され、 d.前記コア・コイルユニットは、その一次コイルを介し通電され、それによ
    りそのコア内にエネルギーを蓄積する磁界が生成され、 e.前記コイルサブアセンブリは、干渉手段と連携され、前記手段は、前記コ
    ア・コイルアセンブリの前記一次コイルを通る電流フローを妨害して、それらコ
    ア内で磁界崩壊を引き起こし、それにより二次コイルを有する二次巻線を横切っ
    て電流を誘発させ、前記二次コア・コイルサブアセンブリは、反時計方向、およ
    び時計方向に交互に巻かれ、お互い直列に接続され、この直列接続により前記磁
    界崩壊が起こると、前記コア・コイルサブアセンブリは、スパークプラグに送ら
    れる追加の二次電圧を生成し、 f.前記コア・コイルユニットは干渉手段と連携され、前記手段はその一次コ
    イルを通る電流フローを妨害し、そのコア内で磁界崩壊を引き起こし、それによ
    り、その二次コイルを横切ってスパークプラグに送られる電圧を誘発し、 g.前記コア・コイルアセンブリ、前記コア・コイルユニットそれぞれが、二
    次巻線の励起後短時間で二次巻線内に高電圧を生成し、 h.前記コア・コイルアセンブリ、前記コア・コイルユニットそれぞれにより
    、500Hzを超えるパルス速度で作動許可される急速な帯電、放電周期が提供
    される、 ことからなる磁気コア・アセンブリおよび駆動エレクトロニクス。
  2. 【請求項2】 前記コア・コイルアセンブリおよび前記コア・コイルユニッ
    トそれぞれが、約200〜500ナノ秒範囲で電圧上昇を引起こし、約30〜1
    00オーム範囲の出力インピーダンスを有し、約25kVより大きい開路電圧を
    生成し、スパークを通して0.5アンペアを超えるピーク電流を送り、約150
    マイクロ秒より少ない帯電時間を提供し、200マイクロ秒より少ない放電時間
    を提供し、5ミリジュール/パルスを超えるスパークエネルギーを提供する請求
    項1記載の磁気コア・コイルアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記駆動エレクトロニクスが、少なくとも5Vの電圧源から
    電力供給を受け、少なくとも500Hzのパルス速度を送り、また前記駆動エレ
    クトロニクスは、前記コア・コイルユニットまたは前記コア・コイルアセンブリ
    からの出力と、表面ギャップ、JギャップまたはJギャップデリバティブスパー
    クプラグ間に接続され、ガスタービンまたはディーゼルエンジン用のスパークを
    生成する請求項1記載の磁気コア・コイルアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記磁気コイルが、前記強磁性非晶質金属合金に熱処理を加
    えることにより製造される請求項1記載の磁気コア・コイルアセンブリ。
  5. 【請求項5】 前記磁気コアが、区分化コアを備える請求項1記載の磁気コ
    ア・コイルアセンブリ。
  6. 【請求項6】 前記二次コイル内の出力電圧が、一次電流アンペア回数が7
    0より少ない場合10kV以上に達し、また一次電流が、25〜150マイクロ
    秒内で75〜200アンペア回数の場合、20kV以上に達する請求項1記載の
    磁気コア・コイルアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記強磁性非晶質金属合金が、鉄をベースとし、さらに、ニ
    ッケルとコバルトを含む金属元素、ホウ素と炭素を含むガラス形成元素、シリコ
    ンを含む半金属元素を備える請求項3記載の磁気コア。
  8. 【請求項8】 前記磁気コアがギャップ無しである請求項3記載の磁気コア
    ・コイルアセンブリまたは磁気コア・コイルユニット。
  9. 【請求項9】 前記磁気コアがギャップ付きである請求項3記載の磁気コア
    ・コイルアセンブリまたは磁気コア・コイルユニット。
  10. 【請求項10】 前記磁気コアが、前記合金の結晶化温度に近い温度で熱処
    理され、部分的に結晶化される請求項7記載の磁気コア・コイルアセンブリ。
  11. 【請求項11】 前記磁気コアが、前記合金の結晶化温度より低い温度で熱
    処理され、熱処理終了後、ほぼ非晶質状態に保持される請求項8記載の磁気コア
    ・コイルアセンブリ。
  12. 【請求項12】 複数の個々サブアセンブリから成り、各サブアセンブリが
    、二次巻線を有する環状巻部から成り、且つ結果として生じるアセンブリ電圧が
    、前記一次コイルによる作動後の前記個々サブアセンブリからの電圧総計となる
    ように、各サブアセンブリが配置される請求項1記載の磁気コア・コイルアセン
    ブリ。
  13. 【請求項13】 前記アセンブリが、低部から上部に段階的に区分化される
    内部電圧分布を有し、区分数はサブアセンブリ数により決定される請求項1記載
    の磁気コア・コイルアセンブリ。
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