JPH061738B2 - 内燃機関用点火コイル - Google Patents
内燃機関用点火コイルInfo
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- JPH061738B2 JPH061738B2 JP61183501A JP18350186A JPH061738B2 JP H061738 B2 JPH061738 B2 JP H061738B2 JP 61183501 A JP61183501 A JP 61183501A JP 18350186 A JP18350186 A JP 18350186A JP H061738 B2 JPH061738 B2 JP H061738B2
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- Japan
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- coil
- ignition
- high voltage
- internal combustion
- combustion engine
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ガソリンエンジンなどの内燃機関用点火コイ
ルに係り、特に配電器を用いずに多気筒の内燃機関の点
火を行なうのに好適な内燃機関用点火コイルに係る。
ルに係り、特に配電器を用いずに多気筒の内燃機関の点
火を行なうのに好適な内燃機関用点火コイルに係る。
配電器を用いないで多気筒内燃機関の点火を行なう方法
としては、例えば特開昭56−48117号公報に示されて
いる同時着火方式の点火コイルを複数個(気筒数/2
個)使用する方法が従来から知られている。
としては、例えば特開昭56−48117号公報に示されて
いる同時着火方式の点火コイルを複数個(気筒数/2
個)使用する方法が従来から知られている。
しかしながら、この方法では、4気筒以上の多気筒エン
ジンでは、点火コイルが少くとも2個以上必要になる。
ジンでは、点火コイルが少くとも2個以上必要になる。
一方、複数個の点火コイルを一体化して小形化を図る方
法も知られている。
法も知られている。
上記従来技術では、配電器を無くすためには点火コイル
が少くとも2個必要になつてしまい、このときの一体化
についても、単に複数の点火コイルをそのまま一緒にし
たものにすぎないため、取付スペースや重量の点につい
ての配慮がなされておらず、取付スペース、重量共に少
くとも2倍必要になり、コストアツプとなる上、エンジ
ンに対する装着性が悪化するという問題がある。
が少くとも2個必要になつてしまい、このときの一体化
についても、単に複数の点火コイルをそのまま一緒にし
たものにすぎないため、取付スペースや重量の点につい
ての配慮がなされておらず、取付スペース、重量共に少
くとも2倍必要になり、コストアツプとなる上、エンジ
ンに対する装着性が悪化するという問題がある。
本発明の目的は、配電器を用いないで多気筒エンジンの
点火を行なうことができる小型軽量の一体形点火コイル
を提供することにある。
点火を行なうことができる小型軽量の一体形点火コイル
を提供することにある。
上記目的は、本発明によれば、複数個の点火コイルを、
それらの磁路が並列になつた状態で閉磁路として一体化
した上で、各2次コイルに高圧ダイオードを接続するこ
とにより、各点火コイル間での干渉が生じないようにし
て達成される。
それらの磁路が並列になつた状態で閉磁路として一体化
した上で、各2次コイルに高圧ダイオードを接続するこ
とにより、各点火コイル間での干渉が生じないようにし
て達成される。
複数の点火コイルは、それらの磁路が並列になつている
ため、自己の1次コイルの磁束による起電力と他の1次
コイルの磁束による起電力とでは極性が反対になり、従
つて、2次コイルに接続した高圧ダイオードの極性を選
ぶことにより干渉をなくすことができ、小形に一体化で
きる。
ため、自己の1次コイルの磁束による起電力と他の1次
コイルの磁束による起電力とでは極性が反対になり、従
つて、2次コイルに接続した高圧ダイオードの極性を選
ぶことにより干渉をなくすことができ、小形に一体化で
きる。
以下、本発明による内燃機関用点火コイルについて、図
示の実施例により詳細に説明する。
示の実施例により詳細に説明する。
第1図及び第2図は本発明の一実施例による点火システ
ムの一例を示したもので、6気筒エンジンの6個の点火
栓P1〜P6に対して配電器を用いないで点火用高電圧
を供給するようになつており、これらの図において、1
は点火コイル全体を表わし、11,12,13はそれぞ
れ1次コイル2〜4と2次コイル5〜7からなるコイル
組立体(以下、単にコイルと言う)であり、これらのコ
イル11,12,13の1次コイル2,3,4の共通端
はバツテリー10の+端子に接続され、他端は、それぞ
れのパワートランジスタQ1,Q2,Q3に接続されて
いる。
ムの一例を示したもので、6気筒エンジンの6個の点火
栓P1〜P6に対して配電器を用いないで点火用高電圧
を供給するようになつており、これらの図において、1
は点火コイル全体を表わし、11,12,13はそれぞ
れ1次コイル2〜4と2次コイル5〜7からなるコイル
組立体(以下、単にコイルと言う)であり、これらのコ
イル11,12,13の1次コイル2,3,4の共通端
はバツテリー10の+端子に接続され、他端は、それぞ
れのパワートランジスタQ1,Q2,Q3に接続されて
いる。
一方、2次コイル5の出力端51には高圧ダイオードD
1のカソードが、そして出力端52には高圧ダイオード
D2のアノードがそれぞれ接続され、2次コイル6の出
力端61には高圧ダイオードD3のカソードが、そして
出力端62には高圧ダイオードD4のアノードがそれぞ
れ接続され、2次コイル7の出力端71には高圧ダイオ
ードD5のカソードが、そして出力端72には高圧ダイ
オードD6のアノードがそれぞれ接続されている。
1のカソードが、そして出力端52には高圧ダイオード
D2のアノードがそれぞれ接続され、2次コイル6の出
力端61には高圧ダイオードD3のカソードが、そして
出力端62には高圧ダイオードD4のアノードがそれぞ
れ接続され、2次コイル7の出力端71には高圧ダイオ
ードD5のカソードが、そして出力端72には高圧ダイ
オードD6のアノードがそれぞれ接続されている。
これらの高圧ダイオードD1〜D6は、それぞれのエン
ジンの第1気筒の点火プラグP1,第2気筒の点火プラ
グP6,第3気筒の点火プラグP5,第4気筒の点火プ
ラグP6,第5気筒の点火プラグP3,第6気筒の点火
プラグP2に接続されている。
ジンの第1気筒の点火プラグP1,第2気筒の点火プラ
グP6,第3気筒の点火プラグP5,第4気筒の点火プ
ラグP6,第5気筒の点火プラグP3,第6気筒の点火
プラグP2に接続されている。
コントロールユニツト8の入力端81にはエンジンの回
数に同期した電気信号Sがクランク角センサ9より与え
られる。そして、コントロールユニツト8は、第3図に
示すように、与えられた電気信号Sを3つの電気信号S
1,S2,S3に分配し、これらの信号により交互にパ
ワートランジスタQ1,Q2,Q3を導通させ、1次コ
イル5,6,7に交互に電流I1,I2,I3を流す。
数に同期した電気信号Sがクランク角センサ9より与え
られる。そして、コントロールユニツト8は、第3図に
示すように、与えられた電気信号Sを3つの電気信号S
1,S2,S3に分配し、これらの信号により交互にパ
ワートランジスタQ1,Q2,Q3を導通させ、1次コ
イル5,6,7に交互に電流I1,I2,I3を流す。
例えば、コントロールユニツト8の電気信号S1がパワ
ートランジスタQ1を導通させると1次コイル2に電流
I1が流れる。そして遮断された時に磁束Φ1が生じ、
2次コイル5の出力端51には負の電圧、出力端52に
は正の電圧がそれぞれ発生する。
ートランジスタQ1を導通させると1次コイル2に電流
I1が流れる。そして遮断された時に磁束Φ1が生じ、
2次コイル5の出力端51には負の電圧、出力端52に
は正の電圧がそれぞれ発生する。
これらの出力端51,52に発生した電圧Vaは、そこ
に接続されている高圧ダイオードD1,D2を介して、
圧縮工程にあるシリンダと排気工程にあるシリンダのそ
れぞれの点火プラグP1,P2に火花が飛ぶ。この時、
コイル12,13にも本来と反対の磁束Φ1′,Φ1″が
生じ、2次コイル6,7の出力端61,71には正の電
圧、出力端62,72には負の電圧が発生するが、これ
らは高圧ダイオードD3,D4,D5,D6の導通方向
とそれぞれ逆方向の電圧Vbであるため阻止され、吸入
工程にあるシリンダと爆発工程にあるシリンダの点火プ
ラグP3,P4,P5,P6には火花が飛ばない。
に接続されている高圧ダイオードD1,D2を介して、
圧縮工程にあるシリンダと排気工程にあるシリンダのそ
れぞれの点火プラグP1,P2に火花が飛ぶ。この時、
コイル12,13にも本来と反対の磁束Φ1′,Φ1″が
生じ、2次コイル6,7の出力端61,71には正の電
圧、出力端62,72には負の電圧が発生するが、これ
らは高圧ダイオードD3,D4,D5,D6の導通方向
とそれぞれ逆方向の電圧Vbであるため阻止され、吸入
工程にあるシリンダと爆発工程にあるシリンダの点火プ
ラグP3,P4,P5,P6には火花が飛ばない。
同様に、パワートランジスタQ2がコントロールユニツ
ト8の電気信号S2により導通されるとコイル12の1
次コイル3に電流I2が流れる。そして遮断された時に
磁束Φ2が生じ、2次コイル6の出力端61には負の電
圧、出力端62には正の電圧が発生する。出力端61,
62に発生した電圧Va′は、それらに接続されている
高圧ダイオードD3,D4を介して圧縮、排気工程にあ
るシリンダの点火プラグP3,P4に火花を発生させ
る。この時もコイル11,13に本来と反対の磁束Φ
2′,Φ2″が生じ、2次コイル5,7の出力端51,7
1には正の電圧、出力端52,72には負の電圧が発生
するが、これらは高圧ダイオードD1,D2,D5,D
6の導通方向とそれぞれ逆方向の電圧Vb′であるため
阻止され、吸入,爆発工程にあるシリンダの点火プラグ
P1,P2,P3,P4には火花が飛ばない。
ト8の電気信号S2により導通されるとコイル12の1
次コイル3に電流I2が流れる。そして遮断された時に
磁束Φ2が生じ、2次コイル6の出力端61には負の電
圧、出力端62には正の電圧が発生する。出力端61,
62に発生した電圧Va′は、それらに接続されている
高圧ダイオードD3,D4を介して圧縮、排気工程にあ
るシリンダの点火プラグP3,P4に火花を発生させ
る。この時もコイル11,13に本来と反対の磁束Φ
2′,Φ2″が生じ、2次コイル5,7の出力端51,7
1には正の電圧、出力端52,72には負の電圧が発生
するが、これらは高圧ダイオードD1,D2,D5,D
6の導通方向とそれぞれ逆方向の電圧Vb′であるため
阻止され、吸入,爆発工程にあるシリンダの点火プラグ
P1,P2,P3,P4には火花が飛ばない。
さらに、パワートランジスタQ3をコントロールユニツ
ト8の電気信号S3が導通させると、コイル13の1次
コイル4に電流I3が流れる。そして遮断された時に磁
束Φ3が生じ、2次コイル7の出力端71には負の電
圧、出力端72には正の電圧が発生する。出力端71,
72に発生した電圧Va″はそこに接続されている高圧
ダイオードD5,D6を介して点火プラグP5,P6に
供給される。この時もコイル11,12に本来と反対の
磁束Φ3′,Φ3″が生じ、2次コイル5,6の出力端5
1,61には正の電圧、出力端52,62には負の電圧
が発生するが、これらは高圧ダイオードD1,D2,D
3,D4の導通方向とそれぞれ逆方向の電圧Vb″であ
るため阻止され、吸入,爆発工程にあるシリンダの点火
プラグP1,P2,P3,P4には火花が飛ばない。
ト8の電気信号S3が導通させると、コイル13の1次
コイル4に電流I3が流れる。そして遮断された時に磁
束Φ3が生じ、2次コイル7の出力端71には負の電
圧、出力端72には正の電圧が発生する。出力端71,
72に発生した電圧Va″はそこに接続されている高圧
ダイオードD5,D6を介して点火プラグP5,P6に
供給される。この時もコイル11,12に本来と反対の
磁束Φ3′,Φ3″が生じ、2次コイル5,6の出力端5
1,61には正の電圧、出力端52,62には負の電圧
が発生するが、これらは高圧ダイオードD1,D2,D
3,D4の導通方向とそれぞれ逆方向の電圧Vb″であ
るため阻止され、吸入,爆発工程にあるシリンダの点火
プラグP1,P2,P3,P4には火花が飛ばない。
従つて、この実施例によれば、これらの動作を順次くり
返すことによつて、配電器を用いることなく、1個の点
火コイル1により、多気筒エンジンへの最適な点火が出
来る。
返すことによつて、配電器を用いることなく、1個の点
火コイル1により、多気筒エンジンへの最適な点火が出
来る。
次に、本発明による点火コイルの一実施例を第4図及び
第5図により、さらに詳細に説明する。
第5図により、さらに詳細に説明する。
点火コイル1は、1次コイル2,3,4、2次コイル
5,6,7、中心鉄心14、側面鉄心15、ケース1
6、高圧ダイオードD1〜D6、ダイオードケース1
7、熱硬化性合成樹脂18等から構成されている。
5,6,7、中心鉄心14、側面鉄心15、ケース1
6、高圧ダイオードD1〜D6、ダイオードケース1
7、熱硬化性合成樹脂18等から構成されている。
1次コイル2,3,4は、熱可塑性合成樹脂により成形
された1次ボビン2a,3a,4aにそれぞれ線径0.2
〜1.0mm程度のエナメル線を一層当り数十回ずつ数層に
渡り100〜300回程度積層巻きして構成されてい
る。
された1次ボビン2a,3a,4aにそれぞれ線径0.2
〜1.0mm程度のエナメル線を一層当り数十回ずつ数層に
渡り100〜300回程度積層巻きして構成されてい
る。
2次コイル5,6,7は、熱可塑性合成樹脂により成形
された2次ボビン5a,6a,7aに線径0.03〜0.1mm
程度のエナメル線を用いて、 2500〜20000回程度を巻始め側から直列に接続
される様に5〜15分割して巻線することにより構成さ
れている。
された2次ボビン5a,6a,7aに線径0.03〜0.1mm
程度のエナメル線を用いて、 2500〜20000回程度を巻始め側から直列に接続
される様に5〜15分割して巻線することにより構成さ
れている。
高圧ダイオードD1〜D6は各々の2次コイル5,6,
7の巻始め、巻終りの出力端51,52,61,62,
71,72にそれぞれ接続し、高圧端子20を熱可塑性
合成樹脂により一体に成形したダイオードケース17に
挿入する。このときの高圧ダイオードD1〜D6の挿入
方向は、高圧ダイオードD1,D3,D5のアノード側
が高圧端子20側となる様に挿入して接続し、同様に、
高圧ダイオードD2,D4,D6のカソード側が高圧端
子20側となる様に挿入し接続する。
7の巻始め、巻終りの出力端51,52,61,62,
71,72にそれぞれ接続し、高圧端子20を熱可塑性
合成樹脂により一体に成形したダイオードケース17に
挿入する。このときの高圧ダイオードD1〜D6の挿入
方向は、高圧ダイオードD1,D3,D5のアノード側
が高圧端子20側となる様に挿入して接続し、同様に、
高圧ダイオードD2,D4,D6のカソード側が高圧端
子20側となる様に挿入し接続する。
次に、1次コイル2,3,4と2次コイル5,6,7、
それにダイオードケース17を熱可塑性合成樹脂からな
るケース16に組込み、エポキシ等の熱硬化性合成樹脂
18を真空含浸、加熱硬化して絶縁処理する。
それにダイオードケース17を熱可塑性合成樹脂からな
るケース16に組込み、エポキシ等の熱硬化性合成樹脂
18を真空含浸、加熱硬化して絶縁処理する。
最後に、このようにして組立られたコイル11,12,
13の1次ボビン2a,3a,4aの内側に中心鉄心1
4を各々挿入し、中心鉄心14の両端に側面鉄心15を
組付け熱可塑性合成樹脂19で一体に成形してやれば、
点火コイル1が完成する。
13の1次ボビン2a,3a,4aの内側に中心鉄心1
4を各々挿入し、中心鉄心14の両端に側面鉄心15を
組付け熱可塑性合成樹脂19で一体に成形してやれば、
点火コイル1が完成する。
なお、以上の実施例では、高圧ダイオードが各2次コイ
ル5,6,7の両方の出力端51,52,61,62,
71,72にそれぞれ接続されており、この結果、電圧
分布が均一化され、良好な阻止特性が得られる。しかし
て、各高圧ダイオードD1〜D6の耐圧に余裕があれ
ば、各2次コイルの一方の出力端にだけダイオードを設
けるようにしてもよい。
ル5,6,7の両方の出力端51,52,61,62,
71,72にそれぞれ接続されており、この結果、電圧
分布が均一化され、良好な阻止特性が得られる。しかし
て、各高圧ダイオードD1〜D6の耐圧に余裕があれ
ば、各2次コイルの一方の出力端にだけダイオードを設
けるようにしてもよい。
また、上記実施例によれば、各高圧ダイオードD1〜D
6が全て点火コイル1に一体化されているため、外部に
ダイオードを設置する必要がなく、高圧側の配線が簡単
になる。
6が全て点火コイル1に一体化されているため、外部に
ダイオードを設置する必要がなく、高圧側の配線が簡単
になる。
以上説明したように、本発明によれば、複数の点火コイ
ルを、その磁路を共通にして一体化しながら、各点火コ
イル間での干渉を抑えることができるから、従来技術の
問題点に充分に対処でき、配電器を用いない、いわゆる
デイストリビユータレス点火システムのための小形で軽
量な点火コイルをローコストで容易に提供できる。
ルを、その磁路を共通にして一体化しながら、各点火コ
イル間での干渉を抑えることができるから、従来技術の
問題点に充分に対処でき、配電器を用いない、いわゆる
デイストリビユータレス点火システムのための小形で軽
量な点火コイルをローコストで容易に提供できる。
第1図は本発明による内燃機関用点火コイルの一実施例
を用いた点火システムの一例を示す回路図、第2図は同
じく点火システムのブロツク図、第3図は動作説明用の
波形図、第4図は本発明の一実施例を示す平面断面図、
第5図は同じく側面断面図である。 1……点火コイル、2〜4……1次コイル、5〜7……
2次コイル、8……コントロールユニツト、9……クラ
ンク角センサ、10……バツテリー、11〜13……コ
イル(コイル組立体)、14……中心鉄心、15……側
面鉄心、16……ケース、17……ダイオードケース、
18……熱硬化性合成樹脂、19……熱可塑性合成樹
脂、20……高圧端子、D1〜D6……高圧ダイオー
ド、P1〜P6……点火プラグ。
を用いた点火システムの一例を示す回路図、第2図は同
じく点火システムのブロツク図、第3図は動作説明用の
波形図、第4図は本発明の一実施例を示す平面断面図、
第5図は同じく側面断面図である。 1……点火コイル、2〜4……1次コイル、5〜7……
2次コイル、8……コントロールユニツト、9……クラ
ンク角センサ、10……バツテリー、11〜13……コ
イル(コイル組立体)、14……中心鉄心、15……側
面鉄心、16……ケース、17……ダイオードケース、
18……熱硬化性合成樹脂、19……熱可塑性合成樹
脂、20……高圧端子、D1〜D6……高圧ダイオー
ド、P1〜P6……点火プラグ。
Claims (2)
- 【請求項1】少くとも1次コイルと2次コイルとを含む
コイル組立体を複数個一体化した多気筒内燃機関用点火
コイルにおいて、上記複数のコイル組立体の全ての磁路
を並列にした上で閉磁路化するようにした鉄心と、上記
複数のコイル組立体のそれぞれの2次コイルと直列に接
続した高圧ダイオードとを設け、上記複数のコイル組立
体のそれぞれの中を通る磁束の方向が、そのコイル組立
体自身の1次コイルの励磁による場合と他のコイル組立
体の1次コイルの励磁による場合とで反対になるように
構成すると共に、上記高圧ダイオードのそれぞれの極性
が、それが接続された2次コイルと組合わされている1
次コイル自身の励磁による磁束の遮断によつて発生され
る電圧に対してだけ順方向となるように構成したことを
特徴とする内燃機関用点火コイル。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記高圧
ダイオードが各2次コイルの両端子に各1個づつ接続さ
れていることを特徴とする内燃機関用点火コイル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61183501A JPH061738B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 内燃機関用点火コイル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61183501A JPH061738B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 内燃機関用点火コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6341008A JPS6341008A (ja) | 1988-02-22 |
JPH061738B2 true JPH061738B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=16136930
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61183501A Expired - Lifetime JPH061738B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 内燃機関用点火コイル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061738B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11508415A (ja) * | 1996-04-29 | 1999-07-21 | アライドシグナル・インコーポレーテッド | スパーク点火装置用磁気コアコイル組立体 |
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-
1986
- 1986-08-06 JP JP61183501A patent/JPH061738B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6341008A (ja) | 1988-02-22 |
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