JP2002502006A - 油圧モータの潤滑経路 - Google Patents

油圧モータの潤滑経路

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JP2002502006A JP2000529538A JP2000529538A JP2002502006A JP 2002502006 A JP2002502006 A JP 2002502006A JP 2000529538 A JP2000529538 A JP 2000529538A JP 2000529538 A JP2000529538 A JP 2000529538A JP 2002502006 A JP2002502006 A JP 2002502006A
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Abstract

(57)【要約】 ロータ(45)の表面又は隣合う表面(27)において比較的高い圧力のジェロータセル(47)から装置の中央のキャビティ(52)に延び、そこに冷却用と潤滑用の流体をもたらす、ジェロータモータ(10)の潤滑経路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は油圧装置の潤滑の技術分野に属する。
【0002】 油圧装置は、比較的小さいユニットから高いトルクを効率よく発生させる機器
である。低速で高いトルクを出すその能力は、多くの応用を可能にしている。米
国特許第3,572,983号, 第4,285,643号, 第4,357,133号, 第4,697,997号及び第5,
173,043号は、油圧モータに関する例である。
【0003】 これらの装置において、 入力/出力機構、典型的には軸受と揺動スティックを
具えた駆動軸は、熱及びスラッジ(熱による)や金属粒子(摩耗による)のような
残留物を発生させる。従って、これらの装置の多くは、そのような入力/出力機
構に絶えず流体を流すため、潤滑循環経路を含んでいる。その例として、米国特
許第4,533,302号(それぞれ加圧された容積室の外側に流体を寄生的に排出する
もの)、第4,390,329号(自然に起きる漏れを使用するもの),第3,749,195号及
び第4,480,972号(不活性シールを使用するもの)、第3,572,983号及び第4,362,
479号(ボール式逆止弁を使用するもの)、第4,285,643号(2つの主要流体ポー
トの1つを使用するもの)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来技術のユニットは、大規模な加工を必要とするか
、或いは、圧力機構において使用される前に流体を汚染してしまう。本発明は、
これらの課題を解決するものである。
【0005】 本発明の目的は、回転するバルブを具えた油圧モータを得ることである。
【0006】 本発明の他の目的は、油圧モータの回転駆動部の潤滑と冷却を提供することで
ある。
【0007】 本発明の他の目的は、油圧モータのために別途ケースドレイン(排出部)を設
ける必要をなくすることである。
【0008】 本発明の他の目的は、回転バルブ型の油圧モータの効率を向上させることであ
る。さらに、本発明の他の目的は油圧モータの適応性を拡大させることである。
【0009】
【発明の概要】
本発明は、ジェロータ構造とは別に回転バルブを具えたジェロータ圧力装置の
好適な実施形態で説明されるであろう。理解されるように、流体及び機械的結合
の性質によって、この装置はモータ又はポンプとして作動する。
【0010】 このジェロータ圧力装置10は、軸受ハウジング20、駆動軸30、ジェロー
タ構造40、マニホルド60、バルブ部80及びポートプレート110を含む。
軸受ハウジング20は、ジェロータ圧力装置10をその意図された用途(コンク
リートミキサー、芝刈り機、巻上げ機又は他のアプリケーション等)に応じて取
付けるとともに、駆動軸30を物理的に支持している。
【0011】 図1の軸受ハウジングは、駆動軸30をその中に回転可能に支持する2つのロ
ーラテーパー軸受21を有する中央キャビティ25を含む。軸シール22は、軸
受ハウジング20中に作動流体を封じ込めるように、軸受ハウジング20と駆動
軸30の間に組込まれている。キャビティ25には、軸受ハウジング20中に後
述する一体化ケースドレインがあることにより、この軸シール22は比較的低圧
力用のシールでよい。この理由は、後述のドレインが、キャビティ25中の流体
圧力を、最大作動圧力である、通常、2000-4000PSIから、操作可能な大きさであ
る、通常、100-200PSIに低下させるということである。圧力装置におけるテーパ
ーローラ軸受21の使用は、軸受は、本来、小径部から大径部に流体を移動させ
るものであるという事実によって、キャビティ25中の流体の移動を促す。これ
は、装置中の主要な回転部材の潤滑及び冷却を容易にする。軸受21の間の2つ
の大径孔23(直径およそ5/8インチ)は、流体を、後述する揺動スティック
36への駆動連結部に至るまで駆動軸30の内部を流過させる。上記に加えて、
駆動軸のヘッド端部側の一連の径方向の穴32は、さらに、軸受21を横切るキ
ャビティ25中の流体の動きを容易にする。(詳しくは米国特許第4,285,653号参
照)。
【0012】 摩耗プレート(wear plate)27は、軸受ハウジング20を完成させる。この摩
耗プレートは、軸受ハウジング20とは別の部材である。故に、ハウジング本体
とは異なる材質で作ることができる。さらに、摩耗プレート27は、その内側に
摩耗プレート27が挿入されているキャビティ28より僅かに長い軸方向長さを
有している(開示された実施形態では0.003インチだけ大きい)。この距離
は、後述のジェロータ構造40のステータ41が、装置10を保持している軸方
向ボルト10にトルクが作用したとき、摩耗プレート27の外側で軸受ハウジン
グ20に接触するように選択されている。このことは、摩耗プレート27が後述
のジェロータ構造40と軸受ハウジング20の残りの部分の間で軸方向にクラン
プされることを可能にし、かくして、ジェロータ構造の圧力セルからの漏洩を減
少させる。これはジェロータモータの効率を改善する。さらに、摩耗プレート2
7は、軸受ハウジング20とともに軸受21を所定の位置に保持している。
【0013】 開示された特定の実施形態では、軸受ハウジング20は鋳造物が加工されたも
のであり、一方、摩耗プレート27は粉末金属がダイプレスされたものである。
この摩耗プレートには、本来、気孔があり、そこに油が含浸されるので、摩擦が
低減され、装置の寿命が向上する。
【0014】 駆動軸30は、軸受21によって軸受ハウジング20の中に回転可能に支持さ
れる。この駆動軸は、後述のジェロータ構造40をジェロータ圧力装置10の外
部と連結する。これは、回転動力の発生(装置がモータとして使用される場合)
或いは圧力流体の発生(装置がポンプとして使用される場合)をもたらす。前述
のように、径方向の孔23と駆動シャフト30の表面に径方向に開けられた孔3
2は、キャビティ25を通る流体の動きを容易にし、その中に含まれる部材の潤
滑と冷却をさらに増大させる。
【0015】 駆動軸30は、内歯35が切られ軸方向中心に配置された空洞を含む。この空
洞は、揺動スティック36のための空間を与え、内歯35は駆動軸30と揺動ス
ティック36を駆動的に連結する。揺動スティック36の他端に追加された歯3
7は、揺動スティック36を後述のジェロータ構造のロータ45に駆動的に連結
し、それによって、装置の動力系統が完結する。揺動スティック36の軸方向全
長に開けられた中央孔は、さらに、装置の流体移動を容易にする。
【0016】 ジェロータ構造40は、圧力装置10の主な動力発生装置である。 開示された特定のジェロータ構造40は、協働してジェロータセル47を画定
するステータ41とロータ45を含む。
【0017】 これらのセル47に、後述のバルブによって変動する圧力差がかると、圧力装
置10に力が発生する。このことは、ロータの回転軸46がステータの中心軸4
2からずれていることによって起きる(揺動スティック36がこの間の変位に対
応する)。
【0018】 本発明によると、ロータの少なくとも一平面に沿う、及び/又は、少なくとも
1つの比較的圧力がかかったジェロータセルと装置の中央領域、すなわち、キャ
ビティとの間に隣合う部分に沿う、コントロールされた漏洩経路(leakage path)
を具える(「比較的圧力がかかっている」とは、流体圧力が装置の中心部分より
十分に大きいために流体がセルからそこに流入するということである)。この漏
洩経路は、隣合う面の一方、又は両方に配置することができる。ステータの中心
軸42の周りの軌道旋回(orbiting)運動によってロータ45が動くと、ロータロ
ーブの間の内側の谷48は、隣合う部分の内側限界円49を画定する(図21参
照)。好適な実施形態の主な図1乃至―20中のこの内側限界円49は、摩耗プ
レート27の中心開口51の直径と実質的に同一であることに注目されたい。こ
れは図1に最も良く示されている。この理由は、実施形態に開示された2つの間
の実際の違いは、僅かに0.018インチであるということである(1.298イン
チに対して1.280インチ)。他の装置では、2つの数字はより顕著に異なるであ
ろう。より明らかな相違については、図21を参照されたい。この内側円49は
、谷48によって(従って、ジェロータセル47によって)スイープ(sweep)さ
れる、ロータローブの間の最も内側の延長部を画定する。
【0019】 本発明には、少なくともこの内側円49から圧力装置10の中央領域52まで
延びる流体流路50がある。これは、比較的高圧のセル47から或る量の流体が
寄生的に抽出されて中央領域52に流入することを許す。これは、冷却機能に加
えて、圧力装置10の重要な可動部品を潤滑することに役立つ。
【0020】 好適には、少なくとも1つの比較的高圧ジェロータセル47(さらに好適には
、複数のものが順次)からこの内側円49より大きくない開口への漏洩経路があ
る。どの高い圧力セルを選択してもよいが、好適には、デッドセルに隣合うセル
47が使用される(デッドセルは、いずれのポートにも接続されておらず、以前
、より高い圧力に連結されていたなら より低い圧力に連結されるまでそのまま
の状態を維持するセルである)。このことは、容積効率の重大な損失なしに、デ
ッドセルからより多い流量をもたらす。
【0021】 もし、漏洩コントロール経路が静止部分(摩耗プレートのような)に配置され
ると、その経路は、少なくとも、上死点に位置するロータのデッドセルまで外側
に延びていなければならない(図7参照)。理想的には、この漏洩経路の外側の
延長部は、装置の最大圧力をシールするため、ロータローブの外端部によってス
イープされる距離よりも小さい距離で延びており、装置中の殆どの高圧に対して
シールをもたらす。その理由は、すべてのセルが流体的に装置の中心領域(そし
て、他の漏洩経路を経由して互いに)に接続される場合に発生する容積効率の損
失を低減するということであるが、或る状況の下では、そのような接続が望まし
いこともあろう(例えば、小さい漏洩経路、及び/又は、より大きい流体流量の
必要性)。
【0022】 比較的高圧の潤滑流体の連続的な供給を確実にするため、漏洩経路は、隣合う
セル中にも延びていることが好適である(図1と図7の双方向圧力装置において
次に加圧されると想定した場合、10時30分の位置にあるセル−公知の一方向
圧力装置では、1つだけが必要とされるであろう)。さらに好適には、この経路
は、ロータが下死点(図6参照)に位置する状態で隣合う経路が過渡状態54に
あるセル(図6の11時の位置)中に延び、さらに、漏洩が始まろうとしている
セル(図6の9時30分の位置)にもクロスオーバーして延びる(再度、次に加
圧がなされると想定)。これらの追加接続は、必須ではないが、装置の潤滑機能
を容易にする。静止部分中にある漏洩経路が内側へ延びることは、漏洩経路がア
クティブの状態において圧力装置の中心キャビティ中に延びる限り、重要でない
ことに注意されたい。追加的内部延長は、装置の操作を損なうものではないであ
ろう。 この好適な実施形態では、1分当たり、僅か0.5galが使用される。漏洩経
路を具えたセルの数は、このようにして、連続した流れを与えるのための最小限
度に保たれる。この連続した流れは、定常的な潤滑機能をもたらす。
【0023】 この漏洩経路の背後にあるパラメータは、図21中に例示される。この図は図
7に似ているが、説明を簡単にするため、中央領域52の直径51Aが小さくさ
れている。第1のパラメータは、ロータローブ44間にある谷48によって画定
される内側限界円の半径1である。この半径1は、ジェロータ圧力装置10の中
心軸42に向かうジェロータセル47の内側延長を定める。第2のパラメータは
、中心領域52の外側延長を定める中心開口51の半径2である。この半径2は
、領域52の潤滑のために漏洩経路50が延びるべき位置を定める。この半径2
は、装置によってかなり異なるであろう。漏洩経路50自体は、距離3(すなわ
ち、半径1マイナス半径2)を横切って、49から51(図21の51A)まで
延びている。内側限界円49からのさらなる外側の延びは、その漏洩経路を、そ
れぞれのジェロータセルに、より早く、そしてより長時間接続する(もしロータ
ローブ44の外側位置を越えて延びると、連続的漏洩にさらされる)。この一例
は、ベクトル4に沿った経路50の延びであろう。この延びがあると、各ジェロ
ータセルは、デッドポケットになる前に、中央領域52に連結され、そして、こ
のベクトル4に沿った延びが内側限界円で止まった場合より長い間、連結される
であろう。
【0024】 容積効率を甚だしく害しないで潤滑するためには、さらなる外側への適度の延
びとともに、横方向の延び56の拡張(又は、1つのセル当たり多くの流路を使
用すること)が好ましい(同様のファクタが、各ジェロータセルのための流路を
具えないことによって調整されるであろう)。
【0025】 設計技術は、後述のロータ中の漏洩流路(図8と9参照)の場合と同様である
。唯一の相違は、経路がロータ谷48から中央開口51(51A)に接触すべく
ロータの内部に延びていることである。好適には、対称な双方向操作を与えるた
め、これは谷48の中心で実現される。
【0026】 図1の好適な実施形態において、漏洩経路50は、ジェロータポケットの中心
と整列した静止摩耗プレートに切込まれた「T」スロットである(図6と7参照
)。スロットがそのように配置されていると、第2のよりアクティブなスロット
53とともに、上死点にあるロータのデッドポケットに連結された1つのスロッ
トがあり、同時に、圧力装置の中心領域52に漏洩する第2のよりアクティブな
スロットがある(このスロットは、その中の流体圧力に依存するが、例として再
度53を選択した)。対応する下死点において(図6参照)、デッドポケットへ
の過渡状態54にあるセルに延びる1つのスロットと、よりアクティブな第2の
セル55へ接続され始めた第2のスロットがある(再度、例として54と55を
それぞれ選択した)。両方の例において、セルへの相対圧力によっては、中央領
域より低圧のセルに、小さな逆漏洩があるであろう。しかし, ケースドレインが
あるため、この漏洩は最小のはずである。
【0027】 経路50の外側端における径方向の延長56は、まっすぐ横方向に延びる流路
の場合より、より長期にわたり、特定のセルへの漏洩量の増大をもたらす(すな
わち、径方向の延び56なしに)。これは、装置の中央領域52への潤滑流体の
流れを連続的にする。この延長部の長さは、特定のセルへの接続時間と接続され
るセルの数を変更し、漏洩量を変更するために調整することができる。
【0028】 摩耗プレート27中の経路50の位置は、バルブ部80の回転バルブ中にある
後述の圧力解放ケース排出機構からの軸方向の分離、及び、ジェロータ圧力装置
10の回転部との相対的な近接のために、後述のマニホルドの位置が好ましい。
他の装置(前部ケースドレインを有するもの等)では、マニホルドが好適であろう
【0029】 開示された特定の摩耗プレートは、直径が3インチ、厚さが0.65インチで
ある。これは、直径およそ1.280インチの中央開口を含み、それに加えて、
直径およそ2インチの軸受クリアランス溝を含む。直径0.375インチで、0
.030から0.040インチまでの深さで、ジェロータ構造40のロール43
の中心軸に並んだ直径2.3インチの円の円周上に等間隔に配置された7つの凹
所29がある。それに加えて、幅およそ0.40インチ、深さ0.25インチで
、凹所29と同じ直径の摩耗プレートの周囲に等間隔に配置された7つのバラン
ス凹所30がある。これらのバランス凹所30の深さは、凹所29と同じである
。上記に加えて、流路50は、およそ0.020インチの幅で、0.020から
0.025インチの深さで、摩耗プレートの中央開口から延びる。これらの流路
50の上部にある「T」部56は、径方向に0.260インチの幅で、軸方向に
0.020インチの幅で延びている。これらの流路50の深さは、0.020か
ら0.025インチである。異なるパラメータを有する異なる装置については、
これらの寸法は変更されるであろう。
【0030】 図示されたようなジェロータ油圧装置では、ジェロータセルの中に3つの基本
的な圧力レベルがある。すなわち、1セットのジェロータセルはより高い圧力に
接続されており、もう1セットのジェロータセルはより低い圧力に接続されてお
り、1つのジェロータセル(デッドセル)は、より高い、或いはより低い圧力に
接続されていない。この発明では、流路50が、中央の領域より高い圧力がかけ
られているジェロータセル47から高い圧力流体を寄生的に排出するのであるが
、その結果、必要な潤滑と冷却液を装置の残りの部分にもたらすことになる。開
示される好適実施形態では、この漏洩は高い圧力にさらされるとともに付加的に
最大容積に近付きつつあるジェロータセルから起き、かくして、圧力装置の容積
効率をひどく犠牲にしないで所望の潤滑をもたらすことができる。この例は図6
に見ることができ、ここでは、例えば、11時の位置にあるセル54は流路50
に接続されているが、その他の7時30分と9時30分の位置にある高圧セルは
そうではない(但し、既に述べたように、9時30分の位置にある55は丁度そ
のように接続されようとしている。)これらのセルは、全作動圧力、すなわち、
2000〜4000PSIに加圧されているが、ジェロータ装置の中央領域52はより低い
圧力、すなわち、200 PSIにあるということにより、流体は容易にこのジェロー
タセルから流路52を通じて流れ、かくして、所望の潤滑と冷却が得られること
になる。
【0031】 図7は、流路50の先端における「T」状部56の目的を端的に示す本発明を
さらに図示している。具体的には、実質的に10時30分の位置にあるセル53
から分かるように、「T」状部56のために、この装置が放射状に延びる流路5
0のみを利用した場合よりも早く、高圧ジェロータセルへの内部接続が起きるこ
とになる。こうして、「T」の頂部は、高い圧力ジェロータセルとジェロータ装
置の中央の領域52との連通のために滞留時間を増加させ、その結果、より連続
的な潤滑と冷却液の流れを確実にする。図6におけるように、12時と1時30
分の間の接続はジェロータモータの容積効率を大きく低下させるものではないが
、これは、これらのセルがデッドである(12時のセル)か、又は比較的低い圧
力(1時30分のセル)の領域と接続されるという事実のためである。ケースド
レインを別個に具えない装置においては、ジェロータ圧力装置10の中央の領域
52は、これらの縮小中のジェロータセルを通して比較的低い圧力ポートと接続
されるであろう、すなわち、そこに接続された漏洩流路50を通してセルに戻り
方向の流れが生じることに注意されたい。いくつかのアプリケーションでは、関
連する問題(より短いジェロータ構造の寿命のように)にも拘らず、これは役に立
つかもしれない。
【0032】 流路50は静止した箇所、摩耗プレート27にあると図示されているが、流路
50は同じ条件が充たされる限り、代わりに、或いは付加的に、ロータ45に位
置されてもよく、同じ条件とは、少なくとも1つの比較的高い圧力のジェロータ
セル47から装置の中央領域52への漏洩流路があるということである。このこ
とは、小さな内側に延びる流路50Aをロータ45に、好適にはそのローブ48
の谷に、少なくとも1つが中央領域52(図示した摩耗プレート27の開口51
)に延びるような十分な長さで設け、かくして、所望の漏れをもたらすことで達
成できよう。好ましくは、静止した実施形態について述べたような理由により、
少なくとも2つを接続するのがよい。
【0033】 この後者の構造が図8と9に、図6と7の場合と類似のロータの位置関係を利
用して示されている。このユニットでは、流路50Aは摩耗プレート27の代わ
りにロータ45に位置付けられている。この実施形態では、流路50Aは2個の
隣接するロータローブの間の谷48から内部に設定距離だけ延びている。この設
定距離は、各セル47が比較的高い圧力を維持する間、少なくとも1つの流路5
0Aが中央の領域とジェロータ圧力装置の中央領域52と接続するように選択さ
れる。さらに、流路50Aの長さを内側に延ばすと、より多くのセル47を中央
の領域52と接続するであろう。これらの代替的流路50Aは、図示されたよう
に方向付けられ、図6と7の場合と同じような総合的な作動を提供することが好
適である。さらに、流路の幅と深さを増加させると、どのセル47からも中央の
領域52までの流体流量を増加させるであろう。開示された実施形態では、流路
50Aは長さが約0.20インチで、幅が約0.02インチで、深さが約0.2
0−0.25インチである。
【0034】 装置を通る有効な潤滑の流れをもたらすために、或る種のケースドレインを設
置することが望ましい。このケースドレインは、特に設置したケースドレインに
後で説明する内側、外側流路に一連のバルブ付き流路を設けることによってなす
ことができ(バルブは比較的低い圧力のポートへの接続を確実にする)又はその
他の知られた方法でもよい。好適な実施形態では、このケースドレインは、装置
の主要バルブ81における流路によってもたらされている(後述する流路)。
【0035】 ポートプレート100のマニホルド60は、後述するバルブをジェロータ構造
40のジェロータセル47に流体的に接続し、かくして、圧力装置10に動力を
発生させる機能をしている。
【0036】 開示された特定の実施形態では、バルブが回転しないので、位相補償は必要な
い。そういうものとして、バルブ通路62は、まっすぐマニホルド60を通って
延びることができる。開示された特定のマニホルドは、直接、ステータ41のロ
ール43の中心に置かれた凹み64を含む。これらは、そのようなロール43に
かかる軸方向の圧力を減少させるように機能する(摩耗プレート27の対応する
凹み29はロール43の反対側で同様に機能する)。さらに、マニホルド開口6
3は、ジェロータセル47との接続部において、マニホルドの他の側におけるバ
ルブ流路62の開口61に対して広げられている(図10を図11と対比された
い)。(摩耗プレート27のバランス凹み30はロータ45の他の側における圧
力を部分的に等しくする機能を果たす。)摩耗プレート27の場合のように、マ
ニホルド60の軸方向長さはポートプレートのキャビティ65の軸方向長さより
大きく、好適実施形態では、約0.003インチである。このことは、ジェロー
タ構造40を両側で実質的に等しい圧力でクランプすることに役立ち、かくして
、漏れを減少させて、圧力装置の総合的効率を改良することができる。同様に、
マニホルド60は、既に説明した理由のため、粉末金属構造のものである。
【0037】 バルブ部80は、ジェロータ構造を選択的に圧力及び戻りポートに接続する。 開示された特定のバルブは、5枚の異なったプレート(図13−17、20)
の選択された集まりを含む多板のものである。特定のバルブ81は、11枚の板
の集まりで、2枚のコミュニケーションプレート82、5枚のトランスファプレ
ート83−84、1枚の径方向トランスファプレート85、及び3枚のバブルプ
レート86からなる。この多板構造の使用により、流体の流路として利用できる
各開口の断面積は単一の板構造の場合より大きくできる。
【0038】 コミュニケーションプレート82は区画化された内部領域88を含み、これは
ポートプレート110の内側ポート111に直接連通する。また、このコミュニ
ケーションプレート82は、6つの外側領域89を含み、これらは、外側ポート
113と連通する。その結果、このプレートは、主として、ジェロータ圧力装置
10の圧力及びリターンポートとバルブ81とを接続する機能を果たす。
【0039】 バルブプレート86における必要な交番(alternating)流路105、106を
具えるために、第1と第2のトランスファプレート83,84は内側領域88と
外側領域89から流体をシフトさせる。
【0040】 第1のトランスファプレート83は、一連の3つの第1中間流路90を含み、
これらが内側の領域88から流体を外方向へ移し始める。また、それは一連の6
つの外側流路91を含み、これらがコミュニケーションプレートにおける外側領
域89と連通し横方向に流体を移す。外側のポート113が直接バルブ81を囲
んでいるので、これらの外側流路91は外側ポート113と連通する機能もある
【0041】 2番目のトランスファプレート84は、コミュニケーションプレート82の内
側と外側の領域からの流体の動きを完了させる。それはコミュニケーションプレ
ート82の内側領域88からの流体の径方向の運きを終了するように機能する一
連の3つの第2の中間的通路93によってこれを終了させる。1セットの第3の
外側の通路94は、そこから流体の横方向の動きを終了させるためにトランスフ
ァプレート83の第2の外側流路91と連通する。再び、外側のポート113が
バルブを囲んでいるので、第3の外側の流路94も直接外側ポート113と連通
する。
【0042】 径方向のトランスファプレート85は、バルブプレート86において通路を交
番的にバルブ切換えすることに備えるために2番目の中間的な流路93を区分す
る。これは、カバー部分96によってそのような通路93の中央にもたらされる
。これは、その交互のプレースメントを開始するために2つの通路97,98を
切り離す。
【0043】 バルブプレート86は、一連の交番流路105,106を有し、これらがコミ
ュニケーションプレート82の内側領域88と外側領域89を終端させ、装置に
おけるバルブ開口の正確なプレースメントに必要な流路を完成させる。バルブプ
レート86において、交互のバルブ流路の最初のもの105がかくして内側のポ
ート111に接続され、その間、交互のバルブ流路の第2のもの106が上述し
た流路によって外側のポート113に接続される。
【0044】 4つのバルブプレート86を使用することは、バルブ81を回転させるバルブ
スティックに、確実で信頼できる接続をもたらす。
【0045】 既に述べたように、上記の機能に加えて、バブル部80は、ジェロータ圧力装
置の中央の領域52のための圧力解放/ケースドレイン機構を含む。
【0046】 特定の圧力解放機構は、3つの貫通穴100,101,102を含み、このう
ち、100と102がボール式逆止弁を伴う。穴100,101,102はコミ
ュニケーションプレート82と2つのトランスファプレート83,84を貫通し
ている。これらの穴は、穴100にある2つのボール式逆止弁107に物理的位
置をもたらすことに加えて、バルブ流路に8lに流体が流れることを許容する(
後述するバランスリング120はそれぞれの穴にボール107を保持する。)。
穴100,102は、選択的に、中央の領域52を、最も低い相対圧力をボール
式逆止弁に有する内側のポート111か外側ポート113に接続する。バルブ1
00,102が径方向と周方向に延びていることは、ボールがプレート84に着
座していない時においてボール107をバイパスさせることによって後述するバ
ランスリング120に対するボールのチャタリングを減少させる。このことは、
中央領域52と油圧装置のキャビティ25のための自己充足的なケースドレイン
となり、その中での流体の循環と圧力低下をもたらすことになる。
【0047】 3つの穴のうちでは、最も外の102は外側のポート113と接続され、中央
穴101は後述するバランスピストンのランドでカバーされる領域をスイープし
、その間、最も内側の穴100は内側のポート111に接続される。穴100,
101,102がすべて流路103、104によってそれぞれ中央領域に接続さ
れるという事実(図16)のために、中央の領域52にある流体は最も低い相対
圧力を持っているポートに自由に流れる。中央穴101それ自体は、後述するバ
ランスピストン120を、中央領域52と、それを通してケースドレインに接続
すべく、バランスピストン120の表面のランドの間で常にバルブ作用なしの連
通をしている。
【0048】 これらの圧力解放バルブを回転するバルブと統合することによって, ジェロー
タ圧力装置の総合的な複雑さとコストが削減される。この発明には、他のタイプ
のケースドレインを利用することができる。
【0049】 バルブ81自体は、ロータ45に接続されたバルブスティックによって、その
結果、駆動軸の揺動スティック36を通して、回転させられる。これは、バルブ
81の正確なタイミングと回転をもたらす。
【0050】 バルブ81のポートプレート110側にあるバランスピストン120は、外側
のポート113と内面のポート111を切り離して、その結果、装置の効率的な
操作をもたらす。このバランスリングは、「流体作動モータ」と題する米国特許
第3,572,298号に示されるものと実質的に同じである。バランスピストンの後ろ
のポケットに位置する一連のスプリングがバルブ81に対してピストンを付勢し
、マニホルド60かピストン120のどちらかからのバルブ81の軸方向の分離
の危険を減少させている。
【0051】 ポートプレート110は、圧力と戻りポート(図示せず。)に位置をもたらす
ことに加えて、バルブ作用部8Oへの物理的な位置付けとして機能する。その結
果、それはジェロータ圧力装置10を完成させる。
【0052】 或る程度の具体性で好適な実施形態について本発明を記述したが、特許請求の
範囲から逸脱することなく、多くの変更を行うことができることが理解されるべ
きである。
【0053】 この例が図2に示されており、ここでは、軸受ハウジング20とジェロータ構
造40は、ホワイトのモデルRSモータで使用されているものと実質的に同じで
ある。主要な違いは、ホワイトのモデルRSモータでは、駆動軸30が軸受ハウ
ジング20の角度付き穴と組合わされて回転弁として利用されるが、図2のもの
は図1のバルブを使用することである。ホワイトのモデルRSモータの重要な作
用は、「回転式流体圧力装置」と題する、米国特許第4,285,643号に記載されて
いる。主要な違いは、バルブとして回転軸を使用せず、軸受ハウジング20にお
ける、或る一定の加工ステップの排除である。
【0054】 また、この発明は、他の隣接している領域より高い相対的圧力の室又はセルを
持つ如何なる流体装置にも組込まれることができる。油圧ジェロータモータの例
としては、ホワイトのモデルRS(米国特許第4,285.643号)、ホワイトのモデル
RE(米国特許第4,357,133号、第4,877,383号)、TRW社のMシリーズ (米国特
許第3,452,680号)、イートンの装置 (この明細書の従来技術の箇所で述べた)及
び、回転するロータユニット、回転するステータユニット、軌道旋回するステー
タユニット、その他の装置があり、この発明は、バルブ作用のタイプやその他の
構造上の相違には関係がない。 また、特許請求の範囲に記載された発明から逸脱することなく他の変更も可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施した油圧装置の軸方向断面図。
【図2】 本発明による油圧モータの代替実施形態の軸方向断面図。
【図3】 図1の油圧ジェロータの3−3線に沿った横断面図。
【図4】 図1の実施形態の摩耗プレートの4−4線での側面図。
【図5】 図4の摩耗プレートの5−5線での横断面図。
【図6】 下死点のロータ位置で図4の摩耗プレートの上に重ねた、図3の
ジェロータ装置の概念図。
【図7】 上死点のロータ位置で図4の摩耗プレートの上に重ねた、図3の
ジェロータ装置の概念図。
【図8】 摩耗プレートの代わりにロータに潤滑流体流路を具えた図3のジ
ェロータ構造の図6図に似た概念図。
【図9】 摩耗プレートの代わりにロータに潤滑流体経路を具えた図3のジ
ェロータ構造の図7に似た概念図。
【図10】 図1の実施形態のマニホルドプレートの10−10線での側面
図。
【図11】 図12中の11−11線に沿った図10のマニホルドプレート
の側面図。
【図12】 図10のマニホルドプレートの12−12線での側部の横断面
図。
【図13】 図1のジェロータ装置の回転バルブのプレートの選択的な横断
面図。
【図14】 図1のジェロータ装置の回転バルブのプレートの選択的な横断
面図。
【図15】 図1のジェロータ装置の回転バルブのプレートの選択的な横断
面図。
【図16】 図1のジェロータ装置の回転バルブのプレートの選択的な横断
面図。
【図17】 図1のジェロータ装置の回転バルブのプレートの選択的な横断
面図。
【図18】 図1の装置のバイアスピストンの18−18線に沿った正面図
【図19】 図18のバイアスピストンの19―19線に沿った横断面図。
【図20】 適切な順番と数で分離されたバルブプレートの斜視図。
【図21】 本発明の好適なパラメータを強調した、図7を変形した拡大図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H071 AA03 BB02 CC01 CC11 CC26 CC27 CC31 CC32 CC34 CC35 CC41 CC47 DD01 DD06 DD11 DD26 DD31 3H084 AA25 AA26 AA45 BB05 BB06 BB09 BB16 BB23 BB25 BB27 BB30 CC01 CC02 CC03 CC21 CC24 CC38 CC60

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの表面に接触する表面を具え軌道を旋回するロー
    タを有するジェロータモータのための潤滑経路であって、 実質的にその長手軸に沿ったハウジングの中の中央領域、及び前記中央領域よ
    り相対的に高い圧力の少なくとも1つのジェロータセルを有し、 前記潤滑経路は流路からなり、該流路は、前記ロータの面の1つ又は前記ハウ
    ジングの表面に位置し、該流路は、前記相対的に高い圧力のジェロータセルを前
    記中央領域に連結している、 潤滑経路。
  2. 【請求項2】 前記ジェロータ装置が比較的高い圧力のデッドセルを有し、
    前記流路が少なくとも前記デッドセルを前記中央領域に連結する、請求項1の潤
    滑経路。
  3. 【請求項3】 前記ロータが前記ハウジングの中の静止した表面に隣合って
    位置し、前記潤滑経路が前記ハウジングの静止した表面に位置する、請求項1の
    潤滑経路。
  4. 【請求項4】 前記ロータが駆動開口とその間に谷があるローブとを有し、
    前記流路が前記ロータの面において前記谷から前記駆動開口に延びていることを
    特徴とする、請求項1の潤滑経路。
  5. 【請求項5】 前記ロータがその間に少なくとも1つの谷を具えたローブを
    有し、前記ロータの軌道旋回が前記谷に内側限界円を描かせ前記谷が前記ジェロ
    ータモータに関してデッドセル位置を有し、前記流路が前記ハウジングにおいて
    少なくとも前記デッドセルにおける内側限界円から前記中央領域に延びることを
    特徴とする、請求項1の潤滑経路。
  6. 【請求項6】 前記流路が外端を有し、該外端が径方向に延びる延長部を有
    する、請求項1の潤滑経路。
  7. 【請求項7】 前記流路が外端を有し、該外端が径方向に延びる延長部を有
    する、請求項5の潤滑経路。
  8. 【請求項8】 前記径方向に延びる延長部が前記流路に対して実質的に中央
    にある、請求項6の潤滑経路。
  9. 【請求項9】 前記モータがバルブを有し、ケースドレインが付加され該ケ
    ースドレインが前記バルブを貫通する流路を含む、請求項1の潤滑経路。
  10. 【請求項10】 多重のジェロータセルと多重の流路がある、請求項1の潤
    滑経路。
  11. 【請求項11】 前記モータがデッドセルを有し、前記流路が前記デッドセ
    ルに隣合うジェロータセルに少なくとも接続する、請求項1の潤滑経路。
  12. 【請求項12】 比較的高圧の多重のセルを有し、唯一の前記流路が所定の
    時期に接続される、請求項10の潤滑経路。
  13. 【請求項13】 比較的高圧の多重のセルを有し、唯一の前記流路が所定の
    時期に接続される、請求項11の潤滑経路。
  14. 【請求項14】 ステータと、ハウジングの表面に接触する表面を具えた軌
    道を描くロータとを有するジェロータモータの潤滑経路であって、 前記ロータがその間に少なくとも1つの谷を具えたローブを有し、前記ロータ
    の軌道旋回が前記谷に内側限界円を描かせ、 前記ハウジング内の中央領域が実質的に前記ハウジングの長手軸に沿う開口を
    具え、少なくとも1つのジェロータセルが前記中央領域より高い圧力を有し、 前記潤滑経路が流路からなり、該流路が前記ロータの表面又は前記ハウジング
    の表面に位置し、前記流路が少なくとも前記内側限界円から前記中央領域の開口
    に延び、さらに、前記流路が前記比較的高い圧力のジェロータセルを前記中央領
    域に接続するようになっている、 潤滑経路。
  15. 【請求項15】 前記モータがデッドセルを有し、前記流路が前記デッドセ
    ルに隣合うジェロータセルに少なくとも接続する、請求項14の潤滑経路。
  16. 【請求項16】 前記旋回ロータが前記ハウジングの静止表面に隣合って位
    置付けられ、前記流路が前記ハウジングの前記静止表面に位置している、請求項
    14の潤滑経路。
  17. 【請求項17】 前記流路が前記ロータの表面において谷から延びている、
    請求項14の潤滑経路。
  18. 【請求項18】 前記流路が外端を有し、該外端が径方向に延びる延長部を
    有する、請求項14の潤滑経路。
  19. 【請求項19】 前記モータがバルブを有し、前記バルブを通る流路を具え
    たケースドレインが付加されていることを特徴とする、請求項14の潤滑経路。
  20. 【請求項20】 多重のジェロータセルと多重の流路を有することを特徴と
    する、請求項14の潤滑経路。
  21. 【請求項21】 前記モータが前記デッドセルに隣合うジェロータセルを有
    し、第2の流路が付加され、該第2の流路が前記ロータの表面の1つ又は前記ハ
    ウジングの表面に位置し、前記第2の流路が前記内側限界円の外から前記デッド
    セルに隣合うジェロータセルにおける中央の領域の開口に延びており、前記第2
    の流路が前記デッドセルに隣合うジェロータセルを前記中央領域に接続するよう
    になっている、請求項14の潤滑経路。
  22. 【請求項22】 ジェロータモータの潤滑経路であって、前記ジェロータモ
    ータは中央の領域と、拡張・収縮するジェロータセルをつくるように軌道を描く
    ロータと結合するステータを具えたハウジングを有し、 前記ロータはローブの間の内側の谷を有し前記ロータの軌道旋回に伴い内側の
    限界円を画定させ、 前記ハウジングは前記ロータに隣合う表面を有し、少なくとも1つのジェロー
    タセルが前記ロータの軌道旋回に当たり、前記ハウジングに中央の領域より比較
    的高い圧力を有し、 前記潤滑経路が多重の経路からなり、該経路は前記ロータに隣合うハウジング
    の表面にあり、前記流路が前記ハウジングの中央の領域から少なくとも内側の限
    界円に延び、比較的高い圧力のジェロータセルを前記中央の領域に接続するよう
    になっている、 潤滑経路.
  23. 【請求項23】 前記ジェロータセルがセンターを有し、前記流路がそれぞ
    れのジェロータセルのセンターに実質的に沿って位置付けられていることを特徴
    とする、請求項22の潤滑経路。
  24. 【請求項24】 前記ステータに関して前記ロータの或る位置付けにおける
    デッドセルに隣合ってジェロータセルがあり、前記流路が前記内側限界を越えて
    延びており、前記ステータに関して前記ロータの或る位置付けにおけるデッドセ
    ルに隣合ったジェロータセルに接続されることを特徴とする、請求項22の潤滑
    経路。
  25. 【請求項25】 前記流路が終端と径方向延長流路とを有し、前記径方向延
    長流路が前記流路の前記終端から逸れて延びている、請求項22の潤滑経路。
  26. 【請求項26】 前記中央領域が前記ハウジングの表面上に開口を有し、該開口
    が外径を有し、内側の限界円が内径を有し、前記流路が前記表面において、前記
    内径の内側から外径の外側に延びている、請求項22の潤滑経路。
  27. 【請求項27】 前記ロータが前記ロータの軌道旋回運動の外側の限界円を
    定める先端を具えたローブを有し、前記流路が前記表面において前記外側の限界
    円迄広がらないことを特徴とする、請求項26の潤滑経路。
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