JP2002500286A - 紙製品およびセルロース繊維に化学添加剤を付与する方法 - Google Patents

紙製品およびセルロース繊維に化学添加剤を付与する方法

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Abstract

(57)【要約】 最小量の非吸着性化学添加剤が製造プロセス水の中に存在する状態で化学添加剤が高レベルで、セルロース製造繊維上に吸着される。方法は、繊維スラリーを過度の化学添加剤で処理し、十分な吸着滞留時間を可能にし、スラリーをろ過して非吸着化学添加剤を取り除き、ろ過れたパルプを新鮮な水で再分散することを含む。シックニングプロセスからのろ過は非吸着化学添加剤を含み、化学的に処理された繊維とともにプロセスに進まない。この方法は改善された紙製品を作るのに利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、一般的に紙製品に関する。より詳細には、本発明は、化学添加剤を
セルロース繊維に付与する方法と、該方法により得られる紙製品に関する。
【0002】 (背景技術) 紙製品の製造において、化学添加剤を付与することによって物理的または任意
的特性を高めることが望まれる。化学添加剤を付与することにより展開されたり
、高められる特性の例は、乾燥強度、湿度強度、柔軟性、吸収性、不透明性、明
るさおよび色を含むがこれらに制限されるものではない。製紙工程中に、化学添
加剤が一般的に、繊維がウェブに形成される前に、ウェットエンドにおいて繊維
スラリーに添加され、脱水され乾燥される。一般的にウェットエンド添加剤は0.
5から5パーセントの濃度である繊維スラリーに添加される。次いで、スラリーは
ファンポンプにおいて最終稀釈前に製紙工程において、最終成形濃度に稀釈され
る。
【0003】 ウェットエンド化学添加剤は、局部スプレー法、印刷またはサイズプレス化学
添加法にたいしいくつかの利点を有する。例えば、ウェットエンド添加剤は、繊
維表面上に、可がクテン家財の均一な分布を与える。さらに、ウェットエンド化
学添加剤によって選択された繊維の一部が、紙の機能を高めるためにまたは可が
クテン家財の効率を高めるために特定の化学添加剤で処理できる。さらにウェッ
トエンド化学添加剤は、紙ウェブを生成する前に、同時にまたは連続して繊維ス
ラリーに複数の化学物質を添加できる。
【0004】 ウェットエンド化学添加剤に伴う1つの欠点は、水溶性または水分配性化学物 質が水中で懸濁され、セルロース繊維上に完全に吸収されない。ウェットエンド
添加剤の吸収性を高めるために、化学手塩化剤が多官能基で変性され、水中で電
荷を与えるようになる。電荷された添加剤と陽イオン電荷された繊維表面との間
の電子力学的反応は、繊維上に化学添加剤を堆積し保持する助けとなる。しかし
ながら、ウェットエンドに保持できる化学添加剤の量は一般的に、ラングマイヤ
ーに記載されたような効率の減少を呈する吸収曲線に従う。この結果、水溶性ま
たは水分散可能な化学添加剤の吸収が、特に高化学添加荷重レベルを達成しよう
とすると、100パーセント未満になる。
【0005】 このように、いかなる化学添加剤レベルにおいても、特に高添加レベルにおい
て、化学添加剤の一部だけが繊維面に保持される。化学添加剤の残余部分が溶融
されないままであり、懸濁水相中で分散されるままである。これらの非吸着性化
学添加剤によって、製紙工程において多くの問題が起きた。化学添加剤の完全な
特性は生じる可能性のある特定の問題を判断するが、発泡体、堆積物、別の繊維
流れの汚れ、機械上での乏しい繊維保持、多層製品における妥協された化学層部
分、水システムにおける非溶解性蓄積物、別の工程高の化学剤の反応、フェルト
または布の詰まり、乾燥面における過度の接合または剥離、最終製品の物理的問
題の一部にすぎない。
【0006】 このように、本分野において欠乏しており必要とされるのは製紙工程のウェッ
トエンドにおいて、セルロース繊維面上に吸着可能な化学添加剤を付与し、工程
の水なのなかの非吸着性化学添加剤の量が減少されるか、なくなる。この方法は
、発生する可能性のある、対応する製造および最終製品の質の問題を最小にする
【0007】 (発明の開示) 製紙プロセス水内に存在する非吸着性添加剤の最小量で、高レベルで、セル
ロース製紙繊維上に化学添加剤が吸着されることが発見された。このことは、過
度の化学添加剤を有する繊維スラリーを処理し、吸着が十分な居住時間で発生し
、スラリーを濾過して非吸着性化学添加剤を取除き、濾過されたパルプを新鮮な
水で再分散することによって達成される。シックナー工程からの濾過が非吸着性
添加剤を含んでいるために、化学的に処理された繊維に関する工程に送られない
。むしろ、濾過液は、下水管または濾過段階前の処理段階において再使用される
ように送られる。
【0008】 従って、1態様において、本発明は化学添加剤をセルロース繊維に添加する方 法に関する。この方法は、水、セルロース繊維、および吸着可能な化学的添加剤
からなる繊維スラリーを作り出し、繊維スラリーを脱水して、非吸着性化学展開
剤を取除き、繊維を新鮮な水で再分散する、段階からなる。セルロース製紙繊維
を処理する方法が化学添加剤を繊維に吸収させ、同時に従来のウェットエンド化
学添加剤に比較して水相内に相当に低いレベルの非吸着性化学添加剤を維持する
。このように、プロセス水に関する繊維上の化学添加剤のより高い濃度が、従来
の方法で可能であったものと比べて得ることができる。
【0009】 本発明において、セルロースとは、合成繊維に対し、非晶炭化水素ポリマーか
らなる製紙繊維をいう。吸着可能とは、本明細書において、化学添加剤とセルロ
ース繊維とを含む化学反応がない状態でセルロースの表面によって吸収できる化
学添加剤をいう。非吸着性とは、繊維によって吸収されずに、プロセス水中に浮
遊したままである化学添加剤の一部を意味する。新鮮な水とは、非吸着性化学添
加剤が実質的にない水をいう。最も好ましくは新鮮な水は化学添加剤が全くない
。 繊維スラリーは、非吸着性添加剤を含む水のほとんどを取除くために、繊維ス
ラリーを約20パーセントか、それ以上、詳細には、約30パーセントか、それ以上
の濃度に増大できるように脱水されることが好ましい。この後繊維は再分散され
、好ましくは繊維スラリーの濃度を製紙に適したレベル、約20%か、それ以下、
より詳細には、約3から嫉く5%のように5か。これ以下に減少されることが好ま しい。
【0010】 本発明の方法は、製紙繊維、特に層状製紙製品に有効である繊維紙料の製造を
可能にする。このように、本発明の態様は、水中で非吸着性化学添加剤を比較的
低レベルで組み合せて達成できる場合よりもより高い化学添加剤配合を有する繊
維紙料に関する。これは、通常のウェットエンド添加剤に対する化学添加剤配合
が非吸着化学剤のレベルと、これに対応する、発泡、沈着物、化学的相互作用、
フェルトの詰まり、過度のドライヤー接合または剥離あるいは、水中内の非吸着
生化学剤の存在によって発生する紙の様々な物理的特性制御のような処理困難性
によって制限されることが多い。
【0011】 1実施例において、本発明の繊維紙料は、水、セルロース繊維、および吸着可 能な化学添加剤からなる。繊維に吸着される化学添加剤の量は2キログラム/メー
タトンか、それ以上の量、および水中の非吸着性化学添加剤の量が繊維に吸着さ
れる化学添加剤の量の0から約20パーセントである。より詳細には、好ましい実 施例において、吸着化学添加剤の量は3キログラム/メータトンか、それ以上の 量、より詳細には4キログラム/メータトンか、それ以上の量、さらに詳細には 、5キログラム/メータトンか、それ以上の量である。さらに水中の非吸着性化 学添加剤の量は、吸着化学添加剤の量の0から約10パーセント、より詳細には、 0から7%である。
【0012】 本発明の別の態様は化学処理された紙製品を製造する方法に関する。この方法
は、水、セルロース繊維、および吸着生化学添加剤からなる第1の繊維スラリー
を作り出し、吸着性化学添加剤が実質的にない第2の繊維スラリーを作り出し、 第1の繊維スラリーを非吸着性化学添加剤を取除くように脱水し、第1繊維スラリ
ー内の繊維を新鮮な水で再分散し、層状ヘッドボックスを使って紙製品を形成す
る段階からなり、第1の繊維スラリーは第1のヘッドボックス層に供給され、第2
の繊維スラリーは第2のヘッドボックス層に供給される。 別の態様において、紙製品を製造する方法は、水、セルロース繊維、および吸
着生化学添加剤からなる繊維スラリーを作り出し、この繊維スラリーを約20%か
、それ以上の濃度に脱水し、該脱水された繊維スラリーを分散器に通し繊維を機
械的に作用させ、繊維スラリーを、第1の化学添加剤が実質的にない新鮮な水で 、約5%か、それ以下の濃度に稀釈し、剥離剤または柔軟剤からなる第2の吸着セ
絵栄化学添加剤を繊維スラリーに添加し、該繊維スラリーを約20か、それ以上の
濃度に脱水し、繊維スラリーを、第2の化学添加剤が実質的にない新鮮な水で、
約5%か、それ以下の濃度に稀釈し、繊維スラリー唐紙精神を製造する段階から なる。第1の化学添加剤は、例えば製品からリント量を減少させるように結合剤 から構成されていればよい。
【0013】 本発明は、特に、柔軟剤および剥離剤のような化学添加剤を3層の紙製品にお ける外側の層の紙料に添加するのに有効である。特定の紙製品において、例えば
、中央層は強度の展開と調整を与えるようになっている。本発明は、中央強度層
の不純物を最小にしながら、外側層に柔軟剤と剥離剤とを塗布できる。 従って、本発明の別の態様は、プロセス水において残余する非吸着性化学添加
剤の両を最小に数量に化学的に処理された繊維から形成された紙製品に関する。
これらの紙製品は本発明を用いて処理された繊維部分に化学的純度の高さを呈し
、層状ヘッドボックスを用いたときに卓越した純度の化学層達成する能力、また
は2つか、それ以上の繊維種類の混合物から作られた紙製品において特定の化学
処理を達成する能力とを提供する。紙とは、本明細書において、広く書き込み、
印刷、ラップ、生理用および工業用紙、新聞、ボード、ティッシュ、ナプキン、
ワイパ、タオル等を含んで使用される。
【0014】 本発明に関し使用できる化学添加剤は。乾燥強度剤、湿度強度剤、柔軟剤、剥
離剤、吸収材、サイジング剤、染料、光学的脱色剤、化学的トレーサ、不透明剤
、ドライヤ接合化学物質、等を含む。化学添加剤の別の形態は、顔料、乳化剤、
湿潤剤、ウイルス打撲剤、バクテリア打撲剤、緩衝剤、ワックス、フルオロポリ
マー、臭気制御材料および脱臭剤、ゼオライト、香料、剥離剤、野菜およびミナ
ラル油、サイジング剤、超給集材、界面処理剤、湿分剤、UVブロック剤、滅菌剤
、ローション、細菌防御剤、保存剤、アラエベラ抽出物、ビタミンE,等を含んで
いてもよい。適当な化学添加剤はセルロース製紙繊維により吸収され、水溶性で
あったり、水分散性である。
【0015】 ここで柔軟剤とは、ティッシュのような紙製品に組込まれ、手触りを改善する
ような化学添加剤をいう。これらの化学剤は剥離剤としても作用し、ティッシュ
面と手との間の摩擦係数を減少させることによってティッシュの方面特性を改善
するように作用する。 ここで剥離剤とは、ティッシュのような紙製品に組込まれ相互繊維の水素結合
を防いだり、防御するようにできる化学剤をいう。化学物質の性質によって、剥
離剤は柔軟剤としても作用する。一方、結合剤はシートにおける相互繊維のい結
合のレベルを増大したり、高めるようにティッシュに組込まれる化学剤をいう。
増大した結合剤はイオン、水素または共有結合のいずれかであればよい。
【0016】 水溶性とは、水中で溶融を形成する固体または液体を意味し、水分散性とは、
水溶性の媒体に分散できるコロイドの大きさまたは、それ以上の固体または液体
を意味する。 化学添加剤を製紙繊維に添加する方法は、ウェットプレス、およびクレープま
たは非クレープ加工通気乾燥作用を含む様々な製紙作用に使用できる。様々なテ
ィッシュ製紙プロセスがS.Aエンゲル他に1997年9月16日に付与された米国特許第
、5667,636号、T.E.ファリントンジュニア他に1997年3月4日に付与された同第5,
607,551号に開示されており、これらを本明細書の一部に組み入れる。
【0017】 本発明の方法は、ドライラップ機械またはクラムベイラーの前にパルプミル内
においてパルプを化学的前処理し、続いて相互作用を少なくするように化学添加
剤を加え、化学添加剤除去工程を容易にするように添加された後に、化学添加剤
を繊維スラリーから取除く(陽イオン成分を中和し、配合物をサイジングまたは 柔軟化する)等を含む別のプロセスに使用されてもよい。
【0018】 広葉樹または針葉樹、麦、フラックス、トウワタ種フロス繊維、アバカ、麻、
ケナフ、バガス、綿、リード等を含む多くの種類の繊維を本明細書に使用できる
。脱色されたか、脱色されていない繊維、天然繊維(木材繊維、および別のセル ロース繊維、セルロース誘導体、および化学的に剛性化あsれたか架橋された繊
維を含む)、合成繊維の所定の成分部分(合成製紙繊維は、ポリプロピレン、アク
リル、アラミド、アセテート等から作られた繊維の所定の形態を含む)、バージ ンおよび回復された、もしくは再生繊維、広葉樹、針葉樹、および機械的にパル
プ化された繊維(例えば地上木材)、化学的にパルプかされた(クラフトおよびサ ルファイトパルプ工程を含むがこれらに限定されない)、熱機械的パルプ化され た化学熱機械的パルプ化された等を含む既知の製紙繊維を使用してもよい。上述
した、またはこれに関連した繊維クラスのサブセットの混合物を使用してもよい
。繊維を、本分野において有効であると知られている複数の方法で準備できる。
製紙繊維の有効な方法では分散を含んでおり、M.A.ハーマンズ他に1994年9月20 日に付与された米国特許第5,348,620号、1996年3月26日に付与された同第5,501,
768号およびファリントンジュニア他に997年8月12日に付与された同第5,656,132
号に開示されているようにカールと改善された乾燥特性を与えるようになってい
る。
【0019】 単一のヘッドボックスおよび複数のヘッドボックスを使用してもよい。ヘッド
ボックスは層状にし、ウェブの生成において単一のヘッドボックスジェットから
複数層上構造の製造を可能にする。特定の実施例において、ウェブは層状ヘッド
ボックスで作られ、改善された柔軟性のためにウェブの一方側により短い繊維を
堆積し、ウェブまたはウェブの内側層の他方側に比較的長い繊維を有した状態で
あり、3つか、それ以上の層を有する。ウェブは液体を排水でき、ウェブの部分 的脱水を可能にする成形繊維布のエンドレスループ上に形成されていることが好
ましい。複数のヘッドボックスからの複数の初期ウェブがコーチされたり湿潤状
態で機械的又は化学的に結合され、複数の層を有する単一ウェブを作り出すよう
になっている。
【0020】 本発明の様々な特徴と利点が以下の記載から明白になるであろう。説明のいて
、本発明の好ましい実施例を表す図面を参照する。このような実施例は本発明の
全範囲を表すものではない。本発明の全範囲を説明するために請求の範囲を参照
しなければならない。
【0021】
【本発明の詳細な説明】
本発明を図を参照にして詳細に記載する。簡潔にするために、いくつかの布の
作動を定めるのに概略的に使用される様々な引張ロールが図示されているが、番
号は付されておらず、異なる図面において同一の要素には同一の参照符号が付さ
れている。様々な従来の製紙装置と作動が、ストックの準備、ヘッドボックス、
成形布、ウェブ搬送、クレーピングおよび乾燥に関し使用できる。しかし特定の
従来の成分も本発明の様々な実施例に使用できる内容を与えるために図示されて
いる。
【0022】 図1は、本発明の1実施例に従って、化学添加剤を製紙繊維に付与するためのス トック準備設備を表す。ストック準備設備は、第1のストックチェスト10、ダイ 2ストックチェスト12、およびストックチェスとの間に作動的に配置された脱水
装置14からなる。製紙繊維と水が第1ストックチェスト10に添加され繊維スラリ ー20を形成する。第1ストックチェスト何の繊維スラリーは約20パーセント以下 の濃度を有していることが好ましく、詳細には約3から約5パーセントのように約
5パーセントか、それ以下である。第1ストックチェスト内の繊維スラリーは、混
合ブレード、ロータ、再循環ポンプまたは、繊維スラリーを混合するのに適した
別の装置18を用いて攪拌することが好ましい。
【0023】 1か、2以上の化学添加剤24がリザーバ26から供給され、第1ストックチェスト
10内の繊維スラリー20に添加される。化学添加剤24の量は約5から約20Kg./メー タトンであることが適している。詳細な実施例において、化学添加剤はイミダゾ
リジンがベースの剥離剤から構成されており、約7.5から約15kg./メータトンの ように添加される。繊維スラリーと化学添加剤は、製紙繊維が化学添加剤24のほ
とんどの部分を吸収できるのに十分な滞留時間の間攪拌状態で第1のストックチ ェスト内に共に残ったままであることが好ましい。例えば約15から約30分の滞留
時間であれば十分である。
【0024】 繊維スラリー20は適当な導管27とポンプ28を介し脱水装置14に搬送される。図
示した実施例において、脱水装置はベルトプレス14から構成され、遠心のような
別の脱水装置、ニップシックニング装置等のような別の脱水装置を用いてもよい
。繊維スラリーはプレスフィルタ32がスラリーから取除かれるように対の成形布
30の間に噴射される。プレスフィルタ32は、水中の非吸着性化学添加剤24と共に
、プロセス水の一部からなる。ベルトプレス14または別の脱水装置は、約20パー
セントか、それ以上、詳細には、約30か、それ以上のスラリーの繊維濃度に上昇
することが適当である。非吸着性化学添加剤は、プロセスから取除かれるか、ス
トック準備段階において稀釈水として使用されるが、化学的に処理された回魅了
と共に前方に送られないことが重要である。
【0025】 シックニング繊維スラリー20が導管34を通って第2のストックチェスと12に搬 送される。次いで、繊維スラリーは新鮮な水35で適当なリザーバ36から再稀釈さ
れ、混合装置18を用いて任意的に攪拌される。スラリーの繊維濃度は約20パーセ
ント以下に減少されることが好ましく、詳細には約3から5パーセントのように約
5パーセントか、それ以下である。次いで繊維スラリーは適当な導管37とポンプ3
8を次の処理のために通って取除かれる。あるいは、繊維スラリーは化学添加剤 保持レベルを高めるように努力して、前述の手順で再び処理されてもよい。
【0026】 図2は本発明の別の実施例を表しており、ストック準備設備が化学添加剤を製 紙繊維に加え、繊維を機械的に処理するのに使用される。一般的に、設備は3つ のストックチェスと10,12,40,2つの脱水装置14,42,2つの稀釈水チェスと44およ び46から構成されており、製紙繊維を機械的に処理するようになっている。 製紙繊維と水が第1ストックチェスと10に添加され、繊維スラリー20を形成す るようになっている。第1ストックチェスト内の繊維スラリーは約20パーセント か、それ以下の濃度、詳細には、約5パーセントか、それ以下の濃度を有してい ることが好ましい。1か、2以上の化学添加剤24がリザーバ26から供給され、攪拌
18中に、繊維スラリー20を第1のストックチェスト10に添加される。繊維スラリ ーに添加される第1の化学添加剤は、最終製品の屑を調整するのに使用される陽 イオン添加剤であることが好ましい。第1の化学添加剤は、最終製品の効率を減 少させる柔軟剤、または剥離剤ではないことが好ましい。
【0027】 十分な滞留時間後に、繊維スラリーが適切な導管27とポンプ28とを介しベルト
プレス14または適当な脱水装置に搬送される。水中の非吸着性化学添加時アーマ
チュアがプレス作動中にプレスフィルタ32で取除かれ、第1の稀釈水チェスト44 ないに蓄積される。第1稀釈チェストの内容物は、パルパー製造水または稀釈の いずれかとして使用されたり、廃棄されればよい。脱水装置14はスラリーの繊維
濃度を約20パーセントか、それ以上の濃度、詳細には約30パーセント以上の繊維
濃度に上昇させることが好ましい。
【0028】 シックニング繊維スラリー20が適当な導管34を通って分散器48に搬送され繊維
の機械的処理が行われる。本発明の方法に使用するのに適した分散器は、M、A, ハーマンズ他に1994年9月20日に付与された同第5,348,620号および1996年3月26 日に付与された同第5,501,768号に開示されており、これらを引例として組み入 れる。
【0029】 分散後に、繊維スラリーが導管50を介し第2ストックチェスト12に搬送される 。第2の化学添加剤すなわち第2群の化学添加剤52がリザーバ53から供給され、 攪拌18中に第2ストックチェスト12ないの繊維スラリー20に添加される。さらに 繊維スラリーが後述するソースから濾過液56で任意的に稀釈されてもよい。スラ
リーの繊維濃度は約20パーセントか、それ以下に減少され、詳細には、約3から 約5パーセントのように約5パーセントか、それ以下に減少される。詳細な実施例
において、第2化学添加剤52は柔軟剤または剥離剤から構成され、繊維スラリー は、柔軟剤または剥離剤が繊維スラリーに添加されると、分散器に発生したよう
な高せん断再精製力を受けない。
【0030】 第2の化学添加剤を吸収できる十分な滞留時間後に、繊維スラリー20が第2のス
トックチェスト12から適当な導管58とポンプ59を通り、第の脱水装置42に搬送さ
れる。水中での第2の化学添加剤52の非吸着部分が圧力作動中にプレス濾過56で 取除かれ、第2の稀釈水チェスト46ないに蓄積される。第2稀釈水チェ兎sとのな い長物が上述したように第2のストックチェスト12に添加されてもよいし、廃棄 されてもよい。第2の脱水装置42はスラリーの繊維濃度を約20パーセントか、そ れ以上、詳細には約30パーセントか、それ以上に上昇させる。
【0031】 シックニング繊維スラリー20が導管58を通り、第3のストックチェスト40に搬 送される。繊維スラリーが適当なリザーバ36からの新鮮な水35で再稀釈され、任
意的に混合装置18を用いて攪拌される。スラリーの混合濃度は約20パーセントか
、それ以下に、詳細には約3から5パーセントのように約5パーセントか、それ以 下に稀釈される。繊維スラリーは、次の工程39のために適当な導管37およびポン
プ36を介して第3のストックチェストから取除かれる。あるいは、繊維スラリー は第2の化学的添加剤52を反復して付与するように第2のストックチェスと12に戻
されてもよい。
【0032】 図1または図2の繊維スラリー20から紙製品を作るための1つの適当な工程39は
、図3に図示した非クレープ加工通気乾燥方法である。非クレープ加工通気乾燥 方法は、ファリングトン他に1997年8月12に付与された米国特許第5,656,132号に
も開示されており、これを引例として組込む。層状製紙ヘッドボックス60を有す
るツインワイヤフォーマが繊維スラリー20からの流れを成形布62上に噴射し足り
、堆積させ、セルロースウェブ64を形成する。次いで、ウェブは布66に搬送され
、ウェブが約10乾燥重量パーセントの濃度にまで部分的に脱水されると、工程の
下流側において新しく形成された湿潤ウェブを支持し搬送する。さらに、湿潤ウ
ェブが成形布によって支持されている間、真空サクションによってさらに湿潤ウ
ェブの脱水を実行できる。
【0033】 次いで湿潤ウェブが成形布66から、増大したMD伸長をウェブに与えるためにセ
形布より遅い速度で進行する搬送布70に搬送される。キス搬送が、好ましくは真
空シュー72の助けを得て湿潤ウェブの圧縮を回避するように実行される。搬送布
は押圧ナックルを有する布であるか、アステン934,937,939,959またはアリベニ9
4Mのようなより滑らかな布である。搬送布が本明細書に記載した押圧ナックルタ
イプのものである場合には、通気乾燥布と同一の統制のいくらかを得ることがで
き、押圧ナックルを有する通気乾燥布と組み合わされると効率を高めることがで
きる。押圧ナックルを有する搬送布が所望のCD伸長特性を達成するのに使用され
ると、装飾パターンを有するもののような異なった通気乾燥布を任意的に使用す
るように可撓性を与え、これがなければ得られないような付加的な好ましい特性
を得ることになる。
【0034】 次いで、真空搬送ロール76または真空搬送シューの助けを得て搬送布から通気
布74に搬送される。通気乾燥布は搬送布に対し同一の速度または異なる速度で進
行できる。所望であれば、通気乾燥布はより遅い速度で進行し、MD伸長を高める
ことができる。搬送は真空の助けを得て実行されることが好ましく、シートの変
形を確実にし、通気乾燥布に一致させ、所望の嵩、可撓性、CD伸長および外観を
作り出す。通気乾燥布は押圧ナックルタイプのものであることが好ましい。 ウェブ搬送に使用される真空レベルは約3から15インチ(約75から380ミリメー トル)水銀であり、好ましくは約10から15インチ(約254から380ミリメートル)水 銀である。真空シュー(負圧)がウェブの対向する側部から正圧を使用することに
よって、補助したり置き換えることができ、真空で次の布上に吸引することに加
え、またはこれに置き換えて次の布上にウェブを吹き込んでもよい。また、真空
ロールが真空シューに置き換えるのに使用できる。
【0035】 成形布、搬送布、ラッシュトランスファ、トランスファシュー、布位置決めお
よび真空レベルに関連する特定の実施例と作動モードが、S.Aエンゲル他に1997 年9月16日に付与された米国特許第5,667,636号、T.E.ファリントンジュニア他に
1997年3月4日に付与された同第5,607,551号に開示されており、これらを本明細 書の一部に組み入れる。
【0036】 通気乾燥布によって支持されながら、ウェブは通気ドライヤ80によって約94パ
ーセントか、それ以上の濃度にまで最終的に乾燥される。乾燥されたベースシー
トが支持布82と任意的搬送布86とを用いて、リール84に搬送される。任意的加圧
回転ロール88が搬送布82から布86にウェブを搬送しやすくするのに使用される。
この目的に関する適切な布は、アルベニインターナショナル84Mまたは94Mであり
アステン959または937であり、これらの全ては細かいパターンを有する比較的滑
らかな布である。次いで、次の作用においてティッシュロールがカレンダーがけ
され、乳化剤または柔軟剤でスリット表面処理され、エンボス加工等され、最終
製品の形態を作る。
【0037】 例 以下の例は本発明に関連して可能なアプローチを表すのに使う。特定の量、割
合、化合物およびパラメータは例であり、本発明の範囲を特に制限するものでは
ない。
【0038】 例1(比較) この例に関し、従来のスタッフボックス化学添加方法を用いて柔軟/剥離剤が 複数繊維、3層ティッシュを製造中に添加された。外側の2層に使用された紙料は
70%のユーカリ繊維と29%のティッシュ損紙および1%の再生繊維コアストック から構成された。外層紙量成分がパルパーで混合された。再パルプ化後、紙料が
チェストに搬送され、シテックインダストリーズから入手できる結合剤Parez6 31NCで、1Kg/メータトンの用量で処理された。20分の間スラリーを混合した後
、紙料が、脱水プレスを用いて30%以上の濃度にシックニングされ、分散器にお
いて処理され、繊維にカール加工を与える。分散器が80キロワットの電源入力、
約180度Fの出口ストック温度で作動された。分散後、ティッシュ製造中に必要と
されるまで、繊維が高濃度のチェストに蓄積された。
【0039】 製造時間で、分散されたユーカリ/損紙/コアストック混合物からなる外側層の
紙料が、先のシックニングプロセスからの濾過液を使ってチェスト内において3.
5%の濃度に稀釈された。ウィトココーポレーションから入手可能な柔軟/剥離剤
C6092が、機械チェストスタッフボックス再循環ループで、6.5Kg/メータトンの 割合でこの紙料に添加された。このスタッフボックスは3層ティッシュシートの 外側層に対しファンポンプを供給する。
【0040】 中央上料は100%の北洋ブリーチ針葉樹クラフト繊維から構成された。この紙 料は乾燥強度展開のために2馬力日/メータトンのエネルギー入力で精製された。
Parez631NCが用量5.8Kg/メータトンで紙料に添加され、湿潤引張強度標準を達成
した。乾燥強度標準は中央層と外側層の紙料の割合を変えることによって達成で
きた。
【0041】 1プライの非クレープ通気乾燥ティッシュがパイロットティッシュ機械を用い て作られた。これと同じティッシュ機械が例1−4に使用された。機械は3層のヘ ッドボックスを含んでおり、外側層は同一の紙料(70%ユーカリ、29%損紙、1%
のコアストック)を含んでおり、中央層は100%針葉樹繊維であった。この結果得
られた3層のシート構造がツインワイヤ、サクション成形ロール、フォーマで作 られた。成形布の速度は2250フィート/分(fpm)であった。次いで、新く作られた
ウェブが、1800フィート/分(25%ラッシュ搬送)で進行する搬送布に搬送される 前に成形布下側から真空サクションを用いて約20から27%の濃度に脱水された。
約10インチの水銀真空で引張る真空シューがウェブを搬送布にまで搬送するのに
使用された。ウェブは約1800fpmの速度で進行する通気乾燥布に搬送された。ウ ェブは約325度Fの温度で作動する対のハニカム通気ドライヤ上を搬送され、約94
から98%の濃度にまで最終乾燥された。
【0042】 シートの空気乾燥坪量が27.5gsmであった。シートの最終繊維比は32%針葉樹 繊維(中央層)、および68%のユーカリ/損紙/コアストックブレンド(外側層)であ
った。ティッシュの最終強度は、800グラム/3インチの幅(幾何平均引張強度)で あった。
【0043】 例2 この例に関し、図1に示した改善された化学添加方法が柔軟剤/剥離剤を有数r 紙料を処理するのに使用された。処理された紙料は複数繊維、3層ティッシュ構 造において外側層の紙料として使用された。改善された化学添加方法はティッシ
ュ成形中に水相から最も保持されない柔軟/剥離剤を取除くので、例1に記載した
従来の化学添加方法を用いて同一の柔軟剤を有して作られたティッシュよりもそ
の結果得られた製品は等しい引張強度、より高い柔軟性/剥離剤含有量、および より低い針葉樹繊維含有量で作り出された。
【0044】 例2において、外側の2層に使用された紙料は70%のユーカリ繊維と29%のテ ィッシュ損紙および1%の再生繊維コアストックから構成された。ストック準備 中に、3.5%の濃度でストックチェスト内で再パルプ化され、配置されている間 混合された。次いで、紙料がシテックインダストリーズから入手できる結合剤Pa
rez631NCで、1Kg/メータトンの用量で処理された。20分の間スラリーを混合 した後、ウィトココーポレーションからの柔軟/剥離剤C−6092が活性化学剤/繊 維トンの7.5Kgの用量で添加された。20分の混合後、スラリーがベルトプレスを 用いて約32%の濃度にまで脱水された。脱水工程からの濾過積が次の量り分けの
ために、パルパー製造水として使用されるが、ティッシュ聖像工程またはストッ
ク準備には送られない。次いで、シックニングされたパルプが、80キロワットの
電源入力、約180度Fの出口ストック温度で分散器を通り、繊維にカールを作った
。分散後、ティッシュ製造中に必要とされるまで、繊維が高濃度のチェストに蓄
積された。
【0045】 1プライの非クレープ通気乾燥ティッシュが例1に記載した3層ヘッドボック を用いて作られた。外側2層の紙料は化学的に処理された32%濃度のユーカリ
/損紙/コアストックの紙量混合物から構成されており、攪拌状態でチュスト内の
新鮮な水で3%の濃度に再稀釈された。中央層は100%針葉樹繊維であり、2馬力
日/メータトンのエネルギー入力で精製され、これに乾燥強度展開のためにParez
631NCが用量5.8Kg/メータトンで紙料に添加された。乾燥強度標準は中央層と外 側層の紙料の割合を変えることによって達成できた。
【0046】 シートの空気乾燥坪量が27.5gsmであった。シートの最終繊維比は17%針葉樹 繊維(中央層)、および83%のユーカリ/損紙/コアストックブレンド(外側層)であ
った。ティッシュの最終強度は、800グラム/3インチの幅(幾何平均引張強度)で あった。
【0047】 例3 この例に関し、図2に示した改善された化学添加方法が結合剤を有する紙料を
まず処理し、分散器を用いて繊維を機械的に変成し、次に柔軟剤/剥離剤を有す る紙料を処理するのに使用された。化学的に処理された紙料は複数繊維、3層テ ィッシュ構造において外側層の1つの紙料として使用された。改善された化学添
加方法はティッシュ成形中に水相から最も保持されない柔軟/剥離剤を取除くの で、例1に記載した従来の化学添加方法を用いて同一の柔軟剤を有して作られた ティッシュよりもその結果得られた製品は相当に強度(同一の繊維成分で)があっ
た。添加において、柔軟剤/結合剤は分散作用中に紙料に存在しないので、繊維 に効率的にエネルギーを伝えることになる。分散中に得られたセにカール特性の
ために例2に示されたものより、より高い結合レベルとなる。
【0048】 例3において、外側の2層に使用された紙料は70%のユーカリ繊維と29%のテ ィッシュ損紙および1%の再生繊維コアストックから構成された。ストック準備 中に、3.5%の濃度でストックチェスト内で再パルプ化され、配置されている間 混合された。次いで、紙料がシテックインダストリーズから入手できる結合剤Pa
rez631NCで、1Kg/メータトンの用量で処理された。20分の間スラリーを混合 した後、スラリーがベルトシックニングプレスを用いて約30%以上の濃度にまで
脱水された。シックニングされたパルプが、80キロワットの電源入力、約180度F
の出口ストック温度で分散器を通り、繊維にカールを作った。分散後、ティッシ
ュ製造中に必要とされるまで、繊維が高濃度のチェストに蓄積された。
【0049】 紙料を第2の化学添加剤で処理するために、高濃度のパルプが、新鮮な水とシ ックニング濾過液(図2のように非吸着性柔軟剤/剥離剤を含む)を組み合せて3.5
%の濃度に稀釈された。次いで、紙料が、ウィトココーポレーションからの柔軟
/剥離剤C−6092が活性化学剤/繊維トンの7.5Kgの用量で添加され、20分混合され
た。紙料がベルトプレスを用いて約32%の濃度にまで脱水された。脱水工程から
の濾過液が、前述したように高濃度ストック稀釈段階のために部分的稀釈として
使用された。第2のシックニング後、ティッシュ製造中に必要とされるまで、繊 維が高濃度のチェストに蓄積された。
【0050】 1プライの非クレープ通気乾燥ティッシュが例1に記載した3層ヘッドボック を用いて作られた。外側2層の紙料は化学的に処理された32%濃度のユーカリ
/損紙/コアストックの紙量混合物から構成されており、攪拌状態でチュスト内の
新鮮な水で3%の濃度に再稀釈された。中央層は100%針葉樹繊維であり、2馬力
日/メータトンのエネルギー入力で精製され、これに乾燥強度展開のためにParez
631NCが用量5.8Kg/メータトンで紙料に添加された。乾燥強度標準は中央層と外 側層の紙料の割合を変えることによって達成できた。
【0051】 シートの空気乾燥坪量が27.5gsmであった。シートの最終繊維比は24%針葉樹 繊維(中央層)、および76%のユーカリ/損紙/コアストックブレンド(外側層)であ
った。ティッシュの最終強度は、800グラム/3インチの幅(幾何平均引張強度)で あった。
【0052】 例4 この例は、C-6092柔軟剤/剥離剤15Kg./メータトンが外側紙料(例3の7.5Kg./メ
ータトンの代りに)に添加されたことを除いて例3に類似している。。改善された
化学添加方法はティッシュ成形中に水相から最も保持されない柔軟/剥離剤を取 除くので、例1に記載した従来の化学添加方法を用いて同一の柔軟剤を有して作 られたティッシュよりも、同一の引張強度および繊維成分で、その結果得られた
製品は55%柔軟/剥離剤を多く含んでいた。
【0053】 ストック準備およびティッシュ聖像手順は例3と同一である。シートの空気乾
燥坪量が27.5gsmであった。シートの最終繊維比は31%針葉樹繊維(中央層)、お よび69%のユーカリ/損紙/コアストックブレンド(外側層)であった。ティッシュ
の最終強度は、795グラム/3インチの幅(幾何平均引張強度)であった。
【0054】 表1に示された結果は、例4に記載した工程条件で、層状ティッシュシートが8
00グラム/3インチの幅(約795グラム/3インチの幅の幾何平均引張強度で作られ、
改善された化学添加法を用いて31%の針葉樹繊維および5.9Kg/メータトンの保持
されているC−6092柔軟剤/剥離剤と含むことを示した。例1に記載した従来の化
学絵tんか方法と別の同一の製造条件を使って、800グラム/3インチの幾何平均引
張強度の層状ティッシュシートが32%の針葉樹繊維と3.8Kg/メータトンの保持
されているC−6092柔軟剤/剥離剤と.を含む。同一のティッシュ強度で保持され るC−6092の違いに関する理由は、従来の化学添加法において非吸着性されたC−
6092の剥離特性が中央層内の針葉樹の強度展開に妥協しているからである。この
結果、より多くの針葉樹繊維は同一に仕上げられた製品引張強度を達成するのに
必要とされる。
【0055】 改善された化学添加法を用いることによって、ティッシュ繊維/化学物質組み 合わせが、従来の化学添加法を用いては作れなかった、目標強度レベルで製造で
きた。例2−4において、ティッシュは、針葉樹と広葉樹の相対量を調整すること
によって、ほぼ一定の坪量と強度で製造された。もちろん、ほぼ一定の強度およ
び針葉樹/広葉樹割合を維持して坪量を調整することも可能である。
【0056】 表1 例1−4 強度 剥離剤 剥離剤 例 (g/3") %中央層 %外側層 含浸量 保持 1 800 32 68 4.4 3.8 2 802 17 83 6.2 4.6 3 806 24 76 5.7 3.8 4 795 31 69 10.4 5.9
【0057】 表1において、強度とは、式[(MD引張)(CD引張)]1/2に従って、本発明の目
的によって計算される幾何平均引張強度を意味する。ティッシュサンプルのMD引
張強度とは、本分野において既知の従来の測定値であり、ティッシュウェブが機
械方向に応力がかけられると破損する地点でのサンプル幅当たりの荷重を意味す
る。同様に、ティッシュサンプルのCD引張強度とは、機械横方向に取られる測定
値である。MDおよびCD引張強度は3インチジョー幅、4インチのジョースパンおよ
び10分/分の横方向の速度を用いてインストロン引張テスターを用いて測定され る。試験前に、サンプルが4時間のTAPPI条件(73°F、)50%の相対湿度)で維
持される。引張強度は3インチ幅あたりグラムの単位で記録される(破損地点にお
いて)。
【0058】 %センター層と%外側層とは適当な層中における繊維の重量パーセントをいう
。 剥離剤含浸量とは全体のシートのKg/メータトンの単位で紙料に添加される化 学添加剤をいう。これは外側層の紙料に対する含浸レベルと最終シート外側層紙
料の量とに基いて計算される。 保持された剥離剤とはティッシュに吸着される化学添加剤の量をいう。保持さ
れる剥離剤はウィトコC-6092のようなイミダゾリンベース化学添加剤に適す累加
の手順を用いて求めることができる。本分野において既知の従来の測定値であり
、ティッシュウェブが機械方向に応力がかけられると破損する地点でのサンプル
幅当たりの荷重を意味する。手順が表1においてKg./メータトンに変換された(1 倍する)パーセント含浸量を参照する。一般的にティッシュのサンプルの重量が 計られ、周囲雰囲気状態で平板型シェーカー上に所定時間の間シールされたコン
テナ内に抽出される。抽出後、ティッシュが取除かれ、抽出物を設定できる。次
いで、抽出物は赤外線分光器により分析される。一部抽出物が計算された後に、
含浸量割合が、以下に記載したように作り出される含浸相関曲線を参照にして求
められる。
【0059】 以下の式と化学物質が使用された。ピペット1,3.5,10および100ml、容積フラ
スコ、100,100mL、シールされたコンテナ、例えば試料カップ、オービタル平板 シェーカような平板シェーカ(ラブラインインスツルメント、インクのラブライ ンオービタルシェーカモデル番号3590)、超音波分光器(ヒューレットパッカード
社のヒューレットパッカードモデル8451Aダイオードアレースペクトルフォトメ ータ)、メターノール、反応グレード、ウィットコC−6092のようなイミダゾリン
スタンダード、30mLのビーカー、試験される化学添加剤がないことによってのみ
試験されるティッシュとは異なる基準ティッシュ、を使用する。
【0060】 ストック標準イミダゾリン溶液(1000ppm活性)が準備される。C−6092を0.1250
グラム(80%活性)を30mLビーカに入れ、これを測ってメタノールの入った100mL フラスコに移し、メタノールで印を付けるように稀釈し、何回かひっくり返す。 標準イミダゾリン溶液(10,30,50,100ppm)が準備され、4つの100mLのフラスコ
に入れられ、100ppmストック標準イミダゾリン溶液の1,3,5および10mLを添加し 、メタノールでマークが付けられるように稀釈される。標準はそれぞれ、10,30,
50および100ppmである。
【0061】 スパイク(1000および5000ppm)溶液が準備され、1.250グラムと6.250グラムのC
−6092を50mlのビーカに入れ、これを測って稀釈粋の入った1000mlのフラスコに
移され、よく振って、マークまで稀釈する前に溶解できる。過度の泡が発生する
場合には、フラスコに蒸気を充填させ少量のメタノールを泡を消すように加え、
マークを稀釈して、何回か振る。これにより、1000ppmと5000ppmのスパイキング
溶液を作る。
【0062】 含浸相関曲線を作る。3回反復された最小が各レベルの含浸およびブランクに 関し実行されなければならない。曲線を作るのに少なくとも4つのレベルの含浸 量がなければならない。スパイキング溶液が稀釈水で作られなければならず、ス
パイクされたサンプルが60℃のオーブンで乾燥される。 5.00グラムの基準ティッシュを試料コンテナにいれる。4レベルに関し3回の反
復、ブランクについて15サンプルを準備する。一般的曲線は、ティッシュの重量
に基いて0.1,0.3,0.8および1.0%のが含浸量である。 スパイキング溶液でサンプルをスパイクし、60℃のオーブンで48時間乾燥され
る。容積ピペットを使用する。
【0063】 例 5.00グラムティッシュのスパイキング溶液の容積 含浸レベル 1000PPM 5000PPM ブランク 0mL 0mL 0.1% 5mL − 0.3% 15mL − 0.8% − 8mL 1.0% − 10mL
【0064】 ピペットを使って100mLのメタノールを加え、コンテナをシールする。平版形 シェーカ内に入れて30分の間抽出する。ティッシュを取除き、抽出物を確定する
。移送ピペットで、表面に浮いているものを取除き、スペクトロホトメータキュ
ベットを充填する。238nmで波長でUV分光器を用いて吸着性を測定する。1から 10の稀釈が標準曲線内にとどまるように要求されてもよい。ブランクはこの稀
釈がある状態およびない状態で読み取られなければならない。ブランクから平均
吸着性読み取り値を引き算する。1/10稀釈サンプルに関し1/10稀釈ブランク読 み取り値を使い、稀釈サンプルがないものに関して稀釈ブランク読取り値はない
【0065】 抽出割合が以下のように標準曲線(イミダゾリン)からppm読み取り値から計 算される。 %抽出された(稀釈剤なし)=ppm読み取り値x0.1x100/5000 %抽出された(1/10稀釈剤)=ppm読み取り値x0.1x10/5000 パーセント抽出値(y軸)対対応する含浸レベル(x軸)を有する含浸相関曲
線を構成する。最もフィットする曲線(第1または第2番目)を選択する。 サンプル分析: 5.00グラムの基準ティッシュを試料コンテナにいれ、100mL のメタノールを添加する。平版形シェーカ内に入れて30分の間抽出する。ティッ
シュを取除き、抽出物を確定する。238nmの波長で抽出物を読み取り、平均ブラ ンク吸着読み取り値を引き算する。標準曲線からppmを計算し、パーセント抽出 された値を計算する。含浸相関曲線を用いてパーセント抽出値を有するパーセン
ト含浸量を計算する。
【0066】 イミダゾリンが238nmの波長でピーク吸着性を有する。ブランクティッシュ抽 出物が238nmでピーク吸着性を有していないが、計量を邪魔する吸着性を有する 。ブランクは再生可能であり、判断のために引き算される。サンプルの重量、メ
タノールの容積、および抽出時間は一定に維持される。含浸曲線は異なるティッ
シュサンプルに関し作られる。何故ならば、ティッシュプロセスにおいて使用さ
れた様々な化学物質がイミダゾリンの結合に影響を受け、回復に影響をおよぼす
からである。含浸割合がパーセント回復に影響を及ぼす。相関曲線を構成する含
浸量の様々なレベルを用いて含浸値を求める助けとなる。
【0067】 例5 製紙工程の紙料から非吸着性化学物質を取除くための改善された化学添加方法
の能力をよりうまく図示するために、研究所のスケール経験が導入された。この
経験の対象は、どれだけの非吸着性化学物質が、改善された添加方法を使用しな
いシステムに存在するかを示し、同一量の化学物質が改善された方法を用いて添
加されるシステムとこのシステムを比較することである。この試験で使用された
紙料は100%ユーカリ繊維であった。使用された化学添加剤は、ウィトイコから 入手できるC−6092,柔軟剤/剥離剤である。添加レベルは、乾燥繊維に対し0.5%
、1.0%の活性剥離剤であった。
【0068】 0.5%添加試験:ステップ1 試験中、2.5%濃度の1800グラムの繊維スラリー(45グラム乾燥繊維)が機関
ミキサーを用いて攪拌された。攪拌状態の繊維スラリーに対し、適切な量のC−6
092化学物質が1%の活性溶液の形態で添加された。0.5%の配合に必要な1%の活
性C−6092容積が22.5mlであった。15分の攪拌後、600mlのスラリーが取除かれ、
プレートに広げられてフードをつけて室温で乾燥された。このサンプを1Aとす る。
【0069】 ステップ2 スラリーの残余している1200グラムがホワットマン4フィルタ紙とバクナファ ネル装置とを使って濾過された。この濾過段階は、図1に図示した改善された化 学添加法の脱水段階を摸擬するものである。フィルタパッド(約25%の濃度で)
がほぼ等しい質量の2つのセクションに分割された。1つのセクションがフード の中に配置され、室温で乾燥された。このサンプルを2Aとする。
【0070】 ステップ3 フィルタパッド(約600グラム)の半分が稀釈水を用いて2.5%の濃度に再分散
された。スラリーは15分間機械的に攪拌されてホワットマン4フィルタ紙とバク ナファネル装置とを使って濾過された。この濾過段階はティッシュ機械の脱水ゾ
ーン形成中に発生する脱水に類似する。フィルタパッドはフード内に配置され室
温で乾燥された。このサンプルを3Aとする。 1.%添加試験 ステップ1−3がC−6092の1.0%の添加レベルを用いて反復された。この対応す
るサンプルを1B,2B,3Bとコード化する。 全サンプルが238nmでUV分光解析器によるメタノール抽出を用いてC−6092含有
量に関し解析され、既知の校正曲線比較する。この結果が以下の表に図示されて
いる。
【0071】 サンプル番号 C-6092含有量(%) 1A 2A 3A 1B 2B 3B 0.51 0.30 0.28 1.05 0.73 0.68
【0072】 この結果は、改善された化学添加剤を用いて紙料において非吸着性剥離剤の量
を減少させる殊に影響を及ぼすことを表している。サンプル1Aおよび2Aは41%
の化学物質が繊維上に十分に保持されておらず、脱水時に取除かれることを表し
ている。従来のスタッフボックス化学添加剤方法が使用される場合、この非吸着
性化学物質が紙料になくなり、別の繊維ストリームを汚し、先に記載した処理問
題が発生する。サンプル2Aと3AのC−6092サンプルの含有量を比較すると、第2段
階中保持されたC-6092の6%の添加量のみが取除かれ、ティッシュ機械のシート 生成を摸擬することを示している。
【0073】 1B,2B,3BのサンプルのC−6092の含有量が比較されると、元の1%の化学物質 の配合の30%が第1脱水段階中に取除かれるが、保持されたC−6092の添加剤7% だけが第2の脱水段階中に取除かれる。 改善さた添加方法のこのシュミレーションは繊維部分に高化学保持レベルを維
持しながら、紙製造プロセスの水の中の非吸着化学添加剤の量を相当に減少させ
るようになっている。
【0074】 上述の詳細な記載は例示に過ぎない。従って、数多くの修正例および変更例も
い本発明の範囲と精神を逸脱することなくなされることができる。例えば、1実 施例の一部として記載された別の任意的特徴が別の実施例を作り出すことになる
。さらに2つの成分が同一構想の部分を表すことができる。さらに、別のプロセ
ス、均等構造も利用でき、特にストック準備、ヘッドボックス、成形布、ウェブ
移送、クレーピングおよび乾燥に関し利用できる。このように、本発明は上述し
た特定の実施例に限られるものではなく請求の範囲およびこれの均等例に限られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 化学添加剤を有する製紙繊維を処理するための本発明に係る方法の概略的プロ
セスフローチャートである。
【図2】 化学的添加剤を有する製紙繊維を処理し、ディスペンサーを用いて繊維を機械
的に処理するための本発明にかかる方法の概略的フローチャートである。
【図3】 非クレープ加工されたティッシュシートを製造する方法の概略的フローチャー
トである。
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Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と、セルロース繊維と、吸着性添加剤とからなる繊維スラ
    リーを作り出し、 該繊維スラリーを非吸着性化学添加剤を取除くように脱水し、 該繊維を新鮮な水で再分散する、 段階からなる方法。
  2. 【請求項2】 水と、セルロース繊維と、吸着性添加剤とからなる第1の繊 維スラリーを作り出し、 吸着性化学添加剤が実質的にない第2の繊維スラリーを作り出し、 該第1繊維スラリーを非吸着性化学添加剤を取除くように脱水し、 前記第1繊維スラリー内の繊維を新鮮な水で再分散し、 層状ヘッドボックスを使って紙製品を形成する段階からなり、前記第1繊維ス ラリーが第1ヘッドボックス層に供給され、前記第2繊維スラリーが第2ヘッド ボックス層に供給されるようになっている方法。
  3. 【請求項3】 繊維スラリーを作り出す段階は、前記吸着性化学添加剤を、
    水およびセルロース繊維からなる水溶液に添加する段階からなることを特徴とす
    る請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記化学添加剤は、水およびセルロース繊維からなるスラリ
    ーに、約5キログラム/メータトンか、それ以上の量で添加されることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記脱水は、前記繊維スラリーの濃度を約30パーセントか、
    それ以上に増大させることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記再分散は、前記繊維スラリーの濃度を約5パーセントか 、それ以下に減少させることを特徴とする請求項1または2に記載の方法
  7. 【請求項7】 前記繊維スラリーから分離した前記取除かれた非吸着性化学
    添加剤を維持することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記新鮮な水は非吸着性化学物質が全くないことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の方法。
  9. 【請求項9】 十分な滞留時間が、前記化学添加剤が吸着できるように添加
    された後に与えられることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記取除かれた非吸着性添加剤は前記繊維スラリー脱水前
    の処理段階において再使用されることを特徴とする請求項1または2に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】 前記吸着性化学添加剤は剥離剤からなることを特徴とする
    請求項1または2に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記吸着化学添加剤は柔軟剤からなることを特徴とする請
    求項1または2に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記吸着性化学添加剤は剥離剤または柔軟剤からなり、前
    記繊維スラリーは、前記化学添加剤が前記繊維スラリーに添加されると、高せん
    断精製力を受けないことを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記再分散され繊維スラリーは第2の吸着性化学添加剤で 処理され、非吸着された化学添加剤を取除くのに第2の時間脱水され、第2の時間
    再分散されることを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2吸着化学添加剤は柔軟剤からなることを特徴とす る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記吸着性化学添加剤は剥離剤からなることを特徴とする
    請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数の層からなり、該層の一つが前記吸着可能な化学添加
    剤を含む前記繊維スラリーから形成されているようになっている紙製品を作る段
    階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】 水と、セルロース繊維と、第1の吸着性添加剤とからなる 繊維スラリーを作り出し、 該繊維スラリーを約20%か、それ以上の濃度に脱水し、 該脱水された繊維スラリーをディスペンサーを通して前記繊維を機械的に作用
    するようにし、 実質的に前記第1化学添加剤のない新鮮な水で前記繊維スラリーを約5%か、そ
    れ以下に希釈し、 剥離剤か、柔軟剤からなる第2の吸着性化学添加剤を前記繊維スラリーに添加 し、 前記繊維スラリーを約20%か、それ以上の濃度に脱水し、 実質的に前記第2化学添加剤のない新鮮な水で前記繊維スラリーを約5%か、 それ以下に希釈し、 前記繊維スラリーから紙製品を形成する、 段階からなる方法。
  19. 【請求項19】 前記化学添加剤は結合剤からなることを特徴とする請求項
    18に記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記繊維上に吸着された化学添加剤の量は、メータトンあ
    たり約2キログラムであり、前記水の中の非吸着化学添加剤は前記繊維上に吸着 された化学添加剤0から約20パーセントであることを特徴とする請求項1の方法
    を用いて作られた繊維紙料。
  21. 【請求項21】 水と、セルロースと吸着性化学添加剤からなる繊維紙量で
    あって、前記繊維上に吸着された化学添加剤の量は、メータトンあたり約2キロ グラムであり、前記水の中の非吸着化学添加剤は前記繊維上に吸着された化学添
    加剤の0から約20パーセントであることを特徴とする請求項1の方法を用いて作
    られた繊維紙料。
  22. 【請求項22】 前記繊維上に吸着された化学添加剤の量は、メータトンあ
    たり約3キログラムか、それ以上であることを特徴とする請求項20または21
    に記載の繊維紙料。
  23. 【請求項23】 前記繊維上に吸着された化学添加剤の量は、メータトンあ
    たり約4キログラムか、それ以上であることを特徴とする請求項22に記載の繊
    維紙料。
  24. 【請求項24】 前記繊維上に吸着された化学添加剤の量は、メータトンあ
    たり約5キログラムか、それ以上であることを特徴とする請求項22に記載の繊
    維紙料。
  25. 【請求項25】 前記水の中の非吸着化学添加剤は前記繊維上に吸着された
    化学添加剤は0から約15パーセントであることを特徴とする請求項20または
    21に記載の繊維紙料。
  26. 【請求項26】 前記水の中の非吸着化学添加剤は前記繊維上に吸着された
    化学添加剤は0から約10パーセントであることを特徴とする請求項25に記載
    の紙料。
  27. 【請求項27】 前記水の中の非吸着化学添加剤は前記繊維上に吸着された
    化学添加剤は0から約7パーセントであることを特徴とする請求項25に記載の
    紙料。
  28. 【請求項28】 前記化学添加剤は、柔軟剤、剥離財、乾燥強度剤、湿潤強
    度剤、及び不透明剤からなる群から選択されることを特徴とする請求項20また
    は21に記載の紙料。
  29. 【請求項29】 請求項21の紙料から製造された紙製品。
  30. 【請求項30】 請求項1の方法を用いて作られた紙製品。
  31. 【請求項31】 複数の単一層から構成されており、請求項2に記載の方法 から作られた紙製品。
  32. 【請求項32】 約4キログラム/メータトンか、それ以上の化学添加保持を
    有する請求項29または30に記載の紙製品。
  33. 【請求項33】 約5キログラム/メータトンか、それ以上の化学添加保持 を有する請求項29または32に記載の紙製品。
  34. 【請求項34】 主に針葉樹からなる中央層と約70%か、それ以上の広葉樹
    繊維からなる2つの外側層からなることを特徴とする請求項31に記載の紙製品。
  35. 【請求項35】 前記紙製品は層状ティッシュであることを特徴とする請求
    項29または30に記載の紙製品。
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