JP2008518121A - 柔軟で耐久性のある紙製品 - Google Patents

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Abstract

柔軟で耐久性のある紙タオルが開示されている。これらの紙タオルは、例えば、クレープ加工なしの通気乾燥シートなどの通気乾燥ベースシートを使用して形成され、両方の外側表面は結合材でパターン印刷され、シートの少なくとも1つの外側表面はクレープ加工される。
【選択図】図2A

Description

紙タオルの製造者は、その製品の様々な特性を改善するように、絶えず努力している。吸収性特性には、かなりの注意が払われてきたが、特に湿潤時の製品の耐久性は見逃されてきた。したがって、高い湿潤時耐久性を有し、かつ使用者の手の中では柔軟性を維持する紙タオルの形成が必要である。
国際公開番号WO99/34057 国際公開番号WO00/66835 米国特許第5,607,551号公報 米国特許第5,645,112号公報 米国特許第5,429,686号公報 米国特許第5,839,479号公報 米国特許第4,919,877号公報 米国特許出願一連番号10/654,286
クレープ加工なしで通気乾燥された紙タオルベースシートを形成し、その後1つ又はそれ以上のクレープ加工段階と組み合わせて、クレープ加工なしで通気乾燥されたベースシートの両外側表面に結合材をパターン化して付与する後処理を施すことにより、柔軟な湿潤時耐久性紙タオルを形成することができることを見出した。望ましい湿潤時特性を得るために、ベースシート形成及び後処理工程の両方における多数の変動要因が共に働くようにしなければならない。これらは、シートの中央領域での化学接着解除剤を備えた層状シートの形成、1つ又は2つの急速移送の使用及び急速移送の程度、シートの通気乾燥、シートの両外側表面への結合材の付与及びシートを柔軟にするためのクレープ加工の使用を含む。製品の耐久性は、湿潤時の機械横方向吸収引張エネルギー(「湿潤時CD TEA」後で定義する)により特に特徴付けられるが、柔軟性は、湿潤時機械横方向引張勾配(「湿潤時CD 勾配」後で定義する)により特徴付けられる。本発明の製品の強度及び耐久性は、湿潤時機械横方向引張強度(「湿潤時CD引張強度」)、乾燥時幾何平均引張強度(「GMT」)及び湿潤時機械横方向伸び(「湿潤時CD伸び」)により更に特徴付けられ、すべては後で定義する。柔軟性は、乾燥時の機械横方向引張勾配(「乾燥時CD勾配」後で定義する)により特徴付けられる。
一態様においては、本発明は、約12g−cm/cm2又はこれより大きい湿潤時CD TEA及び3インチ(76.2mm)当たり約5キログラム又はこれより小さい湿潤時CD勾配を有する紙タオルにある。
別の態様においては、本発明は、(a)形成布上に製紙用繊維の水性懸濁液を堆積して2つの外側層及び1又はそれ以上の、1トンの繊維当たり約1ないし約10キログラムの化学接着解除剤を含む内側層を有する層状ウエブを形成し、(b)形成布から移送布にウエブを急速移送し、(c)移送布から通気乾燥布にウエブを移送し、(d)ウエブを約1パーセント湿分ないし約5パーセント湿分の最終乾燥にまで通気乾燥させ、(e)形成されたシートをグラビア印刷ラインに給送して、該シートの1つの外側表面上に結合材を印刷し、(f)シートのもう一方の外側表面上に結合材を印刷し、(g)シートが加圧ロールに接着しないように、加圧ロールにより回転するクレープ形成用ドラムにシートを押し付け、(h)該クレープ形成用ドラムにおいてシートをクレープ加工し、(i)シートを紙タオルに変換する、ことからなる紙タオルシートの形成法にある。
本発明の紙タオルの湿潤時CD TEAは、平方センチメートル当たり約12グラム−センチメートル(g−cm/cm2)又はこれより大きい値とし、より特定的には約13g−cm/cm2又はこれより大きい値とし、更に特定的には約14g−cm/cm2又はこれより大きい値とし、より特定的には約12ないし約18g−cm/cm2とし、更により特定的には約12ないし約14g−cm/cm2とすることができる。
本発明による紙タオルの湿潤時CD勾配は、3インチ(76.2mm)当たり約5キログラム又はこれより小さい値とし(これより後は、単に「キログラム」又は「kg」と示す)、より特定的には約4キログラム又はこれより小さい値とし、より特定的には約3キログラム又はこれより小さい値とし、更により特定的には約1ないし約5キログラム、更により特定的には約1ないし約4キログラムとすることができる。
更に、本発明の紙タオルは、3インチ(76.2mm)当たり約6キログラム又はこれより小さい(これより後は、単に「キログラム」又は「kg」と示す)、より特定的には約5キログラム又はこれより小さい、より特定的には約4キログラム又はこれより小さい、更により特定的には約2ないし約6キログラム、更により特定的には約2ないし約5キログラムの乾燥時CD勾配を有することができる。
更に、本発明の紙タオルは、3インチ(76.2mm)当たり約700グラム又はこれより大きい(これより後は、単に「グラム」又は「g」と示す)、より特定的には約800グラム又はこれより大きい、より特定的には約700ないし約1000グラム、更により特定的には約750ないし約950グラムの湿潤時CD引張強度を有するものとすることができる。
更に、本発明の紙タオルは、約14パーセント又はこれより大きい、より特定的には約18パーセント又はこれより大きい、より特定的には約14ないし約18パーセント、更により特定的には約15ないし約17パーセントの湿潤時CD伸びを有するものとすることができる。
更に、本発明の紙タオルは、3インチ(76.2mm)当たり約1900グラム又はこれより小さい(これより後は、単に「グラム」又は「g」と示す)、より特定的には約1700グラム又はこれより小さい、より特定的には約1400ないし約1900グラム、更により特定的には約1500ないし約1700グラムのGMTを有するものとすることができる。
本発明の紙タオルシートは、大きな値の内側繊維間接着力がない状態で形成することができる。この点に関しては、ベースウエブを形成するために使用される繊維原料が化学接着解除剤で処理される。化学接着解除剤は、繊維再製紙工程の間に又はその後の時点で繊維スラリーに添加するか、或いはヘッドボックスに直接添加することができる。本発明に使用される適当な化学接着解除剤は、脂肪ジアルキル4元素アンモニウム塩、モノ脂肪アルキル第三級アミン塩、イミダゾリン4元素塩、シリコン4元素塩、及び不飽和脂肪アルキルアミン塩などの陽イオン接着解除剤を含む。
一実施形態においては、化学接着解除剤は、イミダゾリニウム4元素アンモニウム化合物である。適当なイミダゾリニウム化合物の例は、Hercules Incorporatedより販売されているProSoft(登録商標)TQ1003、又はGoldschmidt Chemical Corporationより販売されているC−6092を含む。
化学接着解除剤は、いずれも引用によりここに組み入れられる1998年12月17日付けの国際公開番号WO99/34057のPCT出願、又は2000年4月28日付けの国際公開番号WO00/66835のPCT公開出願に記載された方法に従って、繊維原料に添加される。前述した公報においては、化学接着解除剤が高いレベルでセルロース系製紙用繊維上に吸着される工程が記載されている。この工程は、余分な化学添加剤で繊維スラリーを処理し、吸着を起こさせるために十分な時間を置き、吸着されなかった化学添加剤を取り除くためにスラリーを濾過し、更に不織ウエブを形成する前に新しい水で濾過されたパルプを再分散する段階を含む。
内側層の繊維に添加される化学接着解除剤の量は、メートルトン当たり約1ないし約10キログラム(kg/MT)、より特定的にはメートルトン当たり約2ないし7キログラムとすることができる。
ウエブが形成布から移送布に移送される時の、形成布と移送布の速度差である急速移送の程度(及び/又は移送布と通気乾燥布の速度差)は、約5ないし約45パーセント、より特定的には約10ないし約30パーセント、更により特定的には約15ないし約25パーセントとすることができる。
本発明の目的のために有益な製紙用布は、どのような適当な空気透過性を有するものとすることもできる。ここで用いられる「空気透過性」は、Textest AG(スイス国のチューリッヒ)により製造されたFX3300空気透過性装置において、通常の直径7cm開口(38平方センチメートルの面積)に125Paの圧力をかけるように設定し、1分当たりの立方フィート(CFM)で空気透過性の読み値が与えられるようにして計測される。
移送布として使用するために適当な製紙用布は、これらに制限されるものではないが、空気透過性が約100CFM又はこれより大きく、より特定的には約300CFM又はこれより大きく、約300CFMないし約1100CFM、又は約400CFMないし約900CFMであるような布を含む。例だけのために、適当な織成移送布は、1インチ当たり20ないし75の機械方向フィラメント(20ないし75の「メッシュ」)及び1インチ当たり15ないし60の機械横方向フィラメント(15ないし60の「番手」)を有するものとすることができる。適当な移送布は、1997年3月4日付けのFarrington他の米国特許第5,607,551号及び1997年7月8日付けの米国特許第5,645,112号に記載されており、いずれも引用によりここに組み入れられる。
通気乾燥布として使用するために適当な製紙用布は、これらに制限されるものではないが、空気透過性が約300CFM又はこれより大きく、より特定的には約400CFM又はこれより大きく、約400CFMないし約1100CFM、又は約600CFMないし約1000CFMである布を含む。例だけのために、適当な織成移送布は、1インチ当たり15ないし70の機械方向フィラメント(15ないし70の「メッシュ」)及び1インチ当たり12ないし65の機械横方向フィラメント(12ないし65の「番手」)を有するものとすることができる。特定の適当な通気乾燥布は、1995年7月4日付けのChiu他の米国特許第5,429,686号、1997年3月4日付けのFarrington他の米国特許第5,607,551号、及び1998年11月24日付のGulya他の米国特許第5,839,479号に記載されているものを含み、これらの特許はすべて引用によりここに組み入れられる。
適当な結合材は、これらに制限されるものではないが、アクリル酸塩、ビニルアセテート、塩化ビニル及びメタクリル酸塩及び同様のものなどのラテックス結合材材料を含む。結合材は、N−メチロールアクリルアミド(NMA)などの適当な架橋剤のいずれかで形成するか又はこれらと調合することができ、或いは架橋剤のないものとすることができる。本発明に使用されるラテックス結合材材料の特定の例は、Air Products Inc.より入手可能なAIRFLEX(登録商標)EN1165、又はNational Starchより入手可能なELITE(登録商標)PE BINDERを含む。前述した両方の結合材材料は、エチレンビニルアセテートコポリマーであると考えられる。他の適当な結合材は、これらに制限されるものではないが、カルボキシレートエチレンビニルアセテートターポリマー、アクリル樹脂、ポリ塩化ビニル、スチレン−ブタジエン、ポリウレタン、硬化可能なシリコン樹脂、有機反応性ポリシロキサン及びポリジメチルシロキサンの他の誘導体などのシリコン材料、テトラフルオロエチレンなどのフルオロポリマー、ポリビニルアミン及びポリカルボキシル酸の混合物などの陰イオンポリマーと陽イオンポリマーの疎水性コアセルベート又はコプレックス、ポリオレフィン及び乳濁液又はその化合物、及び当業者に知られている多くの他のフィルム形成化合物及び前述した材料の変成形態を含む。結合材材料は、幾つかの実施形態においては、実質的にはラテックスのないもの、又は実質的には天然ラテックスのないものとすることができる。
液体又は湿分がシートに浸透できるようにするために、結合材の表面被度は、中実フィルムではないという意味で断続的なものとする。結合材は、印刷又は例えば薄膜塗布スプレーにより形成される場合のように、規則的な或いは不規則的な間隔を持ったパターンでの均一な又は非均一な堆積形態で存在させることができる。製品の2つの外側表面の各々に対し、表面の平面上に投影させた状態で、結合材のパーセント表面被度は、約10ないし約70パーセント、より特定的には約10ないし約60パーセント、より特定的には約15ないし約60パーセント、より特定的には約20ないし約60パーセント、更により特定的には約25ないし約50パーセントとすることができる。各々の外側表面の表面被度は、同じ又は異なるものとすることができる。ここで用いられる「表面被度」は、ウエブの少なくとも6平方インチ(38.7平方センチメートル)で測定した時、結合材で覆われる面積の総面積に対する割合を意味する。
製品の重量に基づく結合材の総添加量は、約2重量パーセント又はこれより大きい値、より特定的には約2ないし約20乾燥時重量パーセント、より特定的には、約4ないし約9乾燥時重量パーセント、更により特定的には約5ないし約8乾燥時重量パーセントとすることができる。添加量は、望ましい表面被度及び堆積物の浸透深さにより影響される。製品の各々の外側表面に付与される添加量は、同じとするか、或いは異なるものとすることができる。異なるシート表面に付与されるラテックス結合材は、同じにするか、或いは異なるものとすることができる。
本発明の紙タオルにおける層又はシートの数は、1、2、3、4、5、又はそれより多いものとすることができる。経済的には、単一層又は二層の製品が有益である。与えられたあらゆる多層製品内の様々な層は、同じ或いは異なるものとすることができる。例として、様々な層は、異なる繊維、異なる化学物質、異なる基本重量を含むことができるか、或いは異なる形態又は孔構造を与えるように異なるものとして形成される。
本発明の目的に有益なシート又は層を形成するために使用される繊維は、実質的には、全体が硬材クラフト繊維又は軟材クラフト繊維とするか、又はこれらの混合物とすることができる。しかしながら、亜硫酸塩パルプ、機械パルプ繊維、漂白済み化学熱機械パルプ(BCTMP)繊維、合成繊維、架橋結合前繊維、非木質植物繊維、及び同様のものなどの他の繊維も、原料の部分として使用することができる。より特定的には、例として、繊維は、約50ないし約100パーセントの軟材クラフト繊維、より特定的には約60ないし約100パーセントの軟材クラフト繊維、されにより特定的には約70ないし約100パーセントの軟材クラフト繊維、より特定的には、約80ないし約100パーセントの何材クラフト繊維、更により特定的には約90ないし約100パーセントの軟材クラフト繊維とすることができる。
単一層であるか多層であるかに関わらず、本発明の製品の基本重量は、約30ないし約90gsm(平方メートル当たりのグラム)、より特定的には約40ないし約80gsm、更により特定的には約45ないし約75gsm、更により特定的には約50ないし約70gsmとすることができる。
ベースシートのクレープ加工は、第一又は第二、或いは両方の結合材がシートに付与された後、あらゆる適当な手段によって実行される。一般的には、シートは、回転するクレープ形成用ロールの表面に押し付けられて接着することによりクレープ加工され、次にクレープ形成用ブレードと接触して外れる。これにより、シートの1つの側部又は両方の側部に制御されたパターンでクレープ加工されることとなる。鋼、セラミック、又は他の材料で形成された刃などの、知られたクレープ形成用ブレードが使用される。刃は、実質的には均一な、又は鋸歯状の刃のような非均一なものとすることができる。
テスト法
「機械方向引張強度」(MD引張強度)は、試料を機械方向に破壊するまで引っ張った時の3インチ(76.2mm)の試料の幅当たりのピーク荷重である。同様に、「機械横方向引張強度」(CD引張強度)は、試料を機械横方向に破壊するまで引っ張った時の3インチ(76.2mm)の試料の幅当たりのピーク荷重である。「幾何平均引張強度」(GMT)は、製品のMD引張強度にCD引張強度を乗じたものの平方根である。すべての引張強度パラメータは、湿潤時又は乾燥時で計測される。
乾燥時引張強度テストのための試料は、JDC Precision Sample Cutter(ペンシルベニア州フィラデルフィアのThwing−Albert Instrument Companyの型番号JDC3−10、一連番号37333)を使用して、機械方向(MD)或いは機械横方向(CD)にいずれの方向においても、幅が3インチ(76.2mm)長さが5インチ(127mm)のストリップに切り取って準備される。引張強度の測定に使用される器具は、MTS Systems Sintech 11S一連番号6233である。データ取得ソフトウエアは、ウインドウズ3.10バージョン(ノースカロライナ州リサーチトライアングルパークのMTS Systems Corp.)のMTS TestWorks(登録商標)である。ロードセルは、ピーク荷重値の大部分がロードセル全体のスケール値の10−90%の間になるように、テストされる試料の強度に応じて、最大50ニュートン又は100ニュートンのいずれかから選択される。ジョーの間のゲージ長さは、4±0.04インチ(101.6±1mm)である。ジョーは、空気力作用を使用して操作され、ゴムで被膜される。グリップ面の最小幅は、3インチ(76.2mm)で、ジョーのおよその高さは、0.5インチ(12.7mm)である。クロスヘッドの速度は、10±0.4インチ/秒(254±1mm/秒)で、破断感度は、65%に設定される。試料は、器具のジョーの中の垂直方向及び水平方向の両方の中央部分に置かれる。テストが開始され、試料が破断した時に終了する。ピーク荷重は、テストされた試料の方向に応じて、被験物の「MD引張強度」又は「CD引張強度」のいずれかとして記録される。少なくとも6つの代表的被験物が、各々の製品又はシートからテストされ、すべての個々の被験物テストの数学平均を、製品又はシートのMD又はCD引張強度とする。
湿潤時引張強度測定値は、同じ方法で計測されるが、典型的には、試料の機械横方向においてのみ計測される。テストの前に、CD試料ストリップの中央部分は、引張テスト装置に被験物を装填する直前に、タップ水で飽和させる。CD湿潤時引張測定は、製品が形成された直後に行われる。試料の湿潤は、最初に、単一のテストストリップを1枚の吸い取り紙(Fiber Mark,Reliance Basis120)の上に置くことにより実施される。試料ストリップをテストする前に湿潤させるために、パッドが使用される。パッドは、Scotch−Brite(登録商標)ブランド(3M)の汎用市販擦り用パッドである。テスト用パッドを準備するために、パッドは、全体の寸法が、長さがおよそ2.5インチ(63.5mm)、幅が4インチ(101.6mm)になるように切り取られる。1枚のマスキングテープで、4インチ(101.6mm)の長さの縁部の1つを覆う。テープで覆われた側が、湿潤パッドの「上部」縁部となる。引張用ストリップを湿潤させるために、テスターによりパッドの上部縁部を支えて、湿潤用皿の中に置かれたタップ水に、底部縁部をおよそ0.25インチ(6.35mm)浸漬させる。パッドの端部が水で飽和された後、パッドは、湿潤用皿から取り出され、ワイヤメッシュスクリーンで湿潤縁部を三回軽くたたいて、パッドから余分な水を除去する。次に、パッドの湿潤縁部を、試料ストリップのおよそ中央で、試料の幅に平行に試料の上に静かに置く。パッドをおよそ1秒間その位置に置き、次に除去して湿潤用皿に戻す。湿潤試料は、湿潤領域が上方と下方グリップの間のおよそ中央になるように、すばやく引張用グリップ内に挿入される。テストストリップは、グリップ間の水平方向及び垂直方向の両方の中央部分に置かれなければならない。(湿潤部分がグリップ面と接触した場合は、被験物は廃棄され、ジョーは、テストを再開する前に乾燥されなければならないことに留意しなければならない。)引張テストが実施され、ピーク荷重が、その被験物のCD湿潤時引張強度として記録される。乾燥時引張テストの場合と同じように,製品の特性が、少なくとも6つの代表的試料の測定を平均して求められる。
引張強度の計測に加えて、テストされた各々の試料に対して、ウインドウズバージョン3.10プログラムのMTS TestWork(登録商標)により「吸収引張エネルギー」(TEA)が記録される。「CD TEA」は、グラムセンチメートル/平方センチメートル(g−cm/cm2)の単位で記録され、定められた破断点(ピーク荷重において65%低下したもの)までの機械横方向伸びを有する試料により形成された一体した力を、試料の表面積で割って定められる。
「引張勾配」(MD勾配又はCD勾配のいずれも)は、上記した引張テストで計測された70−150グラムの範囲の荷重/伸び曲線の平均勾配である。
図1は、本発明の目的のために適当なベースシートを形成するのに有益なクレープ加工なしの通気乾燥法の図である。製紙用ヘッドボックス10を有する二重ワイヤ形成機8が示されており、外側形成布12及び内側形成布13などの複数の形成布上に製紙用繊維の水性懸濁液の流れ11を射出又は堆積させて、湿潤ティッシュウエブ15を形成する。本発明の形成法は、製紙産業に周知のあらゆる従来の形成法とすることができる。このような形成工程は、これらに制限されるものではないが、フードリニエール形成機、吸引ブレストロール形成機などのルーフ形成機、及び二重ワイヤ形成機及びクレセント形成機などのギャップ形成機を含む。
内側形成布13が形成用ロール14を回転する時に、内側形成布13上に湿潤ティッシュウエブ15が形成される。内側形成布13は、湿潤ティッシュウエブ15を、乾燥時繊維重量の約10パーセント濃度にまで部分的に脱水させる工程において、新しく形成された湿潤ティッシュウエブ15を支持し、更に下方向に移動させるように機能する。内側形成布13が湿潤ティッシュウエブ15を支持したままで、真空吸引箱などの知られた製紙法技術によって、湿潤ティッシュウエブ15を更に脱水させる。湿潤ティッシュウエブ15は、更に少なくとも約20%、より特定的には約20%ないし約40%、より特定的には約20%ないし約30%の濃度にまで脱水される。湿潤ティッシュウエブ15は、次に、湿潤ティッシュウエブ15に増加したMD伸びを与えるために、好ましくは内側形成布13より遅い速度で移動しながら、内側形成布13から移送布17に移送される。最終製品において伸びと強度の適切な組み合わせを確実にするように、急速移送は適当な程度を維持する。利用される布及びティッシュ機械後の変換工程によって、急速移送は、約10ないし約25パーセントの範囲とするべきである。
湿潤ティッシュウエブ15は、次に移送布17から通気乾燥布19に移送され、湿潤ティッシュウエブ15は、真空移送ロール20又は真空シュー18のような真空移送シューの介助で、通気乾燥布19の表面に順応するように包括的に再配列される。望まれるならば、通気乾燥布19は、形成された吸収性シートのMD伸びを更に促進するために、移送布17の速度より遅い速度で移動することができる。湿潤ティッシュウエブ15を通気乾燥布19の形態に更に順応させるために、移送は真空の補助で実行される。
通気乾燥布19で支持されている間に、湿潤ティッシュウエブ15は、通気乾燥機21によって、約94パーセント又はこれより大きい最終濃度にまで乾燥され、その後キャリア布22に移送される。代替的には、乾燥工程は、湿潤ティッシュウエブ15の嵩を保護する傾向を持つ、あらゆる非圧縮乾燥法とすることができる。
乾燥済みティッシュウエブ23は、キャリア布22及び任意に設けられるキャリア布25を使用して、リール24に移送される。任意に設けられる加圧回転ロール26は、乾燥済みティッシュウエブ23のキャリア布22からキャリア布25への移送を促進するために使用される。望まれるならば、乾燥済みティッシュウエブ23は、通気乾燥布19及び次のエンボス段階を使用して形成された吸収性ティッシュ製品上にパターンを形成するために、更にエンボス加工される。
湿潤ティッシュウエブ15が、非圧縮乾燥されて乾燥済みティッシュウエブ23を形成すると、巻き取る前に乾燥済みティッシュウエブ23をヤンキー乾燥機に移送することにより、又はここに引用される1990年4月24日付けのParsons他の米国特許第4,919,877号に記載されているような微小クレープ加工などの代替的短縮法を使用することにより、乾燥済みティッシュウエブ23をクレープ加工することができる。
示されていない代替的実施形態においては、湿潤ティッシュウエブ15は、内側形成布13から通気乾燥布19に直接移送することができ、これにより移送布17を除去することができる。通気乾燥布19は、湿潤ティッシュウエブ15が急速移送されるように、内側形成布13より遅い速度で移動するか、或いは、代替的には、通気乾燥布19は、実質的には内側形成布13と同じ速度で移動させることができる。
図2Aは、図1により形成される時に、クレープ加工なしの通気乾燥ベースシートの外側両面に結合材が付与される工程を示している。結合材のグラビア印刷が示されているが、発泡体付与、スプレー塗布、フレキソ印刷、又はインクジェット印刷及び同様のものなどのデジタル印刷法などの、他の結合材付与手段も使用することができる。第一結合材付与装置30を通過する紙シート27が示されている。装置30は、平滑な圧接用ゴムロール32及びパターン形成輪転グラビア印刷ロール33によって形成されたニップを含む。輪転グラビアロール33は、第一結合材38を含むリザーバ35と連通する。輪転グラビアロール33は、予め選択されたパターンで、シート27の1つの側に結合材38を付与する。
シート27は、ロール41を通過した後、加熱ロール40と接触する。加熱ロール40は、結合材が付与された後、部分的にシートを乾燥させる。加熱ロール40は、例えば、約250°F(121℃)まで、より特定的には約180°Fないし約220°F(82℃ないし約104℃)の温度に加熱することができる。一般的には、シートは、シートを乾燥させ、あらゆる水を蒸発するのに十分な温度まで加熱することができる。加熱ロール40の他に、どんな適当な加熱装置も、シートを乾燥するために使用することができることが理解されるであろう。例えば、代替的実施形態においては、シートを乾燥するために、赤外線加熱器と連通するように配置される。加熱ロール又は赤外線加熱器を使用する他に、例えば、あらゆる適当な対流式オーブン又は電子レンジなどの他の加熱装置を含むことができる。
加熱ロール40から、シート27は、第二結合材付与装置45に引っ張りロール43A及び43Bによって進ませることができる。装置45は、輪転グラビアロール48と接触する移送ロール47を含み、第一装置30で付与された結合材38と同じもの又は異なるものとすることができる第二結合材50を含むリザーバ49と連通する。装置30と同様に、第二結合材50は、予め選択されたパターンで、シートの両側部に付与される。第二結合材が付与された後、シートは、圧接用ロール56によってクレープ形成用ロール55に粘着させられる。シートは、ある程度の距離にわたりクレープ形成用ロールの表面上を運搬され、クレープ形成用ブレード58の作用によってそこから除去される。クレープ形成用ブレードは、シートの第二側部上で、制御されたパターンのクレープ加工作動を実行する。
クレープ加工されると、シート27は、任意に設けられた乾燥装置60を通して引っ張られる。乾燥装置は、赤外線過熱、電子エネルギー、熱風又は同様のものにより励起されたオーブンなどの、加熱ユニットのあらゆる形態を含むことができる。代替的には、乾燥装置は、光硬化、UV硬化、コロナ放電処理、電子ビーム硬化、反応性ガスでの硬化、通気式加熱又は衝撃ジェット加熱、赤外線加熱、接触加熱、誘導加熱、電子又はRF加熱、及び同様のもののような加熱空気による硬化、などの他の乾燥方法を含むものとすることができる。乾燥装置は、シートを乾燥し及び/又は結合材材料を硬化するために、幾つかの用途において必要となる。しかしながら、選択された結合材に応じて、乾燥装置60は、必要ではないこともある。乾燥装置を通過すると、シートは、材料又は製品65のロールに巻き取られる。
図2Bは、シートの両側がクレープ加工されること以外は、図2Aと同じである。より特定的には、クレープ形成用ブレード58を備えたクレープ形成用ドラム55が、加熱ロール40と置換されている。
図3は、本発明により紙シートに結合材を付与するために使用することができる、印刷パターンの一実施形態を示している。示されているように、パターンは、連続する別個の点70を表わしている。一実施形態においては、例えば、点は1インチ(25.4mm)当たり機械方向及び/又は機械横方向に、およそ約25ないし約35の点があるように間隔を持つことができる。点は、例えば、約0.01インチ(0.25mm)ないし約0.03インチ(0.76mm)の直径を持つことができる。1つの特定の実施形態においては、点は、約0.02インチ(0.51mm)の直径を持つことができ、更に機械方向又は機械横方向のいずれかに、1インチ(25.4mm)当たりおよそ28の点が延びるパターンで存在することができる。点の他に、結合材をシート上に印刷する場合に、細長い楕円又は長方形などの様々な他の別個の形状を使用することができる。例えば、図4においては、各々が3つの細長い六角形で構成される、別個の多数の堆積物75で形成される結合材印刷パターンを示している。一実施形態においては、各々の六角形は、約0.02インチ(0.51mm)の長さ及び約0.006インチ(0.15mm)の幅を有することができる。1インチ(25.4mm)当たりおよそ35ないし40の堆積物が、機械方向及び機械横方向に間隔を持って配置される。
図5は、結合材が網目状パターンでシート上に印刷される、代替的結合材パターンを示している。寸法は、図3の点状パターンと類似している。結合材の連続する網目形状を形成する網目状パターンは、図3に示す点状パターンなどの別個の要素のパターンと比べると、比較的大きいシート強度を形成することができる。
本発明による層状でクレープ加工なしの通気乾燥タオルベースシートを形成するために図1で全体を示されている、パイロットティッシュ機械が使用された。ティッシュ機械で製造された後、クレープ加工なしの通気乾燥ベースシートは、ラテックス結合材が各々の側に印刷された。結合材処理されたシートは、ヤンキ−乾燥機の表面に粘着させてシートを再乾燥させ、その後シートはクレープ加工された。形成されたシートは、従来の方法で単一層紙タオルのロールに変換された。
詳細に述べると、ベースシートは、繊維の2つの外側層と、その間に位置する繊維の中央層とからなる層状化した繊維原料により形成された。ベースシートの両方の外側層は、100%北方軟材クラフトパルプ及び約1.5キログラム(kg)/メートルトン(Mton)の乾燥繊維の接着解除剤(Hercules,Inc.からのProSoft(登録商標)TQ1003)を含んでいた。各々の外側層は、シートの総繊維重量の25%を含んでいた。シートの総繊維重量の50%を含む中央層は、100重量%の北方軟材クラフトパルプで形成された。この層の繊維も又、1.5kg/MtonのProSoft(登録商標)TQ1003接着解除剤で処理された。
化学添加剤を含む機械チェスト原料は、およそ0.2パーセント濃度に希釈され、層状ヘッドボックスに供給された。布形成速度は、毎分およそ1265フィート(毎分386メートル)であった。ベースシートは、移送を補助するための真空ロールを使用して、布形成より10%遅い速度で移動する移送布(Voith Fabrics、t1207−6)に急速移送された。第二真空補助移送では、ベースシートは移送されて、通気乾燥布(Voith Fabrics、t1203−1)上に湿潤成型された。シートは、通気式乾燥機で乾燥され、平方メートル当たり58.8グラム(gsm)の空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。
形成されたシートは、図2Aに示されているように、グラビア印刷のために給送され、ラテックス結合材が、シートの表面上に印刷された。シートの第一側部は、直接輪転グラビア印刷を使用して、結合材配合物を印刷された。シートは、図3で示されたような、0.020インチ(0.51mm)の直径の「点」状パターンで印刷され、機械方向及び機械横方向の両方に、1インチ(25.4mm)当たり28の点がシート上に印刷された。形成された表面被度はおよそ25%であった。印刷されたシートは、次に、水を蒸発させるために加熱ロールを通過した。
次に、シートの第二の側部すなわち反対側の側部が、第二直接輪転グラビア印刷機を使用して同じ結合材配合物で印刷された。シートは、図4に示されているような、各々の形状が、3つの細長い六角形から成る、別個の形状で印刷された。各々の別個の形状の各々の六角形は、約0.006インチ(0.15mm)の幅を持つおよそ0.02インチ(0.51mm)の長さであった。別個の形状内の六角形は、本質的には互いが接触し、機械方向に配列された。別個の形状の間隔は、およそ1つの六角形の幅であった。シートは、機械方向に、1インチ(25.4mm)当たり40の別個の形状で、更に機械横方向に1インチ(25.4mm)当たり40の要素で印刷された。その結果、表面被度はおよそ50%であった。付与されたラテックス結合材材料全体の中で、およそ60%がウエブの第一側部に、更に40%がウエブの第二側部に付与されたが、第二側部の表面被度は、第一側部の表面被度より大きかった。この配列は、第二パターンより第一パターンによって、結合材材料がシートの中により多く挿通し、実質的にはシートの第二側部の表面上に残ることとなった。
シートは、次に、52℃の表面温度を有する回転ドラムに押し付けて、クレープを付与しながら回転ドラムから除去された。最後にシートは乾燥され、結合材材料は、260℃に加熱された空気を使用して硬化されて、ロールに巻き取られた。この後、形成された印刷/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、空気乾燥基本重量が69.2gsmであった。
この実施例のラテックス結合材材料は、ビニルアセテートエチレンコポリマー、Airflex(登録商標)EN1165であり、これはペンシルベニア州アレンタウンのAir Products and Chemicals、Inc.より得られた。シートに付与された結合材の添加量は、およそ7重量パーセントであった。
結合材配合物は、次のような成分を含んでいた。
1.Airflex(登録商標)EN1165(52%固形物) 10,500g
2.脱泡剤(Nalco94PA093) 54g
3.水 3,000g
4.触媒(10%NH4Cl) 545g
5.濃化剤(Herculesの2%Natrosol250MR) 1,100g
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
ベースシートの外側層及び中央層の両方が、約4.5kg/Mtonの乾燥繊維の接着解除剤(Hercules,Inc.からのProSoft(登録商標)TQ1003)を含むこと以外は、実施例1に示されたようにして、単一層タオルが形成され、ベースシートは、移送されて、934通気乾燥布(Voith Fabricsからの)上に湿潤成型されて、59.2gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。シートは次に、実施例1の印刷/印刷/クレープ法にもたらされた。その後、形成された印刷/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、71.8gsmの空気乾燥基本重量を有した。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
形成布の速度がおよそ1438fpm(毎分438メートル)であること以外は、実施例1に示されたようにして単一層タオルが形成され、ベースシートは、移送を補助するための真空ロールを使用して、布形成より25%遅い速度で移動する移送布(Voith Fabrics、2164)に急速移送され、ベースシートは次に、移送され、通気乾燥布(Voith Fabricsから)上に湿潤成型されて、58.9gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。シートは次に、実施例1の印刷/印刷/クレープ法にもたらされた。その後、形成された印刷/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、69.2gsmの空気乾燥基本重量を有した。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
ベースシートの外側層及び中央層の両方が、約4.5kg/Mtonの乾燥繊維の接着解除剤(Hercules,Inc.からのProSoft(登録商標)TQ1003)を含むこと以外は、実施例1に示されたようにして単一層タオルが形成され、ベースシートは、急速移送を補助するための真空ロールを使用して、布形成より10%遅い速度で移動する移送布(Voith Fabrics、2164)に急速移送され、ベースシートは次に、移送され、通気乾燥布(Voith Fabricsから)上において湿潤成型されて、56.9gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。シートは次に、実施例1の印刷/印刷/クレープ法にもたらされた。その後、形成された印刷/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、67.3gsmの空気乾燥基本重量を有していた。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
本発明による層状でクレープ加工なしの通気乾燥タオルベースシートを形成するために図1で全体が示されている、パイロットティッシュ機械が使用された。ティッシュ機械で製造された後、クレープ加工なしの通気乾燥ベースシートが、ラテックス結合材(湿分バリア被膜)で各々の側部に印刷された。結合材処理されたシートは、ヤンキ−乾燥機の表面に粘着させてシートを再乾燥させ、その後シートはクレープ加工された。形成されたシートは、従来の方法で単一層紙タオルのロールに変換された。
より特定的には、ベースシートは、繊維の2つの外側層と、その間に位置する繊維の中央層とからなる層状化した繊維原料により形成された。ベースシートの両方の外側層は、100%北方軟材クラフトパルプ及び約4.5kg/Mtonの乾燥繊維の接着解除剤(Hercules,Inc.からのProSoft(登録商標)TQ1003)を含んでいた。各々の外側層は、シートの総繊維重量の25%を含んでいた。シートの総繊維重量の50%を含む中央層は、100重量%の北方軟材クラフトパルプで形成された。この層の繊維も又、4.5kg/MtonのProSoft(登録商標)TQ1003接着解除剤で処理された。
化学添加剤を含む機械チェスト原料は、およそ0.2パーセント濃度に希釈され、層状ヘッドボックスに供給された。布形成速度は、毎分およそ1265fpm(毎分386メートル)であった。ベースシートは、移送を補助するための真空ロールを使用して、布形成より10%遅い速度で移動する移送布(VoithFabrics、2164)に急速移送された。第二真空補助移送では、ベースシートは移送されて、通気乾燥布(Voith Fabrics、t1203−1)上に湿潤成型された。シートは、通気式乾燥機で乾燥され、平方メートル当たり57.2gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。
形成されたシートは、図2Bに示されているように、グラビア印刷のために給送され、ラテックス結合材が、シートの表面上に印刷された。シートの第一側部は、直接輪転グラビア印刷を使用して、結合材配合物を印刷された。シートは、図3で示されたような、0.020インチ(0.51mm)の直径の「点」状パターンで印刷され、機械方向及び機械横方向の両方に、1インチ(25.4mm)当たり28の点がシート上に印刷された。その結果、表面被度はおよそ25%であった。印刷されたシートは、104℃の表面温度を有する回転ドラムに押し付けて、クレープを付与しながら回転ドラムから除去された。
次に、シートの第二の側部すなわち反対側の側部が、第二直接輪転グラビア印刷機を使用して結合材配合物を印刷された。シートは、図4に示されているような、各々の形状が、3つの細長い六角形から成る、別個の形状で印刷された。各々の別個の形状の各々の六角形は、約0.006インチ(0.15mm)の幅を持つおよそ0.02インチ(0.51mm)の長さであった。別個の形状内の六角形は、本質的には互いが接触し、機械方向に配列された。別個の形状の間隔は、およそ1つの六角形の幅であった。シートは、機械方向に、1インチ(25.4mm)当たり40の別個の形状で、更に機械横方向に1インチ(25.4mm)当たり40の要素で印刷された。その結果、表面被度はおよそ50%であった。付与されたラテックス接合剤材料全体の内、およそ60%がウエブの第一側部に、更に40%がウエブの第二側部に付与されたが、第二側部の表面被度は、第一側部の表面被度より大きかった。この配列は、第二パターンより第一パターンによって、結合材材料がシートにより多く挿通し、実質的にはシートの第二側部の表面上に残ることとなった。
シートは、次に、104℃の表面温度を有する回転ドラムに押し付けて、クレープを付与しながら回転ドラムから除去された。最後に、シートが乾燥され、結合材材料が、260℃に加熱された空気を使用して硬化されて、ロールに巻き取られた。この後、形成された印刷/クレープ加工/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、空気乾燥基本重量が68.6gsmであった。
この実施例のラテックス結合材材料は、ビニルアセテートエチレンコポリマー、Airflex(登録商標)EN1165であり、これはペンシルベニア州アレンタウンのAir Products and Chemicals、Inc.より得られた。シートに付与された結合材の添加量は、およそ7重量パーセントであった。
結合材配合物は、次のような成分を含んでいた。
6.Airflex(登録商標)EN1165(52%固形物) 10,500g
7.脱泡剤(Nalco94PA093) 54g
8.水 3,000g
9.触媒(10%NH4Cl) 545g
10.濃化剤(Herculesの2%Natrosol250MR) 1,100g
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
ベースシートが移送布(VoithFabrics、t1207−6)に急速移送され、次に移送されて、934通気乾燥布(Voith Fabricsから)上に湿潤成型されて、58.5gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートが形成された。シートには、次に、実施例5の印刷/クレープ/印刷/クレープ法が実行された。この後、形成された印刷/クレープ加工/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、空気乾燥基本重量が68.6gsmであった。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
形成布の速度がおよそ1438fpm(毎分438メートル)であること以外は、実施例5に示されたようにして単一層タオルが形成され、ベースシートは、布形成より25%遅い速度で移動する移送布(Voith Fabrics、t1207−6)に急速移送され、ベースシートは次に、移送されて、通気乾燥布(Voith Fabricsから)上に湿潤成型されて、58.7gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。シートには、次に、実施例5の印刷/クレープ/印刷/クレープ法が実行された。その後、形成された印刷/クレープ加工/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、67.6gsmの空気乾燥基本重量を有していた。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
ベースシートの外側層及び中央層の両方が、約1.5kg/Mtonの乾燥繊維の接着解除剤(Hercules,Inc.からのProSoft(登録商標)TQ1003)を含むこと以外は、実施例5に示されたようにして単一層タオルが形成され、ベースシートは移送されて、通気乾燥布(Voith Fabricsから)上に湿潤成型されて、58.2gsmの空気乾燥基本重量を持つベースシートを形成した。シートには、次に、実施例5の印刷/クレープ/印刷/クレープ法が実行された。その後、形成された印刷/クレープ加工/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、68.1gsmの空気乾燥基本重量を有した。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。
ベースシートが移送されて、934通気乾燥布(Voith Fabricsからの)上に湿潤成型し、58.4gsmの空気乾燥基本重量を有するベースシートを形成した。シートは次に、実施例5の印刷/クレープ/印刷/クレープ法にもたらされた。その後、形成された印刷/クレープ加工/印刷/クレープ加工シートは、従来の方法で、単一層紙タオルのロールに変換された。完成した製品は、69.1gsmの空気乾燥基本重量を有していた。
この実施例に対して、湿潤時CD引張強度、湿潤時CD伸び、湿潤時CD TEA、湿潤時CD勾配、乾燥時CD勾配及びGMTの特性が、表1に示されている。他の製品の特性は表2に示されている。









表1
Figure 2008518121
表1(続き)
Figure 2008518121

表1(続き)
Figure 2008518121
注:比較試料は、2003年9月2日付けの「Paper Sheet Having High Absorbent Capacity and Delayed Wet Out」という名称の、Hermans他による本譲受人に譲渡された係属中の米国特許出願一連番号10/654,286の実施例5である。
表2
Figure 2008518121

Figure 2008518121

Figure 2008518121
簡潔さ及び簡明さの視点から、本明細書に述べられている値の範囲は、問題とされている特定の範囲内にあるすべての数値を末端値とする狭い範囲を記している特許請求の範囲を支持する説明として解釈されるべきである。仮定的な説明のための例としては、本発明の1−5という範囲の開示は、次のような狭い範囲、1−4;1−3;1−2;2−5;2−4;2−3;3−5;3−4;及び4−5のいずれに対しても、特許請求の範囲を支持するものである。
説明の目的のために示された、前述した実施例は、特許請求の範囲及びすべての同等のものにより定められる本発明の範囲を制限するものとは解釈されないことを理解すべきである。
本発明によるベースシート積層体形成の目的のために適当な、クレープ加工なしの通気乾燥紙の形成法の図である。 図1の方法によって形成されるベースシートに、結合材を付与する印刷−印刷−クレープ法の図である。 図1の方法によって形成されるベースシートに、結合材を付与する印刷−クレープ−印刷−クレープ法の図である。 実施例におけるベースシートの1つの側部に付与される結合材パターン(点状パターン)の図である。 実施例におけるベースシートの対向する側部に付与される結合材パターン(六角形要素パターン)の図である。 ベースシートに付与することができる、代替的結合材パターン(網目パターン)の図である。
符号の説明
13 形成布
14 形成ロール
17 移送布
18 真空シュー
19 通気乾燥布
20 真空移送ロール
21 通気式乾燥機
32 加圧ロール
33 リトグラビアロール
40 加熱ロール
49 リザーバ
55 クレープ形成用ロール
56 圧接用ロール

Claims (17)

  1. 約12g−cm/cm2又はこれより大きい湿潤時CD TEA及び約5キログラム又はこれより小さい湿潤時CD勾配を有することを特徴とする柔軟な耐久性のある紙タオル。
  2. 前記湿潤時CD TEAは、約13g−cm/cm2又はこれより大きいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  3. 前記湿潤時CD TEAは、約14g−cm/cm2又はこれより大きいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  4. 前記湿潤時CD TEAは、約12から約18g−cm/cm2であることを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  5. 前記湿潤時CD TEAは、約12から約14g−cm/cm2であることを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  6. 前記湿潤時CD勾配は、約4キログラム又はこれより小さいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  7. 前記湿潤時CD勾配は、約3キログラム又はこれより小さいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  8. 前記湿潤時CD勾配は、約1から約5キログラムであることを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  9. 前記湿潤時CD勾配は、約1から約4キログラムであることを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  10. 前記乾燥時CD勾配は、約6キログラム又はこれより小さいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  11. 前記湿潤時CD引張強度は、約700グラム又はこれより大きいことを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  12. 約14パーセント又はこれより大きい湿潤時CD伸びを有することを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  13. 約1900グラム又はこれより小さいGMTを有することを特徴とする請求項1に記載の紙タオル。
  14. 紙タオルの形成方法であって、
    (a)製紙用繊維の水性懸濁液を形成布上に堆積して、2つの外側層と、1又はそれ以上の、繊維1トン当たり約1ないし約10キログラムの化学接着解除剤を含む内側層とを有する層状ウエブを形成し、
    (b)前記ウエブを前記形成布から移送布に急速移送し、
    (c)前記ウエブを前記移送布から通気乾燥布に移送し、
    (d)前記ウエブを約1ないし約5パーセント湿分の最終乾燥に通気乾燥し、
    (e)前記形成されたシートをグラビア印刷ラインに給送して、ここで前記シートの1つの外側表面上に結合材を印刷し、
    (f)前記シートのもう一方の外側表面上に結合材を印刷し、
    (g)前記シートが加圧ロールに接着しないように、前記シートを前記加圧ロールによって回転するクレープ形成用ドラムに押し付け、
    (h)前記シートを前記クレープ形成用ドラムにおいてクレープ加工し、
    (i)前記シートを紙タオルに変換する、
    ことから成ることを特徴とする方法。
  15. 前記ウエブは、約5ないし約45パーセントの異なる速度で、前記形成布から前記移送布に急速移送されることを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記シートの両外側表面上における前記結合材の表面被度は、約10ないし約70パーセントであることを特徴とする前記14に記載の方法。
  17. 結合材の添加量は、約2重量パーセント又はこれより大きいことを特徴とする請求項14に記載の方法。
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