JP2002373642A - 密閉型電池 - Google Patents

密閉型電池

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JP2002373642A JP2001179719A JP2001179719A JP2002373642A JP 2002373642 A JP2002373642 A JP 2002373642A JP 2001179719 A JP2001179719 A JP 2001179719A JP 2001179719 A JP2001179719 A JP 2001179719A JP 2002373642 A JP2002373642 A JP 2002373642A
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Hirobumi Sato
博文 佐藤
Hiroaki Kitayama
博章 北山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極群を金属ケース内に収容した密閉型電池
において、使用機器や保護回路との電気的接続が容易な
接続端子を有する電池を提供する。 【解決手段】 封口板もしくは金属ケースの一部に電解
液を注入するために設けられた注液口を封止する封栓
に、アルミニウムまたはその合金とニッケル、ステンレ
ス鋼およびこれらの合金から選ばれた異種金属とを接合
したクラッド材を用い、異種金属側に外部接続リードを
接続することにより、容易に接続することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極群を金属ケー
ス内に収容した密閉型電池に関し、特に使用機器との電
気的接続を容易にした接続端子を有する密閉型電池に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯用電子機器の電源として用いられる
二次電池は、高エネルギー密度であることが要求される
と同時に、軽量化や小型化のためにスペース使用効率の
よい形状が要求されている。これらの要求を満たす電池
としてアルミニウムまたはその合金からなる角型ケース
を用いたリチウムイオン二次電池が主流となっている。
【0003】このリチウムイオン二次電池は、角型ケー
スにアルミニウムまたはアルミニウム合金を用いている
ので、比重が小さく、重量エネルギー密度を向上させる
ことができ、有底角型ケースの開口端に封口板をレーザ
ー溶接により封止しているので、長期の安定した密閉性
や耐腐食性に優れているという利点がある。
【0004】この封口板には、負極端子となるリベット
が前記封口板と絶縁して取り付けられ、角型ケースを正
極端子として電池の正負極端子が構成されている。
【0005】ところで、この正負極端子と電池の保護回
路および使用機器とを電気的接続を行うためのニッケル
または表面にニッケルメッキされたステンレス鋼等から
なる外部接続リードとを固着する場合、正極端子である
ケースの材質がアルミニウムまたはアルミニウム合金で
ある為、抵抗溶接法ではケースの導電性が良いために、
超音波溶接法では外部接続リードが溶解しないために、
それぞれ固着することが非常に困難であるという問題が
あり、ケースと外部接続リードとをレーザ溶接法により
固着するか、特開平9−320565号公報に開示され
ているように、リード溶接が容易な金属、例えばニッケ
ルとアルミニウムとをあらかじめ接合したクラッド材を
アルミニウムケースの底面などに超音波溶接しておき、
ニッケル側に外部接続リードを抵抗溶接あるいは半田付
けする方法がある。
【0006】また、上記と同様のリード溶接が容易なク
ラッド体を封口板に固着し、外部接続リードを接続する
方法が、特開2001−6746号公報に開示されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、あらか
じめ外部接続リードを容易にする金属とアルミニウムま
たはその合金とを接合したクラッド材をアルミニウムケ
ースや封口板に超音波溶接などの方法で固着した後、外
部接続リードを接続するには、前記クラッド材をアルミ
ニウムケースに溶接するための設備が必要となり、工数
も増えることになる。
【0008】本発明は、あらかじめクラッド材をケース
や封口板に取り付ける工数や溶接する設備が不要で、正
極端子への電気的接続を容易にした密閉型電池を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明は、正極板と負極板とがセパレータを介して絶
縁されている電極群を上部が開口している有底の金属ケ
ースに収容し、このケースの開口端を封口板により封止
し、前記封口板もしくはケースに設けられた注液口を封
栓で封止する密閉型電池において、前記封栓がアルミニ
ウムまたはその合金とニッケル、ステンレス鋼およびこ
れらの合金から選ばれる異種金属とを接合したクラッド
材からなり、前記封栓の異種金属側に外部接続リードを
接続することを特徴とするものである。
【0010】とくに、前記ケースおよび封口板はアルミ
ニウムまたはその合金からなることが好ましく、前記封
栓の異種金属の厚みは0.1mm〜0.5mmであり、
アルミニウムまたはその合金との接合部が封口板もしく
は金属ケース表面よりも上部にあり、アルミニウムまた
はその合金部分と封口板がレーザーにより接合されてい
ることが好ましい。
【0011】このように、従来アルミニウムまたはその
合金を用いていた封栓に、リード接続を容易にするアル
ミニウムまたはその合金と異種金属とを接合したクラッ
ド材を用いて正極端子を兼ねることで、電池の保護回路
および使用機器に対して電気的接続を行うための外部接
続リードは封栓上のニッケル、あるいは表面にニッケル
メッキしたステンレス鋼に対して容易に溶接することが
でき、クラッド材を金属ケースや封口板にあらかじめ固
着しておく必要がなくなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本実施形態を示す密閉型電池の概
略図である。アルミニウムまたはその合金からなる上部
が開口している有底の金属ケース1内に正極板と負極板
とがセパレータを介して絶縁されている電極群を収容
し、このケースの開口端に封口板2をレーザー溶接する
ことにより封止する。前記封口板2にはニッケルメッキ
された鉄製のリベット4が封口板2とガスケット5によ
り絶縁されて取りつけられており、前記リベット4は内
部の電極群と接続された負極端子であり、前記封口板2
またはケース1には、電解液を注入するための注液口3
または7が設けられており、この注液口3または7はク
ラッド材からなる封栓6をレーザー溶接することにより
封止されており、この封栓6が正極端子を兼ねる構成に
なっている。
【0014】従って、電池の保護回路および使用機器と
の外部接続リードによる電気的接続は、正極端子の封栓
6と負極端子のリベット4とに接続することになる。リ
ベット4は前記のようにニッケルメッキされた鉄製であ
るので、抵抗溶接等を用いて容易に接続することができ
る。また、前記封栓6は、図2に示すように、アルミニ
ウムまたはその合金6bとニッケル、ステンレス鋼およ
びこれらの合金から選ばれた異種金属6aとをクラッド
接合し、アルミニウムまたはその合金6b側に封口板2
またはケース1に設けられた注液口3または7との密着
性を高める為のエチレンプロピレンジエンモノマー(E
PDM)、ブチルゴム、シリコンゴム、フッ素ゴム等の
ゴム弾性体6cからなり、前記注液口3または7とレー
ザー封止されており、前記異種金属6a側に抵抗溶接等
を用いて外部接続リードを容易に接続することができ
る。
【0015】アルミニウムまたはその合金6bとクラッ
ド接合させるニッケル、ステンレス鋼およびこれらの合
金から選ばれた異種金属6aの厚みは、抵抗溶接やハン
ダ付け等を用いて容易に接続できることが重要で、0.
1mm〜0.5mm必要であり、アルミニウムまたはそ
の合金との接合部が封口板表面よりも上部にあって、ア
ルミニウムまたはその合金部分と封口板がレーザーによ
り接合されていることが好ましい。
【0016】ところで、正極板は、アルミニウム箔やラ
ス加工やエッチング処理された箔からなる集電体の片側
または両面に正極活物質と結着剤、必要に応じて導電
剤、可塑剤を溶剤に混練分散させたペーストを塗布、乾
燥、圧延して作製することができる。
【0017】正極活物質としては、例えば、リチウムイ
オンを吸蔵、放出可能なリチウム含有遷移金属化合物が
使用される。例えば、コバルト、マンガン、ニッケル、
クロム、鉄およびバナジウムから選ばれる少なくとも一
種類の金属とリチウムとの複合金属酸化物、LiCoO
2、LiMnO2、LiNiO2、LiCoxNi(1-x)2
(0<x<1)、LiCrO2、αLiFeO2、LiV
2等が好ましい。
【0018】結着剤としては、活物質間の密着性を保つ
フッ素樹脂材料、ポリアルキレンオキサイド骨格を持つ
高分子材料、またはスチレン−ブタジエン共重合体など
がある。フッ素系樹脂材料として、ポリフッ化ビニリデ
ン(PVDF)、フッ化ビニリデン(VDF)とヘキサ
フルオロプロピレン(HFP)の共重合体P(VDF−
HFP)が好ましい。
【0019】必要に応じて加える導電剤としてはアセチ
レンブラック、グラファイト、炭素繊維等の炭素系導電
剤が好ましく、可塑剤としては、フタル酸ジイソブチ
ル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジブチル、フタル酸ジ
プロピル、フタル酸ジヘキシルなどのフタル酸エステル
が好ましい。
【0020】溶剤としては、結着剤が溶解可能な溶剤が
適切で、有機系結着剤の場合は、アセトン、シクロヘキ
サノン、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)、メチ
ルエチルケトン(MEK)等の有機溶剤を単独またはこ
れらを混合した混合溶剤が好ましく、水系結着剤の場合
は水が好ましい。
【0021】負極板は、銅箔やラス加工やエッチングさ
れた金属箔からなる集電体の片面または両面に負極活物
質と結着剤、必要に応じて導電剤、可塑剤を溶剤に混練
分散させたペーストを塗布、乾燥、圧延して作製するこ
とができる。負極活物質としては、例えば、リチウムイ
オンを吸蔵、放出可能な黒鉛材料、例えば天然黒鉛や人
造黒鉛が使用される。特に、格子面(002)の面間隔
(d002)が3.350〜3.400Åである黒鉛材料
を使用することが好ましい。
【0022】結着剤、溶剤および必要に応じて加えるこ
とができる導電剤、可塑剤は正極と同様のものを使用す
ることができる。
【0023】セパレータとしては、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂などの微多孔性ポリオレフィン系樹
脂が好ましい。
【0024】非水電解液としては、非水溶媒と電解質か
らなり、非水溶媒としては、主成分として環状カーボネ
ートおよび鎖状カーボネートが含有される。前記環状カ
ーボネートとしては、エチレンカーボネート(EC)、
プロピレンカーボネート(PC)、およびブチレンカー
ボネート(BC)から選ばれる少なくとも一種であるこ
とが好ましい。また、前記鎖状カーボネートとしては、
ジメチルカーボネート(DMC)、ジエチルカーボネー
ト(DEC)、およびエチルメチルカーボネート(EM
C)等から選ばれる少なくとも一種であることが好まし
い。
【0025】電解質としては、例えば、電子吸引性の強
いリチウム塩を使用し、例えば、LiPF6、LiB
4、LiClO4、LiAsF6、LiCF3SO3、L
iN(SO2CF32、LiN(SO2252、Li
C(SO2CF33等が挙げられる。これらの電解質
は、一種類で使用しても良く、二種類以上組み合わせて
使用しても良い。これらの電解質は、前記非水溶媒に対
して0.5〜1.5Mの濃度で溶解させることが好まし
い。
【0026】次に、これらの正極板と負極板とをセパレ
ータを介して絶縁されている非真円形の渦巻形状に巻回
した電極群をプレスして得られる長円状の電極群を、金
属ケース1に挿入する。このとき電極群に常温だけでな
く、40℃から電極群中の結着剤の軟化点以下の温度に
加温した状態で1.0MPa〜7.0MPaの圧力にて
プレスすることが好ましい。その後、金属ケース1と封
口板2とをレーザー溶接により封止した後、封口板2ま
たは金属ケース1に設けた注液口3から非水電解液を注
液し、注液口3と本発明の封栓6とをレーザー溶接によ
り封止して密閉型電池を得ることができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例をさらに詳しく説明す
る。
【0028】(実施例1)正極活物質としてLiCoO
2、結着剤としてフッ化ビニリデン(VDF)とヘキサ
フルオロプロピレン(HFP)との共重合体P(VDF
−HFP)、及び導電剤としてアセチレンブラックをN
MP(N−メチル−2−ピロリドン)からなる有機溶剤
に混練分散したペーストを厚さ15μmのアルミニウム
箔製集電体に塗着、乾燥、圧延して、正極板を作製し
た。
【0029】負極活物質として易黒鉛化炭素、前記P
(VDF−HFP)の粉末をアセトンとシクロヘキサノ
ンからなる混合有機溶剤に混練分散したペーストを厚さ
12μmの銅箔製集電体に塗着、乾燥、圧延して、負極
板を作製した。
【0030】このようにして作製した正極板と負極板と
を厚さ25μmの微多孔性のポリエチレン樹脂からなる
セパレータを介して渦巻形状に巻回した電極群を6.0
MPaの圧力でプレスして作製した長円状の電極群を、
厚さ0.20mmのアルミニウム合金製で、上部が開口
している有底の金属ケース1内に収容し、このケースの
開口端に封口板2をレーザー溶接して封止した。
【0031】この封口板2にはニッケルメッキされた鉄
製のリベット4が封口板2とガスケット5により絶縁さ
れて取り付けられており、前記リベット4は内部の負極
板と接続された負極端子であり、前記封口板2には、非
水電解液を注入するための注液口3が設けられており、
この注液口3より、エチレンカーボネート(EC)とエ
チルメチルカーボネート(EMC)を2:1で混合した
混合溶媒にLiPF6を1.0Mの濃度で溶解させた非
水電解液を注液した。
【0032】次に、図2に示すような封栓6で、厚みが
0.30mmのアルミニウム合金からなる部分6bと厚
みが0.15mmのニッケルからなる部分6aとをクラ
ッド接合し、6b側にEPDM製のゴム弾性体6cを接
着で取り付けた封栓6を注液口3に6c部分を挿入し、
クラッド接合部が封口板表面よりも上部にあり、アルミ
ニウム合金からなる部分と封口板とをレーザー溶接して
封止し、この封栓6が正極端子を兼ねる構成とした。
【0033】従って、電池の保護回路および使用機器と
の電気的接続は、正極端子の封栓6と負極端子のリベッ
ト4とに接続することになり、リベット4は前記のよう
にニッケルメッキされた鉄製であり、封栓6はニッケル
をクラッド接合しているので、抵抗溶接等を用いて容易
に接続することができた。
【0034】(実施例2)実施例1と同様にして作製し
た長円状の電極群を、厚さ0.25mmのアルミニウム
合金からなり、上部が開口している有底の金属ケース1
内に収容し、このケースの開口端に封口板2をレーザー
溶接して封止した。
【0035】この金属ケース1の上部には、図3に示す
ような電解液を注入するための注液口7が設けられてお
り、この注液口7より、エチレンカーボネート(EC)
とエチルメチルカーボネート(EMC)を2:1で混合
した混合溶媒にLiPF6を1.0Mの濃度で溶解させ
た非水電解液を注液した。
【0036】封口板2には、実施例1と同様のリベット
4が取り付けられている。
【0037】次に、図2に示すような厚みが0.10m
mのアルミニウム合金からなる部分6bと厚みが0.5
0mmでその表面に2μmのニッケルメッキされたステ
ンレス鋼からなる異種金属からなる部分6aとをクラッ
ド接合し、6b側にブチルゴム製のゴム弾性体6cを接
着で取り付けた封栓6を注液口7に6c部分を挿入し、
クラッド接合部が金属ケース表面よりも上部にあり、ア
ルミニウム合金からなる部分と封口板とをレーザー溶接
により封止し、この封栓6が正極端子を兼ねる構成とし
た。
【0038】実施例1と同様に、封栓6は表面にニッケ
ルメッキされたステンレス鋼をクラッド接合しているの
で、抵抗溶接等を用いて容易に接続することができた。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の密閉型電池では、
注液口を封止する封栓にアルミニウムまたはその合金と
ニッケル、ステンレス鋼およびこれらの合金から選ばれ
る異種金属との間を接合したクラッド材を用いること
で、別途リード接続のためのクラッド材を金属ケースま
たは封口板に接合する必要がなく、そのための設備や製
造工程の削減を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施形態を示す密閉型電池の
上面図 (b)同電池の正面図
【図2】本発明のクラッド材を用いた封栓の断面図
【図3】(a)本発明の一実施形態を示す密閉型電池の
上面図 (b)同電池の正面図
【符号の説明】
1 金属ケース 2 封口板 3、7 注液口 4 リベット 5 ガスケット 6 封栓 6a 異種金属 6b アルミニウムまたはその合金 6c ゴム弾性体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA07 AA09 CC06 DD13 5H023 AA03 AS01 CC11 CC14 CC27 CC30 5H029 AJ00 AJ14 AK03 AL07 AM03 AM05 AM07 CJ05 DJ02 DJ03 DJ05 EJ01 HJ04

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極板と負極板とがセパレータを介して
    絶縁されている電極群を上部が開口している有底の金属
    ケースに収容し、このケースの開口端を封口板により封
    止し、前記封口板もしくはケースの一部に設けられた注
    液口を封栓で封止する密閉型電池において、前記封栓が
    アルミニウムまたはその合金とニッケル、ステンレス鋼
    およびこれらの合金から選ばれる異種金属とを接合した
    クラッド材からなり、前記封栓の異種金属側に外部接続
    リードを接続する密閉型電池。
  2. 【請求項2】 ケースおよび封口板はアルミニウムまた
    はその合金からなる請求項1記載の密閉型電池。
  3. 【請求項3】 封栓の異種金属の厚みは0.1mm〜
    0.5mmであり、アルミニウムまたはその合金とのク
    ラッド接合部が封口板もしくは金属ケース表面よりも上
    部にあり、アルミニウムまたはその合金部分と封口板が
    レーザーにより封止されている請求項1記載の密閉型電
    池。
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