JP2002372927A - 画像表示ユニットおよび画像表示装置 - Google Patents

画像表示ユニットおよび画像表示装置

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JP2002372927A JP2001180903A JP2001180903A JP2002372927A JP 2002372927 A JP2002372927 A JP 2002372927A JP 2001180903 A JP2001180903 A JP 2001180903A JP 2001180903 A JP2001180903 A JP 2001180903A JP 2002372927 A JP2002372927 A JP 2002372927A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配置方向の制限を緩和し、設置の自由度を高
めた画像表示ユニットおよびこれを複数連結した画像表
示装置を提供する。 【解決手段】 画像表示ユニットは、複数の発光素子で
構成される画素を少なくとも一列に所定間隔で複数配列
した一方向延長型の画像表示ユニットである。このユニ
ットは、画素を配置するための複数の画素取付部を一定
の間隔で複数設け、複数の発光素子を第1の面に配列す
るケースを備える。画素を構成する発光色の発光素子
は、第1の方向もしくはこれと直交する第2の方向に対
して対称となるように配列されており、画像表示ユニッ
トを第1の方向から180°回転させても、各画素の発
光素子が同じ配列を維持するように構成される。同一仕
様のDLUを使用し、筐体への取り付け方法を変えてマ
トリクス画素配列を、格子状または千鳥状配列にし、物
理的な画素間隔を変更できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の発光素子を
備える一方向延長型の画像表示ユニットおよびこれを複
数配列したユニット式の画像表示装置に関するものであ
り、特に照明用途やディスプレイとして使用可能な画像
表示ユニットで構成した画像表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】今日、発光ダイオード(Light Emitting
Diode、以下「LED」とも呼ぶ。)等の高輝度の発光
素子が、光の三原色である赤(Red)、緑(Green)、青
(Blue)のRGBそれぞれにつき開発されたため、大型
の自発光型フルカラーディスプレイが作製されるように
なった。中でも、LEDディスプレイは軽量、薄型化が
可能で、且つ消費電力が低い等の特徴を有するので、屋
外でも使用可能な大型ディスプレイとして需要が急激に
増加している。サイズの大きな大型LEDディスプレイ
では多数のLEDが使用され、例えば縦300×横40
0の場合は合計12万ものLED群が使用される。この
ような1000mcd以上にも及ぶ超高輝度に発光可能
なLEDが開発されたことに伴って、野外において使用
されるフルカラーやマルチカラー表示可能な大型ディス
プレイ用途に使用されている。このような大画面ディス
プレイは、ビルの壁面や野球場、競技場に設置したり、
野外コンサートに設置されて活用されている。また一方
で、高輝度LEDをメッセージを表示する電光表示板や
看板、ビルボード、コピーベルトとしたり、あるいは信
号機や照明用として活用するなど、様々な方面での利用
も進んでいる。
【0003】このようなLED表示装置は、RGBがそ
れぞれ発光可能なLEDを近接して配置させ、混色によ
り1画素として利用する。各LEDは駆動IC等によっ
て所望の時間、輝度を調整して点灯させ、各LEDの混
色により所望の色表示をさせることができる。また、L
EDディスプレイには、樹脂製などの筐体内に複数のL
EDと共に、これらを駆動する駆動回路を配置させて、
それ自体で駆動可能なLEDユニットを組み合わせ構成
したものと、筐体内に複数のLEDのみを配置したLE
Dクラスタを組み合わせ構成し、それを外部から駆動さ
せるものがある。例えば、各LEDユニット乃至LED
クラスタを、ビルの壁面に設けられた取付フレームに固
定させ、さらに各LEDユニット乃至LEDクラスタを
それぞれ通信コネクタによって接続させることにより、
1つのLEDディスプレイとして構成させることができ
る。
【0004】また、LEDディスプレイの一例として、
後部視野を遮らないため明かり取りに必要な窓等の前面
にも設置可能な透過型LEDディスプレイが考えられ
る。すなわち、例えば、1画素となるLEDクラスタ
を、一定の間隔をおいて格子状の取り付けフレームに複
数配置させる。さらに、電源コネクタ乃至通信コネクタ
を介して別の場所に配置させた駆動回路を用いて各LE
Dクラスタを駆動させ、全体としてある画像を表示す
る。これにより、LEDディスプレイは全体に開口部を
備えることになるため、後部視野を遮らずにこのLED
ディスプレイを開口部を透過して背景が確認できる透過
型LEDディスプレイとすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような用途に適し
たLEDディスプレイは、運搬、設置が容易に行えるよ
うユニット式として分解、組み立て可能としたものが一
般に使用されている。しかしながら、これらのLEDデ
ィスプレイを所望の場所に設置するのは煩雑な作業であ
った。例えば、ユニット式のLEDディスプレイを分割
して運搬し、屋外にて大画面ディスプレイとして設置す
る場合、各ユニットの接続形態や配置場所が決まってい
るため、これにしたがって組み立て作業を行う必要があ
った。すなわち、各ユニット毎に配置すべき位置が決ま
っており、これを変更することができなかった。また、
各ユニットは配置方向が固定されており、方向を変えて
配置することができないという問題があった。例えばL
EDディスプレイには、図1に示すように各画素の上方
にルーバ10がそれぞれ固定されている。ルーバ10
は、がらりなどとも呼ばれ、発光素子への太陽からの直
射日光を遮って劣化を防ぎ、また雨風の影響を緩和し素
子を保護するためのものである。ルーバ10の位置は固
定されているため、LEDディスプレイを回転させると
ルーバ10の位置が画素の上面に位置しなくなり、ルー
バ10としての機能を果たさなくなる。さらに、各LE
Dの発する光が空間的に全方向に均一に照射されていな
いと、LEDディスプレイを回転させた場合に指向性が
変化し、可視部分の領域が変わったり明るさが低下する
などの弊害が起こりうる。特に、発光素子は各画素にお
いてRGB各色が上下あるいは左右対称に配置されてい
ないため、LEDディスプレイを回転させることによっ
て各画素における発光素子のRGBの配置が変わってし
まい、色調が本来の色と異なってしまうなど、所望の色
が正確に再現できなくなるという弊害が生じる。このよ
うに、LEDディスプレイの配置には位置的、方向的な
制約があるため、これにしたがって複数のユニットの中
から所定のユニットを選択して、所定の位置に所定の方
向で配置する必要があった。大画面ディスプレイを構成
するには多数のユニットを接続する必要があるため、多
数のユニットを規定された通りに配設する作業は相当困
難となる。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めに開発されたものである。本発明の主な目的は、LE
Dディスプレイなど画像表示装置を配置する際の位置
的、方向的な制約を緩和することで、利便性を高めた画
像表示ユニット及び画像表示装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
される画像表示ユニットは、複数の異なる発光色の発光
素子で構成される画素を少なくとも一列に所定間隔で複
数配列した一方向延長型の画像表示ユニットである。こ
の画像表示ユニットは、前記複数の発光素子を電気的に
結合かつ機械的に保持するための回路基板と、第1の方
向に延長された形状であって、前記画素を配置するため
の複数の画素取付部を一定の間隔で複数設け、前記複数
の発光素子を第1の面に配列すると共に前記回路基板を
保持するケースと、前記画像表示ユニットを他の画像表
示ユニットまたは外部機器とを電気的に接続するための
接続部とを備える。また、前記画素を構成する複数の異
なる発光色の発光素子が、前記第1の方向もしくはこれ
と直交する第2の方向に対して対称となるように配列さ
れており、前記画像表示ユニットを第1の方向から18
0°回転させても、各画素の発光素子が同じ配列を維持
するように構成される。
【0008】また、本発明の請求項2に記載される画像
表示ユニットは、複数の発光素子で構成される画素を少
なくとも一列に所定間隔で複数配列した一方向延長型の
画像表示ユニットである。この前記画像表示ユニット
は、前記複数の発光素子を電気的に結合かつ機械的に保
持するための回路基板と、第1の方向に延長された形状
であって、前記画素を配置するための複数の画素取付部
を一定の間隔で複数設け、前記複数の発光素子を第1の
面に配列すると共に前記回路基板を保持するケースと、
前記画像表示ユニットを他の画像表示ユニットまたは外
部機器とを電気的に接続するための接続部とを備える。
さらに、前記ケースは固定のための複数の貫通孔を有し
ており、前記貫通孔は前記画像表示ユニットを第1の方
向から180°回転させても同じ位置にあるよう、第1
の方向と直交する第2の方向と平行な前記ケースの中心
線に対して対称な位置に設けられている。
【0009】この構成により、画像表示ユニットを平行
に並べたとき、ケースの端面を一致させることでケース
を上下逆にしても貫通孔の位置が垂直に並ぶ。
【0010】さらに、本発明の請求項3に記載される画
像表示ユニットは、請求項1または2に記載される特徴
に加えて、前記ケースに設けられた貫通孔は、その内面
において一部にネジ溝を有することを特徴とする。
【0011】ケースに設けられた貫通孔によって、前記
ケースの第1の面または第1の面の反対側の面である第
2の面のいずれの側からも、ケースを筐体フレームなど
に固定することができる。
【0012】さらにまた、本発明の請求項4に記載され
る画像表示ユニットは、請求項1から3のいずれかに記
載される特徴に加えて、各発光素子の発光量を個別に制
御する定電流駆動部と、前記定電流駆動部に対し駆動電
流量または駆動時間を制御する駆動制御部と、前記駆動
制御部を制御するためのパケット形式の駆動制御情報を
入力部より受信し、かつ駆動制御情報を送信する出力部
とを備える画像表示ユニット間または外部機器との間で
データ通信が可能な通信部と、外部から供給される電力
を、前記回路基板に設けられた各種電子回路を駆動する
ための電力と、前記発光素子を駆動するための電力に変
換する電源回路とを備える。また、前記駆動制御情報
は、各駆動制御部に対し個別のID情報を付与可能であ
り、前記駆動制御部は、自身に付与された前記ID情報
を保持する情報記憶部を有しており、前記駆動制御部は
情報記憶部に記憶された自身のID情報と一致する駆動
制御情報に対して受信処理を行うことを特徴とする。
【0013】さらにまた、本発明の請求項5に記載され
る画像表示ユニットは、請求項1から4のいずれかに記
載される特徴に加えて、前記ケースは、上ケースと下ケ
ースで構成されており、上ケースは前記画素を配置する
ための複数の画素取付部を開口部として、一定の間隔で
複数設けており、下ケースを共通として、画素取付部の
数または間隔が異なる上ケースを交換することにより前
記画像表示ユニットに配設する画素の数および配置を変
更可能としたことを特徴とする。
【0014】さらにまた、本発明の請求項6に記載され
る画像表示ユニットは、請求項5に記載される特徴に加
えて、前記下ケースは、前記上ケースよりも淡色である
ことを特徴とする。
【0015】さらにまた、本発明の請求項7に記載され
る画像表示ユニットは、請求項5または6に記載される
特徴に加えて、前記上ケースは平板状で、前記下ケース
は一面を開口した断面コ字状に形成され、前記開口を前
記上ケースで閉塞するよう構成されてなることを特徴と
する。
【0016】さらにまた、本発明の請求項8に記載され
る画像表示ユニットは、請求項5から7のいずれかに記
載される特徴に加えて、前記上ケースが複数の上ケース
で構成され、前記複数の上ケースは第1の方向と直交す
る第3の面に平行な端面で、上ケース同士が対向して隣
接され、同一の下ケースと組み合わせることによりケー
スが構成されることを特徴とする。
【0017】さらにまた、本発明の請求項9に記載され
る画像表示ユニットは、請求項5から8のいずれかに記
載される特徴に加えて、前記上ケースの画素取付部の上
端が、前記発光素子の先端よりも高いことを特徴とす
る。
【0018】さらにまた、本発明の請求項10に記載さ
れる画像表示ユニットは、請求項1から9のいずれかに
記載される特徴に加えて、前記ケースの第1の面の反対
側の面である第2の面の端部に凹部が形成されており、
前記凹部に前記接続部が位置できることを特徴とする。
【0019】凹部のスペースに接続部が収納されること
によって、複数の画像表示ユニットを連結した際に、連
結部分で背面に広いスペースが構成され、このスペース
にて互いの接続部同士を接続して収納し保持することが
できる。
【0020】さらにまた、本発明の請求項11に記載さ
れる画像表示ユニットは、請求項2から10のいずれか
に記載される特徴に加えて、前記回路基板の第1の面側
に防水部材を付加しており、前記防水部材は前記発光素
子の配光を妨げないように発光素子の先端よりも前記防
水部材の表面が低く、かつ前記貫通孔に挿通する固定具
の高さよりも低いことを特徴とする。
【0021】さらにまた、本発明の請求項12に記載さ
れる画像表示ユニットは、請求項1から11のいずれか
に記載される特徴に加えて、前記発光素子は、前記画像
表示ユニットを第1の方向または第2の方向に対して対
称となるよう回転させても、各発光素子が同様の配光を
示すように拡散材を含有させたことを特徴とする。
【0022】さらにまた、本発明の請求項13に記載さ
れる画像表示ユニットは、請求項9から12のいずれか
に記載される特徴に加えて、前記開口部の周囲に、前記
ケースの第1の面において前記画素取付部の近傍にルー
バを装着するためのルーバ装着部を備えることを特徴と
する。
【0023】さらにまた、本発明の請求項14に記載さ
れる画像表示ユニットは、請求項13に記載される特徴
に加えて、前記ルーバ装着部が、前記画像表示ユニット
を第1の方向から90°、180°、または270°回
転させたときルーバを同一の位置に維持できるよう、ル
ーバを脱着可能としたことを特徴とする。
【0024】また、本発明の請求項15に記載される画
像表示装置は、前記請求項1から14のいずれかに記載
される一方向延長型の画像表示ユニットを複数互いに平
行に配列し、各画像表示ユニットを前記接続部で電気的
に接続して、より大きな一の発光部を構成することを特
徴とする。
【0025】前記平行に配列された画像表示ユニット同
士の離間間隔は変更可能で、かつ同一ケース上に一定間
隔で設けられた複数の画素取付部に対する画素の取付
を、前記一定間隔の整数倍とする一定周期で行うこと
で、マトリクス状に配列された各画素同士の縦横の間隔
を変更することができる。さらに、画像表示ユニットを
第1の方向に隣接させることで、より長い全長の画像表
示ユニットとし、さらにこれらを平行に配列してより大
きな表示部を構成することもできる。
【0026】さらに、本発明の請求項16に記載される
画像表示装置は、前記請求項15に記載される特徴に加
えて、前記画像表示装置が、前記一方向延長型の画像表
示ユニットを複数平行に離間して配列することにより、
画像表示ユニット間に空隙部を形成した透過型の発光部
を構成することを特徴とする。
【0027】さらにまた、本発明の請求項17に記載さ
れる画像表示装置は、前記請求項15または16に記載
される特徴に加えて、前記平行に配列された画像表示ユ
ニットにおいて、一つおきの行に属するすべてのケース
を第1の方向に対して180°回転させた状態で配する
ことにより、各画素の配列をオフセット状としたことを
特徴とする。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施の形態
は、本発明の技術思想を具体化するための画像表示ユニ
ットおよび画像表示装置を例示するものであって、本発
明は画像表示ユニットおよび画像表示装置を以下のもの
に特定しない。
【0029】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施の形態に示される部材に対応す
る番号を、必要に応じて「従来の技術」、「発明が解決
しようとする課題」、「課題を解決するための手段」の
欄に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範
囲に示される部材を、実施の形態の部材に特定するもの
では決してない。また各図面が示す部材の大きさや位置
関係などは、説明を明確にするため誇張していることが
ある。
【0030】なお、本発明の画像表示ユニットおよび画
像表示装置は、静止画、動画などの映像を表示するディ
スプレイに限定されない。本明細書において画像表示装
置とは、文字、数字などのテキスト情報を表示する表示
板や、照明装置も含む。特に本発明は、発光素子として
高輝度のLEDを使用することで、照明色や輝度などを
制御可能な照明に利用することができ、発明の名称に関
わらず画像を表示しない照明装置も本発明の範囲内とし
て意図する。
【0031】(発光素子)本実施例では、発光素子とし
て発光ダイオード(以下LEDという)を採用してい
る。LEDをRGB一組として一画素を構成する。RG
Bはそれぞれ1個のLEDとする必要はなく、図2
(a)、(b)に示すように複数のLED1としてもよ
い。図2(a)の例では、RのLEDを4個、GのLE
Dを4個、BのLEDを2個使用して一画素2を構成し
ている。またフルカラーディスプレイに限られず、使用
目的に応じて単一色のLEDのみを使用する単色表示と
したり、2色などとしてもよい。
【0032】発光素子としてLED1を使用する場合、
視野角が広く無指向性の発光特性の良い素子を使用する
ことが好ましい。例えば表示の方向性を無くすために、
拡散材を有する砲弾型LEDを使用して、無配向性とす
る。拡散材は、好ましくはLED1の発光部周囲のパッ
ケージに含有させる。拡散材として光拡散を生じる粒子
などを混入させる他、LEDにレンズを付加することで
発光を均一化してもよい。また、RED、GREEN、
BLUE各LED1が複数ある場合は、LED配列を上
下、もしくは左右対称にすることによって、各表示部の
配置方向が異なっても見え方が変化しないようにする。
このように本実施例では、LEDの混色性を良くして、
表示面の表示面に垂直な方向を軸とした回転に対して、
少なくとも上下もしくは左右に反転しても、同じ見え方
になるようにした。
【0033】(DLU)一方向延長型のLEDユニット
として、DLU(ドットラインユニット)としたものに
ついて説明する。一方向延長型とは、いずれかの方向に
延長された形状を指し、細長い棒状、長方形状や断面を
六角形、八角形などの多角形状としたり、楕円状などと
してもよい。
【0034】図3に示すDLU3は、LED1の画素2
を1行に配列している。このようなDLU3を複数組み
合わせて、後述するように大画面のLEDディスプレイ
を構成する。図4、図5にDLU3を脱着可能に連結あ
るいは固定したLEDディスプレイの例を示す。
【0035】(ケース)図3は、本発明に係るDLU3
の一例を示す外形図である。図3に示すDLU3は、上
ケース4と、下ケース5と、接続部と、複数のLED1
を備える。上ケース4の上面にLED1を配列してお
り、この面がLED1の表示面を構成する。LED1
は、上下、左右を反転させても同じ見え方をするように
配列することが好ましい。この実施例では図2のような
配列としている。
【0036】ケースは、上ケース4と下ケース5とで構
成される。図3の例では、一枚の上ケース4と一枚の下
ケース5とでケースを構成しているが、いずれかのケー
スを複数枚としてもよい。例えば図6および図7の例で
は、上ケース4を2枚長手方向に並べて、一枚の下ケー
ス5と連結している。上ケース4の2倍の長さの下ケー
ス5を利用することで、上ケース4を2つ左右に連結
し、下ケース5を1つと上下に組み合わせることで長い
画像表示ユニットを構成する。あるいは、同じ長さの上
ケース4と下ケース5からなる画像表示ユニットを、2
本左右に並べて連結し、全長を長くした一の画像表示ユ
ニットのように利用することもできる。
【0037】なお、上ケース4は、発光素子が配置され
る面であるから、LED1のコントラストを改善するた
め暗い色とすることが好ましい。逆に下ケース5の色
は、上ケース4よりも明るい色とするのが好ましい。例
として、画像表示ユニットを複数並列した透過型画像表
示ディスプレイとして、ビルの壁面に配置する場合を考
える。下ケース5が上ケース4と同様に暗い色であると
き、ディスプレイの裏面から外部を見ると、暗くなる。
また暗い色は光を吸収するため、ディスプレイの内側は
暗くなってしまう。このため、下ケース5を明るい色と
することで、光の反射によってディスプレイの裏面を明
るくすることができる。例えば、下ケース5の表面を白
色で塗装する。あるいは、下ケース5をアルミニウム製
とする場合は、銀色の光沢色がそのまま利用できる。
【0038】(上ケース4)上ケース4は表示面を保護
するカバーとなる。上ケース4は、所定間隔で画素取付
部を設けている。画素取付部の間隔は、画像表示ユニッ
トで表示する画像表示部の画素ピッチを決定する。画素
ピッチを変えたい場合は、画素取付部を設けた上ケース
4と回路基板29のみを変更すればよく、下ケース5は
共通で使用できる。
【0039】(画素取付部)画素取付部は上ケース4に
設けられた開口部6であり、所定の間隔で設定される。
例えばDLU3の全長を1mとし、62.5mm、ある
いは125mmの間隔で設けられる。この場合、62.
5mmピッチの上ケース4を利用して、一つおきに画素
2を構成するLED1を取り付けることで、画素間を倍
の125mmのピッチとすることができる。発光素子を
装着していない画素取付部は、閉塞カバーなどで覆うこ
とができる。
【0040】(下ケース5)下ケース5は、上面を上ケ
ース4で閉塞し、内部に基板を備える。下ケース5は、
所定の長さを有するモールド樹脂で成型される。断面は
コ字上として、上面の開口部分を上ケース4で閉塞でき
るような幅、大きさとする。この内部に、LED1、定
電流駆動回路、駆動制御回路、通信回路などが実装され
たガラスエポキシ基板を実装する。
【0041】防水が必要な場合は発光面側をLED1が
覆い塞がない様に、シリコンモールドを注入する。それ
をLED1が所定の間隔で配列している表示部のみをく
り貫いた上面カバーを取り付けて一体の表示器とする。
【0042】(回路基板29)回路基板29は、LED
1、定電流駆動回路、駆動制御回路、通信回路を実装し
ているガラスエポキシ基板である。ただ、これらをDL
U3とは別の基板上に設けて、制御部を外付けとしても
良い。この場合、DLUは主にLEDを実装したクラス
タとなり、制御はDLUの外部から行うことになる。
【0043】(貫通孔7)ケースは、筐体やフレームに
これを固定するための貫通孔7を有する。貫通孔7にネ
ジなどの固定部材を挿通してケースを固定する。貫通孔
7にネジを挿通して固定する様子を、図8および図9に
示す。これらの図に示すように、貫通孔7はネジ溝7a
を内面の下端付近にのみ設けている。この構成により、
上面または下面のいずれの側からも固定することができ
る。例えば、図8に示すように、上面すなわち表示面か
ら固定する場合は、挿通孔の内径よりも小さい径のネジ
を使用する。いいかえると、挿通孔内面に設けられたネ
ジ溝7aを使用しない。ネジを上面から挿入すると共
に、反対側の下面でフレームなどに設けられたネジ溝
9、あるいは図示しないがナットなどを使用して固定す
る。
【0044】一方、図9に示すように下面すなわち表示
面の裏面から固定する場合は、挿通孔内面のネジ溝7a
に適合する径およびネジ山を有するネジ8Bを使用し、
このネジ溝7aを使って固定する。裏側からネジを通す
場合は、短いネジ8Bを使用することが好ましい。ネジ
が長く貫通孔7を貫通してしまうと、LED1の表示面
にネジの尻が突出して、外見が悪くなるからである。表
示面において貫通孔7が外観を損ねないよう、表示面側
からネジを固定する場合は、ネジの頭をケースと同系統
の色または暗い色としたネジを使用する。さらに、使用
しない貫通孔7はケースと同系統の色または暗い色のキ
ャップなどを使用して貫通孔7を封鎖してもよい。また
表示面の裏面からネジを固定する場合は、ネジ8Bを短
くしてネジが突出しないようにする。さらに、同様に表
示面側で貫通孔7をキャップなどで封鎖してもよい。
【0045】この構造は、いずれの面からも固定できる
ので便利に使用できる。特に、表示面側が外部に表出し
ないような固定形態で裏面から固定する必要がある場合
は、表示面側に手が入らないため、ナットなどを使用す
ることができない。本実施例の貫通孔7を使用すれば、
このような状況でも裏面のみから固定できるため、DL
U3の設置、分解が容易に行えるというメリットがあ
る。
【0046】ネジ溝7aの長さや設ける位置は、裏面か
ら固定する際のネジのネジ山と合致するように設定す
る。ケースの大きさや重さ、ネジの強度などを勘案して
決定される。好ましくは下面付近にのみネジ溝7aを設
けると、ネジの回転数も少なく効率的にネジ止めを行え
る。
【0047】貫通孔7は、上ケース4および下ケース5
の対応する位置に複数設けられる。ケース内部に固定さ
れる回路基板29や防水部材11などにも、該当位置に
貫通孔7が設けられる。貫通孔7を設ける位置は、ケー
スを上下逆にしても同じ位置となるようにする。これに
よって、上ケース4のみを逆にしても、下ケース5を同
じ姿勢のままで固定できる。この構成により、DLU3
を平行に並べたとき、各行において上ケース4の向きが
逆であっても貫通孔7の位置が垂直に並ぶため、固定が
容易となる。上ケース4をピッチや画素数の異なる別部
材に交換しても、同じ位置に貫通孔7を設けることで下
ケース5はそのまま使用できる。このように、下ケース
5や固定ネジは、LED1の数、配置および画素2の
数、間隔が異なる場合にも共通である。
【0048】また、ケースには防水部材11を付加して
もよい。防水部材11はLED1の配光を妨げないよう
にLED1の先端よりも防水部材11の最外表面が低
く、かつ貫通孔7に挿通するネジの高さよりも低いこと
が好ましい。
【0049】(ルーバ10)また、図10に示すよう
に、画素2の周囲にはルーバ10を取り付けることがで
きる。ルーバ10は太陽光などの外光を妨げるために付
加される。ルーバ10は上ケース4と一体成形で設ける
こともできるが、本実施例においては上ケース4を回転
してもルーバ10が正しい位置、すなわち太陽光を遮断
できる上面に位置するように、ルーバ10を脱着可能と
している。図10に示すように、画素取付部の開口部6
周辺は突出しており、突出部はLED1の配光を所望の
角度に制限するような形状、大きさに形成される。この
突出部を囲むようにルーバ装着部として装着穴12が、
上下、左右の4方向に設けられている。ルーバ10は装
着穴に嵌合するルーバ取付片10aを下方に一体成形し
ており、ルーバ取付片10aをルーバ装着穴12に挿入
して固定する。図に示すルーバ10は、下方に3つのル
ーバ取付片10aを設けており、上下左右四方に設けら
れたルーバ装着穴12に3つがそれぞれ挿入される。ま
た図の例では、ルーバ装着穴12は、各面の両端の装着
穴を隣接するルーバ装着穴12の両端部のものと共通に
している。両端部に嵌入するルーバ装着片をおよそ45
°の方向に折曲させることによって、ルーバ10を90
°回転させても反対側のルーバ装着片が嵌入できる構成
としている。この構成により、ルーバ装着穴12を設け
る数を少なくすることができる。ルーバ取付片10a
は、先端をカギ状に変形させており、この部分をルーバ
装着穴12に押し込むことで脱離しないよう保持され
る。ルーバ10を取り外すときは多少力を加えてルーバ
10に引っ張ると、ルーバ取付片10aが弾性変形して
分離できる。
【0050】(接続部)画像表示ユニットの一端には、
接続部を備える。図3に示す例では、接続部として先端
にコネクタ14を有するケーブル13を使用している。
このケーブルを利用して、複数のDLU3同士、あるい
はDLU3と映像ソースなどの外部機器と接続する。図
3(a)に示す例では、接続部として一端に制御信号用
の信号入力ケーブル13A、電力供給用の電源入力ケー
ブル13B、他端に信号出力ケーブル13C、電源出力
ケーブル13Dを備えている。ケーブルは、先端にコネ
クタ14を備えている。コネクタ14は、隣接する画像
表示ユニット同士を容易に連結できると共に、入力側ま
たは出力側のいずれか一方を雄型、他方を雌型とするな
ど、形状を相互に変更することによって接続配線ミスを
回避できる。また、屋外での配置を考慮して、ケーブル
などの各接続部は防水仕様とできる。
【0051】ケーブル線の材質や太さは、接続するユニ
ット数や電力に応じて選択する。電源は、各回路に直接
配線して供給することも可能であるが、配線数の増大や
配線作業の手間を回避するために、本実施例ではユニッ
ト毎にケーブルを介して接続し、単一の電源から直列に
接続されて供給される。通電される電流が大きいと、こ
れに応じた太いケーブルやコネクタ14が必要となる。
またDLU3の接続数が多いと、その分だけ電流量も増
大する。総電力量が一定の場合は、電圧を上げると電流
を少なくできるので、ケーブル線材の電流容量をあまり
大きくしないよう、入力する電源電圧はなるべく高電圧
(例えば12Vから48V程度)とするのが望ましい。
【0052】ケーブルから供給される電力は、電子回路
用とLED用とに変換される。一般に、回路基板29に
設けられたICなど各種電子回路素子を駆動するための
電力は、LEDを駆動するための電力よりも低いため、
電源回路21としてDC−DCコンバータなどを回路基
板29上に設け、電力を所定の値に変換している。
【0053】一方、制御信号用のケーブルは、各LED
を個別に起動制御を行うための駆動制御情報をパケット
形式のデータで送信する。駆動制御情報は、各駆動制御
部18に対し個別のID情報を付与可能である。駆動制
御部18は、自身に付与されたID情報を保持する情報
記憶部19を有しており、駆動制御部18は情報記憶部
19に記憶された自身のID情報と一致する駆動制御情
報に対して受信処理を行う。
【0054】図11に示すように、ケーブルはケースの
裏面に設けられた凹部15から外部に延長されている。
ケースの裏面において、両端部に凹部15を設けること
により、DLU3同士を延長方向に接続した場合、裏面
にスペースが構成される。この部分にケーブルを収納す
ることで、ケーブルが邪魔にならず、またLEDの表示
面から見えてしまうことも回避できる。ケーブル同士の
接続や分離は、DLU3の側面から凹部15に手を入れ
てケーブルを引き出すことができるので、ディスプレイ
の表面側からでもケーブルの接続作業が行えるというメ
リットもある。
【0055】(画像表示装置)以上のDLU3はユニッ
ト式であるため、ケーブル同士を接続して容易に連結し
て使用できる。DLU3を筐体フレームや壁面などの上
に、複数本平行に配列すると、大きな表示面のLEDデ
ィスプレイを構成することができる。上述の通り、上ケ
ース4を変更あるいは異なる周期で画素取付部を利用を
することによって、画素2の水平方向ピッチを変更でき
る。さらに、水平に並列されたDLU3同士の間隔を変
更することにより、垂直方向の画素ピッチを変更するこ
ともできる。特に大画面用ディスプレイは画素2のピッ
チが比較的粗いものが使用されているため、本実施例は
このような用途に適している。
【0056】また、本実施例の構成では、DLU3を隙
間無く配置したLEDディスプレイとする他、DLU3
同士に隙間を設けて配置すると透過型(シースル型)の
LEDディスプレイを構成できる。透過型とすれば、背
景が透けて見えるため、例えばビルの壁面や内側など、
採光の必要な場所にも配置することができる。さらにD
LU3同士の隙間を利用してDLU3を固定するための
部材を挿通させることができるため、例えばビルの内面
において、ガラスと鉄骨の間に空隙部分から固定バーを
挿通して固定でき、設置が容易となる。
【0057】また、実施例ではDLU3を水平に配置し
た例を示しているが、これを90°回転させた状態、す
なわちDLU3を垂直方向に配列して使用することも可
能であることは言うまでもない。さらに、長さの異なる
画像表示ユニットを組み合わせて斜めに配置した画像表
示装置も構成可能である。
【0058】上記のように複数のDLU3を連結して構
成した画像表示装置は、必要な画面サイズを容易に得ら
れるというメリットもある。例えば、より大画面を得た
い場合は、それに応じてDLU3を追加すればよい。サ
イズに応じてDLU3を水平に等間隔で配置して、さら
に横方向にも継ぎ足していくことで、サイズの要求に柔
軟に対応できる。
【0059】さらにまた、交換やメンテナンスが容易に
なるというコスト的なメリットも享受できる。一本のD
LU3のサイズが小さいため取付や取り外しが比較的簡
単で、さらに一本のDLU3に配置されるLED数は比
較的少ないため、ユニットごと交換できるからである。
大画面のLEDディスプレイを一枚あるいは少ない枚数
で構成した場合は、各LEDパネルが巨大化して交換や
メンテナンスが困難となる上、一部のLEDのみに不具
合が生じた場合に全体を交換しなければならず、コスト
的にも無駄が大きくなる。例えば256ピクセルのLE
Dパネルを交換することは高価になるが、8ピクセルの
DLU3であれば安価に交換できる。また、取り替え作
業も簡単になる。このように本実施例のような少ない画
素を備えたDLU3を使用することで、無駄を低減して
効率よく便利に使用することができる。
【0060】図4および図5に、DLU3を8行×2列
配列してLEDディスプレイを構成した例を示す。図4
は、各画素2が縦横に配列された格子状のドットマトリ
クス構成を示している。また図5は、DLU3を一行お
きに同じ位置に並べ、隣り合う行同士では画素2がオフ
セット状に配置されるように、行毎にDLU3を水平方
向に位置ずれさせるよう配列して画素2を千鳥状に配列
したLEDディスプレイを構成した例を示している。い
ずれの配置も、同じタイプのDLU3を使って実現でき
る。図示しないが、DLU3は取り付け穴を設けた筐体
フレームに、DLU3の貫通孔7にネジなどを使って固
定している。筐体フレームの取り付け穴の位置を変更す
ることによって、画素2の配列パターンを格子状、ある
いは千鳥状などに変更できる。図5の例では、千鳥状の
パターンは行方向の画素2同士のほぼ中間に、隣接する
行の画素2が位置するように、取り付け位置を調整して
いる。図の例のように、1行毎に半画素ピッチ分だけシ
フトさせたオフセット配列とする他、図示しないが3行
毎を一周期として1/3画素ピッチ分シフトさせてもよ
いし、これ以外の周期でシフトさせたオフセット配列と
してもよい。また、図12に示すように、上ケース4に
画素取付部を設けるパターンを、上ケース4を180°
回転させたときに貫通孔7の位置は変わらないが、画素
取付部が回転前の位置から千鳥状にシフトするようにし
てもよい。この図の例では、さらに行方向に隣接するD
LU3同士の境界部分でも、画素2のピッチが他の部分
と同一であるように構成している。
【0061】図13は、ケース内部の回路基板に実装さ
れる駆動回路系の一部の、機能ブロック図を示す。この
図に示すDLU3は、複数のLED1が等間隔で配置さ
れるLED表示部16と、LED表示部16における各
LED1の発光量を個別に制御する定電流駆動部17
と、定電流駆動部17の駆動電流量、駆動時間などを制
御する駆動制御部18と、駆動制御部18を制御するた
めのパケット形式の駆動制御情報を受信、送信する通信
部20と、駆動制御部18に付与された前記ID情報を
保持する情報記憶部19と、外部から供給される電力を
各回路を駆動するための電力とLED1を駆動するため
の電力に変換する電源回路21とを備える。
【0062】電源回路21はDC−DCコンバータなど
で構成され、単一電源供給を電源入力ケーブルから受
け、IC回路などのロジック部の駆動電圧と、LED用
の電源電圧に変換する。
【0063】情報記憶部19はメモリなどで構成され、
駆動制御情報のアドレスが自身のIDアドレスと一致し
た場合のみ駆動制御情報を一時記憶する。各LED表示
部16の通信部20に対するアドレス付与は、外部コン
トローラから識別情報設定指示パケットが送受信される
ことにより行う。アドレス付与方式は、本発明者らによ
って先に出願された特開2000−221934号など
で開示している。また駆動部のID付与による通信方式
については、特願2000−230624号に示してお
り、詳細については説明を割愛する。
【0064】このように、アドレスをディスプレイの構
成後に付与できるため、DLU3の接続形態に関わらず
LED1の表示、点灯に必要なデータを適切なLED1
に正しく送信することができる。従来の例では、シフト
レジスタによるデータ送信方式を採用していたため、デ
ータは接続順に順次送出する必要があり、これに従って
接続形態はZ字状のように端部で各行頭に復帰するよう
に接続する必要があった。例えば、特開平11−249
607号公報に記載される技術では、シフトレジスタに
よってデータを転送しているため、一旦全データを送信
した後でないと、データをラッチできないという問題が
あった。さらに、シフトレジスタでは接続上の構成が限
定される。これに対し本発明では、この方式に限られ
ず、図14に示すように、コ字状に各行端で行末尾から
先頭に向かって接続されるような形態でも利用できる。
それは、コントロール回路からパケット形式でデータ通
信を行っているからである。データ送信に先立ち、全デ
ータ共通IDを送信して各ユニットにIDを付与する。
このため、ユニットがどのように接続されていても、デ
ータの送付先IDを付したパケット形式で送付するた
め、正しくデータを届けることができる。したがって、
接続順序や、配列、データの送出順に限定されない。さ
らにこの方式では、LED1の輝度補正など、詳細な制
御も可能である。さらにデータ通信によりユニット側か
らのコントロール回路にも情報を送信できるため、LE
D側のモニタリングや異常検出も可能となる。
【0065】図15に、LED表示部16の表示制御を
司る表示部コントローラUを示す。この図に示す表示部
コントローラUは、DLU3外部との通信を行う第1の
通信部22と、第1の通信部22に従って階調基準クロ
ックを生成するタイミング生成部23と、第1の通信部
22で受信したデータを保持するRAMを備えるDMA
制御部24と、DMA制御部24の指示でLED駆動用
の各ドライバと通信を行う第2の通信部25と、LED
1の輝度補正データなど制御に必要な各種のデータを保
持し、必要に応じて呼び出し可能なEEPROM26を
備える。
【0066】第1の通信部22は、ビデオプロセッサな
どを含むデータ配信制御部Cと表示部コントローラUと
の間で画像表示データ及び制御データの送受信を行う。
第1の通信部22はフレーム同期データをある所定のビ
デオ周期で受信し、これを基にしてタイミング生成部2
3で同期信号となる階調基準クロックを生成する。フレ
ーム同期データを受信後、画像表示データを毎周期受信
する。受信したデータは、DMA制御部24内のRAM
(ランダムアクセスメモリ)内に蓄積され、第2の通信
部25を経由して、LED表示部16へDMA制御にて
高速にデータ転送を行う。第2の通信部25は、LED
表示部16の各ドライバに設けられた通信部27とデー
タの送受信を行う機能をもっており、フレーム同期毎
に、駆動制御を行うための駆動制御情報を転送する。一
方タイミング生成部23では、LED表示部16内の駆
動制御部28に対し階調基準クロックを供給する。LE
D表示部16ではこれを基準クロックとして使用し、パ
ルス幅変調による点灯駆動信号を駆動制御情報のデータ
内容に応じて、点灯制御を行う。
【0067】図16に、駆動部へ駆動制御情報を転送す
るフレームサイクル動作を示す。データ配信制御部Cか
ら表示部コントローラUへは、フレームの先頭を示すフ
レーム開始用パケットCSPを転送する。CSPを第1
の通信部22で受信した表示部コントローラは、内部で
画像の切替え周期(フレームパケットサイクル)に相当
するVSYNC信号を生成する。データ配信制御部Cは
CSP転送後、さらに画像表示用の表示部データパケッ
ト(ud1〜udN)を各表示部コントローラUに対し
転送する。表示部コントローラUは、表示部データパケ
ット(ud1〜udN)を受信後、VSYNC信号に同
期させて、各ドライバ(Driver)へ駆動制御情報として
ドライバパケット(Driver Packet)を転送する。各ド
ライバは、入力されたデータ(Driver IN_data)から自
身宛のデータを受領すると共に、入力されたデータを出
力データ(Driver OUT_data)として次段のドライバへ
順次転送していく。さらに、ドライバ側で検出した障害
情報等をドライバ内の通信部において、受信したドライ
バパケット(Driver Packet)に挿入する。最終段のド
ライバN(DriverN)の出力データは、表示部コントロ
ーラUへ折り返し転送される。表示部コントローラU
は、各ドライバ1(Driver1)〜ドライバN(DriverN)
において検出され挿入された障害情報等を抽出する。そ
して表示部コントローラUは、抽出した障害情報を応答
パケット(res)として、第1の通信部22を経由し
てデータ配信制御部Cに転送する。またドライバ側で
は、受信したドライバパケットのデータを、Hsync
信号に基づきラッチしてドライバ記憶部に保持する。
【0068】
【発明の効果】本発明は、構成の自由度が高く設置が容
易で使用しやすい画像表示ユニットおよび画像表示装置
を提供する。それは、本発明の画像表示ユニットが上下
または左右対称な構成とすることで、回転させて使用し
ても性能や特性が変わらないユニットを提供しているか
らである。
【0069】従来のマトリクス状LEDディスプレイで
は、ルーバ10を使用するため配置の方向がルーバ10
によって固定されてしまう。また、LED素子の配置が
変わることにより色合いが変わってしまうという問題も
あった。
【0070】これに対し本発明では、発光素子の配列を
左右または上下対称とするように実装し、また配光が均
一な素子を使用することによって、画像表示ユニットの
方向性に関わらず同様の見え方を実現し、ユニットの配
置方向を制限することなく自由に設置して、様々な表示
形態での表現を実現できる。
【0071】また、このような画像表示ユニットを組み
合わせた画像表示装置についても、同様に回転して配置
することができるので、組み立てが容易で、しかも画像
表示ユニットを追加、削除することで所望の表示画面を
得ることができるので、ユニット型として追加が容易で
あること、またデータ通信により任意の配置でも正しく
表示情報を送信でき、制御可能であることと相俟って、
極めて使い勝手の良い画像表示システムを提供する。
【0072】さらに、画素の間隔の変更が容易であると
いうメリットもある。下ケース5は共通として、ケース
内部の回路基板29と上ケース4を変更することによ
り、様々な画素間隔のサイズに柔軟に対応でき、部材の
共通化によるコスト効果が期待できる。
【0073】さらにまた、画像表示ユニットを複数組み
合わせてマトリクス状に画素を配列した画像表示装置と
する場合、画像表示ユニットの配置位置を変更すること
で、講師配列のパターンを格子状、あるいは千鳥状とす
るなど、物理的な画素間の表示ピッチを変更できる。こ
れによって、表示部分の仕様を変更することなく、設置
方法のみで視認距離を変更できるというメリットもあ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画像表示装置の外形を示す拡大斜視図で
ある。
【図2】本発明の一実施例に係る画像表示ユニットにお
いて一画素の構成を示す概略図である。
【図3】本発明の一実施例に係る画像表示ユニットの外
形を示す概略図である。
【図4】本発明の一実施例に係る画像表示装置の外形を
示す概略図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る画像表示装置の外形
を示す概略図である。
【図6】本発明の一実施例に係る画像表示ユニットを示
す平面図である。
【図7】本発明の一実施例に係る画像表示ユニットを示
す一部断面側面図である。
【図8】図7の画像表示ユニットにおいて貫通孔で表示
面から固定する様子を示す断面図である。
【図9】図7の画像表示ユニットにおいて貫通孔で裏面
から固定する様子を示す断面図である。
【図10】画素取付部の周囲にルーバを装着する様子を
示す斜視図である。
【図11】図7の画像表示ユニットにおいて背面でケー
ブルを接続する状態を示す側面図である。
【図12】本発明の一実施例に係る画像表示ユニットを
組み合わせて画像表示装置を構成する様子を示す平面図
である。
【図13】DLUの内部機能を示すブロック図である。
【図14】画像表示装置を構成する画像表示ユニットの
接続形態の一例を示すブロック図である。
【図15】表示部コントローラとLED表示部との接続
を示すブロック図である。
【図16】1画像フレーム転送周期におけるデータ配信
制御部、表示部コントローラ、LED表示部におけるデ
ータ転送を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1…LED 2…画素 3…DLU 4…上ケース 5…下ケース 6…開口部 7…貫通孔 7a…ネジ溝 8…ネジ 8B…ネジ 9…ネジ溝 10…ルーバ 10a…ルーバ取付片 11…防水部材 12…ルーバ装着穴 13…ケーブル 13A…信号入力ケーブル 13B…電源入力ケーブル 13C…信号出力ケーブル 13D…電源出力ケーブル 14…コネクタ 15…凹部 16…LED表示部 17…定電流駆動部 18…駆動制御部 19…情報記憶部 20…通信部 21…電源回路 22…第1の通信部 23…タイミング生成部 24…DMA制御部 25…第2の通信部 26…EEPROM 27…通信部 28…駆動制御部 29…回路基板 U…表示部コントローラ C…データ配信制御部
フロントページの続き (72)発明者 保岡 剛 徳島県阿南市上中町岡491番地100 日亜化 学工業株式会社内 Fターム(参考) 5C094 AA14 AA43 AA45 BA12 BA23 CA19 DA04 HA01 5F041 DC07 DC21 DC84 EE16 FF03 FF04 FF11

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる発光色の発光素子で構成さ
    れる画素を少なくとも一列に所定間隔で複数配列した一
    方向延長型の画像表示ユニットであって、 前記画像表示ユニットは、前記複数の発光素子を電気的
    に結合かつ機械的に保持するための回路基板と、 第1の方向に延長された形状であって、前記画素を配置
    するための複数の画素取付部を一定の間隔で複数設け、
    前記複数の発光素子を第1の面に配列すると共に前記回
    路基板を保持するケースと、 前記画像表示ユニットを他の画像表示ユニットまたは外
    部機器とを電気的に接続するための接続部と、を備え、 前記画素を構成する複数の異なる発光色の発光素子が、
    前記第1の方向もしくはこれと直交する第2の方向に対
    して対称となるように配列されており、前記画像表示ユ
    ニットを第1の方向から180°回転させても、各画素
    の発光素子が同じ配列を維持するように構成した画像表
    示ユニット。
  2. 【請求項2】 複数の発光素子で構成される画素を少な
    くとも一列に所定間隔で複数配列した一方向延長型の画
    像表示ユニットであって、 前記画像表示ユニットは、前記複数の発光素子を電気的
    に結合かつ機械的に保持するための回路基板と、 第1の方向に延長された形状であって、前記画素を配置
    するための複数の画素取付部を一定の間隔で複数設け、
    前記複数の発光素子を第1の面に配列すると共に前記回
    路基板を保持するケースと、 前記画像表示ユニットを他の画像表示ユニットまたは外
    部機器とを電気的に接続するための接続部と、を備え、 前記ケースは固定のための複数の貫通孔を有しており、 前記貫通孔は前記画像表示ユニットを第1の方向から1
    80°回転させても同じ位置にあるよう、第1の方向と
    直交する第2の方向と平行な前記ケースの中心線に対し
    て対称な位置に設けられている画像表示ユニット。
  3. 【請求項3】 前記ケースに設けられた貫通孔は、その
    内面において一部にネジ溝を有することを特徴とする請
    求項1または2記載の画像表示ユニット。
  4. 【請求項4】 前記画像表示ユニットはさらに、 各発光素子の発光量を個別に制御する定電流駆動部と、 前記定電流駆動部に対し、駆動電流量または駆動時間を
    制御する駆動制御部と、 前記駆動制御部を制御するためのパケット形式の駆動制
    御情報を入力部より受信し、かつ駆動制御情報を送信す
    る出力部とを備える画像表示ユニット間ないし外部機器
    との間でデータ通信が可能な通信部と、 外部から供給される電力を、前記回路基板に設けられた
    各種電子回路を駆動するための電力と、前記発光素子を
    駆動するための電力に変換する電源回路と、を備え、 前記駆動制御情報は、各駆動制御部に対し個別のID情
    報を付与可能であり、 前記駆動制御部は、自身に付与された前記ID情報を保
    持する情報記憶部を有しており、 前記駆動制御部は情報記憶部に記憶された自身のID情
    報と一致する駆動制御情報に対して受信処理を行うこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の画像表
    示ユニット。
  5. 【請求項5】 前記ケースは、上ケースと下ケースで構
    成されており、 上ケースは前記画素を配置するための複数の画素取付部
    を開口部として、一定の間隔で複数設けており、 下ケースを共通として、画素取付部の数または間隔が異
    なる上ケースを交換することにより前記画像表示ユニッ
    トに配設する画素の数および配置を変更可能としたこと
    を特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の画像表
    示ユニット。
  6. 【請求項6】 前記下ケースは、前記上ケースよりも淡
    色であることを特徴とする請求項5記載の画像表示ユニ
    ット。
  7. 【請求項7】 前記上ケースは平板状で、前記下ケース
    は一面を開口した断面コ字状に形成され、前記開口を前
    記上ケースで閉塞するよう構成されてなることを特徴と
    する請求項5または6に記載の画像表示ユニット。上ケ
    ースは、1または2以上で構成される。
  8. 【請求項8】 前記上ケースが複数の上ケースで構成さ
    れ、前記複数の上ケースは第1の方向と直交する第3の
    面に平行な端面で、上ケース同士が対向して隣接され、
    同一の下ケースと組み合わせることによりケースが構成
    されることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記
    載の画像表示ユニット。
  9. 【請求項9】 前記上ケースの画素取付部の上端が、前
    記発光素子の先端よりも高いことを特徴とする請求項5
    から8のいずれかに記載の画像表示ユニット。
  10. 【請求項10】 前記ケースの第1の面の反対側の面で
    ある第2の面の端部に凹部が形成されており、前記凹部
    に前記接続部が位置できることを特徴とする請求項1か
    ら9のいずれかに記載の画像表示ユニット。
  11. 【請求項11】 前記回路基板の第1の面側に防水部材
    を付加しており、前記防水部材は前記発光素子の配光を
    妨げないように発光素子の先端よりも前記防水部材の表
    面が低く、かつ前記貫通孔に挿通する固定具の高さより
    も低いことを特徴とする請求項2から10のいずれかに
    記載の画像表示ユニット。
  12. 【請求項12】 前記発光素子は、前記画像表示ユニッ
    トを第1の方向または第2の方向に対して対称となるよ
    う回転させても、各発光素子が同様の配光を示すように
    拡散材を含有させたことを特徴とする請求項1から11
    のいずれかに記載の画像表示ユニット。
  13. 【請求項13】 前記開口部の周囲に、前記ケースの第
    1の面において前記画素取付部の近傍にルーバを装着す
    るためのルーバ装着部を備えることを特徴とする請求項
    9から12のいずれかに記載の画像表示ユニット。
  14. 【請求項14】 前記ルーバ装着部が、前記画像表示ユ
    ニットを第1の方向から90°、180°、または27
    0°回転させたときルーバを同一の位置に維持できるよ
    う、ルーバを脱着可能としたことを特徴とする請求項1
    3記載の画像表示ユニット。
  15. 【請求項15】 前記請求項1から14のいずれかに記
    載の一方向延長型の画像表示ユニットを複数互いに平行
    に配列し、各画像表示ユニットを前記接続部で電気的に
    接続して、より大きな一の発光部を構成することを特徴
    とする画像表示装置。
  16. 【請求項16】 前記画像表示装置が、前記一方向延長
    型の画像表示ユニットを複数平行に離間して配列するこ
    とにより、画像表示ユニット間に空隙部を形成した透過
    型の発光部を構成することを特徴とする請求項15記載
    の画像表示装置。
  17. 【請求項17】 前記平行に配列された画像表示ユニッ
    トにおいて、一つおきの行に属するすべてのケースを第
    1の方向に対して180°回転させた状態で配すること
    により、各画素の配列をオフセット状としたことを特徴
    とする請求項15または16記載の画像表示装置。
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