JP2002371650A - パネル - Google Patents

パネル

Info

Publication number
JP2002371650A
JP2002371650A JP2001183638A JP2001183638A JP2002371650A JP 2002371650 A JP2002371650 A JP 2002371650A JP 2001183638 A JP2001183638 A JP 2001183638A JP 2001183638 A JP2001183638 A JP 2001183638A JP 2002371650 A JP2002371650 A JP 2002371650A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
electromagnetic wave
aluminum foil
panel
wave shielding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001183638A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Manabe
康憲 真部
Fumihiko Harada
文彦 原田
Yoshiaki Takahashi
好明 高橋
Atsushi Horinouchi
淳 堀之内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koyo Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Koyo Sangyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koyo Sangyo Co Ltd filed Critical Koyo Sangyo Co Ltd
Priority to JP2001183638A priority Critical patent/JP2002371650A/ja
Publication of JP2002371650A publication Critical patent/JP2002371650A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】施工性がよく専門的な技術を必要としないシー
ルドルーム用パネルとその施工方法の発明。 【解決手段】熱可塑性樹脂、ガラスクロス、アルミ箔の
複合シートに石膏ボードを貼り付け電磁波シールド複合
パネルとし、そのアルミ箔面どうしが向き合うように施
工することによって施工法方が簡単でかつ高性能なシー
ルドルームを作ることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールドパ
ネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話の普及やITの普及に伴った無
線LAN技術の開発により、一般オフィス内部に電磁波
が氾濫し、電磁波環境の悪化が社会的な問題となってい
る。その対策として、汎用的な石膏ボードを用いた電磁
波シールド材へ応用した例が、特開2000−3367
96によって示されている。汎用的な建材である石膏ボ
ードにアルミ箔を貼ったもの、または石膏芯に導電性繊
維を含有させた石膏ボード2層を重ね貼る方法におい
て、下層の石膏ボード目地部に上層の石膏ボードの目地
部が重なることなく、かつ上下の石膏ボードのアルミ箔
面が互いに接することなく突き付け張設する技術が公開
されている。また、床や天井と壁面との接合部は特に処
理されないかまたは、導電性パテ等で処理されることが
多かった。また、一連の施工は専門の業者の手によるも
ので、一般内装業者による施工は困難であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記に記載さ
れた方法では、アルミ箔の強度が低く電磁波シールドに
寄与するアルミ箔が作業中に破損しやく、表面のきずや
ねじ穴の周囲の破損箇所から電磁波が侵入する原因とな
っていた。また導電性繊維等を石膏ボードに含有させる
方式のパネルではパネル面において、高いシールド性が
発揮できなかった。さらに前記に記載の方法による施工
法では、パネル面の接合部分から電磁波が容易に進入し
ていまうだけでなく、床面や天井面のコーナー部の接合
方法が記載されておらず、つき合わせるだけではその隙
間から電磁波が進入してしまい十分な電磁波シールド効
果が得られなかった。また、コーナー部を導電性パテ等
で処理すには多くの手間が必要であった。
【0004】本発明は汎用内装仕上げ材の石膏ボードを
使用した高性能な電磁波シールドを可能としたパネルと
かつ、特殊な技術を必要としない施工方法を提供し、専
門の業者によらずとも、有効な特性を発揮させようとす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の要点は、
請求項1の石膏ボードと貼り付ける電磁波シールド層の
アルミ箔が、熱可塑性樹脂とガラス繊維とアルミ箔の複
合品であることにある。アルミ箔単体の貼り合わせ品で
は、石膏ボードの切断にアルミ箔が切れてしまったり、
ねじ止めや釘止めの周囲のアルミがねじれたり裂けるよ
うにして穴が大きくなってしまったが、熱可塑性樹脂と
ガラス繊維を積層することにより、表面は柔軟で粘りが
あり、かつガラス繊維により強化された弾力性のあるシ
ールド層が得られたことにある。これによって、通常の
施工において電磁波シールド層のアルミ箔面が損傷する
ことを防げた。アルミ箔は実用的には5から50マイク
ロメートルの厚さが最適である。また、アルミ箔の腐食
の可能性が考えられる場合は、アルミ箔のかわりに銅箔
を用いてもよい。
【0006】本発明の第二の要点は、請求項2に記載の
2枚のパネルの施工方法にある。従来からある、電磁波
シールド複合パネルの4辺をずらして貼る方法に加え、
1枚目と2枚目の電磁波シールド複合パネルの表面のア
ルミ箔面が相対するように施工することにある。これに
よって目地処理として使用する導電性テープや、導電性
パテが不要となり、一般内装工事と同等の手間で施工が
可能となった点にある。
【0007】さらに本発明の第三の要点は、床、および
天井と壁面とのコーナー部の接合方法にある。2枚のパ
ネルの間に請求項1で石膏ボードに貼り付けた弾力のあ
る金属シートと同じものをはさみ込み、はみ出させた部
分を床下に敷かれた弾力のある金属シートと重ねたり、
天井の2枚のパネルの間にはさみこむことにある。これ
によって大幅にシールド効果が改善された。かつ、弾力
のある金属シートはカッターやハサミ等で簡単に切断で
きるだけでなく、2枚のパネルにはさみ圧着するだけで
よい。この金属シートは弾力があるため、2枚の石膏ボ
ードを強く圧着しても裂けることがなく、パネル間の完
全な電気的導通を得やすいことにある。
【0008】
【発明の実施の形態】シールド性に優れかつ作業性が容
易なシールドルームを、本発明の電磁波シールド複合パ
ネルとその施工方法によって実現できた。
【0009】
【実施例】20マイクロメートル厚のアルミ箔、15マ
イクロメートル厚のPE(ポリエチレンフィルム)、3
0g/mガラスクロス、15マイクロメートル厚さの
PEを積層し熱溶融し、弾力性のある複合シートを得
た。次にそのシートをアルミ箔が外側となるように石膏
ボードにホットメルト接着剤によって接着し、図1のよ
うな断面を持った電磁波シールド複合パネルとした。
【0010】次に弾力性のあるシート面のアルミ箔面ど
うしを図2のように相対するように向かい合わせて、か
つ図4のように端面がずれるように施工した。パネルの
つなぎ目は、図2のように弾力のある複合シートをはさ
み込み、床と壁の接合部は図3のように弾力性のある複
合シートによって導通されるように施工し、シールドル
ームを完成させた。
【0011】
【発明の効果】このようにして製作されたシールドルー
ムのシールド性能は、500MHzで103dB、1G
Hzで80dB、2GHzで68dBであり、電磁波シ
ールドルームととして高性能であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】石膏ボードに弾力性のある複合シートが貼られ
た電磁波シールド複合パネルの断面図
【図2】複合シート面どうしを相対するように向かい合
わせ、かつ接合部部に複合シートをはさんだ様子
【図3】床面と壁面の施工図
【図4】壁面にお互いの端面が重ならないようにして貼
られた様子
【符号の説明】
1 石膏ボード 2 アルミ箔が外側に来るように接着された弾力性のあ
る複合シート 3 はさみこまれた弾力性のある複合シート 4 床下まで巻き込まれた弾力性のある複合シート 5 床下に敷かれた弾力性のある複合シート 6 通常の床板 7 コンクリートスラブ 8 一枚目のパネル 9 二枚目の端面が一枚目とずらされて施工されたパネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀之内 淳 愛知県名古屋市名東区勢子坊3−301 ラ イオンズヴァーレ高針台 壱番館212号 Fターム(参考) 2E001 DH01 GA22 GA23 HA03 HA33 HB04 HD11 LA04 2E162 CA16 CA33 CB24 CD13 5E321 AA44 BB21 BB44 CC16 GG11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂フィルムとガラス繊維が積層
    されたシートの片面または両面にアルミ箔が積層された
    弾力性のある複合シートを、石膏ボードの片面または両
    面に、アルミ箔が表面に出るように貼りつけた電磁波シ
    ールド複合パネル
  2. 【請求項2】請求項1の電磁波シールド複合パネルを2
    枚重ねて施工する方法において、1枚目に貼りあわせて
    ある弾力性のある金属シート面と2枚目の弾力性のある
    金属シートの面を相対するように向き合わせ、かつ1枚
    目と2枚目のパネルの4辺が重ならないようにずらして
    固定することを特徴とする施工方法
  3. 【請求項3】請求項2の電磁波シールド複合パネルの施
    工において、壁面と床面の施工時に、床仕上げ材の下面
    に請求項1の弾力性のある複合シートを敷きつめ、次に
    壁面の2枚のパネルの間に帯状の弾力性のある複合シー
    トをはさみ、かつ床仕上げ材の下面に敷きつめられた弾
    力のある金属シートと重なり合うように巻き込むことを
    特徴とする施工方法
  4. 【請求項4】請求項2の電磁波シールド複合パネルの施
    工において、壁面と天井面の施工において、壁面の2枚
    のパネルの間に、帯状の弾力性のある複合シートをパネ
    ルからはみ出すようにはさみ、かつはみ出た部分を天井
    の2枚のパネルの間にはさまれる様に固定することを特
    徴とする施工方法
JP2001183638A 2001-06-18 2001-06-18 パネル Pending JP2002371650A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183638A JP2002371650A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 パネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183638A JP2002371650A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 パネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002371650A true JP2002371650A (ja) 2002-12-26

Family

ID=19023555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183638A Pending JP2002371650A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 パネル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002371650A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020167671A3 (en) Foldable building structures with utility channels and laminate enclosures
JP2003343024A (ja) 目地ジョイナー
JP2002371650A (ja) パネル
US11028290B2 (en) Heat-applied gap finishing tape
JP3167932B2 (ja) シート状気密材
JP2949152B2 (ja) 電磁波シールドルーム施工方法
CN216865735U (zh) 一种连接性好的预铺自粘防水卷材
JP2004339853A (ja) シールドクロスの施工方法及びシールドルーム
JP4730930B2 (ja) 電磁波シールド施工方法
JP3871928B2 (ja) 電磁シールド構造下地
JPH0766585A (ja) 電磁波シールドルームの施工方法およびその構造
JP3446123B2 (ja) 防水部材
JP3541065B2 (ja) 鋼材の耐火被覆方法と耐火被覆構造
JP2003042383A (ja) 遮音材セット
GB1061277A (en) Improvements in bonded laminated articles incorporating mineral fibres
JPH0648956Y2 (ja) 電磁シ−ルド用シ−ト
JP2003138669A (ja) 電磁シールド工法
JP3871929B2 (ja) 電磁シールド構造の施工方法及び電磁シールド構造下地
JP2976051B2 (ja) 断熱防水パネル及び建造物表面の断熱防水施工方法
JP2002076687A (ja) 電磁波遮蔽材及び電磁波遮蔽構造体
JPH07259291A (ja) 電磁波遮蔽パネルおよび電磁波遮蔽面を形成する方法
JPH071111U (ja) 空間の電磁シールド構造
JPH09111923A (ja) 建材パネルの接合方法
JP2002050890A (ja) 電磁波シールド面の構成方法と電磁波シールド建築部材
JPS6331119Y2 (ja)