JP2002370457A - レーザーマーキング方法 - Google Patents

レーザーマーキング方法

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JP2002370457A
JP2002370457A JP2001184232A JP2001184232A JP2002370457A JP 2002370457 A JP2002370457 A JP 2002370457A JP 2001184232 A JP2001184232 A JP 2001184232A JP 2001184232 A JP2001184232 A JP 2001184232A JP 2002370457 A JP2002370457 A JP 2002370457A
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laser
coating layer
coating
layer
marking
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JP2001184232A
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English (en)
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Bunichi Muramatsu
文一 村松
Sayuri Kobayashi
さゆり 小林
Takayuki Matsui
貴幸 松井
Tatsuo Sato
辰男 佐藤
Tomonori Suzuki
那典 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】基材に複数の有色コーティング層を形成し、各
層ごとにレーザーを照射して選択的にコーティングを除
去することで、多色マーキングをおこなうレーザーマー
キング方法であって、必要最低限のレーザー照射エネル
ギーで完全にコーティング層を除去し、効率よく、多色
レーザーマーキングをおこなう。 【解決手段】コーティング層の外層21の厚みを内層2
2の厚みより薄く形成し、内層22の厚みを除去するエ
ネルギーに相当するレーザー照射エネルギーで、マーキ
ングパターンのレーザー照射をおこない、層順にコーテ
ィング層を除去するようにした。また、層の形成後に表
面になるコーティングをレーザー吸収率の高く、レーザ
ー照射により材料除去し易い材料で形成し、コーティン
グ層の内層のコーティングをレーザー吸収率が低く材料
除去し難い材料で形成するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザーマーキン
グ技術に関し、特に、情報処理装置に対するカラーマー
キング技術等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(PC)や周辺
機器、さらには携帯電話、PDA等の情報処理装置で
は、製品筐体に対するユーザ固有のロゴやシリアル番号
等の管理情報の刻印(マーキング)による個性化サービ
スが普及してきている。
【0003】たとえば、製品筐体に対するロゴ等の刻印
方法としては、樹脂あるいは金属等の対象物の材質を問
わずに安定したマーキングが可能なレーザーマーキング
技術を用いることが考えられる。すなわち、文字や図形
や画像から構成されるマーキングデータをレーザーパル
スに対応するビットイメージに展開し、刻印(マーキン
グ)領域を水平方向のラスタ走査(主走査)と、垂直方
向における主走査開始位置のステップ移動(副走査)に
てラスタ順にスキャンして、レーザーマーキングを行な
うものである。
【0004】このような、レーザーマーキングにおける
表現力の向上の一つとして、たとえば、特開昭62−2
03692号公報に記述されているように、レーザーに
よる材料の除去が可能なことを利用し、予め異なる色素
を含む多色層を設け、選択的に前記多色層を除去し、カ
ラー表示のレーザーマーキングをおこなうことが知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、各
コーティング層の厚みについて考慮されておらず、安定
したコーティング層の除去をおこなえないという技術的
課題があった。また、各コーティング層の材料特性が考
慮されていない技術的課題があった。特に、コーティン
グ層を多数用意し、多色マーキングをおこなう場合にそ
の影響が顕著となっていた。具体的には、層毎にレーザ
ーを照射してコーティング層を除去する方法において、
各コーティング層の厚みを同じ厚みにした場合、完全に
コーティング層を除去するために、目的のコーティング
層の下層を一部除去する程度のエネルギー量のレーザー
照射をおこなっている。このため、多数のコーティング
層に順次レーザー照射をおこなった場合、下層のコーテ
ィング層では、必要以上に除去されてしまう問題があっ
た。
【0006】また、完全にコーティング層を除去するた
めに、過剰の照射エネルギー量が必要なため、照射時間
を必要以上に長くする必要があり、全体のマーキング時
間が長くなる問題があった。
【0007】本発明の目的は、上記問題を解決し、必要
最低限のレーザー照射エネルギーで完全にコーティング
層を除去し、効率よく、多色レーザーマーキングをおこ
なうマーキング方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理装置
の筐体あるいはパッチの基材に複数の有色コーティング
層を形成し、各層ごとに所望のパターンでレーザーを照
射して選択的にコーティングを除去することにより、多
色マーキングをおこなうレーザーマーキング方法であっ
て、前記基材に形成する複数の有色コーティング層の厚
みをつぎのようにする。層の形成後に表面になるコーテ
ィング層の外層の厚みを内層の厚みより薄く形成し、こ
のように形成したコーティング層を、内層の厚みを除去
するエネルギーに相当するレーザー照射エネルギーで、
所望のパターンでレーザー照射をおこない、層順にコー
ティング層を除去するようにした。
【0009】また、本発明は、情報処理装置の筐体ある
いはパッチの基材に複数の有色コーティング層を形成
し、各層ごとに所望のパターンでレーザーを照射して選
択的にコーティングを除去することにより、多色マーキ
ングをおこなうレーザーマーキング方法であって、前記
基材に形成する複数の有色コーティング層の特性をつぎ
のようにする。層の形成後に表面になるコーティングを
レーザー吸収率の高く、レーザー照射により材料除去し
易い材料で形成し、コーティング層の内層のコーティン
グをレーザー吸収率が低く材料除去し難い材料で形成す
るようにした。一例としては、レーザー吸収率の高い材
料として、黒色かシルバー色かゴールド色か紺色のいず
れかの着色材を含有したコーティング材を使用し、レー
ザー吸収率の低い材料として、青色か赤色か黄色か白色
か緑色のいずれかの着色材を含有したコーティング材を
使用するようにした。このように形成したコーティング
層を、内層の厚みを除去するエネルギーに相当するレー
ザー照射エネルギーで、所望のパターンでレーザー照射
をおこない、層順にコーティング層を除去するようにし
た。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施の形態であるレーザーマーキング方法にロゴマーキン
グが実施された情報処理機器の一例を示す斜視図であ
る。
【0011】図1に例示されるように、本実施の形態に
おいてレーザーマーキングが実施される情報処理機器
は、一例として、ノートブックタイプのパーソナルコン
ピュータ100からなる。このパーソナルコンピュータ
100は、キーボード102等が設けられた本体101
と、ヒンジ103を介して、この本体101に折り畳み
可能に接続され、内面側に液晶ディスプレイ105が設
けられた蓋体104からなる。
【0012】本実施の形態の場合、樹脂等で構成される
蓋体104の外側には、後述のような本実施の形態のレ
ーザーマーキング技術にてマーキングが施されたマーキ
ング領域210およびマーキング領域220が設けられ
ている。
【0013】マーキング領域210は、一例として当該
パーソナルコンピュータ100の所有者に固有の名称や
図形、画像等からなるロゴ情報がマーキングされ、マー
キング領域220には、当該所有者における資産管理番
号等のユーザシリアル番号情報がマーキングされてい
る。
【0014】図1のマーキング領域210やマーキング
領域220は、表面に多色のコーティング層を施した蓋
体104にレーザーマーキングをおこなうようにしてい
る。この場合、蓋体104のいずれの場所にもマーキン
グをおこなうことができる効果がある。その他、図5に
示すように、ロゴや資産番号等のマーキング領域に相当
し、多色コーティングを施したパッチを用意し、これに
本発明によるレーザーマーキングを実施する方法も考え
られる。詳細は後述するが、多色コーティングによるコ
スト上昇を低減することができるとともに、情報処理装
置の後工程で、パッチを蓋体104に貼付することがで
きるので、個性化サービスの要求に柔軟に対応できる。
【0015】図2に、本発明を適用したレーザーマーキ
ング用の有色コーティング層の構成を示す。基材24
に、着色材を含有したコーティング層23とコーティン
グ層22を積層形成し、これらコーティング層の厚み
(t2)より、層の厚みが薄いコーティング層21(厚
み:t1)をそれらの表面に形成する。また、これらの
コーティング層の層数は、図2に示すように3層に限定
されたものでないことは言うまでもないが、その表面の
コーティング層の厚み(t1)は、少なくとも一層から
成る内層のコーティング層の厚み(t2)より薄くす
る。
【0016】コーティング層の形成は、例えば、オフセ
ット印刷によりおこなうことができ、一例として、コー
ティング層22とコーティング層23を、5回塗りのオ
フセット印刷で形成し、コーティング層21を4回塗り
のオフセット印刷で形成する。
【0017】つぎに、図6により、複数の有色のコーテ
ィング層を従来技術のレーザーマーキング方法によりマ
ーキングした場合について説明する。従来技術では、基
材64に、厚みt2の着色材を含有したコーティング層
63とコーティング層62とコーティング層61を積層
形成している。さらに上記のように積層されたコーティ
ング層を、厚みt2を完全に除去できるレーザーエネル
ギーで、コーティング層ごとにレーザー照射をおこな
う。
【0018】まず、コーティング層61に前記エネルギ
ーをもつレーザー照射をおこない、コーティング層62
の一部を除去したマーキング面65を得る。つぎに、コ
ーティング層62に前記と同じエネルギーをもつレーザ
ー照射をおこない、マーキング面66を得る。この時、
コーティング層62の除去は、マーキング面65を基準
に行ない、厚みt2より大きな深さでコーティング層の
除去がおこなわれるので、下層(コーティング層63)
の掘りこみ量d2は、コーティング層62の掘りこみ量
d1より大きくなる。同様に、コーティング層63を除
去すると、基材64に掘りこみ量d3が発生する。この
ように、目的のコーティング層の下層に生じる掘りこみ
量は、d1<d2<d3となり、徐々に大きくなる問題
がある。
【0019】これに対して、本発明を適用した場合をつ
ぎに説明する。図3は、図2に示した複数のコーティン
グ層に、本発明のレーザーマーキング方法を適用した場
合を説明する図である。先に説明したように、コーティ
ング層22とコーティング層23は、厚みt2を有し、
コーティング層21は、t2より薄い厚みt1を有して
いる。ここで、本発明のレーザーの照射エネルギーは、
厚みt2のコーティング層22またはコーティング層2
3を除去できるレベルとする。
【0020】まず、コーティング層21に前記エネルギ
ーをもつレーザー照射をおこない、コーティング層22
の一部を除去したマーキング面31を得る。コーティン
グ層21は、厚みt1の層であり、ここに厚みt2のコ
ーティング層を除去できるレーザー照射をおこなってい
るので、コーティング層21のレーザー照射された部分
は完全に除去され、さらに、コーティング層22に、
(t2−t1)に等しい深さdの掘りこみが発生する。
つぎに、コーティング層22に前記と同じエネルギーを
もつレーザー照射をおこない、マーキング面32を得
る。この時、コーティング層22の除去は、マーキング
面32を基準に行ない、厚みt2でコーティング層の除
去がおこなわれる。コーティング層22の厚みはt2で
あり、レーザー照射により除去される層の厚みもt2と
成っているので、下層(コーティング層23)の掘りこ
み量もdとなる。同様に、コーティング層23にレーザ
ー照射して不要部分を除去するときにも、基材24に掘
りこみ量dが発生する。このように、目的のコーティン
グ層の下層に生じる掘りこみ量は、深さdの一定値とな
る。
【0021】つぎに図4により、複数のコーティング層
を層順に除去し、多色マーキングをおこなう実施例を詳
細に説明する。図4(a)は、目的の多色マーキングデ
ータを表す図で、円形41と、この上に重なる三角形4
2から成り、その内部を多色マーキングするものとす
る。ここで、マーキング対象物は、図2で説明したのと
同じコーティング層をもつものとする。
【0022】最初のステップを図4(b)をもちいて説
明する。図4(a)にしめすように、円形41と三角形
42を抱合する図形をマーキングデータとして生成す
る。これをもとに、コーティング層21に、コーティン
グ厚みt2を除去するレーザーエネルギーを照射し、コ
ーティング層21を選択的に除去し、マーキング面43
を得る。つぎに、三角形42をマーキングデータとし
て、コーティング層22に、コーティング厚みt2を除
去するレーザーエネルギーを照射し、マーキング面44
を得る。マーキング面43とマーキング面44は、図3
で説明したのと同様に、コーティング層22とコーティ
ング層23をそれぞれ深さdの掘りこみをおこなったも
ので、それぞれのコーティング層がもつ色が露呈する。
このようにして、図4(d)に示すように、コーティン
グ層21の表面に、円形41のマーキング面43と三角
形42のマーキング面44を得ることができ、それぞれ
のコーティング層が露呈できるので、コーティング層の
着色に応じたカラー発色のレーザーマーキングが可能と
なる。
【0023】つぎに先にも述べたように、パッチに複数
のコーティング層を施し、マーキング後に情報処理装置
に添付した実施例を、図5をもとに説明する。基材53
の表面に厚みt1のコーティング層51と、厚みt1よ
り厚い厚みt2のコーティング層52を施す。コーティ
ング層は、オフセット印刷方法により施し、例えば、厚
みt1は4回の印刷により塗布し、厚みt2は、5回の
印刷により塗布する。また図示しないが、基材の裏面に
粘着シートを施してあり、パッチをケースに貼付するこ
とができる。
【0024】図5にしめすような十文字のマーキングを
おこなうものとする。まず、「十」字のマーキングデー
タを、コーティング層51に、コーティング厚みt2を
除去できるエネルギーのレーザー照射をおこない、マー
キング面54を得る。コーティング層51は、厚みt1
でコーティング層が形成されているので、厚みt2のレ
ーザー照射エネルギーで完全にコーティング材料が除去
され、コーティング層52が露呈する。つぎに、十文字
の「|」字部のマーキングデータを、コーティング層5
2に、コーティング厚みt2を除去できるエネルギーの
レーザー照射をおこない、マーキング面55を得る。こ
のように目的のコーティング層の下層のコーティング層
の一部に(t1−t2)の深さまで掘りこみをおこなう
ので、確実に目的のコーティング層を除去することがで
きる。
【0025】本実施例では、コーティング層はパッチに
限定されているので、パッチにレーザーマーキングを実
施した後に、情報処理装置に貼付することで、情報処理
装置にコーティング層を形成する必要がなく、ケースの
一部にカラー表示をおこなえる。また、レーザーマーキ
ング作業と装置の組み立て作業を並行して行なえるの
で、組み立て工程時間への影響も少ない。
【0026】以上の実施例では、コーティング層の表面
層の厚みを、内層の厚みより薄くする場合について説明
したが、つぎに、レーザー吸収率の異なる材料で、表面
層と内層を形成する場合の実施例を図5により説明す
る。基材53の表面に、レーザー吸収率が高く、レーザ
ー照射により材料除去し易い材料でコーティング層51
を形成し、レーザー吸収率が低く、レーザー照射により
材料除去し難い材料でコーティング層52を形成する。
レーザー吸収率は、含有する着色材料に依存しており、
例えば、コーティング層51は、黒色かシルバー色かゴ
ールド色か紺色のいずれかの着色材を含有させ、コーテ
ィング層52は、青色か赤色か黄色か白色か緑色のいず
れかの着色材を含有させる。コーティング層の形成は、
オフセット印刷方法によりおこなうことができ、このと
き、層の厚みは同一でもよいし、先に説明した実施例と
同様に、コーティング層51の厚みをコーティング層5
2より薄くしてもよい。
【0027】上記のとおりに形成したコーティング層に
対して、コーティング層52の厚みのコーティングを除
去できるレーザー照射で、コーティング層51にレーザ
ーを選択的に照射し、目的のレーザーマーキングを得
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、必要最低限のレーザー
照射エネルギーで完全にコーティング層を除去できるの
で、効率よく多色レーザーマーキングをおこなうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるレーザーマーキン
グ方法にてロゴマーキングが実施された情報処理装置の
一例を示す斜視図である。
【図2】本発明を適用したレーザーマーキング用の有色
コーティング層の構成を示す図である。
【図3】本発明のレーザーマーキング方法によるマーキ
ングの説明図である。
【図4】本発明の多色マーキング手順の説明図である。
【図5】本発明をパッチに適用した一例を示す図であ
る。
【図6】従来技術のレーザーマーキング方法によるマー
キングの説明図である。
【符号の説明】
21、22、23…コーティング層 24…基材 31、32、33…マーキング面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 貴幸 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットフォ ーム事業部内 (72)発明者 佐藤 辰男 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所インターネットプラットフォ ーム事業部内 (72)発明者 鈴木 那典 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内 Fターム(参考) 2H111 HA14 HA21 HA32 4E068 AB01 CA01 CF01 DA09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材に複数のコーティング層を形成し、
    これにレーザーを照射して選択的にコーティング層を除
    去することによりマーキングをおこなうレーザーマーキ
    ング方法であって、 前記コーティング層の外層の厚みを内層の厚みより薄く
    形成し、前記コーティング層ごとに所望のパターンのレ
    ーザーを照射して、コーティング層を除去することを特
    徴とするレーザーマーキング方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザーマーキング方法
    において、 単位面積あたり同量の照射エネルギーのレーザーを、コ
    ーティング層ごとに照射することを特徴とするレーザー
    マーキング方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザーマーキング方法
    において、 コーティング層ごとに照射するレーザーの照射エネルギ
    ーは、内層のコーティング層を除去可能なエネルギー量
    とすることを特徴とするレーザーマーキング方法。
  4. 【請求項4】 基材に複数のコーティング層を形成し、
    これにレーザーを照射して選択的にコーティング層を除
    去することによりマーキングをおこなうレーザーマーキ
    ング方法であって、 前記コーティング層の外層のコーティングを、レーザー
    吸収率が高く材料除去し易い材料で形成し、前記コーテ
    ィング層の内層のコーティングを、レーザー吸収率が低
    く材料除去し難い材料で形成することを特徴とするレー
    ザーマーキング方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のレーザーマーキング方法
    において、 前記コーティング層の外層には、黒色かシルバー色かゴ
    ールド色か紺色のいずれかの着色材を含有させ、前記コ
    ーティング層の内層には、青色か赤色か黄色か白色か緑
    色のいずれかの着色材を含有させることを特徴とするレ
    ーザーマーキング方法。
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