JP2002369713A - ヘアードライヤー - Google Patents

ヘアードライヤー

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JP2002369713A
JP2002369713A JP2001180801A JP2001180801A JP2002369713A JP 2002369713 A JP2002369713 A JP 2002369713A JP 2001180801 A JP2001180801 A JP 2001180801A JP 2001180801 A JP2001180801 A JP 2001180801A JP 2002369713 A JP2002369713 A JP 2002369713A
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air
ion
path
circuit
discharge port
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JP2001180801A
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English (en)
Inventor
Mikio Ito
幹夫 伊東
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/202Ionisation

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイナスイオンを発生するイオン発生機能部
のイオン発生用回路部が温風の流路の途中に配設される
ことで、流路を流れる温風の熱によってイオン発生用回
路部の回路が異常をきたすことのないヘアードライヤー
を提供する。 【解決手段】 本体ケーシング部1の内部に空気流路1
1を形成して該空気流路11内に送風部12と加温部1
3とを配置した。本体ケーシング部1の下流側端部に内
部に前記空気流路11と連通する空気経路2が形成され
たアタッチメント部3を着脱自在に取付けた。アタッチ
メント部3内の空間を空気経路2と配設部4とに分断す
る分断部5をこれらの間に形成した。イオン発生機能部
6のイオン発生用回路部61を前記配設部4に配設し
た。空気経路2に空気を吐出する吐気口21を設け、該
吐気口21が形成された面にイオン発生機能部6のイオ
ン生成部62より生成されるマイナスイオンを吐出する
イオン吐出口22を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風を吐出して毛
髪の乾燥やセットを行うだけでなく、マイナスイオンを
吐出して毛髪のトリートメントを行うことができるヘア
ードライヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、温風を吐出して毛髪の乾燥や
セットを行うだけでなく、毛髪のトリートメントも行う
ことができるヘアードライヤーとして、マイナスイオン
発生機能を具備したヘアードライヤーが使用されてお
り、このヘアードライヤーについて以下に説明する。
【0003】図13に従来のヘアードライヤーの概略説
明図を示す。このヘアードライヤーは、略筒状をした本
体ケーシング部1’の内部に空気流路11を形成し、こ
の空気流路11の下流側端部に内部に空気経路2を形成
したアタッチメント部3’が取付けられる。本体ケーシ
ング部1’の上流側には吸気口(特に図示せず)が設け
てあると共に、アタッチメント部3’の下流側には複数
の吐気口21が設けてある。そして、本体ケーシング部
1’内の空気流路11には、ファン12a,モータ12
b,ヒータ及び、マイナスイオンを発生するイオン発生
機能部6’が設けてある。また、本体ケーシング部1’
自体が把持部となっており、本体ケーシング部1’の外
側に電源スイッチが設けてある。
【0004】このヘアードライヤーは、電源スイッチを
入れてモータ12b,ヒータ,イオン発生機能部6に通
電し、吸気口より吸入した空気をファン12aにより空
気流路11の下流側に送風し、ヒータで加温すると共に
イオン発生機能部6で発生させたマイナスイオンを空気
に混入し、アタッチメント部3’の吐気口21よりマイ
ナスイオンを含んだ温風を吐出するものである。このよ
うにしてマイナスイオンを含んだ温風を毛髪に吹き付け
ることで、毛髪の乾燥やセットのみならず、毛髪にマイ
ナスイオンによるトリートメント効果を与えることがで
きるものである。
【0005】ところで、イオン発生機能部6’は、イオ
ン発生用回路部とマイナスイオンを生成するイオン生成
部とからなるものであり、イオン発生用回路部で発生し
た電圧をイオン生成部に印加し、イオン生成部でマイナ
スイオンが生成されるものである。しかしながら、上述
したように、本体ケーシング部1’内の空気流路11の
途中にイオン発生機能部6’が設けてあり、イオン発生
用回路部が空気流路11を流れる温風に晒されるため、
温風の熱によってイオン発生用回路部の回路が正常に作
動しない惧れのあるものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、マ
イナスイオンを発生するイオン発生機能部のイオン発生
用回路部が温風の流路の途中に配設されて、流路を流れ
る温風の熱によってイオン発生用回路部の回路が異常を
きたしてしまうことのないヘアードライヤーを提供する
ことを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るヘアードライヤーは、本体ケーシング部
1の内部に空気流路11を形成して該空気流路11内に
送風部12と加温部13とを配置し、本体ケーシング部
1の下流側端部に内部に前記空気流路11と連通する空
気経路2が形成されたアタッチメント部3を着脱自在に
取付け、アタッチメント部3内の空間を空気経路2と配
設部4とに分断する分断部5をこれらの間に形成し、イ
オン発生機能部6のイオン発生用回路部61を前記配設
部4に配設し、アタッチメント部3の空気経路2に空気
を吐出する吐気口21を設け、該吐気口21が形成され
た面にイオン発生機能部6のイオン生成部62より生成
されるマイナスイオンを吐出するイオン吐出口22を設
けて成ることを特徴とするものである。このような構成
とすることで、空気経路2を流れる温風の熱が配設部4
に配設してあるイオン発生機能部6に伝導・伝達される
のを抑えることが可能となる。
【0008】また、配設部4に配設したイオン発生用回
路部61の空気経路2側と反対側の端部にマイナスイオ
ンの発生を表示するLED90を設けることが好まし
い。このような構成とすることで、加温されると絶縁抵
抗が低下したり壊れてしまうLED90に空気経路2を
流れる温風の熱が伝導・伝達されるのを一層抑えること
が可能となる。
【0009】また、イオン発生用回路部61が配設され
た配設部4の空気経路3に近接した部位に絶縁性及び断
熱性を有する絶縁断熱部材7を充填することが好まし
い。このような構成とすることで、空気経路2を流れる
温風の熱が配設部4に配設してあるイオン発生機能部6
に伝導・伝達されるのをより一層抑えることが可能とな
る。
【0010】また、イオン発生用回路部61が、商用電
源を半波整流するダイオード81と、昇圧用トランス8
2の1次側コイル82aと、該昇圧用トランス82の1
次電流を制限する2個以上の抵抗83とからなる1次側
の閉回路C1を有し、前記昇圧用トランス82の1次電
流を制限するいずれかの抵抗83aと並列にLED回路
部9を接続することが好ましい。このような構成とする
ことで、LED90には昇圧トランス82の1次電流が
抵抗83aを流れて発生する電圧が印加されるのみであ
るため、商用電源の外来ノイズの影響を受けないもので
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】本実施形態におけるヘアードライヤーは、
図2に示すように、本体ケーシング部1とアタッチメン
ト部3とからなるものである。
【0013】本体ケーシング部1は、内部に空気流路1
1が形成される略筒状をしたもので、上流側端部には空
気を吸入する吸気口(特に図示せず)が形成してあり、
下流側端部には後述するアタッチメント部3の空気経路
2に連通する開口(特に図示せず)が形成してある。本
体ケーシング部1内の空気流路11には、上流側(即ち
吸気口側)より送風部12としてのファン12a及びモ
ータ12b,加温部13としてのヒータ13aが配設し
てあり、モータ12bを駆動させてファン12aを回転
させ、吸気口より空気を取り入れて下流側に送風するも
のである。本体ケーシング部1はこのヘアードライヤー
の把持部としてあり、本体ケーシング部1の外側にはフ
ァン12a,モータ12b,加温部13,後述するイオ
ン発生機能部6に通電するための電源スイッチ14が配
設してある。そして、本体ケーシング部1の下流側端部
には、アタッチメント部3が着脱自在に取付けられる取
着部15が形成してある。
【0014】アタッチメント部3は、内部に空気経路2
と配設部4のそれぞれの空間が形成される略筒状をした
もので、本体ケーシング部1に取付けられる側の端部に
は本体ケーシング部1の空気流路11に連通して空気が
吸入される開口部31が形成してある。
【0015】アタッチメント部3の内部に形成される空
気経路2は、上流側の端部は上述した開口部31であ
り、下流側の端部はアタッチメント部3の先端3aより
も開口部31側に設けてある後述する分断部5で、この
間を本体ケーシング部1からの温風が流れるものであ
る。
【0016】分断部5は、図1に示すように、アタッチ
メント部3の内部の空間を二つに分断する壁板状のもの
で、これによって二つに分断された空間のうちの開口部
31側の空間を上述した空気経路2とし、アタッチメン
ト部3の先端3a側の空間を後述するイオン発生用回路
部62が配設される配設部4とするものである。この分
断部5によって、空気経路2を流れる温風が配設部4に
入り込まないように遮蔽することができる。
【0017】本実施形態では、分断部5はアタッチメン
ト部3の軸方向(図中イの方向)に並べた3枚の壁板部
51,52,53と、この壁板部51,52,53をア
タッチメント部3の一側壁近傍にて一端部側に接合する
と共に他端部をアタッチメント部3の先端3a近傍に接
合した覆い壁部54とで構成してあり、開口部31側の
壁板部51と真中の壁板部52との間に空気層55を形
成すると共に、真中の壁板部52とアタッチメント部3
の先端3a側の壁板部53との間には断熱材56を充填
してある。これによって、空気経路2を流れる温風の熱
が配設部4に伝導・伝達されるのを一層抑えることが可
能となる。
【0018】また、分断部5の覆い壁部54とこの覆い
壁部54が近接配置されたアタッチメント部3の側壁部
との間の隙間は、空気経路2からの空気が流れ込んで後
述する吐気口21から空気を吐出させるための吐出用流
路23としてある。
【0019】また更に、分断部5の開口部31側の壁板
部51は、アタッチメント部3の先端3a側に行くほど
吐出用流路23側に傾斜したテーパ部としてあり、これ
によって、空気経路2を軸方向(図中イの方向)に流れ
てきた空気が吐出用流路23方向(図中ロの方向)にス
ムーズに向きを変えられるようにしてある。
【0020】アタッチメント部3の吐出用流路23側の
壁面には、吐気口21が形成してあり、空気経路2を軸
方向(図中イの方向)に流れてきて吐出用流路23方向
(図中ロの方向)に向きを変えた空気が吐出されるもの
である。吐気口21は、軸方向(図中イの方向)に長い
略楕円形状をした開口で、複数形成してある。そして、
アタッチメント部3の吐気口21が形成された面の略中
央部には、マイナスイオンを吐出するためのイオン吐出
口22が形成してある。イオン吐出口22には、略筒状
をしたイオン経路壁24の一端部が接続され、このイオ
ン経路壁24の他端部はアタッチメント部3の空気経路
2内に配置されて且つ、この他端部に後述するイオン発
生機能部6のマイナスイオンを生成するイオン生成部6
2が配設され、イオン経路壁24の内側をイオン生成部
62で生成されたマイナスイオンがイオン吐出口22に
至るイオン経路25としてある。このようにすること
で、空気流路11を流れてきた温風が空気経路2の途中
や分断部5の開口部31側の壁板部51で流れの向きを
吐出用流路23方向(図中ロの方向)に変え、そのまま
吐気口21より吐出されたり、あるいは吐出用流路23
に入り込んでからこの吐出用流路23に面する吐気口2
1より吐出されたりするものである。また、マイナスイ
オンについては、空気経路2を流れる空気をイオン生成
部62に流してイオン生成部62で生成されたマイナス
イオンを混入させ、イオン経路25を通ってこのマイナ
スイオンが混入した空気をイオン吐出口22から吐出さ
せるものである。
【0021】このようなアタッチメント部3の吐気口2
1が形成された面には、ブリスル32が複数形成してあ
り、吐気口21から温風を、イオン吐出口22からマイ
ナスイオンが混入された温風を吐出させながら毛髪の乾
燥やセットを行うと共に、毛髪にトリートメント効果を
与えることができる。
【0022】また、アタッチメント部3の開口部31側
端部には、本体ケーシング部1の取着部15に取着され
る被取着部33が設けてあり、この被取着部33を取着
部15に係止して取着することで、アタッチメント部3
が本体ケーシング部1に取付けられる。
【0023】アタッチメント部3の内部には、マイナス
イオンを発生するイオン発生機能部6が設けてある。イ
オン発生機能部6は、配設部4に配設されるマイナスイ
オンを発生させるための電気を発生するイオン発生用回
路部61と、上述したように空気経路2に配設されるマ
イナスイオンを生成するイオン生成部62とからなり、
イオン発生用回路部61とイオン生成部62とは被覆さ
れた電気コード63にて電気的に接続されている。イオ
ン発生機能部6は、イオン発生用回路部61で発生させ
た高電圧をイオン生成部62に印加し、イオン生成部6
2の電極間に高電圧による放電を発生させてマイナスイ
オンを生成するもので、このイオン発生用回路部61に
ついて以下に説明する。
【0024】イオン発生用回路部61は、商用の交流電
源を利用して昇圧トランス82で高電圧を発生させるも
ので、図8に示すように、昇圧トランス82の1次側の
閉回路C1と2次側の閉回路C2の回路を有するものであ
る。
【0025】1次側の閉回路C1は、商用の交流電源入
力端子84と、商用の交流電源を半波整流するダイオー
ド81と、昇圧用トランス82の1次側コイル82a
と、該昇圧用トランス82の1次電流を制限する2個の
抵抗83a,83bとで主体が構成され、抵抗83aに
並列にLED回路部9が接続してある。2次側の閉回路
2は、昇圧用トランス82の2次側コイル82bと、
放電極85とで主体が構成されるものである。なお、図
8中のその他の符号については、86は抵抗を、87は
ダイオードを、88はコンデンサを、89はヒューズを
示し、抵抗86a,86bは高圧のグランド線接地用の
抵抗であり、コンデンサ88a,88cはノイズ防止用
である。
【0026】LED回路部9は、LED90と、LED
90に直列に接続された電流制限用抵抗R1と、LED
90に並列に接続されたLED90保護用の抵抗R2
からなるものである。
【0027】LED90は、図6に示すように、エポキ
シ樹脂製の透明なケース90a内に電極90bを配置
し、これに接続された端子90cが突設されたものであ
る。LED90は高温に加温されると、ケース90aの
絶縁抵抗が低下すると共に、ケース90aが収縮して端
子90cを保持する箇所が壊れてしまう。そこで、この
LED90は、図1に示すように、アタッチメント部3
の先端3a付近の覆い壁部5を穿孔して取付けた第1の
レンズ54aに近接して配置し、さらに第1のレンズ5
4aに対向するアタッチメント部3の側壁を穿孔して第
2のレンズ34を取付けてある。このようにLED90
及びLED回路部9をイオン発生回路部アタッチメント
部3の先端3aに設けたので、空気経路2を流れる温風
の熱がLED90及びLED回路部9に伝導・伝達され
るのを一層抑えることができて、LED90が壊れるの
を防止することが可能となる。このようなLED90を
設けることで、イオン発生機能部6でマイナスイオンが
発生している時、LED90が発光して第1のレンズ5
4a及び第2のレンズ34を介してこの光がヘアードラ
イヤーの使用者に見えることで、ヘアードライヤーの使
用者がマイナスイオンの発生を認知することができる。
【0028】このように、LED回路部9を昇圧用トラ
ンス82の1次電流を制限する抵抗83aと並列に接続
したので、LED90には昇圧トランス82の1次電流
が抵抗83aを流れて発生する電圧が印加されるのみで
あるため、商用電源の外来ノイズの影響を受けないもの
である。なお、図9乃至図12に、それぞれ抵抗83a
(即ちLED回路部90)、ダイオード87a、抵抗8
6a及びコンデンサ88b、抵抗86c及びコンデンサ
88dにかかる電圧の時間波形を示す。図9より、LE
D回路部90に印加される電圧は商用電源の外来ノイズ
の影響を受けていないことが分かる。
【0029】このヘアードライヤーを使用するには、本
体ケーシング部1を掴んで電源スイッチSを入れ、モー
タ12bを駆動してファン12aを回転させることで吸
気口より空気を取り入れて空気流路11の下流側へと送
ってヒータ13aで加温し、アタッチメント部3の空気
経路2へと送ってアタッチメント部3の吐気口21より
加温された温風を吐出し、また、イオン生成部62で生
成されたマイナスイオンが空気経路2を流れてきた空気
によってイオン経路25を挿通してイオン吐出口22よ
り吐出されるものである。このようにしてマイナスイオ
ンを含んだ温風を毛髪に吹き付けることで、毛髪の乾燥
やセットのみならず、毛髪にマイナスイオンによるトリ
ートメント効果を与えることができる。
【0030】以上のような構成によれば、アタッチメン
ト部3内の空間を分断部5によって空気経路2と配設部
4とに分断し、イオン発生機能部6のイオン発生用回路
部61を配設部4に配設したことで、空気経路2を流れ
る温風の熱が配設部4に伝導・伝達されるのを抑えるこ
とが可能となる。
【0031】また、昇圧用トランス82が配置してある
配設部4に、絶縁性及び断熱性を有する絶縁断熱部材7
を充填してもよいものである。昇圧用トランス82は、
図7に示すように、絶縁性を有するケース82c内にボ
ビン82dを配置すると共に、ケース82c内の空隙に
エポキシ樹脂82eを充填したものである。昇圧用トラ
ンス82は高温に加温されると、ケース82c内に充填
されたエポキシ樹脂82eの絶縁抵抗が低下してしま
う。そこで、図4に示すように、イオン発生用回路部6
1の昇圧用トランス82が配置してある配設部4の空気
経路2に近接した部位に、絶縁性及び断熱性を有する絶
縁断熱部材7を充填するものである。このようにするこ
とで、空気経路2を流れる温風の熱が配設部4に伝導・
伝達されるのを更により一層抑えることが可能となり、
特に、空気経路2に近接した部位に配置され、熱による
悪影響を受け易い昇圧用トランス82に温風の熱が伝導
・伝達されるのを確実に抑えることができる。
【0032】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、本体ケーシング部の内部に空気流路を形
成して該空気流路内に送風部と加温部とを配置し、本体
ケーシング部の下流側端部に内部に前記空気流路と連通
する空気経路が形成されたアタッチメント部を着脱自在
に取付け、アタッチメント部内の空間を空気経路と配設
部とに分断する分断部をこれらの間に形成し、イオン発
生機能部のイオン発生用回路部を前記配設部に配設し、
アタッチメント部の空気経路に空気を吐出する吐気口を
設け、該吐気口が形成された面にイオン発生機能部のイ
オン生成部より生成されるマイナスイオンを吐出するイ
オン吐出口を設けたので、空気経路を流れる温風の熱が
配設部に配設してあるイオン発生機能部に伝導・伝達さ
れるのを抑えることが可能となる。
【0033】また請求項2記載の発明にあっては、上記
請求項1記載の発明の効果に加えて、配設部に配設した
イオン発生用回路部の空気経路側と反対側の端部にマイ
ナスイオンの発生を表示するLEDを設けたので、加温
されると絶縁抵抗が低下したり壊れてしまうLEDに空
気経路を流れる温風の熱が伝導・伝達されるのを一層抑
えることが可能となる。
【0034】また請求項3記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、イオン発生用回路
部が配設された配設部の空気経路に近接した部位に絶縁
性及び断熱性を有する絶縁断熱部材を充填したので、空
気経路を流れる温風の熱が配設部に配設してあるイオン
発生機能部に伝導・伝達されるのをより一層抑えること
が可能となる。
【0035】また請求項4記載の発明にあっては、上記
請求項2記載の発明の効果に加えて、イオン発生用回路
部が、商用電源を半波整流するダイオードと、昇圧用ト
ランスの1次側コイルと、該昇圧用トランスの1次電流
を制限する2個以上の抵抗とからなる1次側の閉回路を
有し、前記昇圧用トランスの1次電流を制限するいずれ
かの抵抗と並列にLED回路部を接続したので、LED
には昇圧トランスの1次電流が抵抗を流れて発生する電
圧が印加されるのみであるため、商用電源の外来ノイズ
の影響を受けないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の要部の側断面図である。
【図2】同上のヘアードライヤー全体を示し、(a)は
側断面図であり、(b)は正面図である。
【図3】同上のアタッチメント部の要部正面図である。
【図4】同上のイオン発生用回路部の説明図である。
【図5】同上のイオン発生用回路部の要部説明図であ
る。
【図6】同上のLEDの説明図である。
【図7】同上の昇圧トランスの説明図である。
【図8】同上のイオン発生用回路部の回路図である。
【図9】同上のイオン発生用回路部の一部の抵抗にかか
る電圧の時間波形図である。
【図10】同上のイオン発生用回路部の一部のダイオー
ドにかかる電圧の時間波形図である。
【図11】同上のイオン発生用回路部の一部の抵抗及び
コンデンサにかかる電圧の時間波形図である。
【図12】同上のイオン発生用回路部の一部の抵抗及び
コンデンサにかかる電圧の時間波形図である。
【図13】従来例の概略説明図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング部 11 空気流路 12 送風部 13 加温部 2 空気経路 21 吐気口 22 イオン吐出口 3 アタッチメント部 4 配設部 5 分断部 6 イオン発生機能部 61 イオン発生用回路部 62 イオン生成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング部の内部に空気流路を形
    成して該空気流路内に送風部と加温部とを配置し、本体
    ケーシング部の下流側端部に内部に前記空気流路と連通
    する空気経路が形成されたアタッチメント部を着脱自在
    に取付け、アタッチメント部内の空間を空気経路と配設
    部とに分断する分断部をこれらの間に形成し、イオン発
    生機能部のイオン発生用回路部を前記配設部に配設し、
    アタッチメント部の空気経路に空気を吐出する吐気口を
    設け、該吐気口が形成された面にイオン発生機能部のイ
    オン生成部より生成されるマイナスイオンを吐出するイ
    オン吐出口を設けて成ることを特徴とするヘアードライ
    ヤー。
  2. 【請求項2】 配設部に配設したイオン発生用回路部の
    空気経路側と反対側の端部にマイナスイオンの発生を表
    示するLEDを設けて成ることを特徴とする請求項1記
    載のヘアードライヤー。
  3. 【請求項3】 イオン発生用回路部が配設された配設部
    の空気経路に近接した部位に絶縁性及び断熱性を有する
    絶縁断熱部材を充填して成ることを特徴とする請求項2
    記載のヘアードライヤー。
  4. 【請求項4】 イオン発生用回路部が、商用電源を半波
    整流するダイオードと、昇圧用トランスの1次側コイル
    と、該昇圧用トランスの1次電流を制限する2個以上の
    抵抗とからなる1次側の閉回路を有し、前記昇圧用トラ
    ンスの1次電流を制限するいずれかの抵抗と並列にLE
    D回路部を接続して成ることを特徴とする請求項2記載
    のヘアードライヤー。
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