JP3417412B2 - ブラシ付きヘアードライヤー - Google Patents

ブラシ付きヘアードライヤー

Info

Publication number
JP3417412B2
JP3417412B2 JP2002175032A JP2002175032A JP3417412B2 JP 3417412 B2 JP3417412 B2 JP 3417412B2 JP 2002175032 A JP2002175032 A JP 2002175032A JP 2002175032 A JP2002175032 A JP 2002175032A JP 3417412 B2 JP3417412 B2 JP 3417412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
ion
negative ions
brush
hair dryer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002175032A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003061736A (ja
Inventor
貴司 中川
孝博 口分田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2002175032A priority Critical patent/JP3417412B2/ja
Publication of JP2003061736A publication Critical patent/JP2003061736A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3417412B2 publication Critical patent/JP3417412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D2200/00Details not otherwise provided for in A45D
    • A45D2200/20Additional enhancing means
    • A45D2200/202Ionisation

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、温風を吐出して毛
髪の乾燥やセットを行うだけでなく、マイナスイオンを
吐出して毛髪のトリートメントを行うことができるヘア
ードライヤーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、温風を吐出して毛髪の乾燥や
セットを行うだけでなく、毛髪のトリートメントも行う
ことができるヘアードライヤーとして、マイナスイオン
発生機能を具備したヘアードライヤーが使用されてお
り、このヘアードライヤーについて以下に説明する。
【0003】図7に従来のヘアードライヤーの概略説明
図を示す。このヘアードライヤーは、略筒状をした本体
ケーシング部1’の内部に空気流路11を形成してあ
る。なお、この従来のものにおいては本体ケーシング部
1’の空気流路11の下流側端部に内部に空気経路2を
形成したアタッチメント部3’が取付けられる。本体ケ
ーシング部1’の上流側には吸気口41が設けてあると
共に、アタッチメント部3’の下流側には複数の吐気口
42が設けてある。そして、本体ケーシング部1’内の
空気流路11には、ファン12,モータ13,ヒータ及
び、マイナスイオンを発生するイオン発生機能部6が設
けてある。また、本体ケーシング部1’自体が把持部と
なっており、本体ケーシング部1’の外側に電源スイッ
チが設けてある。
【0004】このヘアードライヤーは、電源スイッチを
入れてモータ13,ヒータ,イオン発生機能部6に通電
し、吸気口より吸入した空気をファン12により空気流
路11の下流側に送風し、ヒータで加温すると共にイオ
ン発生機能部6で発生させたマイナスイオンを空気に混
入し、アタッチメント部3’の吐気口42よりマイナス
イオンを含んだ温風を吐出するものである。このように
してマイナスイオンを含んだ温風を毛髪に吹き付けるこ
とで、毛髪の乾燥やセットのみならず、毛髪にマイナス
イオンによるトリートメント効果を与えることができる
ものである。
【0005】このようなヘアードライヤーにあっては、
本体ケーシング部1’内の空気流路11の途中にイオン
発生機能部6のマイナスイオンを生成するイオン生成部
62が設けてあり、このイオン生成部62で発生したマ
イナスイオンが本体ケーシング部1’の空気流路11を
流れる空気に混入され、この空気をアタッチメント部
3’の空気経路2に送風し、アタッチメント部3’の吐
気口42よりマイナスイオンを含んだ温風を毛髪等に吹
き付けるものである。この際、本体ケーシング部1’内
のイオン発生機能部6で発生したマイナスイオンは、吐
気口42から吐出されるまでの経路、即ち本体ケーシン
グ部1’の空気流路11,アタッチメント部3’の空気
経路2の壁面やこの経路内に配置してある部品、あるい
は、アタッチメント部3’に複数設けてある吐気口42
の周辺の壁面等に付着して負に帯電してしまい、後から
発生するマイナスイオンが電気的な反発力を受けて吐気
口42に到達し難くなり、吐気口42より吐出されるマ
イナスイオンが極端に減少するという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、マ
イナスイオンが温風を吐出する吐気口の周辺や、あるい
はマイナスイオンを生成するイオン生成部から吐気口ま
での経路の途中に付着して負に帯電してしまい、後から
発生するマイナスイオンが電気的な反発力を受けて吐気
口に到達し難くなり、吐気口より吐出されるマイナスイ
オンが減少してしまうことのないヘアードライヤーを提
供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るヘアードライヤーは、内部に空気流路1
1を形成して空気の吸入口41及び吐気口42を設ける
と共にブラシ部8を設けた本体ケーシング部1とアタッ
チメント部3とで主体が構成されるブラシ付きヘアード
ライヤーであって、空気流路11に空気を下流側へ送る
ためのファン12及び該ファン12を駆動するモータ1
3と空気を加温するためのヒータ14を設け、該吐気口
42が形成された面にマイナスイオンを吐出するイオン
吐出口5を前記吐気口42とは別に形成し、前記マイナ
スイオンを発生させるためのイオン発生機能部6をアタ
ッチメント部3に設けて成ることを特徴とするものであ
る。このようにイオン吐出口5と吐気口42とを別に形
成したことで、マイナスイオンが空気経路2の壁面や吐
気口42の周辺の壁面等に付着して負に帯電してしま
い、後から発生するマイナスイオンが電気的な反発力を
受けて吐気口42に到達せず吐気口42より吐出される
マイナスイオンが極端に減少してしまうといったことが
なく、イオン吐出口5から安定してマイナスイオンを吐
出して、髪の毛等に吹き付けることが可能となる。
【0008】さらに、イオン発生機能部6をアタッチメ
ント部3に設けたことで、アタッチメント部3に形成さ
れるイオン吐出口5の近傍にイオン発生機能部6のマイ
ナスイオンを生成するイオン生成部62を配設すること
ができて、マイナスイオンがイオン経路52の途中に付
着して後から発生するマイナスイオンが電気的な反発力
を受けてイオン吐出口5に到達せずイオン吐出口5より
吐出されるマイナスイオンが減少してしまうのをより一
層確実に防止することが可能となる。
【0009】また、イオン吐出口5を吐気口42が形成
された面の略中央に設けることが好ましい。このような
構成とすることで、毛髪をブラッシングする際に効率よ
くマイナスイオンを毛髪に吹き付けることが可能とな
る。
【0010】また、イオン発生機能部6のイオン発生用
回路部61をアタッチメント部3の先端部3aに配置す
ることが好ましい。このような構成とすることで、空気
経路2を流れる空気の流れを妨げるのを防止することが
可能となる。
【0011】また、イオン発生用回路部61と空気経路
2との間に断熱部7を設けることが好ましい。このよう
な構成とすることで、空気経路2を流れる温風の熱がイ
オン発生用回路部61に伝導・伝達されて熱による悪影
響を与えないようにすることが可能となる。
【0012】また、吐気口42及びイオン吐出口5が形
成された低帯電性を有する部材からなるブラシ部8を設
けることが好ましい。このような構成とすることで、マ
イナスイオンがブラシ部8に付着して負に帯電してしま
い、後から発生するマイナスイオンが電気的な反発力を
受けてイオン吐出口5より吐出され難くなるのを防止す
ることが可能となる。
【0013】また、吐気口42が形成された面にブリス
ル81を3列以上設けたブラシ部8を設け、前記ブリス
ル81の少なくとも3列の先端部81aを略同一平面内
に配置することが好ましい。このような構成とすること
で、ヘアードライヤーを使用する際、空気やマイナスイ
オンを吹き付けようとする方向に対して上記平面Pを垂
直に交わるようにヘアードライヤーを向けることで、空
気等を吹き付けようとする方向と実際に吐気口42より
吐出される空気等の方向(ロ方向)とを容易に一致させ
ることが可能となる。
【0014】また、イオン発生機能部6のマイナスイオ
ンが生成されるイオン生成部62の上流側に、空気経路
2を流れる空気が流れ込みこの空気にてマイナスイオン
を含んだ空気がイオン吐出口5から吐出されるための空
気導入空間21を形成することが好ましい。このような
構成とすることで、空気経路2を流れる空気をイオン生
成部62の上流側より流し込み、イオン生成部62で生
成されたマイナスイオンをこの空気によってイオン吐出
口5から吐出させることが可能となる。
【0015】また、マイナスイオンの発生を表示する表
示手段9を設けることが好ましい。このような構成とす
ることで、使用者がマイナスイオンの発生を容易に確認
することが可能となる。
【0016】また、空気経路2の下流側の隅部に空気を
整流するためのテーパ部22aを設けることが好まし
い。このような構成とすることで、軸方向(イ方向)に
流れてきた空気がスムーズに軸と略直交する方向(ロ方
向)に向きを変えることが可能となる。
【0017】また、イオン発生機能部6内に空気流路1
1を流れる空気を流してイオン吐出口5より吐出するこ
とが好ましい。このような構成とすることで、生成した
マイナスイオンを効率良くイオン吐出口5から吐出する
ことができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0019】本実施形態におけるブラシ付きヘアードラ
イヤーは、図1,図2に示すように、本体ケーシング部
1と該本体ケーシング部1に着脱自在に取付けられるア
タッチメント部3とからなるものである。なお、ブラシ
付きヘアードライヤーとしては、本実施形態のように別
体の本体ケーシング部1とアタッチメント部3とで外殻
が構成されるものの他に、後述する他の実施形態のよう
に外殻が一体の本体ケーシング部1で形成されるもので
もよい。
【0020】本体ケーシング部1は、内部に空気流路1
1が形成される略筒状をしたもので、上流側端部には空
気を吸入する吸気口41が形成してあり、下流側端部に
は後述するアタッチメント部3の空気経路2に連通する
開口(特に図示せず)が形成してある。本体ケーシング
部1内の空気流路11には、上流側(即ち吸気口41
側)よりファン12,モータ13,ヒータ14が配設し
てあり、モータ13を駆動させてファン12を回転さ
せ、吸気口41より空気を取り入れて下流側に送風する
ものである。また、本体ケーシング部1の下流側端部に
は、アタッチメント部3が着脱自在に取付けられる取着
部15が形成してある。
【0021】アタッチメント部3は、内部に空気経路2
が形成される略筒状をしたもので、上流側端部には本体
ケーシング部1の空気流路11に連通して空気が吸入さ
れる開口(特に図示せず)が形成してある。また、空気
経路2の下流側は、略筒状をしたアタッチメント部3の
先端部3a、即ち前記開口と反対側の端部よりも上流側
において、アタッチメント部3の軸方向(図中イの方
向)に交わる壁部22が設けてあり、上流より空気経路
2を軸方向に流れてきた空気が壁部22にて軸に略直交
する方向(図中ロの方向)に向きを変える。本実施形態
では、壁部22としてテーパ部22aが形成してあり、
軸方向(イ方向)に流れてきた空気がスムーズに軸と略
直交する方向(ロ方向)に向きを変えられるようにして
ある。また、このように軸と略直交する方向(ロ方向)
に流れの向きを変えた空気が向かうアタッチメント部3
の壁面には開口31が形成してある。開口31は、上記
壁部22を中心に軸方向(イ方向)に長く形成してあ
る。また、壁部22の開口31側の端部からは、他端部
が開口31の先端部3a側に位置するアタッチメント部
3の壁面に接続される覆い壁部32が連設してあり、先
端部3aの空間を覆ってある。また、アタッチメント部
3の上流側端部には、本体ケーシング部1の取着部15
に取付けられる被取着部33が設けてある。そして、開
口31には、吐気口42,イオン吐出口5及びブリスル
81を設けたブラシ部8が取付けられて開口31を閉塞
してある。
【0022】ブラシ部8は、開口31を閉塞するように
取付けられてアタッチメント部3の一部を形成するもの
で、開口31とほぼ同形同大の軸方向(イ方向)に長い
形状をしたシリコンゴム等で形成される低帯電性を有す
るものである。ブラシ部8には、空気をアタッチメント
部3の外部に吐出する吐気口42が設けてある。吐気口
42は、軸方向(イ方向)に長い略楕円形状をした開口
で、軸方向に複数列(本実施形態では6列)形成してあ
る。そして、ブラシ部8の吐気口42が形成された面の
略中央部には、マイナスイオンを吐出するためのイオン
吐出口5が形成してある。イオン吐出口5には、略筒状
をしたイオン経路壁51の一端部が接続され、このイオ
ン経路壁51の他端部はアタッチメント部3の空気経路
2内に配置されると共に、この他端部には後述するイオ
ン発生機能部6のマイナスイオンを生成するイオン生成
部62が配設され、イオン経路壁51の内側をイオン生
成部62で生成されたマイナスイオンがイオン吐出口5
に至るまでのイオン経路52としてある。また更に、イ
オン経路壁51の端部に設けたイオン生成部62の開口
31と反対側に、空気経路2の一部が配置されてこれを
空気導入空間21としてある。これは、空気経路2を流
れる空気をイオン生成部62の上流側より流し込み、イ
オン生成部62で生成されたマイナスイオンをこの空気
によってイオン吐出口5から吐出させるものである。こ
のように吐気口42及びイオン吐出口5を形成してある
ことで、軸と略直交する方向(ロ方向)に向きを変えた
空気経路2を流れる空気と、マイナスイオンとがそれぞ
れ吐気口42とイオン吐出口5とから同方向(ロ方向)
に吐出される。
【0023】またブラシ部8の吐気口42が形成された
面には、ブリスル81が軸方向に複数列、本実施形態で
は上記6列の吐気口42の間と外側の計7列形成してあ
る。このブリスル81の中央3列の先端部81aは、略
同一平面内に配置してある。即ち、この中央3列の先端
部81aは、吐気口42より吐出される空気や後述する
マイナスイオンの方向(ロ方向)と垂直に交わる平面P
内に位置するようにしてある。このようにすることで、
ヘアードライヤーを使用する際、空気やマイナスイオン
を吹き付けようとする方向に対して上記平面Pを垂直に
交わるようにヘアードライヤーを向けることで、空気等
を吹き付けようとする方向と実際に吐気口42より吐出
される空気等の方向(ロ方向)とを容易に一致させるこ
とができる。
【0024】そして、アタッチメント部3の内部には、
マイナスイオンを発生するイオン発生機能部6が設けて
ある。
【0025】イオン発生機能部6は、マイナスイオンを
発生させるための電気を発生するイオン発生用回路部6
1と、マイナスイオンを生成するイオン生成部62とか
らなる。
【0026】イオン発生用回路部61は、上述した先端
部3a即ち、壁部22と覆い壁部32及びアタッチメン
ト部3の壁面とで囲まれる空間に配置される。そして、
本実施形態では、先端部3aに配置されたイオン発生用
回路部61と空気経路2との間に断熱部7を設けるもの
である。これは、壁部22の空気経路2側に断熱材71
を設け、壁部22の裏側即ち先端部3a側に、壁部22
との間に空気層72を介在させて二重壁部73を形成
し、この二重壁部73間にパッキン74を設けたもので
ある。このようにして、空気経路2を流れる温風の熱が
イオン発生用回路部61に伝導・伝達されて熱による悪
影響を与えないようにしてある。また、イオン発生用回
路部61を設けたアタッチメント部3の壁面に、マイナ
スイオンの発生を表示する表示手段9を設けてある。こ
れは、例えばLED等をアタッチメント部3に設けてイ
オン発生用回路部61に接続し、マイナスイオンの発生
及び停止を表示するようにしたもので、これによって使
用者がマイナスイオンの発生を容易に確認することが可
能となる。
【0027】また、イオン生成部62は、アタッチメン
ト部3のイオン経路壁51の端部に配設され、イオン発
生用回路部61とは電気コード等で電気的に接続されて
いる。イオン生成部62は、特に図示はしないが、対向
する放電極間に上記イオン発生用回路部61で発生させ
た高電圧をかけ、コロナ放電を発生させてマイナスイオ
ンを生成するものであるが、特にこれに限定されるもの
ではない。このイオン生成部62で生成されたマイナス
イオンは、イオン経路壁51のイオン生成部62の空気
導入空間21より流れ込んだ空気によってイオン吐出口
5より吐出される。
【0028】このようなヘアードライヤーを使用するに
は、本体ケーシング部1を掴んで電源スイッチSを入
れ、モータ13を駆動してファン12を回転させること
で、吸気口41より空気を取り入れて空気流路11の下
流側へと送ってヒータ14で加温し、アタッチメント部
3の空気経路2へと送ってアタッチメント部3の吐気口
42より加温された空気を吐出したり、あるいは、空気
経路2を流れる空気が空気導入空間21よりイオン生成
部62に流れ込み、イオン生成部62で生成されたマイ
ナスイオンがこの流れ込んだ空気に混入されてイオン経
路52を通り、イオン吐出口5より吐出されるものであ
る。このようにしてマイナスイオンを含んだ温風を毛髪
に吹き付けることで、毛髪の乾燥やセットのみならず、
毛髪にマイナスイオンによるトリートメント効果を与え
ることができる。
【0029】以上のような構成によれば、アタッチメン
ト部3の空気経路2に空気を吐出する吐気口42を設け
ると共に、この吐気口42が形成された面にマイナスイ
オンを吐出するイオン吐出口5を設けたことで、マイナ
スイオンが空気経路2の壁面や吐気口42の周辺の壁面
等に付着して負に帯電してしまい、後から発生するマイ
ナスイオンが電気的な反発力を受けて吐気口42に到達
せず吐気口42より吐出されるマイナスイオンが極端に
減少してしまうといったことがなく、イオン吐出口5か
ら安定してマイナスイオンを吐出して、髪の毛等に吹き
付けることが可能となる。また、マイナスイオンを発生
するイオン発生機能部6がアタッチメント部3に設けて
あることで、イオン発生機能部6のマイナスイオンを生
成するイオン生成部62をイオン吐出口5の近傍に配設
することができて、マイナスイオンがイオン経路52の
途中に付着して後から発生するマイナスイオンが電気的
な反発力を受けてイオン吐出口5に到達せずイオン吐出
口5より吐出されるマイナスイオンが減少してしまうの
をより一層確実に防止することができる。また、吐気口
42が形成された面の略中央部にイオン吐出口5が形成
してあるため、毛髪をブラッシングする際に効率よくマ
イナスイオンを毛髪に吹き付けることができる。また、
イオン発生機能部6のイオン発生用回路部61を、空気
経路2が形成されていないアタッチメント部3の先端部
3aに配置したことで、空気経路2を流れる空気の流れ
を妨げるのを防止することができる。また、ブラシ部8
をシリコンゴム等で形成して低帯電性を具備させてある
ので、マイナスイオンがブラシ部8に付着して負に帯電
してしまい、後から発生するマイナスイオンが電気的な
反発力を受けてイオン吐出口5より吐出され難くなるの
を防止することができる。またなお、低帯電性部材とし
てカーボンを用いてブラシ部8を形成してもよく、更に
カーボン以外の低帯電性部材を用いてもよいものであ
る。
【0030】次に、他の実施形態について図5及び図6
に基づいて説明する。このものにあっては、図1乃至図
4に示す上実施形態において外殻を本体ケーシング部1
とアタッチメント部3とで構成するところを、これらが
一体に形成される本体ケーシング部1のみで外殻を構成
した点で異なり、他の構成は上実施形態と同じである。
また、図6に空気の流れを示す。図中a及びcに示す流
れは、空気流路11を流れる空気がイオン発生機能部6
を通らずに吐気口41から吐出されるものであり、図中
bに示す流れは、イオン発生機能部6内を流れてマイナ
スイオンを含んだ状態でイオン吐出口5から吐出される
ものである。更に述べると、イオン発生機能部6内を流
れる空気は、具体的には、イオン経路壁51内のイオン
経路52に入ってイオン生成部62を通る際にマイナス
イオンが混入され、マイナスイオンを含んだ状態でイオ
ン吐出口5から吐出されるものである。このようにする
ことで、イオン生成部62で生成されるマイナスイオン
が空気流路11を流れる空気によってイオン吐出口5か
ら吐出されることとなり、生成したマイナスイオンを効
率良くイオン吐出口5から吐出することができる。
【0031】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、内部に空気流路を形成して空気の吸入口
及び吐気口を設けると共にブラシ部を設けたブラシ付き
ヘアードライヤーにおいて、空気流路に空気を下流側へ
送るためのファン及び該ファンを駆動するモータと空気
を加温するためのヒータを設け、該吐気口が形成された
面にマイナスイオンを吐出するイオン吐出口を前記吐気
口とは別に形成し、前記マイナスイオンを発生させるた
めのイオン発生機能部を設けたので、マイナスイオンが
空気経路の壁面や吐気口の周辺の壁面等に付着して負に
帯電してしまい、後から発生するマイナスイオンが電気
的な反発力を受けて吐気口に到達せず吐気口より吐出さ
れるマイナスイオンが極端に減少してしまうといったこ
とがなく、イオン吐出口から安定してマイナスイオンを
吐出して、髪の毛等に吹き付けることが可能となる。
【0032】さらに、本体ケーシング部とアタッチメン
ト部とで主体を構成し、イオン発生機能部をアタッチメ
ント部に設けたので、イオン発生機能部のマイナスイオ
ンを生成するイオン生成部をイオン吐出口の近傍に配設
することができて、マイナスイオンがイオン経路の途中
に付着して後から発生するマイナスイオンが電気的な反
発力を受けてイオン吐出口に到達せずイオン吐出口より
吐出されるマイナスイオンが減少してしまうのをより一
層確実に防止することが可能となる。
【0033】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項記載の発明の効果に加えて、イオン吐出口を吐
気口が形成された面の略中央に設けたので、毛髪をブラ
ッシングする際に効率よくマイナスイオンを毛髪に吹き
付けることが可能となる。
【0034】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項記載の発明の効果に加えて、イオン発生機能部
のイオン発生用回路部をアタッチメント部の先端部に配
置したので、空気経路を流れる空気の流れを妨げるのを
防止することが可能となる。
【0035】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項記載の発明の効果に加えて、イオン発生用回路
部と空気経路との間に断熱部を設けたので、空気経路を
流れる温風の熱がイオン発生用回路部に伝導・伝達され
て熱による悪影響を与えないようにすることが可能とな
る。
【0036】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、吐気口及びイオン吐出口が形成された低帯電性を有
する部材からなるブラシ部を設けたので、マイナスイオ
ンがブラシ部に付着して負に帯電してしまい、後から発
生するマイナスイオンが電気的な反発力を受けてイオン
吐出口より吐出され難くなるのを防止することが可能と
なる。
【0037】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、吐気口が形成された面にブリスルを3列以上設けた
ブラシ部を設け、前記ブリスルの少なくとも3列の先端
部を略同一平面内に配置したので、ヘアードライヤーを
使用する際、空気,マイナスイオンを吹き付けようとす
る方向と実際に吐気口より吐出される空気,マイナスイ
オンの方向とを容易に一致させることが可能となる。
【0038】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項記載の発明の効果に加えて、イオン発生機能部
のマイナスイオンが生成されるイオン生成部の上流側
に、空気経路を流れる空気が流れ込みこの空気にてマイ
ナスイオンを含んだ空気がイオン吐出口から吐出される
ための空気導入空間を形成したので、空気経路を流れる
空気をイオン生成部の上流側より流し込み、イオン生成
部で生成されたマイナスイオンをこの空気によってイオ
ン吐出口から吐出させることが可能となる。
【0039】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、マイナスイオンの発生を表示する表示手段を設けた
ので、使用者がマイナスイオンの発生を容易に確認する
ことが可能となる。
【0040】また請求項記載の発明にあっては、上記
請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、空気経路の下流側の隅部に空気を整流するためのテ
ーパ部を設けたので、軸方向に流れてきた空気がスムー
ズに軸と略直交する方向に向きを変えることが可能とな
る。
【0041】また請求項10記載の発明にあっては、上
記請求項1乃至のいずれかに記載の発明の効果に加え
て、イオン発生機能部内に空気経路を流れる空気を流し
てイオン吐出口より吐出したので、生成したマイナスイ
オンを効率良くイオン吐出口から吐出することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、(a)は側断面図
であり、(b)は同上の断面図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上のアタッチメント部を示し、(a)は側断
面図であり、(b)は同上の断面図である。
【図4】同上の正面図である。
【図5】本発明の他の実施形態の正面図である。
【図6】同上のアタッチメント部を示し、(a)は側断
面図であり、(b)は同上の断面図である。
【図7】従来例の概略説明図である。
【符号の説明】
11 空気流路 12 ファン 13 モータ 14 ヒータ 41 吸気口 42 吐気口 5 イオン吐出口 6 イオン発生機能部 8 ブラシ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A45D 20/12 - 20/50

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に空気流路を形成して空気の吸入口
    及び吐気口を設けると共にブラシ部を設けた本体ケーシ
    ング部とアタッチメント部とで主体が構成されるブラシ
    付きヘアードライヤーであって、空気流路に空気を下流
    側へ送るためのファン及び該ファンを駆動するモータと
    空気を加温するためのヒータを設け、該吐気口が形成さ
    れた面にマイナスイオンを吐出するイオン吐出口を前記
    吐気口とは別に形成し、前記マイナスイオンを発生させ
    るためのイオン発生機能部をアタッチメント部に設けて
    成ることを特徴とするブラシ付きヘアードライヤー。
  2. 【請求項2】 イオン吐出口を吐気口が形成された面の
    略中央に設けて成ることを特徴とする請求項1記載のブ
    ラシ付きヘアードライヤー。
  3. 【請求項3】 イオン発生機能部のイオン発生用回路部
    をアタッチメント部の先端部に配置して成ることを特徴
    とする請求項1記載のブラシ付きヘアードライヤー。
  4. 【請求項4】 イオン発生用回路部と空気経路との間に
    断熱部を設けて成ることを特徴とする請求項3記載のブ
    ラシ付きヘアードライヤー。
  5. 【請求項5】 吐気口及びイオン吐出口が形成された低
    帯電性を有する部材からなるブラシ部を設けて成ること
    を特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のブラシ
    付きヘアードライヤー。
  6. 【請求項6】 吐気口が形成された面にブリスルを3列
    以上設けたブラシ部を設け、前記ブリスルの少なくとも
    3列の先端部を略同一平面内に配置して成ることを特徴
    とする請求項1乃至5のいずれかに記載のブラシ付きヘ
    アードライヤー。
  7. 【請求項7】 イオン発生機能部のマイナスイオンが生
    成されるイオン生成部の上流側に、空気経路を流れる空
    気が流れ込みこの空気にてマイナスイオンを含んだ空気
    がイオン吐出口から吐出されるための空気導入空間を形
    成して成ることを特徴とする請求項1記載のブラシ付き
    ヘアードライヤー。
  8. 【請求項8】 マイナスイオンの発生を表示する表示手
    段を設けて成ることを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れかに記載のブラシ付きヘアードライヤー。
  9. 【請求項9】 空気経路の下流側の隅部に空気を整流す
    るためのテーパ部を 設けて成ることを特徴とする請求項
    1乃至8のいずれかに記載のブラシ付きヘアードライヤ
    ー。
  10. 【請求項10】 イオン発生機能部内に空気経路を流れ
    る空気を流してイオン吐出口より吐出して成ることを特
    徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のブラシ付き
    ヘアードライヤー。
JP2002175032A 2001-06-14 2002-06-14 ブラシ付きヘアードライヤー Expired - Fee Related JP3417412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002175032A JP3417412B2 (ja) 2001-06-14 2002-06-14 ブラシ付きヘアードライヤー

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-180809 2001-06-14
JP2001180809 2001-06-14
JP2002175032A JP3417412B2 (ja) 2001-06-14 2002-06-14 ブラシ付きヘアードライヤー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003061736A JP2003061736A (ja) 2003-03-04
JP3417412B2 true JP3417412B2 (ja) 2003-06-16

Family

ID=26616938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002175032A Expired - Fee Related JP3417412B2 (ja) 2001-06-14 2002-06-14 ブラシ付きヘアードライヤー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3417412B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4232695B2 (ja) 2004-06-14 2009-03-04 パナソニック電工株式会社 ブラシ付きヘアードライヤー
EP2529642B1 (en) 2011-05-31 2014-01-08 Braun GmbH Method for counting ions

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003061736A (ja) 2003-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100446050B1 (ko) 헤어드라이어
JP3402323B2 (ja) ヘアードライヤー
EP1707069B1 (en) Hair dryer with minus ion generator
JP4197461B2 (ja) ヘアードライヤー
EP2708153B1 (en) Method for humidifying hair and reducing damage, and device for humidifying hair and reducing damage
US6393718B1 (en) Hand held hair dryer
JP2010022561A (ja) ヘアードライヤー
JP4395786B2 (ja) イオンドライヤー
JP6820534B2 (ja) 加熱送風装置
JP3417412B2 (ja) ブラシ付きヘアードライヤー
JP2004148107A (ja) 美肌装置及びトリートメント装置
JP2014212871A (ja) ヘアケア装置
JP4212037B2 (ja) 送風装置
JP6057625B2 (ja) ヘアドライヤ
JP2004254897A (ja) 回転式ヘアーブラシ
WO2022168491A1 (ja) 美容機器
JP2020062401A (ja) ドライヤー及びドライヤー用アタッチメント
WO2021140735A1 (ja) 髪ケア装置
US20170258196A1 (en) Hair care device
JP7220380B2 (ja) 加熱送風装置
CN107736718A (zh) 负离子梳
JP5080964B2 (ja) 髪ケア装置
EP1618807A2 (en) Hood hairdryer fitted with ion generator
JP2002369713A (ja) ヘアードライヤー

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20030311

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080411

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100411

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110411

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees