JP2002369664A - タレ製造方法 - Google Patents

タレ製造方法

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JP2002369664A
JP2002369664A JP2001181520A JP2001181520A JP2002369664A JP 2002369664 A JP2002369664 A JP 2002369664A JP 2001181520 A JP2001181520 A JP 2001181520A JP 2001181520 A JP2001181520 A JP 2001181520A JP 2002369664 A JP2002369664 A JP 2002369664A
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heating
sauce
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Hideo Ro
秀男 盧
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、調理用の材料を適切に選定すると
ともに、その加熱処理の時間配分も適切に設定すること
により、健康的で味の良いタレが得られるようにしたタ
レ製造方法を提供することを課題とする。 【解決手段】 ミート鍋などの容器1に、食用家畜の解
体により得られた腱(牛アキレスなど)2や筋(牛ス
ジ、牛タン下外しなど)3を約5〜6kgと水4を約1
8リットルとの割合で入れ、ガス火5を強火にして約3
0分間にわたり沸騰させた後、加熱温度を75〜80°
Cの中火状態に下げて約1時間にわたり加熱し続けてい
る間に、液面に浮いたアクを除去し、次いで、ネギ類や
ニンジンなどの香味野菜と香辛料を入れて再沸騰させて
から、直ちに加熱温度を中火状態に戻して7〜10時間
加熱し、10リットル程度に煮詰め、これを濾過して塩
分を加える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼肉などの食物に
かけて味を添えるためのタレ(ソース)の製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、牛や豚,鳥肉などの食用家畜の
調理方法において、スジ肉やスジ肉の付着した骨などを
水と共に加熱してダシをとることが行われているが、火
加減や調理時間の配分に困難を伴うという問題点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、調理
用の材料を適切に選定するとともに、その加熱処理の時
間配分も適切に設定することにより、健康的で味の良い
タレが得られるようにしたタレ製造方法を提供すること
を課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明のタレ製造方法は、容器内に、食用家畜の解
体により得られた腱および筋5〜6kgと水18リット
ルとの割合で混入したものを、強火で加熱して約30分
間にわたり沸騰させた後、その沸騰状態から加熱温度を
75〜85°Cの中火状態にまで下げて約1時間にわた
り加熱し続けている間に液面に浮いたアクを掬い取って
除去し、次いで上記割合に対し香味野菜を1〜1.5k
gの割合で上記容器内に投入して再沸騰させてから、直
ちに加熱温度を75〜85°Cに下げた状態で約7〜1
0時間にわたり加熱し続けることにより、上記容器内の
液状物を10リットル程度まで煮詰めるようにし、次い
で上記混合物の濾過により得られた液体に微量の塩分を
加えることを特徴としている。
【0005】また、本発明のタレ製造方法は、上記香味
野菜としてネギ類およびニンジンならびにショウガを用
い、さらに上記香味野菜と共に香辛料を10〜20gの
割合で付加することを特徴としている。
【0006】さらに、本発明のタレ製造方法は、上記香
辛料としてローレル,シナモンおよびユズを用いること
を特徴としている。
【0007】また、本発明のタレ製造方法は、容器内
に、牛アキレス2kg,牛スジ2kgおよび牛タン下外
し1.5kgと水18リットルとの割合で混入したもの
を、強火で加熱して約30分間にわたり沸騰状態に保っ
た後、その沸騰状態から加熱温度を約80°Cの中火状
態にまで下げて約1時間にわたり加熱し続けている間
に、上記容器内の液面に浮いたアクを掬い取って除去
し、次いで上記割合に対し、香味野菜として長ネギ約4
00g,玉ネギ約600g,ニンジン約300g,ショ
ウガ約250gおよびニンニク約150gと、シナモン
を含む香辛料約20gとの割合で上記容器内に投入して
再沸騰させてから、直ちに加熱温度を約80°Cの中火
状態に戻して、そのまま7〜10時間にわたり加熱し続
けることにより、上記容器内の液状物を10リットル程
度まで濃縮してから、同液状物の濾過により得られた液
体に、ユズの絞り液を約10gの割合で付加するととも
に、岩塩を50〜80gの割合で付加して撹拌すること
を特徴としている。
【0008】さらに、本発明のタレ製造方法は、上記岩
塩の付加撹拌により最終的に得られた液状物を冷却して
煮凝り状にすることを特徴としている。
【0009】上述の本発明のタレ製造方法では、ミート
鍋などの容器内で、家畜の解体により得られた腱や筋5
〜6kgと水18リットルとの割合で混合したものが、
約30分にわたり強火で加熱沸騰されるので、腱や筋に
含まれるコラーゲン,ゼラチン質などの成分が旨み成分
と共に抽出され、しかも臭みが飛ばされるようになる。
そして、さらに上記容器内の混合物を75〜85°Cの
中火状態で約1時間にわたり加熱し続けている間に、上
記のコラーゲンやゼラチン質などの成分と旨み成分とが
更に抽出されるようになり、これとともに液面に浮いた
アクの除去を行うことにより臭みの除去も行われるよう
になる。
【0010】また、上述の中火状態での約1時間にわた
る加熱の後、上記割合に対し香味野菜を1〜1.5kg
の割合で加えて再沸騰させた後、直ちに加熱温度を中火
状態の75〜85°Cに下げて約7〜10時間にわたり
加熱し続け、上記液状物を10リットル程度まで煮詰め
ることにより、まろやかな旨みが十分助長されるように
なる。そして、これを濾過し微量の塩分を加えると、透
明度が増すとともに味が引締められるようになる。
【0011】さらに、上記香味野菜としてネギ類および
ニンジンならびにショウガを用いるとともに、香辛料を
10〜20gの割合で付加することにより、タレとして
の旨みが一層増すようになる。そして、上記香辛料とし
てローレル,シナモンおよびユズを用いると、さわやか
な旨みが助長されるようになる。
【0012】また、本発明のタレ製造方法において、前
述の家畜の腱および筋として牛アキレス2kg,牛スジ
2kgおよび牛タン下外し1.5kgの割合で用い、こ
れらを水18リットルとの割合で容器内に混在させたも
のを、強火で加熱して約30分間にわたり沸騰させる
と、牛アキレス,牛スジおよび牛タン下外しに含まれる
コラーゲン,ゼラチン質などとともに牛材特有の旨み成
分が抽出されるようになり、また高温により臭みは除去
される。次いで、容器内の混合物を約80°Cの中火状
態で約1時間にわたり加熱し続けると、上記のコラーゲ
ンやゼラチン質などの成分と旨み成分とが液中に抽出さ
れるようになり、これとともに液面に浮いたアクの除去
を行うことにより臭みの除去も行われる。
【0013】そして上述の1時間にわたる中火での加熱
後に、香味野菜として長ネギ約400g,玉ネギ約60
0g,ニンジン約300g,ショウガ約250gおよび
ニンニク約150gと、シナモンを含む香辛料約20g
との割合で上記容器内に加入して再沸騰させてから、直
ちに加熱温度を約80°Cの中火状態に戻して、そのま
ま約7〜10時間にわたり加熱し続けて上記容器内の液
状物を10リットル程度まで濃縮することにより、牛材
特有の優れた旨みが十分に助長されるようになる。次い
で、同液状物を濾過し、これにユズの絞り液を約10g
の割合で加えるとともに、岩塩を50〜80gの割合で
付加して撹拌すると、かぐわしい香りと引締まった味と
が付加され、牛材としての最高のタレが得られる。
【0014】さらに、このようにして得られた上記タレ
は、冷却により煮凝り状にして保存され、長時間にわた
り、その旨みおよび香気のあるタレとしての性質が維持
されるようになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施形
態について説明すると、図1は本発明によるタレの製造
状況を模式的に示す説明図、図2は本発明の第1実施形
態としてのタレ製造方法の各工程を示すブロック図、図
3は本発明の第2実施形態としてのタレ製造方法の各工
程を示すブロック図である。
【0016】図1に示すように、本発明のタレ製造方法
では、初めにミート鍋と呼ばれる容器(高さ約35c
m,内径約35cmの円筒状の鍋)1に、食用家畜(牛
や豚など)の解体により得られた腱2および筋3(合計
約5〜6kg)と、水4(約18リットル)との割合で
混入したものを、ガス火5により加熱処理する操作が行
われる。
【0017】本発明の第1実施形態では、図2に示すよ
うに、容器1内の水4に腱2および筋3を混在させたも
のが、ガス火5を強火にして約30分間にわたり沸騰状
態で処理される。
【0018】そしてその沸騰状態から加熱温度を約80
°C(75〜80°C)の中火状態にまで下げて約1時
間にわたり加熱し続けている間に、液面に浮いたアクを
掬い取って除去する操作が行われる。
【0019】次いで、上記割合に対し、香味野菜として
ネギ類およびニンジン(合計約1〜1.5kg)と香辛
料10〜20gとの割合で付加し、ガス火5を強火にし
て再沸騰させる。そして、再沸騰後、直ちにガス火5を
75〜85°Cに下げた状態で7〜10時間にわたり加
熱し続けることにより、容器1内の液状物を10リット
ル程度に煮詰める。このようにして濃縮された液状物
は、濾過により透明な液体とされて、これに微量の塩分
が加えられる。
【0020】上述の本実施形態のタレ製造方法では、ミ
ート鍋などの容器1内で、家畜の解体により得られた腱
2や筋3を5〜6kgと水18リットルとの割合で混合
したものが、約30分にわたり強火で加熱沸騰されるの
で、腱2や筋3に含まれるコラーゲン,ゼラチン質など
の成分が旨み成分と共に抽出され、しかも沸騰に伴い臭
みが飛ばされるようになる。そして、さらに容器1内の
混合物を75〜85°Cの中火状態で約1時間にわたり
加熱し続けている間に、上記のコラーゲンやゼラチン質
などの成分と旨み成分とが更に抽出されるようになり、
これとともに液面に浮いたアクの除去を行うことにより
臭みの除去も行われるようになる。
【0021】また、上述の中火状態での約1時間にわた
る加熱の後、上記割合に対し香味野菜を1〜1.5kg
の割合で加えて再沸騰させた後、直ちに加熱温度を中火
状態の75〜85°Cに下げて約7〜10時間にわたり
加熱し続け、上記液状物を10リットル程度まで煮詰め
ることにより、まろやかな旨みが十分助長されるように
なる。そして、これを濾過し微量の岩塩を加えると、透
明度が増すとともに味が引締められるようになる。
【0022】さらに、上記香味野菜としてネギ類および
ニンジンならびにショウガを用いるとともに、香辛料を
10〜20gの割合で付加することにより、タレとして
の旨みが一層増すようになる。そして、上記香辛料とし
てローレル,シナモンおよびユズを用いると、さわやか
な旨みが助長されるようになる。
【0023】次に本発明の第2実施形態としてのタレ製
造方法について図1および図3により説明すると、本実
施形態では、まず容器1に牛アキレス2kg,牛スジ2
kgおよび牛タン下外し1.5kgと、水4(約18リ
ットル)との割合で混入したものを、ガス火5の強火状
態で加熱し約30分間にわたり沸騰させる操作が行われ
る。
【0024】次いで、容器1の加熱温度を約80°Cの
中火状態に下げて約1時間にわたり加熱し、その間に液
面に浮いたアクを除去する操作が行われる。
【0025】さらに、容器1に、香味野菜としてネギ約
400g,玉ネギ約600g,ニンジン約300g,シ
ョウガ約250gおよびニンニク約150gと、シナモ
ンを含む香辛料約20gとの割合で投入して、ガス火5
を強火にして再沸騰させる。そして、再沸騰後、直ちに
ガス火5を80°Cの中火状態に戻して、そのまま7〜
10時間にわたり加熱し続けることにより、容器1内の
液状物を10リットル程度に濃縮する操作が行われる。
【0026】このようにして濃縮操作が終了すると、容
器1内の液状物を濾過し、これにより得られた液体に、
ユズの絞り液を約10gの割合で付加するとともに、岩
塩を50〜80gの割合で付加し撹拌する操作が行われ
る。
【0027】この第2実施形態では、、上述のように家
畜の腱および筋として牛アキレス2kg,牛スジ2kg
および牛タン下外し1.5kgの割合で用い、これらを
水18リットルとの割合で容器1内に混在させたもの
を、強火で加熱して約30分間にわたり沸騰させるの
で、牛アキレス,牛スジおよび牛タン下外しに含まれる
コラーゲン,ゼラチン質などとともに牛材特有の旨み成
分が抽出されるようになり、また高温により臭みは除去
される。次いで、容器1内の混合物を約80°Cの中火
状態で約1時間にわたり加熱し続けると、上記のコラー
ゲンやゼラチン質などの成分と旨み成分とが液中に抽出
されるようになり、これとともに液面に浮いたアクの除
去を行うことにより臭みの除去も行われる。
【0028】そして上述の1時間にわたる中火での加熱
後に、香味野菜として長ネギ約400g,玉ネギ約60
0g,ニンジン約300g,ショウガ約250gおよび
ニンニク約150gと、シナモンを含む香辛料約20g
との割合で上記容器内に加入して再沸騰させてから、直
ちに加熱温度を約80°Cの中火状態に戻して、そのま
ま約7〜10時間にわたり加熱し続けて上記容器内の液
状物を10リットル程度まで濃縮することにより、牛材
特有の優れた旨みが十分に助長されるようになる。次い
で、同液状物を濾過し、これにユズの絞り液を約10g
の割合で加えるとともに、岩塩を50〜80gの割合で
付加して撹拌すると、かぐわしい香りと引締まった味と
が付加され、牛材としての最高のタレが得られる。
【0029】さらに、このようにして得られた上記タレ
は、冷却により煮凝り状にして保存され、長時間にわた
り、その旨みおよび香気のあるタレとしての性質が維持
されるようになる。
【0030】なお、香味を更に増す手段として、玉ネギ
の粉末やパセリなどを最終的に付加するようにしてもよ
い。
【0031】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のタレ製造
方法によれば次のような効果が得られる。 (1) ミート鍋などの容器内で、家畜の解体により得られ
た腱や筋5〜6kgと水18リットルとの割合で混合し
たものが、約30分にわたり強火で加熱沸騰されるの
で、腱や筋に含まれるコラーゲン,ゼラチン質などの成
分が旨み成分と共に抽出され、しかも臭みが飛ばされる
ようになる。そして、さらに上記容器内の混合物を75
〜85°Cの中火状態で約1時間にわたり加熱し続けて
いる間に、上記のコラーゲンやゼラチン質などの成分と
旨み成分とが更に抽出されるようになり、これとともに
液面に浮いたアクの除去を行うことにより臭みの除去も
行われるようになる。また、上述の中火状態での約1時
間にわたる加熱の後、上記割合に対し香味野菜を1〜
1.5kgの割合で加えて再沸騰させた後、直ちに加熱
温度を中火状態の75〜85°Cに下げて約7〜10時
間にわたり加熱し続け、上記液状物を10リットル程度
まで煮詰めることにより、まろやかな旨みが十分助長さ
れるようになる。そして、これを濾過し微量の塩分を加
えると、透明度が増すとともに味が引締められるように
なる。 (2) 上記香味野菜としてネギ類およびニンジンならびに
ショウガを用いるとともに、香辛料を10〜20gの割
合で付加することにより、タレとしての旨みが一層増す
ようになる。 (3) 上記香辛料としてローレル,シナモンおよびユズを
用いると、さわやかな旨みが助長されるようになる。 (4) 家畜の腱および筋として牛アキレス2kg,牛スジ
2kgおよび牛タン下外し1.5kgの割合で用い、こ
れらを水18リットルとの割合で容器内に混在させたも
のを、強火で加熱して約30分間にわたり沸騰させる
と、牛アキレス,牛スジおよび牛タン下外しに含まれる
コラーゲン,ゼラチン質などとともに牛材特有の旨み成
分が抽出されるようになり、また高温により臭みは除去
される。次いで、容器内の混合物を約80°Cの中火状
態で約1時間にわたり加熱し続けると、上記のコラーゲ
ンやゼラチン質などの成分と旨み成分とが液中に抽出さ
れるようになり、これとともに液面に浮いたアクの除去
を行うことにより臭みの除去も行われる。そして上述の
1時間にわたる中火での加熱後に、香味野菜として長ネ
ギ約400g,玉ネギ約600g,ニンジン約300
g,ショウガ約250gおよびニンニク約150gと、
シナモンを含む香辛料約20gとの割合で上記容器内に
加入して再沸騰させてから、直ちに加熱温度を約80°
Cの中火状態に戻して、そのまま約7〜10時間にわた
り加熱し続けて上記容器内の液状物を10リットル程度
まで濃縮することにより、牛材特有の優れた旨みが十分
に助長されるようになる。次いで、同液状物を濾過し、
これにユズの絞り液を約10gの割合で加えるととも
に、岩塩を50〜80gの割合で付加して撹拌すると、
かぐわしい香りと引締まった味とが付加され、牛材とし
ての最高のタレが得られる。 (5) 上記タレは、冷却により煮凝り状にして保存され、
長時間にわたり、その旨みおよび香気のあるタレとして
の性質が維持されるようになる。 (6) 上記各項により、天然の食材を十分に利用した健康
的で味の良いタレが得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタレの製造状況を模式的に示す説
明図である。
【図2】本発明の第1実施形態としてのタレ製造方法の
各工程を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2実施形態としてのタレ製造方法の
各工程を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 容器 2 腱 3 筋 4 水 5 ガス火

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内に、食用家畜の解体により得られ
    た腱および筋5〜6kgと水18リットルとの割合で混
    入したものを、強火で加熱して約30分間にわたり沸騰
    させた後、その沸騰状態から加熱温度を75〜85°C
    の中火状態にまで下げて約1時間にわたり加熱し続けて
    いる間に液面に浮いたアクを掬い取って除去し、次いで
    上記割合に対し香味野菜を1〜1.5kgの割合で上記
    容器内に投入して再沸騰させてから、直ちに加熱温度を
    75〜85°Cに下げた状態で約7〜10時間にわたり
    加熱し続けることにより、上記容器内の液状物を10リ
    ットル程度まで煮詰めるようにし、次いで上記混合物の
    濾過により得られた液体に微量の塩分を加えることを特
    徴とする、タレ製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のタレ製造方法におい
    て、上記香味野菜としてネギ類およびニンジンならびに
    ショウガを用い、さらに上記香味野菜と共に香辛料を1
    0〜20gの割合で付加することを特徴とする、タレ製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のタレ製造方法におい
    て、上記香辛料としてローレル,シナモンおよびユズを
    用いることを特徴とする、タレ製造方法。
  4. 【請求項4】 容器内に、牛アキレス2kg,牛スジ2
    kgおよび牛タン下外し1.5kgと水18リットルと
    の割合で混入したものを、強火で加熱して約30分間に
    わたり沸騰状態に保った後、その沸騰状態から加熱温度
    を約80°Cの中火状態にまで下げて約1時間にわたり
    加熱し続けている間に、上記容器内の液面に浮いたアク
    を掬い取って除去し、次いで上記割合に対し、香味野菜
    として長ネギ約400g,玉ネギ約600g,ニンジン
    約300g,ショウガ約250gおよびニンニク約15
    0gと、シナモンを含む香辛料約20gとの割合で上記
    容器内に投入して再沸騰させてから、直ちに加熱温度を
    約80°Cの中火状態に戻して、そのまま7〜10時間
    にわたり加熱し続けることにより、上記容器内の液状物
    を10リットル程度まで濃縮してから、同液状物の濾過
    により得られた液体に、ユズの絞り液を約10gの割合
    で付加するとともに、岩塩を50〜80gの割合で付加
    して撹拌することを特徴とする、タレ製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のタレ製造方法におい
    て、上記岩塩の付加撹拌により最終的に得られた液状物
    を冷却して煮凝り状にすることを特徴とする、タレ製造
    方法。
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