JP2002369398A - 充電方法および充電装置 - Google Patents

充電方法および充電装置

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JP2002369398A JP2001166843A JP2001166843A JP2002369398A JP 2002369398 A JP2002369398 A JP 2002369398A JP 2001166843 A JP2001166843 A JP 2001166843A JP 2001166843 A JP2001166843 A JP 2001166843A JP 2002369398 A JP2002369398 A JP 2002369398A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセルで構成される二次電池の充電方法
において、セル間の充電状態のバラツキを抑えることが
できる充電方法の提供。 【解決手段】 複数のセルC1〜Cnで構成される二次
電池を、充電の進行にしたがって充電電流Iが段階的に
減少する、いわゆる多段定電流充電により充電を行う充
電方法において、二次電池を構成する任意のセルのセル
電圧が充電目標電圧に達する度に、所定電圧値より低く
かつ最大電圧値を有するセル電圧と充電目標セル電圧と
の差に応じた電流値ΔIsだけ充電電流Iを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車等に搭
載される駆動用二次電池を充電するための充電方法およ
び充電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、電気自動車の駆動用バッテリ
には、複数のセルを直列接続した二次電池が用いられて
いる。この二次電池を充電する際には、セル内部抵抗に
よる電圧低下の影響を小さくする目的で、充電電流を一
定電流値ずつ段階的に低減する多段定電流充電が充電後
期に実施されることが多い。多段定電流充電では、任意
のセルのセル電圧が充電目標電圧に達すると充電電流を
所定電流値だけ低減して充電を行い、その後、再びセル
電圧が充電目標電圧に達したならば、再度充電電流を所
定電流値だけ低減して充電を行う。このような充電を繰
り返し行い、最終的に充電電流が充電終了電流以下とな
ったときに充電を終了する。
【0003】また、各セルの充電状態は均一であること
が好ましく、上述した多段定電流充電でも、各セル間の
電圧バラツキを低減する効果がある。しかし、より低減
効果を高めるために、全てのセルのセル電圧が基準とな
るセル(例えば、最低のセル電圧を示すセル)と同一電
圧になるように、容量調整回路により一定電流で放電さ
せるようにしている。実際には、各セルの充電電流の一
部をバイパスさせることにより、充電と放電とを同時に
行うようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の充電方法では、充電電流の低減値が一定であっ
たり、放電電流値が一定であるために充分なバラツキ抑
制を行うことができなかった。
【0005】本発明の目的は、複数のセルで構成される
二次電池の充電方法および充電装置において、セル間の
充電状態のバラツキを抑えることができる充電方法およ
び充電装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明の実施の形態を示す
図1,図2および図6に対応付けて説明する。 (1)図1,図2および図6に対応付けて説明すると、
請求項1の発明は、複数のセルC1〜Cnで構成される
二次電池1を、充電の進行にしたがって充電電流Iが段
階的に減少するように充電する充電方法に適用され、二
次電池1を構成する任意のセルのセル電圧が充電目標セ
ル電圧Vfに達する度に、所定電圧値Vhより低いセル
におけるセル電圧Vcmaxと充電目標セル電圧Vfとの差
ΔVに応じて前記充電電流Iを段階的に減少させるよう
にしたことにより上述の目的を達成する。 (2)図1に対応付けて説明すると、請求項2の発明
は、請求項1に記載の充電方法において、各セルC1〜
Cnの充電電流から各セルC1〜Cnの電圧に応じた値
の電流を低減させて、各セルC1〜Cnの充電状態が均
一となるように調整するようにしたものである。 (3)図1,図2および図6に対応付けて説明すると、
請求項3の発明は、複数のセルC1〜Cnで構成される
二次電池1を、充電の進行にしたがって充電電流Iが段
階的に減少するように充電する充電装置に適用され、セ
ルC1〜Cnのセル電圧を各々検出するセル電圧検出装
置B1〜Bnと、セル電圧検出装置B1〜Bnにより検
出されたセル電圧のいずれかが充電目標セル電圧Vfに
達したか否かを判定する判定装置4と、判定装置4によ
りセル電圧のいずれかが充電目標セル電圧に達したと判
定されると、所定電圧値Vhより低いセルにおけるセル
電圧Vcmaxと充電目標セル電圧Vfとの差ΔVに応じて
充電電流Iを減少させる充電電流低減装置4とを備えて
上述の目的を達成する。 (4)図1に対応付けて説明すると、請求項4の発明
は、請求項3に記載の充電装置において、各セルC1〜
Cnの充電電流から各セルC1〜Cnの電圧に応じた値
の電流を低減させる容量調整装置A1〜Anを設けたも
のである。 (5)図1および図6に対応付けて説明すると、請求項
5の発明は、請求項4に記載の充電装置において、セル
電圧が所定電圧Vhより低い場合には容量調整装置A1
〜Anにより低減させる電流を第1の低減電流値に設定
し、セル電圧が所定電圧Vh以上の場合には容量調整装
置A1〜Anにより低減させる電流を第1の低減電流値
より大きな第2の低減電流値に設定したものである。 (6)図1に対応付けて説明すると、請求項6の発明
は、請求項3に記載の充電装置において、各セルC1〜
Cnの充電電流から所定の電流を各セルC1〜Cnの電
圧に応じた時間だけ低減させる容量調整装置A1〜An
を設けたものである。 (7)図6に対応付けて説明すると、請求項7の発明
は、請求項6に記載の充電装置において、セル電圧が所
定電圧Vh以上の場合の低減時間を、セル電圧が所定電
圧Vhより低い場合の低減時間より長くしたものであ
る。
【0007】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明を分かり易くするために発明の実施の形態
の図を用いたが、これにより本発明が発明の実施の形態
に限定されるものではない。
【0008】
【発明の効果】(1)請求項1および請求項3の発明に
よれば、所定電圧値より低いセルにおけるセル電圧と充
電目標セル電圧との差に応じて前記充電電流を減少させ
るようにしたので、各セル間の充電状態のバラツキを効
率よく低減させることができる。 (2)請求項2および請求項4〜7の発明によれば、上
述した請求項1および請求項3の発明の効果に加えて、
各セルの充電電流から各セルの電圧に応じた値の電流を
低減させるようにしたことにより、各セル間の充電状態
のバラツキをさらに低減させることができ、充電終了時
にはセル電圧がほぼ均等になる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本発明による充電装置の一実
施の形態を示す図であり、充電装置の構成を示す図であ
る。二次電池1は、セルC1〜Cnを直列接続したもの
である。各セルには、抵抗7とトランジスタ8とで構成
される容量調整回路A1〜An、および各セルC1〜C
nのセル電圧Vc1〜Vcnを検出する電圧検出回路B1〜
Bnがそれぞれ設けられている。各容量調整回路A1〜
Anのトランジスタ8は、コントローラ4からの信号に
よりオン・オフされる。コントローラ4には、電圧検出
回路B1〜Bnで検出された各セルC1〜Cnのセル電
圧Vcy(y=1,2,…,n)が入力される。
【0010】コントローラ4からの信号により容量調整
回路A1のトランジスタ8をオンすると、セルC1の充
電電流の一部が容量調整回路A1にバイパスされる。そ
の結果、セルC1に流れる充電電流が減少し、バイパス
されない場合に比べて単位時間当たりの充電量が低下す
る。他の容量調整回路A2〜Anについても同様であ
る。容量調整の詳細については後述する。
【0011】二次電池1にはリレースイッチ5を介して
充電器6が接続されている。充電器6はCPU等を内蔵
しており、コントローラ4から二次電池1の状態に応じ
た制御情報を受けて、その制御情報に基づいて充電電流
の制御を行う。リレースイッチ5のオン・オフはコント
ローラ4により行われ、充電を行う際にはオンとされ、
充電が終了するとオフとされる。2は二次電池1の温度
を検出する温度センサである。充電電流は電流センサ9
により検出され、二次電池1の端子間電圧は総電圧検出
センサ3により検出される。
【0012】図2は本実施の形態の充電装置による充電
パターンを示す図であり、充電前期では一定の電流値で
充電を行う定電流充電が行われ、充電後期では多段定電
流充電と呼ばれる方式で二次電池1の充電が行われる。
図2において、横軸は時間tを、縦軸は二次電池1の電
圧Vおよび充電電流Iを表している。図2では、充電中
に検出される二次電池1の電圧Vと充電電流Iの変化を
示している。充電開始後、充電電流がIに達したなら
ば定電流充電に移行する。
【0013】定電流充電に移行した後に、二次電池1を
構成するセルのセル電圧が後述する充電目標電圧Vfに
達したならば、多段定電流充電に移行する。多段定電流
充電に移行したならば充電電流IをΔIsだけ下げて、一
定の電流値I−ΔIsで充電を行う。なお、電流値の下
げ幅ΔIsの詳細については後述する。その後、セル電圧
Vが充電目標電圧Vfに達する度に充電電流IをΔIsだ
け下げて同様の充電を行う。そして、ΔIsだけ下げたと
きの電流値が充電終了電流値Iendよりも小さくなった
ならば、多段定電流充電を停止して一連の充電作業を終
了する。
【0014】次に、図3,図4のフローチャートを用い
て充電動作を説明する。これらのフローチャートは、コ
ントローラ4で実行される充電動作プログラムの処理手
順を示したものである。ステップS101では、二次電
池1を充電しても良いか否かを判定する。ここでは、温
度センサ2で検出される電池温度と、総電圧検出センサ
3により検出される二次電池1の開放電圧とから充電可
能か充電不可かが判定される。例えば、電池使用直後で
電池温度が所定範囲よりも高い場合には、充電不可と判
定される。充電可と判定されるとステップS102へ進
み、充電不可と判定されると充電を行わずにステップS
117に進む。
【0015】ステップS102では、電圧検出回路B1
〜Bnにより各セルC1〜Cnのセル電圧Vcyをそれぞ
れ検出する。一般的に、セルの劣化の程度などによりセ
ルC1〜Cnの各セル電圧Vcyにはバラツキがある。そ
のため、充電の際に各セルの容量調整が行われる。ステ
ップS103では、容量調整に関する設定を行う。一例
としては、後述する図6に示すように、セル電圧Vcyが
充電目標電圧Vfを上限とする所定電圧範囲H内のとき
には容量調整回路A1〜Anのトランジスタ8をオンし
て容量調整を行い、セル電圧Vcyが所定電圧範囲Hより
低い場合にはトランジスタ8をオフして容量調整を行わ
ない。
【0016】例えば、図5に示す例では、セルC1およ
びセルCnのセル電圧Vc1,Vcnが所定電圧範囲H内に
あり、それぞれ容量調整回路A1,Anのトランジスタ
8がオンされて電流iがバイパスされている。このとき
のバイパス電流iは抵抗7の抵抗値により決まる。
【0017】その後、ステップS104でリレースイッ
チ5をオンさせた後に、ステップS105において充電
を開始する。充電開始後、二次電池1の電圧Vおよび充
電電流Iは図2に示すように上昇する。ステップS10
6では二次電池1の充電電流Iが定電流充電を開始する
所定電流値Iとなったか否かを判定し、I=Iと判
定されるとステップS107に進んで定電流充電を開始
する。
【0018】ステップS108では、各セルC1〜Cn
のセル電圧Vcyを検出する。ステップS109では、複
数のセルC1〜Cnの内で最大のセル電圧を有するもの
が図2の充電目標電圧Vfに達したか否かを判定する。
ステップS109においてYESと判定されるとステッ
プS110へ進み、NOと判定されるとステップS11
9へと進む。ステップS119では多段充電フラグがセ
ットされているか否かを判定し、YESと判定されると
ステップS116へ進み、NOと判定されるとステップ
S108へ戻る。ステップS110では、ステップS1
08で検出された複数のセル電圧Vcyのなかに、充電目
標電圧Vfを上限とする所定電圧範囲Hより低いセル電
圧があるか否かを判定する。ステップS110において
YESと判定されるとステップS111へ進み、NOと
判定されるとステップS120へ進む。
【0019】図6はセル電圧分布を模式的に示したもの
であり、横軸はセル電圧を、縦軸はセル数をそれぞれ表
しており、各丸印はセルを表している。図6(a)は、
最大セル電圧を有するセルC1のセル電圧Vc1が充電目
標電圧Vfになったときの分布を示したものである。図
6(a)に示す例では、セル電圧がセルC1、セルC2
の順に小さくなっている。所定電圧範囲HはVh以上V
f以下の範囲であり、セルC1のセル電圧Vc1(=V
f)は所定電圧範囲H内であるが、その他のセルのセル
電圧Vcy(y=3,4,…,n)は所定電圧範囲Hより
低い。すなわち、図6(a)の状態である場合には、ス
テップS110においてYESと判定されてステップS
111へ進む。
【0020】ステップS111では、セルC1のセル電
圧Vfと、所定電圧範囲Hより低いセル電圧の内の最大
の電圧Vcmax(セルC2のセル電圧)との差ΔV(=V
f−Vcmax)を算出する。ステップS112では、ステ
ップS111で算出したΔVと、コントローラ4におい
て算出されるセルの内部抵抗Rとから、式(1)により
充電電流低減値ΔIsを算出する。
【数1】ΔIs=ΔV/R …(1)
【0021】ここで、内部抵抗Rの算出方法について説
明する。図7は二次電池1のI−V特性を示す図であ
る。Vは二次電池1の開放電圧であるが、放電電流I
d(>0)が流れると内部抵抗Rの影響で端子電圧はV
dと低下する。逆に、充電電流Ic(<0)が流れる
と、内部抵抗Rの影響で端子電圧はVcyと上昇する。そ
して、この内部抵抗Rは、放電時に検出される電流値I
dおよび端子電圧Vdと充電時に検出される電流値Ic
および端子電圧Vcとから、式(2)により算出され
る。
【数2】 R=(Vc−Vd)/(Id−Ic) …(2)
【0022】図4に戻って、ステップS113では、図
2に示すように充電電流値IをIからI−ΔIsへ
と減少させる。このときの電流値の下げ幅は、ステップ
S112で算出されたΔIsである。図7のI−V特性
からも分かるように、充電電流を減少させると各セルの
セル電圧Vcyはそれぞれ減少する。図6(b)は、図6
(a)の状態から充電電流値をΔIsだけ減少させたと
きの分布を示したものであり、図6(a)の場合と比較
して分布が図示左側にずれている。次いで、ステップS
114では、多段充電フラグをセットする。すなわち、
充電電流値IをI−ΔIsへと減少させた時点か
ら、多段定電流充電に移行する。
【0023】ステップS115では容量調整の再設定が
行われる。例えば、充電電流をI−ΔIsに減少させ
る前の状態が図6(c)の状態の場合には、所定電圧範
囲H内にあるセルC1およびセルC2に関しては容量調
整回路A1,A2のトランジスタ8をオンして電流をバ
イパスさせる。一方、所定電圧範囲H内より低いセル電
圧のセル、すなわち、所定電圧範囲Hよりも図示左側に
あるセルに関しては、各容量調整回路Aのトランジスタ
8をオフにして電流をバイパスさせないようにする。
【0024】ステップS116では、充電電流値Iが充
電終了電流値Iend以下であるか否かを判定し、YES
と判定されるとステップS117へ進み、NOと判定さ
れるとステップS108へ戻る。すなわち、充電電流I
が充電終了電流値Iend以下となるまでは、ステップS
108からステップS116までの処理が繰り返し実行
され、任意のセルのセル電圧が充電目標電圧Vfに達す
る度に充電電流Iが下げ幅ΔIsだけ減少される。
【0025】図6(c)は、図6(b)の状態から充電
電流I−ΔIsで充電を行い、セルC1のセル電圧が
Vfに達したときの図である。このとき、セルC2のセ
ル電圧Vcyは所定電圧範囲H内にあり、所定電圧範囲H
よりセル電圧が小さく、かつ、最大のセル電圧を有する
ものはセルC3,C4である。この場合には、セルC
3,C4の電圧をVcmaxとしてΔVを算出し、このΔV
に基づいて充電電流の下げ幅ΔIsを算出する。そのた
め、図6の(a)の場合のΔIsと、(c)の場合のΔ
Isとは異なっており、よりバラツキの大きい(a)の
方がΔIsが大きい。
【0026】このような多段定電流充電を行うと、多段
定電流充電移行当初のセル電圧が図6(a)のように大
きくばらついていても次第にバラツキが小さくる。そし
て、図8に示すように各セルC1〜Cnのセル電圧Vcy
の全てが所定電圧範囲H内に収まると、図4のステップ
110でNOと判定されてステップS120へと進む。
ステップS120では充電電流をΔIsだけ減少し、
その後、ステップS114へ進む。すなわち、図8に示
すようにセル電圧のバラツキが小さくなった場合には、
従来の多段定電流充電と同様に充電電流の下げ幅を予め
定められた一定値ΔIsとする。
【0027】このような多段充電を行って、充電電流I
が充電終了電流値Iend以下となったならば、ステップ
S116からステップS117へ進んで多段充電フラグ
をリセットした後に充電を終了する。その後、ステップ
S118へ進んで図1のスイッチ5をオフにして一連の
充電作業を終了する。
【0028】《容量調整方法の変形例》上述した実施の
形態では、充電電流を減少させた際のセル電圧Vcyが所
定電圧範囲H内であるか否かによって、容量調整回路A
1〜Anによる調整を行うか否かを決めるようにした。
容量調整方法としては、上述した方法に限らず様々な方
法があるが、以下では容量調整方法の変形例について説
明する。
【0029】[変形例1]変形例1の容量調整方法で
は、セル電圧Vcyが所定電圧範囲H内であるセルに対し
ては、セル電圧が所定電圧範囲Hより低いセルよりもバ
イパスされる電流を多くする。例えば、図6(a)のよ
うな場合には、セルC1およびC2に関するバイパス電
流をそれぞれi1,i2としたときに、トランジスタ8のベ
ース電流を調整することによりバイパス電流i1をバイパ
ス電流i2の2倍に設定する。すなわち、充電電流の下げ
幅ΔIsとバイパス電流i1,i2とにより、セルC1およ
びC2の充電電流I1,I2は次式(3)のようにな
る。セルC2に限らず、図6(a)の所定電圧範囲Hよ
り低いセルについては、全て充電電流I2に設定する。
なお、図4のステップS110からステップS120へ
進んだ場合には、下げ幅ΔIsはΔIsで置き換えら
れる。
【数3】 I1=I−ΔIs−2×i2 I2=I−ΔIs−i2 …(3)
【0030】[変形例2]バイパス電流の大きさを、セ
ル電圧Vcyの大きさに応じて設定する。例えば、各セル
電圧Vcyの中で最も電圧値の小さなものをVcminとした
ときに、セル電圧Vcyと電圧Vcminとの差(Vcy−Vcm
in)に比例するようにバイパス電流値を設定する。この
ときの比例定数をkとすれば、各セルの充電電流Iは次
式(4)のようになる。
【数4】 I=I−ΔIs−k×(Vcy−Vcmin) …(4)
【0031】[変形例3]容量調整回路A1〜Anを流
れるバイパス電流のオン・オフは、スイッチング素子で
あるトランジスタ8のオン・オフ動作により制御され
る。変形例3では、このスイッチングオンデューティ比
をセル電圧Vcyに応じて設定することにより、各セルの
容量調整を行う。すなわち図3,4のステップS103
およびステップS115における容量調整の設定では、
このデューティ比の設定を行う。
【0032】図9は、ステップS103およびステップ
S115におけるデューティ比の設定の詳細手順を示す
フローチャートである。ステップS201では、二次電
池1を構成する各セルC1〜Cnのセル電圧Vcyを検出
する。ステップS202では、ステップS201で検出
されたセル電圧Vcyにおいて、充電目標電圧Vfを上限
とする所定電圧範囲Hよりも低いセル電圧の内で最大の
セル電圧Vcmaxと最小のセル電圧Vcminとを求める。ス
テップS203では、図10に示すセル電圧−充電容量
特性(V−Ah特性)を用いて、最大セル電圧Vcminに
対応する充電容量CAPMIN(Ah)、および最大セル電圧
Vcmaxに対応する充電容量CAPMAX(Ah)を求める。
【0033】図10において、特性曲線L0はセルの初
期特性を表しており、特性曲線Lは電池劣化時の特性を
表している。初期特性L0は、コントローラ4(図1参
照)の記憶部(不図示)に予め記憶されている。充電容
量CAPMIN,CAPMAXを求める際には、まず、初期特性L0
を用いてセル電圧がVcminおよびVcmaxのときの充電容
量CMIN,CMAXを算出する。この算出された充電容量CMI
N,CMAXを次式(5),(6)のように容量劣化係数α
で補正することにより、充電容量CAPMIN,CAPMAXが得ら
れる。
【数5】 CAPMIN=CMIN×α …(5) CAPMAX=CMAX×α …(6)
【0034】容量劣化係数αは、車両走行中にコントロ
ーラ4において算出される。具体的な算出方法は後述す
る。次いで、図9のステップS204では、CAPMAXとCA
PMINとの差の絶対値DCAPを算出する。ステップS205
では、各セル電圧Vcyに対する劣化補正後の充電容量CA
PCLy(y=1,2,…,n)をそれぞれ算出する。ステ
ップS206では、容量調整時におけるスイッチングオ
ンデューティ比ONDUTYy(%)を次式(7)により算出
する。
【数6】 ONDUTYy={(CAPCLy−CAPMIN)/DCAP}×0.50×100 …(7)
【0035】続くステップS207では、所定電圧範囲
H内のセルに対するスイッチングオンデューティ比ONDU
TYy(%)を、全て100%に設定する。このようにし
てデューティ比設定に関する一連の処理が終了する。そ
して、充電の際には、このデューティ比設定に基づいて
充電電流のバイパス処理が行われる。
【0036】上述した変形例3では、セル電圧Vcmin〜
Vcmaxのセルに対して0〜50%のデューティ比を、所
定電圧範囲H内のセルに対して100%のデューティ比
を割り付け、セル電圧の低いセルほどより大きな電流で
充電するようにしてセル電圧のバラツキ低減が効果的に
行われるようにした。なお、セル電圧Vcmin〜Vcmaxの
セルに対して一律で50%のデューティ比を割り付ける
ようにしても良い。このように一律50%のデューティ
比を割り付けた場合は、変形例1のように所定電圧範囲
H内のセルのバイパス電流を2×i2に、所定電圧範囲H
外のセルのバイパス電流をi2に設定する場合と同じ結果
となる。
【0037】(容量劣化係数αの算出方法)ここでは、
上述した容量劣化係数αの算出方法について説明する。
算出方法としては特開2000−261901号公報等
に開示されているような方法があるが、ここでは算出方
法の概略について説明する。図11(a)は放電電気量
の異なる二次電池の放電IV特性を示した図である。直
線f10は放電電気量Ah=0のとき、すなわちSOC=1
00%(満充電時)の場合を表しており、直線f11,f
12,f13の場合の放電電気量Ahは順にAh1,Ah2,Ah3
(ただし、Ah1<Ah2<Ah3)である。すなわち、放電電
気量Ahが0→Ah1→Ah2→Ah3と大きくなるにつれてIV
特性はf10→f11→f12→f13と変化し、そのときの推
定開放電圧もE0→E1→E2→E3と変化する。
【0038】図11(b)は放電電気量Ahと開放電圧E
との関係を示す図であり、リチウムイオン電池の初期電
池特性と劣化時特性について示したものである。ところ
で、容量劣化係数αは次式(8)のように二次電池の劣
化時電池容量Cdと初期電池容量C0との比で表すことが
できる。なお、電池容量は、SOC=100%のときの充
電容量のことである。
【数7】α=Cd/C0 …(8)ここで、開放電圧が予
め定めた放電容量規定電圧Veになるまでの放電電気量
Ahを二次電池の電池容量Cとすると、電池容量C0,Cd
は直線E=Veと初期特性曲線および劣化時特性曲線との
交点における放電電気量で表せる。
【0039】図11(b)において黒丸は電池初期時の
データ(Ah,E)を、白丸は劣化時のデータ(Ah,E)
をそれぞれ示しており、f20は初期時データから一次回
帰演算により得られる回帰直線で、f21は劣化時データ
から得られる回帰直線である。なお、一次以上の回帰演
算を行えばより電池特性に近い回帰曲線が得られるが、
リチウムイオン電池の場合には、開放電圧Eが著しく減
少する放電末期(放電電気量Ahが大きい領域)を除いて
一次回帰演算により電池特性を精度良く求めることがで
きる。そのため、回帰直線f20,f21と直線E=Veとの
交点における放電電気量Ah0、Ahdを電池容量C0,Cdと
して用いることができる。
【0040】ところで、これらの回帰直線f20,f21は
次式(9)によって表される。Kは特性直線の傾き、Vf
は特性直線の電圧切片であり、回帰直線f20の傾きはK
0、回帰直線f21の傾きはKdである。図11(b)の回
帰直線f20,f21から分かるように、Ah0/Ahd=K0/
Kdを満たしている。すなわち、容量劣化係数αは次式
(10)により求まる。
【数8】 E=Vf−Ah・K …(9) α=Ah0/Ahd=K0/Kd …(10)
【0041】上述した実施の形態の充電装置は以下のよ
うな効果を奏する。多段定電流充電において、任意のセ
ルのセル電圧が充電目標電圧Vfに達したときの充電電
流低減値ΔIsを、充電目標電圧Vfと所定電圧範囲H
より低いセル電圧の内の最大の電圧Vcmaxとの差ΔV=
Vf−Vcmaxに比例するように設定した。その結果、従
来のように充電電流を一定の低減値ΔIs0で低減する場
合に比べて、セル電圧のバラツキを速やかに低減するこ
とができる。
【0042】図12はバラツキ低減効果を定性的に示し
たものである。図12は、多段定電流充電の際のセルC
1およびセルC2のセル電圧および充電電流の変化を示
したものであり、破線矢印は充電電流低減値が一定な従
来の場合の変化を示し、実線矢印は本実施の形態の場合
の変化を示している。図12に示す例では、充電電流低
減値ΔIsが従来の低減値ΔIs0の2倍であった場合を
示している。
【0043】従来の場合、定電流充電(電流値I)に
よりセルC1のセル電圧が充電目標電圧Vfに達する
と、電流値がΔIs0だけ低減され、セルC1,C2の状
態はIV特性直線上を左方向に移動する。そして、電流
値I−ΔIs0の充電によりセルC1のセル電圧が再び充
電目標電圧Vfに達すると、電流値がΔIs0だけ低減さ
れる。その後、電流値I−2×ΔIs0で充電が行われ
る。なお、セル電圧VcとSOC(または充電容量)との
間には図13に示すような関係があり、同一のSOC変化
ΔSに対して、SOCが大きい場合のセル電圧変化ΔV
c’よりも小さい場合のセル電圧変化ΔVcの方が大き
い。そのため、図12のセルC2のセル電圧はセルC1
よりも低いので、電流値I−ΔIs0およびI−2×ΔI
s0での充電では、セルC2の電圧上昇の方がセルC1の
電圧上昇よりも大きくなる。
【0044】一方、本実施の形態では、電流値Iの充
電でセルC1のセル電圧が充電目標電圧Vfに達する
と、充電電流値をΔIs(=2×ΔIs0)だけ低減させ
る。そして、電流値I−2×ΔIs0でセル1が充電目標
電圧Vfに達するまで充電される。この場合、1段階で
2×ΔIs0だけ充電電流が低減されるため充電時間がよ
り長くなり、セルC2のセル電圧上昇は従来の場合の2
段階のセル電圧上昇に比べて大きくなる。その結果、セ
ルC1が再び充電目標電圧Vfとなった時の電圧バラツ
キΔは従来のバラツキΔ’より小さくなる。
【0045】二つ目の効果としては、容量調整を目的と
して充電電流を容量調整回路A1〜Anにバイパスさせ
る際に、所定電圧範囲H内のセルよりも範囲外のセルの
方のバイパス電流値やバイパス時のスイッチングオンデ
ューティ比を小さくしたので、バイパス電流を一定とし
た場合に比べて容量調整によるバラツキ低減効果をより
向上させることができる。
【0046】図14は容量調整効果を説明する図であ
り、(a)はセル電圧に応じてバイパス電流を設定した
場合を、(b)はセル電圧の大きさにかかわらずバイパ
ス電流が一定の場合を示す。図14の(a),(b)の
左側はそれぞれ充電開始前のセル電圧分布を示し、右側
は充電を途中で中断した時のセル電圧分布を示す。上述
した実施の形態では充電と容量調整とが同時に行われた
が、充電と容量調整とを別個に考えると、容量調整はバ
イパス電流による放電と考えることができる。すなわ
ち、容量調整では、各セル電圧が調整目標電圧となるよ
うに放電によってセル電圧を下げるという動作を行う。
図14では容量調整によってセル電圧が図の左方向に移
動する。
【0047】図14(b)のようにバイパス電流が一定
の場合には、だんだんと左側に分布が移動する。そのた
め、充電を途中で停止すると、セル電圧分布は調整目標
電圧の方に移動するが、バラツキ(分布の間隔)はそれ
ほど改善されない。一方、図14(a)の場合には、セ
ル電圧の大きなセルの方がバイパス電流が大きいので、
セル電圧の大きい方が容量調整による左側への移動が大
きい。その結果、分布の間隔も狭まり全体的にバラツキ
が改善される。
【0048】なお、上述した実施の形態では、充電と容
量調整に関する放電とを同時に行ったが、充電と放電と
を別個に行っても良い。また、ΔVとして充電目標電圧
Vfと所定電圧範囲Hより低いセル電圧のなかの最大の
電圧Vcmaxとの差を用いたが、充電目標電圧Vfと所定
電圧範囲Hより低いセル電圧のいずれかとの差をΔVと
しても良い。
【0049】以上説明した実施の形態と特許請求の範囲
の要素との対応において、電圧検出回路B1〜Bnはセ
ル電圧検出装置を、コントローラ4は判定装置および充
電電流低減装置を、バイパス電流i2は第1の低減電流
を、バイパス電流i1は第2の低減電流をそれぞれ構成す
る。
【0050】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による充電装置の一実施の形態を示す図
であり、充電装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の充電装置による充電パターンを
示す図である。
【図3】充電動作を説明するフローチャートである。
【図4】図3に続く処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】図1の一部を示すブロック図である。
【図6】セル電圧分布の模式図であり、(a)〜(c)
の順に充電動作が進む。
【図7】二次電池1のI−V特性を示す図である。
【図8】充電終期のセル電圧分布を示す図である。
【図9】デューティ比設定の詳細手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】セルのセル電圧−充電容量特性を示す図であ
る。
【図11】容量劣化係数αを説明する図であり、(a)
は放電電気量の異なる放電IV特性を示す図、(b)は
二次電池の放電電気量Ahと開放電圧Eとの関係を示す
図。
【図12】バラツキ低減効果を定性的に示す図である。
【図13】セルのセル電圧VcとSOC(または充電容
量)との関係を示す図である。
【図14】容量調整効果を説明する図であり、(a)は
セル電圧に応じてバイパス電流を設定した場合を、
(b)はセル電圧の大きさにかかわらずバイパス電流が
一定の場合を示す。
【符号の説明】
1 二次電池 2 温度センサ 3 総電圧検出センサ 4 コントローラ 5 リレースイッチ 6 充電器 9 電流センサ A1〜An 容量調整回路 B1〜Bn セル電圧検出回路 C1〜Cn セル Vf 充電目標電圧 α 容量劣化係数

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルで構成される二次電池を、充
    電の進行にしたがって充電電流が段階的に減少するよう
    に充電する充電方法において、 前記二次電池を構成する任意のセルのセル電圧が充電目
    標セル電圧に達する度に、所定電圧値より低いセルにお
    けるセル電圧と充電目標セル電圧との差に応じて前記充
    電電流を段階的に減少させるようにしたことを特徴とす
    る充電方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の充電方法において、 前記各セルの充電電流から前記各セルの電圧に応じた値
    の電流を低減させて、前記各セルの充電状態が均一とな
    るように調整することを特徴とする充電方法。
  3. 【請求項3】 複数のセルで構成される二次電池を、充
    電の進行にしたがって充電電流が段階的に減少するよう
    に充電する充電装置において、 前記セルのセル電圧を各々検出するセル電圧検出装置
    と、 前記セル電圧検出装置により検出されたセル電圧のいず
    れかが充電目標セル電圧に達したか否かを判定する判定
    装置と、 前記判定装置によりセル電圧のいずれかが充電目標セル
    電圧に達したと判定されると、所定電圧値より低いセル
    におけるセル電圧と前記充電目標セル電圧との差に応じ
    て前記充電電流を減少させる充電電流低減装置とを備え
    ることを特徴とする充電装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の充電装置において、 前記各セルの充電電流から前記各セルの電圧に応じた値
    の電流を低減させる容量調整装置を設けたことを特徴と
    する充電装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の充電装置において、 セル電圧が前記所定電圧より低い場合には前記容量調整
    装置により低減させる電流を第1の低減電流値に設定
    し、セル電圧が前記所定電圧以上の場合には前記容量調
    整装置により低減させる電流を前記第1の低減電流値よ
    り大きな第2の低減電流値に設定したことを特徴とする
    充電装置。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の充電装置において、 前記各セルの充電電流から所定の電流を前記各セルの電
    圧に応じた時間だけ低減させる容量調整装置を設けたこ
    とを特徴とする充電装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の充電装置において、 セル電圧が前記所定電圧以上の場合の低減時間を、セル
    電圧が前記所定電圧より低い場合の低減時間より長くし
    たことを特徴とする充電装置。
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