JP4196210B2 - 組電池の充放電制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組電池の充放電を制御する装置に関し、特に、セル間の電圧バラツキに基づいて、最大充放電量を制御する装置に関する。
従来、組電池を構成する各セルの電圧バラツキを検出し、検出した電圧バラツキに基づいて、組電池の最大充放電電力を補正する装置が知られている(特許文献1参照)。
特開平9−312939号公報
しかしながら、従来の装置では、セルコントローラによって、各セルの電圧を検出し、検出した電圧に基づいて、各セル間の電圧バラツキを演算しているので、電圧バラツキを求める際の演算量、すなわち、最大充放電電力を補正するための演算量が多くなるという問題があった。
本発明による組電池の充放電制御装置は、電圧比較手段から、各セルの電圧と複数のしきい値電圧とを比較した結果に応じた信号が出力されると、出力された信号に基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗値を算出し、算出した内部抵抗値に基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧を算出し、算出した電圧値に基づいて、組電池の最大充電量および最大放電量のうちの少なくとも一方を制限することを特徴とする。
本発明による組電池の充放電制御装置によれば、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗値を算出して、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧を算出し、算出した電圧値に基づいて、組電池の最大充電量および最大放電量のうちの少なくとも一方を制限するので、各セルの電圧を検出する構成を必要としない簡易な構成によって、電圧バラツキに応じた最大充放電量を求めることができる。
−第1の実施の形態−
図1は、本発明による組電池の充放電制御装置の第1の実施の形態における構成を示す図である。以下では、組電池の充放電制御装置をハイブリッド自動車に搭載して使用する例について説明する。組電池1は、複数のセルs1〜snを直列に接続して構成される。インバータ4は、組電池1の直流電力を交流電力に変換して、モータ5に印加する。また、モータ5の回生運転時には、回生運転によって発電される交流電力を直流電力に変換して、組電池1に供給する。
容量調整回路A1〜Anは、各セルs1〜snに対応して設けられている。容量調整回路A1〜Anは、バイパス抵抗R1〜Rnと、スイッチSW1〜SWnと、コンパレータC1〜Cnとを備える。以下では、容量調整回路A1の構成および動作について説明する。容量調整回路A1は、コンパレータC1と、直列に接続されているバイパス抵抗R1およびスイッチSW1とを備えている。コンパレータC1は、セルs1の電圧V1と、所定のバイパス作動電圧Vbpsとを比較し、セル電圧V1がバイパス作動電圧Vbpsを越えると、スイッチSW1をオンにする信号を出力する。スイッチSW1がオンすると、セルs1から、バイパス抵抗R1を介して、電流(バイパス電流)が流れる。
詳しい説明は省略するが、他の容量調整回路A2〜Anの構成および動作についても同様である。従って、各セルの電圧V1〜Vnがバイパス作動電圧Vbpsより高くなるように組電池1を充電すれば、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsと等しくなるように、容量調整を行うことができる。
電圧センサ2は、組電池1の総電圧値を検出して、コントロールユニット10に出力する。電流センサ3は、組電池1の充放電電流を検出して、コントロールユニット10に出力する。
比較回路部B1〜Bnは、各セルs1〜snとそれぞれ並列に接続されている。比較回路部B1〜Bnは、コンパレータを備え、対応するセルs1〜snの電圧V1〜Vnと、所定のしきい値電圧とを比較し、比較結果に応じた信号をコントロールユニット10に出力する。所定のしきい値電圧は、後述するように、VLj,VLm,VLnおよびVLkの4つが設定されている(VLj>VLm>VLn>VLk)。例えば、セル電圧と所定のしきい値電圧VLmとを比較し、セル電圧がしきい値電圧VLmより小さい場合には、しきい値電圧信号mをコントロールユニット10に出力する。しきい値電圧VLj,VLm,VLnおよびVLkについては、後述する。なお、比較回路部B1〜Bnは、アナログ回路により構成されており、セル電圧を検出して、しきい値電圧と比較するような処理は行わない。
コントロールユニット10には、キースイッチ20が接続されており、キースイッチ20がオンされることにより、コントロールユニット10に電源が供給される。コントロールユニット10は、比較回路部B1〜Bnから入力される信号、電圧センサ2により検出される組電池1の総電圧、および、電流センサ3により検出される電流値に基づいて、組電池1の充電および放電を制御する。組電池1の充放電制御の詳しい方法は、後述する。コントロールユニット10には、また、EEPROM30が接続されている。EEPROM30は、後述するように、キースイッチ20がオフされた時に、電圧センサ2により検出される組電池1の総電圧値を記憶する。
第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置では、まず、比較回路部B1〜Bnから出力される信号、および、信号が出力された時に、電流センサ3によって検出される電流値に基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗Rmaxを求める。次に、内部抵抗Rmaxに基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧値Vcを算出し、算出した電圧値Vcに基づいて、組電池1が過充電状態とならないように組電池1の充電量を制限するとともに、組電池1が過放電状態とならないように、組電池の放電量を制限する。
図2および図3は、第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置により行われる処理内容を示すフローチャートである。キースイッチ20がオンされると、コントロールユニット10によって、ステップS10の処理が開始される。ステップS10では、電圧センサ2によって、組電池1の総電圧Vを検出するとともに、電流センサ3により、組電池1の充放電電流Iを検出し、組電池1のV−I特性をサンプリングする。
ステップS10に続くステップS20では、ステップS10で求めたV−I特性のサンプリング結果に基づいて、直線回帰演算を行う。V−I特性の直線回帰演算を行うと、ステップS30に進む。ステップS30では、ステップS20で行った直線回帰演算の結果に基づいて、組電池1の最大充電量および最大放電量を演算する。最大充電量とは、組電池1が充電できる最大量のことであり、最大放電量とは、組電池1が放電できる最大量のことである。
図4は、ステップS20で行った直線回帰演算により得られた直線を示す図である。図4の横軸は、組電池1の充放電電流値であり、縦軸は、組電池1の総電圧値である。また、回帰直線の傾きは、組電池の内部抵抗Rを表す。ここで、回帰直線は、次式(1)にて表すことができる。ただし、E0は、組電池1の開放電圧である。
V=E0−I・R (1)
回帰直線と、充電時の許容最大電圧Vmaxとの交点Aの電流ICmaxは充電許容値を与え、交点Aでは、次式(2)が成立する。
Vmax=E0−ICmax・R (2)
同様に、回帰直線と、放電時の放電終始電圧Vminとの交点Bの電流IDmaxは放電許容値を与え、交点Bでは、次式(3)が成立する。
Vmin=E0−IDmax・R (3)
最大充電電力PCは、式(2)より、次式(4)で表される。
PC=Vmax・ICmax=Vmax・(E0−Vmax)/R (4)
また、最大放電電力PDは、式(3)より、次式(5)で表される。
PD=Vmin・IDmax=Vmin・(E0−Vmin)/R (5)
ステップS30において、最大充電電力PCおよび最大放電電力PDを算出すると、ステップS40に進む。ステップS40では、電流センサ3により検出される充放電電流値の絶対値が所定の電流しきい値以下の状態において、比較回路部B1〜Bnのうち、いずれか一つの比較回路部から、しきい値電圧信号mが出力されたか否かを判定する。所定の電流しきい値は、組電池1が充放電を行っていないと近似的にみなせるほどの小さい値である。
比較回路部B1〜Bnは、対応するセルの電圧が所定のしきい値電圧VLmより小さい値の場合に、しきい値電圧信号mを出力する。所定のしきい値電圧VLmは、電圧バラツキの大きいセルを検知するために、予め設定しておく。例えば、車両のキースイッチ20のオフ時のように、組電池1に負荷がかかっていない状態の組電池1の総電圧値のうち、最も頻度の高い総電圧値(例えば、組電池1のSOCが50%の時の電圧値)に基づいて、セルの平均電圧Vaveを求め、求めた平均電圧Vaveから、電圧バラツキを検知したい値を引いた電圧値を、しきい値電圧VLmとして設定しておく。
ステップS40において、いずれか一つの比較回路部B1〜Bnから、しきい値電圧信号mが出力されたと判定すると、ステップS50に進み、しきい値電圧信号mが出力されていないと判定すると、ステップS10に戻る。ステップS50では、電圧バラツキの大きいセルの電圧バラツキの大きさΔVcを、次式(6)より演算する。
ΔVc=Vave−VLm (6)
なお、セルの平均電圧Vaveは、電圧センサ2により検出される組電池1の総電圧をセル数nで除算することにより求める。
ステップS50に続くステップS60では、電圧バラツキの大きいセルの内部抵抗Rmaxを推定する。内部抵抗Rmaxの推定方法について説明する。まず、放電中に、比較回路部B1〜Bnから、しきい値電圧信号m、および、しきい値電圧信号nが出力された時に、電流センサ3によりそれぞれ検出される電流値ImおよびInを取得する。比較回路部B1〜Bnは、対応するセルの電圧が所定のしきい値電圧VLnより小さい値の場合に、しきい値電圧信号nを出力する。このしきい値電圧VLnは、しきい値電圧VLmとは別の値であり、後述する直線回帰演算を精度良く行うための電圧値に予め設定しておく。
次に、(VLm,Im)および(VLn,In)の電圧値および電流値に基づいて、直線回帰演算を行い、求めた直線の傾きから、内部抵抗Rmaxを求める。この内部抵抗Rmaxは、バラツキの最も大きいセルの内部抵抗である。内部抵抗Rmaxを求めると、ステップS70に進む。
ステップS70では、比較回路部B1〜Bnのうち、いずれか一つの比較回路部から、しきい値電圧信号jが出力されたか否かを判定する。比較回路部B1〜Bnは、対応するセルの電圧が所定のしきい値電圧(充電量制限開始しきい値電圧)VLjより大きい値の場合に、しきい値電圧信号jを出力する。所定のしきい値電圧VLjは、所定の過充電しきい値電圧より低い値であり、かつ、最大充電量の制限を開始する電圧に設定しておく。なお、過充電しきい値電圧は、セルの電圧が過充電しきい値電圧を超えると、過充電と判定される電圧である。いずれか一つの比較回路部からしきい値電圧信号jが出力されたと判定すると、充電電力の制限を開始するために、ステップS80に進み、しきい値電圧信号jが出力されていないと判定すると、図3に示すフローチャートのステップS110に進む。
ステップS80では、バラツキの大きいセルの電圧Vcを演算し、演算した電圧値Vcに基づいて、組電池1の充電可能量を算出する。充電可能量の算出方法について説明する。まず、電圧センサ2により検出される組電池の総電圧値をセル数nで除算することにより、セルの平均電圧Vaveを算出する。次に、電圧バラツキの大きいセルの電圧Vcを、次式(7)から求める。
Vc=Vave×(Rmax/Rave) (7)
ただし、Rmaxは、ステップS60で推定した内部抵抗値、Raveは、セルの内部抵抗の平均値であり、ステップS20で行った直線回帰演算により得られる直線の傾き、すなわち、セルの内部抵抗の平均値である。
続いて、次式(8)より、過充電余裕量Vosを求める。式(8)から明らかなように、過充電余裕量Vosは、所定の過充電しきい値電圧と、電圧バラツキの大きいセルとの差の電圧値である。
Vos=過充電しきい値電圧−Vc (8)
ここで、式(8)から求まる過充電余裕量Vosについて、次式(9)が成立する場合には、次式(10)で定めるVosを過充電余裕量Vosの値として設定する。
(過充電しきい値電圧−Vave)≦Vos (9)
Vos=過充電しきい値電圧−Vave (10)
続いて、式(8)または式(10)により求めた過充電余裕量Vosに基づいて、充電制限量(%)を求める。図5は、過充電余裕量Vosと、充電制限量(%)との関係を示す図である。図5に示すような過充電余裕量Vosと充電制限量(%)との関係を示すテーブルを予め実験などにより求めて、コントロールユニット10の図示しないメモリに格納しておき、このテーブルと、過充電余裕量Vosとに基づいて、充電制限量を求める。
最後に、ステップS30で求めた最大充電電力PCに、上述した充電制限量(%)を乗算することにより、充電可能量を求める。図5に示すように、過充電余裕量Vosが大きいほど、充電制限量の値は大きいので、過充電余裕量Vosが大きいほど、充電可能量は大きくなる。コントロールユニット10は、組電池1の充電を行う際に、充電量が上述した充電可能量を超えないように、組電池1の充電を制御する。充電可能量を求めると、ステップS90に進む。
ステップS90では、ステップS80で求めた充電余裕量Vosが0以下であるか否かを判定する。充電余裕量Vosが0以下であると判定するとステップS100に進み、0より大きいと判定すると、図3に示すフローチャートのステップS110に進む。ステップS100では、組電池1の充電を停止して、図3に示すフローチャートのステップS110に進む。
図3に示すフローチャートのステップS110では、比較回路部B1〜Bnのうち、いずれか一つの比較回路部から、しきい値電圧信号kが出力されたか否かを判定する。比較回路部B1〜Bnは、対応するセルの電圧が所定のしきい値電圧(放電量制限開始しきい値電圧)VLkより小さい値の場合に、しきい値電圧信号kを出力する。所定のしきい値電圧VLkは、所定の過放電しきい値電圧より高い値であり、かつ、最大放電量の制限を開始する電圧に設定しておく。なお、過放電しきい値電圧は、セルの電圧が過放電しきい値電圧を下回ると、過放電と判定される電圧である。いずれか一つの比較回路部からしきい値電圧信号kが出力されたと判定すると、放電電力の制限を開始するためにステップS120に進み、しきい値電圧信号kが出力されていないと判定すると、ステップS150に進む。
ステップS120では、バラツキの大きいセルの電圧Vcを演算し、演算した電圧値Vcに基づいて、放電可能量を算出する。放電可能量の算出方法について説明する。まず、電圧センサ2により検出される組電池の総電圧値をセル数nで除算することにより、セルの平均電圧Vaveを算出する。次に、上式(7)より、電圧バラツキの大きいセルの電圧Vcを求める。
続いて、次式(11)より、過放電余裕量Vlsを求める。
Vls=Vc−過放電しきい値電圧 (11)
ここで、式(11)から求まる過放電余裕量Vlsについて、次式(12)が成立する場合には、次式(13)で定めるVlsを過放電余裕量Vlsの値として設定する。
(Vave−過放電しきい値電圧)≦Vls (12)
Vls=Vave−過放電しきい値電圧 (13)
続いて、式(11)または式(13)により求めた過放電余裕量Vlsに基づいて、放電制限量(%)を求める。図6は、過放電余裕量Vlsと、放電制限量(%)との関係を示す図である。図6に示すような過放電余裕量Vlsと放電制限量(%)との関係を示すテーブルを予め実験などにより求めて、コントロールユニット10の図示しないメモリに格納しておき、このテーブルと、過放電余裕量Vlsとに基づいて、放電制限量を求める。
最後に、ステップS30で求めた最大放電電力PDに、上述した放電制限量(%)を乗算することにより、放電可能量を求める。図6に示すように、過放電余裕量Vlsが大きいほど、放電制限量の値は大きいので、過放電余裕量Vlsが大きいほど、放電可能量は大きくなる。コントロールユニット10は、組電池1の放電を行う際に、放電量が上述した放電可能量を超えないように、組電池1の放電を制御する。放電可能量を求めると、ステップS130に進む。
ステップS130では、ステップS120で求めた放電余裕量Vlsが0以下であるか否かを判定する。放電余裕量Vlsが0以下であると判定するとステップS140に進み、0より大きいと判定すると、ステップS150に進む。ステップS140では、組電池1の放電を停止して、ステップS150に進む。
ステップS150では、演算を終了するか否かを判定する。ここでは、ハイブリッド自動車のキースイッチ20がオフされると、演算を終了すると判定してステップS160に進む。一方、演算を終了しないと判定すると、図2に示すフローチャートのステップS10に戻る。ステップS160では、電圧センサ2により検出される組電池1の総電圧値を、EEPROM30に記憶して、図2および図3に示すフローチャートによる制御を終了する。
第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置による充放電制御の方法についてまとめておく。電圧センサ2により検出された組電池1の電圧および電流センサ3により検出された電流に基づいて、組電池1の最大充電量および最大放電量を算出する。比較回路部B1〜Bnは、複数のしきい値電圧を有しており、各セルの電圧と複数のしきい値電圧とを比較して、比較結果に応じた信号を出力する。コントロールユニット10は、いずれか一つの比較回路部B1〜Bnから、セル電圧が所定のしきい値電圧VLmより小さいセルが存在することを示す信号が出力された時に電流センサ3で検出された電流値Imおよびしきい値電圧VLmと、セル電圧が所定のしきい値電圧VLnより小さいセルが存在することを示す信号が出力された時に電流センサ3で検出された電流値Inおよびしきい値電圧VLnとに基づいて直線回帰演算を行うことにより、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗Rmaxを算出する。セルの平均電圧Vaveと、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗Rmaxと、セルの内部抵抗の平均値Raveとに基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcを算出し、算出した電圧Vcに基づいて、組電池1が過充電に至らないように最大充電量を制限するとともに、組電池1が過放電に至らないように最大充放電量を制限する。
これにより、各セルの電圧を検出するための構成を備えることなく、最大充電量および最大放電量を制限することができるので、簡易な回路構成により、組電池1が過充電および過放電に至ることを防ぐことができる。特に、比較回路部B1〜Bnから、セル電圧としきい値電圧との比較結果を示す信号が出力された時の電流値と、しきい値電圧とに基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗Rmaxを算出して、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcを算出することにより、最大充放電量を制限するので、最大充放電量を正確に求めることができる。すなわち、電圧バラツキの最も大きい(内部抵抗が最も大きい)セルは、充電時には他のセルより電圧値が高くなり、放電時には、他のセルより電圧値が低くなるので、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcを算出することにより、セルが過充電に至らない最大充電量、および、セルが過放電に至らない最大放電量を精度良く求めることができる。
また、第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置によれば、過充電しきい値電圧と、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcとの差が小さいほど、最大充電量を小さくするようにしたので、充電時に、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcが上昇するに従って、最大充電量を少しずつ制限していくことができる。また、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcと、過放電しきい値電圧との差が小さいほど、最大放電量を小さくするようにしたので、放電時に、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcが下降するに従って、最大放電量を少しずつ制限していくことができる。
なお、例えば、電圧比較部B1〜Bnにおいて、セルの過充電を防止するために、しきい値電圧を増やして、バラツキの大きいセルの電圧がしきい値電圧を超えるたびに、充電量を少しずつ制限していく手法も考えられるが、しきい値電圧を増加させることにより、回路が大型化するという問題が生じる。第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置によれば、装置を大型化させることなく、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcに基づいて、最大充電量および最大放電量を少しずつ制限していくことができる。
−第2の実施の形態−
第2の実施の形態における組電池の充放電制御装置の構成は、第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置の構成と同じである。第2の実施の形態における組電池の充放電制御装置が第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置と異なるのは、バラツキの大きいセルの内部抵抗Rmaxの算出方法である。
図7および図8は、第2の実施の形態における組電池の充放電制御装置により行われる処理内容を示すフローチャートである。図2および図3に示すフローチャートの処理と同一の処理については、同一の符号を付して、詳しい説明は省略する。キースイッチ20がオンされると、コントロールユニット10によって、ステップS10の処理が開始される。
ステップS10からステップS50における処理は、図2に示すフローチャートのステップS10からステップS50までの処理と同じである。ステップS50に続くステップS200では、前回のキースイッチ20のオフ時に、EEPROM30に記憶しておいた組電池1の総電圧値と、今回のキースイッチ20のオン後に電圧センサ2により検出された組電池1の総電圧値と、セルの内部抵抗平均値Raveと、内部抵抗(mΩ)および自己放電量(mV/day)との関係を示すテーブルとから、キースイッチ20がオフされていた時間、すなわち、組電池1の放置時間を推定する。
図9は、内部抵抗(mΩ)および自己放電量(mV/day)との関係を示すテーブルの一例である。放置時間を推定するために、まず、前回のキースイッチ20のオフ時に検出された電圧値から、今回のキースイッチ20のオン後に検出された電圧値を減算することにより、組電池1の放電量を求める。次に、セルの内部平均抵抗値Raveと、図9に示すテーブルから、1日あたりの自己放電量(mV/day)が求まるので、実際の組電池1の放電量を、テーブルから求めた1日あたりの自己放電量で除算することにより、放置時間(放置日数)を算出する。組電池1の放置時間を推定すると、ステップS60Aに進む。
ステップS60Aでは、ステップS50で演算した電圧バラツキΔVcと、ステップS200で演算した放置時間と、図9に示すようなテーブルとに基づいて、バラツキの大きいセルの内部抵抗値Rmaxを推定する。例えば、キースイッチ20のオフ時に、電圧バラツキをEEPEROM30に記憶させるようにしておき、電圧バラツキΔVcがΔVc1からΔVc2になった場合、この電圧バラツキの差と、ステップS200で演算した放置時間から1日あたりの自己放電量が求まるので、図9に示すテーブルから、対応する内部抵抗を求める。内部抵抗値Rmaxを求めると、ステップS70に進む。ステップS70からステップS160までの処理は、図2に示すフローチャートのステップS70から、図3に示すフローチャートのステップS160までの処理と同じであるので、ここでは詳しい説明は省略する。
第2の実施の形態における組電池の充放電制御装置による充放電制御の方法についてまとめておく。電圧比較部B1〜Bnから、電圧の比較結果を示す信号が出力された時のしきい値電圧と、セルの平均電圧Vaveとに基づいて、セルの電圧バラツキの大きさΔVcを求めるとともに、組電池1が放置されていた時間を検出し、算出した電圧バラツキΔVcと放置時間とに基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗値Rmaxを算出する。この内部抵抗値Rmaxと、セルの平均電圧Vaveと、セルの内部抵抗の平均値Raveとに基づいて、電圧バラツキの最も大きいセルの電圧Vcを算出し、算出した電圧Vcに基づいて、組電池1が過充電に至らないように最大充電量を制限するとともに、組電池1が過放電に至らないように最大充放電量を制限する。
これにより、第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置と同様に、各セルの電圧を検出するための構成を備えることなく、電圧バラツキに応じて、最大充電量および最大放電量を求めることができる。
本発明は、上述した各実施の形態に限定されることはない。例えば、上述した第1および第2の実施の形態では、最大充電量および最大放電流を制限する例について説明したが、最大充電量のみを制限するようにしてもよいし、最大放電量のみを制限するようにしてもよい。また、組電池の容量調整装置をハイブリッド自動車に搭載して使用する例について説明したが、電気自動車に搭載して使用することもできる。
特許請求の範囲の構成要素と第1および第2の実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、電圧センサ2が電圧検出手段を、電流センサ3が電流検出手段を、コントロールユニット10が最大充放電量算出手段、内部抵抗値算出手段、バラツキセル電圧算出手段、充放電量制限手段、平均電圧算出手段、内部抵抗平均値算出手段、および、電圧バラツキ算出手段を、比較回路部B1〜Bnが電圧比較手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
本発明による組電池の充放電制御装置の第1の実施の形態における構成を示す図 第1の実施の形態における組電池の充放電制御装置により行われる処理内容を示すフローチャート 図2に示すフローチャートの処理に続く処理内容を示すフローチャート 測定した電流値および電圧値に基づいて直線回帰演算を行うことにより得られた直線を示す図 過充電余裕量Vosと、充電制限量(%)との関係を示す図 過放電余裕量Vlsと、放電制限量(%)との関係を示す図 第2の実施の形態における組電池の充放電制御装置により行われる処理内容を示すフローチャート 図7に示すフローチャートの処理に続く処理内容を示すフローチャート 内部抵抗(mΩ)および自己放電量(mV/day)との関係を示すテーブル
符号の説明
1…組電池、2…電圧センサ、3…電流センサ、4…インバータ、5…モータ、10…コントロールユニット、20…キースイッチ、30…EEPROM、s1〜sn…セル、R1〜Rn…バイパス抵抗、SW1〜SWn…スイッチ、C1〜Cn…コンパレータ、A1〜An…容量調整回路、B1〜Bn…比較回路部

Claims (9)

  1. 複数のセルから構成される組電池の充放電制御装置において、
    前記組電池の総電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記組電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出された組電池の総電圧と前記電流検出手段により検出された電流のV−I特性に基づいて、前記組電池が充電できる最大充電量または前記組電池が放電できる最大放電量を算出する最大充放電量算出手段と、
    予め設定された複数のしきい値電圧を有しており、前記各セルと接続することで、接続によって印加される前記各セルの電圧と前記複数のしきい値電圧とを比較して、比較結果に応じた信号を出力する電圧比較手段と、
    前記電圧比較手段から出力された信号に基づき、前記比較に用いられたしきい値電圧と前記比較結果を示す信号が出力された時に前記電流検出手段により検出された組電池の電流との関係から電圧バラツキが最も大きいセルの内部抵抗値を算出する内部抵抗値算出手段と、
    前記内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値に基づいて、前記電圧バラツキの最も大きいセルの電圧を算出するバラツキセル電圧算出手段と、
    前記バラツキセル電圧算出手段により算出された電圧値に基づいて、前記最大充放電量算出手段により算出される最大充電量または最大放電量を制限する充放電量制限手段と、を備えることを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  2. 請求項1に記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記内部抵抗値算出手段は、前記電圧比較手段から、第1のしきい値電圧とセル電圧との比較結果を示す信号が出力された時に、前記電流検出手段により検出される第1の電流値と前記第1のしきい値電圧、および、前記電圧比較手段から、前記第1のしきい値電圧とは異なる第2のしきい値電圧とセル電圧との比較結果を示す信号が出力された時に、前記電流検出手段により検出される第2の電流値と前記第2のしきい値電圧に基づいて、直線回帰演算を行うことにより、前記電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗値を求めることを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  3. 請求項2に記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記電圧検出手段により検出される電圧値、および、前記電流検出手段により検出される電流値に基づいて、全セルの内部抵抗の平均値を算出する内部抵抗平均値算出手段をさらに備え、
    前記バラツキセル電圧算出手段は、前記電圧検出手段により検出された電圧値に基づいて算出されたセルの平均電圧、前記内部抵抗平均値算出手段により算出される内部抵抗平均値、および、前記内部抵抗算出手段により算出される内部抵抗に基づいて、前記電圧バラツキの最も大きいセルの電圧値を算出することを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  4. 複数のセルから構成される組電池の充放電制御装置において、
    前記組電池の総電圧を検出する電圧検出手段と、
    前記組電池に流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出された組電池の総電圧と前記電流検出手段により検出された電流のV−I特性に基づいて、前記組電池が充電できる最大充電量または前記組電池が放電できる最大放電量を算出する最大充放電量算出手段と、
    予め設定された複数のしきい値電圧を有しており、前記各セルと接続することで、接続によって印加される前記各セルの電圧と前記複数のしきい値電圧とを比較して、比較結果に応じた信号を出力する電圧比較手段と、
    前記組電池が使用されていない放置時間を検出する放置時間検出手段と、
    前記電圧検出手段により検出された電圧値に基づいて、セルの平均電圧を算出する平均電圧算出手段と、
    前記平均電圧算出手段により算出された平均電圧と、前記電圧比較手段から出力された信号とに基づいて、電圧バラツキの大きさを算出する電圧バラツキ算出手段と、
    前記電圧バラツキ算出手段により算出された電圧バラツキの大きさと前記放置時間検出手段により検出された放置時間とに基づいて一日あたりの放電量を求めるとともに、予め準備された自己放電量(mV/day)と内部抵抗値との対応関係を参照し、前記求められた放電量に対応する内部抵抗値を、前記電圧バラツキの最も大きいセルの内部抵抗値として算出する内部抵抗値算出手段と、
    前記内部抵抗値算出手段により算出された内部抵抗値に基づいて、前記電圧バラツキの最も大きいセルの電圧を算出するバラツキセル電圧算出手段と、
    前記バラツキセル電圧算出手段により算出された電圧値に基づいて、前記最大充放電量算出手段により算出される最大充電量または最大放電量を制限する充放電量制限手段と、を備えることを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  5. 請求項4に記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記電圧検出手段により検出される電圧値、および、前記電流検出手段により検出される電流値に基づいて、全セルの内部抵抗の平均値を算出する内部抵抗平均値算出手段をさらに備え、
    前記バラツキセル電圧算出手段は、前記平均電圧算出手段により算出される平均電圧、前記内部抵抗平均値算出手段により算出される内部抵抗平均値、および、前記内部抵抗算出手段により算出される内部抵抗に基づいて、前記電圧バラツキの最も大きいセルの電圧値を算出することを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記充放電量制限手段は、過充電しきい値電圧と、前記バラツキセル電圧算出手段により算出された電圧値との差が小さいほど、前記最大充電量を小さくすることを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  7. 請求項6に記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記充放電量制限手段は、前記電圧比較手段から、所定の充電量制限開始しきい値より高い電圧値のセルが存在することを示す信号が出力されると、前記最大充電量の制限処理を開始することを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  8. 請求項1〜5のいずれかに記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記充放電量制限手段は、前記バラツキセル電圧算出手段により算出された電圧値と、過放電しきい値電圧との差が小さいほど、前記最大放電量を小さくすることを特徴とする組電池の充放電制御装置。
  9. 請求項8に記載の組電池の充放電制御装置において、
    前記充放電量制限手段は、前記電圧比較手段から、所定の放電量制限開始しきい値より低い電圧値のセルが存在することを示す信号が出力されると、前記最大放電量の制限処理を開始することを特徴とする組電池の充放電制御装置。
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