JP2002368762A - ローカルネットワークシステム、ネットワークシステム及びテレビ会議システム並びに移動通信装置 - Google Patents

ローカルネットワークシステム、ネットワークシステム及びテレビ会議システム並びに移動通信装置

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JP2002368762A
JP2002368762A JP2001171356A JP2001171356A JP2002368762A JP 2002368762 A JP2002368762 A JP 2002368762A JP 2001171356 A JP2001171356 A JP 2001171356A JP 2001171356 A JP2001171356 A JP 2001171356A JP 2002368762 A JP2002368762 A JP 2002368762A
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network system
local network
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communication
local
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JP2001171356A
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English (en)
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Junichi Ishibashi
純一 石橋
Hisanori Tezuka
久則 手塚
Hiromasa Kobayashi
裕昌 小林
Hiroaki Koseki
広明 小関
Yutaka Adachi
豊 安達
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数人で映像表示文字等を閲覧する場合に、情
報の共有が容易で、且つ、LAN内で各人が情報交換を
する際に、設置場所の問題がなく、操作性がよくて機能
性を損なうことのないローカルネットワークシステム、
ネットワークシステム及びテレビ会議システム並びに移
動通信装置を提供することである。 【解決手段】本発明のローカルネットワークシステム
は、移動無線電話機3a〜3dと、少なくとも1つの表
示画面を有するヘッドマウンテッドディスプレイ(HM
D)1a〜1dと、HMDアダプタ2a〜2dとを具備
するローカルシステムを複数有している。そして、各ロ
ーカルシステムは、移動無線電話機3a〜3dを介して
接続されると共に、各HMDアダプタ2a〜2dを介し
て他のネットワークに接続可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯情報端末システ
ムに関し、より詳細には移動型映像表示装置を利用した
ローカルネットワークシステム、ネットワークシステム
及びテレビ会議システム並びに移動通信装置携帯情報端
末システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、使用者の頭部に装着して映像表示
を行うことが可能な移動型映像表示装置が開発されてい
る。この移動型映像表示装置は、HMD(ヘッドマウン
テッドディスプレイ)と称されるもので、映像信号を表
示可能な装置を使用者の頭部に装着して使用するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数人で映
像表示文字等を閲覧する場合、従来のパーソナルコンピ
ュータによるローカルエリアネットワーク(LAN)を
使用した状態では、その装置の設置場所の問題や機能性
が損なわれる等の問題から不都合が生じていた。
【0004】また、上述したHMDを用いたLANを使
用している場合、HMDを使用している各人が情報交換
をすることができたとしても、HMDに接続されている
情報処理端末器としてパーソナルコンピュータ等が用い
られると、情報の共有が難しく、例えば表示装置内の指
示等、同時閲覧や操作性が困難なものであった。
【0005】したがって本発明は、上記実状に鑑みてな
されたものであり、複数人で映像表示文字等を閲覧する
場合に、情報の共有が容易で、且つ、LAN内で各人が
情報交換をする際に、設置場所の問題がなく、操作性が
よくて機能性を損なうことのないローカルネットワーク
システム、ネットワークシステム及びテレビ会議システ
ム並びに移動通信装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち請求項1に記載
の発明は、少なくとも1つの携帯電話機と、少なくとも
1つの表示手段を有する情報処理端末機と、を具備し、
且つ他のネットワークに接続可能なことを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のローカルネットワークシステムが複数相互に接続する
ことで構成されたネットワークシステムに於いて、上記
複数のローカルネットワークシステムのうち、一方のロ
ーカルネットワークシステムから他方のローカルネット
ワークシステムにデータを伝送する際、伝送しようとす
るデータの種類に応じて最も適したルートを選択するル
ート選択手段を一方のローカルネットワークシステム内
に有することを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明に於いて、上記ローカルネットワークシステム内
には無線送受信手段を有し、この無線送受信手段は、送
受信に於ける変復調方式として複数の変復調方式を選択
可能な切り換え手段を有し、上記切り換え手段は、上記
ローカルネットワークシステム内での通信時と、上記ロ
ーカルネットワーク間の接続のための通信時とで変復調
方式を切り換えることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のローカルネットワークシステムが複数相互に接続する
ことで構成されたネットワークシステムに於いて、上記
各ローカルネットワークシステムの表示手段が共通の画
像データを表示可能に構成されていることを特徴とす
る。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明に於いて、上記各ローカルネットワークシステム
で扱う画像データを他のローカルネットワークシステム
に送信し、上記各ローカルネットワークシステムのそれ
ぞれの表示手段は、送信されてきた画像情報を合成マル
チ画像表示することを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
の発明に於いて、上記表示手段で表示する画像情報を編
集する画像編集手段を更に具備することを特徴とする。
【0012】請求項7に記載の発明は、請求項4に記載
の発明に於いて、上記各ローカルネットワークシステム
は、上記表示手段で表示する画面上の任意の位置をポイ
ントするポインティングデバイスを有し、上記ポインテ
ィングデバイスの動きに応じた指示情報信号を他のロー
カルネットワークシステムに送信し、上記送信されてき
た指示情報信号を受信した他のローカルネットワークシ
ステムは、上記表示手段で表示する画像中に上記送信さ
れてきた指示情報信号に対応するポインティング情報を
表示することを特徴とする。
【0013】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明に於いて、上記各ローカルネットワークシステム
は、複数のポインティングデバイスの動きを合成した合
成ベクトルに対応する指示情報信号を生成し、上記表示
手段で表示する画像中に上記合成ベクトルに対応する指
示情報信号に応じたポインティング情報を表示すること
を特徴とする。
【0014】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
の発明に於いて、上記送信される指示情報信号は、指示
情報信号入力待ち状態になった後、最初に送信したロー
カルネットワークシステムの指示情報信号に指示優先権
が与えられ、各ローカルネットワークシステムは、上記
指示優先権を与えられた指示情報信号に基づき、上記表
示手段で表示する画像中にポインティング情報を表示す
ることを特徴とする。
【0015】請求項10に記載の発明は、請求項7に記
載の発明に於いて、上記表示手段で表示するポインティ
ング情報は、送信されてきた複数の指示情報信号に対応
する複数のポインティング情報であり、且つ、上記複数
のポインティング情報は各々が対応するローカルネット
ワークシステムを上記表示手段上で判別可能に表示され
ていることを特徴とする。
【0016】請求項11に記載の発明は、請求項1に記
載のローカルネットワークシステムが複数相互に接続す
ることで構成されたネットワークシステムに於いて、上
記複数のローカルネットワークシステムのうち少なくと
も1つは、大容量メモリ機能及び高速データ処理機能を
有する情報サーバであることを特徴とする。
【0017】請求項12に記載の発明は、請求項1に記
載のローカルネットワークシステムが複数相互に接続す
ることで構成されたネットワークシステムに於いて、上
記複数のローカルネットワークシステムは、それぞれ音
声入力手段と音声出力手段と映像撮影手段を更に具備
し、上記各ローカルネットワークシステム間で、上記音
声入力手段で得た音声情報と、上記映像撮影手段で得た
映像情報とを相互に授受することによって機能すること
を特徴とする。
【0018】請求項13に記載の発明は、請求項1に記
載のローカルネットワークシステムが複数相互に接続す
ることで構成されたネットワークシステムに於いて、上
記各ローカルネットワークシステムは、各ローカルネッ
トワークシステムの制御を行う制御手段と、上記制御信
号を他のローカルネットワークシステムに送信する制御
信号送信手段、及び他のローカルネットワークシステム
が送信した制御信号を受信する制御信号受信手段の少な
くとも何れかを有し、上記制御信号送信手段を有してい
る場合には、遠隔制御を行いたい他のローカルネットワ
ークシステムに対して制御信号を送信し、上記制御信号
受信手段を有している場合には、受信した制御信号に基
づき自らのシステム制御を行うことを特徴とする。
【0019】請求項14に記載の発明は、請求項13に
於いて、上記制御信号受信手段を有している場合に於い
て、受信した制御信号を記憶する制御信号記憶手段を更
に具備し、上記制御手段が複数の制御信号を連続して受
信した際には、受信した制御信号を一旦上記制御信号記
憶手段に記憶した後、上記制御信号記憶手段から順次読
み出した制御信号に基づき自らのシステム制御を時系列
的に行うことを特徴とする。
【0020】請求項15に記載の発明は、請求項1に記
載のローカルネットワークシステムが複数相互に接続す
ることで構成されたネットワークシステムに於いて、上
記一方のローカルネットワークシステムは、有料コンテ
ンツ情報を転送処理キーと対応させて記憶しており、上
記一方のローカルネットワークシステムから上記他方の
ローカルネットワークシステムに上記有料コンテンツ情
報を転送する際には、上記転送処理キーと共に転送を行
うことを条件として転送が可能となることを特徴とす
る。
【0021】請求項16に記載の発明は、請求項15に
於いて、上記有料コンテンツに対する課金を、上記転送
処理キーと共に上記有料コンテンツの転送を受けた上記
他方のローカルネットワークシステムの所有者も負担す
ることを特徴とする。
【0022】請求項17に記載の発明は、請求項1に記
載のローカルネットワークシステムが複数相互に接続す
ることで構成されたネットワークシステムに於いて、上
記一方のローカルネットワークシステムは、宣伝情報付
きコンテンツ情報を転送証明情報と対応させて記憶して
おり、上記一方のローカルネットワークシステムから所
有者が異なる上記他方のローカルネットワークシステム
に上記宣伝情報付きコンテンツ情報を転送する際に、上
記転送証明情報も合わせて転送することで、異なる所有
者に上記宣伝情報付きコンテンツ情報を転送したことが
証明できた場合には、上記一方のローカルネットワーク
システムの所有者に対して宣伝報酬が支払われることを
特徴とする。
【0023】請求項18に記載の発明は、通信方式を制
限する通信制限信号が発せられている環境にあって、電
波を用いた通信を可能とする電波通信手段と、光を用い
た通信を可能とする光通信手段と、上記通信制御信号を
受信する制御信号受信手段と、上記制御信号受信手段が
受信した制御信号の制限内容に対応して、上記電波通信
手段と上記光通信手段の動作を制御する通信制御手段
と、を具備することを特徴とする。
【0024】請求項19に記載の発明は、請求項18に
於いて、上記制御信号受信手段が無線の送信を禁じる内
容の通信制限信号を受信した際に、上記通信制御手段
は、上記電波通信手段を受信モード専用として機能させ
ることを特徴とする。
【0025】請求項20に記載の発明は、請求項18に
於いて、上記制御信号受信手段が無線の送信を禁じる内
容の通信制限信号を受信していない際に、上記通信制御
手段は、上記光通信手段をパワーセーブモードとして機
能させることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を説明する。
【0027】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
もので、携帯情報端末システムの基本構成を示した図で
ある。
【0028】図1に於いて、1つのローカルシステム
は、例えば第1のヘッドマウンテッドディスプレイ(H
MD1)1aと、この第1のHMD1aに接続されたH
MDアダプタ2aと、このHMDアダプタ2aに有線ま
たは無線によって接続された移動無線電話機(例えば携
帯型電話機)3aとを有して構成されている。
【0029】図1に於いては、HMDアダプタ2aとH
MDアダプタ2b、2c、2d間は基本接続とされ通信
回線(例えば有線)4により接続され、その他のHMD
アダプタ間は互いに通信回線(例えば無線)5によりリ
ンク(LINK)接続されている。そして、各HMDア
ダプタ2b、2c、2dには、それぞれHMD1b及び
移動無線電話機3b、HMD1c及び移動無線電話機3
c、HMD1d及び移動無線電話機3dが接続されてい
る。
【0030】このように、各ローカルシステム間は、通
信回線により接続されている。
【0031】図2は、互いに通信回線により接続されて
いる携帯情報端末システムのネットワークシステムの一
例を示したブロック構成図である。
【0032】図2に於いて、移動無線電話機基地局11
からは、基地局アンテナ12より通常時の移動無線電話
機による通信が行われる。また、ローカルシステムとし
て、移動無線電話機21には表示機能付情報処理端末器
22が接続され、移動無線電話機23には表示機能付情
報処理端末器24が接続されている。
【0033】移動無線電話機21は、移動無線電話機基
地局11や移動無線電話機23と無線通信を行うための
アンテナ21aと、該移動無線電話機21のデータの送
受信を行うための無線送受部21bと、該移動無線電話
機21全体の制御を司る制御部21cと、表示機能付情
報処理端末器22とデータの送受信を行うための有線I
/F(インターフェース)部21dと、移動無線電話機
21に情報を表示する表示部21eと、情報を入力する
ためのキー操作部21fと、情報を記録するためのメモ
リ部21gとを有して構成される。
【0034】また、上記表示機能付情報処理端末器22
は、表示機能付情報処理端末器24と無線通信を行うた
めのアンテナ22aと、該表示機能付情報処理端末器2
2全体の制御を司る制御部22cと、上記移動無線電話
機21とデータの送受信を行うための有線I/F部22
1 と、表示機能付情報処理端末器24とデータの送受
信を行うための有線I/F部22d2 と、情報を入力す
るためのキー操作部22fと、情報を記録するためのメ
モリ部22gと、外部のHMD1bに情報を表示するた
めの表示ドライバ部22hと、外部のカメラ6bに映像
を提供するための映像撮影部22iと、外部のスピーカ
7bに音声を出力すると共にマイク8bから音声を入力
する音声入力出力部22jと、データを記録するもので
本体から着脱可能な着脱メモリ部22kと、IDを認証
するためのID認証部22lと、取込んだ画像を編集す
る画像編集部22mと、上記アンテナ22aを通じて通
信を行うためのローカル無線部22nとを有して構成さ
れる。
【0035】尚、移動無線電話機23及び表示機能付情
報処理端末器24の構成は、それぞれ移動無線電話機2
1及び表示機能付情報処理端末器22の構成と同じであ
り、参照番号を置き換えるだけであるので説明は省略す
る。
【0036】このようなネットワークシステムに於い
て、移動無線電話機21と移動無線電話機基地局11と
は、通常時の移動無線電話機による通信が行われる。そ
して、移動無線電話機21と移動無線電話機23との間
は、移動無線電話機によるローカルシステム間通信が行
われる。更に、表示機能付情報処理端末器22と表示機
能付情報処理端末器24との間は、アンテナ22a、2
4aを介して無線によるローカルシステム間通信が行わ
れると共に、有線I/F部22d2 、24d2 を介して
有線によるローカルシステム間通信が行われる。
【0037】図3は、こうした携帯情報端末システムの
接続先探索を説明する図である。
【0038】図3に於いて、例えば第3のHMD1cを
有するローカルシステムは、近距離間ではローカル無線
(bluetooth 等)にて、端末器であるHMDアダプタ2
cが、複数の端末器とDWLのHMDアダプタ2a、2
dやプリンタ14と接続される。また、遠距離では、移
動無線電話機3cから移動無線電話機3bを介してHM
D1bを有するローカルシステムと接続される。
【0039】すなわち、このシステムでは、接続状況や
情報内容に応じて、伝送するルートが選択可能なように
なっている。つまり、近距離間ではローカル無線にて、
遠距離間では移動無線電話機にて、それぞれ接続先が探
索され、最適な接続ルートにて複数の相手先と接続され
て情報のやりとりが行われるものである。
【0040】この探索に際しては、外部からローカルネ
ットに接続されている端末器(この場合HMD)を介し
て、他の端末器(HMD)を探索可能としている。
【0041】尚、図3の場合、HMDアダプタ2dを有
するローカルシステムは、アドレスが異なる等の理由に
より接続不許可端末とされて、他の端末器と接続されな
い状態となっている。
【0042】ここで、図4(a)のフローチャートを参
照して、上述したローカルシステムを使用したネットワ
ーク接続の動作例を説明する。
【0043】先ず、ステップS1に於いて、端末器であ
るHMDアダプタ2cに接続される複数の端末器のアド
レスが選択される。この場合、複数の端末器としては、
HMDアダプタ2a、2d、及びプリンタ14が候補と
なる。
【0044】そして、ステップS2にて、上記アドレス
に応じて、各接続機器の構内ネットワークが検索され
る。次いで、ステップS3にて、同様に上記アドレスに
応じて、各接続機器の広域ネットワークが検索される。
【0045】これにより、ステップS4に於いて、上記
検索結果に基づいたネットワーク接続が構築される。
【0046】次に、図4(b)のフローチャートを参照
して、上述したローカルシステムを使用したネットワー
ク接続の他の動作例を説明する。
【0047】先ず、ステップS11に於いて、端末器で
あるHMDアダプタ2cがネットワークに接続される。
次いで、ステップS12にて、使用者の使用する端末器
と同じグループアドレスを有する接続機器が、構内ネッ
トワークより検索される。次いで、ステップS13に
て、同様に上記グループアドレスを有する接続機器が、
広域ネットワークより検索される。
【0048】そして、ステップS14に於いて、上記検
索結果に基づいたネットワーク接続が構築される。
【0049】上述したように、予め登録した機器間で接
続してローカルネットワークを構築する際には、各機器
は接続相手を検索及び確認した後、予め登録された機器
であると判断できた機器間でネットワーク構築を行うの
が望ましい。
【0050】また、この同一のローカルネットワークを
構築する機器には、共通グループアドレスとして、同一
のIP(Internet Protocol )アドレスを割り当てても
良い。そうすれば、共通のグループアドレス同士でネッ
トワーク接続させられ、ローカルネットワークの構築が
容易となる。
【0051】次に、こうしたシステムでの接続が複数の
ネットワークで構成されている場合の通信伝送方法につ
いて、図5を参照して説明する。
【0052】図5に於いて、各ローカルシステム30a
〜30kは、携帯無線電話機21と表示機能付情報処理
端末器22により構成されている。そして、図5に示さ
れるように、ネットワーク131aは、ローカルシステ
ムA30a、ローカルシステムB30b、ローカルシス
テムC30c及びローカルシステムD30dで構成さ
れ、ネットワーク231bは、上記ローカルシステムB
30b及びローカルシステムE30eで構成され、ネッ
トワーク331cは、上記ローカルシステムC30c及
びローカルシステムJ30jで構成される。また、ネッ
トワーク431dは、上記ローカルシステムC30c、
ローカルシステムD30d、ローカルシステムF30
f、ローカルシステムG30g、ローカルシステムH3
0h及びローカルシステムI30iで構成され、ネット
ワーク531eは、上記ローカルシステムF30f、ロ
ーカルシステムG30g、ローカルシステムJ30j及
びローカルシステムK30kで構成される。
【0053】このようなシステムに於いて、例えば、ロ
ーカルシステムA30aからローカルシステムK30k
に、画像データと文字データを伝送する場合、次のよう
な伝送経路で行われる。
【0054】伝送する情報が画像データの場合には、最
も速い通信速度を確保可能なルートが選択可能なように
作用される。すなわち、画像データの伝送経路は、ロー
カルシステムA30a→ローカルシステムB30b→ロ
ーカルシステムE30e→ローカルシステムJ30j→
ローカルシステムK30kとなる。一方、文字データの
伝送経路は、ローカルシステムA30a→ローカルシス
テムD30d(またはローカルシステムC30c)→ロ
ーカルシステムF30f(またはローカルシステムG3
0g)→ローカルシステムK30kとなる。
【0055】この場合、伝送経路の数は、画像データの
伝送に利用された方が4経路であり、文字データ伝送の
3経路に比して多くなっている。しかしながら、ネット
ワーク431dに接続されているシステムの数が多いた
め、該ネットワーク431dを経由したときの伝送速度
が遅くなる。したがって、文字データに比べて情報量の
多い画像データは、ネットワーク431dを避けて設定
される。
【0056】尚、上述した伝送経路は、予め設定された
経路によって伝送する方法、通信速度を計測してその速
度値の違いから経路を決定して伝送する方法、ユーザ側
で接続状況を端末器のモニタ等で確認して任意の経路設
定にて伝送する方法とがある。
【0057】図6は、図2に示される表示機能付情報処
理端末器22の制御部22cに、新たに通信時間計測部
22oと、伝送経路設定部22pとが接続された状態を
示したブロック構成図である。この制御部22cのその
他の接続は、図2と同じであるので説明は省略する。
【0058】上述した伝送経路の設定は、伝送経路設定
部22pにて、予め登録された組合わせによる設定され
た経路によって伝送される。或いは、通信時間計測部2
2oにて、伝送されるべく通信速度が計測されてその速
度値の違いから、アクセスしやすい経路が決定されて伝
送されるものである。
【0059】ところで、上述した実施の形態では、ネッ
トワークを構成するローカルシステムは、基本的に同じ
構成のものが接続されている。しかしながら、これに限
られずに、異なる端末器によってネットワークを構成す
るようにしても良い。
【0060】図7は、ローカルネットワークシステム
を、複数のデータの送り手機器と複数の受け手機器、及
び複数のデータの双方向対応機器により構成した例を示
した図である。
【0061】例えば、構内ネットワーク39aは、送信
専用の送り手機器33a、33b、受信専用の受け手機
器34a、34b、送受信可能な双方向機器35a、3
5bにより構成されている。また、同様に、構内ネット
ワーク39bは、送り手機器36a、36b、受け手機
器37a、37b、双方向機器38a、38bにより構
成されている。更に、広域ネットワーク40は、上記双
方向機器35bと受け手機器37bにより構成されてい
る。
【0062】このようなローカルネットワークシステム
の構成に於いて、共通のデータ授受や特定機器間でもデ
ータの授受は可能である。
【0063】尚、ローカルネットワークシステム間の相
互接続は、上述したように、有線接続以外にも、携帯電
話機による無線接続、或いはBluetooth 等を用いた無線
接続であっても構わない。
【0064】もちろん、ローカルネットワークシステム
内に、受け手用機器、送り手用機器、双方向用機器をそ
れぞれ複数有していても良く、このようなシステムでは
任意の機器を用いてローカルネットワークシステム間の
接続を行えば良い。
【0065】次に、図2及び図8乃至図10を参照し
て、第1の実施の形態に於ける移動無線電話機を使用し
た通信手順について説明する。
【0066】図8は移動無線電話機を使用した通信手順
のデータの流れを概略的に示した図、図9は各ローカル
ネットワークシステム間の通信手順を説明する図、図1
0は移動無線電話機内の無線送受部の構成を示したブロ
ック図である。
【0067】ここでは、移動無線電話機で変復調方式を
変えて同じ周波数帯を利用して接続するようにしてい
る。
【0068】すなわち、図10に示されるように、移動
無線電話機21内の無線送受部21bは、送受信部21
1 と、変復調器21b2 及び21b3 とを有して構成
される。上記変復調器21b2 及び21b3 は、異なる
変復調方式により送信パワーを変えるために設けられて
いるもので、例えばP1 >P2 またはP1 ≧P2 となる
ように設定されている。
【0069】尚、ここでは移動無線電話機21について
のみ説明したが、移動無線電話機23も同様であるので
説明は省略する。
【0070】次に、移動無線電話機を使用した通信手順
について説明する。
【0071】表示機能付情報処理端末器22内の制御部
22cから、有線I/F部22d1を介して有線によ
り、移動無線電話機21内の有線I/F部21dにデー
タが送信される。そして、この有線I/F部21dから
取り込まれたデータは、制御部21cに送られる。以上
が、移動無線電話機接続制御指示手順A1とされる。
【0072】次いで、移動無線電話機21内の制御部2
1cから、無線送受部21b内の変復調器21b2 に、
送受信部211 を介してデータが送られる。そして、こ
こで変復調方式1として変調されたデータは、再び変復
調器21b2 を経て、アンテナ21aより、基地局アン
テナ12を介して移動無線電話機基地局11に送信され
る。
【0073】また、この移動無線電話機基地局11から
のデータは、変復調方式1のデータとして、基地局アン
テナ12から移動無線電話機21のアンテナ21aを介
して、無線送受部21b、制御部21c、更にはメモリ
部21g及び有線I/F部21dに取り込まれる。そし
て、この有線I/F部21dに取り込まれたデータは、
有線I/F部22d1 を介して表示機能付情報処理端末
器22内の制御部22cに送られ、更にメモリ部22g
に記録される。
【0074】以上が、移動無線電話機データ通信手順B
である。そして、上記手順A1及び手順Bが、図9に示
される通信手順に相当し、移動無線電話機のデータ通
信となる。
【0075】次に、他のローカルシステム間のデータ通
信を説明する。
【0076】上記表示機能付情報処理端末器22内のメ
モリ部22gに記録されたデータは、制御部22cから
有線I/F部22d1 及び有線I/F部21dを介して
移動無線電話機21内の制御部21cに送られる。以上
が、移動無線電話機接続制御指示手順A2とされる。
【0077】そして、この制御部21cより、無線送受
部21b、アンテナ21aを介して、変復調方式2とし
て移動無線電話機3にデータが送られる。移動無線電話
機3側では、アンテナ23aから入力されたデータが、
無線送受部23cを介して制御部23cに取り込まれ
る。更に、この制御部23cから有線I/F部23dを
介して、表示機能付情報処理端末器4に、上記データが
送られる。
【0078】移動無線電話機3より送られたデータは、
表示機能付情報処理端末器4内の有線I/F部24d1
を介して制御部24cに送られ、更にメモリ部24gに
記録される。
【0079】以上が、ローカルシステム間データ通信手
順Cである。そして、上記手順A2及び手順Cが、図9
に示される通信手順に相当し、その他のローカルシス
テム間のデータ通信となる。
【0080】この後の手順は、移動無線電話機とローカ
ルシステム間の通信が繰り返される。すなわち、手順A
1→手順B→手順A2→手順C→手順A3→…の順序で
繰り返される。
【0081】通常、上記ローカルネットワーク間の接続
のための通信時よりも、ローカルネットワークシステム
内での通信時の送信パワーを小さくした方が望ましい。
尚、送信先の機器は近距離に位置しているので大きな送
信パワーを必要としない。
【0082】このように、移動無線電話機通信時とロー
カルシステム間通信時とでは、変復調方式が異なってい
る。これにより、移動無線電話機を識別することができ
る。また、ローカルシステム間通信では、送信パワーも
微弱無線にされているので、移動無線電話機通信時と区
別することが容易である。
【0083】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
【0084】この第2の実施の形態は、特に表示画像の
情報を伝送するシステムについてのものである。
【0085】図11は、本発明の第2の実施の形態を示
すもので、携帯情報端末システムの構成を示した図であ
る。
【0086】図11に於いて、例えば第1のHMD1a
を有するローカルシステムは、端末器であるHMDアダ
プタ2aと、このHMDアダプタ2aと接続された移動
無線電話機3aとを有して構成される。そして、例えば
HMDアダプタ2aには、それぞれローカルシステムを
構成するもので、第2乃至第4のHMD1b〜1dと移
動無線電話機3b〜3dが接続された第2乃至第4のH
MDアダプタ2b〜2dが接続される。尚、各HMD間
の情報のやりとりは、HMDアダプタだけでなく、移動
無線電話機にて行われるものであってもよい。
【0087】ここで、例えばHMD1aの表示画面41
には、HMD1aの表示画像45aと共に、HMD1b
及びHMD1dの表示画像45b及び45dが、同時に
表示されている。このように、複数個の表示画像が1つ
の画面に表示されることをマルチ画像表示と称すること
とする。
【0088】また、HMD1bの表示画面42には、H
MD1a〜1dの表示画像45a〜45dが同時に表示
されている。更に、HMD1cの表示画面43には、H
MD1cの表示画像45cのみが表示されている。そし
て、HMD1dの表示画面44には、HMD1b〜1d
の表示画像45b〜45dが、同時に表示されている。
【0089】すなわち、複数の端末器であるHMDは、
無線等のネットワークで接続されており、各HMDの画
像は、接続されている全てのシステムのHMDにてマル
チ表示が可能となっている。
【0090】これは、例えば、HMD1bの表示画面4
2のように、HMD1a〜1dの表示画像45a〜45
d全てが同時に表示されることも、HMD1cの表示画
面43のように、自身の表示画像45cのみが表示され
るようにもできる。或いは、HMD1a、HMD1dの
表示画面41、44のように、特定の表示画像のみが表
示されるようにすることもできる。
【0091】尚、こうした特定画像の表示やマルチ画像
表示は、何れのHMDに於いても表示が可能なのは勿論
である。
【0092】このように、特定のローカルシステムの移
動無線電話機で通信された画像情報は、複数のローカル
システムの表示画面上でそれぞれ表示されることが可能
である。
【0093】また、各ローカルシステムの移動無線電話
機で通信された各画像情報は、1つのローカルシステム
の表示画面上でそれらが合成され、マルチ画像表示され
ることが可能である。この場合、複数のローカルシステ
ムにその画像が伝送されて、それぞれ表示されるように
なっている。
【0094】更に、各ローカルシステムの移動無線電話
機で通信した各画像情報は、各ローカルシステム上で合
成してマルチ画像表示とされ、各ローカルシステム内で
マルチ画像表示の編集を行うことができる。
【0095】尚、この第2の実施の形態に於けるローカ
ルシステム間のデータ通信は、上述した第1の実施の形
態と同様であるので説明は省略する。
【0096】また、この第2の実施の形態に於いては、
表示画面上に画像内の特定位置を指示することができる
画像位置指示表示手段を設けることもできる。
【0097】図12は、HMDの表示画面内に画像位置
指示表示手段としてカーソル(ポインタ)が表示される
例を示した図である。
【0098】図12(a)に於いて、ローカルシステム
Aを構成するHMD1aの表示画面48内には、画像位
置指示表示手段としてカーソル(ポインタ)49が表示
されている。そして、上記HMD1aと共に移動無線電
話機3aが接続されたHMDアダプタ2aには、上記カ
ーソル49を表示画面48上で指定方向に移動させるた
めの指示入力部50aが接続されている。
【0099】同様に、上記ローカルシステムAとデータ
伝送を行う他のローカルシステム、例えばローカルシス
テムBに於いて、HMDアダプタ2bには、移動無線電
話機3bと指示入力部50bとが接続されている。
【0100】上記指示入力部50a及び50bは、例え
ばポインティングデバイス(マウス、トラックボール
等)が使用される。そして、指示入力部50a、50b
の何れを使用しても、HMD1aの表示画面48上に表
示されているカーソル49の指示制御を行うことができ
るようになっている。つまり、この場合、指示入力部5
0a及び50bの2次元移動量のベクトル和とした値を
基にして、カーソルが移動制御される。
【0101】このように、他のローカルシステム(この
場合ローカルシステムB)からも、指示入力部による指
示情報がローカルシステムAへ通信伝送されることによ
り、ローカルシステムAのHMD1aの表示画面48上
に於けるカーソルの指示表示制御を行うことができる。
【0102】尚、図12(a)では、2つのローカルシ
ステムの例を示しているが、それ以上の複数のシステム
での制御も可能である。
【0103】更に、1つの表示画面48上に複数個のカ
ーソルを表示することも可能である。例えば、図12
(b)に示されるように、通信により接続される4つの
ローカルシステムに対応して、4つのカーソルが表示さ
れるようにしてもよい。この場合、1つのローカルシス
テムAのHMD1aの表示画面48上には、該ローカル
システムAの指示入力部に対応したカーソル51aと、
ローカルシステムB(図示せず)の指示入力部に対応し
たカーソル51bと、ローカルシステムC(図示せず)
の指示入力部に対応したカーソル51c、ローカルシス
テムD(図示せず)の指示入力部に対応したカーソル5
1dとが、同時に表示されている。
【0104】また、1つの表示画面上に複数個のカーソ
ルが表示される場合、表示画面上で対応するローカルシ
ステムが判別可能なように、カーソルの表示形態を変え
ることができる。例えば、カーソルの形状を異なるもの
にしたり、カーソルにID文字や番号を添付する、或い
はカーソルを異なる色で表示したり、大きさを異なるも
のにする等である。例えば、図12(b)では、斜線の
幅を変えて示されているが、各カーソル51a〜51d
の色が異なって表示されているものとする。
【0105】次に、図13のフローチャートを参照し
て、表示画面内のカーソル指示制御動作について説明す
る。尚、ここでは、ローカルシステムA内の制御手順を
例として説明する。
【0106】また、各ローカルシステムからローカルシ
ステムAへは、IDデータ付指示制御信号として動作制
御信号が入力される。ここでは、初期状態が全ての指示
制御信号がない状態を表している。
【0107】先ず、ステップS21では、各ローカルシ
ステムからの指示制御信号の入力がされるまで待機され
る。次いで、ステップS22に於いて、全ての指示制御
信号が存在しない状態であるか否かが判断される。
【0108】ここで、指示制御信号が1つも入力されて
いない場合は、ステップS23に移行する。そして、こ
のステップS23にて、指示優先権ID(P_ID)と
いう変数に何も存在しない、すなわち何れのローカルシ
ステムからも指示がされていないことを表す変数がセッ
トされる。その後、上記ステップS21へ移行する。
【0109】一方、上記ステップS22に於いて、何れ
かのローカルシステムから指示制御信号が入力されてい
る場合は、ステップS24に移行する。そして、ステッ
プS24にて、P_IDに何もセットされていないかが
判断される。ここで、何もセットされていなければ、ス
テップS25に移行する。
【0110】このステップS25では、一番早く入力さ
れたIDが、指示優先権IDであるとセットされる。例
えば、ローカルシステムBから最初に指示制御信号が入
力されると、ローカルシステムBにのみ指示優先権が与
えられ、そのカーソル指示表示が示されることとしてい
る(P_ID=B)。その後、上記ステップS21へ移
行する。
【0111】一方、上記ステップS24に於いて、P_
IDにセットされているものがある場合は、ステップS
26に移行する。次いで、このステップS26にて、実
際のIDがP_IDであるか否かが判断される。
【0112】ここで、ID=P_IDである場合は、ス
テップS27に移行して、P_IDの該当するローカル
システムからの指示制御信号によって、ローカルシステ
ムAのカーソル指示表示処理が行われる。この例では、
ローカルシステムBからの指示制御信号による表示が行
われることになる。その後、上記ステップS21へ移行
する。
【0113】また、上記ステップS26にてID=P_
IDでない場合は、そのまま上記ステップS21に移行
する。
【0114】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。
【0115】図14は、互いに通信回線により接続され
ている携帯情報端末システムと情報サーバから成るLA
Nシステムの一例を示したブロック構成図である。
【0116】図14に於いて、ネットワーク56は、ア
ンテナ21aを有する移動無線電話機21が接続された
表示機能付情報処理装置端末器22と、アンテナ23a
を有する移動無線電話機23が接続された表示機能付情
報処理装置端末器24と、アンテナ25aを有する移動
無線電話機25が接続された表示機能付情報処理装置端
末器26と、アンテナ27aを有する移動無線電話機2
7が接続された表示機能付情報処理装置端末器28と、
情報サーバ57とを有して構成される。
【0117】また、この情報サーバ57は、表示装置6
0及び撮影装置61と共にネットワーク59を構成し、
更にプリンタ14と共にネットワーク62を構成してい
る。
【0118】このように、LANシステムに情報サーバ
を加えることにより、インターネット、イントラネット
等、既存の有線通信網との情報授受や、大規模のシステ
ムと情報交換を行うことができる。尚、ここでの情報サ
ーバとは、通信機能、大容量メモリ機能、高速データ処
理機能の各機能を持ち合わせた装置とする。
【0119】上述した構成により、大容量メモリを表示
機能付情報処理装置端末器側に設けなくともよく、安価
に作ることができる。また、画像処理等の負荷の重い処
理を情報サーバで行わせ、その演算処理結果データを各
ローカルシステムに伝送することで、各システムの処理
負荷が軽くなる。
【0120】更に、異なるシステムとの情報交換のため
の通信プログラムを各システムに持たせなくとも、情報
サーバに接続すれば他の通信網と接続されるため、情報
交換能力が広がるという利点がある。
【0121】加えて、ローカルシステムと構成、機能の
異なる他の表示装置や情報端末器にも、マルチ表示画像
データを伝送することができ、表示、情報の共有化を容
易に行うことができる。
【0122】次に、本発明の第4の実施の形態を説明す
る。
【0123】図15は、互いに通信回線により接続され
ている携帯情報端末システムと情報サーバから成るテレ
ビ会議システムの一例を示したブロック構成図である。
【0124】図15に於いて、HMD1bを有したHM
Dアダプタ2bには、移動無線電話機3bと共に、音声
入力手段としてのマイクロホン65bスピーカ(図示せ
ず)及び映像撮影手段としてのカメラ66bが接続され
る。同様に、HMD1cを有したHMDアダプタ2cに
は、移動無線電話機3cと共に、音声入出力手段として
のマイクロホン65b及びスピーカ(図示せず)と、映
像撮影手段としてのカメラ66cが接続される。
【0125】そして、上記HMDアダプタ2b及び2c
は通信端末器67に接続されており、この通信端末器6
7を介して情報サーバ57や外部との通信が行われるよ
うになっている。
【0126】このように、このテレビ会議システムは、
各ローカルシステムに音声入出力手段及び映像撮影手段
が設けられている。これら音声入出力手段及び映像撮影
手段は、別途に設けられる場合と移動無線電話機のもの
を共用する場合とがある。しかしながら、何れの場合で
あっても、移動無線電話機の回線は使用されずに、HM
Dアダプタ2b、2cや通信端末器67を介して音声及
び映像情報が伝送される。
【0127】次に、本発明の第5の実施の形態を説明す
る。
【0128】図16は、第5の実施の形態による表示機
能付情報処理端末器の主要部の構成を示すブロック図で
ある。
【0129】この第5の実施の形態では、表示機能付情
報処理端末器22内に、メモリ部22gからのデータを
変換して制御部22cに供給する制御データ変換部22
qを有している。その他の構成は、図2に示される表示
機能付情報処理端末器22と同じであるので、説明は省
略する。
【0130】ここで、図17を参照して、上述したロー
カルシステムのデータ通信に於ける遠隔操作の通信手順
について説明する。
【0131】先ず、外部制御モードに設定するべく、表
示機能付情報処理端末器22のキー操作部22fが操作
される。これにより、制御部22cでは外部からのデー
タ信号待ちの状態にされる。以上が手順Dである。
【0132】次に、表示機能付情報処理端末器22とは
異なるローカルシステムの表示機能付情報処理端末器2
4のキー操作部24fが操作される。すると、制御部2
4cにより、メモリ部24gに予め記憶されていた制御
用データが読出されてローカル無線部24nに転送され
る。
【0133】ここで、遠隔操作時は、メモリ部24gの
選択された制御用データと共に、他の端末器に指定ID
データが含まれたものが転送される。そして、ローカル
無線部24nに転送された上記指定IDデータが含まれ
た制御用データは、アンテナ24aを介して表示機能付
情報処理端末器22のアンテナ22aに送信される。以
上が手順Eである。
【0134】再び、表示機能付情報処理端末器22に
て、アンテナ22aで受信された表示機能付情報処理端
末器24からの制御用データは、ローカル無線部22n
を介して制御部22cに転送される。遠隔操作として
は、ID認証部22lにて上記指定IDが認識された
後、データ変換処理、遠隔制御動作に移行する。
【0135】また、メモリ部22gにて上記制御用デー
タが蓄積されると、該メモリ部22gから制御データ変
換部22qに制御用データが転送されて変換される。更
に、変換された制御用データは制御部22cに転送され
て、時系列的に制御が実行される。以上が手順Fであ
る。
【0136】尚、複数の制御用データが他の表示機能付
情報処理端末器から受信されたり、他の複数の表示機能
付情報処理端末器から制御用データが受信された場合
は、メモリ部22gにて上記制御用データが蓄積され続
ける。そして、入力された順序に従って、メモリ部22
gから制御データ変換部22q、更に制御部22cに転
送されて、時系列的に制御が実行される。
【0137】次に、本発明の第6の実施の形態を説明す
る。
【0138】図18は、携帯情報端末システムが適用さ
れた課金処理システムの基本構成を示した図である。
【0139】図18に於いて、HMDアダプタ2bに
は、該HMDアダプタ2bと共にローカルシステムを構
成するHMD1bと、移動無線電話機3bとが接続され
ている。そして、上記HMDアダプタ2bには、HMD
1d、移動無線電話機3dが接続されているHMDアダ
プタ2dが、接続可能な状態となっている。
【0140】また、上記移動無線電話機3b、3dは、
外部とダウンロード時の通信や課金処理のための通信が
行われるようになっている。
【0141】次に、図19を参照して、この課金処理シ
ステムの通信手順について説明する。
【0142】ここでは、手順H1として、ローカルシス
テム1の第1利用者が、外部とダウンロード時の通信に
よってデータ転送された有料コンテンツのコピーを有し
たものとする。そして、ローカルシステム2の第2利用
者に有料コンテンツを転送する場合の手順について、以
下に説明する。
【0143】第2の利用者のローカルシステム2に於い
て、メモリ部24gに記憶されている所有者ID及び利
用者情報と、キー操作部24fにより入力されたデータ
情報が、制御部24c、有線I/F部241 、有線I/
F部23d、制御部23cを介して、無線送受部23d
に転送される。そして、これらの情報は、アンテナ23
aを介して移動無線基地局(データ取扱業者)へ伝送さ
れる。
【0144】この移動無線基地局側では、アンテナを介
して受信された各種情報が、該移動無線基地局内の無線
送受部を経てデータ取扱業者処理部へ転送される。これ
を受けて、データ取扱業者からは、無線送受部、アンテ
ナを介して処理キーが第2利用者のローカルシステム2
に転送される。それと共に、第2利用者から課金の処理
が行われる。
【0145】以上が、第2利用者の課金処理通信を行う
手順H2である。
【0146】次に、ローカルシステム2のアンテナ23
aを介して上記処理キーが受信されると、そのデータに
よって第1利用者の着脱メモリ部22kにある有料コン
テンツデータが、第2利用者のローカルシステム2への
転送が可能になる。
【0147】すなわち、アンテナ23aから無線送受部
23b、制御部23c、有線I/F部23d、有線I/
F部24d1 、制御部24cを経たデータは、更に有線
I/F部24d2 を介して、ローカルシステム1へ転送
される。
【0148】ローカルシステム1では、有線I/F部2
2d2 で受信されたデータに基づいて、制御部22cに
より、予め着脱メモリ部22kに記憶されている有料コ
ンテンツのデータのが読出される。そして、再び有線I
/F部22d2 を介してローカルシステム2に転送され
る。この有料コンテンツのデータのコピーは、ローカル
システム2内の有線I/F部24d2 、制御部24cを
経て、着脱メモリ部24kに取り込まれる。
【0149】以上が、第1利用者から第2利用者へ有料
コンテンツを転送する手順H3である。
【0150】更に、ローカルシステム1の制御部22c
からは、所有者ID、利用者情報、データ情報及びデー
タ転送情報が、制御部22c、有線I/F部22d1
有線I/F部21d、制御部21cを介して、無線送受
部21dに転送される。そして、これらの情報は、アン
テナ21aを介して移動無線基地局(データ取扱業者)
へ伝送される。すなわち、第1の利用者から他社に有料
コンテンツを転送した旨が、データ取扱業者に通知され
る。
【0151】これを受けて、移動無線基地局では、図示
されないが、アンテナから無線送受部を介してデータ取
扱業者処理部に、第1利用者から第2利用者へ有料コン
テンツを転送した旨が転送される。これにより、データ
取扱業者では、第1利用者に課金払い戻す処理が行われ
る。
【0152】以上が、第1利用者課金払い戻し処理通信
である手順H4となる。
【0153】このような課金処理システムによれば、外
部よりダウンロードして入手した有料コンテンツを、ロ
ーカルで他のシステムに転送する際、移動無線電話機に
て課金処理がなされた後、処理キーを受取り、そのキー
データにてローカルで転送可能にしている。したがっ
て、移動無線電話機を使用しないでローカルでデータを
転送するために、通信業者回線無用にて課金の金額は全
額ではなく、少額にすることができる。例えば、ローカ
ルで複数人が利用する場合、その1利用者について、例
えば課金金額×(1/n)というように設定する。ま
た、有料コンテンツをダウンロードした第1利用者に
は、第2利用者に該コンテンツを転送した際に、課金の
一部が払い戻される。
【0154】尚、ダウンロードして入手する有料コンテ
ンツデータのヘッダ部には、必要処理情報が設定される
ものとし、著作権付き音楽データ再生の複製防止策と同
様に、ローカルで有料コンテンツデータを転送する際の
複製転送防止処理が施されるものとする。
【0155】また、有料コンテンツの転送を受けたロー
カルネットワークシステムの所有者からも、有料コンテ
ンツに関する料金を徴収した際には、データ取扱業者は
最初にダウンロードした一方のローカルネットワークシ
ステムの所有者から徴収した料金の一部を、一方のロー
カルネットワークシステムの所有者に還付しても良い。
【0156】次に、本発明の第7の実施の形態を説明す
る。
【0157】図20は、本発明の第7の実施の形態に従
った宣伝報償システムの基本構成を示した図である。
【0158】図20に於いて、HMDアダプタ2bに
は、該HMDアダプタ2bと共にローカルシステムを構
成するHMD1bと、移動無線電話機3bとが接続され
ている。そして、上記HMDアダプタ2bには、HMD
1d、移動無線電話機3dが接続されているHMDアダ
プタ2dが、接続可能な状態となっている。同様に、上
記HMDアダプタ2dには、HMD1c、移動無線電話
機3cが接続されているHMDアダプタ2cが、接続可
能な状態となっている。
【0159】また、上記移動無線電話機3b、3d、3
1cは、外部とダウンロード時の通信や課金処理のため
の通信が行われるようになっている。
【0160】次に、図21を参照して、この宣伝報償シ
ステムの通信手順について説明する。
【0161】先ず、手順J1として、ローカルシステム
1の第1利用者に、外部とダウンロード時の通信によっ
て宣伝情報付きコンテンツのデータが入手される。この
宣伝情報付きコンテンツのデータには暗号データが含ま
れており、ローカルシステム1内の着脱メモリ部22k
に記憶される。尚、宣伝情報付きコンテンツのデータ
は、複製可能なものである。
【0162】次いで、手順J2として、第1利用者から
第2利用者へのデータ転送処理通信が行われる。すなわ
ち、上記着脱メモリ部22kから読出された宣伝情報付
きコンテンツデータが、制御部22c、有線I/F部2
2d2 を介して、ローカルシステム2へ転送される。こ
のローカルシステム2に転送された宣伝情報付きコンテ
ンツデータは、有線I/F部24d2 、制御部24cを
介して、着脱メモリ部24kに記憶される。
【0163】また、手順K1として、第1利用者が他
者、この場合第2利用者に、上記宣伝情報付きコンテン
ツデータを転送したことが通知される。すなわち、メモ
リ部22gに記憶されている所有者ID、利用者情報
と、キー操作部24fにより入力されたデータ情報、上
記コンテンツを転送した旨の情報が、制御部22c、有
線I/F部221 、有線I/F部21d、制御部21cを
介して、無線送受部21dに転送される。そして、これ
らの情報は、アンテナ21aを介して移動無線基地局
(データ取扱業者)へ伝送される。このように、第1利
用者から、他者にコンテンツを転送した旨と、個人情報
が、データ取扱業者に通知される。
【0164】この後、上述した手順J1と同様に、手順
J2として、第2利用者(HMDアダプタ2d)から第
3利用者(HMDアダプタ2c)へのデータ転送処理通
信が行われるが、ここでは説明を省略する。
【0165】次に、手順K2として、宣伝情報付きコン
テンツデータを第2利用者が受取ったことを通知すべ
く、暗号入りデータが、移動無線電話機3bから移動無
線基地局に対して送信される。すなわち、ローカルシス
テム2内の制御部24cにより、メモリ部24gに記憶
されている所有者IDと、キー操作部24fにより入力
されたデータ情報、上記コンテンツが転送された旨の情
報が、有線I/F部24 1 、有線I/F部23d、制御部
23cを介して、無線送受部23dに転送される。そし
て、これらの情報は、アンテナ23aを介して移動無線
基地局(データ取扱業者)へ伝送される。このように、
第2利用者から、他者からコンテンツが転送された旨
と、個人情報が、データ取扱業者に通知される。
【0166】移動無線基地局側では、図示されないが、
アンテナから無線送受部を介してデータ取扱業者処理部
に、第1利用者から、第1利用者の所有者ID、利用者
情報、データ情報及び宣伝情報付きコンテンツを転送し
た旨の情報が転送される。また、第2利用者からは、宣
伝情報付きコンテンツデータが、第1利用者から第2利
用者へ転送された旨の通知が、上記データ取扱業者処理
部に転送される。
【0167】これにより、データ取扱業者からは、第1
利用者に対して宣伝報償処理が実行される。
【0168】このように、宣伝情報付きコンテンツを外
部の配信拠点からダウンロードした後、そのデータを自
分以外の利用者に転送した場合、その宣伝企業から一定
額の報酬が得られるようになる。また、この報酬とし
て、例えば、契約している移動無線電話機業者サービス
のサーバの利用者向け得点データとして加わり、利用者
はそれを集めて移動無線電話機業者サービスまたは関連
業者のサービスが受けられるようにしてもよい。
【0169】次に、本発明の第8の実施の形態を説明す
る。
【0170】図22は、本発明の第8の実施の形態で、
ローカルネットワークシステムに適用されている移動無
線電話機の構成の一部を示すブロック図である。尚、図
22に示される以外の部分は、上述した第1乃至第7の
実施の形態と同様であるので説明は省略する。
【0171】図22に於いて、他の移動無線電話機と電
波による通信を行うためのアンテナ70が、無線通信送
受信処理制御部71に接続されている。この無線通信送
受信処理制御部71には、通話信号切り換え部72と、
通信部判別部73と、光通信を行うための無線通信送受
信処理制御部74とが接続されている。
【0172】次に、図23のフローチャートを参照し
て、第8の実施の形態による移動無線電話機の動作につ
いて説明する。
【0173】先ず、ステップS31にて、電波、光通信
を含む無線通信により通信部選択信号が受信される。次
いで、ステップS32に於いて、通信部判定部73によ
って通信手段の判定が行われる。これにより、移動無線
電話機を使用している利用者の位置が、電波による無線
通信が可能であるか否かが判定される。
【0174】ここで、電波による無線通信ができない場
合は、ステップS33に移行して、電波用の無線通信送
受信処理制御部74が選択されると共に、通話信号切り
換え部72が切り換えられて、光通信による通話信号の
入出力が行われる。
【0175】一方、上記ステップS32に於いて、電波
による無線通信が可能な場合は、ステップS35に移行
して、電波による無線通信が行われる。
【0176】このように、第8の実施の形態によれば、
移動無線電話機を、電車等の多くの人で混み合う場所で
使用する場合には、その空間内で発せられる通信手段判
別信号を受信して、光通信に切り換えることができる。
また、屋外等の上記判別信号が受信されない場所、また
は電波による無線通信可能の判別信号を受信したなら
ば、電波による無線通信手段にて通信を行うことを自動
的に判別して通信を行うことができる。
【0177】更に、光による無線モード時の、電波によ
る無線通信送受信処理制御部74は受信モード専用とし
て動作させることも可能である。
【0178】同様に、電波による無線モード時の、光に
よる無線通信送受信処理制御部71は、パワーセーブ動
作とすることもできる。
【0179】次に、図24及び図25を参照して、本第
8の実施の形態の変形例を説明する。
【0180】図24は、本発明の第8の実施の形態の変
形例を示すもので、ローカルネットワークシステムに適
用されている移動無線電話機の構成の一部を示すブロッ
ク図である。
【0181】図24に於いて、アンテナ70が接続され
た無線通信送受信処理制御部71には、出力される音声
のレベルを判別する音声出力判別部75と、該音声出力
判別部の判別結果に応じて出力先を切り換える音声出力
切り換え部76とが接続されている。そして、この音声
出力切り換え部76には、内部出力スピーカ77及び外
部出力スピーカ78が接続されている。
【0182】次に、図25のフローチャートを参照し
て、第8の実施の形態の変形例による移動無線電話機の
動作について説明する。
【0183】先ず、ステップS41にて、無線通信手段
により、音声出力部選択信号が受信される。次いで、ス
テップS42に於いて、音声出力判別部75によって内
部出力スピーカ77の使用禁止エリア内であるか否かの
判別が行われる。ここで、禁止エリアとは、無線の送信
を禁じる内容の通信制限信号を受信するエリアであり、
例えば電車内等、人の混み合う場所が考えられる。
【0184】このステップS42にて禁止エリア外であ
れば、ステップS44に移行してそのまま内部出力スピ
ーカ77が使用された通信が行われる。一方、禁止エリ
ア内であった場合は、ステップS43へ移行して、内部
出力スピーカ77から外部出力スピーカ78へ音声出力
の切り換えが行われる。そして、ステップS44にて、
外部出力スピーカ78が使用されて通信が行われる。
【0185】つまり、内部出力スピーカ77の使用禁止
エリア外で、この移動無線電話機が使用される場合は、
自動的に内部出力スピーカ77から外部出力スピーカ7
8に、音声出力が切り換えられる。これにより、該移動
無線電話機の通話者の声が当該利用者の周囲の人にも聞
こえるようになる。
【0186】上記無線の送信を禁じる内容の通信制限信
号を受信する環境としては、例えば通勤時間帯の電車内
等が考えられる。すなわち、通勤時間帯の電車は乗車率
が高いため、通信装置と他の乗客との距離が短くなって
しまい、通信装置が送信する電波を近距離で他の乗客が
受けてしまう可能性がある。そこで、通勤時間帯の電車
内等では、光を用いた通信を行えば電波を受けることが
なくなる。
【0187】更に、電車内で通話することが許可されて
いる場合であっても、会話相手の声が聞こえない電話の
話し声は違和感があり耳障りなものである。そこで、音
声出力判別部により狭い環境(会話の声が他者に聞こえ
てしまうような環境)にいると判別された際には、自動
的に会話相手の声を周囲の人にも聞こえるように、外部
出力スピーカによって発しても良い。このようにすれ
ば、電話の会話であっても、通常の会話のように聞こ
え、違和感が減少し、耳障りとなりにくくすることがで
きる。
【0188】尚、この発明は上記実施の形態のみに限定
されることはなく、要旨を逸脱しない範囲で適宜変形し
て実施が可能である。
【0189】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
使用者にとって使い勝手の良いネットワークシステム及
びテレビ会議システムを構築することが可能となる。更
には、電車内等の環境に適応して通信方式を変更できる
移動通信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すもので、携帯
情報端末システムの基本構成を示した図である。
【図2】互いに通信回線により接続されている携帯情報
端末システムのネットワークシステムの一例を示したブ
ロック構成図である。
【図3】携帯情報端末システムの接続先探索を説明する
図である。
【図4】(a)は第1の実施の形態に於けるローカルシ
ステムを使用したネットワーク接続の動作例を説明する
フローチャート、(b)は第1の実施の形態に於けるロ
ーカルシステムを使用したネットワーク接続の他の動作
例を説明するフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態に於けるシステムでの接続が
複数のネットワークで構成されている場合の通信伝送方
法について説明する図である。
【図6】図2に示される表示機能付情報処理端末器22
の制御部22cに、新たに通信時間計測部22oと、伝
送経路設定部22pとが接続された状態を示したブロッ
ク構成図である。
【図7】ローカルネットワークシステムを、複数のデー
タの送り手機器と複数の受け手機器、及び複数のデータ
の双方向対応機器により構成した例を示した図である。
【図8】移動無線電話機を使用した通信手順のデータの
流れを概略的に示した図である。
【図9】各ローカルネットワークシステム間の通信手順
を説明する図である。
【図10】移動無線電話機内の無線送受部の構成を示し
たブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示すもので、携
帯情報端末システムの構成を示した図である。
【図12】HMDの表示画面内に画像位置指示表示手段
としてカーソル(ポインタ)が表示される例を示した図
である。
【図13】表示画面内のカーソル指示制御動作について
説明するフローチャートである。
【図14】本発明の第3の実施の形態を示すもので、互
いに通信回線により接続されている携帯情報端末システ
ムと情報サーバから成るLANシステムの一例を示した
ブロック構成図である。
【図15】本発明の第4の実施の形態を示すもので、互
いに通信回線により接続されている携帯情報端末システ
ムと情報サーバから成るテレビ会議システムの一例を示
したブロック構成図である。
【図16】本発明の第5の実施の形態による表示機能付
情報処理端末器の主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図17】第5の実施の形態に於けるローカルシステム
のデータ通信に於ける遠隔操作の通信手順について説明
する図である。
【図18】本発明の第6の実施の形態を示すもので、携
帯情報端末システムが適用された課金処理システムの基
本構成を示した図である。
【図19】第6の実施の形態に於ける課金処理システム
の通信手順について説明する図である。
【図20】本発明の第7の実施の形態に従った宣伝報償
システムの基本構成を示した図である。
【図21】第7の実施の形態に於ける宣伝報償システム
の通信手順について説明する図である。
【図22】本発明の第8の実施の形態で、ローカルネッ
トワークシステムに適用されている移動無線電話機の構
成の一部を示すブロック図である。
【図23】第8の実施の形態による移動無線電話機の動
作について説明するフローチャートである。
【図24】本発明の第8の実施の形態の変形例を示すも
ので、ローカルネットワークシステムに適用されている
移動無線電話機の構成の一部を示すブロック図である。
【図25】第8の実施の形態の変形例による移動無線電
話機の動作について説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1a、1b、1c、1d ヘッドマウンテッドディスプ
レイ(HMD)、 2a、2b、2c、2d HMDアダプタ、 3a、3b、3c、3d、21、23 移動無線電話
機、 4 通信回線(有線)、 5 通信回線(無線)、 11 移動無線電話機基地局、 12 基地局アンテナ、 21a、22a、23a、24a アンテナ、 21b、23b 無線送受部、 21b1 送受信部、 21b2 、21b3 変復調器、 21c、22c、23c、24c 制御部、 21d、22d1 、22d2 、23d、24d1 、24
2 有線I/F(インターフェース)部、 21e、23e 表示部、 21f、22f、23f、24f キー操作部、 21g、22g、23g、24g メモリ部、 22、24 表示機能付情報処理端末器、 22h、24h 表示ドライバ部、 22i、24i 映像撮影部、 22j、24j 音声入力出力部、 22k、24k 着脱メモリ部、 22l、24l ID認証部、 22m、24m 画像編集部、 22n、24n ローカル無線部、 22o 通信時間計測部、 22p 伝送経路設定部、 30a〜30k ローカルシステム、 31a ネットワーク1、 31b ネットワーク2、 31c ネットワーク3、 31d ネットワーク4、 31e ネットワーク5、 33a、33b、36a、36b 送り手機器、 34a、34b、37a、37b 受け手機器、 35a、35b、38a、38b 双方向機器、 39a 構内ネットワーク1、 39b 構内ネットワーク2、 40 広域ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/56 H04M 3/56 C 5K101 11/00 302 11/00 302 H04N 7/15 630 H04N 7/15 630Z 7/173 640 7/173 640A H04Q 7/38 H04B 7/26 109A (72)発明者 小林 裕昌 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 小関 広明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 安達 豊 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 5C064 AA01 AA02 AC02 AC04 AC09 AC12 AC20 AD08 AD14 AD16 AD18 BB01 BB10 BC06 BC10 BC18 BC20 BD08 BD09 5K015 AA10 AB01 JA01 5K023 AA06 AA07 BB03 HH06 HH07 PP12 5K033 AA09 CB01 CB08 CB13 DA05 DA19 DB12 DB19 EC01 EC03 5K067 AA34 BB04 DD52 EE00 EE02 FF23 5K101 KK07 LL02 LL12 MM05 MM06 MM07 NN06 NN18 NN40 TT04

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つの携帯電話機と、 少なくとも1つの表示手段を有する情報処理端末機と、 を具備し、且つ他のネットワークに接続可能なことを特
    徴とするローカルネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のローカルネットワーク
    システムが複数相互に接続することで構成されたネット
    ワークシステムに於いて、 上記複数のローカルネットワークシステムのうち、一方
    のローカルネットワークシステムから他方のローカルネ
    ットワークシステムにデータを伝送する際、伝送しよう
    とするデータの種類に応じて最も適したルートを選択す
    るルート選択手段を一方のローカルネットワークシステ
    ム内に有することを特徴とするネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 上記ローカルネットワークシステム内に
    は無線送受信手段を有し、 この無線送受信手段は、送受信に於ける変復調方式とし
    て複数の変復調方式を選択可能な切り換え手段を有し、 上記切り換え手段は、上記ローカルネットワークシステ
    ム内での通信時と、上記ローカルネットワーク間の接続
    のための通信時とで変復調方式を切り換えることを特徴
    とする請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のローカルネットワーク
    システムが複数相互に接続することで構成されたネット
    ワークシステムに於いて、 上記各ローカルネットワークシステムの表示手段が共通
    の画像データを表示可能に構成されていることを特徴と
    するネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 上記各ローカルネットワークシステムで
    扱う画像データを他のローカルネットワークシステムに
    送信し、上記各ローカルネットワークシステムのそれぞ
    れの表示手段は、送信されてきた画像情報を合成マルチ
    画像表示することを特徴とする請求項4に記載のネット
    ワークシステム。
  6. 【請求項6】 上記表示手段で表示する画像情報を編集
    する画像編集手段を更に具備することを特徴とする請求
    項5に記載のネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 上記各ローカルネットワークシステム
    は、上記表示手段で表示する画面上の任意の位置をポイ
    ントするポインティングデバイスを有し、上記ポインテ
    ィングデバイスの動きに応じた指示情報信号を他のロー
    カルネットワークシステムに送信し、 上記送信されてきた指示情報信号を受信した他のローカ
    ルネットワークシステムは、上記表示手段で表示する画
    像中に上記送信されてきた指示情報信号に対応するポイ
    ンティング情報を表示することを特徴とする請求項4に
    記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 上記各ローカルネットワークシステム
    は、複数のポインティングデバイスの動きを合成した合
    成ベクトルに対応する指示情報信号を生成し、上記表示
    手段で表示する画像中に上記合成ベクトルに対応する指
    示情報信号に応じたポインティング情報を表示すること
    を特徴とする請求項7に記載のネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 上記送信される指示情報信号は、指示情
    報信号入力待ち状態になった後、最初に送信したローカ
    ルネットワークシステムの指示情報信号に指示優先権が
    与えられ、 各ローカルネットワークシステムは、上記指示優先権を
    与えられた指示情報信号に基づき、上記表示手段で表示
    する画像中にポインティング情報を表示することを特徴
    とする請求項7に記載のネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 上記表示手段で表示するポインティン
    グ情報は、送信されてきた複数の指示情報信号に対応す
    る複数のポインティング情報であり、且つ、上記複数の
    ポインティング情報は各々が対応するローカルネットワ
    ークシステムを上記表示手段上で判別可能に表示されて
    いることを特徴とする請求項7に記載のネットワークシ
    ステム。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のローカルネットワー
    クシステムが複数相互に接続することで構成されたネッ
    トワークシステムに於いて、 上記複数のローカルネットワークシステムのうち少なく
    とも1つは、大容量メモリ機能及び高速データ処理機能
    を有する情報サーバであることを特徴とするネットワー
    クシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1に記載のローカルネットワー
    クシステムが複数相互に接続することで構成されたネッ
    トワークシステムに於いて、 上記複数のローカルネットワークシステムは、それぞれ
    音声入力手段と音声出力手段と映像撮影手段を更に具備
    し、 上記各ローカルネットワークシステム間で、上記音声入
    力手段で得た音声情報と、上記映像撮影手段で得た映像
    情報とを相互に授受することによって機能することを特
    徴とするテレビ会議システム。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載のローカルネットワー
    クシステムが複数相互に接続することで構成されたネッ
    トワークシステムに於いて、 上記各ローカルネットワークシステムは、各ローカルネ
    ットワークシステムの制御を行う制御手段と、 上記制御信号を他のローカルネットワークシステムに送
    信する制御信号送信手段、及び他のローカルネットワー
    クシステムが送信した制御信号を受信する制御信号受信
    手段の少なくとも何れかを有し、 上記制御信号送信手段を有している場合には、遠隔制御
    を行いたい他のローカルネットワークシステムに対して
    制御信号を送信し、上記制御信号受信手段を有している
    場合には、受信した制御信号に基づき自らのシステム制
    御を行うことを特徴とするネットワークシステム。
  14. 【請求項14】 上記制御信号受信手段を有している場
    合に於いて、受信した制御信号を記憶する制御信号記憶
    手段を更に具備し、 上記制御手段が複数の制御信号を連続して受信した際に
    は、受信した制御信号を一旦上記制御信号記憶手段に記
    憶した後、上記制御信号記憶手段から順次読み出した制
    御信号に基づき自らのシステム制御を時系列的に行うこ
    とを特徴とする請求項13に記載のネットワークシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載のローカルネットワー
    クシステムが複数相互に接続することで構成されたネッ
    トワークシステムに於いて、 上記一方のローカルネットワークシステムは、有料コン
    テンツ情報を転送処理キーと対応させて記憶しており、
    上記一方のローカルネットワークシステムから上記他方
    のローカルネットワークシステムに上記有料コンテンツ
    情報を転送する際には、上記転送処理キーと共に転送を
    行うことを条件として転送が可能となることを特徴とす
    るネットワークシステム。
  16. 【請求項16】 上記有料コンテンツに対する課金を、
    上記転送処理キーと共に上記有料コンテンツの転送を受
    けた上記他方のローカルネットワークシステムの所有者
    も負担することを特徴とする請求項15に記載のネット
    ワークシステム。
  17. 【請求項17】 請求項1に記載のローカルネットワー
    クシステムが複数相互に接続することで構成されたネッ
    トワークシステムに於いて、 上記一方のローカルネットワークシステムは、宣伝情報
    付きコンテンツ情報を転送証明情報と対応させて記憶し
    ており、上記一方のローカルネットワークシステムから
    所有者が異なる上記他方のローカルネットワークシステ
    ムに上記宣伝情報付きコンテンツ情報を転送する際に、
    上記転送証明情報も合わせて転送することで、異なる所
    有者に上記宣伝情報付きコンテンツ情報を転送したこと
    が証明できた場合には、上記一方のローカルネットワー
    クシステムの所有者に対して宣伝報酬が支払われること
    を特徴とするネットワークシステム。
  18. 【請求項18】 通信方式を制限する通信制限信号が発
    せられている環境にあって、電波を用いた通信を可能と
    する電波通信手段と、 光を用いた通信を可能とする光通信手段と、 上記通信制御信号を受信する制御信号受信手段と、 上記制御信号受信手段が受信した制御信号の制限内容に
    対応して、上記電波通信手段と上記光通信手段の動作を
    制御する通信制御手段と、 を具備することを特徴とする移動通信装置。
  19. 【請求項19】 上記制御信号受信手段が無線の送信を
    禁じる内容の通信制限信号を受信した際に、上記通信制
    御手段は、上記電波通信手段を受信モード専用として機
    能させることを特徴とする請求項18に記載の移動通信
    装置。
  20. 【請求項20】 上記制御信号受信手段が無線の送信を
    禁じる内容の通信制限信号を受信していない際に、上記
    通信制御手段は、上記光通信手段をパワーセーブモード
    として機能させることを特徴とする請求項18に記載の
    移動通信装置。
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