JP2002368759A - 情報端末装置及び自動機能設定システム並びに方法 - Google Patents

情報端末装置及び自動機能設定システム並びに方法

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JP2002368759A
JP2002368759A JP2001174614A JP2001174614A JP2002368759A JP 2002368759 A JP2002368759 A JP 2002368759A JP 2001174614 A JP2001174614 A JP 2001174614A JP 2001174614 A JP2001174614 A JP 2001174614A JP 2002368759 A JP2002368759 A JP 2002368759A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定型的な作業を行う際でも、その都度、周辺
デバイスの確認や機能の設定・起動を指示しなくてはな
らず、利便性に欠けるという課題があった。 【解決手段】 短距離無線通信手段を用いて周辺に存在
する各通信機器に無線通信接続して存在を確認し、それ
らをまとめた通信機器リストを生成するリスト化手段
と、リスト化手段が検出した現所在地における通信機器
リストと予め記憶した所定の機能毎に対応付けた通信機
器リストとを比較して、これらの類似度を算出する類似
度算出手段と、類似度算出手段が算出した類似度の値に
応じて、リスト記憶手段に予め記憶した通信機器リスト
に対応付けた所定の機能を読み出して設定する自動機能
設定手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はBluetoot
h(登録商標)のような短距離無線通信手段を有する通
信機器による周辺機器の探索機能を利用して、所定の機
器が検出されるとこれに対応付けた所定の機能を自動的
に設定することができる情報端末装置及び自動機能設定
システム並びに方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話端末などの情報端末装置
を介して遠隔地におかれた通信機能を有する情報機器の
操作を行う方法としては、電話回線を利用する方法や赤
外線通信を利用する方法が一般的であった。例えば、特
開2000−197154号公報には、電話網などの回
線を用いて遠隔地より自宅内の電子機器を操作する方法
について言及されている。
【0003】一方、近年、数メートル程度の短距離にお
かれた情報機器の間を無線通信接続する短距離無線通信
方式が注目されている。このような短距離無線通信方式
の一種であるBluetooth(登録商標)短距離無
線通信方式において、個々のデバイスは一意に定められ
たデバイスアドレスが与えられており、相手側の固有な
デバイスアドレスを指定して接続要求を送出することで
無線通信接続をすることができる。また、任意の通信端
末からの探索要求に対して自己のデバイスアドレスを応
答するような端末規格も定められており、自端末より探
索コマンドを発行することによって周辺に存在する探索
可能な通信端末から一度にデバイスアドレスのリストを
取得したうえで、通信接続相手を選択して接続すること
ができる。
【0004】上述したBluetooth(登録商標)
のような短距離無線通信方式の代表的な利用用途を以下
に挙げる。先ず、携帯電話端末とヘッドセット装置や自
動車のオーディオ装置との間を短距離無線通信方式で無
線通信接続し、当該ヘッドセット装置や自動車のオーデ
ィオ装置を携帯電話端末のスピーカ・マイクの代替手段
として利用するものがある。これによって、自動車の運
転中においても安全に音声通話することができる。ま
た、PC(パーソナルコンピュータ)とPDA(パーソ
ナルディジタルアシスタント)などの情報端末装置との
間を短距離無線通信方式で通信接続してスケジュールデ
ータなどの個人情報データを同期処理するものがある。
このとき、実際に2つの情報機器の間を無線通信接続す
るにあたって、ユーザは周囲に目的のデバイスが見つか
るような位置に移動した上で、次にどのデバイスと無線
通信接続するのかを指定したうえで目的の機能を設定・
起動するといった一連の操作を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の短距離無線通信
手段を有する情報端末装置は以上のように構成されてい
るので、定型的な作業を行う際でも、その都度、周辺デ
バイスの確認や機能の設定・起動を指示しなくてはなら
ず、利便性に欠けるという課題があった。
【0006】上記課題を具体的に説明すると、定型的な
作業として、上述した携帯電話端末とヘッドセット装置
や自動車のオーディオ装置との間を短距離無線通信接続
して携帯電話のスピーカ・マイクの代替手段とすること
などは、例えば自動車に乗ったら必ず行われるような作
業である。従来の携帯情報端末では上記のような作業を
行う場合、先ず、携帯電話端末のユーザが通信接続相手
であるヘッドセット装置や自動車のオーディオ装置の位
置を確認してこれらと短距離無線通信接続する。このあ
と、携帯電話端末に対してスピーカ・マイクの代替手段
としての動作に係る設定を行って上記機能を起動させ
る。このように、定型的な作業を行うに際しても上記の
ような一連の操作を行う必要があり、ユーザの利便性に
欠ける面があった。
【0007】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、Bluetooth(登録商標)
のような短距離無線通信手段を有する通信機器による周
辺機器の探索機能を利用して、所定の機器が検出される
とこれに対応付けた所定の機能を自動的に設定すること
ができる情報端末装置及び自動機能設定システム並びに
方法を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る情報端末
装置は、短距離無線通信手段を用いて他の短距離無線通
信手段を有する通信機器の存在を検出する機能を備えた
情報端末装置において、短距離無線通信手段を用いて周
辺に存在する各通信機器に無線通信接続して存在を確認
し、それらをまとめた通信機器リストを生成するリスト
化手段と、通信機器リストを所定の機能毎に対応付けて
記憶するリスト記憶手段と、リスト化手段が検出した現
所在地における通信機器リストとリスト記憶手段に予め
記憶した所定の機能毎に対応付けた通信機器リストとを
比較して、これらの類似度を算出する類似度算出手段
と、類似度算出手段が算出した類似度の値に応じて、リ
スト記憶手段に予め記憶した通信機器リストに対応付け
た所定の機能を読み出して設定する自動機能設定手段と
を備えるものである。
【0009】この発明に係る情報端末装置は、リスト化
手段が短距離無線通信手段を用いて現所在地の周辺に存
在する通信機器に探索コマンドを常時送信し、該探索コ
マンドに対して応答した通信機器の通信機器リストを生
成し、類似度算出手段が算出した類似度が所定値を超え
ると、自動機能設定手段がリスト記憶手段に予め記憶し
た通信機器リストに対応付けた所定の機能を読み出して
設定するものである。
【0010】この発明に係る情報端末装置は、リスト化
手段が周辺に存在する通信機器に無線通信接続した際に
得られる通信機器の種類情報を用いて、類似度算出手段
が類似度を算出するにあたり、同一種類情報を有するも
の同士を同一の通信機器と仮定するものである。
【0011】この発明に係る自動機能設定システムは、
短距離無線通信手段を用いて他の通信機器の存在を検出
する機能を有する複数の通信機器からなるシステムであ
って、短距離無線通信手段を用いて周辺に存在する他の
通信機器毎に無線通信接続して存在を確認し、それらを
まとめた通信機器リストを生成するリスト化手段と、通
信機器リストを所定の機能毎に対応付けて記憶するリス
ト記憶手段と、リスト化手段が検出した現所在地におけ
る通信機器リストとリスト記憶手段に予め記憶した所定
の機能毎に対応付けた通信機器リストとを比較して、こ
れらの類似度を算出する類似度算出手段と、類似度算出
手段が算出した類似度の値に応じて、リスト記憶手段に
予め記憶した通信機器リストに対応付けた所定の機能を
読み出して設定する自動機能設定手段とを複数の通信機
器がそれぞれ備えるものである。
【0012】この発明に係る自動機能設定システムは、
リスト化手段が短距離無線通信手段を用いて現所在地の
周辺に存在する通信機器に探索コマンドを常時送信する
とともに、該探索コマンドに対して応答した通信機器の
通信機器リストを生成し、類似度算出手段が算出した類
似度が所定値を超えると、自動機能設定手段がリスト記
憶手段に予め記憶した通信機器リストに対応付けた所定
の機能を読み出して設定するものである。
【0013】この発明に係る自動機能設定システムは、
リスト化手段が周辺に存在する通信機器に無線通信接続
した際に得られる通信機器の種類情報を用いて、類似度
算出手段が類似度を算出するにあたり、同一種類情報を
有するもの同士を同一の通信機器と仮定するものであ
る。
【0014】この発明に係る自動機能設定方法は、短距
離無線通信手段を用いて他の通信機器の存在を検出する
機能を有する通信機器の機能設定方法であって、短距離
無線通信機能を用いて周辺に存在する各通信機器に無線
通信接続して存在を確認し、それらをまとめた通信機器
リストを生成するリスト化ステップと、リスト化ステッ
プにて検出された現所在地における通信機器リストと所
定の機能毎に対応付けて予め記憶した通信機器リストと
を比較して、これらの類似度を算出する類似度算出ステ
ップと、類似度算出ステップにて算出された類似度の値
に応じて、予め記憶した通信機器リストに対応付けた所
定の機能を読み出して設定する自動機能設定ステップと
を備えるものである。
【0015】この発明に係る自動機能設定方法は、リス
ト化ステップにて、短距離無線通信手段を用いて現所在
地の周辺に存在する通信機器に探索コマンドを常時送信
するとともに、該探索コマンドに対して応答した通信機
器の通信機器リストを生成し、自動機能設定ステップに
て、類似度算出ステップで算出された類似度が所定値を
超えると、予め記憶した通信機器リストに対応付けた所
定の機能を読み出して設定するものである。
【0016】この発明に係る自動機能設定方法は、類似
度算出ステップにて、リスト化ステップで周辺に存在す
る通信機器に無線通信接続した際に得られる通信機器の
種類情報を用いて類似度を算出するにあたり、同一種類
情報を有するもの同士を同一の通信機器と仮定するもの
である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1による自
動機能設定システムの構成を示す図である。図におい
て、1は携帯電話の通信網を介して音声通話通信する機
能の他に、Bluetooth(登録商標)などの短距
離無線データ通信手段や、ユーザのスケジュールや名刺
データを管理するPIM機能を有する携帯情報端末(情
報端末装置、通信機器)で、ユーザが常時持ち歩いて使
用する。2はユーザが乗車する乗用車に搭載した車載型
情報端末(通信機器)であって、短距離無線通信手段を
有して携帯情報端末1と通信可能な短距離無線通信機能
と、短距離無線通信機能によって携帯情報端末1と無線
通信接続して携帯情報端末1の音声入出力の代替手段と
して動作する機能とを有する。また、車載型情報端末2
は、デバイスアドレスとして00:00:00:00:
02、デバイス名としてMy Auto PC1が設定
されている。3はユーザの頭にセットされて乗用車の運
転中においても安全に音声聴取が可能なヘッドセット装
置(通信機器)で、短距離無線通信手段を有して携帯情
報端末1と通信可能な短距離無線通信機能と、この短距
離無線通信機能によって携帯情報端末1と無線通信接続
して携帯情報端末1の音声入出力の代替手段として動作
する機能と有する。また、ヘッドセット装置3は、デバ
イスアドレスとして00:00:00:00:03、デ
バイス名としてMy Headset1が設定されてい
る。4,5はユーザが自宅に置いているPC(通信機
器)であって、短距離無線通信手段を有して携帯情報端
末1と通信可能な短距離無線機能と、ユーザの名刺デー
タやスケジュールを管理する機能とを有し、携帯情報端
末1との間で名刺・スケジュールデータの交換を行う。
PC4,5は、それぞれデバイスアドレスとして00:
00:00:00:AA,00:00:00:00:B
B、デバイス名としてMy NotePC1,My N
otePC2が設定されている。図示の例では、ユーザ
が自宅にいる場合、携帯情報端末1と短距離無線通信可
能な距離にある通信機器はPC4,5であり、ユーザが
乗用車に乗車している場合では、携帯情報端末1と短距
離無線通信可能な距離に存在する通信機器は車載型情報
端末2とヘッドセット装置3である。
【0018】図2は図1中の携帯情報端末の構成を示す
ブロック図である。図において、6はデバイス探索・接
続手段(短距離無線通信手段、リスト化手段)で、周辺
の短距離無線通信手段を有する通信機器の存在を探索し
て、該通信機器と無線通信接続を確立する。7は周辺デ
バイスリスト化手段(リスト化手段)であって、デバイ
ス探索・接続手段6によって周辺で検出された通信機器
の組み合わせを組み合わせパタンとし、該組み合わせパ
タンにユーザが設定した処理手順を対応付けたパタンコ
マンドリスト13を生成する。8は組み合わせパタン比
較手段(類似度算出手段)で、記憶装置11に予め記憶
したパタンコマンドリスト13における組み合わせパタ
ンと周辺デバイスリスト化手段7が検出した組み合わせ
パタンとを比較して、これらの類似度を算出する。9は
マンマシンインタフェース部10などからの指示によっ
て携帯情報端末1の処理コマンドを実行するシェルソフ
トウェア部(自動機能設定手段)であって、携帯情報端
末1内の不図示の制御装置によって実行されるプログラ
ム群から構成される。10はユーザからの指示をシェル
ソフトウェア部9に伝達するマンマシンインタフェース
部で、携帯情報端末1の表示装置や入力手段である操作
キーなどから構成される。
【0019】11は携帯情報端末1内の記憶装置(リス
ト記憶手段)であって、携帯情報端末1が外部との接続
を行うための必要な情報の他に、周辺デバイスリスト化
手段7が作成した全接続可能機器リスト12、パタンコ
マンドリスト13や名刺データ/スケジュールデータ1
4を格納する。12は記憶装置11に格納した全接続可
能機器リストで、過去に携帯情報端末1が無線通信接続
した実績を持つ通信機器のデバイスアドレスやデバイス
名をデータとして有している。13は記憶装置11に格
納したパタンコマンドリスト(通信機器リスト)であっ
て、周辺デバイスリスト化手段7によってレコード化し
た周辺通信機器の組み合わせである組み合わせパタンを
ユーザが設定した処理手順に対応付けたデータ構造を有
しており、記憶装置11に複数格納することができる。
14は記憶装置11に格納した名刺データ/スケジュー
ルデータで、ユーザが入力した名刺データ及びスケジュ
ールデータ用のデータベースである。なお、図1と同一
構成要素には同一符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0020】次に動作について説明する。図3は実施の
形態1による自動機能設定システムの動作を示すフロー
図である。図に示すように、実施の形態1による自動機
能設定システムの動作は、大きく、任意の場所に存在す
る通信機器の組み合わせである組み合わせパタンを携帯
情報端末1の所定の機能に対応付けて登録する登録フェ
ーズ(ステップST1、リスト化ステップ)と、現所在
地にて検出された周辺通信機器の組み合わせパタンと予
め登録しておいた上記パタンとのマッチング処理を行う
認識フェーズ(ステップST2、類似度算出ステップ、
自動機能設定ステップ)とに分類される。
【0021】図4は図2中の登録フェーズにおける動作
を示すフロー図であり、このフロー図に沿って携帯情報
端末1が現所在地にて検出した通信機器の組み合わせパ
タンを携帯情報端末1の所定の機能に対応付けて登録す
るまでの処理について説明する。先ず、ユーザはマンマ
シンインタフェース部10を介して携帯情報端末1を操
作して、パタンコマンドリスト13の作成開始を指示す
る(ステップST1a)。これによって、携帯情報端末
1内のデバイス探索・接続手段6は、記憶装置11に格
納した全接続可能機器リスト12を読み出し、過去に携
帯情報端末1と無線通信接続した実績のある通信機器の
デバイス情報(デバイスアドレスやデバイス名)を取り
出す(ステップST2a)。
【0022】図5は図2中の全接続可能機器リスト内の
データを表形式で表現した図である。図示の例におい
て、全接続可能機器リスト12は、短距離無線通信手段
を有する各通信機器毎に固有に定められたデバイスアド
レスと、各通信機器の所有者若しくは製造者が任意に定
める文字列であるデバイス名との2項目からなるデータ
構造をとっている。携帯情報端末1内のデバイス探索・
接続手段6は、図5に示すような全接続可能機器リスト
12中の1レコードよりデバイスアドレスを取得して、
当該デバイスアドレスで特定される通信機器が短距離無
線接続可能な距離内に存在するか否かを探索し、探索結
果を周辺デバイスリスト化手段7に送信する(ステップ
ST3a)。具体的には、デバイス探索・接続手段6が
現所在地に存在する通信機器毎に短距離無線通信接続を
行って、通信接続の可否によって通信機器が短距離無線
接続可能な距離内に存在するか否かを探索する。
【0023】携帯情報端末1内のデバイス探索・接続手
段6は、全接続可能機器リスト12にリストアップされ
た全ての通信機器について探索が終了するまで、上述し
たステップST2aからステップST3aまでの動作を
繰り返し実行する(ステップST4a)。これによっ
て、周辺デバイスリスト化手段7内には現所在地におけ
る通信機器の組み合わせである組み合わせパタンが作成
される(ステップST5a)。
【0024】図6は上述のようにして作成された現所在
地における通信機器の組み合わせパタンを示す図であ
る。図6に示すように、周辺デバイスリスト化手段7が
作成する組み合わせパタンは、現所在地における各通信
機器のデバイスアドレス及びデバイス名がまとめられた
データ構造をしている。また、図7は通信機器の組み合
わせパタンの他の形態を示す図である。図7に示すよう
に、組み合わせパタンとして、全接続可能機器リスト1
2の各項目についての存在情報を1又は0のディジタル
値で表した形態としても良い。
【0025】周辺デバイスリスト化手段7が現所在地に
おける通信機器の組み合わせパタンを作成すると、ユー
ザに当該組み合わせパタンを検出した際、定型的に実行
させたい携帯情報端末1の機能を選択する旨を、マンマ
シンインタフェース部10を介して指示する。当該指示
を受けると、ユーザはマンマシンインタフェース部10
を用いて定型的に実行させたい機能を設定する(ステッ
プST6a)。
【0026】次に、ユーザがマンマシンインタフェース
部10を用いてユーザが入力した携帯情報端末1の機能
の名称と周辺デバイスリスト化手段7内に蓄積された組
み合わせパタンとを組にして、パタンコマンドリスト1
3として登録する(ステップST7a)。図8はパタン
コマンドリストの登録内容を表形式で表現した図であ
る。図8に示すように、パタンコマンドリスト13に
は、デバイス探索・接続手段6によって検出された各通
信機器の組み合わせパタンと携帯情報端末1の機能名称
とから構成されたレコードが複数登録される。パタンコ
マンドリスト13が作成されることで、上述した一連の
処理が完了する(ステップST8a)。以上のステップ
ST1aからステップST8aまでの動作がリスト化ス
テップに相当する。
【0027】図9は図3中の認識フェーズにおける動作
を示すフロー図であり、当該フロー図に沿って携帯情報
端末1が周辺通信機器の状況を取得して組み合わせパタ
ンを作成し、当該組み合わせパタンと既存のパタンコマ
ンドリスト13内の組み合わせパタンと比較して特定の
機能を起動するまでの動作について説明する。先ず、ユ
ーザが携帯情報端末1のマンマシンインタフェース部1
0を操作し、認識フェーズの開始を指示する(ステップ
ST1b)。これに続いて、携帯情報端末1内の周辺デ
バイスリスト化手段7は、全接続可能機器リスト12を
読み出して過去に携帯情報端末1と無線通信接続した実
績がある通信機器のデバイス情報を取り出す(ステップ
ST2b)。携帯情報端末1は、取り出した全接続可能
機器リスト中の1レコードよりデバイスアドレスを取得
して、デバイス探索・接続手段6を用いて当該デバイス
アドレスを持つ無線機器が無線接続可能な距離内に存在
するか否かを探索し、探索結果を周辺デバイスリスト化
手段7に送信する(ステップST3b)。携帯情報端末
1内の周辺デバイスリスト化手段7は、全接続可能機器
リスト12にリストアップされた全ての通信機器につい
て探索が終了するまで、上述したステップST2bから
ステップST3bまでの動作を繰り返し実行する(ステ
ップST4b)。これによって、周辺デバイスリスト化
手段7内には、上述した組み合わせパタン登録時と同様
にして図6や図7のような現所在地における通信機器の
組み合わせパタンが作成される。
【0028】次に、携帯情報端末1は、組み合わせパタ
ン比較手段8を用いて、現所在地における通信機器の組
み合わせパタンと、記憶装置11に予め登録しておいた
パタンコマンドリスト13内の組み合わせパタンとの比
較を行い、最も類似性の高い組み合わせパタンを有する
パタンコマンドリスト13を1つ選択する(ステップS
T5b)。具体的な比較方法を説明すると、周辺デバイ
スリスト化手段7が図6のような形態で組み合わせパタ
ンを生成する場合であれば、同一のデバイスアドレス若
しくは同一のデバイス名の通信機器がいくつ含まれてい
るかを数値として類似度を算出する。例えば、図6に示
した組み合わせパタンが検出された場合、この組み合わ
せパタンと図8に示したパタンコマンド1との類似度は
2である(車載型情報端末2に係るデバイス情報及びヘ
ッドセット装置3に係るデバイス情報の2つが一致す
る)のに対して、図6に示した組み合わせパタンとパタ
ンコマンド2との類似度は0である(一致するデバイス
情報がない)ためパタンコマンド1が選択される。ま
た、図7に示すような形態で組み合わせパタンを生成す
る場合であれば、組み合わせパタンの次元数内でのユー
クリッド距離を計算しその逆数を類似度として算出する
ようにしてもよい。上述したステップST1bからステ
ップST5bまでの動作が類似度算出ステップに相当す
る。
【0029】組み合わせパタン比較手段8によって最も
類似性の高い組み合わせパタンが選択されると、当該組
み合わせパタンに対応するパタンコマンドリスト13が
シェルソフトウェア部9に送信される。シェルソフトウ
ェア部9は、ステップST5bにて選択された組み合わ
せパタンに対応するパタンコマンドリスト13に格納さ
れた機能名を用いて対応する機能を読み出し、当該機能
を行うの必要な設定を自動的に行うとともに、マンマシ
ンインタフェース部10を介してユーザに上記機能を設
定した旨を提示し処理を終了する。(ステップST6
b、自動機能設定ステップ)。以上により、ユーザは携
帯情報端末1が提示した機能をマンマシンインタフェー
ス部10を介して1操作で起動することが可能となる
(ステップST7b)。
【0030】上述の場合では、図8に示したパタンコマ
ンド1内の機能名よって機能が選択されるため、携帯情
報端末1がドライブモードに切り替わり、携帯情報端末
1の音声着信時における音声入出力パスが携帯情報端末
1からデバイスアドレス00:00:00:00:03
で特定される車載情報端末2に切り替る。さらに、携帯
情報端末1に対するメール着信時の蓄積・表示を行う端
末もデバイスアドレス00:00:00:00:03で
特定される車載情報端末2に切り替わることとなる。
【0031】また、ユーザが携帯情報端末1を所持した
まま自宅の環境に移動すると、周辺デバイスの組み合わ
せパタンとして図10に示すような組み合わせパタンが
検出される。これによって、上述したものと同様の動作
を行うことによって、図8に示すパタンコマンド2が選
択され、従来のような複数のステップを踏むことなく、
携帯情報端末1内の名刺データ/スケジュールデータ1
4を自宅のPC4,5のPIM機能によって同期処理す
ることができる。
【0032】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、短距離無線通信機能を用いて周辺に存在する他の通
信機器毎に無線通信接続して存在を確認するとともに、
それらをまとめた組み合わせパタンを生成し、現所在地
における通信機器の組み合わせパタンと所定の機能毎に
対応付けて予め記憶した組み合わせパタンとを比較して
類似度を算出して、この類似度の値に応じて予め記憶し
た組み合わせパタンに対応付けた所定の機能を読み出し
て設定するので、周辺に存在する無線通信可能な通信機
器の存在状況を検出して自動的に処理を行うことができ
ることから、上述したような定型的な操作を組み合わせ
パタンに対応付けて登録しておくことで該操作を簡便に
行うことができる。また、定型的な操作を提示したり、
自動的に起動させることで、ユーザの操作ミスを低減す
ることができる。
【0033】なお、上記実施の形態1では、ステップS
T6bにてユーザに対して処理を提示して実行を促す例
を示したが、ユーザが予め許可をしている機能にあって
は自動的に起動するようにしても良い。
【0034】また、上記実施の形態1では、携帯情報端
末1のみが短距離無線通信手段を有する通信機器による
周辺通信機器の探索機能を利用した機能の自動設定を行
う例を示したが、周辺通信機器側においても携帯情報端
末1を検出することによって機能の自動設定を行うよう
にしてもよい。このように構成することで、携帯情報端
末1やその周辺通信機器からなるシステムの利便性をさ
らに向上させることができる。
【0035】実施の形態2.上記実施の形態1では、周
辺の無線通信可能な通信機器に対して携帯情報端末1が
無線通信接続することによって探索を試みる例を示した
が、Bluetooth(登録商標)通信プロトコルに
おける汎用探索可能デバイスのように、任意の通信機器
からの無線探索要求に対して自己のデバイスアドレスを
応答するように設定されているものがある。そこで、こ
の実施の形態2は、携帯情報端末1が周辺の通信機器に
対して上記探索コマンドを送信するのみで、この探索コ
マンドにデバイスアドレスを応答した通信機器について
周辺デバイスリストを作成するようにしたものである。
【0036】この実施の形態2による自動機能設定シス
テムや携帯情報端末1の基本的な構成は、上記実施の形
態1と同様であるが、上述したようにデバイス探索・接
続手段6や周辺デバイスリスト化手段7の動作が上記実
施の形態1と異なる。ここでは、このような上記実施の
形態1との相違点について主に説明し、他の同様な部分
についての重複する説明は省略する。
【0037】次に概要について説明する。先ず、この実
施の形態2では、図4のフロー図におけるステップST
2aからステップST4aまでの処理及び図9のフロー
図におけるステップST2bからステップST4bまで
の処理を各々1つのコマンドで実行することができる。
図11はこの発明の実施の形態2による自動機能設定シ
ステムにおける携帯情報端末の動作を示すフロー図であ
り、このフロー図に沿って説明する。先ず、ユーザはマ
ンマシンインタフェース部10を介して携帯情報端末1
を操作して、パタンコマンドリスト13の作成モードを
起動させる(ステップST1c)。これによって、実施
の形態2による携帯情報端末1内のデバイス探索・接続
手段6は、周辺に存在する通信機器を探索するための探
索コマンドを常時送信する。上述したように、この実施
の形態2では、組み合わせパタンにリストアップする通
信機器としてBluetooth(登録商標)通信プロ
トコルにおける汎用探索可能デバイスのように、任意の
通信機器からの無線探索要求に対して自己のデバイスア
ドレスを応答するように設定されているものを対象とし
ている。このため、デバイス探索・接続手段6は、発信
した探索コマンドに対して自己のデバイスアドレスを応
答してきた通信機器をリスト化の対象とし、これら通信
機器に係るデバイス情報を周辺デバイスリスト化手段7
に送信する。周辺デバイスリスト化手段7では、デバイ
ス探索・接続手段6から受信したデバイス情報に基づい
て現所在地における周辺通信機器の組み合わせパタンを
生成する(ステップST2c、リスト化ステップ)。こ
こまでの処理が1ステップで行われる。
【0038】周辺デバイスリスト化手段7によって作成
された現所在地における周辺通信機器の組み合わせパタ
ンは、組み合わせパタン比較手段8に送信される。組み
合わせパタン比較手段8は、現所在地における通信機器
の組み合わせパタンと、記憶装置11に予め登録してお
いたパタンコマンドリスト13内の組み合わせパタンと
の比較を行い、類似度が一定値を越えているか判定する
(ステップST4c、類似度算出ステップ)。このと
き、予め登録しておいたパタンコマンドリスト13内の
組み合わせパタンとの類似度が一定値を越えていない
と、パタンコマンドリスト13内の組み合わせパタンに
合致しないものとして、ステップST2cからの処理を
繰り返す。
【0039】一方、予め登録しておいたパタンコマンド
リスト13内の組み合わせパタンとの類似度が一定値を
越えていると、当該組み合わせパタンに対応するパタン
コマンドリスト13がシェルソフトウェア部9に送信さ
れる。シェルソフトウェア部9は、ステップST4cに
て選択された組み合わせパタンに対応するパタンコマン
ドリスト13に格納された機能名を用いて対応する機能
を読み出し、当該機能を行うのに必要な設定を自動的に
行うとともに、マンマシンインタフェース部10を介し
てユーザに上記機能を設定した旨を提示し処理を終了す
る。(ステップST5c、自動機能設定ステップ)。以
上により、ユーザは携帯情報端末1が提示した機能を、
マンマシンインタフェース部10を介して1操作で起動
した後は、再びステップST2cからの処理が繰り返さ
れる。
【0040】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、短距離無線通信手段を用いて現所在地の周辺に存在
する通信機器に探索コマンドを常時送信するとともに、
該探索コマンドに対して応答した通信機器の組み合わせ
パタンを生成し、類似度が所定値を超えると、予め記憶
しておいた通信機器の組み合わせパタンに対応付けた所
定の機能を読み出して設定するので、ユーザが操作を行
うことなく、場所を移動するだけで、周辺の通信機器の
組み合わせパタンの変化を自動検出することができる。
これにより、ユーザは携帯情報端末1に係る定型的な操
作を簡便に行うことができる。また、定型的な操作を提
示若しくは自動実行することによりユーザの操作ミスを
低減することができる。
【0041】また、上記実施の形態2では、携帯情報端
末1のみが短距離無線通信手段を有する通信機器による
周辺通信機器の探索機能を利用した機能の自動設定を行
う例を示したが、周辺通信機器側においても携帯情報端
末1を検出することによって機能の自動設定を行うよう
にしてもよい。このように構成することで、携帯情報端
末1やその周辺通信機器からなるシステムの利便性をさ
らに向上させることができる。
【0042】実施の形態3.上記実施の形態1では周辺
通信機器から取得したデバイスアドレス及びデバイス名
のみを用いて組み合わせパタンを生成する例を示した
が、この実施の形態3はBluetooth(登録商
標)規格におけるデバイスクラス(種類情報)のよう
に、個々の通信機器がどのような種類の機器に分類され
るかを示す識別子も含めて、類似度算出に用いるように
したものである。
【0043】この実施の形態3による自動機能設定シス
テムや携帯情報端末1の基本的な構成は、上記実施の形
態1と同様であるが、デバイス探索・接続手段6、周辺
デバイスリスト化手段7や組み合わせパタン比較手段8
の動作、及び全接続可能機器リスト12やパタンコマン
ドリスト13の内容が上記実施の形態1や上記実施の形
態2と異なる。ここでは、このような上記実施の形態1
や上記実施の形態2との相違点について主に説明し、他
の同様な部分についての重複する説明は省略する。
【0044】次に概要について説明する。先ず、図3に
おける登録フェーズ(リスト化ステップ)における動作
について説明すると、上記実施の形態1と同様にして、
携帯情報端末1内のデバイス探索・接続手段6が現所在
地の周辺に存在する通信機器からデバイス情報を取得す
る。このとき、この実施の形態3によるデバイス探索・
接続手段6では、デバイスアドレスやデバイス名の他
に、通信機器の種類を分類するデバイスクラスをデバイ
ス情報として取得する。デバイス探索・接続手段6が取
得したデバイス情報は、周辺デバイスリスト化手段7に
送信される。
【0045】周辺デバイスリスト化手段7では、記憶装
置11から全接続可能機器リスト12を読み出して過去
に携帯情報端末1と無線通信接続した実績がある通信機
器のデバイス情報を取り出して、現所在地における通信
機器の組み合わせパタンを作成する。
【0046】図12はこの発明の実施の形態3による自
動機能設定システムの携帯情報端末における全接続可能
機器リストを表形式で示した図である。図に示すよう
に、この実施の形態3ではデバイスクラスが新たな項目
として追加されている。ここでは、デバイスクラスとし
て、車載型情報端末2についてはAudio、ヘッドセ
ット装置3についてはHeadset、PC4,5につ
いては共通のデバイスクラスLaptopが対応付けら
れており、携帯情報端末1以外の携帯電話(太郎所有)
についてはCellular、自己の電話(携帯情報端
末1以外)についてPhoneが対応付けられている。
【0047】周辺デバイスリスト化手段7が現所在地に
おける通信機器の組み合わせパタンを作成すると、ユー
ザに当該組み合わせパタンを検出した際、定型的に実行
させたい携帯情報端末1の機能を選択する旨を、マンマ
シンインタフェース部10を介して指示する。当該指示
を受けると、ユーザはマンマシンインタフェース部10
を用いて定型的に実行させたい機能を設定する。
【0048】図13は実施の形態3によるパタンコマン
ドリストの登録内容を表形式で表現した図である。図に
示すように、自家用車内を想定したパタンコマンド1で
は、車載情報端末2についてデバイスアドレス00:0
0:00:00:03、デバイス名My AutoPC
1、デバイスクラスAudioが設定されているが、ヘ
ッドセット装置3についてはデバイスアドレス、デバイ
ス名を限定せずデバイスクラスHeadsetのみが設
定されている。また、これに対応付けられた機能として
は、上記実施の形態1で示した図8におけるパタンコマ
ンド1と同様である。
【0049】一方、自宅内を想定したパタンコマンド2
では、PC4,5にそれぞれ対応するデバイスアドレ
ス、デバイス名に加えて共通のデバイスクラスLapt
opが設定されている。これに対応付けられた機能も、
上記実施の形態1で示した図8におけるパタンコマンド
2と同様である。
【0050】次に、図3における認識フェーズ(類似度
算出ステップ、自動機能設定ステップ)における動作に
ついて説明すると、上記実施の形態1や上記実施の形態
2と同様にして、デバイス探索・接続手段6及び周辺デ
バイスリスト化手段7によって現所在地における周辺通
信機器の組み合わせパタンを生成する。
【0051】図14は実施の形態3による携帯情報端末
が作成した通信機器の組み合わせパタンを示す図であ
る。ここでは、デバイスアドレス00:00:00:0
0:04、デバイス名Some Headset1、デ
バイスクラスHeadsetで特定される全接続可能機
器リスト12に記載されていないヘッドセット装置のデ
バイス情報とともに、デバイスアドレス00:00:0
0:00:03、デバイス名My AutoPC1、デ
バイスクラスAudioで特定される車載型情報端末2
のデバイス情報が検出されている。このとき、この実施
の形態3による組み合わせパタン比較手段8では、デバ
イスアドレス及びデバイス名は一致しないが、同一デバ
イスクラスであれば、同一通信機器であるものとして認
識して類似度を算出する(類似度算出ステップ)。これ
によって、図13に示したパタンコマンド1が選択され
る。これ以降の動作は上記実施の形態1や上記実施の形
態2と同様であるので説明を省略する。
【0052】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、周辺に存在する通信機器に無線通信接続した際に得
られる通信機器のデバイスクラス(種類情報)を用いて
類似度を算出するにあたり、同一種類情報を有するもの
同士を同一の通信機器と仮定するので、類似した機能を
持つ代替通信機器が周辺に存在すれば目的の機能を呼び
出せるようにすることができる。これにより、ユーザは
定型的な操作を簡便に行うことができる。また、定型的
な操作を提示若しくは自動実行することによりユーザの
操作ミスを低減することができる。
【0053】また、上記実施の形態3では、携帯情報端
末1のみが短距離無線通信手段を有する通信機器による
周辺通信機器の探索機能を利用した機能の自動設定を行
う例を示したが、周辺通信機器側においても携帯情報端
末1を検出することによって機能の自動設定を行うよう
にしてもよい。このように構成することで、携帯情報端
末1やその周辺通信機器からなるシステムの利便性をさ
らに向上させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、短距
離無線通信手段を用いて、他の短距離無線通信手段を有
する通信機器の存在を検出する機能を備えた情報端末装
置において、短距離無線通信手段を用いて周辺に存在す
る各通信機器に無線通信接続して存在を確認し、それら
をまとめた通信機器リストを生成するリスト化手段と、
通信機器リストを所定の機能毎に対応付けて記憶するリ
スト記憶手段と、リスト化手段が検出した現所在地にお
ける通信機器リストとリスト記憶手段に予め記憶した所
定の機能毎に対応付けた通信機器リストとを比較して、
これらの類似度を算出する類似度算出手段と、類似度算
出手段が算出した類似度の値に応じて、リスト記憶手段
に予め記憶した通信機器リストに対応付けた所定の機能
を読み出して設定する自動機能設定手段とを備えるの
で、周辺に存在する無線通信可能な通信機器の存在状況
を検出して自動的に処理を行うことができることから、
上述したような定型的な操作を通信機器リストに対応付
けて登録しておくことで該操作を簡便に行うことができ
るという効果がある。また、定型的な操作を提示した
り、自動的に起動させることで、ユーザの操作ミスを低
減することができるという効果がある。
【0055】この発明によれば、リスト化手段が短距離
無線通信手段を用いて現所在地の周辺に存在する通信機
器に探索コマンドを常時送信し、該探索コマンドに対し
て応答した通信機器の通信機器リストを生成し、類似度
算出手段が算出した類似度が所定値を超えると、自動機
能設定手段がリスト記憶手段に予め記憶した通信機器リ
ストに対応付けた所定の機能を読み出して設定するの
で、ユーザが操作を行うことなく、場所を移動するだけ
で、周辺の通信機器の通信機器リストの変化を自動的に
検出することができるという効果がある。
【0056】この発明によれば、リスト化手段が周辺に
存在する通信機器に無線通信接続した際に得られる通信
機器の種類情報を用いて類似度算出手段が類似度を算出
するにあたり、同一種類情報を有するもの同士を同一の
通信機器と仮定するので、類似した機能を持つ代替通信
機器が周辺に存在すれば目的の機能を呼び出せるように
することができるという効果がある。
【0057】この発明によれば、短距離無線通信手段を
用いて他の通信機器の存在を検出する機能を有する複数
の通信機器からなるシステムであって、複数の通信機器
は、短距離無線通信手段を用いて周辺に存在する他の通
信機器毎に無線通信接続して存在を確認し、それらをま
とめた通信機器リストを生成するリスト化手段と、通信
機器リストを所定の機能毎に対応付けて記憶するリスト
記憶手段と、リスト化手段が検出した現所在地における
通信機器リストとリスト記憶手段に予め記憶した所定の
機能毎に対応付けた通信機器リストとを比較して、これ
らの類似度を算出する類似度算出手段と、類似度算出手
段が算出した類似度の値に応じて、リスト記憶手段に予
め記憶した通信機器リストに対応付けた所定の機能を読
み出して設定する自動機能設定手段とをそれぞれ備える
ので、周辺に存在する無線通信可能な通信機器同士で互
いの存在状況を検出して自動的に機能設定を行うことか
ら、ユーザに対する利便性をさらに向上させることがで
きるという効果がある。
【0058】この発明によれば、リスト化手段が短距離
無線通信手段を用いて現所在地の周辺に存在する通信機
器に探索コマンドを常時送信するとともに、探索コマン
ドに対して応答した通信機器の通信機器リストを生成
し、類似度算出手段が算出した類似度が所定値を超える
と、自動機能設定手段がリスト記憶手段に予め記憶した
通信機器リストに対応付けた所定の機能を読み出して設
定するので、ユーザが操作を行うことなく、場所を移動
するだけで、周辺の通信機器の通信機器リストの変化を
自動的に検出するシステムを提供することができるとい
う効果がある。
【0059】この発明によれば、リスト化手段が周辺に
存在する通信機器に無線通信接続した際に得られる通信
機器の種類情報を用いて類似度算出手段が類似度を算出
するにあたり、同一種類情報を有するもの同士を同一の
通信機器と仮定するので、類似した機能を持つ代替通信
機器が周辺に存在すれば目的の機能を呼び出すシステム
を提供することができるという効果がある。
【0060】この発明によれば、短距離無線通信手段を
用いて他の通信機器の存在を検出する機能を有する通信
機器の機能設定方法であって、短距離無線通信手段を用
いて周辺に存在する各通信機器に無線通信接続して存在
を確認し、それらをまとめた通信機器リストを生成する
リスト化ステップと、リスト化ステップにて検出された
現所在地における通信機器リストと所定の機能毎に対応
付けて予め記憶した通信機器リストとを比較して、これ
らの類似度を算出する類似度算出ステップと、類似度算
出ステップにて算出された類似度の値に応じて、予め記
憶した通信機器リストに対応付けた所定の機能を読み出
して設定する自動機能設定ステップとを備えるので、周
辺に存在する無線通信可能な通信機器の存在状況を検出
して自動的に処理を行うことができるという効果があ
る。
【0061】この発明によれば、リスト化ステップに
て、短距離無線通信手段を用いて現所在地の周辺に存在
する通信機器に探索コマンドを常時送信するとともに、
該探索コマンドに対して応答した通信機器の通信機器リ
ストを生成し、自動機能設定ステップにて、類似度算出
ステップで算出された類似度が所定値を超えると、予め
記憶した通信機器リストに対応付けた所定の機能を読み
出して設定するので、ユーザが操作を行うことなく、場
所を移動するだけで、周辺の通信機器の通信機器リスト
の変化を自動的に検出することができるという効果があ
る。
【0062】この発明によれば、類似度算出ステップに
て、リスト化ステップで周辺に存在する通信機器に無線
通信接続した際に得られる通信機器の種類情報を用いて
類似度を算出するにあたり、同一種類情報を有するもの
同士を同一の通信機器と仮定するので、類似した機能を
持つ代替通信機器が周辺に存在すれば目的の機能を呼び
出すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による自動機能設定
システムの構成を示す図である。
【図2】 図1中の携帯情報端末の構成を示すブロック
図である。
【図3】 実施の形態1による自動機能設定システムの
動作を示すフロー図である。
【図4】 図2中の登録フェーズにおける動作を示すフ
ロー図である。
【図5】 図2中の全接続可能機器リスト内のデータを
表形式で表現した図である。
【図6】 通信機器の組み合わせパタンを示す図であ
る。
【図7】 通信機器の組み合わせパタンの他の形態を示
す図である。
【図8】 図8はパタンコマンドリストの登録内容を表
形式で表現した図である。
【図9】 図3中の認識フェーズにおける動作を示すフ
ロー図である。
【図10】 通信機器の組み合わせパタンの他の例を示
す図である。
【図11】 この発明の実施の形態2による自動機能設
定システムにおける携帯情報端末の動作を示すフロー図
である。
【図12】 この発明の実施の形態3による自動機能設
定システムの携帯情報端末における全接続可能機器リス
トを表形式で示した図である。
【図13】 実施の形態3によるパタンコマンドリスト
の登録内容を表形式で表現した図である。
【図14】 実施の形態3による携帯情報端末が作成し
た通信機器の組み合わせパタンを示す図である。
【符号の説明】
1 携帯情報端末(情報端末装置、通信機器)、2 車
載型情報端末(通信機器)、3 ヘッドセット装置(通
信機器)、4,5 PC(通信機器)、6 デバイス探
索・接続手段(短距離無線通信手段、リスト化手段)、
7 周辺デバイスリスト化手段(リスト化手段)、8
組み合わせパタン比較手段(類似度算出手段)、9 シ
ェルソフトウェア部(自動機能設定手段)、10 マン
マシンインタフェース部、11 記憶装置(リスト記憶
手段)、12 全接続可能機器リスト、13 パタンコ
マンドリスト(通信機器リスト)、14 名刺データ/
スケジュールデータ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短距離無線通信手段を用いて、他の短距
    離無線通信手段を有する通信機器の存在を検出する機能
    を備えた情報端末装置において、 上記短距離無線通信手段を用いて周辺に存在する各通信
    機器に無線通信接続して存在を確認し、それらをまとめ
    た通信機器リストを生成するリスト化手段と、 上記通信機器リストを所定の機能毎に対応付けて記憶す
    るリスト記憶手段と、 上記リスト化手段が検出した現所在地における通信機器
    リストと上記リスト記憶手段に予め記憶した所定の機能
    毎に対応付けた通信機器リストとを比較して、これらの
    類似度を算出する類似度算出手段と、 上記類似度算出手段が算出した類似度の値に応じて、上
    記リスト記憶手段に予め記憶した通信機器リストに対応
    付けた所定の機能を読み出して設定する自動機能設定手
    段とを備えたことを特徴とする情報端末装置。
  2. 【請求項2】 リスト化手段は、短距離無線通信手段を
    用いて現所在地の周辺に存在する通信機器に探索コマン
    ドを常時送信し、該探索コマンドに対して応答した上記
    通信機器の通信機器リストを生成し、 自動機能設定手段は、類似度算出手段が算出した類似度
    が所定値を超えると、リスト記憶手段に予め記憶した通
    信機器リストに対応付けた所定の機能を読み出して設定
    することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  3. 【請求項3】 類似度算出手段は、リスト化手段が周辺
    に存在する通信機器に無線通信接続した際に得られる通
    信機器の種類情報を用いて類似度を算出するにあたり、
    同一種類情報を有するもの同士を同一の通信機器と仮定
    することを特徴とする請求項1記載の情報端末装置。
  4. 【請求項4】 短距離無線通信手段を用いて他の通信機
    器の存在を検出する機能を有する複数の通信機器からな
    るシステムであって、 上記複数の通信機器は、 上記短距離無線通信手段を用いて周辺に存在する他の通
    信機器毎に無線通信接続して存在を確認し、それらをま
    とめた通信機器リストを生成するリスト化手段と、 上記通信機器リストを所定の機能毎に対応付けて記憶す
    るリスト記憶手段と、 上記リスト化手段が検出した現所在地における通信機器
    リストと上記リスト記憶手段に予め記憶した所定の機能
    毎に対応付けた通信機器リストとを比較して、これらの
    類似度を算出する類似度算出手段と、 上記類似度算出手段が算出した類似度の値に応じて、上
    記リスト記憶手段に予め記憶した通信機器リストに対応
    付けた所定の機能を読み出して設定する自動機能設定手
    段とをそれぞれ備えたことを特徴とする自動機能設定シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 リスト化手段は、短距離無線通信手段を
    用いて現所在地の周辺に存在する通信機器に探索コマン
    ドを常時送信するとともに、該探索コマンドに対して応
    答した上記通信機器の通信機器リストを生成し、 自動機能設定手段は、類似度算出手段が算出した類似度
    が所定値を超えると、リスト記憶手段に予め記憶した通
    信機器リストに対応付けた所定の機能を読み出して設定
    することを特徴とする請求項4記載の自動機能設定シス
    テム。
  6. 【請求項6】 類似度算出手段は、リスト化手段が周辺
    に存在する通信機器に無線通信接続した際に得られる通
    信機器の種類情報を用いて類似度を算出するにあたり、
    同一種類情報を有するもの同士を同一の通信機器と仮定
    することを特徴とする請求項4記載の自動機能設定シス
    テム。
  7. 【請求項7】 短距離無線通信手段を用いて他の通信機
    器の存在を検出する機能を有する通信機器の機能設定方
    法であって、 上記短距離無線通信手段を用いて周辺に存在する各通信
    機器に無線通信接続して存在を確認し、それらをまとめ
    た通信機器リストを生成するリスト化ステップと、 上記リスト化ステップにて検出された現所在地における
    通信機器リストと所定の機能毎に対応付けて予め記憶し
    た通信機器リストとを比較して、これらの類似度を算出
    する類似度算出ステップと、 上記類似度算出ステップにて算出された類似度の値に応
    じて、予め記憶した通信機器リストに対応付けた上記所
    定の機能を読み出して設定する自動機能設定ステップと
    を備えたことを特徴とする自動機能設定方法。
  8. 【請求項8】 リスト化ステップにて、短距離無線通信
    手段を用いて現所在地の周辺に存在する通信機器に探索
    コマンドを常時送信するとともに、該探索コマンドに対
    して応答した上記通信機器の通信機器リストを生成し、 自動機能設定ステップにて、類似度算出ステップで算出
    された類似度が所定値を超えると、予め記憶した通信機
    器リストに対応付けた所定の機能を読み出して設定する
    ことを特徴とする請求項7記載の自動機能設定方法。
  9. 【請求項9】 類似度算出ステップにて、リスト化ステ
    ップで周辺に存在する通信機器に無線通信接続した際に
    得られる通信機器の種類情報を用いて類似度を算出する
    にあたり、同一種類情報を有するもの同士を同一の通信
    機器と仮定することを特徴とする請求項7記載の自動機
    能設定方法。
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