JP2002368497A - フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法 - Google Patents
フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法Info
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- JP2002368497A JP2002368497A JP2001176838A JP2001176838A JP2002368497A JP 2002368497 A JP2002368497 A JP 2002368497A JP 2001176838 A JP2001176838 A JP 2001176838A JP 2001176838 A JP2001176838 A JP 2001176838A JP 2002368497 A JP2002368497 A JP 2002368497A
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- fpc
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- Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子部品のフレキシブルプリント配線板(F
PC)への実装に際して、固定板に対してFPCの貼着
や剥離が容易であるとともに、強固に固定することがで
きるフレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方
法を提供する。 【解決手段】 フレキシブルプリント配線板への電子部
品の実装方法は、フレキシブルプリント配線板の表面へ
の電子部品の実装に際して、予めフレキシブルプリント
配線板の電子部品を実装する面の反対側の面に接着シー
トを貼着し、該接着シートを介してフレキシブルプリン
ト配線板を固定板に固定した後、前記フレキシブルプリ
ント配線板の表面に電子部品を実装することを特徴とす
る。接着シートは基材の両面に粘着剤層が形成された両
面接着シートであってもよい。基材は多孔質基材が好ま
しい。粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系粘着剤
及び/又はシリコーン系粘着剤を好適に用いることがで
きる。
PC)への実装に際して、固定板に対してFPCの貼着
や剥離が容易であるとともに、強固に固定することがで
きるフレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方
法を提供する。 【解決手段】 フレキシブルプリント配線板への電子部
品の実装方法は、フレキシブルプリント配線板の表面へ
の電子部品の実装に際して、予めフレキシブルプリント
配線板の電子部品を実装する面の反対側の面に接着シー
トを貼着し、該接着シートを介してフレキシブルプリン
ト配線板を固定板に固定した後、前記フレキシブルプリ
ント配線板の表面に電子部品を実装することを特徴とす
る。接着シートは基材の両面に粘着剤層が形成された両
面接着シートであってもよい。基材は多孔質基材が好ま
しい。粘着剤層を構成する粘着剤は、アクリル系粘着剤
及び/又はシリコーン系粘着剤を好適に用いることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレキシブルプリ
ント配線板(以下、「FPC」と略称する場合がある)
への電子部品の実装に際して、FPCを固定板に容易に
固定することができ、さらに電子部品を精度よく自動実
装することができるフレキシブルプリント配線板への電
子部品の実装方法、および該実装方法に適した、接着シ
ートが貼着されているフレキシブルプリント配線板に関
する。
ント配線板(以下、「FPC」と略称する場合がある)
への電子部品の実装に際して、FPCを固定板に容易に
固定することができ、さらに電子部品を精度よく自動実
装することができるフレキシブルプリント配線板への電
子部品の実装方法、および該実装方法に適した、接着シ
ートが貼着されているフレキシブルプリント配線板に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子回路基板作製時における各種
電子部品(例えば、ICやコンデンサなど)の実装は、
リジッド基板(ガラス板、エポキシ板等)へ実装マシー
ン[例えば、パナザード(松下電器産業株式会社製)な
ど]を用いて自動的に行うことができる。該方法では、
電子部品が実装される際に、リジッド基板の位置精度が
重要であるため、通常、該リジッド基板が動かないよう
に搬送レールに挟み込まれた形で輸送されている。
電子部品(例えば、ICやコンデンサなど)の実装は、
リジッド基板(ガラス板、エポキシ板等)へ実装マシー
ン[例えば、パナザード(松下電器産業株式会社製)な
ど]を用いて自動的に行うことができる。該方法では、
電子部品が実装される際に、リジッド基板の位置精度が
重要であるため、通常、該リジッド基板が動かないよう
に搬送レールに挟み込まれた形で輸送されている。
【0003】一方、近年では、電子機器の小型化・軽量
化が進んでおり、そのため、フレキシブルプリント配線
板(FPC)の表面に直接電子部品が実装(表面実装)
されることがある。FPCの場合、FPC自体(基板)
に腰がないため、搬送レールに挟み込んでもしっかりと
固定されず、位置精度が低い。そのため、例えば、図3
に示すような方法によりFPCを固定板に固定して電子
部品の実装が行われている。図3は従来のFPCの固定
方法の代表的な一例を示す概略図である。図3におい
て、4はFPC、6はマザーボード(固定板)、71はマ
ザーボード固定用ガイドピン、72はFPC位置合わせ用
ガイドピン、8は固定台、9は接着テープである。図3
により示される方法では、マザーボード6(アルミニウ
ムの板など)の表面にFPC4を、FPC位置合わせ用
ガイドピン72をFPC4に設けられている穿孔に合わせ
て載せ、接着テープ9(ポリイミドフィルムやフッ素樹
脂系フィルムを基材としてその片面に粘着剤層を形成し
た接着テープなどの従来使用されている粘着テープ)を
用いてFPC4をマザーボード6にFPC4の上側から
2〜4カ所程度貼着して固定した後、該マザーボード6
を、搬送用の固定台8にマザーボード固定用ガイドピン
71をマザーボード6に設けられている穿孔に合わせて固
定し、搬送レールで挟み込んで、電子部品の実装が行わ
れている。
化が進んでおり、そのため、フレキシブルプリント配線
板(FPC)の表面に直接電子部品が実装(表面実装)
されることがある。FPCの場合、FPC自体(基板)
に腰がないため、搬送レールに挟み込んでもしっかりと
固定されず、位置精度が低い。そのため、例えば、図3
に示すような方法によりFPCを固定板に固定して電子
部品の実装が行われている。図3は従来のFPCの固定
方法の代表的な一例を示す概略図である。図3におい
て、4はFPC、6はマザーボード(固定板)、71はマ
ザーボード固定用ガイドピン、72はFPC位置合わせ用
ガイドピン、8は固定台、9は接着テープである。図3
により示される方法では、マザーボード6(アルミニウ
ムの板など)の表面にFPC4を、FPC位置合わせ用
ガイドピン72をFPC4に設けられている穿孔に合わせ
て載せ、接着テープ9(ポリイミドフィルムやフッ素樹
脂系フィルムを基材としてその片面に粘着剤層を形成し
た接着テープなどの従来使用されている粘着テープ)を
用いてFPC4をマザーボード6にFPC4の上側から
2〜4カ所程度貼着して固定した後、該マザーボード6
を、搬送用の固定台8にマザーボード固定用ガイドピン
71をマザーボード6に設けられている穿孔に合わせて固
定し、搬送レールで挟み込んで、電子部品の実装が行わ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3で
示されるような従来の電子部品の実装工程では、FPC
を固定板に固定する際にはFPCの端を2〜4カ所程度
接着テープにより固定するだけであるので、FPCの固
定の強度が低く、FPCと固定板との間に隙間が生じて
いる。そのため、FPCへ電子部品を実装する際のFP
Cの位置精度、特に上下方向での位置精度が低い。ま
た、1つのFPCに対して細い接着テープを数カ所貼っ
ているので、FPCの取り付けや取り外しに非常に手間
がかかり、作業性が低い。
示されるような従来の電子部品の実装工程では、FPC
を固定板に固定する際にはFPCの端を2〜4カ所程度
接着テープにより固定するだけであるので、FPCの固
定の強度が低く、FPCと固定板との間に隙間が生じて
いる。そのため、FPCへ電子部品を実装する際のFP
Cの位置精度、特に上下方向での位置精度が低い。ま
た、1つのFPCに対して細い接着テープを数カ所貼っ
ているので、FPCの取り付けや取り外しに非常に手間
がかかり、作業性が低い。
【0005】従って、本発明の目的は、電子部品のフレ
キシブルプリント配線板(FPC)への実装に際して、
固定板に対してFPCの貼着や剥離が容易であるととも
に、強固に固定することができるフレキシブルプリント
配線板への電子部品の実装方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子部品のFPCへの実装に際し
て、固定板に対してFPCを優れた作業性で取り付け及
び取り外しをすることができ、しかも、FPCに電子部
品を高い精度で実装することができるフレキシブルプリ
ント配線板への電子部品の実装方法を提供することにあ
る。
キシブルプリント配線板(FPC)への実装に際して、
固定板に対してFPCの貼着や剥離が容易であるととも
に、強固に固定することができるフレキシブルプリント
配線板への電子部品の実装方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、電子部品のFPCへの実装に際し
て、固定板に対してFPCを優れた作業性で取り付け及
び取り外しをすることができ、しかも、FPCに電子部
品を高い精度で実装することができるフレキシブルプリ
ント配線板への電子部品の実装方法を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するため鋭意検討した結果、フレキシブルプリン
ト配線板(FPC)の表面への電子部品の実装に際し
て、予めFPCの固定板に貼着させる面に接着シートを
貼着させて、該接着シートを介してFPCを固定板に固
定させると、FPCの固定板への固定が容易であるとと
もに、強固に固定することができ、そのため、FPCの
位置ずれが生じず、FPCに対して電子部品を精度よく
自動実装することができることを見出し、本発明を完成
させた。
を達成するため鋭意検討した結果、フレキシブルプリン
ト配線板(FPC)の表面への電子部品の実装に際し
て、予めFPCの固定板に貼着させる面に接着シートを
貼着させて、該接着シートを介してFPCを固定板に固
定させると、FPCの固定板への固定が容易であるとと
もに、強固に固定することができ、そのため、FPCの
位置ずれが生じず、FPCに対して電子部品を精度よく
自動実装することができることを見出し、本発明を完成
させた。
【0007】すなわち、本発明は、フレキシブルプリン
ト配線板の表面への電子部品の実装に際して、予めフレ
キシブルプリント配線板の電子部品を実装する面の反対
側の面に接着シートを貼着し、該接着シートを介してフ
レキシブルプリント配線板を固定板に固定した後、前記
フレキシブルプリント配線板の表面に電子部品を実装す
ることを特徴とするフレキシブルプリント配線板への電
子部品の実装方法である。
ト配線板の表面への電子部品の実装に際して、予めフレ
キシブルプリント配線板の電子部品を実装する面の反対
側の面に接着シートを貼着し、該接着シートを介してフ
レキシブルプリント配線板を固定板に固定した後、前記
フレキシブルプリント配線板の表面に電子部品を実装す
ることを特徴とするフレキシブルプリント配線板への電
子部品の実装方法である。
【0008】本発明では、接着シートとしては、基材の
両面に粘着剤層が形成された両面接着シートを好適に用
いることができる。前記基材としては多孔質基材が好ま
しい。また、前記粘着剤層を構成する粘着剤としては、
アクリル系粘着剤及び/又はシリコーン系粘着剤が好適
である。
両面に粘着剤層が形成された両面接着シートを好適に用
いることができる。前記基材としては多孔質基材が好ま
しい。また、前記粘着剤層を構成する粘着剤としては、
アクリル系粘着剤及び/又はシリコーン系粘着剤が好適
である。
【0009】本発明には、前記フレキシブルプリント配
線板への電子部品の実装方法において用いられるフレキ
シブルプリント配線板であって、フレキシブルプリント
配線板の電子部品を実装する面の反対側の面に、固定板
に固定するための接着シートが貼着されているフレキシ
ブルプリント配線板も含まれる。
線板への電子部品の実装方法において用いられるフレキ
シブルプリント配線板であって、フレキシブルプリント
配線板の電子部品を実装する面の反対側の面に、固定板
に固定するための接着シートが貼着されているフレキシ
ブルプリント配線板も含まれる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、必
要に応じて図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の
FPCへの電子部品を実装する方法を示す概略図であ
る。具体的には、図1はFPCを固定板に貼り付けた状
態を示す概略図であり、図1(a)は上側から見た図で
あり、図1(b)は横側から見た図である。図1におい
て、4はFPC、5は両面接着シート、6は固定板、71
はマザーボード固定用ガイドピン、72はFPC位置合わ
せ用ガイドピン、71aはマザーボード固定用ガイドピン7
1の挿入用穿孔、72aはFPC位置合わせ用ガイドピン72
の挿入用穿孔、8は搬送用の固定台である。図1では、
FPC4の電子部品を実装する面の反対側の面(以下、
「固定板貼着面」と称する場合がある)に、両面接着シ
ート5が貼着され、該両面接着シート5を介して、FP
C4が固定板6の所定の部位に貼り付けられて固定され
ている。より具体的には、固定板6を、搬送用の固定台
8に、マザーボード固定用ガイドピン71及び穿孔71aを
利用して固定した後、FPC4の固定板貼着面に、両面
接着シート5を貼り付けて、固定板6の表面における所
定の部位に、FPC位置合わせ用ガイドピン72及び穿孔
72aを利用して、両面接着シート5が貼着されたFPC
4における両面接着シート5の開放側の粘着剤層を固定
板6に貼り付けて貼着固定する。
要に応じて図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の
FPCへの電子部品を実装する方法を示す概略図であ
る。具体的には、図1はFPCを固定板に貼り付けた状
態を示す概略図であり、図1(a)は上側から見た図で
あり、図1(b)は横側から見た図である。図1におい
て、4はFPC、5は両面接着シート、6は固定板、71
はマザーボード固定用ガイドピン、72はFPC位置合わ
せ用ガイドピン、71aはマザーボード固定用ガイドピン7
1の挿入用穿孔、72aはFPC位置合わせ用ガイドピン72
の挿入用穿孔、8は搬送用の固定台である。図1では、
FPC4の電子部品を実装する面の反対側の面(以下、
「固定板貼着面」と称する場合がある)に、両面接着シ
ート5が貼着され、該両面接着シート5を介して、FP
C4が固定板6の所定の部位に貼り付けられて固定され
ている。より具体的には、固定板6を、搬送用の固定台
8に、マザーボード固定用ガイドピン71及び穿孔71aを
利用して固定した後、FPC4の固定板貼着面に、両面
接着シート5を貼り付けて、固定板6の表面における所
定の部位に、FPC位置合わせ用ガイドピン72及び穿孔
72aを利用して、両面接着シート5が貼着されたFPC
4における両面接着シート5の開放側の粘着剤層を固定
板6に貼り付けて貼着固定する。
【0011】このように、本発明では、FPCの固定板
への貼着に際して、予め、FPCに接着シートを貼着さ
せて、FPCの固定板貼着面に粘着剤層を形成させ、該
固定板貼着面に粘着剤層を有するFPCを、固定板の所
定の部位に載せて貼着により固定しているので、容易に
FPCを固定板に固定することができる。また、電子部
品を実装した後に、電子部品が実装されたFPCを取り
外す際には、単に電子部品が実装されたFPCを、固定
板から取り外して、FPCの固定板貼着面に貼着された
接着シートを剥離させるだけでよく、複数の接着テープ
を剥がす必要がない。従って、優れた作業性で、FPC
を固定板に固定し、かつ固定板からFPCを取り外すこ
とができる。
への貼着に際して、予め、FPCに接着シートを貼着さ
せて、FPCの固定板貼着面に粘着剤層を形成させ、該
固定板貼着面に粘着剤層を有するFPCを、固定板の所
定の部位に載せて貼着により固定しているので、容易に
FPCを固定板に固定することができる。また、電子部
品を実装した後に、電子部品が実装されたFPCを取り
外す際には、単に電子部品が実装されたFPCを、固定
板から取り外して、FPCの固定板貼着面に貼着された
接着シートを剥離させるだけでよく、複数の接着テープ
を剥がす必要がない。従って、優れた作業性で、FPC
を固定板に固定し、かつ固定板からFPCを取り外すこ
とができる。
【0012】また、FPCの下部の全面又は一部分が接
着シートを介して固定板に固定されているため、FPC
と固定板との間には隙間がほとんど又は全く生じていな
い。従って、電子部品をFPCに固定する際にFPCの
位置ずれ等が生じないので、電子部品を高い位置精度で
FPCに実装することが可能である。
着シートを介して固定板に固定されているため、FPC
と固定板との間には隙間がほとんど又は全く生じていな
い。従って、電子部品をFPCに固定する際にFPCの
位置ずれ等が生じないので、電子部品を高い位置精度で
FPCに実装することが可能である。
【0013】[接着シート]予めFPCに貼着させる接
着シートとしては、図2で示されているような両面接着
シートを用いることができる。図2は本発明における接
着シートの一例を示す断面図である。
着シートとしては、図2で示されているような両面接着
シートを用いることができる。図2は本発明における接
着シートの一例を示す断面図である。
【0014】図2において、1はフレキシブルプリント
配線板固定用接着シート(以下、「FPC固定用接着シ
ート」又は単に「接着シート」と称する場合がある)、
2は粘着剤層、3は基材である。図2の例では、FPC
固定用接着シート1は、基材3の両面に、粘着剤層2が
積層された構造を有している。このように、本発明で
は、FPC固定用接着シート1としては、基材2の両面
に粘着剤層3が積層されている基材付き両面接着シート
か、あるいは粘着剤層のみからなる基材レス両面接着シ
ートを用いることができるが、使用後に接着シートを剥
がすことを考慮すると、基材付き両面接着シートの方が
好ましい。
配線板固定用接着シート(以下、「FPC固定用接着シ
ート」又は単に「接着シート」と称する場合がある)、
2は粘着剤層、3は基材である。図2の例では、FPC
固定用接着シート1は、基材3の両面に、粘着剤層2が
積層された構造を有している。このように、本発明で
は、FPC固定用接着シート1としては、基材2の両面
に粘着剤層3が積層されている基材付き両面接着シート
か、あるいは粘着剤層のみからなる基材レス両面接着シ
ートを用いることができるが、使用後に接着シートを剥
がすことを考慮すると、基材付き両面接着シートの方が
好ましい。
【0015】[基材]接着シート1において、基材3と
しては、特に制限されず、例えば、セロハン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレ
フタレートなどのポリエステル等のプラスチックからな
るプラスチックフィルム;天然ゴム、ブチルゴム等から
なるゴムシート;ポリウレタン、ポリクロロプレンゴム
等からなる発泡体;アルミニウム箔、銅箔等の金属箔な
どであってもよいが、紙や不織布等の繊維状物質による
多孔質基材を好適に用いることができる。
しては、特に制限されず、例えば、セロハン、ポリテト
ラフルオロエチレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレ
フタレートなどのポリエステル等のプラスチックからな
るプラスチックフィルム;天然ゴム、ブチルゴム等から
なるゴムシート;ポリウレタン、ポリクロロプレンゴム
等からなる発泡体;アルミニウム箔、銅箔等の金属箔な
どであってもよいが、紙や不織布等の繊維状物質による
多孔質基材を好適に用いることができる。
【0016】電子部品の実装工程では、通常、ハンダを
溶融させるために、短時間ではあるが、FPCは非常に
高い温度にさらされる。例えば、赤外線による加熱(I
R加熱)では、加熱条件は種々あるが、代表的な例とし
て、最大温度となるピーク温度が260℃前後で、該ピ
ーク温度の保持時間が20秒前後である加熱条件が挙げ
られる。このような非常に高い温度となる加熱工程を経
た接着テープ等の接着シートでは、IR加熱中に粘着剤
中に含まれる水分などが急激に膨張(気体化)すること
等により、接着テープ等の接着シートからFPC及び/
又は固定板が剥がれてしまう場合があった。しかしなが
ら、FPC固定用接着シートの基材として多孔質基材を
用いると、加熱工程(特にIR加熱工程)などで高温に
さらされても、接着性の低下を抑制又は防止して、高い
接着性を保持することができる。すなわち、非常に高い
温度となる加熱工程を経ても、FPC及び/又は固定板
が接着シートと接着している状態が保持されている。よ
り具体的には、ハンダを溶融させるため等の加熱工程に
おいて、粘着剤中に含まれている水分等が急激に膨張
(気化)しても、基材が多孔質基材であると、粘着剤層
中で気化した気体成分を多孔質基材を通して外部に放出
することができ、FPCが粘着剤層から剥がれることを
抑制又は防止することができる。従って、加熱工程を経
ても、FPCには位置ずれが生じておらず、電子部品を
FPCに高い位置精度で実装することが可能である。す
なわち、基材として多孔質基材を用いると、電子部品の
FPCへの実装の位置精度を極めて向上させることがで
きる。
溶融させるために、短時間ではあるが、FPCは非常に
高い温度にさらされる。例えば、赤外線による加熱(I
R加熱)では、加熱条件は種々あるが、代表的な例とし
て、最大温度となるピーク温度が260℃前後で、該ピ
ーク温度の保持時間が20秒前後である加熱条件が挙げ
られる。このような非常に高い温度となる加熱工程を経
た接着テープ等の接着シートでは、IR加熱中に粘着剤
中に含まれる水分などが急激に膨張(気体化)すること
等により、接着テープ等の接着シートからFPC及び/
又は固定板が剥がれてしまう場合があった。しかしなが
ら、FPC固定用接着シートの基材として多孔質基材を
用いると、加熱工程(特にIR加熱工程)などで高温に
さらされても、接着性の低下を抑制又は防止して、高い
接着性を保持することができる。すなわち、非常に高い
温度となる加熱工程を経ても、FPC及び/又は固定板
が接着シートと接着している状態が保持されている。よ
り具体的には、ハンダを溶融させるため等の加熱工程に
おいて、粘着剤中に含まれている水分等が急激に膨張
(気化)しても、基材が多孔質基材であると、粘着剤層
中で気化した気体成分を多孔質基材を通して外部に放出
することができ、FPCが粘着剤層から剥がれることを
抑制又は防止することができる。従って、加熱工程を経
ても、FPCには位置ずれが生じておらず、電子部品を
FPCに高い位置精度で実装することが可能である。す
なわち、基材として多孔質基材を用いると、電子部品の
FPCへの実装の位置精度を極めて向上させることがで
きる。
【0017】多孔質基材としては、多孔性を有する基材
であれば、孔の形状やその径(平均気泡径)、密度等の
各種特性の他、基材の材質などは特に制限されない。多
孔質基材としては、粘着剤層において、気化した気体成
分を外部に放出させるため、連続気泡の形態を有してい
ることが好ましい。すなわち、多孔質基材が連続気泡の
形態を有していると、粘着剤層中で気化した気体成分
(水蒸気など)を、多孔質基材の開放端部から外部に放
出することができる。
であれば、孔の形状やその径(平均気泡径)、密度等の
各種特性の他、基材の材質などは特に制限されない。多
孔質基材としては、粘着剤層において、気化した気体成
分を外部に放出させるため、連続気泡の形態を有してい
ることが好ましい。すなわち、多孔質基材が連続気泡の
形態を有していると、粘着剤層中で気化した気体成分
(水蒸気など)を、多孔質基材の開放端部から外部に放
出することができる。
【0018】本発明では、多孔質基材、なかでも繊維状
物質による多孔質基材としては、例えば、多孔性紙材
(例えば、クラフト紙、クレープ紙、和紙、クレーコー
ト紙、上質紙、グラシン紙、クルパック紙などの紙)、
多孔性布材(例えば、アラミド繊維、レーヨン繊維、ア
セテート繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコー
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維、フッ素
繊維、ステンレス繊維、石綿、ガラスクロス、ガラス繊
維、マニラ麻、パルプなどの合成又は天然繊維による不
織布や織布など)などが挙げられる。繊維状物質による
多孔質基材において、繊維状物質は単独で又は2種以上
組み合わせられていてもよい。また、多孔質基材は、単
独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
物質による多孔質基材としては、例えば、多孔性紙材
(例えば、クラフト紙、クレープ紙、和紙、クレーコー
ト紙、上質紙、グラシン紙、クルパック紙などの紙)、
多孔性布材(例えば、アラミド繊維、レーヨン繊維、ア
セテート繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコー
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフィン繊維、フッ素
繊維、ステンレス繊維、石綿、ガラスクロス、ガラス繊
維、マニラ麻、パルプなどの合成又は天然繊維による不
織布や織布など)などが挙げられる。繊維状物質による
多孔質基材において、繊維状物質は単独で又は2種以上
組み合わせられていてもよい。また、多孔質基材は、単
独で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
【0019】本発明では、多孔質基材としては、粘着剤
の投錨性、水蒸気等の気体成分の通気性、耐熱性などの
観点から、和紙や不織布が好適である。なお、多孔質基
材としては、耐熱性の観点からはアラミド繊維を好適に
用いることができる。また、和紙やクレーコート紙は、
安価でしかも耐熱性を有しているので、多孔質基材とし
て有用である。
の投錨性、水蒸気等の気体成分の通気性、耐熱性などの
観点から、和紙や不織布が好適である。なお、多孔質基
材としては、耐熱性の観点からはアラミド繊維を好適に
用いることができる。また、和紙やクレーコート紙は、
安価でしかも耐熱性を有しているので、多孔質基材とし
て有用である。
【0020】また、本発明では、多孔質基材(多孔性基
材)は、バインダー等の物質が添加されておらず、繊維
状物質(繊維成分)のみで構成されていることが好まし
い。特に、中性又はほぼ中性で、しかも繊維成分として
レーヨン繊維を含有している多孔質基材が好適である。
このようなレーヨン繊維を含有している多孔質基材とし
ては、レーヨン繊維の含有比率が高いものが好ましく、
該レーヨン繊維の含有比率としては、例えば、全繊維成
分に対して30重量%以上、好ましくは50重量%以上
の範囲から選択することができる。
材)は、バインダー等の物質が添加されておらず、繊維
状物質(繊維成分)のみで構成されていることが好まし
い。特に、中性又はほぼ中性で、しかも繊維成分として
レーヨン繊維を含有している多孔質基材が好適である。
このようなレーヨン繊維を含有している多孔質基材とし
ては、レーヨン繊維の含有比率が高いものが好ましく、
該レーヨン繊維の含有比率としては、例えば、全繊維成
分に対して30重量%以上、好ましくは50重量%以上
の範囲から選択することができる。
【0021】基材(特に、多孔質基材)の厚さは特に制
限されず、用途に応じて適宜選択できるが、一般には、
例えば、25〜200μm(好ましくは50〜150μ
m)程度である。
限されず、用途に応じて適宜選択できるが、一般には、
例えば、25〜200μm(好ましくは50〜150μ
m)程度である。
【0022】なお、多孔質基材として紙や不織布を用い
た場合、その坪量としては、特に制限されず、例えば、
1〜300g/m2程度であってもよい。
た場合、その坪量としては、特に制限されず、例えば、
1〜300g/m2程度であってもよい。
【0023】[粘着剤層]粘着剤層2を構成する粘着剤
(感圧性接着剤)としては、接着テープ等の接着シート
において慣用乃至公知の粘着剤を使用でき、例えば、ア
クリル系粘着剤やシリコーン系粘着剤の他、エラストマ
ーに粘着付与樹脂などの添加剤が配合されたゴム系粘着
剤などが挙げられる。粘着剤としては、アクリル系粘着
剤、シリコーン系粘着剤を好適に用いることができる。
耐熱性や実装後のFPCの剥がし易さの観点からは、ア
クリル系粘着剤が好適である。また、特に高い耐熱性が
要求される場合は、シリコーン系粘着剤が好ましい。粘
着剤は単独で又は2種以上組み合わせて使用することが
できる。
(感圧性接着剤)としては、接着テープ等の接着シート
において慣用乃至公知の粘着剤を使用でき、例えば、ア
クリル系粘着剤やシリコーン系粘着剤の他、エラストマ
ーに粘着付与樹脂などの添加剤が配合されたゴム系粘着
剤などが挙げられる。粘着剤としては、アクリル系粘着
剤、シリコーン系粘着剤を好適に用いることができる。
耐熱性や実装後のFPCの剥がし易さの観点からは、ア
クリル系粘着剤が好適である。また、特に高い耐熱性が
要求される場合は、シリコーン系粘着剤が好ましい。粘
着剤は単独で又は2種以上組み合わせて使用することが
できる。
【0024】前記アクリル系粘着剤は、主モノマー成分
として(メタ)アクリル酸アルキルエステルを含む(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル系共重合体をベースポ
リマーとして含有している。より具体的には、(メタ)
アクリル酸アルキルエステルの重合体(共重合体を含
む)又は該(メタ)アクリル酸アルキルエステルと他の
モノエチレン性不飽和単量体(共重合性モノマー)との
共重合体からなるアクリル系ポリマーをベースポリマー
とし、これに必要に応じて交叉結合剤(架橋剤など)や
粘着付与樹脂等の添加剤が配合されている。
として(メタ)アクリル酸アルキルエステルを含む(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル系共重合体をベースポ
リマーとして含有している。より具体的には、(メタ)
アクリル酸アルキルエステルの重合体(共重合体を含
む)又は該(メタ)アクリル酸アルキルエステルと他の
モノエチレン性不飽和単量体(共重合性モノマー)との
共重合体からなるアクリル系ポリマーをベースポリマー
とし、これに必要に応じて交叉結合剤(架橋剤など)や
粘着付与樹脂等の添加剤が配合されている。
【0025】前記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
としては、通常、アルキル基の炭素数が4〜14程度の
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを好適に用いるこ
とができる。具体的には、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルとしては、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレートなどが好適に用いら
れている。(メタ)アクリル酸アルキルエステルは単独
で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
としては、通常、アルキル基の炭素数が4〜14程度の
(メタ)アクリル酸アルキルエステルを好適に用いるこ
とができる。具体的には、(メタ)アクリル酸アルキル
エステルとしては、ブチル(メタ)アクリレート、イソ
オクチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル
(メタ)アクリレート、イソノニル(メタ)アクリレー
ト、ラウリル(メタ)アクリレートなどが好適に用いら
れている。(メタ)アクリル酸アルキルエステルは単独
で又は2種以上組み合わせて使用することができる。
【0026】これらの(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルは、主モノマー成分として用いられている。具体的
には、アクリル系重合体において、(メタ)アクリル酸
アルキルエステルの割合は、例えば、モノマー成分全量
に対して50重量%以上(50〜100重量%)の範囲
から選択することができる。(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルの割合としては、好ましくは80重量%以
上、さらに好ましくは90重量%以上であり、特に97
重量%以上であることが最適である。
テルは、主モノマー成分として用いられている。具体的
には、アクリル系重合体において、(メタ)アクリル酸
アルキルエステルの割合は、例えば、モノマー成分全量
に対して50重量%以上(50〜100重量%)の範囲
から選択することができる。(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステルの割合としては、好ましくは80重量%以
上、さらに好ましくは90重量%以上であり、特に97
重量%以上であることが最適である。
【0027】アクリル系ポリマーにおけるモノマー成分
として、(メタ)アクリル酸アルキルエステルととも
に、該(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合が
可能な官能基含有共重合性モノマーを用いると、FPC
などの被着体への接着性を向上させることができる。官
能基含有共重合性モノマーとしては、例えば、カルボキ
シル基含有共重合性モノマー、窒素原子含有共重合性モ
ノマー、水酸基含有共重合性モノマー、エポキシ基含有
共重合性モノマー、メルカプト基含有共重合性モノマ
ー、イソシアネート基含有共重合性モノマーなどが挙げ
られる。より具体的には、官能基含有共重合性モノマー
には、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、無水マレイン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル
酸などのカルボキシル基含有共重合性モノマー;(メ
タ)アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、(メタ)
アクリロイルモルホリン、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリル酸アミノエチル、シクロヘキシルマレ
イミド、イソプロピルマレイミドなどの窒素原子含有共
重合性モノマー;(メタ)アクリル酸ヒドロキシメチ
ル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、グリセリンジ
メタクリレートなどの水酸基含有共重合性モノマー;
(メタ)アクリル酸グリシジルなどのエポキシ基含有共
重合性モノマー;2−メタクリロイルオキシエチルイソ
シアネートなどのイソシアネート基含有共重合性モノマ
ーなどが含まれ、連鎖移動剤末端のメルカプト基などを
官能基として導入することも可能である。これらの官能
基含有共重合性モノマーの中でも、反応性および汎用性
の点でカルボキシル基含有モノマーが好ましく、さらに
好適にはアクリル酸、メタクリル酸が挙げられる。
として、(メタ)アクリル酸アルキルエステルととも
に、該(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合が
可能な官能基含有共重合性モノマーを用いると、FPC
などの被着体への接着性を向上させることができる。官
能基含有共重合性モノマーとしては、例えば、カルボキ
シル基含有共重合性モノマー、窒素原子含有共重合性モ
ノマー、水酸基含有共重合性モノマー、エポキシ基含有
共重合性モノマー、メルカプト基含有共重合性モノマ
ー、イソシアネート基含有共重合性モノマーなどが挙げ
られる。より具体的には、官能基含有共重合性モノマー
には、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン
酸、無水マレイン酸、クロトン酸、マレイン酸、フマル
酸などのカルボキシル基含有共重合性モノマー;(メ
タ)アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、(メタ)
アクリロイルモルホリン、(メタ)アクリロニトリル、
(メタ)アクリル酸アミノエチル、シクロヘキシルマレ
イミド、イソプロピルマレイミドなどの窒素原子含有共
重合性モノマー;(メタ)アクリル酸ヒドロキシメチ
ル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、(メ
タ)アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、グリセリンジ
メタクリレートなどの水酸基含有共重合性モノマー;
(メタ)アクリル酸グリシジルなどのエポキシ基含有共
重合性モノマー;2−メタクリロイルオキシエチルイソ
シアネートなどのイソシアネート基含有共重合性モノマ
ーなどが含まれ、連鎖移動剤末端のメルカプト基などを
官能基として導入することも可能である。これらの官能
基含有共重合性モノマーの中でも、反応性および汎用性
の点でカルボキシル基含有モノマーが好ましく、さらに
好適にはアクリル酸、メタクリル酸が挙げられる。
【0028】官能基含有共重合性モノマーの割合は、モ
ノマー成分全量に対して10重量%以下(例えば、0〜
10重量%)、好ましくは3重量%以下(0〜3重量
%)程度であってもよい。
ノマー成分全量に対して10重量%以下(例えば、0〜
10重量%)、好ましくは3重量%以下(0〜3重量
%)程度であってもよい。
【0029】また、前記アクリル系ポリマーでは、上記
主モノマー及び官能基含有共重合性モノマー以外に、必
要に応じて、他の共重合性モノマーをモノマー成分とし
て含んでいてもよい。このような共重合性モノマーに
は、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メ
タ)アクリル酸イソプロピルなどのアルキル基の炭素数
が1〜3の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メ
タ)アクリル酸ステアリルなどのアルキル基の炭素数が
15〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;酢
酸ビニルなどのビニルエステル類;スチレンなどのスチ
レン系モノマー;エチレン、プロピレンなどのα−オレ
フィン系モノマーなどが含まれる。
主モノマー及び官能基含有共重合性モノマー以外に、必
要に応じて、他の共重合性モノマーをモノマー成分とし
て含んでいてもよい。このような共重合性モノマーに
は、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アク
リル酸エチル、(メタ)アクリル酸n−プロピル、(メ
タ)アクリル酸イソプロピルなどのアルキル基の炭素数
が1〜3の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;(メ
タ)アクリル酸ステアリルなどのアルキル基の炭素数が
15〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステル;酢
酸ビニルなどのビニルエステル類;スチレンなどのスチ
レン系モノマー;エチレン、プロピレンなどのα−オレ
フィン系モノマーなどが含まれる。
【0030】前記アクリル系ポリマーにおいて、主モノ
マー成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステル
以外のモノマー成分としては、モノマー成分全量に対し
て50重量%未満の範囲から選択してもよいが、好まし
くは20重量%未満、さらに好ましくは10重量%未
満、特に3重量%未満であることが望ましい。
マー成分としての(メタ)アクリル酸アルキルエステル
以外のモノマー成分としては、モノマー成分全量に対し
て50重量%未満の範囲から選択してもよいが、好まし
くは20重量%未満、さらに好ましくは10重量%未
満、特に3重量%未満であることが望ましい。
【0031】本発明では、粘着剤の保持特性を向上させ
るために、交叉結合剤として、イソシアネート系化合物
あるいはエポキシ系化合物のような公知の架橋剤を添加
したり、光重合を行う場合などでは、多官能(メタ)ア
クリレートを添加することは有用である。交叉結合剤は
単独で又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。前記架橋剤において、イソシアネート系化合物とし
ては、例えば、2以上のイソシアネート基を有する多官
能イソシアネート化合物、例えば、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、フェニレンジイソ
シアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネー
トなどの芳香族ジイソシアネート;ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4′
−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の脂肪族
または脂環式ジイソシアネートの他、ジフェニルメタン
ジイソシアネートの二重体、トリメチロールプロパンと
トリレンジイソシアネートとの反応生成物、トリメチロ
ールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートとの反
応生成物、ポリエーテルポリイソシアネート、ポリエス
テルポリイソシアネートなどが挙げられる。また、エポ
キシ系化合物としては、2以上のエポキシ基を有する多
官能エポキシ化合物、例えば、ジグリシジルアニリン、
グリセリンジグリシジルエーテルなどが挙げられる。
るために、交叉結合剤として、イソシアネート系化合物
あるいはエポキシ系化合物のような公知の架橋剤を添加
したり、光重合を行う場合などでは、多官能(メタ)ア
クリレートを添加することは有用である。交叉結合剤は
単独で又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。前記架橋剤において、イソシアネート系化合物とし
ては、例えば、2以上のイソシアネート基を有する多官
能イソシアネート化合物、例えば、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート、
2,6−トリレンジイソシアネート、フェニレンジイソ
シアネート、1,5−ナフチレンジイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、トルイレンジイソシアネー
トなどの芳香族ジイソシアネート;ヘキサメチレンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、4,4′
−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート等の脂肪族
または脂環式ジイソシアネートの他、ジフェニルメタン
ジイソシアネートの二重体、トリメチロールプロパンと
トリレンジイソシアネートとの反応生成物、トリメチロ
ールプロパンとヘキサメチレンジイソシアネートとの反
応生成物、ポリエーテルポリイソシアネート、ポリエス
テルポリイソシアネートなどが挙げられる。また、エポ
キシ系化合物としては、2以上のエポキシ基を有する多
官能エポキシ化合物、例えば、ジグリシジルアニリン、
グリセリンジグリシジルエーテルなどが挙げられる。
【0032】また、光重合を行う場合等で用いられる交
叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレートとして
は、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートなど
が挙げられる。
叉結合剤としての多官能(メタ)アクリレートとして
は、例えば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アク
リレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリ
レート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレートなど
が挙げられる。
【0033】前記アクリル系ポリマーは、上記モノマー
成分の混合物を通常の重合方法、例えば乳化重合法や溶
液重合を用い、一般的な一括重合、連続滴下重合、分割
滴下重合などにより合成することができる。重合に際し
ては、慣用乃至公知の重合開始剤が用いられていてもよ
い。また、乳化重合に際しては、慣用乃至公知の乳化剤
が用いられていてもよい。なお、重合温度は、例えば3
0〜80℃の範囲である。
成分の混合物を通常の重合方法、例えば乳化重合法や溶
液重合を用い、一般的な一括重合、連続滴下重合、分割
滴下重合などにより合成することができる。重合に際し
ては、慣用乃至公知の重合開始剤が用いられていてもよ
い。また、乳化重合に際しては、慣用乃至公知の乳化剤
が用いられていてもよい。なお、重合温度は、例えば3
0〜80℃の範囲である。
【0034】なお、粘着剤として特に高い耐熱性(高耐
熱性)を必要とする場合、紫外線照射による重合物が好
ましい。また、上記粘着剤には、任意成分として、粘着
付与剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、着色剤(顔料、染料
など)、老化防止剤、酸化防止剤などの従来公知の各種
添加剤を添加することができる。前記粘着付与樹脂とし
ては、脂肪族石油樹脂、芳香族石油樹脂、芳香族石油樹
脂を水添した脂環族石油樹脂(脂環族飽和炭化水素樹
脂)などの石油系樹脂、ロジン系樹脂(ロジン、水添ロ
ジンエステルなど)、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、
芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン
フェノール樹脂など)、スチレン系樹脂、クマロンイン
デン樹脂などが挙げられる。
熱性)を必要とする場合、紫外線照射による重合物が好
ましい。また、上記粘着剤には、任意成分として、粘着
付与剤、可塑剤、軟化剤、充填剤、着色剤(顔料、染料
など)、老化防止剤、酸化防止剤などの従来公知の各種
添加剤を添加することができる。前記粘着付与樹脂とし
ては、脂肪族石油樹脂、芳香族石油樹脂、芳香族石油樹
脂を水添した脂環族石油樹脂(脂環族飽和炭化水素樹
脂)などの石油系樹脂、ロジン系樹脂(ロジン、水添ロ
ジンエステルなど)、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、
芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン
フェノール樹脂など)、スチレン系樹脂、クマロンイン
デン樹脂などが挙げられる。
【0035】粘着剤層2は、前記粘着剤を多孔質基材の
両面に塗布して形成することができる。
両面に塗布して形成することができる。
【0036】粘着剤層2の厚さは、特に制限されず、例
えば、10〜200μm程度の範囲から選択することが
でき、好ましくは20〜100μm程度である。
えば、10〜200μm程度の範囲から選択することが
でき、好ましくは20〜100μm程度である。
【0037】[接着シート]本発明における接着シート
は、例えば、基材、なかでも多孔質基材の両面に、アク
リル系粘着剤などの粘着剤(感圧性接着剤)を含む粘着
剤組成物を塗工し、それを必要に応じ加熱等により架橋
処理したり、紫外線照射により重合して粘着剤層を基材
(特に多孔質基材)の両面に形成して製造できる。さら
に、必要に応じて、剥離ライナーを粘着剤層上に被覆し
てもよい。
は、例えば、基材、なかでも多孔質基材の両面に、アク
リル系粘着剤などの粘着剤(感圧性接着剤)を含む粘着
剤組成物を塗工し、それを必要に応じ加熱等により架橋
処理したり、紫外線照射により重合して粘着剤層を基材
(特に多孔質基材)の両面に形成して製造できる。さら
に、必要に応じて、剥離ライナーを粘着剤層上に被覆し
てもよい。
【0038】本発明の接着シートとしては、両面接着シ
ートであることが好ましい。なお、両面接着シートであ
る場合、多孔質基材の両側に積層されている各粘着剤層
における粘着剤は、それぞれ異なる粘着剤であってもよ
く、同一の粘着剤であってもよい。
ートであることが好ましい。なお、両面接着シートであ
る場合、多孔質基材の両側に積層されている各粘着剤層
における粘着剤は、それぞれ異なる粘着剤であってもよ
く、同一の粘着剤であってもよい。
【0039】このような接着シートを用いることによ
り、FPCの表面への電子部品の実装に際して、予めF
PCの固定板貼着面に、固定板に固定するための接着シ
ートが貼着されているFPCを作製することができる。
なお、図1では、多孔質基材による基材付き両面接着シ
ート5を、固定板6とFPC4との間に設けて、固定板
6とFPC4とを接着させている。すなわち、固定板6
とFPC4とは両面接着シート5を介して接着されてい
る。特に、図1では、多孔質基材による基材付き両面接
着シート5は、FPC4の一方の面に全面的に貼着され
ているが、FPC4の一方の面に部分的に貼着されてい
てもよい。
り、FPCの表面への電子部品の実装に際して、予めF
PCの固定板貼着面に、固定板に固定するための接着シ
ートが貼着されているFPCを作製することができる。
なお、図1では、多孔質基材による基材付き両面接着シ
ート5を、固定板6とFPC4との間に設けて、固定板
6とFPC4とを接着させている。すなわち、固定板6
とFPC4とは両面接着シート5を介して接着されてい
る。特に、図1では、多孔質基材による基材付き両面接
着シート5は、FPC4の一方の面に全面的に貼着され
ているが、FPC4の一方の面に部分的に貼着されてい
てもよい。
【0040】本発明では、FPCに電子部品を実装させ
た後、該電子部品が実装されているFPCを粘着剤層か
ら剥離させるために、粘着剤層とFPCとの接着力が7
N/20mm以下(例えば、0.5〜7N/20m
m)、さらに好ましくは1〜6N/20mmであること
が望ましい。また、図1のように、両面接着シートを用
いている場合、接着シートと固定板との接着力は、前記
接着シートとFPCとの接着力と同様の範囲から選択す
ることができる。本発明において、接着シートにおける
接着力は、粘着剤やその添加剤等の種類及びその配合割
合などを適宜選択して調整することができる。
た後、該電子部品が実装されているFPCを粘着剤層か
ら剥離させるために、粘着剤層とFPCとの接着力が7
N/20mm以下(例えば、0.5〜7N/20m
m)、さらに好ましくは1〜6N/20mmであること
が望ましい。また、図1のように、両面接着シートを用
いている場合、接着シートと固定板との接着力は、前記
接着シートとFPCとの接着力と同様の範囲から選択す
ることができる。本発明において、接着シートにおける
接着力は、粘着剤やその添加剤等の種類及びその配合割
合などを適宜選択して調整することができる。
【0041】固定板6としては、硬く平面性を確保する
ことができる板、例えば、アルミニウム板、ガラス板、
エポキシ系樹脂による板などを用いることができるが、
その材質や形状などは全く制限されず、FPCへの電子
部品の実装装置(特に自動実装装置)に応じて適宜選択
することができる。また、ガイドピン(71,72)や搬送
用の固定台8等についても特に制限されず、FPCへの
電子部品の実装装置(特に自動実装装置)に応じて適宜
選択することができる。
ことができる板、例えば、アルミニウム板、ガラス板、
エポキシ系樹脂による板などを用いることができるが、
その材質や形状などは全く制限されず、FPCへの電子
部品の実装装置(特に自動実装装置)に応じて適宜選択
することができる。また、ガイドピン(71,72)や搬送
用の固定台8等についても特に制限されず、FPCへの
電子部品の実装装置(特に自動実装装置)に応じて適宜
選択することができる。
【0042】このように、本発明の方法では、予めFP
Cの固定板貼着面に接着シートを貼着しているので、F
PCを固定板に貼着させる際には、接着シートが貼着さ
れているFPCを、固定板に載せて貼着するだけで固定
することができ、従来のように接着テープを貼り付ける
必要がない。また、固定板からのFPCの取り外しは、
単に電子部品が実装されたFPCを取り外すだけでよ
く、従来のように接着テープを取り外す必要がない。従
って、固定板に対するFPCの貼着及び剥離における作
業性を大きく改善して、迅速に行うことができ、製造コ
ストを低減することも可能となる。
Cの固定板貼着面に接着シートを貼着しているので、F
PCを固定板に貼着させる際には、接着シートが貼着さ
れているFPCを、固定板に載せて貼着するだけで固定
することができ、従来のように接着テープを貼り付ける
必要がない。また、固定板からのFPCの取り外しは、
単に電子部品が実装されたFPCを取り外すだけでよ
く、従来のように接着テープを取り外す必要がない。従
って、固定板に対するFPCの貼着及び剥離における作
業性を大きく改善して、迅速に行うことができ、製造コ
ストを低減することも可能となる。
【0043】また、FPCの面の全面を固定板に貼着に
より固定することができるので、強固に固定することが
可能であり、固定板とFPCとの間に隙間をほとんど又
は全く生じさせない。従って、電子部品をFPCに実装
する際に、位置ずれなど生じないので、高い位置精度で
電子部品を実装することができる。
より固定することができるので、強固に固定することが
可能であり、固定板とFPCとの間に隙間をほとんど又
は全く生じさせない。従って、電子部品をFPCに実装
する際に、位置ずれなど生じないので、高い位置精度で
電子部品を実装することができる。
【0044】さらに、FPC固定用接着シートとして、
多孔質基材による基材付き接着シート(特に両面接着シ
ート)を用いた場合、前述のように、加熱工程を経て
も、生じた水蒸気等の気体成分を多孔質基材を通して系
外に放出することができるため、接着力がほとんど又は
全く低下せず、FPCを所定の部位への固定を保持させ
ることができ、加熱後、FPCには位置ずれが生じてい
ない。従って、電子部品をFPCに高い位置精度で実装
することが可能である。すなわち、電子部品のFPCへ
の実装の位置精度を極めて向上させることができる。し
かも、電子部品をFPCに実装後は、該FPCを容易に
固定板の表面の粘着剤層から剥離することも可能であ
る。
多孔質基材による基材付き接着シート(特に両面接着シ
ート)を用いた場合、前述のように、加熱工程を経て
も、生じた水蒸気等の気体成分を多孔質基材を通して系
外に放出することができるため、接着力がほとんど又は
全く低下せず、FPCを所定の部位への固定を保持させ
ることができ、加熱後、FPCには位置ずれが生じてい
ない。従って、電子部品をFPCに高い位置精度で実装
することが可能である。すなわち、電子部品のFPCへ
の実装の位置精度を極めて向上させることができる。し
かも、電子部品をFPCに実装後は、該FPCを容易に
固定板の表面の粘着剤層から剥離することも可能であ
る。
【0045】従って、本発明の方法は、フレキシブルプ
リント配線板への電子部品の実装方法として極めて有用
である。
リント配線板への電子部品の実装方法として極めて有用
である。
【0046】なお、FPCに実装する電子部品としては
特に制限されず、例えば、IC、コンデンサ、コネク
タ、抵抗、LED(発光ダイオード;Light Em
itting Diode)などが挙げられる。
特に制限されず、例えば、IC、コンデンサ、コネク
タ、抵抗、LED(発光ダイオード;Light Em
itting Diode)などが挙げられる。
【0047】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を記載して、より具
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定
されるものではない。なお、以下において、部とあるの
は重量部を意味する。
体的に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定
されるものではない。なお、以下において、部とあるの
は重量部を意味する。
【0048】(実施例1)アクリル酸2−エチルヘキシ
ル100部、およびアクリル酸2部を210部のトルエ
ン中で、過酸化ベンゾイル0.2部、およびトリメチロ
ールプロパントリアクリレート(交叉結合剤)0.01
部の共存下、かつ窒素置換下に60〜80℃で攪拌しな
がら溶液重合処理して、粘度約120ポイズ、重合率9
9.2%、固形分30.0重量%の粘着剤溶液(感圧接
着剤溶液)を調製し、この溶液100部にエポキシ系架
橋剤(商品名「テトラッド」三菱瓦斯化学社製)0.5
部を添加し混合して、粘着剤組成物を調製した。該粘着
剤組成物をセパレータに塗布した後、熱風乾燥機中40
℃で5分間乾燥処理をし、さらに130℃で5分間乾燥
処理をして、厚さ50μmの粘着剤層(感圧接着性層)
を形成した。この粘着剤層を多孔質基材としてのレーヨ
ン繊維による不織布(坪量23g/m2)の両面に転写
して、多孔質基材による基材付き両面接着シートを作製
した。そして、該両面接着シートの片面を、FPCの電
子部品を実装する面とは反対側の面に貼り合わせて、固
定板に固定するための接着シートが貼着されているFP
Cを作製した。
ル100部、およびアクリル酸2部を210部のトルエ
ン中で、過酸化ベンゾイル0.2部、およびトリメチロ
ールプロパントリアクリレート(交叉結合剤)0.01
部の共存下、かつ窒素置換下に60〜80℃で攪拌しな
がら溶液重合処理して、粘度約120ポイズ、重合率9
9.2%、固形分30.0重量%の粘着剤溶液(感圧接
着剤溶液)を調製し、この溶液100部にエポキシ系架
橋剤(商品名「テトラッド」三菱瓦斯化学社製)0.5
部を添加し混合して、粘着剤組成物を調製した。該粘着
剤組成物をセパレータに塗布した後、熱風乾燥機中40
℃で5分間乾燥処理をし、さらに130℃で5分間乾燥
処理をして、厚さ50μmの粘着剤層(感圧接着性層)
を形成した。この粘着剤層を多孔質基材としてのレーヨ
ン繊維による不織布(坪量23g/m2)の両面に転写
して、多孔質基材による基材付き両面接着シートを作製
した。そして、該両面接着シートの片面を、FPCの電
子部品を実装する面とは反対側の面に貼り合わせて、固
定板に固定するための接着シートが貼着されているFP
Cを作製した。
【0049】(実施例2)シリコーンポリマー(商品名
「SH4280」東レ・ダウ・コーニング・シリコーン
社製)100部に、過酸化ベンゾイル2.0部と、トル
エンとを混合・攪拌して粘着剤組成物を調製した。該粘
着剤組成物をセパレータに塗布した後、熱風乾燥機中1
70℃で5分間乾燥処理をして、厚さ25μmの粘着剤
層(感圧接着性層)を形成した。この粘着剤層を多孔質
基材としてのアラミド繊維による多孔質基材(商品名
「ノーメックス411」デュポン・帝人・アドバンスド
・ペーパー社製)の両面に転写して、多孔質基材による
基材付き両面接着シートを作製した。そして、該両面接
着シートの片面を、実施例1と同様にして、固定板に固
定するための接着シートが貼着されているFPCを作製
した。
「SH4280」東レ・ダウ・コーニング・シリコーン
社製)100部に、過酸化ベンゾイル2.0部と、トル
エンとを混合・攪拌して粘着剤組成物を調製した。該粘
着剤組成物をセパレータに塗布した後、熱風乾燥機中1
70℃で5分間乾燥処理をして、厚さ25μmの粘着剤
層(感圧接着性層)を形成した。この粘着剤層を多孔質
基材としてのアラミド繊維による多孔質基材(商品名
「ノーメックス411」デュポン・帝人・アドバンスド
・ペーパー社製)の両面に転写して、多孔質基材による
基材付き両面接着シートを作製した。そして、該両面接
着シートの片面を、実施例1と同様にして、固定板に固
定するための接着シートが貼着されているFPCを作製
した。
【0050】(比較例1)FPCとして、接着シートが
貼着されていないものを用いた。すなわち、該比較例1
に係るFPCはFPCのみからなり、実施例1〜2のよ
うに、表面には接着シートが貼着されていない。
貼着されていないものを用いた。すなわち、該比較例1
に係るFPCはFPCのみからなり、実施例1〜2のよ
うに、表面には接着シートが貼着されていない。
【0051】(評価)以上の実施例1〜2及び比較例1
に係るFPCについて、FPCへの接着シートの貼着に
要する時間、FPCの固定板への固定に要する時間、F
PCの固定板からの取り外しに要する時間、FPCから
の接着シートの剥離に要する時間、FPCを固定板に貼
り合わせた際のFPCと固定板との隙間、IR加熱後の
接着シートの外観、および接着シートの剥離性を、以下
の方法により測定して、作業性、及びFPCの固定状態
等を評価した。
に係るFPCについて、FPCへの接着シートの貼着に
要する時間、FPCの固定板への固定に要する時間、F
PCの固定板からの取り外しに要する時間、FPCから
の接着シートの剥離に要する時間、FPCを固定板に貼
り合わせた際のFPCと固定板との隙間、IR加熱後の
接着シートの外観、および接着シートの剥離性を、以下
の方法により測定して、作業性、及びFPCの固定状態
等を評価した。
【0052】(FPCへの接着シートの貼着に要する時
間)実施例1、2では、固定板に固定するための接着シ
ートが貼着されているFPCを作製する際に、作製した
多孔質基材による基材付き両面接着シートの片面を、F
PCの電子部品を実装する面とは反対側の面に貼り合わ
せているが、このFPCへの接着シートの貼着に要する
時間(秒)を測定した。評価結果は表1における「接着
シートの貼着所要時間」の欄に示した。
間)実施例1、2では、固定板に固定するための接着シ
ートが貼着されているFPCを作製する際に、作製した
多孔質基材による基材付き両面接着シートの片面を、F
PCの電子部品を実装する面とは反対側の面に貼り合わ
せているが、このFPCへの接着シートの貼着に要する
時間(秒)を測定した。評価結果は表1における「接着
シートの貼着所要時間」の欄に示した。
【0053】(FPCの固定への固定に要する時間)実
施例1、2に係る接着シートが貼着されているFPCつ
いては、図1に示されているように、固定板1つに対し
て6個のFPCをそれぞれ位置合わせをした後、該固定
板上に置き、手で押して接着させて、FPCを固定板に
固定した。一方、比較例1に係るFPCついては、図4
で示されているように、1つの固定板に対して6個のF
PCをそれぞれ、位置合わせをした後、該固定板の上に
置き、1つのFPCに対して4隅の部分に、接着テープ
(ポリイミドによる基材の片面にシリコーン系粘着剤が
塗布された接着テープ)を貼り付けて、FPCを固定板
に固定した。このFPCの固定板への固定に要する時間
(秒)を測定した。評価結果は表1における「FPCの
固定所要時間」の欄に示した。
施例1、2に係る接着シートが貼着されているFPCつ
いては、図1に示されているように、固定板1つに対し
て6個のFPCをそれぞれ位置合わせをした後、該固定
板上に置き、手で押して接着させて、FPCを固定板に
固定した。一方、比較例1に係るFPCついては、図4
で示されているように、1つの固定板に対して6個のF
PCをそれぞれ、位置合わせをした後、該固定板の上に
置き、1つのFPCに対して4隅の部分に、接着テープ
(ポリイミドによる基材の片面にシリコーン系粘着剤が
塗布された接着テープ)を貼り付けて、FPCを固定板
に固定した。このFPCの固定板への固定に要する時間
(秒)を測定した。評価結果は表1における「FPCの
固定所要時間」の欄に示した。
【0054】(FPCの固定板からの取り外しに要する
時間)実施例1、2及び比較例1に係るFPCを固定板
に固定させた後、電子部品のFPCへの実装を行い、実
装終了後、電子部品が実装されたFPCをピンセットで
取り外した。なお、比較例1に係るFPCに関しては、
FPCの4隅に貼り付けられている接着テープを剥がし
た後に、ピンセットで電子部品が実装されたFPCを取
り外した。このFPCの固定板からの取り外しに要する
時間(秒)を測定した。評価結果は表1における「FP
Cの取り外し所要時間」の欄に示した。
時間)実施例1、2及び比較例1に係るFPCを固定板
に固定させた後、電子部品のFPCへの実装を行い、実
装終了後、電子部品が実装されたFPCをピンセットで
取り外した。なお、比較例1に係るFPCに関しては、
FPCの4隅に貼り付けられている接着テープを剥がし
た後に、ピンセットで電子部品が実装されたFPCを取
り外した。このFPCの固定板からの取り外しに要する
時間(秒)を測定した。評価結果は表1における「FP
Cの取り外し所要時間」の欄に示した。
【0055】(FPCからの接着シートの剥離に要する
時間)実施例1、2では、FPCには、予め、固定板に
固定するための接着シートが貼着されているので、該接
着シートを、FPCから剥離させるのに要する時間
(秒)を測定した。評価結果は表1における「接着シー
トの剥離所要時間」の欄に示した。
時間)実施例1、2では、FPCには、予め、固定板に
固定するための接着シートが貼着されているので、該接
着シートを、FPCから剥離させるのに要する時間
(秒)を測定した。評価結果は表1における「接着シー
トの剥離所要時間」の欄に示した。
【0056】(FPCを固定板に貼り合わせた際のFP
Cと固定板との隙間)前記FPCの固定板への固定に要
する時間の測定において作製されたFPCが固定板に固
定されたものについて、FPCと固定板との隙間(m
m)を測定して、FPCを固定板に貼り合わせた際のF
PCと固定板との隙間(mm)を調べた。評価結果は表
1における「FPCと固定板との隙間」の欄に示した。
Cと固定板との隙間)前記FPCの固定板への固定に要
する時間の測定において作製されたFPCが固定板に固
定されたものについて、FPCと固定板との隙間(m
m)を測定して、FPCを固定板に貼り合わせた際のF
PCと固定板との隙間(mm)を調べた。評価結果は表
1における「FPCと固定板との隙間」の欄に示した。
【0057】(IR加熱後の接着シートの外観)実施例
1、2及び比較例1に係るFPCを固定板に固定させた
後、電子部品のFPCへの実装を行い、実装終了後、接
着シートの外観を目視により観察した。なお、該実装に
際しては、IR加熱(赤外線による加熱)が行われてい
る。評価結果は表1における「接着シートの外観」の欄
に示した。
1、2及び比較例1に係るFPCを固定板に固定させた
後、電子部品のFPCへの実装を行い、実装終了後、接
着シートの外観を目視により観察した。なお、該実装に
際しては、IR加熱(赤外線による加熱)が行われてい
る。評価結果は表1における「接着シートの外観」の欄
に示した。
【0058】(接着シートの剥離性)前記FPCからの
接着シートの剥離に要する時間の測定において、FPC
からの接着シートの剥離性を調べた。評価結果は表1に
おける「接着シートの剥離性」の欄に示した。
接着シートの剥離に要する時間の測定において、FPC
からの接着シートの剥離性を調べた。評価結果は表1に
おける「接着シートの剥離性」の欄に示した。
【0059】
【表1】
【0060】表1より、実施例1、2に係る接着シート
が貼着されたFPCを用いると、FPCの固定板への取
り付けに要する時間、及び取り外しに要する時間などの
全所要時間を大幅に短縮することができ、作業性が優れ
ている。また、FPCと固定板との隙間もほとんどな
く、FPCが固定板に強固に接着されており、FPCの
位置ずれを生じさせない。従って、電子部品を優れた精
度でFPCに実装することができる。
が貼着されたFPCを用いると、FPCの固定板への取
り付けに要する時間、及び取り外しに要する時間などの
全所要時間を大幅に短縮することができ、作業性が優れ
ている。また、FPCと固定板との隙間もほとんどな
く、FPCが固定板に強固に接着されており、FPCの
位置ずれを生じさせない。従って、電子部品を優れた精
度でFPCに実装することができる。
【0061】
【発明の効果】本発明の方法によれば、予めFPCに接
着シートを貼着しているので、固定板に対してフレキシ
ブルプリント配線板の貼着及び剥離が容易で、これに要
する時間を短縮することができ、しかもフレキシブルプ
リント配線板を強固に固定板に固定することができる。
そのため、優れた作業性で、固定板に対するフレキシブ
ルプリント配線板の取り付け及び取り外しを行うことが
できる。しかも、フレキシブルプリント配線板に電子部
品を高い精度で実装することができる
着シートを貼着しているので、固定板に対してフレキシ
ブルプリント配線板の貼着及び剥離が容易で、これに要
する時間を短縮することができ、しかもフレキシブルプ
リント配線板を強固に固定板に固定することができる。
そのため、優れた作業性で、固定板に対するフレキシブ
ルプリント配線板の取り付け及び取り外しを行うことが
できる。しかも、フレキシブルプリント配線板に電子部
品を高い精度で実装することができる
【図1】FPCを固定板に貼り付けた状態を示す概略図
であり、図1(a)は上側から見た図であり、図1
(b)は横側から見た図である。
であり、図1(a)は上側から見た図であり、図1
(b)は横側から見た図である。
【図2】本発明における接着シートの一例を示す断面図
である。
である。
【図3】従来のFPCの固定方法の代表的な一例を示す
概略図である。
概略図である。
1 フレキシブルプリント配線板固定用接着シート 2 粘着剤層 3 基材 4 フレキシブルプリント配線板 5 両面接着シート 6 固定板(マザーボード) 71 マザーボード固定用ガイドピン 72 FPC位置合わせ用ガイドピン 71a マザーボード固定用ガイドピン71の挿入用穿孔 72a FPC位置合わせ用ガイドピン72の挿入用穿孔 8 搬送用の固定台 9 接着テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩史 大阪府茨木市下穂積一丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4J004 AA10 AA11 AB01 AB04 CA01 CA02 CA04 CA05 CA06 CA08 CB01 CB02 CC02 EA05 FA05 FA08 4J040 DF031 EC002 EF282 EF352 EK001 FA131 FA132 GA05 GA07 GA11 GA19 GA20 HB41 JB09 KA16 KA26 KA29 KA31 KA42 LA06 MA04 MA10 MB03 NA19 PA30 PA32 PA33 5E313 AA01 AA12 CC05 EE22 FF12 FF14 FF40
Claims (5)
- 【請求項1】 フレキシブルプリント配線板の表面への
電子部品の実装に際して、予めフレキシブルプリント配
線板の電子部品を実装する面の反対側の面に接着シート
を貼着し、該接着シートを介してフレキシブルプリント
配線板を固定板に固定した後、前記フレキシブルプリン
ト配線板の表面に電子部品を実装することを特徴とする
フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法。 - 【請求項2】 接着シートが、基材の両面に粘着剤層が
形成された両面接着シートである請求項1記載のフレキ
シブルプリント配線板への電子部品の実装方法。 - 【請求項3】 基材が多孔質基材である請求項1又は2
記載のフレキシブルプリント配線板への電子部品の実装
方法。 - 【請求項4】 粘着剤層を構成する粘着剤が、アクリル
系粘着剤及び/又はシリコーン系粘着剤である請求項1
〜3の何れかの項に記載のフレキシブルプリント配線板
への電子部品の実装方法。 - 【請求項5】 前記請求項1〜4の何れかの項に記載の
フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法に
おいて用いられるフレキシブルプリント配線板であっ
て、フレキシブルプリント配線板の電子部品を実装する
面の反対側の面に、固定板に固定するための接着シート
が貼着されているフレキシブルプリント配線板。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176838A JP2002368497A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法 |
KR1020037013689A KR100867048B1 (ko) | 2001-04-18 | 2002-04-11 | 가요성 프린트 배선회로에의 전자 부품의 장착 방법 및 가요성 프린트 배선회로 고정용 감압성 접착 시트 |
PCT/JP2002/003610 WO2002089553A1 (fr) | 2001-04-18 | 2002-04-11 | Procede permettant le montage d'un composant electronique sur une carte de cablage et feuille adhesive flexible permettant de fixer une carte de cablage imprimee |
CNB02808439XA CN100341391C (zh) | 2001-04-18 | 2002-04-11 | 在柔性印刷电路上安装电子部件的方法及用于固定柔性印刷电路的压敏胶粘剂片 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001176838A JP2002368497A (ja) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002368497A true JP2002368497A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19017770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001176838A Pending JP2002368497A (ja) | 2001-04-18 | 2001-06-12 | フレキシブルプリント配線板への電子部品の実装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002368497A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004346106A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 回路基板部材用粘着剤および回路基板部材 |
JP2005154572A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Shibata Ind Co Ltd | 粘着体及びプリント配線基板の固定方法 |
JP2006135041A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 部品固定治具 |
JP2006245323A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Daisho Denshi:Kk | プリント配線基板用シートユニットおよびこれを用いた基板取付方法 |
JP2007027410A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 電子部品用固定キャリア及びその製造方法 |
JP2009523883A (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-25 | エルジー・ケム・リミテッド | フレキシブル基板搬送用粘着剤 |
JP2009167271A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nitto Denko Corp | マスキング用粘着テープおよびスパッタリングターゲットの製造方法 |
JP2013144804A (ja) * | 2013-03-22 | 2013-07-25 | Nitto Denko Corp | マスキング用粘着テープ |
-
2001
- 2001-06-12 JP JP2001176838A patent/JP2002368497A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004346106A (ja) * | 2003-05-20 | 2004-12-09 | Soken Chem & Eng Co Ltd | 回路基板部材用粘着剤および回路基板部材 |
JP2005154572A (ja) * | 2003-11-26 | 2005-06-16 | Shibata Ind Co Ltd | 粘着体及びプリント配線基板の固定方法 |
JP4511159B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2010-07-28 | シバタ工業株式会社 | 粘着体 |
JP2006135041A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 部品固定治具 |
JP4619093B2 (ja) * | 2004-11-05 | 2011-01-26 | 信越ポリマー株式会社 | 部品固定治具 |
JP2006245323A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Daisho Denshi:Kk | プリント配線基板用シートユニットおよびこれを用いた基板取付方法 |
JP4522890B2 (ja) * | 2005-03-03 | 2010-08-11 | 株式会社 大昌電子 | プリント配線基板用シートユニットを用いた基板取付方法 |
JP2007027410A (ja) * | 2005-07-15 | 2007-02-01 | Shin Etsu Polymer Co Ltd | 電子部品用固定キャリア及びその製造方法 |
JP4703296B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2011-06-15 | 信越ポリマー株式会社 | 電子部品用固定キャリアの製造方法 |
JP2009523883A (ja) * | 2006-01-18 | 2009-06-25 | エルジー・ケム・リミテッド | フレキシブル基板搬送用粘着剤 |
JP2009167271A (ja) * | 2008-01-15 | 2009-07-30 | Nitto Denko Corp | マスキング用粘着テープおよびスパッタリングターゲットの製造方法 |
JP2013144804A (ja) * | 2013-03-22 | 2013-07-25 | Nitto Denko Corp | マスキング用粘着テープ |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091013 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100223 |