JP2002368205A - 距離情報入力装置 - Google Patents

距離情報入力装置

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JP2002368205A
JP2002368205A JP2001177387A JP2001177387A JP2002368205A JP 2002368205 A JP2002368205 A JP 2002368205A JP 2001177387 A JP2001177387 A JP 2001177387A JP 2001177387 A JP2001177387 A JP 2001177387A JP 2002368205 A JP2002368205 A JP 2002368205A
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type impurity
impurity region
photoelectric conversion
charge
region
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JP2001177387A
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Takekami Yoshida
武一心 吉田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S7/00Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00
    • G01S7/48Details of systems according to groups G01S13/00, G01S15/00, G01S17/00 of systems according to group G01S17/00
    • G01S7/483Details of pulse systems
    • G01S7/486Receivers
    • G01S7/4861Circuits for detection, sampling, integration or read-out
    • G01S7/4863Detector arrays, e.g. charge-transfer gates

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、小型・多機能かつ高精度、低消費電
力である距離情報入力装置を提供する。 【解決手段】本発明によると、受光素子は、N型半導体
基板上に形成されたP型不純物領域と、光電変換部と、
電荷蓄積部と、転送スイッチ部と、増幅器回路部とを前
記P不純物領域上に有し、前記P型不純物領域の内、前
記光電変換部および前記転送スイッチ部ならびに前記電
荷蓄積部に対応する領域に設けられた第1のP型不純物
領域のP型不純物濃度は、前記増幅器回路部に対応する
領域に設けられた第2のP型不純物領域のP型不純物濃
度よりも低濃度であると共に、前記P型不純物領域の表
面の内、前記転送スイッチ部の前記電荷蓄積部に近い側
の一部と前記電荷蓄積部とに対応する領域に、前記第1
のP型不純物領域のP型不純物濃度と同等もしくはそれ
より高いN型不純物濃度を有するN型不純物領域を設け
ることを特徴とする距離情報入力装置が提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、距離情報入力装置
に係り、特に、対象物に向けて光を照射し、その反射光
を受光することにより対象物までの距離を検出する測距
装置において、関わり、対象物の距離情報を画像として
リアルタイムに取り込む距離情報入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】測距方法の一つに光の空間伝搬時間計測
する方法(Time of Flight法;TOF
法)がある。
【0003】この方法に基づいて、対象物の距離情報を
2次元的に取得するのに、輝度変調したスポット光を2
次元的に走査して1つの感度変調素子で受光する、ある
いは輝度変調光をエリア照明して一括して感度変調素子
アレイで受光する、といった方法がとられる。
【0004】この例として、R.Miyagawaらの
発表(1995 IEEE Workshop on
Charge−Coupled Devices an
dAdvanced Image Sensors,A
pril20−22;”Integration−Ti
me Based ComputationalIma
ge Sensors”)やRobert Lange
らの発表(Sensors,Cameras,and
Systems for Scientific/In
dustrial Application II,P
roc.SPIE,Vol.3965,San.Jos
e,(2000)”Demodulation Pix
els in CCD and CMOS Techn
ologies for Time−of−Fligh
t Ranging”)がある。
【0005】以下、輝度変調光源と感度変調素子を用い
てリアルタイムに距離画像(対象物の奥行きに関する情
報を2次元的に並べたもの)を取得する方法について、
R.Miyagawaらの発表を例にとって説明する。
【0006】図4は、R.Miyagawaらが用いた
感度変調素子の受光部について、1画素分の断面構造を
示したものである。
【0007】P導電型基板419上に、転送チャネル形
成のための低濃度なN不純物領域420と、その上部に
は図示していない絶縁膜によってそれぞれ絶縁されたポ
リシリコンゲートにより転送電極が形成されている。
【0008】また、電荷を電圧に変換するためのN型拡
散領域414および415と、N型拡散領域414およ
び415とそれぞれ電気的に接続された増幅器回路41
6および417と、N型拡散領域414および415の
電圧に初期電圧を与えるための図示していないリセット
スイッチが形成されている。
【0009】装置構成は、画素部にCCD(Charg
e Coupled Device:電荷結合素子)お
よび複数の読み出し手段を備えている以外は、一般的な
MOS型(Metal Oxide Semicond
uctor)固体撮像装置と同じであるため、説明を省
略する。
【0010】入射光が遮光層418の開口部から素子の
光電変換部401に入射すると、その入射光量に応じた
光生成電子が発生する。
【0011】光電変換部401は、MOSフォトゲート
400下に形成されるとともに、光電変換部401で生
成された電子は、転送ゲート402下の転送スイッチ部
403および転送ゲート404下の転送スイッチ部40
5を介して、それぞれ電荷蓄積ゲート406下の電荷蓄
積部407および電荷蓄積ゲート408下の電荷蓄積部
409に転送されるように構成されている。
【0012】このとき、電荷蓄積ゲート407および4
09には、フォトゲート400よりも高い電圧が印加さ
れ、かつ転送ゲート402および404には相補的、す
なわち転送ゲート402に転送パルスを印加するときに
は転送ゲート404がオフするようなパルスを入力す
る。
【0013】また、逆に、転送ゲート404に転送パル
スを印加するときには、転送ゲート402がオフするよ
うなパルスを入力する。
【0014】このように駆動することによって、光電変
換部401で発生した電子を時間的に選択し、振り分け
ながら電荷蓄積部407および409に蓄積することが
できる。
【0015】電荷蓄積部407および409に蓄積され
た電荷は、転送ゲート410および412をオンするこ
とにより、転送ゲート410下の転送部411および転
送ゲート412の転送部413を介し、それぞれN型拡
散領域414および415にそれぞれ転送され、電荷−
電圧変換される。
【0016】それらの変換電圧は、増幅器回路416お
よび417によって、それぞれ、外部に出力される。
【0017】図5は、図4の光電変換部401で発生し
た電子を振り分けながら電荷蓄積部409および407
に蓄積するときのポテンシャル図である。
【0018】次に、図6を用い、上記感度変調素子を用
いた測距原理について説明する。
【0019】図6は、図4において、送光時の輝度変調
光と受光時の対象物からの反射光の光強度、転送ゲート
402と404の印加電圧、受光部401で生成される
信号電荷量および蓄積部407、409の電荷蓄積量の
時間変化を表すタイミングチャートである。
【0020】まず、パルス変調された輝度変調光は、転
送ゲート402に印加される電圧とは同位相であり、転
送ゲート404に印加される電圧とは180度位相がず
れている。
【0021】次に、反射光は、送光時の輝度変調光に対
して、対象物までの距離Rを往復するのにかかる時間△
tだけ位相が遅れている。
【0022】その反射光が受光部401に達すると、そ
の光強度に比例した量の電荷Qが生成される。
【0023】この電荷Qは、転送ゲート402とゲート
404のオン/オフに対応して、それぞれの位相と揃っ
た成分ごとに、転送スイッチ部403、405を介して
電荷蓄積部407、409にそれぞれ振り分けられるこ
とにより、電荷Q1、電荷Q2が蓄積される。
【0024】このとき対象物までの距離Rは、光速c、
変調パルス幅Tとすると、 R=c・△t/2 =(cT/4)・{(2Q2)/(Q1+Q2)} =(cT/4)・[1−{(Q1−Q2)/(Q1+Q2)}]…(1) と表される。
【0025】したがって、電荷蓄積部407および40
9の電荷を各々検出し、それらの検出された電荷を式
(1)に基づいて処理することによって、対象物までの
距離を測定することが可能となる。
【0026】このように、TOF法に基づく測距におい
てゲートのオン/オフにより電荷を振り分けるタイプの
感度変調画素(以下、電荷振り分け方式画素)を用いる
と、対象物までの距離は振り分けられた電荷Q1とQ2
の比から求められるので、一度の検出で距離情報を得る
ことができる。
【0027】R.Miyagawaらの発表、Robe
rt Langeらの発表の測距装置ともに、汎用CM
OSプロセスにCCD構造を形成するプロセスを追加し
たCMOS/CCDプロセスによって達成されている。
【0028】このCMOS/CCDプロセスについて、
より具体的に説明すると、通常のCMOSプロセスに加
え、CCDゲート構造を形成するのために2つのポリゲ
ートを使用可能とし、さらにCCDゲート部のウェル濃
度を低濃度化するか、あるいはウェルと反対導電型の不
純物を表面または内部に注入することにより、表面ある
いはバルクチャネルを形成する行程が追加されたプロセ
スである。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】上述した測距方式を用
いて精度よく測距を行うには、受光部において入射光に
より発生した光生成電子を電荷蓄積部に転送する速度、
すなわち、電荷転送速度を向上させる必要がある。
【0030】例えば、10MHzで電荷を振り分ける場
合、少なくともナノ秒オーダで光生成電子を完全転送す
る必要がある。
【0031】この電荷転送速度が遅いと、一方の転送ス
イッチがON状態のときに転送されずに受光部に残され
た光生成電子が、他方の転送スイッチがON状態に変わ
ったときに転送されてしまうことにより、クロストーク
となる。
【0032】以下、このクロストークを電荷転送クロス
トークと呼ぶ。
【0033】また、この電荷転送クロストークは、比較
的電荷転送速度が速い場合においても、転送スイッチが
オフするときに、転送スイッチ部に残っている電子が光
電変換部に逆流することによっても起こる。
【0034】しかしながら、従来技術ではこの電荷転送
クロストークに関して考慮されていなかったため、電荷
蓄積部に蓄積された信号電荷には位相に依存しない成分
(オフセット成分)が加わってしまうことにより、所望
の測距精度が得られないという問題があった。
【0035】また、上述した測距方式を用いて精度よく
測距を行うには、受光部の深い領域で発生した光生成電
子が転送スイッチ部を介さずに熱拡散により直接電荷蓄
積部に移動することにより振り分けられた2つの電荷パ
ケット(蓄積電荷)にそれぞれオフセット成分が加わる
こと、すなわち,電荷拡散クロストークを軽減させる必
要がある。
【0036】しかしながら、従来技術では、このような
電荷拡散クロストークの改善に関して考慮されていなか
ったため、信号成分のダイナミックレンジが小さくな
り、所望の測距精度が得られないという問題があった。
【0037】また、CMOSプロセスにより作製された
イメージセンサには低電圧駆動および周辺回路のワンチ
ップ化による小型化、低消費電力化、多機能化といった
利点があり、通常、電源電圧5V以下で動作する。
【0038】そのためCMOSプロセスベースで電荷転
送を行う場合でも、電源電圧5V以下で動作するように
構成することが望ましい。
【0039】しかしながら、従来の技術では低電圧化に
関して考慮されていなかったため、消費電力が大きくな
り装置の小型化が困難であった。
【0040】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、電荷転送クロストークの低減化、電荷拡散クロス
トークの低減化および低電圧化により、CMOSプロセ
スベースで作製することが可能で、周辺回路ワンチップ
化した小型・多機能かつ高精度、低消費電力である距離
情報入力装置を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題を解決するために、 (1) 物体に輝度変調した光を照射し、前記輝度変調
された光を照射された前記物体からの反射光を受光し、
光電変換を行うと共に、前記輝度変調光源と同期して感
度変調可能な受光素子を備えた距離情報入力装置におい
て、前記受光素子は、N型半導体基板上に形成されたP
型不純物領域と、光を電荷に変換する光電変換部と、前
記光電変換部によって変換された電荷を蓄積記憶する電
荷蓄積部と、前記光電変換部と前記電荷蓄積部との間に
設けられ、前記光電変換部によって生成された電荷を前
記輝度変調と同期して前記電荷蓄積部へ転送する転送ス
イッチ部と、前記電荷蓄積部に蓄積記憶された電荷を電
圧に変換して出力するための増幅器回路部と、を前記P
型不純物領域上に有し、前記P型不純物領域の内、前記
光電変換部および前記転送スイッチ部ならびに前記電荷
蓄積部に対応する領域に設けられた第1のP型不純物領
域のP型不純物濃度は、前記増幅器回路部に対応する領
域に設けられた第2のP型不純物領域のP型不純物濃度
よりも低濃度であると共に、前記P型不純物領域の表面
の内、前記転送スイッチ部の前記電荷蓄積部に近い側の
一部と前記電荷蓄積部とに対応する領域に、前記第1の
P型不純物領域のP型不純物濃度と同等もしくはそれよ
り高いN型不純物濃度を有するN型不純物領域を設ける
ことを特徴とする距離情報入力装置が提供される。
【0042】本発明によれば、光電変換部のP型不純物
濃度を増幅器回部のP型不純物濃度よりも低く設定する
ため、空乏層の広がりが大きくなり、より多くの光生成
電子を発生させることができる、すなわち高感度にな
る。
【0043】また、導電型がP型である光電変換部がN
型半導体基板上に形成されているため、光電変換部の深
い領域に存在する電子は基板電極に吸収されるようにな
るため電荷拡散クロストークが低減される。
【0044】さらに、転送スイッチ部のうち電荷蓄積部
に近い側の一部および電荷蓄積部の半導体表面に低濃度
のN型不純物領域を形成しているので、転送スイッチ部
にビルトインポテンシャルが加わるため、転送スイッチ
部における転送速度を向上し、したがって電荷転送クロ
ストークを低減することができる。
【0045】また、本発明によると、上記課題を解決す
るために、 (2) 前記N型不純物領域の下部に、前記第1のP型
不純物領域より高濃度あり、かつ前記第2のP型不純物
領域よりも低濃度である第3のP型不純物領域を設ける
ことを特徴とする(1)に記載の距離情報入力装置が提
供される。
【0046】本発明によれば、転送スイッチ部のうち電
荷蓄積部に近い側の一部および電荷蓄積部の半導体表面
に形成された低濃度のN型不純物領域の下部に光電変換
部のP 型不純物濃度よりも高濃度なP型不純物領域を形
成しているため、濃度差によるビルトインポテンシャル
により、電子が電荷蓄積部方向に熱拡散しないような電
界を生じさせることができるため、電荷クロストークを
さらに低減することができる。
【0047】このとき、低濃度のN型不純物領域の下部
に位置するように光電変換部よりも高濃度なP型不純物
領域を形成しているため、転送チャネルにおいて電子の
移動を妨げるという問題も起こらない。
【0048】(3) 前記光電変換部および前記転送ス
イッチ部の前記光電変換部に近い側の一部に対応する前
記P型不純物領域表面に第4のP型不純物領域を設ける
と共に、前記第4のP型不純物領域の下部に前記N型不
純物領域より低い不純物濃度有する第2のN型不純物領
域を設けることを特徴とする(1)または(2)に記載
の距離情報入力装置が提供される。
【0049】本発明によれば、光電変換部および転送ス
イッチ部のうち光電変換部に近い側の一部のチャネルが
バルクチャネルとなる。
【0050】これにより、電荷振り分け動作において、
光電変換部および転送スイッチ部に印加する電圧は比較
的低いため、5V以下の印加電圧でもチャネルを形成す
ることができる。
【0051】このとき、高速な電荷転送を必要とする光
電変換部および転送スイッチ部における電荷転送速度は
表面散乱の影響を受けなくなるので、高速になり、かつ
半導体表面における電子の捕獲・放出過程の影響も受け
ないため、電荷クロストークが低減される。
【0052】また、光電変換部の表面を高濃度のP型不
純物領域を形成し、界面準位を正孔で満たすことによ
り、光電変換部の半導体表面において発生する暗電流を
低減することができる。
【0053】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態について説明する。
【0054】(第1の実施の形態)本発明の第1の実施
の形態について図1を用いて説明する。
【0055】図1は、本発明の第1の実施の形態による
距離情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部に
ついて、1画素分の断面構造を示す図である。
【0056】図1において、参照符号100はN導電型
基板、参照符号101、102は増幅器回路部および図
示しないリセットスイッチを構成するMOSトランジス
タが形成されるP導電型不純物領域、参照符号103は
光電変換部は転送電極が形成されるP導電型不純物領
域、参照符号104、105はN導電型不純物領域を示
している。
【0057】なお、図1において、参照符号400乃至
418は、前述した図4のそれらと同じものなので、そ
れらの説明を省略する。
【0058】この場合、P導電型不純物領域103はイ
オン注入および熱拡散により、あるいはエピタキシャル
成長により形成され、P導電型不純物領域101および
102よりも低濃度に設定されている。
【0059】例えば、P導電型不純物領域103はホウ
素濃度が〜2×10^15cm−3である。
【0060】このP導電型不純物領域103の濃度は転
送電極に印加する所望の電圧において転送電極間にバリ
アができないように設定すればよく、特に、限定するも
のではない。
【0061】また、P型不純物領域101および102
は、イオン注入および熱拡散により形成され、P不純物
領域101および102の不純物濃度は、例えば、2×
10^16乃至2×10^17cm−3である。
【0062】この不純物濃度は、NMOSのしきい値電
圧が所望の値の得られる範囲であればよく、特に、限定
するものではない。
【0063】N導電型不純物領域104および105
は、転送スイッチ部の中央からN導電型拡散領域414
および415まで分布しており、転送電極を形成する前
の工程において、リン濃度2×10^15cm−3乃至
5×10^15cm−3程度、あるいはそれ以上になる
ように表面にイオン注入される。
【0064】より好ましくは、P導電型不純物領域10
3と同程度、あるいはそれ以上に節ていされるのが望ま
しい。
【0065】なお、これらのN導電型不純物領域104
および105の濃度は、動作電圧において、この領域が
完全空乏化するような条件であれば、特に、限定するも
のではない。
【0066】このような装置構成にすることにより、表
面チャネルCCDによる電荷振り分け方式の感度変調画
素が実現される。
【0067】本実施の形態の特徴は、(1)電荷転送部
を表面チャネルCCDで構成しているため低電圧駆動が
可能であり、(2)また、光電変換部401とMOSト
ランジスタが形成されるP型不純物領域101および1
02とP導電型不純物領域103濃度を独立して設定で
きることから、P型不純物領域103の濃度を調節する
ことにより光電変換深さを任意に設定でき、高感度とな
るように設計することが可能であり、(3)N型半導体
基板上に光電変換部が形成されているため、光電変換部
の深い領域に存在する電子を基板電極に吸収させること
ができ、電荷クロストークが低減され、(4)さらに、
転送スイッチ部の中央からN導電型不純物領域104お
よび105を形成しているため、転送スイッチ部におい
て最もフリンジ電界の効果が小さい転送スイッチ部の中
央付近にビルトインポテンシャルによる電界を生じさせ
ることができるので、転送速度を高めることができる、
すなわち、電荷転送クロストークを低減できるところに
ある。
【0068】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について、図2を用いて説明する。
【0069】図2は、本発明の第2の実施の形態による
距離情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部に
ついて、1画素分の断面構造を示す図である。
【0070】図2において、参照符号200および20
1は、光電変換部401が形成されるP導電型不純物濃
度よりも高濃度かつMOSトランジスタが形成されるP
導電型不純物領域101および102よりも低濃度なP
導電型不純物領域を示している。
【0071】図2において、その他のものは、図1で説
明したものと同様なので、同じ参照符号を付してそれら
の説明を省略する。
【0072】この場合、P導電型不純物領域200およ
び201は、例えば、ホウ素濃度が〜5×10^15c
m−3であり、N導電型不純物領域104および105
を形成する前にイオン注入および熱拡散により形成され
る。
【0073】本実施の形態の特徴は、N導電型不純物領
域104および105の下部にP導電型不純物領域20
0および201を形成することにより、P導電型不純物
領域200および201と、P導電型不純物領域103
との間に濃度差によるビルトインポテンシャルを生じさ
せることができ、光電変換部で発生した光生成電子が電
荷蓄積部409に熱拡散しないような電界を生じさせる
ことができるため、電荷拡散クロストークを低減するこ
とができるところにあり、もちろん本発明の第1の実施
の形態の特徴を有する。
【0074】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について、図3を用いて説明する。
【0075】図3は、本発明の第3の実施の形態による
距離情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部に
ついて、1画素分の断面構造を示す図である。
【0076】図3において、参照符号300は、N導電
型不純物領域、参照符号301は、P導電型不純物領域
である。
【0077】図3において、その他のものは、図1およ
び図2で説明したものと同様なので、同じ参照符号を付
してそれらの説明を省略する。
【0078】この場合、N導電型不純物領域300は、
例えば、リンを100keV以上の加速電圧により、濃
度が〜1×10^16cm−3になるようにイオン注入
される。
【0079】その後に、P導電型不純物領域301が、
例えば、ホウ素を〜30keVの加速電圧により、濃度
が1×10^16cm−3乃至1×10^17cm−3
になるようにイオン注入される。
【0080】より好ましくは、N導電型不純物領域30
0の不純物濃度は、N導電型不純物領域104および1
05の不純物濃度より低く設定されるのが望ましい。
【0081】なお、これらの濃度およびイオン注入時の
加速電圧については、動作電圧においてN導電型不純物
領域300が空乏化され、かつ転送スイッチ部405お
いてN導電型不純物領域104および105のポテンシ
ャルがN導電型不純物領域300のポテンシャルよりも
高くなるように設定されていれば、特に、限定するもの
ではない。
【0082】本実施の形態の特徴は、MOSフォトゲー
ト400に印加する電圧を大きくせずに、光電変換部4
01のチャネルをバルクチャネルとすることができ、高
速な電荷転送を必要とする光電変換部401および転送
スイッチ部402および404における電荷転送速度は
表面散乱の影響を受けなくなるので高速になり、かつ半
導体表面における電子の捕獲・放出過程の影響も受けな
いため、電荷転送クロストークが低減されるところにあ
る。
【0083】また、本実施の形態の特徴は、光電変換部
の表面を高濃度のP型不純物領域を形成し、界面準位を
正孔で満たすことによって、光電変換部の半導体表面に
おいて発生する暗電流を低減することができるところに
あり、もちろん本発明の第1および第2の実施の形態に
おける特徴を有する。
【0084】上記の実施の形態はいずれもCMOS/C
CDプロセスをベースに作製され、電源電圧5V以下で
動作可能である。
【0085】例えば、MOSフォトゲート400、転送
ゲート402および404、蓄積ゲート406および4
08に印加する電圧は、それぞれ1.5V、3V、5V
である。
【0086】以上のようにして、本発明の距離情報入力
装置は、従来の装置と比較して数分の1以下の低消費電
力化が可能であるとともに、CMOS技術による周辺回
路の集積化が可能となり装置を小型に構成することがで
きる。
【0087】
【発明の効果】したがって、以上説明したように、本発
明によれば、電荷転送クロストークの低減化、電荷拡散
クロストークの低減化および低電圧化により、CMOS
プロセスベースで作製することが可能で、周辺回路ワン
チップ化した距離情報入力装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態による距離
情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部につい
て、1画素分の断面構造を示す図である。のついて図1
を用いて説明する。
【図2】図2は、本発明の第2の実施の形態による距離
情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部につい
て、1画素分の断面構造を示す図である。
【図3】図3は、本発明の第3の実施の形態による距離
情報入力装置が適用される感度変調素子の受光部につい
て、1画素分の断面構造を示す図である。
【図4】図4は、従来の技術としてR.Miyagaw
aらが用いた感度変調素子の受光部について、1画素分
の断面構造を示す図である。
【図5】図5は、図4の光電変換部401で発生した電
子を振り分けながら電荷蓄積部409および407に蓄
積するときのポテンシャル図である。
【図6】図6は、図4において、送光時の輝度変調光と
受光時の対象物からの反射光の光強度、転送ゲート40
2と404の印加電圧、受光部401で生成される信号
電荷量およ蓄積部407、409の電荷蓄積量の時間変
化を表すタイミングチャートである。
【符号の説明】
101、102…導電型不純物領域、 103…導電型不純物領域、 104、105…N導電型不純物領域、 414、415…N型拡散領域と、 416、417…増幅器回路、 418…遮光層、 401…光電変換部、 400…MOSフォトゲート、 402…転送ゲート、 403…転送スイッチ部、 404…転送ゲート、 405…転送スイッチ部、 406…電荷蓄積ゲート、 407…電荷蓄積部、 408…電荷蓄積ゲート、 409…電荷蓄積部、 410…転送ゲート、 202、201…P導電型不純物領域、 300…N導電型不純物領域、 301…P導電型不純物領域。
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 AA53 DD01 DD02 DD06 FF12 FF13 FF32 HH04 JJ01 JJ03 JJ15 JJ26 MM16 QQ25 QQ26 QQ27 QQ47 2F112 AD01 BA04 BA05 BA10 CA12 DA28 FA12 4M118 AA02 AA04 AA05 AB03 BA11 CA07 DA02 DD04 FA03 FA08 FA34 FA35 FA39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体に輝度変調した光を照射し、前記輝
    度変調された光を照射された前記物体からの反射光を受
    光し、光電変換を行うと共に、前記輝度変調光源と同期
    して感度変調可能な受光素子を備えた距離情報入力装置
    において、 前記受光素子は、 N型半導体基板上に形成されたP型不純物領域と、 光を電荷に変換する光電変換部と、 前記光電変換部によって変換された電荷を蓄積記憶する
    電荷蓄積部と、 前記光電変換部と前記電荷蓄積部との間に設けられ、前
    記光電変換部によって生成された電荷を前記輝度変調と
    同期して前記電荷蓄積部へ転送する転送スイッチ部と、 前記電荷蓄積部に蓄積記憶された電荷を電圧に変換して
    出力するための増幅器回路部と、 を前記P型不純物領域上に有し、 前記P型不純物領域の内、前記光電変換部および前記転
    送スイッチ部ならびに前記電荷蓄積部に対応する領域に
    設けられた第1のP型不純物領域のP型不純物濃度は、
    前記増幅器回路部に対応する領域に設けられた第2のP
    型不純物領域のP型不純物濃度よりも低濃度であると共
    に、 前記P型不純物領域の表面の内、前記転送スイッチ部の
    前記電荷蓄積部に近い側の一部と前記電荷蓄積部とに対
    応する領域に、前記第1のP型不純物領域のP型不純物
    濃度と同等もしくはそれより高いN型不純物濃度を有す
    るN型不純物領域を設けることを特徴とする距離情報入
    力装置。
  2. 【請求項2】 前記N型不純物領域の下部に、前記第1
    のP型不純物領域より高濃度あり、かつ前記第2のP型
    不純物領域よりも低濃度である第3のP型不純物領域を
    設けることを特徴とする請求項1に記載の距離情報入力
    装置。
  3. 【請求項3】 前記光電変換部および前記転送スイッチ
    部の前記光電変換部に近い側の一部に対応する前記P型
    不純物領域表面に第4のP型不純物領域を設けると共
    に、前記第4のP型不純物領域の下部に前記N型不純物
    領域より低い不純物濃度有する第2のN型不純物領域を
    設けることを特徴とする請求項1または2に記載の距離
    情報入力装置。
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