JP2002365896A - トナー補給容器、トナー補給装置、プロセスカートリッジ及び封止部材 - Google Patents

トナー補給容器、トナー補給装置、プロセスカートリッジ及び封止部材

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JP2002365896A
JP2002365896A JP2001174191A JP2001174191A JP2002365896A JP 2002365896 A JP2002365896 A JP 2002365896A JP 2001174191 A JP2001174191 A JP 2001174191A JP 2001174191 A JP2001174191 A JP 2001174191A JP 2002365896 A JP2002365896 A JP 2002365896A
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JP
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toner
supply container
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toner supply
driving force
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JP2001174191A
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English (en)
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Takeya Murakami
村上  雄也
Yusuke Yamada
祐介 山田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 トナー補給容器、プロセスカートリッジと画
像形成装置との間の駆動伝達部を簡単にする。 【解決手段】 装置本体駆動部20に面ファスナー30
を設け、この面ファスナー30にトナー補給容器又はプ
ロセスカートリッジの駆動力受け部3と係合する。駆動
力受け部3には突出部3aを設けてある。位相合せの必
要がない。操作性にすぐれる。係合不良がない。駆動部
から駆動力受け部間が非常に薄くなり、省スペース、コ
ンパクト化に寄与する。ローコストとである。バックラ
ッシュがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置本体に着脱可能なトナー補給容器、プロセスカート
リッジ、トナー補給装置、及び封止部材に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは、電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するもの
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザービ
ームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装
置及びワードプロセッサなどが含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像
形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び
帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1
つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少
なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものを
いう。更に、少なくとも現像手段とトナー収納部分とを
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンタ等の電
子写真画像形成装置には現像剤として微粉末のトナーが
使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が
消費された場合には、トナー供給容器(トナー補給容
器)を用いて画像形成装置本体へトナーを補給すること
が行われている。
【0005】ここでトナーは極めて微細な粉末であるた
め、トナー補給作業時には、トナーが飛散しないように
トナー供給容器を画像形成装置本体内の内部に据え置い
て、小さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が
知られている。
【0006】このような方式にあっては、トナーは重力
等の作用で自然に排出されるのは困難であり、何らかの
トナー搬送手段が必要となる。
【0007】そしてこのようなトナー搬送手段を備えた
トナー補給容器としては、例えば特公平7−11379
6号公報に開示しているトナー補給容器がある。ここ
で、このトナー補給容器は全体形状が略円筒形であり、
その外周面の一部には比較的小さなトナー排出用の開口
が設けられている。また容器内部には螺旋状のトナー搬
送部材が設けられ、容器本体の端部壁面を貫通して容器
外部より駆動を受けるようになっている。そして、この
トナー補給容器は装置本体内に装着したまま使用され、
装置本体側からの駆動によりトナー搬送部材を回転する
ことでトナーを搬送し、開口部から少量ずつトナーを排
出するようになっている。
【0008】一方、トナー搬送手段を備えた他のトナー
補給容器としては、特開平7−44000号公報に開示
しているトナー補給容器がある。ここで、このトナー補
給容器は、円筒形のボトル状を成し、その内面には螺旋
状の突起を設け、一端側の中心付近に小さなトナー排出
口を設けている。
【0009】なお、このトナー補給容器は、前記従来例
とは異なり搬送部材は内装されておらず、装置本体に据
え置いて使用され、装置本体側からの駆動を受けて容器
本体そのものが回転することでトナーを搬送する構成の
トナー搬送手段を備えている。
【0010】このように、上述したトナー補給容器は、
いずれの場合も画像形成装置本体側から、何らかの駆動
を受けて、トナー補給容器側の搬送部材や容器本体を駆
動させることで、トナーを排出させる構成になってい
る。こうした駆動伝達手段としては、 容器本体であるトナーボトルの外周面にギア部を設
け、このギアに駆動源に連結された回転する駆動ギアを
噛み合わせてトナーボトルを回転駆動させる構成。 トナーボトルの端面に回転駆動用の突起を設け、この
突起を画像形成装置本体からの 駆動部に設けた凹み部
に係合させて、駆動を伝達する構成。 また、逆にトナーボトル端面に突起ではなく凹みを設
け、該凹み部に対し、画像形成装置本体の駆動部に設け
た突起部を係合させて駆動伝達する構成。 など、種々の駆動伝達方法が提案されている。
【0011】電子写真を用いた画像形成装置では、その
使用が長期に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の補給
や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調整・
清掃交換が必要となるが、このような保守作業は専門知
識を有するサービスマン以外は事実上困難であった。
【0012】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行
うことができるので、格段に操作性を向上させることが
出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像
形成装置において広く用いられている。
【0013】このようなプロセスカートリッジにおいて
は、電子写真感光体ドラムと同軸線上に駆動力受け部を
有する。画像形成装置本体の駆動源から伝達された駆動
力を出力する画像形成装置本体の駆動伝達部とプロセス
カートリッジを画像形成装置本体に装着した際には駆動
伝達部と駆動力受け部は係合して画像形成装置本体から
プロセスカートリッジを駆動することが可能となる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ト
ナー補給容器に関する従来例では幾つかの技術的課題が
あった。
【0015】の場合はトナーボトルを画像形成装置本
体に挿入セットする際、トナーボトル外周面に設けたギ
ア部と画像形成装置本体内の駆動ギア部とを上手く噛み
合わせる必要があり、この作業はユーザー自身が注意し
て挿入する必要があり、ユーザーの補給操作性の負担を
強いられていた。また、ギアとギアの噛み合わせにより
トナーボトルを回転させるため、トナーボトルは回転モ
ーメントにより、軸直角方向にずれようとする力を受
け、このため、トナーボトルが浮き上がったり、横ずれ
して正常な回転ができなくなるおそれがある。このよう
なずれを防止するために、トナーボトルの周囲を全部包
囲して支持する必要があるが、そのようにすると今度は
トナーボトルの着脱操作を簡単に行うことができなくな
ると同時に補給システム自体の構成が複雑化し、コスト
アップにつながる。
【0016】及びの場合は、トナーボトル端面の突
起(又は凹み部)を本体駆動部の凹み部(又は突起)に
係合するようにトナーボトルを挿入する際に、トナーボ
トルの回転方向の位置合わせが必要となり、これをユー
ザー自ら行うことは補給操作性の低下を招くとともに、
わずかな位置ずれにより、的確に駆動が伝達されない状
態になる場合がある。
【0017】このような係合不良を防止するために常に
トナーボトル挿入時の回転方向の位置が決まるようにト
ナーボトル外面にガイドリブを設けたり、また、それに
対応して本体駆動部の係合凹み部が常に所定の回転位置
で停止するように回転動作を制御する必要があり、いず
れも補給システムの構成の複雑化・コストアップ要因と
なる。
【0018】また、こうした凹凸の係合によるカップリ
ング駆動伝達の多くは、トナーボトルと本体駆動部の位
相がズレて挿入された場合、本体駆動部をバネで退避さ
せて位相が合うと係合位置に戻るような構成にする場合
がある。このような構成だと、トナーボトルを挿入した
時にボトルの位相がずれていても本体駆動部が逃げてく
れるため、そのうちボトルを回転させると位相が合って
係合することが可能になるが、本体駆動部の構成が複雑
化するのと、本体駆動部を奥側に退避させるため余計な
スペースを必要とすることから、本体のコンパクト化と
いった観点からも好ましくない。
【0019】本発明は、前述した従来のトナー補給容器
をさらに発展させたものである。
【0020】本発明の目的は、ユーザーがトナー補給容
器の補給操作時にトナー補給容器の回転方向の位置合わ
せを必要とせず、簡単な操作で確実に補給できるトナー
補給容器を提供することにある。
【0021】本発明の他の目的は、トナー補給容器およ
び装置本体の機構が簡単で安価にすることができるトナ
ー補給容器を提供することにある。
【0022】本発明の他の目的は、画像形成装置本体を
コンパクト化できるトナー補給容器を提供することにあ
る。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明の構成を請求項に
対応して請求項の番号を付して示せば次の通りである。
【0024】本出願に係る第1の発明は電子写真画像形
成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動部か
ら駆動を受けるトナー補給容器において、トナーを排出
するための開口部を有しトナーを収納するトナー収納部
と、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突
起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画
像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一
面上で係合して、前記画像形成装置本体から駆動力を受
ける面状部を配置して成る駆動力受け部を有することを
特徴とする。
【0025】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナーボトルの位置合わせ
を行う必要もなく、ユーザーは単にトナー補給容器を複
写機本体に挿入し、本体の前カバーを閉めるだけで、ト
ナー補給容器は複写機本体の駆動部と係合し、且つトナ
ー補給可能状態にセットされるため、非常に操作性の優
れたトナー補給作業が実現できる。
【0026】本出願に係る第2の発明は、画像形成装置
本体の駆動部から駆動を受けて、トナー収納部が回転す
ることによってトナーを排出することを特徴とする。
【0027】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナー補給容器の回転位置
合わせを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー
補給作業が実現できる。
【0028】本出願に係る第3の発明は、電子写真画像
形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動部
からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出す
るトナー補給容器であって、(a)トナーを収納するた
めの略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー収
納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、(c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を
有し、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な
突起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記
画像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同
一面上で係合して、前記画像形成装置本体から回転駆動
力を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を有する
ことを特徴とする。
【0029】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナー補給容器の回転位置
合わせを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー
補給作業が実現できる。
【0030】本出願に係る第4の発明は、電子写真画像
形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動部
からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出す
るトナー補給容器であって、(a)トナーを収納するた
めの略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー収
納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、(c)前記開口部を開閉するための封止部材であっ
て、前記開口部を開口した状態においても、前記トナー
補給容器と回転可能に係合し、前記画像形成装置本体の
駆動部からの駆動を前記トナー補給容器に伝達する封止
部材と、を有し、前記駆動部に一定間隔で配列された複
数の微小な突起の集合体が設けてあり、前記トナー補給
容器を前記画像形成装置本体に装着した際に、複数の前
記突起と同一面上で係合して、前記画像形成装置本体か
ら回転駆動力を受ける面状部を配置して成る駆動力受け
部を前記封止部材が有することを特徴とする。
【0031】上記構成においては、封止部材の回転位置
合わせを行う必要もなく、ユーザーは単にトナー補給容
器を複写機本体に挿入し、本体の前カバーを閉めるだけ
で、トナー補給容器の封止部材は複写機本体の駆動部と
係合し、且つトナー補給可能状態にセットされるため、
非常に操作性の優れたトナー補給作業が実現できる。
【0032】本出願に係る第5の発明は、前記駆動力受
け部は、回転駆動方向に対し任意の直径に対応する接線
に対し交叉方向に配置して成る面状部を有することを特
徴とする。
【0033】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0034】本出願に係る第6の発明は、前記駆動力受
け部は、前記面状部が平面であることを特徴とする。
【0035】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0036】本出願に係る第7の発明は、前記駆動力受
け部は、前記面状部が曲面であることを特徴とする。
【0037】上記構成においては、突起との接触面積が
増加するため、より高い回転トルクに対応することがで
きる。
【0038】本出願に係る第8の発明は前記駆動力受け
部は、面状部が複数配置された構成であることを特徴と
する。
【0039】突起との接触面積が増加するため、より高
い回転トルクに対応することができる。また仮に一つく
らい外れても、安定して駆動を伝達することができる。
【0040】本出願に係る第9の発明は、前記駆動力受
け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係合
面の外周縁近傍に配置されていることを特徴とする。
【0041】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0042】本出願に係る第10の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の回転軸中心から放射状に配置されていることを特
徴とする。
【0043】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0044】本出願に係る第11の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との対
面方向に開口している円筒形状乃至は多角形断面の筒状
形状であることを特徴とする。
【0045】上記構成においては、一つの駆動伝達部で
より多くの突起を保持できるので、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0046】本出願に係る第12の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動
部からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出
するトナー補給容器であって、(a)トナーを収納する
ための略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー
収納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、(c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を
有し、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な
突起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記
画像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同
一面上で係合して、前記画像形成装置本体から回転駆動
力を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を前記ト
ナー収納部の一端に有することを特徴とする。
【0047】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナーボトルの回転位置合
わせを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー補
給作業が実現できる。
【0048】本出願に係る第13の発明は、前記駆動力
受け部は、回転駆動方向に対し任意の直径に対応する接
線に対し交叉方向に配置して成る面状部を有することを
特徴とする。
【0049】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0050】本出願に係る第14の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が平面であることを特徴とする。
【0051】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0052】本出願に係る第15の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が曲面であることを特徴とする。
【0053】上記構成においては、突起との接触面積が
増加するため、より高い回転トルクに対応することがで
きる。
【0054】本出願に係る第16の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が複数配置された構成であることを特
徴とする。
【0055】突起との接触面積が増加するため、より高
い回転トルクに対応することができる。また仮に一つく
らい外れても、安定して駆動を伝達することができる。
【0056】本出願に係る第17の発明は、前記駆動伝
達部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係合
面の外周縁近傍に配置されていることを特徴とする。
【0057】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0058】本出願に係る第18の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の回転軸中心から放射状に配置されていることを特
徴とする。
【0059】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0060】本出願に係る第19の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との対
面方向に開口している円筒形状乃至は多角形断面の筒状
形状であることを特徴とする。
【0061】上記構成においては、一つの駆動伝達部で
より多くの突起を保持できるので、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0062】本出願に係る第20の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ド
ラムに作用するプロセス手段と、一定間隔で配列された
複数の微小な突起の集合体を有する画像形成装置本体の
駆動部と係合する駆動力受け部であって、前記プロセス
カートリッジを前記画像形成装置本体に装着した際に、
複数の前記突起と同一面上で係合して、前記画像形成装
置本体から駆動力を受ける面状部を配置して成る駆動力
受け部を有することを特徴とする。
【0063】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナー補給容器の回転位置
合わせを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー
補給作業が実現できる。
【0064】本出願に係る第21の発明は、前記駆動力
受け部は、回転駆動方向に対し任意の直径に対応する接
線に対し交叉方向に配置して成る面状部を有することを
特徴とする。
【0065】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0066】本出願に係る第22の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が平面であることを特徴とする。
【0067】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0068】本出願に係る第23の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が曲面であることを特徴とする。
【0069】上記構成においては、突起との接触面積が
増加するため、より高い回転トルクに対応することがで
きる。
【0070】本出願に係る第24の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が複数配置された構成であることを特
徴とする。
【0071】突起との接触面積が増加するため、より高
い回転トルクに対応することができる。また仮に一つく
らい外れても、安定して駆動を伝達することができる。
【0072】本出願に係る第25の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の外周縁近傍に配置されていることを特徴とする。
【0073】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0074】本出願に係る第26の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の回転軸中心から放射状に配置されていることを特
徴とする。
【0075】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0076】本出願に係る第27の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との対
面方向に開口している円筒形状乃至は多角形断面の筒状
形状であることを特徴とする。
【0077】上記構成においては、一つの駆動伝達部で
より多くの突起を保持できるので、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0078】本出願に係る第28の発明は、トナー補給
容器を着脱可能で画像形成装置本体内の現像手段へトナ
ーを補給するためのトナー補給装置において、前記トナ
ー補給容器に一定間隔で配列された複数の微小な突起の
集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画像形
成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一面上
で係合して、前記画像形成装置本体から駆動力を前記突
起へ伝達する面状部を配置して成る駆動部を有すること
を特徴とする。
【0079】上記構成においては、従来のようにトナー
補給容器の交換作業の際に、トナー補給容器の回転位置
合わせを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー
補給作業が実現できる。
【0080】本出願に係る第29の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動
部からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出
するトナー補給容器であって、(a)トナーを収納する
ための略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー
収納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、(c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を
有しているトナー補給容器に駆動を与える駆動部を設け
たトナー補給装置であって、前記トナー補給容器に一定
間隔で配列された複数の微小な突起の集合体が設けてあ
り、前記トナー補給容器を前記画像形成装置本体に装着
した際に、複数の前記突起と同一平面上で係合して、前
記画像形成装置本体から駆動力を前記突起へ伝達する面
状部を配置して成る駆動部を有することを特徴とする。
【0081】上記構成においては、従来のようにトナー
ボトルの交換作業の際に、トナーボトルの回転位置合わ
せを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー補給
作業が実現できる。
【0082】本出願に係る第30の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動
部からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出
するトナー補給容器であって、(a)トナーを収納する
ための略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー
収納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、(c)前記開口部を開閉するための封止部材であっ
て、前記開口部を開口した状態においても、前記トナー
補給容器を回転可能に係合し、前記画像形成装置本体の
駆動部からの駆動を前記トナー補給容器に伝達する封止
部材と、を有しているトナー補給容器に駆動を与える駆
動部を設けたトナー補給装置であって、前記封止部材の
先端面に一定間隔で配列された複数の微小な突起の集合
体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画像形成装
置本体に装着した際に、少なくとも複数の前記突起と同
一平面上で係合して、前記画像形成装置本体から駆動力
を前記突起へ伝達する面状部を配置して成る駆動部を有
することを特徴とする。
【0083】上記構成においては、従来のようにトナー
ボトルの交換作業の際に、トナーボトルの回転位置合わ
せを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー補給
作業が実現できる。
【0084】本出願に係る第31の発明は、前記駆動部
は、回転駆動方向に対し任意の直径に対応する接線に対
し交叉方向に配置して成る面状部を有することを特徴と
する。
【0085】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0086】本出願に係る第32の発明は、前記駆動部
は、前記面状部が平面であることを特徴とする。
【0087】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0088】本出願に係る第33の発明は、前記駆動部
は、前記面状部が曲面であることを特徴とする。
【0089】上記構成においては、突起との接触面積が
増加するため、より高い回転トルクに対応することがで
きる。
【0090】本出願に係る第34の発明は、前記駆動部
は、面状部が複数配置された構成であることを特徴とす
る。
【0091】突起との接触面積が増加するため、より高
い回転トルクに対応することができる。また仮に一つく
らい外れても、安定して駆動を伝達することができる。
【0092】本出願に係る第35の発明は、前記駆動部
は、面状部が前記突起との係合面の外周縁近傍に配置さ
れていることを特徴とする。
【0093】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0094】本出願に係る第36の発明は、前記駆動部
は、面状部が前記突起との係合面の回転軸中心から放射
状に配置されていることを特徴とする。
【0095】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0096】本出願に係る第37の発明は、前記駆動部
は、面状部が前記突起との対面方向に開口している円筒
形状乃至は多角形断面の筒状形状であることを特徴とす
る。
【0097】上記構成においては、一つの駆動伝達部で
より多くの突起を保持できるので、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0098】本出願に係る第38の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動
部からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出
するトナー補給容器であって、(a)トナーを収納する
ための略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー
収納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、を有しているトナー補給容器に用いられる前記開口
部を開閉するための封止部材であって、前記駆動部に一
定間隔で配列された複数の微小な突起の集合体が設けて
あり、前記トナー補給容器を前記画像形成装置本体に装
着した際に、複数の前記突起と同一面上で係合して、前
記画像形成装置本体から回転駆動力を受ける面状部を配
置して成る駆動力受け部を有することを特徴とする。
【0099】上記構成においては、従来のようにトナー
ボトルの交換作業の際に、トナーボトルの回転位置合わ
せを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー補給
作業が実現できる。
【0100】本出願に係る第39の発明は、電子写真画
像形成装置本体に着脱可能で、画像形成装置本体の駆動
部からの回転駆動を受けて、回転によってトナーを排出
するトナー補給容器であって、(a)トナーを収納する
ための略円筒形状のトナー収納部と、(b)前記トナー
収納部に収納されているトナーを排出するための開口部
と、を有しているトナー補給容器に用いられる前記開口
部を開閉するための封止部材であって、前記開口部を開
口した状態においても、前記トナー補給容器を回転可能
に係合し、前記画像形成装置本体の駆動部からの駆動を
前記トナー補給容器に伝達する封止部材であって、前記
駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突起の集合
体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画像形成装
置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一面上で係
合し、前記画像形成装置本体から回転駆動力を受ける面
状部を配置して成る駆動力受け部を前記封止部材の先端
に有することを特徴とする。
【0101】上記構成においては、従来のようにトナー
ボトルの交換作業の際に、トナーボトルの回転位置合わ
せを行う必要もなく、非常に操作性の優れたトナー補給
作業が実現できる。
【0102】本出願に係る第40の発明は、前記駆動力
受け部は、回転駆動方向に対し任意の直径に対応する接
線に対し交叉方向に配置して成る面状部を有することを
特徴とする。
【0103】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0104】本出願に係る第41の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が平面であることを特徴とする。
【0105】上記構成においては、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0106】本出願に係る第42の発明は、前記駆動力
受け部は、前記面状部が曲面であることを特徴とする。
【0107】上記構成においては、突起との接触面積が
増加するため、より高い回転トルクに対応することがで
きる。
【0108】本出願に係る第43の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が複数配置された構成であることを特
徴とする。
【0109】突起との接触面積が増加するため、より高
い回転トルクに対応することができる。また仮に一つく
らい外れても、安定して駆動を伝達することができる。
【0110】本出願に係る第44の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の外周縁近傍に配置されていることを特徴とする。
【0111】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0112】本出願に係る第45の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との係
合面の回転軸中心から放射状に配置されていることを特
徴とする。
【0113】上記構成においては、回転モーメントの関
係より、より高い回転トルクに対応することができる。
【0114】本出願に係る第46の発明は、前記駆動力
受け部は、面状部が前記駆動部に配列された突起との対
面方向に開口している円筒形状乃至は多角形断面の筒状
形状であることを特徴とする。
【0115】上記構成においては、一つの駆動伝達部で
より多くの突起を保持できるので、より高い回転トルク
に対応することができる。
【0116】
【作用】上記構成によれば、トナー補給容器、プロセス
カートリッジの駆動力受け部が面状部で構成されている
ため、トナー補給容器、プロセスカートリッジの交換作
業時に新しいトナー補給容器又はプロセスカートリッジ
を画像形成装置本体に挿入する際に、トナー補給容器の
円周方向の位相を合わせる必要が無く、どのような方向
で挿入しても確実・簡単に画像形成装置本体から駆動伝
達を行うことが可能である。
【0117】また、駆動力受け部が厚みの薄い部材であ
るため、駆動力受け部のコンパクト化、省スペース化が
図れると同時に、複雑な機構を必要としないためにロー
コスト化も図れる。
【0118】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0119】(電子写真画像形成装置)まず最初に、本
発明に係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形
成装置の一例である電子写真複写機の構成について図1
に基づいて説明する。
【0120】同図において、100は電子写真複写機本
体(以下装置本体という)である。また、101は原稿
であり、原稿台ガラス102の上に置かれる。そして、
画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラーM
とレンズLnにより、電子写真感光体ドラム104上に
結像する。105〜108はカセットである。これらカ
セット105〜108に積載された記録媒体(以下、
「用紙」という。)Pのうち、図2に示す操作部100
aから使用者が入力した情報もしくは原稿101の紙サ
イズから最適な用紙をカセット105〜108の用紙サ
イズ情報から選択する。ここで、記録媒体としては、用
紙に限定されずに、例えばOHPシート等適宜選択でき
る。
【0121】そして、給紙・分離装置105A〜108
Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経
由してレジストローラ110まで搬送し、感光体ドラム
104の回転と、光学部103のスキャンのタイミング
を同期させて搬送する。なお、111,112は転写放
電器、分離放電器である。ここで、転写放電器111に
よって、感光体ドラム104上に形成されたトナー像を
用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によっ
て、トナー像の転写された用紙Pを感光体ドラム104
から分離する。
【0122】この後、搬送部113により搬送された用
紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙上のト
ナー像を定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反
転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレ
イ117へ排出される。また、多重コピーの場合には、
排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給
紙搬送路119,120を経由してレジストローラ11
0まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路を
たどって排紙トレイ117へ排出される。
【0123】また、両面コピーの場合には、用紙Pは排
紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一
部が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終
端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116にまだ
挟持されているタイミングでフラッパ118を制御する
と共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再
度装置本体内へ搬送される。さらにこの後、再給紙搬送
部119,120を経由してレジストローラ110まで
搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどっ
て排紙トレイ117へ排出される。
【0124】ところで、上記構成の装置本体100にお
いて、感光体ドラム104の回りには現像部201、ク
リーナ部202、一次帯電器203等が配置されてい
る。ここで、現像部201は、原稿101の情報を光学
部103により感光体ドラム104に形成された静電潜
像をトナーを用いて現像するものである。そして、この
現像部201へトナーを補給するためのトナー補給容器
1が装置本体100に使用者によって着脱可能に設けら
れている。ここで、現像部201は、トナーホッパー2
01aと現像器201bとを有している。トナーホッパ
ー201aは、トナー補給容器1から補給されたトナー
を撹拌するための撹拌部材201cを有している。そし
て、この撹拌部材201cにより撹拌されたトナーは、
マグネットローラ201dにより現像器201bに送ら
れる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り
部材201eを有している。そして、マグネットローラ
201dによりトナーホッパー201aから送られたト
ナーは、送り部材201eにより現像ローラ201fに
送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム
104に供給される。
【0125】なお、クリーナー部202は、感光体ドラ
ム104に残留しているトナーを除去するためのもので
ある。また、一次帯電器203は、感光体ドラム104
を帯電するためのものである。
【0126】図2に示す外装カバーの一部であるトナー
補給容器交換用カバー15(以下交換用カバーという)
を図3に示すように使用者が開けると、容器受け台50
が、駆動系(不図示)によって、所定の位置まで引き出
される。そして、この容器受け台50上にトナー補給容
器1を設置する。使用者が容器1を装置本体100から
取り出す際には、引き出された容器受け台50に載って
いるトナー補給容器1を取り出す。ここで、交換用カバ
ー15はトナー補給容器1を着脱(交換)するための専
用カバーであって、トナー補給容器1を着脱するためだ
けに開閉される。尚、装置本体100のメインテナンス
は、前面カバー100cを開閉することによって行なわ
れる。
【0127】なお、容器受け台50を介することなく、
トナー補給容器1を直接装置本体100に設置し、又、
装置本体100から取り外してもよい。
【0128】〔実施の形態1〕次に、本発明の実施の形
態1に係るトナー補給容器について図4を用いて説明す
る。
【0129】図4(a)は本実施の形態のトナー補給容
器の一例を示した斜視図である。また(b)はトナー補
給容器の駆動力受け部の構成を示した部分断面図であ
る。
【0130】(トナー補給容器)トナー補給容器本体で
あるトナーボトル1A(以下容器本体又はボトルとも称
す)は、略円筒形状に形成され、その一端面のほぼ中央
に円筒部より小径の開口部1aが突設されている。前記
開口部1aには開口部1aを閉じる封止部材2が設けて
有り、この封止部材2がトナーボトル1Aの軸線方向に
スライドすることにより、開口部1aの開閉動作を行う
構成になっている。この容器本体1Aはトナー収納部で
あり、内部にトナーが充填されている。
【0131】トナーボトル1Aの内部の構成について説
明する。トナーボトル1Aは略円筒形状を有しており、
画像形成装置本体内に略水平方向に配置され、装置本体
100から回転駆動を受けて、ボトル1Aが回転する構
成になっている。そして、このトナーボトル1Aの内面
には螺旋状の突起部1cが設けてある。トナーボトル1
Aが回転することにより、この螺旋状突起1cに沿って
トナーが軸線方向に搬送され、トナーボトル1A端面に
設けた開口部1aからトナーが排出される構成になって
いる。
【0132】本発明におけるトナーボトル1A内部の構
成については、トナーボトル1Aが回転することにより
トナーが排出するボトル形状であれば、特にその形状や
構成について限定するものではない。本発明は、トナー
ボトル1Aを駆動させることによりトナーを排出するト
ナー補給容器においてボトル1Aの駆動力受け部に駆動
伝達部から駆動される面状部を用いたことを特徴とする
ため、トナーボトル1Aの構成については一般的によく
知られているボトル内部に螺旋状の突起1cを形成した
ものや、その他の構成のものであっても構わない。ちな
みに図4にはもっとも一般的な構成である、ボトル内部
に螺旋状の突起1cを形成したトナーボトル1Aの例を
示した。
【0133】また、本発明における駆動の種類は、この
実施の形態1に示したような回転駆動だけに限定するも
のではなく、トナー補給容器を振動、あるいは揺動、又
はその他の駆動方法によりトナーを補給するものであれ
ば、特にその駆動の種類は問わない。つまり、画像形成
装置本体100から駆動を受けることによってトナーを
排出するトナー補給容器1であれば、その駆動が回転で
も、揺動でも振動でも、いずれの駆動方法でも良い。
【0134】ボトル本体1Aにはボトル1Aの一端面に
開口部1aが設けて有り、前記開口部1a内にボトル1
Aと一体に設けられた駆動軸1bが開口部1aより突出
している。この駆動軸1bは開口部1aのほぼ中心軸線
上に位置し、封止部材2に設けた係合穴2aと係合する
構成になっている。この駆動軸1bは装置本体100か
ら封止部材2を介して回転駆動力をボトル本体1へ伝達
させるためのものであることから、駆動軸1bの断面形
状は回転駆動力を伝達可能な四角形状やHカット形状、
Dカット形状等の形状になっている。
【0135】(封止部材)次に、封止部材2について図
5を用いて説明する。図5の(A)〜(C)において、
2bはトナー補給容器1のトナー排出口である開口部1
aを開封可能に封止する封止部である。この封止部2b
の外径は開口部1aの内径よりも適当量大きく設定され
ている。そして、この封止部2bを開口部1aに圧入嵌
合することにより、封止部材2は開口部1aを密封す
る。
【0136】ところで、この封止部材2には、駆動軸1
bと係合して装置本体100から受けた駆動力を駆動軸
1bに伝達するための駆動力伝達部として係合孔2aを
有している。この係合孔2aは封止部2b及びカップリ
ング係合部2cの形成部分にわたって形成された開口
(穴)によって構成されている。ここで、この係合孔2
aは駆動軸1bの断面形状に対応した形状を有するとと
もに、駆動軸1bよりも僅かに大きく形成されている。
これにより駆動軸1bは係合孔2aに遊嵌される。そし
て、このように駆動軸1bが係合孔2aに遊嵌されるこ
とにより、ボトル1Aと封止部材2とは、ボトル1Aの
回転方向にはお互いに係止される一方、軸線方向へはお
互いに移動自在に構成されるようになっている。これに
より、トナー補給容器装着時、後述するように封止部材
2とボトル1Aとの離間が可能となり、開口部1aの開
封(開口)が可能となる。
【0137】ところで、この係合孔2aと駆動軸1bと
の係合長さは、封止部材2とボトル1Aとが離間する
際、外れることのない長さを有している。これにより封
止部材2がボトル1Aと離間しても、駆動軸1bは封止
部材2を介して駆動力を受けることができる。
【0138】このような封止部材2もプラスチック等の
樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料
及び製造方法であっても、任意に分割、接合しても構わ
ない。また、封止部材2はトナー補給開口部1aに圧入
嵌合してこれを密封するために適度な弾性が必要とされ
る。その材料としては低密度ポリエチレンが最も好まし
く、次いでポリプロピレン・ナイロン・高密度ポリエチ
レン等好ましく利用できる。
【0139】封止部材2の先端部には、駆動力受け部3
を設けている。この駆動力受け部3は、図6の(A)に
示すように画像形成装置本体内に設けた駆動部の面ファ
スナー30と係合し、トナー補給容器1に回転駆動を伝
達する機能を果たす構成になっている。本実施の形態1
では、駆動力受け部3をトナー補給容器側、面ファスナ
ー30を駆動部側に設けたが、その逆でもいい。
【0140】通常面ファスナーは、平板の表面上に弾性
変形可能な微小な突起(ステム30a)を多数配置した
2つの面同士を押圧することで、互いの突起を引っ掛け
合い、表面全体で係合するので、各々の突起は微小であ
るが、それらが表面全体で多数集合して微小な突起の集
合体となっているため、面全体としては強固な係合力を
持つ。しかし係合面を分離する際には、その強固な係合
力が故に、少ない力で容易に分離を行うには個々の微小
突起を順番に外していく必要がある。
【0141】そこで本実施の形態1で示すように、円板
3bの面にトナー補給容器1の装置本体100への挿入
方向に対してストレートな突出部3aを設け、ユーザー
がトナー補給容器1を装置本体1に挿入した際に、突出
部3aが面ファスナー30の微小突起であるステム30
aの間に入り込むが互いに引っ掛け合わずに係合する構
成にすることで、回転方向への駆動を正確に伝達できる
一方、ユーザーがトナー補給容器1を装置本体100か
ら引き出すだけで容易に係合面を分離することができ
る。ここで、突出部3aは円板3bの端面である表面に
十字状の薄板を設けたものである。また、図6(C)は
突出部3aを平行な波形の曲線としたものである。
【0142】さらに、この方式のもうひとつの大きな特
徴は、従来の凹部と凸部を係合させるカップリングと違
い、凹部に凸部を合わせて係合させるというような、位
相合わせを必要としない点である。そのため、ユーザー
がトナー補給容器1を交換する際に、新しいトナー補給
容器1を装置本体100にセットする時の、ボトル1A
の回転方向の位相を気にすることなく任意の位相にセッ
トすることができるため、非常に操作性が良く、位相ズ
レによる係合不良等の発生が無い。更には、左右どちら
の回転方向へでも駆動力を伝達できる、駆動部及び駆動
伝達部でバックラッシュが存在しない、等も長所もあ
る。
【0143】駆動力受け部3は、特にその形状・寸法に
ついて限定するものではなく、面ファスナー30と係合
した際に突起30aと接触する面状部3a1は平面でも
曲面でも構わない。但し、面ファスナー30の突起間に
入り込み易いように、図6(B)に示すように駆動力受
け部3の突出部2aの肉厚(L2)は、面ファスナー3
0のステム頂点間隔(L1)よりも狭いことが好まし
い。更に、駆動伝達時に発生するより高い回転トルクに
対応するため、面状部3a1は回転駆動方向に対し任意
の直径に対応する接線に対し略直角方向に配置すること
が好ましい。ただし、この接線に対し交叉方向に面状部
3a1を設けることにより、駆動力は伝達される。なお
本実施の形態では、突出部3aは十字形状とした。
【0144】また駆動力受け部3は、図7の(A)、
(B)、(C)に示すように封止部材2の先端部に複数
設けても構わない。図7(A)は円板3bの端面に多数
のピンを設けて突出部3aとしたものである。但し、駆
動伝達時に発生するより高い回転トルクに対応するた
め、図7(B)に示すように駆動力受け部3の突出部3
aを封止部材2の先端部の円板3b外周縁近傍の端面に
配置したり、図7(C)に示すように回転軸中心から放
射状に配置すれば好ましい。更には、図8に示すように
駆動力受け部3を突起30aとの対面方向に開口してい
る円筒(図8(A)参照)や多角形断面の筒状の形状に
すれば、係合時により多くの突起30aを保持できるの
でなお好ましい。
【0145】なお駆動力受け部3と封止部材2とは、一
体成形にて形成しても良いし、貼付け固定しても良い。
【0146】(トナー補給容器の交換方法)次に、トナ
ー補給容器の交換方法について説明する。画像形成のプ
ロセスに伴い、トナー補給容器1内のトナーが略全量消
費されると、装置本体100に設けられたトナー補給容
器空検知手段(不図示)による検知により、液晶等の表
示手段100b(図2参照)によりユーザーはトナー補
給容器1内のトナーが無くなったことを知らされる。
【0147】本実施の形態においてはトナー補給容器1
の交換はユーザー自身が行い、その手順は以下の通りで
ある。
【0148】まず、図2、図3、図9の(A)及び
(B)に示すように、閉じられた状態の交換用カバー1
5を、図9(C)に示すようにヒンジ18を中心に回動
させて破線で示す位置まで開く。この交換用カバー15
を開く動作に連動して後述するトナー補給部開閉手段に
より、容器本体1Aが移動して、それまで容器本体1A
と離間してトナー補給開口部1aを開放する状態にあっ
た封止部材2がトナー補給開口部1aに圧入嵌合され、
トナー補給開口部1aが閉口される(図10(B)参
照)。
【0149】次に、ユーザーは、装置本体100に装着
されているトナーのなくなったトナー補給容器1を図1
0(A)に示す矢印a方向と逆方向に引き出し、装置本
体100より取り外す。この後、ユーザーは新しいトナ
ー補給容器1を矢印aの向きに装置本体100へと挿入
した後(図10(B)参照)、交換用カバー15を閉じ
る。そして、この交換用カバー15を閉める動作に連動
してトナー補給部開閉手段により封止部材2が容器本体
1Aから離間され、開口部1aが開封される(図10
(C)参照)。以上が、トナー補給容器1の交換手順で
ある。
【0150】(補給動作の説明)次に図10を用いて本
発明におけるトナー補給容器の補給動作について説明す
る。図10は本発明におけるトナー補給容器1を画像形
成装置本体内に挿入してトナー補給を行う過程の状態を
段階毎に示した図である。同図においてmは複写機本体
内に設けた駆動モータであり、中間ギア21対を介して
トナー補給容器側と連結する駆動部20を回転駆動させ
る構成になっている。前記駆動部20の表面にはボトル
1Aを回転駆動させるための面ファスナー30が設けて
ある。ここで、駆動部20は装置本体100に装架され
た軸受20a(片側のみ示す)に軸方向に移動しないよ
うに両端支持された駆動軸20bの先端に駆動部として
の面ファスナー30を固定してある。なお、中間ギア2
1対の小ギアは駆動モータmの軸に固定され、大ギアは
駆動軸20bに固定されている。
【0151】図10において(A)はトナー補給容器1
を装置本体100に挿入させる状態を示した図である。
このとき、トナー容器本体1Aの先端の一端面には開口
部1aが設けて有り、前記開口部1aは封止部材2によ
り封止された状態にある。
【0152】図10(B)は更にトナー補給容器1の挿
入が進み、封止部材2先端部に設けた駆動力受け部3
が、装置本体側の駆動部20の面ファスナー30と係合
した状態である。この駆動力受け部3と面ファスナー3
0との係合は、ユーザーがトナーボトル1Aを挿入した
時の挿入力によって行われる。この時、トナー補給容器
1の挿入動作に連動して封止部材2のスラスト方向(軸
方向)の位置を固定保持するための保持部材22が封止
部材2の位置決め溝2dに係合し、封止部材2のスラス
ト方向(軸方向)の位置が固定される。
【0153】図10(C)は封止部材2と駆動部20が
係合した後、不図示の本体前カバーの閉動作に連動し
て、スライド部材300が矢印b方向に後退することで
トナーボトル1Aが後退し、相対的に封止部材2がボト
ル1Aから離れて開口部1aが開いた状態になりトナー
補給可能状態になる。この時、ボトル1Aの駆動軸1b
は封止部材2から完全に外れることは無く、駆動軸1b
の一部が封止部材2内に残っている。また、駆動軸1b
の断面形状は非円形断面で、四角形や三角形など回転駆
動伝達が可能な断面形状になっている。ここでトナーボ
トル1Aは装置本体100のトナー補給装置に設けたボ
トル受けローラ23によってくら形を支持されている。
そこでトナーボトル1Aはボトル受けローラ23上で回
転自在であると共に軸方向に移動自在である。
【0154】この状態でモータmを駆動させると回転駆
動力は中間ギア21、駆動軸20bを介して本体駆動部
20へ伝えられ、本体駆動部20から面ファスナー30
と突出部3aの係合でもって封止部材2へと伝達し、さ
らに封止部材2からボトル駆動軸1bへと伝わることで
ボトル1Aが回転する構成になっている。すなわちこの
封止部材2はトナーを封止すると同時にボトル1Aへ回
転駆動力を伝達させる2つの機能を果たしている。ま
た、ボトル1Aはボトル受けローラ23により回転可能
に支持されているため、わずかな駆動トルクでもスムー
ズに回転することが可能である。
【0155】このようにトナーボトル1Aが回転するこ
とで容器本体内部に収容されていたトナーは開口部1a
から順次排出され、画像形成装置本体側のホッパー20
1aへトナー補給が行われる。
【0156】(分離方法)次に駆動力受け部3の分離方
法について図10を用いて説明する。トナー補給が終了
しトナー補給容器1が空になると、古いトナー補給容器
1を取り外し新しいトナー補給容器1に交換しなければ
ならない。その際にそれまで係合していた駆動部20に
設けた面ファスナー30と封止部材2に設けた駆動力受
け部3を分離する必要がある。
【0157】この面ファスナー30と駆動力受け部3の
分離には特別な装置は必要ではなく、装置本体100の
前カバーの開閉動作に連動させて、トナーボトル1Aは
前進し、封止部材2により開口部1aは再封止されると
ともに、保持部材22により固定されていたものが解除
され、そのままトナー補給容器1が取り出せる。
【0158】(駆動伝達部の配置構成)次に本発明にお
ける駆動力受け部3の配置構成について図11を用いて
説明する。
【0159】本発明における駆動力受け部3の配置構成
については、先述した封止部材2の先端部に設けること
に限定するものではなく、トナーボトル1Aに駆動を伝
達することが可能な場所ならば、種々のトナー補給容器
形状によって自由に駆動力受け部3を配置する位置を構
成して良い。
【0160】例えば図11の(a)、(b)に示したよ
うに構成でも良い。
【0161】図11(a)はボトル1A端面に分割して
複数箇所に突出部3aを設けた場合である。図11
(a)では突出部3aは夫々が十字状の薄板を設けたも
のである。
【0162】図11(b)はボトル1A端面に設けた円
筒1dの端面に突出部3aを設けた場合であって、円筒
1dの外周にはトナーボトル1A中のトナーを排出する
ための開口部1aを設けてある。この場合も、突出部3
aは十字状の薄板である。
【0163】〔実施の形態2〕次に本発明の他の実施の
形態としてプロセスカートリッジに適用した場合の例に
ついて、以下に説明する。ここでは説明の順序として、
まず図12から図15を参照してプロセスカートリッジ
及びこれを装着して用いる画像形成装置の全体構成を説
明し、次に図16及び図17を参照してプロセスカート
リッジと画像形成装置本体の駆動伝達機構である駆動伝
達部の構成について説明する。
【0164】(全体構成)図12はプロセスカートリッ
ジを取り外し可能に装着した画像形成装置の構成模式説
明図であり、図13はプロセスカートリッジの構成模式
説明図、図14はプロセスカートリッジの外観斜視図、
図15はプロセスカートリッジの装着構成の説明図であ
る。
【0165】この電子写真画像形成装置(レーザービー
ムプリンタ)Aは、図12に示すように、光学系103
から画像情報に基づいたレーザー光像をドラム形状の電
子写真感光体に照射して該感光体に潜像を形成し、この
潜像を現像してトナー像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、記録媒体である用紙Pを給紙カセ
ット31aからピックアップローラ31b及び給送ロー
ラ31c、搬送ローラ対31d、レジストローラ対31
e等からなる搬送手段31で搬送し、且つプロセスカー
トリッジBとしてカートリッジ化された前記感光体ドラ
ムに形成したトナー像を転写手段としての転写ローラ4
に電圧印加することで用紙Pに転写し、その用紙Pをガ
イド板31fでガイドして定着手段5へと搬送する。こ
の定着手段5は駆動ローラ5a及びヒータ5bを内蔵す
る定着ローラ5cからなり、通過する用紙Pに熱及び圧
力を印加して転写トナー像を定着する。そしてこの用紙
Pを排出ローラ対31g,31hで搬送し、反転搬送経
路を通して排出部6へと排出如く構成している。尚、こ
の画像形成装置Aは、手差しトレイ31i及びローラ3
1jにより手差し給送も可能となっている。
【0166】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施の形態のプロセスカートリッ
ジBは、図12及び図13に示すように、電子写真感光
体である感光層を有する感光体ドラム7を回転し、その
表面を帯電手段である帯電ローラ8への電圧印加によっ
て一様に帯電し、前記光学系103からの情報光を露光
開口部9を介して感光体ドラム7に露光して潜像を形成
し、現像手段10によって現像するように構成してい
る。
【0167】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーを送り部材10bで送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現
像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを
前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
ってトナー像を形成して可視像化するものである。そし
て転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加し
てトナー像を用紙Pに転写した後は、クリーニングブレ
ード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを
掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい
取り、除去トナー溜め11cへ集めるクリーニング手段
11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する
ように構成している。
【0168】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、ト
ナーを収納するトナー容器12aと、現像ローラ10d
等の現像部材を保持する現像フレーム12bとを溶着し
て現像ユニットを構成し、これをクリーニング枠体12
cに感光体ドラム7やクリーニング手段11等を取り付
けたクリーニングユニットを結合して構成したカートリ
ッジ枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体13
に設けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着
される。
【0169】前記カートリッジ装着手段は、軸14aを
中心にして開閉カバー14を開くと、図14に示すよう
に、カートリッジ装着スペースの左右両側面にカートリ
ッジ装着ガイド部材32が対向して取り付けてあり(図
15は一方側面のみを図示)、この左右ガイド部材32
にはプロセスカートリッジBを挿入するときのガイドと
なるガイド部32aが対向して設けてある。このガイド
部32aにカートリッジ枠体の長手方向両側に突出形成
したボスをガイドさせて挿入し、開閉カバー14を閉じ
ることによってプロセスカートリッジBを画像形成装置
Aに装着する。
【0170】前記プロセスカートリッジBを画像形成装
置Aに装着すると、後述するように、カートリッジ側駆
動伝達部と本体側面ファスナーとが係合し、感光体ドラ
ム7等は装置本体13から駆動を受けて回転可能とな
る。
【0171】(駆動伝達部構成)次に画像形成装置本体
100からプロセスカートリッジBへの駆動伝達機構で
ある駆動伝達手段の構成について説明する。
【0172】図16に示すように、感光体ドラム7の一
方端部にはカートリッジ側駆動力受け部3が設けてあ
る。画像形成装置Aには、プロセスカートリッジBを挿
入したときの感光体ドラム回転軸線と一致する位置に駆
動軸27が配設してある。この駆動軸27はモータ19
のピニオンギア33と噛み合う伝達ギア34を介して回
転力が伝達され、駆動回転可能となっている。
【0173】前記駆動軸27には、図16に示すよう
に、伝達ギア34が固着してあり、この伝達ギア34と
ピニオンギア33はハス歯ギアで構成している。このハ
ス歯ギアは、駆動軸27を画像形成時の回転方向に回転
すると、伝達ギア34に図15の矢印a方向の推力を発
生させるような傾斜角の歯を有している。これにより、
伝達ギア34と一体的な駆動軸27が感光体ドラム7に
押付けられ、駆動軸27の表面に設けた面ファスナー3
0と感光体ドラム側に設けた駆動力受け部3とが係合す
る。
【0174】また、このとき感光体ドラム7と本体駆動
側の駆動軸27との係合精度をより高めるために図16
に示すように、本体駆動側係合部の中心部に位置合わせ
用センタ30bを設け、前記センタ30bをドラム側駆
動力受け部3を設けるフランジ16の回転中心に設けた
センタ穴3bに嵌合させるような構成をとっても良い。
これにより互いの中心軸が正確に合致し、駆動伝達時の
係合不良等が発生することなく、確実で精度の高い回転
駆動が実現できる。特に感光体ドラム等のような高い回
転精度を必要とするような駆動伝達部には、こうした構
成は有効である。なお、フランジ16は中空アルミ円筒
の外周に感光層を有する感光体ドラム7の端部に嵌入固
定されている。
【0175】また、本構成は先に実施の形態1で説明し
たトナー補給容器の場合に適用しても、もちろん構わな
いし、その他の駆動伝達部に適用しても何ら構わない。
【0176】開閉カバー14には図17(b)に示すよ
うに、軸14aを中心にした円弧状の解除部材35が取
り付けてあり、この解除部材35の先端部分には図17
(a)に示すように、徐々に肉厚となるカム部35aが
形成してある。従って、図18に示すように、プロセス
カートリッジBを取り外すために開閉カバー14を開く
と、カム部35aが壁部36と伝達ギア34の間に入り
込み、該伝達ギア34の側面を矢印b方向へ押し出す。
これにより、駆動軸18及びその表面に設けた本体側面
ファスナー30は壁部36から引っ込んで感光体ドラム
7に設けた駆動伝達部3との係合が解除され、プロセス
カートリッジBの取り外しがスムーズに行われる。
【0177】〔他の実施の形態〕次に前述した実施の形
態に係るプロセスカートリッジB及び画像形成装置の各
部の他例について説明する。
【0178】前述した実施の形態2では、プロセスカー
トリッジBは単色画像を形成するためのものであった
が、プロセスカートリッジは単色の画像を形成する場合
のみならず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例え
ば2色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成する
カートリッジにも好適に適用することが出来る。
【0179】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0180】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0181】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態2では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラム
の表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然
である。
【0182】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0183】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0184】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施の形態のもの以外に
も、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカー
トリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写
真感光体と現像手段とを一体化的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0185】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0186】更に前述した実施の形態では画像形成装置
としてレーザービームプリンタを例示したが、本発明は
これに限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、フ
ァクシミリ装置、或いはワードプロセッサ等の他の画像
形成装置に使用することも当然可能である。
【0187】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、以下
のような効果を発揮する。
【0188】従来のようにトナー補給容器の交換作業
の際に、トナー補給容器の回転位置合わせを行う必要も
なく、ユーザーは単にトナー補給容器を画像形成装置本
体に挿入し、装置本体の前カバーを閉めるだけで、トナ
ー補給容器は画像形成装置本体の駆動部と係合し、且つ
トナー補給可能状態にセットされるため、非常に操作性
の優れたトナー補給作業が実現できる。
【0189】トナー補給容器の挿入動作のみで簡単且
つ確実に駆動部と駆動力受け部が強い係合力を保持する
ことができるため、従来のような係合不良が起こらず、
確実にトナー補給できる信頼性の高いトナー補給容器を
実現できる。
【0190】トナー補給容器の駆動力受け部の構成が
非常に薄くなり、画像形成装置本体の省スペース化、コ
ンパクト化に大きく寄与できる。
【0191】従来の凹凸の係合によるカップリング部
のような複雑な構成を必要としないため、ローコスト化
に大きく寄与できる。
【0192】左右どちらの回転方向へでも駆動力を伝
達することができる。
【0193】駆動側及び被駆動側間でバックラッシュ
が存在しないため、駆動が伝達されるまでのタイムラグ
やギアの噛み合いによる異音発生なども起こらない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像形成装置本体
(複写機)の概略断面図である。
【図2】上記電子写真複写機の斜視図である。
【図3】上記電子写真複写機のトナー補給容器交換用カ
バーを開いてトナー補給容器を電子写真複写機に装着す
る様子を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るトナー補給容器の
(a)は斜視図、(b)は駆動伝達部の部分断面拡大図
である。
【図5】上記トナー補給容器の封止部材の(A)は正面
図、(B)は(A)のA矢視図、(C)は(A)の正面
断面図である。
【図6】(A)は駆動部と封止部材の結合例を示す斜視
図、(B)は(A)の正面図、(C)は突起を曲線とし
た例を示す側面図である。
【図7】(A)(B)(C)は夫々が駆動力受け部を示
す斜視図である。
【図8】(A)は駆動部と封止部材の結合を示す斜視
図、(B)は(A)の正面図である。
【図9】電子写真複写機の、(A)は正面図、(B)は
側面図、(C)はトナー容器交換用カバーを開いた様子
を示す平面図である。
【図10】本発明の実施の形態におけるトナー補給容器
の補給動作状態を示した図で、(A)はトナー補給容器
の挿入初期の状態、(B)はトナー補給容器の駆動力受
け部と本体駆動部の駆動伝達部が結合した状態、(C)
はトナー排出している状態を示した夫々正面断面図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態における、駆動力受け部
の配置構成の例を示した図であり、(a)はトナーボト
ル端面に分割して配置した場合、(b)はトナーボトル
の排出口端面に配置した場合、の斜視図である。
【図12】電子写真画像形成装置(レーザービームプリ
ンタ)の構成模式縦断面図である。
【図13】プロセスカートリッジの構成模式縦断面図で
ある。
【図14】プロセスカートリッジの概観斜視図である。
【図15】プロセスカートリッジの装着構成の斜視図で
ある。
【図16】カートリッジ側駆動力受け部と装置本体側の
構成模式正面図である。
【図17】開閉カバーが閉じている時の、本体側駆動伝
達手段の構成模式図であり、(a)は平面図、(b)は
正面図である。
【図18】開閉カバーを開けた時の、本体側駆動伝達手
段の構成模式図であり、(a)は平面図、(b)は正面
図である。
【符号の説明】
1:トナー補給容器 1A:トナー補給容器本体(トナ
ーボトル、容器本体)1a:開口部 1b:駆動軸 1
c:螺旋状突起 1d:円筒部 2:封止部材 2a:係合穴 2b:封止部 2c:カ
ップリング係合部 2d:溝 3:駆動力受け部 3a:突出部 3b:円板 3h:
センタ穴 4:転写ローラ 5:定着手段 5a:駆動ローラ 5b:ヒータ 5
c:定着ローラ 6:排出部 7:感光体ドラム 8:帯電ローラ 9:露光開口部 10:現像手段 10a:トナー収納部 10b:送り
部材 10c:固定磁石 10d:現像ローラ 10
e:現像ブレード 11:クリーニング手段 11a:クリーニングブレー
ド 11b:スクイシート 11c:除去トナー溜め 12a:トナー容器 12b:現像フレーム 12c:
クリーニング枠体 13:装置本体 14:開閉カバー 14a:軸 15:トナー補給容器交換用カバー 16:フランジ 18:ヒンジ 19:モータ 20:本体駆動部 20a:軸受 20b:駆動軸 21:中間ギア 22:保持部材 23:ボトル受ローラ 27:駆動軸 30:本体側面ファスナー 30b:位置合せ用センタ 31:搬送手段 31a:給紙カセット 31b:ピッ
クアップローラ 31c:給送ローラ 31d:搬送
ローラ 31e:レジストローラ 31f:ガイド板
31g,31h:排出ローラ対 31i:手差しトレイ
31j:ローラ 32:左右ガイド部材 32a:ガイド部 33:ピニオンギア 34:伝達ギア 35:解除部材 35a:カム部 36:壁部 50:容器受台 100:画像形成装置本体 100a:操作部 100
b:液晶表示手段 100c:前面カバー 101:原稿 102:原稿台ガラス 103:光学部 104:感光ドラム 105〜108:カセット 105A〜108A:給紙・分離装置 109:搬送部 110:レジストローラ 111:転写放電器 112:分離放電器 113:搬送部 114:定着部 115:排紙反転部 116:排紙ローラ 117:排紙トレイ 118:フラッパ 119,120:再給紙搬送路 201:現像部 201a:トナーホッパー 201
b:現像器 201c:撹拌部材 201d:マグネッ
トローラ 201e:送り部材 201f:現像ローラ 202:クリーナ部 203:一次帯電器 M:ミラー Ln:レンズ P:用紙 m:駆動モータ A:レーザービームプリンタ B:プロセスカートリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H035 CG03 2H071 BA20 CA01 CA02 CA05 DA05 DA08 2H077 AA03 AA05 AA33 BA01

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部から駆動を受けるトナー
    補給容器において、 トナーを排出するための開口部を有しトナーを収納する
    トナー収納部と、 前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突起の
    集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画像形
    成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一面上
    で係合して、前記画像形成装置本体から駆動力を受ける
    面状部を配置して成る駆動力受け部を有することを特徴
    とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 画像形成装置本体の駆動部から駆動を受
    けて、トナー収納部が回転することによってトナーを排
    出することを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容
    器。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、 (c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を有
    し、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突
    起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画
    像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一
    面上で係合して、前記画像形成装置本体から回転駆動力
    を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容器。
  4. 【請求項4】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、 (c)前記開口部を開閉するための封止部材であって、
    前記開口部を開口した状態においても、前記トナー補給
    容器と回転可能に係合し、前記画像形成装置本体の駆動
    部からの駆動を前記トナー補給容器に伝達する封止部材
    と、を有し、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の
    微小な突起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器
    を前記画像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突
    起と同一面上で係合して、前記画像形成装置本体から回
    転駆動力を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を
    前記封止部材が有することを特徴とする請求項1に記載
    のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 前記駆動力受け部は、回転駆動方向に対
    し任意の直径に対応する接線に対し交叉方向に配置して
    成る面状部を有することを特徴とする請求項1から4の
    何れか1つに記載のトナー補給容器。
  6. 【請求項6】 前記駆動力受け部は、前記面状部が平面
    であることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに
    記載のトナー補給容器。
  7. 【請求項7】 前記駆動力受け部は、前記面状部が曲面
    であることを特徴とする請求項1から5の何れか1つに
    記載のトナー補給容器。
  8. 【請求項8】 前記駆動力受け部は、面状部が複数配置
    された構成であることを特徴とする請求項1から5の何
    れか1つに記載のトナー補給容器。
  9. 【請求項9】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆動
    部に配列された突起との係合面の外周縁近傍に配置され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容
    器。
  10. 【請求項10】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面が回転軸中心から放射
    状に配置されていることを特徴とする請求項1から5の
    何れか1つ又は8に記載のトナー補給容器。
  11. 【請求項11】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との対面方向に開口している円筒
    形状又は多角形断面の筒状形状であることを特徴とする
    請求項9に記載のトナー補給容器。
  12. 【請求項12】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、 (c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を有
    し、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突
    起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画
    像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一
    面上で係合して、前記画像形成装置本体から回転駆動力
    を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を前記トナ
    ー収納部の一端に有することを特徴とする請求項1に記
    載のトナー補給容器。
  13. 【請求項13】 前記駆動力受け部は、回転駆動方向に
    対し任意の直径に対応する接線に対し交叉方向に配置し
    て成る面状部を有することを特徴とする請求項12に記
    載のトナー補給容器。
  14. 【請求項14】 前記駆動力受け部は、前記面状部が平
    面であることを特徴とする請求項12に記載のトナー補
    給容器。
  15. 【請求項15】 前記駆動力受け部は、前記面状部が曲
    面であることを特徴とする請求項12に記載のトナー補
    給容器。
  16. 【請求項16】 前記駆動力受け部は、面状部が複数配
    置された構成であることを特徴とする請求項12に記載
    のトナー補給容器。
  17. 【請求項17】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の外周縁近傍に配置さ
    れていることを特徴とする請求項16記載のトナー補給
    容器。
  18. 【請求項18】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の回転軸中心から放射
    状に配置されていることを特徴とする請求項12又は1
    6記載のトナー補給容器。
  19. 【請求項19】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との対面方向に開口している円筒
    形状又は多角形断面の筒状形状であることを特徴とする
    請求項16に記載のトナー補給容器。
  20. 【請求項20】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 一定間隔で配列された複数の微小な突起の集合体を有す
    る画像形成装置本体の駆動部と係合する駆動力受け部で
    あって、前記プロセスカートリッジを前記画像形成装置
    本体に装着した際に、複数の前記突起と同一面上で係合
    して、前記画像形成装置本体から駆動力を受ける面状部
    を配置して成る駆動力受け部を有することを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記駆動力受け部は、回転駆動方向に
    対し任意の直径に対応する接線に対し交叉方向に配置し
    て成る面状部を有することを特徴とする請求項20に記
    載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記駆動力受け部は、前記面状部が平
    面であることを特徴とする請求項20に記載のプロセス
    カートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記駆動力受け部は、前記面状部が曲
    面であることを特徴とする請求項20に記載のプロセス
    カートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記駆動力受け部は、面状部が複数配
    置された構成であることを特徴とする請求項20に記載
    のプロセスカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の外周縁近傍に配置さ
    れていることを特徴とする請求項24に記載のプロセス
    カートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の回転軸中心から放射
    状に配置されていることを特徴とする請求項20又は2
    4に記載のプロセスカートリッジ。
  27. 【請求項27】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との対面方向に開口している円筒
    形状又は多角形断面の筒状形状であることを特徴とする
    請求項24に記載のプロセスカートリッジ。
  28. 【請求項28】 トナー補給容器を着脱可能で画像形成
    装置本体内の現像手段へトナーを補給するためのトナー
    補給装置において、前記トナー補給容器に一定間隔で配
    列された複数の微小な突起の集合体が設けてあり、前記
    トナー補給容器を前記画像形成装置本体に装着した際
    に、複数の前記突起と同一面上で係合して、前記画像形
    成装置本体から駆動力を前記突起へ伝達する面状部を配
    置して成る駆動部を有することを特徴とするトナー補給
    装置。
  29. 【請求項29】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、 (c)前記開口部を開閉するための封止部材と、を有し
    ているトナー補給容器に駆動を与える駆動部を設けたト
    ナー補給装置であって、前記トナー補給容器に一定間隔
    で配列された複数の微小な突起の集合体が設けてあり、
    前記トナー補給容器を前記画像形成装置本体に装着した
    際に、複数の前記突起と同一面上で係合して、前記画像
    形成装置本体から駆動力を前記突起へ伝達する面状部を
    配置して成る駆動部を有することを特徴とする請求項2
    8に記載のトナー補給装置。
  30. 【請求項30】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、 (c)前記開口部を開閉するための封止部材であって、
    前記開口部を開口した状態においても、前記トナー補給
    容器を回転可能に係合し、前記画像形成装置本体の駆動
    部からの駆動を前記トナー補給容器に伝達する封止部材
    と、を有しているトナー補給容器に駆動を与える駆動部
    を設けたトナー補給装置であって、前記封止部材の先端
    面に一定間隔で配列された複数の微小な突起の集合体が
    設けてあり、前記トナー補給容器を前記画像形成装置本
    体に装着した際に、複数の前記突起と同一面上で係合し
    て、前記画像形成装置本体から駆動力を前記突起へ伝達
    する面状部を配置して成る駆動部を有することを特徴と
    する請求項28に記載のトナー補給装置。
  31. 【請求項31】 前記駆動部は、回転駆動方向に対し任
    意の直径に対応する接線に対し交叉方向に配置して成る
    面状部を有することを特徴とする請求項28から30の
    何れか1つに記載のトナー補給容器。
  32. 【請求項32】 前記駆動部は、前記面状部が平面であ
    ることを特徴とする請求項28から30の何れか1つに
    記載のトナー補給容器。
  33. 【請求項33】 前記駆動部は、前記面状部が曲面であ
    ることを特徴とする請求項28から30の何れか1つに
    記載のトナー補給容器。
  34. 【請求項34】 前記駆動部は、面状部が複数配置され
    た構成であることを特徴とする請求項28から30の何
    れか1つに記載のトナー補給容器。
  35. 【請求項35】 前記駆動部は、面状部が前記突起との
    係合面の外周縁近傍に配置されていることを特徴とする
    請求項34記載のトナー補給容器。
  36. 【請求項36】 前記駆動部は、面状部が前記突起との
    係合面の回転軸中心から放射状に配置されていることを
    特徴とする請求項28から30の何れか1つ又は34に
    記載のトナー補給容器。
  37. 【請求項37】 前記駆動部は、面状部が前記突起との
    対面方向に開口している円筒形状又は多角形断面の筒状
    形状であることを特徴とする請求項34記載のトナー補
    給容器。
  38. 【請求項38】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、を有しているトナー補給容器に用
    いられる前記開口部を開閉するための封止部材であっ
    て、前記駆動部に一定間隔で配列された複数の微小な突
    起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容器を前記画
    像形成装置本体に装着した際に、複数の前記突起と同一
    面上で係合して、前記画像形成装置本体から回転駆動力
    を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を有するこ
    とを特徴とする封止部材。
  39. 【請求項39】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、画像形成装置本体の駆動部からの回転駆動を受け
    て、回転によってトナーを排出するトナー補給容器であ
    って、 (a)トナーを収納するための略円筒形状のトナー収納
    部と、 (b)前記トナー収納部に収納されているトナーを排出
    するための開口部と、を有しているトナー補給容器に用
    いられる前記開口部を開閉するための封止部材であっ
    て、前記開口部を開口した状態においても、前記トナー
    補給容器を回転可能に係合し、前記画像形成装置本体の
    駆動部からの駆動を前記トナー補給容器に伝達する封止
    部材であって、前記駆動部に一定間隔で配列された複数
    の微小な突起の集合体が設けてあり、前記トナー補給容
    器を前記画像形成装置本体に装着した際に、複数の前記
    突起と同一面上で係合し、前記画像形成装置本体から回
    転駆動力を受ける面状部を配置して成る駆動力受け部を
    前記封止部材の先端に有することを特徴とする請求項3
    8に記載の封止部材。
  40. 【請求項40】 前記駆動力受け部は、回転駆動方向に
    対し任意の直径に対応する接線に対し交叉方向に配置し
    て成る面状部を有することを特徴とする請求項38又は
    39に記載の封止部材。
  41. 【請求項41】 前記駆動力受け部は、前記面状部が平
    面であることを特徴とする請求項38又は39に記載の
    封止部材。
  42. 【請求項42】 前記駆動力受け部は、前記面状部が曲
    面であることを特徴とする請求項38又は39に記載の
    封止部材。
  43. 【請求項43】 前記駆動力受け部は、面状部が複数配
    置された構成であることを特徴とする請求項38又は3
    9に記載の封止部材。
  44. 【請求項44】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の外周縁近傍に配置さ
    れていることを特徴とする請求項43に記載の封止部
    材。
  45. 【請求項45】 前記駆動力受け部は、面状部が前記駆
    動部に配列された突起との係合面の回転軸中心から放射
    状に配置されていることを特徴とする請求項38又は3
    9もしくは43に記載の封止部材。
  46. 【請求項46】 前記駆動力受け部は、面状部が前記突
    起との対面方向に開口している円筒形状又は多角形断面
    の筒状形状であることを特徴とする請求項43に記載の
    封止部材。
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JP2015102815A (ja) * 2013-11-27 2015-06-04 ブラザー工業株式会社 画像形成装置
JP2015129913A (ja) * 2013-12-06 2015-07-16 株式会社リコー 現像剤補給装置及び画像形成装置

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