JP2002304049A - トナー補給容器、トナー補給装置、プロセスカートリッジ及び現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

トナー補給容器、トナー補給装置、プロセスカートリッジ及び現像カートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2002304049A
JP2002304049A JP2001109839A JP2001109839A JP2002304049A JP 2002304049 A JP2002304049 A JP 2002304049A JP 2001109839 A JP2001109839 A JP 2001109839A JP 2001109839 A JP2001109839 A JP 2001109839A JP 2002304049 A JP2002304049 A JP 2002304049A
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toner
image forming
forming apparatus
adhesive
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JP2001109839A
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Bunro Tazawa
文朗 田澤
Yusuke Yamada
祐介 山田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位相合せがなく、振動騒音のないトナー補給
容器を提供する。 【解決手段】 容器本体1Aに一体の軸1bに移動可能
に封止部材2が嵌合している。封止部材2には粘着部材
3が設けてあり、本体駆動部20の駆動部材29には貼
着部30が設けてある。駆動部材29が回転して貼着部
30から貼着部材3が駆動され容器本体1Aが回転して
開口部1bからトナーが装置本体に供給される。矢印b
と反対方向へ容器本体1Aを押すと、開口部1aが封止
部材2で密封される。その後、容器本体1Aを矢印b方
向へ移動すると、粘着部材3が貼着部30から剥離す
る。これによってトナー補給容器1は取り外される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置本体に着脱可能なトナー補給容器、トナー補給装
置、プロセスカートリッジ、現像カートリッジ及び電子
写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで電子写真画像形成装置とは、電子写
真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するもの
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(レーザービ
ームプリンタ、LEDプリンタなど)、ファクシミリ装
置及びワードプロセッサなどが含まれる。
【0003】またプロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段又はクリーニング手段と電子写真感光体と
を一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像
形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び
帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも1
つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画
像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、少
なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものを
いう。更に、少なくとも現像手段とトナー収納部分とを
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンタ等の電
子写真画像形成装置には現像剤として微粉末のトナーが
使用されている。そして、画像形成装置本体の現像剤が
消費された場合には、トナー供給容器(トナー補給容
器)を用いて画像形成装置本体へトナーを補給すること
が行われている。
【0005】ここでトナーは極めて微細な粉末であるた
め、トナー補給作業時には、トナーが飛散しないように
トナー補給容器を画像形成装置本体内の内部に据え置い
て、小さな開口部から少量ずつトナーを排出する方式が
知られている。
【0006】このような方式にあっては、トナーは重力
等の作用で自然に排出されるのは困難であり、何らかの
トナー搬送手段が必要となる。
【0007】そしてこのようなトナー搬送手段を備えた
トナー補給容器としては、例えば特公平7−11379
6号公報に開示しているトナー補給容器がある。ここ
で、このトナー補給容器は全体形状が略円筒形であり、
その外周面の一部には比較的小さなトナー排出用の開口
が設けられている。また容器内部には螺旋状のトナー搬
送部材が設けられ、容器の端部壁面を貫通して容器外部
より駆動を受けるようになっている。そして、このトナ
ー補給容器は装置本体内に装着したまま使用され、装置
本体側からの駆動によりトナー搬送部材を回転すること
でトナーを搬送し、開口部から少量ずつトナーを排出す
るようになっている。
【0008】一方、トナー搬送手段を備えた他のトナー
補給容器としては、特開平7−44000号公報に開示
しているトナー補給容器がある。ここで、このトナー補
給容器は、円筒形のボトル状を成し、その内面には螺旋
状の突起を設け、一端側の中心付近に小さなトナー排出
口を設けている。なお、このトナー補給容器は、前記従
来例とは異なり搬送部材は内装されておらず、装置本体
に据え置いて使用され、装置本体側からの駆動を受けて
容器本体そのものが回転することでトナーを搬送する構
成のトナー搬送手段を備えている。
【0009】このように、上述したトナー補給容器は、
いずれの場合も画像形成装置本体側から、何らかの駆動
を受けて、トナー補給容器側の搬送部材や容器本体を駆
動させることで、トナーを排出させる構成になってい
る。こうした駆動伝達手段としては、 トナーボトルの外周面にギア部を設け、このギアに駆
動源に連結された回転する駆動ギアを噛み合わせてトナ
ーボトルを回転駆動させる構成。
【0010】トナーボトルの端面に回転駆動用の突起
を設け、この突起を画像形成装置本体から駆動部に設け
た凹み部に係合させて、駆動を伝達する構成。
【0011】また、逆にトナーボトル端面に突起では
なく凹みを設け、該凹み部に対し、画像形成装置本体の
駆動部に設けた突起部を係合させて駆動伝達する構成。
【0012】など種々の駆動伝達方法が提案されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では幾つかの技術的課題があった。
【0014】の場合はトナーボトルを画像形成装置本
体に挿入セットする際、ボトル外周面に設けたギア部と
画像形成装置本体内の駆動ギア部とを上手く噛み合わせ
る必要があり、この作業はユーザー自身が注意して挿入
する必要があり、ユーザーの補給操作性の負担を強いら
れていた。
【0015】また、ギアとギアの噛み合わせによりトナ
ーボトルを回転させるため、トナーボトルは回転モーメ
ントにより軸直角方向にずれようとする力を受け、この
ため、トナーボトルが浮き上がったり、横ずれして正常
な回転ができなくなるおそれがある。
【0016】このようなずれを防止するために、トナー
ボトルの周囲を全部包囲して支持する必要があるが、そ
のようにすると今度はトナーボトルの着脱操作を簡単に
行うことができなくなると同時に補給システム自体の構
成が複雑化し、コストアップにつながる。
【0017】及びの場合は、トナーボトル端面の突
起(又は凹み部)を本体駆動部の凹み部(又は突起)に
係合するようにトナーボトルを挿入する際に、トナーボ
トルの回転方向の位置合わせが必要となり、これをユー
ザー自ら行うことは補給操作性の低下を招くとともに、
わずかな位置ずれにより、的確に駆動が伝達されない状
態になる場合がある。
【0018】このような係合不良を防止するために常に
トナーボトル挿入時の回転方向の位置が決まるようにト
ナーボトル外面にガイドリブを設けたり、また、それに
対応して本体駆動部の係合凹み部が常に所定の回転位置
で停止するように回転動作を制御する必要があり、いず
れも補給システムの構成の複雑化・コストアップ要因と
なる。
【0019】また、こうした凹凸の係合によるカップリ
ング駆動伝達の多くは、トナーボトルと本体駆動部の位
相がズレて挿入された場合、本体駆動部をバネで退避さ
せて位相が合うと係合位置に戻るような構成にする場合
がある。このような構成だと、トナーボトルを挿入した
時にボトルの位相がずれていても本体駆動部が逃げてく
れるため、そのうちボトルを回転させると位相が合って
係合することが可能になるが、本体駆動部の構成が複雑
化するし、本体駆動部を奥側に退避させるため余計なス
ペースを必要とすることから、本体のコンパクト化とい
った観点からも好ましくない。
【0020】また、このような構成のカップリング部材
の多くは、係合突起同士の干渉を防止するために、突起
の駆動伝達側とは反対の側をテーパ形状としているた
め、回転方向が規制されてしまうという欠点があった。
【0021】更に、上記何れの手段においても、駆動伝
達部に過大な駆動力がかかった場合、駆動伝達部材にか
かる負荷を低減する手段がないことが多く、画像形成装
置本体側の駆動伝達機構が破損してしまうという不具合
が生じる可能性がある。そこで前記不具合を解消するた
めに、駆動伝達部に過大な負荷が生じた際に駆動伝達を
中止する制御機構を設ける必要があり、装置が複雑化
し、コストアップにつながってしまっていた。
【0022】更に、上記ギアやカップリング等による駆
動伝達手段には、必ずガタが設けてあり、そのためバッ
クラッシュ等が発生し、特に回転の反転制御等を行う際
には前記バックラッシュは次第に増大していき、画像形
成装置本体への負荷が大きくなり、異音や振動が発生し
たり、駆動伝達までのタイムラグが生じ、回転方向の反
転の細かい制御ができなかった。
【0023】本発明は、前述した従来のトナー補給容器
等に係る技術を更に発展させたものである。
【0024】本発明の目的は、ユーザーがトナー補給容
器の補給操作時にトナー補給容器の回転方向の位置合わ
せを必要とせず、簡単な操作で確実に補給できるトナー
補給容器を提供することにある。
【0025】本発明の他の目的は、トナー補給容器及び
装置本体の機構が簡単で安価にすることができるトナー
補給容器を提供することにある。
【0026】本発明の他の目的は、駆動伝達部における
バックラッシュが存在しないため、駆動伝達までのタイ
ムラグやギアの噛み合いによる異音・振動の発生もな
く、画像形成装置本体に負荷をかけることなく反転・停
止などの駆動制御が可能なトナー補給容器を提供するこ
とにある。
【0027】本発明の他の目的は、画像形成装置本体を
コンパクト化できるトナー補給容器を提供することにあ
る。
【0028】本発明の他の目的は、駆動伝達部に過大な
負荷がかかることを防止するための機構を必要とせず、
画像形成装置本体のコストを抑えることができるトナー
補給容器を提供することにある。
【0029】本発明の他の目的は、駆動伝達時の力のロ
スをなくすことができるトナー補給容器を提供すること
を目的とする。
【0030】本発明の他の目的は上述した目的を達成で
きるトナー補給容器を着脱可能なトナー補給装置及び電
子写真画像形成装置を提供することにある。
【0031】本発明は更にトナー攪拌部材等への駆動伝
達を好適に行なうことのできる現像カートリッジ及びプ
ロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明を請求項
に対応して請求項の番号を付して示せば次の通りであ
る。
【0033】本出願に係る第1の発明は電子写真画像形
成装置本体に着脱可能で、電子写真画像形成装置本体の
駆動部から駆動を受けるトナー補給容器において、前記
駆動部から駆動を受ける駆動力受け部が粘着手段を有し
ており、前記粘着手段により電子写真画像形成装置本体
の駆動部及び前記トナー補給容器の駆動力受け部が分離
可能に接合して、その粘着力により電子写真画像形成装
置本体からの駆動力がトナー補給容器の駆動力受け部に
伝達されることを特徴とするトナー補給容器である。
【0034】上記構成においては簡単な本体構成にて確
実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて補
給容器の着脱可能となる。また、凹凸の組み合わせによ
る駆動伝達手段に比して面同士の接合であることから、
省スペース化が図れ、更に位相合わせの必要がなく、位
相合わせのための手段を必要としないため、本体構成を
簡単にすることができ、低コスト化が可能となる。ま
た、従来の駆動伝達手段に比して、バックラッシュがな
いために、駆動伝達時の力のロスや、ギアの噛み合い等
による異音・振動の発生がなく、画像形成装置本体に負
荷をかけることなく、反転・停止等の細かい駆動伝達の
制御が可能となった。
【0035】本出願に係る第2の発明は電子写真画像形
成装置本体からの駆動力によって、トナーを撹拌・搬送
・排出するための撹拌・搬送・排出手段を従動させるこ
とを特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器であ
る。
【0036】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
補給容器の着脱、及びトナーの撹拌・搬送・排出が可能
となる。
【0037】本出願に係る第3の発明は電子写真画像形
成装置本体からの駆動力によって、前記トナー補給容器
の開口部を封止するための封止手段の開閉を行うことを
特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器である。
【0038】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
補給容器の着脱、及びトナーの封止部材の開閉が可能と
なる。
【0039】本出願に係る第4の発明は前記トナー補給
容器が略円筒形状であって、トナーの撹拌・搬送・排出
が前記トナー補給容器を回転することによって行われる
ことを特徴とする第1又は第2の発明に記載のトナー補
給容器である。
【0040】上記構成においては、容器本体内に撹拌・
搬送手段が内装され、前記撹拌・搬送手段を回転させる
構成のものに比して、部品点数が少なく簡単な構成に
て、回転時にかかるトルクを低くでき、更に内部に収容
されているトナーの状態の影響を受けることなく、常に
安定したトルク負荷にてトナーの撹拌・搬送が可能とな
った。
【0041】本出願に係る第5の発明は回転することで
内部に収納されたトナーを撹拌・搬送及び排出を行う中
空の略円筒をなし、円筒の一端にトナーを排出するため
の開口部を有する容器本体と、前記開口部を開封可能に
封止するための封止部材と、前記封止部材に設けられた
駆動力受け部としての粘着手段とを有することを特徴と
する第4の発明に記載のトナー補給容器である。
【0042】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
補給容器の着脱が可能となる。また、凹凸の組み合わせ
による駆動伝達手段に比して面同士の接合であることか
ら、省スペース化が図れ、更に位相合わせの必要がな
く、位相合わせのための手段を必要としないため、本体
構成を簡単にすることができ、低コスト化が可能とな
る。また、従来の駆動伝達手段に比して、バックラッシ
ュがないために、駆動伝達時の力のロスや、ギアの噛み
合い等による異音・振動の発生がなく、画像形成装置本
体に負荷をかけることなく、反転・停止等の細かい駆動
伝達の制御が可能となった。更に封止部材に粘着手段が
設けられていることにより、部品点数を減らし、簡単な
構成にて容器本体を回転させることができ、操作者の補
給操作を簡便にすることが可能となった。
【0043】本出願に係る第6の発明は前記粘着手段
が、前記トナー補給容器の駆動力受け部に塗布された粘
着材であることを特徴とする第1又は第5の発明に記載
のトナー補給容器である。
【0044】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給容器を
提供することができる。
【0045】本出願に係る第7の発明は前記粘着手段
が、前記トナー補給容器の駆動力受け部に粘着テープを
配設した構成であることを特徴とする第1又は第5の発
明に記載のトナー補給容器である。
【0046】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給容器を
提供することができる。また、粘着テープを交換するこ
とで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0047】本出願に係る第8の発明は前記粘着手段
が、前記トナー補給容器の駆動力受け部に両面テープを
粘着した構成であることを特徴とする第1又は第5の発
明に記載のトナー補給容器である。
【0048】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給容器を
提供することができる。また、両面テープを交換するこ
とで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0049】本出願に係る第9の発明は容器本体が回転
することによってトナーを撹拌・搬送及び排出するトナ
ー補給容器であって、前記トナー補給容器は中空の略円
筒をなし、円筒の一端にはトナーを排出する開口部を有
する容器本体と、前記開口部に開口部を開封可能に封止
するための封止部材と、前記封止部材に設けられた駆動
力受け部としての粘着手段と、を有し、前記トナー補給
容器を電子写真画像形成装置本体に装着すると、前記封
止部材に設けられた粘着手段が、電子写真画像形成装置
本体の駆動伝達部に分離可能に貼着し、その粘着力によ
り、トナー補給容器は前記封止部材を介して電子写真画
像形成装置本体からの駆動を受け、容器本体が回転する
ことを特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器で
ある。
【0050】上記構成においては、封止部材が駆動伝達
手段を兼ね備えることから、簡単な本体構成にて確実な
駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて補給容
器の着脱が可能となる。また凹凸の組み合わせによる駆
動伝達手段に比して面同士の接合であることから、省ス
ペース化が図れ、更に位相合わせの必要がなく、位相合
わせのための手段を必要としないため、本体構成を簡単
にすることができ、低コスト化が可能となる。また、従
来の駆動伝達手段に比して、バックラッシュがないため
に、駆動伝達時の力のロスや、ギアの噛み合い等による
異音・振動の発生がなく、画像形成装置本体に負荷をか
けることなく、反転・停止等の細かい駆動伝達の制御が
可能となった。また、容器本体内に撹拌・搬送手段が内
装され、前記撹拌・搬送手段を回転させる構成のものに
比して、部品点数が少なく簡単な構成にて、回転時にか
かるトルクを低くでき、更に内部に収容されているトナ
ーの状態の影響を受けることなく、常に安定したトルク
負荷にてトナーの撹拌・搬送が可能となった。
【0051】本出願に係る第10の発明は前記トナー補
給容器が電子写真画像形成装置本体に装着される際に、
前記トナー補給容器の封止部材に設けられた粘着手段の
粘着力を利用して、前記トナー補給開口部を開封可能に
封止している封止部材の開閉を行うことを特徴とする第
9の発明に記載のトナー補給容器である。
【0052】上記構成においては、駆動伝達のために封
止部材に設けられた粘着手段が封止部材の開閉をも行う
ことから、画像形成装置本体側に封止部材を開閉するた
めの、複雑な開閉手段を要さないことから、本体構成を
簡略化でき、コンパクト化・低コスト化が可能となる。
【0053】また、操作者にも過大な負荷をかけること
なく、補給操作の行えるトナー補給容器を提供すること
ができる。
【0054】本出願に係る第11の発明は前記封止部材
が開閉される際に、前記封止部材に設けられた粘着手段
により電子写真画像形成装置本体の駆動伝達部に固定さ
れた状態にて、前記トナー補給容器が前記封止部材を離
間する方向に移動することを特徴とする第10の発明に
記載のトナー補給容器である。
【0055】上記構成においては、駆動伝達のために封
止部材に設けられた粘着手段が封止部材の開閉をも行う
ことから、画像形成装置本体側に封止部材を開閉するた
めの、複雑な開閉手段を要さないことから、本体構成を
簡略化でき、コンパクト化・低コスト化が可能となる。
【0056】また、操作者にも過大な負荷をかけること
なく、補給操作の行えるトナー補給容器を提供すること
ができる。また上記のようにトナー補給容器側が移動す
るように構成することで、画像形成装置本体側の複雑な
駆動伝達構成を移動することがないため、前記移動機構
を簡単にすることができる。
【0057】本出願に係る第12の発明は前記トナー補
給容器の駆動力受け部に、電子写真画像形成装置本体の
駆動部との位置合わせ用の係合突起又は凹部が設けてあ
ることを特徴とする第1の発明に記載のトナー補給容器
である。
【0058】上記構成においては、簡単な構成、及び簡
便な装置操作にてトナー補給容器本体を装着した際の位
置ズレを防止することが可能となった。
【0059】本出願に係る第13の発明は電子写真画像
形成装置本体に着脱自在で、電子写真画像形成装置本体
から駆動を受けるプロセスカートリッジであって、電子
写真感光体と、電子写真感光体に作用するプロセス手段
と、電子写真画像形成装置本体から駆動力の伝達を受け
るための粘着手段を有する駆動力受け部とを有し、粘着
手段により電子写真画像形成装置本体の駆動部及びプロ
セスカートリッジ側駆動力受け部が分離可能に接合し、
その粘着力により駆動力が伝達されることを特徴とする
プロセスカートリッジである。
【0060】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
プロセスカートリッジの着脱が可能となる。また、凹凸
の組み合わせによる駆動伝達手段に比して面同士の接合
であることから、省スペース化が図れ、更に位相合わせ
の必要がなく、位相合わせのための手段を必要としない
ため、本体構成を簡単にすることができ、低コスト化が
可能となる。また、従来の駆動伝達手段に比して、バッ
クラッシュがないために、駆動伝達時の力のロスや、ギ
アの噛み合い等による異音・振動の発生もなく、画像形
成装置本体に負荷をかけることなく、反転・停止等の細
かい駆動伝達の制御が可能となった。
【0061】本出願に係る第14の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、トナーを撹拌・搬
送・排出するための撹拌・搬送・排出手段を従動させる
ことを特徴とする第13の発明に記載のプロセスカート
リッジである。
【0062】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
プロセスカートリッジの着脱、及びトナーの撹拌・搬送
・排出が可能となる。
【0063】本出願に係る第15の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、前記プロセスカー
トリッジの開口部を開閉可能に封止する封止手段の開閉
を行うことを特徴とする第13の発明に記載のプロセス
カートリッジである。
【0064】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
プロセスカートリッジの着脱、及びトナーの封止部材の
開閉が可能となる。
【0065】本出願に係る第16の発明は前記粘着手段
が、前記駆動力受け部に塗布された粘着材であることを
特徴とする第13の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0066】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるプロセスカートリ
ッジを提供することができる。
【0067】本出願に係る第17の発明は前記粘着手段
が、前記駆動力受け部に粘着テープを配設した構成であ
ることを特徴とする第13の発明に記載のプロセスカー
トリッジである。
【0068】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるプロセスカートリ
ッジを提供することができる。また、粘着テープを交換
することで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0069】本出願に係る第18の発明は前記粘着手段
が、前記駆動力受け部に両面テープを配設した構成であ
ることを特徴とする第13の発明に記載のプロセスカー
トリッジである。
【0070】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるプロセスカートリ
ッジを提供することができる。また、粘着テープを交換
することで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0071】本出願に係る第19の発明は駆動力受け部
に、電子写真画像形成装置本体の駆動部との位置合わせ
用の係合突起又は凹部が設けてあることを特徴とする第
13の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0072】上記構成においては、簡単な構成、及び簡
便な装置操作にプロセスカートリッジを装着した際の位
置ズレを防止することが可能となった。
【0073】本出願に係る第20発明は前記プロセスカ
ートリッジとは、前記プロセス手段としての帯電手段、
現像手段、又はクリーニング手段と前記電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを電
子写真画像形成装置本体に対して着脱可能であることを
特徴とする第13の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0074】上記構成においては、前記プロセス手段を
一体的にカートリッジ化したことにより、該部分の交
換、メンテナンスが容易となった。
【0075】本出願に係る第21の発明は現像手段を有
する電子写真画像形成装置本体に着脱可能なトナー補給
容器を取り外し可能に装着するトナー補給装置におい
て、前記トナー補給容器は電子写真画像形成装置本体の
駆動部から駆動される駆動力受け部を有し、電子写真画
像形成装置本体の駆動部、前記トナー補給容器の駆動力
受け部の少なくとも一方が粘着手段を有し、粘着手段に
より電子写真画像形成装置本体の駆動部及びトナー補給
容器の駆動力受け部が分離可能に接合して、粘着手段の
粘着力により電子写真画像形成装置本体からの駆動力が
トナー補給容器の駆動力受け部に伝達されることを特徴
とするトナー補給装置である。
【0076】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
トナー補給容器の着脱が可能となる。また、凹凸の組み
合わせによる駆動伝達手段に比して面同士の接合である
ことから、省スペース化が図れ、更に位相合わせの必要
がなく、位相合わせのための手段を必要としないため、
本体構成を簡単にすることができ、低コスト化が可能と
なる。また、従来の駆動伝達手段に比して、バックラッ
シュがないために、駆動伝達時の力のロスやギアの噛み
合い等による異音・振動の発生がなく、画像形成装置本
体に負荷をかけることなく、反転・停止等の細かい駆動
伝達の制御が可能となった。
【0077】本出願に係る第22の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、トナーを撹拌・搬
送・排出するための撹拌・搬送・排出手段を従動させる
ことを特徴とする第21の発明に記載のトナー補給装置
である。
【0078】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単操作にてト
ナー補給容器の着脱、及びトナーの撹拌・搬送・排出が
可能となる。
【0079】本出願に係る第23の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、前記トナー補給容
器の開口部を開閉可能に封止する封止手段の開閉を行う
ことを特徴とする第21の発明に記載のトナー補給装置
である。
【0080】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
トナー補給容器の着脱、及びトナーの封止部材の開閉が
可能となる。
【0081】本出願に係る第24の発明は前記トナー補
給容器が中空の略円筒であって、トナーの撹拌・搬送・
排出が前記トナー補給容器を回転することによって行わ
れることを特徴とする第21の発明に記載のトナー補給
装置である。
【0082】上記構成においては、容器本体内に撹拌・
搬送手段が内装され、前記撹拌・搬送手段を回転させる
構成のものに比して、部品点数が少なく簡単な構成に
て、回転時にかかるトルクを低くでき、更に内部に収容
されているトナーの状態の影響を受けることなく、常に
安定したトルク負荷にてトナーの撹拌・搬送が可能とな
った。
【0083】本出願に係る第25の発明は前記トナー補
給容器は、回転することで内部に収納されたトナーを撹
拌・搬送及び排出を行う中空の略円筒形状をなしてお
り、円筒の一端にはトナーを排出するための開口部と、
前記開口部を開封可能に封止するための封止部材と、を
有しており、前記封止部材に電子写真画像形成装置本体
からの駆動力を伝達するための、粘着手段が設けられて
いることを特徴とする第21の発明に記載のトナー補給
装置である。
【0084】上記構成においては、簡単な本体構成にて
確実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて
補給容器の着脱が可能となる。また凹凸の組み合わせに
よる駆動伝達手段に比して面同士の接合であることか
ら、省スペース化が図れ、更に位相合わせの必要がな
く、位相合わせのための手段を必要としないため、本体
構成を簡単にすることができ、低コスト化が可能とな
る。また、従来の駆動伝達手段に比して、バックラッシ
ュがないために、駆動伝達時の力のロスや、ギアの噛み
合い等による異音・振動の発生がなく、画像形成装置本
体に負荷をかけることなく、反転・停止等の細かい駆動
伝達の制御が可能となった。更に封止部材に粘着手段が
設けられていることにより、部品点数を減らし、簡単な
構成にて容器本体を回転させることができ、操作者の補
給操作を簡便にすることが可能となった。
【0085】本出願に係る第26の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動伝達部、及び前記
トナー補給容器の駆動力受け部の少なくとも一方に塗布
された粘着材であることを特徴とする第21の発明に記
載のトナー補給装置である。
【0086】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給装置を
提供することができる。
【0087】本出願に係る第27の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動伝達部、及び前記
トナー補給容器の駆動力受け部の少なくとも一方に粘着
テープを配設した構成であることを特徴とする第21の
発明に記載のトナー補給装置である。
【0088】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給装置を
提供することができる。また、粘着テープを交換するこ
とで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0089】本出願に係る第28の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動伝達部、及び前記
トナー補給容器の駆動力受け部の少なくとも一方に両面
テープを貼着した構成であることを特徴とする第21に
発明に記載のトナー補給装置である。
【0090】上記構成においては、安価な材料及び簡単
な構成にて、確実に駆動伝達ができるトナー補給装置を
提供することができる。また、粘着テープを交換するこ
とで前記駆動力受け部の再使用が可能となった。
【0091】本出願に係る第29の発明は電子写真画像
形成装置本体内にあって、容器本体が回転することによ
ってトナーを撹拌・搬送及び排出するトナー補給容器で
あって、前記トナー補給容器本体は中空の略円筒をなし
ており、円筒の一端にはトナーを排出する開口部が設け
てあり、前記開口部には開口部を開閉するための封止部
材を有しており、前記封止部材は先端部に粘着手段が配
設されており、前記トナー補給容器本体と、回転方向に
は互いに係止され、軸線方向へは互いに移動自在であ
り、前記開口部を開口した状態において、前記トナー補
給容器本体と回転方向には係合した状態を保つ構成とな
っているトナー補給容器を着脱可能なトナー補給装置で
あって、前記トナー補給容器を電子写真画像形成装置本
体に装着すると、前記封止部材に設けられた粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動部に分離可能に貼
着し、その粘着力により、トナー補給容器本体は前記封
止部材を介して画像形成装置本体からの駆動を受け、容
器本体が回転することを特徴とする第21の発明に記載
のトナー補給装置である。
【0092】上記構成においては、封止部材が駆動伝達
手段を兼ね備えていることから、簡単な本体構成にて確
実な駆動伝達を行うことができ、且つ簡単な操作にて補
給容器の着脱が可能となる。また、凹凸の組み合わせに
よる駆動伝達手段に比して面同士の接合であることか
ら、省スペース化が図れ、更に位相合わせの必要がな
く、位相合わせのための手段を必要としないため、本体
構成を簡単にすることができ、低コスト化が可能とな
る。また、従来の駆動伝達手段に比して、バックラッシ
ュがないために、駆動伝達時の力のロスやギアの噛み合
い等による異音・振動の発生がなく、画像形成装置本体
に負荷をかけることなく、反転・停止等の細かい駆動伝
達の制御が可能となった。また、容器本体内に撹拌・搬
送手段が内装され、前記撹拌・搬送手段を回転させる構
成のものに比して、部品点数が少なく簡単な構成にて、
回転時にかかるトルクを低くでき、更に内部に収容され
ているトナーの状態の影響を受けることなく、常に安定
したトルク負荷にてトナーの撹拌・搬送が可能となっ
た。
【0093】本出願に係る第30の発明は前記トナー補
給容器が前記電子写真画像形成装置本体に装着される際
に、前記トナー補給容器の封止部材に設けられた粘着手
段の粘着力を利用して、前記トナー補給開口部を開封可
能に封止している封止部材の開閉を行うことを特徴とす
る第21の発明に記載のトナー補給装置である。
【0094】上記構成においては、駆動伝達のために封
止部材に設けられた粘着手段が封止部材の開閉をも行う
ことから、画像形成装置本体側に、画像形成装置本体側
に封止部材を開閉するための複雑な開閉手段を要さない
ことから、本体構成を簡略化でき、コンパクト化・低コ
スト化が可能となる。また、操作者にも過大な負荷をか
けることなく、補給操作の行えるトナー補給装置を提供
することができる。
【0095】本出願に係る第31の発明は前記封止部材
が開閉される際に、前記封止部材に設けられた粘着手段
により電子写真画像形成装置本体の駆動部に固定された
状態にて、前記トナー補給容器が前記封止部材を離間す
る方向に移動することを特徴とする第30の発明に記載
のトナー補給装置である。
【0096】上記構成においては、駆動伝達のために封
止部材に設けられた粘着手段が封止部材の開閉をも行う
ことから、画像形成装置本体側に封止部材を開閉するた
めの、複雑な開閉手段を要さないことから、本体構成を
簡略化でき、コンパクト化・低コスト化が可能となる。
【0097】また、操作者にも過大な負荷をかけること
なく、補給操作の行えるトナー補給装置を提供すること
ができる。また上記のようにトナー補給容器側が移動す
るよう構成することで、画像形成装置本体側の複雑な駆
動伝達機構を移動することがないため、前記移動機構を
簡単にすることができる。
【0098】本出願に係る第32の発明は前記駆動伝達
部に、位置合わせ用の係合突起又は凹部が設けてあるこ
とを特徴とする第21の発明に記載のトナー補給装置で
ある。
【0099】上記構成においては、簡単な構成、及び簡
便な装置操作にてトナー補給容器を装着した際の位置ズ
レを防止することが可能となった。
【0100】本出願に係る第33の発明は前記粘着手段
の貼着面に対する90度及び180度引き剥がし粘着力
は、剪断粘着力よりも小さいことを特徴とする第1の発
明に記載のトナー補給容器である。
【0101】上記構成においては、確実に駆動の伝達が
行え、且つトナー補給容器を脱着する際の駆動伝達部の
分離が容易に行えるトナー補給容器を提供できる。
【0102】本出願に係る第34の発明は前記粘着手段
の貼着面に対する90度及び180度引き離し粘着力
は、剪断粘着力よりも小さいことを特徴とする第13の
発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0103】上記構成においては、確実に駆動の伝達が
行え、且つプロセスカートリッジを脱着する際の駆動伝
達部の分離が容易に行えるプロセスカートリッジを提供
できる。
【0104】本出願に係る第35の発明は前記粘着手段
の貼着面に対する90度及び180度引き剥がし粘着力
は、剪断粘着力よりも小さいことを特徴とする第21の
発明に記載のトナー補給装置である。
【0105】上記構成においては、確実に駆動の伝達が
行え、且つトナー補給容器・プロセスカートリッジを脱
着する際の駆動伝達部の分離が容易に行えるトナー補給
装置を提供できる。
【0106】本出願に係る第36の発明は前記トナー補
給容器を取り外す際に、前記粘着手段により貼着してい
る駆動部を分離する分離手段を有していることを特徴と
する第21の発明に記載のトナー補給装置である。
【0107】上記構成においては、粘着手段により接合
している駆動伝達部の分離が容易に行え、操作者に過大
な負荷をかけることなく、トナー補給容器・プロセスカ
ートリッジの脱着が行える。
【0108】本出願に係る第37の発明は前記分離手段
が、前記トナー補給容器の取り外し動作により、前記粘
着手段による接合部の一端から徐々に引き離すよう構成
されていることを特徴とする第36の発明に記載のトナ
ー補給装置である。
【0109】上記構成においては、粘着手段により接合
している駆動伝達部の分離が容易に行え、操作者に過大
な負荷をかけることなく、トナー補給容器の脱着が行え
る。また、粘着部材の置き去りなどのない確実な分離手
段であるとともに、粘着手段の損傷を防ぎ、部材の再利
用が可能となった。
【0110】本出願に係る第38の発明は前記分離手段
が、前記画像形成装置本体に設けられたナイフ状の分離
部材であり、前記分離部材を、前記粘着手段により接合
している駆動伝達部に進入させることで前記接合部を順
次引き離す構成となっている第36の発明に記載のトナ
ー補給装置である。
【0111】上記構成においては、粘着手段により接合
している駆動伝達部の分離が、簡単な画像形成装置本体
構成にて容易に行え、操作者に過大な負荷をかけること
なく、トナー補給容器・プロセスカートリッジの脱着が
行える。また、粘着部材の置き去りなどのない確実な分
離手段であるとともに、粘着手段の損傷を防ぎ、部材の
再利用が可能となった。
【0112】本出願に係る第39の発明は前記分離手段
が前記接合部に進入する際に駆動部材に干渉しないよ
う、前記接合部に分離部材を誘い込むための誘い込み手
段が設けられていることを特徴とする第38の発明に記
載のトナー補給装置である。
【0113】上記構成においては、粘着部材の置き去り
などのない確実な分離手段を有するトナー補給装置が提
供できる。また、粘着手段の損傷を防ぐ分離手段である
ことから部材の再利用が可能となった。
【0114】本出願に係る第40の発明は電子写真感光
体と、電子写真感光体に形成された静電潜像をトナーを
用いて現像する現像手段と、電子写真画像形成装置本体
の駆動部から駆動力を入力される駆動力受け部と、を有
するプロセスカートリッジを着脱可能で記録媒体に画像
を形成する電子写真画像形成装置において、電子写真画
像形成装置本体の駆動部、及びプロセスカートリッジの
駆動力受け部の少なくとも一方が粘着手段を有し、粘着
手段により電子写真画像形成装置本体の駆動部及びプロ
セスカートリッジの駆動力受け部が分離可能に接合し
て、粘着手段の粘着力により電子写真画像形成装置本体
から駆動力がプロセスカートリッジの駆動力受け部に伝
達されることを特徴とする電子写真画像形成装置であ
る。
【0115】本出願に係る第41の発明はプロセスカー
トリッジが現像手段へ供給するトナーを撹拌・搬送・排
出するためのトナー送り部材を有し、電子写真画像形成
装置本体からの駆動力によって、トナー送り部材を従動
させることを特徴とする第40の発明に記載の電子写真
画像形成装置である。
【0116】本出願に係る第42の発明はプロセスカー
トリッジは現像手段へ供給されるトナーの補給開口部を
有し、電子写真画像形成装置本体からの駆動力によっ
て、補給開口部を封止する封止手段の開封を行うことを
特徴とする第41の発明に記載の電子写真画像形成装置
である。
【0117】本出願に係る第43の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動部、及びプロセス
カートリッジの駆動力受け部の少なくとも一方に塗布さ
れた粘着材であることを特徴とする第41の発明に記載
の電子写真画像形成装置である。
【0118】本出願に係る第44の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動部、及び前記プロ
セスカートリッジの駆動力受け部の少なくとも一方に粘
着テープを配設した構成であることを特徴とする第41
の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0119】本出願に係る第45の発明は前記粘着手段
が、電子写真画像形成装置本体の駆動部、及び前記プロ
セスカートリッジの駆動力受け部の少なくとも一方に両
面テープを貼着した構成であることを特徴とする第41
の発明に記載の電子写真画像形成装置である。
【0120】本出願に係る第46の発明は電子写真画像
形成装置本体に着脱自在で、電子写真画像形成装置本体
から駆動を受ける現像カートリッジであって、電子写真
感光体に形成された静電潜像をトナーを用いて現像する
現像手段と、電子写真画像形成装置本体から駆動力の伝
達を受けるための粘着手段を有する駆動力受け部とを有
し、粘着手段により電子写真画像形成装置本体の駆動部
及び現像カートリッジ側駆動力受け部が分離可能に接合
し、その粘着力により駆動力が伝達されることを特徴と
する現像カートリッジである。
【0121】本出願に係る第47の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、トナーを撹拌・搬
送・排出するための撹拌・搬送・排出手段を従動させる
ことを特徴とする第46の発明に記載の現像カートリッ
ジである。
【0122】本出願に係る第48の発明は電子写真画像
形成装置本体からの駆動力によって、前記現像カートリ
ッジの開口部を封止する封止手段の開封を行うことを特
徴とする第46の発明に記載の現像カートリッジであ
る。
【0123】本出願に係る第49の発明は前記粘着手段
が、前記駆動力受け部に塗布された粘着材であることを
特徴とする第40の発明に記載の現像カートリッジであ
る。本出願に係る第50の発明は前記粘着手段が、前記
駆動力受け部に粘着テープを配設した構成であることを
特徴とする第40の発明に記載の現像カートリッジであ
る。
【0124】本出願に係る第51の発明は前記粘着手段
が、前記駆動力受け部に両面テープを配設した構成であ
ることを特徴とする第40の発明に記載の現像カートリ
ッジである。
【0125】本出願に係る第52の発明は駆動力受け部
に、電子写真画像形成装置本体の駆動部との位置合わせ
用の係合突起又は凹部が設けてあることを特徴とする第
40の発明に記載の現像カートリッジである。
【0126】本出願に係る第53の発明は前記現像カー
トリッジとは、前記プロセス手段として現像手段と現像
手段に供給するトナーを収納したトナー容器とを一体的
にカートリッジ化し、このカートリッジを電子写真画像
形成装置本体に対して着脱可能とするものであることを
特徴とする第46の発明に記載の現像カートリッジであ
る。
【0127】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0128】(電子写真画像形成装置)まず、本発明に
係るトナー補給容器が装着される電子写真画像形成装置
の一例である電子写真複写機の構成について図1に基づ
いて説明する。同図において、100は電子写真複写機
本体(以下装置本体という)である。また、101は原
稿であり、原稿台ガラス102の上に置かれる。そし
て、画像情報に応じた光像が光学部103の複数のミラ
ーMとレンズLnにより、電子写真感光体ドラム(以
下、感光体ドラムという)104に結像する。105〜
108はカセットである。これらカセット105〜10
8に積載された記録媒体(以下、「用紙」という。)P
のうち、図2に示す操作部100aから使用者が入力し
た情報もしくは原稿101の紙サイズから最適な用紙P
をカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択す
る。ここで、記録媒体としては、用紙Pに限定されず
に、例えばOHPシート等適宜選択できる。
【0129】そして、給紙、分離装置105A〜108
Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経
由してレジストローラ110まで搬送し、感光体ドラム
104の回転と、光学部103のスキャンのタイミング
を同期させて搬送する。なお、111,112は転写放
電器、分離放電器である。ここで、転写放電器111に
よって、感光体ドラム104上に形成されたトナー像を
用紙Pに転写する。そして、分離放電器112によっ
て、トナー像の転写された用紙Pを感光体ドラム104
から分離する。
【0130】この後、搬送部113により搬送された用
紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙Pのト
ナー像を定着された後、片面コピーの場合には、排紙反
転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレ
イ117へ排出される。
【0131】また、両面コピーの場合には、排紙反転部
115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路1
19,120を経由してレジストローラ110まで搬送
された後、片面コピーの場合と同様の経路をたどって排
紙トレイ117へ排出される。
【0132】また、多重コピーの場合には、用紙Pは排
紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一
部が装置本体100外へ排出される。そして、この後、
用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ1
16にまだ挟持されているタイミングでフラッパ118
を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させること
により、再度装置本体100内へ搬送される。さらにこ
の後、再給紙搬送部119,120を経由してレジスト
ローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同
様の経路をたどって排紙トレイ117へ排出される。
【0133】ところで、上記構成の装置本体100にお
いて、感光体ドラム104の回りには現像部201、ク
リーナ部202、一次帯電器203等が配置されてい
る。ここで、現像部201は、原稿101の情報を光学
部103により感光体ドラム104に形成された静電潜
像をトナーを用いて現像するものである。そして、この
現像部201へトナーを補給するためのトナー補給容器
1が装置本体100に使用者によって着脱可能に設けら
れている。ここで、現像部201は、トナーホッパー2
01aと現像器201bとを有している。トナーホッパ
ー201aはトナー補給容器1から補給されたトナーを
撹拌するための撹拌部材201cを有している。そし
て、この撹拌部材201cにより撹拌されたトナーは、
マグネットローラ201dにより現像器201bに送ら
れる。現像器201bは、現像ローラ201fと、送り
部材201eを有している。そして、マグネットローラ
201dによりトナーホッパー201aから送られたト
ナーは、送り部材201eにより現像ローラ201fに
送られて、この現像ローラ201fにより感光体ドラム
104に供給される。
【0134】なお、クリーナ部202は、感光体ドラム
104に残留しているトナーを除去するためのものであ
る。また、一次帯電器203は、感光体ドラム104を
帯電するためのものである。
【0135】図2に示す外装カバーの一部であるトナー
補給容器交換用カバー15(以下交換用カバーという)
を図3に示すように使用者が開けると、容器受台50
が、駆動系(不図示)によって、所定の位置まで引き出
される。そして、この容器受台50上にトナー補給容器
1を設置する。使用者がこの容器1を装置本体100か
ら取り出す際には、引き出された容器受台50に載って
いるトナー補給容器1を取り出す。ここで、カバー15
はトナー補給容器1を着脱(交換)するための専用カバ
ーであって、トナー補給容器1を着脱するためだけに開
閉される。尚、装置本体100のメインテナンスは、前
面カバー100cを開閉することによって行われる。
【0136】なお、容器受台50を介することなく、ト
ナー補給容器1を直接装置本体100に設置し、又、装
置本体100から取り外してもよい。
【0137】〔実施の形態1〕次に、本発明の実施の形
態1に係るトナー補給容器について図4、図5を用いて
説明する。
【0138】図4は本実施の形態のトナー補給容器の一
例を示した斜視図である。また図5はトナー補給容器の
駆動伝達部の構成を示した部分断面図である。
【0139】(トナー補給容器)トナー補給容器1はト
ナーボトル本体1Aと封止部材2とを有する。トナーボ
トル本体1A(以下ボトル1Aと称す)は、トナーを収
納するために略円筒形状に形成され、内部はトナー収納
部となっている。ボトル1Aの一端面のほぼ中央に円筒
部より小径のトナー排出開口部1aが突設されている。
前記開口部1aには開口部1aを閉じる封止部材2が設
けて有り、この封止部材2がボトル1Aの軸方向にスラ
イドすることにより、開口部1aの開閉動作を行う構成
になっている。
【0140】ボトル1Aの内部の構成について説明す
る。ボトル1Aは略円筒形状を有しており、画像形成装
置本体内に略水平方向に配置され、装置本体100から
回転駆動を受けて、ボトル1Aが回転する構成になって
いる。そして、このボトル1Aの内面には螺旋状の突起
1cが設けてある。ボトル1Aが回転することにより、
この螺旋状突起1cに沿ってトナーが軸方向に搬送さ
れ、ボトル1A端面に設けた開口部1aからトナーが排
出される構成になっている。
【0141】本発明の実施の形態におけるボトル1A内
部の構成については、ボトル1Aが回転することにより
トナーが排出するボトル形状であれば、特にその形状や
構成について限定するものではない。本発明の実施の形
態は、ボトル1Aを駆動させることによりトナーを排出
するトナー補給容器1においてボトル1Aの駆動伝達部
に粘着部材3を用いたことを特徴とするため、ボトル1
Aの構成については一般的によく知られているボトル内
部に螺旋状突起1cを形成したものや、その他の構成の
ものであって構わない。ちなみに図4にはもっとも一般
的な構成である、ボトル内部に螺旋状の突起1cを形成
したボトル1Aの例を示した。
【0142】また、本発明における駆動の種類は、実施
の形態に示したような回転駆動だけに限定するものでは
なく、トナー補給容器1を振動、あるいは揺動、又その
他の駆動方法によりトナーを補給するものであれば、特
にその駆動の種類は問わない。つまり、画像形成装置本
体100から駆動を受けることによってトナーを排出す
るトナー補給容器1であれば、その駆動が回転でも、揺
動でも振動でもいずれの駆動方法でも良い。
【0143】ボトル1Aにはボトル1Aの一端面に開口
部1aが設けて有り、前記開口部1a内にボトル1Aと
一体に設けられた駆動軸1bが開口部1aより突出して
いる。
【0144】この駆動軸1bは開口部1aのほぼ中心軸
線上に位置し、封止部材2に設けた係合穴2aと係合す
る構成になっている。この駆動軸1bは装置本体100
から封止部材2を介して回転駆動力をボトル1Aへ伝達
させるためのものであることから、駆動軸1bの断面形
状は回転駆動力を伝達可能な四角形状やHカット形状、
Dカット形状等の形状になっている。
【0145】(封止部材)次に、封止部材2について図
6から図10を用いて説明する。図6〜図10におい
て、2bはトナー補給容器1のトナー補給口を開封可能
に封止する封止部である。この封止部2bの外径はトナ
ー補給口である開口部1aの内径よりも適当量大きく設
定されている。そして、この封止部2bをトナー補給口
である開口部1aに圧入嵌合することにより、封止部材
2はトナー補給口を密封する。
【0146】ところで、この封止部材2には、駆動軸1
bと係合して装置本体100から受けた駆動力を駆動軸
1bに伝達するための駆動力伝達部として係合孔2aを
有している。この係合孔2aは封止部2b及びカップリ
ング係合部2cの形成部分にわたって形成された開口
(穴)によって構成されている。ここで、この係合孔2
aは駆動軸1bの断面形状に対応した形状を有するとと
もに、駆動軸1bよりも僅かに大きく形成されている。
これにより駆動軸1bは係合孔2aに遊嵌される。そし
て、このように駆動軸1bが係合孔2aに遊嵌されるこ
とにより、ボトル1Aと封止部材2とは、ボトル1Aの
回転方向にはお互いに係止される一方、軸線方向へはお
互いに移動自在に構成されるようになっている。
【0147】これにより、トナー補給容器1を装置本体
100に装着時、後述するように封止部材2とボトル1
Aとの離間が可能となり、トナー補給口である開口部1
aの開封(開口)が可能となる。
【0148】ところで、この係合孔2aと駆動軸1bと
の係合長さは、封止部材2とボトル1Aと離間する際、
外れることのない長さを有している。これにより封止部
材2がボトル1Aと離間しても、駆動軸1bは封止部材
2を介して駆動力を受けることができる。
【0149】このような封止部材2もプラスチック等の
樹脂を射出成形して製造するのが好ましいが、他の材料
及び製造方法であっても、任意に分割、接合しても構わ
ない。また封止部材2はトナー排出開口部1aに圧入嵌
合してこれを密封するために適度な弾性が必要とされ
る。その材料としては低密度ポリエチレンが最も好まし
く、次いでポリプロピレン・ナイロン・高密度ポリエチ
レン等が好ましく利用できる。
【0150】前記封止部材2の先端部には粘着部材3を
設けており、この粘着部材3は後述する画像形成装置本
体内に設けた駆動部の駆動伝達部表面に貼着し、トナー
ボトル1に回転駆動を伝達する機能を果たす構成になっ
ている。
【0151】(駆動伝達部の粘着部材について)次に本
発明の特徴を最もよく表す、駆動伝達部の粘着部材につ
いて、図9、図10を用いて説明する。
【0152】図9は、本発明の実施の形態1に係る駆動
伝達部の拡大斜視図であり、図10は駆動伝達部の拡大
正面図である。
【0153】図9の封止部材2は前項にて説明したとお
りであるが、その先端部の拡径したフランジ2eに粘着
部材3が設けられており、トナー補給容器1を電子写真
画像形成装置本体100に装着すると、本体駆動部20
の先端のフランジ20bに設けられた粘着部材貼着部3
0に粘着部材3が貼着され、本体駆動部20と前記封止
部材2が駆動伝達可能に接合される。その状態にて本体
駆動部20に駆動を与えると前述の要領にて封止部材2
を介して駆動が伝達される。
【0154】なお、本発明の主旨は駆動の伝達を、駆動
部と駆動受け部間の粘着部材の粘着力を利用して行うも
のである。従って、本実施の形態では、ボトル1A即ち
容器本体側の封止部材2の先端に粘着部材3を設けた例
を示したが、例えば粘着部材3を本体駆動部20の先端
に配置し、容器本体側の封止部材2の先端に粘着部材貼
着部材を設けた構成にしても構わないし、本体駆動部及
び容器本体側封止部材の先端部両方に粘着部材3を配置
した構成にしても、本発明の主旨から外れるものではな
い。
【0155】但し、本体駆動部に粘着部材を設けた場合
には、前記画像形成装置本体はその製品寿命中、通常数
十回のトナー補給容器の交換作業が行われ、そのたびに
粘着部材の貼着・分離がなされ、更に駆動伝達による負
荷も長時間にわたって受けることから、粘着部材の劣化
が予想され、そのような場合には駆動伝達不良が発生す
る恐れがある。また、装置本体側及びトナー補給容器側
の両方に粘着部材を設けた場合には、上記と同様の理由
のほかに粘着部材同士の接合となるため、粘着部材が配
設されている夫々の部材との貼着力より接合力の方が上
回ってしまい、接合部の分離時に装置本体側、若しくは
容器本体側の一方に粘着部材を取られてしまう恐れがあ
る。
【0156】以上から信頼性の点で確実でないため、装
置本体側を容易にメンテナンスが可能な構成とするか、
好ましくは本実施の形態に示したように、本体駆動部に
粘着部材貼着部を、容器本体側に粘着部材を設け、トナ
ー補給を行う度に新しい粘着部材が供給されるようにす
るのが良い。
【0157】なお、本実施の形態では最も好適な構成で
ある、容器本体側に粘着部材を設けた例を示した。
【0158】また、粘着部材3の配置についても、本実
施の形態に示したように封止部材の先端部に設ける必要
はなく、駆動を受ける部分であればいかなる場所に配置
しても構わない。
【0159】次に粘着部材の材質については、下記に示
す機能を満足する粘着力を有するものであれば、例えば
駆動伝達部表面に粘着部材を塗布したもの、市販の両面
テープや、片面粘着テープ等を配設して構わない。
【0160】次に、粘着部材3及び粘着部材貼着部30
の形状・大きさについて説明する。
【0161】本実施の形態においては、トナー補給容器
の略径が80〜120mm、長手方向長さが30〜60
cm、トナーを含めたトナー補給容器総重量が1〜3k
gのものを、回転速度10〜60rpmにて間欠回転
(回転・停止を繰り返す)させるべく、粘着部材3を3
0mmの略円形形状としたが、本発明の主旨によって形
状・大きさが制限されるものではなく、粘着部材の機能
が充分果たせるよう、駆動伝達時にかかる粘着部材への
負荷、駆動の種類、駆動速度、粘着部材の接着強度、そ
の他設計・製造上の制約等により、適宜最適なものを選
択しても構わない。
【0162】例えば、前記粘着部材の大きさ・形状を変
えることにより、粘着部材の粘着力(駆動伝達部力)を
調整し、前記粘着部材が伝達可能な負荷を越えるよう
な、過大な負荷がかかった場合には前記粘着部材による
接合が外れ、空回りするように設計することで、画像形
成装置本体の駆動伝達機構を破損することを防止する効
果がある。更に従来、過大な負荷がかかった際に駆動伝
達を中止するための制御機構が必要なくなり、画像形成
装置本体のコンパクト化、及び低コスト化が可能とな
る。
【0163】また、本実施の形態のように、片方のみに
粘着部材を配置した場合には、相手の粘着部材貼着部を
粘着部材と略同一形状とすると、僅かな位置ズレでも粘
着部材の貼着面積が減少してしまい、粘着部材にかかる
単位面積あたりの負荷が増大してしまうため、より好ま
しくは、粘着部材貼着部は粘着部材を完全に包含でき、
位置ずれした際にもカバーできる程度に大きめにしてお
くと、多少の装着時の位置ずれにも何等問題なく機能を
発揮することができる。
【0164】更に、貼着部30の被貼着面の形状を図3
6から図38に示すように凹凸を設けた形状とすること
で、前記粘着部材の貼着面積を調節し、前記貼着部材の
粘着力を過大な負荷がかかった際に、接合が外れるよう
設計することで、上記と同様に画像形成装置本体の駆動
伝達機構の破損防止、及び制御機構をなくすことが可能
となる。ここで図36から図38において、3nは粘着
部材を貼り付けられる部分、3kは粘着部材を施されな
い部分である。この粘着部材が施されない部分3kは部
分3nより後退した凹面である。貼着部のある部分とな
い部分は入れ替えても良い。
【0165】粘着部材の接着強度についても上記形状・
大きさと同様、粘着部材の機能が充分果たせるよう、駆
動伝達時にかかる粘着部材への負荷、駆動の種類、駆動
速度、粘着部材の形状・大きさ、その他設計・製造上の
制約等により、適宜最適なものを選択しても構わない。
【0166】但し、接着力が弱過ぎると、確実な駆動伝
達が行われなくなる恐れがあり、逆に接着力が強過ぎる
と、トナー補給容器交換時の接合部の分離負荷が大きく
なり、操作者や画像形成装置本体にかかる負荷が増大す
るため、粘着力の目安としては、180度剥離強度が
0.5〜10N/cm(JIS Z 0237)の範囲
内であることが好ましい。しかしながら、前記範囲より
も粘着力が弱い場合には、装置本体側より容器本体を粘
着部材貼着部材が離れないよう付勢する手段を設けた
り、逆に強過ぎる場合には画像形成装置本体側に後述す
るような分離手段を設ける等することにより、粘着部材
の機能が果たせるため、上記範囲に必ずしも限定される
ものではない。
【0167】更に、前記粘着部材の粘着力を、過大な駆
動負荷がかかった際に駆動伝達部の接合が外れるような
強度に設計することで、前述のように画像形成装置本体
の駆動伝達機構の破損防止、及び高負荷がかかった際に
駆動を中止する制御装置が必要なくなる、といった効果
がある。
【0168】また、前述したようにトナー補給容器の交
換時には粘着部材による接合を分離しなくてはならない
ため、「剪断粘着力>貼着面に対する90度及び180
度引き剥がし粘着力」であることが好ましく、より好ま
しくは後述の分離手段と併用し、操作者の負荷を低減す
るよう構成するのが好ましい。
【0169】なお、本実施の形態においては、上記機能
を満足するべく180度剥離時の粘着力2N/cm、0
度剥離時の粘着力4N/cmの両面テープを容器本体側
封止部材3の先端部に貼付した。
【0170】(トナー補給容器の交換方法)次に、トナ
ー補給容器の交換方法について説明する。
【0171】画像形成のプロセスに伴い、トナー補給容
器1内のトナーが略全量消費される装置本体100に設
けられたトナー補給容器空検知手段(不図示)による検
知によって、液晶等の表示手段100b(図2参照)に
よりユーザーはトナー補給容器1内のトナーが無くなっ
たことを知らされる。本実施の形態においてはトナー補
給容器1の交換はユーザー自身が行い、その手順は以下
の通りである。
【0172】先ず、図2、図3、図11、図32、図3
3(ただし、図32、図33はトナー補給装置の配置が
図2、図3、図11とは異なる)に示すように、閉じら
れた状態の交換用カバー15をヒンジ18を中心に回動
させて破線で示す位置(図11参照)まで開く。この交
換用カバー15を開く動作に連動して後述するトナー補
給部開閉手段により、ボトル1Aが移動して、それまで
ボトル1と離間してトナー排出開口部1aを開放する状
態にあった封止部材2がトナー排出開口部1aに圧入嵌
合されトナー排出開口部1aが閉口される(図13参
照)。
【0173】次に、ユーザーは、装置本体100に装着
されているトナーのなくなったトナー補給容器1を図1
2に示す矢印a方向と逆方向に引き出し、装置本体10
0より取り外す。この後、ユーザーは新しいトナー補給
容器1を矢印aの向きに装置本体100へと挿入した
後、交換用カバー15を閉じる。そして、この交換用カ
バー15を閉める動作に連動してトナー補給部開閉手段
により封止部材2がボトル1から離間され、トナー排出
開口部1aが開封される。以上が、トナー補給容器の交
換手順である。
【0174】なお、後述する粘着部材貼着部の分離方法
をも鑑みると、図32、図33に示すような装着方法が
最も好適である。
【0175】(補給動作の説明)次に図12から図14
を用いて本発明の実施の形態におけるトナー補給容器の
補給動作について説明する。
【0176】図12から図14はボトル1Aを画像形成
装置本体内に挿入してトナー補給を行う過程の状態を各
段階毎に示した図である。同図においてmは複写機本体
内に設けた駆動モータであり、ピニオン21aとギア2
1bを噛み合わせた中間ギア21を介してトナー補給容
器側と連結する駆動部20を回転駆動させる構成になっ
ている。前記駆動部20には、前記トナー補給容器側に
設けられた粘着部材3が貼着する粘着部材貼着部30が
設けてある。
【0177】図12はトナー補給容器1を装置本体10
0に挿入させる状態を示した図である。このとき、トナ
ー補給容器1先端の一端面には開口部1aが設けてあ
り、前記開口部1aは封止部材2により封止された状態
にある。
【0178】図13は更にトナー補給容器1の挿入が進
み、封止部材2先端部に設けた粘着部材3が、装置本体
側の駆動部20の粘着部材貼着部30に貼着した状態で
ある。この装置本体側の粘着部材貼着部30とトナー容
器側粘着部材3との貼着はユーザーがトナーボトル1A
を挿入したときの挿入動作によって行われる。このと
き、ボトル1Aの挿入動作に連動して封止部材2のスラ
スト方向(軸方向)の位置を固定保持するための不図示
の保持部材が封止部材2の位置決め溝2d(図9参照)
に係合し、封止部材2のスラスト方向(軸方向)の位置
が固定される。
【0179】図14は封止部材2と駆動部20がトナー
補給容器1の粘着部材3と本体側粘着部材貼着部30が
貼着した後、不図示の本体前カバーの閉動作に連動し
て、スライド部材300が矢印b方向に後退することで
トナーボトル1Aも後退し、相対的に封止部材2がボト
ル1Aから離れて開口部1aが開いた状態になりトナー
補給可能状態になる。このとき、ボトル1Aの駆動軸1
bは封止部材2から完全に外れることはなく、駆動軸1
bの一部が封止部材2内に残っている。また、駆動軸1
bの断面形状は非円断面で、四角形や三角形など回転駆
動伝達が可能な断面形状になっている。
【0180】なお、前記粘着部材の粘着力が、前記封止
部材を前記トナー補給容器から離間させるのに必要な力
より充分に大きくなるよう構成することで、前記トナー
補給容器又は前記画像形成装置本体の駆動伝達部が相対
的に前記封止部材が離間する方向に移動しても、前記装
置本体駆動伝達部と前記封止部材の相対位置は変わらな
いため、結果的に封止部材の位置を固定する前記保持部
材等がなくても、前記トナー補給容器の開封ができる。
そのため、画像形成装置本体側の構成を簡単にすること
ができることから、このような構成とすることが最も好
ましい。
【0181】次に、この状態でモーターmを駆動させる
とモーターmの軸端のピニオン21aと噛み合っている
ギア21bが回転し、ギア21bを固定された本体駆動
軸20aが回転し、回転駆動力は本体駆動軸22aの軸
端に固定した本体駆動部材29から封止部材2へと伝達
し、更に封止部材2からボトル1Aへと伝わることでボ
トル1Aが回転する構成になっている。即ちこの封止部
材2はトナーを封止すると同時にボトル1Aの回転駆動
力を伝達させる2つの機能を果たしている。また、ボト
ル1Aはボトル受けローラ23により回転可能支持にさ
れているため、僅かな駆動トルクでもスムーズに回転す
ることが可能である。
【0182】また、該ボトル受けローラ23に、ボトル
回転時の偏心をバネ部材等により吸収できるよう構成し
ても良い。そのような場合には、駆動部接合時の芯合わ
せに高い精度が要求されず、補給操作及び本体構成を簡
単にすることができる。
【0183】このようにトナーボトル1Aが回転するこ
とで容器内部に収容されていたトナーは開口部1aから
順次排出され、画像形成装置本体側のホッパーへトナー
補給が行われる。
【0184】(分離方法)次に粘着部材3の分離方法に
ついて図15から図18、図32から図35を用いて説
明する。
【0185】トナー補給が終了し、トナー補給容器1が
空になると、古いトナー補給容器1を取り外し、新しい
トナー補給容器1に交換しなければならない。その際に
それまで貼着していた封止部材2に設けられた粘着部材
3と駆動部20に設けられた粘着部材貼着部30を分離
する必要がある。
【0186】図15、図16の24はナイフ状の分離部
材である。この分離部材24は画像形成装置本体内に設
けられており、矢印方向C−Dに移動可能な構成になっ
ている。分離する際は粘着部材3の貼着部にナイフ状の
分離部材24を矢印C方向に進入させることで、粘着部
材3を順次引き離し、貼着部を遮断させるような動作で
互いの貼着部を分離させる。本実施の形態においては、
前記ナイフ状分離部材24が粘着部材貼着部30に進入
する際に、前記ナイフ状分離部材24が前記本体駆動部
20の駆動伝達部材29に干渉しないよう、誘い込み手
段として粘着部材貼付面30の外周角に面取り30bを
施した。このナイフ状分離部材24は形成装置本体10
0の交換用カバー15の開閉動作に連動させて、交換用
カバー15を開けたときにナイフ状分離部材24が矢印
C方向におりてきて、分離を行い、交換用カバー15を
閉じると矢印D方向に移動するといった構成にしても良
いし、あるいは別途駆動モーター等を用いて、独立した
分離動作を行うような構成にしても良いし、あるいは交
換用カバー15との連動動作ではなく、別途手動レバー
を設け、これに連動して分離動作を行うような構成にす
る、など何れの方法でも構わない。
【0187】また、図17、図18にその他の分離方法
の例を示す。
【0188】前記本体側駆動伝達部の粘着部材貼着部3
0が弾性を有する材料にて円板上に形成して粘着部材貼
着部材30Aとする。一方、駆動伝達部20の駆動伝達
部材29に設けた軸直角平面29aに粘着部材貼着部材
30Aを接触させた状態で貼着部材30Aの縁を駆動伝
達部材29のリブ29bで押さえて駆動伝達部材29に
貼着部材30Aを固定してある。更に本体駆動部20の
駆動部材29の裏側には押出し棒25を設け、この押出
し棒25は矢印方向E−Fに移動可能な構成とする。そ
して貼着部材30Aの裏側面のほぼ中央部の位置には駆
動伝達部材29に貫通穴26が設けてある。粘着部材3
と粘着部材貼着部30を分離させる際、押出し棒25が
図18のように粘着部材貼着部材30A裏面から矢印F
方向に移動し、粘着部材貼着部材30Aを押し込むこと
で、粘着部材貼着部30を図18のように反らせる。粘
着部材貼着部材30Aは樹脂でできているので弾性変形
により湾曲し、粘着部材貼着部30の外周部から粘着部
材材3の貼着が順次解除され分離が行われる。
【0189】また、その他の分離方法として、上述した
2つの方法を組み合わせても、もちろん構わない。先に
押出し棒25で粘着部材貼着部材30Aを押出して粘着
部材貼着部30を反らせた状態にしてから、先に説明し
たナイフ状分離部材24で分離することで、よりスムー
ズで無理のない分離が可能となる。
【0190】次に分離方法として最も好ましい例につい
て、図32から図35を用いて説明する。
【0191】図32は、画像形成装置本体100のトナ
ー補給容器交換用カバー15をヒンジ18を中心に回転
して開き、トナー補給容器1をトナー補給容器受け台1
00dに設置した状態を示し、図33はその状態にて交
換用カバー15を閉じ、前記トナー補給容器1が画像形
成装置本体100に装着された状態を示している。ここ
で交換用カバー15の開閉により、前記トナー補給容器
1は、前記画像形成装置本体100に対して、ヒンジ1
8を支点として回転移動する。
【0192】図32、図33は装置本体100の平面図
である。交換用カバー15の一端は上下方向の回転中心
を有するヒンジ18でもって装置本体100に枢着され
ている。交換用カバー15には容器本体受け台100d
が一体的に設けてあって、トナー補給容器1は交換用カ
バー15の裏面に沿って図32のように水平に置かれ
る。そして図32に示すようにトナー排出開口部1aを
装置本体100側にして容器本体受け台100dに置か
れる。図32の状態から交換用カバー15をヒンジ18
を中心にして時計回りにして閉める。その際、開口部1
aを封止している封止部材2はヒンジ18を中心に90
度回動し、本体駆動部20と一直線上に中心が一致し
て、図34に示すように封止部材2の先端の粘着部材3
が本体駆動部20の粘着部材貼着部30に貼着される。
封止部材2の開封は図13で説明したスライド部材30
0により容器本体1Aを後退させることで行なわれる
(図示されない)。
【0193】図33から交換用カバー15をヒンジ18
を中心にして反時計回りに回動すると、トナー補給容器
1も共に回動するので図35に示すように封止部材2の
粘着部材3は粘着部材貼着部30に対して傾いて片側の
外周が粘着部材貼着部30から剥離する。従って格別に
駆動伝達部の分離手段を備える必要がない。
【0194】このような構成とすることにより、前項の
(補給動作の説明)にて、補給操作が容易になり、更に
画像形成装置本体100の構成も簡単になることは述べ
た。
【0195】更に本構成とすることにより、前記トナー
補給容器脱着時に、前記トナー補給容器1が前記画像形
成装置本体100に対して回転するため、前記粘着部材
3による貼着部30が図35に示すように、交換用カバ
ー15は開動作して、接合部の端部から徐々に引き離さ
れるようになる。
【0196】この作用により、貼着面に対して垂直に粘
着部材3を引き離す場合よりも低い操作力にて貼着部3
0との分離ができ、ひいては操作者に過大な負荷をかけ
ることがなくなる。また、トナー補給容器1を脱着する
際には前記封止部材2はトナー補給容器開口部1aを再
び封止するよう、開口部1aに嵌合されているが、上記
のように貼着面に対して垂直に粘着部材3を引き離そう
とすると、封止部材2と開口部1aとの前記嵌合部の嵌
合強度と引き離し強度の関係次第では、封止部材2が抜
けてしまい、画像形成装置本体100に置き去りにして
しまう恐れがあるが、本手段により前記不具合は解消さ
れる。
【0197】また、上記にて説明したような画像形成装
置本体側による分離手段を必要としないため、装置本体
100のコンパクト化、及び低コスト化が達成できる。
【0198】なお、上記何れの分離方法においても、本
実施の形態のように接合部のどちらか一方にのみ、粘着
部材が設けられている場合には、図36から図38に示
すように被貼着面を粗くしたり、リブを設ける等してお
くと、前記の過大な駆動力伝達による画像形成装置本体
100の駆動伝達部材破損防止や、駆動力制御機能の省
略化の他に粘着部材3との接触面積が減少し、分離力を
低減する効果がある。
【0199】但し、本発明の実施の形態においては上述
した分離方法に限定することはなく、その他の分離方法
を用いても何等問題ないことは言うまでもない。
【0200】(粘着部材の配置構成)次に本発明におけ
る粘着部材3の配置構成について図19から図21を用
いて説明する。
【0201】粘着部材3の配置構成については、先述し
た封止部材2の先端部に設けることに限定するものでは
なく、ボトル1Aに駆動伝達することが可能な場所なら
自由に選択しても良い。
【0202】例えば図19から図21に示したような構
成でも良い。図21はボトル1A端面の全周に円環状に
粘着部材3を設けた場合、図22はボトル1A端面に周
方向を分割して複数個所に粘着部材3を設けた場合、図
21はボトル1A端面に設けた排出口である開口部1a
の端面に粘着部材3を設けた場合、など、種々のトナー
補給容器形状によって自由に粘着部材3を配置する位置
を構成して良い。但し、図20にように粘着部材3を分
割配置した場合、相手側の本体駆動部20の粘着部材貼
着部30は全周に連続した貼着部を配置した構成、例え
ば貼着部を一平面にする必要がある。
【0203】〔実施の形態2〕次に本発明の他の実施の
形態としてプロセスカートリッジに適用した場合の例に
ついて、以下に説明する。ここでは、説明の順序とし
て、まず図22から図35を参照してプロセスカートリ
ッジ及びこれを装着して用いている画像形成装置の全体
構成を説明し、次に図26から図28を参照してプロセ
スカートリッジと画像形成装置本体の駆動伝達機構であ
る粘着部材の構成について説明する。
【0204】(全体構成)図22はプロセスカートリッ
ジを取り外し可能に装着した画像形成装置の構成模式説
明図であり、図23はプロセスカートリッジの構成模式
図、図24はプロセスカートリッジの外観斜視図、図2
5はプロセスカートリッジの装着構成の説明図である。
【0205】この電子写真画像形成装置(レーザービー
ムプリンタ)Aは、図22に示すように、光学部103
から画像情報に基づいたレーザー光像をドラム形状の電
子写真感光体に照射して該感光体に潜像を形成し、この
潜像を現像してトナー像を形成する。そして前記トナー
像の形成と同期して、記録媒体である用紙Pを給紙カセ
ット31aからピックアップローラ31b及び給送ロー
ラ対31c、搬送ローラ対31d、レジストローラ対3
1e等からなる搬送手段31で搬送し、且つプロセスカ
ートリッジBとしてプロセスカートリッジ化された前記
感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての
転写ローラ4に電圧印加することで用紙Pに転写し、そ
の用紙Pををガイド板31fでガイドして定着手段5へ
と搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5a及びヒー
タ5bを内蔵する定着ローラ5cからなり、通過する用
紙Pに熱及び圧力を印加して転写トナー像を定着する。
そしてこの用紙Pを排出ローラ対31g,31hで搬送
し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出する如く構
成している。尚、この画像形成装置Aは、手差しトレイ
31i及びローラ31jにより手差し給送も可能となっ
ている。
【0206】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された潜像を現像する現像手段、電子写真感光体表
面に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニ
ング手段等がある。本実施の形態のプロセスカートリッ
ジBは、図23に示すように、電子写真感光体である感
光層を有する感光体ドラム7を回転し、その表面を帯電
手段である帯電ローラ8への電圧印加によって一様に帯
電し、前記光学部103から情報光を露光開口部9を介
して感光体ドラム7に露光して潜像を形成し、現像手段
10によって現像するように構成している。
【0207】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーを送り部材10bで送り出し、固定磁石10
cを内蔵した現像ローラ10dを回転させると共に、現
像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付写したトナ
ー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを
前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによ
ってトナー像を形成して可視像化するものである。そし
て転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加し
てトナー像を用紙Pに転写した後は、クリーニングブレ
ード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを
掻き落とすと共に、スクイシート11bによってすくい
取り、除去トナー溜め11cへ集めるクリーニング手段
11によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する
ように構成している。
【0208】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、ト
ナーを収納するトナー容器12aと、現像ローラ10d
等の現像部材を保持する現像フレーム12bと溶着して
現像ユニットを構成し、これをクリーニング枠体12c
に感光体ドラム7やクリーニング手段11等を取り付け
たクリーニングユニットを結合して構成したカートリッ
ジ枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体13に
設けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着さ
れる。
【0209】前記カートリッジ装着手段は、装置本体1
3の軸14aを中心にして開閉カバー14を開くと、図
25に示すように、カートリッジ装着スペースの左右両
側側面にカートリッジ装置ガイド部材32が対向して取
り付けてあり(図25は一方側面のみを図示)、この左
右ガイド部材32にはプロセスカートリッジBを挿入す
るときのガイドとなるガイド部32aが対向して設けて
ある。このガイド部32aにカートリッジ枠体の長手方
向両側に突出形成したボス17をガイドさせて挿入し、
開閉カバー14を閉じることによってプロセスカートリ
ッジBを画像形成装置Aに装着する。ここで、ボス17
は感光体ドラム7と同軸線上にある。
【0210】前記プロセスカートリッジBを画像形成装
置Aに装着すると、後述するように、カートリッジ側被
駆動部と本体側駆動部とが係合し、感光体ドラム7等は
装置本体13から駆動を受けて回転可能となる。
【0211】また、感光体ドラム7からはギア列によっ
て現像ローラ10d、トナー送り部材10bに駆動が伝
達される。トナー容器12aには現像手段である現像ロ
ーラ10dへトナーを供給するための開口部12dが設
けてある。開口部12dは不図示のトナーシールで封止
されており、プロセスカートリッジBの使い初めには、
感光体ドラム7の回転と連動してトナーシールを開封す
る自動開封手段(不図示)を有する。トナー送り部材1
0bはトナーを撹拌・搬送し、現像フレーム12bへト
ナーを排出する。
【0212】(駆動伝達部構成)次に画像形成装置本体
からプロセスカートリッジへの駆動伝達部構成である駆
動伝達手段の構成について説明する。
【0213】図27に示すように、感光体ドラム7の一
方端部にはフランジ16が固定され、このフランジ16
にカートリッジ側粘着部材3が設けてある。画像形成装
置本体13には、プロセスカートリッジBを挿入したと
きの感光体ドラム回転軸線と一致する位置に駆動軸28
が配設してある。この駆動軸28はモータ19のピニオ
ンギア33から伝達ギア34を介して回転力が伝達さ
れ、駆動回転可能となっている。
【0214】前記駆動軸28には、図27に示すよう
に、伝達ギア34が固着してあり、この伝達ギア34と
ピニオンギア33ははす歯ギアで構成している。このは
す歯ギアは、駆動軸28を画像形成時に回転すると、伝
達ギア34に図27の矢印a方向の推力を発生させるよ
うな傾斜角の歯を有している。これにより、伝達ギア3
4と一体的な駆動軸28が感光体ドラム7に押付けら
れ、駆動軸28の表面に設けた粘着部材貼着部30と感
光体ドラム側に設けた粘着部材3とが貼着する。
【0215】また、このとき感光体ドラム7と本体駆動
側の駆動軸28との貼着精度をより高めるために図2
6、図27に示すように、本体駆動側粘着部材貼着部3
0の回転中心線上に位置合わせ用センタ30aを設け、
前記センタ30aをドラム側粘着部材3を取り付けたフ
ランジ16に設けたセンタ穴3hに嵌合させるような構
成をとっても良い。これにより互いの中心軸が正確に合
致し、駆動伝達時の貼着不良等が発生することなく、確
実で精度の高い回転駆動が実現できる。特に感光体ドラ
ム等のような高い回転精度を必要とするような駆動伝達
部には、こうした構成は有効である。
【0216】また、本構成は先に実施の形態1で説明し
たトナー補給容器の場合に適用しても、もちろん構わな
いし、その他の駆動伝達部に適用しても何ら構わない。
【0217】開閉カバー14には図29に示すように、
軸14aを中心にした円弧状の解除部材35が取り付け
てあり、この解除部材は35の先端部分には図28に示
すように、徐々に肉厚となるカム部35aが形成してあ
る。従って、図30、図31に示すように、プロセスカ
ートリッジBを取り外すために開閉カバー14を開く
と、カム部35aが軸14aを中心にして時計回りに回
転し壁部36と伝達ギア34の間に入り込み、該伝達ギ
ア34の側面を図30の矢印b方向へ押し出す。これに
より、駆動軸28及びその表面に設けた粘着部材貼着部
30が壁部36から引っ込んで感光体ドラム7に設けた
粘着部材3との貼着が解除され、プロセスカートリッジ
Bの取り外しがスムーズに行われる。
【0218】上記構成において粘着部材を有する駆動伝
達手段で駆動されたプロセスカートリッジBの開口部1
2dを封止してある。トナーシールの自動開封装置を有
する場合は、粘着部材を介して受け入れた駆動力でもっ
てトナーシールは自動開封される。
【0219】〔他の実施の形態〕次に前述した実施の形
態に係るプロセスカートリッジB及び画像形成装置の各
部の他例について説明する。
【0220】前述した実施の形態2では、プロセスカー
トリッジBは単色画像を形成するためのものであった
が、プロセスカートリッジ単色の画像形成する場合のみ
ならず、現像手段を複数設け、複数色の画像(例えば2
色画像、3色画像或いはフルカラー等)を形成するカー
トリッジにも好適に適用することが出来る。
【0221】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0222】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられたおり、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダー上に光導電体を
蒸着又は塗工等を行ったものである。
【0223】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態2では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として
従来から用いられているタングステンワイヤーの三方周
囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステン
ワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は
負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該感光体
ドラムの表面を一様に帯電する構成を用いても良いこと
は当然である。
【0224】尚、前記帯電手段としては前記ローラ型以
外にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0225】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としては、ブレード以外にもファーブラ
シ、磁気ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成して
も良い。
【0226】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば、電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の
1つを備えたものである。従って、そのプロセスカート
リッジの態様としては、前述した実施の形態のもの以外
にも、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装着本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0227】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。更に前述した実施の形態では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが本発明はこれに
限定する必要はなく、例えば、電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或はワードプロセッサ等の他の画像形成装
置に使用することも当然可能である。
【0228】また、プロセスカートリッジに限らず、現
像手段を有し装置本体へ着脱可能な現像カートリッジに
適用される。
【0229】また、前述した粘着部材の粘着力を利用し
て駆動力を伝達する駆動伝達機構は、画像形成装置本体
とプロセスカートリッジ間の駆動力伝達に限定する必要
はなく、他の機器における部材間の駆動伝達に使用する
ことも可能である。
【0230】実施の形態2はプロセスカートリッジにつ
いてのべたが現像手段とトナーを収納したトナー容器を
カートリッジ化し装置本体へ着脱可能とした現像カート
リッジにも適用される。
【0231】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、以
下のような効果を発揮する。 従来のようにトナー補給容器の交換作業の際に、トナ
ー補給容器の回転位置合わせを行う必要もなくユーザー
は単にトナー補給容器を電子写真画像形成装置本体に挿
入し、装置本体のカバーを閉めるだけで、トナー補給容
器は装置本体の駆動部と係合し、且つトナー補給可能状
態にセットされるため、非常に操作性の優れたトナー補
給作業が実現できる。 トナー補給容器の駆動力受け部に粘着部材を用いるこ
とによって、トナー補給容器の挿入動作のみで簡単且つ
確実に駆動部と強い伝達力を維持することができるた
め、従来のような係合不良が起こらず、確実にトナー補
給できる信頼性の高いトナー補給容器を実現できる。 トナー補給容器の駆動力受け部に粘着部材を用いるこ
とによって、駆動力受け部の構成が非常に薄くなり、画
像形成装置本体の省スペース化、コンパクト化に大きく
寄与できる。 トナー補給容器の駆動力受け部に粘着部材を用いるこ
とで、従来の凹凸の係合によりカップリング部のような
複雑な構成を必要としないため、駆動伝達部のローコス
ト化に大きく寄与出来る。 粘着部材の粘着力、及び粘着部材貼着部の形状を変え
ることによる貼着面積の調整により、駆動伝達部の接合
力が調整できることから、過大な負荷がかかった際に粘
着部材による接合が外れるよう設計することで、画像形
成装置本体の駆動伝達機構の破損を防ぎ、更に前記不具
合防止のために設けられていた過大な負荷がかかった際
に駆動の伝達を中止する制御機構が必要なくなり、画像
形成装置本体のコンパクト化及び低コスト化が可能とな
った。 駆動伝達部におけるバックラッシュが存在しないた
め、駆動伝達までのタイムラグやギアの噛み合いによる
異音・振動の発生もなく、電子写真画像形成装置本体に
負荷をかけることなく反転・停止等の駆動制御が可能な
トナー補給容器を提供することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における画像形成装置本体(複写機)の
概略縦断面図である。
【図2】上記電子写真複写機の斜視図である。
【図3】上記電子写真複写機のトナー補給容器交換用カ
バーを開いてトナー補給容器を電子写真複写機に装着す
る様子を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るトナー補給容器の
斜視図である。
【図5】駆動力受け部の部分断面拡大縦断面図である。
【図6】上記トナー補給容器の封止部材の側面図であ
る。
【図7】図6のA矢視図である。
【図8】図6の側面断面図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達部の斜視
図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係る駆動伝達部の側
面図である。
【図11】電子写真複写機のトナー容器交換用カバーを
開いた様子を示す平面図である。
【図12】本発明の実施の形態におけるトナー補給容器
の補給動作状態を示した側断面図であり、トナー補給容
器の挿入初期の状態を示す。
【図13】トナー補給容器と本体駆動部が駆動伝達可能
に接合した状態を示す側断面図である。
【図14】トナーを排出している状態を示したトナー補
給容器と本体駆動部の側断面図である。
【図15】粘着部材の分離手段を示した側面図である。
【図16】粘着部材の分離手段を示した側面図である。
【図17】粘着部材の他の分離手段を示した側断面図で
ある。
【図18】粘着部材の他の分離手段を示した側断面図で
ある。
【図19】粘着部材をトナーボトル端面にドーナツ状に
配置した斜視図である。
【図20】粘着部材をトナーボトル端面に分割して配置
した斜視図である。
【図21】封止部材をトナーボトルの排出口端面に配置
した斜視図である。
【図22】電子写真画像形成装置(レーザービームプリ
ンタ)の構成模式縦断面図である。
【図23】プロセスカートリッジの構成模式縦断面図で
ある。
【図24】プロセスカートリッジの概略外観斜視図であ
る。
【図25】カートリッジ装着部を示す斜視図である。
【図26】カートリッジ側粘着部材と本体側粘着部材貼
着部の構成の斜視図である。
【図27】カートリッジ側粘着部材と本体側粘着部材貼
着部の構成の側面図である。
【図28】開閉カバーが閉じているときの、駆動伝達手
段の平面図である。
【図29】開閉カバーが閉じているときの、駆動伝達手
段の正面図である。
【図30】開閉カバーを開けたときの、駆動伝達手段の
平面図である。
【図31】開閉カバーを開けたときの、駆動伝達手段の
正面図である。
【図32】電子写真複写機のトナー補給容器交換用カバ
ーを開いた様子を示す平面図である。
【図33】電子写真複写機のトナー補給容器交換用カバ
ーを閉じた様子を示す平面図である。
【図34】粘着部材の他の分離手段を示した側面図であ
る。
【図35】粘着部材の他の分離手段を示した側面図であ
る。
【図36】粘着部材貼着部の表面に凹凸を設けた様子を
示す模式正面図である。
【図37】粘着部材貼着部の表面に凹凸を設けた様子を
示す模式正面図である。
【図38】粘着部材貼着部の表面に凹凸を設けた様子を
示す模式正面図である。
【符号の説明】
A…レーザービームプリンタ(電子写真画像形成装置) B…プロセスカートリッジ Ln…レンズ M…ミラー m…駆動モータ P…用紙(記録媒体) 1…トナー補給容器 1A…トナーボトル本体(ボト
ル) 1a…トナー排出開口部 1b…駆動軸 1c…
螺旋状突起 2…封止部材 2a…係合穴 2b…封止部 2c…カ
ップリング係合部 2d…溝 2e…フランジ 3…粘着部材 3d…センタ穴 3h…センタ穴 3k
…粘着部材のない部分3n…粘着部材のある部分 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…定着ローラ 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…露光開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b…送り
部材 10c…固定磁石 10d…現像ローラ 10e
…現像ブレード 11…クリーニング手段 11a…クリーニングブレー
ド 11b…スクイシート 11c…除去トナー溜め 12a…トナー容器 12b…現像フレーム 12c…
クリーニング枠体 12d…開口部 13…装置本体 14…開閉カバー 14a…軸 15…トナー補給容器交換用カバー 16…フランジ 17…ボス 18…ヒンジ 19…モータ 20…本体駆動部 20b…フランジ 21…中間ギア 21a…ピニオン 21b…ギア 22…駆動軸 23…ボトル受けローラ 24…ナイフ状分離部材 25…押出し棒 26…貫通穴 28…駆動軸 29…本体駆動部材 29a…軸直角平面 29b…リ
ブ 30…粘着部材貼付部(本体側係合部) 30A…粘着
部材貼着部材 30a…センタ 30b…面取り 31…搬送手段 31a…給紙カセット 31b…ピッ
クアップローラ 31c…給送ローラ対 31d…搬送
ローラ対 31e…レジストローラ対 31f…ガイド
板 31g,31h…排出ローラ対 31i…手差しト
レイ 31j…ローラ 32…左右ガイド部材 32a…ガイド部 33…ピニオンギア 34…伝達ギア 35…解除部材 35a…カム部 36…壁部 50…容器受台 100…画像形成装置本体 100a…操作部 100
b…液晶表示手段 100c…前面カバー 100d…
トナー補給容器受け台 101…原稿 102…原稿台ガラス 103…光学部 104…感光体ドラム 105〜108…カセット 105A〜108A…給紙・分離装置 109…搬送部 110…レジストローラ 111…転写放電器 112…分離放電器 113…搬送部 114…定着部 115…排紙反転部 116…排紙ローラ 117…排紙トレイ 118…フラッパ 119〜120…再給紙搬送路 201…現像部 201a…トナーホッパー 201b
…現像器 201c…撹拌部材 201d…マグネット
ローラ 201e…送り部材 201f…現像ローラ 202…クリーナ部 203…一次帯電器 300…スライド部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 550 G03G 15/00 550 21/18 556 Fターム(参考) 2H071 BA03 BA13 BA14 BA20 BA23 CA03 CA05 CA07 DA08 DA26 EA10 2H077 AA03 AA05 AA06 AA07 AA14 AA34 AB03 AB13 AB14 AB15 AB18 AC03 BA01 BA08 CA12 3J103 AA02 AA73 AA74 AA79 AA90 CA52 FA16 GA52

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    で、電子写真画像形成装置本体の駆動部から駆動を受け
    るトナー補給容器において、前記駆動部から駆動を受け
    る駆動力受け部が粘着手段を有しており、前記粘着手段
    により電子写真画像形成装置本体の駆動部及び前記トナ
    ー補給容器の駆動力受け部が分離可能に接合して、その
    粘着力により電子写真画像形成装置本体からの駆動力が
    トナー補給容器の駆動力受け部に伝達されることを特徴
    とするトナー補給容器。
  2. 【請求項2】 電子写真画像形成装置本体からの駆動力
    によって、トナーを撹拌・搬送・排出するための撹拌・
    搬送・排出手段を従動させることを特徴とする請求項1
    に記載のトナー補給容器。
  3. 【請求項3】 電子写真画像形成装置本体からの駆動力
    によって、前記トナー補給容器の開口部を封止するため
    の封止手段の開閉を行うことを特徴とする請求項1に記
    載のトナー補給容器。
  4. 【請求項4】 前記トナー補給容器が略円筒形状であっ
    て、トナーの撹拌・搬送・排出が前記トナー補給容器を
    回転することによって行われることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のトナー補給容器。
  5. 【請求項5】 回転することで内部に収納されたトナー
    を撹拌・搬送及び排出を行う中空の略円筒をなし、円筒
    の一端にトナーを排出するための開口部を有する容器本
    体と、 前記開口部を開封可能に封止するための封止部材と、 前記封止部材に設けられた駆動力受け部としての粘着手
    段とを有することを特徴とする請求項4に記載のトナー
    補給容器。
  6. 【請求項6】 前記粘着手段が、前記トナー補給容器の
    駆動力受け部に塗布された粘着材であることを特徴とす
    る請求項1又は5に記載のトナー補給容器。
  7. 【請求項7】 前記粘着手段が、前記トナー補給容器の
    駆動力受け部に粘着テープを配設した構成であることを
    特徴とする請求項1又は5に記載のトナー補給容器。
  8. 【請求項8】 前記粘着手段が、前記トナー補給容器の
    駆動力受け部に両面テープを粘着した構成であることを
    特徴とする請求項1又は5に記載のトナー補給容器。
  9. 【請求項9】 容器本体が回転することによってトナー
    を撹拌・搬送及び排出するトナー補給容器であって、 前記トナー補給容器は中空の略円筒をなし、円筒の一端
    にはトナーを排出する開口部を有する容器本体と、 前記開口部に開口部を開封可能に封止するための封止部
    材と、 前記封止部材に設けられた駆動力受け部としての粘着手
    段と、 を有し、前記トナー補給容器を電子写真画像形成装置本
    体に装着すると、前記封止部材に設けられた粘着手段
    が、電子写真画像形成装置本体の駆動伝達部に分離可能
    に貼着し、その粘着力により、トナー補給容器は前記封
    止部材を介して電子写真画像形成装置本体からの駆動を
    受け、容器本体が回転することを特徴とする請求項1に
    記載のトナー補給容器。
  10. 【請求項10】 前記トナー補給容器が電子写真画像形
    成装置本体に装着される際に、前記トナー補給容器の封
    止部材に設けられた粘着手段の粘着力を利用して、前記
    トナー補給開口部を開封可能に封止している封止部材の
    開閉を行うことを特徴とする請求項9に記載のトナー補
    給容器。
  11. 【請求項11】 前記封止部材が開閉される際に、前記
    封止部材に設けられた粘着手段により電子写真画像形成
    装置本体の駆動伝達部に固定された状態にて、前記トナ
    ー補給容器が前記封止部材を離間する方向に移動するこ
    とを特徴とする請求項10に記載のトナー補給容器。
  12. 【請求項12】 前記トナー補給容器の駆動力受け部
    に、電子写真画像形成装置本体の駆動部との位置合わせ
    用の係合突起又は凹部が設けてあることを特徴とする請
    求項1に記載のトナー補給容器。
  13. 【請求項13】 電子写真画像形成装置本体に着脱自在
    で、電子写真画像形成装置本体から駆動を受けるプロセ
    スカートリッジであって、電子写真感光体と、電子写真
    感光体に作用するプロセス手段と、電子写真画像形成装
    置本体から駆動力の伝達を受けるための粘着手段を有す
    る駆動力受け部とを有し、粘着手段により電子写真画像
    形成装置本体の駆動部及びプロセスカートリッジ側駆動
    力受け部が分離可能に接合し、その粘着力により駆動力
    が伝達されることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  14. 【請求項14】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、トナーを撹拌・搬送・排出するための撹拌
    ・搬送・排出手段を従動させることを特徴とする請求項
    13に記載のプロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、前記プロセスカートリッジの開口部を開閉
    可能に封止する封止手段の開閉を行うことを特徴とする
    請求項13に記載のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    塗布された粘着材であることを特徴とする請求項13に
    記載のプロセスカートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    粘着テープを配設した構成であることを特徴とする請求
    項13に記載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    両面テープを配設した構成であることを特徴とする請求
    項13に記載のプロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 駆動力受け部に、電子写真画像形成装
    置本体の駆動部との位置合わせ用の係合突起又は凹部が
    設けてあることを特徴とする請求項13に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    プロセス手段としての帯電手段、現像手段、又はクリー
    ニング手段と前記電子写真感光体とを一体的にカートリ
    ッジ化し、このカートリッジを電子写真画像形成装置本
    体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項13
    に記載のプロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 現像手段を有する電子写真画像形成装
    置本体に着脱可能なトナー補給容器を取り外し可能に装
    着するトナー補給装置において、前記トナー補給容器は
    電子写真画像形成装置本体の駆動部から駆動される駆動
    力受け部を有し、電子写真画像形成装置本体の駆動部、
    前記トナー補給容器の駆動力受け部の少なくとも一方が
    粘着手段を有し、粘着手段により電子写真画像形成装置
    本体の駆動部及びトナー補給容器の駆動力受け部が分離
    可能に接合して、粘着手段の粘着力により電子写真画像
    形成装置本体からの駆動力がトナー補給容器の駆動力受
    け部に伝達されることを特徴とするトナー補給装置。
  22. 【請求項22】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、トナーを撹拌・搬送・排出するための撹拌
    ・搬送・排出手段を従動させることを特徴とする請求項
    21に記載のトナー補給装置。
  23. 【請求項23】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、前記トナー補給容器の開口部を開閉可能に
    封止する封止手段の開閉を行うことを特徴とする請求項
    21に記載のトナー補給装置。
  24. 【請求項24】 前記トナー補給容器が中空の略円筒で
    あって、トナーの撹拌・搬送・排出が前記トナー補給容
    器を回転することによって行われることを特徴とする請
    求項21に記載のトナー補給装置。
  25. 【請求項25】 前記トナー補給容器は、回転すること
    で内部に収納されたトナーを撹拌・搬送及び排出を行う
    中空の略円筒形状をなしており、 円筒の一端にはトナーを排出するための開口部と、 前記開口部を開封可能に封止するための封止部材と、 を有しており、 前記封止部材に電子写真画像形成装置本体からの駆動力
    を伝達するための、粘着手段が設けられていることを特
    徴とする請求項21に記載のトナー補給装置。
  26. 【請求項26】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動伝達部、及び前記トナー補給容器の駆動力
    受け部の少なくとも一方に塗布された粘着材であること
    を特徴とする請求項21に記載のトナー補給装置。
  27. 【請求項27】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動伝達部、及び前記トナー補給容器の駆動力
    受け部の少なくとも一方に粘着テープを配設した構成で
    あることを特徴とする請求項21に記載のトナー補給装
    置。
  28. 【請求項28】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動伝達部、及び前記トナー補給容器の駆動力
    受け部の少なくとも一方に両面テープを貼着した構成で
    あることを特徴とする請求項21に記載のトナー補給装
    置。
  29. 【請求項29】 電子写真画像形成装置本体内にあっ
    て、容器本体が回転することによってトナーを撹拌・搬
    送及び排出するトナー補給容器であって、 前記トナー補給容器本体は中空の略円筒をなしており、 円筒の一端にはトナーを排出する開口部が設けてあり、 前記開口部には開口部を開閉するための封止部材を有し
    ており、 前記封止部材は先端部に粘着手段が配設されており、前
    記トナー補給容器本体と、回転方向には互いに係止さ
    れ、軸線方向へは互いに移動自在であり、前記開口部を
    開口した状態において、前記トナー補給容器本体と回転
    方向には係合した状態を保つ構成となっているトナー補
    給容器を着脱可能なトナー補給装置であって、 前記トナー補給容器を電子写真画像形成装置本体に装着
    すると、前記封止部材に設けられた粘着手段が、電子写
    真画像形成装置本体の駆動部に分離可能に貼着し、その
    粘着力により、トナー補給容器本体は前記封止部材を介
    して画像形成装置本体からの駆動を受け、容器本体が回
    転することを特徴とする請求項21に記載のトナー補給
    装置。
  30. 【請求項30】 前記トナー補給容器が前記電子写真画
    像形成装置本体に装着される際に、前記トナー補給容器
    の封止部材に設けられた粘着手段の粘着力を利用して、
    前記トナー補給開口部を開封可能に封止している封止部
    材の開閉を行うことを特徴とする請求項21に記載のト
    ナー補給装置。
  31. 【請求項31】 前記封止部材が開閉される際に、前記
    封止部材に設けられた粘着手段により電子写真画像形成
    装置本体の駆動部に固定された状態にて、前記トナー補
    給容器が前記封止部材を離間する方向に移動することを
    特徴とする請求項30に記載のトナー補給装置。
  32. 【請求項32】 前記駆動伝達部に、位置合わせ用の係
    合突起又は凹部が設けてあることを特徴とする請求項2
    1に記載のトナー補給装置。
  33. 【請求項33】 前記粘着手段の貼着面に対する90度
    及び180度引き剥がし粘着力は、剪断粘着力よりも小
    さいことを特徴とする請求項1に記載のトナー補給容
    器。
  34. 【請求項34】 前記粘着手段の貼着面に対する90度
    及び180度引き離し粘着力は、剪断粘着力よりも小さ
    いことを特徴とする請求項13に記載のプロセスカート
    リッジ。
  35. 【請求項35】 前記粘着手段の貼着面に対する90度
    及び180度引き剥がし粘着力は、剪断粘着力よりも小
    さいことを特徴とする請求項21に記載のトナー補給装
    置。
  36. 【請求項36】 前記トナー補給容器を取り外す際に、
    前記粘着手段により貼着している駆動部を分離する分離
    手段を有していることを特徴とする請求項21に記載の
    トナー補給装置。
  37. 【請求項37】 前記分離手段が、前記トナー補給容器
    の取り外し動作により、前記粘着手段による接合部の一
    端から徐々に引き離すよう構成されていることを特徴と
    する請求項36に記載のトナー補給装置。
  38. 【請求項38】 前記分離手段が、前記画像形成装置本
    体に設けられたナイフ状の分離部材であり、前記分離部
    材を、前記粘着手段により接合している駆動伝達部に進
    入させることで前記接合部を順次引き離す構成となって
    いる請求項36に記載のトナー補給装置。
  39. 【請求項39】 前記分離手段が前記接合部に進入する
    際に駆動部材に干渉しないよう、前記接合部に分離部材
    を誘い込むための誘い込み手段が設けられていることを
    特徴とする請求項38に記載のトナー補給装置。
  40. 【請求項40】 電子写真感光体と、電子写真感光体に
    形成された静電潜像をトナーを用いて現像する現像手段
    と、電子写真画像形成装置本体の駆動部から駆動力を入
    力される駆動力受け部と、を有するプロセスカートリッ
    ジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真画像
    形成装置において、電子写真画像形成装置本体の駆動
    部、及びプロセスカートリッジの駆動力受け部の少なく
    とも一方が粘着手段を有し、粘着手段により電子写真画
    像形成装置本体の駆動部及びプロセスカートリッジの駆
    動力受け部が分離可能に接合して、粘着手段の粘着力に
    より電子写真画像形成装置本体から駆動力がプロセスカ
    ートリッジの駆動力受け部に伝達されることを特徴とす
    る電子写真画像形成装置。
  41. 【請求項41】 プロセスカートリッジが現像手段へ供
    給するトナーを撹拌・搬送・排出するためのトナー送り
    部材を有し、電子写真画像形成装置本体からの駆動力に
    よって、トナー送り部材を従動させることを特徴とする
    請求項40に記載の電子写真画像形成装置。
  42. 【請求項42】 プロセスカートリッジは現像手段へ供
    給されるトナーの補給開口部を有し、電子写真画像形成
    装置本体からの駆動力によって、補給開口部を封止する
    封止手段の開封を行うことを特徴とする請求項41に記
    載の電子写真画像形成装置。
  43. 【請求項43】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動部、及びプロセスカートリッジの駆動力受
    け部の少なくとも一方に塗布された粘着材であることを
    特徴とする請求項41に記載の電子写真画像形成装置。
  44. 【請求項44】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動部、及び前記プロセスカートリッジの駆動
    力受け部の少なくとも一方に粘着テープを配設した構成
    であることを特徴とする請求項41に記載の電子写真画
    像形成装置。
  45. 【請求項45】 前記粘着手段が、電子写真画像形成装
    置本体の駆動部、及び前記プロセスカートリッジの駆動
    力受け部の少なくとも一方に両面テープを貼着した構成
    であることを特徴とする請求項41に記載の電子写真画
    像形成装置。
  46. 【請求項46】 電子写真画像形成装置本体に着脱自在
    で、電子写真画像形成装置本体から駆動を受ける現像カ
    ートリッジであって、電子写真感光体に形成された静電
    潜像をトナーを用いて現像する現像手段と、電子写真画
    像形成装置本体から駆動力の伝達を受けるための粘着手
    段を有する駆動力受け部とを有し、粘着手段により電子
    写真画像形成装置本体の駆動部及び現像カートリッジ側
    駆動力受け部が分離可能に接合し、その粘着力により駆
    動力が伝達されることを特徴とする現像カートリッジ。
  47. 【請求項47】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、トナーを撹拌・搬送・排出するための撹拌
    ・搬送・排出手段を従動させることを特徴とする請求項
    46に記載の現像カートリッジ。
  48. 【請求項48】 電子写真画像形成装置本体からの駆動
    力によって、前記現像カートリッジの開口部を封止する
    封止手段の開封を行うことを特徴とする請求項46に記
    載の現像カートリッジ。
  49. 【請求項49】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    塗布された粘着材であることを特徴とする請求項40に
    記載の現像カートリッジ。
  50. 【請求項50】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    粘着テープを配設した構成であることを特徴とする請求
    項40に記載の現像カートリッジ。
  51. 【請求項51】 前記粘着手段が、前記駆動力受け部に
    両面テープを配設した構成であることを特徴とする請求
    項40に記載の現像カートリッジ。
  52. 【請求項52】 駆動力受け部に、電子写真画像形成装
    置本体の駆動部との位置合わせ用の係合突起又は凹部が
    設けてあることを特徴とする請求項40に記載の現像カ
    ートリッジ。
  53. 【請求項53】 前記現像カートリッジとは、前記プロ
    セス手段として現像手段と現像手段に供給するトナーを
    収納したトナー容器とを一体的にカートリッジ化し、こ
    のカートリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着
    脱可能とするものであることを特徴とする請求項46に
    記載の現像カートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006251346A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toshiba Corp 画像形成装置
WO2022203741A1 (en) * 2021-03-24 2022-09-29 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Toner level detection structure for toner container

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