JP2002365746A - 立体又は可変印刷物 - Google Patents

立体又は可変印刷物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】レンチキュラーレンズと薄板状基材との接着性
がよく、湾曲撓みによる剥離等の問題のない非塩ビ樹脂
製の立体又は可変印刷物を提供すること。 【解決手段】透明な薄板状基材の片面に、透明なプライ
マー部分を介して少なくとも立体又は可変印刷用の画像
を含む印刷部分を有し、該透明な薄板状基材の反対側の
面に、透明なプライマー部分を介してラジカル重合性の
電離放射線硬化型樹脂により、レンチキュラーレンズを
設けた立体又は可変印刷物である。また、前記透明なプ
ライマー部分が、分子内に光重合性不飽和結合をもつ官
能基を有すると共に、活性水素をもつ官能基及び/又は
エポキシ基を有するアクリル系重合体を含む上記の立体
又は可変印刷物である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンチキュラーレ
ンズの裏面に直接印刷部分を設ける立体又は可変印刷物
に関し、特に、非塩ビのシート基材上にレンチキュラー
レンズを形成した環境に優しい立体又は可変印刷物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術は、特開2000−15538
0号公報にあるように、シート状基材の表面に直接レン
ズ形成用インクを凸条状に列設させ、該各インク列がそ
の表面張力と重力の作用により変形される凸レンズ状列
を硬化させレンチキュラーレンズを形成する製造方法及
びそのレンチキュラーレンズのシート状基材のいずれか
の面に、位置関係を合わせて立体視又は可変視用の画像
が配設された立体又は可変印刷物が開示されている。立
体印刷物としては、レンチキュラーレンズを用いてレン
ズのピッチに合わせた右目用と左目用の細長い画像を交
互に印刷し、視差を利用して立体と見せる方法が周知で
ある。また、可変印刷物としてもレンチキュラーレンズ
の1ピッチの中に異なる細長い画像を順番に並べ、見る
角度により見える画像が変わるので変化して見えるもの
であり、これも周知であるので細かく述べない。
【0003】レンチキュラーレンズの材質としては加工
性、成形性等が優れているため塩ビ樹脂やアクリル樹脂
が主に使用されてきたが、近年環境問題等で塩ビ樹脂が
敬遠されるようになってきた。上記特開2000−15
5380号公報においても、シート状基材として、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、アクリル樹脂、ポ
リプロピレン、ポリエステル等の透明なプラスチック製
フィルム又はシートが挙げられている。しかし、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン、ポ
リエステル等は成形性が悪いか又は高コストのため採算
にのらない等の問題があった。そこで、製造方法を考え
た上記公報の発明に到ったものであろう。しかし、従来
の特開2000−155380号公報の方法では、レン
ズの形状の制御がインクの表面張力と重力の作用による
ため、正確なレンズの設計形状が得にくいという問題点
があった。
【0004】また、シート状基材として使用されるポリ
エステル、ポリアミド、ポリスチレン、ポリオレフィン
等の熱可塑性樹脂は、通常、溶融して、繊維、フィル
ム、シート等に形成されるが、その表面は結晶化されて
いる場合が多く、インキ、接着剤等の接着性に乏しい。
中でも、フィルムの場合、延伸、熱固定の工程により、
高度に結晶配向されるため、その接着性のレベルは非常
に低く、特に光硬化性材料の場合、プラスチックからな
る基材に対する密着性が一般に劣るため、レンズ又は印
刷絵柄(立体又は可変印刷画像)のシート状基材への接
着性が弱く、湾曲撓みによる剥離という決定的な問題点
があり、商品化の壁になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解決すべく、レンチキュラーレンズ及び印刷絵柄と薄
板状基材(シート状基材)との接着性がよく、湾曲撓み
による剥離等の問題のない非塩ビ樹脂製の立体又は可変
印刷物を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、透明な薄板状基材の片面に、透明なプライマー部分
を介して少なくとも立体又は可変印刷用の画像を含む印
刷部分を有し、該透明な薄板状基材の反対側の面に、透
明なプライマー部分を介してラジカル重合性の電離放射
線硬化型樹脂により、レンチキュラーレンズを設けたこ
とを特徴とする立体又は可変印刷物である。このような
構成としたので、絵柄の薄板状基材へのインキ転移性が
安定化するとともに透明な薄板状基材とレンチキュラー
レンズの接触面が強固に接着され、湾曲、撓みにも剥が
れることがなくなる。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記透明なプラ
イマー部分が、分子内に光重合性不飽和結合をもつ官能
基を有すると共に、活性水素をもつ官能基及び/又はエ
ポキシ基を有するアクリル系重合体を含むことを特徴と
する請求項1記載の立体又は可変印刷物である。このよ
うな構成としたので、ポリエステル、ポリアミド、ポリ
スチレン、ポリオレフィン等の従来接着性の乏しい熱可
塑性樹脂からなるシート状基材に接着性をもつととも
に、ラジカル重合性電離放射線硬化型樹脂に対しても、
硬化時点にお互いが反応することにより強固な接着性が
得られ、紫外線硬化型等の電離放射線硬化型樹脂からな
るレンチキュラーレンズや絵柄(立体又は可変印刷画
像)の剥れがなくなる。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記アクリル系
重合体が、分子内に光重合性不飽和基をもつ官能基を
0.1〜40重量%の範囲で有するものである請求項2
記載の立体又は可変印刷物である。このような範囲とし
たことにより、安定して密着性の優れたプライマーが得
られ作業性も良いものが得られる。これは前記官能基が
0.1重量%未満だと密着性に優れたプライマーが得ら
れにくく、40重量%を超えるとプライマーがタックを
有する原因となり好ましくない。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記プライマー
中の光重合性不飽和基をもつ官能基の量が樹脂成分全重
量に基づき0.01〜30重量%である請求項1乃至請
求項3のいずれか一つに記載の立体又は可変印刷物であ
る。このような構成とすることにより、前記アクリル系
重合体を一般の樹脂に混合してプライマーのベースとな
る樹脂の選択幅を広げて、薄板状基材の選択幅を広げる
ことができる。そして、プライマーの全樹脂量に対する
光重合性不飽和基の量が0.01重量%未満の場合、密
着性に優れたプライマーが得られにくい。また、プライ
マーの全樹脂量に対する光重合性不飽和基の量が30重
量%を超えた場合、プライマーがタックを有する原因と
なり好ましくない。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記光重合性不
飽和基もつ官能基が(メタ)アクリロイル基である請求
項2又は請求項3記載の立体又は可変印刷物である。こ
のような構成としたので、電離放射線硬化型樹脂に電離
放射線を照射し硬化させる際に、プライマー自体もラジ
カル重合する機能としてより好ましい。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記活性水素を
もつ官能基が水酸基、チオール基、カルボキシル基及び
アミド基の中から選ばれる少なくとも1種である請求項
2乃至請求項5のいずれか一つに記載の立体又は可変印
刷物である。このような構成としたので、これらの官能
基は、前記光重合性不飽和結合をもつ官能基を導入する
際の反応点となると共に、プライマーに架橋剤を併用す
る際の架橋点となる。
【0012】請求項7に記載の発明は、前記透明プライ
マー部分が架橋剤を含む請求項1乃至請求項6のいずれ
か一つに記載の立体又は可変印刷物である。このような
構成としたので、プライマーのベースポリマーの架橋を
促し、プライマー凝集力があがり、より強固な接着力が
得られる。
【0013】請求項8に記載の発明は、前記透明プライ
マー部分の厚さが0.01〜100ミクロンメートルで
あり、レンチキュラーレンズの厚さが0.01ミリメー
トル〜0.2ミリメートルであることを特徴とする請求
項1乃至請求項7のいずれか一つに記載の立体又は可変
印刷物である。このような構成としたので、安定した強
固な接着性とレンチキュラーレンズとしての充分な性能
及び製造工程での適合性が得られる。すなわち、フレキ
シビリティがあり、透明な薄板状基材とレンチキュラー
レンズの接触面が強固に接着され、湾曲、撓みにも剥が
れることがない立体又は可変印刷物が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づき詳細
に説明する。図1は、本願発明の立体又は可変印刷物の
断面を示す説明図である。1は透明な薄板状基材、2は
印刷部分、3は透明なプライマー部分、4はレンチキュ
ラーレンズである。透明な薄板状基材1は、例えば、ア
クリル系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4
−メチルペンテン−1、ポリブテン−1などのポリオレ
フィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチ
レンナフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート系樹脂、ポリフェニレンサルファイド系樹脂、
ポリエーテルサルフォン系樹脂、ポリエチレンサルファ
イド系樹脂、ポリフェニレンエーテル系樹脂、スチレン
系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリイミド系樹脂、セルロ
ースアセテートなどのセルロース系樹脂などが挙げられ
る。環境問題やフレキシブル性を考慮するとポリオレフ
ィン系樹脂が好ましい。
【0015】印刷部分2は、従来の立体又は可変印刷物
用の画像が印刷されている。すなわち、レンチキュラー
レンズ4のピッチに合わせた右目用と左目用の細長い画
像を交互に印刷し、視差を利用して立体と見せる。ま
た、レンチキュラーレンズ4のピッチの中に異なる細長
い画像を順番に並べ、見る角度により見える画像が変わ
るので変化して見えるものである。主体は立体又は可変
印刷物であるが、部分的に通常の画像、文字、マーク等
を設けることもある。印刷部分2は透明なプライマー部
分3を介して透明な薄板状基材1に印刷される。プライ
マー層との接着性を強固にするために、インキは紫外線
硬化型インキが好ましい。印刷部分2の上に白色インキ
を設けてもよい。印刷方式は見当精度がよければ特に限
定するものでないが、平版枚葉オフセット印刷機が好ま
しい。
【0016】透明なプライマー部分3としては、透明な
薄板状基材とラジカル重合性の電離放射線硬化型樹脂と
の接着を強化するものが好ましい。透明なプライマー部
分3は、分子内に、光重合性不飽和結合をもつ官能基を
有すると共に、活性水素をもつ官能基及び/又はエポキ
シ基を有するアクリル系重合体(以下アクリル系重合体
P)を含むプライマーである。前記アクリル系重合体P
の分子内に導入される光重合性不飽和結合をもつ官能基
は、このプライマー部分3上に前記ラジカル重合性の電
離放射線硬化型樹脂でレンチキュラーレンズの形状を作
り、電離放射線を照射して硬化させる際に、それ自体も
ラジカル重合して、その上に設けられた電離放射線硬化
型樹脂中の光重合性不飽和結合と共有結合を形成し、当
該プライマー部分3と電離放射線硬化型樹脂のレンチキ
ュラーレンズとの密着性を向上させる機能を有する。該
光重合性不飽和結合をもつ官能基としては上記機能を有
するものであればよく、特に制限はないが、該機能の点
から、(メタ)アクリロイル基が好適である。
【0017】前記アクリル系重合体Pの分子内に導入さ
れる活性水素をもつ官能基及び/又はエポキシ基は、前
記の光重合性不飽和結合をもつ官能基を導入する際の反
応点になると共に、透明な薄板状基材と当該プライマー
部分との密着性を向上させる機能を有している。該アク
リル系重合体Pと架橋剤を併用する場合には、架橋点と
しても機能し、より密着性を向上させることができる。
前記活性水素をもつ官能基としては、例えば水酸基、チ
オール基、カルボキシル基、酸アミド基などを挙げるこ
とができる。
【0018】また、前記アクリル系重合体Pにおける光
重合性不飽和結合をもつ官能基の導入量は、導入時の反
応面及びプライマーの機能などの面から、好ましくは
0.1〜40重量%、より好ましくは1〜30重量%、
さらに好ましくは2〜20重量%の範囲で選定される。
この導入量が0.1重量%未満では密着性に優れるアン
カーコート剤が得られにくく、本発明の目的が達せられ
ないおそれがあり、一方、40重量%を超えるものは、
当該プライマーがタックを有する原因となり、好ましく
ない。
【0019】本発明に使用されるプライマーは、このよ
うにして得られた分子内に、光重合性不飽和結合をもつ
官能基を有すると共に、活性水素をもつ官能基及び/又
はエポキシ基を有するアクリル系重合体Pを含むもので
あるが、当該プライマー中の上記光重合性不飽和結合を
もつ官能基の含有量は、0.01〜40重量%の範囲が
好ましい。該官能基の含有量が上記範囲を逸脱すると所
望の機能を有するプライマーが得られにくく、本発明の
目的が達せられない場合がある。該官能基のより好まし
い含有量は1〜30重量%の範囲であり、特に5〜20
重量%の範囲が好ましい。
【0020】前記プライマー部分に、所望により配合さ
れる架橋剤としては、例えばポリイソシアネート化合
物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ジアルデ
ヒド類、金属塩や金属キレート化合物などを用いること
ができるが、特にポリイソシアネート化合物が好まし
い。ポリイソシアネート化合物の例としては、トリレン
ジイシシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネートなどの芳香族ポリイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートなどの脂
肪族ポリイソシアネート、イソホロンジイソシアネー
ト、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネートなどの
脂環式ポリイソシアネートなど、及びそれらのビウレッ
ト体、イソシアヌレート体、アダクト体などを挙げるこ
とができる。この架橋剤は1種を単独で用いてもよい
し、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、その
使用量は、架橋剤の種類にもよるが、前記アクリル系重
合体P100重量部に対し、通常0.01〜10重量部
の範囲である。
【0021】レンチキュラーレンズ4を形成するための
ラジカル重合性の電離放射線硬化型樹脂は、紫外線など
の活性光線や電子線などの電離放射線の照射によってラ
ジカル重合により硬化する樹脂であり、その中でもラジ
カル重合性の紫外線硬化型樹脂が実用面で好適である。
このラジカル重合性の電離放射線硬化型樹脂は、一般に
光重合性プレポリマーを基本成分とし、さらに所望によ
り光重合性モノマー、光重合性開始剤及びその他添加剤
などを含有するものである。
【0022】光重合性プレポリマーとしては、例えばポ
リエステルアクリレート系、エポキシアクリレート系、
ウレタンアクリレート系、ポリオールアクリレート系な
どが挙げられる。ここで、ポリエステルアクリレート系
プレポリマーとしては、例えば、多価カルボン酸と多価
アルコールの縮合によって得られる両末端に水酸基を有
するポリエステルオリゴマーの水酸気を(メタ)アクリ
ル酸でエステル化することにより、あるいは、多価カル
ボン酸にアルキレンオキシドを付加して得られるオリゴ
マーの末端の水酸基を(メタ)アクリル酸でエステル化
することにより得ることができる。エポキシアクリレー
ト系プレポリマーは、例えば、比較的低分子量のビスフ
ェノール型エポキシ樹脂やノボラック型エポキシ樹脂の
オキシラン環に、(メタ)アクリル酸を反応しエステル
化することにより得ることができる。ウレタンアクリレ
ート系プレポリマーは、例えば、ポリエーテルポリオー
ルやポリエステルポリオールとポリイソシアネートの反
応によって得られるポリウレタンオリゴマーを、(メ
タ)アクリル酸でエステル化することにより得ることが
できる。さらに、ポリオールアクリレート系プレポリマ
ーは、ポリエーテルポリオールの水酸基を(メタ)アク
リル酸でエステル化することにより得ることができる。
これらの光重合性プレポリマーは1種用いてもよいし、
2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0023】また、所望により用いられる光重合性モノ
マーとしては、例えばシクロヘキシル(メタ)アクリレ
ート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウ
リル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリ
レート、イソボニル(メタ)アクリレートなどの単官能
性アクリレート類、1,4−ブタンジオールジ(メタ)
アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)ア
クリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリ
レート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト、ネオペンチルグリコールアジペートジ(メタ)アク
リレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニルジ(メ
タ)アクリレート、カプロラクトン変性ジシクロペンテ
ニルジ(メタ)アクリレート、エチレンオキシド変性リ
ン酸ジ(メタ)アクリレート、アリル化シクロヘキシル
ジ(メタ)アクリレート、イソシアヌレートジ(メタ)
アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)ア
クリレート、ジペンタエリスリトールトリ(メタ)アク
リレート、プロピオン酸変性ジペンタエリスリトールト
リ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ
(メタ)アクリレート、プロピレンオキシド変性トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリ(ア
クリロキシエチル)イソシアヌレート、プロピオン酸変
性ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレー
ト、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレー
ト、カプロラクトン変性ジペンタエリスリトールヘキサ
(メタ)アクリレートなどが挙げられる。これらの光重
合性モノマーは1種用いても、2種以上を組み合わせて
もよく、また、その配合量は、前記光重合性プレポリマ
ー100重量部に対して通常0〜40重量部、好ましく
は5〜20重量部の範囲で選ばれる。
【0024】一方、所望により用いられる光重合開始剤
としては、例えばベンゾイン、ベンゾインメチルエーテ
ル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピ
ルエーテル、ベンゾイン−n−ブチルエーテル、ベンゾ
インイソブチルエーテル、アセトフェノン、ジメチルア
ミノアセトフェノン、2,2−ジメトキシ−2−フェニ
ルアセトフェノン、2,2−ジエトキシ−2−フェニル
アセトフェノン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フ
ェニルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキ
シルフェニルケトン、2−メチル−1−[4−(メチル
チオ)フェニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−
オン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェニル−2
(ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン、ベンゾフェノ
ン、p−フェニルベンゾフェノン、4,4’−ジエチル
アミノベンゾフェノン、ジクロロベンゾフェノン、2−
メチルアントラキノン、2−エチルアントラキノン、2
−ターシャリ−ブチルアントラキノン、2−アミノアン
トラキノン、2−メチルチオキサントン、2−エチルチ
オキサントン、2−クロロチオキサントン、2,4−ジ
メチルチオキサントン、2,4−ジエチルチオキサント
ン、ベンジルジメチルケタール、アセトフェノンジメチ
ルケタールなどが挙げられる。これらは1種類用いて
も、2種類以上を組み合わせて用いてもよく、また、そ
の配合量は、前記光重合性プレポリマー100重量部に
対して、通常0.2〜10重量部の範囲で選ばれる。
【0025】このラジカル重合性の電離放射線硬化型樹
脂には、所望により各種添加剤、例えば光重合促進剤、
重合禁止剤、架橋剤、接着性向上剤、レベリング剤、チ
クソ性付与剤、カップリング剤、可塑剤、消泡剤、充填
剤、溶剤、着色剤などを適宜配合することができる。
【0026】本発明の立体又は可変印刷物は、前記透明
薄板状基材の少なくとも片面に前述のプライマーを塗工
して得られたコート層を有するものであって、該コート
層の厚さは、通常0.01〜100ミクロンメーターの
範囲である。この厚さが0.01ミクロンメーター未満
ではプライマー部分(層)としての機能が十分に発揮さ
れないおそれがあるし、100ミクロンメーターを超え
ると凝集破壊などが生じて密着性が低下する場合があ
る。プライマー層としての機能及び密着性などを考慮す
ると、このコート層の好ましい膜厚は0.1〜10ミク
ロンメーターの範囲であり、特に0.5〜5ミクロンメ
ーターの範囲が好ましい。
【0027】また、プライマーを介して透明な薄板状基
材上に設けられるレンチキュラーレンズの厚みは通常
0.01〜0.2ミリメートルの範囲である。この厚さ
が0.01未満では、レンズとしての機能が不十分であ
り、0.2ミリメートル以上では、製品の柔軟性が損な
われ、製造工程で不具合が生じると共に、製品用途が狭
くなる。尚、透明な薄板状基材の厚みは、一般には10
〜2,000ミクロンメーターであり、好ましくは10
0〜1,000ミクロンメーター、より好ましくは15
0〜600ミクロンメーターの範囲で選定される。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面用いて詳細に説
明するが、本発明はこの例により何ら限定されるもので
はない。図1の立体又は可変印刷物5を図2に示す工程
で作製した。 (プライマーの調整及び薄板状透明基材への塗工)市販
のポリエステル樹脂「東洋紡(株)製 バイロン20S
S」の樹脂分濃度30重量%に、樹脂全量に基づきメタ
クリロイル基の含有量が5重量%になるように、合成済
アクリル系共重合体Pを配合し、さらに架橋剤としてイ
ソシアヌレート三量体を10重量部加えると共に溶剤を
加え、樹脂分濃度が20重量%のプライマーを調整し
た。上記プライマーを表面にコロナ放電処理が施された
厚さ300ミクロンメーターのポリプロピレンシート
(図2(イ))に乾燥後の厚さが1ミクロンメーターに
なるように両面にコーティングし、易接着性薄板状透明
基材を得た。(図2(ロ))
【0029】(レンチキュラーレンズの成形)図4に概
略の構成を示す成形機により上記両面にプライマーをコ
ーティングした薄板状透明基材上にレンチキュラーレン
ズを成形した。6はレンチキュラーレンズの形状を有す
る版胴であり、図3に正面説明図を示す。回転軸を有す
る円筒形のシリンダーで正面にレンチキュラーレンズの
形状の凹部が円周上に軸方向に並んでいる。7は両面に
プライマーをコートした透明基材の巻取、8はレンチキ
ュラーレンズを形成した透明基材の巻取、9は紫外線
源、10は紫外線硬化型樹脂タンク、11はニップロー
ル、12,13,14はガイドロールである。巻取7を
繰り出しながら、版胴6とニップロール11に挟まれた
透明基材と版胴6の間に紫外線硬化型樹脂をタンク10
より供給し、紫外線硬化型樹脂が版胴6と透明基材の間
に存在している間に、透明基材への樹脂供給側と反対側
より、紫外線を照射し紫外線硬化型樹脂を硬化させレン
チキュラーレンズを成形し巻き取った。(図2(ハ)) この例では、巻き取ったが断裁してシート状にして積層
してもよい。
【0030】(裏面絵柄印刷)前記レンチキュラーレン
ズを規定寸法に断裁し、通常のオフセット枚葉印刷機に
て、UV硬化型インキを使用して立体製版画像の4色印
刷及び白色裏面処理を行なった。(図2(ニ)) このようにして、ポリプロピレン基材の立体印刷物を得
た。
【0031】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、絵柄の薄板状
基材へのインキ転移性が安定化するとともに透明な薄板
状基材とレンチキュラーレンズ及び印刷絵柄との接触面
が強固に接着され、湾曲、撓みにも剥がれることがなく
なる。
【0032】請求項2に記載の発明は、ポリエステル、
ポリアミド、ポリスチレン、ポリオレフィン等の従来接
着性の乏しい熱可塑性樹脂からなるシート状基材に接着
性をもつとともに、ラジカル重合性電離放射線硬化型樹
脂に対しても、硬化時点にお互いが反応することにより
強固な接着性が得られ、紫外線硬化型等の電離放射線硬
化型樹脂からなるレンチキュラーレンズや絵柄(立体又
は可変印刷画像)の剥れがなくなる。
【0033】請求項3に記載の発明は、安定して密着性
の優れたプライマーが得られ作業性も良いものが得られ
る。
【0034】請求項4に記載の発明は、前記アクリル系
重合体を一般の樹脂に混合してプライマーのベースとな
る樹脂の選択幅を広げて、薄板状基材の選択幅を広げる
ことができる。
【0035】請求項5に記載の発明は、電離放射線硬化
型樹脂に電離放射線を照射し硬化させる際に、プライマ
ー自体もラジカル重合する機能としてより好ましい。
【0036】請求項6に記載の発明は、水酸基、チオー
ル基、カルボキシル基及びアミド基は、前記光重合性不
飽和結合をもつ官能基を導入する際の反応点となると共
に、プライマーに架橋剤を併用する際の架橋点となる。
【0037】請求項7に記載の発明は、プライマーのベ
ースポリマーの架橋を促し、プライマー凝集力があが
り、より強固な接着力が得られる。
【0038】請求項8に記載の発明は、安定した強固な
接着性とレンチキュラーレンズとしての充分な性能及び
製造工程での適合性が得られる。すなわち、フレキシビ
リティがあり、透明な薄板状基材とレンチキュラーレン
ズ及び印刷絵柄との接触面が強固に接着され、湾曲、撓
みにも剥がれることがない立体又は可変印刷物が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立体又は可変印刷物の一実施の形態を
示す断面説明図である。
【図2】本発明の立体又は可変印刷物の工程(イ)、
(ロ)、(ハ)、(ニ)を示す断面説明図である。
【図3】本発明のレンチキュラーレンズの成形に用いる
版胴の正面説明図である。
【図4】本発明のレンチキュラーレンズの形成に用いる
装置の一実施の形態を示す説明図である。
【符号の説明】
1…透明な薄板状基材 2…印刷部分 3…透明なプラ
イマー部分 4…レンチキュラーレンズ 5…立体又は
可変印刷物 6…レンチキュラーレンズの形状を有する
版胴 7…片面にプライマーをコートした透明基材の巻
取 8…レンチキュラーレンズを形成した透明基材の巻
取 9…紫外線源 10…紫外線硬化型樹脂タンク 1
1…ニップロール 12、13,14…ガイドロール

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明な薄板状基材の片面に、透明なプライ
    マー部分を介して少なくとも立体又は可変印刷用の画像
    を含む印刷部分を有し、該透明な薄板状基材の反対側の
    面に、透明なプライマー部分を介してラジカル重合性の
    電離放射線硬化型樹脂により、レンチキュラーレンズを
    設けたことを特徴とする立体又は可変印刷物。
  2. 【請求項2】前記透明なプライマー部分が、分子内に光
    重合性不飽和結合をもつ官能基を有すると共に、活性水
    素をもつ官能基及び/又はエポキシ基を有するアクリル
    系重合体を含むことを特徴とする請求項1記載の立体又
    は可変印刷物。
  3. 【請求項3】前記アクリル系重合体が、分子内に光重合
    性不飽和基をもつ官能基を0.1〜40重量%の範囲で
    有するものである請求項2記載の立体又は可変印刷物。
  4. 【請求項4】前記プライマー中の光重合性不飽和基をも
    つ官能基の量が樹脂成分全重量に基づき0.01〜30
    重量%である請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記
    載の立体又は可変印刷物。
  5. 【請求項5】前記光重合性不飽和基もつ官能基が(メ
    タ)アクリロイル基である請求項2又は請求項3記載の
    立体又は可変印刷物。
  6. 【請求項6】前記活性水素をもつ官能基が水酸基、チオ
    ール基、カルボキシル基及びアミド基の中から選ばれる
    少なくとも1種である請求項2乃至請求項5のいずれか
    一つに記載の立体又は可変印刷物。
  7. 【請求項7】前記透明プライマー部分が架橋剤を含む請
    求項1乃至請求項6のいずれか一つに記載の立体又は可
    変印刷物。
  8. 【請求項8】前記透明プライマー部分の厚さが0.01
    〜100ミクロンメートルであり、レンチキュラーレン
    ズの厚さが0.01ミリメートル〜0.2ミリメートル
    であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれ
    か一つに記載の立体又は可変印刷物。
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