JP2002364663A - ボールスプライン - Google Patents

ボールスプライン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールスプラインの止め輪の変形や破損を防
止することができるボールスプラインを提供する。 【解決手段】 入力軸1の外周面に形成された係止溝7
2に係止されている止め輪21は、略C字状に形成され
ており、さらにこの止め輪21の両端部が、入力軸1の
ボールスプライン溝61内に配置されているとともに、
入力軸1の軸線O方向でかつボール63から離れる方向
に曲げられている回り止め部21a、21aを備えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールスプライン
に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用あるいは産業機械用の変速機と
して、例えば、図5に示すようなトロイダル型無段変速
機が従来から知られている。このトロイダル型無段変速
機は、いわゆるダブルキャビティ型の高トルク用トロイ
ダル型無段変速機であり、入力軸1の外周部に、入力側
ディスク2、2と出力側ディスク3、3とが設けられて
いる。入力軸1の中間部周囲には出力歯車4が回転自在
に支持され、この出力歯車4の中心部に設けられた円筒
状の両端部4a、4aには、出力側ディスク3、3がス
プライン係合されている。出力側ディスク3、3は、入
力軸1との間に介在されたニードル軸受5、5によっ
て、入力軸1の軸線Oを中心として回転自在に支持され
ている。また、入力側ディスク2、2は、入力軸1と共
に回転するように、かつ入力軸1の軸線方向に変位でき
るように、入力軸1の両端部にボールスプライン6、6
を介して支持されている。図5中左方の入力側ディスク
2とカム板7との間に備えられた皿ばね8と、図5中右
側の入力側ディスク2とローディングナット9との間に
備えられた皿ばね10は、各ディスク2、2、3、3の
凹面2a、2a、3a、3aとパワーローラ11、11
(図6参照)の周面11a、11aとの当接部に与圧を
付与する。また、図5中左方の入力側ディスク2とカム
板7との間には、ローディングカム式の押圧装置12が
備えられている。出力歯車4は、2つの部材の結合によ
って構成された仕切壁13を介してハウジング14内に
支持されており、軸線Oを中心に回転自在とされ、かつ
軸線O方向の変位が阻止されている。
【0003】このような構成の無段変速機は、入力軸1
に回転力が入力されることにより、その回転と共に入力
側ディスク2、2が同時に回転し、その回転がパワーロ
ーラ11、11によって出力側ディスク3、3に同時に
かつ同一の変速比で伝達される。その出力側ディスク
3、3の回転は、出力歯車4から伝達歯車15および伝
達軸16などを介して出力軸17に伝達される。
【0004】ところで、入力側ディスク2を支持するボ
ールスプライン6は、図7に示すように、入力軸1の外
周面に形成されたボールスプライン溝61と、入力側デ
ィスク2の内周面に形成されたボールスプライン溝62
と、これらのボールスプライン溝61、62の間に転動
自在に介在された複数個のボール63とを備えている。
そして、これらのボール63が、入力軸1の軸線方向に
抜け出るのを阻止するために、止め輪71、71Aが、
入力軸1の外周面に形成された係止溝72および入力側
ディスク2の内周面に形成された係止溝72Aに、それ
ぞれ係止されている。
【0005】従来、例えば、入力軸1の係止溝72に係
止される止め輪71としては、図8に示すように、略C
字状に形成され、全ての部分が係止溝72に沿って延び
ているものが知られている。また、図9に示すように、
略C字状に形成され、かつ、その一部に、入力軸1のボ
ールスプライン溝61内に止め輪の径方向の内方に膨出
する回り止め部81aを備えた止め輪81が知られてい
る。この回り止め部81aでは、回り止め部81aが入
力軸1のボールスプライン溝61に嵌り合うことによっ
て、止め輪81が入力軸1に対して回るのを抑えてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図8に
示す止め輪71においては、トロイダル型無段変速機の
運転中に、止め輪71が入力軸1に対して回転し、図1
0に示すように、止め輪71の一端部のみがボールスプ
ライン溝61内に位置することがある。止め輪71がこ
のような状態になると、このボールスプライン溝61内
の止め輪71の一端部が片持ち状態で、この一端部側に
移動してきたボール63と衝突し、その荷重を受けるの
で、止め輪71の強度が不足して、止め輪71の変形や
破損を生じる虞がある。
【0007】一方、図9に示す止め輪81においては、
回り止め部81aがあるので、止め輪81が入力軸1に
対して回転することを抑制することができる。しかし、
この止め輪81の場合にも、回り止め部81aと入力軸
1のボールスプライン溝61との寸法差によるがたつき
によって、止め輪81が入力軸1に対して回転し、図1
1に示すように、止め輪81の一端部のみがボールスプ
ライン溝61内に位置することがある。この場合にも、
止め輪81の場合と同様に、ボール63の荷重を受け
て、止め輪81の変形や破損を生じる虞がある。
【0008】この止め輪81の場合、上記がたつきによ
って回転する量よりも、入力軸1のボールスプライン溝
61を越えて延びるかかり代tおよびtを大きくす
れば、一端部のみがボールスプライン溝61内に位置す
るという状態になるのを回避することができる。しか
し、この場合でも、ボールスプライン6のボール63の
径が小さい場合に、ボールスプライン溝61に嵌め合わ
せる回り止め部81aの各曲り部の曲げ半径を小さくす
る必要があるため、これらの各曲り部に応力集中が発生
し、破損等が発生し易くなる。なお、入力側ディスク2
の内周面に形成された係止溝72Aに係止される止め輪
71Aについても、止め輪71および止め輪81と同様
な問題がある。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、ボールスプラインの止め輪の変形や破損を防止する
ことができるボールスプラインを提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載のボールスプラインは、2つの部材
に形成されたボールスプライン溝の間に配置されたボー
ルがボールスプライン溝方向に抜け出ることを防止する
ために、前記2つの部材のいずれかに形成された係止溝
に略C字状の止め輪が係止されているボールスプライン
において、前記止め輪の両端部は、前記ボールスプライ
ン溝内に配置されているとともに、前記係止溝に沿う方
向と交差する方向に曲げられている回り止め部を備えて
いることを特徴とする。
【0011】請求項1に記載の発明においては、運転時
に、止め輪が係止溝に沿って回転しようとすると、止め
輪の両端部の回り止め部のうちの一方が、ボールスプラ
イン溝に係止し、止め輪の回転を止める。したがって、
止め輪の両端部が常にボールスプライン溝内に位置する
ので、止め輪は止め輪に向かって移動してきたボールと
常に止め輪の両端部で衝突するため、その荷重を両端部
で受ける。そのため、止め輪の強度が不足して、止め輪
の変形や破損を生じるのを防止することができる。ま
た、従来の止め輪の中間部にボールスプライン溝に嵌り
合う回り止め部を設ける場合のように、回り止め部の曲
げ形状の厳密な形状管理が不要になるので、止め輪の製
造が容易になる。
【0012】請求項2に記載のボールスプラインは、請
求項1に記載の発明において、前記回り止め部は、前記
ボールスプライン溝方向でかつ前記ボールから離れる方
向に曲げられていることを特徴とする。
【0013】請求項2に記載の発明においては、止め輪
の回り止め部が係止溝と直交する方向に突出するので、
回り止め部をボールスプライン溝に確実に係止すること
ができるとともに、回り止め部がボール側に突出してい
ないので、ボールを傷つけることがない。
【0014】請求項3に記載のボールスプラインは、請
求項1に記載の発明において、前記回り止め部は、異な
る方向に複数回曲げられていることを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明においては、回り止
め部は異なる方向に複数回曲げられて形成されているの
で、ボールスプライン溝に複数個所で係止するため、よ
り確実な止め輪の回り止めを行うことができる。
【0016】請求項4に記載のボールスプラインは、請
求項1乃至請求項3の何れかに記載の発明において、前
記2つの部材は、トロイダル型無段変速機の入力軸およ
び入力側ディスクであることを特徴とする。
【0017】請求項4に記載の発明においては、トロイ
ダル型無段変速機の入力軸と入力側ディスクとの間に設
けられるボールスプラインに適用されて、上記各請求項
の作用効果を奏する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。以下の各実施の形態では、本発明
をトロイダル型無段変速機のボールスプラインに適用し
た場合について説明する。なお、以下の各図において、
図5〜図11と同一構成要素には同一符号を付してその
説明を省略する。 (第1の実施の形態)図1および図2は、本発明の第1
の実施の形態に係るトロイダル型無段変速機のボールス
プラインを示す図であって、図1はボールスプライン部
分の半縦断面図、図2は止め輪と入力軸との関係を示す
横断面図である。
【0019】本実施の形態では、入力軸(部材)1の外
周面に形成された係止溝72に係止されている止め輪2
1は、略C字状に形成されており、さらにこの止め輪2
1の両端部が、入力軸1のボールスプライン溝61内に
配置されているとともに、入力軸1の軸線O方向(ボー
ルスプライン溝方向)でかつボール63から離れる方向
(図1において左方向)に曲げられている回り止め部2
1a、21aを備えている。また、入力側ディスク(部
材)2の内周面に形成された係止溝72Aに係止されて
いる止め輪22は、略C字状に形成されており、さらに
この止め輪22の両端部が、入力側ディスク2のボール
スプライン溝62内に配置されているとともに、入力軸
1の軸線O方向(ボールスプライン溝方向)でかつボー
ル63から離れる方向(図1において右方向)に曲げら
れている回り止め部22a、22aを備えている。
【0020】このようなトロイダル型無段変速機のボー
ルスプラインにあっては、運転時に、止め輪21が係止
溝72に沿って少し回転すると、止め輪21の両端部の
回り止め部21a、21aのうちの一方が、入力軸1の
ボールスプライン溝61に係止し、止め輪21の回転を
止める。したがって、止め輪21の両端部が常に入力軸
1のボールスプライン溝61内に位置するので、止め輪
21は止め輪21に向かって移動してきたボール63と
常に止め輪21の両端部で衝突するため、その荷重を両
端部で受ける。このため、止め輪21の強度が不足し
て、止め輪21の変形や破損を生じるのを回避すること
ができる。
【0021】同様に、止め輪22の回転も、止め輪22
の両端部の回り止め部22a、22aのうちの一方が、
入力側ディスク2のボールスプライン溝62に係止する
ことによって、止められるので、ボール63との衝突に
よる止め輪22の変形等も防止することができる。
【0022】また、止め輪21、22の回り止め部21
a、22aは、入力軸1の軸線O方向でかつボール63
から離れる方向に曲げられているので、回り止め部21
a、22aが係止溝72、72Aと直交する方向に突出
するので、回り止め部21a、22aをボールスプライ
ン溝61、62に確実に係止することができるととも
に、回り止め部21a、22aがボール63側に突出し
ていないので、ボール63を傷つけることがない。
【0023】また、止め輪21、22の回り止め部21
a、22aをボール63側に向けて曲げると、回り止め
部21a、22aの分だけ係止溝72、72A間(ボー
ルスプライン部分)を長くする必要があるが、回り止め
部21a、22aをボール63から離れる方向に曲げて
形成すると、係止溝72、72A間、すなわちボールス
プライン部分を長くしなくても済む。
【0024】なお、本実施の形態では、止め輪21、2
2の回り止め部21a、22aを、入力軸1の軸線O方
向でかつボール63から離れる方向に曲げて形成した
が、これに代えて、例えば、止め輪21の回り止め部を
ボールスプライン溝61の底部に向かう方向に曲げて形
成してもよい。要は、回り止め部は止め輪21、22に
沿う方向と交差する方向に曲げられていれば、ボールス
プライン61、62に係止することができる。また、本
実施の形態では、例えば、止め輪21の両端部の回り止
め部21a、21aを同じ方向に曲げて形成したが、こ
れに代えて、回り止め部21a,21aを互いに異なる
方向に曲げて形成してもよい。
【0025】また、本実施の形態では、止め輪21を入
力軸1側の係止溝72に係止溝に係止し、止め輪22を
入力側ディスク2の係止溝72Aに係止したが、ボール
63の両側のこれらの2つの止め輪は、2つとも入力軸
側の係止溝に係止するようにしてもよいし、あるいは2
つとも入力側ディスク2側の係止溝に係止するようにし
てもよい。また、止め輪21、22に残留圧縮応力を付
加するようにして、止め輪21、22の疲労強度を高め
るようにしても良い。
【0026】(第2の実施の形態)図3および図4は、
本発明の第2の実施の形態に係るトロイダル型無段変速
機のボールスプラインを示す図であって、図3はボール
スプライン部分の半縦断面図、図4は止め輪と入力軸と
の関係を示す横断面図である。本実施の形態では、入力
軸1の外周面に形成された係止溝72に係止されている
止め輪31は、略C字状に形成されている。この止め輪
31の両端部は、入力軸1のボールスプライン溝61内
に配置されているとともに、基部側がボールスプライン
溝61の底部に向かって曲げられ、さらに先端側が入力
軸1の軸線O方向(ボールスプライン溝方向)でかつボ
ール63から離れる方向(図3において左方向)に曲げ
られている回り止め部31a、31aを備えている。ま
た、入力側ディスク2の内周面に形成された係止溝72
Aに係止されている止め輪32は、略C字状に形成され
ている。この止め輪32の両端部は、入力側ディスク2
のボールスプライン溝62内に配置されているととも
に、基部側がボールスプライン溝62の底部に向かって
曲げられ、さらに先端側が入力軸1の軸線O方向(ボー
ルスプライン溝方向)でかつボール63から離れる方向
(図3において右方向)に曲げられている回り止め部3
2a、32aを備えている。
【0027】このようなトロイダル型無段変速機のボー
ルスプラインにあっては、運転時に、止め輪31が係止
溝72に沿って回転しようとすると、止め輪21の両端
部の回り止め部31a、31aのうちの一方が、入力軸
1のボールスプライン溝61に係止し、止め輪31の回
転を止める。この場合、回り止め部31aは、係止溝7
2に沿う方向と交差する方向に2回に亙って曲げられて
いるので、入力軸1のボールスプライン溝61に2ヵ所
で係止するため、より確実な止め輪31の回り止めが行
われる。したがって、止め輪31の両端部が常に入力軸
1のボールスプライン溝61内に位置するので、止め輪
31は止め輪31に向かって移動してきたボール63と
常に止め輪31の両端部で衝突するため、その荷重を両
端部で受ける。このため、止め輪31の強度が不足し
て、止め輪31の変形や破損を生じるのを回避すること
ができる。
【0028】同様に、止め輪32の回転も、止め輪32
の両端部の回り止め部32a、32aのうちの一方が、
入力側ディスク2のボールスプライン溝62に係止する
ことによって、止められるので、ボール63との衝突に
よる止め輪32の変形等も防止することができる。
【0029】なお、上記各実施の形態では、本発明をト
ロイダル型無段変速機のボールスプラインに適用した場
合について説明したが、これに限らず、本発明のボール
スプラインは他の装置にも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のボールス
プラインによれば、ボールスプラインの止め輪の変形や
破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトロイダル型
無段変速機のボールスプラインを示す図であって、ボー
ルスプライン部分の半縦断面図である。
【図2】同、止め輪と入力軸との関係を示す横断面図で
ある。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るトロイダル型
無段変速機のボールスプラインを示す図であって、ボー
ルスプライン部分の半縦断面図である。
【図4】同、止め輪と入力軸との関係を示す横断面図で
ある。
【図5】トロイダル型無段変速機を示す断面図である。
【図6】図5における入力側ディスクと出力側ディスク
との間に備わるパワーローラ部分の断面図である。
【図7】従来のトロイダル型無段変速機のボールスプラ
イン部分の半縦断面図である。
【図8】従来の止め輪と入力軸との関係を示す図であ
る。
【図9】従来の他の止め輪と入力軸との関係を示す図で
ある。
【図10】図8の止め輪が回転した状態を示す図であ
る。
【図11】図9の止め輪が回転した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 入力軸(部材) 2 入力側ディスク(部材) 21、22、31、32 止め輪 21a、22a、31a、32a 回り止め部 61、62 ボールスプライン溝 63 ボール 72、72A 係止溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤 伸夫 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J051 AA03 BA03 BB01 BE09 CB06 EC01 EC02 FA02 FA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの部材に形成されたボールスプライ
    ン溝の間に配置されたボールがボールスプライン溝方向
    に抜け出ることを防止するために、前記2つの部材のい
    ずれかに形成された係止溝に略C字状の止め輪が係止さ
    れているボールスプラインにおいて、 前記止め輪の両端部は、前記ボールスプライン溝内に配
    置されているとともに、前記係止溝に沿う方向と交差す
    る方向に曲げられている回り止め部を備えていることを
    特徴とするボールスプライン。
  2. 【請求項2】 前記回り止め部は、前記ボールスプライ
    ン溝方向でかつ前記ボールから離れる方向に曲げられて
    いることを特徴とする請求項1に記載のボールスプライ
    ン。
  3. 【請求項3】 前記回り止め部は、異なる方向に複数回
    曲げられていることを特徴とする請求項1に記載のボー
    ルスプライン。
  4. 【請求項4】 前記2つの部材は、トロイダル型無段変
    速機の入力軸および入力側ディスクであることを特徴と
    する請求項1乃至請求項3の何れかに記載のボールスプ
    ライン。
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