JP3917227B2 - トリポード型等速自在継手 - Google Patents

トリポード型等速自在継手 Download PDF

Info

Publication number
JP3917227B2
JP3917227B2 JP34761296A JP34761296A JP3917227B2 JP 3917227 B2 JP3917227 B2 JP 3917227B2 JP 34761296 A JP34761296 A JP 34761296A JP 34761296 A JP34761296 A JP 34761296A JP 3917227 B2 JP3917227 B2 JP 3917227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curvature
roller
outer ring
constant velocity
universal joint
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34761296A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10184715A (ja
Inventor
仁博 小澤
竜宏 後藤
剛 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP34761296A priority Critical patent/JP3917227B2/ja
Application filed by NTN Corp filed Critical NTN Corp
Priority to EP00101847A priority patent/EP1008777B1/en
Priority to US08/894,792 priority patent/US5989124A/en
Priority to AU15575/97A priority patent/AU1557597A/en
Priority to PCT/JP1997/000243 priority patent/WO1997029294A1/ja
Priority to EP97901808A priority patent/EP0836023B1/en
Priority to KR1019970707007A priority patent/KR19980703608A/ko
Priority to DE69733180T priority patent/DE69733180T2/de
Priority to DE69737661T priority patent/DE69737661T2/de
Priority to TW088118810A priority patent/TW486552B/zh
Publication of JPH10184715A publication Critical patent/JPH10184715A/ja
Priority to US09/320,853 priority patent/US6837794B1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3917227B2 publication Critical patent/JP3917227B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D3/00Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive
    • F16D3/16Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts
    • F16D3/20Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members
    • F16D3/202Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints
    • F16D3/205Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part
    • F16D3/2055Universal joints in which flexibility is produced by means of pivots or sliding or rolling connecting parts one coupling part entering a sleeve of the other coupling part and connected thereto by sliding or rolling members one coupling part having radially projecting pins, e.g. tripod joints the pins extending radially outwardly from the coupling part having three pins, i.e. true tripod joints

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、前輪駆動式自動車等に適用されるトリポード型等速自在継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
前輪駆動の自動車の駆動軸の回転動力を前輪に等速で伝達するトリポード型等速自在継手の基本的構造例を図(A)及び(B)に示すと、これは外輪1の内周面の外輪軸方向に3本の円筒形トラック溝2を形成し、外輪1内に挿入したトリポード部材4の半径方向に突設した3本の脚軸11の円筒状の外周面にコロ等の転動体12を介して回転可能に嵌挿したローラ13をトラック溝2に嵌挿して構成される。各ローラ13は、対応するトラック溝2の両側のローラ案内面3に係合された状態で、トラック溝2に回転可能に、且つ、外輪軸方向に摺動可能に嵌合する。
【0003】
に示すように外輪1とトリポード部材4が作動角θをとる状態で回転力伝達を行う場合、各ローラ13とトラック溝2のローラ案内面3とは図に示すように互いに斜交する関係となる。この場合、ローラ13は図の矢印イで示す方向に転がり移動しようとするのに対し、トラック溝2は外輪軸方向に平行な円筒形であるため、ローラはトラック溝2に拘束されながら移動することになる。そのため、トラック溝2のローラ案内面3とローラ13の相互間に滑りが生じて発熱し、更に、この滑りが軸方向に誘起スラストを発生させる。このような誘起スラストは、車体の振動や騒音の発生原因となる。
【0004】
上記誘起スラストを低減させたトリポード型等速自在継手として、ローラを内リングと外リングで二階立構造としたもの(特公平3−1529号公報参照)や、トリポード部材の脚軸の外周面にローラを首振り揺動可能に支持したもの(特開昭54−132046号公報参照)が知られている。前者のローラ二階立構造のものは、ローラを内リングと外リングの組合せで構成するために、ローラ部分の部品点数、組立工数が多くなって製品コストが高くなる不具合がある。また、後者はローラが基本的な図6と同様な簡単(一階立)構造ゆえに製品コストが割安となる利点があり、その基本構造例を図(A)及び(B)に示し説明する。
【0005】
のトリポード型等速自在継手は、トリポード部材4の脚軸21の外周面22が軸方向断面が略楕円状の緩やかな曲率の曲面で、この外周面22にコロ等の転動体23を介して1つのローラ24の円筒内周面が嵌挿される。ローラ24の外周面は外輪1のトラック溝2に回転可能、且つ、外輪軸方向に摺動可能に嵌挿される。この継手の場合、図(B)に示すように外輪1とトリポード部材4が作動角θをとる状態で回転力伝達を行うと、脚軸21の外周面22が転動体23を介してローラ24の円筒内周面を摺動して、脚軸21に対してローラ24が多少とも首振り揺動し、この揺動でローラ24が外輪1のトラック溝2の両側のローラ案内面3によって外輪1の軸線と多少とも平行に案内される。従って、ローラ24がローラ案内面3を外輪軸方向に転動してローラ24の滑り抵抗が低減され、誘起スラストが低減される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図の継手は、脚軸21に対するローラ24の揺動量に限界があり、その限界を超えて、外輪1とトリポード部材4が角度をとって回転力伝達を行う場合、ローラ24はトラック溝2に対して平行な姿勢を維持できなくなり、ローラ24とトラック溝2の間に滑りが生じ、この滑りが外輪軸方向に誘起スラストを発生させる。この誘起スラストは、作動角θに比例して増大して自動車の車体にとって振動発生や騒音の原因となっており、その低減化が難しい問題があった。
【0007】
このような問題を解決するものとして、この発明者はトリポード部材の脚軸の外周面を脚軸の軸線に中心を持つ真球面とした等速自在継手を出願した(特願平8−19106号)。その具体例を図及び図10を参照して説明すると、同図の継手はトリポード部材4の3本の脚軸5の外周面が脚軸5の軸線上に中心Pを持つ真球面m1 で、この真球面m1 に複数の一連のコロ等の転動体6を介してローラ7の円筒内周面nを回転可能に嵌挿した構造で、他の外輪1等は図の継手と基本的に同じ構造である。ローラ7の外周面は、例えば外輪1の円筒状トラック溝2の両側のローラ案内面3に合う曲面であり、ローラ7の円筒内周面nの開口両端部に嵌着されたワッシャー8で転動体6の抜けが防止される。
【0008】
の継手が作動角運転を行う場合、外輪1のトラック溝3に嵌挿されたローラ7の円筒内周面nに対してトリポード部材4の脚軸5の真球面m1 がその中心Pを中心に相対回転移動して、ローラ7をトラック溝3の軸方向に平行に移動させるので、誘起スラストの発生が抑制される。
【0009】
本発明者等は図の継手の尚更の高性能化を試みた結果、次の知見を得た。即ち、図の継手において、脚軸5の真球外周面m1 と転動体6が点接触して面圧が高くて負荷容量が小さくなる傾向にあり、その対策として脚軸5の外径を大きくすることが考えられるが、これでは継手全体が大径化する。また、作動角の大きさに関係なく負荷を受ける転動体6の本数が一定となるが、図10(A)及び(B)の矢印に示すようにローラ7に複数の転動体6を介し脚軸5から受けるベクトルM回りモーメントが生じ、これがローラ7の姿勢を不安定にして誘起スラストの尚一層の低減化を難しくしている。更に、作動角の大きさに関係なく負荷を受ける転動体6に応力集中化が生じ易く、これが転動体等の耐久性に影響を及ぼしている。
【0010】
この発明の目的は、図の継手の上記問題点を、大径化することなく、かつ、継手の部品点数を増やすことなく解決したトリポード型等速自在継手を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、外輪の内周に外輪軸方向に形成された3本のトラック溝に、トリポード部材の3本の脚軸の外周面に転動体を介して円筒内周面を回転可能に外嵌したローラを、トラック溝の両側の外輪軸方向のローラ案内面に係合させたトリポード型等速自在継手において、上記脚軸の外周面の母線を、脚軸の軸方向両端側に位置し脚軸の軸線上に中心を持つ真円の一部を構成する円弧と、前記脚軸の軸方向中央部分で、前記転動体が常時的に最大面圧で接触する領域で、前記トリポード部材が前記外輪に対して常用作動角で回転力伝達を行う際に前記転動体が接触するようにその幅が設定された、前記円弧の間に位置し前記円弧と滑らかに連なった前記円弧の曲率半径よりも大きな曲率半径の曲線との組合せで形成したものである。
【0012】
ここに、「曲線」というときは、曲率半径を無限大にした場合に相当する直線をも含むものとする(請求項)。また、脚軸の外周面の母線のうち軸方向の中央部分を文字どおり「曲線」とする場合、単一の曲率中心と単一の曲率半径をもつ円弧とするほか、曲率中心と曲率半径を異にする複数の円弧の組合せとすることもできる。複数の円弧の組合せとするときは、軸方向両端部の真円の一部を構成する円弧に近い円弧ほどその曲率中心を当該真円の曲率中心に近付けることにより、滑かに連続した脚軸の外周面の母線が得られる。
【0013】
ここで、脚軸の外周面である真球面の軸方向中間部分に形成された中間曲面は、真球面より緩やかな曲率の曲面であり、また、中間曲面の曲率半径が無限大の場合においては脚軸の軸線方向に平行な円筒面である。このような円筒面を含む中間曲面に転動体が常時的に接触するときの最大面圧は、真球面が接触するときの最大面圧より低減され、その分、負荷容量が増大して耐久性が良くなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、既述の図乃至図10を含む全図を通じて同一部分、又は、相当部分には同一符号を付して、説明の重複を避ける。
【0015】
まず、図1(A)及び(B)に示す実施の形態では、トリポード部材4の3本(図面には1本のみ示す。)の脚軸5の外周面が、脚軸5の軸線上に曲率中心をもつ真球面m1 と、脚軸5の軸方向中央部分に位置し真球面m1 の曲率半径R1 より大きな曲率半径R2 の中間曲面m2 とで構成されている。この脚軸5の外周面に転動体6を介してローラ7の円筒内周面nを回転可能に外嵌する。ローラ7は外輪1のトラック溝2に挿入され、その外周面がトラック溝2の両側のローラ案内面3に回転及び摺動可能に係合する。この場合、換言すれば、脚軸5の軸方向両端部に位置し脚軸の軸線上に曲率中心をもつ真円の一部をなす円弧(m1 )と、この円弧よりも曲率半径の大きな円弧(m2 )との組合せによって脚軸5の外周面の母線が構成される。
【0016】
脚軸5の真球面m1 に形成された中間曲面m2 は、転動体6が常時的に最大面圧で接触する領域である。すなわち、トリポード部材4が外輪1に対して常用作動角(約2〜10deg)で回転力伝達を行う際に中間曲面m2 に主に負荷を受ける転動体6が接触するように、その幅(軸方向寸法)が設定される。中間曲面m2 は真球面m1 より曲率が緩やかな曲面で、その曲率半径R2 は真球面m1 の曲率半径R1 の約2〜5倍程度が望ましく、この中間曲面m2 の最大外径は真球面m1 の外径より小さく設定される。
【0017】
したがって、トリポード部材4の作動角運転時に転動体6が中間曲面m2 に接触し、このときの最大面圧は転動体6が曲率半径の小さい真球面m1 に接触するときの最大面圧よりも小さくなる。つまり、転動体6は小さい曲率半径R1 の真球面m1 に対してはより点接触に近い接触をするが、大きい曲率半径R2 の中間曲面m2 に対してはより面接触に近い接触をして、最大面圧の低減と負荷容量の増大が可能となって、継手全体を大径化することなく誘起スラストの抑制と耐久性の向上が可能となる。
【0018】
図2(A)及び(B)に示す実施の形態では、上述の脚軸5の真球面m1 の中間部分に円筒面m3 を形成したことを特徴としている。換言すれば、脚軸5の外周面の母線を脚軸5の軸線上に曲率中心をもつ真円の一部をなす円弧(m1 )と直線との組合せで構成する。この場合の直線(m3 )は、上述の曲線(m2 )の曲率半径を無限大にしたものに相当する。円筒面m3 は脚軸5の軸線に平行で、同じく円筒状の転動体6と線接触するため、最大面圧の一層の低減が可能となる。また、真球面m1 と円筒面m3 との組合せ形状は、上記中間曲面m2 に比べて、より容易に、加工性良く形成できる利点もある。
【0019】
(A)及び(B)は、脚軸5の外周面をいわゆるトーラス面m6 とした場合を示す。このトーラス面m6 は、脚軸5の軸線から外径側に離れた点に中心をもつ半径R3 の円弧を母線とし、脚軸5の軸方向中央部が最大外径(2R1 )となっている。図に示した構成は面圧低減の趣旨とは逆行しているが、脚軸5のトーラス面m6 が、真球面(比較のために、脚軸5の軸線上に曲率中心をもつ半径R1 の円弧を図(B)に破線で示す。)よりも小さい摩擦抵抗にて転動体6と接触し、より誘起スラストの抑制が容易となる。さらに、継手が作動角をとった状態で運転するとトーラス面m6 の半径差[R1 −R3 ]に対応して負荷を受ける転動体6の本数が減り、その分、図10の真球面の場合に比べて、ローラ7に働く脚軸5から受けるベクトルM回りモーメントが減少してローラ7の姿勢が安定することで、結果的に誘起スラストが低減される。なお、このように誘起スラストが低減されるように、トーラス面m6 の半径差[R1 −R3 ]を1〜2mm程度に小さく設定することが必要である。
【0020】
に、図図9の継手の誘起スラスト測定結果を示す。この場合の図3品は、脚軸5の外周面が最大半径R1 =19.095mm、母線半径R3 =17.85mmのトーラス面m6 であり、図9品は脚軸の外周面が曲率半径19.095mmの真球面である。図に示されるように、作動角をとった状態で運転する時の作動角が6deg程度まで大きくなるまでは誘起スラストが図9品<図3品の関係にあるが、6degを超える作動角の範囲で誘起スラストが逆転することが分かる。
【0021】
したがって、図に示した構成の場合、脚軸5のトーラス面m6 の作動角が6deg以内の範囲で転動体6に接触する中間部分の曲率を真球面の曲率程度まで緩やかにして、この中間部分を図1や図2の各実施例における中間曲面や円筒面と同様なものにすれば、作動角が6deg以内であっても誘起スラストを従来品と同程度かそれ以下に低減させることが可能となる。
【0022】
【発明の効果】
この発明によれば、トリポード部材の脚軸の軸方向中央部に両端部の真球面より曲率の緩やかな面部分が存在するため、脚軸とローラとの間に介在する転動体が、脚軸の当該緩やかな曲率の面部分に主として接触し、転動体の最大面圧の低減効果、誘起スラストの抑制効果が増大して振動の少ない高耐久性のトリポード型等速自在継手を提供することができる。
【0023】
曲率の緩やかな面部分の一形態として、曲率半径を無限大とした場合に相当する円筒面を選択した場合、より一層の面圧低減を図ることができ、しかも、脚軸の外周面が真球面と円筒面の組合せであるため、加工が容易で、等速自在継手の製作コストの低減化が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(A)はトリポード部材の部分正面図、図1(B)は図1(A)のトリポード部材を組み込んだ等速自在継手の部分縦断面図である。
【図2】 図2(A)はトリポード部材の部分正面図、図2(B)は図2(A)の部分拡大図である。
【図】 図(A)はトリポード部材の部分正面図、図(B)は図(A)のトリポード部材に装着した転動体とローラの断面図である。
【図】 図の等速自在継手と従来品のジョイント作動角−誘起スラストの実験データを示すグラフ図である。
【図】 図(A)は従来のトリポード型等速自在継手を一部破断した正面図、図(B)は図(A)の継手の要部横断面図である。
【図】 図の継手の一部破断した正面略図である。
【図】 図の継手のローラ転がり状態を示す斜視図である。
【図】 図(A)は他の従来のトリポード型等速自在継手の要部の概略を示す側面図、図(B)は図(A)の継手の作動角運転時の要部の概略を示す側面図である。
【図】 図(A)はこの発明の前提となるトリポード型等速自在継手の一部破断正面図、図(B)は図(A)の継手の部分横断面図である。
【図10】 図10(A)は図の継手の部分拡大図、図10(B)は図10(A)の平面図である。
【符号の説明】
1 外輪
2 トラック溝
3 ローラ案内面
4 トリポード部材
5 脚軸
m1 真球面
m2 中間曲面
m3 円筒面
m6 トーラス面
6 転動体
7 ローラ
n 円筒内周面

Claims (2)

  1. 外輪の内周に外輪軸方向に形成された3本のトラック溝に、トリポード部材の3本の脚軸の外周面に転動体を介して円筒内周面を回転可能に外嵌したローラを、トラック溝の両側の外輪軸方向のローラ案内面に係合させたトリポード型等速自在継手において、
    上記脚軸の外周面の母線を、脚軸の軸方向両端側に位置し脚軸の軸線上に中心を持つ真円の一部を構成する円弧と、前記脚軸の軸方向中央部分で、前記転動体が常時的に最大面圧で接触する領域で、前記トリポード部材が前記外輪に対して常用作動角で回転力伝達を行う際に前記転動体が接触するようにその幅が設定された、前記円弧の間に位置し前記円弧と滑らかに連なった前記円弧の曲率半径よりも大きな曲率半径の曲線との組合せで形成したトリポード型等速自在継手。
  2. 上記曲線を、曲率半径を無限大とした場合に相当する直線とした請求項1のトリポード型等速自在継手。
JP34761296A 1996-02-05 1996-12-26 トリポード型等速自在継手 Expired - Fee Related JP3917227B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34761296A JP3917227B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 トリポード型等速自在継手
DE69737661T DE69737661T2 (de) 1996-02-05 1997-01-31 Gleichlauf-Universalgelenk mit drei Zapfen
AU15575/97A AU1557597A (en) 1996-02-05 1997-01-31 Tri-pot constant velocity universal joint
PCT/JP1997/000243 WO1997029294A1 (fr) 1996-02-05 1997-01-31 Joint homocinetique tripode
EP97901808A EP0836023B1 (en) 1996-02-05 1997-01-31 Tri-pod constant velocity universal joint
KR1019970707007A KR19980703608A (ko) 1996-02-05 1997-01-31 트리포오드형 등속자재조인트
EP00101847A EP1008777B1 (en) 1996-02-05 1997-01-31 Tripod type constant velocity universal joint
US08/894,792 US5989124A (en) 1996-02-05 1997-01-31 Tripod type constant velocity universal joint
DE69733180T DE69733180T2 (de) 1996-02-05 1997-01-31 Homokinetische tripodenkupplung
TW088118810A TW486552B (en) 1996-02-05 1997-02-05 Tripod type constant velocity universal joint
US09/320,853 US6837794B1 (en) 1996-02-05 1999-05-26 Tripod type constant velocity universal joint

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34761296A JP3917227B2 (ja) 1996-12-26 1996-12-26 トリポード型等速自在継手

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006113584A Division JP4652267B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 トリポード型等速自在継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10184715A JPH10184715A (ja) 1998-07-14
JP3917227B2 true JP3917227B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=18391405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34761296A Expired - Fee Related JP3917227B2 (ja) 1996-02-05 1996-12-26 トリポード型等速自在継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3917227B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102656381A (zh) * 2009-12-15 2012-09-05 本田技研工业株式会社 等速接头

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6632143B2 (en) 2000-03-31 2003-10-14 Ntn Corporation Constant velocity universal joint
JP2007090446A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Nabeya Iron & Tool Works Ltd 位置決めピン
KR100795289B1 (ko) 2006-01-17 2008-01-15 한국델파이주식회사 자동차용 트라이포드 등속 조인트
KR100815677B1 (ko) * 2006-05-11 2008-03-20 위아 주식회사 트라이포드식 등속조인트
JP2011127626A (ja) * 2009-12-15 2011-06-30 Honda Motor Co Ltd 等速ジョイントに用いられるインナ部材
JP7075879B2 (ja) 2018-12-28 2022-05-26 本田技研工業株式会社 等速ジョイント

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102656381A (zh) * 2009-12-15 2012-09-05 本田技研工业株式会社 等速接头

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10184715A (ja) 1998-07-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7473181B2 (en) Tripod type constant velocity universal joint
JP4334754B2 (ja) トリポード型等速ジョイント
JP3917227B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP2004517289A (ja) 等速ジョイントおよびその機械伝達部材
JP4184185B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP4361351B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP4298392B2 (ja) 等速自在継手
US6264565B1 (en) Tripod type constant velocity universal joint
JP4037995B2 (ja) ドライブシャフト
JP4652267B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP4087036B2 (ja) 等速自在継手
JP4218162B2 (ja) トリポード型等速ジョイント
JP5109515B2 (ja) 摺動式トリポード形等速ジョイント
JP2000039028A (ja) 摺動式等速ジョイント
JP7102195B2 (ja) 等速ジョイント
JP2004144240A (ja) トリポード型等速自在継手
JP4255678B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP3905943B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP3889192B2 (ja) 等速自在継手
JP2004257418A (ja) トリポード型等速自在継手
JP4115043B2 (ja) トリポード型等速自在継手
JP4086999B2 (ja) 等速自在継手
JP2004353820A (ja) トリポート型等速ジョイント部品およびトリポート型等速ジョイント
JP2000027880A (ja) 等速自在継手
JPH0791458A (ja) 車両用プロペラシャフト

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060215

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060818

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees