JP2002364476A - 燃料配管 - Google Patents

燃料配管

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JP2002364476A
JP2002364476A JP2001173852A JP2001173852A JP2002364476A JP 2002364476 A JP2002364476 A JP 2002364476A JP 2001173852 A JP2001173852 A JP 2001173852A JP 2001173852 A JP2001173852 A JP 2001173852A JP 2002364476 A JP2002364476 A JP 2002364476A
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JP
Japan
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pipe
fins
gap
main body
outer peripheral
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001173852A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Miwa
康治 三輪
Taku Ishikawa
卓 石川
Eiji Mizuno
映二 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maruyasu Industries Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Maruyasu Industries Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物の堆積による腐食及び冷却効率の低下を
抑制する。 【解決手段】 リターン配管14における配管本体20
の外周部20Aには、複数のフィン22が、配管本体2
0の軸線20Bの方向に沿って螺旋状に配設されてお
り、各フィン22には、配管本体20の外周部20Aと
の間に第1の隙間30を形成する延設部24、26が形
成されている。また、隣接するフィン22に形成された
各延設部24、26の間には、第2の隙間32が形成さ
れており、第1の隙間30に入った異物は、フィン22
に沿って螺旋状に下方へ移動し、第2の隙間32から排
出されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料配管に係り、特
に、自動車等の車両に使用される燃料配管に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等の車両に使用される燃料
配管においては、その一例が特開平7−158530号
公報に示されている。
【0003】図6に示される如く、このような燃料配管
では、配管本体100の外周部100Aから放射状に複
数のフィン102を立設し、これらのフィン102によ
って放熱効果を上げることで、配管本体100内を流れ
る燃料を冷却している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この燃
料配管では、フィン102が配管本体100の軸線10
0Bに沿って、直線状に形成されているため、車両上方
側に位置するフィン102及び配管本体100の外周部
100A上には、水、泥等の異物104が堆積し易い。
この結果、これら水、泥等の異物104によって、配管
本体100が腐食すると共に、これら水、泥等の異物1
04によって、冷却効率が低下するという不具合があ
る。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、異物の堆積に
よる腐食及び冷却効率の低下を抑制できる燃料配管を得
ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、配管本体の外周部に前記配管本体の軸線方向に沿っ
て螺旋状に配設された複数のフィンと、該フィンから前
記配管本体の周方向に延設され、前記配管本体の外周部
との間に第1の隙間を形成する延設部と、を有し、隣接
する前記フィンの各延設部の間に第2の隙間を形成した
ことを特徴とする。
【0007】従って、フィンから配管本体の周方向に延
設され配管本体の外周部との間に第1の隙間を形成する
延設部を設けたことで、隣接するフィンの間に水、泥等
の異物が入り難くなる。このため、隣接するフィンの間
への異物の侵入を低減できる。また、複数のフィンが配
管本体の外周部に配管本体の軸線方向に沿って螺旋状に
配設されており、隣接するフィンに形成された各延設部
の間に第2の隙間が形成されているため、第1の隙間3
0に入った異物は、フィンに沿って螺旋状に下方へ移動
し、第2の隙間から排出される。この結果、車両上方側
に位置するフィン及び配管本体の外周部上に異物が堆積
し難い。このため、異物の堆積による腐食及び冷却効率
の低下を抑制できる。また、フィンに配設した延設部に
より放熱面積が増えるため、冷却効率を向上できる。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
の燃料配管において、前記第1の隙間と第2の隙間を別
部材に対する取付部としたことを特徴とする。
【0009】従って、請求項1に記載の内容に加えて、
別部材に対して取付用のブラケット等を設定する必要が
ない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における燃料配管の第1実
施形態を図1〜図3に従って説明する。
【0011】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印UPは車両上方方向を、矢印INは車室内側方向を示
す。
【0012】図3に示される如く、本実施形態では、自
動車のフロアパネル10の下面10A側に燃料配管のメ
イン配管12とリターン配管14が車両前後方向に沿っ
て配設されている。なお、リターン配管14の車幅方向
外側近傍にはブレーキチューブ16が配設されており、
ブレーキチューブ16の車幅方向外側近傍にはサイドメ
ンバ18が配設されている。
【0013】図1に示される如く、リターン配管14に
おける配管本体20は断面円形の金属パイプであり、配
管本体20の外周部20Aには、配管本体20の軸線2
0Bの方向に沿って螺旋状に複数(本実施形態では4
枚)のフィン22が配設されている。
【0014】図2に示される如く、各フィン22の外側
端部からは、配管本体20の周方向に沿って断面円弧状
の延設部24、26が夫々反対方向へ延設されており、
これらの延設部24、26は、それぞれ配管本体20の
外周部20Aとの間に第1の隙間30を形成している。
また、フィン22の延設部24、26の先端部と、隣接
するフィン22の延設部26、24の先端部との間に
は、それぞれ第2の隙間32が形成されている。
【0015】図1に示される如く、リターン配管14に
対して別部材となるフロアパネル10の下面10A側に
は、前後方向に所定の間隔を開けてボデー側装着用爪4
0が、例えば、溶接等によって固定されている。このボ
デー側装着用爪40の前後方向から見た断面形状は逆T
字状となっており、車幅方向に延びる横壁部40Aは、
配管本体20の外周部20Aに沿った円弧状となってい
る。
【0016】一方、リターン配管14におけるフィン2
2の延設部24、26には、ボデー側装着用爪40が通
過可能な切欠42が前後方向に所定の間隔を開けて形成
されている。
【0017】従って、リターン配管14に形成した切欠
42内に、ボデー側装着用爪40を挿入し、リターン配
管14を前方または後方へ回転させながら移動すること
で、ボデー側装着用爪40にリターン配管14を係止で
きるようになっている。
【0018】また、リターン配管14の下側には、例え
ば、樹脂材から成るアンダーカバー装着用爪46が配設
されている。アンダーカバー装着用爪46の上部46A
の前後方向から見た断面形状はT字状となっており、車
幅方向に延びる横壁部46Bは、配管本体20の外周部
20Aに沿った円弧状となっている。
【0019】従って、リターン配管14に形成した切欠
42内にアンダーカバー装着用爪46の上部46Aを挿
入し、アンダーカバー装着用爪46を前方または後方へ
回転させながら移動することで、リターン配管14にア
ンダーカバー装着用爪46を係止できるようになってい
る。
【0020】図1に示される如く、飛び石等からリター
ン配管14を保護するための別部材としてのアンダーカ
バー50は、例えば樹脂板で構成されており、前後方向
に所定の間隔を開けて取付孔52が形成されている。
【0021】図2に示される如く、アンダーカバー50
の取付孔52には、アンダーカバー装着用爪46の下端
部46Bが係止されており、これによって、アンダーカ
バー50がリターン配管14の下側に保持されている。
【0022】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0023】本実施形態では、リターン配管14に、配
管本体20の外周部20Aとの間に第1の隙間30を形
成する延設部24、26を設けたことで、隣接するフィ
ン22の間に水、泥等の異物が入り難くなるため、隣接
するフィン22の間への異物の侵入を低減できる。
【0024】また、複数のフィン22が配管本体20の
外周部20Aに、配管本体20の軸線20Bの方向に沿
って螺旋状に配設されており、隣接するフィン22に形
成された各延設部24、26の間に第2の隙間32が形
成されているため、第1の隙間30に入った異物は、フ
ィン22に沿って螺旋状に下方へ移動し、第2の隙間3
2から落下し排出される。
【0025】この結果、車両上方側に位置するフィン2
2及び配管本体20の外周部20A上に異物が堆積し難
い。このため、異物の堆積によるリターン配管14の腐
食及び冷却効率の低下を抑制できる。また、延設部2
4、26により放熱面積が増えるため、冷却効率を向上
できる。
【0026】また、リターン配管14内を通る高温にな
った燃料が、効率良く冷却されるため、蒸発燃料の発生
量を抑制できると共に、高い燃料温度による劣化を防止
するために、ポンプ等に使用していた高価な耐熱性樹脂
を安価な耐熱性樹脂に変更することができ、コストの削
減が図れる。
【0027】また、本実施形態では、第1の隙間30及
び第2の隙間32を利用することによって、フロアパネ
ル10及びアンダーカバー50に対して取付用のブラケ
ット等を別途設定する必要がないため、部品点数を低減
できると共に、配管位置の自由度が向上する。
【0028】また、本実施形態では、第1の隙間30及
び第2の隙間32を利用することによって、アンダーカ
バー50を必要な部位のみに容易に取付けることができ
る。
【0029】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、上記実施形態では、フィン22の延設部
24、26の断面形状を、配管本体20の周方向に沿っ
た断面円弧状としたが、これに代えて、図4に示される
如く、フィン22の延設部24、26の車両前後方向か
ら見た断面形状を、配管本体20の外周接線方向に沿っ
た直線とし第1の隙間30内に異物が落下し易い構成と
すると共に、延設部24、26の断面形状に合わせて、
ボデー側装着用爪40の車両前後方向から見た断面形状
を逆Y字状、アンダーカバー装着用爪46の上部46A
の車両前後方向から見た断面形状をY字状としても良
い。
【0030】また、図5に示される如く、フィン22の
延設部24、26の車両前後方向から見た断面形状を、
それぞれの先端部に向かって、配管本体20の外周部2
0Aから大きく離間する直線状とし、第1の隙間30内
の異物が更に落下し易い構成としても良い。
【0031】また、上記実施形態では、フィン22を4
枚形成したが、フィン22の数は4枚に限定されない。
また、アンダーカバー装着用爪46をアンダーカバー5
0に一体成形した構成としても良い。
【0032】また、上記実施形態では、本発明の燃料配
管をリターン配管14に使用したが、本発明の燃料配管
は、メイン配管12等の他の燃料配管にも適用可能であ
る。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、配管本体の外
周部に配管本体の軸線方向に沿って螺旋状に配設された
複数のフィンと、フィンから配管本体の周方向に延設さ
れ、配管本体の外周部との間に第1の隙間を形成する延
設部と、を有し、隣接するフィンの各延設部の間に第2
の隙間を形成したため、異物の堆積による腐食及び冷却
効率の低下を抑制できるという優れた効果を有する。ま
た、冷却効率を向上できるという優れた効果を有する請
求項2記載の本発明は、請求項1に記載の燃料配管にお
いて、第1の隙間と第2の隙間を別部材に対する取付部
としたため、請求項1に記載の効果に加えて、別部材に
対して取付用のブラケット等を設定する必要がないとい
う優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料配管を示す車両
斜め前方外側から見た分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る燃料配管を示す拡大
断面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る燃料配管が適用され
た車体の一部を示す車両前方から見た断面図である。
【図4】本発明の他の実施形態に係る燃料配管を示す拡
大断面図である。
【図5】本発明の他の実施形態に係る燃料配管を示す拡
大断面図である。
【図6】従来例に係る燃料配管を示す断面図である。
【符号の説明】
10 フロアパネル(別部材) 12 リターン配管(燃料配管) 20 配管本体 22 フィン 24 フィンの延設部 26 フィンの延設部 30 第1の隙間 32 第2の隙間 40 ボデー側装着用爪 46 アンダーカバー装着用爪 50 アンダーカバー(別部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 卓 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 水野 映二 愛知県岡崎市橋目町北山1番地 マルヤス 工業株式会社内 Fターム(参考) 3D038 CA06 CA09 CC17 CD02 CD12 3J001 FA18 GA06 GB01 GC09 GC14 HA02 JC03 JC13 JD03 JD04 KA05 KA11 KA19 KB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管本体の外周部に前記配管本体の軸線
    方向に沿って螺旋状に配設された複数のフィンと、 該フィンから前記配管本体の周方向に延設され、前記配
    管本体の外周部との間に第1の隙間を形成する延設部
    と、 を有し、隣接する前記フィンの各延設部の間に第2の隙
    間を形成したことを特徴とする燃料配管。
  2. 【請求項2】 前記第1の隙間と第2の隙間を別部材に
    対する取付部としたことを特徴とする請求項1に記載の
    燃料配管。
JP2001173852A 2001-06-08 2001-06-08 燃料配管 Pending JP2002364476A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8584742B2 (en) 2003-12-15 2013-11-19 Usui Kokusai Sangyo Kaisha, Ltd. Heat exchanger

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8584742B2 (en) 2003-12-15 2013-11-19 Usui Kokusai Sangyo Kaisha, Ltd. Heat exchanger

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