JP2002364300A - ジェットファンの支持構造 - Google Patents

ジェットファンの支持構造

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JP2002364300A JP2001169101A JP2001169101A JP2002364300A JP 2002364300 A JP2002364300 A JP 2002364300A JP 2001169101 A JP2001169101 A JP 2001169101A JP 2001169101 A JP2001169101 A JP 2001169101A JP 2002364300 A JP2002364300 A JP 2002364300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】道路トンネルのトンネル天井壁16に吊り下げ
て設置されるジェットファン10の運転中の揺動を規制
するジェットファンの支持構造を提供する。 【解決手段】 ジェットファン10の円筒状ケーシング
12の軸方向中央部で軸方向に見て両側にそれぞれ2ヶ
所の側部外壁と、これらの側部外壁の略上方位置または
軸方向に見て略逆ハ字状の上方位置のトンネル天井壁1
6とを連結部材20でそれぞれ連結する。円筒状ケーシ
ング12の軸方向両端部の端部外壁とトンネル天井壁1
6とを、円筒状ケーシング12を横方向から見て斜めの
連結部材26でそれぞれ連結する。また、軸方向両端部
の端部外壁とトンネル天井壁16とを、連結部材26と
は別に、これと反対側に斜めで軸方向に見て略V字状ま
たは略逆ハ字状に連結部材40でそれぞれ連結する。連
結部材40を、ワイヤーロープとターンバックルを含ん
で形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路トンネルのト
ンネル天井壁に吊り下げて設置されるジェットファンが
運転中に揺動しないようにしたジェットファンの支持構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】道路トンネル内の換気を行うために、道
路トンネルのトンネル天井壁にジェットファンが吊り下
げて設置される。このジェットファンを吊り下げて設置
するための従来のジェットファンの支持構造の一例を、
図10ないし図12に示す。図10は、従来のジェット
ファンの支持構造の一例を軸方向に見た図である。図1
1は、従来のジェットファンの支持構造の一例を円筒状
ケーシングを横方向から見た図である。図12は、従来
の連結部材の一例の構造を示す図である。図10ないし
図12において、ジェットファン10の円筒状ケーシン
グ12の軸方向中央部で軸方向に見て両側でそれぞれ軸
方向にずらして2ヶ所の側部外壁に側部支持部材14
a,14b,14c,14dがそれぞれ設けられ、これ
らの略上方位置または軸方向に見て略逆ハ字状の斜め上
方位置のトンネル天井壁16に側部吊持部材18a,1
8b,18c,18dがそれぞれ設けられる。そして、
対応する側部支持部材14a,14b,14c,14d
と側部吊持部材18a,18b,18c,18dが、連
結部材20a,20b,20c,20dでそれぞれ連結
される。また、円筒状ケーシング12の軸方向両端部の
端部外壁の頂部に頂部支持部材22a,22bがそれそ
れ設けられ、円筒状ケーシング12を横方向から見て、
これらの頂部支持部材22a,22bの略逆ハ字状の斜
め上方位置のトンネル天井壁に頂部吊持部材24a,2
4bがそれぞれ設けられる。そして、対応する頂部支持
部材22a,22bと頂部吊持部材24a,24bがそ
れぞれ連結部材26a,26bでそれぞれ連結される。
連結部材20a,20b,20c,20d,26a,2
6bは、両端に雌ネジが設けられたロッド状部材30と
この雌ネジに螺合する雄ネジを一端側に設けた結合部材
32,34とで形成される。結合部材32,34の一例
は、アイボルトや一端側に雄ネジが刻設され他端側がシ
ャックル状とされたものである。そこで、連結部材20
a,20b,20c,20dは長さ調節が可能であり、
調整後は長さ方向へ伸縮しない剛体として作用する。
【0003】かかる従来のジェットファンの支持構造に
あっては、ジェットファン10の円筒状ケーシング12
の軸方向中央部の側部外壁に連結される連結部材20
a,20b,20c,20dにより主としてジェットフ
ァン10の重量が支持され、円筒状ケーシング12の軸
方向両端部の端部外壁に連結されて、円筒状ケーシング
12を横方向から見て逆ハ字状に斜めに張架される連結
部材26a,26bにより、ジェットファン10が軸方
向に揺動するのが規制される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ジェットフ
ァン10が運転されると、羽根車の回転により推力が発
生し、これに起因して、円筒状ケーシング12の軸方向
両端部が軸方向に前後動するのみならず軸方向に見て左
右の両側に揺動するような力が作用する。すなわち、円
筒ケーシング12を上または下から見ると、その両端部
が略8の字状に動く現象が生ずる。
【0005】そこで、従来の支持構造にあっては、端部
外壁に連結される連結部材26a,26bにより、軸方
向に前後の動きは規制できるが、軸方向に見て左右の動
きを規制することができない。この結果、側部吊持部材
18a,18b,18c,18dと頂部吊持部材24
a,24bと側部支持部材14a,14b,14c,1
4dおよび頂部支持部材22a,22bと、連結部材2
0a,20b,20c,20d,26a,26bとの連
結部の当接部分の摩耗や疲労が進行して、連結部の損傷
を招じかねない。また、円筒状ケーシング12の両端部
が軸方向に見て左右に揺動することで、側部吊持部材1
8a,18b,18c,18dと側部支持部材14a,
14b,14c,14dとを連結する連結部材20a,
20b,20c,20dには繰り返して捩り荷重が作用
し、金属疲労を生じさせ易い。最悪の場合には、ジェッ
トファン10がトンネル天井壁16から脱落して重大な
事故を発生させる虞がある。
【0006】本発明は、上述のごとき従来技術の不具合
を改善すべくなされたもので、ジェットファンの円筒状
ケーシングの揺動を確実に規制するようにしたジェット
ファンの支持構造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明のジェットファンの支持構造は、ジェット
ファンの円筒状ケーシングの軸方向中央部で前記軸方向
に見て両側にそれぞれ1ヶ所以上の側部外壁と、これら
の側部外壁の略上方位置または前記軸方向に見て略逆ハ
字状の上方位置のトンネル天井壁とを連結部材でそれぞ
れ連結し、前記円筒状ケーシングの軸方向両端側の端部
外壁と前記トンネル天井壁とを、前記軸方向に見て略V
字状または略逆ハ字状であるとともに前記円筒状ケーシ
ングを横方向から見て斜めの連結部材でそれぞれ連結し
て構成されている。
【0008】そして、前記円筒状ケーシングの軸方向両
端側の端部外壁と前記トンネル天井壁とを、前記略V字
状または略ハ字状であるとともに斜めの前記連結部材と
は別に、前記斜めと垂直面を挟んで反対側に斜めの連結
部材でそれぞれ連結して構成しても良い。
【0009】また、前記トンネル天井壁に配設され前記
側方外壁と前記連結部材で連結される吊持部材に、前記
端部外壁に一端が連結されて略V字状または略逆ハ字状
の前記連結部材の他端をそれぞれ連結して構成しても良
い。
【0010】さらに、前記端部外壁と前記トンネル天井
壁とを、前記軸方向に見て略V字状または略逆ハ字状に
連結する前記連結部材を、ワイヤーロープとターンバッ
クルを含んで構成することもできる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図3を参照して説明する。図1は、本発明のジェ
ットファンの支持構造の第1実施例を軸方向に見た図で
ある。図2は、本発明のジェットファンの支持構造の第
1実施例を円筒状ケーシングを横方向から見た図であ
る。図3は、本発明の連結部材の一例の構造を示す図で
ある。図1ないし図3において、図10ないし図12と
同じまたは均等な部材には同じ符号を付けて重複する説
明を省略する。。
【0012】図1ないし図3に示す本発明の第1実施例
において、図10ないし図12に示す従来例と相違する
ところは、以下の通りである。従来例の構造に加えて、
一方の頂部支持部材22aとこれに近い側のトンネル天
井壁16の側部吊持部材18a,18cが新たな連結部
材40a,40cで連結される。また、他方の頂部支持
部材22bとこれに近い側のトンネル天井壁16の側部
吊持部材18b,18dが新たな連結部材40b,40
dで連結される。これらの新たに加えられた連結部材4
0a,40b,40c,40dの構造は、図3(a)に
示すごとく、ワイヤーロープ42とターンバックル44
とシャックル46,46…により形成される。そこで、
頂部支持部材22a,22bと、側部吊持部材18a,
18b,18c,18dの間に、適宜にターンバックル
44を調整することでその長さを調整して適宜な張力で
張架することができる。また、新たな連結部材40a,
40b,40c,40dが連結される頂部支持部材22
a,22bおよび側部吊持部材18a,18b,18
c,18dには、図3(b)に示すごとく、従来の連結
部材20a,20b,20c,20dが連結される孔3
4とは別に孔36が穿設される。
【0013】かかる構成の第1実施例において、軸方向
から見て、新たな連結部材40a,40cおよび40
b,40dは頂部支持部材22a,22bを折り返しと
する略V字状に張架されている。また、円筒状ケーシン
グ12を横方向から見て、頂部支持部材22a,22b
に従来から連結される斜めの連結部材26a,26bに
対して、新たに設けられた連結部材40a,40c,4
0b,40dは垂直面を挟んで反対側に斜めで張架され
る。
【0014】そこで、円筒ケーシング12の端部外壁に
設けられた頂部支持部材22a,22bは、連結部材2
6a,40a,40cと26b,40b,40dの3本
でそれぞれ固定される。この結果、円筒ケーシング12
の両端が軸方向の前後および上下ならびに左右のいずれ
の動きも規制される。
【0015】したがって、連結部の当接部分の摩耗や疲
労がなく、また主としてジェットファンの動きを支持す
る連結部材20a,20b,20c,20dに捩りが作
用せず、金属疲労を生じることもない。そして、ワイヤ
ーロープ42とターンバックル44などにより形成され
る連結部材40a,40b,40c,40dは、重量も
小さく、その張架作業が容易である。そこで、従来ジェ
ットファンの支持構造に対しても容易に改善がなし得
る。なお、従来の連結部材20a,20b,20c,2
0d,26a,26bの連結する孔34とは別に、新た
な連結部材40a,40b,40c,40dの連結する
孔36を設けることで、連結部材が相互に当接摩耗する
ようなこともない。
【0016】次に、本発明の第2実施例を図4および図
5を参照して説明する。図4は、本発明のジェットファ
ンの支持構造の第2実施例を軸方向に見た図である。図
5は、本発明のジェットファンの支持構造の第2実施例
と円筒状ケーシングを横方向から見た図である。図4お
よび図5において、図1ないし図3と同じまたは均等な
部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0017】図4および図5に示す本発明の第2実施例
において、図1ないし図3に示す本発明の第1実施例と
相違するところは、以下の通りである。まず、頂部吊持
部材24a,24bとこれに連結する連結部材26a,
26bが省かれている。そこで、頂部支持部材22aと
22bには、連結部材40a,40cと40b,40d
のみがそれぞれ連結される。
【0018】かかる構成の第2実施例において、連結部
材40a,40cと40b,40dは、それぞれ頂部支
持部材22aと22bを折り返しとする略V字状であ
る。また、円筒状ケーシング12を横方向から見て、連
結部材40a,40cと40b,40dは略ハ字状にそ
れぞれ斜めに張架される。
【0019】そこで、円筒状ケーシング12の両端部の
軸方向の前後と上下さらには左右の動きが、連結部材4
0a,40cと40b,40dでそれぞれ規制される。
したがって、連結部の当接部分に摩耗や疲労を生じな
い。また、連結部材20a,20b,20c,20dに
捩りが作用せず、金属疲労を生ずることもない。そし
て、連結部材26a,26bを省略することで構造が簡
単になるとともに、ジェットファン10の設置作業も容
易となる。
【0020】また、本発明の第3実施例を図6および図
7を参照して説明する。図6は、本発明のジェットファ
ンの支持構造の第3実施例を軸方向に見た図である。図
7は、本発明のジェットファンの支持構造第3実施例を
円筒状ケーシングを横方向から見た図である。図6およ
び図7において、図1ないし図5と同じまたは均等な部
材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0021】図6および図7に示す本発明の第3実施例
において、図1ないし図3に示す本発明の第1実施例と
相違するところは、以下の通りである。まず、ジェット
ファン10の円筒状ケーシング12の軸方向中央に軸方
向に見て両側の1ヶ所ずつの側部外壁に側部支持部材1
4a,14cがそれぞれ設けられ、これらの略上方また
は軸方向に見て略逆ハ字状の斜め上方位置のトンネル天
井壁16に側部吊持部材18a,18cが設けられる。
そして、対応する側部支持部材14a,14cと側部吊
持部材18a,18cが連結部材20a,20cでそれ
ぞれ連結される。この連結部材20a,20cで、ジェ
ットファン10の重さが主に支持される。そして、頂部
支持部材22a,22bが側部吊持部材18a,18c
に、連結部材40a,40b,40c,40dでそれぞ
れ連結される。さらに、頂部支持部材22a,22bと
頂部吊持部材24a,24bも、図3(a)に示すごと
きワイヤーロープとターンバックルを含む連結部材50
a,50bでそれぞれ連結される。
【0022】第3実施例では、ジェットファン10の重
さが主として側部外壁に連結する連結部材20a,20
cで支持され、端部外壁の軸方向の前後と上下ならびに
左右の動きが、端部外壁にそれぞれ連結される3本の連
結部材40a,40c,50aと40b,40d,50
bとで規制される。なお、主としてジェットファン10
の重さを支持するために円筒状ケーシング12の軸方向
中央部の側部外壁に連結される連結部材の本数は、第3
実施例のごとく両側にそれぞれ各1本でも良く、また第
1および第2実施例のごとく両側に各2本でも良く、さ
らには両側に各3本以上であっても良く、ジェットファ
ン10の重さと連結部材の強度などにより適宜に設定す
れば良い。
【0023】さらに、本発明の第4実施例を図8および
図9を参照して説明する。図8は、本発明のジェットフ
ァンの支持構造の第4実施例を軸方向に見た図である。
図9は、本発明のジェットファンの支持構造の第4実施
例を円筒状ケーシングを横方向から見た図である。図8
および図9において、図1ないし図7と同じまたは均等
な部材には同じ符号を付けて重複する説明を省略する。
【0024】図8および図9に示す本発明の第4実施例
において、図6および図7に示す本発明の第3実施例と
相違するところは、以下の通りである。まず、円筒状ケ
ーシング12の軸方向両端部の端部外壁に軸方向から見
て左右両側で頂部より幾分下側にずらした位置に端部支
持部材60a,60b,60c,60dがそれぞれ設け
られる。そして、端部支持部材60a,60b,60
c,60dから軸方向に見て逆ハ字状の斜め上方位置で
あるとともに円筒状ケーシング12を横方向から見て逆
ハ字状の斜め上方位置のトンネル天井壁16に、端部吊
持部材62a,62b,62c,62dがそれぞれ設け
られる。さらに、対応する端部支持部材60a,60
b,60c,60dと端部吊持部材62a,62b,6
2c,62dが、図12に示すごとき剛体として作用す
る連結部材64a,64b,64c,64dでそれぞれ
連結される。
【0025】かかる構成からなる第4実施例では軸方向
から見て逆ハ字状に配設される連結部材64a,64c
と64b,64dにより円筒状ケーシング12の軸方向
両端部の前後と上下および左右の動きが規制される。ま
た、連結部材64a,64b,64c,64dに剛体の
構造を用いることで、円筒状ケーシング12の軸回りの
動きも確実に規制することができる。もって、連結部材
の損傷を生ずることがない。
【0026】なお、上記実施例において、ワイヤーロー
プ42とターンバックル44を含む連結部材40a,4
0b,40c,40dに代えて、図12に示すごとき従
来構造の剛体の連結部材を用いても良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のジェット
ファンの支持構造は構成されているので、以下のごとき
格別な効果を奏する。
【0028】請求項1記載のジェットファンの支持構造
にあっては、円筒状ケーシングの軸方向両端部の端部外
壁が、軸方向に見て逆V字状または逆ハ字状に連結部材
でトンネル天井壁に連結されるので、端部外壁が軸方向
に見て左右の動きが規制される。もって、連結部材に摩
耗や金属疲労を生ずることがない。
【0029】請求項2記載のジェットファンの支持構造
にあっては、円筒状ケーシングの軸方向両端側の端部外
壁が、軸方向に見てまた横方向から見てともに略V字状
または略ハ字状となるように3本の連結部材でトンネル
天井壁に連結されるので、軸方向の前後と上下および左
右のいずれの動きも確実に規制される。
【0030】請求項3記載のジェットファンの支持構造
にあっては、側部吊持部材と端部外壁とを新たな連結部
材で連結するので、これらの新たな連結部材を連結する
ための吊持部材および支持部材を増やす必要がない。そ
こで、従来構造のジェットファンの支持構造を、簡単に
本発明の構造に改造することができる。
【0031】請求項4記載のジェットファンの支持構造
にあっては、ワイヤーロープとターンバックルを含んで
連結部材を構成したので、その長さ調整が容易であり、
適宜な張力で張架することが簡単にできる。しかも、剛
体のものに比較して、重量が軽くその取り扱いが容易で
あって、作業が簡単に行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジェットファンの支持構造の第1実施
例を軸方向に見た図である。
【図2】本発明のジェットファンの支持構造の第1実施
例を円筒状ケーシングを横方向から見た図である。
【図3】本発明の連結部材の一例の構造を示す図であ
る。
【図4】本発明のジェットファンの支持構造の第2実施
例を軸方向に見た図である。
【図5】本発明のジェットファンの支持構造の第2実施
例と円筒状ケーシングを横方向から見た図である。
【図6】本発明のジェットファンの支持構造の第3実施
例を軸方向に見た図である。
【図7】本発明のジェットファンの支持構造第3実施例
を円筒状ケーシングを横方向から見た図である。
【図8】本発明のジェットファンの支持構造の第4実施
例を軸方向に見た図である。
【図9】本発明のジェットファンの支持構造の第4実施
例を円筒状ケーシングを横方向から見た図である。
【図10】従来のジェットファンの支持構造の一例を軸
方向に見た図である。
【図11】従来のジェットファンの支持構造の一例を円
筒状ケーシングを横方向から見た図である。
【図12】従来の連結部材の一例の構造を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ジェットファン 12 円筒ケーシング 14a,14b,14c,14d 側部支持部材 16 トンネル天井壁 18a,18b,18c,18d 側部吊持部材 20a,20b,20c,20d,26a,26b,4
0a,40b,40c,40d,50a,50b,64
a,64b,64c,64d 連結部材 22a,22b 頂部支持部材 24a,24b 頂部吊持部材 42 ワイヤーロープ 44 ターンバックル 60a,60b,60c,60d 端部支持部材 62a,62b,62c,62d 端部吊持部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジェットファンの円筒状ケーシングの軸
    方向中央部で前記軸方向に見て両側にそれぞれ1ヶ所以
    上の側部外壁と、これらの側部外壁の略上方位置または
    前記軸方向に見て略逆ハ字状の上方位置のトンネル天井
    壁とを連結部材でそれぞれ連結し、前記円筒状ケーシン
    グの軸方向両端部の端部外壁と前記トンネル天井壁と
    を、前記軸方向に見て略V字状または略逆ハ字状である
    とともに前記円筒状ケーシングを横方向から見て斜めの
    連結部材でそれぞれ連結して構成したことを特徴とする
    ジェットファンの支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のジェットファンの支持構
    造において、前記円筒状ケーシングの軸方向両端部の端
    部外壁と前記トンネル天井壁とを、前記略V字状または
    略ハ字状であるとともに斜めの前記連結部材とは別に、
    前記斜めと垂直面を挟んで反対側に斜めの連結部材でそ
    れぞれ連結して構成したことを特徴とするジェットファ
    ンの支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のジェットファンの支持構
    造において、前記トンネル天井壁に配設され前記側方外
    壁と前記連結部材で連結される吊持部材に、前記端部外
    壁に一端が連結されて略V字状または略逆ハ字状の前記
    連結部材の他端をそれぞれ連結して構成したことを特徴
    とするジェットファンの支持構造。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3記載のいずれかのジェ
    ットファンの支持構造において、前記端部外壁と前記ト
    ンネル天井壁とを、前記軸方向に見て略V字状または略
    逆ハ字状に連結する前記連結部材を、ワイヤーロープと
    ターンバックルを含んで構成したことを特徴とするジェ
    ットファンの支持構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010106602A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Panasonic Corp ジェットファンの支持構造
KR101043335B1 (ko) * 2008-10-01 2011-06-22 이부규 욕실팬의 현가장치
JP2019210767A (ja) * 2018-06-08 2019-12-12 株式会社電業社機械製作所 ジェットファンの支持構造
JP2020139447A (ja) * 2019-02-28 2020-09-03 株式会社日立インダストリアルプロダクツ ジェットファンの補強リング、及びジェットファンの補強方法
KR102664823B1 (ko) * 2023-09-07 2024-05-10 (주)삼원이앤비 낙하 방지를 위한 안전구조가 적용된 터널용 초슬림 제트팬 어셈블리

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