JP2002364127A - ウレタン系塗膜防水工法 - Google Patents

ウレタン系塗膜防水工法

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JP2002364127A
JP2002364127A JP2001173428A JP2001173428A JP2002364127A JP 2002364127 A JP2002364127 A JP 2002364127A JP 2001173428 A JP2001173428 A JP 2001173428A JP 2001173428 A JP2001173428 A JP 2001173428A JP 2002364127 A JP2002364127 A JP 2002364127A
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JP
Japan
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urethane
parts
water
mass
waterproofing material
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Application number
JP2001173428A
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English (en)
Inventor
Yukio Matsumoto
幸夫 松本
Ichiro Kamemura
一郎 亀村
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Asahi Glass Polyurethane Material Co Ltd
Original Assignee
Asahi Glass Polyurethane Material Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工時に臭気を発しにくく、従来の溶剤系の
塗膜防水システムとほぼ同等の乾燥性、硬化性、接着
性、機械物性を有し、さらに優れた塗膜外観および耐候
性を有するウレタン塗膜防水工法を提供する。 【解決手段】 建築物躯体表面に、躯体表面から順に
(a)水性プライマー、(b)水硬化型ウレタン系塗膜
防水材、(c)水性含フッ素重合体系トップコートを順
次施工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物の屋上、ベ
ランダ、バルコニーや開放廊下などの防水用途に適した
ウレタン系塗膜防水工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から建築物の防水用途に適用される
防水工法には、プライマーとしてポリオキシプロピレン
ポリオールとトリレンジイソシアネートとの反応により
得られるイソシアネート末端プレポリマーに、キシレ
ン、トルエン、もしくは酢酸エチルなどの溶剤を40〜
80質量%加えて希釈した粘度10〜100mPa・s
(20℃)の溶液からなる一液溶剤型ウレタン系プライ
マー、またはビスフェノールA型のエポキシ樹脂溶液か
らなる主剤と脂肪族ポリアミン溶液からなる硬化剤とか
らなる二液溶剤型エポキシ系プライマーが用いられてい
る。
【0003】そして、そのプライマー層の上に塗布する
防水材としては、ポリオキシプロピレンポリオールとト
リレンジイソシアネートとの反応により得られるイソシ
アネート基末端プレポリマーを主成分とする主剤と、ポ
リオキシプロピレンポリオール及び4,4’−メチレン
ビス(2−クロロアニリン)を主成分とする硬化剤とか
らなる常温で硬化する二液型ウレタン塗膜防水材が用い
られている。
【0004】上記硬化剤に含まれる4,4’−メチレン
ビス(2−クロロアニリン)は常温では固体なので、通
常溶融物をポリオキシプロピレンポリオールに30〜5
0質量%濃度に溶解させて使用されている。しかし、こ
の溶液自体の粘度が高く、また、硬化剤は炭酸カルシウ
ムなどの充填剤が配合されるため、粘度を下げる必要が
あることなどから、キシレンなどの有機溶剤を1〜8質
量%程度添加する必要があった。
【0005】また、防水層の上にトップコートが積層さ
れるが、このトップコートとしては、キシレン、トルエ
ン、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテー
ト、または酢酸ブチルなどの溶剤を30〜60質量%含
む、主としてアクリルウレタン系二液型トップコートな
どが用いられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプライマ
ー、防水材およびトップコートは、いずれも溶剤を含ん
でおり、施工の際に強い臭気が発生するため、施工業者
は注意を払う必要があった。また、ベランダ、バルコニ
ー、開放廊下などを改修する場合、居住者なども施工時
の臭気に注意を払う必要があった。さらに、溶剤の使用
は、溶剤揮発の影響で防水層が肉痩せし、安定した機械
物性が得られにくい問題があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、施工時に臭
気を発しにくく、従来の溶剤系の塗膜防水システムとほ
ぼ同等の乾燥性、硬化性、接着性、機械物性を有し、さ
らに優れた塗膜外観および耐候性を有するウレタン塗膜
防水工法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のウレタン系塗膜防水工法は、建築物躯体上
に、下から(a)水性プライマー、(b)水硬化型ウレ
タン系塗膜防水材、および(c)水性含フッ素重合体系
トップコートを順次施工することを特徴とする。
【0009】本発明によれば、プライマー、防水材、ト
ップコートのいずれも水性であるので施工の際に溶剤に
よる臭気がなく、住居に近い場所においての防水施工に
特に適したウレタン系塗膜防水工法を提供できる。ま
た、水硬化型ウレタン系塗膜防水材を用いるため、一液
型の湿気硬化タイプのように表面から硬化が進むのでは
なく、塗膜厚み全体を通して均等に硬化するので、塗膜
の外観が際だって良好となる。
【0010】上記発明においては、前記水硬化型ウレタ
ン塗膜防水材が、ポリオールとトリレンジイソシアネー
トを反応させて得られるイソシアネート基末端プレポリ
マーを主体とし、これに水、または温水を加えて硬化さ
せることが好ましい。この態様によれば、溶剤を用いな
くても充分低粘度で作業性がよく、常温で硬化し、その
硬化性、硬化後の塗膜外観、機械強度およびトップコー
トの接着性に優れた防水層を形成できる。
【0011】また、本発明においては、前記水硬化型ウ
レタン系塗膜防水材が、前記イソシアネート基末端プレ
ポリマー100質量部に対して1〜50質量部の炭酸ガ
ス吸収剤を含有することが好ましい。この態様によれ
ば、塗膜の発泡を抑えることができるので、塗膜外観に
優れた防水層を形成できる。
【0012】さらに、本発明においては、前記水硬化型
ウレタン系塗膜防水材が、前記イソシアネート基末端プ
レポリマー100質量部に対して10〜100質量部の
可塑剤を含有することが好ましい。この態様によれば、
可塑剤の併用によって防水材の粘度を低下できるので塗
膜の外観や物性を低下させることなく、作業性をさらに
向上させることができる。
【0013】また、上記発明においては、前記水性プラ
イマーが水性エポキシ樹脂系プライマーであることが好
ましい。この態様によれば、溶剤による臭気がなく、コ
ンクリート下地に塗布した後の乾燥性や硬化性に優れ、
また、下地およびウレタン系塗膜防水材との接着性も良
好なプライマー層を提供できる。
【0014】本発明のウレタン系塗膜防水工法は、建築
物の屋上、ベランダ、バルコニーまたは開放廊下の防水
層の施工または防水層の改修に好ましく適用される。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のウレタン系塗膜防
水工法に用いられる各材料について説明する。まず、本
発明に使用する(a)水性プライマーについて説明す
る。
【0016】水性プライマーとしては特に限定されず、
エポキシ樹脂系、ウレタン樹脂系、酢酸ビニル樹脂系、
アクリル樹脂系、スチレン−ブタジエンゴム系、クロロ
プレンゴム系等から選ばれるエマルジョン型水性プライ
マー等を使用できる。
【0017】上記のうち、水性エポキシ樹脂系プライマ
ーとしては、ビスフェノールA型、ノボラック型、臭素
化型、脂環式型、または脂肪族型のエポキシ樹脂を主成
分とするエマルジョンからなる主剤と、脂肪族ポリアミ
ン、芳香族ポリアミン、脂環族ポリアミン、ポリアミド
などを含むエマルジョンからなる硬化剤との二成分を含
むものが好ましく挙げられる。また、ポルトランドセメ
ントなどの水硬性セメント成分を含むものも好ましい。
【0018】また、水性ウレタン樹脂系プライマーとし
ては、ポリオールを主成分とするエマルジョンからなる
主剤と、クルードMDI、カルボジイミド変成体などの
液状MDIからなる硬化剤と、ポルトランドセメント、
白セメントなどの水硬性セメント成分とを含むものが好
ましく挙げられる。
【0019】上記の水性プライマーのうち、本発明にお
いては、特に水性エポキシ樹脂系プライマーが好ましく
用いられる。具体的には、ビスフェノールA型エポキシ
樹脂のエマルジョンからなる主剤、脂肪族ポリアミンの
エマルジョンからなる硬化剤、およびポルトランドセメ
ントの3成分からなるものが特に好ましい。水性エポキ
シ樹脂系プライマーは、溶剤による臭気がなく、コンク
リート下地に塗布した後の乾燥性や硬化性に優れ、ま
た、下地およびウレタン系塗膜防水材との接着性も良好
である。
【0020】次に、本発明に用いる(b)水硬化型ウレ
タン系塗膜防水材について説明する。本発明で用いられ
る水硬化型ウレタン系防水材とは、イソシアネート基末
端プレポリマーを主成分とし、水、または温水を加えた
混合液を塗布すると、水や温水と反応して硬化塗膜を形
成しうるものである。このような水硬化型ウレタン系防
水材としては、ポリオールとトリレンジイソシアネート
を反応させて得られるイソシアネート基末端プレポリマ
ーを主成分とするものが好ましい。この場合、一液型の
湿気硬化タイプのように表面から硬化が進むのではな
く、塗膜厚み全体を通して均等に硬化するので、塗膜の
外観が際だって良好となる。
【0021】この場合、ポリオールとしては、水酸基価
が20〜60mgKOH/g、かつ平均の水酸基数が2
〜4のポリオキシアルキレンポリオールが好ましい。ま
た、トリレンジイソシアネートは2,4異性体を80質
量%以上含有するものが好ましく、95質量%以上含有
するものがさらに好ましい。本発明においては特定のト
リレンジイソシアネートを用いることにより、得られる
プレポリマーの粘度、硬化性、硬化塗膜の機械物性の面
に優れ、さらに可使時間をより長くすることが可能であ
る。
【0022】プレポリマーのイソシアネート基含有率
は、3〜8質量%が好ましい。8質量%を越えると水と
の反応が速くなりすぎ、得られる塗膜が硬くなり、充分
な伸び性能が発現しにくくなる。3質量%未満では塗膜
の機械強度が低くなる。より好ましくは5〜7質量%で
ある。
【0023】本発明に用いる水硬化型ウレタン系防水材
には、上記のイソシアネート基末端プレポリマーに炭酸
ガス吸収剤を含むことが好ましい。炭酸ガス吸収剤の存
在により塗膜の発泡を抑えることができる。
【0024】炭酸ガス吸収剤としては元素周期律第2、
3、4族の金属の水酸化物、酸化物、塩基性塩類、錯
塩、または複塩などを用いることができ、水酸化カルシ
ウム、水酸化マグネシウム、酸化マグネシウムなどが好
ましい。中でも水酸化マグネシウムが水にほとんど溶解
せず、ウレタン結合の加水分解を起こしにくいので特に
好ましい。また、炭酸ガス吸収剤の使用量は、イソシア
ネート基末端プレポリマー100質量部に対して1〜5
0質量部が好ましく、10〜40質量部が特に好まし
い。
【0025】また、本発明に用いる水硬化型ウレタン系
防水材には、上記のイソシアネート基末端プレポリマー
に可塑剤を含むことも好ましい。可塑剤の併用により粘
度を低下させて作業性を向上させることができるととも
に、可使時間の延長や表面外観を向上させる効果があ
る。
【0026】可塑剤としては、フタル酸ジオクチル、フ
タル酸ジブチル、フタル酸ジノニル、フタル酸ジイソノ
ニル、アジピン酸ジオクチル、塩素化パラフィン、石油
系可塑剤などの汎用可塑剤や、脂肪族モノカルボン酸ア
ルキルエステルを用いることができる。脂肪族モノカル
ボン酸アルキルエステルとしては、ラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、バ
クセン酸、リノール酸、リノレン酸、エイコサン酸、ド
コサン酸、テトラコサン酸などのアルキルエステルが挙
げられる。また、アマニ油、オリーブ油、けし油、ごま
油、大豆油、つばき油、なたね油、ひまわり油などの植
物油脂、またはアヒル、ウサギ、牛、馬、羊、ミンク、
鶏、ブタ、カサゴ、マンボウ、キンメダイなどの動物油
脂を変性して得られるモノカルボン酸アルキルエステ
ル、またはモノカルボン酸アルキルエステル混合物も挙
げられる。
【0027】可塑剤の使用量はイソシアネート基末端プ
レポリマー100質量部に対して10〜100質量部が
好ましく、10〜50質量部が特に好ましい。この範囲
で可塑剤を用いることにより、溶剤を使用しなくとも充
分に低粘度の水硬化型ウレタン系塗膜防水材を得ること
ができる。
【0028】なお、本発明においてはウレタン系塗膜防
水材は、実質的に溶剤を含まない無溶剤型であるが、配
合時に用いられる上記可塑材等の添加剤にあらかじめ含
まれる溶剤が少量含まれていてもよく、この場合ウレタ
ン系塗膜防水材全体中の溶剤の含有量は3質量%以下で
あることが必要であり、より好ましくは1質量%以下で
あり、最も好ましくは含まないことである。
【0029】本発明においては、ウレタン系塗膜防水材
を塗布する際に、硬化剤として水、または温水を添加
し、混合して防水材として用いる。これにより、一液型
の湿気硬化タイプのように表面から硬化が進むのではな
く、塗膜厚み全体を通して均等に硬化するので塗膜外観
が良好になる。
【0030】水や温水の使用量はイソシアネート基末端
プレポリマー100質量部に対して10〜40質量部が
好ましい。この水や温水の添加量はイソシアネート基に
対して大過剰とするため、少なくともイソシアネート基
末端プレポリマー100質量部に対して10質量部以上
とされる。40質量部を越えると余剰の水や温水が多す
ぎて硬化塗膜が大幅に収縮するので好ましくない。
【0031】温水を用いた場合、イソシアネート基末端
プレポリマーとの混合が容易になり、特に冬期の低温時
において、粘度をある程度低減することができ、作業性
を向上することができる。この場合、温水の温度は35
℃以上が好ましい。
【0032】水硬化型防水材の塗布量は通常2.0〜
3.5kg/m2であり、通常は1回で塗布されるが、
2回以上に分けて塗布してもよい。
【0033】次に、本発明に使用する(c)水性含フッ
素重合体系トップコートについて説明する。水性含フッ
素重合体系トップコートとしては、イソシアネート基末
端プレポリマーを主成分とする主剤と含フッ素ポリオー
ルを含むエマルジョンからなる硬化剤とからなるものが
好ましい。
【0034】前記イソシアネート基末端プレポリマーと
しては、ポリオキシプロピレンポリオールやポリオキシ
テトラメチレンジオールなどのポリエーテルポリオー
ル、アジペート系、ラクトン系などのポリエステルポリ
オールと、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロ
ンジイソシアネートなどの芳香環を持たないポリイソシ
アネートとの反応により得られるものが好ましい。ま
た、この主剤は、プロピレングリコールモノメチルエー
テルアセテートなどの減粘剤で希釈されていてもよい。
また、通常イソシアネート基含有率1〜5質量%のもの
を主剤として用いることが好ましい。
【0035】含フッ素ポリオールとしては、フルオロオ
レフィンおよび水酸基を有するエチレン性不飽和単量
体、ならびに任意にその他のエチレン性不飽和単量体を
重合させて得られるものが好ましい。フルオロオレフィ
ンとしては下記式(1)に示される化合物が好ましく挙
げられる。
【0036】CF2=CFX (1) (ただし、Xは水素原子、塩素原子、フッ素原子、炭素
数1〜3のパーフルオロアルキル基または炭素数1〜3
のパーフルオロアルコキシ基である。) 具体的にはテトラフルオロエチレン(TFE)、クロロ
トリフルオロエチレン(CTFE)、ヘキサフルオロプ
ロピレン、パーフルオロプロピルビニルエーテルなどが
挙げられる。上記フルオロオレフィンは1種のみを使用
してもよく、2種以上を混合して使用してもよい。
【0037】また、水酸基を有するエチレン性不飽和単
量体としては、たとえば、ヒドロキシブチルビニルエー
テル(HBVE)、ヒドロキシエチルビニルエーテルな
どのヒドロキシアルキルビニルエーテル、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレートなどのヒドロキシアルキ
ル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチルアリルエー
テルなどのヒドロキシアルキルアリルエーテル、ヒドロ
キシブチルイソプロペニルエーテルなどのヒドロキシア
ルキルイソプロペニルエーテル、アリルアルコールなど
が挙げられる。
【0038】一方、その他のエチレン性不飽和単量体と
しては、特に限定されるものではなく、ビニルエステル
類、ビニルエーテル類、イソプロペニルエーテル類、ア
リルエーテル類、オレフィン類などを用いることができ
る。溶剤可溶性、塗膜硬度のコントロール、耐候性の観
点から、また交互共重合性、重合収率などの観点からビ
ニルエーテル類が好ましい。
【0039】ビニルエーテル類としては、具体的には、
エチルビニルエーテル(EVE)、ブチルビニルエーテ
ル(BVE)、シクロヘキシルビニルエーテル(CHV
E)などの炭素数2〜8程度のアルキル基/シクロアル
キル基を有するアルキルビニルエーテル類やシクロアル
キルビニルエーテル類などが挙げられる。
【0040】上記水性含フッ素重合体系トップコート
は、溶剤による臭気がなく、ウレタン系塗膜防水材との
接着性に優れ、耐候性も良好である。なお、本発明にお
いては、上記の主剤、硬化剤からなるトップコートに顔
料、充填剤、触媒、各種安定剤、可塑剤などを適宜加え
ることができる。
【0041】次に、本発明のウレタン系塗膜を用いた防
水工法について説明する。本発明の防水工法は、たとえ
ば以下のようにして実施できる。
【0042】1)建築物躯体上に、上記水性プライマー
を塗布して充分に硬化させる。水性プライマーの塗布量
は0.1〜0.5kg/m2が好ましい。なお、塗布方
法は特に限定されず、ローラー、刷毛、こて、レーキな
どの一般的な方法が採用される。
【0043】2)充分に硬化した水性プライマーの層の
上に、上記水硬化型ウレタン系塗膜防水材を塗布し、充
分に硬化させる。上記水硬化型ウレタン系塗膜防水材の
塗布量は2.0〜3.5kg/m2が好ましい。また、
該防水材を1〜2回塗布することが好ましい。なお、塗
布方法は特に限定されず、上記水性プライマーの塗布と
同様の一般的な方法が採用される。
【0044】3)充分に硬化したウレタン系塗膜防水材
の層の上に、上記水性含フッ素重合体系トップコートを
塗布し、充分に硬化させる。塗布量は0.1〜0.3k
g/m2が好ましい。また、該トップコートを1〜2回
塗布することが好ましい。なお、塗布方法は、上記プラ
イマーの塗布方法と同様の方法が採用される。
【0045】上記のような、本発明のウレタン系塗膜防
水工法は、建築物の屋上、ベランダ、バルコニーまたは
開放廊下等の防水層の施工または防水層の改修に好まし
く適用される。
【0046】
【実施例】以下、本発明のウレタン系塗膜防水工法を実
施例1、2、比較例1〜4を挙げて具体的に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、
以下の説明において、「部」は「質量部」を表す。
【0047】実施例1 以下のプライマー、ウレタン系塗膜防水材、トップコー
トを、23℃、相対湿度50%の室内にて900mm角
のスレート板下地に、それぞれ順次塗布して硬化させ、
実施例1の塗膜防水層を形成させた。
【0048】プライマーとして、ビスフェノールA系エ
ポキシ樹脂(エポキシ当量190)を、エマルジョン化
した主剤(固形分45質量%)と、脂肪族ポリアミン
(アミン価220mgKOH/g)を、エマルジョン化
した硬化剤(固形分35質量%)と、ポルトランドセメ
ントを主成分とする粉体とを、それぞれ質量比で1/1
/2となるように混合したものを、ローラーを用いて塗
布(塗布量0.3kg/m2)し、充分硬化させた。
【0049】次いで、防水材として、ポリプロピレント
リオール(分子量3000)8.3部、ポリプロピレン
ジオール(分子量2000)22.7部、ジプロピレン
グリコール2.3部に、12.9部のトリレンジイソシ
アネート(2,4−異性体80質量%)(NCO/OH
比=2.27)を反応させ、イソシアネート基含有率
7.5質量%のプレポリマーを得た。これにアジピン酸
ジオクチル19.1部、水酸化マグネシウム13.2
部、消石灰1.4部、炭酸カルシウム15.3部、顔料
ペースト1.2部、ポリアミノアマイドエステル塩(ビ
ックケミー・ジャパン社製界面活性剤:アンチテラU)
2部、ノンシリコン系消泡剤(ビックケミー・ジャパン
社製:BYK−057)1.4部、N,N,N',
N'',N''−ペンタメチルジエチレントリアミン0.2
部を混合した液を水硬化防水材とした。この水硬化防水
材100部に15部の水を添加して混合した液を、金ゴ
テを用いて塗布(塗布量2.5kg/m2)し、充分に
硬化させた。
【0050】最後に、トップコートとしてポリテトラメ
チレングリコール(分子量850)とヘキサメチレンジ
イソシアネートとを反応させて得られたイソシアネート
基末端プレポリマー(イソシアネート基含有率7.0質
量%)95部とプロピレングリコールモノメチルエーテ
ルアセテート5部の混合液からなる主剤と、エチルビニ
ルエーテル、クロロトリフルオロエチレン、およびヒド
ロキシブチルビニルエーテルを共重合させて得られた含
フッ素ポリオール(水酸基当たりの分子量1600)4
5部に、着色顔料25部を混合し、これをエマルジョン
化した硬化剤(固形分70質量%)を、それぞれ質量比
で1/4となるように混合し、ローラーを用いて塗布
(塗布量0.1kg/m2)し、充分に硬化させた。
【0051】実施例2 実施例1と同様に以下のプライマー、ウレタン系塗膜防
水材、トップコートを順次塗布して硬化させ、実施例2
の塗膜防水層を形成させた。
【0052】プライマーとして、水30部、ラウリル硫
酸ナトリウム1部、フタル酸ジオクチル35部、および
ひまし油(水酸基価160mgKOH/g、平均官能基
数2.7)34部を混合したエマルジョン100部と、
クルードMDI100部と、白色セメント135部とを
均一に混合し、この組成物をローラーを用いて0.6m
mの厚みになるように塗布し、充分に硬化させた。
【0053】次いで、防水材として、ポリプロピレント
リオール(分子量5000)9.5部、ポリプロピレン
ジオール(分子量4000)30.9部、ジプロピレン
グリコール2.9部に、13.0部のトリレンジイソシ
アネート(2,4−異性体95質量%)(NCO/OH
比=2.32)を反応させ、イソシアネート基含有率
6.3質量%のプレポリマーを得た。これに糠油をメタ
ノールでエステル交換したモノカルボン酸メチル15.
0部、水酸化マグネシウム10.7部、消石灰1.1
部、炭酸カルシウム12.4部、顔料ペースト1.1
部、アンチテラU2部、BYK−057を1.1部、
N,N,N',N'',N''−ペンタメチルジエチレント
リアミン0.3部を混合した液を水硬化防水材とした。
この水硬化防水材100部に13部の水を添加して混合
した液を、金ゴテを用いて塗布(塗布量2.5kg/m
2)し、充分に硬化させた。最後に、実施例1と同じト
ップコートを塗布し、充分に硬化させた。
【0054】比較例1 実施例1と同じプライマー、防水材を塗布し、充分に硬
化させた。最後に、トップコートとしてポリテトラメチ
レングリコール(分子量850)とヘキサメチレンジイ
ソシアネートとを反応させて得られたイソシアネート基
末端プレポリマー(イソシアネート基含有率7.0質量
%)95部とプロピレングリコールモノメチルエーテル
アセテート5部の混合液からなる主剤と、スチレン、n
−ブチルアクリレートおよび2−ヒドロキシエチルメタ
クリレートを共重合させて得られたアクリルポリオール
(水酸基当たりの分子量2000)45部に、着色顔料
25部を混合し、これをエマルジョン化した硬化剤(固
形分70質量%)と、希釈剤として水とを、それぞれ質
量比で2/10/3となるように混合して、ローラーを
用いて塗布(塗布量0.1kg/m2)し、充分に硬化
させた。
【0055】比較例2 実施例1と同様に以下のプライマー、ウレタン系塗膜防
水材、トップコートを順次塗布して硬化させ、比較例2
の塗膜防水層を形成させた。
【0056】プライマーとして、ポリオキシプロピレン
トリオール(分子量420)16.0部とポリオキシプ
ロピレンジオール(分子量1000)8.0部に、トリ
レンジイソシアネート(2,4−異性体80質量%)1
8.0部(NCO/OH比=4.55)を反応させて得
られたイソシアネート基末端プレポリマーをキシレン5
8部で希釈してプレポリマー溶液(イソシアネート基含
有率3.1質量%)を得た。このプレポリマー溶液をロ
ーラーを用いて塗布(塗布量0.25kg/m 2)し、
充分に硬化させた。
【0057】次いで、防水材として、ポリプロピレント
リオール(分子量6000)28.6部に、4,4’−
ジフェニルメタンジイソシアネート3.4部(NCO/
OH比=1.9)を反応させて得られたイソシアネート
基末端プレポリマー(イソシアネート基含有率1.65
質量%)に、キシレン15部、炭酸カルシウム47部、
顔料ペースト6部、およびジブチル錫ジラウレート0.
5部を混合した一液湿気硬化型ウレタン防水材を金ゴテ
を用いて塗布(塗布量2.5kg/m2)し、充分に硬
化させた。
【0058】最後に、トップコートとして、ポリテトラ
メチレングリコール(分子量850)とヘキサメチレン
ジイソシアネートとを反応させて得られたイソシアネー
ト基末端プレポリマー(イソシアネート基含有率6.0
質量%)40部とトルエン60部の混合液からなる主剤
と、スチレン、n−ブチルアクリレートおよび2−ヒド
ロキシエチルメタクリレートを共重合させて得られたア
クリルポリオール(水酸基当たりの分子量2500)4
0部に、着色顔料20部およびトルエン40部を混合し
た溶液からなる硬化剤(固形分60質量%)を、それぞ
れ質量比で2/3となるように混合し、ローラーを用い
て塗布(塗布量0.2kg/m2)し、充分硬化させ
た。
【0059】比較例3 実施例1と同じプライマーを塗布し、充分に硬化させ
た。次いで、防水材として、ポリプロピレントリオール
(分子量6000)28.6部に、4,4’−ジフェニ
ルメタンジイソシアネート3.4部(NCO/OH比=
1.9)を反応させて得られたイソシアネート基末端プ
レポリマー(イソシアネート基含有率1.65質量%)
に、フタル酸ジオクチル15部、炭酸カルシウム47
部、顔料ペースト6部、およびジブチル錫ジラウレート
0.5部を混合した一液湿気硬化型ウレタン防水材を金
ゴテを用いて塗布(塗布量2.5kg/m2)し、充分
に硬化させた。最後に、比較例1と同じトップコートを
塗布し、充分に硬化させた。
【0060】比較例4 実施例1と同じプライマーを塗布し、充分に硬化させ
た。次いで、防水材として、ポリプロピレントリオール
(分子量5000)9.5部、ポリプロピレンジオール
(分子量4000)30.9部、ジプロピレングリコー
ル2.9部に、13.0部のトリレンジイソシアネート
(2,4−異性体95質量%)(NCO/OH比=2.
32)を反応させ、イソシアネート基含有率6.3質量
%のプレポリマーを得た。これに糠油をメタノールでエ
ステル交換したモノカルボン酸メチル15.0部、水酸
化マグネシウム10.7部、消石灰1.1部、炭酸カル
シウム12.4部、顔料ペースト1.1部、アンチテラ
U2部、BYK−057を1.1部、N,N,N',
N'',N''−ペンタメチルジエチレントリアミン0.3
部を混合した液を防水材とした。この防水材を水の添加
なしで、金ゴテを用いて塗布(塗布量2.5kg/
2)し、空気中の湿気と、充分に湿気硬化させた。最
後に、比較例1と同じトップコートを塗布し、充分に硬
化させた。
【0061】試験例 上記の実施例1、2、比較例1〜4で得られた塗膜防水
層について、以下の方法により臭気、防水材の粘度、硬
化塗膜外観、機械物性、トップコートの耐候性(光沢保
持率)を測定し、性能を評価した。その結果を表1、表
2に示す。 <臭気> プライマー、ウレタン系塗膜防水材およびトップコート
をそれぞれ塗布する際の臭気を調べた。なお、表中、
○:臭気なし、×:臭気あり、を示す。 <機械物性> JIS−A6021に準拠して、防水層の機械物性を測
定した。表中、Tsは引張り強度(単位:N/m
2)、Eは破断時の伸び(単位:%)を示す。 <光沢保持率> 上記900mm角のトップコートまで塗り重ねた塗り板
片を一定期間(1ヶ月間、2ヶ月間)屋外暴露してJI
S−Z8741に準拠して、60度鏡面光沢度測定法に
より光沢度を測定し、光沢保持率(%)を下記式により
求めた。 (光沢保持率)=100×(一定期間経過後光沢度)/
(初期光沢度)
【0062】
【表1】
【0063】
【表2】
【0064】表1、2の結果より、実施例1、2の塗膜
防水層は、臭気の発生もなく、充分な塗膜層の強度、光
沢保持率が得られており、機械強度、耐候性に優れてい
ることがわかる。また、ウレタン防水材はスレート下地
に強固に接着しており、トップコートもウレタン防水材
に充分に固着していた。
【0065】これに対してトップコートに水性アクリル
系を用いた比較例1においては、光沢保持率が低下して
おり耐侯性が劣った。また、プライマー、防水材、トッ
プコートに溶剤系を用いた比較例2においては溶剤臭が
発生した。さらに、防水材としてウレタン一液湿気硬化
型を用いた比較例3においては粘度が高く、塗膜にピン
ホールが発生して外観不良であった。また、防水材を水
の添加なしで空気中の湿気で硬化させた比較例4におい
ては塗膜が発泡して外観が悪く、充分な機械強度が得ら
れなかった。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
強い有機溶剤臭を発することなく、環境衛生上好ましい
条件で防水施工ができる。また、形成された塗膜防水層
は、防水材が均一に硬化するので硬化後の表面外観に優
れ、しかもトップコートは極めて優れた耐候性を発揮で
きる。したがって本発明の防水工法は、建築物の屋上、
ベランダ、バルコニーまたは開放廊下等の防水層の施工
または防水層の改修等に好適に使用できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物躯体表面に、躯体表面から順に
    (a)水性プライマー、(b)水硬化型ウレタン系塗膜
    防水材、(c)水性含フッ素重合体系トップコートを順
    次施工することを特徴とする、ウレタン系塗膜防水工
    法。
  2. 【請求項2】 前記水硬化型ウレタン系塗膜防水材が、
    ポリオールとトリレンジイソシアネートとの反応により
    得られるイソシアネート基末端プレポリマーを主成分と
    し、これに水または温水を加えて硬化させる水硬化型ウ
    レタン系塗膜防水材である、請求項1に記載のウレタン
    系塗膜防水工法。
  3. 【請求項3】 前記水硬化型ウレタン系塗膜防水材が、
    前記イソシアネート基末端プレポリマー100質量部に
    対して1〜50質量部の炭酸ガス吸収剤を含有する、請
    求項2に記載のウレタン系塗膜防水工法。
  4. 【請求項4】 前記水硬化型ウレタン系塗膜防水材が、
    前記イソシアネート基末端プレポリマー100質量部に
    対して10〜100質量部の可塑剤を含有する、請求項
    2または3に記載のウレタン系塗膜防水工法。
  5. 【請求項5】 前記水性プライマーが水性エポキシ樹脂
    系プライマーである、請求項1〜4のいずれか一つに記
    載のウレタン系塗膜防水工法。
  6. 【請求項6】 建築物の屋上、ベランダ、バルコニーま
    たは開放廊下における、防水層の施工または改修に適用
    される、請求項1〜5のいずれか一つに記載のウレタン
    系塗膜防水工法。
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