JP2002363326A - ポリアミド樹脂発泡成形品 - Google Patents

ポリアミド樹脂発泡成形品

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JP2002363326A
JP2002363326A JP2001170918A JP2001170918A JP2002363326A JP 2002363326 A JP2002363326 A JP 2002363326A JP 2001170918 A JP2001170918 A JP 2001170918A JP 2001170918 A JP2001170918 A JP 2001170918A JP 2002363326 A JP2002363326 A JP 2002363326A
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nylon
resin
injection molding
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Shigeru Okita
茂 沖田
Tatsuo Akatsu
龍雄 赤津
Shunji Sato
俊二 佐藤
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    • C08J9/04Working-up of macromolecular substances to porous or cellular articles or materials; After-treatment thereof using blowing gases generated by a previously added blowing agent
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポリアミド樹脂の有する本来の特性を損なう
ことなく微細かつ均一な発泡状態を有するポリアミド樹
脂発泡成形品を提供する。 【解決手段】 ポリアミド樹脂と超臨界流体とを射出成
形機に導入して射出成形して得られるポリアミド樹脂発
泡成形品であって、前記ポリアミド樹脂が式[COO
H]>[NH2 ](ただし、[NH2 ]は末端アミノ基
濃度を、[COOH]は末端カルボキシル基濃度を表
し、単位はそれぞれmol/gである。)を満たすこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリアミド樹脂の
有する本来の特性を損なうことなく微細かつ均一な発泡
状態を有するポリアミド樹脂発泡成形品に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ポリアミド樹脂は、その優れた成形性、
機械特性、耐久性、耐オイル・薬品性および耐磨耗性な
どを有していることから、これらの特性を生かして、自
動車用途を始めとする種々の用途に広く利用されてい
る。
【0003】しかるに、ポリアミド樹脂の各種用途にお
いては、さらなる軽量化の要望が強くなっており、その
ためにポリアミド樹脂発泡成形品の製造方法の開発が行
われている。
【0004】例えば、プラスチック技術全書、9巻、ポ
リアミド樹脂、工業調査会、1979年発行の29ペー
ジ〜30ページには、ポリアミド樹脂に関する有機また
は無機の分解性発泡剤による発泡成形方法、窒素や炭酸
ガスのような不活性ガスを用いた発泡成形方法、および
揮発性液体発泡剤による発泡成形方法などについて記載
されている。
【0005】一方、近年では、超臨界流体を用いた発泡
成形技術の研究開発が盛んに行われており、射出成形機
に超臨界状態の窒素ガスや炭酸ガスを導入して発泡成形
品を得るという射出成形技術が開発されている。
【0006】例えば、超臨界流体を樹脂材料に連続的に
導入して材料を発泡させて得られる発泡体(米国特許第
4473665号、米国特許第5158986号、米国
特許5334356号、日本特許2625576号)、
およびスチレン系樹脂50〜99重量部とポリプロピレ
ン樹脂1〜50重量部からなる樹脂組成物を射出成形す
る際に超臨界流体を導入して発泡成形品を得る方法(特
開平10−24436号公報)が知られている。
【0007】また、超臨界流体を利用した射出成形によ
るポリアミド樹脂成形品の例が、プラスチックスエー
ジ、2001年、1月号、123〜130ページに記載
されている。
【0008】しかしながら、前記プラスチック技術全
書、9巻、ポリアミド樹脂、工業調査会、1979年発
行の29ページ〜30ページに記載されている有機また
は無機の分解性発泡剤による発泡成形方法、窒素や炭酸
ガスのような不活性ガスを用いた発泡成形方法、および
揮発性液体発泡剤による発泡成形方法では、ポリアミド
樹脂の融点が高く、成形温度が高いこと、また、ポリア
ミド樹脂が化学構造的に化学発泡剤の分解温度を低下さ
せる作用があることに起因して、微細かつ均一な発泡状
態を形成させることが難しく、結果としてポリアミド樹
脂本来の特性が発揮できないという問題点があった。
【0009】また、前記米国特許第4473665号、
米国特許第5158986号、米国特許5334356
号、日本特許2625576号および前記特開平10−
24436号公報には、超臨界流体を用いた発泡射出成
形方法が記載されているものの、米国特許第51589
86号、米国特許5334356号、日本特許2625
576号および前記特開平10−24436号公報に
は、ポリアミド樹脂の発泡成形品に関する記載が全く無
く、僅かに米国特許第4473665号には、その請求
項24にポリアミド樹脂の使用について記載されてはい
るが、実際にポリアミド樹脂に適用した実施例の記載は
認められないばかりか、ポリアミド樹脂の種類や末端基
構造などの化学構造の影響についても全く開示されてい
ない。
【0010】一方、プラスチックスエージ、2001
年、1月号には、超臨界流体を利用した射出成形による
ポリアミド樹脂成形品が実例写真として記載されている
ものの、発泡状態や成形品の物性については全く開示さ
れていないばかりか、使用したポリアミド樹脂の種類や
末端基構造などの化学構造に関しても全く言及されては
いない。
【0011】このように、ポリアミド樹脂を用いて、そ
の特性を損なわずに、微細かつ均一な発泡状態を有する
射出発泡成形品を得ることについては、これまで見出さ
れていなかった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものである。
【0013】したがって、本発明の目的は、ポリアミド
樹脂の有する本来の特性を損なうことなく微細かつ均一
な発泡状態を有するポリアミド樹脂発泡成形品を提供す
ることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決すべく検討した結果、特定の末端アミノ基濃
度、末端カルボキシル基濃度を有するポリアミド樹脂を
用い、このポリアミド樹脂と超臨界流体とを射出成形機
に導入して射出成形することによって、上記の目的に合
致したポリアミド樹脂発泡成形品が得られることを見出
し、本発明に到達した。
【0015】すなわち、本発明のポリアミド樹脂発泡成
形品は、ポリアミド樹脂と超臨界流体とを射出成形機に
導入して射出成形して得られるポリアミド樹脂発泡成形
品であって、前記ポリアミド樹脂が式[COOH]>
[NH2 ](ただし、[NH2]は末端アミノ基濃度
を、[COOH]は末端カルボキシル基濃度を表し、単
位はそれぞれmol/gである。)を満たすことを特徴
とする。
【0016】そして、本発明のポリアミド樹脂発泡成形
品においては、前記ポリアミド樹脂が無機充填剤を含有
すること、前記無機充填剤がガラス繊維および/または
炭素繊維であること、および前記ポリアミド樹脂がナイ
ロン6、ナイロン66、ナイロン11およびナイロン1
2から選ばれた1種以上であることが、いずれも好まし
い条件である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のポリアミド樹脂発
泡成形品について詳細に説明する。なお、以下に述べる
本発明において、「重量」とは「質量」を意味する。
【0018】本発明で用いられるポリアミド樹脂とは、
アミノ酸、ラクタムあるいはジアミンとジカルボン酸を
主たる構成成分とするポリアミド樹脂のことであり、式
[COOH]>[NH2 ](ただし、[NH2 ]は末端
アミノ基濃度を、[COOH]は末端カルボキシル基濃
度を表し、単位はそれぞれmol/gである。)を満た
すことを必須の要件とするものである。
【0019】末端カルボキシル基濃度[COOH]が末
端アミノ基濃度[NH2 ]より小さいポリアミド樹脂を
使用する場合には、微細かつ均一な発泡状態を形成させ
ることができない。その理由は完全には明らかにされて
はいないが、恐らく超臨界流体の分散状態が、溶融した
ポリアミド樹脂と超臨界流体との親和性に依存し、ポリ
アミド樹脂の末端基の構造が超臨界流体との親和性に影
響するためであると推定される。
【0020】上記の式を満足する限りにおいては、ポリ
アミド樹脂の末端アミノ基濃度[NH2 ]に特に制限は
ないが、通常は2×10-5〜13×10-5mol/gの
範囲であり、3×10-5〜10×10-5mol/gの範
囲であることが好ましい。
【0021】また、ポリアミド樹脂の末端カルボキシル
基濃度[COOH]についても、上記の式を満足する限
りにおいては特に制限はないが、通常は2×10-5〜1
3×10-5mol/gの範囲であり、3×10-5〜10
×10-5mol/gの範囲であることが好ましい。
【0022】本発明で使用されるポリアミド樹脂の種類
については、上記の式を満足する限りは特に制限はな
い。
【0023】本発明で使用されるポリアミド樹脂の主要
構成成分の代表例としては、6−アミノカプロン酸、1
1−アミノウンデカン酸、12−アミノドデカン酸、p
−アミノメチル安息香酸などのアミノ酸、ε−カプロラ
クタム、ω−ラウロラクタムなどのラクタム、テトラメ
チレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、2−メチル
ペンタメチレンジアミン、ノナメチレンジアミン、デカ
メチレンジアミン、ウンデカメチレンジアミン、ドデカ
メチレンジアミン、2,2,4−/2,4,4−トリメ
チルヘキサメチレンジアミン、5−メチルノナメチレン
ジアミン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジ
アミン、1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサ
ン、1,4−ビス(アミノメチル)シクロヘキサン、1
−アミノ−3−アミノメチル−3,5,5−トリメチル
シクロヘキサン、ビス(4−アミノシクロヘキシル)メ
タン、ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)
メタン、2,2−ビス(4−アミノシクロヘキシル)プ
ロパン、ビス(アミノプロピル)ピペラジン、アミノエ
チルピペラジンなどの脂肪族、脂環族、芳香族のジアミ
ン、およびアジピン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セ
バシン酸、ドデカン二酸、テレフタル酸、イソフタル
酸、2−クロロテレフタル酸、2−メチルテレフタル
酸、5−メチルイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイ
ソフタル酸、ヘキサヒドロテレフタル酸、ヘキサヒドロ
イソフタル酸などの脂肪族、脂環族、芳香族のジカルボ
ン酸が挙げられ、本発明においては、これらの原料から
誘導されるポリアミドホモポリマーまたはコポリマー
を、各々単独または混合物の形で用いることができる。
【0024】本発明において、特に有用なポリアミド樹
脂は、150℃以上の融点を有する耐熱性や強度に優れ
たポリアミド樹脂であり、具体的な例としては、ポリカ
プロアミド(ナイロン6)、ポリヘキサメチレンアジパ
ミド(ナイロン66)、ポリテトラメチレンアジパミド
(ナイロン46)、ポリヘキサメチレンセバカミド(ナ
イロン610)、ポリヘキサメチレンドデカミド(ナイ
ロン612)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘ
キサメチレンテレフタルアミドコポリマー(ナイロン6
6/6T)、ポリヘキサメチレンアジパミド/ポリヘキ
サメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン66
/6I)、ポリカプロアミド/ポリヘキサメチレンアジ
パミド/ポリヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマ
ー(ナイロン6/66/6I)、ポリヘキサメチレンア
ジパミド/ポリヘキサメチレンテレフタルアミド/ポリ
ヘキサメチレンイソフタルアミドコポリマー(ナイロン
66/6T/6I)、ポリキシリレンアジパミド(ナイ
ロンXD6)、ポリノナメチレンテレフタルアミド(ナ
イロン9T)、ポリノナメチレンイソフタルアミド(ナ
イロン9I)、ポリノナメチレンテレフタルアミド/ポ
リノナメチレンイソフタルアミド(ナイロン9T/9
I)、ナイロン12、ナイロン11およびこれらの混合
物ないし共重合体などが挙げられる。なお、ここで、T
はテレフタル酸単位を表し、Iはイソフタル酸単位を表
す。
【0025】本発明で使用するポリアミド樹脂のとりわ
け好ましい例としては、ナイロン6、ナイロン66、ナ
イロン11およびナイロン12を挙げることができ、さ
らにこれらポリアミド樹脂の耐熱性、振動溶着性などの
特性向上を目的に、2種以上のポリアミド樹脂の混合物
として用いることも実用上好適である。
【0026】本発明で使用されるポリアミド樹脂の重合
度には特に制限はないが、通常、ポリアミド樹脂1gを
98%硫酸100mLに溶解した溶液を用いて25℃で
測定した相対粘度ηrが2.0〜8.0、好ましくは
2.3〜6.5、さらに好ましくは2.5〜4.5での
範囲であることが望ましい。
【0027】なお、本発明で使用するポリアミド樹脂
は、必要に応じて無機充填剤を含有することができる。
【0028】無機充填材としては、一般に強化ポリアミ
ド樹脂に使用されるガラス繊維が好ましいが、その他の
様々な繊維状または非繊維状の無機強化材を用いること
により、さらに成形品表面性などの改善を図ることが可
能である。本発明で使用するガラス繊維の繊維径、繊維
長については特に限定はない。その他の無機充填材の例
としては、炭素繊維、チタン酸カリウムウィスカ、酸化
亜鉛ウィスカ、硼酸アルミニウムウィスカ、アラミド繊
維、アルミナ繊維、炭化珪素繊維、セラミック繊維、ア
スベスト繊維、石コウ繊維、金属繊維などの繊維状充填
剤、ワラステナイト、ゼオライト、セリサイト、カオリ
ン、マイカ、クレー、パイロフィライト、ベントナイ
ト、アスベスト、タルク、アルミナシリケートなどの珪
酸塩、アルミナ、酸化珪素、酸化マグネシウム、酸化ジ
ルコニウム、酸化チタン、酸化鉄などの金属酸化物、炭
酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロマイトなどの炭
酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリウムなどの硫酸塩、水
酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニ
ウムなどの水酸化物、ガラスフレーク、ガラスビーズ、
セラミックビーズ、窒化ホウ素、炭化珪素およびシリカ
などの非繊維状充填材などが挙げられ、これらは中空で
あってもよい。これら無機充填材を複数種類併用するこ
とも可能である。また、これら繊維状/非繊維状の無機
充填材をイソシアネート系化合物、有機シラン系化合
物、有機チタネート系化合物、有機ボラン系化合物、エ
ポキシ化合物などのカップリング剤で同時にもしくは予
備的に処理して使用することは、より優れた機械的特性
や成形品外観を得る意味において好ましい。
【0029】本発明における無機充填材の添加量に特に
制限は無いが、通常はポリアミド樹脂100重量部に対
して50〜400重量部、好ましくはポリアミド樹脂1
00重量部に対して25〜300重量部である。
【0030】さらに、本発明の目的を損なわない範囲で
あれば、要求される特性に応じて、主要構成成分である
ポリアミド樹脂に対し、他のポリアミド樹脂や他のポリ
マー類、添加剤、結晶核剤、耐熱剤や紫外線吸収剤など
の安定剤、難燃剤、帯電防止剤、可塑剤、滑剤、着色剤
およびカップリング剤などを添加することも可能であ
る。
【0031】本発明で使用される超臨界流体としては、
ポリアミド樹脂の射出成形時に超臨界状態となって使用
されるものである限り、特に制限はなく、単一物質であ
っても、混合物であってもかまわない。一般には、二酸
化炭素、窒素、アルゴンおよびヘリウムなどの不活性ガ
スが使用され、二酸化炭素および窒素が好ましく用いら
れる。特に好ましくは二酸化炭素である。
【0032】ポリアミド樹脂の射出成形時に注入される
超臨界流体の量については、特に制限はないが、通常は
ポリアミド樹脂100重量部に対して0.01〜100
重量部、好ましくは0.05〜50重量部、さらに好ま
しくは0.1〜30重量部の範囲である。
【0033】射出成形中に溶融ポリアミド樹脂に超臨界
流体を注入する方法には、特に制限はないが、たとえ
ば、気体状態の不活性ガスをそのまま注入する方法、加
圧して注入する方法、減圧して注入する方法、および液
体状態または超臨界流体状態の不活性ガスをプランジャ
ーポンプなどにより注入する方法などが挙げられる。
【0034】次に、本発明のポリアミド樹脂発泡成形品
を製造する方法の一例を図1の構成概略図を用いて説明
する。
【0035】まず、成形材料としてのポリアミド樹脂ペ
レットAを押出機のホッパーBより供給し、加熱溶融さ
せる。超臨界流体となる窒素や炭酸ガスなどの不活性ガ
スはボンベKより供給され、昇圧ポンプJによって昇圧
された後、シリンダーD内の溶融したポリアミド樹脂に
供給される。この際、シリンダーDの内部は、供給され
た不活性ガスが超臨界状態を保ち、溶融ポリアミド樹脂
内に短時間で溶解・拡散されるように、臨界温度以上か
つ臨界圧力以上に保たれている。例えば、窒素の場合の
臨界温度は−127℃、臨界圧力は3.5MPaであ
り、炭酸ガスの場合の臨界温度は31℃、臨界圧力は
7.4MPaである。
【0036】シリンダーD内にて溶融ポリアミド樹脂と
不活性ガスがスクリューCによって混練され、さらにス
タティックミキサーEおよび拡散チャンバーFで溶融ポ
リアミド樹脂と不活性ガスの完全相溶状態が形成され、
続いて金型IのキャビティHに射出され、圧力解放され
て微細発泡成形品が形成される。
【0037】ここで、金型I内にカウンタープレッシャ
ーを負荷させることにより発泡径をコントロールするこ
とも可能であり、必要に応じてガスボンベLから不活性
ガスを供給してもかまわない。その際の圧力としては特
に制限はないが、0.5〜15MPaの範囲であること
が好ましい。
【0038】また、金型内で急激に圧力低下させて発泡
を促進させる方法として、溶融ポリアミド樹脂を金型I
のキャビティH内に射出した後、金型のコアの一部また
は全部を後退させて金型内容積を急激に増大させてもか
まわない。
【0039】本発明のポリアミド樹脂発泡成形品は、一
般にポリアミド樹脂が適用し得るあらゆる用途に適用可
能である。例えば、軽量化要求の大きい自動車分野とし
ては、シリンダーヘッドカバー、タイミングベルトカバ
ー、バランスシャフトギア、オイル制動バルブ、オイル
レベルゲージ、オイルクリーナーケース、ラジエーター
タンク、ウォーターポンプインペラー、サーモスタット
ハウジング、クーリングファン、インタークーラータン
ク、エアーダクト、エアコントロールバルブ、エアレギ
ュレーター、エアフローメーターハウジング、エアーダ
クトインテーク、サイレンサー、レゾネーター、排ガス
ポンプサイドシール、排ガスバルブ、キャブレター、ガ
ソリン噴射ノズル、ピストンバルブ、キャブレターバル
ブ、サージタンク、フューエルフィルターハウジング、
フューエルストレーナー、フューエルセジメンタルケー
ス、キャニスター、EGIチューブ、ソレノイドバル
ブ、ガソリンフロート、ガソリンチャンバー、フューエ
ルチェックバルブ、フューエルインジェクター、フュー
エルインジェクターコネクター、フューエルインジェク
ターノズルカバー、フューエルフィラーキャップ、マス
ターシリンダーピストン、クラッチオイルリザーバー、
スラストワッシャー、シフトアームコーティング、シフ
トレバーノブ、トランスミッションケース、トルコンス
ラストワッシャー、トランスミッションブッシュ、パワ
ーステアリングタンク、ステアリングコラムカバー、ス
テアリングホーンパッド、ステアリングボールジョイン
ト、ホイールフルキャップ、ホイールキャップセンタ
ー、ホイールセンターハブキャップ、ブレーキオイルリ
ザーバー、ブレーキオイルフロート、ブレーキリザーバ
ーキャップ、サイドブレーキワイヤープロテクター、ラ
ジエーターグリル、フロントエンドバンパー、リアエン
ドバンパー、バンパーモール、フロントフェンダー、サ
イドミラーステイ、サイドミラーハウジング、エンブレ
ム、リトラクタブルヘッドランプカバー、電動ミラーベ
ース、フューエルリッド、ボンネットフードルーパー、
エクストラクトグリル、ドア、サイドルーバー、ドアラ
ッチカバー、ドアサイドモール、アウタードアハンド
ル、ピラールーバー、トランクロアーバックフィニシャ
ー、トランクリアエプロン、ハッチバックスライドブラ
ケット、ライセンスプレート、ライセンスプレートポケ
ット、フューエルリッド、サンルーフフレーム、サイド
モール、ウィンドウピボット、ウィンドウガラススライ
ダー、ウィンドウモール、エアースポイラー、インスト
ゥルメントパネルコア、リッドアウター、センタークラ
スター、スイッチ、アッパーガーニッシュ、リッドクラ
スター、メーターフード、メーターパネル、グローブボ
ックス、チェンジレバーカバー、グローブボックスリッ
ド、グローブボックスノブ、グローブドアアウター、ア
ッシュトレイランプハウジング、アッシュトレイパネ
ル、サンバイザーブラケット、サンバイザーシャフト、
サンバイザーホルダー、ピラーガーニッシュ、ルームミ
ラーステイ、レギュレーターハンドル、ドアトリム、イ
ンサイドドアロックノブ、インナーロックノブ、ウィン
ドウレギュレーターハンドル、ウィンドウレギュレータ
ーハンドルノブ、ルーフサイドレールガーニッシュ、ア
ームレストインサート、アームレストベース、アームレ
ストガイド、リアシェルフサイド、ヘッドレストガイ
ド、シートベルトタングプレート、シートベルトリトラ
クターギア、シートベルトバックル、シートベルトスル
ーアンカー、リッドクラスター、安全ベルト機構部品、
クーラーシロッコファン、クーラーバキュームポンプ、
エアコンマグネットクラッチボビン、エアコンアクチュ
エーター、コンプレッサーバルブ、エアーベンチレーシ
ョンフィン、エアコン調節ツマミ、ヒーターコアタン
ク、ヒーターバルブ、ジェネレーターコイルボビン、ジ
ェネレーターカバー、ジェネレーターブッシュ、サーキ
ットボード、ブラシホルダー、コンデンサーケース、レ
ギュレーターケース、スターターレバー、スターターコ
イルボビン、スターターインターバルギア、ディストリ
ビューターポイントブッシュ、イグニッションコイルケ
ース、イグニッションコイルボビン、ディストリビュー
ター絶縁端子、ディストリビューターキャップ、スリー
ブベアリング、ヘリカルギアー、バキュームコントロー
ラー、ジャンクションボックス、ワイヤーハーネスコネ
クター、リレーターミナルベースケース、コイルボビ
ン、ヒューズボックス、スイッチベース、リレーケー
ス、各種スイッチ基板、ランプソケット、ランプリフレ
クター、バックホーンハウジング、サイレントギア、パ
ワーウィンドウスイッチ基板ケース、ワイパーレバー、
ウォッシャーモーターハウジング、ワイパーモーターイ
ンシュレーター、ワイパーアームヘッドカバー、ウォッ
シャーノズル、ワイパーアームヘッド、スピードメータ
ードリブンギア、スピードメーターコントロール、メー
ターコネクター、回転センサー、スピードセンサー、パ
ワーシートギアハウジング、ブラシホルダー、コンミュ
テーター、モーターギア、ボンネットクリップ、モール
クリップ、内装クリップ、バンパークリップ、電気配線
用バンドクリップ、アンテナインナーチューブ、フェン
ダー、スポイラー、ルーフレール、テールゲートおよび
バンパーなどが挙げられる。
【0040】また、その他の用途として、パソコン、液
晶プロジェクター、モバイル機器、携帯電話などの筐
体、内燃機関用途、電動工具ハウジング類などの機械部
品を始め、各種電気・電子部品、医療機器、食品容器、
家庭・事務用品、建材関係部品および家具用部品などが
挙げられる。
【0041】
【実施例】以下に実施例を示し、本発明をさらに具体的
に説明するが、本発明はこれら実施例の記載に限定され
るものではない。また、実施例および比較例中に示され
た配合割合において特に注釈のない「%」は、全て重量
%を意味する。
【0042】また、各種特性の評価は次に記載の方法に
より行った。 [ポリアミド樹脂の相対粘度(ηr )]ポリアミド樹脂
1gを正確に秤量して98%硫酸100mLに室温で溶
解し、オストワルド粘度計を用いて25℃にて測定し
た。 [ポリアミド樹脂のアミノ末端基濃度]ポリアミド樹脂
0.5〜2gを正確に秤量し、フェノール/エタノール
混合溶液(比率:84/16重量%)25mLに室温で
溶解した。この溶液に指示薬としてチモールブルーを添
加し、0.02規定の塩酸で滴定した。 [ポリアミド樹脂のカルボキシル末端基濃度]ポリアミ
ド樹脂0.5〜2gを正確に秤量し、ベンジルアルコー
ル20mLに195℃で溶解した。この溶液に指示薬と
してフェノールフタレインを添加し、0.02規定の水
酸化カリウムのエタノール溶液で滴定した。 [射出成形機] ・最大型締力 2000kN ・スクリュー径 42mm(L/D=28) [比重]得られた成形品を用い、ASTM D792に
準じて測定した。 [機械特性] ・引張強度: ASTM D638に準じて測定した。 ・曲げ弾性率: ASTM D790に準じて測定し
た。 [そり、ひけ]得られた成形品のそり、ヒケを目視によ
り評価した。
【0043】[参考例1]ナイロン6樹脂(A−1)の
製造 30Lのステンレス製オートクレーブに、ε−カプロラ
クタム10kg、安息香酸2.16g、イオン交換水2
00gを仕込み、窒素置換の後、密閉して250℃で1
2時間加熱・撹拌することによりナイロン6樹脂を調製
した。得られたナイロン6樹脂(A−1)をオートクレ
ーブの下部よりストランド状に引き取り、カッティング
してペレットとした。このペレットを沸騰水中で15時
間抽出した後、80℃で24時間真空乾燥した。得られ
たナイロン6樹脂(A−1)の相対粘度ηrは2.6
9、末端アミノ基濃度[NH2 ]は5.25×10-5
ol/g、末端カルボキシル基濃度[COOH]は5.
61×10-5mol/gであった。
【0044】[参考例2]ナイロン6樹脂(A−2)の
製造 安息香酸の代わりに、酢酸を1.06g使用した以外
は、参考例1と同様にしてナイロン6樹脂を製造した。
得られたナイロン6樹脂(A−2)の相対粘度ηrは
2.68、末端アミノ基濃度[NH2 ]は5.31×1
-5mol/g、末端カルボキシル基濃度[COOH]
は5.58×10-5mol/gであった。
【0045】[参考例3]ナイロン6樹脂(A−3)の
製造 安息香酸の代わりに、ヘキサメチレンジアミンを41.
06g使用した以外は、参考例1と同様にしてナイロン
6樹脂を製造した。得られたナイロン6樹脂(A−3)
の相対粘度ηrは2.36、末端アミノ基濃度[N
2 ]は9.01×10-5mol/g、末端カルボキシ
ル基濃度[COOH]は3.85×10-5mol/gで
あった。
【0046】[参考例4]ナイロン6樹脂(A−4)の
製造 安息香酸を使用せず、重合時間を16時間に延長した以
外は、参考例1と同様にしてナイロン6樹脂を製造し
た。得られたナイロン6樹脂(A−4)の相対粘度ηr
は3.22、末端アミノ基濃度[NH2 ]は3.86×
10-5mol/g、末端カルボキシル基濃度[COO
H]は4.14×10-5mol/gであった。
【0047】[参考例5]ナイロン66樹脂(B−1)
の製造 30Lのステンレス製オートクレーブに、ナイロン66
塩(ヘキサメチレンジアミン−アジピン酸の等モル塩)
の80%水溶液および安息香酸(ナイロン66塩10k
gに対して1.86g)を投入し、内温250℃、内圧
1.5〜2.0MPaに保って3時間重合した。その後
徐々に放圧しながら内圧を常圧に戻し、内温を270〜
280℃に上げ、更に1時間重合させた。得られたナイ
ロン66樹脂をオートクレーブの下部からストランドで
抜き出し、ペレタイズした後、80℃で24時間真空乾
燥した。得られたナイロン6樹脂(B−1)の相対粘度
ηrは2.62、末端アミノ基濃度[NH2 ]は5.3
8×10-5mol/g、末端カルボキシル基濃度[CO
OH]は5.60×10-5mol/gであった。
【0048】[参考例6]ナイロン66樹脂(B−2)
の製造 安息香酸の代わりに、酢酸(ナイロン66塩10kgに
対して0.91g)を使用した以外は、参考例5と同様
にしてナイロン66樹脂を製造した。得られたナイロン
66樹脂(B−2)の相対粘度ηrは2.65、末端ア
ミノ基濃度[NH2 ]は5.41×10-5mol/g、
末端カルボキシル基濃度[COOH]は5.66×10
-5mol/gであった。
【0049】[参考例7]ナイロン66樹脂(B−3)
の製造 安息香酸の代わりに、ヘキサメチレンジアミンを35.
41g使用した以外は、参考例1と同様にしてナイロン
66樹脂を製造した。得られたナイロン66樹脂(B−
3)の相対粘度ηrは2.37、末端アミノ基濃度[N
2 ]は9.13×10-5mol/g、末端カルボキシ
ル基濃度[COOH]は3.89×10 -5mol/gで
あった。
【0050】[参考例8]ナイロン66樹脂(B−4)
の製造 安息香酸を使用せず、初期の重合時間を5時間に、後期
の重合時間を3時間に延長した以外は、参考例5と同様
にしてナイロン66樹脂を製造した。得られたナイロン
66樹脂(B−4)の相対粘度ηrは3.21、末端ア
ミノ基濃度[NH2 ]は3.86×10-5mol/g、
末端カルボキシル基濃度[COOH]は4.32×10
-5mol/gであった。以下の実施例では、全て図1に
構成概略を示す射出成形機を使用した。シリンダー温度
はホッパー側からノズル側に向けて以下のように設定し
た。 ・ナイロン6樹脂 :225℃/235℃/245℃/
240℃ ・ナイロン66樹脂:240℃/250℃/265℃/
260℃ ・ガラス繊維強化ナイロン6樹脂 :245℃/250
℃/255℃/250℃ ・ガラス繊維強化ナイロン66樹脂:255℃/260
℃/275℃/270℃。
【0051】また、成形品はASTM1号引張試験片お
よび50mm×50mm×30mmサイズで厚み1.5
mmの箱の2種を成形し、前者で比重、引張特性、曲げ
特性を測定し、後者でソリ、ヒケの評価を行った。金型
温度はいずれの場合も30℃とした。超臨界流体として
は窒素または炭酸ガスを使用し、注入量はポリアミド樹
脂またはポリアミド樹脂組成物100gに対して1gと
した。
【0052】[実施例1〜3]参考例1、2および4で
製造したナイロン6樹脂(A−1)、(A−2)および
(A−4)を使用し、超臨界流体として窒素ガスを用い
て超臨界発泡射出成形を行った。得られた成形品の物性
および外観の評価結果を表1に示す。
【0053】[実施例4〜6]参考例5、6および8で
製造したナイロン66樹脂(B−1)、(B−2)およ
び(B−4)を使用し、超臨界流体として窒素ガスを用
いて超臨界発泡射出成形を行った。得られた成形品の物
性および外観の評価結果を表1に示す。
【0054】[実施例7〜9]参考例1、2および4で
製造したナイロン6樹脂(A−1)、(A−2)および
(A−4)を使用し、超臨界流体として炭酸ガスを用い
て超臨界発泡射出成形を行った。得られた成形品の物性
および外観の評価結果を表1に示す。
【0055】[実施例10〜12]参考例5、6および
8で製造したナイロン66樹脂(B−1)、(B−2)
および(B−4)を使用し、超臨界流体として炭酸ガス
を用いて超臨界発泡射出成形を行った。得られた成形品
の物性および外観の評価結果を表1に示す。
【0056】[実施例13〜15]参考例1、2および
4で製造したナイロン6樹脂(A−1)、(A−2)お
よび(A−4)に対して、それぞれガラス繊維(繊維径
10μm、3mmチョップドストランド、日本電気ガラ
ス社製…表ではGFと略称)を30重量%溶融混練した
材料を使用し、超臨界流体として窒素ガスを用いて超臨
界発泡成形を行った。得られた成形品の物性および外観
の評価結果を表1に示す。
【0057】[実施例16〜18]参考例5、6および
8で製造したナイロン66樹脂(B−1)、(B−2)
および(B−4)に対して、それぞれガラス繊維(繊維
径10μm、3mmチョップドストランド、日本電気ガ
ラス社製)を30重量%溶融混練した材料を使用し、超
臨界流体として窒素ガスを用いて超臨界発泡成形を行っ
た。得られた成形品の物性および外観の評価結果を表1
に示す。
【0058】[実施例19〜21]参考例1、2および
4で製造したナイロン6樹脂(A−1)、(A−2)お
よび(A−4)に対して、それぞれガラス繊維(繊維径
10μm、3mmチョップドストランド、日本電気ガラ
ス社製)を30重量%溶融混練した材料を使用し、超臨
界流体として炭酸ガスを用いて超臨界発泡成形を行っ
た。得られた成形品の物性および外観の評価結果を表1
に示す。
【0059】[実施例22〜24]参考例5、6および
8で製造したナイロン66樹脂(B−1)、(B−2)
および(B−4)に対して、それぞれガラス繊維(繊維
径10μm、3mmチョップドストランド、日本電気ガ
ラス社製)を30重量%溶融混練した材料を使用し、超
臨界流体として炭酸ガスを用いて超臨界発泡成形を行っ
た。得られた成形品の物性および外観の評価結果を表1
に示す。
【0060】[実施例25〜26]参考例1で製造した
ナイロン6樹脂(A−1)に対して、PAN系炭素繊維
(繊維径7μm、6mmチョップドストランド、東レ製
…表ではCFと略称)を30重量%溶融混練した材料を
使用し、超臨界流体として窒素ガスまたは炭酸ガスを用
いて超臨界発泡成形を行った。得られた成形品の物性お
よび外観の評価結果を表1に示す。
【0061】[実施例27〜28]参考例5で製造した
ナイロン66樹脂(B−1)に対して、PAN系炭素繊
維(繊維径7μm、6mmチョップドストランド、東レ
製)を30重量%溶融混練した材料を使用し、超臨界流
体として窒素ガスまたは炭酸ガスを用いて超臨界発泡成
形を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結
果を表1に示す。
【0062】
【表1】 [参考例9〜14]超臨界流体を注入しないこと以外
は、実施例1〜6と同様にして射出成形を行った。すな
わち、通常の射出成形である。得られた成形品の物性お
よび外観の評価結果を表2に示す。
【0063】[参考例15〜20]超臨界流体を注入し
ないこと以外は、実施例13〜18と同様にして射出成
形を行った。すなわち、通常の射出成形である。得られ
た成形品の物性および外観の評価結果を表2に示す。
【0064】[参考例21]超臨界流体を注入しないこ
と以外は実施例25と同様にして射出成形を行った。す
なわち、通常の射出成形である。得られた成形品の物性
および外観の評価結果を表2に示す。
【0065】[参考例22]超臨界流体を注入しないこ
と以外は実施例27と同様にして射出成形を行った。す
なわち、通常の射出成形である。得られた成形品の物性
および外観の評価結果を表2に示す。
【0066】
【表2】 [比較例1]ポリアミド樹脂として参考例3で製造した
ナイロン6樹脂(A−3)を使用したこと以外は、実施
例1と同様にして超臨界発泡射出成形を行った。得られ
た成形品の物性および外観の評価結果を表3に示す。
【0067】[比較例2]ポリアミド樹脂として参考例
3で製造したナイロン6樹脂(A−3)を使用したこと
以外は、実施例7と同様にして超臨界発泡射出成形を行
った。得られた成形品の物性および外観の評価結果を表
3に示す。
【0068】[比較例3]ポリアミド樹脂として参考例
7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用したこ
と以外は、実施例4と同様にして超臨界発泡射出成形を
行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果を
表3に示す。
【0069】[比較例4]ポリアミド樹脂として参考例
7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用したこ
と以外は、実施例10と同様にして超臨界発泡射出成形
を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果
を表3に示す。
【0070】[比較例5]ポリアミド樹脂として参考例
3で製造したナイロン6樹脂(A−3)を使用したこと
以外は、実施例13と同様にして超臨界発泡射出成形を
行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果を
表3に示す。
【0071】[比較例6]ポリアミド樹脂として参考例
3で製造したナイロン6樹脂(A−3)を使用したこと
以外は、実施例19と同様にして超臨界発泡射出成形を
行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果を
表3に示す。
【0072】[比較例7]ポリアミド樹脂として参考例
7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用したこ
と以外は、実施例16と同様にして超臨界発泡射出成形
を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果
を表3に示す。
【0073】[比較例8]ポリアミド樹脂として参考例
7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用したこ
と以外は、実施例22と同様にして超臨界発泡射出成形
を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果
を表3に示す。
【0074】[比較例9]ポリアミド樹脂として参考例
3で製造したナイロン6樹脂(A−3)を使用したこと
以外は、実施例25と同様にして超臨界発泡射出成形を
行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果を
表3に示す。
【0075】[比較例10]ポリアミド樹脂として参考
例3で製造したナイロン6樹脂(A−3)を使用したこ
と以外は、実施例26と同様にして超臨界発泡射出成形
を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結果
を表3に示す。
【0076】[比較例11]ポリアミド樹脂として参考
例7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用した
こと以外は、実施例27と同様にして超臨界発泡射出成
形を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結
果を表3に示す。
【0077】[比較例12]ポリアミド樹脂として参考
例7で製造したナイロン66樹脂(B−3)を使用した
こと以外は、実施例28と同様にして超臨界発泡射出成
形を行った。得られた成形品の物性および外観の評価結
果を表3に示す。
【0078】[比較例13]ポリアミド樹脂として参考
例1で製造したナイロン6樹脂(A−1)100重量部
に熱分解性発泡剤として5−フェニルテトラゾール(永
和化成工業“セルテトラ”PT5)を0.5重量部をド
ライブレンドしたものを使用し、超臨界流体を使用しな
い以外は、実施例1と同様にして射出成形を行った。得
られた成形品の物性および外観の評価結果を表3に示
す。
【0079】[比較例14]ポリアミド樹脂として参考
例5で製造したナイロン66樹脂(B−1)100重量
部に熱分解性発泡剤として5−フェニルテトラゾール
(永和化成工業“セルテトラ”PT5)を0.5重量部
をドライブレンドしたものを使用し、超臨界流体を使用
しない以外は、実施例4と同様にして射出成形を行っ
た。得られた成形品の物性および外観の評価結果を表3
に示す。
【0080】[比較例15]ポリアミド樹脂として参考
例1で製造したナイロン6樹脂(A−1)70重量部に
ガラス繊維(繊維径10μm、3mmチョップドストラ
ンド、日本電気ガラス社製)30重量部を溶融混練して
得たペレットに、熱分解性発泡剤として5−フェニルテ
トラゾール(永和化成工業“セルテトラ”PT5)を
0.5重量部をドライブレンドしたものを使用し、超臨
界流体を使用しない以外は、実施例11と同様にして射
出成形を行った。得られた成形品の物性および外観の評
価結果を表3に示す。
【0081】[比較例16]ポリアミド樹脂として参考
例5で製造したナイロン66樹脂(B−1)70重量部
にガラス繊維(繊維径10μm、3mmチョップドスト
ランド、日本電気ガラス社製)30重量部を溶融混練し
て得たペレットに、熱分解性発泡剤として5−フェニル
テトラゾール(永和化成工業“セルテトラ”PT5)を
0.5重量部をドライブレンドしたものを使用し、超臨
界流体を使用しない以外は、実施例11と同様にして射
出成形を行った。得られた成形品の物性および外観の評
価結果を表3に示す。
【0082】
【表3】 表1〜3の結果からは、次の事項が明らかである。
【0083】実施例1〜2より、末端カルボキシル基濃
度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大き
いナイロン6樹脂を超臨界発泡射出成形することによ
り、発泡が微細・均一であり、軽量かつ物性に優れた成
形品が得られ、また、ソリやヒケのない箱状成形品が得
られることがわかる。
【0084】実施例3より、粘度の高いナイロン6樹脂
であっても、実施例1〜2と同様の効果が得られること
がわかる。
【0085】実施例4〜6より、ナイロン66樹脂の場
合でもナイロン6樹脂の実施例1〜3と同様の効果が得
られることがわかる。
【0086】実施例7〜12より、超臨界流体を窒素か
ら炭酸ガスに変更した場合にも、窒素を用いた実施例1
〜6と同様の効果が得られることがわかる。
【0087】実施例13〜14より、末端カルボキシル
基濃度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より
大きいナイロン6樹脂にガラス繊維を配合した組成物を
超臨界発泡射出成形することにより、発泡が微細・均一
であり、軽量かつ物性に優れた成形品が得られ、また、
ソリやヒケのない箱状成形品が得られることがわかる。
【0088】実施例15より、粘度の高いナイロン6樹
脂にガラス繊維を配合した組成物であっても、実施例1
3〜14と同様の効果が得られることがわかる。
【0089】実施例16〜18より、ナイロン66樹脂
にガラス繊維を配合した組成物の場合であって、ナイロ
ン6樹脂の場合の実施例13〜15と同様の効果が得ら
れることがわかる。
【0090】実施例19〜24より、超臨界流体を窒素
から炭酸ガスに変更した場合にも、窒素を用いた実施例
13〜18と同様の効果が得られることがわかる。
【0091】実施例25より、末端カルボキシル基濃度
[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大きい
ナイロン6樹脂に炭素繊維を配合した組成物を超臨界発
泡射出成形することにより、発泡が微細・均一であり、
軽量かつ物性に優れた成形品が得られ、また、ソリやヒ
ケのない箱状成形品が得られることがわかる。
【0092】実施例26より、超臨界流体を窒素から炭
酸ガスに変更した場合にも、窒素を用いた実施例25と
同様の効果が得られることがわかる。
【0093】実施例27〜28より、ナイロン66樹脂
に炭素繊維を配合した組成物の場合にも、ナイロン6樹
脂の実施例25〜26と同様の効果が得られることがわ
かる。
【0094】比較例1〜2より、末端カルボキシル基濃
度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より小さ
いナイロン6樹脂を超臨界発泡射出成形した場合には、
ソリ、ヒケのない成形品が得られるものの、この成形品
は比重、気泡径が大きく、物性が低いことがわかる。
【0095】比較例3〜4より、末端カルボキシル基濃
度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より小さ
いナイロン66樹脂を超臨界発泡射出成形した場合に
は、ソリ、ヒケのない成形品が得られるものの、この成
形品は比重、気泡径が大きく、物性が低いことがわか
る。
【0096】比較例5〜6、より末端カルボキシル基濃
度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より小さ
いナイロン6樹脂にガラス繊維を配合した組成物を超臨
界発泡射出成形した場合には、ソリ、ヒケのない成形品
が得られるものの、この成形品は比重、気泡径が大き
く、物性が低いことがわかる。
【0097】比較例7〜8より、末端カルボキシル基濃
度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より小さ
いナイロン66樹脂にガラス繊維を配合した組成物を超
臨界発泡射出成形した場合には、ソリ、ヒケのない成形
品が得られるものの、この成形品は比重、気泡径が大き
く、物性が低いことがわかる。
【0098】比較例9〜10より、末端カルボキシル基
濃度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より小
さいナイロン6樹脂に炭素繊維を配合した組成物を超臨
界発泡射出成形した場合には、ソリ、ヒケのない成形品
が得られるものの、この成形品は比重、気泡径が大き
く、物性が低いことがわかる。
【0099】比較例11〜12より、末端カルボキシル
基濃度[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より
小さいナイロン66樹脂に炭素繊維を配合した組成物を
超臨界発泡射出成形した場合には、ソリ、ヒケのない成
形品が得られるものの、この成形品は比重、気泡径が大
きく、物性が低いことがわかる。
【0100】比較例13より、末端カルボキシル基濃度
[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大きい
ナイロン6樹脂を用いても、化学発泡剤による発泡射出
成形した場合には、ソリ、ヒケのない成形品が得られる
ものの、この成形品は比重、気泡径が大きく、物性が低
いことがわかる。
【0101】比較例14より、末端カルボキシル基濃度
[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大きい
ナイロン66樹脂を用いても、化学発泡剤による発泡射
出成形した場合には、ソリ、ヒケのない成形品が得られ
るものの、この成形品は比重、気泡径が大きく、物性が
低いことがわかる。
【0102】比較例15より、末端カルボキシル基濃度
[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大きい
ナイロン6樹脂にガラス繊維を配合した組成物を用いて
も、化学発泡剤による発泡射出成形した場合にはソリ、
ヒケのない成形品が得られるものの、この成形品は比
重、気泡径が大きく、物性が低いことがわかる。
【0103】比較例16より、末端カルボキシル基濃度
[COOH]が末端アミノ基濃度[NH2 ]より大きい
ナイロン66樹脂にガラス繊維を配合した組成物を用い
ても、化学発泡剤による発泡射出成形した場合には、ソ
リ、ヒケのない成形品が得られるものの、この成形品は
比重、気泡径が大きく、物性が低いことがわかる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のポリアミ
ド樹脂発泡成形品は、ポリアミド樹脂の特性を保持した
まま、微細かつ均一な発泡状態を有しており、軽量化が
可能である上に、ヒケやソリが少ない。
【0105】したがって、本発明によれば、各種ポリア
ミド樹脂成形品の軽量化、外観向上および寸法精度向上
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明で使用する射出成形機の一例を示
す概略構成図である。
【符号の説明】
A 成形材料 B ホッパー C スクリュー D シリンダー E スタティックミキサー F 拡散チャンバー G ノズル H キャビティ(成形品) I 金型 J 昇圧ポンプ K ガスボンベ L カウンタープレッシャー用ガスボンベ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F074 BA32 BA33 BA84 CB53 DA03 DA08 DA35

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂と超臨界流体とを射出成
    形機に導入して射出成形して得られるポリアミド樹脂発
    泡成形品であって、前記ポリアミド樹脂が式[COO
    H]>[NH2 ](ただし、[NH2 ]は末端アミノ基
    濃度を、[COOH]は末端カルボキシル基濃度を表
    し、単位はそれぞれmol/gである。)を満たすこと
    を特徴とするポリアミド樹脂発泡成形品。
  2. 【請求項2】 前記ポリアミド樹脂が無機充填剤を含有
    することを特徴とする請求項1記載のポリアミド樹脂発
    泡成形品。
  3. 【請求項3】 前記無機充填剤がガラス繊維および/ま
    たは炭素繊維であることを特徴とする請求項2記載のポ
    リアミド樹脂発泡成形品。
  4. 【請求項4】 前記ポリアミド樹脂がナイロン6、ナイ
    ロン66、ナイロン11およびナイロン12から選ばれ
    た1種以上であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れか1項に記載のポリアミド樹脂発泡成形品。
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