JP2002362633A - 荷物の梱包方法および梱包箱 - Google Patents

荷物の梱包方法および梱包箱

Info

Publication number
JP2002362633A
JP2002362633A JP2001174059A JP2001174059A JP2002362633A JP 2002362633 A JP2002362633 A JP 2002362633A JP 2001174059 A JP2001174059 A JP 2001174059A JP 2001174059 A JP2001174059 A JP 2001174059A JP 2002362633 A JP2002362633 A JP 2002362633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packing
box
photograph
luggage
holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001174059A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Oki
誠 隠岐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIPPON POLAROID KK
Original Assignee
NIPPON POLAROID KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIPPON POLAROID KK filed Critical NIPPON POLAROID KK
Priority to JP2001174059A priority Critical patent/JP2002362633A/ja
Publication of JP2002362633A publication Critical patent/JP2002362633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部から中身が分かるように荷物を梱包す
る。 【解決手段】 梱包箱(段ボール箱)に荷物を収容する
ステップと、梱包箱に収容した荷物を写真撮影するステ
ップと、撮影により得られた写真を梱包箱の外側に取り
付けるステップとを含む。また、梱包箱に収容すべき荷
物を写真撮影した後、荷物を梱包箱に収容するようにし
ても良い。撮影は、インスタントカメラによる。梱包箱
の側壁面に、写真を入れることが出来るホルダを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷物の梱包方法、
並びにその実施に適する用具に係り、特に、開箱しなく
ても中身が分かるように荷物を梱包する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】引越しを行う場合には、段ボール箱など
の梱包箱に荷物を収納し、搬送することが少なくない。
梱包に使用する段ボール箱は、通常、人手により持ち運
びができる程度の大きさのものが使用され、一般家庭の
引越しにおいても、世帯全部の荷物を収納すると、梱包
荷物(段ボール箱)は数十個から百数十個以上となるこ
ともある。
【0003】作業は、業者スタッフや引越し当事者によ
り、現在居住の建物内の各部屋で荷物が箱詰めにされ、
これら箱詰めされた荷物がトラックの荷台やコンテナ等
に収容されて搬送される。そして、転居先の住居内に運
び込まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、転居先に搬
入された荷物は、必ずしも搬入後ただちに荷解き(開
箱)されるわけではない。
【0005】梱包荷物、すなわち段ボール箱の数は、前
に述べたように、一般家庭においても相当数になり、こ
れらを一度に開いて内容物を新居の所定の収納場所に納
めることは、大変な作業となるからである。引越し業者
のスタッフが荷解きまで行うサービスも近時提供されて
はいるが、経費節減等の理由からこのようなサービスを
利用しないケースも少なくない。
【0006】このため、搬入された梱包荷物が暫くの期
間、新居内に積み上げられたまま放置されることがある
が、このような場合、新居での生活で必要となったもの
が梱包荷物のどの箱の中に入っているか分からず、不便
を感じることがある。
【0007】一方、実開平3‐93424号は、引越し
等に使用するための段ボール箱に関する考案を開示す
る。この段ボール箱は、箱型の段ボール容器の側壁に窓
開口を形成し、箱の内部が見えるようにしたものであ
る。
【0008】ところが、このような段ボール箱によって
も、搬送中あるいは搬入後積み上げられる箱の強度の点
から、窓開口の大きさは限られたものとならざるを得
ず、窓から内容物の全部あるいは大部分を確認すること
は難しい。また、箱に特別の窓を設けることは、箱の強
度を低下させるだけでなく、製造コストを増加させるこ
とともなる。
【0009】そこで本発明の目的は、外部から中身が分
かるよう荷物を梱包する新たな技術を得ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成して課題
を解決するため、本発明に係る荷物の梱包方法は、梱包
箱に荷物を収容するステップと、該梱包箱に収容した荷
物を写真撮影するステップと、該撮影により得られた写
真を前記梱包箱の外側に取り付けるステップとを含む。
【0011】また、本発明の別の荷物の梱包方法は、梱
包箱に収容すべき荷物を写真撮影するステップと、該荷
物を梱包箱に収容するステップと、前記撮影により得ら
れた写真を前記梱包箱の外側に取り付けるステップとを
含む。
【0012】これらの梱包方法において、前記写真撮影
はインスタントカメラにより行うことがある。さらに、
前記荷物が収容されていた場所を表わす表示を、前記写
真または前記梱包箱の外表面に付するステップをさらに
含む場合がある。
【0013】本発明に係る梱包箱は、荷物を収容するた
めの梱包箱であって、その内部に収容する物品を撮影し
た写真を保持可能な写真ホルダ部を外表面に備える。ま
た、本発明に係る写真ホルダは、荷物を収容する梱包箱
の外表面への固定を可能とする貼着手段と、前記梱包箱
の内容物を表示する写真を保持可能な保持手段とを備え
る。さらに本発明に係る梱包用具は、インスタントカメ
ラと、該カメラに使用するインスタントフィルムと、梱
包箱に貼着可能でかつ前記インスタントカメラで撮影し
た写真を保持可能な複数の写真ホルダとをセットにした
ものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係る梱包方法では、ま
ず、梱包箱に荷物を収容し、次に、収容した荷物を写真
撮影し、そして撮影した写真を梱包箱の外側に取り付け
る。このように梱包箱に収容した荷物(物品)を写した
写真を梱包箱の外側に取り付けておくことにより、その
写真を見るだけで箱を開くことなく中に入っているもの
を確認することが可能となる。
【0015】梱包箱は、荷物を収納できるものであれ
ば、その寸法、形状、構造、構成材料等は問わない。一
例として、従来から引越し等に使用されている段ボール
箱を使用することが出来るが、例えば、直方体や立方体
形状のほか、多角柱等の形状であってよいし、蓋が一体
となっているか別体か、紙製、合成樹脂製その他いずれ
であっても構わない。
【0016】写真撮影は、梱包作業の作業効率の点か
ら、その場で即座に撮影画像が得られるインスタントカ
メラにより行うことが望ましい。また撮像素子により電
気的に撮影を行い、画像を出力するプリンタ機能を備え
た電子カメラ等を使用することも可能である。また、当
該写真は、カラー・白黒のいずれであっても良いが、写
っている物品の確認のし易さの点からは、カラー写真に
よることが好ましい。
【0017】撮影した写真を梱包箱に取り付ける方法
は、特に限定されない。例えば、後に述べる本発明の写
真ホルダによっても良いし、接着剤、粘着テープ、写真
全面を覆う透明な粘着フィルム等により写真を直接梱包
箱の外壁面に固定することも可能である。ただし、トラ
ックへの積込み作業中や輸送途中で写真が剥落したり、
汚れて見え難くなることを防ぐためには、写真全面が透
明な樹脂フィルムで覆われるような取付け構造とするこ
とが好ましい。
【0018】また、本発明の別の観点では、内部に収容
する物品を撮影した写真を保持可能な写真ホルダ部を外
表面に備えた梱包箱を構成することが可能であり、この
梱包箱を使用する場合には、当該写真ホルダ部に撮影し
た写真を収容する。この発明において、写真ホルダ部
は、前記梱包方法における写真の固定方法と同様に、写
真の支持構造は特に限定されない。例えば、透明な合成
樹脂材によって、写真を収容可能なポケットを梱包箱の
外壁面に設けることにより形成することが出来る。写真
を取り付ける位置は、好ましくは、梱包箱の側面とす
る。梱包箱を複数個積み上げた状態でも、写真を見て中
身を確認することが出来るようにするためである。
【0019】本発明の別の梱包方法では、前記梱包方法
と異なり、梱包箱への収納に先だって荷物の写真撮影を
行う。すなわち、まず、荷物を写真撮影し、次に、荷物
を梱包箱に収容し、そして、前記写真撮影により得られ
た写真を梱包箱の外側に取り付ける。この方法によれ
ば、梱包箱に詰める前の、例えば収納状態にある荷物を
撮影できるから(例えばクローゼットや家具の扉を開け
たその状態を撮影する)、その写真を見れば、当該物品
がもとあった収納箇所も同時に確認することができ、こ
のため梱包箱の内容物をより即座にかつ正確に識別でき
る利点がある。
【0020】さらに、本発明の別の観点によれば、前記
両方法において、荷物が収容されていた場所を表わす表
示を、前記写真または前記梱包箱の外表面に付する。こ
の荷物が収容されていた場所を表わす表示とは、具体的
には、例えばキッチン、居間、書斎、子供部屋、玄関、
物置等の表示である。通常、文字による表示によるが、
マークや絵による表示とすることも可能である。当該表
示を付する位置は、梱包箱の内容物を撮影した写真(例
えば余白部)のほか、当該写真のホルダ部や梱包箱の壁
面としても構わない。引越し先において、荷物の搬入作
業者は、このような表示を確認し、これにしたがって荷
物を所定の部屋に速やかに運び入れることが可能とな
る。
【0021】また、本発明の写真ホルダは、荷物を収容
する梱包箱の外表面への固定を可能とする貼着手段と、
梱包箱の内容物を表示する写真を保持可能な保持手段と
を備えている。このようなホルダによれば、梱包箱に収
容した物品を撮影した写真を保持手段により保持し、貼
着手段により梱包箱に固定することで、箱を開かなくて
も外部からその中身を写真により確認することが出来
る。具体的には、例えば、透明な樹脂フィルムで写真を
差し入れることが可能なポケット状の袋(保持手段)を
形成し、この袋の片面に粘着剤を塗布する(貼着手段)
ことにより本発明のホルダを構成することが出来る。ま
た、保持手段としては、袋状のものでなく、例えば、写
真の一部(例えば左右両端部や下端部)を挟持するよう
な構造であっても構わない。
【0022】さらに、本発明の別の観点では、インスタ
ントカメラと、該カメラに使用するインスタントフィル
ムと、引越し用の梱包箱に貼着可能でかつ前記インスタ
ントカメラで撮影した写真を保持可能な複数の写真ホル
ダとをセットにして梱包用具を構成する。このような梱
包具を使用すれば、インスタントカメラで荷物の撮影を
行い、得られた写真を前記写真ホルダを使用して梱包箱
に貼着することで、前述の方法と同様に、箱を開けずに
内容物を確認可能としつつ梱包を行うことが可能とな
る。
【0023】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図1は、本発明の一実施例に係る梱包方法の
作業手順を示すフローチャートであり、図2〜図3は該
方法を説明するための図である。
【0024】これらの図を参照して、この梱包方法で
は、まず、ステップS101で梱包箱11への荷物の収
納を行う。梱包箱11としては、段ボール箱を使用する
ことが出来る。次に、ステップS103で収納した荷物
の写真撮影を行う。この撮影は、インスタントカメラで
行い、収納した物品が写るよう段ボール箱11の蓋11
b,11cを開けた状態で該箱の内部を撮影する。図3
に、撮影により得られた写真15を示した。写真15に
は、段ボール箱の蓋が開かれ、収納した荷物1,2が写
っている。尚、インスタントカメラとしては、例えばポ
ラロイド社製のインスタントカメラを使用することが出
来る。
【0025】次に、ステップS105で、場所表示ラベ
ル21を写真15の余白部に貼り付ける。このラベル2
1は、当該箱11に収納し写真撮影した荷物が収納され
ていた場所を示すもので、図示の例では、箱11に収納
された荷物が台所にあったことを示す「台所」という文
字がラベル21に表記されている。このようなラベル2
1を貼る代わりに、例えば梱包作業者がサインペン等で
文字を記載しても良いが、居間、書斎、子供部屋、玄
関、物置のようなの各種の表記を行ったこのようなラベ
ルを予め用意しておけば、筆記の手間を省き、効率よく
梱包作業を行うことが出来る。また、引越し先におい
て、荷物の搬入作業者は、このラベル21を確認し、そ
の表記にしたがって荷物(段ボール箱11)を所定の部
屋に速やかに運び入れることが出来る。
【0026】次に、ステップS107で、写真15を段
ボール箱11の外面に設けたホルダ12に挿入する。こ
のホルダ12は、図3に示すように透明の樹脂フィルム
31の左右両端32a,32bおよび下端32cを箱1
1の壁面に接着してポケットを形成したもので、写真1
5を上端から挿入し、これを保持することが出来る。ま
た、このホルダ12は、箱11を積み重ねたときにも写
真15を見て内容物を確認することができるよう図2に
示すように箱11の側壁11aに設ける。
【0027】尚、ホルダ12は、段ボール箱11の壁面
に予め設けられたものとすることも出来るが、後に述べ
るように、当該ホルダを段ボール箱とは別に構成し、梱
包作業時に段ボール箱に固定できるようにすることも可
能である。ホルダ12の寸法は、写真15が納まるサイ
ズとする。
【0028】そして、ステップS109で箱11の蓋1
1b,11cを閉じ、梱包を完了する(ステップS11
1)。尚、箱11の閉蓋作業(ステップS109)は、
前記写真撮影(ステップS103)とラベル貼着(ステ
ップS105)との間、あるいはラベル貼着(ステップ
S105)とホルダへの写真の挿入(ステップS10
7)との間に行っても構わない。
【0029】図4は、本発明の別の実施例に係る梱包方
法の作業手順を示すフローチャートであり、図5は該方
法を説明するための図である。
【0030】これらの図を参照して、この実施例に係る
梱包方法は、まず、ステップS201で、梱包すべき荷
物をインスタントカメラで撮影を行う。この写真撮影
は、箱11に入れるべき物品を床などに並べて行っても
良いが、図5に示した写真16に写っているように、引
越し前に家具等に納められている荷物をそのまま(段ボ
ール箱に詰める前の収納状態で)撮影する。例えばクロ
ーゼットや食器棚の扉を開けた状態を撮影するのであ
る。このように元の収納状態で荷物を撮影する方法によ
れば、その写真を見れば、当該物品がもとあった収納箇
所も同時に確認することができるから、段ボール箱の中
身をより即座にかつ正確に識別できる利点がある。
【0031】さらに、収納箇所全体を撮影した場合、個
々の物品が小さくなって判別し難くなることを防ぐため
に、このように収納状態を撮影した写真16に加えて、
前記実施例の方法のように、段ボール箱に品物を詰めた
状態の写真15も撮影し、両方の写真15,16を箱1
1に付するようにしても良い。この場合、段ボール箱1
1には、図2に示すように2つのホルダ部12,13を
設けておく。
【0032】さらにこの場合には、当該段ボール箱11
に収納した物品が家具のどの位置に収納されていたのか
を示すため、収納状態を撮影した写真16上に適当なマ
ークと符号をペンなどで書き込み、段ボール箱内を撮影
した写真15の余白部には、かかる符号と同一の符号を
書き込む。図示の例では、左側最上段に収納されていた
物であることを示すために、図5に示すように、写真1
6に写っている家具の左側最上段の部分を丸で囲み、符
号「1」を書き込むとともに、図3において参照符号2
2で示すように、写真15の余白部に同一の符号「1」
を書き込んでいる。
【0033】次に、本実施例では、ステップS203で
場所表示ラベル21を貼り着け、ステップS205で写
真15(16)を段ボール箱外面のホルダ12(13)
へ挿入し、ステップS207で段ボール箱11へ荷物を
収納し、ステップS209で段ボール箱の蓋11b,1
1cを閉じてステップS211で梱包を完了する。尚、
これらステップS203〜S211は、前記実施例と同
様である。また、この実施例においても、前記各ステッ
プは、必ずしも前述の順に行う必要はなく、例えば、ホ
ルダへの写真の挿入作業(S205)は、荷物の箱詰め
(S207)の後、あるいは閉蓋(S209)の後、行
っても構わない。
【0034】図6〜図8は、それぞれ本発明に係る写真
ホルダを例示するものである。図6に示す写真ホルダ5
1は、樹脂フィルムからなるホルダ本体53の表面に、
内部に入れた写真が見えるよう透明の樹脂フィルム52
を設け、左右両端52a,52bおよび下端52cにお
いてこれらフィルム52,53を例えば溶着して写真を
収納することが出来るポケットを形成したものである。
また、ホルダ本体53の裏面には、粘着剤を塗布してあ
り、この裏面を覆う剥離紙54を設けてある。このよう
なホルダ51を使用すれば、既存の段ボール箱を用い
て、前述した本発明の梱包方法を実施することが可能で
ある。
【0035】使用にあたっては、剥離紙54を剥がして
粘着剤の塗布されたホルダ本体裏面を押し付けることに
より、ホルダ51を段ボール箱に固定することが出来
る。尚、図においては、理解を容易にするために、フィ
ルム52,53や剥離紙54の肉厚を実際より厚く示し
ている。また、このホルダ51は、上部から写真を挿入
できるようにしたが、左側部あるいは右側部から写真を
挿入できるようにしても良い。
【0036】図7は、写真ホルダの別の例を示すもので
ある。このホルダ61は、ホルダ背板62の左右および
下端を折り曲げ、写真をはさむことが出来る把持部63
a,63b,63cを形成したもので、背板62に沿っ
て上部から写真を滑り込ませることで把持部63a,6
3b,63cと背板62との間に写真をはさみ込むこと
が出来る。
【0037】図8は、さらに別の写真ホルダの例を示す
ものである。このホルダ71は、図7に示すホルダ61
と同様にホルダ背板72を折り曲げて写真把持部を形成
したものであるが、背板72の上下に把持部73a,7
3bを設けたものである。これらホルダ61,71も、
前記図6のホルダ51と同様に、背板62,72の裏面
に粘着剤を塗布しておき、段ボール箱への貼着を可能と
する。これらのホルダによっても、内容物を写した写真
を段ボール箱に取り付けることが出来る。
【0038】本発明の梱包方法を実施するため、インス
タントカメラと、インスタントフィルムと、前記写真ホ
ルダと、場所表示ラベルとをセットにして、例えば、荷
造りセットとしてユーザに提供することが考えられる。
ユーザは、引越しを行う場合に、当該セットを使用し
て、梱包作業時に段ボール箱内の内容物を撮影し、ホル
ダを使って当該写真を段ボール箱に付することで中身を
表示することができ、蓋を開けずに中を確認することが
出来る。
【0039】さらに、このような本発明の梱包方法、並
びに荷造りセットは、引越しを行う当事者(ユーザ)に
とって便利なだけでなく、引越し業者にとっても、有用
なものである。例えば、かかる荷造りセットを、引越し
の見積り時に、顧客に有償であるいは無償で(顧客サー
ビスとして)提供すれば、自社サービスの差別化を図る
ことができ、近時、業者間で激化する顧客の獲得競走に
おいて自社の優位性を確保するための一手段となり得る
からである。
【0040】本発明は、個人(一般家庭)の引越しに利
用可能なものであるが、会社・事業所・営業所等の引越
しにおいても勿論、利用することが出来るものである。
また、引越しに限らず、梱包箱に荷物あるいは物品を詰
める梱包作業を伴うものであれば、他の用途にも適用す
ることが可能である。また、個人の引越しにおいては、
写真により内容物を確認し、当面生活に必要のないもの
が入った箱は後回しにして、まず必要なものが収納され
た箱から開箱作業を行うことが出来るから、引越しにお
ける荷解き作業の効率化を図ることが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
部から中身が分かるように荷物を梱包することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る梱包方法の作業手順を
示すフローチャートである。
【図2】前記実施例の方法で使用する段ボール箱の外観
を示す斜視図である。
【図3】前記実施例の方法の一工程を説明するための図
である。
【図4】本発明の別の実施例に係る梱包方法の作業手順
を示すフローチャートである。
【図5】前記別の実施例の方法の一工程を説明するため
の図である。
【図6】本発明に係る写真ホルダの一例を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明に係る写真ホルダの別の例を示す斜視図
である。
【図8】本発明に係る写真ホルダのさらに別の例を示す
斜視図である。
【符号の説明】
11 梱包箱(段ボール箱) 12,13 写真ホルダ部 15 段ボール箱に収納された荷物を撮影したインスタ
ント写真 16 梱包作業前の収納状態にある荷物を撮影したイン
スタント写真 21 場所表示ラベル 51,61,71 写真ホルダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E056 CA04 DA05 EA07 FA04 3E060 AA03 CB03 CB16 DA03 DA04 EA06 EA20 3E067 AA11 AB99 AC05 BA06A BB02A EA01 EE03 EE06 FA01 FC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 梱包箱に荷物を収容するステップと、 該梱包箱に収容した荷物を写真撮影するステップと、 該撮影により得られた写真を前記梱包箱の外側に取り付
    けるステップと、 を含む荷物の梱包方法。
  2. 【請求項2】 梱包箱に収容すべき荷物を写真撮影する
    ステップと、 該荷物を梱包箱に収容するステップと、 前記撮影により得られた写真を前記梱包箱の外側に取り
    付けるステップと、 を含む荷物の梱包方法。
  3. 【請求項3】 前記写真撮影をインスタントカメラによ
    り行う請求項1または2に記載の荷物の梱包方法。
  4. 【請求項4】 前記荷物が収容されていた場所を表わす
    表示を、前記写真または前記梱包箱の外表面に付するス
    テップをさらに含む請求項1から3のいずれか一項に記
    載の荷物の梱包方法。
  5. 【請求項5】 荷物を収容するための梱包箱であって、
    その内部に収容する物品を撮影した写真を保持可能な写
    真ホルダ部を外表面に備えた梱包箱。
  6. 【請求項6】 荷物を収容する梱包箱の外表面への固定
    を可能とする貼着手段と、 前記梱包箱の内容物を表示する写真を保持可能な保持手
    段と、 を備える写真ホルダ。
  7. 【請求項7】 インスタントカメラと、該カメラに使用
    するインスタントフィルムと、梱包箱に貼着可能でかつ
    前記インスタントカメラで撮影した写真を保持可能な複
    数の写真ホルダとをセットにした梱包用具。
JP2001174059A 2001-06-08 2001-06-08 荷物の梱包方法および梱包箱 Pending JP2002362633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001174059A JP2002362633A (ja) 2001-06-08 2001-06-08 荷物の梱包方法および梱包箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001174059A JP2002362633A (ja) 2001-06-08 2001-06-08 荷物の梱包方法および梱包箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002362633A true JP2002362633A (ja) 2002-12-18

Family

ID=19015401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001174059A Pending JP2002362633A (ja) 2001-06-08 2001-06-08 荷物の梱包方法および梱包箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002362633A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292960A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Sato Corp 梱包内容確認用ラベルおよびその印字システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006292960A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Sato Corp 梱包内容確認用ラベルおよびその印字システム
JP4639108B2 (ja) * 2005-04-08 2011-02-23 株式会社サトー 梱包内容確認用ラベルの印字システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6959809B2 (en) Reusable environmentally friendly package and storage album
US8336782B2 (en) Combination stored value card holder
JP2002362633A (ja) 荷物の梱包方法および梱包箱
JP4261505B2 (ja) 梱包装置及び梱包方法
JPH06289570A (ja) カートリッジ保管ケース
JPH01500418A (ja) 写真プリント用カセットのケース
JP4673816B2 (ja) 情報担持体用容器
JP3021811U (ja) ネガカートリッジの整理ケース
US20160297230A1 (en) Method and appartus for combining, storing and retailing multiple storage devices or recording mediums concealed within a greeting card and alike to create a traditional greeting card with literature and art with modern storage devices or recording mediums such as but not limited to compact disc, USB drive's, monetary devices to furnish a way to send but not limited to audio, video's, photo's, literature and information etc's with a greeting card.
JP4436648B2 (ja) 収納ケース及びこれと布帛との組み合わせ
JP3053269U (ja) 写真のネガフィルム保管ケース
JP3016609U (ja) ティッシュ取り出し容器及びポケットティッシュ取り出し容器
JP3118596U (ja) ティッシュボックス
JP3100564U (ja) 写真収納用袋
JP2896893B1 (ja) 二つ折り型電報用台紙
JPH07281406A (ja) 現像済写真フィルムとプリント写真の返却用包装体
KR20150118285A (ko) 물품을 보관할 수 있는 수납공간이 형성된 액자
JP2021187128A (ja) 配送伝票への書類添付構造
JP3149495U (ja) 収納袋と一体化した配送伝票等帳票
JPS589760B2 (ja) アルバム台紙
KR200356713Y1 (ko) 종이박스
JPS62193946A (ja) 包装体用バ−コ−ド付収納袋体
JP2001080673A (ja) 箱形封筒容器
JPH0632380Y2 (ja) アルバム
JP2010132313A (ja) 往復封筒