JP2010132313A - 往復封筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1つの封筒にて往信と返信を行う往復封筒であって、返信のときに封緘すれば正しい返信先に返信される構成の往復封筒を提供する。
【解決手段】 封筒本体21の正面側には往信先情報を表示する往信表示エリア4を有するとともに返信フラップ23の封筒1の背面側には返信先情報を表示する返信表示エリア5を有し、往信のときは往信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体21の上辺を折り目6として往信フラップ22が返信フラップ23を覆う状態で封緘がなされ、返信のときは返信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体21の上辺を折り目6として返信フラップ23が往信先情報を覆う状態で封緘がなされる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、往信するときには送り先の住所・氏名(名称)等の往信先情報を記載して送り、これを受け取った受取人がこの封筒を返信用に使用することができる往復封筒に関する。
音楽・映像等の記憶媒体としてのCD、VCD、DVD、Blu-ray Disc等の光ディスクは、そのサイズが直径120mm(又は80mm)、厚さ1.2mmとコンパクトで記憶容量が大きいことから、急速に普及して、従来の録音・録画テープを凌駕しつつあり、例えば音楽・映像等の記憶媒体を貸し出すいわゆるレンタルビデオ業界においては、ビデオテープからレンタルDVDへの移行が急速に進んでいる。ビデオテープが主流であったときは、顧客がレンタルビデオ店に出向いてDVD等を借りて持ち帰り、再度、顧客がレンタルビデオ店に出向いてDVD等を返却する店舗型レンタルビデオが大半であったが、近年、生活サイクルの多様化やインターネットの普及等によって、DVD等の特徴である薄くて軽い特性を活かしたオンラインレンタル方式が脚光を浴びている。
ここでオンラインレンタル方式とは、顧客が電気通信回線を通じて借りたいDVD等を業者(レンタル会社)に予約すると、予約したDVD等が配送センタから宅配(又は郵便等)によって顧客の手元に届き、DVD等を鑑賞した後、配送センタに借りたDVD等を郵便(又は宅配等)によって返却するという方式である。より具体的には、顧客がパソコンや携帯電話から業者にアクセスして借りたいDVD等を予約すると、業者が登録された顧客の住所・氏名(名称)及びレンタル商品情報が書かれたピッキングリストを打ち出して、ピッキングリストによって棚からDVDがピッキングされ、業者が専用の往復封筒にDVDとピッキングリストを入れて往信先を顧客の住所・氏名(名称)とした状態で封緘がなされ、配送センタから宅配便等の宅配手段で顧客の手元に届き、顧客が届いた往復封筒を開封して鑑賞した後、再度、同じ往復封筒にDVDとピッキングリストを入れて返信先を配送センタとした状態で封緘がなされ、郵便等の配送手段で配送センタに返却されるという仕組みである。
上記オンラインレンタル方式を行う往復封筒としては、往信先又は返信先が視認できる窓が形成された封筒本体と、封筒本体正面の上辺に配され往信のときに封緘するための往信フラップと、封筒本体背面の上辺に配され返信のときに封緘するための返信フラップを備えた往復封筒がある。また上記オンラインレンタル方式を行う方法としては、上記往復封筒と、ピッキングリストの所定位置に顧客の住所・氏名(名称)が書かれてピッキングリストの別の位置に返却先の住所・氏名(名称)が書かれたピッキングリストを用意して、貸し出しのときはピッキングリストに書かれた顧客の住所・氏名(名称)が封筒本体の窓から視認できる状態として封緘がなされ、返却のときはピッキングリストに書かれた返却先の住所・氏名(名称)が封筒本体の窓から視認できる状態として封緘がなされて返却される方法が実施されている。ここでフラップとは、封筒上部にある折り返し部分であり、フラップを封筒本体に貼り合わせて封緘する。
従来の往復封筒としては、特許文献1、2の往復封筒が文献公知となっている。特許文献1記載の往復封筒は、「封筒表面の窓部に分離可能に配置した往信宛先表示部と封筒内に挿入されて前記窓部に対応する返信宛先表示部とからなり、往信宛先表示部の分離により窓部から返信宛先表示部が目視可能となる構成とした宛先表示手段と、封筒表面に設けた返信表示部を剥離可能に覆った往信表示部、または封筒表面に設けた往信表示部を隠蔽可能な返信表示部からなる郵送の料金表示手段と、封筒の封緘片に設けられ、該封緘片の折り罫側に位置して剥離紙にて剥離可能に覆われている返信時接着部と、封緘片の自由端側に位置して封緘片の折り倒し時に対応する面に接着可能な往信時接着部と、前記返信時接着部と往信時接着部との間に位置する切り取り部とからなる封入封緘手段とを備える往復封筒(請求項1)。」というものであり、返信のときは往信住所表示部(貼着ラベル)を剥がすか、返信住所表示部が往信住所表示部を覆うというものである。特許文献2記載の往復封筒は、「郵便用封筒であって、その表紙の上部に往信用送付先記入欄を設け、その欄の下方の前記表紙にその幅方向全長に亘るキリトリ線を設け、裏紙には前記キリトリ線に対応してその幅方向全長に亘り貼付用舌片を形成し得るキリトリ線が設けられており、そのキリトリ線下方の裏紙表面には返信用差出人記入欄及び送付先記入欄が設けられている往復郵便封筒(請求項1)」というものであり、1つの封筒の表側上部に往信住所が表示されて裏側下部に返信住所が表示された封筒であって、返信のときは往信住所の表示部分を切り取って返信するというものである。
特許第3783192号公報 実用新案登録第3058770号公報
しかしながら、特許文献1や2記載等の従来の往復封筒では、封筒の往信先情報と返信先情報からは、これを配達する人が往信か返信かの区別がつかなくなるという問題点を有する。すなわち、特許文献1や2では、返信のときに往信住所表示部を剥がさなかったり、返信住所表示部を往信住所表示部で隠さなかったりすると、配送先が正しく表示されず、正しい返信先に返却されなくなる。また、特許文献2記載の往復封筒では、送信のときに封筒の表側と裏側の両方に宛先が表示されているため、この往復封筒を配達する人が往信か返信かの区別がつかなくなるおそれがある。
また、封筒の表面と背面に往信先情報や返信先情報が残って使用されるときや、封筒の表面は往信先情報を記載して使用し、封筒の背面は返信先情報を記載して使用されるような場合には、本来の通常の封筒としての使用と異なってしまい(通常は封筒正面を使用し、背面を使用することは稀である。)、これを配達する人が混同を生じてしまいう。なお、往信時での封筒の大きさと返信時での封筒の大きさが変ってしまう場合も、「定形」という大きさが維持されなくなるほか、借りた物を返却するとき等に同じ物を同じ収納状態が維持されなくなる。
また、上記オンラインレンタル方式で生じている問題として、顧客がピッキングリストに書かれた返却先住所を封筒本体の窓から視認できる状態として封緘しなかったり、返却先ではなく顧客住所を封筒本体の窓から視認できる状態のままで封緘したりする等により、配送先が正しく表示されず、配送センタに返却されないという問題が生じている。
そこで、本発明の目的は、往信時も返信時も同じ面(封筒の正面)のみを使用しながらも、往信のときには往信先情報だけを封筒に表示し、返信のときには返信先情報だけを封筒に表示して使用することができる往復封筒を提供することにある。
本発明の往復封筒は、往信するときには送り先の住所・氏名(名称)等の往信先情報を記載して送り、これを受け取った受取人がこの封筒を返信用に使用することができる往復封筒であって、シート材が袋状に一体形成されその上端に内容物を入れるための開口部を有する封筒本体と、封筒本体正面の上辺に配され往信のときに封緘するための往信フラップと、封筒本体背面の上辺に配され返信のときに封緘するための返信フラップから構成され、封筒本体の正面側には往信先情報を表示する往信表示エリアを設け、かつ返信フラップの封筒背面側には返信先の住所・氏名(名称)等を表示する返信表示エリアを設け、往信のときは往信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として往信フラップが返信フラップを覆う状態で封緘がなされ、かつ返信のときは返信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされることを特徴とする。
本発明によれば、往信のときは往信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として往信フラップが返信フラップを覆う状態で封緘がなされるが、これは往信フラップが裏返すように使用される通常の使用態様である。そして、返信のときは返信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされるため、往信先情報だけが封筒の正面側に表れる。したがって、返信のときに封緘すれば正しい返信先に返信される構成となっている。
本発明としては、前記往信フラップを切り取るためのミシン目が形成され、返信のときは往信フラップを切り取り、返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされることが好ましい。
本発明によれば、返信のときは往信フラップを切り取るために、返信フラップのみを裏返すように折るだけで容易に封緘がなされる。また、返信フラップよりも大きく形成されている場合は、往信のときも返信のときも、往信フラップが外部に認識されることなく、つまり外部からはフラップは、返信フラップの1枚のみとして通常の封筒のように認識される。
本発明としては、前記往復封筒の送信者の下に返却されるか又は該送信者の指定した返却先住所に返却されるために前記返信先情報が予め記載されたものであることが好ましい。また本発明は、前記封筒の正面側に内容物を表示させるための窓が形成され、オンラインレンタル方式で使用されるレンタル商品情報が書かれたピッキングリストが内容物の一つとして封入され、このピッキングリストに往信先情報を記載して上記窓から表示させるものであり、返信のときはこの窓の往信先情報を返信フラップが覆う状態で封緘がなされることが好ましい。
これら本発明によれば、例えばDVD等のオンラインレンタルを行うときに、ピッキングリストに表示された返却先の住所(以下、レンタル配信拠点住所とも呼ぶ)等が記載されているので、借り主である受取人は、借りたDVD等を返却するときは、届いた封筒をそのまま使用してこの封筒を折り畳むだけで、レンタル配信拠点住所に返信することができる。
本発明によれば、往信のときは往信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として往信フラップが返信フラップを覆う状態で封緘がなされ、返信のときは返信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされるため、返信のときに封緘しさえすれば正しい返信先に返信され、そのうえ、往信も返信も同じ封筒正面を使用することができる。したがって、配送者や受取人等がこの往復封筒は往信のためのものか返信のものか等の混同を生じさせることを防止できる。
また、例えばDVD等のオンラインレンタル等に使用するときは、予め往信先情報と返信先情報を印刷しておくことで、差出人(レンタル配信拠点)も受取人(借主)も、フラップを折畳むだけで良くなり、宛先を往復封筒に転記しなくて済み、転記ミスが防止でき、特に返却先住所に正しく返却されないという事態を防止することが可能になる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を引用しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明を適用した一実施形態の往復封筒1を示す図である。図1(a)は本発明の往復封筒1の正面図であり、図1(b)はその背面図である。本実施の形態は、DVD等のオンラインレンタルにて使用される往復封筒1である。本実施の形態の往復封筒1は、四角形状の袋体であり、透明樹脂フイルムに着色が施されさらに所定の情報記事が印字されたシート材2を封筒本体21となる外周の3辺(底辺と左側辺と右側辺)を溶着又は接着することで袋状に一体形成し、その上端に内容物8,9を入れるための開口部INを有する。上記透明樹脂フイルム素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン等が挙げられる。上記所定の情報記事としては、往復封筒1の取扱注意事項、企業情報、取扱い手順、その他記載事項等が挙げられる。
封筒本体21の正面側21aの上方には、貸出先住所を表示する往信表示エリア4を非着色とすることで透明な窓4が形成される。往信表示エリア4の横には、宅配業者の宅配ラベル(又は郵便切手等)を貼り付けるスペース71がある(図1(a))。封筒本体21の正面側21aの表示エリア(窓)4の上方には折り目6があり、折り目6を介して往信フラップ22が封筒本体21の正面側21aの上辺に配される。往信フラップ22の封筒本体21の正面側21aと連続する面22aの左上隅には、三角マーク223が印刷されている(図1(a))。三角マーク223は、往信のときに宅配された往復封筒1を開封する際の目印となっている。往信フラップ22の封筒本体21の背面側21bと同じ側の面22bの上方には、糊付けが施され、仮保護フイルム222が剥離容易に糊付けを覆っている(図1(b))。
封筒本体21の背面側21bの上辺には折り目6があり、折り目6を介して返信フラップ23が封筒本体21の背面側21bの上辺に配される(図1(b))。返信フラップ23の封筒本体21の背面側21bと連続する面23bには返信表示エリア5があり、返信先情報5が印刷されている。返信先情報5と、後述する往信先情報4とは、住所、氏名(名称)、郵便番号、バーコード等の識別手段のほか、切手や押印等を含むものとして、ここでは使用する。
返信先情報5の文字配置は、封筒本体21の背面側21bから見た場合に逆さに配置される(図1(b))。これは後述するが、返信フラップ23を封筒本体21の正面側21aに折り返したときに、返信先情報5が正しい向きで見えるようにするためである。返信先情報(表示エリア)5の横には、返信用の郵便切手がスペース72に貼り付けてある(図1(b))。返信フラップ23の封筒本体21の正面側21aと同じ側の面23aの上方には、糊付けが施され、仮保護フイルム232が剥離容易に糊付けを覆っている(図4を参照)。このように、返信表示エリア5の上記面23bには、接着剤等は施されないことから、返信先情報の印刷等が剥がれ落ちるようなことはない。
往信フラップ22の長さ(折り目6からの長さ)は返信フラップ23の長さよりも大きく、封筒本体21の背面側21bから見た状態では、仮保護フイルム222が返信フラップ23から上方に露出している(図1(b))。封筒本体21の上辺の折り目6の全周には、ミシン目6a,6bが形成されている(図1(a)(b))。すなわち、往信フラップ22を切り取るためミシン目6aと、返信フラップ23を切り取るためミシン目が各々形成され、これらが同じ位置(対向して)で形成されていることで、封筒本体21の上辺の折り目6の全周に形成されている。これらは、顧客が往復封筒1を開封した後、往信フラップ22を封筒本体21から切り離すためのミシン目であり、その後配送センタにて往復封筒1を開封した後、返信フラップ23を封筒本体21から切り離すためのミシン目である。折り目6に沿ってミシン目が形成され(ミシン目6a,6bと折り目が兼用されている。)、ミシン目6a,6bから切り取る前に、折り目として使用されるので、ミシン目6a,6bからの切り取りが容易になる利点も有する。
そして、往信のときの往信フラップ22の折り目6を上記ミシン目6aとして、返信するときの返信フラップ23の折り目を上記ミシン目6bとして、これらの位置を同じ位置か近接する位置にすることで、往信のときの内容物と同一の内容物8を返信のときに収納することができる。そして、折り目6として使用したミシン目6a,6bから上記フラップ22,23を切り取ることで、容易に上記フラップ22,23を切り取ることができる。
図2と図3は往復封筒1に入れる内容物の一実施例であり、図2はピッキングリスト8の一例であり、図3はDVD9である。ピッキングリスト8は、A5サイズの紙であり、中央の折れ線84にて二つ折りするとちょうど封筒本体21に入るサイズである。ピッキングリスト8の左上方の所定位置には、貸出先住所81が印字されている。貸出先住所81の下方には、レンタルDVDの情報(識別記号、タイトル等)が印字されている。中央の折れ線84の下側には、所定の連絡情報83が印刷されている。所定の連絡情報83は、往復封筒1の使用説明、取扱注意事項、企業情報、その他連絡事項等である。
図4は、往信するため往復封筒1に内容物8,9を入れる状態を示す斜視図である。A5サイズのピッキングリスト8を貸出先住所81が外向きにして二つ折りして、DVD9を挟んで保護した状態で、往復封筒1の開口部INから内容物8,9を入れる。このとき、ピッキングリスト8の貸出先住所81と封筒本体21の正面側21aの窓4の向きを合わせる。そして、封筒本体21の上辺の折り目6にて往信フラップ22を封筒本体21の背面側21bに重なるように折り、仮保護フイルム222を剥離して糊付けを露出させ、往信フラップ22が返信フラップ23を覆って封緘を行う。
図5は、往信のときの往復封筒1を示す図である。図5(a)は往復封筒1の正面図であり、図5(b)はその背面図である。封筒本体21を正面側21aから見ると、左上に配置された窓4から貸出先住所81が見える(図5(a))。封筒本体21を背面側21bから見ると、往信フラップ22が返信フラップ23を覆って封緘がなされている(図5(b))。図5の状態で往復封筒1は、レンタル会社やその配送センタから宅配便等の宅配手段で顧客の手元に届く。
顧客(受取人、借り主)は、図5の状態で顧客の手元に届いた往復封筒1の三角マーク223を目印として往信フラップ22を指で摘んで引っ張ることで、往信フラップ22を封筒本体21の背面側21bから剥離させ、折り目6のミシン目から往信フラップ22を切り取る(図6を参照)。往信フラップ22の剥離にともない、糊付けの一部(又は全部)が封筒本体21の背面側21bに残るように糊付けがなされているため、開封されたことがわかるとともに、封筒本体21の背面側21bが破れることがない。そして、内容物であるピッキングリスト8とDVD9を往復封筒1から取り出し、レンタルDVD9を鑑賞する。
図6は、返信するため往復封筒1に内容物8,9を入れる状態を示す斜視図である。レンタルDVD9等の鑑賞が終わり、借り主が返却するときは、ピッキングリスト8を二つ折りして、DVD9を挟んで保護した状態で、往復封筒1の開口部INから内容物8,9を入れる。そして、封筒本体21の上辺の折り目6にて返信フラップ23を封筒本体21の正面側21aに重なるように折り、仮保護フイルム232を剥離して糊付けを露出させ、返信フラップ23が窓4及び宅配業者の宅配ラベル(又は郵便切手等)が貼り付けられたスペース71を覆って封緘を行う。なお返信のときは、ピッキングリスト8は往復封筒1に入れない場合もある。
図7は、返信のときの往復封筒1を示す図である。図7(a)は往復封筒1の正面図であり、図7(b)はその背面図である。封筒本体21を正面側21aから見ると、左上に返信フラップ23の面23bに印刷された返信先情報5が見える(図7(a))。返信先情報(表示エリア)5の横には、返信用の郵便切手がスペース72に貼り付けてある。図7の状態で往復封筒1は、顧客から郵便ポストに投函され、郵便で配送センタ(返却先住所)に返却される。本実施形態では、往信のときの封緘がなされた状態(図5)と返信のときの封緘がなされた状態(図7)の外周が同一寸法に構成されている。すなわち、折り目6兼用のミシン目6a,6bが同じ位置か近接する位置に形成されている。したがって、往信のときの内容物8,9と同一の内容物8,9を返信のときに収納することができるようにするためである。なお、本実施の形態では、返信するときの封筒背面は何も記載されてないので、配達人が混同を生じることはないが、差出人(借り主)の住所・氏名を記載するようにしたり、それをシールで行うようにすることは、実施に応じ任意である。
(第2の実施形態)
図8は、本発明を適用した一実施形態の往復封筒11を示す図である。図8(a)は本発明の往復封筒1の正面図であり、図8(b)はその背面図である。本実施の形態は、手紙19のやりとりにて使用される往復封筒11である。本実施の形態の往復封筒11は、紙製のシート材2を封筒本体21となる外周の3辺(底辺と左側辺と右側辺)を糊付けすることで袋状に一体形成し、その上端に内容物19を入れるための開口部INを有するものであり、定形の縦型封筒として使用される。なお、本発明は、封筒の大きさや種類の如何を問わず適用可能である。
封筒本体21の正面側21aの上方には、往信表示エリア4に往信先情報4が表示される。往信先情報4は、予め封筒本体21に印刷してあってもよいし、都度手書きするか、又は往信先情報が印字されたラベルを往信表示エリア4に貼り付けてもよい。往信表示エリア4の横には、郵便切手(又は宅配業者の宅配ラベル)を貼り付けるスペース71がある(図8(a))。封筒本体21の正面側21aの往信先情報(表示エリア)4の上方には折り目6aがあり、折り目6aを介して往信フラップ22が封筒本体21の正面側21aの上辺に配される。往信フラップ22の封筒本体21の正面側21aと連続する面22aの上方には、所定間隔226をあけて折り目6aと平行に2つのミシン目224,225が形成されている(図8(a))。後述するが、所定間隔226は往信された封筒11を開封するときの切取部226となる。往信フラップ22の封筒本体21の背面側21bと同じ側の面22bの上方には2つのミシン目224,225が形成され、ミシン目224の上方には糊付けが施され、仮保護フイルム222が剥離容易に糊付けを覆っている(図8(b))。
封筒本体21の背面側21bの上辺には折り目6bがあり、折り目6bを介して返信フラップ23が封筒本体21の背面側21bの上辺に配される(図8(b))。返信フラップ23の封筒本体21の背面側21bと連続する面23bには返信表示エリア5があり、返信先情報5が表示されている。返信先情報4は、予め返信フラップ23に印刷してあってもよいし、都度手書きするか、又は返信先情報が印字されたラベルを返信表示エリア5に貼り付けてもよい。返信先情報の文字配置は、封筒本体21の背面側21bから見た場合に逆さに配置される(図8(b))。これは後述するが、返信フラップ23を封筒本体21の正面側21aに折り返したときに、返信先情報5が正しい向きで見えるようにするためである。返信先情報(表示エリア)5の横には、返信用の郵便切手がスペース72に貼り付けてある(図8(b))。返信フラップ23の封筒本体21の正面側21aと同じ側の面23aの上方には、糊付けが施され、仮保護フイルム232が剥離容易に糊付けを覆っている(図11を参照)。なお、返信表示エリア5である上記面23bには接着剤等は施されないものである。
往信フラップ22の長さ(折り目6からの長さ)は返信フラップ23の長さよりも大きく、封筒本体21の背面側21bから見た状態では、仮保護フイルム222が返信フラップ23から上方に露出している(図8(b))。
図9は、往信するため往復封筒1に内容物19を入れる状態を示す斜視図である。本実施形態では、内容物19は手紙19であり、例えばアンケート、同窓会の出席の可否、ダイレクトメール等の書簡が挙げられる。なお、本実施の形態でも、内容物19は、窓(透明窓)としての往信表示エリア4により外部から認識させるものでも良い。
往復封筒11の開口部INから適当な大きさに折り畳んだ手紙19を入れる。そして、封筒本体21の上辺の折り目6aにて往信フラップ22を封筒本体21の背面側21bに重なるように折り、仮保護フイルム222を剥離して糊付けを露出させ、往信フラップ22が返信フラップ23を覆って封緘を行う。
図10は、往信のときの往復封筒11を示す図である。図10(a)は往復封筒11の正面図であり、図10(b)はその背面図である。封筒本体21を正面側21aから見ると、右上に往信先情報4が見える(図10(a))。封筒本体21を背面側21bから見ると、往信フラップ22が返信フラップ23を覆って封緘がなされている(図10(b))。返信フラップ23はミシン目225よりも上方に配されており、往信フラップ22にて覆われている。図10の状態で往復封筒11は、郵便(又は宅配便)で往信先の手元に届く。
往信された往復封筒11を受取った受取人は、図10の状態で手元に届いた封筒本体21の背面側21bに配された2つのミシン目224,225の間の切取部226を指で摘んで引っ張ることで、封筒本体21から切り離し、次に、はさみ等の切断手段にて折り目6から往信フラップ22を切り取る(図11を参照)。切取部226の切り取りは、該切取部226につまみ部(図示せず)を設けて、これを行い易くしても良い。往信フラップ22の切り取りは、ミシン目6aを使用して、はさみ等の切断手段を使用しないようにしても良い。
そして、内容物である手紙19を往復封筒11から取り出し、手紙19の内容を読んで、例えばアンケートを記入するなど、適宜、手紙に記入する。
図11は、返信するため往復封筒11に内容物(手紙)19を入れる状態を示す斜視図である。往復封筒11の開口部INから適当な大きさに折り畳んだ手紙19を入れる。そして、封筒本体21の上辺の折り目6bにて返信フラップ23を封筒本体21の正面側21aに重なるように折り、仮保護フイルム232を剥離して糊付けを露出させ、返信フラップ23が返信先情報4及び郵便切手(又は宅配業者の宅配ラベル)が貼り付けられたスペース71を覆って封緘を行う。なお、返信のときは、手紙19を往復封筒11に入れない場合もある。
図12は、返信のときの往復封筒11を示す図である。図12(a)は往復封筒11の正面図であり、図12(b)はその背面図である。封筒本体21を正面側21aから見ると、左上に返信フラップ23の面23bに表示された返信先情報5が見える(図12(a))。返信先情報(表示エリア)5の横には、返信用の郵便切手がスペース72に貼り付けてある。図12の状態で往復封筒11は、顧客から郵便ポストに投函され、郵便で配送センタ(返却先住所)に返却される。本実施形態では、往信のときの封緘がなされた状態(図10)と返信のときの封緘がなされた状態(図12)の外周が同一寸法に構成され、往信するときも返信するときも一般の通常の封筒を同じである
上述した本発明の実施の形態では、返信は郵便であるとしたが、宅配業者のメール便で返信してもよい。また、往復する内容物は、手紙や光ディスクに限定されるものではなく、USBメモリ、ゲームカートリッジ、写真等でもよい。このように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能であることは言うまでもない。
本発明を適用した第1の実施形態の往復封筒を示す図である。 上記第1の実施形態の往復封筒に入れるピッキングリストの一例である。 上記第1の実施形態の往復封筒に入れるDVDである。 上記第1の実施形態の往復封筒を往信するため、内容物を入れる状態を示す斜視図である。 上記第1の実施形態の往信のときの往復封筒を示す図である。 上記第1の実施形態の往復封筒を返信するため、内容物を入れる状態を示す斜視図である。 上記第1の実施形態の返信のときの往復封筒を示す図である。 本発明を適用した第2の実施形態の往復封筒を示す図である。 上記第2の実施形態の往復封筒を往信するときの内容物を入れる状態を示す斜視図である。 上記第2の実施形態の往信のときの往復封筒を示す図である。 上記第2の実施形態の往復封筒を返信するときの内容物を入れる状態を示す斜視図である。 上記第2の実施形態の返信のときの往復封筒を示す図である。
符号の説明
1,11 往復封筒、
2 シート材、
21 封筒本体、
22 往信フラップ、
23 返信フラップ、
4 往信表示エリア(往信先情報、貸出先住所、窓)、
5 返信表示エリア(返信先情報)、
6 折り目(ミシン目)、
8,9,19 内容物、
IN 開口部

Claims (5)

  1. 往信するときには送り先の住所・氏名(名称)等の往信先情報を記載して送り、これを受け取った受取人がこの封筒を返信用に使用することができる往復封筒であって、
    シート材が袋状に一体形成されその上端に内容物を入れるための開口部を有する封筒本体と、封筒本体正面の上辺に配され往信のときに封緘するための往信フラップと、封筒本体背面の上辺に配され返信のときに封緘するための返信フラップから構成され、
    封筒本体の正面側には往信先情報を表示する往信表示エリアを設け、かつ返信フラップの封筒背面側には返信先の住所・氏名(名称)等を表示する返信表示エリアを設け、
    往信のときは往信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として往信フラップが返信フラップを覆う状態で封緘がなされ、かつ返信のときは返信先情報が視認可能な状態のまま封筒本体の上辺を折り目として返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされることを特徴とする往復封筒。
  2. 前記往信フラップは、返信フラップよりも大きく形成され、往信のときには往信フラップが返信フラップを覆い隠すことを特徴とする請求項1記載の往復封筒。
  3. 前記往信フラップを切り取るためのミシン目が形成され、返信のときは往信フラップを切り取り、返信フラップが往信先情報を覆う状態で封緘がなされることを特徴とする請求項1又は2記載の往復封筒。
  4. 前記往復封筒の送信者の下に返却されるか又は該送信者の指定した返却先住所に返却されるために前記返信先情報が予め記載されたものであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項記載の往復封筒。
  5. 前記封筒の正面側に内容物を表示させるための窓が形成され、レンタル方式で使用されるレンタル商品情報が書かれたピッキングリストが内容物の一つとして封入され、このピッキングリストに往信先情報を記載して上記窓から表示させるものであり、返信のときはこの窓の往信先情報を返信フラップが覆う状態で封緘がなされることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項記載の往復封筒。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015151165A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 株式会社ジャストコーポレーション 返信機能を備えた封筒及び往復封筒用シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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