JP2002362196A - ギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動制御方法並びに自動変速装置 - Google Patents

ギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動制御方法並びに自動変速装置

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JP2002362196A
JP2002362196A JP2001169388A JP2001169388A JP2002362196A JP 2002362196 A JP2002362196 A JP 2002362196A JP 2001169388 A JP2001169388 A JP 2001169388A JP 2001169388 A JP2001169388 A JP 2001169388A JP 2002362196 A JP2002362196 A JP 2002362196A
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input shaft
speed
transmission
clutch
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Shuichi Kumamoto
修一 熊本
Tsuguyasu Mizogami
嗣康 溝上
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クラッチの負荷を少なくするとともに、同期
装置の容量を大きくしなくても変速時間の短縮と空走感
の軽減ができるギヤ変速機構を用いた自動変速装置の制
御方法を提供する。 【解決手段】 変速装置の出力軸上または入力軸上に設
けられた現行変速段の変速ギヤから目標変速段の変速ギ
ヤに変速する時に、出力軸上または入力軸上で空転する
目標変速段の変速ギヤの回転数と、出力軸回転数または
入力軸回転数とが同期するために必要な入力軸上に換算
した目標入力軸回転数を算出する回転数算出ステップ
と、現行変速段の変速ギヤの噛み合いを出力軸または入
力軸から解除して中立状態とする中立ステップと、スロ
ットル開度を調節してエンジン回転数を調整し、エンジ
ンと連動する入力軸回転数を入力軸と出力軸との回転速
度比が目標変速段に応じた速度比になるように調節する
回転数調節ステップと、クラッチを解放するクラッチ解
放ステップと、目標変速段の変速ギヤの噛み合いを出力
軸または入力軸に締結するギヤ締結ステップと、クラッ
チを締結するクラッチ締結ステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ギヤ式変速機構
を用いた変速装置を制御するための自動制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ギヤ式変速機構を用いて各変速段
の切り替えをアクチュエータで自動的に行うようにした
自動変速装置があった。
【0003】この自動変速装置は、エンジン出力軸と変
速装置の入力軸との間に設けられて駆動力の断接を行う
クラッチと、変速装置の入力軸と出力軸との間に配置さ
れた複数の変速ギヤ対と、目標とする変速段を確立する
ため各変速ギヤ対を入力軸または出力軸と選択的に連結
する複数の同期装置と、各同期装置を切り換え駆動する
シフトアクチュエータと、クラッチを断接駆動するクラ
ッチアクチュエータと、スロットルバルブの開度を調整
するスロットルアクチュエータを備え、コントローラに
より車両の走行状態に応じて前記変速用アクチュエー
タ、クラッチアクチュエータ、並びにスロットルアクチ
ュエータを制御するように構成されている。
【0004】次に、従来のギヤ式変速機構を用いた変速
装置の自動制御方法、特に変速時の動作を図4のフロー
チャートに基づいて説明する。 (1)ステップS101において、コントローラから車
両の走行状態に応じて変速命令が出される。 (2)ステップS102では、スロットルアクチュエー
タとアクセルペダルとの連動を一時的に解除し、スロッ
トルアクチュエータをコントローラで制御するようにす
る。 (3)ステップS103では、コントローラからスロッ
トルアクチュエータへスロットルを戻す命令が出され、
スロットルバルブを一旦閉じて、エンジントルクをダウ
ンさせる。 (4)ステップS104では、クラッチアクチュエータ
を駆動させてクラッチを解放する。 (5)ステップS105では、シフトアクチュエータを
駆動させて同期装置を作動させ、変速ギヤ段を中立状態
にする。 (6)ステップS106では、シフトアクチュエータに
よって目標変速段の変速ギヤの噛み合いを同期装置を介
して出力軸または入力軸に締結する。 (7)ステップS107では、クラッチアクチュエータ
を駆動させてクラッチを締結する。 (8)ステップS108では、スロットルアクチュエー
タのコントローラの制御による連動を解除し、アクセル
ペダルとの連動を復帰させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のギ
ヤ式変速機構を用いた自動変速装置では、従来のマニュ
アルトランスミッションの構造をそのまま利用できる利
点があるが、クラッチの断続制御をクラッチアクチュエ
ータによって行うので、クリープ制御や半クラッチ制御
などの発進制御が難しくなるとともに、クラッチの負荷
が大きくなり、クラッチの寿命が低下するという問題点
があった。
【0006】また、前記のような従来の変速時の動作で
は、クラッチを解放して目標変速段の変速ギヤに変速さ
せる際に、変速装置の入力軸回転数と出力軸回転数は慣
性によって現行変速段における変速ギヤの噛み合い時の
状態を維持しており、入力軸上または出力軸上で空転す
る目標変速段の変速ギヤの回転数は、変速比の相違によ
り、入力軸回転数または出力軸回転数と大きく異なるた
め、入力軸または出力軸と入力軸上または出力軸上で空
転する目標変速段の変速ギヤが同期して噛み合うために
は多くの操作力と同期時間を必要とする問題点がある。
そして、この問題を改善するには、同期装置に使用され
るシンクロナイズ機構(シンクロナイザリング等)の容
量を大きくする必要がある。従って、同期装置のシンク
ロナイズ機構を小容量化または廃止することが不可能で
あるため、装置全体の構造の単純化ができないという問
題点もあった。
【0007】さらに、同期時間が多く必要なため、変速
中にトルクが伝達しない時間が長くなり、空走感が大き
くなってしまうという問題点もあった。
【0008】この発明は、前記のような問題点を解決す
るためになされたもので、第1の目的は、クラッチの負
荷を少なくするギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動
制御方法を提供するものである。
【0009】また、第2の目的は、同期装置の容量を大
きくしなくても、変速時間の短縮と空走感の軽減ができ
るギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動制御方法を提
供するものである。
【0010】さらに、第3の目的は、変速ギヤの同期装
置のシンクロナイズ機構を小容量化または廃止して、構
造が簡単なギヤ式変速機構を用いた自動変速装置を提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、ギヤ
式変速機構を用いた変速装置の自動制御方法であって、
変速装置の出力軸上または入力軸上に設けられた現行変
速段の変速ギヤから目標変速段の変速ギヤに変速する時
に、変速動作の開始を命令する変速命令ステップと、前
記変速命令後、出力軸上または入力軸上で空転する目標
変速段の変速ギヤの回転数と、出力軸回転数または入力
軸回転数とが同期するために必要な入力軸上に換算した
目標入力軸回転数を算出する回転数算出ステップと、前
記回転数算出後、現行変速段の変速ギヤの噛み合いを出
力軸または入力軸から解除して中立状態とする中立ステ
ップと、前記中立後、スロットル開度を調節してエンジ
ン回転数を調整し、エンジンと連動する入力軸回転数を
入力軸と出力軸との回転速度比が目標変速段に応じた速
度比になるように調節する回転数調節ステップと、前記
回転数調節後、エンジンの動力を変速装置の入力軸に伝
達するクラッチを解放するクラッチ解放ステップと、前
記クラッチ開放後、目標変速段の変速ギヤの噛み合いを
出力軸または入力軸に締結するギヤ締結ステップと、前
記ギヤ締結後、クラッチを締結するクラッチ締結ステッ
プとを有することを特徴とする。
【0012】請求項2の発明は、前記回転数算出ステッ
プは、出力軸回転数と目標変速段の変速比から、出力軸
上または入力軸上で空転する目標変速段の変速ギヤの回
転数と、出力軸回転数または入力軸回転数とが同期する
ために必要な入力軸上に換算した目標同期回転数を算出
することを特徴とする。
【0013】請求項3の発明は、前記回転数調節ステッ
プは、回転数算出ステップで算出した入力軸目標同期回
転数が入力軸回転数より大きい時は入力軸回転数を増速
する方向に、入力軸回転数より小さい時は入力軸回転数
を減速する方向に調節して、入力軸回転数を入力軸目標
同期回転数の許容範囲内に一致させることを特徴とす
る。
【0014】請求項4の発明は、前記回転数調節ステッ
プの実施後、クラッチ解放ステップを実施せずにギヤ締
結ステップを実施することを特徴とする。
【0015】請求項5の発明は、エンジンの動力をギヤ
式変速機構を用いた変速装置に伝達するクラッチを断続
するクラッチアクチュエータと、変速段を切り替えるシ
フトアクチュエータと、スロットルバルブ開度を調節す
るスロットルアクチュエータと、車両の走行状態に応じ
てクラッチアクチュエータ、シフトアクチュエータ並び
にスロットルアクチュエータを制御するコントローラと
を備えた自動変速装置において、変速装置の出力軸上ま
たは入力軸上に設けられた現行変速段の変速ギヤから目
標変速段の変速ギヤに変速する場合に、変速動作の開始
を命令する変速命令手段と、出力軸上または入力軸上で
空転する目標変速段の変速ギヤの回転数と、出力軸回転
数または入力軸回転数とが同期するために必要な入力軸
上に換算した目標入力軸回転数を算出する回転数算出手
段と、シフトアクチュエータによって現行変速段の変速
ギヤの噛み合いを出力軸または入力軸から解除して中立
状態とする中立手段と、スロットルアクチュエータによ
ってスロットルバルブ開度を調節してエンジン回転数を
調整し、エンジンと連動する入力軸回転数を入力軸と出
力軸との回転速度比が目標変速段に応じた速度比になる
ように調節する回転数調節手段と、クラッチアクチュエ
ータによってクラッチを解放するクラッチ解放手段と、
シフトアクチュエータによって目標変速段の変速ギヤの
噛み合いを同期装置を介して出力軸または入力軸に締結
するギヤ締結手段と、クラッチアクチュエータによって
クラッチを締結するクラッチ締結手段とを有することを
特徴とする。
【0016】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、クラッチ解放手段及びクラッチ締結手段を実施せず
にギヤ締結手段を実施することを特徴とする。
【0017】請求項7の発明は、請求項5または請求項
6の発明において、変速装置の同期装置におけるシンク
ロナイズ機構の容量を、全変速段または一部の変速段で
廃止または小さくしたことを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態で用いられるギヤ式変速機構を用いた自動変
速装置の構成を示す図である。図において、エンジン1
の吸気管に設置されたスロットルバルブ2はスロットル
アクチュエータ27によって駆動される。コントローラ
32は例えば中央演算処理部(CPU)、記憶部(RO
M、RAM)、インターフェース部により構成され、車
両の走行状態に応じて前記スロットルアクチュエータ2
7を制御することによりエンジン1の吸入空気量を調整
制御する。エンジン1のエンジン出力軸3は、クラッチ
4を介して変速装置6の入力軸7に接続されている。変
速装置6は、例えば前進側5個の変速段を有している。
なお、この図の変速装置において、後退側のギヤは省略
している。変速装置6のハウジングの内部には、入力軸
7と出力軸8とが平行に配設され支持されている。入力
軸7にはエンジン1側から順に1速ギヤ9、2速ギヤ1
0、3速ギヤ11、4速ギヤ12、5速ギヤ13が固定
されている。
【0019】出力軸8のエンジン1側には出力ギヤ14
が固定されている。出力ギヤ14に隣接して1速ギヤ1
5と2速ギヤ16が出力軸8上に順に回転自在に支持さ
れ、これらのギヤ15、16は1−2速用同期装置17
によって出力軸8に選択的に締結される。1速ギヤ15
は入力軸7上の1速ギヤ9と常時噛み合い、2速ギヤ1
6は入力軸7上の2速ギヤ10と常時噛み合っている。
なお、入力軸7上に1速ギヤ9、2速ギヤ10が回転自
在に支持され、出力軸8に1速ギヤ15、2速ギヤ16
が固定され、これらの1速、2速ギヤ同士が互いに常時
噛み合っている構成も可能である。この場合、1−2速
用同期装置17は入力軸7側に配設され、1速ギヤ9、
2速ギヤ10が1−2速用同期装置17によって入力軸
7に選択的に締結される。
【0020】出力軸8の2速ギヤ16に隣接して3速ギ
ヤ18と4速ギヤ19が出力軸8上に順に回転自在に支
持され、これらのギヤ18、19は3−4速用同期装置
20によって出力軸8に選択的に締結される。3速ギヤ
18は入力軸7上の3速ギヤ11と常時噛み合い、4速
ギヤ19は入力軸7上の4速ギヤ12と常時噛み合って
いる。なおこの場合も、1、2速ギヤと同様に、入力軸
7上に3速ギヤ11、4速ギヤ12が回転自在に支持さ
れ、出力軸8に3速ギヤ18、4速ギヤ19が固定さ
れ、3−4速用同期装置20が入力軸7側に配設され、
3速ギヤ11、4速ギヤ12が3−4速用同期装置20
によって入力軸7に選択的に締結される構成も可能であ
る。
【0021】4速ギヤ19に隣接して5速ギヤ21が出
力軸8上に回転自在に支持され、5速ギヤ21は5速用
同期装置22によって出力軸7に選択的に締結される。
5速ギヤ21は入力軸7上の5速ギヤ13と常時噛み合
っている。なおこの場合も、入力軸7上に5速ギヤ13
が回転自在に支持され、出力軸8に5速ギヤ21が固定
され、5速用同期装置22が入力軸7側に配設され、5
速ギヤ13が5速用同期装置22によって入力軸7に選
択的に締結される構成も可能である。
【0022】上記の同期装置17,20,22は、変速
の際に噛み合うギヤとギヤの回転数を合せるための装置
であり、この同期装置の中には、シンクロナイズ機構と
してギヤとギヤの間にシンクロナイザリングが設置さ
れ、このシンクロナイザリングによりギヤとギヤの回転
数の差を吸収して、2つのギヤが噛み合うようになって
いる。
【0023】出力軸8の出力ギヤ14はディファレンシ
ャル装置23のリングギヤ24と噛み合い、出力ギヤ1
4からリングギヤ24に伝達される駆動力はこのディフ
ァレンシャル装置23により左右の駆動軸25、26へ
分配される。
【0024】変速装置6の入力軸7には、入力軸7の回
転数を検出する入力軸回転数検出センサ50が設けら
れ、同出力軸8には、出力軸8の回転数を検出する出力
軸回転数検出センサ60が設けられている。また、図示
していないが、エンジン回転数検出センサ、車速セン
サ、スロットルバルブ開度検出センサ等が設置され、こ
れらのセンサの出力信号はコントローラ32に入力され
ている。
【0025】クラッチ4はクラッチアクチュエータ28
を駆動することによって作動し、同期装置17,20,
22は、それぞれシフトアクチュエータ29,30,3
1を駆動することによって作動する。そして、これらア
クチュエータ28〜31はコントローラ32によって車
両の走行状態に応じて制御されている。即ち、コントロ
ーラ32にはあらかじめ走行状態に応じたプログラムが
格納されており、エンジン回転数、車速、スロットル開
度、走行レンジ、変速装置の入出力軸の回転数などの走
行条件に応じて適切な状態を選択し、この状態となるよ
うにクラッチ4及び同期装置17、20、22及びスロ
ットルバルブ2を動作させている。
【0026】図2はこの発明の実施の形態1による自動
変速装置の制御方法を説明するためのフローチャート図
である。以下の説明では、特に変速時の動作、例とし
て、第2速と選択して走行中に第3速へシフトアップす
る時の動作について説明する。
【0027】始めに、第2速で走行中は、現行変速段
(第2速)の変速ギヤ(2速ギヤ16)が1−2速用同
期装置17によって出力軸8に締結されている。 (1)まず、ステップS1では、コントローラ32から
目標変速段(第3速)へシフトアップするよう命令が出
される。なお、このステップS1は請求項の変速命令手
段による変速命令ステップを構成する。
【0028】(2)ステップS2では、エンジン回転数
Ne、スロットル開度T、入力軸回転数Nis及び出力
軸回転数Nosの信号を読み込む。
【0029】(3)ステップS3では、読み込んだデー
タを基に、出力軸回転数Nosと目標変速段(第3速)
の変速比Snから、出力軸8上又は入力軸7上で空転す
る目標変速段(第3速)の変速ギヤ(3速ギヤ18)の
回転数と、出力軸回転数又は入力回転数とが同期するた
めに必要な入力軸7上に換算した入力軸目標同期回転数
Nisnを次式(a)のように算出する。 Nisn=Sn×Nos・・・(a) また、入力軸目標同期回転数の許容回転数の比率Rnを
求める。なお、このステップS2〜S3は請求項の回転
数算出手段による回転数算出ステップを構成する。
【0030】(4)ステップS4では、スロットルアク
チュエータ27とアクセルペダルとの連動を一時的に解
除する。
【0031】(5)ステップS5では、コントローラ3
2からスロットルアクチュエータ27へスロットルを戻
す命令が出され、スロットルバルブ2を一旦閉じて、エ
ンジントルクをダウンさせる。
【0032】(6)ステップS6では、シフトアクチュ
エータ29を駆動させて、1−2速用同期装置17を作
動させ、現行変速段(第2速)の変速ギヤ(2速ギヤ1
6)を中立状態にする。なお、このステップS4〜S6
は請求範囲の中立手段による中立ステップを構成する。
【0033】(7)ステップS7では、スロットルアク
チュエータ27を駆動させて、スロットルバルブ2を作
動させ、エンジン1の回転数Neを加減調整する。
【0034】(8)ステップS8では、入力軸7の回転
数Nisを入力軸目標同期回転数Nisnの許容範囲
内、すなわち次式(b)になるように調節する。 (1+Rn)×Nisn≧Nis≧(1−Rn)×Nisn・・・(b) それによって、入力軸7又は出力軸8と連動して出力軸
8又は入力軸7上で空転する目標変速段(第3速)の変
速ギヤ(3速ギヤ18)の回転数は出力軸8又は入力軸
7の回転数に同期する。なお、このステップS7〜S8
は請求項の回転数調整手段による回転数調節ステップを
構成する。
【0035】(9)そこで、ステップS9では、クラッ
チアクチュエータ28を駆動させて、クラッチ4を解放
する。また、同時にスロットルアクチュエータ27を駆
動させてスロットルバルブ2を閉じて、スロットルを一
旦戻す。なお、このステップS9は請求項のクラッチ開
放手段によるクラッチ解放ステップを構成する。
【0036】(10)ステップS10では、シフトアク
チュエータ30によって目標変速段(第3速)の変速ギ
ヤ(3速ギヤ18)の噛み合いを3−4速用同期装置2
0を介して出力軸8に締結する。なお、このステップS
10は請求範囲のギヤ締結ステップを構成する。
【0037】(11)ステップS11では、クラッチア
クチュエータ28を駆動させて、クラッチ4を締結す
る。なお、このステップS11は請求範囲のクラッチ締
結ステップを構成する。
【0038】(12)ステップS12では、スロットル
アクチュエータ27のコントローラ32の制御による連
動を解除し、アクセルペダルとの連動を復帰させる。
【0039】前記の制御方法を実施することにより、ク
ラッチの負荷を少なくするギヤ式変速機構を用いた変速
装置の自動制御方法を提供することができる。
【0040】また、同期装置のシンクロナイズ機構(シ
ンクロナイザリング)の容量を大きくしなくても、変速
時間の短縮と空走感の軽減ができるギヤ式変速機構を用
いた変速装置の自動制御方法を提供することができる。
【0041】実施の形態2.実施の形態2は、前記実施
の形態1における回転数調節ステップ(ステップS7、
S8)の一例を示したものである。
【0042】図3は実施の形態2の制御方法を示すフロ
ーチャートであり、図1の中立ステップ(ステップS4
〜S6)を実施後の、回転数調節ステップ(ステップS
7、S8)の一例を示したものである。
【0043】図1のフローチャートの中立ステップ(ス
テップS4〜S6)実施後、ステップS21では、現在
の入力軸回転数Nisと入力軸目標同期回転数Nisn
の大小を比較する。ステップS21で、入力軸回転数N
isが目標入力軸回転数Nisnより大きいと判断した
場合、ステップS22に進む。
【0044】ステップS22では、コントローラ32か
ら入力軸回転数Nisを減速させるよう命令が出され
る。図1のフローチャートのステップS5において、コ
ントローラ32からスロットルアクチュエータ27へス
ロットルを戻す命令が出され、スロットルバルブ2を一
旦閉じて、エンジントルクをダウンさせているので、入
力軸7の回転数は、減速する方向へ向かっている。そし
てステップS23で、入力軸7の回転数Nisが入力軸
目標同期回転数Nisnの許容範囲内に入ったのを判断
する。入力軸回転数Nisが入力軸目標同期回転数Ni
snの許容範囲内に入った場合は、図1のフローチャー
トのステップS9へ進み、以後、図1のステップS9〜
S12を実行する。
【0045】一方、前記ステップS21で、入力軸回転
数Nisが入力軸目標同期回転数Nisnより小さいと
判断した場合、ステップS24に進む。そして、ステッ
プS24では、コントローラ32から入力軸回転数Ni
sを増速させるよう命令が出される。ステップS25で
は、コントローラ32からスロットルアクチュエータ2
7へスロットルバルブを開くよう命令が出され、スロッ
トルバルブ2を開いて、入力軸7の回転数を増速させる
方向へ向かわせる。ステップS26では、入力軸7の回
転数Nisが入力軸目標同期回転数Nisnの許容範囲
内に入ったのを判断する。入っていない場合はステップ
S25へ戻って、スロットルアクチュエータ27を駆動
させて、スロットルバルブ2をさらに開いて、入力軸7
の回転数をさらに増速させる。入力軸回転数Nisが入
力軸目標同期回転数Nisnの許容範囲内に入った場合
は、図1のフローチャートのステップS9へ進み、以
後、図1のステップS9〜S12を実行する。
【0046】前記の制御方法を実施することでも、実施
の形態1と同様の効果を得ることができると共に、より
円滑な入力軸回転数の調節が可能となる。
【0047】実施の形態3.前記実施の形態1及び実施
の形態2では、クラッチ解放ステップ(ステップS9)
を実施後、ギヤ締結ステップ(ステップS10)を実施
し、次に、クラッチ締結ステップ(ステップS11)を
実施しているが、このクラッチ解放ステップ(ステップ
S9)とクラッチ締結ステップ(ステップS11)の動
作を省略して、クラッチ4を締結したままギヤ締結ステ
ップ(ステップS10)を行ってもよい。
【0048】このような制御方法を実施することによ
り、実施の形態1と同様の効果に加えて、クラッチ4は
車両発進時と車両停止時のみ断続を行うため、クラッチ
4の寿命は大幅に向上する。
【0049】その他の実施の形態.なお、前記実施の形
態1〜実施の形態4で、変速ギヤの同期装置におけるシ
ンクロナイズ機構(シンクロナイザリング)の容量を、
全変速段または一部の変速段で小さくまたは廃止するこ
とも可能である。このような構成により、構造が簡単な
ギヤ式変速機構を用いた自動変速装置を得ることができ
る。
【0050】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0051】請求項1又は請求項5の発明によれば、ギ
ヤ式変速機構を用いた変速装置の出力軸上または入力軸
上に設けられた現行変速段の変速ギヤから目標変速段の
変速ギヤに変速する時に、変速動作の開始を命令する変
速命令ステップ(変速命令手段)と、この変速命令ステ
ップの実施後、エンジン回転数、スロットル開度、入力
軸回転数及び出力軸回転数のデータを用いて、出力軸上
または入力軸上で空転する目標変速段の変速ギヤの回転
数と、出力軸回転数または入力軸回転数とが同期するた
めに必要な入力軸上に換算した目標入力軸回転数を算出
する回転数算出ステップ(回転数算出手段)と、この回
転数算出ステップの実施後、シフトアクチュエータによ
って現行変速段の変速ギヤの噛み合いを出力軸または入
力軸から解除して中立状態とする中立ステップ(中立手
段)と、この中立ステップの実施後、スロットルアクチ
ュエータによってスロットル開度を任意の値に調節して
エンジン回転数を加減し、エンジンと連動する入力軸回
転数を入力軸と出力軸との回転速度比が目標変速段に応
じた速度比になるように調節する回転数調節ステップ
(回転数調節手段)と、この回転数調節ステップの実施
後、クラッチアクチュエータによってクラッチを解放す
るクラッチ解放ステップ(クラッチ開放手段)と、この
クラッチ解放ステップ実施後、シフトアクチュエータに
よって目標変速段の変速ギヤの噛み合いを同期装置を介
して出力軸または入力軸に締結するギヤ締結ステップ
(ギヤ締結手段)と、このギヤ締結ステップ実施後、ク
ラッチアクチュエータによってクラッチを締結するクラ
ッチ締結ステップ(クラッチ締結手段)とを有すること
により、変速装置の同期装置の容量を大きくしなくて
も、変速時間の短縮と空走感の軽減ができる。
【0052】請求項2の発明によれば、回転数算出ステ
ップにおいて、出力軸回転数と目標変速段の変速比か
ら、出力軸上または入力軸上で空転する目標変速段の変
速ギヤの回転数と、出力軸回転数または入力軸回転数と
が同期するために必要な入力軸上に換算した目標同期回
転数を算出するようにしたので、入力軸または出力軸と
入力軸上または出力軸上で空転する目標変速段の変速ギ
ヤを短時間で同期させ、円滑に締結させることが可能と
なり、同期装置の容量を大きくしなくても、変速時間の
短縮と空走感の軽減ができる。
【0053】請求項3の発明によれば、回転数調節ステ
ップにおいて、回転数算出ステップで算出した目標同期
回転数が入力軸回転数より大きい時は入力軸回転数を増
速する方向に、入力軸回転数より小さい時は入力軸回転
数を減速する方向に調節して、入力軸回転数を目標同期
回転数と一致させるようにしたので、円滑な入力軸回転
数の調節が可能となり、同期装置の容量を大きくしなく
ても、変速時間の短縮と空走感の軽減ができる。
【0054】請求項4又は請求項6の発明によれば、回
転数調節ステップの実施後、クラッチ解放ステップを実
施せずにギヤ締結ステップを実施することによって、ク
ラッチは車両発進時と車両停止時のみ断続し、変速時は
常に締結していることにより、クラッチの断続回数が大
幅に少なくなり、クラッチの負荷を少なくすることがで
きる。
【0055】請求項7の発明によれば、変速ギヤの同期
装置におけるシンクロナイズ機構の容量を、全変速段ま
たは一部の変速段で小さくまたは廃止するようにしたの
で、構造が簡単なギヤ式変速機構を用いた自動変速装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態によるギヤ式変速機構
を用いた自動変速装置の構成を示す図である。
【図2】 この発明の実施の形態1によるギヤ式変速機
構を用いた変速装置の自動制御方法を示すフローチャー
ト図である。
【図3】 この発明の実施の形態2によるギヤ式変速機
構を用いた変速装置の自動制御方法を示すフローチャー
ト図である。
【図4】 従来のギヤ式変速機構を用いた変速装置の自
動制御方法を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 エンジン、2 スロットルバルブ、3 エンジン出
力軸、4 クラッチ、6 変速装置、7 入力軸、8
出力軸、9〜13 変速ギヤ(入力軸側)、14 出力
ギヤ、15,16,18,19,21 変速ギヤ(出力
軸側)、17,20,22 同期装置、23 ディファ
レンシャル装置、24 リングギヤ、25、26 駆動
軸、27 スロットルアクチュエータ、28 クラッチ
アクチュエータ、29,30,31 シフトアクチュエ
ータ、32 コントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 29/00 F02D 29/00 H 3J067 41/04 310 41/04 310G 3J552 F16D 48/02 F16H 61/04 F16H 61/04 61/28 61/28 59:24 // F16H 59:24 59:42 59:42 59:56 59:56 F16D 25/14 640T Fターム(参考) 3D041 AA66 AC01 AC06 AC15 AD02 AD04 AD22 AD23 AE04 AE14 AE31 3G065 CA00 DA04 DA15 EA13 GA10 GA11 GA32 GA41 GA46 HA06 HA21 HA22 JA04 JA09 JA11 KA02 3G093 AA05 BA15 CB08 DA01 DA06 DB01 EA03 EA09 EB01 EB03 3G301 JA03 KB10 LA01 PA11Z PE01Z PF07Z 3J057 AA04 BB02 GA02 GA12 GA49 GB02 GB04 GB14 GB27 GB36 GD11 GE07 3J067 AB21 AC05 BA58 BB02 BB04 BB11 CA02 CA07 CA08 CA09 DB31 FB71 FB83 FB85 GA01 3J552 MA04 MA13 NA01 NB01 PA02 PA20 RA02 SA26 SB35 SB38 SB39 UA03 UA09 VA32W VA32Y VA37W VA74W VA74Y VC03W

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動
    制御方法であって、 変速装置の出力軸上または入力軸上に設けられた現行変
    速段の変速ギヤから目標変速段の変速ギヤに変速する時
    に、変速動作の開始を命令する変速命令ステップと、 前記変速命令後、出力軸上または入力軸上で空転する目
    標変速段の変速ギヤの回転数と、出力軸回転数または入
    力軸回転数とが同期するために必要な入力軸上に換算し
    た目標入力軸回転数を算出する回転数算出ステップと、 前記回転数算出後、現行変速段の変速ギヤの噛み合いを
    出力軸または入力軸から解除して中立状態とする中立ス
    テップと、 前記中立後、スロットル開度を調節してエンジン回転数
    を調整し、エンジンと連動する入力軸回転数を入力軸と
    出力軸との回転速度比が目標変速段に応じた速度比にな
    るように調節する回転数調節ステップと、 前記回転数調節後、エンジンの動力を変速装置の入力軸
    に伝達するクラッチを解放するクラッチ解放ステップ
    と、 前記クラッチ開放後、目標変速段の変速ギヤの噛み合い
    を出力軸または入力軸に締結するギヤ締結ステップと、 前記ギヤ締結後、クラッチを締結するクラッチ締結ステ
    ップとを有することを特徴とするギヤ式変速機構を用い
    た変速装置の自動制御方法。
  2. 【請求項2】 前記回転数算出ステップは、出力軸回転
    数と目標変速段の変速比から、出力軸上または入力軸上
    で空転する目標変速段の変速ギヤの回転数と、出力軸回
    転数または入力軸回転数とが同期するために必要な入力
    軸上に換算した目標同期回転数を算出することを特徴と
    する請求項1に記載のギヤ式変速機構を用いた変速装置
    の自動制御方法。
  3. 【請求項3】 前記回転数調節ステップは、回転数算出
    ステップで算出した入力軸目標同期回転数が入力軸回転
    数より大きい時は入力軸回転数を増速する方向に、入力
    軸回転数より小さい時は入力軸回転数を減速する方向に
    調節して、入力軸回転数を入力軸目標同期回転数の許容
    範囲内に一致させることを特徴とする請求項1に記載の
    ギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動制御方法。
  4. 【請求項4】 前記回転数調節ステップの実施後、クラ
    ッチ解放ステップを実施せずにギヤ締結ステップを実施
    することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
    1項に記載のギヤ式変速機構を用いた変速装置の自動制
    御方法。
  5. 【請求項5】 エンジンの動力をギヤ式変速機構を用い
    た変速装置に伝達するクラッチを断続するクラッチアク
    チュエータと、変速段を切り替えるシフトアクチュエー
    タと、スロットルバルブ開度を調節するスロットルアク
    チュエータと、車両の走行状態に応じてクラッチアクチ
    ュエータ、シフトアクチュエータ並びにスロットルアク
    チュエータを制御するコントローラとを備えた自動変速
    装置において、 変速装置の出力軸上または入力軸上に設けられた現行変
    速段の変速ギヤから目標変速段の変速ギヤに変速する場
    合に、変速動作の開始を命令する変速命令手段と、 出力軸上または入力軸上で空転する目標変速段の変速ギ
    ヤの回転数と、出力軸回転数または入力軸回転数とが同
    期するために必要な入力軸上に換算した目標入力軸回転
    数を算出する回転数算出手段と、 シフトアクチュエータによって現行変速段の変速ギヤの
    噛み合いを出力軸または入力軸から解除して中立状態と
    する中立手段と、 スロットルアクチュエータによってスロットルバルブ開
    度を調節してエンジン回転数を調整し、エンジンと連動
    する入力軸回転数を入力軸と出力軸との回転速度比が目
    標変速段に応じた速度比になるように調節する回転数調
    節手段と、 クラッチアクチュエータによってクラッチを解放するク
    ラッチ解放手段と、 シフトアクチュエータによって目標変速段の変速ギヤの
    噛み合いを同期装置を介して出力軸または入力軸に締結
    するギヤ締結手段と、 クラッチアクチュエータによってクラッチを締結するク
    ラッチ締結手段とを有することを特徴とするギヤ式変速
    機構を用いた自動変速装置。
  6. 【請求項6】 前記クラッチ解放手段及び前記クラッチ
    締結手段を実施せずにギヤ締結手段を実施することを特
    徴とする請求項5に記載のギヤ式変速機構を用いた自動
    変速装置。
  7. 【請求項7】 前記変速装置の同期装置におけるシンク
    ロナイズ機構の容量を、全変速段または一部の変速段で
    廃止または小さくしたことを特徴とする請求項5又は請
    求項6に記載のギヤ式変速機構を用いた自動変速装置。
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