JP2002361518A - サイドトリマのスクラップガイド - Google Patents
サイドトリマのスクラップガイドInfo
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- JP2002361518A JP2002361518A JP2001171832A JP2001171832A JP2002361518A JP 2002361518 A JP2002361518 A JP 2002361518A JP 2001171832 A JP2001171832 A JP 2001171832A JP 2001171832 A JP2001171832 A JP 2001171832A JP 2002361518 A JP2002361518 A JP 2002361518A
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- scrap guide
- trimming
- side trimmer
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Abstract
高生産性を確保しつつ、製品を疵付けることなく、トリ
ム屑の飛び出しが無く、安定的にトリム屑の排出ができ
る走間幅替式サイドトリマ設備のスクラップガイドを提
供することを目的とする。 【解決手段】金属帯の板幅端部を所定の幅に切りそろえ
るサイドトリミングの幅替を走間で行うサイドトリマ設
備において、一定幅のサイドトリミングを行っていると
きには、スクラップガイドが下降してトリム屑を下方に
案内し、走間幅替中には前記スクラップガイドが上方ま
たは板幅の外側方向に移動することを特徴とするサイド
トリマのスクラップガイド。
Description
を所定の幅に切りそろえるサイドトリミングの幅替を走
間で行うサイドトリマ設備のトリム屑を案内するスクラ
ップガイドに関するものである。
製品の幅寸法を整えるために精整ラインでトリミングが
施される場合が多い。従来このトリミング時に、幅変更
に対してはサイドトリマ設備を停止して幅変更を行って
いたが、近年このトリミングには、生産性の向上を図る
目的で鋼帯を走行させながら連続的に幅替を行う、いわ
ゆる走間幅替法が採用されてきている。
リム屑は挙動が不安定で、上下方向にトリム屑がばたつ
く。一般的にこのばたつきはライン速度が速くなると大
きくなり、そのときトリム屑の飛び出しが懸念される。
このため、通常のサイドトリマ設備にはトリム屑を安定
的にトリム屑処理設備へ案内するためトリム後の板端直
近にトリム屑を下方に案内するスクラップガイドを設置
している。
61−159120号には、サイドトリマの丸刃の組込
みについて最外側丸刃を金属帯の下側に、これに組合う
次の内側の丸刃を金属帯の上側にし、なおかつスクラッ
プガイドを下向きかつスクラップガイド下表面が外側に
向かって上方に傾斜してトリム屑を安定的に排出する方
法が示されている。
た従来技術には次のような問題がある。
合、サイドトリマ設備が停止して幅変更を行うので、幅
替部分にはサイドトリマ設備が金属帯の幅方向に入り込
むための切り欠きが設けられている。この切り欠き部の
長さはスクラップガイドを含めたサイドトリマ設備が板
幅変更のために金属帯の板幅方向へ入り込むことができ
る長さになっている。
リミングを行っている場合は、サイドトリマ設備出側の
金属帯の板幅は常に一定であり、スクラップガイドはサ
イドトリマ設備出側の金属帯の板幅直近まで近づけ、な
おかつ下方へ案内することができる。
では、金属帯が走行しながら連続的に幅替を行うので、
当該箇所の金属帯の板幅は連続的に変化している。この
ため、従来の停止幅替式サイドトリマ設備のようなスク
ラップガイドを設けると、幅替部分では製品とスクラッ
プガイドとが接触してしまう。製品とスクラップガイド
とが接触しないためにスクラップガイドとトリム後の金
属帯との距離を十分保つと、トリム屑を下方へ案内する
ことができず、トリム屑処理設備から飛び出す、いわゆ
るトリム屑飛び出しが発生してしまう。
れた方法でも、走間幅替を行う場合、上記同様、製品と
スクラップガイドとが接触しないためにはスクラップガ
イドとトリム後の金属帯とを十分離さざるを得ず、その
結果トリム屑飛び出しを回避することができない。
決し、走間幅替式サイドトリマ設備本来の高生産性を確
保しつつ、製品を疵付けることなく、トリム屑の飛び出
しが無く、安定的にトリム屑の排出ができる走間幅替式
サイドトリマ設備のスクラップガイドを提供することを
目的とする。
めの本発明のサイドトリマのスクラップガイドは以下の
ような特徴を有する。
そろえるサイドトリミングの幅替を走間で行うサイドト
リマ設備において、一定幅のサイドトリミングを行って
いるときには、スクラップガイドが下降してトリム屑を
下方に案内し、走間幅替中には前記スクラップガイドが
上方または板幅の外側方向に移動することを特徴とする
サイドトリマのスクラップガイド。
または板幅の外側方向に移動する可動部分とから構成さ
れることを特徴とする上記(1)に記載のサイドトリマ
のスクラップガイド。
明のサイドトリマのスクラップガイドの一実施形態を示
すもので、図1は通常の一定幅でのサイドトリミングを
示し、図2は走間幅替中のサイドトリミングを示す。
属帯2と、上刃としての最外側丸刃8と、下刃としての
丸刃9と、スクラップガイド4と、スクラップガイド4
が下降して下方に案内され、排出されるトリム屑3と、
スクラップガイド4を上下方向に進退させるシリンダー
装置5とを備えている。
の幅に切断された製品部分とトリム屑3に分けられる。
せん断されたトリム屑3はスクラップガイド4により下
方に案内される。
プガイド4が6を支点として上昇することによりスクラ
ップガイド先端と丸刃との隙間が大きくなってトリム屑
飛び出しが懸念されるので、スクラップガイド4は可動
部分40と固定部分41とから構成されることが好まし
い。
支点6が丸刃回転中心と一致するとは限らず、可動部分
40が下降時に丸刃との隙間を極力小さくしても、可動
部分40が上方に移動したときに丸刃と可動部分との隙
間が大きくなり(数10mm)その隙間からトリム屑が
飛び出してくる恐れがあるので、可動部分40が上方に
移動しても丸刃との隙間が変わらないように固定部分4
1を設けている。
イドトリマ設備出側での金属帯幅はサイドトリマ中心位
置での幅と異なっている。このため、スクラップガイド
が製品と接触しないために、スクラップガイド4をスク
ラップガイド移動時の支点6を支点としてシリンダー装
置5により上方に移動させる。
金属帯2の位置関係を示す説明図で、図3はこのときの
走間幅替における金属帯の幅変化の一例を示す説明図で
ある。図4はこのままではサイドトリマ設備と金属帯と
が接触することを示している。
ながら幅変更を行うため精度を要する。この精度がずれ
てくると丸刃の焼付きやモーター過負荷などの設備負荷
増大や製品の破断が生じたりする恐れがある。このた
め、走間幅替の際にはライン速度を低速にする。これに
より、トリム屑3のばたつきが小さく、スクラップガイ
ド4を下方に移動しないでもトリム屑飛び出しの恐れが
少なくなる。低速にすることによるラインの遅れは数秒
の単位であり、全体の能率には全く影響しない。
ドを上方に移動させているが、スクラップガイドが走間
幅替量以上に板幅外側方向に移動しても同様の効果が得
られる。
丸刃と可動部分との隙間が大きくなり、その隙間からト
リム屑が飛び出してくる恐れがあるので、可動部分が板
幅外側方向に移動しても丸刃との隙間が変わらないよう
に固定部分41を設けることが好ましい。
ダー装置5は、空圧シリンダーに限らず、油圧シリンダ
ー、モーター他スクラップガイドを移動させることがで
きるものであれば何でもよい。
いるので、走間幅替式サイドトリマ設備本来の高生産性
を確保しつつ、製品を疵付けることなく、なおかつトリ
ム屑の飛び出しが無く安定的にトリム屑処理設備へのト
リム屑の排出が行える。
実施形態を示す、通常の一定幅でのサイドトリミング状
態を示す説明図
実施形態を示す、走間幅替中のサイドトリミング状態を
示す説明図
説明図
関係を示す説明図
一例を示す説明図
Claims (2)
- 【請求項1】 金属帯の板幅端部を所定の幅に切りそろ
えるサイドトリミングの幅替を走間で行うサイドトリマ
設備において、一定幅のサイドトリミングを行っている
ときには、スクラップガイドが下降してトリム屑を下方
に案内し、走間幅替中には前記スクラップガイドが上方
または板幅の外側方向に移動することを特徴とするサイ
ドトリマのスクラップガイド。 - 【請求項2】 スクラップガイドが固定部分と上方また
は板幅の外側方向に移動する可動部分とから構成される
ことを特徴とする請求項1に記載のサイドトリマのスク
ラップガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171832A JP2002361518A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | サイドトリマのスクラップガイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001171832A JP2002361518A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | サイドトリマのスクラップガイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002361518A true JP2002361518A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19013536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001171832A Pending JP2002361518A (ja) | 2001-06-07 | 2001-06-07 | サイドトリマのスクラップガイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002361518A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319969A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Duplo Seiko Corp | 用紙加工装置 |
CN115157604A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-10-11 | 法狮龙家居建材股份有限公司 | 一种实心木塑板生产线及生产方法 |
-
2001
- 2001-06-07 JP JP2001171832A patent/JP2002361518A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007319969A (ja) * | 2006-05-31 | 2007-12-13 | Duplo Seiko Corp | 用紙加工装置 |
CN115157604A (zh) * | 2022-06-13 | 2022-10-11 | 法狮龙家居建材股份有限公司 | 一种实心木塑板生产线及生产方法 |
CN115157604B (zh) * | 2022-06-13 | 2023-07-25 | 法狮龙家居建材股份有限公司 | 一种实心木塑板生产线及生产方法 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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