JP2002361511A - 切削工具の切刃配列方法 - Google Patents
切削工具の切刃配列方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/003—Milling-cutters with vibration suppressing means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
- B23C5/109—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft with removable cutting inserts
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C2210/00—Details of milling cutters
- B23C2210/28—Arrangement of teeth
- B23C2210/282—Unequal angles between the cutting edges, i.e. cutting edges unequally spaced in the circumferential direction
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
工や精密仕上げ加工等の複数の工程を経る必要のある仕
上げ加工を同時に行えるようにし、また、三次元的な複
雑曲面形状のワークでも切削出来るようにする。 【解決手段】 種類の異なる第1の切削刃群3の切刃3
kと、第2の切削刃群4の切刃4kを備えた切削工具に
おいて、切刃3k、4kの間隔θa、θbを設定するに
あたり、θ=〔360/(一回転あたりの総切り込み量
/一回転あたりの各切刃の切り込み量)〕/刃数、の数
式から決定するようにし、第1の切削刃群3の切刃3k
により中仕上げ加工を行うと同時に、第2の切削刃群4
の切刃4kにより精密仕上げ加工を行う。
Description
たワークを仕上げ加工で輪郭削りするような切削工具の
切刃の配列技術に関する。
るような切削工具が知られており、例えば特公昭63−
5202号では、円板状の工具保持部材の周囲に、複数
の主切刃と予備切刃を所定間隔置きに放射状に配列し、
各切刃の刃先を順次微少距離だけ後退させることによ
り、主切刃が折損したような時に、順次、次の予備切刃
で切削できるようにして信頼性を向上させるような技術
を開示している。
な技術の場合、複数の切刃を配列していても、実際に切
削に寄与している切刃は常に単一であり、例えば中仕上
げ加工や精密仕上げ加工等の複数の工程を経る必要のあ
る仕上げ加工に使用しようとすれば、その都度、別工具
を用意しなければならず、また、切刃の寿命を延ばすこ
とが出来ないという問題がある。また、三次元的な複雑
曲面形状のワークを倣い加工しようとしても適用するこ
とが出来ない。
出来るように配列することにより、例えば中仕上げ加工
や精密仕上げ加工等の複数の工程を経る必要のある仕上
げ加工を同時に行えるようにし、また、三次元的な複雑
曲面形状のワークでも切削出来るようにすることを目的
とする。
本発明は、工具本体の底部側外周面に複数に切刃を備え
た切削工具の切刃の配列を決定する方法において、一回
転あたりの各切刃の切り込み量と、一回転あたりの総切
り込み量と、刃数の関係から各切刃の配列を決定するよ
うにした。
り、一回転あたりの各切刃の切り込み量と、一回転あた
りの総切り込み量と、刃数の関係に基づいて決定するよ
うにすれば、例えば切り込み量の異なる中仕上げ加工や
精密仕上げ加工等を行う専用の切刃を適切に配列するこ
とにより、これら加工を同時に行うことが出来るように
なる。このため、加工時間を大幅に短縮出来るととも
に、加工効率の向上を図ることが出来る。また、工具寿
命の延命化も図られ、更に切粉のサイズのコントロール
も可能となる。
した図面に基づき説明する。ここで、図1は切削工具の
一例を示す斜視図、図2は同工具の正面図である。
例えば荒加工されたワークを中仕上げや精密仕上げ等の
複数の工程によって仕上げ処理するような場合、一回の
加工でこれらの加工を同時に行えるような切削工具の切
刃の配列を設定するために適用すれば好適であり、複数
の切刃の配列を適切にすることにより、従来に較べて工
数の大幅な削減や、加工時間の短縮や、コストダウン化
等が可能である。
定された切削工具1の一例は、図1、図2に示すよう
に、軸周りに回転自在な工具本体2と、この工具本体2
の底部側外周部に配設される第1の切削刃群3、及び第
2の切削刃群4を備えており、第1の切削刃群3は、円
周等間隔に3枚の切刃3kを備え、また第2の切削刃群
4は、円周等間隔に3本の切刃4kを備えている。
して超硬素材の切刃3kから構成されるとともに、第2
の切削刃群4は、精密仕上げ用としてCBN(立方晶窒
化ホウ素)素材から構成され、また、第1の切削刃群3
と、第2の切削刃群4の配置は、お互いに隣り合う切刃
の間隔が不均等になるようにされている。すなわち、例
えば第1の切削刃群3の任意の一つの切刃3kに注目し
た場合、これに隣り合う回転上流側の切刃4kとの間隔
θbが、回転下流側の切刃4kとの間隔θaより広くな
るようにされている。
切刃3kより、第2の切削刃群4の切刃4kの方が薄
く、また、すくい角は、第1の切削刃群3の切刃3kよ
り、第2の切削刃群4の切刃4kの方がより鋭角である
ようにしている。そして、第1の切削刃群3の切刃3k
と、第2の切削刃群4の切刃4kの先端突出量に差がな
いようにしている。
回転させながら、Y方向に加工送りすることにより、図
1に示すような削り代d分を切削すると、第1の切削刃
群3によって中仕上げ加工が行われ、これと同時に第2
の切削刃群4によって最終仕上げ加工が行われる。
の配列について説明する。まず、表1のように、工具径
(D)が20mm、切削速度(V)が200m/mm、
刃数(Z)が3枚であり、一回転あたりの中仕上げ用切
刃3k一枚の切り込み量(Fz)が0.30mm、一回
転あたりの精密仕上げ用切刃4k一枚の切り込み量(F
z)が0.05mmであるとする。この際、一回転あた
りの中仕上げ用切刃3k一枚の切り込み量(Fz)と、
一回転あたりの精密仕上げ用切刃4k一枚の切り込み量
(Fz)については経験値であり、切粉のサイズはこの
切り込み量(Fz)によって決定される。
z)は、一回転あたりの中仕上げ用切刃3k一枚の切り
込み量(Fz)と、一回転あたりの精密仕上げ用切刃4
k一枚の切り込み量(Fz)を加えた0.35mmであ
り、本発明では、このような総切り込み量(Fz)と、
各切刃3k、4kの切り込み量(Fz)と、刃数の関係
から、次式に示すような数式に基づいて各切刃3k、4
kの配列(各切刃3k、4kの間隔θa、θb)を設定
するようにしている。
み量/一回転あたりの各切刃の切り込み量)〕/刃数
a=〔360/(0.35/0.05)〕/3=17.
14であり、θb=〔360/(0.35/0.3)〕
/3=102.86である。
るべき切削工具1の回転数Nは、N=1000V/3.
14×D=3184.7(rpm)であり、また、1分
間に進む切削工具1の距離F、すなわち送り速度は、F
=fz×N×Z=3343.9(mm/min)であ
る。そして以上のような計算結果を纏めると、表2の通
りである。
定を上記のように設定し、また回転数Nと送り速度Fを
上記のような諸元で図1に示すような加工を行えば、中
仕上げ加工用の切刃3kで、一回転あたり0.3mmの
切り込み量を得ることが出来、また精密仕上げ用の切刃
4kで、一回転あたり0.05mmの切り込み量を得る
ことが出来、また外周底刃であるため、三次元的な複雑
曲面形状のワークでも自由に加工することが出来る。
工と精密仕上げを同時に行うことが出来、工数の削減や
加工時間の大幅な短縮が図られると同時に、各切刃の寿
命の延命化が図られる。また、切刃3k、4kの設定に
より、切粉のサイズのコントロールも可能である。
されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載し
た事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を
奏するものは本発明の技術的範囲に属する。例えば表1
等の具体的諸元は例示であり、また、本切刃配列方法
は、中仕上げ加工用切刃と精密仕上げ加工用切刃の組合
せに限定されるものではない。また、切刃3k、4kの
数等も任意である。
側外周面に複数に切刃を備えた切削工具において、一回
転あたりの各切刃の切り込み量と、一回転あたりの総切
り込み量と、刃数の関係から各切刃の配列を決定するよ
うにしたため、例えば中仕上げ加工と精密仕上げ加工に
よって仕上げ加工するような作業を同時に行って、加工
時間を大幅に短縮出来るとともに、加工効率の向上を図
ることが出来る。また、工具寿命の延命化も図られ、更
に切粉のサイズのコントロールも可能となる。更に、複
雑曲面形状のワークでも自由に加工することが出来る。
上げ用の切刃。
Claims (1)
- 【請求項1】 工具本体の底部側外周面に複数に切刃を
備えた切削工具の切刃の配列を決定する方法であって、
一回転あたりの各切刃の切り込み量と、一回転あたりの
総切り込み量と、刃数の関係から各切刃の配列を決定す
ることを特徴とする切削工具の切刃配列方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175099A JP2002361511A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 切削工具の切刃配列方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001175099A JP2002361511A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 切削工具の切刃配列方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002361511A true JP2002361511A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19016290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001175099A Pending JP2002361511A (ja) | 2001-06-11 | 2001-06-11 | 切削工具の切刃配列方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002361511A (ja) |
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-
2001
- 2001-06-11 JP JP2001175099A patent/JP2002361511A/ja active Pending
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