JP2002360881A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002360881A
JP2002360881A JP2001171247A JP2001171247A JP2002360881A JP 2002360881 A JP2002360881 A JP 2002360881A JP 2001171247 A JP2001171247 A JP 2001171247A JP 2001171247 A JP2001171247 A JP 2001171247A JP 2002360881 A JP2002360881 A JP 2002360881A
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JP2001171247A
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Hiroshi Igarashi
寛 五十嵐
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演出性の向上を図ることができるパチンコ機
を提供することを目的とする。 【解決手段】 遊技盤2の遊技領域3に対面するように
マジックミラー15を配置し、遊技領域3のランプ配置
領域3aに多数のランプ16を設け、ランプ16は照射
光量を調整可能に構成した。リーチ状態になると、ラン
プ16の出力を、それまでの大きさに比して低下させ
る。このため、マジックミラー15のランプ配置領域対
面部分15aは見づらくなる。一方、液晶画面10は、
その光源が点灯して明るく表示され、ランプ配置領域対
面部分15aが見づらくなったことに伴い、浮き出すよ
うになり、演出性の向上を図ることができる。ランプ1
6の照射光量の低下を徐々に行うことで液晶画面10の
浮き出し程度が徐々に変化し、視覚上、大きな変化が生
じ、演出性をさらに向上することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明により演出を
変化させるパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機では、液晶画面にアニ
メーションなどの表示を行ったり、あるいは役物などに
設置されたランプの点灯を行って、演出効果を得られる
ようにしたものがある。また、演出効果を得られるよう
にした遊技装置の従来技術の一例として、登録実用新案
第3000874号公報に示されるものがある。同公報
に示す遊技装置は、数字板の前面にマジックミラーを装
着し、通常時には、マジックミラーの裏側(数字板側)
を暗くして、手前側から内側の数字板の数字が見えない
(隠蔽される)ようにしておく一方、光源を点灯するこ
とにより、この点灯した光源に対応する数字板の数字が
マジックミラーを通して遊技者に見えるようにする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液晶画
面にアニメーションなどの表示を行ったりする従来技術
では、演出領域が液晶画面やランプ設置部分などの範囲
に限定されており、発揮できる演出効果が制約されたも
のになっている。また、ランプの点灯を行って演出効果
を得るものにあっては、変化に乏しいものになってい
る。
【0004】また、前記公報に示す遊技装置は、通常時
には、マジックミラーの裏側(数字板側)は暗くして、
所望の際に光源を点灯(オン)して内側にある数字を透
過させて、遊技者に見えるようにするだけであり変化に
乏しい上、光源についてオン、オフするだけであり、視
覚上の変化が制約されたものになっている。本発明は、
上記事情に鑑みてなされたもので、演出性の向上を図る
ことができるパチンコ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、パチンコ機であって、遊技盤の前面に、光の照射に
より透明度が変化する特殊ガラスを配置し、前記特殊ガ
ラスの後方側に、照射光量を調整可能にした光源を設け
たことを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の構成において、前記光源は複数個からなること
を特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項2記載
の構成において、前記複数個の光源は、放射状に配置さ
れることを特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求
項1から請求項3までのいずれかに記載の構成におい
て、前記光源の照射光を反射する反射部材を備えたこと
を特徴とする。請求項5に記載の発明は、請求項4に記
載の構成において、反射部材は、光を放射状に反射する
ミラーボールであることを特徴とする。
【0006】請求項6に記載の発明は、請求項1から請
求項5までのいずれかに記載の構成において、遊技球の
入賞内容に応じて前記光源の照射光量を調整することを
特徴とする。請求項7に記載の発明は、請求項1から請
求項5までのいずれかに記載の構成において、遊技盤の
所定の部分を明示するように前記光源の照射光量を調整
することを特徴とする。請求項8に記載の発明は、請求
項7に記載の構成において、遊技盤の所定の部分は、入
賞口であることを特徴とする。請求項9に記載の発明
は、請求項7又は請求項8に記載の構成において、前記
光源の照射光量の調整は、遊技内容に応じて行うことを
特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態に係るパ
チンコ機を図1ないし図4に基づいて説明する。図1な
いし図3において、パチンコ機1は、略矩形の遊技盤2
を備えている。図1において、遊技盤2の前面には略円
形の遊技領域3が形成されており、その中央部には、図
柄表示装置4が設けられている。図柄表示装置4の上側
には風車9が設けられ、また、下側には、始動口5が設
けられ、さらにその下側には、大入賞口6を有する大入
賞装置7が設けられている。始動口5の左右には、図示
しない普通図柄表示装置4に対する作動用のゲート8が
設けられている。又、遊技盤2の前面には、図示しない
が、さらに複数の入賞口及び障害釘などが設けられてい
る。
【0008】図柄表示装置4は、図柄の変動表示等を行
う3つの表示エリア(図示省略)からなる液晶画面10を
有している。液晶画面10には図示しない光源(バック
ライト又はフロントライト)を備えている。液晶画面1
0の光源は、パチンコ機への電源投入に伴い点灯された
状態になっている。始動口5へ遊技球が入賞すると、後
述するコントローラ11は当り外れの判定を行うととも
に、図柄表示装置4の3つの表示エリアに図柄の変動表
示を開始させ、この後、予め定められた制御プログラム
に基づいて3つの表示エリアでの変動表示を順次停止さ
せ、図柄の停止状態により、入賞が決定される。そし
て、前記入賞の当り外れの判定結果が当り判定である場
合、3つの表示エリアに同一の図柄(例えば数字
「7」)を表示(以下、当り表示という。)して3つの
表示エリアの表示が「777」と揃うようにするととも
に、大入賞口6を開く等のように遊技内容を遊技者に有
利な状態(いわゆる大当り状態)にするようにしてい
る。
【0009】前記図柄の変動表示が開始され、3つの表
示エリアのうち2つの表示エリアに例えば数字「7」の
ように所定の同一の図柄が停止表示されると、さらに残
り一つの表示エリアに同一の図柄(例えば前記数字
「7」)が停止表示されることにより前記当り表示が行
われるので、この表示状態はリーチ(リーチ状態)に相
当し、遊技者に大当り作動になる期待感を持たせること
になる。以下、この表示をリーチ表示という。このリー
チ表示の際には、後述するようにランプの照射光量(出
力)を低下させて液晶画面10を浮き出させ、リーチに
なったことを明確に報知し得るようにしている。
【0010】図2において、遊技盤2の前面に対向する
ように、図示しないガラス枠に装着されたマジックミラ
ー15(特殊ガラス)が配置されている。遊技盤2の盤
面に配置される部品は図1に示すものと同様である。マ
ジックミラー15は、遊技領域3に沿う略円形状をな
し、ガラス枠を閉じた際に遊技領域3に対面して配置さ
れるようになっている。マジックミラー15は、明るい
側からは単なる鏡に見える一方、暗い側からはそれを通
して反対側が眺められるもの(すなわち、光の照射によ
り透明度が変化するもの)になっており、本発明の特殊
ガラスを構成している。
【0011】遊技盤2の遊技領域3(すなわち、特殊ガ
ラスの後方側)における液晶画面10を除いた部分(以
下、ランプ配置領域という。)3aには、照射光量を調
整可能にしたランプ16(光源)が複数個、配置されて
いる。ランプ16は多数個設けられているが、図1及び
図4には、便宜上、所定数のみを記載するにとどめてい
る。ランプ16には、図4に示すようにコントローラ1
1が接続されており、ランプ16は、コントローラ11
の制御により照射光量が調整されるようになっている。
【0012】コントローラ11は、遊技用の制御プログ
ラムを格納するROM17と、前記制御プログラムに従
って演算制御を行って、図柄表示装置4、前記ランプ1
6、ランプ16を除く他の照明装置(図示省略)、図示し
ない入賞球検出スイッチ、可動部操作用ソレノイド、表
示器、スピーカ等の各部材を制御して遊技動作を行わせ
るCPU18と、前記演算制御時の作業エリアとして用
いられるRAM19と、から大略構成されている。RA
M19には、遊技球の入賞内容又は遊技状態に対する判
定用の基準データが格納されており、遊技球の入賞内容
がどのようなものであるか又は遊技状態がどのような状
態であるかの判定に用いられるようになっている。本実
施の形態では、遊技状態としてリーチ状態を用い、リー
チ状態になったか否かを対応する基準データと比較する
ことにより判定し、リーチ状態になったと判定した場合
には、上述したようにランプ16の照射光量(出力)を
低下させるようにしている。
【0013】このパチンコ機では、通常時は、ランプ1
6は所定の光量を照射するように点灯され、かつ液晶画
面10のライト(図示省略)が点灯している。ランプ16
と液晶画面10により、マジックミラー15を後方側か
ら照らし、遊技者から、図1に示すように、マジックミ
ラー15を通して遊技盤2の盤面を見ることができるよ
うにしている。また、コントローラ11による制御によ
り、ランプ16の照射光量を低減し、これに応じて、例
えば図2に示すように、マジックミラー15を通して遊
技盤2のランプ配置領域3aが見づらくなる。そして、
ランプ16を消灯すると、マジックミラー15は、遊技
者側からは鏡となり、遊技者には遊技盤2の盤面(ラン
プ配置領域3a)は見えなくなる。。そして、パチンコ
機へ電源が投入された状態で、遊技者は、マジックミラ
ー15を通して液晶画面10を見ることができるように
なっている。
【0014】上述したように構成した第1実施の形態で
は、通常時には、ランプ16がマジックミラー15を後
方から所定の光量で照射し、また液晶画面10がマジッ
クミラー15を後方から照射し、図1に示すように、遊
技者から、マジックミラー15を通して遊技盤2の盤面
(遊技領域3)を見ることができるようにしている。ま
た、リーチ状態になると、前記判定演算により、上述し
たようにランプ16の照射光量(出力)を低下させる。
この結果、マジックミラー15におけるランプ配置領域
3aに対面する部分(以下、ランプ配置領域対面部分1
5aという。)を通してランプ配置領域3aを見ること
ができるものの、光の透過度が低下し見づらくなる。一
方、リーチ状態においても液晶画面10のライト((図
示省略))は点灯しており、液晶画面10は前記通常時
と同様にマジックミラー15における液晶画面10に対
面する部分(以下、液晶画面対面部分15bという。)
を後方から照射し、その光の透過度は前記通常時と変わ
らず、液晶画面10は、マジックミラー15を通して前
記通常時と同等程度に見ることができる。
【0015】このため、液晶画面10は、浮き出すよう
に表示されることになり、リーチ状態になったことが明
確に報知されることになる。また、遊技領域3の大きな
領域を占めるランプ配置領域3aが見づらくなったこと
に伴い、視覚上、大きな変化が生じその分、演出性の向
上を図ることができる。また、ランプ16の照射光量
(出力)の低下を徐々に行うことにより、液晶画面10
の浮き出し程度が徐々に変化し、この分、視覚上、大き
な変化が生じて、さらに、演出性の向上を図ることがで
きる。
【0016】前記公報に示される遊技装置は、マジック
ミラーを備えているものの、上述したように視覚上変化
に乏しいものであるのに対して、本第1実施の形態は、
上述したように、通常時においてもマジックミラー15
を通して遊技盤2の遊技領域3が見える上、所定の状態
においてランプ16の照射光量を調整することから、大
きな視覚上の変化を得ることができることになる。
【0017】次に、本発明の第2実施の形態を、図5及
び図6に基づいて説明する。この第2実施の形態のパチ
ンコ機1Aでは、図5及び図6に示すように、ランプ1
6を遊技領域3の中心から外方に向けて放射状に配置し
ている。以下、便宜上、外周側のランプ16を外周側ラ
ンプ16aといい、内周側のランプ16を内周側ランプ
16bという。また、リーチ状態になると、外周側ラン
プ16a、内周側ランプ16bの順に、照射光量(出
力)の低下制御を行い、視界を徐々に狭めていくように
する。このように視界を徐々に狭めていくことにより、
液晶画面10の図柄に意識が集中しやすくなり、遊技者
に緊張感を持たせることができ、興趣の向上を図ること
ができる。
【0018】次に、本発明の第3実施の形態のパチンコ
機を、図7及び図8に基づいて説明する。このパチンコ
機1Bは、図7及び図8に示すように、遊技領域3にお
ける液晶画面10の上側部分にセンター役物20を備え
ている。センター役物20には、ランプ16からの光を
受けてこの光を放射状に反射(乱反射)するミラーボー
ル21(反射部材)が組み込まれ、遊技球が直接当らな
いように配置されている。ミラーボール21の配置部分
は、遊技球が直接当らない部分であれば、他の部分であ
ってもよい。
【0019】この第3実施の形態では、ランプ16の照
射光量(出力)の調整に伴い、上述した実施の形態と同
様に遊技領域3の様子が変化し、演出性が向上する。ま
た、ランプ16からの光がミラーボール21で乱反射さ
れるので、遊技領域3の様子が、ランプ16の照射光量
(出力)の調整による変化に加えて、さらに変化するこ
ととなり、演出性をより向上させることができる。前記
第1ないし第3実施の形態において、ランプ16の照射
光量(出力)の調整に関して、複数のランプ16毎また
は複数のランプ16をグループ分けしグループ毎に行う
ようにしてもよい。
【0020】次に、本発明の第4実施の形態のパチンコ
機を、図9に基づいて説明する。このパチンコ機1C
は、いわゆる第3種のパチンコ機であり、後述するよう
に開放された普通電動役物23に遊技球が流入すると、
後述する狙い除外範囲用ランプ16dの出力を低下さ
せ、狙い方向ルート24を浮かび上がらせるようにし、
遊技者の遊技球の発射に際し、ナビゲート機能を発揮す
るようにしている。
【0021】図9において、遊技領域3の左右方向中央
部には、上方から下方に向けて、天入賞装置25、普通
図柄表示装置26を含むセンター役物27、特定入賞口
28を含むセンター下役物29、特別装置作動スイッチ
30を含む特別装置作動装置31が配設されている。遊
技領域3の右側領域の下方部分には、大入賞口6を有す
る特別装置32(変動入賞装置)が配設され、特別装置
32の上方には、遊技球を大入賞口6に案内する始動入
賞具33が配設されている。特別装置32は、打球の流
入ができず遊技者に不利な第1状態と打球の流入が極め
て容易で遊技者に有利な第2状態とに変換可能とされて
いる。
【0022】遊技領域3における普通図柄表示装置26
の左側上方部分には前記普通電動役物23が配設され、
普通電動役物23の左斜め下部分に振分通過装置34が
配設されている。打球が天入賞装置25の図示しない天
下入賞口へ流入すると、センター役物27の普通図柄表
示装置26の図示しない作動口(普通図柄表示装置作動
口)へ入球し易くなり、入球することにより図示しない
普通図柄表示装置26用の作動スイッチ(普通図柄表示
装置用作動スイッチ)が作動して、普通図柄表示装置2
6が図柄の変動表示を開始する。普通図柄表示装置26
の停止図柄が当り図柄であると、普通電動役物23を所
定時間(約5.8秒間)開放する。
【0023】普通図柄表示装置26の下方には、振分通
過装置34に連通させる球誘導路(図示省略)から球を遊
技盤2の表面へ放出するための球放出口(図示省略)が開
設してあり、この球放出口から流出する球は、下方に配
設したセンター下役物29(特定入賞口28)へ誘導さ
れる。
【0024】開放された普通電動役物23に遊技球が流
入すると、特定入賞口28を備えるセンター下役物29
を、打球が入球し難い第1状態から打球が入球し易い第
2状態(図示しない開閉翼片を開放した状態)に変換さ
せる。そして、この第2状態において開閉翼片(図示省
略)の間に流入する球は、球通路を通って特別装置作動
装置31へ落下する。センター下役物29は、2個の遊
技球を受け入れるまで開閉翼片を開放し(第2状態と
し)、2個目の遊技球が流入すると、開閉翼片が閉じる
(第1状態となる)ようになっている。
【0025】遊技球が特別装置作動装置31へ落下する
ことにより、特別装置作動装置31に設けられる特別入
賞口35へ流入する可能性が生じ、特別入賞口35へ流
入することにより特別装置作動スイッチ30が作動され
る。特別装置作動スイッチ30が作動されることによ
り、特別装置32が作動され権利状態となる。この権利
状態は、特別装置32に備えられる図示しない回動翼片
を、所定時間(約10秒)経過するまで又は遊技球が所
定数(10個)流入する迄、開放して打球が入賞し易い
第2状態に変換された状態をいう。従って、特別装置3
2が第2状態に変換したならば、遊技者にとって、次に
始動入賞具33ひいては特別装置32への入賞に繋がる
始動入賞具33を狙うのが有利となる。
【0026】このパチンコ機1Cでは、開放された普通
電動役物23に遊技球が流入すると、センター下役物2
9が第2状態となり、特別装置32が第2状態になる可
能性が生じる一方、センター下役物29に2個目の遊技
球が流入すると、それまで生じていた特別装置32が第
2状態になる可能性が消滅してしまう。このような事情
があることから、センター下役物29が第2状態となっ
た段階で、遊技領域3の上方部から始動入賞具33まで
の部分(前記狙い方向ルート24)〔請求項7の「所定
の部分」に相当する〕を除く部分(以下、便宜上、狙い
除外範囲40という。)に配置されたランプ16(前記
狙い除外範囲用ランプ16d)について、その出力を低
下させるようにしている。
【0027】この第4実施の形態によれば、開放された
普通電動役物23に遊技球が流入すると、狙い除外範囲
用ランプ16dの出力を低下させ、狙い方向ルート24
を浮かび上がらせる(明示させる)。このため、遊技者
は、狙い方向ルート24に容易に注目し、取り立てて意
識することなく、有利となる狙い方向ルート24を狙っ
て遊技球を発射することが可能となる。このため、獲得
球数の増加を図ることができ、初心者や未熟練者にとっ
ても興趣の向上を図ることができる。
【0028】なお、第4実施の形態において、狙い除外
範囲用ランプ16dの出力を低下させることにより狙い
方向ルート24を浮かび上がらせることとなるが、狙い
除外範囲用ランプ16dにおける狙い方向ルート24の
周囲のランプ16について、上方から下方に向けて又は
下方から上方に向けて出力が順次低下するように調整
し、狙い方向ルート24の浮かび上がり方が、遊技球の
進む方向を示するようにしてもよい。このように構成す
ることにより、遊技者に対するナビゲート機能をより向
上することができる。
【0029】第4実施の形態の狙い除外範囲用ランプ1
6dに代えて、始動入賞具33の近傍部分のランプ16
など、他の部分のランプ16を用いるようにしてもよ
い。また、第4実施の形態では、その狙い除外範囲用ラ
ンプ16dの出力低下によるナビゲート機能の発揮を、
開放された普通電動役物23に遊技球が流入した際に行
う場合を例にしたが、これに限らず、他の遊技仕様状態
(遊技内容)になった際に、ランプ16の出力低下を行
いナビゲート機能を発揮するようにしてもよい。また、
ランプ16を用いて上述したようにナビゲート機能を発
揮させるのは、前記第3種に限らず、他の種類のパチン
コ機に適用することが可能である。
【0030】上記各実施の形態では、特殊ガラスとして
マジックミラー15を用いた場合を例にしたが、これに
代えて、スモークガラスまたは光の照射により透明度が
変化する効果を有するフィルムを透明部材に貼って構成
したものであってもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明に係るパチンコ機によれば、遊技
盤の前面に、光の照射により透明度が変化する特殊ガラ
スを配置し、前記特殊ガラスの後方側に、照射光量を調
整可能に光源を設けており、通常時は、光源は所定の光
量を照射するように点灯し、所望の際に、特定の部分を
除く部分の光源の出力を低下することにより、特定の部
分を除く部分が見づらくなる一方、特定の部分を浮かび
上がらせることが可能となる。光源の出力低下に伴う特
定の部分の浮かび上がらせは、広範囲に行うことが可能
であり、視覚上、大きな変化を生じ、これに伴い、演出
性の向上を図ることができる。
【0032】また、光源の出力低下に伴う視覚上の大き
な変化は、例えばリーチ状態などの遊技状態に応じて行
うことが可能であり、これによりリーチ状態などの遊技
状態を報知することができるようになる。また、光源の
照射光量(出力)の低下を徐々に行うことにより、液晶
画面の浮き出し程度が徐々に変化し、この分、視覚上、
大きな変化が生じて、さらに、演出性の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るパチンコ機を模
式的に示す図である。
【図2】図1のパチンコ機の作用を示すために模式的に
示した図である。
【図3】図1の遊技盤とマジックミラーを模式的に示す
斜視図である。
【図4】図1のパチンコ機の制御系を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第2実施の形態に係るパチンコ機を模
式的に示す図である。
【図6】図5のパチンコ機の作用を示すために模式的に
示した図である。
【図7】本発明の第3実施の形態に係るパチンコ機を模
式的に示す図である。
【図8】図7のパチンコ機の作用を示すために模式的に
示した図である。
【図9】本発明の第4実施の形態に係るパチンコ機を模
式的に示す図である。
【符号の説明】 2 遊技盤 3 遊技領域 15 マジックミラー(特殊ガラス) 16 ランプ(光源)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の前面に、光の照射により透明度
    が変化する特殊ガラスを配置し、前記特殊ガラスの後方
    側に、照射光量を調整可能にした光源を設けたことを特
    徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の構成において、前記光源
    は複数個からなることを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の構成において、前記複数
    個の光源は、放射状に配置されることを特徴とするパチ
    ンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
    記載の構成において、前記光源の照射光を反射する反射
    部材を備えたことを特徴とするパチンコ機。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の構成において、反射部
    材は、光を放射状に反射するミラーボールであることを
    特徴とするパチンコ機。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5までのいずれかに
    記載の構成において、遊技球の入賞内容に応じて前記光
    源の照射光量を調整することを特徴とするパチンコ機。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項5までのいずれかに
    記載の構成において、遊技盤の所定の部分を明示するよ
    うに前記光源の照射光量を調整することを特徴とするパ
    チンコ機。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の構成において、遊技盤
    の所定の部分は、入賞口であることを特徴とするパチン
    コ機。
  9. 【請求項9】 請求項7又は請求項8に記載の構成にお
    いて、前記光源の照射光量の調整は、遊技内容に応じて
    行うことを特徴とするパチンコ機。
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