JP2019193838A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
役物が設けられている。従来のこの種の回転役物を備えた遊技機としては、前面ドアの上
部位置に矩形状に形成された横長開口部が設けられ、この横長開口部の内側に遊技状態に
応じて各種の演出を行なうためのリールドラムが設けられたものが知られている(例えば
、特許文献1参照)。
右方向に回転することによって、複数種類の図柄を切換えることで、多彩な演出を行い、
遊技機の演出効果を高めている。
いるので、リールドラムの直径が大きくなる。これにより、遊技機は、リールドラムの直
径分の奥行きが必要となる。このため、ダイナミックな演出効果を高めるためにリールド
ラムの直径を大きくした場合には、遊技機にリールドラムを取付けるためのスペースを確
保し難い。
スに回転役物を設置しつつ、回転役物によるダイナミックな演出効果を図ることができる
遊技機を提供することを目的とする。
機(パチスロ機1)であって、前記回転役物は、延在方向に沿った面を有する回転可能な
回転部材(目玉部材205)と、前記回転部材の延在方向一端部に係合可能に設けられ、
前記回転部材が一方向に回転するのに連動して前記回転部材に係合することで、前記回転
部材とともに前記一方向に可動する可動部材(左目尻部材206,右目尻部材207)と
、前記可動部材を回転方向の他方向に付勢する付勢部材(230,231)とを備え、前
記付勢部材は、一端部が前記可動部材に取付けられるとともに他端部がばね部材(コイル
スプリング219,222)に取付けられた線状部材(ワイヤ218,221)と、前記
線状部材に摺接し、前記ばね部材が前記回転部材の延在方向一端部に対して側方に位置す
るように前記線状部材を屈曲させる滑車(220,223)とを備えたものから構成され
ている。
、遊技者に対して1つの回転役物が回転しているように見せることができる。このため、
回転部材を備えた回転役物によってダイナミックな演出効果を図ることができる。
行きが必要なくなり、遊技機は、回転部材の設置するための奥行きのスペースを少なくで
きる。このため、遊技機の前後方向の寸法を短くすることができ、遊技機の設置スペース
が増大することを防止できる。
方向一方向に可動させるので、ばね部材のばね力によって可動部材を回転部材に追従させ
て回転させることができる。
ように線状部材を屈曲させた。これにより、付勢部材を回転部材の奥側(遊技機の奥行き
方向)ではなく、回転部材の両側のスペースに設置できる。このため、遊技機の前後方向
の寸法をより効果的に短くすることができ、遊技機の設置スペースが増大することをより
効果的に防止できる。
も後方に重なって設けられ、前記回転部材が前記一方向に回転する際に、前記可動部材の
少なくとも一部が重なったまま前記回転部材ととも前記一方向に可動してもよい。
在方向一端部を可動部材で覆うことができる。これにより、面の端部と回転部材の裏面の
端部との接続部が遊技者に見えてしまったり、接続部と可動部材との隙間から回転役物の
内部が遊技者から見えてしまったりすることを防止でき、回転役物の見栄えが悪化するこ
とを防止できる。
役物を設置しつつ、回転役物によるダイナミックな演出効果を図ることができる遊技機を
提供することができる。
ながら説明する。なお、以後の説明において、パチスロ機1から遊技者に向かう側(方向
)をパチスロ機1の前側と称し、前側とは逆側を後側と称し、遊技者から見て右側及び左
側をパチスロ機1の右側(右方向)及び左側(左方向)とそれぞれ称する。また、前側及
び後側を含む方向は、前後方向と称し、右側及び左側を含む方向は、左右方向又は幅方向
と称する。前後方向及び左右方向(幅方向)に直交する方向を上下方向と称する。
る。
お、遊技媒体としては、メダル以外にも、コイン、遊技球、遊技用のポイントデータ又は
トークン等を適用することもできる。
の範囲(例えば、0〜65535)の乱数から1つの値(以下、乱数値)が抽出される。
内部抽籤手段は、抽出された乱数値に基づいて抽籤を行い、内部当籤役を決定する。
賞判定ラインに沿って表示を行うことを許可する図柄の組合せが決定される。なお、図柄
の組合せの種別としては、メダルの払い出し、再遊技の作動、ボーナスの作動等といった
特典が遊技者に与えられる「入賞」に係るものと、それ以外のいわゆる「ハズレ」に係る
ものとが設けられている。
者により所定のリールに対応するストップボタンが押されると、リール停止制御手段は、
内部当籤役とストップボタンが押されたタイミングとに基づいて、該当するリールの回転
を停止する制御を行う。このリール停止制御手段は、後述する主制御回路が担う。
ec又は75msec)内に、該当するリールの回転を停止する制御が行われる。本実施
の形態では、この規定時間内にリールの回転に伴って移動する図柄の数を「滑り駒数」と
呼ぶ。規定時間が190msecである場合には、滑り駒数の最大数を図柄4コマ分に定
め、規定時間が75msecである場合には、滑り駒数の最大数を図柄1コマ分に定める
。
ているときは、通常、190msec(図柄4コマ分)の規定時間内に、その図柄の組合
せが入賞判定ラインに沿って極力表示されるようにリールの回転を停止させる。また、リ
ール停止制御手段は、例えば、第2種特別役物であるチャレンジボーナス(CB)及びC
Bを連続して作動させるミドルボーナス(MB)の動作時には、1つ以上のリールに対し
て、規定時間75msec(図柄1コマ分)内に、その図柄の組合せが入賞判定ラインに
沿って極力表示されるようにリールの回転を停止させる。
籤役によってその表示が許可されていない図柄の組合せが入賞判定ラインに沿って表示さ
れないようにリールの回転を停止させる。
ンに沿って表示された図柄の組合せが、入賞に係るものであるか否かの判定を行う。この
入賞判定手段は、後述する主制御回路が担う。入賞判定手段により入賞に係るものである
との判定が行われると、メダルの払い出し等の特典が遊技者に与えられる。パチスロ機で
は、以上のような一連の流れが1回の遊技として行われる。
により行う映像の表示、各種ランプにより行う光の出力、スピーカにより行う音の出力、
回転役物の駆動、あるいはこれらの組合せを利用して様々な演出が行われる。
に、演出用の乱数値(以下、演出用乱数値)が抽出される。演出用乱数値が抽出されると
、演出内容決定手段は、内部当籤役に対応づけられた複数種類の演出内容の中から今回実
行するものを抽籤により決定する。この演出内容決定手段は、後述する副制御回路が担う
。
時、入賞の有無の判定時等の各契機に連動させて対応する演出を実行する。このように、
パチスロ機では、内部当籤役に対応づけられた演出内容を実行することによって、決定さ
れた内部当籤役(言い換えると、狙うべき図柄の組合せ)を知る機会又は予想する機会が
遊技者に提供され、遊技者の興味の向上を図ることができる。
次に、図2を参照して、本実施の形態におけるパチスロ機の外観構造について説明する
。
図2は、パチスロ機1の外部構造を示す斜視図である。
路基板等を収容する筐体としてのキャビネット2aと、キャビネット2aに対して開閉自
在に取付けられたフロントドア2bとを有している。キャビネット2aの両側面には、把
手2cが設けられている(図2では一側面の把手2cのみを示す)。この把手2cは、パ
チスロ機1を運搬するときに手をかける凹部である。
隔をあけて表示された複数(本実施の形態では3つ)のリール3L、3C、3R(図3参
照)が収容されている。以下、各リール3L、3C、3Rを、それぞれ左リール3L、中
リール3C、リール3Rという。各リール3L、3C、3Rは、円筒状に形成されたリー
ル本体と、リール本体の周面に装着された透光性のシート材を有している。上述の複数(
例えば21個)の図柄は、前述のシート材の表面に描かれている。
置11とを備えている。ドア本体9は、ヒンジ(不図示)を用いてキャビネット2aに開
閉自在に取り付けられている。ヒンジは、パチスロ機1の前方からドア本体9を見た場合
に、ドア本体9における左側の端部に設けられている。
ようフロントドア2bのドア本体9の上部に取り付けられている。液晶表示装置11は、
映像の表示による演出を実行する他、例えばパチスロ機1のカスタマイズや遊技履歴等の
遊技台情報を表示することができる。
表示窓4を有する。表示窓4は、3つのリール3L、3C、3Rに対応する3つの左表示
窓4L、中表示窓4C、右表示窓4Rによって構成されている。これら表示窓4L、4C
、4Rは、正面(遊技者側)から見て、3つのリール3L、3C、3Rの配置領域と重畳
する位置に設けられ、かつ、3つのリールより手前(遊技者側)に位置するように設けら
れる。したがって、遊技者は、表示窓4L、4C、4Rを介して、表示窓4の背後に設け
られた3つのリール3L、3C、3Rを視認することができる。
の回転が停止したとき、各リールに描かれた複数種類の図柄のうち、連続して配置された
3つの図柄を表示できる大きさに設定されている。すなわち、表示窓4L、4C、4Rの
枠内には、リール毎に上段、中段及び下段の各領域が設けられ、各領域に1個の図柄が表
示される。そして、本実施の形態では、左リール3Lの中段領域、中リール3Cの中段領
域、及び、右リール3Rの中段領域を結ぶラインを、入賞か否かの判定を行う入賞判定ラ
インとして定義する。
ス6が配設されている。これにより、リール3L、3C、3R及び液晶表示装置11を遊
技者が直接触れることができないようになっている。
が取り付けられている。装飾部材7は、パチスロ機1の外装の一部を構成するとともに、
上部外装部材7a、一対の側部外装部材7b及び下部外装部材7cを含んで構成されてい
る。特に、上部外装部材7aは、液晶表示装置11の上方であって、後述する回転役物2
00の前方に配置されている。
操作対象となる各種装置(メダル投入口13、MAXベットボタン14、1ベットボタン
15、スタートレバー16、ストップボタン17L、17C、17R、選択ボタン18、
決定ボタン19)が設けられている。
入れるために設けられる。すなわち、メダル投入口13は、遊技者によってメダルが投入
されるためのものである。メダル投入口13から投入されたメダルは、予め設定された枚
数(例えば3枚)を上限として1回の遊技に使用され、予め設定された枚数を超えた分は
、パチスロ機1の内部に預けることができる(いわゆるクレジット機能)。
いるメダルから1回の遊技に使用する枚数を決定するために設けられる。なお、図2には
示さないが、台座部12には、精算ボタンが設けられる。この精算ボタンは、パチスロ機
1の内部に預けられているメダルを外部に引き出す(排出する)ために設けられる。スタ
ートレバー16は、遊技者の操作に応じて全てのリール(3L、3C、3R)の回転を開
始させるためのものである。
右リール3Rに対応付けて設けられ、遊技者の操作に応じて対応する各リールの回転を停
止させるためのものである。
る情報に関する操作を行う際に用いられるようになっており、例えば液晶表示装置11の
表示画面上における選択操作を行う際に用いられる。以下、ストップボタン17L、17
C、17Rを、それぞれ左ストップボタン17L、中ストップボタン17C、右ストップ
ボタン17Rという。
作を行う際に用いられる。また、台座部12には、7セグメントLED(Light Emitting
Diode)からなる7セグ表示器28が設けられている。この7セグ表示器28は、特典と
して遊技者に対して払い出すメダルの枚数(以下、払出枚数)、パチスロ機1の内部に預
けられているメダルの枚数(以下、クレジット枚数)等の情報をデジタル表示する。
等が設けられている。メダル払出口21は、後述のホッパー装置43の駆動により排出さ
れるメダルを外部に導く。メダル受皿22は、メダル払出口21から排出されたメダルを
貯める。また、スピーカ23L、23Rは、演出内容に対応する効果音や楽曲等の音を出
力する。
29は、パチスロ機1の機種名や役構成等の各種の情報を表示する。
次に、パチスロ機1の電気的構成について、図3を参照して説明する。図3は、パチス
ロ機1の電気的構成を示すブロック図である。
、フロントドア2bに配設された副制御基板42とを有している。主制御基板41には、
リール中継端子板51と、設定用鍵型スイッチ52と、キャビネット側中継基板53と、
ドア中継端子板54と、電源装置44の電源基板44bとが電気的に接続されている。
いる。このリール中継端子板51は、各リール3L、3C、3Rのステッピングモータ(
不図示)に電気的に接続されており、主制御基板41からステッピングモータに出力され
る信号を中継する。
を確認する際に使用する。キャビネット側中継基板53には、外部集中端子板56と、ホ
ッパー装置43と、メダル補助収納庫スイッチ57とが電気的に接続されている。
ー装置43、メダル補助収納庫スイッチ57に出力される信号を中継する。つまり、外部
集中端子板56、ホッパー装置43及びメダル補助収納庫スイッチ57は、キャビネット
側中継基板53を介して主制御基板41に接続されている。
ダル払出信号及びセキュリティ信号などの信号をパチスロ機1の外部へ出力するために設
けられている。
メダル補助収納庫スイッチ57は、メダル補助収納庫がメダルで満杯になっているか否か
を検出する。電源装置44の電源基板44bには、電源スイッチ44aが接続されている
。
ドア中継端子板54には、メダルセンサ46、ドア開閉監視スイッチ61、BETスイッ
チ62、精算スイッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動
作表示基板66、選択スイッチ67、決定スイッチ68及び副中継基板69が接続されて
いる。
イッチ63、スタートスイッチ64、ストップスイッチ基板65、遊技動作表示基板66
、選択スイッチ67、決定スイッチ68及び副中継基板69は、ドア中継端子板54を介
して主制御基板41に接続されている。
検出結果を主制御基板41に出力する。ドア開閉監視スイッチ61は、フロントドア2b
の開閉を報知するためのセキュリティ信号をパチスロ機1の外部へ出力する。BETスイ
ッチ62は、MAXベットボタン14及び1ベットボタン15(図2参照)が遊技者によ
り押されたことを検出して、その検出結果を主制御基板41に出力する。
その検出結果を主制御基板41に出力する。スタートスイッチ64は、スタートレバー1
6が遊技者により操作されたこと(開始操作)を検出して、その検出結果を主制御基板4
1に出力する。
能なリールをLEDなどにより表示するための回路を構成する基板である。このストップ
スイッチ基板65には、ストップスイッチが設けられている。ストップスイッチは、各ス
トップボタン17L、17C、17Rが遊技者により押されたこと(停止操作)を検出す
る。
3Rが回動可能なとき及び再遊技を行うときに、投入されたメダルの枚数を7セグ表示器
28に表示させるための基板である。
ED70は、例えば、遊技の開始を表示するマークや再遊技を行うマークなどを点灯させ
る。選択スイッチ67は、選択ボタン18が遊技者により押されたことを検出して、その
検出結果を主制御基板41に出力する。
出結果を主制御基板41に出力する。副中継基板69は、副制御基板42と主制御基板4
1とを接続する配線を中継する。
基板とを接続する配線を中継する。すなわち、副中継基板69には、副制御基板42と、
サウンドI/O基板71と、LED基板72と、24hドア開閉監視ユニット74と、回
転役物制御基板78とが電気的に接続されている。
続されている。また、副制御基板42は、副中継基板69を介して、サウンドI/O基板
71と、LED基板72と、24hドア開閉監視ユニット74と、回転役物制御基板78
とに電気的に接続されている。
板72は、副制御回路101(図5参照)の制御により実行される演出に応じて、光源の
一具体例を示すLED群25を発光させて、点滅パターンを表示する。なお、LED基板
72は、後述する腰部パネル29を照明するLED群25Aを制御するLED基板72A
と、一対の側部外装部材7bを照明するLED群25Bを制御するLED基板72Bとを
備えている。
、24hドア開閉監視ユニット74は、フロントドア2bを開放したときに、液晶表示装
置11にエラー表示を行うための信号を副制御基板42(副制御回路101)に出力する
。
に応じて、回転役物200を駆動させる。回転役物200は、回転役物制御基板78によ
って駆動制御されることで後述する目玉部材205の回転駆動を行う。
いる。ロムカートリッジ基板76は、演出用の画像(映像)、音声、光(LED群25)
、回転役物200の駆動及び通信のデータを管理するための基板である。液晶中継基板7
7は、副制御基板42と液晶表示装置11とを接続する配線を中継する基板である。
次に、主制御基板41により構成される主制御回路91について、図4を参照して説明
する。図4は、パチスロ機1の主制御回路91の構成例を示すブロック図である。図4に
示すように、主制御部としての主制御回路91は、主制御基板41上に設置されたマイク
ロコンピュータ92を主たる構成要素とし、遊技の進行を制御するものである。
95により構成される。メインROM94には、メインCPU93により実行される制御
プログラム、データテーブル、副制御回路101に対して各種制御指令(コマンド信号)
を送信するためのデータ等が記憶されている。メインRAM95には、制御プログラムの
実行により決定された内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられる。
びサンプリング回路99が接続されている。クロックパルス発生回路96及び分周器97
は、クロックパルスを発生する。メインCPU93は、発生されたクロックパルスに基づ
いて、制御プログラムを実行する。乱数発生器98は、予め定められた範囲の乱数(例え
ば、0〜65535)を発生する。サンプリング回路99は、発生された乱数の中から1
つの値を抽出する。
ステッピングモータに対してパルスを出力した回数をカウントする。これにより、メイン
CPU93は、各リール3L、3C、3Rの回転角度(主に、リールが図柄何個分だけ回
転したか)を管理する。
ルインデックスは、例えば、発光部及び受光部を有する光センサと、各リール3L、3C
、3Rの所定の位置に設けられ、各リール3L、3C、3Rの回転により発光部と受光部
との間に介在される検知片を備えたリール位置検出部(不図示)により検出する。
テッピングモータに対して出力されたパルスの数は、メインRAM95に設けられたパル
スカウンタによって計数される。そして、図柄1つ分の回転に必要な所定回数(例えば1
6回)のパルスの出力がパルスカウンタで計数される毎に、メインRAM95に設けられ
た図柄カウンタが1ずつ加算される。図柄カウンタは、各リール3L、3C、3Rに応じ
て設けられている。図柄カウンタの値は、リール位置検出部(不図示)によってリールイ
ンデックスが検出されるとクリアされる。
が検出されてから図柄何個分の回転が行われたのかを管理するようになっている。したが
って、各リール3L、3C、3Rの各図柄の位置は、リールインデックスが検出される位
置を基準として検出される。
、左ストップボタン17Lが押されたときに表示窓4の中段にある左リール3Lの図柄と
、その4個先の図柄までの範囲内にある各図柄が、表示窓4の中段に停止可能な図柄とな
る。
次に、副制御基板42により構成される副制御回路101について、図5を参照して説
明する。図5は、パチスロ機1の副制御回路101の構成例を示すブロック図である。
接続されており、主制御回路91から送信されるコマンド信号に基づいて演出内容の決定
や実行等の処理を行うとともに、液晶表示装置11、回転役物200、LED群25、ス
ピーカ23L、23R等の周辺装置の制御を行うものである。
プロセッサ104、描画用RAM105、ドライバ106を含んで構成されている。サブ
CPU102は、主制御回路91から送信されたコマンド信号に応じて、ロムカートリッ
ジ基板76に記憶されている制御プログラムに従い、映像、音、光の出力及び回転役物2
00の駆動の制御を行う。
て構成される。プログラム記憶領域には、サブCPU102が実行する制御プログラムが
記憶されている。
スクや、演出用乱数値を抽出し、演出内容(演出データ)の決定及び登録を行うための演
出登録タスクが含まれる。また、決定した演出内容に基づいて液晶表示装置11(図2参
照)による映像の表示を制御する描画制御タスク、回転役物200を制御する役物制御タ
スク、LED群25等の光源による光の出力を制御するランプ制御タスク、スピーカ23
L、23Rによる音の出力を制御する音声制御タスク等が含まれる。
出データを記憶する記憶領域、映像の作成に関するアニメーションデータを記憶する記憶
領域が含まれている。また、BGMや効果音に関するサウンドデータを記憶する記憶領域
、光の点消灯のパターンに関するランプデータを記憶する記憶領域等が含まれている。
回路91から送信される内部当籤役等の各種データを格納する格納領域が設けられている
。
を含む)105及びドライバ106は、演出内容により指定されたアニメーションデータ
に従って映像を作成し、作成した映像を液晶表示装置11に表示させる。また、サブCP
U102は、演出内容により指定された役物可動データに従って回転役物200を駆動す
る。
などの音をスピーカ23L、23Rにより出力させる。また、サブCPU102は、演出
内容により指定されたランプデータに従ってLED群25の点灯及び消灯を制御する。
次に、腰部パネル29について、図2及び図6〜図11を参照して説明する。
めに傾斜する爪痕部250を備えており、爪痕部250は、例えば、キャラクタの爪によ
って腰部パネル29が右上方から左下方に向かって引っ掻かれた爪痕を模した装飾である
。なお、本実施の形態の腰部パネル29は、本発明の装飾パネルを構成する。また、爪痕
部250の背面には図示しない導光部材が爪痕部250と一体に設けられており、導光部
材と一体の爪痕部250は、本発明の第3の導光部材を構成する。
52が設置されている。図7に示すように、左導光パネル251の右端及び右導光パネル
252の左端にはそれぞれ傾斜面251A、252Aが形成されており、傾斜面251A
、252Aは、爪痕部250の傾斜方向と同一方向に傾斜して対向している。
れており、LED基板72Aは、LED群25Aを備えている。ここで、本実施の形態の
左導光パネル251及び右導光パネル252は、本発明の導光部材及び導光パネルを構成
し、LED基板72Aは、本発明の発光基板を構成する。また、左導光パネル251は、
本発明の第1の導光部材を構成し、右導光パネル252は、本発明の第2の導光部材を構
成する。
構成されている。LED253は、LED基板72Aの表面に設けられており、左導光パ
ネル251の傾斜面251Aに対向するようにして左導光パネル251の傾斜面251A
に沿って隣接している。LED254は、LED基板72Aの裏面に設けられており、右
導光パネル252の傾斜面252Aに対向するようにして右導光パネル252の傾斜面2
52Aに沿って隣接している。本実施の形態のLED253、254、255は、本発明
の発光素子を構成する。また、LED253は、本発明の第1の発光素子を構成し、LE
D254は、本発明の第2の発光素子を構成し、LED255は、本発明の第3の発光素
子を構成する。
て段違いに設置されており、LED253とLED254とは前後方向に離隔している。
また、LED253及びLED254は、パチスロ機1の左右方向において左導光パネル
251及び右導光パネル252と重なるようにパチスロ機1の前後方向に離隔している。
状に光を照射するトップビュータイプのLEDである。LED254は、右導光パネル2
52の左斜め上方向から右斜め下方向に向かって光を照射するトップビュータイプのLE
Dである。
ロ機1の前後方向において左導光パネル251及び右導光パネル252の間でかつ、左導
光パネル251の傾斜面251Aに沿って隣接している。また、LED255は、パチス
ロ機1の前後方向において爪痕部250に重なる位置に設置されている。
技者側)に向かって光を照射するサイドビュータイプのLEDである。したがって、LE
D255から照射される光は、爪痕部250を照射する。このように本実施の形態のパチ
スロ機1は、複数のLED253、254、255によって互いに直交する3方向に光が
照射され、3方向の光のうち、LED255から照射される光は、遊技者側に向かって照
射される。
が設けられており、LED253、254から左導光パネル251及び右導光パネル25
2に照射された光は、それぞれパチスロ機1の左右方向(左右方向一方向及び左右方向他
方)に導かれながらリフレクタに反射されてパチスロ機1の前方に導かれ、腰部パネル2
9が照明される。ここで、LED基板72Aは、1枚ではなく、2枚以上であってもよい
。
向に沿って延びており、LED基板72Aが斜めに設置されている。このため、LED2
53、254から左導光パネル251及び右導光パネル252に照射される直線上の光L
1の照射範囲は、後述する穿孔が形成されていなければ、図10において、A1で示す範
囲が照射領域W1となり、A1で示す範囲外の領域は、直線状の光L1が照射され難い非
照射領域W2、W3となる。
52に非照射領域W2、W3が形成されるおそれがあることから、非照射領域W2、W3
に光が届くように、本実施の形態の左導光パネル251及び右導光パネル252には、非
照射領域W2、W3に光を届けるための穿孔256、257が形成されている。
256は、三角形状に形成されている。穿孔256の一辺には湾曲面256Aが形成され
ており、LED253から照射される光の光軸方向において、湾曲面256Aの上側の頂
点256aは、湾曲面256Aの下側の頂点256bよりもLED253の傾斜方向の下
端253b側に位置している。また、LED253の傾斜方向の上端253aは、湾曲面
256Aの下方側の頂点256bよりも下方に位置している。
面256Aに照射され、湾曲面256Aに照射された光L2は、湾曲面256Aに沿って
屈折(反射)して非照射領域W2に導かれる(図11参照)。
また、湾曲面256Aは、光の照射方向に沿って凹状に湾曲している。これにより、よ
り多くの光を集光して非照射領域W2に導くことができる。
されている。穿孔257の一辺には湾曲面257Aが形成されており、LED254から
照射される光の光軸方向において、湾曲面257Aの下側の頂点257aは、湾曲面25
7Aの上側の頂点257bよりもLED254の傾斜方向の上端254a側に位置してい
る。また、LED254の傾斜方向の下端254bは、湾曲面257Aの上側の頂点25
7bよりも上方に位置している。
面257Aに照射され、湾曲面257Aに照射された光L3は、湾曲面257Aに沿って
屈折(反射)して非照射領域W3に導かれる(図11参照)。また、湾曲面257Aは、
光の照射方向に沿って凹状に湾曲している。
面256A、257Aは、光の照射方向に沿って凸状に湾曲してもよい。すなわち、湾曲
面256A、257Aは、光の照射方向に対して上方(凸状)または下方(凹状)に湾曲
していればよい。
上方(凸状)または下方(凹状)に湾曲していなければ、湾曲面256A、257Aに照
射された光を、湾曲面256A、257Aに沿って屈折(反射)して非照射領域W2、W
3に確実に導くことができる。また、反射面は、湾曲しない平坦面であってもよい。
ている。本実施の形態の湾曲面256A、257Aは、本発明の反射面を構成する。なお
、穿孔256、257の形状は、三角形状に限定されるものではない。
ル252に穿孔することなく、左導光パネル251及び右導光パネル252にレーザ等に
よって反射面が形成されるように加工を施してもよい。
裏面とに設けられた複数のLED253及びLED254と、LED基板72の表面に設
けられLED253及びLED254の光の照射方向と直交する方向に光を照射する複数
のLED255とを有し、LED253〜255によって互いに直交する3方向に光を照
射することができる。
導光パネル251及び右導光パネル252を通して腰部パネル29を均一な照度で照明す
ることができる。このため、LED基板72Aの部品点数を少なくすることができ、LE
D基板72Aの製造コストを低減することができる。
基板72Aの取付け作業の作業性を向上できる。また、1枚のLED基板72Aを管理す
るだけでよいので、LED基板72Aの管理を容易にしてLED基板72Aの管理コスト
を低減することができる。
スロ機1の前後方向に離隔する左導光パネル251及び右導光パネル252と、腰部パネ
ル29に設置された爪痕部250とを有し、LED253及びLED254をパチスロ機
1の左右方向において左導光パネル251及び右導光パネル252と重なるようにパチス
ロ機1の前後方向に離隔し、LED253が、左導光パネル251を通して光をパチスロ
機の左方向に照射し、LED254が、右導光パネル252を通して光をパチスロ機1の
右方向に照射し、LED255が、爪痕部250を通して腰部パネル29に向かう方向に
光を照射するように構成される。
成された場合であっても、腰部パネル29の背面から1枚のLED基板72Aによって複
数方向、すなわち三次元的に光を照射することができ、左導光パネル251及び右導光パ
ネル252を通して立体構造である腰部パネル29を均一な照度で照明することができる
。このため、特徴的な構造の腰部パネル29を備えたパチスロ機1を提供することができ
、パチスロ機1の個性を際立たせることができる。
52に穿孔256、257が設けられ、穿孔256、257がLED253、254から
照射される光が反射する湾曲面256A、257Aを有し、LED253、254から照
射される光を湾曲面256A、257Aで反射させて非照射領域W2、W3に導く。
するだけで、簡素な構造の左導光パネル251及び右導光パネル252によってLED2
53、254から照射されて左導光パネル251及び右導光パネル252に導光される光
の一部を屈折(反射)させて非照射領域W2、W3に導くことができる。
パチスロ機1の製造コストが増大することを防止できる。さらに、LEDを追加すること
でLED基板が増設されることを不要にできるので、LED基板72Aをパチスロ機1に
取付ける工数を低減でき、LED基板72Aの取付け作業の作業性を向上できる。
、257Aから構成される。
254から照射される光束の一部を確実に屈折(反射)させることができる一方で、LE
D253、254から直線状に照射されるその他の光の直線状態を維持することができる
。
を直線状の光と屈折(反射)した光に分解することができ、異なる2方向に光を照射する
ために2つのLEDを設ける必要がない。これにより、LED253、254の数を低減
して、非照射領域W2、W3に光を照射することができる。
次に、側部外装部材7bの構成について説明する。
背面に設けられた導光レンズ272と、導光レンズ272の背面に設けられたリフレクタ
273と、リフレクタ273の背面に設けられたLED基板72Bとを備えている。ここ
で、本発明の発光基板を構成する。
。血管部271Aは、装飾カバー271の表面271aから突出しており、装飾カバー2
71には血管部271Aによって取り囲まれる複数の貫通孔271Bが形成されている。
貫通孔271Bは、後述する導光レンズ272の凸部272Aに挿着可能となっている。
本実施の形態の装飾カバー271は、本発明のカバー部材を構成し、貫通孔271Bは、
本発明の孔を構成する。
部272Aは、導光レンズ272の表面272aから前方に突出しており、凸部272A
は、周方向に不均一な形状、換言すれば、歪な形状に形成されている。凸部272Aは、
貫通孔271Bに嵌合されるようになっている(図16参照)。これにより、装飾カバー
271は、凸部272Aの周面に設けられる。
272Aの突出方向の前端の頂面272cに対して、血管部271Aの突出方向の前端が
前方に位置している。リフレクタ273は、導光レンズ272の背面に取付けられており
、導光レンズ272の背面は、リフレクタ273によって光学的に遮蔽される。
けられており、突出片272Bは、導光レンズの272の背面から後方に突出している。
ここで、本実施の形態の導光レンズ272は、本発明の導光部材を構成する。
274(本実施の形態では8個)を備えている。本実施の形態のLED274は、本発明
の発光素子を構成する。
れた光は、突出片272Bから導光レンズ272を通して複数の凸部272A(本実施の
形態では8個)に導かれる。
形成されている。このため、LED274は、凸部272Aに光を直接照射することがな
く、導光レンズ272を通して凸部272Aの周囲から凸部272Aに照射することにな
る。
る集光部材276が設けられている。集光部材276は、集光部276Aを有し、集光部
276は、突出片272Bを取り囲むよう円状に形成され、内周面に図示しない反射面が
形成されている。この集光部276Aは、LED274から照射された光を集光して導光
レンズ272に導く。すなわち、LED274から照射された光を集光して突出片272
Bから導光レンズ272の表面272aや凸部272Aに導く。
内周面には反射部材275が形成されており、反射部材275は、貫通孔271Bの内周
面に沿って延在している。すなわち、反射部材275は、凸部272Aの頂面272cを
除いた凸部272Aの周面272bに沿って設けられており、凸部272Aに導かれた光
を反射させる。なお、反射部材275は、貫通孔271Bの内周面に反射膜を塗布したも
のから構成されてもよく、貫通孔271Bの内周面にリフレクタを取付けたものから構成
されてもよい。
凸部272Aの頂面272cを除いた凸部272Aの周面272bに沿って設けられたも
のであれば、凸部272Aに直接設けられたものでも、凸部272Aの周囲に設置された
貫通孔271Bに設けられたものでもよい。
に向かって傾斜した傾斜面272dが形成されている。これにより、LED274から突
出片272Bに向かって照射され導光レンズ272内に導かれた光が、傾斜面272dに
よって反射され、凸部272Aに導かれる。
ら突出片272Bに照射された光を、傾斜面272dによって反射することで、凸部27
2Aの中心部Cを挟んで凸部272Aの半径方向の一方側(例えば、図17の右側あるい
は左側)から半径方向の他方側(例えば、図17の左側あるいは右側)に導くように構成
されており、凸部272Aの半径方向の他方側に導かれた光を反射部材275で反射させ
るように構成されている。
を挟んで凸部272Aの半径方向の一方側と他方側とに対向して一対で設けられている。
また、導光レンズ272は、一方側に設けられたLED274から照射された光を凸部2
72Aの半径方向の他方側の周面272bに導き、他方側に設けられたLED274から
照射された光を凸部272Aの半径方向の一方側の周面272bに導くことで、装飾カバ
ー271の内周面の全周を照射する。
半径方向の一方側に設けられた4個のLED274から照射された光をそれぞれ8個の凸
部272Aの半径方向の他方側の周面272bに導き、他方側に設けられた4個のLED
274から照射された光をそれぞれ8個の凸部272Aの半径方向の一方側の周面272
bに導くことで、装飾カバー271の内周面の全周を照射する。このように、本実施の形
態では、左右4対のLED274によって8個の凸部272Aの全てを均一に照らすこと
ができる。したがって、LED274の数を必要以上に増やさなくとも8個の凸部272
Aの全ての内周面の全周を照らすことができる。
72Aの半径方向の一方側から半径方向の他方側に光を導くと、中心部Cに対して360
°の方向において、凸部272Aの半径方向の一方側から半径方向の他方側に光が導かれ
る。
0°の方向のいずれの同方向でもよく、凸部272Aの半径方向の他方側は、中心部Cに
対して360°の方向のいずれの方向において凸部272Aの半径方向の一方側と対向す
る方向である。
有し、LED274から照射された光を凸部272Aに導く導光レンズ272と、凸部2
72Aに装着可能な貫通孔271Bを設けた装飾カバー271とを備え、LED274が
、凸部272Aの中心部Cを挟んで凸部272Aの半径方向の一方側と他方側とに対向し
て一対で設けられており、導光レンズ272は、一方側に設けられたLED274と他方
側に設けられたLED274とから照射された光を凸部272Aの周面272bの全面に
導くことで(図17において、光路をL4で示す)、装飾カバー271を照射する。
cの中央部の照度よりも高くして、周方向に不均一な形状を有する凸部272A、すなわ
ち、歪な凸部272Aであってもこの凸部272Aの周面272bを均一な照度で照明す
ることができる。このため、凸部272Aの頂面272cの中央部をぼんやりと光らせ、
血管部271Aに隣接する頂面272cの外縁を明るく光らせることで、あたかも血管が
脈打っているかのような表示演出を行うことができる。
装部材7bのデザインを多様化することができる。この結果、パチスロ機1の個性をより
一層際立たせることができる。
に集光部材276を設け、集光部材276に、突出片272Bを取り囲み、LED274
から照射された光を集光して導光レンズ272に導く円状の集光部276Aを設けている
。これにより、LED274から導光レンズ272を通して凸部272Aに導かれる光量
が低下することを防止することができ、凸部の周面全面を均一で、かつより明るく照射す
ることができる。
次に、回転役物200について、図2及び図18〜図27を参照して説明する。なお、
本実施の形態の回転役物200は、本発明の回転役物を構成する。
に設けられている。回転役物200の手前には、上下に開閉可能なカバー部材198が設
けられている。また、カバー部材198の手前には、カバー部材198及び回転役物20
0が遊技者によって直接触れられることがないように図示しない透明なレンズ199が設
けられている。
また、カバー部材198が閉止されると、回転役物200は、遊技者に対して視認不能に
なる。なお、カバー部材198は、瞼を模したものであり、図示しないモータ等のアクチ
ュエータによって上下に開閉される。また、レンズ199は、カバー部材198及び回転
役物200を覆うことにより、カバー部材198及び回転役物200を保護する。
下側ベース204を備えている。
05の延在方向一端部に設けられた左目尻部材206と、目玉部材205の延在方向他端
部に設けられた右目尻部材207とを備えている。なお、目玉部材205の回転方向及び
左右の向きは、遊技者から見た回転方向及び左右の向きである。
り、円弧面205Aには目玉を模した画像205aが形成されている。目玉部材205は
、円弧面205Aに沿って左右方向に回転可能になっている。目玉部材205は、本発明
の回転部材を構成し、円弧面205Aは、本発明の回転部材の延在方向に沿った面を構成
する。また、目玉部材205は、レンズから構成されている。
きには、目玉部材205と左目尻部材206及び右目尻部材207とが重畳した位置に配
されている。また、左目尻部材206及び右目尻部材207は、遊技者側から見て目玉部
材205よりも後方に重なって設けられている。具体的には、左目尻部材206及び右目
尻部材207の後端は、目玉部材205の幅方向の後端よりも後方に位置している。
部側を覆うようにして目玉部材205の前方に設置されており、目玉部材205に対して
相対回転可能となっている。左目尻部材206及び右目尻部材207の背面にはそれぞれ
係合突起206A、207Aが形成されている。
突起205Bが形成されている。係合突起205Bは、左目尻部材206の背面に形成さ
れた係合突起206Aに係合可能となっている。
。係合突起205Cは、右目尻部材207の背面に形成された係合突起207Aに係合可
能となっている。
目玉部材205の延在方向内方に位置している。これにより、目玉部材205が回転方向
の一方側である右方向に回転すると、係合突起205Bが係合突起206Aに係合するこ
ととなる。その後、目玉部材205がさらに右方向に回転すると、左目尻部材206が目
玉部材205と共に右方向に可動する。本実施の形態の左目尻部材206は、本発明の可
動部材を構成する。
目玉部材205の延在方向内方に位置している。これにより、目玉部材205が回転方向
の他方側である左方向に回転すると、係合突起205Cが係合突起207Aに係合するこ
ととなる。その後、目玉部材205がさらに左方向に回転すると、右目尻部材207が目
玉部材205と共に左方向に可動する。本実施の形態の右目尻部材207は、本発明の可
動部材を構成する。
場合には、右目尻部材207が本発明の可動部材を構成する。なお、目玉部材205の回
転方向の右方向及び左方向の両方向を回転方向の一方向とした場合には、左目尻部材20
6及び右目尻部材207が本発明の可動部材を構成する。本実施の形態の目玉役物200
は、左目尻部材206及び右目尻部材207のいずれか一方が設けられてもよく、両方が
設けられてもよい。
板208は、目玉部材205の背面から後方に突出している。突出板208の上面には3
つのボス部208A(図21においては、中央のボス部208Aのみが図示されている)
が立設されている。
られている。ブッシュ209Aは、ワッシャ209Bを介してビス209Cによって、ボ
ス部208Aに対して抜け止めされている。
ベース本体210から前方に突出する半円部211とを備えている。ベース本体210に
は左右方向に延在するガイド溝210Aが形成されており、ガイド溝210Aにはラック
部材212が左右方向に移動自在に挿入されている。
には中継ギヤ213が噛み合っている。中継ギヤ213は、ベース本体210に回転自在
に支持されており、中継ギヤ213は、モータ214の出力ギヤ214Aに噛み合ってい
る。なお、モータ214は、回転役物制御基板78によって駆動される。本実施の形態の
モータ214は、本発明の駆動部材を構成する。
。出力ギヤ214Aが正逆回転すると、中継ギヤ213を介してラック部材212が左右
方向に往復移動する。
ク部材212から前方に突出する。ガイド片212Bには前後方向に延びる長穴212b
が形成されている。長穴212bには、突出板208の上面に形成された3つのボス部2
08Aのうちの中央に位置するボス部208Aに取り付けられたブッシュ209Aが摺動
自在に嵌合するようになっている。
向と同一方向に湾曲するガイド溝211Aが形成されている。ガイド溝211Aには上述
の3つのブッシュ209Aが摺動自在に嵌合するようになっている。この3つのブッシュ
209Aのうち中央のブッシュ209Aは、ガイド溝211Aを通してさらに長穴212
bに嵌合されている。
が長穴212b内を前後方向に移動しつつガイド溝211Aに沿って移動することで、目
玉部材205が左右方向に回転する。
が形成されている。図18、図22〜図24に示すように、ベース本体210にはガイド
溝210B、210Cが形成されており、ガイド溝210B、210Cは、目玉部材20
5の回転方向と同一方向に延在している。ガイド溝210B、210Cにはそれぞれ係合
片206B、207Bが係合しており、左目尻部材206及び右目尻部材207は、ガイ
ド溝210B、210Cにそれぞれ案内されて左右方向に回転する。
04Bが形成されており、ガイド溝204A、204Bは、目玉部材205の回転方向と
同一方向に延在している。
ており、ブッシュ215A、215Bは、ガイド溝204Aに摺動自在に嵌合されている
。右目尻部材207の下部には一対のブッシュ215C、215Dが回転自在に設けられ
ており、ブッシュ215C、215Dは、ガイド溝204Bに摺動自在に嵌合されている
。
0Cに案内され、かつブッシュ215A、215B、215C及び215Dが下側ベース
204のガイド溝204A、204Bに案内されることによって、左目尻部材206及び
右目尻部材207が目玉部材205の回転方向に安定して可動される。
7が固定されている。左目尻部材216及び右目尻部材217は、可動式の左目尻部材2
06及び右目尻部材207の前方に位置し、目玉部材205が中立位置に位置した状態に
おいて、左目尻部材206及び右目尻部材207の一部を前方から覆っている。なお、目
玉部材205が中立位置に位置した状態とは、図19、図22、図25に示すように、目
玉部材205の目玉を模した画像205aが正面を向いた状態のことである。
206の左側半分を覆っている。一方、左目尻部材206の右側半分は、左目尻部材21
6によって覆われておらず、前方から目視可能である。右目尻部材217は、右目尻部材
207の右側半分を覆っている。一方、右目尻部材207の左側半分は、右目尻部材21
7によって覆われておらず、前方から目視可能である。
端部が取付けられており、ワイヤ218の他端部は、コイルスプリング219の一端部に
取付けられている。コイルスプリング219の他端部は、下側ベース204に取付けられ
ており、コイルスプリング219は、左目尻部材206を目玉部材205の回転方向の他
方向である左方向に付勢している。
滑車220は、ワイヤ218に摺接し、コイルスプリング219が目玉部材205の延在
方向一端部に対して側方(左側)に位置するようにワイヤ218を屈曲させている。
グ219は、本発明のばね部材を構成する。滑車220は、本発明の滑車を構成し、ワイ
ヤ218、コイルスプリング219及び滑車220は、本発明の付勢部材230を構成す
る。
ワイヤ221の他端部は、コイルスプリング222の一端部に取付けられている。コイル
スプリング222の他端部は、下側ベース204に取付けられており、コイルスプリング
222は、右目尻部材207を目玉部材205の回転方向の一方向である右方向に付勢し
ている。
滑車223は、ワイヤ221に摺接し、コイルスプリング222が目玉部材205の延在
方向一端部に対して側方(右側)に位置するようにワイヤ221を屈曲させている。
グ222は、本発明のばね部材を構成する。滑車223は、本発明の滑車を構成し、ワイ
ヤ221、コイルスプリング222及び滑車223は、本発明の付勢部材231を構成す
る。なお、回転役物200には、図示しない複数のLEDを備えた図示しないLED基板
が設けられており、LED基板は、目玉部材205の後方に設けられている。目玉部材2
05は、LEDによって後方から照射され、目玉部材205に照明された光は、レンズ1
99を通してパチスロ機1の前方に照射される。
位置に位置した状態からモータ214によって出力ギヤ214Aが反時計回転方向に回転
すると、中継ギヤ213を介してラック部材212が右方向に移動する。このとき、図2
3に示すように、長穴212bに嵌合されている中央のブッシュ209A(図18参照)
がガイド片212Bによって右方向に押圧される。
嵌合されているので、中央のブッシュ209Aがガイド片212Bによって右方向に押圧
されると、目玉部材205は、3つのブッシュ209Aを介してガイド溝211Aに沿っ
て右方向に回転する。
ッシュ209Aは、湾曲したガイド溝211Aに沿って右方向に移動する。中央のブッシ
ュ209Aは、ラック部材212のガイド片212Bの長穴212bに摺動自在に嵌合し
ており、長穴212bは、パチスロ機1の前後方向に沿って延在しているので、3つのブ
ッシュ209Aがガイド溝211Aに沿って右方向に移動するときに、中央のブッシュ2
09Aが長穴212bに沿って前後方向に摺動することで目玉部材205がガイド溝21
1Aに沿って円滑に回転する。
された係合突起205Bに左目尻部材206の係合突起206Aが係合することで(図2
3、図24参照)、目玉部材205の後方において左目尻部材206が目玉部材205の
延在方向一端部と重なりながら目玉部材205と共に右方向に可動する。
した瞬間(図26の状態)から図27に示すように、ワイヤ218がコイルスプリング2
19を引っ張ることにより、コイルスプリング219が伸長して、左目尻部材206を左
方向側に付勢する。
目玉部材205の延在方向内方に位置しているので、左目尻部材206が目玉部材205
と共に右方向に可動しても左目尻部材206がコイルスプリング219に引っ張られて左
方向に引き戻されることがない。このようにして、目玉部材205は、右方向に移動する
。図20、図24、図27は、目玉部材205が右方向の最大移動位置まで移動した状態
を示している。
力ギヤ214Aが時計回転方向に回転すると、中継ギヤ213を介してラック部材212
が左方向に移動する。このとき、中央のブッシュ209A(図18参照)がガイド片21
2Bによって左方向に押圧される。
205は、3つのブッシュ209Aを介してガイド溝211Aに沿って左方向に回転する
。目玉部材205が中立位置に向かって左方向に回転すると、左目尻部材206は、コイ
ルスプリング219に引っ張られることで、目玉部材205と共に左方向に可動する。目
玉部材205が右方向の最大移動位置から中立位置まで回転すると、左目尻部材206は
、初期位置に復帰する。なお、目玉部材205が右方向から中立位置に向かって移動する
状態は、図24(図27)、図23(図26)、図22(図25)の順で示される。
が時計回転方向に回転すると、中継ギヤ213を介してラック部材212が左方向に移動
する。このとき、長穴212bに嵌合されている中央のブッシュ209A(図18参照)
がガイド片212Bによって左方向に押圧される。
205は、3つのブッシュ209Aを介してガイド溝211Aに沿って左方向に回転する
。
ブッシュ209Aが長穴212bに沿って前後方向に摺動することで目玉部材205がガ
イド溝211Aに沿って円滑に回転する。
に形成された係合突起205Cに右目尻部材207の係合突起207Aが係合することで
、目玉部材205の後方において右目尻部材207が目玉部材205の延在方向他端部と
重なりながら目玉部材205と共に左方向に可動する。
っ張ることにより、コイルスプリング222が伸長して、右目尻部材207を右方向側に
付勢する。右目尻部材207の係合突起207Aは、目玉部材205の係合突起205C
に対して目玉部材205の延在方向内方に位置しているので、右目尻部材207が目玉部
材205と共に左方向に可動しても右目尻部材207がコイルスプリング222に引っ張
られて右方向に引き戻されることがない。このようにして、目玉部材205は、左方向に
移動する。
力ギヤ214Aが反時計回転方向に回転すると、中継ギヤ213を介してラック部材21
2が右方向に移動する。このとき、中央のブッシュ209A(図18参照)がガイド片2
12Bによって右方向に押圧される。
205は、3つのブッシュ209Aを介してガイド溝211Aに沿って右方向に回転する
。目玉部材205が中立位置に向かって右方向に回転すると、右目尻部材207は、コイ
ルスプリング219に引っ張られることで、目玉部材205と共に右方向に可動する。目
玉部材205が左方向の最大移動位置から中立位置まで回転すると、右目尻部材207は
、初期位置に復帰する。
、あたかも目玉が左右方向に動くような演出を行うことができる。
円弧面205Aを有する回転可能な目玉部材205と、目玉部材205の延在方向一端部
に係合可能に設けられ、目玉部材205一方向(あるいは他方向)に回転するのに連動し
て目玉部材205に係合することで、目玉部材205とともに一方向(あるいは他方向)
に可動する左目尻部材206及び右目尻部材207とを備え、目玉部材205と左目尻部
材206または右目尻部材207が非係合であるときには、目玉部材205と左目尻部材
206または右目尻部材207とが重畳した位置に配される。
ることで、遊技者に対して1つの回転役物が回転しているように見せることができる。こ
のため、目玉部材205を備えた回転役物200によってダイナミックな演出効果を図る
ことができる。
直径分の奥行きが必要なくなり、パチスロ機1は、目玉部材205の設置するための奥行
きのスペースを少なくできる。このため、パチスロ機1の前後方向の寸法を短くすること
ができ、パチスロ機1の設置スペースが増大することを防止できる。
技者側から見て目玉部材205よりも後方に重なって設けられ、目玉部材205が回転す
るときに、左目尻部材206及び右目尻部材207の一部が重なったまま目玉部材205
とともに可動する。
部と目玉部材205の裏面との接続部(図21において、接続部224で示す)が切欠き
状に形成されるため、接続部224が遊技者から見えてしまうと、見栄えが悪い。また、
半球状の目玉部材205が回転した際に、前述の接続部224と左目尻部材206との隙
間、又は接続部224と右目尻部材207との隙間から回転役物200の内部が遊技者か
ら見えてしまっても見栄えが悪い。
材205の円弧面205Aの延在方向一端部及び他端部を左目尻部材206及び右目尻部
材207で覆うことができるので、円弧面205Aの端部と目玉部材205の裏面との接
続部224が遊技者に見えてしまったり、接続部224と左目尻部材206との隙間、又
は接続部224と右目尻部材207との隙間から回転役物200の内部が遊技者から見え
てしまったりすることを防止でき、回転役物200の見栄えが悪化することを防止できる
。
230と、右目尻部材207を右方向に付勢する付勢部材231とを設けた。付勢部材2
30は、一端部が左目尻部材206に取付けられるとともに他端部がコイルスプリング2
19に取付けられたワイヤ218と、ワイヤ218に摺接し、コイルスプリング219が
目玉部材205の延在方向一端部に対して側方に位置するようにワイヤ218を屈曲させ
る滑車220とを備え、付勢部材231は、一端部が右目尻部材207に取付けられると
ともに他端部がコイルスプリング222に取付けられたワイヤ221と、ワイヤ221に
摺接し、コイルスプリング222が目玉部材205の延在方向他端部に対して側方に位置
するようにワイヤ221を屈曲させる滑車223とを備えている。
尻部材206を左方向に可動させ、目玉部材205が右方向に回転するときに、付勢部材
231によって右目尻部材207を右方向に可動させることができる。このため、モータ
214によって目玉部材205が回転されるときに、コイルスプリング219及びコイル
スプリング222のばね力によって左目尻部材206及び右目尻部材207を目玉部材2
05に追従させて回転させることができる。
スプリング219及びコイルスプリング222が目玉部材205の延在方向一端部及び他
端部に対して側方に位置するようにワイヤ218及びワイヤ221を屈曲させている。こ
れにより、付勢部材230及び付勢部材231を目玉部材205の奥側(パチスロ機1の
奥行き方向)ではなく、目玉部材205の左右両側のスペースに設置できる。このため、
パチスロ機1の前後方向の寸法をより効果的に短くすることができ、パチスロ機1の設置
スペースが増大することをより効果的に防止できる。
直交する3方向に光が照射しているが、LED基板72Aの表面及び裏面のそれぞれに1
つ以上のトップビュータイプのLEDを設け、LED基板72Aの表面及び裏面のそれぞ
れに、LEDの光の照射方向と直交する方向に光を照射する少なくとも1つのサイドビュ
ータイプのLEDを設け、複数のLEDによって方向の異なる4方向に光を照射するよう
にしてもよい。
が、これに限定されず、本発明に係る遊技機は、パチンコ遊技機等、他の遊技機にも適用
することができる。また、遊技機に限定されるものでもない。
特許文献(特開2013−188391号公報)に記載の遊技機にあっては、腰部パネ
ルが平面形状をしているので、照明部は、腰部パネルの背面側から腰部パネルに向かって
1方向を照明すればよい。しかしながら、平面形状を有する腰部パネルは、単調な平面形
状であり、腰部パネルの背面側から1方向に照明するだけでは、遊技機の個性を際立たせ
ることができない。
るが、凹凸部に対して1方向から照明するだけでは腰部パネル全体を均一な照度で照明す
ることができないおそれがある。
ロックに分けてブロック毎に照明部を設けることも考えられるが、ブロック毎に照明部を
設ける分だけ、照明部の部品点数の増加、照明部の取付け作業の作業性の低下等が生じて
しまい、好ましくない。
光素子の発光を制御する発光基板(LED基板72A)とを備えた遊技機(パチスロ機1
)であって、前記発光基板は、前記発光基板の表面と裏面とに少なくとも1つの発光素子
(LED253,254)を有し、前記発光基板の表面及び裏面の少なくとも一方に、前
記表面及び裏面に設けられた発光素子の光の照射方向と直交する方向に光を照射する少な
くとも1つの発光素子(LED255)を有し、前記複数の発光素子によって少なくとも
方向の異なる3方向に光を照射する構成を有する。
に光を照射することができ、立体構造を均一な照度で照明することができる。このため、
発光基板の部品点数を少なくして、発光基板の製造コストを低減することができる。また
、発光基板を遊技機に取付ける際の取付け工数を低減して、発光基板の取付け作業の作業
性を向上できる。また、1枚の発光基板を管理するだけでよいので、発光基板の管理を容
易にして発光基板の管理コストを低減することができる。
前記装飾パネルの後方に設置され、前記遊技機の前後方向に離隔する第1の導光部材左導
光パネル251)及び第2の導光部材(右導光パネル252)と、前記装飾パネルに設置
された第3の導光部材(爪痕部250)とを有し、前記3方向に光を照射する発光素子を
それぞれ第1ないし第3の発光素子とした場合に、前記第1の発光素子(LED253及
び前記第2の発光素子(LED254)を前記遊技機の左右方向において前記第1の導光
部材及び前記第2の導光部材と重なるように前記遊技機の前後方向に離隔し、前記第1の
発光素子は、前記第1の導光部材を通して光を前記遊技機の左右方向一方向に照射し、前
記第2の発光素子は、前記第2の導光部材を通して光を前記遊技機の左右方向他方向に照
射し、前記第3の発光素子(LED255)は、前記第3の導光部材を通して前記装飾パ
ネルに向かう方向に光を照射することが好ましい。
形成された場合であっても、装飾パネルの背面から1枚の発光基板によって複数方向、す
なわち、三次元的に光を照射することができ、凹凸を有する装飾パネルを均一な照度で照
明することができる。このため、特徴的な構造の装飾パネルを備えた遊技機を提供するこ
とができ、遊技機の個性を際立たせることができる。
部パネルが平面形状をしており、照明部は、腰部パネルの背面側から腰部パネルに向かっ
て1方向を照明している。これにより、腰部パネルに光が届かない領域がある場合には、
その領域に照明する照明部が必要になってしまう。このため、照明部の部品点数の増加、
照明部の取付け作業の作業性の低下等が生じてしまい、好ましくない。
素子(LED253,254)を備え、前記発光素子の発光を制御する発光基板(LED
基板72A)と、前記発光素子から照射された光を前記装飾パネルに導く導光パネル(左
導光パネル251,右導光パネル252)とを備え、前記導光パネルが、前記導光パネル
に対する前記発光素子の設置位置によって前記発光素子から照射された直線状の光が照射
され難い非照射領域(W2,W3)を有する遊技機(パチスロ機1)であって、前記導光
パネルに、前記発光素子から照射される光が反射する反射面(湾曲面256A,257A
)を有し、前記発光素子から照射される光を前記反射面に反射させて前記非照射領域に導
く構成を有する。
光素子から照射される光を反射させて非照射領域に導くので、導光パネルに反射面を形成
するだけで、簡素な構造の導光部材によって発光素子から照射される光を反射面に反射さ
せて非照射領域に導くことができる。
製造コストが増大することを防止できる。さらに、発光素子を追加することで発光基板が
増設されることを不要にできるので、発光基板を遊技機に取付ける工数を低減でき、発光
基板の取付け作業の作業性を向上できる。
反射させることができる一方で、発光素子から直線状に照射されるその他の光の直線状態
を維持することができる。このため、湾曲面によって1つの発光素子から照射される光を
直線状の光と反射した光に分解することができ、異なる2方向に光を照射するために2つ
の発光素子を設ける必要がない。これにより、発光素子の数を低減して、非照射領域に光
を照射することができる。
部パネルが平面形状をしているので、照明部は、腰部パネルの背面側から腰部パネルに向
かって1方向を照明すればよい。しかしながら、平面形状を有する腰部パネルは、単調な
平面形状であり、腰部パネルの背面側から1方向に照明するだけでは、遊技機の個性を際
立たせることができない。
個性を際立たせることも考えられるが、凹凸部に対して1方向から照明するだけでは装飾
パネル全体を均一な照度で照明することができないおそれがある。
ロックに分けてブロック毎に照明部を設けることも考えられるが、ブロック毎に照明部を
設ける分だけ、照明部の部品点数の増加、照明部の取付け作業の作業性の低下等が生じて
しまい、好ましくない。
、前記発光素子から照射された光を前記凸部に導く導光部材(導光レンズ272)と、前
記凸部に挿着可能な孔を設けたカバー部材(装飾カバー271)とを備えた遊技機(パチ
スロ機1)であって、前記カバー部材は、前記凸部の周面に沿って設けられ、前記発光素
子は、前記凸部の中心部を挟んで前記凸部の半径方向の一方側と他方側とに対向して一対
で設けられ、前記導光部材は、前記一方側に設けられた発光素子から照射された光を前記
凸部の半径方向の他方側の周面に導き、前記他方側に設けられた発光素子から照射された
光を前記凸部の半径方向の一方側の周面に導くことで、前記カバー部材の内周面の全周を
照射する構成を有する。
の周面を均一な照度で照明することができる。このため、導光部材を有するカバー部材の
表面形状を複雑な形状に加工することができ、カバー部材のデザインを多様化することが
できる。この結果、遊技機の個性をより一層際立たせることができる。
を均一、かつ確実に照射することができ、カバー部材のデザインをより効果的に多様化す
ることができる。
れた光を凸部の半径方向の他方側の周面に導き、他方側に設けられた発光素子から照射さ
れた光を凸部の半径方向の一方側の周面に導くことで、凸部の中央に光が直接導かれてし
まうことを防止でき、凸部の周面を均一な照度で照明することができる。
設けられ、前記集光部材は、前記発光素子から照射された光を集光して前記導光部材に導
く集光部(276A)を有してもよい。
防止することができ、凸部の周面全面を均一で、かつより明るく照射することができる。
ールドラムが横長円筒形に形成されているので、リールドラムの直径が大きくなる。これ
により、遊技機は、リールドラムの直径分の奥行きが必要となる。このため、ダイナミッ
クな演出効果を高めるためにリールドラムの直径を大きくした場合には、遊技機にリール
ドラムを取付けるためのスペースを確保し難い。
、前記回転役物は、延在方向に沿った面(円弧面205A)を有する回転可能な回転部材
(目玉部材205)と、前記回転部材の延在方向一端部に係合可能に設けられ、前記回転
部材が一方向に回転するのに連動して前記回転部材に係合することで、前記回転部材とと
もに前記一方向に可動する可動部材(左目尻部材206,右目尻部材207)とを備え、
前記回転部材と前記可動部材が非係合であるときには、前記回転部材と前記可動部材とが
重畳した位置に配されるものから構成される。
、遊技者に対して1つの回転役物が回転しているように見せることができる。このため、
回転部材を備えた回転役物によってダイナミックな演出効果を図ることができる。
奥行きが必要なくなり、遊技機は、回転部材の設置するための奥行きのスペースを少なく
できる。このため、遊技機の前後方向の寸法を短くすることができ、遊技機の設置スペー
スが増大することを防止できる。
部材の少なくとも一部が重なったまま前記回転部材ととも前記一方向に可動するようにし
てもよい。
在方向一端部を可動部材で覆うことができる。これにより、面の端部と回転部材の裏面の
直線の端部との接続部が遊技者に見えてしまったり、接続部と可動部材との隙間から回転
役物の内部が遊技者から見えてしまったりすることを防止でき、回転役物の見栄えが悪化
することを防止できる。
ールドラムが横長円筒形に形成されているので、リールドラムの直径が大きくなる。これ
により、遊技機は、リールドラムの直径分の奥行きが必要となる。このため、ダイナミッ
クな演出効果を高めるためにリールドラムの直径を大きくした場合には、遊技機にリール
ドラムを取付けるためのスペースを確保し難い。
、前記回転役物は、延在方向に沿った面を有する回転可能な回転部材(目玉部材205)
と、前記回転部材の延在方向一端部に係合可能に設けられ、前記回転部材が一方向に回転
するのに連動して前記回転部材に係合することで、前記回転部材とともに前記一方向に可
動する可動部材(左目尻部材206,右目尻部材207)と、前記可動部材を回転方向の
他方向に付勢する付勢部材(230,231)とを備え、前記付勢部材は、一端部が前記
可動部材に取付けられるとともに他端部がばね部材(コイルスプリング219,222)
に取付けられた線状部材(ワイヤ218,221)と、前記線状部材に摺接し、前記ばね
部材が前記回転部材の延在方向一端部に対して側方に位置するように前記線状部材を屈曲
させる滑車(220,223)とを備えたものから構成されている。
、遊技者に対して1つの回転役物が回転しているように見せることができる。このため、
回転部材を備えた回転役物によってダイナミックな演出効果を図ることができる。
奥行きが必要なくなり、遊技機は、回転部材の設置するための奥行きのスペースを少なく
できる。このため、遊技機の前後方向の寸法を短くすることができ、遊技機の設置スペー
スが増大することを防止できる。
方向一方向に可動させるので、ばね部材のばね力によって可動部材を回転部材に追従させ
て回転させることができる。
ように線状部材を屈曲させた。これにより、付勢部材を回転部材の奥側(遊技機の奥行き
方向)ではなく、回転部材の両側のスペースに設置できる。このため、遊技機の前後方向
の寸法をより効果的に短くすることができ、遊技機の設置スペースが増大することをより
効果的に防止できる。
も後方に重なって設けられ、前記回転部材が前記一方向に回転する際に、前記可動部材の
少なくとも一部が重なったまま前記回転部材ととも前記一方向に可動するようにしてもよ
い。
在方向一端部を可動部材で覆うことができる。これにより、面の端部と回転部材の裏面の
直線の端部との接続部が遊技者に見えてしまったり、接続部と可動部材との隙間から回転
役物の内部が遊技者から見えてしまったりすることを防止でき、回転役物の見栄えが悪化
することを防止できる。
29 腰部パネル(装飾パネル)
72A,72B LED基板(発光基板)
200 回転役物
205 目玉部材(回転部材)
205A 円弧面(回転部材の延在方向に沿った面)
206 左目尻部材(可動部材)
207 右目尻部材(可動部材)
218,221 ワイヤ(線状部材,付勢部材)
219,222 コイルスプリング(ばね部材,付勢部材)
220,223 滑車(滑車,付勢部材)
230,231 付勢部材
250 爪痕部(第3の導光部材)
251 左導光パネル(導光パネル,導光部材,第1の導光部材)
252 右導光パネル(導光パネル,導光部材,第2の導光部材)
253 LED(発光素子,第1の発光素子)
254 LED(発光素子,第2の発光素子)
255 LED(発光素子,第3の発光素子)
256,257 穿孔
256A、257A 湾曲面(反射面)
271 装飾カバー(カバー部材)
271B 貫通孔(孔)
272 導光レンズ(導光部材)
272A 凸部
272b 周面(凸部の周面)
272c 頂面(凸部の頂面)
274 LED(発光素子)
276 集光部材
276A 集光部
W1 照射領域
W2,W3 非照射領域
従来のパチスロ機等の遊技機にあっては、腰部パネルが平面形状をしているので、照明部は、腰部パネルの背面側から腰部パネルに向かって1方向を照明すればよい。しかしながら、平面形状を有する腰部パネルは、単調な平面形状であり、腰部パネルの背面側から1方向に照明するだけでは、遊技機の個性を際立たせることができない。
腰部パネルの表面を立体的な凹凸形状にして遊技機の個性を際立たせることも考えられるが、凹凸部に対して1方向から照明するだけでは腰部パネル全体を均一な照度で照明することができないおそれがある。
仮に、腰部パネル全体を均一な照度で照明するために、腰部パネルの凹凸形状を複数ブロックに分けてブロック毎に照明部を設けることも考えられるが、ブロック毎に照明部を設ける分だけ、照明部の部品点数の増加、照明部の取付け作業の作業性の低下等が生じてしまい、好ましくない。
また、表面に凹凸を有する立体構造に対し、三次元的に光を照射することができ、凹凸を有する立体構造を均一な照度で照明することができる。このため、特徴的な立体構造を備えた遊技機を提供することができ、遊技機の個性を際立たせることができる。
Claims (1)
- 回転役物を有する遊技機であって、
前記回転役物は、
延在方向に沿った面を有する回転可能な回転部材と、
前記回転部材の延在方向一端部に係合可能に設けられ、前記回転部材が一方向に回転す
るのに連動して前記回転部材に係合することで、前記回転部材とともに前記一方向に可動
する可動部材と、
前記可動部材を回転方向の他方向に付勢する付勢部材とを備え、
前記付勢部材は、一端部が前記可動部材に取付けられるとともに他端部がばね部材に取
付けられた線状部材と、前記線状部材に摺接し、前記ばね部材が前記回転部材の延在方向
一端部に対して側方に位置するように前記線状部材を屈曲させる滑車とを備えたことを特
徴とする遊技機。
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- 2019-06-26 JP JP2019118758A patent/JP2019193838A/ja active Pending
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