JP2002360799A - 遊技機部品 - Google Patents
遊技機部品Info
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Abstract
の点灯時と消灯時とで色を変化させ、装飾効果を高め
る。 【解決手段】 レンズ部66は透光性のプラスチックで
着色用の顔料とは別に蛍光体が練り込まれている。凹部
62は、内壁67、平坦面69及び傾斜面70からな
り、紫外線LED65を収容している。紫外線LED6
5からの光は光軸Cを中心として円錐状に広がり、L1
〜L4、L5のように多方向に散乱されてレンズ部66
に達する。レンズ部66に入射した紫外線はここで蛍光
体に吸収され、紫外線を吸収した蛍光体は蛍光を発す
る。紫外線LED65の点灯、消灯に応じて色の変化を
楽しめる。
Description
に属する。
ロットマシン等の遊技機には、装飾用や報知用にさまざ
まな電飾装置が装着されており、また遊技に関わる部品
例えば入賞装置にも電飾機能を持つものがある。
源(例えばLED)と、その発光源からの光が照射され
るレンズ部とを備えている。レンズ部には発光源からの
光を透過させる際に散乱させるためのローレット等の凹
凸が設けられていることが多い。
り、発光源が電球や蛍光管あるいは白色LEDなどであ
れば透過光はレンズ部の色に近い色となる。白色以外の
LEDを用いる場合には、その発行色にレンズ部の色を
合わせるのが普通である。
るレンズ部の色は、発光源が消灯されているときにはレ
ンズ部の元々の色であり、発光源を点灯した場合にはレ
ンズ部が明るくなるだけで色合い自体は消灯時と大差が
なかった。
いて、例えば発光源の点灯時と消灯時とで色を変化させ
ることにより、装飾効果を高めることを目的としてい
る。
題を解決するための請求項1記載の遊技機部品は、発光
源と、該発光源からの光が照射されるレンズ部とを備え
る遊技機部品において、前記発光源となる紫外線LED
を備えて、前記レンズ部に蛍光体が用いられていること
を特徴とする。
ズ部に蛍光体を用いると、紫外線LEDの点灯時にはレ
ンズ部に担持されている蛍光体が蛍光を発するから、レ
ンズ部の色は蛍光の影響を受けた色となる。例えば発光
源として紫外線LEDだけを使用すれば、その点灯時に
はレンズ部の色は蛍光の色となる。紫外線LEDと他の
発光源(例えばLED)を共用すれば、両者の点灯時に
は合成色となり、一方だけを点灯すれば点灯した方に由
来する色合いになる。
る物質であればよいが、蛍光とともに燐光を発する物質
でもよい。また、請求項2記載の蓄光蛍光体でもよい。
蛍光体は様々なものが公知でありいずれも使用できる。
いくつか例示すると、無機蛍光体としては、赤色発光す
るイットリウム系無機蛍光体(Y2O3:Eu、Y2O
2S:Eu)、緑色発光する亜鉛系蛍光体(ZnS:C
u、Zn2GeO2:Mn)、青色発光するストロンチウ
ム系蛍光体(Sr2P2O7:Eu、Sr5(PO4)3C
l:Eu)等がある。
式(1)、(2)で示されるものがある。
ウムから選ばれる1種以上の金属元素、Xはユーロピウ
ム、セリウム、ランタン、テルビウム、ジスプロシウ
ム、ツリウムから選ばれる1種以上の元素である。賦活
剤としての元素(X)は、ユーロピウム、セリウム、ラ
ンタン、テルビウム、ジスプロシウム、ツリウムから選
ばれる1種以上で、複数種類を使用する場合の各元素の
比率は特に限定されない。また、金属元素(Me)に対
するこれら元素(X)の比率も特に限定されない。な
お、一般式(1)の蓄光性蛍光体は持続性に優れ、一般
式(2)の蓄光性蛍光体は初期輝度が高い特性がある。
とも混合して用いることも可能である。また、複数層に
重ねたり、エリア分けすることも可能である。発光色の
異なる蛍光体または蓄光蛍光体を混合すれば、その配合
比に応じた発色を得ることができる。複数層に重ねても
同様の効果がある。レンズ部を例えば左右でエリア分け
して、それぞれ発光色が異なる蛍光体または蓄光蛍光体
を使用すれば、エリア毎に発光色を異ならせることがで
きる。あるいは、蓄光蛍光体と蓄光性を持たない蛍光体
とを混合または積層使用すれば、紫外線LEDの点灯時
と消灯後とで発光色を変化させることができる。また、
初期輝度が高い蓄光性蛍光体と持続性に優れる蓄光蛍光
体とを混合または積層使用すれば、紫外線LEDの消灯
後に経時的に色を変化させることができる。
状には特に限定はなく、印刷、塗装、コーティング、練
り込み、シール等が例示される。レンズ部は例えばロー
レットが設けられたり、曲面形状にされることが多いの
で、請求項4記載のようにレンズ部を形成する合成樹脂
に蛍光体を練り込んだり、請求項5記載のように、蛍光
体を担持するシールをレンズ部に貼着するとよい。蛍光
体をシールに担持するには、シールを形成する基材(合
成樹脂)に蛍光体を練り込んだり、表面に印刷や塗布す
ればよい。蛍光体を複数層に重ねる場合には、蛍光体を
担持したフィルム(シール)を積層すればよい。
く、例えば請求項7記載の弾球遊技機の入賞装置、請求
項8記載の弾球遊技機の電飾装置として使用することが
できる。入賞装置としては、いわゆるチャッカ、チュー
リップ式の変動入賞装置、大入賞装置(いわゆるアタッ
カーや羽根もの等)が例示される。弾球遊技機の電飾装
置としては、ランプ風車、サイドランプ、コーナーラン
プ、大当たりランプ等が例示される。
を消灯した後も蛍光を発生させるので、紫外線LEDを
例えば定期的に設定時間点灯しては消灯する構成が可能
になる。蓄光蛍光体を励起するための紫外線の照射時間
は蓄光蛍光体の種類により一定ではないが、比較的短時
間(例えば数秒〜数十秒)で十分である。また、残光の
持続時間も蓄光蛍光体の種類により一定ではないが、励
起のための照射時間よりは格段に長い。
点灯してそれよりも格段に長い時間は消灯させればよ
い。紫外線LEDの点灯時間が短くて済むから消費電力
も少なくて済み、省エネとなる。電飾効果を得るために
は継続して点灯しなければならない通常のLEDや電球
に比べれば、遊技機の消費電力が格段に低下し、省エネ
効果はきわめて優れている。
は蛍光体に吸収されるので遊技者に達する紫外線は少な
い。しかし、遊技者に達する紫外線をできる限り少なく
する方が良いのは当然である。請求項3の構成はそれを
可能にする。請求項3記載の遊技機部品は、請求項1ま
たは2記載の遊技機部品において、前記紫外線LED
を、その光軸が前記レンズ部を直射しない姿勢で配し
て、前記紫外線LEDからの光を前記レンズ部に向けて
反射する反射部を設けたことを特徴とする。
度が高い部分(光量が多い部分)がレンズ部を直射せ
ず、紫外線LEDからの光は反射部によって反射されて
からレンズ部に達するから、レンズ部に当たる紫外線密
度が平均化されている。つまり、紫外線LEDの光軸部
分がレンズ部を直射したときのような紫外線の密度が高
いスポットができることはないので、紫外線の大部分は
蛍光体によって吸収され、レンズ部を透過して遊技者側
に達する紫外線量はきわめて少なくなる。
好にするには、反射部において散乱反射させるとよい。
具体的には、例えば反射部の表面に白色顔料を印刷した
り、白色顔料を反射部となる透明な樹脂の内部に分散さ
せたり、反射部の表面を粗面とする等で、紫外線の反射
方向をランダムにさせるとよい。
を反射部として利用すれば簡便であるが、上記のような
散乱反射をもたらす反射板を別途設けてもよい。紫外線
LEDの背後のレンズ部と対面する部分を反射部とする
際に、この部分を紫外線LEDの光軸との間の角度が鋭
角になる傾斜面にするとよい。そうすると、光軸に沿っ
て進行してきた紫外線を傾斜面で散乱させて効率よくレ
ンズ面に向かわせることができる。なお、傾斜面は平面
に限るものではなく、曲面であっても、或いは平面と曲
面の組合せなどでも構わない。
側に達するのを防止するには、レンズ部の表面に紫外線
カットコーティングを施したり、紫外線カット能力を持
つフィルムなどを貼るとよい。
の実施の形態を説明する。
機に装備されるチャッカ(入賞装置)に本発明を適用し
た例である。図1及び図2に示すように、入賞装置10
は、いずれもプラスチックで成形された球受体11、レ
ンズ体12、ベース体13及び背板14と基板15、紫
外線LED17等から構成されている。球受体11は顔
料にて着色されている。また、レンズ体12も透光性で
あり顔料にて着色され、表面にはSrAl2O4:Eu蓄
光性蛍光体(緑発光)が塗着されている。蓄光性蛍光体
の粒径は約20μmで、これを透明なクリア(接着剤)
と混合して塗着したものであり、塗膜の厚さは約0.1
mmであるが、顔料による色はほとんど隠さない。そし
て、蓄光性蛍光体の塗着層の上に透明な紫外線カットコ
ーティングが施されている。つまり、図6に模式的に示
すように、紫外線カットコーティング層、蛍光体層、透
光性プラスチックの3層構造になっている。
ここから流入(入賞)した遊技球は、ベース体13に設
けられた樋部13aにて遊技盤(図示省略)の背面側に
誘導される。球受体11はベース体13の基板部13b
に挿通されたビスにてベース体13に固定されている。
また、レンズ体12は球受体11の下側に垂れ下がる腕
部11bにて抱え込まれるようにして、球受体11とベ
ース体13の間に保持されている。
に位置するベース体13の基板部13bには貫通穴13
cが設けられている。ベース体13には、樋部13aに
沿った一対のボス13dが設けられており、基板15は
ボス13dと背板14とで挟まれて、背板14からボス
13dに達するビスにてビス止めされて懸垂されてい
る。
ン(図示は省略)が基板15にはんだ付けされて保持さ
れ、紫外線LED17の先端部分は貫通穴13cに挿入
されている。紫外線LED17が点灯される前は、レン
ズ体12は着色顔料による色に見えている。紫外線LE
D17が点灯されると、その紫外線によってレンズ体1
2の蓄光性蛍光体が励起されて発光し、レンズ体12は
緑色に見える。そして、適宜の時間後に紫外線LED1
7を消灯しても蓄光性蛍光体は発光を継続する。SrA
l2O4:Eu蓄光性蛍光体は初期輝度が高いが残光時間
は比較的短いタイプであるので、やがて発光を終える。
ただし、この残光時間は紫外線LED17の照射時間に
比べれば格段に長い。
だけ点灯してそれよりも格段に長い時間は消灯させれば
よい。紫外線LED17の点灯時間が短くて済むから消
費電力も少なくて済み、省エネとなる。電飾効果を得る
ためには継続して点灯しなければならない通常のLED
や電球に比べれば、遊技機の消費電力が格段に低下し、
省エネ効果はきわめて優れている。
はレンズ体12に担持されている蓄光蛍光体が蛍光を発
し、また紫外線LED17の消灯後もしばらくは残光発
光するから、レンズ体12の色を着色顔料による色と蛍
光による色とに変化させることができる。
Sr4Al14O25:Eu,Dy蓄光性蛍光体(青発光)
を、初期輝度が高く残光時間が短い蓄光蛍光体例えば上
記のSrAl2O4:Eu蓄光性蛍光体(緑発光)と混用
すれば、残光初期には緑発光が勝り後期には青発光が勝
るので、紫外線LED17の消灯後における色変化も可
能となる。
より紫外線が遊技者側に放射されるのが防止されてい
る。
機に装備されるランプ風車に本発明を適用した例であ
る。図3及び図4に示すように、ランプ風車20におい
ては、いずれも透光性プラスチックの第1レンズ体25
と第2レンズ体26とをはめ合わせて、レンズ部に該当
する回転体27が形成されている。なお、両レンズ体2
5、26は透光性であり顔料にて着色されている。そし
て、第1レンズ体25の表面には青色発光するストロン
チウム系蛍光体(例えばSr2P2O7:Eu、Sr5(P
O4)3Cl:Eu)が、第2レンズ体26の表面には赤
色発光するイットリウム系無機蛍光体(例えばY2O3:
Eu、Y2O2S:Eu)がそれぞれ塗着され、その上に
透明な紫外線カットコーティングされている。つまり、
顔料による色や蛍光体の種類は異なるものの、層構造と
しては実施例1のレンズ体12と同様(図6参照)であ
る。
の軸孔25a及び第2レンズ体26の軸孔26a)を回
転軸28が貫通しており、回転体27は回転軸28を中
心として回転自在である。なお、第1レンズ体25と第
2レンズ体26とが互いに嵌合状態になっているので、
第1レンズ体25と第2レンズ体26とは共回りする。
29の軸受29aに保持されている。また、回転体27
に回転軸28を挿通した後で、第1レンズ体25の軸孔
25aは軸カバー30によって覆われている。ベース体
29は板状の基板部29bを備えており、基板部29b
の中心には前述の軸受29aが設けられ、その左右には
一対の投光孔29cが設けられている。
筒部分が延長されており、その上下にはボス29e、2
9fが連設されている。そして、ボス29fの先端突起
を嵌合され、ボス29eにビス止めされて、ベース体2
9に基板31が取付けられている。
せる中心孔31cが設けられている。そして、中心孔3
1cを挟むようにして一対の紫外線LED32が配され
ており、それらの端子ピン(図示略)が基板31にはん
だ付けされている。紫外線LED32の先端は投光孔2
9cに対面しており、紫外線LED32から放射される
紫外線は投光孔29cを通って回転体27に到達でき
る。
体27は着色顔料による色に見えている。紫外線LED
32が点灯されると、その紫外線によって第1レンズ体
25及び第2レンズ体26の蛍光体が発光するので、第
1レンズ体25は青色に、第2レンズ体26は赤色に見
える。紫外線LED32を消灯すれば回転体27は着色
顔料による色に戻る。このように、紫外線LED32の
消灯時と点灯時とで回転体27の色を変化させることが
できる。
紫外線LED32の消灯後もしばらくは残光発光による
効果を得ることができる。また、2つの紫外線LED3
2の一方を通常のLEDに置き換えることも可能で、こ
の場合には回転体27の例えば左半部を蛍光発光による
色とし、右半部をLEDに由来する透過光の色とするこ
とができる。このようにして回転体27の回転に伴う色
変化を楽しませるには、蓄光性を持たない蛍光体が適し
ている。
外線カットコーティング層でも吸収されるので、遊技者
の目に到達する紫外線はほとんどない。
向けない構成の例であり、遊技盤に取り付けられるサイ
ドランプや前枠などに設置される電飾に適している。図
5に示すように、電飾装置60は例えば前枠61に設け
られた凹部62、その内部に収容された紫外線LED6
5、凹部62に蓋をする状態で取り付けられたレンズ部
66等にて構成されている。
白色顔料)で着色されたプラスチック(例えばポリカー
ボネート)であり、凹部62も同材料である。また、レ
ンズ部66は顔料で着色された透光性のプラスチック製
で、表面には上述のような蛍光体または蓄光蛍光体の層
が設けられており、蛍光体層の表面には透明な紫外線カ
ットコーティングが施されている。顔料による色や蛍光
体の種類は異なるものの、層構造としては実施例1のレ
ンズ体12と同様(図6参照)である。
接着されている内壁67とレンズ部66に対面する底部
68とからなっている。紫外線LED65は内壁67の
背後に配されたプリント基板64に端子ピンをはんだ付
けされており、図示しない配線により紫外線LED65
に電力を供給可能である。
の平坦面69と紫外線LED65から遠い側の傾斜面7
0とから構成されている。設計上は、平坦面69は紫外
線LED65の光軸Cと平行で、傾斜面70と光軸Cと
の間の角度は30度である。紫外線LED65が点灯さ
れると、紫外線LED65からの光は光軸Cを中心とし
て円錐状に広がる。ただし、光量は光軸C付近が多くそ
れから離れるに従って少なくなる。
に近い部分の光L1は平坦面69に入射する。その平坦
面69が明色系の顔料を含むプラスチックであるので、
その顔料の微粉末の働きにより、入射した光は散乱反射
されおおむねはレンズ部66に向かい、一部は傾斜面7
0に向かうこともある。
寄りの光L2や光軸C付近の光L3は傾斜面70に当た
る。また、平坦面69によって反射されてから傾斜面7
0に当たる光もある。いずれにしても、傾斜面70に当
たった光は、ここでも散乱反射されてレンズ部66に向
かう。
たらずに、紫外線LED65の反対側の内壁67に当た
る光L4は、やはり散乱反射されてレンズ部66に向か
ったり、紫外線LED65側の内壁67などに向かうも
のがある。なお、図5においては光L1、L2、L3、
L4が一点で多方向に散乱されるように示しているが、
これは説明を簡明にするためであり、実際にはわずかな
入射位置及び入射角の違いによって反射方向が様々に異
なり、その結果として散乱反射となる。
70に向かわずに、直接レンズ部66に向かう光L5も
ある。このように、紫外線LED65からでた光は、内
壁67、平坦面69、傾斜面70にて散乱反射されてま
たは直接レンズ部66に向かう。また、内壁67、平坦
面69、傾斜面70にて散乱反射されてからレンズ部6
6に向かわずに、再び内壁67等で反射される光もある
が、そうしたものもいずれはレンズ部66に向かう。つ
まり、紫外線LED65から放射された光のほとんどが
レンズ部66に向かう。
る際に蛍光体に吸収され、紫外線を吸収した蛍光体は蛍
光を発する。このように、紫外線LED65から放射さ
れた光がきわめて効率よくレンズ部66に向けられる。
紫外線LED65から出た光の多くが直接レンズ部66
には向かわずに、凹部62の内部で散乱反射されてから
レンズ部66に達している。つまり、紫外線LED65
から出た光がランダムな方向から、しかも混ざり合った
状態でレンズ部66に達している。このため、紫外線L
ED65の光軸Cをレンズ部66に垂直方向にして配置
する場合のように、レンズ部66に光のスポットが生じ
ることはなく、レンズ部66をほぼ均等に照射できる。
したがって、レンズ部66全体をほぼ均等な強さで発光
させることができ、明暗のむらも生じない。
部66を直射しない姿勢で配して、紫外線LED65か
らの光を凹部62の内部で散乱反射させてからレンズ部
66に至らせるので、レンズ部66に当たる紫外線密度
が平均化されている。紫外線LED65の光軸部分がレ
ンズ部66を直射したときのような紫外線の密度が高い
スポットができることはないので、紫外線の大部分は蛍
光体によって吸収され、レンズ部66を透過して遊技者
側に達する紫外線量はきわめて少なくなる。また紫外線
カットコーティング層があるので、遊技者の目に到達す
る紫外線はほとんどない。
1、2と同様に紫外線LED65の点灯、消灯に応じて
色の変化を楽しめる。なお、実施例3では電飾装置13
を前枠6に組み込む構造(前枠6が電飾装置13の一部
を兼ねる構造)としているが、凹部62に該当する部分
をケーシングとして電飾装置13を独立の部品とするこ
ともできる。そして、そのように独立の部品とした構造
は、例えば遊技盤の左右部分に装備されるサイドランプ
等に適用できる。
取付穴を設けておいて、上記のように独立の部品とした
構造の電飾を取付穴に埋め込み装着することも可能であ
る。この構造はケーシングと枠類との材質が異なる場合
(例えば木製の枠類)にも適用できる。
チャッカなどに比べれば大型であるから、複数の紫外線
LEDを使用した方が良好な場合もある。その場合、複
数の紫外線LEDを同じ向きにして並置してもよいし、
対面する方向に配置してもよい。複数の紫外線LEDを
対面配置する場合には、それぞれに対して傾斜面70を
設ける(一対の傾斜面70を背中合わせに配して山状に
する)とよい。
を混用することも可能で、この場合には紫外線LEDに
よる蛍光発光と通常のLEDに由来する透過光の色とに
色変化させることができる。この場合、蓄光性を持たな
い蛍光体が適している。以上、実施例に従って、本発明
の実施の形態について説明したが、本発明はこのような
実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもな
い。
(a)は正面図、(b)は(a)のB−B断面図、
(c)は側面図、(d)は下面図である。
(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。
り、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A断面図、
(c)は側面図、(d)は下面図である。
り、(a)は斜視図、(b)は分解斜視図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 発光源と、該発光源からの光が照射され
るレンズ部とを備える遊技機部品において、 前記発光源となる紫外線LEDを備えて、 前記レンズ部に蛍光体が用いられていることを特徴とす
る遊技機部品。 - 【請求項2】 請求項1記載の遊技機部品において、 前記蛍光体は蓄光蛍光体であることを特徴とする遊技機
部品。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の遊技機部品にお
いて、 前記紫外線LEDを、その光軸が前記レンズ部を直射し
ない姿勢で配して、 前記紫外線LEDからの光を前記レンズ部に向けて反射
する反射部を設けたことを特徴とする遊技機部品。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか記載の遊技
機部品において、 前記蛍光体が前記レンズ部を形成する合成樹脂に練り込
まれていることを特徴とする遊技機部品。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれか記載の遊技
機部品において、 前記蛍光体は前記レンズ部に貼着されたシールに含まれ
ていることを特徴とする遊技機部品。 - 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれか記載の遊技
機部品において、 前記蛍光体は前記レンズ部に付着されていることを特徴
とする遊技機部品。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか記載の遊技
機部品において、 前記遊技機部品は弾球遊技機の入賞装置であることを特
徴とする遊技機部品。 - 【請求項8】 請求項1ないし6のいずれか記載の遊技
機部品において、 前記遊技機部品は弾球遊技機の電飾装置であることを特
徴とする遊技機部品。
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