JP2002360650A - マッサージ器 - Google Patents
マッサージ器Info
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- JP2002360650A JP2002360650A JP2001175454A JP2001175454A JP2002360650A JP 2002360650 A JP2002360650 A JP 2002360650A JP 2001175454 A JP2001175454 A JP 2001175454A JP 2001175454 A JP2001175454 A JP 2001175454A JP 2002360650 A JP2002360650 A JP 2002360650A
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Abstract
同時にもみ刺激やローラ刺激を与えることができるマッ
サージ器を提供する。 【解決手段】 モータ14によって回転駆動される1本
の軸11に、二対のもみ輪22,23が非平行で相対し
て取付けらると共に、各対のもみ輪22,23の外側に
それぞれ押圧刺激用の回転ローラが設けられている。回
転ローラは、大小のサブローラ44a,44b、45
a,45bと非自転の突起46,47とにより構成され
る。センタホイール20の両側のもみ輪22,23は軸
方向に変位可能である。各対のもみ輪22,23の間に
はローラ体35,36が配置されている。二対のもみ輪
22,23によるもみ刺激又は2つの回転ローラによる
ローラ刺激を両足に同時に与えることができる。
Description
ーラ刺激(押圧刺激)を両足に同時に与えることができ
るマッサージ器に関する。
な形態〜のものがある。 図15の(a)に示すように、軸100に二対のもみ
輪111,112を設けたもの(実公平6−27145
号)。 図15の(b)に示すように、二対のもみ輪111,
112を設けた軸100と、2つのローラ121,12
2を設けた軸101とを並設したもの(特開平6−54
885号)。 図16の(a)に示すように、軸100に一対のもみ
輪111を設け、その外側にそれぞれローラ121,1
22を設けたもの(特開平11−244350号)。 図16の(b)に示すように、軸100に1つのロー
ラ121を設け、その外側にそれぞれ一対のもみ輪11
1,112を設けたもの(特開2000−229110
号)。
来のマッサージ器では、それぞれ次の問題点がある。
両足に同時にもみ刺激を与えることができるが、ローラ
刺激をすることができない。
もみ刺激とローラ121,122によるローラ刺激を両
足に同時に与えることができるが、軸100,101が
並設されているので、構造が複雑になり、装置が大きく
なる。
両足に同時にローラ刺激を与えることができるが、もみ
輪111が一対だけなので、両足に同時にもみ刺激を与
えることができない。
両足に同時にもみ刺激を与えることができるが、ローラ
121が1つだけなので、両足に同時にローラ刺激を与
えることができない。
なされたものであって、構造の簡素化及び小型化を実現
しつつ両足に同時にもみ刺激やローラ刺激を与えること
ができるマッサージ器を提供することを目的としてい
る。
に、この発明のマッサージ器は、軸を回転駆動する駆動
手段と、軸に非平行で相対して取付けられた一対のもみ
輪とを備えるものにおいて、前記一対のもみ輪を軸に二
対設け、各対のもみ輪の少なくとも外側にそれぞれ押圧
刺激用の回転ローラを設けたことを特徴とする。
に示すと、1本の軸90に二対のもみ輪91,92が設
けられ、その外側にそれぞれ押圧刺激用の回転ローラ9
5,96が設けられている。このため、両足に同時に二
対のもみ輪によるもみ刺激又は2つの回転ローラによる
ローラ刺激を与えることができる。しかも、1本の軸の
みを使用しているので、2本の軸を並設する場合〔図1
5の(b)〕に比べて、簡素な構造で小型のマッサージ
器が実現できる。
隔を調節する機構を備えることで、各人の足の太さに応
じて間隔を調節でき、足の太い・細いにかかわらず一定
強さのもみ刺激を与えることができる。しかも、各対の
もみ輪の間隔を独立して調節できるので、一方の足の太
さにより他方の足の押圧力が影響を受けることはない。
部を備えることとすれば、もみ輪によるもみ刺激中に凸
部により押圧刺激も与えることができ、単調なもみ刺激
が回避され、多様なマッサージが可能となる。
られるが、図16の(a)のようにもみ輪の外側に広幅
のローラを設けると、マッサージ器の幅も広くなってし
まう。そこで、回転ローラは、自転可能な複数個のサブ
ローラを円周状に配列してなるものとすれば、即ち回転
ローラを偏平状とすれば、回転ローラの幅が抑制され、
限られたスペースを有効に活用することができ、マッサ
ージ器の幅も広がらずに済む。
ーラは、自転可能な複数個のサブローラと非自転の複数
個の突起を円周状に組合せて配列してなるものとすれ
ば、サブローラと突起により、より複雑なローラ刺激を
与えることができる。
向の幅を全て同一としたり、反対に軸方向の幅を軸方向
に漸増又は漸減させたり、或いは配列円周からの突出度
合を全て同一にしたり、逆に配列円周からの突出度合を
異ならせたりすることで、いずれも押圧刺激が強弱に変
化し、多様なローラ刺激を実現できる。
は、異種材料からなるものとすれば、もみ輪と回転ロー
ラが回転するとき、もみ輪と回転ローラとの摺動部分が
発音するのを防止でき、動作の静かなマッサージ器を提
供できる。
側から支持する支持板を有するものである場合、支持板
は、もみ輪が支持板の外周に乗り上げるのを防止する突
起を有するものとすれば、もみ輪の回転動作中に乗り上
げによる発音や動作不良を防止でき、安全性も確保でき
る。
明を更に詳細に説明する。
斜視図を図1に、その内部構造を示す透視斜視図を図2
に示す。このマッサージ器は、本体ケース1と、この本
体ケース1に内蔵されたマッサージ機構10と、マッサ
ージ機構10を覆うカバー2とを備える。本体ケース1
には、電源ON/OFF、もみ刺激・ローラ刺激の強弱
(回転速さ)等を調整する操作部3と、このマッサージ
器を持ち運ぶための把手4と、マッサージ時に両足を載
せる足載せ部5が設けられている。
図3〜図13を参照して説明する。図3はその平面図、
図4は断面図、図5及び図6は拡大平面図、図7及び図
8は拡大断面図、図9〜図13は分解斜視図をそれぞれ
示す。
1の一端部には軸受12が取付けられ、他端部にはモー
タ(駆動手段)14が歯車ケース16を介して連結され
ている。モータ14と歯車ケース16は一体化されてお
り、歯車ケース16の外側の軸11部分に設けられたC
リング85により位置決めされる。歯車ケース16は、
軸11の他端部を支持する軸受17や、軸11に固定さ
れてモータ14の回転軸に歯合する歯車18を有する。
軸11は、軸受12,17により回転可能に支持され
る。従って、モータ14の回転は歯車18を介して軸1
1に伝わり、軸11は軸受12,17により支持されつ
つ回転する。
0が取付けられ、センタホイール20はCリング80に
より位置決めされている。このセンタホイール20の両
側にそれぞれ一対のもみ輪22,23が設けられてい
る。各対のもみ輪22,23は、それぞれ非平行で相対
して軸11に取付けられている。ここでは、もみ輪2
2,23は、内側に多数個の凸部22a,23aを有す
る。
(センタホイール20の両側)のもみ輪22,23は、
当該もみ輪をそれぞれ裏側から支持する支持板としての
内側のディスク25,26を有し、各もみ輪22,23
とディスク25,26とは、それぞれネジ28,29で
一体に取付けられ、軸方向に変位可能である。内側のも
み輪22,23は、軸11のキー溝11aに嵌入された
キー81により軸11に固定され、軸11と一体に回転
し、また軸11のピン挿通孔11bに挿通されたスプリ
ングピン82により軸方向外側への移動が制限される。
23との間の軸11部分にはスプリング32,33が嵌
挿されている。スプリング32,33の内端部はセンタ
ホイール20に係合し、外端部はディスク25,26を
通ってもみ輪22,23に係合している。これにより、
スプリング32,33は、内側のもみ輪22,23をそ
れぞれ軸方向外側に常時付勢している。但し、図7で
は、スプリング33は圧縮状態に示されている。このス
プリング32,33が伸縮することにより、内側のもみ
輪22,23は軸方向に変位し、各対のもみ輪22,2
3の間隔を各々調節することができる。
分には、それぞれローラ体35,36が設けられてい
る。ローラ体35,36は、それぞれ押圧刺激用の凸部
として大小のローラ35a,35b、36a,36bを
有する。この大小のローラ35a,35b、36a,3
6bは、各対のもみ輪22,23の間に位置する。
のもみ輪22,23は、軸11のキー溝11cに嵌入さ
れたキー83により軸11に固定され、軸11と一体に
回転する。この外側のもみ輪22,23も、内側のもみ
輪と同様に、当該もみ輪をそれぞれ裏側から支持する支
持板としての外側のディスク25,26を有する。更
に、外側のディスク25,26の外側の軸11部分には
エンドプレート41,42が設けられている。このエン
ドプレート41,42も、キー83により軸11に固定
されている。外側のもみ輪22,23、外側のディスク
25,26及びエンドプレート41,42は、それぞれ
ネジ28,29で一体に取付けられ、軸11と一体に回
転する。また、エンドプレート41,42は、その外側
の軸11部分に設けられたCリング84により位置決め
されている。
プレート41,42との間には、押圧刺激用の回転ロー
ラとして、自転可能な複数個の大小のサブローラ44
a,44b、45a,45bと非自転の複数個の突起4
6,47が円周状に組合せて配列されている。ここで
は、サブローラ44a,44b、45a,45b及び突
起46,47は、それらの軸方向の幅が全て同一に設定
されている。突起46,47は、ディスク25,26と
エンドプレート41,42との間隔を一定に保つスペー
サとして作用するだけでなく、ディスク25,26とエ
ンドプレート41,42との間隙から突出することで、
大小のサブローラ44a,44b、45a,45bと同
様に押圧刺激用としても作用する。
み輪22,23がディスク25,26の外周に乗り上げ
るのを防止する突起25a,26aを有する。特に、各
対のもみ輪22,23の間隔が狭くなる箇所では、回転
動作中にもみ輪22,23が施療部位(足)からの反作
用を受け易いので、それに対応するディスク25,26
の部分に複数個の突起25a,26aが設けられてい
る。
回転動作中に各部品が摺動するときの発音を防止するた
めに、互いに摺動する可能性のある部品は異種材料(例
えば合成樹脂)で構成されている。ここでは、例えば主
要部品として、センタホイール20、その両側の内側の
ディスク25,26、及び内側のもみ輪22,23の3
部品、並びに外側のもみ輪22,23、外側のディスク
25,26、及びエンドプレート41,42の3部品に
ついては、隣接同士の部品が異なる樹脂からなる。例え
ばPOM(ポリアセタール樹脂)とABS(アクリロニ
トリルブタジエンスチレン)及びナイロン樹脂とを組合
せ、隣接同士の部品が同じ樹脂からならないように構成
されている。
は、1本の軸11に二対のもみ輪22,23が設けら
れ、各対のもみ輪22,23の外側にそれぞれ押圧刺激
用の回転ローラ(大小のサブローラ44a,44b、4
5a,45b及び突起46,47)が設けられているの
で、もみ刺激又はローラ刺激をそれぞれ両足に同時に与
えることができる。しかも、回転ローラはもみ輪22,
23の外側のスペースを有効に活用している上に、回転
ローラの軸方向幅も狭いので、1本の軸11に二対のも
み輪22,23と2つの回転ローラを設けても、マッサ
ージ器全体としては幅が広くならずに済む。勿論、1本
の軸11だけなので、構造も簡素化でき、小型化が達成
される。
は、カバー2で覆われたマッサージ機構10上に足載せ
部5から両足(ふくらはぎ、太股等)を載せる。各対の
もみ輪22,23によるもみ刺激を受ける場合は、カバ
ー2の中央部の両側に施療部位を載せ、回転ローラ(大
小のサブローラ44a,44b、45a,45b及び突
起46,47)によるローラ刺激を受ける場合は、カバ
ー2の両端部に施療部位を載せる。
2,23の間隔が大小に変化し、それによりもみマッサ
ージが行われる。このとき、ローラ体35,36が押圧
刺激用の大小のローラ35a,35b、36a,36b
を有するので、もみ輪22,23によるもみ刺激だけで
なく、それらのローラによる押圧刺激も加わり、マッサ
ージの単調さが回避され、多様なもみ刺激が施療部位に
施される。
の大小のサブローラ44a,44b、45a,45b及
び突起46,47により強弱の押圧刺激が施療部位に与
えられる。ここでは、回転ローラが3種類の部品で構成
されているので、それに応じて押圧力も変化し、複雑な
ローラ刺激が施療部位に施される。
れるとき、他人は勿論のこと当人でも左右の足の太さが
幾分異なることもある。このような場合でも、内側のも
み輪22,23は、スプリング32,33により外側に
付勢されているだけで軸方向に変位可能であるので、足
の太さに容易に追随し、各対のもみ輪22,23の間隔
が足の太さに応じて調整される。その上、内側のもみ輪
22,23は各々独立して変位可能であるので、一体に
変位可能である場合に起こり得る、一方のもみ輪の間隔
が狭くなると、他方の間隔が広くなるという問題がな
く、片方の足の太さにかかわらず、もう片方の足への押
圧力は影響を受けない。
の反作用の力でもみ輪22,23がそれぞれ対応のディ
スク25,26の外周に乗り上げようとするが、ディス
ク25,26に乗り上げ防止用の突起25a,26aが
設けられているので、もみ輪22,23がディスク2
5,26の外周に乗り上げることはない。
であり、種々の変更が可能である。例えば回転ローラ
は、大小のサブローラ44a,44b、45a,45b
及び突起46,47の3種類の部品で構成されている
が、突起46,47は押圧刺激用としては無くてもよ
い。また、サブローラと突起は、それらの軸方向の幅が
全て同一に設定されているが、軸方向の幅が軸方向に漸
増又は漸減していてもよい。或いは、サブローラと突起
は、それらの配列円周からの突出度合が全て同一でも、
又は異なっていても構わない。即ち、回転ローラの構成
部品の種類、その軸方向幅や突出度合を種々に変更した
り組合せたりすることで、多様なローラ刺激を実現でき
る。
回転ローラは各対のもみ輪22,23の外側に設けられ
ているが、これに加えて、もみ輪22ともみ輪23との
間にも設けても構わない。これには、例えば上記実施形
態ではエンドプレート20にも回転ローラを設けてもよ
い。
ジ器によれば、1本の軸に二対のもみ輪が設けられ、そ
の少なくとも外側にそれぞれ押圧刺激用の回転ローラが
設けられているため、両足に同時に二対のもみ輪による
もみ刺激又は2つの回転ローラによるローラ刺激を与え
ることができる。しかも、1本の軸のみを使用している
ので、簡素な構造で小型のマッサージ器が実現できる。
ある。
ある。
の平面図である。
る。
る。
る。
る。
る。
模式図である。
示す模式図(a)、及び別の従来例に係るマッサージ器
の形態を概略的に示す模式図(b)である。
概略的に示す模式図(a)、及び更に別の従来例に係る
マッサージ器の形態を概略的に示す模式図(b)であ
る。
Claims (11)
- 【請求項1】軸を回転駆動する駆動手段と、軸に非平行
で相対して取付けられた一対のもみ輪とを備えるマッサ
ージ器において、 前記一対のもみ輪を軸に二対設け、各対のもみ輪の少な
くとも外側にそれぞれ押圧刺激用の回転ローラを設けた
ことを特徴とするマッサージ器。 - 【請求項2】前記各対のもみ輪の間隔を調節する機構を
備えることを特徴とする請求項1記載のマッサージ器。 - 【請求項3】前記各対のもみ輪の間に押圧刺激用の凸部
を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
マッサージ器。 - 【請求項4】前記回転ローラは、自転可能な複数個のサ
ブローラを円周状に配列してなることを特徴とする請求
項1、請求項2又は請求項3記載のマッサージ器。 - 【請求項5】前記回転ローラは、自転可能な複数個のサ
ブローラと非自転の複数個の突起を円周状に組合せて配
列してなることを特徴とする請求項1、請求項2又は請
求項3記載のマッサージ器。 - 【請求項6】前記サブローラと突起は、それらの軸方向
の幅が全て同一であることを特徴とする請求項5記載の
マッサージ器。 - 【請求項7】前記サブローラと突起は、それらの軸方向
の幅が軸方向に漸増又は漸減していることを特徴とする
請求項5記載のマッサージ器。 - 【請求項8】前記サブローラと突起は、それらの配列円
周からの突出度合が全て同一であることを特徴とする請
求項5、請求項6又は請求項7記載のマッサージ器。 - 【請求項9】前記サブローラと突起は、それらの配列円
周からの突出度合が異なることを特徴とする請求項5、
請求項6又は請求項7記載のマッサージ器。 - 【請求項10】前記各対のもみ輪と対応の回転ローラ
は、異種材料からなることを特徴とする請求項1、請求
項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求
項7、請求項8又は請求項9記載のマッサージ器。 - 【請求項11】前記各対のもみ輪は、当該もみ輪を裏側
から支持する支持板を有し、この支持板は、もみ輪が支
持板の外周に乗り上げるのを防止する突起を有すること
を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項
4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項
9又は請求項10記載のマッサージ器。
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2002
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