JP2002358974A - 固体高分子型燃料電池のセパレータ及びその製造方法 - Google Patents

固体高分子型燃料電池のセパレータ及びその製造方法

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JP2002358974A JP2002071361A JP2002071361A JP2002358974A JP 2002358974 A JP2002358974 A JP 2002358974A JP 2002071361 A JP2002071361 A JP 2002071361A JP 2002071361 A JP2002071361 A JP 2002071361A JP 2002358974 A JP2002358974 A JP 2002358974A
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雅宏 清藤
Tatsuya Tonoki
達也 外木
Tsutomu Yamanaka
務 山中
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】良好な加工性を有すると共に、その導電性及び
耐食性を確実に維持向上させることができる固体高分子
型燃料電池のセパレータ及びその製造方法を提供する。 【解決手段】導電性の高い鉄、銅、アルミニウム、マグ
ネシウム又はこれらの合金の表面に、耐食性の優れたチ
タン又はチタン合金を、圧延又は押出しによる塑性加工
により被覆してクラッド材を形成し、このクラッド材の
少なくとも一方の表面にカーボン系の材料を被覆してな
る固体高分子型燃料電池のセパレータを用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体高分子電解質
を用いた固体高分子型燃料電池のセパレータ及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】固体高分子電解質を用いた従来の燃料電
池は、例えば、図5(a)に示すように、固体高分子電
解質膜50を挟んでその両側に、夫々白金等の触媒層を
固体高分子膜50側に一体に設けた2つの電極膜(アノ
ード側電極膜51とカソード側電極膜52)を配置して
構成されている。57は、固体高分子電解質膜50とそ
の両側に配置されたアノード側電極膜51及びカソード
側電極膜52の夫々の周囲をシールするシール材であ
る。54は、アノード側電極膜51に当接され、アノー
ド側電極膜51との間に水素ガス等のアノードガス用溝
53を形成したアノード側セパレータ、56は、カソー
ド側電極膜52に当接され、カソード側電極膜52との
間に酸素ガス等のカソードガス用溝55を形成したカソ
ード側セパレータである。これらセパレータ54、56
は、いずれも材質としてはガス不透過性及び導電性を有
する必要があり、一般にはカーボン板を加工して作られ
る。このような燃料電池セル58の反応のメカニズムと
しては、アノード側電極膜51では、アノードガス用溝
53を通して外部から供給された水素ガスが、電極膜5
1内のガス拡散層を通過して反応帯域近くに達し、触媒
に吸収されて活性な水素原子になる。この水素原子は、
次式のように電解質中の水酸イオンと反応して水とな
り、その際2個の電子を電極膜51を経由して外部回路
を通じて他方の電極側に送る。
【0003】H2 +2OH- → 2H2O+2e- 一方、カソード側電極膜52では、触媒の存在のもと
で、上記電極膜51側から2個の電子を受け取り、カソ
ードガス用溝55を通して外部から供給された酸素分子
が、電解質からの水と反応して、水酸イオンを生成す
る。
【0004】1/2O2+H2 O → 2OH- このカソード側電極膜52で生成した水酸イオンは、電
解質中を移動してアノード側電極膜51に達し、全体と
して電気的な回路を形成する。したがって、燃料電池全
体の反応は、 H2+1/2O2 → 2H2O となり、燃料ガス中の水素と空気中の酸素が反応し水が
生成する反応となる。
【0005】実際の燃料電池としては、図6に示すよう
な積層構造の燃料電池スタック60が採用される。この
燃料電池スタック60の構造は、図5(a)に示すよう
な板状の燃料電池セルを多数枚積層し、これに水素ガス
や酸素ガスの燃料ガスを供給するための配管を設けたも
のである。その配管として、図6中、61は、アノード
ガス導入管、62は、アノードガス排出管、63は、カ
ソードガス導入管、64は、カソードガス排出管であ
る。
【0006】また、この燃料電池スタック60において
は、使用されるセパレータとしては、図5に示すような
アノード側セパレータ54とカソード側セパレータ56
を表裏一体に備えた、積層化に適した構造のものが一般
に使用される。その具体的な構造は、図7及び図8に示
される通りであり、図8は図7のA−A断面図、図7
(a)は図8の左側面図、図7(b)は図8の右側面図
である。
【0007】このセパレータについて、図5では、アノ
ード側セパレータ54のアノードガス用溝53とカソー
ド側セパレータ56のカソードガス用溝55が、夫々紙
面の垂直方向に延びる平行な溝となっているが、図7及
び図8においては、アノードガス用溝53は、図7
(a)の紙面の上下方向に延びる溝であるのに対して、
カソードガス用溝55は、図7(b)の紙面の左右方向
に延びる溝となっており、両者は夫々表裏において交差
する溝となっている。
【0008】また、このセパレータについては、図7及
び図8に示すように、アノード側セパレータ54では、
そのアノードガス用溝53の両端が、アノードガス導入
管61に繋がる導入流路穴65とアノードガス排出管6
2に繋がる排出流路穴66とに夫々連通し、一方、カソ
ード側セパレータ56では、そのカソードガス用溝55
の両端が、カソードガス導入管63に繋がる導入流路穴
67とカソード排出管64に繋がる排出流路穴68とに
夫々連通する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような構造のセパ
レータ54,56は、一般にカーボン板に溝を掘って作
られるため、強度上、アノードガス用溝53及びカソー
ドガス用溝55の開口面積を広くするのには限界があ
り、このため夫々のガス流路で圧力損失が大きく、その
分燃料ガスの供給効率が低下するという問題がある。
【0010】また、一般にカーボン板は、導電性や接触
抵抗の点で優れているものの機械的に脆く、溝を形成す
るにあたっては、溝と溝との間にある山の部分の幅をあ
る程度広く取らないと、機械的強度が不足するという問
題がある。
【0011】また、前記山の部分は電極膜に強く押し付
けて使用されるため、この押し付け部分では燃料ガス
(水素ガス)を電極膜側に供給することができず、燃料
ガスの供給効率が低下して、その分発電効率が低下する
という問題がある。
【0012】また、この種の燃料電池においては、酸化
剤として純酸素の使用は経済的でなく、大気をそのまま
使用したい要求があるが、大気中の酸素濃度は約20%
程度と低いため、排気がうまく行われないと、燃料ガス
(水素ガス)との関係でカソード側電極膜52側の酸素
濃度が相対的に下がり、発電効率の低下につながるとい
う問題がある。
【0013】また、カソード側電極膜52側では、プロ
トンと酸素が反応して水が生成されるため、この水がガ
ス流路を塞ぎかねないという問題がある。
【0014】以上の点を全て考慮すると、燃料電池セル
は、非常に複雑な構造とならざるを得ない。
【0015】これに対して、セパレータの材質として、
複雑で高精度の加工が出来る金属を用い、その上に金属
窒化物を保護層として被覆形成した材料を用いるという
提案がある(特開2000−353531号公報、発明
の名称;固体高分子型燃料電池用セパレータおよびその
製造方法)。
【0016】この提案は、セパレータとして金属を用い
ることにより薄く高精度に加工できる利点があるもの
の、保護膜が金属窒化物であり、その導電性及び防食性
が完全でなく、また保護層の形成に負担がかかるという
問題がある。
【0017】また、金属製のセパレータとして、導電性
及び耐食性を有するステンレス板を用い、このステンレ
ス板を成形加工し、その上に第1コート層として該ステ
ンレス板の酸化防止及び導電性向上のための錫めっき層
を設け、さらにその上に第2コート層として耐食性を保
持するための黒鉛を被覆した構造の材料を使用するとい
う提案がある(特開2000−138067号公報、発
明の名称;燃料電池用ガスセパレータと該燃料電池用ガ
スセパレータを用いた燃料電池、並びに燃料電池用ガス
セパレータの製造方法)。
【0018】この提案の場合、第1コート層の錫めっき
層は、基材金属の酸化防止膜として機能し、第2コート
層の黒鉛は、前記酸化防止膜の腐食(酸化防止膜がめっ
き層の場合、その表面が微小孔を有する組織であること
から、腐食が進行しやすい)を抑制する層として機能
(防食機能)するものである。
【0019】この提案においては、第1コート層として
錫めっき層以外に、ニッケル、チタンあるいは導電性セ
ラミックの被覆を用いる例も挙げられているが、ニッケ
ル、チタンを用いた場合は、その酸化物の比抵抗がきわ
めて高い(絶縁材もしくは半導体に近い)ために、広範
囲に酸化が進むと、基材金属の酸化を防止できたとして
も、セパレータとしての導電性が維持されない(面抵抗
が高くなる)という問題がある。なお、これに関連し
て、第2コート層の黒鉛は、それ自体導電性を有し、化
学的に安定で耐食性を有すると共に、イオン溶出の問題
も生じないが、機械的に脆弱で経時変化によりクラック
やピンホールが生じ易く、この点からは防食効果に優れ
たものとは言い難いという欠点がある。このため長期間
使用すると、黒鉛それ自体は劣化しないが、第1コート
層が腐食し、この腐食が起点となって基材金属までも腐
食させると共にその腐食範囲を広げ、構成金属のイオン
を溶出させる結果となり、触媒や電解質を劣化させ、燃
料電池としての特性を悪化させるという問題がある。さ
らに、これに関連して、第1コート層の錫めっき層は、
その表面が微小孔を有するめっき組織であることから、
この点において耐食性が不完全であり、上記腐食範囲を
広げる原因ともなると考えられる。
【0020】ここで、錫、ニッケル、チタンの夫々酸化
物の抵抗は、C(焼結黒鉛)が10 +3μΩcm2である
のに対して、SnO210+4μΩcm2、NiOは10+6
μΩcm2、TiO2は10+7μΩcm2であり、錫と比
較してニッケル、チタンの酸化物の抵抗は桁違いに大き
い。因みに、金属自体の抵抗は、Sn12.8μΩcm
2、Ti55μΩcm2である。
【0021】また、上記の面抵抗というのは、所定寸法
の板状試料の両面を所定のプレス圧にて押圧した状態で
測定したときの、該試料の両面間の厚さ方向の抵抗をい
う。面抵抗は、プレス圧、試料の厚さ、板状試料の面積
によって多少異なるが、これらの値をほぼ一定にしたと
きには、チタン又はチタン合金の表面に形成された酸化
物の状態によって面抵抗の値が異なる。プレス圧は電極
板と板状試料との間の面接触状態を面全体に十分接触さ
せる目的で加えられる。このプレス圧が適正であれば、
板状試料の厚さ、面積の違いによる面抵抗への影響はほ
とんどないと考えられる。
【0022】本発明の目的は、上記諸課題を解決し、良
好な加工性を有すると共に、その導電性及び耐食性を確
実に維持向上させることができる固体高分子型燃料電池
のセパレータ及びその製造方法を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、導電性の高い銅、アルミニウ
ム、マグネシウム、鉄又はこれらの合金の表面に、耐食
性の優れたチタン又はチタン合金を、圧延又は押出しに
よる塑性加工により被覆してクラッド材を形成し、この
クラッド材の少なくとも一方の表面にカーボン系の材料
を被覆してなる固体高分子型燃料電池のセパレータを提
供するものである。
【0024】請求項2の発明は、上記クラッド材のチタ
ン又はチタン合金の表面の酸化皮膜がnmオーダーであ
り、且つクラッド材の面抵抗が5mΩcm2以下である固
体高分子型燃料電池のセパレータを提供するものであ
る。
【0025】請求項3の発明は、上記クラッド材のチタ
ン又はチタン合金の被覆の厚さがクラッド材全体の厚さ
の5〜20%であり、且つクラッド材の厚さが0.1〜
2mmである固体高分子型燃料電池のセパレータを提供す
るものである。請求項4の発明は、上記クラッド材のチ
タン又はチタン合金の被覆の厚さがクラッド材全体の厚
さの5〜20%であり、且つクラッド材の厚さが0.1
〜0.5mmである請求項1又は2記載の固体高分子型燃
料電池のセパレータを提供するものである。
【0026】請求項5の発明は、導電性の高い銅、アル
ミニウム、マグネシウム、鉄又はこれらの合金の表面に
耐食性の優れたチタン又はチタン合金を被覆してクラッ
ド材を形成し、このクラッド材を塑性加工するにあたり
その表面に銅を被覆してから塑性加工し、その後表面の
銅を除去してからクラッド材の少なくとも一方の表面に
カーボン系の材料を被覆する、固体高分子型燃料電池の
セパレータの製造方法を提供するものである。
【0027】これらの発明によれば、安価で導電性の高
い鉄、銅、アルミニウム、マグネシウム又はこれらの合
金の表面に、耐食性の優れたチタン又はチタン合金を、
圧延又は押出しによる塑性加工により被覆形成したクラ
ッド材を使用することにより、それ自身耐食性の優れた
チタン又はチタン合金の被覆を、表面に微小孔を有しな
いより耐食性の優れた緻密な皮膜として形成することが
でき、さらに、その上にカーボン系の材料を被覆するこ
とにより、その材料自体の防食効果と併せて、カーボン
系の材料下にあるチタン又はチタン合金の表面の酸化を
著しく抑制し、この結果、燃料電池用セパレータとして
の導電性及び耐食性を確実に向上させることができる。
本発明においては、特に塑性加工により形成されたチタ
ン又はチタン合金のクラッド材とカーボン系の材料の被
覆との組み合わせによる効果が相俟って、チタン又はチ
タン合金の表面の酸化を著しく抑制し、特に酸化物の形
成領域を局部的なものにするという特筆すべき効果が認
められる。また、本発明においては、前記クラッド材の
チタン又はチタン合金の被覆について、その表面の酸化
皮膜がnmオーダーであり、且つクラッド材全体の面抵
抗が5mΩcm2以下である特定の構成としたことによ
り、燃料電池用セパレータとして使用したときの導電性
を長期間好適範囲に維持することができる。酸化皮膜が
それより厚く、面抵抗が5mΩcm2を越えるようだと、
セパレータとしては十分な導電性を確保することができ
ない。また、本発明において、チタン又はチタン合金の
被覆の厚さは、長期間の使用に耐える耐食性を保証する
観点から、0.1〜2mmであることが好ましく、より好
ましくは0.1〜0.5mmである。また、チタン又はチ
タン合金の被覆の割合としては、クラッド材全体の体積
比率で5〜20%であることが好ましい。また、本発明
による燃料電池用セパレータの製造方法によれば、上記
のようなクラッド材を塑性加工するにあたり、その表面
に銅を被覆してから塑性加工し、その後表面の銅を除去
するようにしたことにより、加工性の悪い材料からなる
クラッド材の成形加工をきわめて容易に行うことができ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適実施の形態を
添付図面に基づいて詳述する。
【0029】図1は、本発明の固体高分子型燃料電池用
セパレータの要部を示す断面図である。
【0030】同図において、セパレータ10は、安価で
導電性の高い銅合金からなる基材金属12の両面に、夫
々チタン13を、押出し又は圧延による塑性加工により
被覆形成したクラッド材14からなり、該クラッド材1
4の両面には、夫々厚さ約5μmのカーボン皮膜からな
る防食層15が設けられている。11はカソードガス用
溝、16はアノードガス用溝を示し、セパレータ10全
体の構造としては、図7及び図8に示す如き、アノード
側セパレータとカソード側セパレータが表裏一体に形成
され、アノードガス用溝とカソードガス用溝は、夫々表
裏において交差する溝となっている。このような溝の代
わりに、図4に示すように、表裏において平行な溝4
1、41を形成することもできる。この図4において、
40はセパレータ、42は基材金属、43はチタン又は
チタン合金、45はカーボン皮膜の防食層である。
【0031】ここで、チタン13の被覆割合は、クラッ
ド材全体の体積比率で20%であり、カーボン皮膜の防
食層15は、チタン13表面を研磨してからその上にコ
ーティングしたものである。
【0032】銅合金からなる基材金属12の表面にチタ
ン13を被覆したクラッド材を製造する方法としては、
ここでは図2に示すような複合ビレット20を用いる押
出し方法を採用した。同図において、22は基材金属で
ある銅合金、23はチタンであり、24はこれら押出し
用素材の全周を包囲する部材である銅、25は押出し作
業を円滑に行うための部材である先端プラグ、26は同
後端プラグである。
【0033】図3は、前記ビレット20を押出し用の素
材として用いる静水圧押出し装置30を示し、この装置
30によって、同装置内にセットされたビレット20を
その後方からラム32を矢印方向に動かし圧力媒体31
の圧力を高めることによりテーパダイス33を通して押
出し、矩形断面のクラッド材34を得た。次に、前記ク
ラッド材34を圧延加工して、厚さ2mm、幅100mmの
薄い矩形状断面のクラッド材を製作した。さらに、この
クラッド材をプレス加工することにより、図1に示すよ
うな溝(カソードガス用溝11、アノードガス用溝1
6)を形成し、その後硝酸により表面の銅24を化学的
に除去し、所定の寸法形状のセパレータ10を製作し
た。このセパレータ10のチタン13の被覆厚さは0.
2mmである。また、セパレータ10を構成するクラッド
材の接合界面は、素材である金属の清浄な面同志の接合
により酸化皮膜がなく、接合界面の存在に基づく抵抗の
増加は殆どないといえる。
【0034】セパレータ10を10枚積層し、固体高分
子電解質膜、触媒付きカーボン電極膜(アノード側電極
膜及びカソード側電極膜)を組み込んで、図6に示す如
き燃料電池スタックを製作した。因みに、この燃料電池
スタックに燃料として水素ガス、酸素ガスを供給し、電
池を動作させたところ、0.7×10=7Vの起電力を
発生した。また、200時間、1000時間の運転を夫
々行ったが、特に劣化は認められず、7Vの起電力を保
持した。
【0035】他の実施例としては、図1に示す構造のク
ラッド材14として、鉄からなる基材金属の両面にチ
タンを圧延により被覆形成したクラッド材(Ti/Fe
/Ti)、鉄からなる基材金属の両面に錫の湿式めっ
きを施した複合材(Sn/Fe/Sn)、鉄からなる
基材金属の両面にチタンの蒸着めっきを施した複合材を
夫々製作し、これらクラッド材及び複合材の両面に夫々
厚さ20μmのカーボン皮膜(防食層15)を形成し、
ほぼ同一寸法形状の3種類のセパレータを製作した。な
お、チタンの蒸着めっきについては、湿式めっきが実質
上不可能であることから蒸着めっきとした。鉄としては
純鉄を用いた。また、カーボン皮膜を除くクラッド材1
4及び複合材の厚さについては、夫々0.3mmと薄くし
た。の場合、基材金属の両面に形成されたチタンの厚
さは夫々30μmであり、チタンの被覆割合はクラッド
材全体の体積比率で20%である。の場合、基材金属
の両面に形成された錫めっきの厚さは夫々10μmであ
り、の場合、基材金属の両面に形成された蒸着チタン
の厚さは夫々5μmである。カーボン皮膜は、表面を清
浄処理したクラッド材及び複合材の上に、夫々導電性黒
鉛とカーボンブラックと結合性樹脂とからなる混和物を
塗布、焼成することにより形成した。
【0036】3種類のセパレータについて、腐食試験を
行った後、プレス圧を8kg/cm 2とし、板状試料の
面積を夫々一定にして、同一の面抵抗測定装置にて夫々
面抵抗を測定したところ、(チタンクラッド)の場合、
面抵抗は5mΩcm2であり、(錫めっき)の場合、
面抵抗は40mΩcm2であり、(チタン蒸着)の場
合、面抵抗は20〜30mΩcm2であった。なお、こ
こでいう腐食試験とは、120℃、2気圧の環境条件を
24時間保持するPCT試験をいう。
【0037】次に、上記3種類のセパレータを用いて夫
々1セルの燃料電池を製作し、これらの燃料電池につい
て、夫々運転時間による発生電圧(セル電圧)の変化を
測定し、特性評価を行った。その結果は図10に示す通
りである。なお、図10には、上記3種類のセパレータ
を用いた燃料電池の他、比較のため、カーボン被覆無し
のTi/Fe/Tiクラッド材からなるセパレータを用
いた燃料電池、カーボン被覆Feのセパレータを用いた
燃料電池の測定結果も掲載した。セル電圧の値について
は、夫々上記のカーボン被覆チタンクラッド材からな
るセパレータを用いた燃料電池の初期値を基準に取り、
それとの対比で無次元化して示した。
【0038】一方、上記セル電圧の測定と同時に、上記
燃料電池について、夫々セパレータ間の抵抗変化と電池
反応による生成水中の溶出イオンを検出し、その結果を
表1に示した。
【0039】
【表1】
【0040】図10によれば、の実施例に相当するカ
ーボン被覆Ti/Fe/Tiクラッド材のセパレータを
用いた燃料電池の場合、セル電圧はほぼ一定であり、わ
ずかに低下が認められるもそのオーダーは20mV/1
00hr程度である。この低下の程度は、1000hr
換算で2〜3%程度の劣化である。これに対し、他
の比較例に相当するセパレータを用いた燃料電池の場合
は、セル電池の低下が大きい。
【0041】表1によれば、の実施例に相当するカー
ボン被覆Ti/Fe/Tiクラッド材のセパレータを用
いた燃料電池の場合、発電時の抵抗変化はほとんどな
く、生成水中の溶出イオンを検出結果も、金属イオンが
検出されないものであった。これに対し、他の比較
例に相当するセパレータを用いた燃料電池の場合は、抵
抗変化が大きく、生成水中の溶出イオンの検出結果も、
FeやSnイオンが検出されるものであった。
【0042】この原因としては、セパレータ表面の腐食
反応もしくは腐食進行状況が影響していると考えられ
る。図9は、図10で用いられた5種類のセパレータの
夫々腐食進行状況をモデル化して記載したものである。
図9において、31はFeからなる基材金属、32は圧
延又は押出しにより形成されたクラッド被覆チタン、3
3はカーボン皮膜、34はカーボン皮膜33に形成され
たクラック、35はクラッド被覆チタン32の表面に直
接、もしくは、前記クラック34を通じてクラッド被覆
チタン32、蒸着チタン37及び錫めっき38の表面に
形成された夫々の酸化層、36は主に前記酸化層35を
起点として拡大された基材金属の腐食範囲を示す。
【0043】図9によれば、セパレータとしてクラッド
被覆チタン32とカーボン皮膜33を組み合わせた図9
(a)の場合、カーボン皮膜33のクラック34を通し
てチタン32表面に形成された酸化層35の面積がきわ
めて小さく局部的である。このため、図10及び表1か
ら明らかなように、運転時間が増加してもセル電圧はほ
ぼ一定であり、抵抗変化も殆どなく、生成水中の金属イ
オンの溶出も無い。
【0044】これに対し、カーボン皮膜を有しない図9
(b)の場合、チタン32表面全体に酸化層35が形成
される。このため、図10及び表1から明らかなよう
に、運転時間の増加と共にセル電圧が低下し、抵抗変化
も大きい。生成水中の金属イオンの溶出はないが、これ
は酸化層35を形成する酸化チタン(TiO2)が化学
的に安定だからである。
【0045】図9(c)、図9(d)、図9(e)の場
合は、いずれも基材金属31まで腐食が深く進行し、そ
の腐食範囲も酸化層35を起点として拡大されている。
【0046】これらの図で、酸化層35形成の原因とし
ては、カーボン皮膜のクラック中を燃料ガスや生成水が
浸透することによると考えられる。蒸着チタン37及び
錫めっき38は、基材金属に対する腐食防止の点で問題
があり、表1から明らかなように、生成水中の金属イオ
ンの検出が認められた。
【0047】なお、上記実施例では、基材金属としては
銅(銅合金)、鉄を使用した例を述べたが、アルミニウ
ム、マグネシウム又はこれらの合金を使用することもで
き、同様の効果が得られることを確認している。
【0048】
【発明の効果】本発明のセパレータによれば、導電性の
高い金属の表面にチタン又はチタン合金を塑性加工によ
り被覆してクラッド材を形成し、このクラッド材の表面
にカーボン系の材料を被覆して構成されることから、カ
ーボン板を用いる場合と比較して良好な加工性を有する
と共に、セパレータとしての導電性及び耐食性を確実に
維持向上させることができる。
【0049】また、本発明のセパレータの製造方法によ
れば、上記効果を備えたセパレータをきわめて容易に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るセパレータの断面
図である。
【図2】セパレータの製造に用いられる複合ビレットの
断面図である。
【図3】複合ビレットを押出す静水圧押出し装置の断面
図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係るセパレータの断
面図である。
【図5】燃料電池セルの断面図である。
【図6】燃料電池セルユニットの斜視図である。
【図7】(a)はセパレータに係る図8の左側面図、
(b)は同右側面図である。
【図8】図7(a)のA−A断面図である。
【図9】セパレータの表面の腐食進行状況を示す説明図
である。
【図10】運転時間と発生電圧(セル電圧)との関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 セパレータ 11 カソードガス用溝 12 基材金属 13 チタン 14 クラッド材 15 カーボンからなる防食層 16 アノードガス用溝 50 固体高分子膜 51 アノード側電極膜 52 カソード側電極膜 53、53a アノードガス用溝 54 アノード側セパレータ 55 カソードガス用溝 56 カソード側セパレータ 57 シール材 58 燃料電池セル 60 燃料電池スタック 61 アノードガス導入管 62 アノードガス排出管 63 カソードガス導入管 64 カソードガス排出管 65 導入流路穴 66 排出流路穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山中 務 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日立 電線株式会社総合技術研究所内 Fターム(参考) 5H026 AA06 BB00 BB02 BB04 EE02 EE05 EE08 HH03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導電性の高い銅、アルミニウム、マグネシ
    ウム、鉄又はこれらの合金の表面に、耐食性の優れたチ
    タン又はチタン合金を、圧延又は押出しによる塑性加工
    により被覆してクラッド材を形成し、このクラッド材の
    少なくとも一方の表面にカーボン系の材料を被覆してな
    ることを特徴とする固体高分子型燃料電池のセパレー
    タ。
  2. 【請求項2】上記クラッド材のチタン又はチタン合金の
    表面の酸化皮膜がnmオーダーであり、且つクラッド材
    の面抵抗が5mΩcm2以下であることを特徴とする請求
    項1記載の固体高分子型燃料電池のセパレータ。
  3. 【請求項3】上記クラッド材のチタン又はチタン合金の
    被覆の厚さがクラッド材全体の厚さの5〜20%であ
    り、且つクラッド材の厚さが0.1〜2mmであることを
    特徴とする請求項1又は2記載の固体高分子型燃料電池
    のセパレータ。
  4. 【請求項4】上記クラッド材のチタン又はチタン合金の
    被覆の厚さがクラッド材全体の厚さの5〜20%であ
    り、且つクラッド材の厚さが0.1〜0.5mmであるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の固体高分子型燃料
    電池のセパレータ。
  5. 【請求項5】導電性の高い銅、アルミニウム、マグネシ
    ウム、鉄又はこれらの合金の表面に耐食性の優れたチタ
    ン又はチタン合金を被覆してクラッド材を形成し、この
    クラッド材を塑性加工するにあたりその表面に銅を被覆
    してから塑性加工し、その後表面の銅を除去してからク
    ラッド材の少なくとも一方の表面にカーボン系の材料を
    被覆することを特徴とする固体高分子型燃料電池のセパ
    レータの製造方法。
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