JP2002358318A - 感性情報と連動した電子商取引における商品情報提供方法および記録媒体 - Google Patents

感性情報と連動した電子商取引における商品情報提供方法および記録媒体

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JP2002358318A JP2001165995A JP2001165995A JP2002358318A JP 2002358318 A JP2002358318 A JP 2002358318A JP 2001165995 A JP2001165995 A JP 2001165995A JP 2001165995 A JP2001165995 A JP 2001165995A JP 2002358318 A JP2002358318 A JP 2002358318A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種多様な商品アイテムや商品のカテゴリー
の中から、不特定多数のユーザーが、それぞれ個人の感
受能力によって得られた認識としての嗜好のイメージに
適合した商品及び商品の組み合わせを選択し、ユーザー
に対し商品及び商品のコーディネート例としての商品情
報の提供を可能とする。 【解決手段】 不特定多数のユーザー個人が多種多様な
商品の中から商品を選択するに際し、商品アイテムや商
品のカテゴリーとしての品目、機能・性能仕様、寸法・
重量、材質・素材、色彩、価格及びそれらのパラメータ
の組み合わせ情報に加え、ユーザー個人の感受能力によ
って得られた認識としての嗜好のイメージに適合した商
品をユーザー自らが選択可能な商品情報として提供す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子商取引におけ
る商品情報の提供方法に関し、特に多種多様な商品アイ
テムや商品のカテゴリーの中から、ユーザー個人の感受
能力によって得られた認識としての嗜好のイメージに適
合した商品及び商品の組み合わせを選択し、ユーザーに
対し商品及び商品のコーディネート例としての商品情報
の提供を可能とする感性情報と連動した電子商取引にお
ける商品情報提供方法及び記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年の電子商取引における商品情報の提
供方法では、インターネットや光通信、BS放送などの
情報処理技術の発達により動画像、音声を含むコンテン
ツの大容量双方向高速通信を可能とし、また、ユーザー
側の入出力端末もパソコン、TV、携帯電話など多様化
により、ユーザーが入力した検索キーワードなどをもと
にして該当する商品情報を提供する方法、さらには、I
Cカードとネットワークを介してユーザーの取引履歴記
録から商品情報を提供する方法が知られている(例えば
特開平10−269284号公報参照)。
【0003】また、ユーザーが欲すると思われる商品を
判断する方法としては、例えば、特開2001−228
31号公報に記載 のように、ユーザーの様々な取引先
における取引履歴を基に、ユーザーが選択した商品に対
して組み合わせがよく、かつユーザーの嗜好性にあった
商品の情報を提供するため、情報の提供者が、商品同士
を関連付けする情報を予め登録しなくても、ユーザーが
選択した商品に対し組み合わせのよい商品を判定し、さ
らにユーザーの嗜好性にあった商品を判定するのに際
し、ユーザーの多面的な嗜好性として、平均的嗜好性、
目的別嗜好性、最近の嗜好性を加味し、ユーザーに適し
たコーディネート例として商品情報を提供するという方
法が知られている。また、あらかじめ設定されたユーザ
ーの嗜好等の個人情報を判断して、ユーザーの嗜好にあ
った商品情報を提供する方法としては、例えば、特開2
000−137724号公報に記載のように、動画を表
示し、その動画上の参照点を選択した場合、選択された
参照点情報とユーザーの嗜好等の個人情報に関する履歴
情報の内容にしたがって、設定された商品グループの中
から適当な商品情報を提供するという方法が知られてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した特開2001
−22831号公報の例では、ユーザーがネットワーク
上の複数の取引先との間で行う取引の履歴データをユー
ザーが意識するしないに係わらず、商品情報提供に活用
できることは、様々な商品分野のユーザーの消費傾向を
多面的に分析でき、ユーザーが欲すると思われる商品情
報を提供するのに有効である。また、上述した特開20
00−137724 号公報の例では、ユーザーがネッ
トワークを介して、動画として表示される商品画像を参
照しつつ、参照点を選択することによって、ユーザーの
嗜好等を判断し、かつ履歴情報として記録し、ユーザー
が欲すると思われる商品を動画情報として提供すること
は有効であると考えられる。
【0005】しかしながら、上述した特開2001−2
2831号公報の例では、ユーザーの取引履歴から得ら
れたユーザーID、名前、住所、電話番号、生年月日、
商品分類番号、商品分類、商品名、メーカー、取引日
付、送信フラグなどの購買時点でのユーザー別購買履歴
情報と、商品ID、商品画像、商品グループ名、商品特
性などの商品基本属性情報の二つの情報を、ユーザーの
嗜好性にあった多種多様な商品情報提供の根拠としてい
る。しかし、商品基本属性情報における商品特性は、ヤ
ング/アダルト、高級/廉価、トラッド/流行、ダーク
/ライト、地味/派手、シンプル/ゴージャスの6分類
としているが、ユーザーの嗜好を充分に把握し分類する
ための項目として必ずしも適切かつ充分ではなく、しか
も、この商品特性区分は、情報提供者側が想定した区分
であり、ユーザー側から自らの嗜好を自らの意志として
入力若しくは選択することは不可能なシステムとなって
いる。
【0006】また、上述の特開2000−137724
号公報の例では、ユーザーの嗜好等を判断するデータと
しての個人情報の構成項目は、インストール時に入力さ
れる氏名、性別、住所、電話番号、Eメールアドレス等
の情報と、好みの色、家族構成、現在の住居(和風・洋
風)等の閲覧時の履歴情報で構成され、ユーザーの嗜好
性にあった多種多様な商品情報提供の根拠としている。
しかし、ユーザー嗜好の判断方法及び根拠としている好
みの色、家族構成、現在の住居(和風・洋風)の項目に
関する入力情報に対し、提供される商品情報は必ずしも
ユーザーの嗜好を充分に反映した情報提供とはいえな
い。なぜなら、ユーザーが「赤い色」を嗜好色として入
力した場合に、赤い茶タンスや赤い照明器具が画像情報
として提供されるシステム内容であり、ユーザーの嗜好
に基づく商品情報提供システム及び記録媒体として、必
ずしも適切かつ充分なではない。
【0007】本発明は、このような問題に鑑みてなさた
もので、本発明の第1の目的は、ユーザーが多種多様な
商品の中から商品を選択するに際し、商品アイテムや商
品のカテゴリーとしての品目、機能・性能仕様、寸法・
重量、材質・素材、色彩、価格及びそれらのパラメータ
の組み合わせ情報に加え、ユーザー個人の感受能力によ
って得られた認識としての嗜好のイメージに適合した商
品をユーザー自らが選択可能な商品情報として提供する
ことである。本発明の第2の目的は、第1の目的におい
て、ユーザーが、予め商品同士の組み合わせにおいて、
商品に対する事前の情報を意識することなく、また、そ
のための情報を登録することなく、ユーザー個人の感受
能力によって得られた認識としての嗜好のイメージに適
合した商品及び商品の組み合わせ情報を提供することで
ある。本発明の第3の目的は、第1の目的において、該
商品に対するユーザーの嗜好を判定するに際し、相当数
のユーザーの多面的な趣向の構造を明らかにしたうえ
で、ユーザー個人の嗜好を評価・判定することを可能と
してことにある。本発明の第4の目的は、第1の目的に
おいて、多種多様な商品及びその商品に対する、ユーザ
ーの時系列的な嗜好の移り変わりを加味した感性情報デ
ータを採用することによって、ユーザーに対し、商品及
び商品の組み合わせ情報を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため、本発明は、ユーザー側端末装置と、商品情報及び
商取引を行う感性データファイルと入力情報を記録する
個人情報ファイルと嗜好選択情報を記録する感性データ
テーブルと商品情報のデータを有する商品情報ファイル
とで構成される感性商品情報データサーバ装置と、感性
データ解析テーブルと感性データ解析テーブルのデータ
を解析する感性情報解析プログラムとで構成される感性
情報解析データサーバ装置と、前記ユーザー側端末装置
と前記感性商品情報データサーバ装置と前記感性情報解
析デタサーバ装置とを接続するネットワークを有し、ネ
ットワークを介して前記ユーザ側端末装置と前記感性商
品情報データサーバ装置との間で商品情報提供及び商取
引が行われる電子商取引において、ユーザー自身が自ら
の嗜好で選択した商品に対して組み合わせが良く、かつ
ユーザーの商品カテゴリーに合致する情報をユーザーに
提供するための商品情報の提供方法であって、ユーザー
自身が自らの感性に基づき入力する嗜好選択情報を取得
し、データベース化されていない新たに投入された商品
サンプルに対して入力されたユーザーのイメージデータ
を日付の新しい入力情報順に一定の量を累積記録する感
性データテーブルから送信されたデータを記録する前記
感性データ解析テーブルと前記感性データ解析テーブル
のデータを逐次解析する感性情報解析プログラムとで構
成される感性情報解析データサーバ装置において、前記
感性データファイルのデータを逐次書き換え記録し、該
前記感性商品情報データサーバ装置に記録される特定商
品アイテムの感性情報データに基づき、前記ユーザーが
選択した商品及び商品の組み合わせ可能条件を生成し、
また、前記ユーザーが選択した商品と組み合わせるべき
構成要素商品とのコーディネート例を生成し、前記ユー
ザー側端末装置に送付することを特徴とする。また、本
発明は、前記ユーザーが自らの感性に基づく嗜好選択情
報の取得を可能とする、特定商品アイテムの感性データ
ファイルを有することを特徴とする。また、本発明は、
前記ユーザーが自らの感性に基づく嗜好選択情報の入力
によって、前記ユーザーが指定した商品に対する商品及
び商品の組み合わせ可能条件の生成ステップでは、前記
ユーザーが指定した商品情報として、商品のイメージ特
性を示すために定義された1つ以上の主成分の因子軸を
パラメータとし、かつ、各パラメータ値を有した特性分
布図を商品マップとして表示し、選択結果に基づく表示
変更を可能とするステップを有することを特徴とする。
また、本発明は、特性分布図を作成し、ユーザーが入力
する自らの感性に基づく嗜好情報に合致した商品情報を
表示するステップを有することを特徴とする。 また、
本発明は、前記ユーザーの端末装置から入力される、デ
ータベース化されていない新たに投入された商品サンプ
ルに対して入力されたユーザーのイメージデータを日付
の新しい入力情報順に一定の累積量を記録する感性デー
タ解析テーブルと特性分布図作成にための2つ以上の主
成分の因子軸を解析する感性情報解析プログラムを有す
ることを特徴とする。また、本発明は、コンピュータ
に、感性情報データを保有させ、商品の特性分布図表示
とプロフィール入力を実行するためのステップを実現さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
可能な記録媒体であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、墓石を商品事例とした、本
発明の一実施例を図面を参照しつつ、詳細に説明する。
本実施例では、ネットワーク700としてインターネッ
トを利用することを想定して説明するが、専用のネット
ワークや、公衆回線を利用するようにしてもかまわな
い。また、感性情報データ検索システムを記録するフロ
ッピー(登録商標)ディスク等の記録媒体をユーザーに
提供することにより、ユーザーの端末装置自体で感性情
報による商品情報提供システムを構成することができ
る。図1は、感性情報による商品情報提供システム1の
構成図である。図1に示すように、感性情報による商品
情報提供システム1は、ユーザーによって操作される、
通信装置101、制御装置103、表示出力装置10
5、入力装置107、ブラウザ109からなるユーザ側
のパーソナルコンピュータ端末装置100と、ユーザー
が端末装置を使用して商取引を行う取引先に配置され
る、通信装置301、制御装置303、感性データファ
イル305、感性データテーブル307、個人情報ファ
イル309、商品情報ファイル311からなる感性商品
情報データサーバ装置300と、通信装置501、制御
装置503と感性データ解析テーブル505と感性情報
解析プログラム507を有する感性情報解析データサー
バ装置500と感性情報解析プログラム507を有する
感性情報解析データサーバ装置500及びネットワーク
700から構成される。
【0010】ユーザー側端末装置100は、通信装置1
01、制御装置103、表示出力装置105、入力装置
107、記憶装置109を備える。制御装置103は、
その内部に格納されているプログラムにしたがって、端
末装置100が備える周辺機器の動作制御を行う。表示
出力装置105は、プロフィールチェック画像と商品の
感性特性分布図や商品情報を表示し、また、ユーザーが
入力装置により、個人情報や商品検索のためのプロフィ
ールチェック情報を選択した場合に、感性データファイ
ルの中から該当する商品情報及び商品の感性特性分布図
を表示するための、CRT等の装置である。入力装置1
07は、ユーザーが個人情報や商品検索のためのプロフ
ィールチェック情報を入力するための、マウス等の装置
である。記憶装置109は、ネットワーク700を介し
てサーバーにアクセスし、感性商品情報データサーバ装
置300に格納されているプロフィール入力画面や商品
の感性特性分布図及び商品情報などを表示出力装置10
5を介して、表示するためのプログラムであるブラウザ
1091が格納されている。通信装置101は、ネット
ワーク700を介して、サーバとの間で通信を行う。
【0011】感性商品情報データサーバ装置300は、
通信装置301、制御装置303、感性データファイル
305、感性データテーブル307、個人情報ファイル
309、商品情報ファイル311を備える。制御装置3
03は、その内部に格納されるプログラムにしたがっ
て、感性商品情報データサーバ装置300が備える周辺
機器との動作制御を行う。通信装置301は、ネットワ
ーク700を介して行われるユーザ端末装置100と感
性商品情報データサーバー装置300及び感性情報解析
データサーバ装置500との通信を制御する。
【0012】感性データファイル305は、墓石のイメ
ージ評価語の抽出ステップと、イメージ構造把握ステッ
プによって生成されるデータに基づき、墓石の感性特性
分布図を表示する機能、及び、プロフィールデータ項目
の入力及び表示出力機能を有し、ユーザーのアクセスに
よって、逐次入力されるユーザーのプロフィールデータ
を記録する感性データテーブル及び個人情報ファイルと
感性情報解析プログラムを介して、その解析結果を墓石
の特性分布図として逐次表示出力する機能を有する。
【0013】感性データテーブル307は、墓石のイメ
ージ特性を定義する構造を有し、ユーザーが端末装置1
00を用いて、入力されるプロフィール項目のデータ、
特性分布図作成データ、解析データ、新商品サンプルイ
メージデータを日付の新しい順に一定の量を記録蓄積す
るデータ構造を有している。
【0014】個人情報ファイル309は、ユーザーが前
記ユーザーの端末装置100を用いて、商品及び商品と
のコーディネート例を検索し、商品を購入するために入
力する、ユーザーの取引履歴データを管理する。
【0015】商品情報ファイル311は、特性分布図に
表示される商品サンプルの画像、商品サンプル付属品の
画像及びそれら画像の形状要素の説明コメント等のファ
イルを有する。また、新サンプル情報調査として、新し
い商品サンプルの画像、及びイメージ調査票のフォーマ
ットを有する。
【0016】感性情報解析データサーバ装置500は、
通信装置501、制御装置503、感性データ解析テー
ブル505、感性情報解析プログラム507を備える。
制御装置503は、その内部に格納されるプログラムに
したがって、感性情報解析データサーバ装置500が備
える周辺機器との動作制御を行う。通信装置501は、
ネットワーク700を介して行われる感性商品情報デー
タサーバ装置300及び感性情報解析データサーバ装置
500との通信を制御する。
【0017】感性データ解析テーブル505は、感性商
品情報データサーバ装置300の感性データテーブル3
07のデータを随意呼び込み記録するデータ構造を有し
ている。ユーザーが前記ユーザーの端末装置から、感性
商品情報データサーバ装置300にアクセスした際に入
力する、新商品サンプルイメージデータを、日付の新し
い入力順に一定の量を記録累積するデータ構造を有して
いる。
【0018】感性情報解析プログラム507は、感性デ
ータ解析テーブル505に記録蓄積されたデータを、随
意に感性情報解析プログラム上にダウンロードした上で
解析演算し、そのデータを感性データファイル305に
随意に転送し、感性データファイルのデータを書き換え
る機能を有している。
【0019】ところで、感性データは、墓石のイメージ
評価語の抽出ステップとイメージ構造把握ステップによ
り生成され、感性データファイル305を構成するデー
タとなる。墓石のイメージ評価語の抽出ステップを図2
に基づき詳細に説明する。イメージ評価語の抽出ステッ
プは、図4に示すイメージ調査票(一次)をもって、複
数の墓石サンプル画像を提示し、各画像に対するイメー
ジ語を自由回答するアンケート調査を行い、墓石に対す
る相当数のユーザーのイメージ語を抽出する(ステップ
501)。得られた相当数のイメージ語の内容を変化さ
せないよう定型化しつつ、イメージ語を整理統合する
(ステップ502)。
【0020】整理統合された相当数のイメージ語データ
を主成分分析し、累積寄与率50%以上となる複数の上
位主成分を抽出する(ステップ503)。上位主成分の
得点を軸とする三次元上のマップに、複数のイメージ語
と複数の墓石サンプル画像の特性分布図を作成する(ス
テップ504)。作成されたイメージ特性分布図を図5
に示す。
【0021】次に、ステップ503の主成分分析結果を
もとに、複数のイメージ語をウオード法によりクラスタ
ー分析でグループ化し、いくつかのグループに分類する
(ステップ505)。
【0022】次に、イメージにあった墓石を短時間で検
索可能にし、最小限のイメージ語で墓石のイメージ評価
が可能となるよう、複数のイメージ語を多様なイメージ
の組み合わせで因子分析する(ステップ506)。因子
分析の結果から、各墓石間イメージの差異に影響を与え
る語句を、墓石固有の重要イメージ語として捉える(ス
テップ507)。最終的に絞り込まれた重要イメージ語
を図6に示す。
【0023】イメージ構造把握ステップを図3に基づき
詳細に説明する。墓石の数十サンプルを対象として、前
述のステップ507で明らかにした、重要イメージ語を
用いた図7に示すイメージ調査票(二次)により、5段
階評価形式のイメージ調査を行う(ステップ601)。
あわせて、図8に示す12のプロフィール項目チェック
リストの調査を行う(ステップ607)。
【0024】次に、墓石数十サンプルが持つ、図9に示
す形状要素項目を2分法によって抽出し、墓石数十サン
プルのそれぞれについて、形状要素の有無を0.1とす
る墓石サンプル形状データを作成する(ステップ60
2)。
【0025】正準相関データを図10に示す。ステップ
601の調査集計の結果より、墓石数十サンプルに対す
るイメージ語得点を第1変量群とし、前述ステップ60
2で明らかにした形状要素有無の0.1データを第2変
量群とする、二つのグループ間で正準相関分析を行う
(ステップ603)。ステップ603で分析がうまく行
われない場合、イメージ語グループの中で、または形状
要素グループの中で、主成分分析を行い(ステップ60
5)、因子得点の近似する項目は削除する(ステップ6
06)。ある項目が削除されたデータで、再度正準相関
分析(ステップ603)を実行する。うまく実行できる
まで、本ステップを繰り返す。
【0026】正準相関分析が実行されると、図11に示
すとおり、dimension(正準変数)毎に、イメージ語、
形状要素、オブジェクト(墓石)の得点が算出され、ど
のような形状要素を持つ墓石が、ある特定のイメージ語
と結びついているかを明らかにする(ステップ60
4)。
【0027】次に、ステップ601の調査集計の結果よ
り、墓石数十サンプルに対する複数の重要イメージ語
と、ステップ607で実施したプロフィール12項目間
で、図12に示す分散分析データ行列を用いた分散分析
を行い、プロフィールの違いによるイメージ評価の項目
間の有意差を算出する(ステップ608)。分散分析に
より算出されたプロフィールの有意項目を図13に示
す。この有意項目の中から、「斬新性について」、「装
飾性について」、「造形性について」の3項目を選出
し、検索導入部のチェック項目とする(ステップ60
9)。
【0028】ステップ609で選出した3項目につい
て、ステップ608の結果から分散分析で使用した複数
のイメージ語の中で、特に評価に差がみられた特徴的な
イメージ語をピックアップする(ステップ610)。
【0029】ステップ609で選出された3項目につい
て、選択するユーザーのパターンとして、図14に示す
プロフィールデータの組み合わせユーザーパターンを設
定する。また、ステップ610で選出した得点を、ユー
ザーパターンごとのデータとして、図15のとおり作成
する(ステップ611)。
【0030】ステップ604で明らかにした、図11に
示すいくつかの正準変量の各イメージ得点から、ステッ
プ610で選出したイメージ語得点のみを抜き出し、図
16に示す各変量ごとのキーワードイメージ得点データ
として作成する。特性分布図作成に利用するデータは、
正準変量で得られるオブジェクトスコアを使用すること
を前提に、ユーザーパターン(プロフィール)の人物が
どの変量にヒットするかをつかむため、図16のデータ
とステップ611で作成した図15のデータとの間で相
関を取り、データを照合させる(ステップ612)。
【0031】 ユーザーパターン1のユーザーは、
どの正準変量に高相関をとるか、相関の高い正準変量を
2つとって、それぞれを1軸、2軸とし、ユーザーパタ
ーン1の人の最適特性分布図とする。以下ユーザーパタ
ーン8まで同様。特性分布図については、各ユーザーパ
ターンに高相関(2つ)をとった正準変量のオブジェク
トスコアを手がかりに、墓石数十サンプルの特性分布と
して作成する。ユーザー別特性分布図作成データを図1
7に示す。これらのデータをもとに、ユーザー自らが入
力するプロフィール項目により、各ユーザーパターンに
該当する特性分布図を、自動的に選出し表示する(ステ
ップ613)。
【0032】次に全体の処理の流れについての説明を行
う。図18は、本実施例において、全体の処理の流れを
示すフローチャートである。以下、このフローチャート
に基づいて各部の動作を説明する。まず、ユーザーは、
ブラウザ1091を起動し、感性商品情報データサーバ
装置300のURLを入力する。制御装置103は、ブ
ラウザ1091を介して受け取ったURLを用い、その
URLに該当する感性商品情報データサーバ装置300
にアクセスし、表示するためのプログラムを起動させ、
感性データファイルへの入力を要求する初期画面をユー
ザーの表示出力装置105に表示する。もしくは、感性
情報データサーバ機能させるプログラムを記録したフロ
ッピー、MO等の記録媒体をユーザーの端末装置にイン
ストールし立ち上げ、感性データファイルへの入力を要
求する初期画面をユーザーの表示出力装置105に表示
する(ステップ701)。
【0033】ステップ701で表示した初期画面へのユ
ーザーの入力を確認した制御装置303は、感性データ
ファイルを読み込んで実行し、ユーザーの表示出力装置
105に新商品サンプルのイメージチェック画面を表示
し、入力を要求する。ユーザーが入力装置107を利用
して新商品サンプルとイメージチェックの入力を行う
と、感性データテーブル307にそのデータを通信装置
101を介して送信する。図19に新商品サンプルイメ
ージチェック画面構成を示す(ステップ702)。
【0034】次にプロフィール項目チェック画面を表示
し、入力を要求する。ユーザーが入力装置107を利用
してプロフィールを入力すると、感性データテーブル3
07及び個人情報ファイル309にそのデータを通信装
置101を介して送信する。ユーザープロフィール項目
のデータの入力がされない場合は、以下に説明する処理
は行われず、再びユーザープロフィール項目チェックリ
スト画面の入力が要求される(ステップ703)。図2
0にプロフィール項目チェックリスト画面構成を示す。
【0035】ユーザーのプロフィールデータが入力され
た場合、制御装置303は、次に重要イメージ語チェッ
ク画面を表示する(ステップ704)。チェック画面の
構成例を図21に示す。希望イメージのチェックを行う
と、データは個人情報ファイル309に送信され、記録
する。
【0036】ステップ703で感性データテーブルに送
信されたプロフィール内容を確認し、特性分布図を表示
するためのプログラムを起動し、感性データファイルに
記録される墓石のユーザー別特性分布図作成データを用
いて、ユーザーのイメージに適合する墓石数十サンプル
の特性分布図をユーザーの出力装置105に表示する
(ステップ705)。表示例の特性分布図を図22に示
す。次に、表示された分布図の中から、ユーザー自身の
嗜好に基づき最も好む墓石を三点以内で選択することを
要求する。さらに、入力された該墓石の画像を拡大表示
するとともに、各墓石ごとにスライドバーなどによっ
て、好みの優先順位と好みの度合いの重み付けを入力す
ることを要求する。好みの度合いが入力されない場合
は、以下に説明する処理は行われず、再び入力が要求さ
れる(ステップ706)。
【0037】ステップ706で、データが入力される
と、選択された結果に基づく墓石情報の提示を行うプロ
グラムで、三点以内で選択された選好墓石の形状要素の
説明、特徴的要素の説明、コメント等の最終決定画面を
ユーザーの表示出力装置105に表示する。表示画面の
構成を図23に示す。ユーザーは、表示された墓石の中
から最もユーザーの嗜好に合致する墓石を、表示画面の
墓石画像をクリックして選択する(ステップ707)。
【0038】次に、ステップ707でユーザーが選んだ
墓石について、造形要素、装飾要素、部位的要素につい
ての、変更チェック画面を表示する(ステップ70
8)。表示画面の構成例を図24に示す。縦型/横型、
3段/2段/1段、四角形/多角形/変形/台型/丸
形、壁型/非壁型の5つの項目が表示され、造形要素の
変更が入力されると、暗色系/明色系、スリン入り/ス
リン無し、磨き加工/荒加工、多色種/単色種、異種石
組み合わせ/単石材、彫刻あり/彫刻無し、縁装飾あり
/縁装飾無し、草花模様付き/草花模様無しの8つの項
目が表示され、装飾的要素の変更が入力されると、直線
/曲線/直線+曲線/波形、花器3個/花器2個/花器
1個/花器無し、線香置き/線香入れ/線香無し、前ア
ールあり/前アール無し/逆アールあり、切り抜きあり
/切り抜き無しの6つの項目が表示され、部位的要素の
変更入力を要求する。前述各要素項目の選択が入力され
ない場合は、以下に説明する処理は行われず、再び入力
が要求される(ステップ709)。造形要素項目表示を
図25に、装飾要素項目表示を図26に、部位的要素項
目表示を図27にそれぞれ図示する。
【0039】ステップ709で、前述各要素項目の変更
入力、もしくは変更無しの入力があった場合、外柵付属
石製品の追加に関する単品、和風、洋風の選択入力を要
求する画面が表示される(ステップ710)。付属石製
品の追加表示を図27に示す。単品の追加項目を入力す
ると、ステップ707で最終的に選択された墓石画像に
芝などの背景情報を画像が表示される。また、和風もし
くは洋風の追加項目が入力されると、数種類の和風もし
くは洋風の外柵パターンと和風もしくは洋風の追加付属
品のチェック項目が表示されるほか、ステップ707で
選択された墓石と数種類から選択された和風もしくは洋
風の外柵パターンと和風もしくは洋風の追加付属品とを
組み合わせた全体図の画像が表示される(ステップ71
1)。和風もしくは洋風の外柵パターン表示画面を図2
9に図示する。
【0040】ステップ707で、最終的にユーザがユー
ザー自身の嗜好によって選択した墓石の画像と、ステッ
プ709で変更した形状要素とステップ711で追加し
た付属石製品の画像、変更点、及び追加情報を表示する
とともに、墓石と外柵の見積価格画像を表示する(ステ
ップ712)。見積もり表示画面の構成例を図30に示
す。
【0041】次にシステムのデータ処理の流れについて
説明する。図31は本実施事例において、システムのデ
ータ処理の流れを示す図である。ユーザーがユーザー端
末装置100からネットワーク700を介して、感性商
品情報データサーバ装置300にログイン処理すると、
感性データファイル305が起動し(ステップ80
1)、まず商品情報ファイル311からデータベース化
されていない新しい商品サンプル画像及び調査票フォー
マットファイルを読み込み(ステップ802)、イメー
ジチェックの入力を要求する。入力されたデータは、感
性データテーブル307の中にある図32に示す感性デ
ータテーブルAにユーザーNo.1として記録される
(ステップ803)。ある一定量のユーザーのデータが
記録されると、19のイメージ語ごとに平均がとられ、
商品No.31のイメージ得点として、図33に示す感性
データテーブルBに記録され(ステップ804)、ここ
で商品No.31が新たにもつ形状要素があれば、図33
の形状要素欄20に順次加える。
【0042】次に、図33のイメージ得点および形状要
素得点のデータのみ、感性情報解析データサーバ装置5
00にある感性データ解析テーブル505へ送信され、
感性情報解析プログラム507により、正準相関分析が
実行される(ステップ805)。分析の結果得られた9
つの正準変量の得点は感性商品情報データサーバ装置3
00にある図34に示す感性データテーブル307Cに
逐次上書きされる(ステップ806)。
【0043】次に感性データファイル305から、ユー
ザーのプロフィール及び希望イメージの入力を要求され
る。プロフィール項目のうち希望墓石(斬新性につい
て、装飾性について、造形性について)の入力データは
図35に示す感性データテーブルDに記録され(ステッ
プ807)、その組み合わせにより該当パターンを読み
とり、感性データテーブルCにおいて各パターンに高い
相関をとる正準変量上位2つをそれぞれ軸にとって各ユ
ーザーパターンに合った特性分布図として、商品情報フ
ァイル311からサンプル画像を読み込み(ステップ8
08)、表示出力する(ステップ809)。その他のプ
ロフィール項目(性別、職業、希望墓地)及び希望イメ
ージの入力データは感性商品情報データサーバ装置30
0にある図36に示す個人情報ファイル309に記録さ
れる(ステップ810)。個人情報ファイル309は、
ユーザーに関する情報である、性別、職業、商品に対す
る嗜好性のデータを保持するとともに、各ユーザーが検
索を実行する各ステップでなされる入力、選択されたす
べての操作情報のデータを保持する。
【0044】ここで、ユーザーが選択した個人情報やプ
ロフィールチェック項目に関する履歴情報は、個人情報
ファイル309に書き込まれ、メーカー側コンピュータ
は、例えばインターネットを介してこれらの個人情報を
取得管理できる。
【0045】上記実施例は、本発明を説明するため、墓
石を例としたものであって、ユーザーの様々な取引にお
ける如何なる商品にも応用できるものであり、特許請求
の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を減縮するよ
うに解すべきではない。
【0046】又、本発明の各部構成は上記実施例に限ら
ず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形
が可能であることは勿論である。例えば、特定商品に対
するイメージ特性に基ずく検索条件を変更、追加、削除
等することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、電子商取引に係わる感
性情報データベースを活用して、商品アイテムや商品の
カテゴリーの中から、ユーザー個人の感受能力によって
得られた認識としての嗜好のイメージに適合した商品及
び商品の組み合わせに関する商品情報をユーザーに提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステムの一実施例におけ
る構成を示す図である。
【図2】墓石のイメージ評価語の抽出ステップを示す図
である。
【図3】墓石のイメージ構造把握ステップを示す図であ
る。
【図4】イメージ調査票(一次)を示す図である。
【図5】イメージ特性分布図を示す図である。
【図6】重要イメージ語を示す図である。
【図7】イメージ調査票(二次)を示す図である。
【図8】プロフィール項目チェックリストを示す図であ
る。
【図9】墓石の形状要素を示す図である。
【図10】正準相関分析分析用第1変量群及び第2変量
群を示す図である。
【図11】正準変量分析結果を示す図である。
【図12】分散分析データ行列を示す図である。
【図13】分散分析による優位項目を示す図である。
【図14】プロフィール項目の組み合わせユーザーパタ
ーンを示す図である。
【図15】ユーザーパターン別キーワードイメージ得点
を示す図である。
【図16】正準変量におけるキーワードイメージ得点を
示す図である。
【図17】ユーザー別特性分布図作成データを示す図で
ある。
【図18】全体の処理の流れを示すフローチャートであ
る。
【図19】新商品サンプルイメージチェックを示す図で
ある。
【図20】プロフィール項目チェックリストを示す図で
ある。
【図21】イメージチェックリストを示す図である。
【図22】墓石のイメージ特性分布を主成分の因子軸上
に配置した図である。
【図23】選好墓石の要素説明・最終決定表示構成を示
す図である。
【図24】形状要素の変更表示構成を示す図である。
【図25】造形要素項目の表示構成を示す図である。
【図26】装飾要素項目の表示構成を示す図である。
【図27】部位的要素項目の表示構成を示す図である。
【図28】付属石製品の追加表示構成を示す図である。
【図29】付属石製品の変更項目表示構成を示す図であ
る。
【図30】見積もりの表示構成を示す図である。
【図31】システムのデータ処理のながれを示す図であ
る。
【図32】感性データテーブルA(商品No.31におけ
るイメージ得点平均)を示す図である。
【図33】感性データテーブルB(解析データ送信用)
を示す図である。
【図34】感性データテーブルC(特性分布図作成デー
タ)を示す図である。
【図35】感性データテーブルD(プロフィールデータ
パターン化用)を示す図である。
【図36】個人情報ファイルのデータ構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
100 ユーザー端末装置 101 通信装置 103 制御装置 105 表示出力装置 107 入力装置 109 記憶装置 1091 ブラウザ 300 感性商品情報データサーバ装置 301 通信装置 303 制御装置 305 感性データファイル 307 感性データテーブル 309 個人情報ファイル 311 商品情報ファイル 500 感性情報解析データサーバ装置 501 通信装置 503 制御装置 505 感性データ解析テーブル 507 感性情報解析プログラム 700 ネットワーク
フロントページの続き (71)出願人 591106462 茨城県 茨城県水戸市笠原町978番6 (72)発明者 本庄 恵美 茨城県東茨城郡茨城町長岡字矢頭3781−1 茨城県 工業技術センター・デザイン開 発部内 (72)発明者 平松 茂夫 茨城県東茨城郡茨城町長岡字矢頭3781−1 茨城県 工業技術センター・デザイン開 発部内 (72)発明者 山中 敏正 茨城県つくば市天王台1−1−1 筑波大 学芸術学系内 (72)発明者 内山 俊朗 茨城県つくば市天王台1−1−1 筑波大 学芸術学系内 (72)発明者 飯島 剛正 茨城県真壁郡大和村大字大国玉364−1 石のデザイ ン開発協同組合内 (72)発明者 古橋 悦男 茨城県真壁郡大和村大字大国玉364−1 石のデザイ ン開発協同組合内 (72)発明者 渡辺 章 茨城県真壁郡大和村大字大国玉364−1 石のデザイ ン開発協同組合内 (72)発明者 藤田 均 茨城県真壁郡大和村大字大国玉364−1 石のデザイ ン開発協同組合内 (72)発明者 大塚 一男 茨城県真壁郡大和村大字大国玉364−1 石のデザイ ン開発協同組合内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND16 PP02 PP13 PP25 PQ42 PR08 QM08 UU40

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザー側端末装置と、商品情報及び商
    取引を行う感性データファイルと入力情報を記録する個
    人情報ファイルと嗜好選択情報を記録する感性データテ
    ーブルと商品情報のデータを有する商品情報ファイルと
    で構成される感性商品情報データサーバ装置と、感性デ
    ータ解析テーブルと感性データ解析テーブルのデータを
    解析する感性情報解析プログラムとで構成される感性情
    報解析データサーバ装置と、前記ユーザー側端末装置と
    前記感性商品情報データサーバ装置と前記感性情報解析
    デタサーバ装置とを接続するネットワークを有し、ネッ
    トワークを介して前記ユーザ側端末装置と前記感性商品
    情報データサーバ装置との間で商品情報提供及び商取引
    が行われる電子商取引において、ユーザー自身が自らの
    嗜好で選択した商品に対して組み合わせが良く、かつユ
    ーザーの商品カテゴリーに合致する情報をユーザーに提
    供するための商品情報の提供方法であって、ユーザー自
    身が自らの感性に基づき入力する嗜好選択情報を取得
    し、データベース化されていない新たに投入された商品
    サンプルに対して入力されたユーザーのイメージデータ
    を日付の新しい入力情報順に一定の量を累積記録する感
    性データテーブルから送信されたデータを記録する前記
    感性データ解析テーブルと前記感性データ解析テーブル
    のデータを逐次解析する感性情報解析プログラムとで構
    成される感性情報解析データサーバ装置において、前記
    感性データファイルのデータを逐次書き換え記録し、該
    前記感性商品情報データサーバ装置に記録される特定商
    品アイテムの感性情報データに基づき、前記ユーザーが
    選択した商品及び商品の組み合わせ可能条件を生成し、
    また、前記ユーザーが選択した商品と組み合わせるべき
    構成要素商品とのコーディネート例を生成し、前記ユー
    ザー側端末装置に送付することを特徴とする感性情報と
    連動した電子商取引における商品情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザーが自らの感性に基づく嗜好
    選択情報の取得を可能とする、特定商品アイテムの感性
    データファイルを有することを特徴とする請求項1記載
    の感性情報と連動した電子商取引における商品情報提供
    方法。
  3. 【請求項3】 前記ユーザーが自らの感性に基づく嗜好
    選択情報の入力によって、前記ユーザーが指定した商品
    に対する商品及び商品の組み合わせ可能条件の生成ステ
    ップでは、前記ユーザーが指定した商品情報として、商
    品のイメージ特性を示すために定義された1つ以上の主
    成分の因子軸をパラメータとし、かつ、各パラメータ値
    を有した特性分布図を商品マップとして表示し、選択結
    果に基づく表示変更を可能とするステップを有すること
    を特徴とする請求項1記載の感性情報と連動した電子商
    取引における商品情報提供方法。
  4. 【請求項4】 特性分布図を作成し、ユーザーが入力す
    る自らの感性に基づく嗜好情報に合致した商品情報を表
    示するステップを有することを特徴とする請求項1記載
    の感性情報と連動した電子商取引における商品情報提供
    方法。
  5. 【請求項5】 前記ユーザーの端末装置から入力され
    る、データベース化されていない新たに投入された商品
    サンプルに対して入力されたユーザーのイメージデータ
    を日付の新しい入力情報順に一定の累積量を記録する感
    性データ解析テーブルと特性分布図作成にための2つ以
    上の主成分の因子軸を解析する感性情報解析プログラム
    を有することを特徴とする請求項1記載の感性情報と連
    動した電子商取引における商品情報提供方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータに、感性情報データを保有
    させ、商品の特性分布図表示とプロフィール入力を実行
    するためのステップを実現させるためのプログラムを記
    録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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