JP2002358246A - 不揮発性記憶システム - Google Patents

不揮発性記憶システム

Info

Publication number
JP2002358246A
JP2002358246A JP2001164188A JP2001164188A JP2002358246A JP 2002358246 A JP2002358246 A JP 2002358246A JP 2001164188 A JP2001164188 A JP 2001164188A JP 2001164188 A JP2001164188 A JP 2001164188A JP 2002358246 A JP2002358246 A JP 2002358246A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
write
data
storage device
nonvolatile
volatile storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001164188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4034947B2 (ja
Inventor
成祐 ▲広▼澤
Narisuke Hirozawa
Masaki Shirai
正喜 白井
Takeshi Suzuki
猛 鈴木
Katsumi Ouchi
勝美 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Solutions Technology Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi ULSI Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi ULSI Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2001164188A priority Critical patent/JP4034947B2/ja
Priority to US10/082,084 priority patent/US6584014B2/en
Publication of JP2002358246A publication Critical patent/JP2002358246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4034947B2 publication Critical patent/JP4034947B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C29/00Checking stores for correct operation ; Subsequent repair; Testing stores during standby or offline operation
    • G11C29/70Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring
    • G11C29/78Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices
    • G11C29/80Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout
    • G11C29/808Masking faults in memories by using spares or by reconfiguring using programmable devices with improved layout using a flexible replacement scheme
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C16/00Erasable programmable read-only memories
    • G11C16/02Erasable programmable read-only memories electrically programmable
    • G11C16/06Auxiliary circuits, e.g. for writing into memory
    • G11C16/10Programming or data input circuits
    • G11C16/102External programming circuits, e.g. EPROM programmers; In-circuit programming or reprogramming; EPROM emulators

Landscapes

  • Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Read Only Memory (AREA)
  • For Increasing The Reliability Of Semiconductor Memories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリシステムにおける経時的に発
生する書込み不良に対する救済効率を向上させる。 【解決手段】 複数の不揮発性記憶装置(FLS1〜F
LS16)と制御装置(CTR)とを有する。制御装置
は、動作対象の不揮発性記憶装置に対する書込みエラー
を検出したとき、書込みエラーに係る記憶領域を複数の
不揮発性記憶装置の内の他の不揮発性記憶装置の記憶領
域に代替させたことを示すチップ間代替情報を当該エラ
ーに係る記憶領域の不揮発性記憶装置に設定することが
可能であり、動作対象の不揮発性記憶装置からチップ間
代替情報を得たとき当該チップ間代替情報が示す他の不
揮発性記憶装置を動作対象に変更可能なものである。一
つの不揮発性記憶装置で発生した書込みエラーの救済に
チップ間代替が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の不揮発性記
憶装置を有する不揮発性記憶システムにおいて経時的に
発生する不揮発性記憶装置における記憶領域の不良を救
済する技術に関し、例えばフラッシュメモリを搭載した
ATA(ATアタッチメント)メモリカードなどのメモ
リカードに適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】フラッシュメモリなど電気的に書換え可
能な不揮発性記憶装置はメモリセルのフローティングゲ
ートに注入された電子若しくは正孔の量に応じた閾値電
圧によって情報記憶を行う。そのようなメモリセルの閾
値電圧特性は書換え回数の増加等にしたがって経時的に
劣化する。特性劣化が進むと、データ書換え時における
ベリファイ動作で書込みエラーとなる。一部の記憶領域
に書込みエラーを生じたとき、これを別に記憶領域に代
替する救済技術が従来より提供されている。
【0003】例えば、ファイルメモリとしてのATAメ
モリカードでは、不揮発性記憶装置の記憶領域をデータ
ブロック領域と救済用のデータブロック代替領域等に機
能分割し、各機能領域を、セクタ単位のデータブロック
とその管理領域の集合として定義する。各データブロッ
クにはメモリ上の固有の物理アドレスが割り当てられ
る。データブロック領域で書込みエラーを生ずると、そ
の単位領域に不良を示す情報フラグがセットされ、前記
データブロック代替領域でそれを代替するのに用いるデ
ータブロック領域の物理アドレスが代替アドレスとして
セットされる。書き込みエラーに係る書込みデータはそ
の代替アドレスのデータブロックに書き込まれる。その
後、前記不良のデータブロックアドレスを指示するアク
セスが行われるときは、その管理領域の不良フラグにて
当該データブロックの不良を認識し、代替アドレスで指
定されるデータブロック代替領域のデータブロックがア
クセスされる。
【0004】しかしながら、不良データブロックの代替
が不揮発性記憶装置内に限定されると、不良発生率に偏
りがあれば、どれか一つでもデータブロック代替領域に
よる救済能力を超える書込み不良が発生すれば、最早メ
モリカード全体を不良としなければならないという問題
点のあることが本発明者によって明らかにされた。
【0005】この点に関し、従来はバックアップ用に予
備の不揮発性メモリを持つようにする技術が特開平3−
25798号公報、特開平3−25798号公報で提供
され、また、不良の不揮発性メモリを交換するとき必要
なデータの処理方式が特開平9−200636号公報に
開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、不良に至った不揮発性記憶装置を交換した
り、冗長用(予備)の不揮発性メモリを用いることを前
提としており、不良に至った不揮発性記憶装置を交換せ
ずに、且つ、各不揮発性記憶装置の記憶領域を無駄なく
利用するには至っていない。
【0007】本発明の目的は、不良に至った不揮発性記
憶装置を交換したり、予備の不揮発性メモリを用いるこ
となく、経時的に発生する書込み不良に対する救済効率
を向上させることができる不揮発性記憶システムを提供
することにある。
【0008】本発明の別の目的は、一部の不揮発性記憶
装置内で不良データブロックの代替が不可能になって
も、不良に至った不揮発性記憶装置を交換したり、予備
の不揮発性メモリを用いることなく、全体の不良を逃れ
ることができる不揮発性記憶システムを提供することに
ある。
【0009】本発明の更に別の目的は、不良データブロ
ックの代替に、各不揮発性記憶装置の記憶領域を無駄な
く利用することができる不揮発性記憶システムを提供す
ることにある。
【0010】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0012】〔1〕《チップ間代替》本発明に係る不揮
発性記憶システムは、読み出し、消去及び書込み可能な
複数の不揮発性記憶装置と、外部からの要求に応答して
前記不揮発性記憶装置の動作を制御する制御装置とを有
する。前記制御装置は、前記複数の不揮発性記憶装置の
内の動作対象の不揮発性記憶装置に対する書込みエラー
を検出したとき、書込みエラーに係る記憶領域を前記複
数の不揮発性記憶装置の内の他の不揮発性記憶装置の記
憶領域に代替させたことを示すチップ間代替情報を当該
エラーに係る記憶領域の不揮発性記憶装置に設定するこ
とが可能であり、また、動作対象の不揮発性記憶装置か
らチップ間代替情報を得たとき当該チップ間代替情報が
示す他の不揮発性記憶装置を動作対象に変更可能なもの
である。本明細書において書込みエラーとは、不揮発性
メモリセルに対する書込み電圧の印可(プログラム)と
プログラムベリファイを行った結果、所要の閾値電圧を
得ることができない状態、或は、書込み対象が既に代替
されているとき上記プログラム及びプログラムベリファ
イを開始する前に代替先アドレスを取得できるかの確認
処理において代替先の取得が不可能である場合などとさ
れる。
【0013】上記より、一つの不揮発性記憶装置で発生
した書込みエラーの救済に、別の不揮発性記憶装置の記
憶領域を用いるチップ間代替が可能になる。これによ
り、一部の不揮発性記憶装置内で不良データブロックの
代替が不可能になっても、不良に至った不揮発性記憶装
置を交換したり、予備の不揮発性メモリを用いることな
く、全体の不良を逃れることができる。
【0014】新たに代替可能な記憶領域の残りが所定数
以下になった不揮発性記憶装置において書込みエラーが
生じたとき、それに対してチップ間代替を許容するとよ
い。これにより、データブロックの無駄を極力排除する
ようにチップ間代替を行うことができる。すなわち、チ
ップ内代替が全く不可能に成るまで代替を行ってしまっ
た不揮発性記憶装置が顕在化する前にチップ間代替を開
始させるから、新たに代替可能な領域の残りに大きな偏
りが生じ難くなり、チップ間代替やチップ内代替のため
の処理サイクル数を最小限に抑えることが可能になる。
不揮発性記憶装置間で新たに代替可能な領域の残りに大
きな偏りを生ずると、代替先として採用し得る不揮発性
記憶装置の数が少なくなり、チップ間代替先として採用
し得る不揮発性記憶装置を探すための検索リトライ回数
が増えてしまうからである。
【0015】データブロックの無駄を極力排除するよう
にチップ間代替を行うには、代替先として採用可能な記
憶領域が所定数以下になった不揮発性記憶装置で生じた
書込みエラーに対してチップ間代替を許容するようにす
ればい。
【0016】代替許可状態の不揮発性記憶装置で生じた
書込みエラーに対してはチップ内代替で対処すればよ
い。例えば、前記制御装置は、代替可能な記憶領域が所
定数よりも多く残っている不揮発性記憶装置で書込みエ
ラーを生じたときは、書込みエラーに係る記憶領域を同
じ不揮発性記憶装置の別の記憶領域に代替させたことを
示すチップ内代替情報を当該エラーに係る記憶領域の不
揮発性記憶装置に設定し、また、動作対象の不揮発性記
憶装置からチップ内代替情報を得たとき当該チップ内代
替情報が示す記憶領域を動作対象に変更可能とする。
【0017】これにより、不良に至った不揮発性記憶装
置を交換したり、予備の不揮発性メモリを用いることな
く、経時的に発生する書込み不良に対する救済効率を向
上させることができ不良データブロックの代替に、各不
揮発性記憶装置の記憶領域を無駄なく利用することがで
きる。
【0018】尚、前記チップ間代替やチップ内代替で用
いられる記憶領域は、デバイスプロセスにおいて欠陥救
済に用いれらる冗長記憶領域とは異なることは言うまで
もない。
【0019】チップ間代替による代替先の不揮発性記憶
装置としては、代替先として採用可能な記憶領域が所定
数よりも多く残っている不揮発性記憶装置を候補として
採用可能にすればよい。採用し得る前記候補が存在しな
いときは、代替先として採用可能な記憶領域が所定数以
下になっている不揮発性記憶装置を別の候補として採用
するとよい。書込みエラーに係る記憶領域を代替する領
域に当該書込みエラーに係るデータを書き込むとき、そ
の動作が他のデータを書込む動作と競合しないようにす
ることが望ましく、そのような競合を排除するのに当該
書き込みエラーを生じた不揮発性記憶装置への書き込み
が最善である場合に、それを可能にすることができる。
【0020】〔2〕《インタリーブ書込み》上記不揮発
性記憶システムにおいて、前記制御装置は、外部からの
データ書込み要求に応答して、書込みデータを所定デー
タ量単位で書込み動作タイミングをずらしながら順次異
なる複数の不揮発性記憶装置に書込むインタリーブ書込
みを制御可能である場合、インタリーブ書込み動作中に
書込みエラーを検出したとき、書込みエラーに係る記憶
領域を代替する他の不揮発性記憶装置として、前記書き
込みエラーを生じた不揮発性記憶装置を含む一連のイン
タリーブ書き込み対象とされる不揮発性記憶装置を除外
する。
【0021】これにより、代替領域に書込みエラーに係
るデータを書き込むとき、分割された他のデータを書込
むインタリーブ動作と競合するのを排除することができ
る。若しくはそのような競合排除を高い確率で容易に実
現することができる。
【0022】インタリーブ書き込みに着目した更に詳し
い別の観点によれば、前記制御装置は、インタリーブ書
込み動作中に書込みエラーを検出したとき、書込みエラ
ーに係る記憶領域を代替する他の不揮発性記憶装置とし
て、インタリーブの順序に対して前後所定の複数個以上
離れた不揮発性記憶装置の中から第1候補を選択するよ
うにしてよい。
【0023】前記制御装置は、前記第1候補を選択不可
能なとき、前記第1候補の選択範囲外のうち、インタリ
ーブ順序に対して後方に位置する不揮発性記憶装置の中
から代替先として採用可能なものを第2候補として選択
してよい。
【0024】前記制御装置は、前記第2候補の選択が不
可能なとき、書込みエラーを生じた不揮発性記憶装置を
第3候補として記憶領域の代替を行う。
【0025】前記制御装置は、前記第3候補の選択が不
可能なとき、前記第1候補の選択範囲外のうち、インタ
リーブの順序方向に対する前方の不揮発性記憶装置の中
から代替先として採用可能なものを第4候補として選択
する。
【0026】〔3〕《パラレル書き込み》インタリーブ
書込みに代えてパラレル書込みを採用するとき、前記制
御装置は、外部からのデータ書込み要求に応答して、書
込みデータを所定データ量単位で異なる複数の不揮発性
記憶装置に並行して書込むパラレル書込みを制御可能で
あり、パラレル書込み動作中に書込みエラーを検出した
とき、書込みエラーに係る記憶領域を代替する他の不揮
発性記憶装置として、前記書込みエラーを生じた不揮発
性記憶装置を含むパラレル書込み対象とされる不揮発性
記憶装置を除く範囲から第1候補を選択する。
【0027】〔4〕本発明に係る不揮発性記憶装置を更
に別の観点より説明する。不揮発性記憶システムは、制
御装置と、複数の不揮発性記憶装置とを備える。前記制
御装置は、外部よりデータ及びアドレス情報を受信し、
前記外部より受信したデータの前記複数の不揮発性記憶
装置への格納、前記不揮発性記憶装置に格納されたデー
タの読み出し、又は前記不揮発性記憶装置に格納された
データの消去の各動作を制御し、それぞれの前記不揮発
性記憶装置は、前記制御装置からの動作指示に応じて、
前記制御装置から供給されたデータについてデータを格
納する書込動作、格納されたデータを読み出して前記制
御装置に供給する読み出し動作、又は格納したデータを
消去する消去動作の各動作を行う。そして、前記制御装
置は、前記外部より受信したデータを所定のサイズに分
割し、分割された分割データの内の第1データを書込動
作指示と共に第1の不揮発性記憶装置に供給し、前記第
1の不揮発性記憶装置において書込動作継続中に第2デ
ータを書込指示と共に第2の不揮発性記憶装置に供給す
るインタリーブ動作を行い、分割された全てのデータを
前記複数の不揮発性記憶装置に順次供給する。前記複数
の不揮発性記憶装置のうち1の不揮発性記憶装置におい
て所定のデータの書込動作において書込エラーが発生し
た場合、前記制御装置が前記書込エラーを検出した際
に、書込動作を行っている不揮発性記憶装置、及び前記
書込エラーの発生以降に分割データの書込み対象とされ
る不揮発性記憶装置を除く他の不揮発性記憶装置に対し
て、前記制御装置は書込動作指示と共に前記所定のデー
タを供給するデータ格納制御を行う。
【0028】前記不揮発性記憶装置はそれぞれ、複数の
メモリセルと、複数のワード線と、複数のビット線を有
する。前記複数のメモリセルはそれぞれ、対応するワー
ド線とビット線の交点に配置される。それぞれのワード
線に接続されるメモリセルは、例えば第1のグループと
第2のグループに分類され、前記第1のグループのメモ
リセルは前記制御装置から供給されたデータを格納する
ために用いられ、前記第2のグループのメモリセルは所
定の情報を格納するために用いられる。前記所定の情報
は、前記書込動作において当該ワード線に接続されるメ
モリセルに前記所定のデータを格納する際に書込エラー
が発生したか否かの情報と、前記書込エラーが発生した
場合、前記所定のデータを格納した不揮発性記憶装置を
示す情報を含む。
【0029】前記分割されたデータの所定のサイズは、
例えば前記第1のグループのメモリセルに格納可能なデ
ータのサイズである。前記書込動作、読み出し動作、消
去動作はそれぞれ、例えば前記ワード線毎に行われる。
【0030】前記メモリセルはそれぞれ、例えば格納す
べきデータに対応するしきい値電圧としてデータの格納
を行い、前記書込動作は、それぞれのメモリセルのしき
い値電圧を格納すべきデータに対応するしきい値電圧に
変化させる第1動作と、それぞれのメモリセルのしきい
値電圧が対応するしきい値電圧に変化したか否かを確認
する第2動作とを含み、前記第1動作と前記第2動作と
を所定の回数繰り返す。このとき、前記書込エラーは、
所定の回数前記第1動作と前記第2動作を繰り返した後
に、少なくとも1つのメモリセルのしきい値電圧が対応
するしきい値電圧になっていないことを検出することで
ある。
【0031】前記不揮発性記憶装置は、前記書込動作に
おいて前記書込エラーを検出した場合、前記制御装置に
書込エラーの発生を通知し、前記制御装置は、前記通知
により前記書込エラーを検出した際、前記他の不揮発性
記憶装置に対して書込動作指示を行う前に、書込エラー
が発生した当該不揮発性記憶装置に対して、書込エラー
が発生した際に書込動作対象であったワード線とは異な
るワード線を指定して書込動作を行う。
【0032】前記不揮発性記憶装置は、デバイスプロセ
ス段階で冗長手段による救済を受けている場合、前記制
御装置に書込エラーの発生を通知する前に、冗長手段を
介して、前記書込エラーが発生した際に書込動作対象で
あったワード線とは異なるワード線を指定して書込動作
を行う。
【0033】
【発明の実施の形態】《ATAメモリカード》図1には
本発明に係る不揮発性記憶システムの一例であるフラッ
シュメモリ内蔵ATAメモリカード(単にATAメモリ
カードとも記す)のブロック構成が示される。同図に示
されるメモリカード1は、図示を省略するカード基板
に、読み出し、消去及び書込み可能な複数の不揮発性記
憶装置の一例であるフラッシュメモリFLS1〜FLS
16(任意の1個をフラッシュメモリFLSiと記す)
と、外部からの要求に応答して前記複数のフラッシュメ
モリの動作を制御する制御装置の一例としてのカードコ
ントローラCTRと、が実装されて構成される。フラッ
シュメモリFLS1〜FLS16とカードコントローラ
CTRは、特に制限されないが、バス2に共通接続さ
れ、フラッシュメモリFLS1〜FLS16は夫々に固
有のチップイネーブル信号CE1〜CE16(任意の一
つをチップイネーブル信号CEiと記す)によって動作
選択されるようになっている。前記バス(I/Oバス)
2は、アドレス、データ、アクセスストローブ信号及び
コマンドのやり取りなどに利用される。
【0034】図2フラッシュメモリFLSiの一例が示
される。同図においてメモリアレイ3は、メモリマッ
ト、データラッチ回路及びセンスラッチ回路を有する。
このメモリマットは電気的に消去及び書き込み可能な不
揮発性のメモリセルトランジスタを多数有する。メモリ
セルトランジスタ(フラッシュメモリセルとも記す)
は、特に図示はしないが、半導体基板若しくはウェル内
に形成されたソース及びドレイン、前記ソースとドレイ
ンとの間のチャンネル領域にトンネル酸化膜を介して形
成されたフローティングゲート、そしてフローティング
ゲートに層間絶縁膜を介して重ねられたコントロールゲ
ートによって構成される。コントロールゲートはワード
線6に、ドレインはビット線5に、ソースは図示を省略
するソース線に接続される。前記メモリセルトランジス
タは、前記フローティングゲートに電子が注入されると
閾値電圧が上昇し、また、前記フローティングゲートか
ら電子を引き抜くと閾値電圧が低下する。前記メモリセ
ルトランジスタは、データ読み出しのためのワード線電
圧(コントロールゲート印加電圧)に対する閾値電圧の
高低に応じた情報を記憶することになる。特に制限され
ないが、本明細書においてメモリセルトランジスタの閾
値電圧が低い状態を消去状態、高い状態を書き込み状態
と称する。
【0035】前記バス2に接続されるフラッシュメモリ
1の外部入出力端子I/O0〜I/O7は、アドレス入
力端子、データ入力端子、データ出力端子、コマンド入
力端子に兼用される。外部入出力端子I/O0〜I/O
7から入力されたXアドレス信号はマルチプレクサ7を
介してXアドレスバッファ8に供給される。Xアドレス
デコーダ9はXアドレスバッファ8から出力される内部
相補アドレス信号をデコードしてワード線を駆動する。
【0036】前記ビット線5の一端側には、センスラッ
チ回路が設けられ、他端にはデータラッチ回路が設けら
れている。ビット線5はYアドレスデコーダ11から出
力される選択信号に基づいてYゲートアレイ回路13で
選択される。外部入出力端子I/O0〜I/O7から入
力されたYアドレス信号はYアドレスカウンタ12にプ
リセットされ、プリセット値を起点に順次インクリメン
トされたアドレス信号が前記Yアドレスデコーダ11に
与えられる。
【0037】Yゲートアレイ回路13で選択されたビッ
ト線は、データ出力動作時には出力バッファ15の入力
端子に導通され、データ入力動作時には入力バッファ1
7を介してデータ制御回路16の出力端子に導通され
る。出力バッファ15、入力バッファ17と前記入出力
端子I/O0〜I/O7との接続は前記マルチプレクサ
7で制御される。入出力端子I/O0〜I/O7から供
給されるコマンドはマルチプレクサ7及び入力バッファ
17を介してモード制御回路18に与えられる。
【0038】制御信号バッファ回路19には、アクセス
制御信号としてチップイネーブル信号CEi、出力イネ
ーブル信号OEi、書き込みイネーブル信号WEi、シ
リアルクロック信号SC、リセット信号RESi及びコ
マンドイネーブル信号CDEiが供給される。モード制
御回路18は、それら信号の状態に応じて外部との信号
インタフェース機能などを制御し、また、入力されたコ
マンドに従って内部動作を制御する。入出力端子I/O
0〜I/O7に対するコマンド入力又はデータ入力の場
合、前記信号CDEiがアサートされ、コマンド入力で
あれば更に信号WEiがアサート、データ入力であれば
WEiがネゲートされる。アドレス入力であれば、前記
信号CDEiがネゲートされ、信号WEiがアサートさ
れる。これにより、モード制御回路18は、外部入出力
端子I/O0〜I/O7からマルチプレクスされて入力
されるコマンド、データ及びアドレスを区別できる。モ
ード制御回路18は、消去や書込み動作中にレディー・
ビジー信号R/Biをアサートしてその状態を外部に知
らせることができる。
【0039】内部電源回路(内部電圧発生回路)20
は、書込み、消去、ベリファイ、読み出しなどのための
各種内部電圧とされる動作電源21を生成して、前記X
アドレスデコーダ9及びメモリセルアレイ3等に供給す
る。
【0040】前記モード制御回路18は、入力コマンド
に従ってフラッシュメモリFLSiを全体的に制御す
る。フラッシュメモリFLSiの動作は、基本的にコマ
ンドによって決定される。フラッシュメモリ1のコマン
ドには、読み出し、消去、書込み等の各コマンドがあ
る。
【0041】フラッシュメモリFLSiはその内部状態
を示すためにステータスレジスタ24を有し、その内容
は、信号OEiをアサートすることによって入出力端子
I/O0〜I/O7から読み出すことができる。
【0042】フラッシュメモリFLSiはデバイス製造
段階で明らかになった不良メモリセルトランジスタを救
済するするための冗長手段として、例えば冗長プログラ
ム回路8R、冗長Xアドレスデコード論理9R、及び冗
長メモリアレイ3Rを有し、ワード線単位の救済が可能
にされる。前記冗長プログラム回路8Rは救済されるべ
き不良Xアドレスがプログラムされ、プログラムされた
不良Xアドレスに一致するXアドレスの入力を検出する
と、Xアドレスデコーダ9に検出信号を出力する。Xア
ドレスデコーダ9は、前記検出信号が活性化されると、
正規のXアドレスデコード論理を非活性化し、それに代
えて冗長Xアドレスデコード論理9Rを活性化し、その
ときの不良アドレスに救済に割当てられる冗長アドレス
を冗長プログラム回路8Rから入力してデコードし、冗
長メモリアレイ3Rで冗長ワード線を選択する。
【0043】図3には前記カードコントローラCTRの
一例が示される。カードコントローラCTRはホスト装
置に接続されるホストインタフェース(HIF)30、
前記バス2を介してフラッシュメモリFLS1〜FLS
16に接続されるメモリインタフェース(MIF)31
を有し、その間に、制御論理回路32が配置され、この
制御論理回路32にが中央処理装置(CPU)33、リ
ードオンリメモリ(ROM)34、及びランダムアクセ
スメモリ(RAM)35が接続されて構成される。前記
CPU33はホスト装置から与えられるアクセス要求な
どに対し、ROM34に格納されたプログラムを実行し
てホスト装置側とのインタフェース制御及びフラッシュ
メモリ側とのインタフェースを制御を行う。RAM35
はインタフェース制御に際してCPUのワーク領域及び
制御テーブル領域などに利用される。前記制御論理回路
32は、前記CPU33によって可能なソフトウェア処
理の一部を負担するためのホストインタフェース機能、
メモリインタフェース機能、エラー検出・訂正機能、及
びデータ転送制御機能を実現するための専用ハードウェ
アである。
【0044】カードコントローラCTRの代表的な機能
として、ATAインタフェース仕様に準拠して、フラッ
シュメモリFLS1〜FLS16をファイルメモリとし
て動作させるアクセス制御機能と、フラッシュメモリF
LSiへのデータ書き込みに関する不良、例えば一部の
記憶領域に発生する不良に対する記憶領域の代替制御機
能がある。アクセス制御機能はIDEディスクインタフ
ェース仕様と互換であって既に公知であるから、ここで
はその詳細な説明は省略する。以下、代替制御機能につ
いて詳述する。
【0045】《代替制御機能》図4にはフラッシュメモ
リFLSiにおけるメモリマットのアドレスマップが例
示される。このアドレスマップは個々のフラッシュメモ
リFLSiにおけるローカルなアドレスマップであり、
データ領域40、代替領域41、不良登録テーブル領域
42に大別される。各領域は、特に制限されないが、4
セクタ分の2048(512×4)バイトにECCコー
ドの32バイトを有する単位ブロックBLKに32バイ
トの管理情報CNTが付加されたフォーマットの単位領
域BLK・CNTを有する。例えば、データ領域40は
15649個の単位領域を有し、代替領域41は673
個の単位領域BLK・CNTを有し、不良登録テーブル
領域42は62個の単位領域BLK・CNTを有する。
尚、各単位領域BLK・CNTに対してはフラッシュメ
モリFLSiのデバイスプロセス段階で発生する欠陥救
済のための前記冗長マット3Rの一部とされる冗長救済
用の記憶領域が設けてあり、冗長救済が行なわれた場合
には救済されるべきアドレスにマッピングされ、救済に
用いなければアドレスマッピングは行なわれない。
【0046】前記データ領域40は例えばユーザに開放
されるデータ領域とされる。経時的にデータ領域40等
で書込みエラーを生じたとき、エラーを生じたデータ領
域40等の単位領域BLK・CNTを代替するのに前記
代替領域41が用いられる。代替の単位は単位領域BL
K・CNTを最小単位とする。代替領域41は同じフラ
ッシュメモリ内のデータ領域40等を代替するチップ内
代替の他、別のフラッシュメモリのデータ領域40等を
代替するチップ間代替にも利用される。前記不良登録テ
ーブル領域42は、チップ内代替及びチップ間代替が行
なわれたとき、代替先のフラッシュメモリと代替先の代
替領域のアドレスとが登録される領域である。
【0047】図5には不良登録テーブル領域42の不良
登録データフォーマットが例示される。特に制限されな
いが、1個の単位領域BLK・CNTに対する不良登録
データは4バイトとされ、代替先のフラッシュメモリを
特定するチップ番号領域50と代替先の単位領域のアド
レスを特定する代替先アドレス領域51が設けられてい
る。ECCコードは11ビットの情報毎に配置されてい
る。尚、代替先アドレスは、特に制限されないが、代替
領域先頭アドレスからのオフセットアドレスとされる。
【0048】4バイト毎の不良登録データと単位領域B
LK・CNTとの対応は、特に制限されないが、一対一
対応とされる。したがって、単位領域BLK・CNTの
物理アドレスに基づいてアドレス演算を行うことによ
り、対応する4バイト毎の不良登録データを得ることが
できる。そのようなアドレス演算はカードコントローラ
CTRが行う。
【0049】図6には前記管理情報CNTの情報フォー
マットが例示される。管理情報CNTは、代替フラグ6
0、ブロックアドレス61、識別コード62、その他管
理情報64、及びECCコード65を有する。代替フラ
グ60は所定のコードにより、対応する単位領域BLK
・CNTが代替されていないことを示し、全ビット
“1”の場合には対応する単位領域BLK・CNTが代
替領域41で代替されていることを示す。ブロックアド
レスは当該単位領域BLK・CNTに割当てられたロー
カルなメモリアドレス(物理アドレス)を意味する。識
別コードは、単位ブロックBLKがデータか制御情報等
の区別を示すコードである。その他管理情報として、例
えば代替先の単位領域BLK・CNTでは代替元(エラ
ー発生元)単位領域の物理アドレス等を含む。
【0050】カードコントローラによる前記単位領域B
LK・CNTの代替制御について説明する。
【0051】カードコントローラCTRは代替領域41
の特定アドレス、例えば物理アドレス“3E2C‘H”
(記号‘Hは16進数を意味する)をチップ間代替判定
ブロックアドレスとして認識する。即ち、カードコント
ローラCTRは、単位領域のアクセスに際して管理情報
CNTを読み込み、読み込んだ管理情報CNTの物理ア
ドレスが“3E2C‘H”よりも下位にあれば、換言す
れば、代替領域41に未だ代替可能な記憶領域が所定数
よりも多く残っていれば、その単位領域BLK・CNT
に対して書込みエラーを生じたとき、チップ内代替を行
うように制御する。代替制御では、書込みエラーを生じ
た前記単位領域BLK・CNTにおける管理情報の代替
フラグ60を全ビット“1”とし、その単位領域BLK
・CNTに対応する4バイト毎の不良登録データとし
て、領域50には代替先のチップ番号(この場合はチッ
プ内代替であるから書込みエラーを生じたフラッシュメ
モリのチップ番号)が書込まれ、領域51には代替先ア
ドレスが書込まれる。このようにして領域50,51及
びフラグ60に書込まれた情報は、書込みエラーに係る
単位領域BLK・CNTを同じフラッシュメモリの別の
単位領域BLK・CNTに代替させたことを示すチップ
内代替情報を成す。
【0052】カードコントローラCTRは、前記読み込
んだ管理情報CNTの物理アドレスが“3E2C‘H”
よりも上位にあれば、換言すれば、代替領域41で新た
に代替可能な記憶領域が所定数以下になっていれば、そ
の単位領域BLK・CNTに対して書込みエラーを生じ
たとき、チップ間代替を行うように制御する。この代替
制御では、書込みエラーを生じた前記単位領域BLK・
CNTにおける管理情報の代替フラグ60を全ビット
“1”とし、その単位領域BLK・CNTに対応する4
バイト毎の不良登録データとして、領域50には代替先
のチップ番号(この場合はチップ間代替であるから書込
みエラーを生じたフラッシュメモリとは異なる別のフラ
ッシュメモリのチップ番号)が書込まれ、領域51には
代替先アドレスが書込まれる。このようにして領域5
0,51及びフラグ60に書込まれた情報は、書込みエ
ラーに係る単位領域BLK・CNTを異なるフラッシュ
メモリの単位領域BLK・CNTに代替させたことを示
すチップ間代替情報を成す。
【0053】前記カードコントローラCTRは、アクセ
ス動作対象のフラッシュメモリからアドレスで指定した
単位領域BLK・CNTの管理情報CNTを読み込み、
読み込んだ管理情報CNTのフラグ60から代替済(全
ビット“1”)を認識すると、その単位領域BLK・C
NTに対応する4バイト毎の不良登録データを読み込
み、その領域50,51で指定されるチップ番号のフラ
ッシュメモリにおける代替先アドレスをアクセス対象に
変更して、アクセス制御を行う。
【0054】前記チップ間代替やチップ内代替で用いら
れる代替領域は、デバイスプロセスにおいて欠陥救済に
用いれらる冗長アレイ3Rのような冗長記憶領域とは異
なることはいうまでもない。冗長プログラム回路のプロ
グラム内容にしたがった救済は、チップ間代替又はチッ
プ内代替が行われるか否かとは全く無関係に、冗長救済
が行われていれば、フラッシュメモリのハードウェアに
したがって自動的に冗長への置き換えが行われることに
なる。
【0055】上記代替制御機能の説明より明らかなよう
に、一つのフラッシュメモリで発生した書込みエラーの
救済に、別のフラッシュメモリの代替領域41を用いる
チップ間代替が可能になる。したがって、一部のフラッ
シュメモリ内でデータ慮域40の不良部分を代替領域に
代替させることが不可能になっても、不良に至った不揮
発性記憶装置を交換したり、予備の不揮発性メモリを用
いることなく、全体の不良を逃れることができる。
【0056】新たに代替可能な記憶領域の残りが所定数
以下になったフラッシュメモリにおいて書込みエラーが
生じたとき、それに対してチップ間代替を許容するか
ら、データブロックの無駄を極力排除するようにチップ
間代替を行うことができる。すなわち、チップ内代替が
全く不可能に成るまで代替を行ってしまったフラッシュ
メモリが顕在化する前にチップ間代替を開始させるか
ら、新たに代替可能な領域の残りに大きな偏りが生じ難
くなり、チップ間代替やチップ内代替のための処理サイ
クル数を最小限に抑えることが可能になる。フラッシュ
メモリ間で新たに代替可能な領域の残りに大きな偏りを
生ずると、代替先として採用し得るフラッシュメモリの
数が少なくなり、代替先として採用し得るフラッシュメ
モリを探すための検索リトライ回数が増えてしまうから
である。
【0057】これにより、不良に至ったフラッシュメモ
リを交換したり、予備のフラッシュメモリを用いること
なく、経時的に発生する書込み不良に対する救済効率を
向上させることができ不良データブロックの代替に、各
フラッシュメモリの記憶領域を無駄なく利用することが
できる。
【0058】《インタリーブ書込みサポート時の代替制
御機能》次に、インタリーブ書込みを採用する場合にお
ける代替制御機能について説明する。
【0059】図7にはインタリーブ書込み方式の一例が
示される。インタリーブ書き込みは、カードコントロー
ラCTRが、ホスト装置からのデータ書込み要求に応答
して、書込みデータを所定データ量単位、例えば208
0バイト単位で、書込み動作タイミングをずらしながら
順次異なる複数のフラッシュメモリに書込む方式であ
る。図7において、“転送”と記載された動作はコマン
ド及び書き鋳込みデータをカードコントローラからフラ
ッシュメモリに転送する操作であり、“フラッシュプロ
グラム”と記載された動作はフラッシュメモリに対する
書込み及び書込みベリファイ動作を意味する。同図より
明らかなように、フラッシュンメモリChipNo.0
〜ChipNo.3には順次直列的にコマンド及び書込
みデータ等の転送操作が行われ、転送されたコマンドな
どに従った書込み動作が順次ずれたタイミングで開始さ
れる。
【0060】このようなインタリーブ書込みによる書込
みデータのセクタ単位の論理アドレスは図8に例示され
るように、複数のフラッシュメモリChipNo.0〜
ChipNo.3に跨って分散されることになる。図8
において0,1,2,3の数字はセクタデータ単位の論
理アドレスを意味する。
【0061】図9乃至図12にはインタリーブ書き込み
を採用する場合におけるチップ間代替処理における代替
先フラッシュメモリの選択手法が例示される。同図では
フラッシュメモリはChip0〜Chip63の64個
実装されている場合を想定する。各図において◎のフラ
ッシュメモリChip1に書込みエラーが発生してチッ
プ間代替の必要性が生じたものとする(チップ間代替発
生チップ)。●のフラッシュメモリはそれ自体チップ間
代替を要するフラッシュメモリであって他のフラッシュ
メモリからのチップ間代替に答えることができないフラ
ッシュメモリである(チップ間代替受入れ不可能チッ
プ)。○はそれ自体チップ内代替で対処可能なフラッシ
ュメモリであって他のフラッシュメモリからのチップ間
代替に答えることができるフラッシュメモリである(チ
ップ間代替受入れ可能チップ)。□は前記チップ間代替
チップを含む可能性の有る一連のインタリーブ対象フラ
ッシュメモリである(インタリーブ対象予測チップ)。
ここで、一連のインタリーブ対象フラッシュメモリの数
は6個としている。■は前記インタリーブ対象予測チッ
プであり且つチップ間代替要求拒否チップであるフラッ
シュメモリを意味する。
【0062】図9はチップ間代替受入れ可能チップがあ
る場合の代替手法を例示する。カードコントローラCT
Rがインタリーブ書込み動作中にフラッシュメモリCh
ip1の書込みエラーを検出したとき、書込みエラーに
係る記憶領域を代替する他のフラッシュメモリとして、
前記書き込みエラーを生じたフラッシュメモリChip
1を含む一連のインタリーブ書き込み対象とされるフラ
ッシュメモリChip1〜Chip6及びChip60
〜Chip63を除外して、○印のチップ間代替受入れ
可能チップの中から代替対象とする第1候補を選択す
る。チップ間代替受入れ可能チップの中から第1候補を
選択する選択アルゴリズムは極力ランダムになることが
望ましく、例えば、選択可能な範囲で、A/(B−C)
の剰余の数に応ずるチップ番号若しくはそれに最も近い
フラッシュメモリを第1候補に選択すればよい。Aはデ
ータ領域40のブロック数15649、Bはフラッシュ
メモリチップの数、チップ間代替を必要とするフラッシ
ュメモリのチップ番号である。
【0063】上記より、代替領域に書込みエラーに係る
データを書き込むとき、分割された他のデータを書込む
インタリーブ動作と競合するのを排除することができ
る。若しくはそのような競合排除を高い確率で容易に実
現することができる。
【0064】図10はチップ間代替受入れ可能チップが
ない場合の代替手法を例示する。カードコントローラC
TRは、前記第1候補を選択不可能なとき、前記第1候
補の選択範囲外のうち、インタリーブ順序に対して後方
に位置するフラッシュメモリChip60〜Chip6
3の中から代替可能なものを第2候補として選択する。
【0065】図11には第2候補を選択不可能な場合の
代替手法を例示する。カードコントローラCTRは、前
記第2候補の選択が不可能なとき、書込みエラーを生じ
たフラッシュメモリChip1を第3候補として選択す
る。
【0066】図12には第3候補を選択不可能な場合の
代替手法を例示する。前記カードコントローラCTR
は、前記第3候補の選択が不可能なとき、前記第1候補
の選択範囲外のうち、インタリーブの順序方向に対する
前方のフラッシュメモリChip2〜Chip6の中か
ら代替可能なものを第4候補として選択する。
【0067】図13には図9〜図12で説明した選択手
法を実現するためのカードコントローラCTRによるチ
ップ間代替処理手順が例示される。
【0068】書込みエラーを検出すると(S1)、その
書込みエラーに係るフラッシュメモリの不良登録テーブ
ル領域42や対応する管理情報CNT等に基づいてフラ
ッシュメモリの代替状況を判定し(S2)、チップ内代
替が図4で説明したチップ間代替判定ブロックに到達し
たか否か、要するに、チップ内代替で処理すべきか、チ
ップ間代替で処理すべきかを判定する(S3)。チップ
間代替判定ブロックに到達していなければチップ内代替
処理を行う(S4)。
【0069】ステップS3でチップ間代替判定ブロック
に到達していると判定された場合には、チップ間代替処
理を行うために、先ず、前記チップ間代替受入れ可能チ
ップがあるか否かを判定する(S5)。チップ間代替受
入れ可能チップがある場合、図9で説明したTR1の処
理が行われる。即ち、代替先チップの候補を選択し(S
6)、選択した候補のフラッシュメモリにおける不良登
録テーブル領域42や対応する管理情報CNT等に基づ
いて候補とすべきフラッシュメモリの代替状況を判定し
(S7)、チップ内代替が図4で説明したチップ間代替
判定ブロックに到達したか否か、要するに、チップ内代
替で処理すべきか、チップ間代替で処理すべきかを判定
する(S8)。チップ間代替判定ブロックに到達してい
なければチップ内代替処理を行う(S9)。そうでなけ
れば処理S5に戻る。
【0070】ステップS5の判定によりチップ間代替受
入れ可能チップがない場合、図10で説明した処理TR
2が行われる。先ず、インタリーブ中のチップを選出す
る(S10)。要するに、書込みエラー発生フラッシュ
メモリよりもインタリーブの順番が前にされるフラッシ
ュメモリを選ぶ。選出されたフラッシュメモリの一つを
候補とし(S11)、候補としたフラッシュメモリにお
ける不良登録テーブル領域42や対応する管理情報CN
T等に基づいて候補とすべきフラッシュメモリの代替状
況を判定し(S12)、チップ内代替が図4で説明した
チップ間代替判定ブロックに到達したか否か、要する
に、チップ内代替で処理すべきか、チップ間代替で処理
すべきかを判定する(S13)。チップ間代替判定ブロ
ックに到達していなければチップ内代替処理を行う(S
14)。そうでなければ、S10で選ばれる候補に対す
る全てに対して処理を終了していなければ、ステップS
11の処理に戻る(S15)。
【0071】TR2の処理で適切な候補を選択できない
ときは、図11で説明した処理TR3が行われる。先
ず、代替先を書込みエラー発生チップに指定し(S1
6)、そのフラッシュメモリの代替領域41に、実質的
に空きデータブロックが有るかを判定する(S17)。
ここで言うところの実質的な空きとは、チップ間代替判
定ブロック3を超えて代替が進んでいてもよく、要する
に、最後まで代替領域が代替に用い尽くされていなけれ
ば、空きが有ると判断する。空きが有ればチップ内代替
を行う(S18)。
【0072】ステップS17の処理で実質的な空きがな
いと判定された場合は、図12で説明した処理TR4が
行われる。先ず、代替候補をインタリーブ方向次のチッ
プとし(S19)、そのフラッシュメモリの代替領域4
1に、実質的に空きデータブロックが有るかを判定する
(S20)。ここで言うところの実質的な空きとは、S
17の場合と同じである。空きが有ればチップ間代替を
行う(S21)。搭載チップの全てに対して代替先候補
とする事ができない場合には(S22)、代替処理不可
能として、エラー処理が行われて一連の処理を終了する
(S23)。
【0073】図14には代替先算出フローが例示され
る。この処理は前記ステップS5の処理に相当される。
即ち、前記チップ間代替受入れ可能チップがあるか否か
を判定し(S30)、チップ間代替受入れ可能チップが
ある場合、書込みエラー発生のブロックアドレスから代
替先チップを算出する(S31)。算出方法は、例え
ば、ブロックアドレスをインタリーブ範囲外チップ数で
除した余りを、インタリーブ範囲外チップの最小チップ
番号に加算して得る。具体的には、インタリーブ範囲外
チップをChipN0.7〜ChipNo.59とし、
エラー発生チップをChipNo.1とし、エラー発生
ブロックアドレスを10‘Hとし、搭載チップ数を64
とするなら、16÷53の余りは16であり、範囲外最
小ChipNo.は7であるから、7+16=23によ
り、チップ間代替チップの候補チップはChipNo.
23となる。
【0074】図15には代替処理フローが例示される。
この処理は、ステップS4、S9等の代替処理に相当さ
れる。代替候補とし得るフラッシュメモリの代替領域か
ら空きブロックを検索し(S40)、空きブロックに有
無が判定される(S41)。空きブロックがなければ代
替のエラー終了とされ、空きブロックがあれば、代替が
実行される(S42)。代替の実行では、代替先にエラ
ーに係るデータの書き込みを行い、書き込みエラーが無
ければ(S43)、対応する管理領域のフラグ設定や対
応する不良登録テーブルデータの代替先アドレス設定等
の処理を行って(S45),ダイヤ異処理を終了する。
書き込みエラーがある場合には次に飽くブロックを検索
し(S44)、ステップS41の処理に戻る。
【0075】図16〜図23には前記インタリーブ書込
みサポート時の代替制御機能によって実現される代替状
況の具体例を夫々示している。図16〜図22はフラッ
シュメモリがChipNo.0〜ChipN0.Fの1
6個搭載され、図22はフラッシュメモリがChipN
o.0〜ChipN0.5の6個搭載されている場合を
想定している。
【0076】図16〜図19はエラー発生がフラッシュ
メモリセルに対するプログラム処理を開始する前に明ら
かになったような場合を想定する。すなわち、不揮発性
メモリセルに対する書込み電圧の印可(プログラム)と
プログラムベリファイを行う前に、管理情報の確認を先
に行わなければならない。このとき、書込み対象データ
ブロックが既に代替されている場合に、上記プログラム
及びプログラムベリファイを開始する前に代替先アドレ
スを取得できるかの確認処理が必要になり、その際、リ
ード対象の不良登録テーブルがEECエラー等でリード
不可能なら代替先アドレスを取得できず、書込みエラー
になる。そのような書込みエラーの発生を想定する。
【0077】図16において、ChipNo.5のgフ
ラッシュメモリでエラーが発生している。このとき、他
のインタリーブ動作を妨げない期間t1でChipN
o.B〜ChipNo.Fの何れかを利用して代替処理
を行えばよい。これは図9による処理結果に対応され
る。
【0078】図17は図16において候補としたChi
pNo.B〜ChipNo.Fのフラッシュメモリが代
替先として不適当な場合の代替先を示し、インタリーブ
書き込み終了を待てChipNo.0のフラッシュメモ
リを代替先としている。これは図10による処理結果に
対応される。
【0079】図18の場合は図17においてChipN
o.0はもとより、ChipNo.4までのフラッシュ
メモリが全く代替不可能な場合に、エラーを生じたCh
ipNo.5を代替対象としている。これは図11によ
る処理結果に対応される。
【0080】図19の場合は図18においてエラーを生
じたChipNo.5も代替不可能な場合に、先のイン
タリーブ対象ChipNo.6のフラッシュメモリを代
替対象にしている。この場合にはインタリーブ動作が妨
げられてしまう。これは図12による処理結果に対応さ
れる。
【0081】図20〜図22はエラー発生が書き込み終
了時点で明らかになったような場合を想定する。
【0082】図20において、ChipNo.5のgフ
ラッシュメモリでエラーが発生している。このときは、
其の時点でインタリーブ動作中及び次のインタリーブ動
作対象とされるフラッシュメモリを除いて、例えば、C
hipNo.0〜ChipNo.4の何れかを利用して
代替処理を行えばよい。
【0083】図21は図20において候補としたChi
pNo.0〜ChipNo.4のフラッシュメモリが代
替先として不適当な場合の代替先を示し、インタリーブ
動作中のチップの中から、動作終了を待って当該動作終
了したフラッシュメモリ例えばChipNo.6をチッ
プ間代替対象とする。
【0084】図22の場合は、図21において動作終了
したフラッシュメモリがが全く代替不可能なとき、エラ
ーを生じたChipNo.5を代替対象としている。こ
のエラーを生じたChipNo.5も全ての代替領域を
使い尽くしている場合には搭載チップ全体からチップ間
代替先を新たに検索することになる。
【0085】図23には搭載チップ数が少ない場合の例
を示す。搭載チップが少ない場合には、インタリーブを
妨げること無くチップ間代替を行うことができる余裕は
少なくなる。
【0086】《パラレル書き込みサポート時の代替制御
機能》図24にはパラレル書込みを採用するときのチッ
プ間代替の様子が例示される。
【0087】前記インタリーブ書込みに代えてパラレル
書込みを採用するとき、カードコントローラCTRは、
外部からのデータ書込み要求に応答して、書込みデータ
を所定データ量単位で異なる複数のフラッシュメモリに
並行して書込むパラレル書込みを制御可能である。図2
4の例では6個のフラッシュメモリを並列動作させて書
き込みを行う。パラレル書込み動作中に書込みエラーを
検出したとき、書込みエラーに係る記憶領域を代替する
他のフラッシュメモリとして、前記書込みエラーを生じ
たフラッシュメモリを含むパラレル書込み対象とされる
フラッシュメモリを除く範囲から第1候補を選択するの
が望ましい。図24の例では、ChipNo.5のフラ
ッシュメモリでエラーを生じたとき、ChipNo.C
〜ChipNo.Fの内の1つをチップ間代替対象の候
補としている。
【0088】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0089】例えば、チップ間代替対象候補の選択手順
は上記の具体例に限定されず、既に開始され、或は其の
後に開始されると予想される書き込み動作を、極力妨げ
ないように候補を選択すればよく、種々の変更が可能で
ある。
【0090】また、冗長救済はビット線側の救済と併用
してもよい。本発明はATAメモリカードに限定され
ず、其の他の記憶形式の不揮発性メモリ、その他の規格
に準拠するメモリカードなどに広く適用することができ
る。フラッシュメモリの搭載数も上記に限定されない。
【0091】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0092】すなわち、不良に至った不揮発性記憶装置
を交換したり、予備の不揮発性メモリを用いることな
く、経時的に発生する書込み不良に対する救済効率を向
上させることができる不揮発性記憶システムを実現する
ことができる。
【0093】一部の不揮発性記憶装置内で不良データブ
ロックの代替が不可能になっても、不良に至った不揮発
性記憶装置を交換したり、予備の不揮発性メモリを用い
ることなく、全体の不良を逃れることができる不揮発性
記憶システムを提供することができる。
【0094】不揮発性記憶システムにおいて、不良デー
タブロックの代替に、各不揮発性記憶装置の記憶領域を
無駄なく利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る不揮発性記憶システムの一例であ
るフラッシュメモリ内蔵ATAメモリカードのブロック
図である。
【図2】フラッシュメモリの一例を示すブロック図であ
る。
【図3】カードコントローラの一例を示すブロック図で
ある。
【図4】フラッシュメモリにおけるメモリマットのアド
レスマップを例示する説明図である。
【図5】不良登録テーブル領域の不良登録データフォー
マットを例示する説明図である。
【図6】管理情報の情報フォーマットを例示する説明図
である。
【図7】インタリーブ書込み方式の概念を示す説明図で
ある。
【図8】インタリーブ書込みによる書込みデータのセク
タ単位の論理アドレスが複数のフラッシュメモリに分散
される状態を例示する説明図である。
【図9】インタリーブ書き込みを採用する場合における
チップ間代替先フラッシュメモリの選択手法の一例とし
てチップ間代替受入れ可能チップがある場合の代替手法
を示す説明図である。
【図10】インタリーブ書き込みを採用する場合におけ
るチップ間代替先フラッシュメモリの選択手法の別の例
としてチップ間代替受入れ可能チップがない場合の代替
手法を示す説明図である。
【図11】インタリーブ書き込みを採用する場合におけ
るチップ間代替先フラッシュメモリの選択手法の更に別
の例として図10の第2候補を選択不可能な場合の代替
手法を示す説明図である。
【図12】インタリーブ書き込みを採用する場合におけ
るチップ間代替先フラッシュメモリの選択手法の更に別
の例として図11の第3候補を選択不可能な場合の代替
手法を示す説明図である。
【図13】図13には図9〜図12で説明した選択手法
を実現するためのカードコントローラによるチップ間代
替処理手順を例示するフローチャートである。
【図14】代替先算出の処理を例示するフローチャート
である。
【図15】代替処理を例示するフローチャートである。
【図16】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み開始後の早い段階で明らかになっ場合を図
9による処理結果に対応して示すタイミングチャートで
ある。
【図17】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み開始後の早い段階で明らかになっ場合を図
10による処理結果に対応して示すタイミングチャート
である。
【図18】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み開始後の早い段階で明らかになっ場合を図
11による処理結果に対応して示すタイミングチャート
である。
【図19】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み開始後の早い段階で明らかになっ場合を図
12による処理結果に対応して示すタイミングチャート
である。
【図20】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み終了時点で明らかになった場合を示すタイ
ミングチャートである。
【図21】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み終了時点で明らかになった場合を示す別の
タイミングチャートである。
【図22】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例としてエラー発
生が書き込み終了時点で明らかになった場合を示す更に
別のタイミングチャートである。
【図23】インタリーブ書込みサポート時の代替制御機
能によって実現される代替状況の具体例として搭載チッ
プ数が少ない場合を示すタイミングチャートである。
【図24】パラレル書込みを採用するときのチップ間代
替の様子を例示するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ATAメモリカード 2 バス CTR カードコントローラ FLS1〜FLS16 フラッシュメモリ CE1〜CE16 チップイネーブル信号 3 メモリアレイ 3R 冗長メモリアレイ 8 Xアドレスバッファ 8R 冗長プログラム回路 9 Xアドレスデコーダ 9R 冗長Xアドレスデコード論理 33 CPU 34 ROM 35 RAM 40 データ領域 41 代替領域 42 不良登録テーブル領域 BLK 単位ブロック CNT 管理情報 BLK・CNT 単位領域 50 チップ番号領域 51 代替アドレス領域 60 代替フラグ 61 ブロックアドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 正喜 東京都小平市上水本町五丁目20番1号 株 式会社日立製作所半導体グループ内 (72)発明者 鈴木 猛 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 (72)発明者 大内 勝美 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立超エル・エス・アイ・システム ズ内 Fターム(参考) 5B018 GA04 HA21 KA13 KA15 NA06 5B025 AE00 5B060 CA15

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み出し、消去及び書込み可能な複数の
    不揮発性記憶装置と、外部からの要求に応答して前記不
    揮発性記憶装置の動作を制御する制御装置とを有し、 前記制御装置は、前記複数の記憶装置の内の動作対象の
    不揮発性記憶装置に対する書込みエラーを検出したと
    き、書込みエラーに係る記憶領域を前記複数の記憶装置
    の内の他の不揮発性記憶装置の記憶領域に代替させたこ
    とを示すチップ間代替情報を当該エラーに係る記憶領域
    の不揮発性記憶装置に設定することが可能であり、ま
    た、動作対象の不揮発性記憶装置からチップ間代替情報
    を得たとき当該チップ間代替情報が示す前記他の不揮発
    性記憶装置を動作対象に変更可能であることを特徴とす
    る不揮発性記憶システム。
  2. 【請求項2】 チップ間代替は、代替先として採用可能
    な記憶領域が所定数以下になった不揮発性記憶装置で生
    じた書込みエラーに対して可能にされるものであること
    を特徴とする請求項1記載の不揮発性記憶システム。
  3. 【請求項3】 前記制御装置は、代替先として採用可能
    な記憶領域が所定数よりも多く残っている不揮発性記憶
    装置で生じた書込みエラーに対しては、書込みエラーに
    係る記憶領域を同じ不揮発性記憶装置の別の記憶領域に
    代替させたことを示すチップ内代替情報を当該エラーに
    係る記憶領域の不揮発性記憶装置に設定することが可能
    であり、また、動作対象の不揮発性記憶装置からチップ
    内代替情報を得たとき当該チップ内代替情報が示す記憶
    領域を動作対象に変更可能であることを特徴とする請求
    項2記載の不揮発性記憶システム。
  4. 【請求項4】 前記制御装置は、チップ間代替による代
    替先の不揮発性記憶装置として、代替先として採用可能
    な記憶領域が所定数よりも多く残っている不揮発性記憶
    装置を候補として採用可能であることを特徴とする請求
    項3記載の不揮発性記憶システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置は、採用し得る前記候補が
    存在しないとき、代替先として採用可能な記憶領域が所
    定数以下になっている不揮発性記憶装置を別の候補とし
    て採用可能であることを特徴とする請求項4記載の不揮
    発性記憶システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置は、外部からのデータ書込
    み要求に応答して、書込みデータを所定データ量単位で
    書込み動作タイミングをずらしながら順次異なる複数の
    不揮発性記憶装置に書込むインタリーブ書込みを制御可
    能であり、インタリーブ書込み動作中に書込みエラーを
    検出したとき、書込みエラーに係る記憶領域を代替する
    他の不揮発性記憶装置として、前記書き込みエラーを生
    じた不揮発性記憶装置を含む一連のインタリーブ書き込
    み対象とされる不揮発性記憶装置を除外することを特徴
    とする請求項1記載の不揮発性記憶システム。
  7. 【請求項7】 前記制御装置は、外部からのデータ書込
    み要求に応答して、書込みデータを所定データ量単位で
    書込み動作タイミングをずらしながら順次異なる複数の
    不揮発性記憶装置に書込むインタリーブ書込みを制御可
    能であり、インタリーブ書込み動作中に書込みエラーを
    検出したとき、書込みエラーに係る記憶領域を代替する
    他の不揮発性記憶装置として、インタリーブの順序に対
    して前後所定の複数個以上離れた不揮発性記憶装置の中
    から第1候補を選択することを特徴とする請求項4記載
    の不揮発性記憶システム。
  8. 【請求項8】 前記制御装置は、前記第1候補を選択不
    可能なとき、前記第1候補の選択範囲外の内、インタリ
    ーブ順序に対して後方に位置する不揮発性記憶装置の中
    から代替先として採用可能なものを第2候補として選択
    することを特徴とする請求項7記載の不揮発性記憶シス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記制御装置は、前記第2候補の選択が
    不可能なとき、書込みエラーを生じた不揮発性記憶装置
    を第3候補として記憶領域の代替を行うことを特徴とす
    る請求項8記載の不揮発性記憶システム。
  10. 【請求項10】 前記制御装置は、前記第3候補の選択
    が不可能なとき、前記第1候補の選択範囲外のうち、イ
    ンタリーブの順序方向に対する前方の不揮発性記憶装置
    の中から代替先として採用可能なものを第4候補として
    選択することを特徴とする請求項9記載の不揮発性記憶
    システム。
  11. 【請求項11】 前記制御装置は、外部からのデータ書
    込み要求に応答して、書込みデータを所定データ量単位
    で異なる複数の不揮発性記憶装置に並行して書込むパラ
    レル書込みを制御可能であり、パラレル書込み動作中に
    書込みエラーを検出したとき、書込みエラーに係る記憶
    領域を代替する他の不揮発性記憶装置として、前記書込
    みエラーを生じた不揮発性記憶装置を含むパラレル書込
    み対象とされる不揮発性記憶装置を除く範囲から第1候
    補を選択することを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    1項記載の不揮発性記憶システム。
  12. 【請求項12】 制御装置と、複数の不揮発性記憶装置
    とを備え、 前記制御装置は、外部よりデータ及びアドレス情報を受
    信し、前記外部より受信したデータの前記複数の不揮発
    性記憶装置への格納、前記不揮発性記憶装置に格納され
    たデータの読み出し、又は前記不揮発性記憶装置に格納
    されたデータの消去の各動作を制御し、 それぞれの前記不揮発性記憶装置は、前記制御装置から
    の動作指示に応じて、前記制御装置から供給されたデー
    タについてデータを格納する書込動作、格納されたデー
    タを読み出して前記制御装置に供給する読み出し動作、
    又は格納したデータを消去する消去動作の各動作を行
    い、 前記制御装置は、前記外部より受信したデータを所定の
    サイズに分割し、分割された分割データの内の第1デー
    タを書込動作指示と共に第1の不揮発性記憶装置に供給
    し、前記第1の不揮発性記憶装置において書込動作継続
    中に第2データを書込指示と共に第2の不揮発性記憶装
    置に供給するインタリーブ動作を行い、分割された全て
    のデータを前記複数の不揮発性記憶装置に順次供給し、 前記複数の不揮発性記憶装置のうち1の不揮発性記憶装
    置において所定のデータの書込動作において書込エラー
    が発生した場合、前記制御装置が前記書込エラーを検出
    した際に、書込動作を行っている不揮発性記憶装置、及
    び前記書込エラーの発生以降に分割データの書込み対象
    とされる不揮発性記憶装置を除く他の不揮発性記憶装置
    に対して、前記制御装置は書込動作指示と共に前記所定
    のデータを供給するデータ格納制御を行うことを特徴と
    する不揮発性記憶システム。
  13. 【請求項13】 前記不揮発性記憶装置はそれぞれ、複
    数のメモリセルと、複数のワード線と、複数のビット線
    を有し、前記複数のメモリセルはそれぞれ、対応するワ
    ード線とビット線の交点に配置され、それぞれのワード
    線に接続されるメモリセルは、第1のグループと第2の
    グループに分類され、前記第1のグループのメモリセル
    は前記制御装置から供給されたデータを格納するために
    用いられ、前記第2のグループのメモリセルは所定の情
    報を格納するために用いられ、前記所定の情報は、前記
    書込動作において当該ワード線に接続されるメモリセル
    に前記所定のデータを格納する際に書込エラーが発生し
    たか否かの情報と、前記書込エラーが発生した場合、前
    記所定のデータを格納した不揮発性記憶装置を示す情報
    を含むことを特徴とする請求項12記載の不揮発性記憶
    システム。
  14. 【請求項14】 前記分割されたデータの所定のサイズ
    は、前記第1のグループのメモリセルに格納可能なデー
    タのサイズであることを特徴とする請求項13記載の不
    揮発性記憶システム。
  15. 【請求項15】 前記書込動作、読み出し動作、消去動
    作はそれぞれ、前記ワード線毎に行われることを特徴と
    する請求項13記載の不揮発性記憶システム。
  16. 【請求項16】 前記メモリセルはそれぞれ、格納すべ
    きデータに対応するしきい値電圧としてデータの格納を
    行い、 前記書込動作は、それぞれのメモリセルのしきい値電圧
    を格納すべきデータに対応するしきい値電圧に変化させ
    る第1動作と、それぞれのメモリセルのしきい値電圧が
    対応するしきい値電圧に変化したか否かを確認する第2
    動作とを含み、前記第1動作と前記第2動作とを所定の
    回数繰り返し、 前記書込エラーは、所定の回数前記第1動作と前記第2
    動作を繰り返した後に、少なくとも1つのメモリセルの
    しきい値電圧が対応するしきい値電圧になっていないこ
    とを検出することである請求項15記載の不揮発性記憶
    システム。
  17. 【請求項17】 前記不揮発性記憶装置は、前記書込動
    作において前記書込エラーを検出した場合、前記制御装
    置に書込エラーの発生を通知し、 前記制御装置は、前記通知により前記書込エラーを検出
    した際、前記他の不揮発性記憶装置に対して書込動作指
    示を行う前に、書込エラーが発生した当該不揮発性記憶
    装置に対して、書込エラーが発生した際に書込動作対象
    であったワード線とは異なるワード線を指定して書込動
    作を行うことを特徴とする請求項第16項記載の不揮発
    性記憶システム。
  18. 【請求項18】 前記不揮発性記憶装置は、前記制御装
    置に書込エラーの発生を通知する前に、冗長手段を介し
    て、前記書込エラーが発生した際に書込動作対象であっ
    たワード線とは異なるワード線を指定して書込動作可能
    であることを特徴とする請求項17記載の不揮発性記憶
    システム。
JP2001164188A 2001-05-31 2001-05-31 不揮発性記憶システム Expired - Fee Related JP4034947B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001164188A JP4034947B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 不揮発性記憶システム
US10/082,084 US6584014B2 (en) 2001-05-31 2002-02-26 Nonvolatile storage system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001164188A JP4034947B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 不揮発性記憶システム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007254447A Division JP4641034B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 不揮発性記憶システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002358246A true JP2002358246A (ja) 2002-12-13
JP4034947B2 JP4034947B2 (ja) 2008-01-16

Family

ID=19007040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001164188A Expired - Fee Related JP4034947B2 (ja) 2001-05-31 2001-05-31 不揮発性記憶システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6584014B2 (ja)
JP (1) JP4034947B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065380A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Sony Corp データ記録方法
JP2008537828A (ja) * 2005-04-15 2008-09-25 トムソン ライセンシング 少なくとも一つの共通データi/oバスに接続された複数の不揮発性メモリ中における論理データ・ブロックをフラッシュ・ブロックに記憶する方法およびシステム
JP2010521014A (ja) * 2008-02-29 2010-06-17 株式会社東芝 情報処理装置及び不揮発性半導体メモリドライブ
JP2011008790A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Thomson Licensing 情報データをフラッシュメモリデバイスに書き込む際のライトエラーを処理する方法及び装置
JP2015015070A (ja) * 2008-10-07 2015-01-22 マイクロン テクノロジー, インク. スタック型デバイスの再マッピング及び補修
JP2018128963A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 株式会社東芝 ビデオサーバ、放送システム、及びメモリ制御方法

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3233079B2 (ja) * 1997-09-30 2001-11-26 ソニー株式会社 データ処理システム及びデータ処理方法
KR100608592B1 (ko) 2004-01-27 2006-08-03 삼성전자주식회사 플래시 메모리의 데이터 관리 장치 및 방법
US20060069896A1 (en) * 2004-09-27 2006-03-30 Sigmatel, Inc. System and method for storing data
CN101088099B (zh) * 2004-12-21 2010-05-05 株式会社瑞萨科技 卡设备
JP4640071B2 (ja) * 2005-09-21 2011-03-02 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理復旧方法及び情報処理復旧プログラム
US20110059628A1 (en) * 2009-09-04 2011-03-10 Solid State System Co., Ltd. Secure digital card with two micro-sd cards in striping data access
TWI506422B (zh) * 2009-09-23 2015-11-01 Silicon Motion Inc 用來管理具有多通道、多途徑的記憶裝置之方法以及相關之記憶裝置及其控制器
JP2013125513A (ja) * 2011-12-16 2013-06-24 Samsung Electronics Co Ltd 不揮発性半導体記憶装置及びその管理方法
JP6961972B2 (ja) * 2017-03-24 2021-11-05 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 立体形状成形装置、情報処理装置及びプログラム

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3728521A1 (de) * 1987-08-26 1989-03-09 Siemens Ag Anordnung und verfahren zur feststellung und lokalisierung von fehlerhaften schaltkreisen eines speicherbausteins
JPH0827733B2 (ja) * 1993-07-06 1996-03-21 日本電気株式会社 障害処理システム
WO1997032253A1 (en) * 1996-02-29 1997-09-04 Hitachi, Ltd. Semiconductor memory device having faulty cells

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006065380A (ja) * 2004-08-24 2006-03-09 Sony Corp データ記録方法
JP4696501B2 (ja) * 2004-08-24 2011-06-08 ソニー株式会社 データ記録方法
JP2008537828A (ja) * 2005-04-15 2008-09-25 トムソン ライセンシング 少なくとも一つの共通データi/oバスに接続された複数の不揮発性メモリ中における論理データ・ブロックをフラッシュ・ブロックに記憶する方法およびシステム
US8301825B2 (en) 2005-04-15 2012-10-30 Thomson Licensing Method and system for storing logical data blocks into flash-blocks in multiple non-volatile memories which are connected to at least one common data I/O bus
JP2010521014A (ja) * 2008-02-29 2010-06-17 株式会社東芝 情報処理装置及び不揮発性半導体メモリドライブ
JP2015015070A (ja) * 2008-10-07 2015-01-22 マイクロン テクノロジー, インク. スタック型デバイスの再マッピング及び補修
JP2011008790A (ja) * 2009-06-29 2011-01-13 Thomson Licensing 情報データをフラッシュメモリデバイスに書き込む際のライトエラーを処理する方法及び装置
JP2018128963A (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 株式会社東芝 ビデオサーバ、放送システム、及びメモリ制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20020181285A1 (en) 2002-12-05
JP4034947B2 (ja) 2008-01-16
US6584014B2 (en) 2003-06-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100622349B1 (ko) 불량 블록 관리 기능을 가지는 플레시 메모리 장치 및플레시 메모리 장치의 불량 블록 관리 방법.
JP4059473B2 (ja) メモリカード及びメモリコントローラ
JP4761959B2 (ja) 半導体集積回路装置
US7546440B2 (en) Non-volatile memory devices and control and operation thereof
JP4129381B2 (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP5996838B2 (ja) メモリリマップ情報を記憶する不揮発性メモリ
US20060140027A1 (en) Semiconductor memory device and method of operating the same
JP4034947B2 (ja) 不揮発性記憶システム
JP2002366420A (ja) 不揮発性記憶装置及びその書き換え制御方法
JP2002358795A (ja) 不揮発性半導体記憶装置および製造方法
JP2007094921A (ja) メモリカードとその制御方法
JP4849637B2 (ja) メモリカード及びメモリコントローラ
JP2008251154A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4641034B2 (ja) 不揮発性記憶システム
JP2011048852A (ja) 不揮発性記憶システム
JP4461754B2 (ja) メモリコントローラ及びメモリコントローラを備えるフラッシュメモリシステム、並びに、フラッシュメモリの制御方法
JPH0729392A (ja) 不揮発性半導体メモリおよびそれを使用した半導体ディスク装置
JP2004030849A (ja) データの一部書き換え機能を有する半導体不揮発性メモリ
JP3267320B2 (ja) 不揮発性半導体メモリ装置及び不揮発性半導体メモリ装置の制御方法
JP2002074978A (ja) 不揮発性半導体記憶装置
JP4332108B2 (ja) メモリコントローラ、フラッシュメモリシステム及びフラッシュメモリの制御方法
US11550494B2 (en) Method to support high reliability multiple times program non-volatile configuration setting
JP7030636B2 (ja) メモリシステムおよびその制御方法
JP2007156846A (ja) メモリコントローラ及びフラッシュメモリシステム
JP2006040484A (ja) フラッシュメモリモジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041013

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20050315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071026

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131102

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees