JP2002357925A - トナーの製造方法 - Google Patents

トナーの製造方法

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JP2002357925A JP2001165890A JP2001165890A JP2002357925A JP 2002357925 A JP2002357925 A JP 2002357925A JP 2001165890 A JP2001165890 A JP 2001165890A JP 2001165890 A JP2001165890 A JP 2001165890A JP 2002357925 A JP2002357925 A JP 2002357925A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カブリなどの画質不良が発生しないトナ
ーを効率よくかつ安定的に製造できる方法を提供する。 【解決手段】 着色重合体粒子分散液、好ましくは該着
色重合体粒子分散液の分散媒の電気伝導度が200μS
/cm以下の着色重合体粒子分散液の流量を測定しなが
ら移送する工程において、該着色重合体粒子分散液の流
量を非接液型の電極を有する電磁流量計、好ましくは励
磁周波数が100Hz以上の非接液型の電極を有する電
磁流量計を用いて測定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真法、静電
記録法等によって形成される静電潜像を現像するための
トナーの製造方法に関し、さらに詳しくは、カブリが発
生しないトナーを効率よくかつ安定的に製造する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】トナーの製造方法として、(1)結着樹
脂を着色剤、帯電制御剤、離型剤などと混練、粉砕、分
級して着色粒子を得る粉砕法、(2)重合性単量体を、
又は重合性単量体、帯電制御剤、離型剤等の混合物を、
懸濁重合、乳化重合又は分散重合し、必要に応じて凝集
させて所望粒径の着色粒子を得る重合法若しくは凝集法
と呼ばれる方法、(3)着色剤を含有する樹脂を有機溶
媒に溶解し、次いで溶媒を水媒体に転相して得る溶解分
散法等がある。重合法、凝集法又は溶解分散法によりト
ナーを得ようとする場合には、調製された着色重合体粒
子分散液を必要に応じて酸又はアルカリで洗浄し、さら
に水で洗浄して不要な成分を除去した後、脱水して湿潤
状態の着色重合体粒子を得、該粒子を乾燥する。通常、
前記分散液などのスラリー状態の流体の流量測定には、
電磁流量計を用いて前記分散液の流量を監視している
が、得られたトナーの帯電性が低下してカブリ等の画質
不良が発生する等の問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、カブリ等の画質不良が発生しないトナーを効率よく
かつ安定的に製造できる方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく鋭意検討した結果、着色重合体粒子分散液
の流量計の構造に原因があることを突き止めた。すなわ
ち、該分散液と測定電極とが接液している構造をとって
いることが原因であることがわかった。そこで、着色重
合体粒子分散液の流量を測定する工程において、特定の
電磁流量計を用いることにより、上記目的を達成できる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成するに
至った。
【0005】かくして本発明によれば、着色重合体粒子
分散液を調製する工程、該着色重合体粒子分散液の流量
を非接液型の電極を有する電磁流量計を用いて測定する
工程を含むトナーの製造方法が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のトナーの製造方法は、着
色重合体粒子分散液の流量を非接液型の電極を有する電
磁流量計を用いて測定することを含むものである。
【0007】電磁流量計は、導電性の流体が流れる管
(測定管)2に磁界をかけたときにその流れと垂直方向
に発生する起電力を電極で測定し、その起電力から流量
を算出するものである。
【0008】接液型の電極を有する電磁流量計の、電極
部分の概念図を図1に、本発明の方法に使用する非接液
型の電極を有する電磁流量計の、電極部分の概念図を図
2に示す。接液型の電極を有する電磁流量計は、図1の
ように流体と発生した起電力を測定するための電極11
とが接液している。そのため、測定流体中に固形成分が
含まれている場合、その固形成分が電極部分と衝突する
ことによりノイズ(スラリーノイズ)が発生し、測定流
量と実流量との間で誤差が生じる。一方、本発明の方法
に使用する非接液型の電極を有する電磁流量計は、図2
のように測定管2の外側に電極1が取り付けられてお
り、この電極1が、管壁の容量を介して信号起電力を検
出する仕組みになっている。電極1は、測定流体と接液
しない構造をとっている。そのため、従来の電磁流量計
で生じているようなスラリーノイズが発生することな
く、正確に流体の流量を測定することができる。
【0009】本発明の方法に用いる電磁流量計の電極の
形状は、測定する流体と接液しない形状であれば特に限
定されない。電極の形状の具体例としては、測定管を覆
う形状のもの(面電極)などが挙げられる。
【0010】電磁流量計の測定管への磁界のかけ方(励
磁方式)には、大きく分けて高周波励磁方式と低周波励
磁方式の2つがあり、この他に低周波に高周波を重畳さ
せた二周波励磁方式がある。中でも本発明の方法に使用
できる電磁流量計の励磁方式としては、耐ノイズ性と高
速応答の点で高周波励磁方式が好ましい。高周波励磁方
式は、前記のスラリーノイズだけでなくフローノイズ
(測定管と流体が擦れることによって発生する電荷が出
力に重畳することにより生じるノイズ)等の影響を受け
にくいことから、低電気伝導度領域まで正確な測定が可
能である。この時の好ましい励磁周波数は、100Hz
以上である。このような非接液型で高周波励磁方式の電
磁流量計として、具体的には横河電機社製ADMAG
CA、東京計装社製CAPAFLUXなどが挙げられ
る。なお、本発明では、移送配管の径が80A以上の場
合には、超音波流量計を電磁流量計にかえて用いること
ができる。超音波流量計は、測定管の上流側及び下流側
からそれぞれ超音波パルスを発信させ、2つの伝播時間
の差から流量を算出するものである。
【0011】本発明の方法では、電磁流量計で着色重合
体粒子分散液の流量を監視し、適正な流量となるように
バルブ開度やポンプ圧力などを調整する。
【0012】本発明の方法に適用する着色重合体粒子分
散液は、重合法、凝集法、溶解分散法等によって調製さ
れたものである。着色重合体粒子水分散液の調製の具体
例としては、重合性単量体及び着色剤等の添加剤を含有
する単量体組成物を水系媒体中で懸濁重合、乳化重合又
は分散重合させ、必要に応じて凝集させる方法;重合体
粒子と、単量体及び添加剤とを水系媒体中で懸濁重合、
乳化重合又は分散重合させ、必要に応じて凝集させる方
法;重合体粒子と着色剤等の添加剤とを水系媒体中で凝
集させる方法;着色剤を含有する樹脂を有機溶媒に溶解
し、次いで溶媒を水媒体に転相して得る方法などが挙げ
られる。
【0013】着色重合体粒子は、通常、結着樹脂を必須
成分として含有し、さらに着色剤、帯電制御剤、離型剤
などのその他の添加剤が必要に応じて含まれている。
【0014】着色重合体粒子を構成する結着樹脂は、ト
ナー用結着樹脂として通常に使用されているものであれ
ばよく、例えば、(メタ)アクリル酸アルキル重合体、
スチレン−(メタ)アクリル酸アルキル共重合体、スチ
レン重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン
−無水マレイン酸共重合体、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリエステル、ノルボルネン系樹脂、エポキシ樹
脂、ポリアミドなどが挙げられる。
【0015】着色剤としては、黒色着色剤、カラー用着
色剤があげられる。
【0016】黒色着色剤としては、カーボンブラック、
ニグロシンベースの染顔料類;コバルト、ニッケル、四
三酸化鉄、酸化鉄マンガン、酸化鉄亜鉛、酸化鉄ニッケ
ル等の磁性粒子;などを挙げることができる。カーボン
ブラックを用いる場合、一次粒径が20〜40nmであ
るものが好ましい。一次粒径が20nmより小さいとカ
ーボンブラックの分散が得られず、かぶりの多いトナー
になりやすい。一方、40nmより大きいと、多価芳香
族炭化水素化合物、例えばベンズピレン等の量が多くな
って、環境安全上の問題が起こることがある。
【0017】カラー用着色剤としては、イエロー着色
剤、マゼンタ着色剤及びシアン着色剤が挙げられる。
【0018】イエロー着色剤としては、アゾ系顔料、縮
合多環系顔料等の化合物が挙げられる。具体的にはC.
I.ピグメントイエロー3、12、13、14、15、
17、62、65、73、83、90、93、97、1
20、138、155、180及び181等が挙げられ
る。
【0019】マゼンタ着色剤としては、アゾ系顔料、縮
合多環系顔料等の化合物が挙げられる。具体的にはC.
I.ピグメントレッド48、57、58、60、63、
64、68、81、83、87、88、89、90、1
12、114、122、123、144、146、14
9、163、170、184、185、187、20
2、206、207、209及び251、C.I.ピグ
メントバイオレット19等が挙げられる。
【0020】シアン着色剤としては、銅フタロシアニン
化合物及びその誘導体、アントラキノン化合物等が挙げ
られる。具体的にはC.I.ピグメントブルー2、3、
6、15、15:1、15:2、15:3、15:4、
16、17、及び60等が挙げられる。
【0021】こうした着色剤の量は、重合性単量体又は
結着樹脂100重量部に対して1〜10重量部である。
【0022】帯電制御剤としては、各種の帯電制御剤が
挙げられる。具体的には、ボントロンN−01(オリエ
ント化学工業社製)、ニグロシンベースEX(オリエン
ト化学工業社製)、スピロンブラックTRH(保土ケ谷
化学工業社製)、T−77(保土ケ谷化学工業社製)、
ボントロンS−34(オリエント化学工業社製)、ボン
トロンE−81(オリエント化学工業社製)、ボントロ
ンE−84(オリエント化学工業社製)、COPY C
HARGE NX(クラリアント社製)、COPY C
HARGE NEG (クラリアント社製)等の帯電制
御剤、特開平11−15192号公報、特開平3−17
5456号公報、特開平3−243954号公報などに
記載の4級アンモニウム(塩)基含有共重合体や特開平
3−243954号公報、特開平1−217464号公
報、特開平3−15858号公報などに記載のスルホン
酸(塩)基含有共重合体等の帯電制御剤(帯電制御樹
脂)が挙げられる。これらの帯電制御剤は、トナーの帯
電性を向上させるために、着色粒子中に含有させること
が好ましい。なかでも帯電制御樹脂は、結着樹脂との相
溶性が高く、無色であり高速でのカラー連続印刷におい
ても帯電性が安定したトナーを得ることができる点で好
ましい。
【0023】こうした帯電制御剤の量は、重合性単量体
又は結着樹脂100重量部に対して、通常、0.01〜
10重量部、好ましくは0.1〜7重量部である。
【0024】離型剤としては、例えば、低分子量ポリエ
チレン、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリブチレ
ンなどの低分子量ポリオレフィンワックス類や分子末端
酸化低分子量ポリプロピレン、分子末端をエポキシ基に
置換した低分子量末端変性ポリプロピレン、分子末端酸
化低分子量ポリエチレン、分子末端をエポキシ基に置換
した低分子量ポリエチレンなどの末端変性ポリオレフィ
ンワックス類;キャンデリラ、カルナウバ、ライス、木
ロウ、ホホバなどの植物系天然ワックス;パラフィン、
マイクロクリスタリン、ペトロラクタムなどの石油系ワ
ックス;フィッシャートロプシュワックスなどの合成ワ
ックス;ペンタエリスリトールテトラミリステート、ペ
ンタエリスリトールテトラパルミテート、ジペンタエリ
スリトールヘキサミリステートなどの多官能エステル化
合物など1種あるいは2種以上が挙げられる。
【0025】本発明の方法に適用できる着色重合体粒子
分散液の分散媒には、該着色重合体粒子を形成するのに
使用した分散安定剤、水溶性の有機化合物若しくは無機
化合物、又は重合開始剤や分子量調整剤などの残渣が含
まれていてもよい。
【0026】分散安定剤としては、硫酸バリウム、硫酸
カルシウムなどの硫酸塩;炭酸バリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウムなどの炭酸塩;リン酸カルシウム
などのリン酸塩;酸化アルミニウム、酸化チタン等の金
属酸化物; 水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化第二鉄等の金属水酸化物;ポリビニルアルコ
ール、メチルセルロース、ゼラチン等の水溶性高分子;
アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界
面活性剤等を挙げることができる。
【0027】水溶性の有機化合物あるいは無機化合物と
しては、水溶性オキソ酸塩を挙げることができる。水溶
性オキソ酸塩としては、ホウ酸塩、リン酸塩、硫酸塩、
炭酸塩、ケイ酸塩、硝酸塩等が挙げられ、好ましくはケ
イ酸塩、ホウ酸塩又はリン酸塩が、特に好ましくはホウ
酸塩が挙げられる。ホウ酸塩としては、テトラヒドロホ
ウ酸ナトリウム、テトラヒドロホウ酸カリウム;四ホウ
酸ナトリウム、四ホウ酸ナトリウム十水和物、メタホウ
酸ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム四水和物、ペルオ
キソホウ酸ナトリウム四水和物、メタホウ酸カリウム、
四ホウ酸カリウム八水和物などが挙げられる。
【0028】リン酸塩としては、ホスフィン酸ナトリウ
ム一水和物、ホスホン酸ナトリウム五水和物、ホスホン
酸水素ナトリウム2.5水和物、リン酸ナトリウム十二
水和物、リン酸水素二ナトリウム、リン酸水素二ナトリ
ウム十二水和物、リン酸二水素ナトリウム一水和物、リ
ン酸二水素ナトリウム二水和物、ヘキサメタリン酸ナト
リウム、次リン酸ナトリウム十水和物、二リン酸ナトリ
ウム十水和物、二リン酸二水素二ナトリウム、二リン酸
二水素二ナトリウム六水和物、三リン酸ナトリウム、c
yclo−四リン酸ナトリウム、ホスフィン酸カリウ
ム、ホスホン酸カリウム、ホスホン酸水素カリウム、リ
ン酸カリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カ
リウム、二リン酸カリウム三水和物、メタリン酸カリウ
ムなどが挙げられる。ケイ酸塩としては、メタケイ酸ナ
トリウム、メタケイ酸ナトリウム9水和物、水ガラス、
オルトケイ酸ナトリウムなどが挙げられる。
【0029】重合開始剤としては、過硫酸カリウム、過
硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;4,4’−アゾビス
(4−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビス(2−アミ
ジノプロパン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス−2−メ
チル−N−1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒ
ドロキシエチルプロピオアミド、2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、2,2’−アゾ
ビスイソブチロニトリル、1,1’−アゾビス(シクロ
ヘキサン−1−カルボニトリル)等のアゾ化合物;メチ
ルエチルパーオキシド、ジ−t−ブチルパーオキシド、
アセチルパーオキシド、ジクミルパーオキシド、ラウロ
イルパーオキシド、ベンゾイルパーオキシド、t−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチル
パーオキシネオデカノエート、t−ブチルパーオキシピ
バレート、ジ−イソプロピルパーオキシジカーボネー
ト、ジ−t−ブチルパーオキシイソフタレート等の過酸
化物類などを例示することができる。また、これら重合
開始剤と還元剤とを組み合わせたレドックス開始剤を挙
げることができる。
【0030】分子量調整剤としては、例えば、t−ドデ
シルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、n−オ
クチルメルカプタンなどのメルカプタン類;四塩化炭
素、四臭化炭素などのハロゲン化炭化水素類;を例示す
ることができる。
【0031】本発明の方法に適用できる着色重合体粒子
分散液は、揮発性成分や水溶性成分が除去されているこ
とが好ましい。
【0032】揮発性成分としては、未反応の単量体、有
機溶媒、触媒残渣などが挙げられる。これらを除去する
ことによって帯電量が安定し画質が良好になる。揮発性
成分の除去方法は、特に制限はなく、例えば、着色重合
体粒子水分散液に減圧雰囲気下でスチームや窒素などの
気体を吹き込みながらあるいは水を添加しながら水を溜
去する方法;着色重合体粒子水分散液を減圧雰囲気下に
おき水を蒸発させる方法;着色重合体粒子水分散液を外
部熱交換機で加熱して減圧雰囲気の中に注入してフラッ
シングさせる方法;着色重合体粒子水分散液を蒸留塔の
塔頂から供給し、塔底で水分散液を加熱し又は水分散液
にスチームを吹き込んで蒸留する方法などが挙げられ
る。揮発性成分を除去するために水分散液は、通常(着
色重合体粒子の溶融温度−15)℃〜100℃、好まし
くは60〜90℃の温度にする。揮発性成分を除去する
ときの圧力は通常、10〜101kPa、好ましくは2
0〜70kPaである。
【0033】揮発性成分の除去は、乾燥後のトナーに含
まれる、未反応単量体が通常、100ppm以下、好ま
しくは50ppm以下になるまで行われる。
【0034】未反応単量体の量は、下記の方法により測
定した。乾燥後の着色重合体粒子3gを1mg単位まで
精秤して、N,N−ジメチルホルムアミド27gを加え
て15分間攪拌した後、メタノール13gを加えて更に
10分間攪拌してから静置して不溶分を沈殿させた。そ
の後、上澄み液2μlをガスクロマトグラフ(カラム:
TC−WAX、0.25mm×30m;カラム温度:8
0℃;インジェクション温度:200℃、FID検出側
温度:200℃)に注入して重合性単量体の残留量を測
定した。定量用標準試料は、各単量体のN,N−ジメチ
ルホルムアミド/メタノール溶液とした。
【0035】揮発性化合物を留去する前の重合体粒子中
の残留重合性単量体量は、湿潤した試料中の純固形分に
対する比率として算出した。なお、純固形分は、上記
試料調製作業のために湿潤した重合体粒子を分取するの
と同時に、1gを1mg単位まで精秤し、これを10
5℃で1時間加熱して得た固形分重量を精秤し、乾燥
前後の重量差から純固形分割合を算出し、この割合
を、残留重合性単量体測定のために用いた湿潤した重合
体粒子重量に乗じて求めた。
【0036】水溶性成分としては、分散安定剤(難水溶
性金属化合物は酸又はアルカリによって水溶性になるも
の)、水溶性オキソ酸塩などが挙げられる。
【0037】水溶性成分の除去は、水溶性成分が揮発性
の高いものであれば、前記揮発成分の除去と同時に除去
できる。揮発性の低い水溶性成分は、酸洗浄、アルカリ
洗浄、水洗浄などの洗浄によって除去できる。
【0038】酸洗浄又はアルカリ洗浄は、中性域では非
水溶性あるいは難水溶性であるが、酸性又はアルカリ性
域で水溶性となる物質を除去するために行われる。酸又
はアルカリ洗浄の方法は特に限定されない。例えば、分
散液に酸又はアルカリを添加して攪拌する方法;分散液
を脱水しケーキ状にした後、酸又はアルカリをケーキに
吹きかける方法などが挙げられる。酸洗浄においては水
分散液のpHを6.5以下に調整するのが好ましい。調
整には、硫酸、塩酸などの鉱酸;カルボン酸などの有機
酸を用いる。特に硫酸が好適である。アルカリ洗浄にお
いては、アンモニア、アミン類、アルカリ金属の水酸化
物などを用いる。
【0039】水洗浄は、中性域で水溶性の物質を除去す
るためと、酸又はアルカリ洗浄において酸性又はアルカ
リ性になった媒体を中性域に戻すために行われる。水洗
浄の方法の具体例としては、分散液を脱水してケーキ状
にし、これを洗浄水に分散し攪拌する方法;分散液を脱
水してケーキ状にした後洗浄水を吹きかける方法などが
挙げられる。
【0040】分散液を脱水する方法は特に限定されず、
例えば、加圧ろ過、真空ろ過、遠心ろ過などの方法が挙
げられる。これらのうち遠心ろ過法が好適である。
【0041】濾過脱水装置としては、ピーラーセントリ
フュージ、サイホンピーラーセントリフュージなどを挙
げることができる。
【0042】遠心ろ過法においては、遠心重力を、通
常、400〜3000G、好ましくは800〜2000
Gに設定する。脱水後の含水率は、通常、5〜30重量
%、好ましくは8〜25重量%である。含水率が高いと
乾燥工程に時間を要するようになり、また水中の不純物
濃度が低くても含水率が高いと乾燥によって不純物が濃
縮され、現像剤の環境依存性が大きくなる。
【0043】なお、含水率は含水粒子2gをアルミ皿に
採取し、それを精秤(W[g])し、105℃に設定
した乾燥器に1時間放置し、冷却後、精秤(W
[g])し、以下の式で計算した。
【0044】 含水率=((W−W)/W)×100 ケーキ状の着色重合体粒子に水を吹きかける方法も特に
限定されない。例えばベルトフィルターに着色重合体粒
子のケーキを載せ、上から水を降りかけ、フィルターの
下から水を吸引するという方法を採ることができる。
【0045】水溶性成分の除去は、着色重合体粒子を脱
水し乾燥した後に得られた粒子の導電率σ2が、通常2
0μS/cm以下、好ましくは15μS/cm以下に、
σ2−σ1が、10μS/cm以下、好ましくは5μS
/cm以下になるように行う。水の導電率σ1は、通
常、0〜15μS/cmである。
【0046】σ2が大きい場合あるいはσ2−σ1が大
きい場合には、帯電量の環境に対する依存性が高くなっ
て、環境変動(温度や湿度の変化)による画質の低下を
引き起こすようになる。
【0047】導電率σ2は、乾燥後のトナー6gを導電
率σ1のイオン交換水100gに分散して分散液を得、
この分散液を10分間煮沸した後、別途10分間煮沸し
ておいたイオン交換水を添加して煮沸前の容量に戻し、
室温に冷却した後、導電率計で測定した値である。
【0048】酸又はアルカリ洗浄をした場合には、乾燥
後のトナーのpHが通常4〜8、好ましくは4.5〜
7.5になるようにする。pHは、トナー6gをイオン
交換水(陽イオン交換処理と陰イオン交換処理を行った
もの)100gに分散し、これを10分間煮沸した後、
別途10分間煮沸しておいたイオン交換水を添加して煮
沸前の容量に戻し、室温に冷却した後、pH計を用いて
測定した値である。
【0049】本発明の方法に適用する好適な着色重合体
粒子水分散液の分散媒の電気伝導度は、200μS/c
m以下、好ましくは50μS/cm以下である。分散媒
の電気伝導度を上記の範囲にすることにより、精度よく
前記分散液の流量を測定することができる。逆に分散媒
の電気伝導度が200μS/cmを超えると、電磁流量
計で測定した流量と実流量と間に誤差が生じやすくな
り、着色重合体粒子分散液の洗浄及び脱水が不安定にな
ることがある。そして、その結果、着色重合体粒子中又
は該粒子表面に不純物が残留して、トナーの帯電量低下
によるかぶりやトナー飛散等の問題を引き起こす傾向に
ある。
【0050】本発明の方法に使用する好適な着色重合体
粒子分散液の固形分濃度は40%以下、好ましくは30
%以下である。固形分濃度を前記範囲にすることによ
り、着色重合体粒子分散液の流量を正確に測定すること
ができる。また、前記分散液の温度は、通常100℃以
下、好ましくは80℃以下である。分散液の温度を前記
範囲にすることにより、着色重合体粒子分散液中の着色
重合体粒子の安定性がよく、凝集体などが生成しにくい
ので、粒径分布の良いトナーを得ることができる。
【0051】本発明の方法では、電極非接液型の電磁流
量計を用いて着色重合体粒子分散液の流量を測定する。
着色重合体粒子分散液の流量測定は、前記の凝集槽、酸
又はアルカリ洗浄槽、水洗浄槽、及び脱水装置などへ移
送する工程が挙げられる。移送された前記分散液は、各
々の槽で前記のように凝集、酸又はアルカリ洗浄、水洗
浄、及び脱水が行われ、その後乾燥、そして必要に応じ
て分級が行われる。乾燥方法としては、流動乾燥、真空
乾燥などが挙げられ、特に限定されないが、低温度での
乾燥が可能な真空乾燥が好ましく、特に攪拌翼を備えた
真空乾燥機による乾燥が好ましい。含水率60%程度に
なったときに下記の無機粒子を乾燥機内に添加して、無
機粒子を着色重合体粒子と混ぜながら乾燥すると、着色
重合体粒子の凝集が抑えられ粗大粒子の割合が少なくな
り、白筋等の画質不良が低減できる。
【0052】この乾燥によって得られた着色重合体粒子
は、必要に応じて分級を行うことができる。又着色重合
体粒子は、そのままでトナーとして使用することもでき
るが、外添剤を着色重合体粒子表面に添加したものをト
ナーとして通常使用する。
【0053】外添剤しては、無機粒子や有機樹脂粒子が
挙げられる。無機粒子としては、二酸化ケイ素、酸化ア
ルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化錫、チタン酸
バリウム、チタン酸ストロンチウムなどが挙げられる。
有機樹脂粒子としては、メタクリル酸エステル重合体粒
子、アクリル酸エステル重合体粒子、スチレン−メタク
リル酸エステル共重合体粒子、スチレン−アクリル酸エ
ステル共重合体粒子、コアがメタクリル酸エステル共重
合体でシェルがスチレン重合体で形成されたコアシェル
型重合体粒子、シェルがメタクリル酸エステル共重合体
でコアがスチレン重合体で形成されたコアシェル型重合
体粒子などが挙げられる。これらのうち、無機酸化物粒
子、特に二酸化ケイ素粒子が好適である。また、これら
の粒子表面を疎水化処理することができ、疎水化処理さ
れた二酸化ケイ素粒子が特に好適である。外添剤の量
は、特に限定されないが、着色重合体粒子100重量部
に対して、通常、0.1〜6重量部である。
【0054】外添剤は2種以上を組み合わせて用いても
良い。外添剤を組み合わせて用いる場合には、平均粒子
径の異なる2種の無機酸化物粒子または有機樹脂粒子を
組み合わせるのが好適である。
【0055】具体的には、平均粒子径5〜20nm、好
ましくは7〜18nmの粒子(好適には無機酸化物粒
子)と、平均粒子径20nm超過2μm以下、好ましく
は30nm〜1μmの粒子(好適には無機酸化物粒子)
と、を組み合わせて付着させることが好適である。な
お、外添剤用の粒子の平均粒子径は、透過型電子顕微鏡
で該粒子を観察し、無作意に100個選び、その粒子径
を測定し、その測定値の平均値である。
【0056】前記2種の外添剤(粒子)の量は、着色重
合体粒子100重量部に対して、平均粒子径5〜20n
mの粒子が、通常、0.1〜3重量部、好ましくは0.
2〜2重量部、平均粒子径20nm超過2μm以下の粒
子が、通常、0.1〜3重量部、好ましくは0.2〜2
重量部である。平均粒子径5〜20nm粒子と平均粒子
径20nm超過2μm以下粒子との重量比は、通常、
1:5〜5:1の範囲、好ましくは3:10〜10:3
の範囲である。
【0057】外添剤の付着は、通常、外添剤と着色重合
体粒子とをヘンシェルミキサーなどの混合機に入れて撹
拌して行う。
【0058】本発明の製法によって得られたトナーは、
一成分現像剤として、あるいはキャリアと組み合わせて
二成分現像剤として用いることができる。
【0059】
【実施例】本発明の製造方法を、実施例を示しながらさ
らに詳細に説明するが、本発明は以下の実施例のみに限
定されるものではない。なお、部及び%は特に断りのな
い限り重量基準である。
【0060】本実施例において行った評価は、以下の方
法によって行った。
【0061】(着色重合体粒子分散液の分散媒の電気伝
導度)着色重合体粒子分散液の分散媒の電気伝導度は、
前記分散液を分取し、ろ過を行い、得られたろ液(分散
媒)を室温で電気伝導度計により測定した。
【0062】(実流量値と測定流量値との間の誤差)実
流量値と電磁流量計の測定流量値との乖離は、以下の式
により誤差として算出した。 誤差[%]=|(実流量値)−(測定流量値)|/(実流
量値)×100 なお、実流量値は、所定時間に配管出口で実際に流出す
る重合体粒子分散液の重量を測定、その重量から算出し
た値である。
【0063】(画質評価)市販の非磁性一成分現像方式
のプリンター(沖データ社製、商品名「MICROLI
NE 12n」)を用いて、35℃×80RH%(H/
H)環境及び10℃×20RH%(L/L)環境の各環
境下で初期から連続印字を行い、1万枚印字したときの
カブリの値を、○:5%以下の場合;×:5%より大き
い場合;の2段階評価を行った。
【0064】(実施例1)スチレン80.5部及びn−
ブチルアクリレート19.5部からなるコア用重合性単
量体(これらの単量体を共重合して得られた共重合体の
Tg=55℃)、ポリメタクリル酸エステルマクロモノ
マー(東亜合成化学工業社製、商品名「AA6」、Tg
=94℃)0.3部、ジビニルベンゼン0.5部、t−
ドデシルメルカプタン1.2部、カーボンブラック(三
菱化学社製、商品名「#25」)7部、帯電制御剤(保
土ヶ谷化学工業社製、商品名「スピロンブラックTR
H」)1部、離型剤(フィッシャートロプシュワック
ス、サゾール社製、商品名「パラフリントH1」、吸熱
ピーク温度:100℃)2部を、メディア型湿式粉砕機
を用いて湿式粉砕を行い、コア用重合性単量体組成物A
を得た。
【0065】他方、イオン交換水250部に塩化マグネ
シウム(水溶性多価金属塩)10.2部を溶解した水溶
液に、イオン交換水50部に水酸化ナトリウム(水酸化
アルカリ金属)6.2部を溶解した水溶液を攪拌下で徐
々に添加して、水酸化マグネシウムコロイド(難水溶性
の金属水酸化物コロイド)分散液Aを調製した。生成し
た上記コロイドの粒径分布をマイクロトラック粒径分布
測定器(日機装社製)で測定したところ、粒径は、D5
0(個数粒径分布の50%累積値)が0.35μmで、
D90(個数粒径分布の90%累積値)が0.84μm
であった。このマイクロトラック粒径分布測定器におけ
る測定においては、測定レンジ=0.12〜704μ
m、測定時間=30秒、媒体=イオン交換水の条件で行
った。
【0066】一方、メチルメタクリレート(Tg=10
5℃になる)3部と水100部を超音波乳化機にて微分
散化処理して、シェル用重合性単量体の水分散液Aを得
た。シェル用重合性単量体の液滴の粒径は、得られた液
滴を1%ヘキサメタリン酸ナトリウム水溶液中に濃度3
%で加え、マイクロトラック粒径分布測定器で測定した
ところ、D90が1.6μmであった。
【0067】上記により得られた水酸化マグネシウム分
散液Aに、コア用重合性単量体組成物Aを投入し、液滴
が安定するまで攪拌し、そこに重合開始剤:t−ブチル
パーオキシ−2−エチルヘキサノエート(日本油脂社
製、商品名「パーブチルO」)6部添加後、エバラマイ
ルダーを用いて15,000rpmの回転数で30分間
高剪断攪拌して、単量体混合物の液滴を造粒した。この
造粒した単量体混合物の水分散液を、攪拌翼を装着した
反応器に入れ、85℃で重合反応を開始させ、重合転化
率がほぼ100%に達した後、前記シェル用重合性単量
体の水分散液Aに水溶性開始剤(和光純薬社製、商品名
「VA−086」=2,2’ −アゾビス(2−メチル
−N−(2−ハイドロキシエチル)−プロピオンアミ
ド)0.3部を溶解し、それを反応器に入れた。4時間
重合を継続した後、反応を停止し、重合体粒子の水分散
液を得た。このときの着色重合体粒子分散液の固形分濃
度は31%、温度は80℃であった。
【0068】この着色重合体粒子分散液をpH4になる
まで硫酸を添加して酸洗浄し、これを遠心ろ過機に送
り、該遠心脱水機を用いて脱水しケーキ状にし、次い
で、該ケーキを水洗浄槽に移し、水を加えて再分散し、
水洗浄を行った。水洗浄後の着色重合体粒子分散液の固
形分濃度は30%、温度は40℃、分散媒の電気伝導度
は20μS/cmであった。水洗浄を行った分散液を遠
心ろ過機に移送する時、該分散液の流量を高周波励磁方
式の非接液型の電極を有する電磁流量計(励磁周波数1
65Hz)を用いて測定した。遠心ろ過機に移送した
後、脱水し、真空乾燥して、着色重合体粒子を得た。得
られた粒子100部に、疎水化処理したコロイダルシリ
カ(商品名「RX−300」;日本アエロジル社製)
0.6部を添加し、ヘンシェルミキサーを用いて混合
し、トナーを得た。測定結果、評価結果を表1に示す。
【0069】(実施例2)実施例1で着色重合体粒子分
散液の分散媒の電気伝導度が130μS/cmであった
他は同様にしてトナーを得た。測定結果、評価結果を表
1に示す。
【0070】(比較例1)実施例1において、着色重合
体粒子分散液の流量を接液型の電極を有する低周波励磁
方式の電磁流量計(励磁周波数:10Hz以下)を使用
して測定した他は同様にしてトナーを得た。測定結果、
評価結果を表1に示す。
【0071】(比較例2)実施例2において、着色重合
体粒子分散液の流量を接液型の電極を有する低周波励磁
方式の電磁流量計(励磁周波数:10Hz以下)を使用
して測定した他は同様にしてトナーを得た。測定結果、
評価結果を表1に示す。
【0072】
【表1】
【0073】
【発明の効果】本発明の方法によれば、着色重合体粒子
分散液の流量を精度よく測定できるので、該分散液の洗
浄や脱水運転の安定操業が可能となり、着色重合体粒子
中や該粒子表面の不純物が十分に除去されて、カブリ等
の画質不良が発生しないトナーを効率よくかつ安定的に
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】接液型の電極を有する電磁流量計の流量測定部
分の概念図
【図2】非接液型の電極を有する電磁流量計の流量測定
部分の概念図
【符号の説明】 11.電極 1.電極 2.測定管 3.励磁コイル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着色重合体粒子分散液を調製する工程、
    該着色重合体粒子分散液の流量を非接液型の電極を有す
    る電磁流量計を用いて測定しながら移送する工程、及び
    該分散液から着色重合体粒子を分離する工程を含むトナ
    ーの製造方法。
  2. 【請求項2】 電磁流量計の励磁周波数が100Hz以
    上である請求項1記載のトナーの製造方法。
  3. 【請求項3】 着色重合体粒子分散液の分散媒の電気伝
    導度が200μS/cm以下である請求項1又は2記載
    のトナーの製造方法。
  4. 【請求項4】 着色重合体粒子分散液の固形分濃度が4
    0%以下であり、かつ該分散液の温度が100℃以下で
    ある請求項1、2、又は3記載のトナーの製造方法。
  5. 【請求項5】 着色重合体粒子分散液の流量を非接液型
    の電極を有する電磁流量計を用いて測定する方法。
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