JP2002357855A - 光パルス挿入装置 - Google Patents
光パルス挿入装置Info
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Abstract
光パルス挿入装置を提供する。 【解決手段】 波長λS1のOTDM信号光1と波長λS2
の入力信号2の内、入力信号2から光ファイバなどを用
いてSC光を発生させ、中心波長λS1のBPFを用いて
波長λS1に変換する(SC光の中から、波長λS1の特定
のタイミングの光パルスを抽出する)。この波長変換光
と信号光1を、波長変換光のアドタイミングを遅延器
(τ)によって調整した後、光アド回路に入力して二つ
の信号を足し合わせる。
Description
まま処理するための装置に係り、特に、光通信システム
や光ネットワークの各種ノードポイントにおけるシステ
ムのフレキシビリティの性能向上などに関する。
めに、光通信システムが開発され、一部で実用化されて
いる。このような、光通信システムでは、ビットレート
が10GHz以上の信号を扱っており、このビットレー
トに対応する速度で信号処理を行う必要がある。しか
し、光信号を電気信号に変換していたのでは、電子デバ
イスが光信号のビットレートを追従可能なほど高速には
動作しないので、上記のような高速大容量の光通信を実
現する上での障害となっている。従って、このような高
速大容量の光通信を実現するためには、光信号を光信号
のまま処理するオールオプティカルデバイスの開発が要
求される。
実現するにおいては、、従来、光信号を分岐したり挿入
したりする方式としては、WDM信号を波長軸上で処理す
るものが一般的である。今後、更に光信号制御技術が進
歩し、WDM信号の各チャネルがOTDM(Optical Time
Division Multiplex)による高速大容量信号により
構成されるようになると、フレキシビリティを向上する
ために、時間軸上での信号の分岐挿入も必要となる。
OTDMにおける光信号の挿入・分岐では、光信号のビ
ットレートが非常に大きいため、電気信号に変換してか
ら分岐挿入を行うのでは、電気デバイスの動作が遅いこ
とから、十分に高速大容量通信を行うために光信号を使
っていることの優位性を利用することが出来ない。
まま分岐・挿入するための構成が必要とされる。本発明
の課題は、短パルスと3次非線形媒質によるチャープを
用いた超高速波長変換によりOTDM信号の挿入を実現
し、将来の光ネットワークにおけるWDM信号の各チャネ
ルが非常に高速大容量化した際に問題となる、チャネル
毎のアクセスを可能とする波長変換、光パルス挿入装置
を提供することである。
置は、時間多重された光信号を光信号のまま時間的に分
岐・多重する光パルス挿入装置であって、光パルスから
なる入力された光信号に周波数チャープを発生させ、該
光パルスのスペクトルを拡張するチャープ手段と、該拡
張されたスペクトルの一部を、所定の波長を中心とした
帯域で透過させる透過手段と、該透過された帯域に対応
する光パルスを、該所定波長の時間多重光信号に挿入す
る挿入手段とを備えることを特徴とする。
電気信号に変換することなく、時間多重・分離をするこ
とができるので、回路の構成を簡単化できると共に、高
速な動作を行うことが出来、将来の高速光通信における
時分割多重・分離装置の実現に寄与するところが大き
い。
一のOTDM信号光を3次非線形媒質に入力し、チャー
プさせた後、光帯域フィルタを用いて第二のOTDM信
号光と同じ波長の成分を抽出し、この抽出されたOTD
M信号光をタイミング調整しながら第二のOTDM信号
と合成することにより、光時間軸上での光挿入を実現す
る。
クパワーP0(ピークパワーとは、1つのパルスに含ま
れるパワーのことであり、複数のパルスを受信した後の
時間平均したパワーとは異なるものである)の光パルス
U(z、T)が光ファイバ中を伝搬する場合を考える。
なお、本実施形態においては、光パルスとしてRZ信号
を使用することを前提にする。また、Tは光パルスと共
に動く座標系での時間であり、zは光パルスが伝搬した
光ファイバの長さである。
きくなく、分散長LD=T0 2/|β2|が光パルスに対す
る非線形長LNL=1/γP0(γは3次非線形定数)に
比べて十分長い(LD>>LNL)場合には、SPMによ
る位相シフトは以下のように表せる。
z)]/αは有効(非線形)相互作用長である。このと
き、チャープδωは以下で与えられる。
の光パルスに含まれるパワー)に相当するから、(2)
式によれば光パルスの各部分におけるチャーピングは、
パワーの傾斜がきつい部分ほど大きくなる。また、伝搬
距離zが長くなり非線形長L NLが短くなる(γP0が大
きくなる)とともに大きくなる。こうして、SPMによ
るチャーピングは新しい周波数成分を光パルスに与え、
結果として光パルスのスペクトルを拡大する。
ワーで入力すると、SPMによるチャープが発生しスペ
クトルが拡大する。特にピークパワーの高い短パルスの
場合には、上記チャープは非常に大きなものとなり、い
わゆるSupercontinuum(スーパーコンティニューム:S
C)と呼ばれる広帯域スペクトル光となる。光ファイバ
中の3次非線形効果の応答時間はフェムト秒オーダであ
るため、光信号のビットレートがps〜ns単位である
ことを考えると、SC光の各スペクトル成分はもとの入
力信号パルスにほぼ完全に同期していると考えて良い。
従って、帯域透過フィルタを用いてSC光の一部を取り
出すと、入力信号パルスに同期したパルスを抽出可能で
ある。このことは、SC光の帯域内において、任意の波
長の入力信号パルスに同期したパルスを生成可能である
ことを示している。すなわち、受信される光信号のスペ
クトルを光信号の受信側で観測すると、光パルスが来て
いない時には、スペクトルは、幅の狭いものとなってい
るが、光パルスが到着すると、急激にスペクトルが広が
る(SCが観測される)。従って、スペクトルは、光パ
ルスの到着に同期して、広がったり、狭まったりする。
を行う方法については、特願2000−34454号及
び特願2000−264757号において示した。SP
Mによるチャープを効果的に発生させるためには、
(1)光ファイバを小さな正常分散の分散フラットファ
イバ(DFF:光ファイバの零分散波長を移動し、光フ
ァイバの分散特性がほぼ平らになっている部分を伝送帯
域として使用するファイバ)としたり、(2)光ファイ
バのγ値を大きくするのが有効である。DFFはコア径
やコアとクラッドの比屈折率差Δを制御することにより
実現可能である。
は真空中の光速を表し、n2とAeffはファイバの非線形
屈折率と有効コア断面積をそれぞれ表す。短尺で十分大
きなチャープを発生するためには、(3)式においてn
2を大きくするかモード・フィールド径(MFD)、従
ってAeffを小さくして光強度を高くするのが有効であ
る。n2を大きくする手段としては、クラッドにフッ素
などを添加し、コアにGeO2等をかなり高濃度に添加
するなどの方法がある。GeO2の添加濃度が25〜3
0mol%の場合で、5×10-20m2/W以上の大きなn2
値が得られている(通常のシリカファイバではn2〜
3.2×10-20m2/W)。一方、MFDを小さくする
ことは、コアとクラッドの比屈折率差やコア形状の最適
設計や、フォトニッククリスタル構造のファイバ(Holl
y Fiber)等により可能である。上記GeO2添加ファ
イバにおいて比屈折率差Δが2.5〜3%程度の場合
に、MDF〜4μm程度のものが得られている。これら
の効果の総合効果として15〜20W-1km-1以上の大
きなγ値のファイバが得られている。なお、上記の光フ
ァイバは、例えば、単一モードファイバである。
したり、チャープ補償をするには、こうしたファイバの
GVD(Gruop Velocity Dispersion)を任意に調整
可能であることが望まれる。この点に関しても上記パラ
メータを以下のように設定することにより可能である。
まず、通常のDCFにおいて、MFDを一定にした条件
でΔを大きくすると分散値は正常分散領域で大きくな
る。一方、コア径を大きくすると分散は減少し、コア径
を小さくすると分散は大きくなる。従って、励起光の波
長帯域においてMDFをある値に設定した状態で、コア
径を大きくしていくと分散を零とすることが可能とな
る。逆に所望の正常分散ファイバを得ることも可能であ
る。
-1以上の高非線形分散シフトファイバ(HNL−DS
F)やDCFが実現している。なお、HNL−DSFに
おける零分散波長およびGVDの高精度の管理方法につ
いては、先に出願した特願平10−507824号に示
した。
す図である。中心波長λSの信号パルスを所要のチャー
プを発生させるのに十分なパワーにアンプした後、GV
Dがβ2の光ファイバに入力し、SPMによるチャープ
を発生させる。チャープしたパルスをλSと異なる中心
波長λS'のBPFを通過させる。その際、BPFの透過
帯域幅及び形状は、所要パルス幅とパルス形状に見合う
値に適宜設定しておく。基本的には、入力信号パルスの
スペクトル形状とほぼ等しいものに設定しておく。チャ
ープによるスペクトル広がりが十分に大きければ、λS'
は広がったスペクトルの帯域内で信号波長λSを任意の
波長に変換した信号光として取り出すことが可能であ
る。
である。波長λS1のOTDM信号光1と波長λS2の入力
信号2を考える。図のように入力信号2から光ファイバ
などを用いてSC光を発生させ、中心波長λS1のBPF
を用いて波長λS1に変換する(SC光の中から、波長λ
S1の特定のタイミングの光パルスを抽出する)。この波
長変換光と信号光1を、波長変換光のアドタイミングを
遅延器(τ)によって調整した後、光アド回路に入力し
て二つの信号を足し合わせる。ここで、波長変換光のタ
イミングを調整しなくとも、どちらか一方のタイミング
を調整することにより、互いに時間的に重ならないよう
にすればよい。このようにして、WDM信号の時間的な光
挿入(Addition)が可能となる。
ドロップ回路を用いてドロップし、このドロップ信号を
本実施形態により第一のOTDM信号光1と同じ波長に
波長変換した後、光アド回路に入力して二つの信号を足
し合わせる。この場合、光ドロップ回路としては、OT
DM信号の光デマックス用に用いられる全ての方法が適
用可能である。一例としては、EA変調器、MZ干渉器
型光スイッチ、四光波混合器等が考えられる。図3は、
本発明の第2の実施形態を示す図である。同図の例で
は、光ドロップ回路として四光波混合器が使われる場合
を示しており、あるチャネルがドロップされても、もと
の入力信号2はそのまま出力される。
グの光パルスが含まれていない光信号である。また、入
力信号2は、入力信号1に挿入すべき光パルスが波長λ
S2で含まれている。光ドロップ回路では、入力信号2か
ら波長λS2の光信号がドロップされ、本発明の基本構成
である図1の構成に入力される。そして、この図1の構
成によって、波長λS2の光についてSC光が生成され、
このSC光から波長λ S1の特定のタイミングで入力され
る光パルスが抽出され、結果として、波長λS1に波長変
換された信号が出力される。そして、この波長変換され
た光パルスは、光アド回路において、入力信号1に挿入
されて、出力される。
である。この場合、光ドロップ回路としてはMZ(Mach
-Zehnder)干渉器型光スイッチなどを用いる場合を示し
ており、従って、ドロップされたチャネルのところにス
ペースが出来る。この実施形態では、この空きスペース
に他の波長のチャネルのOTDM信号から分岐したチャ
ネルを本発明の基本構成により挿入する方式を示してい
る。
ルスを入力信号2に、入力信号2の波長λS2の光パルス
を入力信号1に分岐・挿入するものである。入力信号1
は、波長λS1であり、光ドロップ回路1によって、特定
のタイミングの光パルスが分岐される。光ドロップ回路
1を通過した信号1は、特定のタイミングの光パルスが
取り除かれた状態となっている。同様に、入力信号2
は、波長λS2であり、光ドロップ回路2によって、特定
のタイミングの光パルスがドロップされる。光ドロップ
回路2を通過した信号2は、この特定のタイミングの光
パルスが取り除かれた状態である。
基本構成によって波長λS2に変換され、光アド回路2に
入力される。同様に、ドロップ信号2は、図1の本発明
の基本構成によって波長λS1に変換され、光アド回路1
に入力される。
光パルスが抜けた部分に、ドロップ信号2が挿入され、
光アド回路2において、信号2の光パルスが抜けた部分
に、ドロップ信号1が挿入される。
ドロップを行っていたところ、本実施形態を利用するこ
とで、同じ波長の中でも、特定のタイミングの光パルス
を光信号のままアド・ドロップすることができる。
である。図1の基本構成におけるSC光の生成と同様に
して、光ファイバによりチャープし、SC光となった信
号光を中心波長λS1、・・・、λSNの多峰性のBPFを
通過させ、WDM信号パルスを出力する。この場合、出力
される信号は全て入力信号と同じ情報を持っており、い
わゆるマルチキャストと呼ばれる信号分配を実現可能で
ある。このようにすることによって、入力信号の光パル
スの波長がλSであったものを、波長λS1〜λSNのそれ
ぞれの波長の信号として出力することが出来るので、異
なる波長でマルチキャスト送信を行う場合、容易に光信
号の複製を生成することが出来る。同じ波長でマルチキ
ャストしたい場合には、上記のようにして生成された各
波長の光パルスを本発明の基本構成に示したような方法
で、波長変換すれば、光信号のまま波長変換できるの
で、光信号のままで同波長によるマルチキャストを行う
ことが出来る。
ターリーバフィルタ、あるいは、タンデム接続したファ
イバグレーティングなどが考えられる。上記実施形態の
光アド回路においては、光パルスをアドするタイミング
を調整する必要がある。タイミング調整のための構成例
としては、長さを機械的に微調整可能な空間スペーサタ
イプ、光ファイバに応力をかけることにより光路長を微
調整するタイプ、導波路の光路長をこの導波路に電圧を
かけて微調整するタイプ、更には、伝搬媒質の温度など
を変えることによりこの伝搬媒質内での群遅延を微調整
するタイプなどが考えられる。
路としては、OTDM信号の光デマックス用に用いられ
る全ての回路が適用可能であり、(i)光−電気(O
E)変換タイプ、(ii)光変調器タイプ、(iii)
干渉計構成の光ゲート、及び(iv)光波ミキサータイ
プなどが考えられる。
気信号に変換し、電気段で所望のタイミングの成分を抽
出し、この信号で再び光変調してドロップ光信号を得る
タイプである。一方、(ii)は、EA変調器やLiN
bO3等の光強度変調器を用いて所望のタイミングの信
号成分を抽出するものである。また、(iii)半導体
内の非線形位相変調シフトを用いたMach-Zehnder(MZ)
干渉計やMichelson(MI)干渉計、非線形光ループミラ
ー(NOLM)や半導体光アンプを用いたループミラー
(SLALOM)、超高速非線形干渉計(UNI)等各種の光ゲ
ートが考えられる。更に(iv)としては、2次非線形
媒質を用いた3光波混合器あるいは差周波生成器や3次
非線形媒質を用いた四光波混合器などが考えられる。
において3次非線形効果を利用しているが、3次非線形
効果とは、一般に以下のことを示す。すなわち、3次非
線形効果とは、3つの光波間で発生する相互作用のう
ち、発生効率が二つの光波の振幅の積に依存するもので
ある。光ファイバや各種の結晶内および光半導体内で発
生し、自己位相変調(SPM)、相互位相変調(XP
M)、四光波混合(FWM)等がある。本発明の実施形
態で用いるスーパーコンティニューム(SC)も3次非
線形効果により発生する。
生させるのが最も一般的であるが、小型化をはかるため
に半導体光アンプを用いることも可能である。 (付記1)時間多重された光信号を光信号のまま時間的
に分岐・多重する光パルス挿入装置であって、光パルス
からなる入力された光信号に周波数チャープを発生さ
せ、該光パルスのスペクトルを拡張するチャープ手段
と、該拡張されたスペクトルの一部を、所定の波長を中
心とした帯域で透過させる透過手段と、該透過された帯
域に対応する光パルスを、該所定波長の時間多重光信号
に挿入する挿入手段と、を備えることを特徴とする光パ
ルス挿入装置。
形媒質からなることを特徴とする付記1に記載の光パル
ス挿入装置。 (付記3)前記3次非線形媒質は、半導体からなること
を特徴とする付記2に記載の光パルス挿入装置。
イバからなり、該光ファイバは正常分散を有することを
特徴とする付記2に記載の光パルス挿入装置。 (付記5)前記光ファイバは、コアの非線形屈折率が大
きく設定され、該コアとクラッドの比屈折率差とコア径
を制御することによりモードフィールド径を小さくした
単一モードファイバであることを特徴とする付記4に記
載の光パルス挿入装置。
コアにGeO2を添加し、前記クラッドへフッ素を添加
することによって達成されることを特徴とする付記5に
記載の光パルス挿入装置。
トファイバであることを特徴とする付記4に記載の光パ
ルス挿入装置。 (付記8)前記光ファイバに入力する光パルスの強度レ
ベルを、該光ファイバ内で所要のチャープが生じる程度
に増幅する増幅手段を更に備えることを特徴とする付記
4に記載の光パルス挿入装置。
号の一部を分離する光分離手段を更に備え、前記チャー
プ手段には、該分離された時間多重光信号の一部を入力
することを特徴とする付記1に記載の光パルス挿入装
置。
度変調器、干渉器型非線形光スイッチ、あるいは四光波
混合器を使用することを特徴とする付記9に記載の光パ
ルス挿入装置。
帯域を持つことを特徴とする付記1に記載の光パルス挿
入装置。 (付記12)時間多重された光信号を光信号のまま時間
的に分岐・多重する光時分割多重装置であって、光パル
スからなる入力された光信号に周波数チャープを発生さ
せ、該光パルスのスペクトルを拡張するチャープ手段
と、該拡張されたスペクトルの一部を、所定の波長を中
心とした帯域で透過させる透過手段と、該透過された帯
域に対応する光パルスを、該所定波長の時間多重光信号
に挿入する挿入手段と、を備えることを特徴とする光時
分割多重装置。
チャープ手段、前記透過手段、及び前記挿入手段の処理
を繰り返すことにより、時分割多重光信号の多重度を大
きくすることを特徴とする付記12に記載の光時分割多
重装置。
及び全光分岐挿入が実現でき、全光ネットワークのフレ
キシビリティの向上が可能である。
Claims (5)
- 【請求項1】時間多重された光信号を光信号のまま時間
的に分岐・多重する光パルス挿入装置であって、 光パルスからなる入力された光信号に周波数チャープを
発生させ、該光パルスのスペクトルを拡張するチャープ
手段と、 該拡張されたスペクトルの一部を、所定の波長を中心と
した帯域で透過させる透過手段と、 該透過された帯域に対応する光パルスを、該所定波長の
時間多重光信号に挿入する挿入手段と、を備えることを
特徴とする光パルス挿入装置。 - 【請求項2】前記チャープ手段は、3次非線形媒質から
なることを特徴とする請求項1に記載の光パルス挿入装
置。 - 【請求項3】前記3次非線形媒質は、光ファイバからな
り、該光ファイバは正常分散を有することを特徴とする
請求項2に記載の光パルス挿入装置。 - 【請求項4】前記光ファイバに入力する光パルスの強度
レベルを、該光ファイバ内で所要のチャープが生じる程
度に増幅する増幅手段を更に備えることを特徴とする請
求項3に記載の光パルス挿入装置。 - 【請求項5】光パルスからなる時間多重光信号の一部を
分離する光分離手段を更に備え、 前記チャープ手段には、該分離された時間多重光信号の
一部を入力することを特徴とする請求項1に記載の光パ
ルス挿入装置。
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