JPH112665A - Lsi試験方式 - Google Patents

Lsi試験方式

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Publication number
JPH112665A
JPH112665A JP9171252A JP17125297A JPH112665A JP H112665 A JPH112665 A JP H112665A JP 9171252 A JP9171252 A JP 9171252A JP 17125297 A JP17125297 A JP 17125297A JP H112665 A JPH112665 A JP H112665A
Authority
JP
Japan
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circuit
modules
test
connection
module
Prior art date
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Pending
Application number
JP9171252A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsugio Takahashi
次男 高橋
Kenji Shito
賢司 志藤
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NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Telecom System Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp, NEC Telecom System Ltd filed Critical NEC Corp
Priority to JP9171252A priority Critical patent/JPH112665A/ja
Publication of JPH112665A publication Critical patent/JPH112665A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上位レベルにおける機能モジュール間の接続
検証は、バウンダリスキャンによる検証パタンにより各
モジュール間の照合を行う方法があるが、モジュール間
に順序回路を含むテスト回路が挿入されている場合、接
続確認用検証パタンの機械的検証が困難になる。 【解決手段】 モジュール間A−B及びA−Cに挿入さ
れたテスト回路20内の順序回路201をバイパスさせ
るバイパス回路10を設け、出力端子OUT1〜OUT3から出
力される接続検証用パタンを接続線を介して接続される
入力端子IN1〜IN4 で一致させることとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はLSI設計時におけ
る機能確認試験に関し、特に階層設計手法を用いて階層
的に設計を行い、設計の正当性が確認されたモジュール
を復数個用いて上位階層の回路を形成し、その上位回路
の機能検証を行うに先立ち、複数のモジュール間の接続
の正当性を確認するためのLSI試験方式に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの階層設計手法(hierarchical de
sign method)は良く知られているように、例えば最下層
の論理ゲートレベルを組み立ててセルレベルとし、この
セルレベルを組み立ててモジュールレベルとし、複数の
モジュールを組み立ててチップレベルとして行く方法で
あり、各レベルの組立において機能確認試験等が適宜実
施されるが、これらの試験の1つにモジュール間接続の
正当性を確認する試験がある。
【0003】従来モジュール間接の続正当性を確認する
試験方式としては、以下のような方法がある。 テストパタンを用いる方式。 この方式は、モジュール間が接続された上位階層回路を
テストパタンを用いて機能検証し、上位階層回路が正常
に機能すればモジュール間接続も正しいとする方式であ
る。 各モジュールにバウンダリスキャン回路を組み込み、
この回路を使ってモジュール間接続を検証して行く方
式。 バウンダリスキャン回路は、その標準仕様がIEEEE
1149.1に規定されているが、チップの各入出力端
子単位にフリップフロップからなる診断用のセルを接続
すると共に、診断用入力端子と診断用出力端子とを設
け、診断用入力端子から診断データを入力し、診断用出
力端子から診断データに対応した出力が得られるか否か
によってチップの機能の検証を行うものであるが、この
バウンダリスキャン回路を各モジュールに組み込んでモ
ジュール間接続の正当性を確認する方式がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のモジュール間接
続の正当性を検証するLSI試験方式は、上述のように
テストパタンを用いる方式があり、またバウンダリスキ
ャン回路を利用する方式があるが、LSI内部の各モジ
ュール規模が大型化し、モジュール間接続数も著しく増
加している現在では、テストパタン作成に多大な時間が
必要になる。例えば3つの機能を持つモジュールMと、
4つの機能を持つモジュールNを組み合わせて上位階層
の回路Oが作成されている場合、回路Oの機能数はそれ
ぞれのモジュールの機能を組み合わせた数12となる。
またこのテストパタン方式は検証が複雑で、検証試験は
その機能を十分把握している人が行う必要があるが、そ
れでも時間がかかりその信頼性も十分でない。
【0005】またバウンダリスキャン回路を組み込み、
この回路を使ってモジュール間の接続の正当性を検証す
る方式では、モジュール間に挿入されているテスト回路
によって、モジュール間の接続確認用検証パタンの機械
的検証が困難になり、設計検証時間の増大と品質低下を
生じる。例えば図4に示すように、モジュールAと、モ
ジュールB,C間には接続間テスト用のテスト回路20
が挿入されており、このテスト回路20には、それぞれ
の接続線間にフィリップフロップからなる順序回路が設
けられていて、テスト入力から入力される同じパターン
の信号でもその区別がつくように時間的な差異を設ける
こととしているが、この順序回路は逆相クロックで動作
するため、例えばバウンダリスキャン回路(図示せず)
によってモジュールAの出力端子OUT1から出力される接
続確認用検証パタンは、本来同一時刻で変化しなければ
ならないモジュールBのIN1 側での変化が遅れ、このた
め接続確認用検証パタンの機械的検証が困難になる。従
って接続確認用検証パタンの検証を人間による目視で行
わなければならず、このため設計検証時間の増大と品質
低下を生じる。
【0006】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたものであり、テスト回路が挿入されていても接続
確認用検証パタンを出力端子側と入力端子側とで同一時
刻に一致させ、機械的検証を可能にして検証時間の短縮
と精度の向上が図れるLSI試験方式を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるLSI試
験方式は、順序回路をバイパスする回路を追加し検証を
行うことで、モジュール間接続の正当性を確認する。す
なわちモジュール間に挿入されているテスト回路内の順
序回路や、順序回路を含んだテスト回路をバイパスする
セレクタ回路を追加し、各モジュールの出力端子の区別
が付くようなモジュール間接続検証パタンを与え、各モ
ジュールの出力端子の波形とモジュール間接続情報(仕
様書)で定義された対応するモジュールの入力端子の波
形を観測する。出力端子の波形は、他の出力端子の波形
と同一時刻に同一データが出力しないように作成し、対
応するモジュールの入力端子をモニタすることで、モジ
ュール間接続の正当性を確認する。
【0008】具体的に本発明は、複数のモジュールから
構成されるLSI回路の各モジュール間接続の正当性を
検証するLSI試験方式において、モジュール間に挿入
されたテスト回路内の順序回路をバイパスさせるバイパ
ス回路を設け、出力端子から出力される接続検証用パタ
ンを接続線を介して接続される入力端子で一致させるこ
とを特徴とする。
【0009】また、複数のモジュールから構成されるL
SI回路の各モジュール間接続の正当性を検証するLS
I試験方式において、モジュール間に挿入された順序回
路を含むテスト回路をバイパスさせるバイパス回路を設
け、出力端子から出力される接続検証用パタンを接続線
を介して接続される入力端子で一致させることを特徴と
する。
【0010】さらに、前記バイパス回路は必要なときに
選択信号でテスト回路内の順序回路または順序回路を含
むテスト回路自体をバイパスさせるセレクタで構成構成
されることを特徴とする。
【0011】本発明のLSI試験方式は上述のように、
出力端子から出力される接続検証用パタンを接続線を介
して接続される入力端子で一致させることとしたので、
モジュール間の接続が設計目的と一致していることを機
械的に確認でき、検証時間の短縮と検証精度の向上が図
れることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明のLSI試験方式を説
明するための図である。検証対象となる回路はモジュー
ルA〜Cであり、モジュールA−B間およびモジュール
A−C間には、フィリップフロップで形成された順序回
路201を含むテスト回路20が挿入されている。ま
た、OUT1〜OUT3 はモジュールAの出力端子、IN1,IN2
はモジュールBの入力端子、IN3,IN4 はモジュールCの
入力端子、SEL1〜SEL3はテスト回路20内のセレクタ回
路、DFF1〜DFF3はテスト回路20内の順序回路201で
ある。「テスト入力」と「テスト選択」信号は、テスト
回路20に与えられる入力信号であり、クロックはモジ
ュールA〜Cとテスト回路20に入力される。
【0013】図1に示すように、モジュールAと、モジ
ュールB,C間には接続間テスト用のテスト回路20が
挿入されており、このテスト回路20には、それぞれの
接続線間にフィリップフロップDFF1〜DFF3からなる順序
回路が設けられていて、テスト入力から入力される同じ
パターンの信号でもその区別がつくように時間的な差異
を設けることとしているが、この順序回路は逆相クロッ
クで動作するため、例えばバウンダリスキャン回路(図
示せず)によってモジュールAの出力端子OUT1から出力
される接続確認用検証パタンは、本来同一時刻で変化し
なければならないモジュールBのIN1 側での変化が遅
れ、このため接続確認用検証パタンの機械的検証が困難
になる。従って本実施形態では、テスト回路20内の順
序回路201をバイパスさせるバイパス回路10を挿入
し、バイパス選択線によって必要な場合、バイパス回路
内のセレクタ回路SEL1' 〜SEL3' を動作させて順序回路
をバイパスさせる構成とた。
【0014】次に動作について説明する。テスト回路2
0に入力される「テスト選択」信号を「1」にすること
により、テスト回路内のセレクタ回路SEL1〜SEL3は、モ
ジュールAのOUT1〜OUT3からの信号を接続する。またバ
イパス回路10に入力される「バイパス選択」信号を
「0」にすることにより、バイパス回路10内のセレク
タ回路SEL1' 〜SEL3' は、テスト回路20内の順序回路
DFF1〜DFF3(201)を介さずにSEL1〜SEL3と接続さ
れ、OUT1〜OUT3からの信号を直接モジュールBおよびモ
ジュールCの入力端子IN1 〜IN4 に接続するバイパス回
路が形成される。
【0015】すなわち「テスト選択」信号を「1」かつ
「バイパス選択」信号を「0」にすることにより、モジ
ュールAとモジュールBおよびモジュールAとモジュー
ルC間で伝搬される信号は、順序回路201を介さずに
伝搬され、すなわちモジュールAのOUT1は順序回路20
1を介さずにモジュールBのIN1 に接続され、モジュー
ルAのOUT2は順序回路201を介さずにモジュールBの
IN2 とモジュールCのIN3 とに接続され、モジュールA
のOUT3は順序回路201を介さずにモジュールCのIN4
と接続される。
【0016】図2に示すように、モジュールAの出力端
子OUT1〜OUT3からは、それぞれ他の出力端子と同一時刻
に同一パタンの波形が出力しないようにモジュール間接
続用検証パタンが出力される。従ってモジュールAのOU
T1〜OUT3からの出力波形パタンと、モジュールB,モジ
ュールCでそれぞれ対応する入力端子の入力波形パタン
が同一か否かを機械的に検証してモジュール間の接続の
正当性を検証することができるようになり、設計検証時
間を従来の約半分とでき、設計品質の向上が図れる。
【0017】すなわち本発明は複数のモジュールを接続
した上位レベルにおける機能モジュール間の接続検証を
バウンダリスキャンによる検証パタンで各モジュール間
の照合を行う場合、モジュール間に順序回路を含むテス
ト回路が挿入されていると接続確認用検証パタンの機械
的検証が困難になる。従って個々のモジュール間接続検
証等のために挿入されているテスト回路20の順序回路
201をバイパスさせることにより、正当に接続されて
いる出力端子側と入力端子側とで同時にパタンを変化さ
せ、これによって目視によらず機械的検証を可能とし、
設計検証時間を短縮し、検証精度を向上させることとし
たものである。
【0018】図3は本発明のLSI試験方式の第2の実
施形態を示す図である。図3において、検証対象となる
回路はモジュールA〜Cであり、モジュールA−B間お
よびモジュールA−C間には、順序回路を含むテスト回
路20が挿入されている。また、OUT1〜OUT3 はモジュ
ールAの出力端子、IN1,IN2 はモジュールBの入力端
子、IN3,IN4 はモジュールCの入力端子である。10は
バイパス回路で、このバイパス回路10は「バイパス選
択」信号「1」により、テスト回路20全体をバイパス
する構成とした。テスト回路20全体をバイパスする構
成としても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明のLSI試験
方式は、モジュール間に挿入されたテスト回路内の順序
回路をバイパスさせるバイパス回路を設け、出力端子か
ら出力される接続検証用パタンを接続線を介して接続さ
れる入力端子で一致させることとしたので、モジュール
間の接続が設計目的と一致していることを機械的に確認
でき、検証時間の短縮と検証精度の向上が図れるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するためのブロック
図である。
【図2】本発明の実施形態の動作を説明するための図で
ある。
【図3】本発明の他の実施形態を説明するためのブロッ
ク図である。
【図4】従来の問題点を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
A〜C それぞれモジュール 10 バイパス回路 20 テスト回路 OUT1〜OUT3 モジュールAの出力端子 IN1,IN2 モジュールBの入力端子 IN3,IN4 モジュールCの入力端子 SEL1〜SEL3 テスト回路20内のセレクタ回路 DFF1〜DFF3 テスト回路20内の順序回路(201) SEL1' 〜SEL3' バイパス回路10内のセレクタ回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のモジュールから構成されるLSI
    回路の各モジュール間接続の正当性を検証するLSI試
    験方式において、 モジュール間に挿入されたテスト回路内の順序回路をバ
    イパスさせるバイパス回路を設け、出力端子から出力さ
    れる接続検証用パタンを接続線を介して接続される入力
    端子で一致させることを特徴とするLSI試験方式。
  2. 【請求項2】 複数のモジュールから構成されるLSI
    回路の各モジュール間接続の正当性を検証するLSI試
    験方式において、 モジュール間に挿入された順序回路を含むテスト回路を
    バイパスさせるバイパス回路を設け、出力端子から出力
    される接続検証用パタンを接続線を介して接続される入
    力端子で一致させることを特徴とするLSI試験方式。
  3. 【請求項3】 前記バイパス回路は必要なときに選択信
    号でテスト回路内の順序回路または順序回路を含むテス
    ト回路自体をバイパスさせるセレクタで構成構成される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2の何れかに記
    載のLSI試験方式。
JP9171252A 1997-06-13 1997-06-13 Lsi試験方式 Pending JPH112665A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171252A JPH112665A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 Lsi試験方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9171252A JPH112665A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 Lsi試験方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH112665A true JPH112665A (ja) 1999-01-06

Family

ID=15919883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9171252A Pending JPH112665A (ja) 1997-06-13 1997-06-13 Lsi試験方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH112665A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370663B1 (en) 1998-01-05 2002-04-09 Nec Corporation Semiconductor integrated circuit
US7136596B2 (en) 2001-05-31 2006-11-14 Fujitsu Limited Optical pulse addition device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6370663B1 (en) 1998-01-05 2002-04-09 Nec Corporation Semiconductor integrated circuit
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