JP2002357330A - 室内空調機 - Google Patents

室内空調機

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JP2002357330A
JP2002357330A JP2001252679A JP2001252679A JP2002357330A JP 2002357330 A JP2002357330 A JP 2002357330A JP 2001252679 A JP2001252679 A JP 2001252679A JP 2001252679 A JP2001252679 A JP 2001252679A JP 2002357330 A JP2002357330 A JP 2002357330A
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air conditioner
indoor air
rotating shaft
fans
conditioner according
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Application number
JP2001252679A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Seki
裕之 関
Kazuhiro Haraga
一博 原賀
Kengo Imai
健吾 今井
Mitsuo Rikimaru
光生 力丸
Yoshihiro Ogami
芳浩 大神
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 循環ファンの回転数を増加させたり、循環フ
ァンの形状を大きくすることなく循環風量を増加でき、
且つコンパクトで低騒音である空調機を提供することを
目的とする。 【解決手段】 室内の空気を吸い込み、再度室内へ送り
込む循環用送風機を複数のファンによって構成した空調
機において、複数のファンは一本の回転軸に挿入して配
設した。複数のファンは回転軸の周りに形成された筒部
によって回転軸の回転と同調して回転する。筒部は分割
されており、嵌合することで一体に構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室の天井等に設
置され、浴室の空調を主として行う浴室空調機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室空調機では、浴室内の空気を
吸い込み、再度浴室内へ送り込む循環機能を1つの遠心
式ファンにて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の浴室空調機で
は、空調性能を向上させるためには、循環風量を増加さ
せる必要がある。
【0004】しかし、上記従来技術の構成では、循環風
量を増加させるためには、循環ファンの回転数を増加さ
せたり、循環ファンの形状を大きくすることが必要とな
り、騒音が増加したり、浴室空調機本体が大きくなって
しまうという欠点があった。
【0005】また、循環ファンに貫流式のファンを使用
するという方法もあるが、この貫流式のファンは圧力損
失に弱く、循環風経路内にヒータなどの空調手段を配置
した際には、この空調手段が圧力損失となり循環風量が
著しく低下してしまうといった欠点があった。
【0006】本発明の目的は、循環風量が大きく、コン
パクトで低騒音な浴室空調機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】本発
明に従う室内空調機は、室内の空気を吸い込み、再度室
内へ送り込む循環機能を複数のファンによって構成し、
前記複数のファンは一本の回転軸に挿入して配設されて
いるような構成とする。したがって、容易な構成で室内
空調機本体の大きさをコンパクトにすることができ、更
に同回転数、同サイズのファンで循環風量を増加させる
ことができる。
【0008】好適な実施形態として、前記複数のファン
を遠心式のファンで構成する。これにより、循環風経路
内にヒータなどの空調手段が配置されていたとしても、
これら空調手段による圧力損失の影響が少なく、循環風
量の低下が少なくてすむ。
【0009】前記複数のファンは前記回転軸の周りに形
成された筒部によって回転軸の回転と同調して回転する
ので、ファンを回転軸にネジなどの別部材で固定すると
いった手間を省くことができ、容易に組み立てることが
可能になる。
【0010】また、前記筒部は、複数に分割して形成さ
れているので、ファンとファンの間の距離を調整する場
合、分割した筒部の長さを変えることによってその定め
られた距離に確実に調整することができる。
【0011】さらに、分割された前記筒部は、互いに嵌
合することにより連結するように構成すれば、ネジなど
別の部品を用いることなく筒部同士を連結することがで
きる。
【0012】以上説明した前記筒部には、前記回転軸の
トルクを伝達するための伝達機構を設け、その伝達機構
は、前記回転軸または筒部のいずれかに設けられた係止
部により互いに嵌合する機構とすれば、回転軸の回転と
同調して筒部も回転する構成を容易に実現できる。
【0013】更に好適な実施形態として、前記回転軸を
保持する軸受と、該軸受を室内空調機本体に固定する保
持部材との間に、該軸受の振動を吸収する振動吸収部材
を配置した構成とする。これにより、回転軸の偏心やフ
ァンの不釣り合い等に起因する回転軸の振動を前記振動
吸収部材で吸収できるため、室内空調機本体の振動が低
減でき、騒音も低減することができる。
【0014】更には、前記回転軸を駆動させるための駆
動手段と、該駆動手段を室内空調機本体に固定する保持
部材との間に、該駆動手段の振動を吸収する振動吸収部
材を配置した構成とすれば、該駆動手段の振動も該振動
吸収部材にて吸収できるため、室内空調機本体の振動が
低減でき、騒音も低減することができる。
【0015】更に好適な実施形態として、前記回転軸
と、前記駆動手段の軸部との間に、これらを連結する連
結部材を配置した構成とする。これにより、前記回転軸
と前記駆動手段が別体となるので、各々の取扱いが容易
になる上、組立性も向上する。
【0016】更に好適な実施形態として、前記連結部材
は、前記回転軸の半径方向に対して曲げ弾性を持った構
成とする。これにより、前記回転軸と前記駆動手段の回
転軸にズレが生じても、該曲げ弾性で吸収することがで
き、室内空調機本体の振動の低減、騒音の低減が可能と
なる。
【0017】更に好適な実施形態として、前記連結部材
は、前記回転軸または前記駆動手段の一方もしくはその
両方が室内空調機本体に組込まれた状態で、両者を連結
可能な構造とする。これにより、室内空調機本体の組立
時もしくはメンテナンス時に、すべての部品を取り外す
ことなく作業が行えるため、工程の簡略化が実現でき
る。
【0018】さらに、別の実施形態として、前記回転軸
および前記駆動手段のどちらか一方、またはその両方が
該回転軸方向に平行移動可能な構造とすれば、前記連結
部材の取付が簡単に行える。
【0019】また、別の実施形態として、前記連結部材
が、回転軸方向に伸縮可能な構造としても、同様に該連
結部材の取付が簡単に行える。
【0020】さらに、別の実施形態として、前記連結部
材は、前記回転軸および前記駆動手段の軸部をはさみ込
めるよう、2分割した構造としても、同様に該連結部材
の取付が簡単に行える。
【0021】また、前記複数のファンは、交互に向きを
変えてもしくは、同一方向に回転軸に挿入して配設して
もよく、交互に向きを変えて配設した場合は風を均一に
吹出すことができ、一方、同一方向に配設した場合は全
て同じファンで構成することができるので、部品の共通
化が図れる。
【0022】もしくは、前記複数のファンは、両方から
吸込み可能なファンを用いてもよい。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明する。
【0024】図1は本発明の室内空調機を浴室の天井に
設置した例を示す断面図である。
【0025】図1に示すように、室内空調機Aは、浴室
の天井50に突出するように取付けられた本体1と、本
体1に設けられた複数のファン2と、このファン2を駆
動するための駆動手段としてのモータ3と、モータ3の
トルク(回転力)をファン2へ伝達する一本の回転軸4
と、回転軸4とモータ3を連結する連結部材5とからな
る循環用送風機6で構成されている。
【0026】図2は本発明の浴室空調機を浴室の天井に
設置した例を図1の断面と垂直な断面で切断した断面図
である。
【0027】図2に示すように、浴室空調機Aには、加
えてファン7とこのファン7を駆動するモータ8とから
なる換気用送風機9と、前記循環用送風機6、換気用送
風機9の動作を制御する制御部(図示せず)と、この制
御部へ操作信号を送信する操作部(図示せず)と、浴室
内に臨むように設けられた化粧板10とから構成されて
いる。なお、図中の矢印は風の流れを示している。
【0028】また、化粧板10には、浴室内の空気が吸
い込まれるの吸込口11と、循環用送風機6により送ら
れた空気を浴室内に吹き出すための吹出口12が設けら
れている。更に本体1には、吸込口11と循環用送風機
6との間の通風路13に空調手段14として熱源器が配
設されている。
【0029】本発明によれば、循環用送風機6を構成す
るファン2を複数にすることで、循環風量を増加するこ
とが可能となり、これにより、浴室の空調性能を向上さ
せることができる。
【0030】さらに、この複数のファン2を遠心式の羽
根車とすることで、吸込口11や空調手段14や吹出口
12の圧力損失に左右されない安定した循環風量を発生
させることができる。
【0031】また、図1に示すように、循環用送風機6
を構成する複数のファン2を一本の回転軸4で連通する
ことにより、循環用送風機6を構成するモータ3が一個
でよくなり、部品点数の削減、コスト低減が可能とな
る。
【0032】さらに、図1に示すように、循環用送風機
6を構成する回転軸4に嵌合するように軸受15を配置
し、軸受15の周囲に振動吸収部材16を配置し、軸保
持部材17が螺子などの適当な締結方法により、これら
振動吸収部材16及び軸受15及び回転軸4を本体1へ
固定する構成としている。
【0033】このような構成にすることにより、回転軸
4の偏心やファン2の不釣り合い等に起因する回転軸4
の振動を振動吸収部材16で吸収できるため、浴室空調
機Aの振動が低減でき、騒音も低減することができる。
【0034】また、図1に示すように、循環用送風機6
を構成するモータ3に嵌合するように振動吸収部材18
を配置し、モータ保持部材19が螺子などの適当な締結
方法により、振動吸収部材18及びモータ3を本体に固
定する構成としている。
【0035】このような構成にすることにより、モータ
3から発生する振動を振動吸収部材18で吸収できるた
め、浴室空調機Aの振動が低減でき、騒音も低減するこ
とができる。
【0036】さらに、図1に示すように、モータ3と回
転軸4の双方に嵌合するように、連結部材5が螺子など
の適当な締結方法により固定される構成とすることで、
形状の大きな循環用送風機6を、モータ3部分とファン
2部分とに小さく分けることができるため、各部品の取
り扱いが簡単になり、組立作業および部品の取替え作業
が簡単にできる。
【0037】また、図1中の矢印x、y、zは風の流れ
を表わしている。浴室内から浴室空調機本体1内に吸込
まれた空気は、循環用送風機6の両端部と中央部の合わ
せて3ヶ所から吸込まれる(図中矢印x)。その後、図
中矢印yのようにファン2の吸込み部20から吸込まれ
て最終的には浴室空調機本体1外に吹出される(図中矢
印z)。図1のように複数のファン2を交互に向きを変
えて回転軸4に挿入して配設すると、風の流れは図中
x、y、zのような経路となり、最終的に吹出される図
中矢印zでの風は全体的に均一となる。
【0038】なお、ファン2を図1のように交互に向き
を変えて配設せずに全て同一方向に回転軸4に挿入して
配設してもよく、この場合、全て同じファン2で構成で
きるので部品の共通化が図れる。
【0039】図3は、本発明における循環用送風機の一
実施形態を示す概要図である
【0040】モータ4に近い方から順番に備えられた4
つのファン2a、2b、2c、2dは中心に回転軸4が
挿入するのに充分な開口穴(内径が回転軸4の外径より
もやや大きい)を備えた筒部21bをファンと一体的に
形成されている。さらに、筒部21bとは分割され、筒
部21bと嵌合して連結する筒部21aをも備えてい
る。なお、本実施形態においては、筒部21aはモータ
6とファン2aの間に1個、ファン2aと2bの間に1
個、ファン2bと2cの間には3個、ファン2cと2d
の間に1個、ファン2dの回転軸4の端部に1個、夫々
設けられている。さらに、モータ4のモータ軸3aと回
転軸4を連結するための連結部材5をも備える。
【0041】ここで、筒部21(筒部21aとファン2
a、2b、2c、2dに設けられた筒部21b)は回転
軸4に挿入され、モータ4側の端部にて回転軸4に設け
られた突起状の係止部23と筒部21aに設けられた凹
部31が嵌合することにより、回転軸4のトルク(回転
力)が筒部21a、21bに伝達されて4つのファン2
a、2b、2c、2dが同調して回転する。また、回転
軸4のファン2d側端部には、平座金25、ばね座金2
7及びナット29を用いてファン2a、2b、2c、2
dが回転軸4の軸方向にずれないように固定されてい
る。
【0042】なお、複数の筒部21aは全て同じ長さの
ものを用いてもよいし、隣合うファン2の距離によって
違う長さのものを用いてもよく、いずれにせよ筒部21
aを用いることで、隣り合うファン2の間隔を定められ
た距離を確実に保つことができる。また、複数の筒部2
1a及び筒部21bは端部がそれぞれ嵌合できるように
凹凸部(例えば凹部31)が設けられており、ねじなど
の別部材を用いることなく連結することができる。
【0043】また、図3では筒部21は筒部21aと2
1bに分割した例を示したが、ファン2と一体で形成さ
れた筒部21bの長さを長くして筒部21aを使用しな
い構成としてもよい。
【0044】図4、図5は、本発明の浴室空調機の連結
部材5を表した斜視図、図6、図7は側面から見た断面
図である。
【0045】図4に示すように、連結部材5にはその中
央に曲げ弾性をもった弾性部5aを設ける。弾性部5a
はゴムや樹脂といったその材料自身が弾性をもつ材料
や、たとえば金属のように弾性が小さいものを薄板状に
して弾性をもたせた材料により構成される。
【0046】また、軸保持部5cは金属や樹脂でできて
おり、前記弾性部5aと接着、溶着、かしめ等適当な接
合方法にて接合されている。
【0047】さらに、弾性部5aと軸保持部5cが同じ
材質にて構成されるときには、連結部材5は一体成形よ
る構成とすることもできる。
【0048】モータ軸3aまたは回転軸4と連結部材5
との締結は、図4に示すように軸保持部5c上に配設さ
れた螺子5bを締めることにより、モータ軸3aまたは
回転軸4を螺子5bで直接押さえつけて固定する方法
や、図5に示すように軸保持部5c上に配設された螺子
5bを締めることにより、軸保持部5cの軸挿入部内径
が小さくなり、モータ軸3aまたは回転軸4を締めつけ
るように固定する方法により行う。
【0049】上述のような方法によりモータ軸3aおよ
び回転軸4をそれぞれ連結部材5へ締結する。このよう
にすれば、図6に示すようなモータ軸3aおよび回転軸
4の双方の中心軸の曲がりや、図7に示すようなモータ
軸3aおよび回転軸4の双方の中心軸のずれが生じたと
しても、この弾性部5aがそれらを吸収するため、循環
用送風機6が駆動した時に発生する振動が低減でき、浴
室空調機Aの振動および騒音が低減できる。
【0050】図8は本発明の浴室空調機における循環用
送風機の組立前の状態を表す断面図であり、図9は循環
用送風機の組立後の概略を示す断面図である。
【0051】図8に示すように、モータ3は本体1に固
定されており、ファン2および回転軸4は本体1内に納
められているが、その軸方向には移動可能になってい
る。
【0052】この状態で、ファン2および回転軸4をモ
ータ3と反対方向に移動させ、連結部材5をモータ3に
嵌合させた後、ファン2および回転軸4をモータ3側に
移動させ、回転軸4を連結部材5の軸保持部5cに嵌合
させ、螺子5bを締付けてモータ軸3aおよび回転軸4
を連結部材5へ締結し、図9に示される状態になるよう
な構成とする。
【0053】このような構成にすることにより、循環用
送風機6のファン2部とモータ3部の取付け、取外しが
各々単独で行うことができ、組立作業やメンテナンス作
業が簡単に行える。
【0054】図10は連結部材5の別の変形例を示す部
分断面図であり、図11は組立完了状態を示す断面図で
ある。
【0055】図10に示すように、モータ軸3aおよび
回転軸4は各々の軸中心まわりの回転しかできないよ
う、図示しないモータ保持部材19および図示しない軸
保持部材17を用いて本体1に対して固定されている。
【0056】連結部材5の弾性部5aはその軸方向に対
して伸縮可能となるようにジャバラ状の形状となってお
り、この弾性部5aを縮めながらモータ軸3aと回転軸
4の間に挿入し、その後この弾性部5aを伸ばしてモー
タ軸3aおよび回転軸4を軸保持部5cにそれぞれ嵌合
させ、螺子5bを締めつけてモータ軸3aおよび回転軸
4を連結部材5へ締結して、図11に示されるような構
成としても、循環用送風機6のファン2部とモータ3部
の取付け、取外しが各々単独で行うことができ、組立作
業やメンテナンス作業が簡単に行える。
【0057】図12は連結部材5の別の変形例を示す部
分斜視図である。
【0058】図12に示すように、連結部材5はその回
転軸方向にそって2分割でき、分割面の端部に回転軸部
5dを設け、該回転軸部5dを中心として回転できる構
造となっており、モータ軸3aと回転軸4の両者を挟み
込んだ後に螺子5b等の適当な締結手段により連結する
構成としても同様に、循環用送風機6のファン2部とモ
ータ3部の取付け、取外しが各々単独で行うことがで
き、組立作業やメンテナンス作業が簡単に行える。
【0059】なお、回転軸部5dを省略し、連結部材5
が完全に2つに分割される構造としてもよく、この場合
は連結部材5の構造が簡単となり、コスト低減がはかれ
る。
【0060】図13は循環用送風機の別の実施の形態を
示す側面図である。
【0061】本発明は上述のような実施の形態の説明の
みに限定されるものではない、たとえば、図1におい
て、循環用送風機6には連結部材5が配設されている
が、図13に示すようにこの連結部材5が省略され、モ
ータ軸3aに直接ファン2が螺子等の適当な手段により
締結されてもよく、同様に浴室の空調性能を向上させる
ことができる。
【0062】図14は、循環用送風機の更に別の実施の
形態を示す断面図である。なお、図1と同一符号を付し
たものは説明を省略する。
【0063】図14に示すように、2個のファン2は回
転軸4に挿入されている。ファン2は両端部にそれぞれ
空気の吸込み部を設け、図中矢印に示すように両端の吸
込み部から空気を吸い込んで、吹出す。このように、両
端部に吸込み部20を設けたファン2を複数(本実施形
態においては2つ)用いても、上述したような本発明の
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浴室空調機を浴室の天井に設置した例
を示す断面図。
【図2】本発明の浴室空調機を浴室の天井に設置した例
を図1の断面と垂直な断面で切断した断面図。
【図3】循環用送風機の一実施形態を示す図。
【図4】本発明の連結部材を表した斜視図。
【図5】本発明の連結部材を表した斜視図。
【図6】本発明の連結部材を側面から見た断面図。
【図7】本発明の連結部材を側面から見た断面図。
【図8】本発明の浴室空調機における循環用送風機の組
立前の状態を表す断面図。
【図9】本発明の浴室空調機における、図8に示す循環
用送風機の組立後の状態を表す断面図。
【図10】連結部材の別の変形例を示す部分断面図。
【図11】連結部材の組立完了状態を示す断面図。
【図12】連結部材の別の変形例を示す部分斜視図。
【図13】循環用送風機の別の実施の形態を示す側面
図。
【図14】循環用送風機の更に別の実施の形態を示す断
面図。
【符号の説明】
A…浴室空調機 1…本体 2…ファン 3…モータ 3a…モータ軸 4…回転軸 5…連結部材 5a…弾性部 5b…螺子 5c…軸保持部 5d…回転軸部 6…循環用送風機 7…ファン 8…モータ 9…換気用送風機 10…化粧板 11…吸込口 12…吹出口 13…通風路 14…空調手段 15…軸受 16…振動吸収部材 17…軸保持部材 18…振動吸収部材 19…モータ保持部材 21a、21b…筒部 23…係止部 50…天井
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 7/10 101 F24F 7/10 101B (72)発明者 原賀 一博 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 今井 健吾 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 力丸 光生 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 大神 芳浩 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 3H022 AA02 AA05 BA06 CA01 CA06 CA19 DA11 DA20 3J012 AB07 CB03 DB07 DB13 FB01 FB07 3L049 BA03 BB07 BB10 BB11 BC01 BD01 3L050 BA01 BA03 BA05

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内の空気を吸い込み、再度室内へ送り
    込む循環用送風機を複数のファンによって構成した室内
    空調機において、前記複数のファンは一本の回転軸に挿
    入して配設されていることを特徴とする室内空調機。
  2. 【請求項2】 前記複数のファンは前記回転軸の周りに
    形成された筒部によって回転軸の回転と同調して回転す
    ることを特徴とする請求項1記載の室内空調機。
  3. 【請求項3】 前記筒部は、複数に分割して形成されて
    いることを特徴とする請求項2に記載の室内空調機。
  4. 【請求項4】 前記筒部は、互いに嵌合することにより
    連結することを特徴とする請求項3に記載の室内空調
    機。
  5. 【請求項5】 前記筒部には、前記回転軸のトルクを伝
    達するための伝達機構を設けたことを特徴とする請求項
    2から請求項4のいずれかに記載の室内空調機。
  6. 【請求項6】 前記伝達機構は、前記回転軸または筒部
    のいずれかに設けられた係止部により互いに嵌合する機
    構であることを特徴とする請求項5に記載の室内空調
    機。
  7. 【請求項7】 前記回転軸を保持する軸受と、該軸受を
    室内空調機本体に固定する保持部材との間に、該軸受の
    振動を吸収する振動吸収部材を配置したことを特徴とす
    る請求項1から請求項6のいずれかに記載の室内空調
    機。
  8. 【請求項8】 前記回転軸を駆動させるための駆動手段
    と、該駆動手段を室内空調機本体に固定する保持部材と
    の間に、該駆動手段の振動を吸収する振動吸収部材を配
    置したことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれ
    かに記載の室内空調機。
  9. 【請求項9】 前記回転軸と、前記駆動手段の軸部との
    間に、これらを連結する連結部材を配置したことを特徴
    とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の室内空
    調機。
  10. 【請求項10】 前記連結部材は、前記回転軸の半径方
    向に対して曲げ弾性を持つことを特徴とする請求項9記
    載の室内空調機。
  11. 【請求項11】 前記連結部材は、前記回転軸または前
    記駆動手段の一方もしくはその両方が室内空調機本体に
    組込まれた状態でも、両者を連結可能な構造としたこと
    を特徴とする請求項9から請求項10のいずれかに記載
    の室内空調機。
  12. 【請求項12】 前記連結部材が、回転軸方向に伸縮可
    能な構造であることを特徴とする請求項9から請求項1
    1のいずれかに記載の室内空調機。
  13. 【請求項13】 前記連結部材は、前記回転軸および前
    記駆動手段の軸部をはさみ込めるよう、2分割した構造
    であることを特徴とする請求項9から請求項12のいず
    れかに記載の室内空調機。
  14. 【請求項14】 前記回転軸および前記駆動手段のどち
    らか一方、またはその両方が該回転軸方向に平行移動可
    能な構造としたことを特徴とする請求項9から請求項1
    3のいずれかに記載の室内空調機。
  15. 【請求項15】 前記複数のファンは、交互に向きを変
    えてもしくは、同一方向に回転軸に挿入して配設されて
    いることを特徴とする請求項1から請求項14のいずれ
    かに記載の室内空調機。
  16. 【請求項16】 前記複数のファンは、夫々のファンの
    両端から吸込み可能なファンであることを特徴とする請
    求項1から請求項15のいずれかに記載の室内空調機。
  17. 【請求項17】 前記複数のファンは遠心式のファンで
    あることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれ
    かに記載の室内空調機。
  18. 【請求項18】 前記室内は浴室であって、前記循環用
    送風機は、浴室内の空気を吸い込み、再度浴室内へ送り
    込むことを特徴とする請求項1乃至17記載の室内空調
    機。
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