JP2000274718A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2000274718A
JP2000274718A JP11075240A JP7524099A JP2000274718A JP 2000274718 A JP2000274718 A JP 2000274718A JP 11075240 A JP11075240 A JP 11075240A JP 7524099 A JP7524099 A JP 7524099A JP 2000274718 A JP2000274718 A JP 2000274718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow fan
cross flow
bearing member
air conditioner
end plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP11075240A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Yamashita
哲也 山下
Hideshi Tanaka
英志 田中
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロスフローファンのブレード長を長くし
て、十分な送風量を確保することが可能な空気調和機を
提供する。 【解決手段】 本体ケーシング1内にクロスフローファ
ン2を備える。クロスフローファン2は円筒状に成さ
れ、円筒外周部に軸方向に延びるブレード10を有す
る。エンドプレート11の中心位置からシャフト12が
外方に突設される。軸受部材15でシャフト12を回転
自在に支持する。エンドプレート11の中央部に凹部1
6を形成する。軸受部材15の一部を、凹部16内に配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クロスフローフ
ァンを備えた空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機に備えられるクロスフローフ
ァンは、概略円筒状に形成されている。そして円筒外周
部に軸方向に延びるブレードを並設して成り、ファンモ
ータで回転駆動することによって、クロスフローファン
内を径方向に通過する気流を生じさせる。上記のような
空気調和機では、このようなクロスフローファンを、そ
の軸方向が左右に延びるようにして本体ケーシング内に
配置している。そしてこのクロスフローファンを回転駆
動することによって、吸込口から室内空気を本体ケーシ
ング内へ吸い込み、室内熱交換器を通過させて温調した
後、吹出口から再び室内に吹き出すようになっている。
【0003】図4は、上記従来の空気調和機に設けられ
たクロスフローファンの支持構造を示す断面図である。
同図に示すように、このクロスフローファン42の端部
には、平板状のエンドプレート43が取り付けられてい
る。そしてこのエンドプレート43の中心位置から、外
方へ向けてシャフト47が突設されている。一方、この
空気調和機の本体ケーシングに連なって、支持壁46が
形成されている。そしてこの支持壁46から反クロスフ
ローファン側に突設された嵌入筒50に、軸受部材48
が嵌入されている。この軸受部材48は、上記嵌入筒5
0に嵌着される防振ゴム44と、この防振ゴム44の内
周面に取り付けられた軸受45とから構成されている。
そしてこの軸受45に上記シャフト47を挿入し、クロ
スフローファン42の一方の端部を回転自在に支持する
ようになっている。この状態では、上記支持壁46と軸
受部材48とで構成されるクロスフローファン側の面は
略同一面となり、平板状のエンドプレート43と相対面
している。なお上記クロスフローファン42の図示しな
い他方の端部には、クロスフローファン42を回転駆動
するファンモータが取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の空気調和機で
は、図4に示すクロスフローファン42の支持構造にお
いて、軸受部材48の反クロスフローファン側の端部4
9が最も側方に突出した部分となる。このクロスフロー
ファン42は本体ケーシング内に設けられるものである
から、上記端部49が、この本体ケーシング又は他の構
造体による位置規制を受けることになる。一方、上記ク
ロスフローファン42は、生じた気流が効率よく室内熱
交換器を通過できるようにするため、室内熱交換器の熱
交換面に沿って配置される。そのためこの室内熱交換器
の端部も、上記軸受部材48の端部49と略同様の位置
規制を受けることになる。これを換言すれば、室内熱交
換器は、理論的には略上記端部49の位置まで伸長でき
るということである。しかしながら室内熱交換器を上記
端部49の位置まで設けて十分な熱交換面積を確保でき
たとしても、上記端部49からエンドプレート43まで
の間にはクロスフローファン42が存在しないため、大
きな熱交換面積を生かせる十分な風量が確保できないと
いう問題があった。そこで上記端部49からエンドプレ
ート47までの距離D’を短くして、クロスフローファ
ン42のブレード長を少しでも長くしたいという要請が
生じていた。
【0005】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めになされたものであって、その目的は、クロスフロー
ファンのブレード長を長くして、十分な送風量を確保す
ることが可能な空気調和機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機は、本体ケーシング1内に、概略仮想円筒状に成さ
れるとともに軸方向へ延びるブレード10を円筒外周部
に有し、円筒端部11から回転軸12を外方に突設して
成るクロスフローファン2を備え、上記回転軸12を軸
受部材15で支持して成る空気調和機において、上記円
筒端部11の中央部に凹部16を設け、この凹部16内
に上記軸受部材15の少なくとも一部を配置したことを
特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機では、円筒端部
11の中央部に設けた凹部16内に、軸受部材15の少
なくとも一部を配置している。従って軸受部材15の反
クロスフローファン側の端部と円筒端部11の外周部分
との間の距離を短くすることができ、これによってブレ
ード10長を長くすることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、この発明の空気調和機の具
体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説
明する。
【0009】図3は、上記空気調和機の概略断面図であ
る。本体ケーシング1内には、前面側熱交換器3と背面
側熱交換器4とを逆V字状に連結して構成した室内熱交
換器5が設けられている。そしてこの室内熱交換器5の
逆V字に挟まれるようにして、概略仮想円筒状のクロス
フローファン2が配置されている。このクロスフローフ
ァン2は、その軸方向に沿って延びるブレード10を、
円筒外周部に多数並設して構成されている。そしてファ
ンモータ(図示せず)で回転駆動することによって、こ
のクロスフローファン2を横切って流通する気流を発生
させるようになっている。クロスフローファン2で上記
のような気流を発生させることにより、この空気調和機
では、前面吸込口6及び天面吸込口9から室内空気を吸
い込み、室内熱交換器5を通過させて温調した後、吹出
口7から再び室内に吹き出すようになっている。
【0010】図2は、上記空気調和機の透過部分正面図
である。同図に示すように上記クロスフローファン2
は、前面側熱交換器3の下部に沿って、その軸方向が左
右に延びるように配置されている。そして同図に示す一
端側において軸受部材15で回転自在に支持されてい
る。そこで次に、この支持構造について説明する。
【0011】図1は、上記支持構造を説明するための断
面図である。同図に示すように、このクロスフローファ
ン2においては、円筒端部としてエンドプレート11が
取り付けられている。このエンドプレート11の中央部
には、クロスフローファン2の内方へすり鉢状に凹陥し
た凹部16が形成されている。そしてこのエンドプレー
ト11の中心位置から、クロスフローファン2の外方へ
向けてシャフト(回転軸)12が突設されている。一
方、この空気調和機の本体ケーシング1に連なって、支
持壁8が形成されている。そしてこの支持壁8からクロ
スフローファン側に突設された嵌入筒17に、軸受部材
15が嵌入されている。この軸受部材15は、上記嵌入
筒17に嵌着される防振ゴム13と、この防振ゴム13
の内周面に取り付けられた軸受14とから構成されてい
る。そしてこの軸受14に上記シャフト12を挿入し、
クロスフローファン2の一方の端部を回転自在に支持す
るようになっている。この状態では上記嵌入筒17と軸
受部材15とで構成されるクロスフローファン側の面が
略同一面となり、軸受部材15の一部が上記凹部16内
に配置されている。なおこのクロスフローファン2の図
示しない他方の端部には、クロスフローファン2を回転
駆動するファンモータが取り付けられている。
【0012】上記取付構造においても、図1に示すクロ
スフローファン2の支持構造において、軸受部材15の
反クロスフローファン側の端部18が最も側方へ突出し
た部分となる。従って本体ケーシング1内において、こ
の端部18が位置規制を受けることとなるのは従来例と
同様である。しかしながら上記支持構造においては、エ
ンドプレート11に凹部16を設けている。そして嵌入
筒17を取付壁8からクロスフローファン2側へ突設
し、軸受部材15の一部分を上記凹部16内に配置する
ようにしている。そのため略上記嵌入筒17の長さ分だ
け、端部18とエンドプレート11の円筒外周部との間
の距離Dが従来よりも短くなる。従って本体ケーシング
1内で上記軸受部材15が従来例と同位置に規制された
としても、クロスフローファン2の長さを従来よりも長
くすることができる。しかも上記凹部16はエンドプレ
ート11の中央部に設けているから、クロスフローファ
ン2の円筒外周部に設けられたブレード10による送風
機能がこの凹部16の影響を受けることは少ない。従っ
てクロスフローファン2が長くできるのに応じて、上記
ブレード10の長さも長くできることになる。そしてこ
れにより、クロスフローファン2で生じる風量を増大さ
せ、室内熱交換器5の大きな熱交換面積が生かせる十分
な風量を確保することができる。
【0013】以上にこの発明の具体的な実施の形態につ
いて説明したが、この発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施するこ
とができる。上記では、空気調和機の室内機に設けられ
たクロスフローファンの支持構造にこの発明を適用し
た。しかしながらこのような室内機に限らず、本発明
は、クロスフローファンを用いた他の構成を有する空気
調和機にも適用することができる。また熱交換器を用い
た温調機としての空気調和機だけでなく、空気清浄機と
しての空気調和機にも本発明を適用することができるの
は勿論である。
【0014】
【発明の効果】上記請求項1の空気調和機では、軸受部
材の反クロスフローファン側の端部と、クロスフローフ
ァンの外周端部との間の距離を短くすることができる。
従って軸受部材の位置が従来と同じであったとしてもク
ロスフローファンのブレード長を長くすることができ、
それに応じて風量を増大させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態の空気調和機に備えられ
たクロスフローファンの支持構造を示す部分断面図であ
る。
【図2】上記空気調和機の透過部分正面図である。
【図3】上記空気調和機の概略断面図である。
【図4】従来例の空気調和機に備えられたクロスフロー
ファンの支持構造を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケーシング 2 クロスフローファン 10 ブレード 11 エンドプレート 12 シャフト 15 軸受部材 16 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケーシング(1)内に、概略仮想円
    筒状に成されるとともに軸方向へ延びるブレード(1
    0)を円筒外周部に備え、円筒端部(11)から回転軸
    (12)を外方に突設して成るクロスフローファン
    (2)を備え、このクロスフローファン(2)の上記回
    転軸(12)を軸受部材(15)で支持して成る空気調
    和機において、上記円筒端部(11)の中央部に凹部
    (16)を設け、この凹部(16)内に上記軸受部材
    (15)の少なくとも一部を配置したことを特徴とする
    空気調和機。
JP11075240A 1999-03-19 1999-03-19 空気調和機 Pending JP2000274718A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104712663A (zh) * 2015-03-26 2015-06-17 广东美的暖通设备有限公司 轴端固定结构以及具有其的空调器
CN108397483A (zh) * 2017-07-18 2018-08-14 奥克斯空调股份有限公司 轴承座安装结构及空调
CN108397483B (zh) * 2017-07-18 2024-06-11 奥克斯空调股份有限公司 轴承座安装结构及空调

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN108397483A (zh) * 2017-07-18 2018-08-14 奥克斯空调股份有限公司 轴承座安装结构及空调
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Effective date: 20060919

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Effective date: 20070306