JP2002356189A - 自動二輪車の車体保護装置 - Google Patents

自動二輪車の車体保護装置

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JP2002356189A JP2001165126A JP2001165126A JP2002356189A JP 2002356189 A JP2002356189 A JP 2002356189A JP 2001165126 A JP2001165126 A JP 2001165126A JP 2001165126 A JP2001165126 A JP 2001165126A JP 2002356189 A JP2002356189 A JP 2002356189A
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J27/00Safety equipment
    • B62J27/30Crash bars; Crash bungs

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動二輪車の横転保護装置において,横転衝
撃を緩衝しつゝ車体フレームに受け止めさせ得るように
して,車体フレームの強度の特別な強化を不要にする。 【解決手段】 車体フレームFに,それの左右外方に張
り出す左右一対のガード部材Gを付設し,自動二輪車M
の横転時,このガード部材Gを接地させて車体外面の接
地を少なくするようにした,自動二輪車の横転保護装置
において,車体フレームFに固着される取り付けベース
20に,自動二輪車Mの横転時に接地する接地体24を
弾性体23を介して揺動可能に連結して前記各ガード部
材Gを構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車体フレームに,
それの左右外方に張り出す左右一対のガード部材を付設
し,自動二輪車の横転時,このガード部材を接地させて
車体外面の接地による損傷を少なくするようにした,自
動二輪車の横転保護装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かゝる自動二輪車の横転保護装置
においては,ガード部材を剛体で構成し,横転衝撃力を
車体フレームで直接受け止めて,車体外面の接地による
損傷を最小限に抑えるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では,車体フレームの強度を,走行上必要な強度以上に
強化しなければならず,自動二輪車の重量増を余儀なく
される。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,横転衝撃力を緩衝しつゝ車体フレームに受け止め
させ得るようにして,車体フレームの強度の特別な強化
を不要とした,前記自動二輪車の横転保護装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,車体フレームに,それの左右外方に張り
出す左右一対のガード部材を付設し,自動二輪車の横転
時,このガード部材を接地させて車体外面の接地を少な
くするようにした,自動二輪車の横転保護装置におい
て,車体フレームに固着される取り付けベースに,自動
二輪車の横転時に接地する接地体を弾性体を介して揺動
可能に連結して前記各ガード部材を構成したことを第1
の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,ガード部材の接地体が路面に衝突すると,接地体
が取り付けベースに対して揺動しながら弾性体を変形さ
せ,横転衝撃力を緩衝することで,ガード部材を支持す
る車体フレームに過大な衝撃力が加わることを回避でき
る。したがって車体フレームの強度を特別に強化する必
要もなく,その軽量化を図ることが可能となる。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,前記
接地体を,自動二輪車の後輪の軸線と略平行な軸に沿っ
て移動可能に前記取り付けベースに連結し,この接地体
の取り付けベース側への移動時にも前記弾性体に変形を
与えるようにしたことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,接地体は取り付けベース側へも軸方向に移動しな
がら弾性体を変形させて,横転衝撃力を効果的に緩衝す
ることができる。
【0009】さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前
記取り付けベースに設けられた,自動二輪車の前後方向
に延びるピボット孔に,自動二輪車の後輪の軸線と略平
行な支持軸を備えるピボット軸を嵌合し,前記支持軸に
前記接地体を軸方向移動可能に取り付け,前記取り付け
ベース,接地体及び支持軸の三者間に前記弾性体を介裝
したことを第3の特徴とする。
【0010】この第3の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,支持軸の揺動と,この支持軸上での接地体の軸方
向移動とにより弾性体を変形させ,横転衝撃力を効果的
に緩衝することができる他,ピボット軸の軸方向の動き
が,支持軸及び弾性体を介して取り付けベースに拘束さ
れることで,ピボット軸に特別な抜け止め手段を施さず
とも,ピボット軸のピボット孔からの抜け止めを果たす
ことができ,構造の簡素化に寄与し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,図面に示
す本発明の実施例に基づき以下に説明する。
【0012】図1は本発明に係る横転保護装置を備えた
自動二輪車の側面図,図2は上記横転保護装置を示す図
1の2矢視図,図3は図2の3−3線断面図,図4は自
動二輪車の横転状態を示す概略背面図,図5は横転保護
装置の作用説明図である。
【0013】先ず,図1において,自動二輪車Mの車体
フレームFは,ヘッドパイプ1と,このヘッドパイプ1
の上部に結合されて後方に延び,且つ後半部を下方に屈
曲させるメインフレーム2と,ヘッドパイプ1の下部を
メインフレーム2の下面に結合するステー3と,このス
テー3の左右両側面に結合されて下方に延びる左右一対
のダウンチューブ4,4とを備える。
【0014】ダウンチューブ4,4の下端にはエンジン
ハンガ5が,またメインフレーム2の下端部にはピボッ
トプレート6がそれぞれ溶接されており,これらにエン
ジンEの前,後部がボルト結合される。
【0015】ヘッドパイプ1には,前輪8fを支持する
フロントフォーク10が操向可能に軸支され,このフロ
ントフォークの上端に操向ハンドル10が取り付けられ
る。
【0016】ピボットプレート6には,後輪8rを支持
するリアフォーク12が上下揺動可能にピボット結合さ
れ,このリアフォーク12と,メインフレーム2から後
方に延びるシートレール(図示せず)との間にリアクッ
ション13が介裝される。後輪8rは,エンジンEの出
力軸からチェーン14を介して回転駆動される。
【0017】メインフレーム2には,エンジンEを上方
から覆うようにして燃料タンク15が取り付けられ,こ
の燃料タンク15の後端に連ねて配置されるシート16
が前記シートレール上に取り付けられる。燃料タンク1
5は,その左右両側壁を前記エンジンEの左右外側面よ
りも外方に張り出していて,大容量型となっている。
【0018】さて,左右のダウンチューブ4,4の下端
部に,本発明に係る左右一対のガード部材G,Gがそれ
ぞれ取り付けられる。左右のガード部材G,Gの構成は
対象的であるので,左側のガード部材Gのみについて図
2及び図3を参照しながら以下に説明する。
【0019】ガード部材Gは,軽合金製の取り付けベー
ス20,ピボット軸21,支持軸22,ゴム製の弾性体
23及び,比較的硬質の合成樹脂(例えばナイロン)製
で円柱状の接地体24を主たる構成要素とする。取り付
けベース20は一端に位置決め用の切欠き25を,他端
に有底の中空円筒部26を有しており,その円筒部26
には,それを直径線上で横断するピボット孔27が穿設
されている。この取り付けベース20は,切欠き25が
前記ダウンチューブ4の下端部に係合し,円筒部26が
ダウンチューブ4から外側方へ突出するように配置さ
れ,そして円筒部26の底部がダウンチューブ4にボル
ト19で固着される。このとき,ピボット孔27が自動
二輪車Mの略前後方向を向くように,ダウンチューブ4
の下端部に係合する取り付けベース20の切欠き25の
位置は予め設定されている。
【0020】上記ピボット孔27にはピボット軸21が
回転可能に嵌合される。このピボット軸21は,円筒部
26の中空部26aに臨む中間部に互いに平行な平坦面
21a,21aを有し,これら平坦面21a,21aに
開口するねじ孔29に螺着されるボルト28によって,
円筒部26内から外方に突出するパイプ状の支持軸22
がピボット軸21に締結される。
【0021】この支持軸22に,円筒部26の外側に配
置される接地体24が軸方向移動及び回転可能に支承さ
れ,この接地体24,支持軸22及び円筒部26の三者
間に弾性体23が介裝される。その際,弾性体23は,
その中心部の透孔23aを支持軸22の外周に嵌合し,
また一端の環状溝23bに円筒部26の拡径外端部26
bを受け入れると共に,他端の偏平凸部23cを接地体
24内端面の偏平凹部24aに嵌合する。
【0022】接地体24の外端面には比較的深い凹部2
4bが形成されており,この凹部24bに,接地体24
を弾性体23側に押さえる平ワッシャ30と,この平ワ
ッシャ30を支持軸22と共にピボット軸21に締結す
るボルト28の頭部28aとが収容される。
【0023】接地体24の外端面には,また,上記凹部
24bより大径で浅い凹部24cが形成されており,深
い凹部24bを覆う化粧板31が該凹部24bの内周面
に圧入して取り付けられる。この化粧板31には,前記
ボルト28の頭部28aのソケット孔に嵌合する工具の
挿通を許容する通孔31aが設けられている。したがっ
て,化粧板31を取り外すことなく,通孔31aに挿通
した工具によりボルト28の締め付けが可能である。
【0024】而して,支持軸22は後輪8rの軸線と略
平行に配置され,接地体24は,この支持軸22と共に
ピボット軸21の軸線周りに上下揺動が可能であり,ま
た支持軸22上を軸方向に移動可能であり,接地体24
のこのような揺動及び軸方向移動により弾性体23に変
形が与えられるようになっている。
【0025】またガード部材Gは,図4に示すように,
自動二輪車Mの背面視で接地体24及び後輪8rの外側
縁間を結ぶ第1接線Laと,接地体24及び転舵限界の
操向ハンドル10の外側縁間を結ぶ第2接線Lbとに囲
まれる領域32に自動二輪車Mの主要部品,例えばエン
ジンEや燃料タンク15が収まるように,その長さが設
定される。
【0026】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0027】自動二輪車Mの横転時には,図4に示すよ
うに,先ず第1接線La上に来た路面に,ガード部材G
の接地体24が衝突し,次いで,場合によっては接地体
24を支点にして後輪8rが浮上するように自動二輪車
Mが傾き,第2接線Lb上に来た路面に転舵限界の操向
ハンドル10の先端が当たる。何れの場合でも,第1及
び第2接線La,Lbに囲まれる領域32にエンジンE
や燃料タンク15等の自動二輪車Mの主要部品が収まる
ようになっているから,それら主要部品の路面との接触
を防ぐことができる。
【0028】ところで,自動二輪車Mの横転時,路面か
ら接地体24に加わる衝撃力f(図5参照)は,接地体
24の軸線に対して斜めの方向に作用するので,その衝
撃力fの,支持軸22と直角方向の分力faにより接地
体24は支持軸22と共にピボット軸21の軸線周りに
揺動し,また衝撃力fの,支持軸22と平行な分力fb
により接地体24は支持軸22上を取り付けベース26
側へ移動する。この接地体24の何れの動きによって
も,接地体24及び取り付けベース26間で弾性体23
が変形されるので,上記衝撃力fを効果的に緩衝するこ
とができる。したがって,ガード部材Gを支持する車体
フレームFに過大な衝撃力が加わることが回避され,車
体フレームFの強度を特別に強化する必要もなく,その
軽量化を図ることが可能となる。
【0029】またガード部材Gにおいては,取り付けベ
ース20のピボット孔27に嵌合したピボット軸21に
支持軸22がボルト28によって固着され,その支持軸
22の外周に嵌合する弾性体23が取り付けベース20
の円筒部26に嵌合するので,ピボット軸21の軸方向
の動きが,支持軸22及び弾性体23を介して取り付け
ベース20に拘束されることになり,したがってピボッ
ト軸21に特別な抜け止め手段を施さずとも,ピボット
軸21のピボット孔27からの抜け止めを行うことがで
き,構造の簡素化をもたらすことができる。
【0030】自動二輪車Mの横転により損傷した接地体
24や弾性体23は,ボルト28の脱着により新規部品
と容易に交換することができる。
【0031】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,車体フレームに,それの左右外方に張り出す左右一
対のガード部材を付設し,自動二輪車の横転時,このガ
ード部材を接地させて車体外面の接地を少なくするよう
にした,自動二輪車の横転保護装置において,車体フレ
ームに固着される取り付けベースに,自動二輪車の横転
時に接地する接地体を弾性体を介して揺動可能に連結し
て前記各ガード部材を構成したので,自動二輪車の横転
時,接地体が取り付けベースに対して揺動しながら弾性
体を変形させ,横転衝撃力を緩衝することで,ガード部
材を支持する車体フレームに過大な衝撃力が加わること
を回避できる。したがって車体フレームの強度を特別に
強化する必要もなく,その軽量化を図ることが可能とな
る。
【0033】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,前記接地体を,自動二輪車の後輪の軸線
と略平行な軸に沿って移動可能に前記取り付けベースに
連結し,この接地体の取り付けベース側への移動時にも
前記弾性体に変形を与えるようにしたので,自動二輪車
の横転時,接地体は取り付けベース側へも軸方向に移動
しながら弾性体を変形させて,横転衝撃力を効果的に緩
衝することができる。
【0034】さらに本発明の第3の特徴によれば,第2
の特徴に加えて,前記取り付けベースに設けられた,自
動二輪車の前後方向に延びるピボット孔に,自動二輪車
の後輪の軸線と略平行な支持軸を備えるピボット軸を嵌
合し,前記支持軸に前記接地体を軸方向移動可能に取り
付け,前記取り付けベース,接地体及び支持軸の三者間
に前記弾性体を介裝したので,自動二輪車の横転時,支
持軸の揺動と,この支持軸上での接地体の軸方向移動と
により弾性体を変形させ,横転衝撃力を効果的に緩衝す
ることができる他,ピボット軸の軸方向の動きが,支持
軸及び弾性体を介して取り付けベースに拘束されること
で,ピボット軸に特別な抜け止め手段を施さずとも,ピ
ボット軸のピボット孔からの抜け止めを果たすことがで
き,構造の簡素化に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る横転保護装置を備えた自動二輪車
の側面図。
【図2】上記横転保護装置を示す図1の2矢視図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】自動二輪車の横転状態を示す概略背面図。
【図5】横転保護装置の作用説明図。
【符号の説明】
F・・・・車体フレーム G・・・・ガード部材 M・・・・自動二輪車 8a・・・後輪 20・・・取り付けベース 21・・・ピボット軸 22・・・支持軸 23・・・弾性体 24・・・接地体 27・・・ピボット孔
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月17日(2002.4.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 自動二輪車の車体保護装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,車体フレームに,
それの左右外方に張り出す左右一対のガード部材を付設
し,自動二輪車の横転時,このガード部材を接地させて
車体外面の接地による損傷を少なくするようにした,自
動二輪車の車体保護装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,かゝる自動二輪車の車体保護装置
においては,ガード部材を剛体で構成し,横転衝撃力を
車体フレームで直接受け止めて,車体外面の接地による
損傷を最小限に抑えるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来装置
では,車体フレームの強度を,走行上必要な強度以上に
強化しなければならず,自動二輪車の重量増を余儀なく
される。
【0004】本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたも
ので,横転衝撃力を緩衝しつゝ車体フレームに受け止め
させ得るようにして,車体フレームの強度の特別な強化
を不要とした,前記自動二輪車の車体保護装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,車体フレームに,それの左右外方に張り
出す左右一対のガード部材を付設し,自動二輪車の横転
時,このガード部材を接地させて車体外面の接地を少な
くするようにした,自動二輪車の車体保護装置におい
て,車体フレームに固着される取り付けベースに,自動
二輪車の横転時に接地する接地体を弾性体を介して揺動
可能に連結して前記各ガード部材を構成したことを第1
の特徴とする。
【0006】この第1の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,ガード部材の接地体が路面に衝突すると,接地体
が取り付けベースに対して揺動しながら弾性体を変形さ
せ,横転衝撃力を緩衝することで,ガード部材を支持す
る車体フレームに過大な衝撃力が加わることを回避でき
る。したがって車体フレームの強度を特別に強化する必
要もなく,その軽量化を図ることが可能となる。
【0007】また本発明は,第1の特徴に加えて,前記
接地体を,自動二輪車の後輪の軸線と略平行な軸に沿っ
て移動可能に前記取り付けベースに連結し,この接地体
の取り付けベース側への移動時にも前記弾性体に変形を
与えるようにしたことを第2の特徴とする。
【0008】この第2の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,接地体は取り付けベース側へも軸方向に移動しな
がら弾性体を変形させて,横転衝撃力を効果的に緩衝す
ることができる。
【0009】さらに本発明は,第2の特徴に加えて,前
記取り付けベースに設けられた,自動二輪車の前後方向
に延びるピボット孔に,自動二輪車の後輪の軸線と略平
行な支持軸を備えるピボット軸を嵌合し,前記支持軸に
前記接地体を軸方向移動可能に取り付け,前記取り付け
ベース,接地体及び支持軸の三者間に前記弾性体を介裝
したことを第3の特徴とする。
【0010】この第3の特徴によれば,自動二輪車の横
転時,支持軸の揺動と,この支持軸上での接地体の軸方
向移動とにより弾性体を変形させ,横転衝撃力を効果的
に緩衝することができる他,ピボット軸の軸方向の動き
が,支持軸及び弾性体を介して取り付けベースに拘束さ
れることで,ピボット軸に特別な抜け止め手段を施さず
とも,ピボット軸のピボット孔からの抜け止めを果たす
ことができ,構造の簡素化に寄与し得る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を,図面に示
す本発明の実施例に基づき以下に説明する。
【0012】図1は本発明に係る車体保護装置を備えた
自動二輪車の側面図,図2は上記車体保護装置を示す図
1の2矢視図,図3は図2の3−3線断面図,図4は自
動二輪車の横転状態を示す概略背面図,図5は車体保護
装置の作用説明図である。
【0013】先ず,図1において,自動二輪車Mの車体
フレームFは,ヘッドパイプ1と,このヘッドパイプ1
の上部に結合されて後方に延び,且つ後半部を下方に屈
曲させるメインフレーム2と,ヘッドパイプ1の下部を
メインフレーム2の下面に結合するステー3と,このス
テー3の左右両側面に結合されて下方に延びる左右一対
のダウンチューブ4,4とを備える。
【0014】ダウンチューブ4,4の下端にはエンジン
ハンガ5が,またメインフレーム2の下端部にはピボッ
トプレート6がそれぞれ溶接されており,これらにエン
ジンEの前,後部がボルト結合される。
【0015】ヘッドパイプ1には,前輪8fを支持する
フロントフォーク10が操向可能に軸支され,このフロ
ントフォークの上端に操向ハンドル10が取り付けられ
る。
【0016】ピボットプレート6には,後輪8rを支持
するリアフォーク12が上下揺動可能にピボット結合さ
れ,このリアフォーク12と,メインフレーム2から後
方に延びるシートレール(図示せず)との間にリアクッ
ション13が介裝される。後輪8rは,エンジンEの出
力軸からチェーン14を介して回転駆動される。
【0017】メインフレーム2には,エンジンEを上方
から覆うようにして燃料タンク15が取り付けられ,こ
の燃料タンク15の後端に連ねて配置されるシート16
が前記シートレール上に取り付けられる。燃料タンク1
5は,その左右両側壁を前記エンジンEの左右外側面よ
りも外方に張り出していて,大容量型となっている。
【0018】さて,左右のダウンチューブ4,4の下端
部に,本発明に係る左右一対のガード部材G,Gがそれ
ぞれ取り付けられる。左右のガード部材G,Gの構成は
対象的であるので,左側のガード部材Gのみについて図
2及び図3を参照しながら以下に説明する。
【0019】ガード部材Gは,軽合金製の取り付けベー
ス20,ピボット軸21,支持軸22,ゴム製の弾性体
23及び,比較的硬質の合成樹脂(例えばナイロン)製
で円柱状の接地体24を主たる構成要素とする。取り付
けベース20は一端に位置決め用の切欠き25を,他端
に有底の中空円筒部26を有しており,その円筒部26
には,それを直径線上で横断するピボット孔27が穿設
されている。この取り付けベース20は,切欠き25が
前記ダウンチューブ4の下端部に係合し,円筒部26が
ダウンチューブ4から外側方へ突出するように配置さ
れ,そして円筒部26の底部がダウンチューブ4にボル
ト19で固着される。このとき,ピボット孔27が自動
二輪車Mの略前後方向を向くように,ダウンチューブ4
の下端部に係合する取り付けベース20の切欠き25の
位置は予め設定されている。
【0020】上記ピボット孔27にはピボット軸21が
回転可能に嵌合される。このピボット軸21は,円筒部
26の中空部26aに臨む中間部に互いに平行な平坦面
21a,21aを有し,これら平坦面21a,21aに
開口するねじ孔29に螺着されるボルト28によって,
円筒部26内から外方に突出するパイプ状の支持軸22
がピボット軸21に締結される。
【0021】この支持軸22に,円筒部26の外側に配
置される接地体24が軸方向移動及び回転可能に支承さ
れ,この接地体24,支持軸22及び円筒部26の三者
間に弾性体23が介裝される。その際,弾性体23は,
その中心部の透孔23aを支持軸22の外周に嵌合し,
また一端の環状溝23bに円筒部26の拡径外端部26
bを受け入れると共に,他端の偏平凸部23cを接地体
24内端面の偏平凹部24aに嵌合する。
【0022】接地体24の外端面には比較的深い凹部2
4bが形成されており,この凹部24bに,接地体24
を弾性体23側に押さえる平ワッシャ30と,この平ワ
ッシャ30を支持軸22と共にピボット軸21に締結す
るボルト28の頭部28aとが収容される。
【0023】接地体24の外端面には,また,上記凹部
24bより大径で浅い凹部24cが形成されており,深
い凹部24bを覆う化粧板31が該凹部24bの内周面
に圧入して取り付けられる。この化粧板31には,前記
ボルト28の頭部28aのソケット孔に嵌合する工具の
挿通を許容する通孔31aが設けられている。したがっ
て,化粧板31を取り外すことなく,通孔31aに挿通
した工具によりボルト28の締め付けが可能である。
【0024】而して,支持軸22は後輪8rの軸線と略
平行に配置され,接地体24は,この支持軸22と共に
ピボット軸21の軸線周りに上下揺動が可能であり,ま
た支持軸22上を軸方向に移動可能であり,接地体24
のこのような揺動及び軸方向移動により弾性体23に変
形が与えられるようになっている。
【0025】またガード部材Gは,図4に示すように,
自動二輪車Mの背面視で接地体24及び後輪8rの外側
縁間を結ぶ第1接線Laと,接地体24及び転舵限界の
操向ハンドル10の外側縁間を結ぶ第2接線Lbとに囲
まれる領域32に自動二輪車Mの主要部品,例えばエン
ジンEや燃料タンク15が収まるように,その長さが設
定される。
【0026】次に,この実施例の作用について説明す
る。
【0027】自動二輪車Mの横転時には,図4に示すよ
うに,先ず第1接線La上に来た路面に,ガード部材G
の接地体24が衝突し,次いで,場合によっては接地体
24を支点にして後輪8rが浮上するように自動二輪車
Mが傾き,第2接線Lb上に来た路面に転舵限界の操向
ハンドル10の先端が当たる。何れの場合でも,第1及
び第2接線La,Lbに囲まれる領域32にエンジンE
や燃料タンク15等の自動二輪車Mの主要部品が収まる
ようになっているから,それら主要部品の路面との接触
を防ぐことができる。
【0028】ところで,自動二輪車Mの横転時,路面か
ら接地体24に加わる衝撃力f(図5参照)は,接地体
24の軸線に対して斜めの方向に作用するので,その衝
撃力fの,支持軸22と直角方向の分力faにより接地
体24は支持軸22と共にピボット軸21の軸線周りに
揺動し,また衝撃力fの,支持軸22と平行な分力fb
により接地体24は支持軸22上を取り付けベース26
側へ移動する。この接地体24の何れの動きによって
も,接地体24及び取り付けベース26間で弾性体23
が変形されるので,上記衝撃力fを効果的に緩衝するこ
とができる。したがって,ガード部材Gを支持する車体
フレームFに過大な衝撃力が加わることが回避され,車
体フレームFの強度を特別に強化する必要もなく,その
軽量化を図ることが可能となる。
【0029】またガード部材Gにおいては,取り付けベ
ース20のピボット孔27に嵌合したピボット軸21に
支持軸22がボルト28によって固着され,その支持軸
22の外周に嵌合する弾性体23が取り付けベース20
の円筒部26に嵌合するので,ピボット軸21の軸方向
の動きが,支持軸22及び弾性体23を介して取り付け
ベース20に拘束されることになり,したがってピボッ
ト軸21に特別な抜け止め手段を施さずとも,ピボット
軸21のピボット孔27からの抜け止めを行うことがで
き,構造の簡素化をもたらすことができる。
【0030】自動二輪車Mの横転により損傷した接地体
24や弾性体23は,ボルト28の脱着により新規部品
と容易に交換することができる。
【0031】本発明は,上記実施例に限定されるもので
はなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が
可能である。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば,車体フレームに,それの左右外方に張り出す左右一
対のガード部材を付設し,自動二輪車の横転時,このガ
ード部材を接地させて車体外面の接地を少なくするよう
にした,自動二輪車の車体保護装置において,車体フレ
ームに固着される取り付けベースに,自動二輪車の横転
時に接地する接地体を弾性体を介して揺動可能に連結し
て前記各ガード部材を構成したので,自動二輪車の横転
時,接地体が取り付けベースに対して揺動しながら弾性
体を変形させ,横転衝撃力を緩衝することで,ガード部
材を支持する車体フレームに過大な衝撃力が加わること
を回避できる。したがって車体フレームの強度を特別に
強化する必要もなく,その軽量化を図ることが可能とな
る。
【0033】また本発明の第2の特徴によれば,第1の
特徴に加えて,前記接地体を,自動二輪車の後輪の軸線
と略平行な軸に沿って移動可能に前記取り付けベースに
連結し,この接地体の取り付けベース側への移動時にも
前記弾性体に変形を与えるようにしたので,自動二輪車
の横転時,接地体は取り付けベース側へも軸方向に移動
しながら弾性体を変形させて,横転衝撃力を効果的に緩
衝することができる。
【0034】さらに本発明の第3の特徴によれば,第2
の特徴に加えて,前記取り付けベースに設けられた,自
動二輪車の前後方向に延びるピボット孔に,自動二輪車
の後輪の軸線と略平行な支持軸を備えるピボット軸を嵌
合し,前記支持軸に前記接地体を軸方向移動可能に取り
付け,前記取り付けベース,接地体及び支持軸の三者間
に前記弾性体を介裝したので,自動二輪車の横転時,支
持軸の揺動と,この支持軸上での接地体の軸方向移動と
により弾性体を変形させ,横転衝撃力を効果的に緩衝す
ることができる他,ピボット軸の軸方向の動きが,支持
軸及び弾性体を介して取り付けベースに拘束されること
で,ピボット軸に特別な抜け止め手段を施さずとも,ピ
ボット軸のピボット孔からの抜け止めを果たすことがで
き,構造の簡素化に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車体保護装置を備えた自動二輪車
の側面図。
【図2】上記車体保護装置を示す図1の2矢視図。
【図3】図2の3−3線断面図。
【図4】自動二輪車の横転状態を示す概略背面図。
【図5】車体保護装置の作用説明図。
【符号の説明】 F・・・・車体フレーム G・・・・ガード部材 M・・・・自動二輪車 8a・・・後輪 20・・・取り付けベース 21・・・ピボット軸 22・・・支持軸 23・・・弾性体 24・・・接地体 27・・・ピボット孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三船 善紀 埼玉県新座市野火止8丁目18番4号 株式 会社ホンダアクセス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレーム(F)に,それの左右外方
    に張り出す左右一対のガード部材(G)を付設し,自動
    二輪車(M)の横転時,このガード部材(G)を接地さ
    せて車体外面の接地を少なくするようにした,自動二輪
    車の横転保護装置において,車体フレーム(F)に固着
    される取り付けベース(20)に,自動二輪車(M)の
    横転時に接地する接地体(24)を弾性体(23)を介
    して揺動可能に連結して前記各ガード部材(G)を構成
    したことを特徴とする,自動二輪車の横転保護装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の自動二輪車の横転保護装
    置において,前記接地体(24)を,自動二輪車(M)
    の後輪(8r)の軸線と略平行な軸に沿って移動可能に
    前記取り付けベース(20)に連結し,この接地体(2
    4)の取り付けベース(20)側への移動時にも前記弾
    性体(23)に変形を与えるようにしたことを特徴とす
    る,自動二輪車の横転保護装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の自動二輪車の横転保護装
    置において,前記取り付けベース(20)に設けられ
    た,自動二輪車(M)の前後方向に延びるピボット孔
    (27)に,自動二輪車(M)の後輪(8r)の軸線と
    略平行な支持軸(22)を備えるピボット軸(21)を
    嵌合し,前記支持軸(22)に前記接地体(24)を軸
    方向移動可能に取り付け,前記取り付けベース(2
    0),接地体(24)及び支持軸(22)の三者間に前
    記弾性体(23)を介裝したことを特徴とする,自動二
    輪車の横転保護装置。
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