JP2002354703A - 車両用二次電池制御装置 - Google Patents
車両用二次電池制御装置Info
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Control Of Charge By Means Of Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 イグニッションスイッチをオフ状態からオン
状態に変化させたときの二次電池の充電状態を迅速かつ
高精度に算出する。 【解決手段】 複数の二次電池D1〜D4が直列接続さ
れ、各二次電池に並列に抵抗及びスイッチングトランジ
スタからなるバイパス回路12〜18が接続される。バ
イパス回路12〜18をオンすることで二次電池を自己
放電させ、電池間でのばらつきを抑制して均等化する。
イグニッションオフ状態においてECU10は二次電池
の端子電圧を検出して均等化を行うが、検出された端子
電圧をメモリに記憶し、イグニッションオフ状態からオ
ン状態に変化したときにメモリに記憶されている直前の
端子電圧を用いて充電状態を算出する。
状態に変化させたときの二次電池の充電状態を迅速かつ
高精度に算出する。 【解決手段】 複数の二次電池D1〜D4が直列接続さ
れ、各二次電池に並列に抵抗及びスイッチングトランジ
スタからなるバイパス回路12〜18が接続される。バ
イパス回路12〜18をオンすることで二次電池を自己
放電させ、電池間でのばらつきを抑制して均等化する。
イグニッションオフ状態においてECU10は二次電池
の端子電圧を検出して均等化を行うが、検出された端子
電圧をメモリに記憶し、イグニッションオフ状態からオ
ン状態に変化したときにメモリに記憶されている直前の
端子電圧を用いて充電状態を算出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用二次電池制御
装置、特にイグニッションオフ状態からオン状態移行時
の充電状態検出に関する。
装置、特にイグニッションオフ状態からオン状態移行時
の充電状態検出に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、二次電池を複数個直列に接続
するとともに、各二次電池に抵抗及びスイッチからなる
放電回路(あるいはバイパス回路)を並列に接続し、二
次電池間の充電状態(SOC)のばらつきを軽減する装
置が知られている。
するとともに、各二次電池に抵抗及びスイッチからなる
放電回路(あるいはバイパス回路)を並列に接続し、二
次電池間の充電状態(SOC)のばらつきを軽減する装
置が知られている。
【0003】例えば、特開平11−234917号公報
には、バイパス回路をオンして充電状態(SOC)の均
等化を行うことが記載されている。
には、バイパス回路をオンして充電状態(SOC)の均
等化を行うことが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両起
動時、すなわちイグニッションスイッチをオフ状態から
オン状態に設定したときの充電状態については言及され
ておらず、正確に充電状態を評価できない問題がある。
動時、すなわちイグニッションスイッチをオフ状態から
オン状態に設定したときの充電状態については言及され
ておらず、正確に充電状態を評価できない問題がある。
【0005】すなわち、停車中(イグニッションオフ状
態)に自己放電によりSOCが低下することを考慮し
て、例えば停車時間と温度を検出してイグニッションオ
ン時のSOCを評価する方法では、予め停車時間及び温
度とSOC低下量との関係を示すマップを記憶しておく
必要があり煩雑となる、あるいは電池の自己放電のばら
つきが存在した場合に正確なSOCを算出できない問題
がある。
態)に自己放電によりSOCが低下することを考慮し
て、例えば停車時間と温度を検出してイグニッションオ
ン時のSOCを評価する方法では、予め停車時間及び温
度とSOC低下量との関係を示すマップを記憶しておく
必要があり煩雑となる、あるいは電池の自己放電のばら
つきが存在した場合に正確なSOCを算出できない問題
がある。
【0006】また、電池の自己放電を無視してイグニッ
ションスイッチがオンしていたときの最後のSOCをそ
のまま使用したのでは、本来のSOCよりも自己放電分
だけ大きく見積もってしまい、二次電池が過放電状態と
なるおそれもある。
ションスイッチがオンしていたときの最後のSOCをそ
のまま使用したのでは、本来のSOCよりも自己放電分
だけ大きく見積もってしまい、二次電池が過放電状態と
なるおそれもある。
【0007】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、イグニッションス
イッチをオフ状態からオン状態に設定した場合にも、迅
速に、かつ正確に二次電池の充電状態を検出し、これに
より二次電池の充放電を制御することができる装置を提
供することにある。
みなされたものであり、その目的は、イグニッションス
イッチをオフ状態からオン状態に設定した場合にも、迅
速に、かつ正確に二次電池の充電状態を検出し、これに
より二次電池の充放電を制御することができる装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、直列接続された複数の二次電池のそれぞ
れに並列接続された放電手段と、車両のイグニッション
スイッチオフ時に前記二次電池の端子電圧を検出する電
圧検出手段と、前記端子電圧に応じて前記放電手段のオ
ンオフを制御することで前記複数の二次電池を均等化す
る制御手段とを備える車両用二次電池制御装置であっ
て、前記電圧検出手段で検出された前記端子電圧を順次
記憶する記憶手段と、前記車両のイグニッションスイッ
チがオフからオンに変化した場合に、前記記憶手段に記
憶された端子電圧に基づいて前記二次電池の充電状態を
演算する演算手段とを有することを特徴とする。
に、本発明は、直列接続された複数の二次電池のそれぞ
れに並列接続された放電手段と、車両のイグニッション
スイッチオフ時に前記二次電池の端子電圧を検出する電
圧検出手段と、前記端子電圧に応じて前記放電手段のオ
ンオフを制御することで前記複数の二次電池を均等化す
る制御手段とを備える車両用二次電池制御装置であっ
て、前記電圧検出手段で検出された前記端子電圧を順次
記憶する記憶手段と、前記車両のイグニッションスイッ
チがオフからオンに変化した場合に、前記記憶手段に記
憶された端子電圧に基づいて前記二次電池の充電状態を
演算する演算手段とを有することを特徴とする。
【0009】ここで、前記演算手段は、前記記憶手段に
記憶された端子電圧のうち、前記イグニッションスイッ
チがオンに変化した直近の端子電圧に基づいて前記二次
電池の充電状態を演算することが好適である。
記憶された端子電圧のうち、前記イグニッションスイッ
チがオンに変化した直近の端子電圧に基づいて前記二次
電池の充電状態を演算することが好適である。
【0010】また、本装置において、前記演算手段は、
予め求められた前記二次電池の充電状態と端子電圧との
関係を用いて演算することが好適である。
予め求められた前記二次電池の充電状態と端子電圧との
関係を用いて演算することが好適である。
【0011】このように、本発明に係る車両用二次電池
制御装置では、均等化のために検出した二次電池の端子
電圧を利用することでイグニッションスイッチオン直後
の充電状態を算出する。すなわち、イグニッションスイ
ッチオフ状態においても、均等化のために二次電池の端
子電圧を検出する必要があるが、検出された端子電圧を
順次記憶手段に記憶しておく。そして、イグニッション
スイッチがオフ状態からオン状態に変化した場合、記憶
手段に順次記憶された端子電圧のうちもっとも最新のデ
ータ、すなわちイグニッションオン時に最も近い端子電
圧を用いて充電状態を算出することで、イグニッション
スイッチオフ状態における二次電池の自己放電分も含め
た充電状態を得ることができる。端子電圧に基づいて充
電状態を算出するためには、予め充電状態と端子電圧と
の関係を記憶しておき、この関係を用いて検出端子電圧
から充電状態を得ればよい。検出した端子電圧及び充電
状態と端子電圧との関係を記憶するだけで良いので処理
を簡易化することができる。イグニッションスイッチを
オフ状態からオン状態に変化させた以降は、以上のよう
にして算出された充電状態を初期値として順次算出する
ことができる。
制御装置では、均等化のために検出した二次電池の端子
電圧を利用することでイグニッションスイッチオン直後
の充電状態を算出する。すなわち、イグニッションスイ
ッチオフ状態においても、均等化のために二次電池の端
子電圧を検出する必要があるが、検出された端子電圧を
順次記憶手段に記憶しておく。そして、イグニッション
スイッチがオフ状態からオン状態に変化した場合、記憶
手段に順次記憶された端子電圧のうちもっとも最新のデ
ータ、すなわちイグニッションオン時に最も近い端子電
圧を用いて充電状態を算出することで、イグニッション
スイッチオフ状態における二次電池の自己放電分も含め
た充電状態を得ることができる。端子電圧に基づいて充
電状態を算出するためには、予め充電状態と端子電圧と
の関係を記憶しておき、この関係を用いて検出端子電圧
から充電状態を得ればよい。検出した端子電圧及び充電
状態と端子電圧との関係を記憶するだけで良いので処理
を簡易化することができる。イグニッションスイッチを
オフ状態からオン状態に変化させた以降は、以上のよう
にして算出された充電状態を初期値として順次算出する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
形態について説明する。
【0013】図1には、本実施形態に係る制御装置の構
成が示されている。複数の二次電池D1〜D4が直列接
続されており、各二次電池D1〜D4には抵抗及びスイ
ッチングトランジスタを直列接続してなるバイパス回路
12,14,16,18が並列接続されている。各二次
電池D1〜D4の端子及びバイパス回路12,14,1
6,18のスイッチングトランジスタのベース端子はそ
れぞれ電子制御装置ECU10に接続される。
成が示されている。複数の二次電池D1〜D4が直列接
続されており、各二次電池D1〜D4には抵抗及びスイ
ッチングトランジスタを直列接続してなるバイパス回路
12,14,16,18が並列接続されている。各二次
電池D1〜D4の端子及びバイパス回路12,14,1
6,18のスイッチングトランジスタのベース端子はそ
れぞれ電子制御装置ECU10に接続される。
【0014】電子制御装置ECU10は各二次電池D1
〜D4の充電状態SOCを監視し、二次電池の充放電を
制御する。電子制御装置ECU10は、通常は二次電池
D1〜D4のSOCが例えば20%〜80%の範囲内に
あるように充放電制御する。一方、電子制御装置ECU
10は、各二次電池D1〜D4のSOCばらつきを算出
し、このばらつきが許容範囲内にあるようにバイパス回
路12,14,16,18のオンオフを制御して均等化
する。ばらつきを許容範囲内に抑える理由は、ある二次
電池のSOCが著しく高い場合には過充電状態となるお
それがあるため充電できる範囲が狭まり、逆にある二次
電池のSOCが著しく低い場合には過放電状態となるお
それがあるため放電できる範囲が狭まり、いずれにせよ
充放電の範囲を広くとれないからである。電子制御装置
ECU10は、ばらつきが許容範囲内にない場合には、
二次電池D1〜D4のうち、最もSOCの高い二次電池
に並列接続されたバイパス回路をオンして放電させ、S
OCを低下させて二次電池を均等化する。
〜D4の充電状態SOCを監視し、二次電池の充放電を
制御する。電子制御装置ECU10は、通常は二次電池
D1〜D4のSOCが例えば20%〜80%の範囲内に
あるように充放電制御する。一方、電子制御装置ECU
10は、各二次電池D1〜D4のSOCばらつきを算出
し、このばらつきが許容範囲内にあるようにバイパス回
路12,14,16,18のオンオフを制御して均等化
する。ばらつきを許容範囲内に抑える理由は、ある二次
電池のSOCが著しく高い場合には過充電状態となるお
それがあるため充電できる範囲が狭まり、逆にある二次
電池のSOCが著しく低い場合には過放電状態となるお
それがあるため放電できる範囲が狭まり、いずれにせよ
充放電の範囲を広くとれないからである。電子制御装置
ECU10は、ばらつきが許容範囲内にない場合には、
二次電池D1〜D4のうち、最もSOCの高い二次電池
に並列接続されたバイパス回路をオンして放電させ、S
OCを低下させて二次電池を均等化する。
【0015】ここで、車両のイグニッションスイッチが
オン状態では、電子制御装置ECU10は二次電池の端
子電圧に基づいて所定の関係式からSOCを算出でき
る。具体的には、1制御周期前のSOCと制御周期間の
電流積算値及び補正項に基づいてSOCを算出し、この
SOCに基づいて制御する。ところが、イグニッション
スイッチがオフ状態からオン状態に変化した直後では、
1制御周期前のSOCが存在せず、正確にSOCを算出
することはできない。
オン状態では、電子制御装置ECU10は二次電池の端
子電圧に基づいて所定の関係式からSOCを算出でき
る。具体的には、1制御周期前のSOCと制御周期間の
電流積算値及び補正項に基づいてSOCを算出し、この
SOCに基づいて制御する。ところが、イグニッション
スイッチがオフ状態からオン状態に変化した直後では、
1制御周期前のSOCが存在せず、正確にSOCを算出
することはできない。
【0016】そこで、本実施形態では、イグニッション
スイッチがオフ状態の場合に均等化のために実行してい
る二次電池の端子電圧検出を巧み援用し、この端子電圧
を用いてイグニッションオフからオン直後のSOCを正
確に演算する。
スイッチがオフ状態の場合に均等化のために実行してい
る二次電池の端子電圧検出を巧み援用し、この端子電圧
を用いてイグニッションオフからオン直後のSOCを正
確に演算する。
【0017】図2には、本実施形態のタイミングチャー
トが示されている。(a)は車両のイグニッションスイ
ッチIGの状態であり、オン状態からオフ状態に変化
し、さらにオフ状態からオン状態に変化した場合であ
る。(b)は均等化のための端子電圧検出タイミングで
あり、ECU10はイグニッションスイッチがオフ状態
のときに定期的に二次電池D1〜D4の端子電圧を検出
し、この端子電圧に基づいてバイパス回路12,14,
16,18のオンオフを制御する。
トが示されている。(a)は車両のイグニッションスイ
ッチIGの状態であり、オン状態からオフ状態に変化
し、さらにオフ状態からオン状態に変化した場合であ
る。(b)は均等化のための端子電圧検出タイミングで
あり、ECU10はイグニッションスイッチがオフ状態
のときに定期的に二次電池D1〜D4の端子電圧を検出
し、この端子電圧に基づいてバイパス回路12,14,
16,18のオンオフを制御する。
【0018】本実施形態では、この均等化のための電圧
検出を用いて、ECU10内のメモリに検出された端子
電圧を順次記憶していく。(c)はECU10内のメモ
リの検出電圧書換タイミングであり、端子電圧が検出さ
れると、その検出電圧値で前回の値を書き換えている。
もちろん、検出電圧をメモリの所定アドレスに上書きす
るのではなく、メモリの別のアドレスに記憶してもよ
い。(d)はSOC演算のタイミングであり、イグニッ
ションオフ時にはSOC演算は実行されないが、イグニ
ッションスイッチがオフ状態からオン状態に変化する
と、その直前にメモリに記憶されている端子電圧値を用
いてSOC演算を実行しSOCを算出する。
検出を用いて、ECU10内のメモリに検出された端子
電圧を順次記憶していく。(c)はECU10内のメモ
リの検出電圧書換タイミングであり、端子電圧が検出さ
れると、その検出電圧値で前回の値を書き換えている。
もちろん、検出電圧をメモリの所定アドレスに上書きす
るのではなく、メモリの別のアドレスに記憶してもよ
い。(d)はSOC演算のタイミングであり、イグニッ
ションオフ時にはSOC演算は実行されないが、イグニ
ッションスイッチがオフ状態からオン状態に変化する
と、その直前にメモリに記憶されている端子電圧値を用
いてSOC演算を実行しSOCを算出する。
【0019】図3には、本実施形態の処理フローチャー
トが示されている。まず、ECU10はイグニッション
スイッチ(IG)がオフ状態からオン状態に変化したか
否かを判定する(S101)。イグニッションスイッチ
がオン状態、あるいはオフ状態に維持されている場合に
はNOと判定され、次にイグニッションスイッチがオン
状態であるか否かを判定する(S102)。
トが示されている。まず、ECU10はイグニッション
スイッチ(IG)がオフ状態からオン状態に変化したか
否かを判定する(S101)。イグニッションスイッチ
がオン状態、あるいはオフ状態に維持されている場合に
はNOと判定され、次にイグニッションスイッチがオン
状態であるか否かを判定する(S102)。
【0020】イグニッションスイッチがオン状態である
場合には、ECU10は通常のSOC演算処理を実行し
(S103)、二次電池D1〜D4をSOCに基づいて
充放電制御する(S104)。通常のSOC演算処理と
は、既述したように1制御周期前のSOCと1制御周期
の電流積算値及び補正項に基づいて現在のSOCを算出
するものであり、
場合には、ECU10は通常のSOC演算処理を実行し
(S103)、二次電池D1〜D4をSOCに基づいて
充放電制御する(S104)。通常のSOC演算処理と
は、既述したように1制御周期前のSOCと1制御周期
の電流積算値及び補正項に基づいて現在のSOCを算出
するものであり、
【数1】 現在のSOC=1制御周期前のSOC+制御周期間の電流積算値+補正項 ・・・(1) である。ここで、補正項は、1制御周期前のSOCから
マップに基づき算出されるOCV(開回路端子電圧)、
二次電池の内部抵抗Rと電流に基づくドロップ電圧、及
び分極電圧を加算することで二次電池の推定電圧を算出
し、この推定電圧と電圧センサで検出された実際の電圧
との差分をPI(比例積分)補償して得られる。制御
は、例えば二次電池D1〜D4のSOCが20%〜80
%の範囲内にあるように実行される。
マップに基づき算出されるOCV(開回路端子電圧)、
二次電池の内部抵抗Rと電流に基づくドロップ電圧、及
び分極電圧を加算することで二次電池の推定電圧を算出
し、この推定電圧と電圧センサで検出された実際の電圧
との差分をPI(比例積分)補償して得られる。制御
は、例えば二次電池D1〜D4のSOCが20%〜80
%の範囲内にあるように実行される。
【0021】一方、イグニッションスイッチがオフ状態
にあるときには、ECU10は前回の判定から所定時間
tだけ経過しているか否かを判定する(S105)。こ
の所定時間tは、均等化のために二次電池D1〜D4の
端子電圧を検出する周期であり、所定時間tだけ経過し
た場合にはECU10は二次電池D1〜D4の端子電圧
を検出し(S106)、この端子電圧に基づいて二次電
池D1〜D4のばらつきが所定範囲内にあるか否かを判
定する。そして、許容範囲外である場合には該当する二
次電池に並列接続されているバイパス回路をオンして自
己放電させ、均等化する(S107)。例えば、二次電
池D1の端子電圧が他の二次電池よりも著しく高い場合
には、二次電池D1に接続されたバイパス回路12をオ
ンして二次電池を強制的に自己放電させる。そして、均
等化処理を実行した後、検出した端子電圧をECU10
内のメモリに上書きする(S108)。なお、S108
の処理はS107の処理に先立って実行してもよい。す
なわち、端子電圧を検出した後、メモリに検出端子電圧
を記憶し、その後均等化判定処理を実行してもよい。
にあるときには、ECU10は前回の判定から所定時間
tだけ経過しているか否かを判定する(S105)。こ
の所定時間tは、均等化のために二次電池D1〜D4の
端子電圧を検出する周期であり、所定時間tだけ経過し
た場合にはECU10は二次電池D1〜D4の端子電圧
を検出し(S106)、この端子電圧に基づいて二次電
池D1〜D4のばらつきが所定範囲内にあるか否かを判
定する。そして、許容範囲外である場合には該当する二
次電池に並列接続されているバイパス回路をオンして自
己放電させ、均等化する(S107)。例えば、二次電
池D1の端子電圧が他の二次電池よりも著しく高い場合
には、二次電池D1に接続されたバイパス回路12をオ
ンして二次電池を強制的に自己放電させる。そして、均
等化処理を実行した後、検出した端子電圧をECU10
内のメモリに上書きする(S108)。なお、S108
の処理はS107の処理に先立って実行してもよい。す
なわち、端子電圧を検出した後、メモリに検出端子電圧
を記憶し、その後均等化判定処理を実行してもよい。
【0022】S105〜S108の処理は、イグニッシ
ョンスイッチがオフ状態にあるときに繰り返し実行さ
れ、これにより所定の時間間隔tで均等化処理が実行さ
れるとともに、検出された端子電圧が順次メモリに上書
きされていく。
ョンスイッチがオフ状態にあるときに繰り返し実行さ
れ、これにより所定の時間間隔tで均等化処理が実行さ
れるとともに、検出された端子電圧が順次メモリに上書
きされていく。
【0023】そして、イグニッションスイッチがオフ状
態からオン状態に変化した場合、S101の処理でYE
Sと判定され、ECU10はメモリに記憶されている最
新の端子電圧値、すなわちイグニッションスイッチをオ
ン状態にした直近の端子電圧値を読み出し(S10
9)、この端子電圧値を用いてSOCを算出する(S1
10)。このSOC算出は、予め求められメモリに記憶
されている端子電圧とSOCとのマップを用いて実行す
ることができる。
態からオン状態に変化した場合、S101の処理でYE
Sと判定され、ECU10はメモリに記憶されている最
新の端子電圧値、すなわちイグニッションスイッチをオ
ン状態にした直近の端子電圧値を読み出し(S10
9)、この端子電圧値を用いてSOCを算出する(S1
10)。このSOC算出は、予め求められメモリに記憶
されている端子電圧とSOCとのマップを用いて実行す
ることができる。
【0024】図4には、ECU10内に予め記憶される
SOCと端子電圧との関係が示されている。端子電圧
(OCV)はSOCと1:1の関係にあり、端子電圧か
らSOCを一義的に決定することができる。例えば、直
近の端子電圧値がV1である場合、このマップを用いて
SOCはSOC1と算出することができる。
SOCと端子電圧との関係が示されている。端子電圧
(OCV)はSOCと1:1の関係にあり、端子電圧か
らSOCを一義的に決定することができる。例えば、直
近の端子電圧値がV1である場合、このマップを用いて
SOCはSOC1と算出することができる。
【0025】イグニッションオン直後のSOCを算出し
た後、このSOCの値を用いて二次電池D1〜D4の充
放電制御を実行する(S104)。そして、次の制御周
期では、S110で算出したSOCを1制御周期前のS
OCとして式(1)に従い通常の演算処理によりSOC
を順次算出する。
た後、このSOCの値を用いて二次電池D1〜D4の充
放電制御を実行する(S104)。そして、次の制御周
期では、S110で算出したSOCを1制御周期前のS
OCとして式(1)に従い通常の演算処理によりSOC
を順次算出する。
【0026】このように、本実施形態ではイグニッショ
ンオフ状態において均等化のために実行している端子電
圧の定期的な検出処理を利用し、検出された端子電圧を
順次メモリに記憶しておき、イグニッションオフ状態か
らイグニッションオン状態に変化した場合にその直近
(あるいは直前)の端子電圧を用いてSOCを算出する
ことで、車両停止中の自己放電によるSOCの低下も正
しく評価し、迅速かつ高精度にSOCを算出して二次電
池を制御することができる。
ンオフ状態において均等化のために実行している端子電
圧の定期的な検出処理を利用し、検出された端子電圧を
順次メモリに記憶しておき、イグニッションオフ状態か
らイグニッションオン状態に変化した場合にその直近
(あるいは直前)の端子電圧を用いてSOCを算出する
ことで、車両停止中の自己放電によるSOCの低下も正
しく評価し、迅速かつ高精度にSOCを算出して二次電
池を制御することができる。
【0027】なお、本実施形態ではイグニッションオフ
状態において定期的に端子電圧を検出しているが、二次
電池の自己放電によるSOC低下はイグニッションオフ
直後に大きく、その後徐々に緩和していくことに鑑み、
図5に示されるようにイグニッションオフ直後の数時間
(例えば24時間)までは短い間隔で端子電圧を検出
し、その後は徐々に検出間隔を増大させることも好適で
ある。これにより、SOCの変化が大きい時期において
は短い間隔で端子電圧を検出してイグニッションオン直
後のSOC算出の精度を上げるとともに、SOCの変化
が小さい時期においてはECU10の処理回数を低減し
て消費電力の低減を図ることができる。
状態において定期的に端子電圧を検出しているが、二次
電池の自己放電によるSOC低下はイグニッションオフ
直後に大きく、その後徐々に緩和していくことに鑑み、
図5に示されるようにイグニッションオフ直後の数時間
(例えば24時間)までは短い間隔で端子電圧を検出
し、その後は徐々に検出間隔を増大させることも好適で
ある。これにより、SOCの変化が大きい時期において
は短い間隔で端子電圧を検出してイグニッションオン直
後のSOC算出の精度を上げるとともに、SOCの変化
が小さい時期においてはECU10の処理回数を低減し
て消費電力の低減を図ることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
イグニッションスイッチをオフ状態からオン状態に変化
させた場合に、迅速かつ高精度に二次電池の充電状態を
算出して制御することができる。
イグニッションスイッチをオフ状態からオン状態に変化
させた場合に、迅速かつ高精度に二次電池の充電状態を
算出して制御することができる。
【図1】 実施形態の構成図である。
【図2】 実施形態のタイミングチャートである。
【図3】 実施形態の処理フローチャートである。
【図4】 SOCと端子電圧との関係を示すグラフ図で
ある。
ある。
【図5】 実施形態の他の電圧検出タイミングチャート
である。
である。
10 電子制御装置ECU、12,14,16,18
バイパス回路。
バイパス回路。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02J 7/00 H02J 7/00 X (72)発明者 依田 武仁 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2G016 CA03 CB11 CB12 CC03 CC04 CC07 CC12 CC28 CD04 CD14 5G003 AA07 BA03 DA04 EA05 FA06 GC05 5G060 AA20 BA08 DA01 DB07 5H030 AS08 BB27 FF41 5H115 PA08 PG04 PI16 PO02 PU19 PV23 PV29 QE01 QH01 QN03 SE06 TI01 TI05 TO13 TR19
Claims (3)
- 【請求項1】 直列接続された複数の二次電池のそれぞ
れに並列接続された放電手段と、 車両のイグニッションスイッチオフ時に前記二次電池の
端子電圧を検出する電圧検出手段と、 前記端子電圧に応じて前記放電手段のオンオフを制御す
ることで前記複数の二次電池を均等化する制御手段と、 を備える車両用二次電池制御装置であって、 前記電圧検出手段で検出された前記端子電圧を順次記憶
する記憶手段と、 前記車両のイグニッションスイッチがオフからオンに変
化した場合に、前記記憶手段に記憶された端子電圧に基
づいて前記二次電池の充電状態を演算する演算手段と、 を有することを特徴とする車両用二次電池制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の装置において、 前記演算手段は、前記記憶手段に記憶された端子電圧の
うち、前記イグニッションスイッチがオンに変化した直
近の端子電圧に基づいて前記二次電池の充電状態を演算
することを特徴とする車両用二次電池制御装置。 - 【請求項3】 請求項1、2のいずれかに記載の装置に
おいて、 前記演算手段は、予め求められた前記二次電池の充電状
態と端子電圧との関係を用いて演算することを特徴とす
る車両用二次電池制御装置。
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JP2001156725A JP2002354703A (ja) | 2001-05-25 | 2001-05-25 | 車両用二次電池制御装置 |
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