JP2008092660A - 蓄電回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】蓄電素子の不要放電を抑制し、かつ高信頼性が得られる蓄電回路を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の蓄電素子1に並列に接続したバランス回路3と、蓄電素子1の電圧検出とバランス回路3の動作制御を行うための電圧モニタ用選択スイッチ9、バランス回路用選択スイッチ11、及び制御回路13と、これらに電力を供給するスイッチ素子19とからなり、蓄電回路57の動作中は、外部の充放電回路63により蓄電素子ユニット2を充電する際に制御回路13が電圧モニタ用選択スイッチ9及びバランス回路用選択スイッチ11でもって蓄電素子1の電圧バランスが一定になるように制御し、蓄電回路57が停止した時は、外部からの起動信号Wakeによりスイッチ素子19をオンにして制御回路13により蓄電素子1の電圧バランスを一定にし、一定になればスイッチ素子19をオフにするようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力を充放電する蓄電素子を用いた蓄電回路に関するものである。
近年、環境への配慮や燃費向上のために停車時にエンジン駆動を停止するアイドリングストップ機能や、エンジン負荷を軽減するための電動パワーステアリングを搭載した自動車が市販されている。また、エンジン駆動を積極的に補うためのハイブリッドシステムや電動ターボシステム等が今後普及してくるものと予測される。さらに、車両の制動についても、従来の機械的な油圧制御から電気的な油圧制御への各種の提案がなされてきている。
このように、今後自動車が必要とする電力は極めて増大する傾向にあるが、従来の電力供給源であるバッテリだけでは、瞬発的な大電力供給が困難であるので十分に電力が賄えなかったり、バッテリが異常になった時、システムが動作しなくなる等の可能性があった。
これに対し、バッテリ異常時も含めて十分に電力を供給できる補助電源としての蓄電回路が、例えば特許文献1に提案されている。
図4はこのような蓄電回路の概略回路図である。蓄電素子には大容量の電気二重層コンデンサからなるコンデンサセル110を用いている。これらを複数個直列に接続してコンデンサパック112が構成されている。コンデンサパック112にはバッテリ等の電源が接続されているので、この電源によりコンデンサセル110が充電される構成となる。
各コンデンサセル110には、その両端電圧のバランスを取るために例えばバランス抵抗器114のような負荷が並列に接続されている。各コンデンサセル110と各バランス抵抗器114の間にはリレースイッチ116が接続されている。リレースイッチ116はスイッチ部分を形成する常開型のリレー接点116aとスイッチ部分を駆動する電磁コイル116bから構成されている。各電磁コイル116bは電源とグランド間に並列に接続され、電源側にアクセサリスイッチ118が接続された構成としている。従って、アクセサリスイッチ118をオンにすれば、全ての電磁コイル116bが駆動しリレースイッチ116がオンになる。
次に、このような蓄電回路の概略動作を説明する。
車両を起動すると、イグニションキーによりアクセサリスイッチ118がオンになる。その結果、上記したように全リレースイッチ116がオンになり、コンデンサセル110とバランス抵抗器114が並列接続される。従って、各コンデンサセル110には電源が印加され、充電が開始されるとともに、バランス抵抗器114が接続された状態となるので、各コンデンサセル110の両端電圧が等しくなるように自動的に調整される。これにより、コンデンサセル110への過充電を防止し長寿命化を図ることが可能となる。
次に、車両を停止すると、アクセサリスイッチ118がオフになる。これにより、全リレースイッチ116がオフになり、コンデンサセル110とバランス抵抗器114の接続が断たれる。その結果、各コンデンサセル110は配線から独立するので、車両停止前までに充電していた電荷を保持した状態となる。これにより、コンデンサセル110からの不要な放電を防止し、長期に渡って蓄電し続ける。このような動作によって、エンジン再始動時に備えた電力供給が可能となる。
特開平10−201091号公報
上記の蓄電回路によると、確かにコンデンサセル110の過充電を防止し長寿命化を図ったり、車両停止時のコンデンサセル110の不要放電を抑えエンジン再始動時に電力供給ができるのであるが、車両停止時に蓄電したままコンデンサセル110を長時間放置すると自然放電を起こし、両端電圧は徐々に下がっていく。この時、コンデンサセル110には特性のバラツキがあるため、自然放電によるコンデンサセル110の両端電圧もばらつくことになる。この状態で車両を起動すると、リレースイッチ116がオンになりバランス抵抗器114がコンデンサセル110と接続されることにより、ばらついたコンデンサセル110の両端電圧がバランス抵抗器114により自動的に一定値に調整されるのであるが、車両を長時間放置した場合、コンデンサセル110の自己放電のバラツキ幅によっては、車両起動時の電圧バランスが取れて一定になるまでの時間(以下、バランス時間という)が数時間のオーダーと長くなってしまう。その間に一部のコンデンサセル110は過電圧状態となるものがあり、それにより寿命が短くなるため、信頼性が低下する可能性があった。
これを回避するためには車両使用終了後の停止時に間欠的に電圧バランスを取る構成とすればよい。これに対し、従来の蓄電回路では停止時に車室内に設けた押釦スイッチ(図示せず)により手動で操作する例が記載されているが、長期間の停止時に手動で電圧バランスを一定にするのは極めて困難であるという課題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、蓄電素子の不要放電を抑制し、かつ自動的に間欠的な電圧バランス動作を行うことにより高信頼性が得られる蓄電回路を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の蓄電回路は、バランス回路を備えるとともに電力の充放電を行う複数の蓄電素子からなる蓄電素子ユニットと、このバランス回路に接続された電圧モニタ用選択スイッチ及びバランス回路用選択スイッチを介して前記蓄電素子の電圧を制御する制御回路と、外部からの起動信号を受信してオンオフ制御するスイッチ素子とからなる蓄電回路であって、前記蓄電回路の動作中は、外部に設けた充放電回路により前記蓄電素子ユニットを充電する際に前記制御回路が前記電圧モニタ用選択スイッチ及び前記バランス回路用選択スイッチでもって前記蓄電素子の電圧バランスが一定になるように制御し、前記蓄電回路が停止した時は、外部からの前記起動信号により前記スイッチ素子をオンにし、前記制御回路を通じて前記電圧モニタ用選択スイッチ及び前記バランス回路用選択スイッチを制御して前記蓄電素子の電圧バランスを一定にし、前記電圧バランスが一定になれば前記制御回路は前記スイッチ素子をオフにするようにしたものである。
これにより、使用終了時は電圧モニタ用選択スイッチ、バランス回路用選択スイッチ、及び制御回路に電力が供給されないため、スイッチ手段がオフになるが、停止時において外部から間欠的に送信される起動信号により電圧モニタ用選択スイッチ、バランス回路用選択スイッチ、及び制御回路に電力が供給され、蓄電素子の電圧バランスを取ることができる。その結果、前記目的を達成することができる。
本発明の蓄電回路によれば、停止時に蓄電素子の電力を消費しないので蓄電素子の不要放電を抑制でき、かつ間欠的に電圧バランスを一定にするので、車両起動時における蓄電素子の過電圧状態がなくなり高信頼性を確保可能な蓄電回路が実現できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、ここでは蓄電回路を車両に適用した場合について述べる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における蓄電回路のブロック回路図である。
図1において、電力の充放電を行う蓄電素子1は電気二重層キャパシタからなり、これを複数個直列に接続して蓄電素子ユニット2を構成している。蓄電素子1にはそれぞれ並列にバランス回路3が接続されている。バランス回路3はトランジスタからなるスイッチ手段5と抵抗器7を直列に接続した回路から構成される。このため、スイッチ手段5をオンにすると蓄電素子1の両端に抵抗器7が接続されたことになり、抵抗器7による放電の結果、蓄電素子1の電圧を下げる方向に制御することができる。
バランス回路3には、その一端の電圧V1〜Vn(nは蓄電素子1の数+1)を選択する電圧モニタ用選択スイッチ9が接続されている。電圧モニタ用選択スイッチ9は例えばマルチプレクサで構成され、どの電圧V1〜Vnを選択するかを示す電圧選択信号SLVにより、電圧V1〜Vnのいずれかを選択する機能を有する。さらに、電圧モニタ用選択スイッチ9は電源電圧(本実施の形態1ではDC5Vとした)の供給が断たれると、電圧V1〜Vnのいずれも選択しない状態となるフローティング構成を有する。これにより、停止時に電圧モニタ用選択スイッチ9の電源がオフになると、各バランス回路3の両端は全て電圧モニタ用選択スイッチ9で絶縁されることになるので、電圧モニタ用選択スイッチ9を経由して蓄電素子1が放電されることを防止できる。
前記それぞれのスイッチ手段5のオンオフ制御端子(本実施の形態1ではトランジスタのベース端子)にはバランス回路用選択スイッチ11が接続されている。バランス回路用選択スイッチ11も例えばマルチプレクサで構成され、どのスイッチ手段5を選択するかを示すスイッチ手段選択信号SLBにより任意のスイッチ手段5を選択し、選択されたスイッチ手段5に制御回路(後述する)で作られたオン信号Hiを伝達する機能を有する。これにより、蓄電素子1の電圧バランス状態に応じて任意のバランス回路3を動作させることが可能となるので、各蓄電素子1に対して個別に電圧バランスを取ることができる。
電圧モニタ用選択スイッチ9とバランス回路用選択スイッチ11には制御回路13が接続されている。制御回路13は、マイクロコンピュータ、及びオン信号Hi等の各種信号を生成したり送受信を行う周辺回路(いずれも図示せず)で構成され、前記したように電圧モニタ用選択スイッチ9の電圧選択信号SLV、バランス回路用選択スイッチ11のスイッチ手段選択信号SLB、オン信号Hiを送信するとともに、電圧モニタ用選択スイッチ9が選択した電圧(V1〜Vnのいずれか)を2個の抵抗器15、17で抵抗分割した際の中点電圧とした電圧信号Vinを受信する。従って、電圧信号Vinは電圧Vi(i=1〜n)に比例した値となる。制御回路13には他にも送受信のための端子が設けられているが、それらについては順次説明する。
電圧モニタ用選択スイッチ9、バランス回路用選択スイッチ11、及び制御回路13の駆動電力(電圧はいずれもDC5Vとした)は、スイッチ素子19がオン動作を行うことにより供給される。スイッチ素子19のオンオフ動作は後述する外部からの起動信号Wake、または制御回路13の電力制御信号Loによって制御される。
スイッチ素子19は例えばPチャネルMOSFETから構成されており、そのソース端子Sには蓄電素子1の最高電圧V1に接続されている。さらに、ソース端子Sには第1抵抗器21がゲート端子Gとの間に接続されている。また、ゲート端子Gは第2抵抗器23を介して制御回路13に接続されている。一方、ドレイン端子Dには逆流防止用のダイオード25を介して一定電圧(DC5V)を生成するレギュレータ27が接続されている。これにより、電圧V1からDC5Vの定電圧が得られ、電圧モニタ用選択スイッチ9、バランス回路用選択スイッチ11、及び制御回路13の駆動電圧入力端子29に供給される。従って、DC5Vの電圧供給はスイッチ素子19のオンオフにより制御されることになる。
制御回路13と第2抵抗器23の接続点には起動用絶縁型信号伝達手段31が接続されている。起動用絶縁型信号伝達手段31は例えばフォトカプラで構成され、そのうちフォトトランジスタ33のコレクタ側に制御回路13と第2抵抗器23の接続点が接続されている。また、フォトトランジスタ33のエミッタ側はグランドに接続されている。
一方、起動用絶縁型信号伝達手段31の発光ダイオード35のアノード側には外部制御回路37が接続されている。外部制御回路37は制御回路13と同様にマイクロコンピュータと周辺回路から構成され、蓄電素子ユニット2の充放電制御等を含む車両制御に用いられる。この外部制御回路37から発光ダイオード35へは起動信号Wakeが送信される。なお、発光ダイオード35のカソード側は抵抗器39を介してグランドに接続される。
外部制御回路37は制御回路13と同様にDC5Vの定電圧で駆動するが、この電源は車両に搭載された低電圧系(例えばDC12V)のバッテリ41の出力電圧をレギュレータ42でDC5Vに変換して供給している。従って、制御回路13とは独立した電源から電力を得ていることになる。なお、バッテリ41にはバッテリ用イグニションスイッチ43を介して低電圧負荷44が接続されている。なお、バッテリ用イグニションスイッチ43はイグニションのオンオフ状態を示すイグニション信号IGを送信する機能を有しており、図1の構成では、外部制御回路37と後述する主電源用イグニションスイッチにイグニション信号IGを送信している。
外部制御回路37と制御回路13は相互にデータの送受信を行っている。まず、制御回路13から外部制御回路37への送信は、データ送信用絶縁型信号伝達手段45により行われている。データ送信用絶縁型信号伝達手段45の構成は起動用絶縁型信号伝達手段31の構成と同じであるが、フォトトランジスタ47と発光ダイオード49の位置が反転している。
具体的なデータ送信方法は次の通りである。まず、制御回路13から蓄電素子1の電圧データ等をデータ信号Doutとして発光ダイオード49に送信する。これを受け、フォトトランジスタ47がデータ信号に応じてオンオフすることで電気信号に戻し、データ信号Dinとして外部制御回路37に入力される。
同様に、制御回路13への外部制御回路37からの受信は、データ受信用絶縁型信号伝達手段51により行われている。データ受信用絶縁型信号伝達手段51の構成は起動用絶縁型信号伝達手段31の構成と同じである。
具体的なデータ受信方法は次の通りである。まず、外部制御回路37から蓄電素子1の電圧データ送信要求等のデータをデータ信号Doutとして発光ダイオード53に送信する。これを受け、フォトトランジスタ55がデータ信号に応じてオンオフすることで電気信号に戻し、データ信号Dinとして制御回路13に入力される。このような制御により、制御回路13と外部制御回路37の送受信を行っている。
以上までで説明した構成部品の内、図1の太点線で囲まれた部品により蓄電回路57が構成される。また、蓄電回路57には、蓄電素子1への充電電力源である主電源59が、主電源用イグニションスイッチ61、及び蓄電素子1の充放電回路63を介して接続されている。ここで、主電源59は高電圧系の二次電池(例えばニッケル水素電池やリチウムイオン電池)で構成されている。従って、主電源用イグニションスイッチ61の出力には、例えばスタータや、ハイブリッド自動車の車両駆動用モーター等の高電圧系の負荷65も接続されている。また、充放電回路63は外部制御回路37により制御されるので、充放電制御信号contを送信するための配線が両者間に接続されている。なお、充放電回路63は停止時には入出力間が完全にオフになる構成としている。また、主電源用イグニションスイッチ61はバッテリ用イグニションスイッチ43からのイグニション信号IGに応じてオンオフ制御されるので、そのための配線が両者間に接続されている。
なお、蓄電回路57のグランドは、それ以外の構成部品のグランドと独立した構成としている(図1のグランド記号を両者で別のものとして示している)。これにより、起動用絶縁型信号伝達手段31、データ送信用絶縁型信号伝達手段45、及びデータ受信用絶縁型信号伝達手段51の使用と相まって、蓄電回路57は他の回路構成から独立していることになる。その結果、例えば蓄電回路57が故障した時に、極めて容易に良品の蓄電回路57との交換が可能となる。
さらに、本実施の形態1では蓄電回路57を1つだけ設けた構成を示したが、これは負荷65が必要とする電力仕様に応じて蓄電回路57を複数個設け、1つの外部制御回路37で制御する構成としてもよい。この場合、蓄電回路57は他の回路構成から独立しているので、極めて容易な構成で複数の蓄電回路57を接続することができる。
次に、このような蓄電回路57の動作について説明する。
まず、車両を起動するために、バッテリ用イグニションスイッチ43をオンにする。これにより、低電圧負荷44に電力が供給されるとともに、主電源用イグニションスイッチ61もオンになり、負荷65に電力が供給されるので、例えばスタータが動作してエンジンを駆動することにより車両の起動が行われる。これと同時に外部制御回路37にはバッテリ用イグニションスイッチ43からオン状態を示すイグニション信号IGが送信される。これにより、充放電制御信号contを充放電回路63に送信し、蓄電回路57の蓄電素子1への充電を開始するよう指令する。
さらに、外部制御回路37は蓄電回路57を起動するために、起動信号Wakeを送信する。これにより、起動用絶縁型信号伝達手段31の発光ダイオード35がオンとなり、フォトトランジスタ33もオンになる。
ここで、フォトトランジスタ33がオンになるまでは、充放電回路63の入出力間が完全にオフのため、スイッチ素子19のソース端子Sには蓄電素子1の最高電圧V1が印加されている。ソース端子Sは第1抵抗器21を介してゲート端子Gに接続されるとともに、ゲート端子Gは第2抵抗器23を介して制御回路13に接続されているが、制御回路13が駆動していない時は、第2抵抗器23と制御回路13の接続点が電気的に浮いた状態になる構成としている。従って、ソース端子Sとゲート端子Gが等電圧V1となるので、スイッチ素子19はオフの状態である。
この時にフォトトランジスタ33がオンになると、第2抵抗器23と制御回路13の接続点はフォトトランジスタ33を介してグランドに接続されることになる。その結果、ソース端子Sの電圧V1に対しゲート端子Gの電圧は第1抵抗器21と第2抵抗器23の抵抗値に応じた電圧、すなわち電圧V1より低い電圧になる。これにより、ゲート端子Gにオン信号が入力されることになるので、スイッチ素子19はオンになる。ゆえに、電圧V1がダイオード25を介してレギュレータ27に印加されるので、レギュレータ27は一定電圧(DC5V)を出力する。この電圧は制御回路13、電圧モニタ用選択スイッチ9、及びバランス回路用選択スイッチ11に供給され、蓄電回路57が起動する。これにより、制御回路13はスイッチ素子19を常時オンにして一定電圧を供給し続けるため、第2抵抗器23と制御回路13の接続点の電圧がグランドレベルを維持するように、電力制御信号Loをグランドレベルにする。
その後、蓄電素子1は充放電回路63を介して主電源59の電力で充電される。この際に外部制御回路37は電圧データ送信要求信号Doutを蓄電回路57に送信する。これにより、制御回路13は電圧モニタ用選択スイッチ9に電圧選択信号SLVを送信する。電圧モニタ用選択スイッチ9は電圧選択信号SLVで指定された電圧(V1〜Vnの内のいずれか)を選択し、その電圧信号Vinを制御回路13が読み込む。このような動作を繰り返し、全ての電圧V1〜Vnのデータを読み込む。全ての電圧データは制御回路13からデータ信号Doutとしてデータ送信用絶縁型信号伝達手段45を介して外部制御回路37に送信される。外部制御回路37は得られた電圧データから、満充電になるまで最適な条件になるように充放電回路63を制御しながら蓄電素子1を充電し続ける。
蓄電素子1が満充電になれば、外部制御回路37は充放電回路63に充電を停止する指令を出す。これにより、蓄電回路57の起動が完了する。
次に、大電流を消費する負荷65が動作したとする。これにより、主電源59は電圧降下を起こし、負荷65に安定した電圧で電力を供給できなくなる。そこで、電圧降下の分を補償するように蓄電素子1の電力が充放電回路63を介して負荷65に供給される。その結果、電圧降下が発生しても負荷65には安定した電圧を供給し続けることができる。
大電流の消費が終了すると、主電源59の電圧は戻るので、その後、再度蓄電素子1を満充電にして次の電圧降下の補償に備えている。
このように、蓄電回路57の動作中において充放電回路63により蓄電素子ユニット2を充電する際に、制御回路13は電圧モニタ用選択スイッチ9、及びバランス回路用選択スイッチ11でもって蓄電素子1の電圧バランスが一定になるように制御する。
次に、車両の使用を終了し、バッテリ用イグニションスイッチ43をオフにした場合について説明する。これにより、主電源用イグニションスイッチ61もオフになるので、負荷65への電力供給が断たれるとともに、イグニションのオフ状態を示すイグニション信号IGが外部制御回路37に送信される。なお、外部制御回路37は停止時においても必要最低限の制御を行うために、バッテリ41の電力がレギュレータ42を通して常に供給されている。これにより、外部制御回路37は充放電制御信号contを送信して、充放電回路63の入出力間を完全にオフにするよう指令を出す。その結果、蓄電素子1は主電源59の配線系統とは独立した状態になる。従って、蓄電素子1の不要放電が抑制される。
この時点では、まだ制御回路13は蓄電素子1の電力により駆動し続けているので、これを停止するために第2抵抗器23と制御回路13の接続点を電気的に浮かせる。その結果、前記したようにスイッチ素子19のソース電圧とゲート電圧が等しくなるので、スイッチ素子19がオフになり、制御回路13、電圧モニタ用選択スイッチ9、及びバランス回路用選択スイッチ11が全てオフになる。これにより、電圧モニタ用選択スイッチ9はフローティング構成であるので、電圧V1〜Vnのいずれも選択しない。さらに、起動用絶縁型信号伝達手段31、データ送信用絶縁型信号伝達手段45、及びデータ受信用絶縁型信号伝達手段51はいずれも外部制御回路37の配線系統と直接接続されていない。これらのことから、蓄電素子1は電気的に浮いた状態になるので、不要な放電を行わない。
この状態で車両を放置すると、蓄電素子1に接続された回路からの放電は極めて抑制されているものの、蓄電素子1の内部抵抗に起因した自己放電が起こる。これにより、蓄電素子1の両端電圧は徐々に低下していくが、この時、蓄電素子1の内部抵抗バラツキにより電圧低下速度に差が発生し、蓄電素子1の両端電圧値にバラツキが発生する。そこで、バラツキを低減するために、以下の電圧バランス動作を既定条件毎(例えば1日1回毎など)に自動的に行うようにしている。
外部制御回路37は常に動作しているので、外部制御回路37が既定時間の計測を行う。既定時間が経過すると、外部制御回路37は起動信号Wakeを発する。これにより、制御回路13は起動信号Wakeを受信し、前記した蓄電回路57の起動時と全く同じ動作を行うことにより、スイッチ素子19がオンになる。その結果、蓄電素子1の電力がレギュレータ27により一定電圧(DC5V)に安定化され、蓄電回路57が起動する。
次に、制御回路13は電圧モニタ用選択スイッチ9を制御して電圧V1〜Vnを検出する。その方法も前記した蓄電回路57の起動時と全く同じである。制御回路13は得られた電圧データから各蓄電素子1の両端電圧を求め、バランス回路用選択スイッチ11を制御して両端電圧が高い蓄電素子1のバランス回路3を動作させる。具体的には、まずバランス回路用選択スイッチ11で対象となる蓄電素子1のスイッチ手段5を選択するためのスイッチ手段選択信号SLBを送信する。これにより、バランス回路用選択スイッチ11は選択されたスイッチ手段5にスイッチ手段オン信号Tri(i=1〜n−1)を送信する。その結果、選択されたスイッチ手段5がオンになり、抵抗器7を通して蓄電素子1の電力が放電され電圧が低下していく。
このような動作を繰り返し、全ての蓄電素子1の両端電圧が等しくなれば電圧バランスが一定となるので、電圧バランス動作を完了する。この時も前記した車両使用終了時と同様に、制御回路13が第2抵抗器23との接続点を電気的に浮かすことでスイッチ素子19をオフにする。これにより、蓄電回路57の動作を停止し、停止時と同じ状態になる。
このようにして間欠的に蓄電素子1の電圧バランスを一定にするので、車両の起動時に電圧バランスが崩れた状態で充電することによる蓄電素子1への過電圧の可能性を低減することができ、高信頼性が得られる。
但し、電圧検出動作により蓄電素子1の電圧が過放電になれば、制御回路13はデータ送信用絶縁型信号伝達手段45を介して過放電信号を外部制御回路37に送信する。同時に、蓄電素子1の短寿命化を避けるため、電圧バランス動作を停止する。外部制御回路37は過放電信号を受信することにより、以後の既定時間毎の起動信号Wakeを送信せず、車両起動時に過放電であることを運転者に警告することで信頼性を確保している。
以上の構成、動作により、停止時の蓄電素子1の不要放電を極力抑制するとともに、自動的に間欠的な電圧モニタ動作、及び電圧バランス動作を行うことにより過電圧や過放電の可能性を低減し高信頼性が得られる蓄電回路を実現できた。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における蓄電回路のブロック回路図である。
図2において、図1と同じ構成要素には同じ番号を付して詳細な説明は省略する。すなわち、図2の構成の特徴となる部分は以下の通りである。
1)制御回路13の駆動電圧入力端子29に蓄電部品73を接続した。
2)蓄電部品73の電力により、制御回路13は停止時に省電力状態を維持するようにした。なお、蓄電部品73は制御回路13が省電力状態を約1ヶ月維持できる容量値とした。
3)それに伴い、外部制御回路37から発せられた起動信号Wakeが制御回路13の起動端子75に伝達される構成とした。そのために、フォトトランジスタ33のコレクタ端子をレギュレータ27の出力に接続するとともに、フォトトランジスタ33のエミッタ端子に抵抗器77を接続し、エミッタ端子と抵抗器77の接続点を制御回路13の起動端子75に接続した。
4)制御回路13により電圧モニタ用選択スイッチ9とバランス回路用選択スイッチ11への電力をオンオフ制御する選択スイッチ用電源スイッチ79を設けた。
上記以外の構成は、実施の形態1と同じである。なお、蓄電部品73はコンデンサでも二次電池でもよいが、本実施の形態2では容量値が数ファラッドのコンデンサを用いた。
次に、このような構成の蓄電回路57の動作について、実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
まず、車両起動によりバッテリ用イグニションスイッチ43をオンにすると、主電源用イグニションスイッチ61がオンになりエンジンが駆動するとともに、外部制御回路37が充放電制御信号contを充放電回路63に送信し、蓄電素子1への充電を開始するよう指令する。この動作は実施の形態1と同じである。
さらに、外部制御回路37は蓄電回路57を起動するために、起動信号Wakeを送信する。これにより、起動用絶縁型信号伝達手段31の発光ダイオード35がオンとなり、フォトトランジスタ33もオンになる。
ここで、フォトトランジスタ33がオンになるまでは、制御回路13は省電力状態にある。この時の制御回路13への駆動電圧は蓄電部品73から供給されている。すなわち、省電力状態の制御回路13は消費電流が極めて小さいので、容量値が数ファラッドの蓄電部品73でも十分駆動できる。また、省電力状態の時は、制御回路13はスイッチ素子19と選択スイッチ用電源スイッチ79をオフにしている上、フォトトランジスタ33、55はオフであるので、蓄電部品73の電力は制御回路13にのみ供給されることになる。これにより、蓄電部品73で長期間(約1ヶ月)制御回路13を駆動できる。
この時にフォトトランジスタ33がオンになると、蓄電部品73からの電流が抵抗器77を通してグランドへ流れるので、フォトトランジスタ33のエミッタ端子に電圧が発生する。これが起動信号Wakeに相当するので、制御回路13の起動端子75に入力されることにより、制御回路13は省電力状態から通常動作モードに戻り起動する。これにより、制御回路13は実施の形態1と同様に電力制御信号Loをグランドレベルにすることにより、直ちにスイッチ素子19をオンにする。その結果、電圧V1がレギュレータ27でDC5Vに変換されて制御回路13の駆動電圧入力端子29に入力される。従って、以降は安定した電圧が供給されることになる。これと同時に、蓄電部品73にも制御回路13の省電力状態により消費された電力が蓄えられ満充電になるので、次の省電力状態に備えることができる。
さらに、制御回路13は選択スイッチ電源信号SPを送信することで、選択スイッチ用電源スイッチ79をオンにする。その結果、電源モニタ用選択スイッチ9とバランス回路用選択スイッチ11に電源が供給される。
このような動作により、蓄電回路57が起動する。その後の動作は実施の形態1と同じであり、各蓄電素子1の電圧をモニタしながら充放電回路63を制御して蓄電素子1を充電する。蓄電素子1が満充電になれば、外部制御回路37は充放電回路63に充電を停止する指令を出す。これにより、蓄電回路57の起動が完了する。
次に、大電流を消費する負荷65が動作すると、主電源59の電圧降下を補償するように蓄電素子1の電力が充放電回路63を介して負荷65に供給される。その結果、電圧降下が発生しても負荷65には安定した電圧を供給し続けることができる。大電流の消費が終了すると、主電源59の電圧は戻るので、その後、蓄電素子1を再度満充電にして次の電圧降下の補償に備える。
このような充放電回路63による蓄電素子ユニット2の充電時に、制御回路13は電圧モニタ用選択スイッチ9、及びバランス回路用選択スイッチ11でもって蓄電素子1の電圧バランスが一定になるように制御する。
次に、車両の使用終了時について説明する。バッテリ用イグニションスイッチ43をオフにすると、主電源用イグニションスイッチ61もオフになり、負荷65への電力供給が断たれるとともに、イグニションのオフ状態を示すイグニション信号IGが外部制御回路37に送信される。これにより、外部制御回路37は充放電制御信号contを送信して、充放電回路63の入出力間を完全にオフにするよう指令を出す。その結果、蓄電素子1は主電源59の配線系統とは独立した状態になる。従って、蓄電素子1の不要放電が抑制される。
この時点では、まだ制御回路13は蓄電素子1の電力により駆動し続けているので、これを停止するために電力制御信号Loを電気的に浮かせるように設定することでスイッチ素子19をオフにする。同時に選択スイッチ用電源スイッチ79もオフにする。その結果、実施の形態1と同様に蓄電素子1は電気的に浮いた状態になるので、不要な放電を行わない。その後、制御回路13は蓄電部品73の電力供給を受けながら省電力状態に入り、それを維持する。
この状態で車両を放置すると、実施の形態1で説明した理由により蓄電素子1の両端電圧値にバラツキが発生するので、バラツキを低減するために、以下の電圧バランス動作を既定条件毎(例えば1日1回毎など)に自動的に行うようにしている。
外部制御回路37は既定時間が経過すると起動信号Wakeを発する。これにより、制御回路13は起動信号Wakeを受信し、前記した蓄電回路57の起動時と全く同じ動作を行うことにより、通常動作モードに戻る。これにより、制御回路13はスイッチ素子19と選択スイッチ用電源スイッチ79をオンにする。その結果、蓄電素子1の電力がレギュレータ27により一定電圧(DC5V)に安定化され、蓄電回路57が起動する。
次に、制御回路13は実施の形態1と全く同じ方法で電圧モニタ用選択スイッチ9を制御して電圧V1〜Vnを検出し、バランス回路用選択スイッチ11を制御して両端電圧が高い蓄電素子1のバランス回路3を動作させる。これにより、蓄電素子1の電力が放電され電圧が低下していく。このような動作を繰り返し、電圧バランスが一定になれば電圧バランス動作を完了する。その後の動作は前記した車両使用終了時と同様である。これにより、制御回路13が省電力状態となり、蓄電回路57は停止時と同じ状態になる。
このようにして間欠的に蓄電素子1の電圧バランスを取るので、車両の起動時に電圧バランスが崩れた状態で充電することによる蓄電素子1の過電圧の可能性を低減することができ、高信頼性が得られる。
なお、蓄電素子1の過放電を検出すれば、実施の形態1と同様に制御回路13が過放電信号を外部制御回路37に送信するとともに、電圧バランス動作を停止することで信頼性を確保している。
以上の構成、動作により、停止時の蓄電素子1の不要放電を極力抑制するとともに、自動的に間欠的な電圧モニタ動作、及び電圧バランス動作を行うことにより過電圧や過放電の可能性を低減し高信頼性が得られる蓄電回路を実現できた。
なお、本実施の形態2は実施の形態1に比べ、蓄電部品73や選択スイッチ用電源スイッチ79等が必要となり若干構成が複雑になるものの、停止時に制御回路13が実施の形態1のように完全にオフにならず省電力状態を維持しているので、起動信号Wakeにより迅速に起動することができる。
また、実施の形態1、2では蓄電素子1が直列になるように接続したが、これは必要とされる電力仕様に応じて、直並列接続としてもよい。この場合の蓄電素子1とバランス回路3の接続回路図を図3(a)、(b)に示す。
まず、図3(a)はバランス回路3に対して蓄電素子1を3個並列に接続した場合を示す。この場合、蓄電素子1は全体に直並列接続であるが、そのうちの並列接続部分の3個の蓄電素子1の両端電圧は等しくなるので、バランス回路3はそれぞれの蓄電素子1に接続する必要はなく、並列接続により両端電圧が等しくなる蓄電素子1のいずれかに接続すればよい。
次に、図3(b)はバランス回路3に対して蓄電素子1を3個並列に接続したものを2段直列に接続した場合を示す。この場合は、蓄電素子1全体の直並列接続の内、直列接続部分で蓄電素子1の両端電圧が異なるものの、蓄電素子1のバラツキが少なければ直列接続して用いた場合においてもバラツキ幅が小さくなるので、それぞれの蓄電素子1にバランス回路3を接続する必要はない。従って、図3(b)に示すように例えば6個毎にバランス回路3を接続してもよい。
このようにバランス回路3は必ずしも各々の蓄電素子1に接続する必要はなく、複数の蓄電素子1を1つのまとまりとしてそれ毎にバランス回路3を接続してもよい。
また、実施の形態1、2では車両用の補助電源としての蓄電回路を例に説明したが、車両用に限らず一般の非常用バックアップ電源等にも適用可能である。
本発明にかかる蓄電回路は停止時における蓄電素子の不要放電の抑制と、過電圧や過放電の防止による高信頼性が得られるので、特に車両用の補助電源や非常用バックアップ電源の蓄電回路等として有用である。
本発明の実施の形態1における蓄電回路のブロック回路図 本発明の実施の形態2における蓄電回路のブロック回路図 本発明の実施の形態2における蓄電回路の蓄電素子の接続回路図であり、(a)バランス回路に対し蓄電素子を並列接続した場合の接続回路図、(b)バランス回路に対し蓄電素子を直並列接続した場合の接続回路図 従来の蓄電回路の概略回路図
符号の説明
1 蓄電素子
2 蓄電素子ユニット
3 バランス回路
5 スイッチ手段
7 抵抗器
9 電圧モニタ用選択スイッチ
11 バランス回路用選択スイッチ
13 制御回路
19 スイッチ素子
31 起動用絶縁型信号伝達手段
45 データ送信用絶縁型信号伝達手段
51 データ受信用絶縁型信号伝達手段
57 蓄電回路
73 蓄電部品
79 選択スイッチ用電源スイッチ

Claims (6)

  1. バランス回路を備えるとともに電力の充放電を行う複数の蓄電素子からなる蓄電素子ユニットと、このバランス回路に接続された電圧モニタ用選択スイッチ及びバランス回路用選択スイッチを介して前記蓄電素子の電圧を制御する制御回路と、外部からの起動信号を受信してオンオフ制御するスイッチ素子とからなる蓄電回路であって、
    前記蓄電回路の動作中は、外部に設けた充放電回路により前記蓄電素子ユニットを充電する際に前記制御回路が前記電圧モニタ用選択スイッチ及び前記バランス回路用選択スイッチでもって前記蓄電素子の電圧バランスが一定になるように制御し、前記蓄電回路が停止した時は、外部からの前記起動信号により前記スイッチ素子をオンにし、前記制御回路を通じて前記電圧モニタ用選択スイッチ及び前記バランス回路用選択スイッチを制御して前記蓄電素子の電圧バランスを一定にし、前記電圧バランスが一定になれば前記制御回路は前記スイッチ素子をオフにするようにした蓄電回路。
  2. 前記制御回路の駆動電圧入力端子に接続された蓄電部品と、前記電圧モニタ用選択スイッチ及び前記バランス回路用選択スイッチをオンオフ制御する選択スイッチ用電源スイッチをさらに備え、
    前記蓄電回路が停止した時に前記制御回路は前記蓄電部品の電力により省電力状態を維持し、外部からの前記起動信号により前記制御回路は前記スイッチ素子及び前記選択スイッチ用電源スイッチをオンにして前記蓄電素子ユニットの電圧バランスを一定にし、前記電圧バランスが一定になれば前記制御回路は前記スイッチ素子及び前記選択スイッチ用電源スイッチをオフにするようにした請求項1に記載の蓄電回路。
  3. 前記電圧モニタ用選択スイッチはいずれの電圧も選択しない状態を有する構成とした請求項1に記載の蓄電回路。
  4. 外部からの前記起動信号の受信は絶縁型信号伝達手段を介して行うようにした請求項1に記載の蓄電回路。
  5. 前記制御回路は前記蓄電素子の電圧が過放電になれば、過放電信号を送信する請求項1に記載の蓄電回路。
  6. 過放電信号の送信は絶縁型信号伝達手段を介して行うようにした請求項5に記載の蓄電回路。
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