JP2002354409A - 視聴システム - Google Patents

視聴システム

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JP2002354409A
JP2002354409A JP2001158459A JP2001158459A JP2002354409A JP 2002354409 A JP2002354409 A JP 2002354409A JP 2001158459 A JP2001158459 A JP 2001158459A JP 2001158459 A JP2001158459 A JP 2001158459A JP 2002354409 A JP2002354409 A JP 2002354409A
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Kiyoyuki Isoda
清之 磯田
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがコンテンツをリアルタイムで視
聴しているとき、何らかの理由で視聴できなくなってし
まった場合に、そのコンテンツを選んで視聴することが
できる。 【解決手段】 時系列で複数のブロックに分割されたコ
ンテンツデータを受信する受信装置と、受信装置によっ
て受信したコンテンツデータを表示する表示装置と、表
示装置に表示中のコンテンツデータに該当するブロック
全体のデータを一時的に蓄積するコンテンツ蓄積装置
と、表示中のコンテンツデータにマーカを入力するマー
カ入力装置と、マーカが入力されたコンテンツデータに
該当するブロック全体のデータをコンテンツ蓄積装置か
ら受け取り、コンテンツデータを再生する手段を有する
視聴装置とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送局等から発信
される画像情報及び音声情報等のコンテンツデータを記
録する固定端末と、この固定端末に蓄積したコンテンツ
データを受信することができる携帯可能な端末とによっ
て構成される視聴システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送局等から発信される画像情報
及び音声情報等のコンテンツデータを記録するために、
記録媒体としてテープ状の記録媒体を使用したビデオテ
ープレコーダー(VTR)や、記録媒体としてディスク
状の記録媒体を使用したビデオディスクレコーダー(V
DR)等が使用されていた。このような記録装置は記録
したコンテンツデータを記録後に視聴することが可能で
あり、既に視聴した場面に遡って視聴したり、再生を一
旦停止し、後に再生を停止した場面から再生したりする
ことができた。また、記録媒体としてハードディスクド
ライブ(HDD)を使用したHDDレコーダーも使用さ
れるようになっている。このHDDレコーダーでは、コ
ンテンツの記録中に後追いの再生を行うことも可能とな
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユーザが何
らかの用事等で、放送局からのコンテンツや記録装置に
記録したコンテンツの表示手段であるモニター等の前か
ら席を離れて放送内容の一部を見逃してしまい、しかも
後追い再生を行って視聴する時間的な余裕がない場合が
考えられる。この場合、ユーザは時間的に余裕がある時
間帯にそれらのコンテンツをまとめて視聴することは可
能であるが、放送の後で長時間経過したようなニュース
番組等のコンテンツは情報の価値が低減し、視聴の必要
性が激減してしまう可能性がある。
【0004】そこで、コンテンツデータを情報圧縮する
等して、メモリカード等の記録媒体に一旦蓄積し、この
メモリカードを携帯可能な視聴装置に移動して記録され
たコンテンツを通勤途中等の空き時間に視聴する方法が
提案されている。しかしながら、この場合、ユーザは視
聴を必要としないコンテンツ部分、つまり上述した例で
言えば席を離れる以前に既にユーザが視聴したコンテン
ツ部分を視聴装置の早送り機能等によって飛ばし、視聴
が必要な部分を探しながら視聴することとなる。しか
し、これは必要とする部分のみをスピーディーに視聴し
たいというユーザの要求に対応できていないという問題
がある。そこで、本発明に係る記録再生装置の目的は、
受信中のコンテンツからユーザが視聴を必要とする部分
のコンテンツデータのみを抜き出して記録することが可
能な視聴装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、時系列で複数のブロックに分割されたコンテン
ツデータを受信する受信装置と、前記受信装置によって
受信したコンテンツデータを表示する表示装置と、前記
表示装置に表示中のコンテンツデータに該当するブロッ
ク全体のデータを一時的に蓄積するコンテンツ蓄積装置
と、前記表示中のコンテンツデータにマーカを入力する
マーカ入力装置と、前記マーカが入力されたコンテンツ
データに該当するブロック全体のデータを前記コンテン
ツ蓄積装置から受け取り、前記コンテンツデータを再生
する手段を有する視聴装置とを備えたことを特徴とする
視聴システムを提供する。
【0006】また、コンテンツデータを受信する受信装
置と、前記受信装置によって受信したコンテンツデータ
を表示する表示装置と、前記表示装置に表示中のコンテ
ンツデータを所定の時間に渡って一時的に蓄積するコン
テンツ蓄積装置と、前記表示中のコンテンツデータにマ
ーカを入力するマーカ入力装置と、前記マーカが入力さ
れた時点から前記所定の時間以内のある時間だけ遡った
分のコンテンツデータを前記コンテンツ蓄積装置から受
け取り、更に前記マーカが入力された時点以降の所定の
期間に渡って前記コンテンツ蓄積装置から前記コンテン
ツデータを受け取って再生する手段を有する視聴装置と
を備えたことを特徴とする視聴システムを提供する。
【0007】更に、前記マーカ入力装置と前記視聴装置
とを同一の筐体とすることを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の視聴システムを提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る視聴システム
について図面を参照して説明する。図1は本発明に係る
視聴システムの構成を示すブロック図であり、1はコン
テンツ受信装置、2はマーカ入力装置、3はコンテンツ
蓄積装置、4は視聴装置を示す。コンテンツ受信装置1
では放送や通信等によって送られてくるコンテンツデー
タを受信しており、コンテンツ蓄積装置3ではコンテン
ツ受信装置1から送られるコンテンツデータをコンテン
ツ蓄積装置3に設けられた一時蓄積部3aに蓄積する。
【0009】マーカ入力装置2にはユーザによって押下
されるマーカ入力スイッチ2aが設けられており、この
マーカ入力スイッチ2aの操作によって、コンテンツ蓄
積装置3の一時蓄積部3aに蓄積されたコンテンツデー
タの中から、マーカ入力スイッチ2aが操作された時刻
を包含し、番組を構成するシーンなどをブロック単位と
した部分コンテンツデータをメモリカード5に保存させ
る。
【0010】視聴装置4ではメモリカード5に蓄積され
た部分コンテンツの映像及び/又は音声を再生すること
ができる。
【0011】次に、マーカ入力装置2について図2及び
図3を使用して説明する。具体的には、図2に示すよう
に、ユーザがリアルタイムでマーカ情報をマーカ入力装
置2からコンテンツ蓄積装置3へ送信するオンラインマ
ーカ転送と、図3に示すように、マーカ情報がマーカ入
力装置2のメモリ2fに一時的に蓄積され、まとめてコ
ンテンツ蓄積装置3へ転送されるオフラインマーカ転送
の二つの方法がある。
【0012】図2に示すマーカ入力装置2では、ユーザ
によるマーカ入力スイッチ2aの操作をトリガとして、
信号発生部2bでマーカ信号を生成する。生成されたマ
ーカ信号は通信インターフェース2cによって、コンテ
ンツ蓄積装置3へ伝送可能な信号方式に変換され、コン
テンツ蓄積装置3へマーカ入力スイッチ2aが操作され
ると略同時にリアルタイムで送信される。送信されるマ
ーカ信号は赤外線や電波等を伝送路とし、図4に示すコ
ンテンツ蓄積装置3へ伝送される。なお、伝送が成功し
たか失敗したかは、コンテンツ受信装置1側で検査し、
結果をコンテンツ受信装置1側の表示手段(図示せず)
もしくは音声の出力手段(図示せず)により通知する。
【0013】図4に示すコンテンツ蓄積装置3の通信イ
ンターフェース3c及びマーカ入力装置2の通信インタ
ーフェース2cがそれぞれ双方向の送受信機能を有する
構成の場合には、マーカ信号がコンテンツ蓄積装置3に
よって正しく受信できたことを、通信インターフェース
3c,2cを介してコンテンツ蓄積装置3からマーカ入
力装置2へ通知しても良い。この確認機能を実施する場
合には、マーカ入力装置2に図2には示さない表示手段
や音声の出力手段を搭載する必要がある。
【0014】また、図4に示すコンテンツ受信装置1で
は、配信されたコンテンツを受信しているが、コンテン
ツデータは放送や通信によって伝送され、ユーザはリア
ルタイムでコンテンツを視聴することができる。コンテ
ンツ受信装置1では、コンテンツデータのみをコンテン
ツ蓄積装置3に出力するか、コンテンツデータ及びイン
デックス情報をコンテンツ蓄積装置3に出力する。ここ
でインデックス情報とはコンテンツデータを各シーンご
とに細分化した部分コンテンツの区切りを示す情報であ
る。なお、インデックス情報はコンテンツ提供者によっ
て作成され、予めコンテンツデータと共にコンテンツ受
信装置1へ送出されるか、それぞれ別の伝送路で取得し
たものをコンテンツ受信装置1で利用するか、コンテン
ツ受信装置1の内部でコンテンツデータの内容からイン
デックス情報を生成したものを使用する。このようにコ
ンテンツデータはインデックス情報によって複数のブロ
ックに分割される。
【0015】更に、図4に示すコンテンツ蓄積装置3で
は、コンテンツ受信装置1から方式変換部3bを経由し
たコンテンツデータを逐次、一時蓄積部3aに記録す
る。一時蓄積部3aは有限の蓄積領域を持ち、取得した
最新のコンテンツデータを蓄積領域内において最も古い
蓄積領域から上書きし、過去に遡ったある期間のコンテ
ンツデータを常に保有している。
【0016】方式変換部3bでは、コンテンツ受信装置
1からの出力信号をCPU(中央処理装置)3eで取り
扱えるディジタルデータ形式に変換する。なお、変換が
不要な場合は、この処理は行わずに、信号をCPU3e
へバイパスする。なお、メモリーカード5の限られた容
量に記録するために、コンテンツ受信装置1から得たコ
ンテンツデータについて、圧縮符号化等を用いて情報量
を削減することが必要な場合は、この方式変換部3bで
実施しても良い。なお、圧縮符号化は必ずしも方式変換
部3bで実施する必要はなく、CPU3eの演算によ
り、実現しても良い。
【0017】そして、マーカ信号が通信インターフェー
ス3cより入力されたことをトリガとし、図8に示すフ
ローチャートに例に従って一時蓄積部3aから前述した
インデックス情報によってブロック毎に分割された部分
コンテンツをメモリーカード5へ記録する。この場合、
一時蓄積部3aの容量は一つの部分コンテンツが保存で
きる領域程度のサイズを少なくとも有しており、その容
量を節約することができる。また、この一時蓄積部3a
は半導体メモリやHDD(ハードディスクドライブ)等
を用いて実現することができる。
【0018】次に、図8に示すようにメモリカード5へ
のコンテンツデータの記録動作を説明する。まず、コン
テンツデータからマーカ情報の読み取りを行い(S
1)、マーカ情報が既に記録したコンテンツデータに含
まれるかを調べる(S2)。このとき、マーカ情報が含
まれる場合(S2にてYes)、マーカ情報をメモリー
カード5に保存する(S8)。一方、マーカ情報が含ま
れない場合(S2にてNo)、インデックス情報がある
か否かを調べる(S3)。
【0019】インデックス情報が存在する場合は(S3
にてYes)、一つ前のインデックス情報からコンテン
ツデータをメモリカード5に記録開始する(S4)。そ
して、最長記録時間を経過したかを調べ(S5)、経過
した場合には(S5にてYes)、コンテンツデータの
記録を終了して記録開始時刻、記録終了時刻を保存し
(S7)、マーカ情報をメモリカード5に保存する(S
8)。また、最長記録時間を経過していない場合には
(S5にてNo)、次のインデックス情報に達したかを
更に調べ(S6)、次のインデックス情報に到達する
(S6にてYes)まで繰り返し処理を行う。そして、
コンテンツデータの記録を終了して記録開始時刻、記録
終了時刻を保存し(S7)、マーカ情報をメモリカード
5に保存する(S8)。
【0020】一方、インデックス情報が存在するか否か
を調べたときに(S3)、インデックス情報が存在しな
い場合(S3にてNo)、マーカ情報の位置よりプリ記
録時間前からメモリカード5にコンテンツデータの記録
を開始する(S10)。そして、マーカ位置を経過後、
ポスト記録時間長を経過したかを調べ(S11)、経過
するまで(S11にてYes)調査を繰り返す。そし
て、コンテンツデータの記録を終了して記録開始時刻、
記録終了時刻を保存し(S7)、マーカ情報をメモリカ
ード5に保存する(S8)。
【0021】以上の処理が終了した後、全てのマーカに
ついての処理を実施したかを調べ(S9)、実施してい
ない場合には(S9にてNo)、再びS1から処理を行
い、実施している場合には(S9にてYes)、処理を
終了する。
【0022】次にオフラインマーカ転送の例について図
3を用いて説明する。図3に示すマーカ入力装置2では
ユーザによるマーカ入力スイッチ2aの操作をトリガと
して、マーカ入力装置2に設けられたタイマ2dからの
時刻情報を得て、それをマーカ情報としてマーカ入力装
置2のメモリ2fに一時記憶する。そして、一時記憶さ
れたマーカの時刻情報は通信インターフェース2cを用
いてコンテンツ蓄積装置3へ伝送可能な方式に変換さ
れ、マーカ入力装置2からコンテンツ蓄積装置3へ転送
可能な状態が確保されたタイミングでコンテンツ蓄積装
置3へマーカ情報をまとめて送信する。ここで、送信さ
れるマーカ情報は赤外線や電波等を伝送路とし、図4に
示すコンテンツ蓄積装置3へ伝送される。
【0023】図4に示すコンテンツ蓄積装置3の通信イ
ンターフェース3c及びマーカ入力装置2の通信インタ
ーフェース2cがそれぞれ双方向の送受信機能を有する
構成の場合は、マーカ情報をコンテンツ蓄積装置3が正
しく受信できたことを、通信インターフェース3cを介
してコンテンツ蓄積装置3からマーカ入力装置2へと通
知しても良い。この確認機能を実施する場合には、マー
カ入力装置2に図3には示さない表示手段や音声の出力
手段を搭載する必要がある。
【0024】また、図4に示すコンテンツ受信装置1で
は、配信されたコンテンツデータを受信する。コンテン
ツデータは放送や通信によって伝送され、ユーザはリア
ルタイムでコンテンツを視聴することが可能である。コ
ンテンツ受信装置1ではコンテンツデータのみをコンテ
ンツ蓄積装置3に出力するか、コンテンツデータとイン
デックス情報を出力する。インデックス情報はコンテン
ツをシーンごとに細分化した部分コンテンツ間の区切り
を示す情報である。また、インデックス情報は放送局等
のコンテンツ送出者によって、予めコンテンツデータと
共にコンテンツ受信装置1に送出されるか、それぞれ別
の伝送路で取得したものをコンテンツ受信装置1で使用
するか、コンテンツ受信装置1でコンテンツの内容から
インデックス情報を生成したものが使用される。
【0025】また、図4に示すコンテンツ蓄積装置3で
は、コンテンツ受信装置1からのコンテンツデータを逐
次、一時蓄積部3aへ記録する。一時蓄積部3aは有限
の蓄積領域を持ち、コンテンツデータが蓄積可能な最大
情報量を超えそうな場合は、取得した最新のコンテンツ
データを最も古い領域から上書きし、過去に遡ってある
期間のコンテンツデータを常に保有している。
【0026】方式変換部3bでは、コンテンツ受信装置
1からの出力をCPU3eで取り扱えるデータ形式に変
換する。なお、変換が不要な場合には、この処理は行わ
ずに信号をCPU3eへバイパスする。このとき、メモ
リカード5の限られた容量に記録するために、コンテン
ツ受信装置1から得たコンテンツデータについて、圧縮
符号化等を用いて情報量を削減することが必要な場合
は、この方式変換部3bで実施しても良い。なお、圧縮
符号化は方式変換部3bで実施するのではなく、CPU
3eの演算により実現しても良い。
【0027】また、一時蓄積部3aには、コンテンツデ
ータをタイマ3d又はコンテンツに含まれる時刻情報か
ら得られる逐次時間情報を共に記録する。コンテンツ蓄
積装置では、通信インターフェースによりマーカ情報を
マーカ入力装置2から取得し、メモリ3fに内容を保存
する。コンテンツデータは図8のフローチャート例に従
って、一時蓄積部3aから部分コンテンツをメモリカー
ド5へ記録する。この場合、一時蓄積部3aには記録す
る番組コンテンツを全て蓄積する必要があり、オンライ
ンマーカ転送方式の場合と比較すると、一時蓄積部はよ
り大きなサイズを必要とする。なお、一時蓄積部3aは
半導体メモリやHDD等を用いて実現する。このとき、
これらの処理は設定したマーカの個数分処理し、一時蓄
積部3aから部分コンテンツをメモリカード5へ記録す
る。
【0028】次に、部分コンテンツをメモリカード5へ
記録する方法について説明する。図4に示すコンテンツ
受信装置1により、コンテンツ蓄積装置3に入力された
コンテンツデータは予め番組が内容の区切りで分割、す
なわち、セグメント化されている場合と、そうでない場
合とに分けられ、コンテンツ蓄積装置3ではそのいずれ
かであることをインデックス情報の有無等で検出する。
【0029】次に、図6及び図8を用いてコンテンツデ
ータがセグメント化され、インデックス情報が付随して
いる場合の記録について説明する。コンテンツデータが
セグメント化されている場合、一時蓄積部3に蓄積され
ているコンテンツデータはマーカ一より一つ手前のイン
デックス情報の時刻情報からメモリカード5への記録を
開始し、次のインデックス情報の時刻まで記録した後に
終了する。この際マーカ情報もメモリカード5に記録
し、視聴装置4で特殊再生する場合の参照情報等に使用
される。
【0030】更に、図7及び図8を用いてコンテンツデ
ータがセグメント化されておらず、インデックス情報が
付随していない場合の記録について説明する。コンテン
ツデータがセグメント化されていない場合は、予めマー
カで指定した位置より前の記録時間長をプリ記録時間と
して、マーカで指定した位置よりも後ろの記録時間長を
ポスト記録時間として、コンテンツ蓄積装置3に設定さ
れているものとする。一時蓄積部3に蓄積されているコ
ンテンツデータはマーカ情報位置よりもプリ記録時間前
の時刻から、ポスト記録時間後の時刻までをメモリカー
ド5に記録する。この際、マーカの時刻もメモリカード
5へ記録し、視聴装置4で特殊再生する場合の参照情報
等に使用する。
【0031】次に、視聴装置の第一実施例について図5
を用いて説明する。視聴装置4ではコンテンツ蓄積装置
3によって部分コンテンツが記録されたメモリカード5
を装着して、デコーダ4dによって映像及び/又は音声
を再生する。また、ユーザは操作スイッチ4aにより部
分コンテンツを順に視聴する。視聴装置4は操作スイッ
チ4aの操作により、各部分コンテンツの先頭、及びマ
ーカ一に再生場面をスキップして再生する機能を有して
いる。メモリカード5はユーザが必要とする部分コンテ
ンツのみが保存されているため、必要以上にメモリカー
ド5の容量を蓄積されたコンテンツデータで消費する必
要がなく、ユーザが視聴を必要とするコンテンツデータ
の領域に素早くアクセスすることにより、ユーザの視聴
時間を減らすことが可能である。なお、記録された部分
コンテンツを順に再生することによって、ユーザが欲し
い情報のみを短時間で参照することが可能である。
【0032】また、図3のマーカ入力装置2において、
マーカ入力スイッチ2aを一回押下したときは時刻の記
録を行い、押しつづけたときには時刻の転送を行うよう
にしてマーカ入力スイッチ2aに複数の機能を持たせる
ことも可能である。なお、図9に示すように、マーカ入
力装置2と視聴装置4とを同一の筐体とした構成とし、
マーカの入力と視聴の二つの機能を持たせた機器であっ
ても良い。
【0033】次に、視聴装置の第二実施例について図9
を参照して説明する。図4に示すコンテンツ蓄積装置3
において、コンテンツ蓄積装置3の通信インターフェー
ス3cを介するなどして、コンテンツ受信装置1からの
コンテンツデータを図9に示す視聴装置4に電波や赤外
線によって転送する機能を有しても良い。視聴装置4で
はコンテンツ蓄積装置3から転送された映像や音声など
のコンテンツデータを受信可能であり、ユーザはコンテ
ンツ受信装置1の前に居なくても別の場所で現在受信中
のコンテンツを手元の視聴装置4で確認しながら、マー
カ入力スイッチ4hで蓄積対象の部分コンテンツをマー
クし、コンテンツ蓄積装置3のメモリカード5に蓄積す
ることが可能である。
【0034】また、視聴装置4では、コンテンツ蓄積装
置3から転送された映像や音声等のコンテンツデータを
受信可能であり、ユーザはコンテンツ受信装置1の前に
居なくても、別の場所で現在受信中のコンテンツを手元
の視聴装置4で確認しながら、マーカ入力スイッチ4h
で蓄積対象の部分コンテンツをマークし、その部分コン
テンツをコンテンツ蓄積装置の通信インターフェース4
gを介して電波又は赤外線で転送し、それを視聴装置4
で受信してメモリカード5に蓄積し、それを視聴装置4
に設けた表示部4eや音声出力部4fによって視聴して
も良い。
【0035】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明に係る記
録再生装置によれば、受信中のコンテンツからユーザが
視聴を必要とする部分のコンテンツデータのみを抜き出
して記録することが可能な視聴装置を提供することで、
ユーザは移動中等の時間の空いたときにその部分コンテ
ンツを参照することができるので、ユーザが効率良く視
聴可能となるという効果を奏する。また、視聴装置には
必要なコンテンツデータのみを記録するので使用する記
録媒体の容量も少なくて良く、更に、視聴装置でのコン
テンツのアクセス性も向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る視聴システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る視聴システムのマーカ入力装置の
一実施例を示すブロック図である。
【図3】本発明に係る視聴システムのマーカ入力装置の
ほかの実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る視聴システムのコンテンツ受信装
置及びコンテンツ蓄積装置の一実施例を示すブロック図
である。
【図5】本発明に係る視聴システムの視聴装置の一実施
例を示すブロック図である。
【図6】本発明に係る視聴システムで視聴されるコンテ
ンツデータの一例を示す図である。
【図7】本発明に係る視聴システムで視聴されるコンテ
ンツデータの他の例を示す図である。
【図8】本発明に係る視聴システムの動作を示すフロー
チャートである。
【図9】本発明に係る視聴システムの視聴装置の他の実
施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 コンテンツ受信装置 2 マーカ入力装置 3 一時蓄積装置 4 視聴装置 5 メモリーカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/765 H04N 5/91 Z 5/907 L

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時系列で複数のブロックに分割されたコン
    テンツデータを受信する受信装置と、 前記受信装置によって受信したコンテンツデータを表示
    する表示装置と、 前記表示装置に表示中のコンテンツデータに該当するブ
    ロック全体のデータを一時的に蓄積するコンテンツ蓄積
    装置と、 前記表示中のコンテンツデータにマーカを入力するマー
    カ入力装置と、 前記マーカが入力されたコンテンツデータに該当するブ
    ロック全体のデータを前記コンテンツ蓄積装置から受け
    取り、前記コンテンツデータを再生する手段を有する視
    聴装置と、を備えたことを特徴とする視聴システム。
  2. 【請求項2】コンテンツデータを受信する受信装置と、 前記受信装置によって受信したコンテンツデータを表示
    する表示装置と、 前記表示装置に表示中のコンテンツデータを所定の時間
    に渡って一時的に蓄積するコンテンツ蓄積装置と、 前記表示中のコンテンツデータにマーカを入力するマー
    カ入力装置と、 前記マーカが入力された時点から前記所定の時間以内の
    ある時間だけ遡った分のコンテンツデータを前記コンテ
    ンツ蓄積装置から受け取り、更に前記マーカが入力され
    た時点以降の所定の期間に渡って前記コンテンツ蓄積装
    置から前記コンテンツデータを受け取って再生する手段
    を有する視聴装置と、を備えたことを特徴とする視聴シ
    ステム。
  3. 【請求項3】前記マーカ入力装置と前記視聴装置とを同
    一の筐体とすることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の視聴システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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