JP2002354074A - 携帯電話 - Google Patents
携帯電話Info
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- JP2002354074A JP2002354074A JP2001153091A JP2001153091A JP2002354074A JP 2002354074 A JP2002354074 A JP 2002354074A JP 2001153091 A JP2001153091 A JP 2001153091A JP 2001153091 A JP2001153091 A JP 2001153091A JP 2002354074 A JP2002354074 A JP 2002354074A
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- scent
- mobile phone
- data
- phone according
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 携帯電話の香りが効率良く携帯者の鼻先に届
くようにする。 【解決手段】 ステップS470にて、無線通信回路部
を介して送られてくる信号に基づいて、相手側の電話番
号を検出したときには、ステップS530でその電話番
号を電話番号レジスタTNにセットし、ステップS54
0にて、このセットされた電話番号が、香り応答方法テ
ーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶されていると
判断したときには、ステップS550に進む。香り応答
方法テーブル部TBから香りデータを読み出し、この読
み出された香りデータに対応する電磁弁を、開くため、
圧縮空気タンクは、上記呼び出された香りデータに対応
する香料格納タンクに送風空気を送るため、香料格納タ
ンクは、送風空気とともに、香料を、香り上側開口部か
ら噴出するとができる。
くようにする。 【解決手段】 ステップS470にて、無線通信回路部
を介して送られてくる信号に基づいて、相手側の電話番
号を検出したときには、ステップS530でその電話番
号を電話番号レジスタTNにセットし、ステップS54
0にて、このセットされた電話番号が、香り応答方法テ
ーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶されていると
判断したときには、ステップS550に進む。香り応答
方法テーブル部TBから香りデータを読み出し、この読
み出された香りデータに対応する電磁弁を、開くため、
圧縮空気タンクは、上記呼び出された香りデータに対応
する香料格納タンクに送風空気を送るため、香料格納タ
ンクは、送風空気とともに、香料を、香り上側開口部か
ら噴出するとができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯電話は、便利な移動体通信装
置として、広く利用されている。しかし、電車、バス、
飛行機等の公衆の場や会議中等においては、着信時の呼
出音が他人に迷惑をかけることになる。
置として、広く利用されている。しかし、電車、バス、
飛行機等の公衆の場や会議中等においては、着信時の呼
出音が他人に迷惑をかけることになる。
【0003】これに対応するために、着信があっても、
呼出音の発生を禁止し、かつ、携帯電話自体が振動させ
ることや、発光ダイオードの点滅で携帯者に着信音を知
らせるようにしたものが実用化されている。
呼出音の発生を禁止し、かつ、携帯電話自体が振動させ
ることや、発光ダイオードの点滅で携帯者に着信音を知
らせるようにしたものが実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た携帯電話は、胸ポケット等の中に入れられて携帯され
ていると、携帯電話自体の振動や発光ダイオードの点滅
では、携帯者にとって、着信を認識することができない
ことがある。
た携帯電話は、胸ポケット等の中に入れられて携帯され
ていると、携帯電話自体の振動や発光ダイオードの点滅
では、携帯者にとって、着信を認識することができない
ことがある。
【0005】そこで、本発明者等は、携帯電話が胸ポケ
ット等の中に入れられているときでも、携帯者の周囲の
人に迷惑をかけることなく、かつ、着信を携帯者に知ら
せることについて検討した。
ット等の中に入れられているときでも、携帯者の周囲の
人に迷惑をかけることなく、かつ、着信を携帯者に知ら
せることについて検討した。
【0006】ここで、着信時にて香りを発生させること
により、携帯者の周囲の人に迷惑をかけることなく、着
信を携帯者に知らせることが可能であると考えられる。
しかし、携帯電話は、立てた状態で胸ポケット等に入れ
られているとき、携帯電話の短手方向(側方)に香りを
放出すると、香りが服等に付着して、香りが携帯者の鼻
先に届くには効率が悪い。
により、携帯者の周囲の人に迷惑をかけることなく、着
信を携帯者に知らせることが可能であると考えられる。
しかし、携帯電話は、立てた状態で胸ポケット等に入れ
られているとき、携帯電話の短手方向(側方)に香りを
放出すると、香りが服等に付着して、香りが携帯者の鼻
先に届くには効率が悪い。
【0007】本発明は、上記点に鑑み、香りが効率良く
携帯者の鼻先に届くようにした携帯電話を提供すること
を目的とする。
携帯者の鼻先に届くようにした携帯電話を提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、略直方体に
形成されたケース(10)と、ケース内に配設されて、
香りを発生する香り発生器(60〜62)とを有し、ケ
ースの長手方向の一端側に香りを放出するようになって
いることを特徴とする。
成するために、請求項1に記載の発明では、略直方体に
形成されたケース(10)と、ケース内に配設されて、
香りを発生する香り発生器(60〜62)とを有し、ケ
ースの長手方向の一端側に香りを放出するようになって
いることを特徴とする。
【0009】これにより、ケースの長手方向の一端側に
向けて香りを放出するため、例えば、携帯電話を胸ポケ
ット等に入れたとき、香りを放出しても、香りを、効率
良く携帯者の鼻先に届けることができる。
向けて香りを放出するため、例えば、携帯電話を胸ポケ
ット等に入れたとき、香りを放出しても、香りを、効率
良く携帯者の鼻先に届けることができる。
【0010】例えば、請求項2に記載の発明のように、
中空部(41)を有するとともに、ケースの長手方向の
一端側に突出するように配設されるアンテナ(40)を
有し、アンテナは、中空部を通して突出の方向の先端側
から香りを放出するように形成されていることを特徴と
する。
中空部(41)を有するとともに、ケースの長手方向の
一端側に突出するように配設されるアンテナ(40)を
有し、アンテナは、中空部を通して突出の方向の先端側
から香りを放出するように形成されていることを特徴と
する。
【0011】これにより、例えば、携帯電話を胸ポケッ
ト等に入れたとき、アンテナは、中空部を通して突出の
方向の先端側から香りを放出するため、香りを、効率良
く携帯者の鼻先に届けることができる。特に、アンテナ
として伸縮可能に形成されたものを採用すれば、アンテ
ナを伸ばすことで、噴出口を鼻に近づけることが可能で
あるため、香りを、より、一層、効率良く携帯者の鼻先
に届けることが可能である。
ト等に入れたとき、アンテナは、中空部を通して突出の
方向の先端側から香りを放出するため、香りを、効率良
く携帯者の鼻先に届けることができる。特に、アンテナ
として伸縮可能に形成されたものを採用すれば、アンテ
ナを伸ばすことで、噴出口を鼻に近づけることが可能で
あるため、香りを、より、一層、効率良く携帯者の鼻先
に届けることが可能である。
【0012】さらに、請求項3に記載の発明のように、
ケースの長手方向の一端側に形成されて、香りをケース
の外側に放出する香り開口部(13、16)を採用して
もよい。これにより、ケースの長手方向の一端側に形成
された香り開口部を採用し、この香り開口部から香りを
ケースの外側に放出するため、香りは、ケースの長手方
向に向けて放出することになる。このため、例えば、携
帯電話を胸ポケット等に入れたとき、香りを放出して
も、香りを、効率良く携帯者の鼻先に届けることができ
る。
ケースの長手方向の一端側に形成されて、香りをケース
の外側に放出する香り開口部(13、16)を採用して
もよい。これにより、ケースの長手方向の一端側に形成
された香り開口部を採用し、この香り開口部から香りを
ケースの外側に放出するため、香りは、ケースの長手方
向に向けて放出することになる。このため、例えば、携
帯電話を胸ポケット等に入れたとき、香りを放出して
も、香りを、効率良く携帯者の鼻先に届けることができ
る。
【0013】請求項4に記載の発明では、ケース内に配
設されて、音声を音声信号に変換するマイクロホン(1
10)を有し、ケースは、音声をケース内に送るための
音開口部(14)を有し、香り開口部は、音開口部に近
接すること特徴とする。このように、香り開口部をマイ
クロホンの音開口部に近接にするため、携帯電話で通話
する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発生させることが
できる。このため、香りを、より、一層、効率良く携帯
者の鼻先に届けることが可能である。
設されて、音声を音声信号に変換するマイクロホン(1
10)を有し、ケースは、音声をケース内に送るための
音開口部(14)を有し、香り開口部は、音開口部に近
接すること特徴とする。このように、香り開口部をマイ
クロホンの音開口部に近接にするため、携帯電話で通話
する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発生させることが
できる。このため、香りを、より、一層、効率良く携帯
者の鼻先に届けることが可能である。
【0014】請求項5に記載の発明では、ケース内に配
設されて、香り開口部を通して音声を受けて、この受け
た音声を音声信号に変換するマイクロホン(110)を
有することを特徴とする。
設されて、香り開口部を通して音声を受けて、この受け
た音声を音声信号に変換するマイクロホン(110)を
有することを特徴とする。
【0015】これにより、マイクロホンは、香り開口部
を通して音声を受けるため、携帯電話で通話する際に、
携帯者の鼻の近くで香りを発生させることができる。こ
のため、請求項4に記載の発明と同様に、香りを、よ
り、一層、効率良く携帯者の鼻先に届けることが可能で
ある。
を通して音声を受けるため、携帯電話で通話する際に、
携帯者の鼻の近くで香りを発生させることができる。こ
のため、請求項4に記載の発明と同様に、香りを、よ
り、一層、効率良く携帯者の鼻先に届けることが可能で
ある。
【0016】請求項6に記載の発明では、香りを送風に
よって放出させるために送風を発生する送風発生手段
(70)を有することを特徴とする。これにより、香り
を送風で送ることにより、遠方まで香りを伝播させるこ
とが可能になる。
よって放出させるために送風を発生する送風発生手段
(70)を有することを特徴とする。これにより、香り
を送風で送ることにより、遠方まで香りを伝播させるこ
とが可能になる。
【0017】請求項7に記載の発明では、着信信号を受
信する受信手段(S200)と、香りを示す香りデータ
を記憶する記憶部(TB)と、受信手段によって着信信
号が受信されたとき、香りを発生させるように香り発生
器を制御する制御手段(S550)とを有することを特
徴とする。これにより、着信信号が受信されたとき、香
りを発生するため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に
入れたときであっても、香りで確実に着信を知らせるこ
とができる。
信する受信手段(S200)と、香りを示す香りデータ
を記憶する記憶部(TB)と、受信手段によって着信信
号が受信されたとき、香りを発生させるように香り発生
器を制御する制御手段(S550)とを有することを特
徴とする。これにより、着信信号が受信されたとき、香
りを発生するため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に
入れたときであっても、香りで確実に着信を知らせるこ
とができる。
【0018】請求項8に記載の発明では、受信手段は、
呼出相手を示す着信信号を受信し、香りデータを呼出相
手毎に記憶し、制御手段は、着信信号の呼出相手に対応
する香りデータを記憶部から読み込み、この読み込まれ
た香りデータの香りを発生させるように香り発生器を制
御することを特徴とする。これにより、呼出相手に対応
する香りデータの香りを発生させるため、着信信号を受
信したとき、香りで呼出相手を携帯者に通知できる。
呼出相手を示す着信信号を受信し、香りデータを呼出相
手毎に記憶し、制御手段は、着信信号の呼出相手に対応
する香りデータを記憶部から読み込み、この読み込まれ
た香りデータの香りを発生させるように香り発生器を制
御することを特徴とする。これにより、呼出相手に対応
する香りデータの香りを発生させるため、着信信号を受
信したとき、香りで呼出相手を携帯者に通知できる。
【0019】具体的には、請求項9に記載の発明のよう
に、受信手段は、呼出相手の電話番号を有する着信信号
を受信し、記憶部は、香りを呼出相手の電話番号毎に記
憶し、制御手段は、呼出相手の電話番号に対応する香り
データを記憶部から読み込み、この読み込まれた香りデ
ータの香りを発生させるように香り発生器を制御するう
にしてもよい。
に、受信手段は、呼出相手の電話番号を有する着信信号
を受信し、記憶部は、香りを呼出相手の電話番号毎に記
憶し、制御手段は、呼出相手の電話番号に対応する香り
データを記憶部から読み込み、この読み込まれた香りデ
ータの香りを発生させるように香り発生器を制御するう
にしてもよい。
【0020】請求項10に記載の発明では、香りが音声
にて入力される音声入力手段と、入力された香りを記憶
させるように記憶部を制御する記憶制御手段とを有する
ことを特徴とする。これにより、当該入力された香りを
記憶させる操作を容易にすることが可能になる。
にて入力される音声入力手段と、入力された香りを記憶
させるように記憶部を制御する記憶制御手段とを有する
ことを特徴とする。これにより、当該入力された香りを
記憶させる操作を容易にすることが可能になる。
【0021】請求項11に記載の発明では、表示画像を
表示する表示部(20)を有し、制御手段は、読み込ま
れた香りデータの香りを発生させるように香り発生器を
制御し、かつ、読み込まれた香りデータに対応する表示
画像を表示させるように表示部を制御することを特徴と
する。これにより、香りと同時に絵を表示することによ
り、臨場感を上げることが可能になる。
表示する表示部(20)を有し、制御手段は、読み込ま
れた香りデータの香りを発生させるように香り発生器を
制御し、かつ、読み込まれた香りデータに対応する表示
画像を表示させるように表示部を制御することを特徴と
する。これにより、香りと同時に絵を表示することによ
り、臨場感を上げることが可能になる。
【0022】請求項12に記載の発明では、制御手段
は、香りを間欠的に発生させるように香り発生器を制御
することを特徴とする。ここで、鼻で感知する香りは、
時間とともに低下するため、間欠的に香りを出すことに
より、香りを余分に発生することを防止すとともに、鼻
での刺激を継続することが可能になる。
は、香りを間欠的に発生させるように香り発生器を制御
することを特徴とする。ここで、鼻で感知する香りは、
時間とともに低下するため、間欠的に香りを出すことに
より、香りを余分に発生することを防止すとともに、鼻
での刺激を継続することが可能になる。
【0023】請求項13に記載の発明においては、情報
を送信する送信手段(130)を有し、制御手段は、香
りデータを送信させるように送信手段を制御することを
特徴とする。これにより、香りデータを受信した受信端
末で香りを発生させることが可能である。例えば、請求
項14に記載の発明では、制御手段は、通話中におい
て、香りデータを送信させるように送信手段を制御する
ことを特徴とする。これにより、通話での会話をはずま
せたり、雰囲気を盛り上げることができる。
を送信する送信手段(130)を有し、制御手段は、香
りデータを送信させるように送信手段を制御することを
特徴とする。これにより、香りデータを受信した受信端
末で香りを発生させることが可能である。例えば、請求
項14に記載の発明では、制御手段は、通話中におい
て、香りデータを送信させるように送信手段を制御する
ことを特徴とする。これにより、通話での会話をはずま
せたり、雰囲気を盛り上げることができる。
【0024】具体的には、請求項15に記載の発明のよ
うに、香りデータを送信するための専用キーを有し、制
御手段は、専用キーの操作に応じて香りデータを送信さ
せるように送信手段を制御するようにしてもよい。
うに、香りデータを送信するための専用キーを有し、制
御手段は、専用キーの操作に応じて香りデータを送信さ
せるように送信手段を制御するようにしてもよい。
【0025】請求項16に記載の発明では、記憶部は、
香りデータを、複数個、記憶し、複数個の香りデータの
うちいずれか1つの香りデータを選択する選択手段を有
し、制御手段は、選択された香りデータを送信させるよ
うに送信手段を制御するようにしてもよい。
香りデータを、複数個、記憶し、複数個の香りデータの
うちいずれか1つの香りデータを選択する選択手段を有
し、制御手段は、選択された香りデータを送信させるよ
うに送信手段を制御するようにしてもよい。
【0026】なお、請求項17に記載の発明では、制御
手段は、音声入力に応じて、香りデータを送信させるよ
うに送信手段を制御するようにしてもよい。
手段は、音声入力に応じて、香りデータを送信させるよ
うに送信手段を制御するようにしてもよい。
【0027】さらに、請求項18に記載の発明では、受
信手段によって着信信号が受信されたとき、呼出音を発
生する呼出音発生手段(S420)と、呼出音が発生さ
れたとき、操作されて通話を開始させるための通話開始
キー(35)と、通話開始キーが操作されたとき、香り
データの香りを発生させるように香り発生器を制御する
着信制御手段(S440)とを有することを特徴とす
る。これにより、通話を開始する前に香りを発生させる
ことができるため、通話の前に香りにより心を和ませる
ことができる。
信手段によって着信信号が受信されたとき、呼出音を発
生する呼出音発生手段(S420)と、呼出音が発生さ
れたとき、操作されて通話を開始させるための通話開始
キー(35)と、通話開始キーが操作されたとき、香り
データの香りを発生させるように香り発生器を制御する
着信制御手段(S440)とを有することを特徴とす
る。これにより、通話を開始する前に香りを発生させる
ことができるため、通話の前に香りにより心を和ませる
ことができる。
【0028】請求項19に記載の発明では、着信制御手
段は、一定時間、香りを発生させるとともに、一定期間
後にて香りの発生を停止させるように香り発生器を制御
するようにしてもよい。これにより、香りを余分に発生
させることを防止できる。
段は、一定時間、香りを発生させるとともに、一定期間
後にて香りの発生を停止させるように香り発生器を制御
するようにしてもよい。これにより、香りを余分に発生
させることを防止できる。
【0029】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0030】
【発明の実施の形態】図1に本発明の携帯電話の一実施
形態を示す。図1は、携帯電話を示す斜視図である。図
2(a)は、携帯電話を示す斜視図、図2(b)は、携
帯電話において、裏側ケースを外したときの内部を示す
図である。
形態を示す。図1は、携帯電話を示す斜視図である。図
2(a)は、携帯電話を示す斜視図、図2(b)は、携
帯電話において、裏側ケースを外したときの内部を示す
図である。
【0031】図1を示すように、携帯電話は、ケース1
0、表示部(液晶パネル)20、キー操作部30及びア
ンテナ40を有する。ケース10は、直方体に形成され
ており、ケース10は、表側ケース11と裏側ケース1
2とを組み合わせて構成されている。表側ケース11
は、香り上側開口部13、音開口部14、表示開口部1
5、及び、香り下側開口部16を有する。
0、表示部(液晶パネル)20、キー操作部30及びア
ンテナ40を有する。ケース10は、直方体に形成され
ており、ケース10は、表側ケース11と裏側ケース1
2とを組み合わせて構成されている。表側ケース11
は、香り上側開口部13、音開口部14、表示開口部1
5、及び、香り下側開口部16を有する。
【0032】香り上側開口部13は、表側ケース11に
形成されており、香り上側開口部13は、長手方向の上
側端部にて位置する。音開口部14は、表側ケース11
の表側に形成されており、音開口部14は、長手方向の
下側に位置する。音開口部14は、後述するマイクロホ
ンからの音声をケース10の外側に放出する役割を果た
す。
形成されており、香り上側開口部13は、長手方向の上
側端部にて位置する。音開口部14は、表側ケース11
の表側に形成されており、音開口部14は、長手方向の
下側に位置する。音開口部14は、後述するマイクロホ
ンからの音声をケース10の外側に放出する役割を果た
す。
【0033】表示開口部15は、表側ケース11の表側
に形成されている。香り下側開口部16は、表側ケース
11にて、音開口部14に近接して形成されており、香
り下側開口部16は、長手方向の下側端部にて位置す
る。
に形成されている。香り下側開口部16は、表側ケース
11にて、音開口部14に近接して形成されており、香
り下側開口部16は、長手方向の下側端部にて位置す
る。
【0034】表示部20は、表側ケース11の表示開口
部15内に配設されており、キー操作部30は、表側ケ
ース11の表側に配設されており、キー入力部30は、
オフフックキー31、文字・数字キー32、スクロール
キー33、香り応答設定キー34、オンフックキー3
5、及び、香り確認キー36等から構成されている。
部15内に配設されており、キー操作部30は、表側ケ
ース11の表側に配設されており、キー入力部30は、
オフフックキー31、文字・数字キー32、スクロール
キー33、香り応答設定キー34、オンフックキー3
5、及び、香り確認キー36等から構成されている。
【0035】アンテナ40は、中空部41を有する筒状
に形成されており、アンテナ40は、ケース10のアン
テナ取付部17から長手方向の上側に突出するように配
設されている。アンテナ40は、伸縮可能に形成されて
おり、アンテナ40には、その延出方向の先端部にて、
先端側開口部42が形成されている。
に形成されており、アンテナ40は、ケース10のアン
テナ取付部17から長手方向の上側に突出するように配
設されている。アンテナ40は、伸縮可能に形成されて
おり、アンテナ40には、その延出方向の先端部にて、
先端側開口部42が形成されている。
【0036】図2(b)を示すように、携帯電話は、香
料格納タンク50〜52、電磁弁60〜62、及び、圧
縮空気タンク70を有する。香料格納タンク50〜52
は、ケース10内に配設されており、香料格納タンク5
0〜52には、それぞれ、異なる香料(香りの基本成
分)が蓄えられている。香料格納タンク50〜52は、
配管80〜82を通して、それぞれ、香り上側開口部1
3、及び、香り下側開口部16に接続されている。
料格納タンク50〜52、電磁弁60〜62、及び、圧
縮空気タンク70を有する。香料格納タンク50〜52
は、ケース10内に配設されており、香料格納タンク5
0〜52には、それぞれ、異なる香料(香りの基本成
分)が蓄えられている。香料格納タンク50〜52は、
配管80〜82を通して、それぞれ、香り上側開口部1
3、及び、香り下側開口部16に接続されている。
【0037】香料格納タンク50〜52は、それぞれ、
送風空気を受け、この送風空気によって香料を配管80
〜82を通して香り上側開口部13、及び、香り下側開
口部16から噴出させる。ここで、香り上側開口部1
3、及び、香り下側開口部16は、加圧状態になったと
きのみ、香りがケース外に噴出するように弁が取り付け
てあるため、香りを噴出する必要がないときに香りの噴
出を防止できる。
送風空気を受け、この送風空気によって香料を配管80
〜82を通して香り上側開口部13、及び、香り下側開
口部16から噴出させる。ここで、香り上側開口部1
3、及び、香り下側開口部16は、加圧状態になったと
きのみ、香りがケース外に噴出するように弁が取り付け
てあるため、香りを噴出する必要がないときに香りの噴
出を防止できる。
【0038】圧縮空気タンク70は、ケース10内に配
設されており、圧縮空気タンク70は、圧縮空気が蓄え
られている。圧縮空気タンク70は、配管83を通して
香料格納タンク50〜52のそれぞれに接続されてお
り、圧縮空気タンク70は、配管83を通して香料格納
タンク50〜52に送風空気を送る。
設されており、圧縮空気タンク70は、圧縮空気が蓄え
られている。圧縮空気タンク70は、配管83を通して
香料格納タンク50〜52のそれぞれに接続されてお
り、圧縮空気タンク70は、配管83を通して香料格納
タンク50〜52に送風空気を送る。
【0039】なお、圧縮空気タンク70には、圧縮空気
を補充するための注入口71が設けられている。電磁弁
60〜62は、配管83に直列的に接続されており、電
磁弁60〜62は、圧縮空気タンク70及び香料格納タ
ンク50〜52の間を香料格納タンク毎に開閉する。
を補充するための注入口71が設けられている。電磁弁
60〜62は、配管83に直列的に接続されており、電
磁弁60〜62は、圧縮空気タンク70及び香料格納タ
ンク50〜52の間を香料格納タンク毎に開閉する。
【0040】次に、携帯電話の電気回路構成につき図3
を用いて説明する。図3は、携帯電話の電気回路構成を
示すブロック図である。携帯電話は、制御回路100、
マイクロホン110、アンテナ120、無線通信回路部
130、スピーカ140、ROM150、及び、RAM
160から構成されている。制御回路100は、送信処
理、受信処理、香り応答設定処理等を実行する。
を用いて説明する。図3は、携帯電話の電気回路構成を
示すブロック図である。携帯電話は、制御回路100、
マイクロホン110、アンテナ120、無線通信回路部
130、スピーカ140、ROM150、及び、RAM
160から構成されている。制御回路100は、送信処
理、受信処理、香り応答設定処理等を実行する。
【0041】マイクロホン110は、音声を受けて音声
を音声信号に変換する。アンテナ120は、電波を媒体
として受信信号を受ける一方、送信信号を電波を媒体と
して送信する。無線通信回路部130は、アンテナ12
0からの受信信号を復調処理してスピーカー140に送
出する一方、マイクロホン110からの音声信号を取り
込んで変調処理を加えアンテナ120より電波を媒体と
してとして送出する。
を音声信号に変換する。アンテナ120は、電波を媒体
として受信信号を受ける一方、送信信号を電波を媒体と
して送信する。無線通信回路部130は、アンテナ12
0からの受信信号を復調処理してスピーカー140に送
出する一方、マイクロホン110からの音声信号を取り
込んで変調処理を加えアンテナ120より電波を媒体と
してとして送出する。
【0042】スピーカー140は、無線通信回路部13
0からの復調信号を得て対応する音声に変換する。
0からの復調信号を得て対応する音声に変換する。
【0043】ROM150は、この携帯電話の各動作に
関係するプログラムを固定的に記憶しており、この記憶
されているプログラム、データ等を、逐次、制御回路1
00に送出する。RAM160には、応答テーブル部T
B、電話番号レジスタTN、香り指定レジスタFR、番
号レジスタBR、及び、応答選択フラグFが備えられて
いる。
関係するプログラムを固定的に記憶しており、この記憶
されているプログラム、データ等を、逐次、制御回路1
00に送出する。RAM160には、応答テーブル部T
B、電話番号レジスタTN、香り指定レジスタFR、番
号レジスタBR、及び、応答選択フラグFが備えられて
いる。
【0044】図4に、RAM160の香り応答方法テー
ブル部TBの構成を示す。香り応答方法テーブル部TB
は、11行から成り、行毎に行アドレス1〜11が与え
られている。各行は、各々、入力番号エリアIE、電話
番号エリアTE、香り応答方法指定エリアFEからな
る。各行の入力番号エリアIEには、それぞれ、予め入
力番号が記憶されている。
ブル部TBの構成を示す。香り応答方法テーブル部TB
は、11行から成り、行毎に行アドレス1〜11が与え
られている。各行は、各々、入力番号エリアIE、電話
番号エリアTE、香り応答方法指定エリアFEからな
る。各行の入力番号エリアIEには、それぞれ、予め入
力番号が記憶されている。
【0045】行アドレス1から行アドレス10までの各
行の電話番号エリアIEは、呼出側電話番号が記憶され
るエリアである。呼出側電話番号は、携帯電話に電話を
かけてくることが予想される10名の電話番号である。
また、行アドレス11の行の電話番号エリアは、10名
の呼出側電話番号以外の電話番号が記憶されるエリアで
ある。各行の香り応答方法指定エリアFEには、それぞ
れ、予め、香りデータが記憶されている。
行の電話番号エリアIEは、呼出側電話番号が記憶され
るエリアである。呼出側電話番号は、携帯電話に電話を
かけてくることが予想される10名の電話番号である。
また、行アドレス11の行の電話番号エリアは、10名
の呼出側電話番号以外の電話番号が記憶されるエリアで
ある。各行の香り応答方法指定エリアFEには、それぞ
れ、予め、香りデータが記憶されている。
【0046】ここで、香りデータは、香料格納タンク5
0〜52のうち少なくとも1つに格納された香料に対応
しており、香料格納タンク50〜52うち少なくとも1
つに格納された香料が、単独、或いは、混合されること
により、香りデータに対応する香りが生成される。
0〜52のうち少なくとも1つに格納された香料に対応
しており、香料格納タンク50〜52うち少なくとも1
つに格納された香料が、単独、或いは、混合されること
により、香りデータに対応する香りが生成される。
【0047】電話番号レジスタTNは、一時的に、電話
番号がセットされるレジスタであり、電話番号レジスタ
TNは、呼出してくると予想される相手側の電話番号を
香り応答方法テーブル部TBに記憶させる場合に用いれ
る。番号レジスタBRは、一時的に電話番号を記憶する
レジスタである。
番号がセットされるレジスタであり、電話番号レジスタ
TNは、呼出してくると予想される相手側の電話番号を
香り応答方法テーブル部TBに記憶させる場合に用いれ
る。番号レジスタBRは、一時的に電話番号を記憶する
レジスタである。
【0048】香り指定レジスタFRは、香りデータを一
時的に記憶するレジスタであり、香り指定レジスタFR
は、応答方法テーブル部TBに香りデータを追加して記
憶させるとき用いられる。応答選択フラグFは、受信時
にて呼出音の有無の設定を記憶し、応答選択フラグは、
Fキー入力部30の操作によって設定される。
時的に記憶するレジスタであり、香り指定レジスタFR
は、応答方法テーブル部TBに香りデータを追加して記
憶させるとき用いられる。応答選択フラグFは、受信時
にて呼出音の有無の設定を記憶し、応答選択フラグは、
Fキー入力部30の操作によって設定される。
【0049】以上の如く構成された本実施形態の動作に
ついて説明する。図5は本実施例の制御部100の動作
の概要を示すフローチャートである。
ついて説明する。図5は本実施例の制御部100の動作
の概要を示すフローチャートである。
【0050】電源が投入されるとステップS200に進
み、アンテナ120を通して無線通信回路部130を経
て着信信号を受信したか否かを判断する。ここで、着信
信号を受信したとき、受信があったと判断したときに
は、ステップS210に進み、受信処理を実行した後、
ステップS200に戻る。
み、アンテナ120を通して無線通信回路部130を経
て着信信号を受信したか否かを判断する。ここで、着信
信号を受信したとき、受信があったと判断したときに
は、ステップS210に進み、受信処理を実行した後、
ステップS200に戻る。
【0051】一方、ステップS200において、受信は
なかったと判断されたときは、ステップS220に進
む。ここで、キー入力部30のいずれかのキーが操作さ
れてキー入力信号が送られてきているかを判断し、キー
入力信号が送られてきていないと判断したときにはステ
ップS200に戻る。
なかったと判断されたときは、ステップS220に進
む。ここで、キー入力部30のいずれかのキーが操作さ
れてキー入力信号が送られてきているかを判断し、キー
入力信号が送られてきていないと判断したときにはステ
ップS200に戻る。
【0052】また、ステップS230においてキー入力
信号が送られてきていると判断したときには、香り応答
設定キー34、或いは、その他のキーが操作されている
のかを判断する。
信号が送られてきていると判断したときには、香り応答
設定キー34、或いは、その他のキーが操作されている
のかを判断する。
【0053】ここで、香り応答設定キー信号が入力され
たとき、香り応答の設定が要求されていると判断して、
ステップS250に進み、香り応答設定処理を実行す
る。また、その他のキー入力信号が入力されたとき、そ
の他の処理が求められていると判断し、ステップS25
0に進んで、その求められているキー入力処理を実行す
る。前記ステップS240、S250の処理を実行した
後にはステップS200に戻る。
たとき、香り応答の設定が要求されていると判断して、
ステップS250に進み、香り応答設定処理を実行す
る。また、その他のキー入力信号が入力されたとき、そ
の他の処理が求められていると判断し、ステップS25
0に進んで、その求められているキー入力処理を実行す
る。前記ステップS240、S250の処理を実行した
後にはステップS200に戻る。
【0054】以下各図面を参照しながら本実施例の各種
状態における動作を説明する。 (1)発生させる香りの設定 携帯電話の携帯者は、この携帯電話の香り発生機能の利
用に先立って、あらかじめ設定された香りに対応して呼
出側電話番号を入力することになる。この場合、まず、
キー入力部30の香り発生設定キー34が操作される
と、香り発生設定のキー信号が送られてくる。この香り
発生設定のキー信号を図5のステップS230にて検出
すると、香り応答設定が要求されていると判断し、ステ
ップS240に進んで、香り応答設定処理を実行する。
状態における動作を説明する。 (1)発生させる香りの設定 携帯電話の携帯者は、この携帯電話の香り発生機能の利
用に先立って、あらかじめ設定された香りに対応して呼
出側電話番号を入力することになる。この場合、まず、
キー入力部30の香り発生設定キー34が操作される
と、香り発生設定のキー信号が送られてくる。この香り
発生設定のキー信号を図5のステップS230にて検出
すると、香り応答設定が要求されていると判断し、ステ
ップS240に進んで、香り応答設定処理を実行する。
【0055】具体的には、制御回路100は、図6に示
すフローチャートに従って、香り応答設定処理を実行す
る。
すフローチャートに従って、香り応答設定処理を実行す
る。
【0056】先ず、ステップS300に進み、番号レジ
スタBRに入力番号「1」をセットした後、ステップS
310では、番号レジスタBRにセットされた入力番号
「1」を表示部20に表示し、次にステップS320に
進む。ステップS320では、操作者がキー入力部30
の文字・数字キー32(ダイヤルキー)を操作して呼出
側電話番号が入力されるのを待機する。
スタBRに入力番号「1」をセットした後、ステップS
310では、番号レジスタBRにセットされた入力番号
「1」を表示部20に表示し、次にステップS320に
進む。ステップS320では、操作者がキー入力部30
の文字・数字キー32(ダイヤルキー)を操作して呼出
側電話番号が入力されるのを待機する。
【0057】次に、呼出側電話番号の入力があったとき
は、ステップS330に進み、入力された呼出側電話番
号の数値を1個づつ電話番号レジスタTNにセットす
る。1つの呼出側電話番号を電話番号レジスタTNにセ
ットした後には、ステップS340に進み、前記のよう
にして、番号レジスタBRにセットされた呼出側電話番
号を表示部30に表示する。
は、ステップS330に進み、入力された呼出側電話番
号の数値を1個づつ電話番号レジスタTNにセットす
る。1つの呼出側電話番号を電話番号レジスタTNにセ
ットした後には、ステップS340に進み、前記のよう
にして、番号レジスタBRにセットされた呼出側電話番
号を表示部30に表示する。
【0058】ここで、上述の如く、香り応答方法指定エ
リアFEには、予め、香りデータが記憶されているた
め、入力番号「1」に対応する香り応答方法指定エリア
FEから香りデータを呼び出して、この香りデータを表
示部30に表示する。
リアFEには、予め、香りデータが記憶されているた
め、入力番号「1」に対応する香り応答方法指定エリア
FEから香りデータを呼び出して、この香りデータを表
示部30に表示する。
【0059】さらに、番号レジスタBRにセットされた
呼出側電話番号を、行アドレス1の電話番号エリアIE
に格納する。このように、行アドレス1の電話番号エリ
アIEに呼出側電話番号を格納することにより、呼出側
電話番号が香りデータに対応して記憶される。
呼出側電話番号を、行アドレス1の電話番号エリアIE
に格納する。このように、行アドレス1の電話番号エリ
アIEに呼出側電話番号を格納することにより、呼出側
電話番号が香りデータに対応して記憶される。
【0060】操作者が、続いて、香り応答方法テーブル
部TBの他の行にも香りを記憶させるためには、一定時
間内に、スクロールキー33を操作することになる。こ
のスクロールキー33からのスクロールキー信号が、一
定時間内に入力されたときには、スクロールキー信号の
入力をステップS350で検出し、ステップ360で番
号レジスタBRに次の入力番号2をセットし、ステップ
S310に戻る。
部TBの他の行にも香りを記憶させるためには、一定時
間内に、スクロールキー33を操作することになる。こ
のスクロールキー33からのスクロールキー信号が、一
定時間内に入力されたときには、スクロールキー信号の
入力をステップS350で検出し、ステップ360で番
号レジスタBRに次の入力番号2をセットし、ステップ
S310に戻る。
【0061】(2)電話番号を確認する際の動作 香りデータに対応して呼出側電話番号を設定した後、香
りデータに対応した呼出側電話番号を確認するときは、
まず、香り確認キー36を操作する。この場合、図5の
ステップS220で、香り確認キー36のキー操作があ
ったことを検出すると、次のステップS230を経て、
ステップS250の香り応答設定処理に進んで、例え
ば、図4に示す香り応答方法テーブル部TBの内容を、
表示部30に表示する。
りデータに対応した呼出側電話番号を確認するときは、
まず、香り確認キー36を操作する。この場合、図5の
ステップS220で、香り確認キー36のキー操作があ
ったことを検出すると、次のステップS230を経て、
ステップS250の香り応答設定処理に進んで、例え
ば、図4に示す香り応答方法テーブル部TBの内容を、
表示部30に表示する。
【0062】(A)着信時に呼出音を発生させる場合の
動作 制御回路100は、図7、図8に示すフローチャートに
従って、受信処理を実行する。先ず、着信があったとき
には、無線通信回路部130からの着信信号を図5のス
テップS200で検出して、ステップS210、すなわ
ち、図7の受信処理へと進む。
動作 制御回路100は、図7、図8に示すフローチャートに
従って、受信処理を実行する。先ず、着信があったとき
には、無線通信回路部130からの着信信号を図5のス
テップS200で検出して、ステップS210、すなわ
ち、図7の受信処理へと進む。
【0063】図7のステップS400において、一部回
路にのみ電源供給が行われていた無線通信回路部130
の全回路に電源を供給するための制御信号を出力し、無
線通信回路部130の送受信のすべてを行えるようにす
る。
路にのみ電源供給が行われていた無線通信回路部130
の全回路に電源を供給するための制御信号を出力し、無
線通信回路部130の送受信のすべてを行えるようにす
る。
【0064】次に、ステップS410において、応答選
択フラグFのセット値が「0」になっている場合には、
呼出音の発生を許可する旨を示すため、ステップS42
0に進んで、スピーカー140より呼出音を発生させ
る。
択フラグFのセット値が「0」になっている場合には、
呼出音の発生を許可する旨を示すため、ステップS42
0に進んで、スピーカー140より呼出音を発生させ
る。
【0065】ステップS430では、携帯者がオフフッ
クキー31を操作するのを待機し、このオフフックキー
31の操作があって、オフフック信号が入力されたとき
にはステップS440に進む。ステップS440では、
前記呼出音の発生を停止させて、香り応答方法テーブル
TBの行アドレス11の香り応答方法指定エリアFEか
ら香りデータを呼び出す。
クキー31を操作するのを待機し、このオフフックキー
31の操作があって、オフフック信号が入力されたとき
にはステップS440に進む。ステップS440では、
前記呼出音の発生を停止させて、香り応答方法テーブル
TBの行アドレス11の香り応答方法指定エリアFEか
ら香りデータを呼び出す。
【0066】さらに、電磁弁60〜62のうち、上記呼
び出された香りデータに対応する電磁弁を、一定時間、
開くため、圧縮空気タンク70は、上記呼び出された香
りデータに対応する香料格納タンクに送風空気を送る。
すると、この対応する香料格納タンクは、送風空気とと
もに、香料を、矢印K1の如く、香り上側開口部13か
ら噴出するとともに、送風空気とともに、香料を、矢印
K3の如く、香り下側開口部16から噴出する。これに
より、一定時間、香りを発生させることができる。
び出された香りデータに対応する電磁弁を、一定時間、
開くため、圧縮空気タンク70は、上記呼び出された香
りデータに対応する香料格納タンクに送風空気を送る。
すると、この対応する香料格納タンクは、送風空気とと
もに、香料を、矢印K1の如く、香り上側開口部13か
ら噴出するとともに、送風空気とともに、香料を、矢印
K3の如く、香り下側開口部16から噴出する。これに
より、一定時間、香りを発生させることができる。
【0067】次に、制御信号を無線通信回路部130に
送り、マイクロホン110、スピーカー140を用いて
応答(会話)が可能な状態になる。前記ステップS44
0の処理の次は、ステップS450に進み、携帯者が応
答(会話)を終えて、オンフックキー35が操作される
のを待機する。
送り、マイクロホン110、スピーカー140を用いて
応答(会話)が可能な状態になる。前記ステップS44
0の処理の次は、ステップS450に進み、携帯者が応
答(会話)を終えて、オンフックキー35が操作される
のを待機する。
【0068】ここで、オンフックキー35のオンフック
信号が入力されたとき、オンフックキー35の操作があ
ったと判断して、ステップS450からステップS46
0に進み、オンフック信号を無線通信回路部130に送
り、受信があった前の状態に戻しておき、この受信処理
を終えて図5のステップS200に戻る。
信号が入力されたとき、オンフックキー35の操作があ
ったと判断して、ステップS450からステップS46
0に進み、オンフック信号を無線通信回路部130に送
り、受信があった前の状態に戻しておき、この受信処理
を終えて図5のステップS200に戻る。
【0069】(B)着信時に香りを発生させる場合(呼
出音なし)の動作 受信を受けた場合、図7のステップS400までの処理
が行われステップS410に進む。ここで、応答選択フ
ラグFのセット値は「1」となっているとき、このセッ
ト値「1」は、呼出音の発生を禁止する旨を示すため、
呼出音を発生させることなく、ステップS470に進
む。
出音なし)の動作 受信を受けた場合、図7のステップS400までの処理
が行われステップS410に進む。ここで、応答選択フ
ラグFのセット値は「1」となっているとき、このセッ
ト値「1」は、呼出音の発生を禁止する旨を示すため、
呼出音を発生させることなく、ステップS470に進
む。
【0070】ステップS470において、無線通信回路
部130を介して送られてくる信号に基づいて、相手側
の電話番号の検出を試みる。ここで、相手側の電話番号
を検出できなかったときには、ステップS480に進ん
で、行アドレス11の香り応答方法指定エリアFEから
香りデータを呼び出す。
部130を介して送られてくる信号に基づいて、相手側
の電話番号の検出を試みる。ここで、相手側の電話番号
を検出できなかったときには、ステップS480に進ん
で、行アドレス11の香り応答方法指定エリアFEから
香りデータを呼び出す。
【0071】さらに、電磁弁60〜62のうち、上記呼
び出された香りデータに対応する電磁弁を、開くため、
圧縮空気タンク70は、上記呼び出された香りデータに
対応する香料格納タンクに送風空気を送る。すると、こ
の対応する香料格納タンクは、送風空気とともに、香料
を、矢印K1の如く、香り上側開口部13から噴出する
とともに、送風空気とともに、香料を、矢印K3の如
く、香り下側開口部16から噴出する。これにより、香
りを発生させることができる。
び出された香りデータに対応する電磁弁を、開くため、
圧縮空気タンク70は、上記呼び出された香りデータに
対応する香料格納タンクに送風空気を送る。すると、こ
の対応する香料格納タンクは、送風空気とともに、香料
を、矢印K1の如く、香り上側開口部13から噴出する
とともに、送風空気とともに、香料を、矢印K3の如
く、香り下側開口部16から噴出する。これにより、香
りを発生させることができる。
【0072】次に、オンフックキー35が操作されたか
否かを判定し(ステップS490)、オンフック信号が
入力されたとき、オンフックキー35の操作が有ると判
断するため、ステップS500に進んで、上記呼び出さ
れた香りデータに対応する電磁弁を閉じるため、香りの
発生を停止させて、ステップS460に進む。
否かを判定し(ステップS490)、オンフック信号が
入力されたとき、オンフックキー35の操作が有ると判
断するため、ステップS500に進んで、上記呼び出さ
れた香りデータに対応する電磁弁を閉じるため、香りの
発生を停止させて、ステップS460に進む。
【0073】次に、ステップS490で、オンフックキ
ー35が操作されていないと判断したとき、ステップS
510に進む。ステップS510にて、上記対応する電
磁弁を開く開時間(香り発生時間)が、予め設定してお
いたX秒よりが長いか否かを判定する。ここで、上記対
応する電磁弁の開時間が、予め設定しておいたX秒より
が長くなったとき、上記対応する電磁弁を閉じる(ステ
ップS520)。このため、香りの発生を停止させて、
ステップS460に進む。
ー35が操作されていないと判断したとき、ステップS
510に進む。ステップS510にて、上記対応する電
磁弁を開く開時間(香り発生時間)が、予め設定してお
いたX秒よりが長いか否かを判定する。ここで、上記対
応する電磁弁の開時間が、予め設定しておいたX秒より
が長くなったとき、上記対応する電磁弁を閉じる(ステ
ップS520)。このため、香りの発生を停止させて、
ステップS460に進む。
【0074】次に、ステップS470で相手側の電話番
号を検出したときには、ステップS530でその電話番
号を電話番号レジスタTNにセットして次のステップS
540に進む。
号を検出したときには、ステップS530でその電話番
号を電話番号レジスタTNにセットして次のステップS
540に進む。
【0075】ステップS540において、上記電話番号
レジスタTNにセットされた電話番号が、香り応答方法
テーブル部TBの電話番号エリアTEに前記呼出側電話
番号として記憶されているかを判断する。ここで、上記
電話番号レジスタTNにセットされた電話番号が、香り
応答方法テーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶さ
れていると判断したときには、ステップS550に進
む。
レジスタTNにセットされた電話番号が、香り応答方法
テーブル部TBの電話番号エリアTEに前記呼出側電話
番号として記憶されているかを判断する。ここで、上記
電話番号レジスタTNにセットされた電話番号が、香り
応答方法テーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶さ
れていると判断したときには、ステップS550に進
む。
【0076】ここで、香り応答方法テーブル部TBから
香りデータを読み出し、この読み出された香りデータに
対応する電磁弁を、開くため、圧縮空気タンク70は、
上記呼び出された香りデータに対応する香料格納タンク
に送風空気を送る。すると、この対応する香料格納タン
クは、送風空気とともに、香料を、矢印K1の如く、香
り上側開口部13から噴出するとともに、送風空気とと
もに、香料を、矢印K3の如く、香り下側開口部16か
ら噴出する(図1中K3参照)。これにより、呼出側電
話番号に対応する香りを発生させることができる。
香りデータを読み出し、この読み出された香りデータに
対応する電磁弁を、開くため、圧縮空気タンク70は、
上記呼び出された香りデータに対応する香料格納タンク
に送風空気を送る。すると、この対応する香料格納タン
クは、送風空気とともに、香料を、矢印K1の如く、香
り上側開口部13から噴出するとともに、送風空気とと
もに、香料を、矢印K3の如く、香り下側開口部16か
ら噴出する(図1中K3参照)。これにより、呼出側電
話番号に対応する香りを発生させることができる。
【0077】次に、ステップS560に進み、オンフッ
クキーが入力されたとき、オンフックキー35の操作が
有ると判断するため、ステップS570に進んで、上記
呼び出された香りデータに対応する電磁弁を閉じるた
め、香りの発生を停止させて、ステップS460に進
む。
クキーが入力されたとき、オンフックキー35の操作が
有ると判断するため、ステップS570に進んで、上記
呼び出された香りデータに対応する電磁弁を閉じるた
め、香りの発生を停止させて、ステップS460に進
む。
【0078】次に、ステップS560で、オンフックキ
ー35が操作されていないと判断したとき、ステップS
580に進む。ステップS580にて、上記対応する電
磁弁を開く開時間(香り発生時間)が、予め設定してお
いたX秒よりが長いか否かを判定する。ここで、上記対
応する電磁弁の開時間が、予め設定しておいたX秒より
が長くなったとき、上記対応する電磁弁を閉じる(ステ
ップS590)。このため、香りの発生を停止させて、
ステップS460に進む。
ー35が操作されていないと判断したとき、ステップS
580に進む。ステップS580にて、上記対応する電
磁弁を開く開時間(香り発生時間)が、予め設定してお
いたX秒よりが長いか否かを判定する。ここで、上記対
応する電磁弁の開時間が、予め設定しておいたX秒より
が長くなったとき、上記対応する電磁弁を閉じる(ステ
ップS590)。このため、香りの発生を停止させて、
ステップS460に進む。
【0079】次に、ステップS540において、上記電
話番号レジスタTNにセットされた電話番号が、香り応
答方法テーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶され
ていないと判断したときには、ステップS480に進
む。
話番号レジスタTNにセットされた電話番号が、香り応
答方法テーブル部TBの電話番号エリアTEに記憶され
ていないと判断したときには、ステップS480に進
む。
【0080】(C)電子メールによる香り伝送 携帯電話から電子メールを送信する際に、香りデータを
添付すると、受信者側の携帯電話で送信されてきた電子
メールを開いた場合、あるいは、受信者側が送信されて
きた電子メールの添付データを操作することにより、送
信者からのデータに基づき香りを合成し、端末機から香
りを発生させる。
添付すると、受信者側の携帯電話で送信されてきた電子
メールを開いた場合、あるいは、受信者側が送信されて
きた電子メールの添付データを操作することにより、送
信者からのデータに基づき香りを合成し、端末機から香
りを発生させる。
【0081】以下、本実施形態の特徴につき述べる。す
なわち、ケース10の長手方向の一端側に形成された香
り上側開口部13を採用し、香り上側開口部13から香
りをケース10の長手方向に向けて放出することにな
る。このため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に入れ
たとき、香りを放出しても、香りを、効率良く、携帯者
の鼻先に届けることができる。
なわち、ケース10の長手方向の一端側に形成された香
り上側開口部13を採用し、香り上側開口部13から香
りをケース10の長手方向に向けて放出することにな
る。このため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に入れ
たとき、香りを放出しても、香りを、効率良く、携帯者
の鼻先に届けることができる。
【0082】また、音開口部14に近接する香り下側開
口部16からも、香りを放出するため、携帯電話で通話
する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発生させることが
できる。このため、香りを、より、一層、効率良く携帯
者の鼻先に届けることが可能である。さらに、圧縮空気
タンク70の圧縮空気によって香りを送風によって放出
させるために遠方まで香りを伝播させることが可能にな
る。
口部16からも、香りを放出するため、携帯電話で通話
する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発生させることが
できる。このため、香りを、より、一層、効率良く携帯
者の鼻先に届けることが可能である。さらに、圧縮空気
タンク70の圧縮空気によって香りを送風によって放出
させるために遠方まで香りを伝播させることが可能にな
る。
【0083】また、着信信号が受信されたとき、香りを
発生するため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に入れ
たときであっても、香りで確実に着信を知らせることが
できる。ここで、呼出相手に対応する香りデータの香り
を発生させるため、着信信号を受信したとき、香りで呼
出相手を判別できる。さらに、一定時間、香りを発生さ
せるとともに、一定期間後にて香りの発生を停止させる
ようにすることにより、香りを余分に発生させることを
防止できる。
発生するため、例えば、携帯電話を胸ポケット等に入れ
たときであっても、香りで確実に着信を知らせることが
できる。ここで、呼出相手に対応する香りデータの香り
を発生させるため、着信信号を受信したとき、香りで呼
出相手を判別できる。さらに、一定時間、香りを発生さ
せるとともに、一定期間後にて香りの発生を停止させる
ようにすることにより、香りを余分に発生させることを
防止できる。
【0084】さらに、本発明の実施にあたり、次のよう
にしてもよい。すなわち、マイクロホン110にて香り
が音声にて入力され、制御回路110は、上記入力され
た香りを記憶させるようにメモリ160を制御するよう
にしてもよい。これにより、香りを入力する操作を容易
にすることが可能になる。また、香りデータの香りを発
生させるとき、制御回路100は、香りデータに対応す
る表示画像を表示させるように表示部20を制御するよ
うにしてもよい。これにより、香りと同時に絵を表示す
ることにより、臨場感を上げることが可能になる。
にしてもよい。すなわち、マイクロホン110にて香り
が音声にて入力され、制御回路110は、上記入力され
た香りを記憶させるようにメモリ160を制御するよう
にしてもよい。これにより、香りを入力する操作を容易
にすることが可能になる。また、香りデータの香りを発
生させるとき、制御回路100は、香りデータに対応す
る表示画像を表示させるように表示部20を制御するよ
うにしてもよい。これにより、香りと同時に絵を表示す
ることにより、臨場感を上げることが可能になる。
【0085】さらに、香りを間欠的に発生させるように
電磁弁60〜62を間欠的に開くようにしてもよい。こ
こで、鼻で感知する香りは、時間とともに低下するた
め、間欠的に香りを出すことにより、香りを余分に発生
することを防止すとともに、鼻での刺激を継続すること
が可能になる。
電磁弁60〜62を間欠的に開くようにしてもよい。こ
こで、鼻で感知する香りは、時間とともに低下するた
め、間欠的に香りを出すことにより、香りを余分に発生
することを防止すとともに、鼻での刺激を継続すること
が可能になる。
【0086】さらに、無線通信回路部130は、香りデ
ータをアンテナから電磁波を媒体として送信させるよう
にしてもよい。これにより、香りデータを受信した携帯
電話は、香りデータの香りを発生させることが可能であ
る。通話中において、香りデータを送信させるようにし
てもよい。これにより、通話での会話をはずませたり、
雰囲気を盛り上げることができる。
ータをアンテナから電磁波を媒体として送信させるよう
にしてもよい。これにより、香りデータを受信した携帯
電話は、香りデータの香りを発生させることが可能であ
る。通話中において、香りデータを送信させるようにし
てもよい。これにより、通話での会話をはずませたり、
雰囲気を盛り上げることができる。
【0087】また、香りデータを送信するための専用キ
ーを有し、制御回路100は、専用キーの操作に応じて
香りデータを送信させるように無線通信回路130を制
御するようにしてもよい。さらに、メモリ160は、香
りデータを、複数個、記憶し、キー入力部30の操作に
応じて、複数個の香りデータのうちいずれか1つの香り
データを選択されて、制御回路100は、選択された香
りデータを送信させるように無線通信回路130を制御
するようにしてもよい。
ーを有し、制御回路100は、専用キーの操作に応じて
香りデータを送信させるように無線通信回路130を制
御するようにしてもよい。さらに、メモリ160は、香
りデータを、複数個、記憶し、キー入力部30の操作に
応じて、複数個の香りデータのうちいずれか1つの香り
データを選択されて、制御回路100は、選択された香
りデータを送信させるように無線通信回路130を制御
するようにしてもよい。
【0088】また、上記実施形態では、音開口部14に
近接する香り下側開口部16から香りを放出する例につ
き説明したが、これに限らず、図1中矢印K4の如く、
音開口部14から香りを放出してもよい。これにより、
携帯電話で通話する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発
生させることができる。このため、香りを、より、一
層、効率良く携帯者の鼻先に届けることが可能である。
近接する香り下側開口部16から香りを放出する例につ
き説明したが、これに限らず、図1中矢印K4の如く、
音開口部14から香りを放出してもよい。これにより、
携帯電話で通話する際に、携帯者の鼻の近くで香りを発
生させることができる。このため、香りを、より、一
層、効率良く携帯者の鼻先に届けることが可能である。
【0089】さらに、本発明の実施にあたり、次のよう
にしてもよい。すなわち、略直方体に形成されたケース
10を備え、このケース10内において、香料格納タン
ク50〜52、電磁弁60〜62、及び、圧縮空気タン
ク70が配設されて、中空部41を有するとともに、ケ
ース10の長手方向の上側に突出するように配設される
アンテナ40と有し、アンテナ40は、中空部41を通
して突出方向の先端開口部42から香りを放出するよう
にする。これにより、携帯電話を胸ポケット等に入れた
とき、アンテナ40は、図1中矢印K2の如く、中空部
41を通して突出方向の先端開口部42から香りを放出
するため、香りを、効率良く、携帯者の鼻先に届けるこ
とができる。
にしてもよい。すなわち、略直方体に形成されたケース
10を備え、このケース10内において、香料格納タン
ク50〜52、電磁弁60〜62、及び、圧縮空気タン
ク70が配設されて、中空部41を有するとともに、ケ
ース10の長手方向の上側に突出するように配設される
アンテナ40と有し、アンテナ40は、中空部41を通
して突出方向の先端開口部42から香りを放出するよう
にする。これにより、携帯電話を胸ポケット等に入れた
とき、アンテナ40は、図1中矢印K2の如く、中空部
41を通して突出方向の先端開口部42から香りを放出
するため、香りを、効率良く、携帯者の鼻先に届けるこ
とができる。
【0090】なお、本発明の実施にあたり、圧縮空気タ
ンク70の代わりに、空気を送るためのポンプを取り付
けてもよい。
ンク70の代わりに、空気を送るためのポンプを取り付
けてもよい。
【図1】本発明の実施形態の携帯電話を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す携帯電話の内部構成を示す図であ
る。
る。
【図3】図1に示す携帯電話の電気回路構成を示す図で
ある。
ある。
【図4】図3に示すメモリの構成を示す図である。
【図5】図3に示す作動の一部を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図6】図3に示す作動の残りを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】図3に示す作動の残りを示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】図3に示す作動の残りを示すフローチャートで
ある。
ある。
100…制御回路、TB…香り応答方法テーブル部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴川 高広 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 5K023 AA07 BB11 HH04 HH05 MM06 MM25 5K027 AA11 BB02 FF03 FF21 HH26 5K067 AA21 BB04 DD11 DD51 EE02 FF07 FF13 FF22 FF31 GG01 GG11 KK15 KK17
Claims (19)
- 【請求項1】 略直方体に形成されたケース(10)
と、 前記ケース内に配設されて、香りを発生する香り発生器
(60〜62)とを有し、 前記ケースの長手方向の一端側に前記香りを放出するよ
うになっていることを特徴とする携帯電話。 - 【請求項2】 中空部(41)を有するとともに、前記
ケースの長手方向の一端側に突出するように配設される
アンテナ(40)を有し、 前記アンテナは、前記中空部を通して前記突出の方向の
先端側から前記香りを放出するように形成されているこ
とを特徴とする請求項1に記載の携帯電話。 - 【請求項3】 前記ケースの長手方向の一端側に形成さ
れて、前記香りを前記ケースの外側に放出する香り開口
部(13、16)を有することを特徴とする請求項1に
記載の携帯電話。 - 【請求項4】 前記ケース内に配設されて、音声を音声
信号に変換するマイクロホン(110)を有し、 前記ケースは、前記音声を前記ケース内に送るための音
開口部(14)を有し、 前記香り開口部は、前記音開口部に近接すること特徴と
する請求項1〜3のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項5】 前記ケース内に配設されて、前記香り開
口部を通して音声を受けて、この受けた音声を音声信号
に変換するマイクロホン(110)を有することを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項6】 前記香りを送風によって放出させるため
に前記送風を発生する送風発生手段(70)を有するこ
とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の携
帯電話。 - 【請求項7】 着信信号を受信する受信手段(S20
0)と、 前記香りを示す香りデータを記憶する記憶部(TB)
と、 前記受信手段によって着信信号が受信されたとき、前記
香りを発生させるように前記香り発生器を制御する制御
手段(S550)とを有することを特徴とする請求項1
〜6のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項8】 前記受信手段は、呼出相手を示す前記着
信信号を受信し、 前記香りデータを前記呼出相手毎に記憶し、 前記制御手段は、前記着信信号の呼出相手に対応する香
りデータを前記記憶部から読み込み、この読み込まれた
香りデータの香りを発生させるように前記香り発生器を
制御することを特徴とする請求項7に記載の携帯電話。 - 【請求項9】 前記受信手段は、前記呼出相手の電話番
号を有する前記着信信号を受信し、 前記記憶部は、前記香りを前記呼出相手の電話番号毎に
記憶し、 前記制御手段は、前記呼出相手の電話番号に対応する香
りデータを前記記憶部から読み込み、この読み込まれた
香りデータの香りを発生させるように前記香り発生器を
制御することを特徴とする請求項8に記載の携帯電話。 - 【請求項10】 前記香りが音声にて入力される音声入
力手段と、 前記入力された香りを記憶させるように前記記憶部を制
御する記憶制御手段とを有することを特徴とする請求項
7〜9のうちいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項11】 表示画像を表示する表示部(20)を
有し、 前記制御手段は、前記読み込まれた香りデータの香りを
発生させるように前記香り発生器を制御し、かつ、前記
読み込まれた香りデータに対応する表示画像を表示させ
るように前記表示部を制御することを特徴とする請求項
7〜10のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項12】 前記制御手段は、前記香りを間欠的に
発生させるように前記香り発生器を制御することを特徴
とする請求項7〜11のいずれか1つに記載の携帯電
話。 - 【請求項13】 情報を送信する送信手段(130)を
有し、 前記制御手段は、前記香りデータを送信させるように前
記送信手段を制御することを特徴とする請求項7〜12
のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項14】 前記制御手段は、通話中において、前
記香りデータを送信させるように前記送信手段を制御す
ることを特徴とする請求項13に記載の携帯電話。 - 【請求項15】 前記香りデータを送信するための専用
キーを有し、 前記制御手段は、前記専用キーの操作に応じて前記香り
データを送信させるように前記送信手段を制御すること
を特徴とする請求項14に記載の携帯電話。 - 【請求項16】 前記記憶部は、前記香りデータを、複
数個、記憶し、 前記複数個の香りデータのうちいずれか1つの香りデー
タを選択する選択手段を有し、 前記制御手段は、前記選択された香りデータを送信させ
るように前記送信手段を制御することを特徴とする請求
項7〜15のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項17】 前記制御手段は、音声入力に応じて、
前記香りデータを送信させるように前記送信手段を制御
することを特徴とする請求項13に記載の携帯電話。 - 【請求項18】 前記受信手段によって前記着信信号が
受信されたとき、呼出音を発生する呼出音発生手段(S
420)と、 前記呼出音が発生されたとき、操作されて通話を開始さ
せるための通話開始キー(35)と、 前記通話開始キーが操作されたとき、前記香りデータの
香りを発生させるように前記香り発生器を制御する着信
制御手段(S440)とを有することを特徴とする請求
項1〜16のいずれか1つに記載の携帯電話。 - 【請求項19】 前記着信制御手段は、一定時間、香り
を発生させるとともに、前記一定期間後にて香りの発生
を停止させるように前記香り発生器を制御することを特
徴とする請求項18に記載の携帯電話。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153091A JP2002354074A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 携帯電話 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001153091A JP2002354074A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 携帯電話 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002354074A true JP2002354074A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=18997664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001153091A Withdrawn JP2002354074A (ja) | 2001-05-22 | 2001-05-22 | 携帯電話 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002354074A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009506442A (ja) * | 2005-08-26 | 2009-02-12 | ソニー株式会社 | 顔の動きのデータの撮影及び処理 |
JP2009267487A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Ntt Docomo Inc | 移動体端末装置 |
JP2010103939A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Kenwood Corp | 電子機器 |
WO2012046635A1 (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-12 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置 |
US8218825B2 (en) | 2005-08-26 | 2012-07-10 | Sony Corporation | Capturing and processing facial motion data |
-
2001
- 2001-05-22 JP JP2001153091A patent/JP2002354074A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009506442A (ja) * | 2005-08-26 | 2009-02-12 | ソニー株式会社 | 顔の動きのデータの撮影及び処理 |
US8218825B2 (en) | 2005-08-26 | 2012-07-10 | Sony Corporation | Capturing and processing facial motion data |
JP2009267487A (ja) * | 2008-04-22 | 2009-11-12 | Ntt Docomo Inc | 移動体端末装置 |
JP2010103939A (ja) * | 2008-10-27 | 2010-05-06 | Kenwood Corp | 電子機器 |
WO2012046635A1 (ja) * | 2010-10-04 | 2012-04-12 | シャープ株式会社 | 携帯端末装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |